JP2004533074A - データオブジェクトマーク付け及び送信手順 - Google Patents
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Abstract
電子装置(402)のユーザインタフェースにデータオブジェクトを提示することを含む、転送のために通信装置でデータオブジェクトをマーク付けする方法を開示する。データオブジェクトをユーザインタフェース(402)に提示した後、本発明は、該データオブジェクトが別の通信装置(404)に転送することができるかどうかを決定する。この決定は、データオブジェクトのサイズ及びファイル型などの属性を考慮しながら、該データオブジェクトに1組の判定基準を適用して、電子装置が転送に備えることができるかどうかを決定することを含む。データオブジェクトが転送できるものである場合、転送可能標識が電子装置(406)のディスプレイに提示される。ユーザインタフェース(408)に転送可能標識が提示されたときに、ユーザはデータオブジェクトを転送用にマーク付けすることができる。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的に通信技術の分野に関し、特に、1つの通信装置から別の通信装置へデータオブジェクトを転送する方法に関する。
【0002】
背景技術
人々は、携帯電話機、パーソナルデータアシスタント、及び他の携帯電子装置などの様々な形態通信装置に毎日の通信を依存している。メモリサイズが増加するにつれて、かつ電子データオブジェクトの利用が増加するにつれて、これらの形態通信装置はそのような電子オブジェクトのための集積所になる。これらの技術が使用される状況、及びそのような技術が日常生活において持つ重要性のため、ユーザは、テキストメッセージ、音声メモ、及びインターネットからダウンロードした様々なファイルなど、このデータオブジェクトを通信装置間で何回も通信する必要があるかもしれない。しかし、ユーザは、おそらくメモリまたはファイルサイズの制限のため、データオブジェクトを別の通信装置に転送することができるかどうか分からないことが何回もある。さらに、データオブジェクトを転送することができる場合、ユーザは、1つまたはそれ以上のデータオブジェクトをすぐに転送するのではなく、後で転送するためにこれらのデータオブジェクトに単にマーク付けしたいだけかもしれない。したがって、様々な通信技術間のデータオブジェクト用のユーザインタフェースを改善する必要がある。
【0003】
現行技術は、データオブジェクトが転送できるときに表示をユーザに適切に提供せず、これらのデータオブジェクトを別の電子装置に通信するためのマーク付けに適切に備えていない。しかし、通信装置向けのそのような手順の実現は、幾つかの複雑な問題を呈する。実現には、1)別の電子装置に転送できるデータオブジェクトと転送できないデータオブジェクトとを区別し、2)データオブジェクトが別の電子装置に転送できるという表示を提供し、3)データオブジェクトが別の電子装置への転送のためにマーク付けされたときに表示を提供することができなければならない。
【0004】
上述に鑑みて、通信装置用のデータオブジェクトマーク付け機能は、データオブジェクトを解析してそのサイズ及び他の特徴を決定し、データオブジェクトを転送することができる場合に聴覚的、視覚的、またはサイレント表示のいずれかを提供し、ユーザが別の通信装置への転送のために特定のデータオブジェクトをマーク付けしたことを聴覚的、視覚的、またはサイレント表示のいずれかによって示すことができなければならない。この機能が必要であるのは、それが、通信装置間のそのようなデータオブジェクトの転送の容易さを増大すると共に、そのようなタスクに関与するユーザインタフェースを改善することになるからであり、これらの技術に対する依存性が成長するにつれて、それはますます必要になるであろう。
【0005】
発明の概要
本発明は、別の通信装置に転送できるオブジェクトを識別し、別の通信装置への転送用にオブジェクトをマーク付けし、マーク付けされたオブジェクトを識別するシステム及び方法を提供することによって、上記の必要性を満たす。ユーザインタフェースにデータオブジェクトが提示されたときに、通信装置は該データオブジェクトが転送できるかどうかを決定する。できる場合、アイコン、点灯画素、または他の形の表示などの転送能力標識が、ユーザインタフェースに提示される。転送可能標識は、例えば選択されたデータオブジェクトが転送することができるときにだけ表示を提供する通信装置で、サイレントとすることもできる。データオブジェクトがユーザインタフェース上に存在するときに、転送可能標識がアクティブである場合、ユーザはデータオブジェクトを転送用にマーク付けすることができる。ひとたびデータオブジェクトがマーク付けされると、マーク付けオブジェクト標識がデータオブジェクトに対応付けられ、オブジェクトが転送用にマーク付けされたことを知らせる。このステップは、装置のユーザインタフェースにデータオブジェクトと共にマーク付けアイコンを提示することを含むことができ、あるいは単に、データオブジェクトがマーク付けされたときにメモリにセットされる、データオブジェクトに対応付けられたフラッグとすることができる。ひとたびマーク付けされると、装置はマーク付けされたオブジェクトを他のマーク付けされたオブジェクトと共に、自動的に、またはユーザの要求により送信することができる。一実施形態では、送信動作はマーク付けされたデータオブジェクトのリストを形成することができ、送信動作の完了前にユーザがそれを編集することができる。本発明のこれら及び他の態様、特徴、及び利点は、本発明の以下の詳細な記述及びその可能な実施形態の検討から、かつ添付の図面及び請求の範囲を参照することによって、いっそう明瞭に理解され評価されるであろう。
【0006】
好適な実施の形態の説明
幾つかの図を通して同様の数字は同様の要素を指す図を今から参照しながら、本発明の様々な実施形態及び態様について説明する。本発明を携帯電話機などの通信装置内で具現されたものとして説明するが、本発明は、1つまたはそれ以上の電子装置と通信するために使用される任意の電子装置、またはデータオブジェクトを転送する能力を有する任意の他の通信装置に関連して使用することができることを、当業者は理解されるであろう。
【0007】
図1は、本発明の様々な実施形態を実現するのに適した例示的環境を示すシステム図である。図1及び以下の議論は、本発明をその上に組み込みあるいは実現することができる土台の概要を提供する。例示的な環境の文脈で、本発明を処理装置によって実行されるソフトウェアプログラム内の命令から構成されるものとして記載するが、本発明の一部分、または全発明自体をハードウェアコンポーネント、状態機械、またはこれらの技術の任意の組合せによって実現することもできることを当業者は理解されるであろう。加えて、本発明の実施形態を実現するソフトウェアプログラムは、独立プログラムとして、またはオペレーティングシステム、別のプログラム、システム呼出し、割込みルーチン、ライブラリルーチン、または類似物に関連して動作するソフトウェアモジュール、ルーチン、もしくは関数呼出しとして実行することができる。プログラムモジュールという用語は、ソフトウェアプログラム、ルーチン、関数、マクロ、データ、データ構造、もしくは任意のセットの機械可読命令またはオブジェクトコード、またはそうしたものにコンパイルされ、処理装置によって実行することのできるソフトウェア命令を指すために使用される。
【0008】
図1に示したシステムは多くの形態を取ることができ、かつ様々な機能を実行するように適用することができることを、当業者は理解されるであろう。そのような形態及び機能の例として、メインフレームコンピュータ、ミニコンピュータ、サーバ、ワークステーション、パーソナルコンピュータ、パーソナルデータアシスタント及び電卓などのハンドヘルド装置、家庭用電子機器、ノートブックコンピュータ、ラップトップコンピュータ、及び発明の実施形態の例示的な環境として各々役立てることができる他の様々な適用例がある。本発明はまた、タスクが通信ネットワークを介してリンクされたリモート処理装置によって実行される、分散コンピューティング環境で実施することもできる。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールはローカル及びリモートメモリ記憶装置の両方に配置することができる。
