JP2004533888A - 目の表面又は結膜組織に液体を塗布する噴霧器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、防腐剤を含まない液体を目の角膜又は結膜組織に塗布する噴霧器であって、噴霧器用の専用眼アダプタ(25)を有する噴霧器に関する。本発明は又、眼科学的用途における噴霧器の使用法に関する。本発明の噴霧器は、推進剤を利用していない。

Description

【0001】
本発明は、推進剤を用いないで目の角膜又は目の結膜組織に液体を塗布する(液体をつける)噴霧器(推進剤不使用型噴霧器)、噴霧器用の専用眼アダプタ及び眼科学的投与のための噴霧器の用途に関する。本発明の噴霧器は、推進ガスを利用しない。
【0002】
(従来技術)
ドライアイの治療のため、コンタクトレンズ装用者の目の表面を保湿するため、又は多くの目の疾患又は目に関する研究を行なう方法のため、点眼薬として水性配合物の形態をした薬剤を投与することが通常行われている。この形態の投与のため、液体ディスペンサが開発され、この液体ディスペンサでは、配合物は、貯蔵壜から例えばドロッパ(ドロッパ壜又はEDO―オフシロル(Ophthilols))を通して供給される。水性配合物は通常、圧縮可能な貯蔵壜に手で圧力が加えられた結果として、ドロッパ開口部から流れ出る。最初に、小滴が開口部上に生じ、この小滴は、ドロッパの開口部の大きさ、表面張力及び小滴の重さ相互間の或る特定の関係に達するまでは、ドロッパから離れて目の中に落下することはない。通常、水性点眼薬の容量は、約0.05ml(ミリリットル)である。
【0003】
液体を目の上に落下させるこの方法には種々の欠点がある。一つには、必ずしも全ての患者が液滴を自分自身の目の中に投与するのが容易であるとは限らない。これは1つには、患者が頭を後ろに傾けなければならず(頭を倒さなければならず)、次に小滴を上から目の中に落下させなければならないからである。特に子供や年を取った人にはこれは非常に困難である。
加うるに、場合によっては、患者が偶発的にドロッパ壜のアプリケータを自分の目の中に突き刺す場合がある。もう1つの欠点は、目の表面上に生じる局部的な圧力に起因するためだけではないが、投与した配合物が先ず最初に角膜上の一点にのみ塗布され、これは、不快な気持ちを生じさせる。
【0004】
多くの場合、患者自体は、処方された量の点眼薬を首尾よく投与したかどうかについて確かなことは言えない。一般に、患者は、配合物の過剰分が目から出て、例えばこれが口の中に入って味わったり又は頬に付着した液体として感じた場合に液体が標的器官に達したかどうかが分かるに過ぎない。しかしながら、この段階にいったん達すると、過剰の投与量が既に与えられており、これは、望ましくない全身性副作用の原因となる場合がある。
これと関連して、目の表面が約7マイクロリットルの液体の膜で覆われることに気付くことが重要である。その結果、追加の液体を塗布すると、目の上の全液体のうち何割かが涙管を通って流れ去る。これは特に多量の液体、例えば約40マイクロリットル以上の点眼薬が塗布された場合に自然に生じる。薬理学的に有効な液体が涙管に入ると、これは体によって全身に吸収可能であり、即ち、薬理学的に活性な成分が体によって直接吸収される。これが原因となって、アレルギー症状又は毒物症状が生じる場合がある。従来用途では、投与された液体の約80%が目から出て、このうち何割かが涙管に入る。
【0005】
別の欠点は、小滴の点眼中、患者が自分の瞬目反射と意識的に闘わなければならないということにある。患者がそのようにしなければ、配合物は、目だけではなく瞼にも送られ、更に小滴が与えられなければならず、これは、過剰投与の原因となり、その結果は上述したとおりであり、望ましくない全身性副作用が生じる。
この方法の別の欠点は、小滴が点眼された部位で目の短期間の刺激が生じる場合があるということである。
従来型塗布器具は、投与のための配合物内への細菌の入り込みに対して保護されてはおらず、これは、防腐剤を配合物に加えなければならないことを意味している。防腐剤は、長期間又は慢性使用の場合、結膜又はその下に位置するテノンの膜の慢性炎症の原因となる場合がある。この組織の形態学的変化が生じる場合があり、これは、特に手術において大きな欠点である。その理由は、創傷の治癒プロセスが途絶すると共に(或いは)瘢痕が生じる場合があるからである。
