JP2004529459A - 蛍光灯を作動させるための装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、蛍光灯に関する。一般に、蛍光灯は、通常は天井に固定されて、かつ、ランプソケットを備えるハウジングからなる。ランプソケットは、蛍光灯を支持するように適合されており、この蛍光灯は、原則的に、接触ピンを有するキャップで端が閉じられた、円筒形の放電容器を備える。これらの接触ピンは、蛍光灯をランプソケットに保持する機能を果たし、ソケットから、放電容器内に設けられた白熱フィラメントへ、電流が流れる。原則的に、白熱フィラメントがそれぞれ、放電容器の対向する端面に備えられている。蛍光灯は、通常、交流電源により作動される。本発明は、第1および第2補正アダプタを備える装置を提示する。補正アダプタは、それぞれ、蛍光灯の接触ピンを支持するためのメス端子と、対向するランプブラケットの接触素子との電気的かつ機械的接続のためのプラグピンとを有して形成される。節電手段が、メス端子と、第1および第2補正アダプタのプラグピンとの間に接続される。こうして、本発明に係る装置は、近年のT5蛍光灯を、従来のランプソケットで作動させることを可能にする。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、蛍光灯に関する。一般に、蛍光灯は、通常は天井に固定されて、かつ、ランプソケットを備えるハウジングからなる。ランプソケットは、蛍光灯を支持するように適合されており、この蛍光灯は、原則的に、接触ピンを有するキャップで端が閉じられた、円筒形の放電容器を備える。これらの接触ピンは、蛍光灯をランプソケットに保持する機能を果たし、ソケットから放電容器内に設けられた白熱フィラメントへ、電流が流れる。原則的に、白熱フィラメントがそれぞれ、放電容器の対向する端面に備えられている。蛍光灯は、通常、交流電源により作動する。
【背景技術】
【0002】
上流に接続されるバラストが、蛍光灯の効率を高めるために、長い間用いられてきた。このバラストは、電子制御装置(EVG electrical ballast)または磁気バラストのいずれかの形をとることができる。
【0003】
蛍光灯が、バラスト、例えば電子バラストとともに作動する場合、後者は、交流電源に接続される入力端を有し、これにより、出力端において、2つの白熱フィラメントのうちの1つに対し、高周波電流を供給することが可能となる。
【0004】
蛍光灯を節電的な方法で作動させる回路構成は、DE19853138により知られている。この既知の回路構成は、放電体の端面に配置される、蛍光灯の2つの接触ピンと、ランプソケットの接触素子との間に接続される。ランプブラケットのこれらの接触素子は、次に、交流電源、チョーク、およびスタータ、と直列に接続される。既知の回路構成は、入力端において、クアドラポールを備え、クアドラポールの入力端子は、ランプブラケットの2つの接触素子と、チョークとともに、直列接続を形成し、この直列接続は、交流電源と並列に接続される。クアドラポールの出力端子は、ランプソケットの反対側にある2つの接触素子と電気的に接続される。この公報により知られている回路構成は、放電管の端面において、蛍光灯の接触ピンと、ソケットの接触素子との間に配置され、各ソケットに向けられた蛍光灯を、電気バラストのインターミッションを通して作動させる機能を果たす。従来技術では、キュポラ形状の、相互に絶縁された2つの接触シェルが、各接触素子と接触ピンとの間に備えられ、ソケットにて放電管へ供給される電流が、接触シェルを介してタップされ、バラスト内で高周波電流に変換され、対応する接触ピンにおいて蛍光灯内に導入される。相互に嵌合する接触シェル、およびその間に配置された絶縁材は、蛍光灯が、これをはめ込むためのランプソケットに適合するように、薄肉でなければならない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、蛍光灯の節電動作のための装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために、本発明は、請求項1で述べる機能を備える、蛍光灯を作動させるための装置を提案する。