【0009】
図1に示した例示的システムは、処理装置112、不揮発性メモリ114、揮発性メモリ116、ならびに不揮発性メモリ114及び揮発性メモリ116を処理装置112に結合するシステムバス118を含むが、それらに限定されない様々なコンポーネントから形成されるコンピューティング装置110を含む。不揮発性メモリ114は、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去可能な読出し専用メモリ(EEROM)、電気的消去可能なプログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、電気的プログラマブル読出し専用メモリ(EPROM)、電気的可変読出し専用メモリ(EAROM)、及びバッテリバックされたランダムアクセスメモリ(RAM)を含むが、それらに限定されない様々なメモリ型を含むことができる。不揮発性メモリ114は、電源投入時またはコンピューティング装置11のリセット時に呼び出されるパワーオンリセットルーチン(ブートストラップルーチン)用の記憶装置を提供する。一部の構成では、不揮発性メモリ114は、コンピューティング装置110の様々なコンポーネント内の素子間の情報の転送を実行するために利用される基本入出力システム(BIOS)を提供する。
【0010】
揮発性メモリ116は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM)、FLASHメモリ、EEROM、バブルメモリ、レジスタ、または類似物を含むが、それらに限定されない様々なメモリ型を含むことができる。揮発性メモリ116は、処理装置112によって実行されあるいは実行されることがあり、あるいはアクセスされ、あるいは修正されるルーチン、モジュール、関数、マクロ、データ等のための一時的記憶装置を提供する。一般的に、不揮発性メモリ114と揮発性メモリ116との間の差異は、コンピューティング装置110の電源が切られ、次いで再投入されたときに、不揮発性メモリ114の内容は無傷のままであるのに対し、揮発性メモリ116の内容は失われ、損傷し、あるいは消去されるということである。
【0011】
コンピューティング装置110は、情報またはコンピューティング結果をユーザに提供することを目的とする、CRTモニタ、LCDパネル、LEDパネル、エレクトロルミネッセンスパネル、または他のディスプレイ装置などの1つまたはそれ以上の外部ディスプレイ装置130にアクセスすることができる。処理装置112は、システムバス118を介して処理装置112に結合されたビデオインターフェース120を通じて各ディスプレイ装置130とインタフェースする。
【0012】
コンピューティング装置110は、キーボード、ポインティング装置、マウス、モデム、RFまたは赤外線受信器、マイクロフォン、ジョイスティック、トラックボール、ライトペン、ゲームパッド、スキャナ、カメラ、または類似物などの1つまたはそれ以上の入力装置134から入力またはコマンドを受け取ることができる。処理装置112は、システムバス118を通して処理装置112に結合された入力インタフェース124を介して、各入力装置134にインタフェースする。入力インタフェースは、RS232シリアルポートインタフェースもしくは他のシリアルポートインタフェース、パラレルポートインタフェース、ユニバーサルシリアルバス(USB)、赤外線またはIRDAなどの光インタフェース、ブルートゥースなどのRFもしくはワイヤレスインタフェース、またはその他のインタフェースを含むが、それらに限定されない様々なインタフェースの1つまたはそれ以上を含むことができる。
【0013】
コンピューティング装置110は、ディスプレイ130に加えて、スピーカ、モデム、プリンタ、プロッタ、ファクシミリ機、RFもしくは赤外線送信器、またはコンピューティング装置110によって制御することができる他の様々な装置などの1つまたはそれ以上の出力装置132にも出力情報を送ることができる。処理装置112は、システムバス118を通して処理装置112に結合された出力インタフェース122を介して、各出力装置132にインタフェースする。出力インタフェースは、RS232シリアルポートインタフェースもしくは他のシリアルポートインタフェース、パラレルポートインタフェース、ユニバーサルシリアルバス(USB)、赤外線またはIRDAなどの光インタフェース、ブルートゥースなどのRFもしくはワイヤレスインタフェース、またはその他のインタフェースを含むが、それらに限定されない様々なインタフェースの1つまたはそれ以上を含むことができる。
【0014】
コンピューティング装置110は、通信システム136を介して情報を交換することができる。コンピューティング装置110は、送信機126を介して通信システム136に情報を送信する。コンピューティング装置110は、受信機128を介して通信システム136から情報を受信する。処理装置112は、両方ともシステムバス118を通して処理装置112に結合されるトランシーバ126及び受信機128を介して、通信システム136とインタフェースする。
【0015】
本発明の様々な実施形態を実現するプログラムモジュールは、不揮発性メモリ114または揮発性メモリ116に格納することができることは理解されるであろう。プログラムモジュールはオペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、他のプログラムモジュール、及びプログラムデータを含むことができる。処理装置112は、プログラムモジュールに含まれる様々な命令に応答してだけでなく、発生するイベントまたは入力インタフェース124を通して受け取るイベントの指示の下でも、プログラムモジュールの様々な部分にアクセスすることができる。
【0016】
例示的な実施形態では、図1の環境は、ディスプレイ装置130として携帯電話機に結合されたLCDディスプレイを有し、かつ入力装置134としてキーパッドを有する。コンピューティング装置110は携帯電話機内に配置されており、LCDディスプレイ及びキーパッドに結合される。さらに、通信システム136は、2つの通信装置202及び204の間で通信するために使用されるセルラ伝送システムである。
【0017】
図2は、本発明のための例示的システムを示す簡易システム図である。本発明は主としてデータオブジェクトの識別及び選択に関心を絞るが、図2は、本発明の利益を享受できる典型的な適用例を示すために使用される。発信通信装置202は、選択して送信することができる1つまたはそれ以上のデータオブジェクトを含む。データオブジェクトはMPEGファイル、MP3ファイル、電話番号、電話リスト、ビットマップ、JPEGファイル、または類似物など、様々な項目のどれでも含むことができる。一般的に、発信通信装置202は、ユーザまたはコンピュータインタフェースなどのインタフェースを提供し、それを通して特定のデータオブジェクトを識別することができる。例えば、特定の実施形態で、発信通信装置202はユーザインタフェースを含み、ユーザはそれを通して、ユーザが受信側通信装置204へ送信するつもりである1つまたはそれ以上のデータオブジェクトを表示して選択し、あるいはマーク付けすることができる。このユーザインタフェースを通して、データオブジェクトまたは特定のデータオブジェクトの参照が表示され、データオブジェクトを送信することができるか否かを示すために、転送可能アイコンが使用される。
【0018】
ネットワーク200は、通信装置202及び204の間の通信チャネルを提供する。このネットワークは例示的な実施形態ではセルラ伝送システムである。しかし、ネットワーク200は、2つの通信装置間でデータオブジェクトを伝達することのできる任意の型のネットワークとすることができる。適切なネットワーク200の例として、無線、光、または有線ネットワークのみならず、インターネットまたはローカルエリアネットワークも含まれる。
【0019】