【0006】
米国特許第5,588,564号明細書は、スプレージェットを目に投与するアダプタを備えたポンプスプレーを開示している。このシステムのスプレー持続時間は短いので、溶液が瞬目反射の結果として瞼ではなく目の上にはスプレーされない恐れがある。ポンプスプレーもアダプタも、目を比較的ハード又は強烈なスプレージェットによる損傷から守る手段を備えていない。
米国特許第5,921,444号明細書は、液体を目に投与する継手を備えたスプレー装置を開示している。このシステムの欠点は、上述した欠点と類似している。
国際公開第WO96/00050号パンフレットは、液体を目に塗布するアプリケータを開示しており、スプレー装置は、ハウジング内に位置し、その一方の側部は、目の周りにフィットすることができるよう構成されている。この装置で得られるエーロゾル液滴の直径は、少なくとも20マイクロメートルである。このシステムのスプレー持続時間は、1/20秒未満であり、これには上述した欠点がある。
欧州特許第911,056号明細書は、スプレージェットが角膜に直接に当たらないように位置決めされたシャッタ又はそらせ板を有するアダプタを用いて目の上に配置される噴霧器を開示している。しかしながら、この種の保護手段は、非常に早く汚くなり、クリーニングするのが困難であり、他方、これは正確且つ再現性のある計量を損なうようにする。
【0007】
(本発明の説明)
かくして、本発明が解決しようとする課題は、水性溶液又は薬理学的に有効な配合物を、従来型の点眼薬塗布方法と比べて、角膜の一領域の局所刺激を軽減するような仕方で目の表面に塗布する(つける)ことにある。
別の課題は、従来技術で知られている快適さよりもユーザにとって一層快適な仕方で点眼薬を投与できる方法を開発することにある。
別の課題は、投与されるべき液体を目の上に一様に塗布できる方法を開発することにある。
さらに別の目的は、点眼薬の塗布中、目の損傷の恐れを最小限に抑えることにある。
別の目的は、塗布のための溶液中に防腐剤、例えばEDTA又は塩化ベンザルコニウムを用いることが不要な眼科学的液体のアプリケータを提供することにある。
【0008】
本発明は、この課題を、ノズルを通って塗布されるべき配合物を小さな粒径のスプレーミストの状態に変換し、このスプレーミストを目の表面に接触させる噴霧器であって、細菌の生成を抑制する手段を備えた噴霧器を提供することによって解決する。
本発明の噴霧器は、スプレーミストが出るノズルの近くに、アダプタを有し、このアダプタは、ノズルと目の間隔を固定し、スプレーミストが風で吹き飛ばされないようにする。
【0009】
(本発明の詳細説明)
本発明によれば、用いられる目のアプリケータは、スプレーミストを目に差し向けるアダプタを備えた噴霧器であるのがよい。上述の基準に合致し、生物学的細菌が塗布のための溶液中にコロニーを形成しないようにする手段を有するあらゆる種類の噴霧器を用いることができる。
噴霧器の例としては、推進剤を用いない肺吸入療法又は鼻腔内用途から知られている噴霧器であり、例えば以下が挙げられる。
a)ドロッパ付きの圧縮可能なプラスチックボトルから成る噴霧器
b)好ましくは国際公開第WO97/18902号パンフレットで知られているポンプアタッチメント付きのガラス、金属又はプラスチックボトルから成る噴霧器(かかる国際公開パンフレットの記載内容全体を参照されたい)
【0010】
噴霧器は、貯蔵瓶内における細菌の生成を防止する手段を備えなければならない。かかる手段としては、空気を計量チャンバ室又は貯蔵ボトル内に侵入させることができる通路内に設けられた微生物フィルタが挙げられる。これらフィルタの寸法は、どのような生物学的細菌をも通さないが、空気は通すことはできるようにするようなものである。他の手段としては、例えば、殺菌性又は微量物質を上述の空気通路のうち少なくとも幾つか又はこれら通路の全てに塗布することが挙げられる。後者の選択肢が好ましい。加うるに、殺菌性被膜を塗布する代わりに、微量活性生物をそれ自体材料として用いることが可能である。加うるに、微量で効果のある物質で作られたばね、ロッド等を空気通路内に吊り下げてもよい。微量物質という用語は、殺菌作用のある金属又は金属イオンを意味している。かかる物質の好ましい例は、銀である。しかしながら、かかる物質はたとえ非常に低い濃度でも目を刺激し又は損傷させてはならないようなものであることが必要である。