【0007】
第1および第2補正アダプタを含む装置が、本発明により提案される。補正アダプタはそれぞれ、蛍光灯の接触ピンを収容するメス端子を備え、さらに、対向するランプブラケットの接触素子において、電気的かつ機械的接続を確立するためのプラグピンを備える。節電装置が、メス端子と、第1または第2補正アダプタのプラグピンとの間に接続される。
【0008】
本発明によると、補正アダプタは、メス端子が、T5蛍光灯の接触ピンを支持し得るように設計されている一方で、プラグピンは、従来の蛍光灯、特にT8蛍光灯のためのランプソケットのランプブラケットにより、受け入れられるようになっている。T8蛍光灯等の従来の蛍光灯は、T5蛍光灯の接触ピンの間に一致する間隔よりも広い間隔で、管状の放電容器の長手方向の延在に横断して分離された接触ピンを備える。このように、補正アダプタは、ランプブラケットに備えられる従来の接触素子の、T5蛍光灯の接触ピンへの適合を提供する。補正アダプタのメス端子の間の間隔は、各補正アダプタのプラグピンの間の間隔とは異なる。
【0009】
さらに、本発明に係る装置の補正アダプタにより、長さ補正が提示される。近年のT5蛍光灯の長さは、従来の蛍光灯の長さとは異なる。第1および第2補正アダプタのそれぞれは、ともに、蛍光灯の長手軸に基づく軸方向の適合を提供し、T5蛍光灯を、従来の蛍光灯のために作られたランプソケットに挿入可能にする。
【0010】
本発明に係る装置の2つの補正アダプタは、このように、ソケット端における接触素子の異なる間隔を、管端の接触ピンに適合させる。これにより、T5蛍光灯から従来のランプソケットへの電気的接続を確立するとともに、従来の蛍光灯向けランプソケットにおける、T5蛍光灯の機械的保持および接続のための軸長補正を達成する。
【0011】
従って、本発明に係る装置は、従来の蛍光灯よりも効率の高いT5蛍光灯を、従来のランプソケットで作動させることを可能にする。節電手段が、例えばバラストの形で、少なくとも1つの補正アダプタに接続される。その結果、補正アダプタは、端面を市販のT5蛍光灯に接続しさえすればよく、こうして得られたユニットを、従来の蛍光灯、例えばT8蛍光灯と取り替えて、ランプソケットに取り付けることができる。このように、僅かな費用の観点から、広く用いられているすべてのT8蛍光管を有する蛍光灯を、容易に低コストで交換できる。ネジを外し、古いランプソケットのハウジングを開いて、電気部品を取り外す必要はない。また、T8蛍光管をT5蛍光管に交換するために、ネジを外し、ランプソケット全体を天井から取り外して、T5蛍光管およびT5ランプソケットと取り替える必要もない。
【0012】
交換後、T5蛍光灯を備えた従来のランプソケットは、補正アダプタが、本発明の好適なさらなる改良に基づいて、蛍光灯の軸方向に延在する略円筒形の部材である場合、審美的に好ましい外観を提示する。この好適なさらなる改良によって、バラストを、円筒形部材に組み込まれた電気バラストとして設計することができる。
【0013】
光効率が異なる蛍光灯への、モジュール式の拡張および適合の観点から、バラストを円筒形部材の円周面に位置させ、メス端子およびプラグピンへのプラグ接続によって接続することが好ましい。この好適なさらなる改良によれば、同一の補正アダプタを、多種多様なT5蛍光灯に対して使用できる一方で、バラスト単体を、対応する蛍光灯の電力特性に適合させて、少なくとも1つの補正アダプタに、プラグ接続によって接続することができる。
【0014】
このような設計の補正アダプタへのバラストの取り付けは、バラストが、第1または第2補正アダプタへ、取り外し可能に固定されていると、特に容易である。この好適な変更により、欠陥のあるバラストがあった場合でも、このバラストを、蛍光灯を補正アダプタと一緒にランプソケットから取り外す必要なく、容易に交換することができる。