本発明を発信通信装置のメモリ内に格納されたデータオブジェクトの転送用のマーク付けとして説明するが、データオブジェクトは外部装置に存在することもできることを理解されたい。次いでデータオブジェクトは、任意の型の有線、無線、または光インタフェースを使用してアクセスし、受信側通信装置204に転送することができる。
【0020】
図3は、本発明を具現する通信装置の例示的ディスプレイを示す図である。例示的実施形態では、ディスプレイ装置130は携帯電話機に取り付けられる。ディスプレイ装置130はLCDディスプレイ、CRTも似た、LCDパネル、LEDパネル、エレクトロルミネッセンスパネル、または任意の他のディスプレイ装置とすることができる。ディスプレイ装置は、テキストファイル、サウンドファイル、またはデジタル画像など任意の型のデータファイルとすることができる、1つまたはそれ以上のデータオブジェクトを表示するための領域302を含む。データオブジェクトはまた、別の電子装置またはインターネットなどの外部ソースによって作成することもでき、あるいは電話番号、1つまたはそれ以上のアドレスブックエントリまたは音声メモメッセージなど内部で作成することもできる。
【0021】
転送可能標識300は、1つまたはそれ以上のLED、1つまたはそれ以上の画素、またはアイコンを含むが、それらに限定されない任意の型の表示手段とすることができる。さらに、転送可能標識300は、通信装置202のディスプレイ130に存在するものとして図示されているが、実際には通信装置の本体の専用ボタンなど、どこか別の場所に表示することができる。転送可能標識300はまた、装置から発せられる音響または光など無形表示手段とすることもでき、あるいは装置における通知を無くし、ファイルが転送できない場合にだけ通知を提供することさえできる。
【0022】
図4は、本発明のデータオブジェクトマーク付け及び送信動作を示す流れ図である。動作は通信装置が電源を投入されたときにステップ400で開始され、通信装置の電源が切られるか、またはデータオブジェクトマーク付け及び送信手順が利用できないモードに入るまで、実行し続ける。例えば、通信装置は、音声メモモードまたはスリープモードなど、1つまたはそれ以上の動作モードを含むことがある。図4に記載した動作は、通信装置の構成に応じて、これらのモードのサブセットで、または全てのモード中に、作動することができる。
【0023】
動作中、時折、データオブジェクトがディスプレイ装置に提示される。ディスプレイにデータオブジェクトを提示することは、画像ファイルの画像を表示するなど、データオブジェクトを表示することを含む。ユーザが選択するために、通信装置のディスプレイに、画像または音声ファイルのファイル名など、データオブジェクトの名前を表示することもできる。データオブジェクトを提示することは、データオブジェクトの参照へのリンクを表示することも含む。
【0024】
データオブジェクトがディスプレイに存在しない場合には、データオブジェクトがディスプレイに提示されるまで、動作は機能的にステップ402でループに入る。データオブジェクトが存在する場合、動作はステップ402でループを出て、ステップ404で、データオブジェクトを別の通信装置に転送することができるかどうかを決定する。この決定は、データオブジェクトの属性を審査して、サイズ、ロケーション、機密性、及びファイル型など、その関連特性を突き止める必要がある。加えて、各データオブジェクトは、データオブジェクトが転送可能であるか否かを示すフラッグを含むことができる。データオブジェクトは、発信通信装置のメモリ及び他の制約を前提として、関連特性が別の通信装置へのファイルの転送に備えている場合には、転送することができる。データオブジェクトが別の通信装置へ転送することができる場合、ステップ406で転送可能標識が起動する。転送可能標識300を起動させた後、処理はステップ408に続く。
【0025】
ステップ404でデータオブジェクトが転送できない場合には、処理は、別のデータオブジェクトが通信装置200のユーザインタフェースに提示されるまで、ステップ402に続く。ひとたび別のデータオブジェクトが提示されると、処理はステップ404に戻る。装置の電源が投入されている限り、または現行動作モードがそれを可能にする限り、このサイクルは繰り返される。
【0026】
ステップ408で、ユーザはデータオブジェクトを、別の通信装置に転送すべきものとしてマーク付けすることができる。本発明は、データオブジェクトを転送用にマーク付けする幾つかの方法を予想している。データオブジェクトをマーク付けする例示的方法は、アイコンを選択すること、専用のボタンを押すこと、機能ボタンを押すこと、一連のボタンを入力すること、特定の方式でキーを起動すること、音声コマンド、または類似物を含むデータオブジェクトをマーク付けするために使用される方法に関係なく、最終的に処理装置にデータオブジェクトが選択されたことを知らせるマーク付け手段を使用することができる。データオブジェクトにマーク付けするのに用いられる方法にかかららず、随意のマーク付けの方法が用いられ、この方法は最終的にはデータオブジェクトが選択されたことを処理装置に伝える。
【0027】
ステップ408で、ユーザがデータオブジェクトを転送用にマーク付けした後、処理はステップ410に続く。マーク付けしなかった場合、処理はステップ402に続き、動作はディスプレイに別のデータオブジェクトが提示されるのを待つ。ステップ410で、動作は、マーク付けされたデータオブジェクトを即座に転送すべきかどうかを決定する。この即時転送は、データオブジェクトをマーク付けした後すぐに自動的に行なうことができ、あるいはユーザに追加処置を取るように催促する必要があるかもしれない。例えば、一実施形態では、データオブジェクトは特定のキーまたはキーシーケンスの起動に応答して転送される。マーク付けされたデータオブジェクトの転送を開始する別の方法として、音声起動コマンド、タッチスクリーン起動、別の装置の呼出し、または類似物が含まれるが、それらに限定されない。別の実施形態では、着信呼を受信次第、転送を起動することができる。この実施形態では、着信呼を開始した装置は、転送されるデータ項目の受信側とすることができる。
【0028】
ステップ410では、ユーザに、宛先アドレスまたは他の宛先識別子を入力するように要求することもできる。一実施形態では、宛先アドレスは宛先装置の電話番号とすることができる。別の実施形態では、宛先識別子はユニフォームリソースロケータ(URL)アドレスとすることができる。この実施形態では、データオブジェクトは電子装置またはコンピュータホストウェブサイトに送信することができる。別の実施形態では、宛先は電子メールアドレスとすることができる。
【0029】
別の実施形態では、データオブジェクトを転送用にマーク付けする場合、宛先識別子のプロンプトを提示することができる。プロンプトは装置のディスプレイ上のメッセージを含むか、あるいは可聴プロンプトなど、他の技術を含むことができる。一部の実施形態では、デフォルトまたは複数のデフォルト宛先識別子を使用して、マーク付けされたオブジェクトの宛先を識別することができる。宛先識別子を含む実施形態は、データオブジェクトの転送宛先を示すために、データオブジェクトに関連付けられたフィールドを提供することができる。着信呼を開始する装置が転送宛先を示すフィールドと一致する場合、呼を受信するとデータオブジェクトは該装置に転送される。代替的に、動作は、相手側の装置のアイデンティティに関係なく、単に、マーク付けされたデータオブジェクトを次の着信または発信呼に転送することができる。
【0030】
データオブジェクトを即座に転送すべきである場合、データオブジェクトはステップ412で送信動作を介して転送される。これについては図6でさらに詳述する。ひとたびデータオブジェクトがステップ412で転送されると、動作はステップ402に戻り、別のデータオブジェクトが通信装置のユーザインタフェースに提示されるまで待ち、プロセスを繰り返す。
【0031】