このように構成された噴霧器、及び/又は、ポンプアタッチメントは、塗布されるべき配合物中に防腐剤を用いないことが必要であることを意味している。
【0011】
好ましい噴霧器は、上述のb)に記載した噴霧器である。
この種の噴霧器では、霧化プロセスの開始は、圧送装置を手動で作動させることによって行なわれる。圧力を等しくするため、空気があらかじめ滅菌された貯蔵容器内に流入することができる。活性物質配合物は好ましくは、通常の圧力下にあり、過剰圧力を用いることは不要である。
【0012】
したがって、本発明の範囲内で噴霧器は、貯蔵容器及びこれに装着されたポンプアタッチメントから成る。ポンプアタッチメントは好ましくは、以下の構造的特徴を有する。
−ポンプアタッチメントに取り付けられていて、貯蔵容器に装着可能な例えばスナップ嵌め式、ねじ止め式又は圧着式クロージャの形態をしたシール、
−液体を貯蔵容器から加圧室内へ圧送できるポンプチャネル、
−貯蔵容器と加圧室との間に位置した状態でポンプチャネル内に設けられた弁、
−加圧室からノズルまで延びる上昇管、
−上昇管内に設けられた圧力制御弁、
−液体を霧化するノズル、
−霧化に必要な加圧室内の増大させるためにピストンを作動できる作動要素、
−ポンプチャネル又は上昇管の外部に設けられた空気入口箇所及びポンプアタッチメントの外から貯蔵容器内に通じる空気入口通路、
−貯蔵容器とノズルとの間でポンプチャネル、及び/又は、上昇管内の液体の取る経路内、及び/又は、経路に沿って位置する微量で効果のある物質、
−流入空気の取る経路に沿って滅菌を行う手段、
−互いに反対側に位置した2つの開口部を備えるキャビティの形態をしたアダプタであり、小さいほうの開口部は、少なくともノズルからのエーロゾルの出口箇所の周りにぴったりと嵌まり、大きいほうの開口部は、この開口部を目の上に位置させることができる外側輪郭を有する。
【0013】
この種の噴霧器は、本発明を何ら限定しない。
かかる噴霧器では、処方された溶液はリザーバ内に貯蔵される。用いられる活性物質配合物は、十分な保存寿命を有することが必要であり、それと同時に、かかる配合物をもし可能ならばそれ以上取り扱わないで、必要な医用目的のために直接投与できるようなものでなければならない。さらに、かかる配合物は、噴霧器を損傷させ又は溶液或いは生じたエーロゾルの医薬品としての品質を損ねないような仕方で噴霧器と相互作用する恐れのある成分を含まないことが必要である。
アダプタは、2つの開口部が設けられた壁によって包囲されたキャビティである。一方の開口部は、噴霧器のノズルを包囲して、ノズルから出たスプレージェットがキャビティ内にのみ運ばれるようにする。好ましくは、ノズルは、開口部内の中央に配置されている。全体として第1の開口部とは反対側の第2の開口部を通って、スプレージェットはキャビティから出て目に接触する。第2の開口部の外側輪郭は好ましくは、これが好ましくは人の目の表面を押圧することなく、人の目の可視部分を包囲するよう構成される。
【0014】
この基準に適合するため、この第2の開口部は好ましくは、アダプタが噴霧器に連結される場合、以下の形態のものである。即ち、
−平面図で見て、アダプタの開口部は、形状が丸形乃至長円形である。
−目に最も近い開口部は、目全体を包囲するよう形作られ、即ち、開口部の一方の部分は、他方の部分よりも長い。断面で見て、開口部はかくして、凹状線の形態をしており、その一端部は、他端部よりもノズルから長い間隔を置いたところに位置する。
アダプタは、その最も簡単な実施形態では、2つの互いに反対側に位置する開口部を備えた漏斗状の管であり、テーパした側部の開口部は、噴霧器のノズルを包囲し、かくして、アダプタのノズル開口部によって包囲されている。アダプタの他方の側の開口部は、目の外側輪郭の周りにフィットする程大きい。
アダプタは、例えば、この開口部の縁部が吸入器の一部に溶接される場合、又は、噴霧器のケーシング及びアダプタが単一のコンポーネントを構成する場合、第1の開口部を経て噴霧器に永続的に連結されるのがよい。この場合、アダプタは、噴霧器の一体部分であり、この第1の開口部は、実際には噴霧器の非開口部分であるに過ぎない。