【0015】
請求項5に記載の好適なさらなる改良は、T5蛍光灯を、汚染の確立が高い、湿気のある場所または部屋にある従来のランプソケットにおいて、作動させるための装置を提供する。原則的に、このような用途向けのランプソケットは、対向するランプブラケットに環状のシールを備え、このシールが、従来の蛍光灯の外周とはめ合わされる。これにより、接触素子と接触ピンとの間の接触エリアがシールされる。このようなシーリングは、第1および第2補正アダプタが、T8蛍光灯の幾何学的寸法の線に沿って設計されている場合、補正アダプタとの接続においても得ることができる。
【0016】
好適なさらなる改良に従うと、特に、装置を汚染や湿気のある部屋で使用するには、第1および第2補正アダプタは、それぞれ、T5蛍光灯の外周端を囲むレセプタクルを備えることが好ましい。このレセプタクルは、T5蛍光灯の円周面のエンドゾーンと補正アダプタとの間に、シーリングを提供する機能を果たす。好ましくは、シールを、レセプタクルの円周内面と、蛍光灯の円周面との間に配置し、補正アダプタに好適に接続させてもよい。
【0017】
蛍光灯を作動させる際、面端に配置された2つのフィラメントの間において、作動温度を可能な限り早く設定することが、有益であると証明されている。一方で、これにより、蛍光灯の寿命が増加する。また一方で、電気回路に伝わり、時には、高感度な電気機器の障害の原因となる干渉電流を、防ぐことができる。さらに、両端のフィラメントの同時加熱による、この、蛍光灯のホットスタートを考慮に入れて、スタータを配置してもよい。この点で、本発明に係る装置をさらに好適に改良し、補正アダプタの一方に、信号送信器を設け、他方の補正アダプタに、関連する信号受信器を設ける。これにより、他方の端でフィラメントを加熱するのに必要なパルスを、信号送信器および受信器を介し、蛍光灯を迂回して送信させることができる。すなわち、信号を、入力端から出力端へ送ることが可能であり、この信号は、蛍光灯を作動させる必要なしに、出力端におけるフィラメントの直接過熱を導く。
【0018】
代わりとなる実施形態の場合では、補正アダプタを、導電的な方法で相互接続することが提案される。このような接続は、好ましくは、第1および第2補正アダプタの間に配置された反射器により得ることができ、蛍光灯から発せられる光放射を好適に調整して、2つの補正アダプタ間の電気的接続を確立する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明のさらなる詳細、利点、および機能を、図面とともに、以下の実施形態の説明において明らかにする。
【0020】
図1は、近年のT5蛍光灯1(4頁、最後の段落)の、2つの接触ピン2、3を備える側面部分の図式的表現である。同様に、補正アダプタ4およびランプブラケット5が示されている。接触ピン2、3は、各メス端子6、7によって部分的に受け入れられる。接触ピン2、3は、メス端子6、7内にて、接触ピンとメス端子との間に、電気的接触が確立されるように、それぞれ配置される。
【0021】
好ましくは固体材料で作られたプラグピン8、9が、補正アダプタの側面に、蛍光灯1から離れて設けられている。プラグピン8、9の、第1補正アダプタ4から突出した部分が、ランプブラケット5の各接触素子10、11に配置される。プラグピン8、9は、各プラグピン8、9と、関連する接触素子10、11の間で、電気的接触を確立するような方法で、接触素子10、11に挿入される。
【0022】
メス端子6、7と、補正アダプタの反対端に位置するプラグピン8、9との間に、離れた間隔を有する、図1に示す配置は、この実施形態を容易に低コストで製造できるという利点を持つ。特定の適用に応じ、また、長さの延在に関して、補正アダプタ4を、さらに、蛍光灯1の端とランプブラケット5との間の異なる間隔のバランスをとるように、設計することができる。
【0023】