図5は、複数のマーク付けデータオブジェクトを含む、本発明のデータオブジェクトマーク付け及び送信動作の例示的実施形態に含まれるステップを示す流れ図である。この実施形態では、複数のデータオブジェクトを転送用にマーク付けすることができ、次いでこれらのデータの転送を後の時間に開始することができる。単一データオブジェクトをマーク付けする場合の動作と同様に、動作は通信装置が電源を投入されるか適切なモードに入ったときにステップ500で開始され、通信装置が電源を切断されるか該機能を使用可能なモードを終了するまで、実行し続ける。動作中、時折、データオブジェクトが決定ブロック502でディスプレイ装置に提示される。単一データオブジェクトをマーク付けする場合の動作と同様に、ディスプレイ上のデータオブジェクトの提示は、画像ファイルの画像を表示するなど、データオブジェクトを表示すること、またはユーザが選択するためにデータオブジェクトの名前を提示することを含むことができる。
【0032】
データオブジェクトがディスプレイに提示されている場合502、データオブジェクトを別の通信装置504に転送することができるかどうかに関し、決定が行なわれる。転送できる場合、ステップ506で転送可能標識300が起動される。転送可能標識300を起動させた後、処理は、データオブジェクトを転送用にマーク付けするかどうかを決定することによって、ステップ508に続く。
【0033】
データオブジェクトがステップ508で転送用にマーク付けされた場合には、動作はデータオブジェクトを転送用にマーク付けされたデータオブジェクトのリストに追加する。データオブジェクトのリストは、マーク付けされたデータオブジェクトに対応付けられたファイル識別子のリストとしてユーザインタフェースに表示することができ、ユーザは、マーク付けデータオブジェクトリストから削除すべきマーク付けされたデータオブジェクトを選択することによって、それを修正することができる。別の実施形態は、起動時にマーク付けされたデータオブジェクトに対応付けられたファイル識別子の修正可能なリストを電子装置のユーザインタフェース上に提示させる、専用ボタンを通信装置の本体に含むことができる。ひとたび提示されると、マーク付けされたデータオブジェクトのリストは、ユーザがマーク付けデータオブジェクトリストから削除用のマーク付けデータオブジェクトを選択することによって、編集することができる。マーク付けデータオブジェクトリスト内のこれらのデータオブジェクトは、様々な型及びサイズとすることができ、また様々な関連宛先を持つこともできる。マーク付けデータオブジェクトリスト内のデータオブジェクトは、リストがユーザによって修正された後に残るものがあれば、送信動作中に転送される。それについては図6でさらに詳述する。
【0034】
ステップ504で、動作がデータオブジェクトを転送することはできないと決定した場合、処理はステップ502に戻り、別のデータオブジェクトが通信装置200のユーザインタフェースに提示されるまで待つ。ひとたび別のデータオブジェクトが提示されると、処理はステップ404に戻る。装置が電源を投入されている限り、このサイクルが繰り返される。
【0035】
図6は、ユーザがデータオブジェクトを転送用にマーク付けした後の、本発明を具現する通信装置の例示的ディスプレイを示す図である。ユーザがデータオブジェクト604をマーク付けした後、マーク付けオブジェクト標識606が通信装置600のディスプレイ602に提示される。このマーク付けオブジェクト標識は、1つまたはそれ以上のLED、1つまたはそれ以上の画素、オブジェクトの反転、ディスプレイのシェーディング、アイコン、または何らかの他の手段を含むが、それらに限定されない任意の種類の表示手段とすることができる。マーク付けオブジェクト標識606は、通信装置600のディスプレイ602上に提示される。しかし、通信装置600の本体における専用ボタン、または通信装置600から発せられる音響または光などの無形表示手段も、マーク付けオブジェクト標識606を提示するものとして効果的に使用することができる。
【0036】
全体的に、本発明は、データオブジェクトを別の通信装置に転送することができるときに、転送可能標識を起動することによって通信装置の有用性を改善する。加えて、本発明は、通信装置のユーザが所望のデータオブジェクトを転送用に選択するための簡単な方法を提供する。本発明は、そのような通信装置のために改善されたユーザインタフェースを提供し、かつその結果として通信装置間のデータオブジェクトの転送が容易になるので、有用である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の様々な実施形態を実現するのに適した例示的な環境を示すシステム図である。
【図2】本発明の例示的な実施形態内の機能構成要素を示す簡易システム図である。
【図3】本発明を具現する通信装置の例示的ディスプレイを示す図である。
【図4】本発明のデータオブジェクトマーク付け及び送信動作の例示的な実施形態に含まれるステップを示す流れ図である。
【図5】複数のマーク付けデータオブジェクトを含む本発明のデータオブジェクトマーク付け及び送信動作の例示的な実施形態に含まれるステップを示す流れ図である。
【図6】データオブジェクトが転送用にマーク付けされた後の、発明を具現する通信装置の例示的なディスプレイを示す図である。
【0001】
本発明は、一般的に通信技術の分野に関し、特に、1つの通信装置から別の通信装置へデータオブジェクトを転送する方法に関する。
【0002】
背景技術
人々は、携帯電話機、パーソナルデータアシスタント、及び他の携帯電子装置などの様々な形態通信装置に毎日の通信を依存している。メモリサイズが増加するにつれて、かつ電子データオブジェクトの利用が増加するにつれて、これらの形態通信装置はそのような電子オブジェクトのための集積所になる。これらの技術が使用される状況、及びそのような技術が日常生活において持つ重要性のため、ユーザは、テキストメッセージ、音声メモ、及びインターネットからダウンロードした様々なファイルなど、このデータオブジェクトを通信装置間で何回も通信する必要があるかもしれない。しかし、ユーザは、おそらくメモリまたはファイルサイズの制限のため、データオブジェクトを別の通信装置に転送することができるかどうか分からないことが何回もある。さらに、データオブジェクトを転送することができる場合、ユーザは、1つまたはそれ以上のデータオブジェクトをすぐに転送するのではなく、後で転送するためにこれらのデータオブジェクトに単にマーク付けしたいだけかもしれない。したがって、様々な通信技術間のデータオブジェクト用のユーザインタフェースを改善する必要がある。
【0003】
現行技術は、データオブジェクトが転送できるときに表示をユーザに適切に提供せず、これらのデータオブジェクトを別の電子装置に通信するためのマーク付けに適切に備えていない。しかし、通信装置向けのそのような手順の実現は、幾つかの複雑な問題を呈する。実現には、1)別の電子装置に転送できるデータオブジェクトと転送できないデータオブジェクトとを区別し、2)データオブジェクトが別の電子装置に転送できるという表示を提供し、3)データオブジェクトが別の電子装置への転送のためにマーク付けされたときに表示を提供することができなければならない。
【0004】
上述に鑑みて、通信装置用のデータオブジェクトマーク付け機能は、データオブジェクトを解析してそのサイズ及び他の特徴を決定し、データオブジェクトを転送することができる場合に聴覚的、視覚的、またはサイレント表示のいずれかを提供し、ユーザが別の通信装置への転送のために特定のデータオブジェクトをマーク付けしたことを聴覚的、視覚的、またはサイレント表示のいずれかによって示すことができなければならない。この機能が必要であるのは、それが、通信装置間のそのようなデータオブジェクトの転送の容易さを増大すると共に、そのようなタスクに関与するユーザインタフェースを改善することになるからであり、これらの技術に対する依存性が成長するにつれて、それはますます必要になるであろう。
【0005】
発明の概要