【0015】
アダプタは又、着脱自在な要素として構成されたものであってもよい。
噴霧器に取り付けられたアダプタの側部は、これを直接ノズルホルダに嵌着でき、或いはノズルの付近で別の要素に固定されるよう構成されたものであるのがよい。例えば、アダプタは、従来型噴霧器のノズルに取り付けられるのがよい。
アダプタの他端部は、顔面の皮膚をできるだけ少なく覆った状態で、目の可視部分を完全に包囲するような仕方で人の顔面上に配置できるよう構成されたものである。これにより、スプレーミストの大部分が、顔面の皮膚をそれ程濡らさないで、目の表面に達するようになる。好ましくは、アダプタのこの側の開口部は長円形である。
アダプタの出口側では、過剰のスプレーミストを逃がすことができる開口部をアダプタの側壁に形成するのがよいが、このようにするかどうかは任意である。これら開口部の直径は好ましくは、1cmまで、より好ましくは0.5cmである。
さらに、アダプタは、顔面又は目を傷つけることが無いよう設計されている。
【0016】
(発明を実施するための最良の形態:図面の説明)
図1は、ポンプアタッチメント2を備えた好ましい噴霧器1を示している。ポンプアタッチメントは、スナップ嵌めクロージャ3により貯蔵ボトル101のネック102にしっかりと取り付けられている。ボトル101は、プラスチック、ガラス又は金属、例えばアルミニウムから成るのがよいが、ポンプヘッドをボトルが撓むことなく動かすことができるほど剛性である必要がある。スナップ嵌めクロージャ4の内縁部は、ボトルネック102の刻み付き縁部上を摺動する。ボトルネックとポンプアタッチメントの間にはシール5が設けられ、このシールは例えばゴム、天然ゴム又は合成ゴム、或いは好ましくはポリエチレンで作られている。軸方向ポンプチャネル7を備えたピストン6が、圧力シリンダ8内に設けられている。ピストン6は、ばね9により停止部に当たった状態でその上方休止位置に保持されている。加圧室10は、ピストン6と玉弁11との間に位置した状態でポンプチャネル7に連結されている。
【0017】
ピストン6は、圧力シリンダ8の内径よりも小さな外径を有し、したがって、ピストンの外壁とシリンダの内壁との間には隙間12が生じ、この隙間は、ピストンの周囲密封部材13によって封止される。加圧室10の下方領域では、圧力シリンダ8は、密封部材13が密封効果を生じない大きな内径の領域14を有している。
作動要素15がピストン6に設けられている。ここから、上昇管16が圧力制御弁17まで延びている。その目的は、霧化されるべき液体を開口部18を通って送ることにある。この機能に関し、軸方向ポンプチャネル7及び上昇管16は、圧力室をノズルに連結する共通の上昇管を形成する。ピストン6が図示のように上方休止位置にある場合、密封部材13は、圧力室10を貯蔵容器の開口部19から封止する。
【0018】
ピストンロッド20は、領域21内のピストン6にしっかりと取り付けられており、このピストンロッドは、圧力室10とポンプチャネル7との間に空間を残すように星形の直径部を有している。休止位置では、ピストンロッド20は、玉弁11から見て遠くの位置にあり、したがって、この弁は、十分な過剰圧力が圧力室10内で生じると貯蔵容器に対し開かれ、この弁は、この中の圧力が低い場合には閉じられるようになる。液体が貯蔵容器からポンプアタッチメントを通って移動する経路は、矢印22によって示されている。玉弁11が開いている場合、液体はこの弁を通ってポンプチャネル7に流入する。しかる後、この液体は、開放状態の圧力制御弁17を通り、ノズル8に達する。
貯蔵容器内の液体の生物学的汚染を回避するため、微量活性物質が、貯蔵室からノズルまでの液体の通る経路に沿って設けられている。これら物質は、例えば、ばね9上、ポンプチャネル7の壁上、圧力制御弁17内、及び/又は、ノズル18上に設けられるのがよい。
【0019】
液体を押し出した後、貯蔵容器101内の圧力を等しくするため、空気が箇所23のところで外部から装置に流入し、次に、例えば図中の矢印22によって示されるように貯蔵容器101に流入することができる。空気の通路に沿って、流入空気を滅菌する手段が設けられている。これら手段としては、例えば、滅菌フィルタ、空気に対してのみ透過性のメンブレン、バクテリアを止めて保持する物質、微量で有効な物質又は殺菌効果のある物質又はこれらの組合せが挙げられる。図1は、例えば滅菌フィルタ24を示している。