図1によると、プラグピン8、9は、それぞれ、節電手段14の接点12、13に接続されている。節電手段14は、既知の種類の電気バラスト(EVG)の、任意の実施形態としてもよい。メス端子6、7の両方は、節電手段の他の接点に接続されている。接点12、13、15は、図1にブロック16a、16b、および16cで模式的に示した電気/電子コンポーネントに接続される。蛍光灯1が作動している間、節電手段14は、交流電源(図示せず)から、接点12、13を通して電流の供給を受け、次に、高周波電流を、さらなる接点15を通して、メス端子6、7に供給する。使用される電気/電子コンポーネントに関しては、蛍光灯1の電力に応じて、節電手段を個別に適合させてもよい。これは、例えば、近年の54Wまたは80WのT5蛍光灯が使用可能であることを意味する。
【0024】
図2に従う実施形態により提供される補正アダプタ4は、3つのプラグピンレセプタクル20、21、22を有して形成され、これらはプラグピン10、11およびメス端子6、7にそれぞれ接続されており、補正アダプタ4を異なる節電手段14と組み合わせて作動させることができる。節電手段14の3つのプラグピン23、24、25は、プラグピンレセプタクル20、21、22に挿入される。補正アダプタ4と節電手段14との間で、プラグピンレセプタクル20、21、22およびプラグピン23、24、25により形成されるプラグ接続は、図2の配置が、湿気のある空間環境での使用に適するように、好適に設計されている。このために、適切なプラグピンレセプタクルを提供し、必要なシーリング手段をとらなければならない。節電手段14のコンポーネント部品(電気/電子コンポーネント、接続部材、プラグ接続素子)は、湿気のある空間環境での条件を満たすために、樹脂等の外装材料内に、一体または部品別に鋳造可能である。
【0025】
図2に従う配置の本質的な利点は、異なる節電手段を、蛍光灯1の電力に応じて、組み込まれた補正アダプタに差し込むことができるという事実に存する。T5蛍光灯は、特に放電管の長さと直径に関し、均一な外部形状を有するが、その電力に関しては、異なる場合がある。図2に従う実施形態は、さまざまなT5ランプを、特定の電力にかかわりなく、従来の設計のランプブラケットに、規格化された補正アダプタによって取り付ける機会を提示する。例えば、35W、54W、または80Wの電力に従って、特定の電力に同調された節電モジュールを、その後、差し込むことができる。
【0026】
図2に示す配置によって、近年のT5蛍光灯1を、従来のランプブラケットにおいて利用する場合、ホットスタートでのイグニションによって、スイッチオンすることが有益である。図3の図解においては、第1補正アダプタ4は、図2および図3に表わすように備えられている。第2補正アダプタ30が、蛍光灯の他の端面に備えられている。これは、第1補正アダプタ4と同様に設計されており、蛍光灯1の他の端に配置された接触ピン33、34を収容するメス端子31、32、および、従来のランプソケットに属し、ランプブラケット5の反対に位置する、第2ランプブラケット39の接触素子37、38における機械的かつ電気的接続のための、プラグピン35、36を含む。
【0027】
図3に示すように、プラグピン2、3および33、34は、それぞれ、各白熱フィラメント40、41に接続される。白熱フィラメント40、41は、蛍光灯1を始動させる前に、蛍光灯1の放電空間42内のガス/ガス混合気を予備加熱するために用いられる。予備加熱が開始される際、発光手段43が、光信号を発し、ガスを両端において確実に同時に予備加熱させる。光信号を発するために、発光手段43は、節電手段14のコンポーネントにより生成されるパルスを受信する。発せられた光信号は、感光手段44により受信される。光信号を受信した結果、白熱フィラメント40の予備加熱が、白熱フィラメント41の予備加熱とともに、同時に行われる。送信される光信号は、ガスの予備加熱が、白熱フィラメント40、41の両方において、蛍光灯1をスタートさせる前に、確実に同時に行われるようにする。