本発明は、別の通信装置に転送できるオブジェクトを識別し、別の通信装置への転送用にオブジェクトをマーク付けし、マーク付けされたオブジェクトを識別するシステム及び方法を提供することによって、上記の必要性を満たす。ユーザインタフェースにデータオブジェクトが提示されたときに、通信装置は該データオブジェクトが転送できるかどうかを決定する。できる場合、アイコン、点灯画素、または他の形の表示などの転送能力標識が、ユーザインタフェースに提示される。転送可能標識は、例えば選択されたデータオブジェクトが転送することができるときにだけ表示を提供する通信装置で、サイレントとすることもできる。データオブジェクトがユーザインタフェース上に存在するときに、転送可能標識がアクティブである場合、ユーザはデータオブジェクトを転送用にマーク付けすることができる。ひとたびデータオブジェクトがマーク付けされると、マーク付けオブジェクト標識がデータオブジェクトに対応付けられ、オブジェクトが転送用にマーク付けされたことを知らせる。このステップは、装置のユーザインタフェースにデータオブジェクトと共にマーク付けアイコンを提示することを含むことができ、あるいは単に、データオブジェクトがマーク付けされたときにメモリにセットされる、データオブジェクトに対応付けられたフラッグとすることができる。ひとたびマーク付けされると、装置はマーク付けされたオブジェクトを他のマーク付けされたオブジェクトと共に、自動的に、またはユーザの要求により送信することができる。一実施形態では、送信動作はマーク付けされたデータオブジェクトのリストを形成することができ、送信動作の完了前にユーザがそれを編集することができる。本発明のこれら及び他の態様、特徴、及び利点は、本発明の以下の詳細な記述及びその可能な実施形態の検討から、かつ添付の図面及び請求の範囲を参照することによって、いっそう明瞭に理解され評価されるであろう。
【0006】
好適な実施の形態の説明
幾つかの図を通して同様の数字は同様の要素を指す図を今から参照しながら、本発明の様々な実施形態及び態様について説明する。本発明を携帯電話機などの通信装置内で具現されたものとして説明するが、本発明は、1つまたはそれ以上の電子装置と通信するために使用される任意の電子装置、またはデータオブジェクトを転送する能力を有する任意の他の通信装置に関連して使用することができることを、当業者は理解されるであろう。
【0007】
図1は、本発明の様々な実施形態を実現するのに適した例示的環境を示すシステム図である。図1及び以下の議論は、本発明をその上に組み込みあるいは実現することができる土台の概要を提供する。例示的な環境の文脈で、本発明を処理装置によって実行されるソフトウェアプログラム内の命令から構成されるものとして記載するが、本発明の一部分、または全発明自体をハードウェアコンポーネント、状態機械、またはこれらの技術の任意の組合せによって実現することもできることを当業者は理解されるであろう。加えて、本発明の実施形態を実現するソフトウェアプログラムは、独立プログラムとして、またはオペレーティングシステム、別のプログラム、システム呼出し、割込みルーチン、ライブラリルーチン、または類似物に関連して動作するソフトウェアモジュール、ルーチン、もしくは関数呼出しとして実行することができる。プログラムモジュールという用語は、ソフトウェアプログラム、ルーチン、関数、マクロ、データ、データ構造、もしくは任意のセットの機械可読命令またはオブジェクトコード、またはそうしたものにコンパイルされ、処理装置によって実行することのできるソフトウェア命令を指すために使用される。
【0008】
図1に示したシステムは多くの形態を取ることができ、かつ様々な機能を実行するように適用することができることを、当業者は理解されるであろう。そのような形態及び機能の例として、メインフレームコンピュータ、ミニコンピュータ、サーバ、ワークステーション、パーソナルコンピュータ、パーソナルデータアシスタント及び電卓などのハンドヘルド装置、家庭用電子機器、ノートブックコンピュータ、ラップトップコンピュータ、及び発明の実施形態の例示的な環境として各々役立てることができる他の様々な適用例がある。本発明はまた、タスクが通信ネットワークを介してリンクされたリモート処理装置によって実行される、分散コンピューティング環境で実施することもできる。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールはローカル及びリモートメモリ記憶装置の両方に配置することができる。
【0009】
図1に示した例示的システムは、処理装置112、不揮発性メモリ114、揮発性メモリ116、ならびに不揮発性メモリ114及び揮発性メモリ116を処理装置112に結合するシステムバス118を含むが、それらに限定されない様々なコンポーネントから形成されるコンピューティング装置110を含む。不揮発性メモリ114は、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去可能な読出し専用メモリ(EEROM)、電気的消去可能なプログラマブル読出し専用メモリ(EEPROM)、電気的プログラマブル読出し専用メモリ(EPROM)、電気的可変読出し専用メモリ(EAROM)、及びバッテリバックされたランダムアクセスメモリ(RAM)を含むが、それらに限定されない様々なメモリ型を含むことができる。不揮発性メモリ114は、電源投入時またはコンピューティング装置11のリセット時に呼び出されるパワーオンリセットルーチン(ブートストラップルーチン)用の記憶装置を提供する。一部の構成では、不揮発性メモリ114は、コンピューティング装置110の様々なコンポーネント内の素子間の情報の転送を実行するために利用される基本入出力システム(BIOS)を提供する。
【0010】
揮発性メモリ116は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM)、FLASHメモリ、EEROM、バブルメモリ、レジスタ、または類似物を含むが、それらに限定されない様々なメモリ型を含むことができる。揮発性メモリ116は、処理装置112によって実行されあるいは実行されることがあり、あるいはアクセスされ、あるいは修正されるルーチン、モジュール、関数、マクロ、データ等のための一時的記憶装置を提供する。一般的に、不揮発性メモリ114と揮発性メモリ116との間の差異は、コンピューティング装置110の電源が切られ、次いで再投入されたときに、不揮発性メモリ114の内容は無傷のままであるのに対し、揮発性メモリ116の内容は失われ、損傷し、あるいは消去されるということである。
【0011】
コンピューティング装置110は、情報またはコンピューティング結果をユーザに提供することを目的とする、CRTモニタ、LCDパネル、LEDパネル、エレクトロルミネッセンスパネル、または他のディスプレイ装置などの1つまたはそれ以上の外部ディスプレイ装置130にアクセスすることができる。処理装置112は、システムバス118を介して処理装置112に結合されたビデオインターフェース120を通じて各ディスプレイ装置130とインタフェースする。
【0012】
コンピューティング装置110は、キーボード、ポインティング装置、マウス、モデム、RFまたは赤外線受信器、マイクロフォン、ジョイスティック、トラックボール、ライトペン、ゲームパッド、スキャナ、カメラ、または類似物などの1つまたはそれ以上の入力装置134から入力またはコマンドを受け取ることができる。処理装置112は、システムバス118を通して処理装置112に結合された入力インタフェース124を介して、各入力装置134にインタフェースする。入力インタフェースは、RS232シリアルポートインタフェースもしくは他のシリアルポートインタフェース、パラレルポートインタフェース、ユニバーサルシリアルバス(USB)、赤外線またはIRDAなどの光インタフェース、ブルートゥースなどのRFもしくはワイヤレスインタフェース、またはその他のインタフェースを含むが、それらに限定されない様々なインタフェースの1つまたはそれ以上を含むことができる。
【0013】