上述したように、ポンプアタッチメント2は、スナップ嵌めクロージャ3によりボトルネック102にしっかりと取り付けられている。
アダプタ25は、ノズル18から出たスプレージェットが直接アダプタの幅の広い部分内へ案内されるように作動要素15に装着されている。アダプタの下方部分26は、作動要素15に解除自在に連結されている。アダプタの他端部27は、これを目を包囲する領域上でネガのように配置できるように構成されている。
領域14は、玉弁11の下で、別のポンプチャネルに合体するのがよく、この別のポンプチャネルは、図1に符号Aで示されているに過ぎない。次に、このポンプチャネルは、貯蔵容器で終端している。
【0020】
図2は、アダプタ25をこの場合も又概略的に示しており、その下方部分26は、ノズルの周りの領域内に円の形態から長円形の形態をなして配列された1以上の突起に装着され、又はこれにしっかりと連結されている。目の周りの領域のネガ(negative)として構成されたアダプタの他端部は、符号27で示されている。上述の凹状の外側輪郭は、図のどれにも示されていない。
アダプタは、スプレーミストの粒子のパルスがこの中で減少し、特に、粒子の速度がこの中で減少するように設計されたものであるのがよい。
最も簡単には、これは、アダプタの2つの開口部相互間の距離を増大させることによって達成される。
【0021】
上述の噴霧器は、眼科学的エアゾール配合物を噴霧するのに適しており、目に投与するのに適したエアゾールを生じさせる。
任意公知の眼科学的活性配合物は、本発明の噴霧器を使用して投与される配合物として適している。また、これらの配合物は、活性物質を必要に応じてより高度に濃縮する従来技術とは区別されるものである。
最も簡単な場合、配合物は単に水(噴射用の水)、等張水又は目を保湿する他の薬剤である。換言すると、薬理学的活性物質は利用されない。
適当な補助溶剤としては、とりわけエタノール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコールが挙げられる。
活性物質は、例えば、抗生物質、抗感染症薬、抗コリン剤、抗緑内障薬、抗真菌薬、消毒薬、麻酔薬、アイトニック、コルチコイド及びステロイド、皮膜形成薬、血管作用性物質、ホメオパシー薬剤、散瞳薬、NSAID(消炎薬)、プロスタグランジン、人工涙、ビタミン、及び/又は、バイロスタティックス(virostatics )の中から選択される活性物質が挙げられる。
【0022】
さらに、薬理学的及び眼科学的に受容できる製剤賦形剤を配合物に加えてもよい。かかる賦形剤としては、とりわけアルフィル(arufil)、塩化ベンザルコニウム、ホウ酸、塩化カルシウム、カルボマー、クロルヘキシジンディグルコネート、クエン酸、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、エデト酸塩;グルコース、二硫酸化グルタチオン、ヒドロキシエチルセルロース、ハイプロメロース(hypromellose)、塩化カリウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、マグロコル(magrocol)、マンニトール、酢酸ナトリウム、塩化ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、リン酸一水素ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、ホウ酸フェニル水銀、ポリエチレンオキシド、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンコポリマー、ポリソルベート、ポリビニルアルコール、ポビドン、塩酸、ソルビトール、チオメルサール及びチロキサポールが挙げられる。
何度も述べたように、本発明の噴霧器では、防腐剤、例えばEDTA、塩化ベンザルコニウムその他の添加を省くことができ、そのようにすることが好ましい。
【0023】
本発明の方法の利点は次の通りである。
−目の角膜又は結膜組織への刺激が、配合物がこのように目に投与された場合に減少すること。