【0028】
発光手段43は、例えば、フォトダイオード、特に赤外線フォトダイオードである。発光手段44は、放電空間36内でのガスのイグニション後に放射された光の波長とは異なる波長の光を、放出する必要がある。感度に関しては、感光手段39は、発光手段によって放射された光に同調される。
【0029】
図4は、他の実施形態を示す。この実施形態では、反射器45が、2つの補正アダプタ4、30の間で延在されている。ここで、反射器45は、両端が各補正アダプタ4、30に接続されており、示された実施形態では、蛍光灯1から離れた後部に、第1補正アダプタ4から第2補正アダプタ30への信号送信を行う電線46を備える。これは、図3に図解した発光および感光手段43、44の、代わりの実施形態として見られる。図3で示した実施形態とは反対に、図4に従う実施形態は、信号の光送信を困難にし、光送信面に影響を与える、埃や水滴等の粒子が空気中に含まれる環境で、蛍光灯を作動させる場合に好まれる。
【0030】
最後に、図5は、湿気のある空間環境において、問題のない動作を保証するための適切なシーリング手段を備える、補正アダプタ30の実施形態を図解する。この実施形態は、蛍光灯1を囲むレセプタクル47と、蛍光灯1とレセプタクル47の円周内面との間に位置するシーリングリング48と、を備える。この方法により、湿った空気が、接触ピン33、34とメス端子31、32との間の接触ゾーンに入ることを防ぐ。シーリングスリーブ49が、補正アダプタ30の外周面と協同して、接触素子37、38とプラグピン35、36との間の接触ゾーンを、周囲の空気からシールする。このシーリングスリーブ49は、蛍光灯1の長手軸に基づいて、軸方向に移動可能であり、本来、知られている方法で、ランプブラケット39に沿って、ずらすことが可能である。一度、2つの補正アダプタ4、30を有する蛍光灯1が、各ランプブラケット5、39に導入されると、シーリングスリーブ49が、端から互いに向けて押される。これにより、各シーリングスリーブ49の前端が、補正アダプタ4、30の円周外面に当接する。最終的に、シーリングスリーブ49は、ランプブラケット5、39に対して固定される。
【0031】
上述の明細書および図面において開示された、本発明の機能は、個別および組み合わせの両方によって、本発明をさまざまな実施形態において実施するための、重要な意義を持つ。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】図1は、第1実施形態に係る補正アダプタが間に接続され、かつ、ランプブラケットに保持された蛍光灯の、部分的断面の平面図である。
【図2】図2は、第2実施形態に係る補正アダプタが間に接続され、かつ、ランプブラケットに保持された蛍光灯の、部分的断面の平面図である。
【図3】図3は、他の実施形態に係る第1および第2補正アダプタに保持された蛍光灯の、部分的断面の平面図である。
【図4】図4は、他の実施形態に係る第1および第2補正アダプタに保持された蛍光灯の、部分的断面の平面図である。
【図5】図5は、可能な接触ゾーンのシーリングを含む、補正アダプタの他の実施形態の、部分的断面の説明図である。
【符号の説明】
【0033】
1 蛍光灯
2 接触ピン
3 接触ピン
4 第1補正アダプタ
5 ランプブラケット
6 メス端子
7 メス端子
8 プラグピン
9 プラグピン
10 接触素子
11 接触素子
12 接点
13 接点
14 節電手段
15 接点
16a ブロック
16b ブロック
16c ブロック
20 プラグピンレセプタクル
21 プラグピンレセプタクル
22 プラグピンレセプタクル
23 プラグピン
24 プラグピン
25 プラグピン
30 第2補正アダプタ
31 メス端子
32 メス端子
33 接触ピン
34 接触ピン
35 プラグピン
36 プラグピン
37 接触素子
38 接触素子
39 ランプブラケット
40 白熱フィラメント
41 白熱フィラメント
42 放電空間