コンピューティング装置110は、ディスプレイ130に加えて、スピーカ、モデム、プリンタ、プロッタ、ファクシミリ機、RFもしくは赤外線送信器、またはコンピューティング装置110によって制御することができる他の様々な装置などの1つまたはそれ以上の出力装置132にも出力情報を送ることができる。処理装置112は、システムバス118を通して処理装置112に結合された出力インタフェース122を介して、各出力装置132にインタフェースする。出力インタフェースは、RS232シリアルポートインタフェースもしくは他のシリアルポートインタフェース、パラレルポートインタフェース、ユニバーサルシリアルバス(USB)、赤外線またはIRDAなどの光インタフェース、ブルートゥースなどのRFもしくはワイヤレスインタフェース、またはその他のインタフェースを含むが、それらに限定されない様々なインタフェースの1つまたはそれ以上を含むことができる。
【0014】
コンピューティング装置110は、通信システム136を介して情報を交換することができる。コンピューティング装置110は、送信機126を介して通信システム136に情報を送信する。コンピューティング装置110は、受信機128を介して通信システム136から情報を受信する。処理装置112は、両方ともシステムバス118を通して処理装置112に結合されるトランシーバ126及び受信機128を介して、通信システム136とインタフェースする。
【0015】
本発明の様々な実施形態を実現するプログラムモジュールは、不揮発性メモリ114または揮発性メモリ116に格納することができることは理解されるであろう。プログラムモジュールはオペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、他のプログラムモジュール、及びプログラムデータを含むことができる。処理装置112は、プログラムモジュールに含まれる様々な命令に応答してだけでなく、発生するイベントまたは入力インタフェース124を通して受け取るイベントの指示の下でも、プログラムモジュールの様々な部分にアクセスすることができる。
【0016】
例示的な実施形態では、図1の環境は、ディスプレイ装置130として携帯電話機に結合されたLCDディスプレイを有し、かつ入力装置134としてキーパッドを有する。コンピューティング装置110は携帯電話機内に配置されており、LCDディスプレイ及びキーパッドに結合される。さらに、通信システム136は、2つの通信装置202及び204の間で通信するために使用されるセルラ伝送システムである。
【0017】
図2は、本発明のための例示的システムを示す簡易システム図である。本発明は主としてデータオブジェクトの識別及び選択に関心を絞るが、図2は、本発明の利益を享受できる典型的な適用例を示すために使用される。発信通信装置202は、選択して送信することができる1つまたはそれ以上のデータオブジェクトを含む。データオブジェクトはMPEGファイル、MP3ファイル、電話番号、電話リスト、ビットマップ、JPEGファイル、または類似物など、様々な項目のどれでも含むことができる。一般的に、発信通信装置202は、ユーザまたはコンピュータインタフェースなどのインタフェースを提供し、それを通して特定のデータオブジェクトを識別することができる。例えば、特定の実施形態で、発信通信装置202はユーザインタフェースを含み、ユーザはそれを通して、ユーザが受信側通信装置204へ送信するつもりである1つまたはそれ以上のデータオブジェクトを表示して選択し、あるいはマーク付けすることができる。このユーザインタフェースを通して、データオブジェクトまたは特定のデータオブジェクトの参照が表示され、データオブジェクトを送信することができるか否かを示すために、転送可能アイコンが使用される。
【0018】
ネットワーク200は、通信装置202及び204の間の通信チャネルを提供する。このネットワークは例示的な実施形態ではセルラ伝送システムである。しかし、ネットワーク200は、2つの通信装置間でデータオブジェクトを伝達することのできる任意の型のネットワークとすることができる。適切なネットワーク200の例として、無線、光、または有線ネットワークのみならず、インターネットまたはローカルエリアネットワークも含まれる。
【0019】
本発明を発信通信装置のメモリ内に格納されたデータオブジェクトの転送用のマーク付けとして説明するが、データオブジェクトは外部装置に存在することもできることを理解されたい。次いでデータオブジェクトは、任意の型の有線、無線、または光インタフェースを使用してアクセスし、受信側通信装置204に転送することができる。
【0020】
図3は、本発明を具現する通信装置の例示的ディスプレイを示す図である。例示的実施形態では、ディスプレイ装置130は携帯電話機に取り付けられる。ディスプレイ装置130はLCDディスプレイ、CRTも似た、LCDパネル、LEDパネル、エレクトロルミネッセンスパネル、または任意の他のディスプレイ装置とすることができる。ディスプレイ装置は、テキストファイル、サウンドファイル、またはデジタル画像など任意の型のデータファイルとすることができる、1つまたはそれ以上のデータオブジェクトを表示するための領域302を含む。データオブジェクトはまた、別の電子装置またはインターネットなどの外部ソースによって作成することもでき、あるいは電話番号、1つまたはそれ以上のアドレスブックエントリまたは音声メモメッセージなど内部で作成することもできる。
【0021】
転送可能標識300は、1つまたはそれ以上のLED、1つまたはそれ以上の画素、またはアイコンを含むが、それらに限定されない任意の型の表示手段とすることができる。さらに、転送可能標識300は、通信装置202のディスプレイ130に存在するものとして図示されているが、実際には通信装置の本体の専用ボタンなど、どこか別の場所に表示することができる。転送可能標識300はまた、装置から発せられる音響または光など無形表示手段とすることもでき、あるいは装置における通知を無くし、ファイルが転送できない場合にだけ通知を提供することさえできる。
【0022】
図4は、本発明のデータオブジェクトマーク付け及び送信動作を示す流れ図である。動作は通信装置が電源を投入されたときにステップ400で開始され、通信装置の電源が切られるか、またはデータオブジェクトマーク付け及び送信手順が利用できないモードに入るまで、実行し続ける。例えば、通信装置は、音声メモモードまたはスリープモードなど、1つまたはそれ以上の動作モードを含むことがある。図4に記載した動作は、通信装置の構成に応じて、これらのモードのサブセットで、または全てのモード中に、作動することができる。
【0023】
動作中、時折、データオブジェクトがディスプレイ装置に提示される。ディスプレイにデータオブジェクトを提示することは、画像ファイルの画像を表示するなど、データオブジェクトを表示することを含む。ユーザが選択するために、通信装置のディスプレイに、画像または音声ファイルのファイル名など、データオブジェクトの名前を表示することもできる。データオブジェクトを提示することは、データオブジェクトの参照へのリンクを表示することも含む。
【0024】
データオブジェクトがディスプレイに存在しない場合には、データオブジェクトがディスプレイに提示されるまで、動作は機能的にステップ402でループに入る。データオブジェクトが存在する場合、動作はステップ402でループを出て、ステップ404で、データオブジェクトを別の通信装置に転送することができるかどうかを決定する。この決定は、データオブジェクトの属性を審査して、サイズ、ロケーション、機密性、及びファイル型など、その関連特性を突き止める必要がある。加えて、各データオブジェクトは、データオブジェクトが転送可能であるか否かを示すフラッグを含むことができる。データオブジェクトは、発信通信装置のメモリ及び他の制約を前提として、関連特性が別の通信装置へのファイルの転送に備えている場合には、転送することができる。データオブジェクトが別の通信装置へ転送することができる場合、ステップ406で転送可能標識が起動する。転送可能標識300を起動させた後、処理はステップ408に続く。
【0025】
ステップ404でデータオブジェクトが転送できない場合には、処理は、別のデータオブジェクトが通信装置200のユーザインタフェースに提示されるまで、ステップ402に続く。ひとたび別のデータオブジェクトが提示されると、処理はステップ404に戻る。装置の電源が投入されている限り、または現行動作モードがそれを可能にする限り、このサイクルは繰り返される。