−眼科学的配合物が目の表面に一様に塗布され、それにより角膜又は結膜による吸収が向上すること−防腐剤を追加する必要が無いこと。
−動力式圧送機構及びこのようにして生じた可動スプレーミストにより、薬剤を投与する際、頭を傾ける必要が無いこと。
−各スプレー作動は、圧送運動により意識的に行われ、したがって、患者はどれ程多くの作動が行われたかを知るようになり、したがって、−投与量を非常に正確に再現できること。
−投与される量が比較的僅かであること。
−過剰投与が避けられること−全身性副作用が、塗布された量が少量であることの結果として減少すること−スプレージェットを開始させるために貯蔵ボトルを絞る必要が無いこと、即ち、アプリケータが目の中に偶発的に押し込まれる恐れが低いことである。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】ポンプアタッチメントを備えた本発明の噴霧器の好ましい実施形態を示す断面図である。
【図2】アダプタの概略斜視図である。

Claims (9)

  1. 推進剤を用いないで液体を人間の目の角膜又は結膜に投与する噴霧器であって、
    塗布されるべき液体の貯蔵容器と、
    貯蔵容器に取り付けられたポンプアタッチメントと、
    ポンプアタッチメントに取り付けられていて、貯蔵容器に装着可能な例えばスナップ嵌め式、ねじ止め式又は圧着式クロージャの形態をしたシールと、
    液体を貯蔵容器から加圧室内へ圧送できるポンプチャネルと、
    貯蔵容器と加圧室との間に位置した状態でポンプチャネル内に設けられた弁と、
    加圧室からノズルまで延びる上昇管と、
    上昇管内に設けられた圧力制御弁と、
    液体を霧化するノズルと、
    霧化に必要な加圧室内の増大させるためにピストンを作動できる作動要素と、
    ポンプチャネル又は上昇管の外部に設けられた空気入口箇所及びポンプアタッチメントの外から貯蔵容器内に通じる空気入口通路と、
    貯蔵容器とノズルとの間でポンプチャネル、及び/又は、上昇管内の液体の取る経路内、及び/又は、経路に沿って位置する微量で効果のある物質と、
    流入空気の取る経路に沿って滅菌を行う手段及びポンプアタッチメントの頂部のところに形成されたアダプタと、
    2つの開口部が壁によって包囲されたキャビティの形態をしたアダプタとを有し、
    一方の開口部は、ノズルから出たジェットスプレーがキャビティ内にのみ運ばれるようにノズルを包囲し、
    一方の開口部と反対側に位置した第2の開口部は、該開口部が人又は動物の目に直接触れることなく、目の可視部分を包囲するような外側輪郭を有している、
    ことを特徴とする推進剤を用いない噴霧器。
  2. アダプタの第2の開口部の外側輪郭は、平面図で見て長円形であり、断面で見て長い端部及び短い端部を備えた凹状湾曲線の形態をしていることを特徴とする請求項1記載の噴霧器。
  3. アダプタは、噴霧器にその一体部分として分離不可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の噴霧器。
  4. アダプタは、ノズルに装着されていることを特徴とする請求項1又は2記載の噴霧器。
  5. ノズルを備えたアタッチメントは、圧送システムであることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一に記載の噴霧器。
  6. 流入空気の取る経路に沿って滅菌を行う手段は、微生物学的細菌用のフィルタ又は殺菌作用を持つフィルタであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の噴霧器。
  7. 開口部がアダプタの側壁に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の噴霧器。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の人の目の角膜又は結膜に液体を投与する噴霧器用のアダプタ。
  9. 人の目の角膜又は結膜に液体を投与する請求項1〜8のいずれか1項に記載の噴霧器の用途。
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