【0026】
ステップ408で、ユーザはデータオブジェクトを、別の通信装置に転送すべきものとしてマーク付けすることができる。本発明は、データオブジェクトを転送用にマーク付けする幾つかの方法を予想している。データオブジェクトをマーク付けする例示的方法は、アイコンを選択すること、専用のボタンを押すこと、機能ボタンを押すこと、一連のボタンを入力すること、特定の方式でキーを起動すること、音声コマンド、または類似物を含むデータオブジェクトをマーク付けするために使用される方法に関係なく、最終的に処理装置にデータオブジェクトが選択されたことを知らせるマーク付け手段を使用することができる。データオブジェクトにマーク付けするのに用いられる方法にかかららず、随意のマーク付けの方法が用いられ、この方法は最終的にはデータオブジェクトが選択されたことを処理装置に伝える。
【0027】
ステップ408で、ユーザがデータオブジェクトを転送用にマーク付けした後、処理はステップ410に続く。マーク付けしなかった場合、処理はステップ402に続き、動作はディスプレイに別のデータオブジェクトが提示されるのを待つ。ステップ410で、動作は、マーク付けされたデータオブジェクトを即座に転送すべきかどうかを決定する。この即時転送は、データオブジェクトをマーク付けした後すぐに自動的に行なうことができ、あるいはユーザに追加処置を取るように催促する必要があるかもしれない。例えば、一実施形態では、データオブジェクトは特定のキーまたはキーシーケンスの起動に応答して転送される。マーク付けされたデータオブジェクトの転送を開始する別の方法として、音声起動コマンド、タッチスクリーン起動、別の装置の呼出し、または類似物が含まれるが、それらに限定されない。別の実施形態では、着信呼を受信次第、転送を起動することができる。この実施形態では、着信呼を開始した装置は、転送されるデータ項目の受信側とすることができる。
【0028】
ステップ410では、ユーザに、宛先アドレスまたは他の宛先識別子を入力するように要求することもできる。一実施形態では、宛先アドレスは宛先装置の電話番号とすることができる。別の実施形態では、宛先識別子はユニフォームリソースロケータ(URL)アドレスとすることができる。この実施形態では、データオブジェクトは電子装置またはコンピュータホストウェブサイトに送信することができる。別の実施形態では、宛先は電子メールアドレスとすることができる。
【0029】
別の実施形態では、データオブジェクトを転送用にマーク付けする場合、宛先識別子のプロンプトを提示することができる。プロンプトは装置のディスプレイ上のメッセージを含むか、あるいは可聴プロンプトなど、他の技術を含むことができる。一部の実施形態では、デフォルトまたは複数のデフォルト宛先識別子を使用して、マーク付けされたオブジェクトの宛先を識別することができる。宛先識別子を含む実施形態は、データオブジェクトの転送宛先を示すために、データオブジェクトに関連付けられたフィールドを提供することができる。着信呼を開始する装置が転送宛先を示すフィールドと一致する場合、呼を受信するとデータオブジェクトは該装置に転送される。代替的に、動作は、相手側の装置のアイデンティティに関係なく、単に、マーク付けされたデータオブジェクトを次の着信または発信呼に転送することができる。
【0030】
データオブジェクトを即座に転送すべきである場合、データオブジェクトはステップ412で送信動作を介して転送される。これについては図6でさらに詳述する。ひとたびデータオブジェクトがステップ412で転送されると、動作はステップ402に戻り、別のデータオブジェクトが通信装置のユーザインタフェースに提示されるまで待ち、プロセスを繰り返す。
【0031】
図5は、複数のマーク付けデータオブジェクトを含む、本発明のデータオブジェクトマーク付け及び送信動作の例示的実施形態に含まれるステップを示す流れ図である。この実施形態では、複数のデータオブジェクトを転送用にマーク付けすることができ、次いでこれらのデータの転送を後の時間に開始することができる。単一データオブジェクトをマーク付けする場合の動作と同様に、動作は通信装置が電源を投入されるか適切なモードに入ったときにステップ500で開始され、通信装置が電源を切断されるか該機能を使用可能なモードを終了するまで、実行し続ける。動作中、時折、データオブジェクトが決定ブロック502でディスプレイ装置に提示される。単一データオブジェクトをマーク付けする場合の動作と同様に、ディスプレイ上のデータオブジェクトの提示は、画像ファイルの画像を表示するなど、データオブジェクトを表示すること、またはユーザが選択するためにデータオブジェクトの名前を提示することを含むことができる。
【0032】
データオブジェクトがディスプレイに提示されている場合502、データオブジェクトを別の通信装置504に転送することができるかどうかに関し、決定が行なわれる。転送できる場合、ステップ506で転送可能標識300が起動される。転送可能標識300を起動させた後、処理は、データオブジェクトを転送用にマーク付けするかどうかを決定することによって、ステップ508に続く。
【0033】
データオブジェクトがステップ508で転送用にマーク付けされた場合には、動作はデータオブジェクトを転送用にマーク付けされたデータオブジェクトのリストに追加する。データオブジェクトのリストは、マーク付けされたデータオブジェクトに対応付けられたファイル識別子のリストとしてユーザインタフェースに表示することができ、ユーザは、マーク付けデータオブジェクトリストから削除すべきマーク付けされたデータオブジェクトを選択することによって、それを修正することができる。別の実施形態は、起動時にマーク付けされたデータオブジェクトに対応付けられたファイル識別子の修正可能なリストを電子装置のユーザインタフェース上に提示させる、専用ボタンを通信装置の本体に含むことができる。ひとたび提示されると、マーク付けされたデータオブジェクトのリストは、ユーザがマーク付けデータオブジェクトリストから削除用のマーク付けデータオブジェクトを選択することによって、編集することができる。マーク付けデータオブジェクトリスト内のこれらのデータオブジェクトは、様々な型及びサイズとすることができ、また様々な関連宛先を持つこともできる。マーク付けデータオブジェクトリスト内のデータオブジェクトは、リストがユーザによって修正された後に残るものがあれば、送信動作中に転送される。それについては図6でさらに詳述する。
【0034】
ステップ504で、動作がデータオブジェクトを転送することはできないと決定した場合、処理はステップ502に戻り、別のデータオブジェクトが通信装置200のユーザインタフェースに提示されるまで待つ。ひとたび別のデータオブジェクトが提示されると、処理はステップ404に戻る。装置が電源を投入されている限り、このサイクルが繰り返される。
【0035】
図6は、ユーザがデータオブジェクトを転送用にマーク付けした後の、本発明を具現する通信装置の例示的ディスプレイを示す図である。ユーザがデータオブジェクト604をマーク付けした後、マーク付けオブジェクト標識606が通信装置600のディスプレイ602に提示される。このマーク付けオブジェクト標識は、1つまたはそれ以上のLED、1つまたはそれ以上の画素、オブジェクトの反転、ディスプレイのシェーディング、アイコン、または何らかの他の手段を含むが、それらに限定されない任意の種類の表示手段とすることができる。マーク付けオブジェクト標識606は、通信装置600のディスプレイ602上に提示される。しかし、通信装置600の本体における専用ボタン、または通信装置600から発せられる音響または光などの無形表示手段も、マーク付けオブジェクト標識606を提示するものとして効果的に使用することができる。
【0036】
全体的に、本発明は、データオブジェクトを別の通信装置に転送することができるときに、転送可能標識を起動することによって通信装置の有用性を改善する。加えて、本発明は、通信装置のユーザが所望のデータオブジェクトを転送用に選択するための簡単な方法を提供する。本発明は、そのような通信装置のために改善されたユーザインタフェースを提供し、かつその結果として通信装置間のデータオブジェクトの転送が容易になるので、有用である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の様々な実施形態を実現するのに適した例示的な環境を示すシステム図である。
【図2】本発明の例示的な実施形態内の機能構成要素を示す簡易システム図である。
【図3】本発明を具現する通信装置の例示的ディスプレイを示す図である。
【図4】本発明のデータオブジェクトマーク付け及び送信動作の例示的な実施形態に含まれるステップを示す流れ図である。
【図5】複数のマーク付けデータオブジェクトを含む本発明のデータオブジェクトマーク付け及び送信動作の例示的な実施形態に含まれるステップを示す流れ図である。
【図6】データオブジェクトが転送用にマーク付けされた後の、発明を具現する通信装置の例示的なディスプレイを示す図である。
Claims (35)
- 電子装置によって転送すべき前記電子装置上のデータオブジェクトをマーク付けする方法であって、
a)前記電子装置のユーザインタフェース上にデータオブジェクトを提示するステップと、
b)前記データオブジェクトに1組の判定基準を適用して、前記データオブジェクトを転送することができるかどうかを決定するステップと、
c)前記データオブジェクトを前記電子装置によって転送することができる場合、標識を提供するステップと
を含む方法。 - 前記データオブジェクトを前記電子装置の前記ユーザインタフェース上に提示する前記ステップが、前記データオブジェクトを前記電子装置のディスプレイに表示するステップを含む請求項1記載の方法。
- 前記データオブジェクトを転送することができる場合、
d)前記データオブジェクトを転送用に選択することを可能にするステップと、
e)前記データオブジェクトを転送するステップと
をさらに含む請求項1記載の方法。 - 前記データオブジェクトを転送用に選択することを可能にする前記ステップが、前記データオブジェクトを転送用に選択されたデータオブジェクトの修正可能なリストに追加するステップをさらに含む請求項3記載の方法。
- 1組の判定基準を適用する前記ステップが、前記データオブジェクトの1つまたはそれ以上の属性を検索し、前記属性が予め定められた転送制限を越えるかどうかを決定するステップを含む請求項1記載の方法。
- 前記予め定められた転送制限がファイルサイズの制限、機密性の制限、及びファイル型の制限を含む請求項5記載の方法。
- 標識を提供する前記ステップが、前記電子装置の前記ユーザインタフェースにアイコンを提示するステップを含む請求項1記載の方法。
- 標識を提供する前記ステップが、前記電子装置で可聴警報を鳴らすステップを含む請求項1記載の方法。
- 標識を提供する前記ステップが、前記電子装置の専用ボタンを点灯させるステップを含む請求項1記載の方法。
- 電子装置によって転送すべき前記電子装置上のデータオブジェクトをマーク付けする方法であって、
a)前記電子装置のユーザインタフェース上にデータオブジェクトを提示するステップと、
b)前記データオブジェクトに1組の判定基準を適用して、前記データオブジェクトを転送することができるかどうかを決定するステップと、
c)前記データオブジェクトを前記電子装置によって転送することができない場合、標識を提供するステップと
を含む方法。 - 前記データオブジェクトを前記電子装置の前記ユーザインタフェース上に提示する前記ステップが、前記データオブジェクトを前記電子装置のディスプレイに表示するステップを含む請求項10記載の方法。
- 前記データオブジェクトを転送することができる場合、
d)前記データオブジェクトを転送用に選択することを可能にするステップと、
e)前記データオブジェクトを転送するステップと
をさらに含む請求項10記載の方法。 - 前記データオブジェクトを転送用に選択することを可能にする前記ステップが、前記データオブジェクトを転送用に選択されたデータオブジェクトの修正可能なリストに追加するステップをさらに含む請求項12記載の方法。
- 1組の判定基準を適用する前記ステップが、前記データオブジェクトの1つまたはそれ以上の属性を検索し、前記属性が予め定められた転送制限を越えるかどうかを決定するステップを含む請求項10記載の方法。
- 前記予め定められた転送制限がファイルサイズの制限、機密性の制限、及びファイル型の制限を含む請求項14記載の方法。
- 標識を提供する前記ステップが、前記電子装置の前記ユーザインタフェースにアイコンを提示するステップを含む請求項10記載の方法。
- 標識を提供する前記ステップが、前記電子装置で可聴警報を鳴らすステップを含む請求項10記載の方法。
- 標識を提供する前記ステップが、前記電子装置の専用ボタンを点灯させるステップを含む請求項10記載の方法。
- 電子装置上の複数のデータオブジェクトを転送用にマーク付けする方法において、
a)第1のデータオブジェクトを提示するステップと、
b)前記データオブジェクトに1組の判定基準を適用して、前記第1のデータオブジェクトを転送することができるかどうかを決定するステップと、
c)前記第1のデータオブジェクトを前記電子装置によって転送することができる場合、標識を提供するステップと、
d)ユーザが前記第1のデータオブジェクトを転送用に選択することを可能にするステップと、
e)前記選択されたデータオブジェクトを転送用のデータオブジェクトのリストに追加するステップと、
f)次のデータオブジェクトを提示するステップと、
g)前記次のデータオブジェクトにステップb)からe)を繰り返すステップと
を含む方法。 - 前記電子装置による転送の前に、前転送用に選択されたデータオブジェクトのリストを編集することができる請求項19記載の方法。
- 1組の判定基準を適用する前記ステップが、前記第1のデータオブジェクトの属性を検索し、前記属性が予め定められた転送制限を越えるかどうかを決定するステップを含む請求項19記載の方法。
- 前記予め定められた転送制限がファイルサイズの制限及びファイル型の制限を含む請求項21記載の方法。
- 前記第1のデータオブジェクトを前記電子装置によって転送することができるかどうかを前記ユーザインタフェース上に示す前記ステップが、前記電子装置の前記ユーザインタフェース上にアイコンを提示するステップを含む請求項19記載の方法。
- 標識を提供する前記ステップが、前記電子装置で可聴警報を鳴らすステップを含む請求項19記載の方法。
- 標識を提供する前記ステップが、前記電子装置の専用ボタンを点灯させるステップを含む請求項19記載の方法。
- 1つまたはそれ以上のデータオブジェクトを転送することができる装置であって、
a)プログラムモジュール及び少なくとも1つのデータオブジェクトを格納するためのメモリ装置と、
b)ユーザインタフェースと、
c)前記メモリ装置及び前記ユーザインタフェースに結合され、前記プログラムモジュールの命令に応答して、
i)電子装置のユーザインタフェース上にデータオブジェクトを提示し、
ii)前記データオブジェクトに1組の判定基準を適用して、前記データオブジェクトを転送することができるかどうかを決定し、
iii)前記データオブジェクトを転送することができる場合、標識を提供するように作動する処理装置と
を備えた装置。 - 前記処理装置がデータオブジェクトを送信することができると決定した場合、前記プログラムモジュールの命令に応答して、
d)前記データオブジェクトを通信媒体を通して送信するように選択することを可能にし、
e)前記データオブジェクトを送信する
ように作動する請求項26記載の装置。 - 前記装置が携帯電話機である請求項26記載の装置。
- 前記装置がモデム付きコンピュータである請求項26記載の装置。
- 前記装置がハンドヘルドコンピュータである前記装置が請求項26記載の装置。
- 前記装置が電話機である請求項26記載の装置。
- 前記通信媒体が無線媒体である請求項26記載の装置。
- 前記通信媒体がセルラ伝送媒体のデータチャネルである請求項26記載の装置。
- 前記通信媒体が光媒体である請求項26記載の装置。
- 前記通信媒体が有線媒体である請求項26記載の装置。
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