43 発光手段
44 感光手段
45 反射器
46 電線
47 レセプタクル
48 シール
49 シーリングスリーブ
【0001】
本発明は、蛍光灯に関する。一般に、蛍光灯は、通常は天井に固定されて、かつ、ランプソケットを備えるハウジングからなる。ランプソケットは、蛍光灯を支持するように適合されており、この蛍光灯は、原則的に、接触ピンを有するキャップで端が閉じられた、円筒形の放電容器を備える。これらの接触ピンは、蛍光灯をランプソケットに保持する機能を果たし、ソケットから放電容器内に設けられた白熱フィラメントへ、電流が流れる。原則的に、白熱フィラメントがそれぞれ、放電容器の対向する端面に備えられている。蛍光灯は、通常、交流電源により作動する。
【背景技術】
【0002】
上流に接続されるバラストが、蛍光灯の効率を高めるために、長い間用いられてきた。このバラストは、電子制御装置(EVG electrical ballast)または磁気バラストのいずれかの形をとることができる。
【0003】
蛍光灯が、バラスト、例えば電子バラストとともに作動する場合、後者は、交流電源に接続される入力端を有し、これにより、出力端において、2つの白熱フィラメントのうちの1つに対し、高周波電流を供給することが可能となる。
【0004】
蛍光灯を節電的な方法で作動させる回路構成は、DE19853138により知られている。この既知の回路構成は、放電体の端面に配置される、蛍光灯の2つの接触ピンと、ランプソケットの接触素子との間に接続される。ランプブラケットのこれらの接触素子は、次に、交流電源、チョーク、およびスタータ、と直列に接続される。既知の回路構成は、入力端において、クアドラポールを備え、クアドラポールの入力端子は、ランプブラケットの2つの接触素子と、チョークとともに、直列接続を形成し、この直列接続は、交流電源と並列に接続される。クアドラポールの出力端子は、ランプソケットの反対側にある2つの接触素子と電気的に接続される。この公報により知られている回路構成は、放電管の端面において、蛍光灯の接触ピンと、ソケットの接触素子との間に配置され、各ソケットに向けられた蛍光灯を、電気バラストのインターミッションを通して作動させる機能を果たす。従来技術では、キュポラ形状の、相互に絶縁された2つの接触シェルが、各接触素子と接触ピンとの間に備えられ、ソケットにて放電管へ供給される電流が、接触シェルを介してタップされ、バラスト内で高周波電流に変換され、対応する接触ピンにおいて蛍光灯内に導入される。相互に嵌合する接触シェル、およびその間に配置された絶縁材は、蛍光灯が、これをはめ込むためのランプソケットに適合するように、薄肉でなければならない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、蛍光灯の節電動作のための装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために、本発明は、請求項1で述べる機能を備える、蛍光灯を作動させるための装置を提案する。
【0007】
第1および第2補正アダプタを含む装置が、本発明により提案される。補正アダプタはそれぞれ、蛍光灯の接触ピンを収容するメス端子を備え、さらに、対向するランプブラケットの接触素子において、電気的かつ機械的接続を確立するためのプラグピンを備える。節電装置が、メス端子と、第1または第2補正アダプタのプラグピンとの間に接続される。
【0008】
本発明によると、補正アダプタは、メス端子が、T5蛍光灯の接触ピンを支持し得るように設計されている一方で、プラグピンは、従来の蛍光灯、特にT8蛍光灯のためのランプソケットのランプブラケットにより、受け入れられるようになっている。T8蛍光灯等の従来の蛍光灯は、T5蛍光灯の接触ピンの間に一致する間隔よりも広い間隔で、管状の放電容器の長手方向の延在に横断して分離された接触ピンを備える。このように、補正アダプタは、ランプブラケットに備えられる従来の接触素子の、T5蛍光灯の接触ピンへの適合を提供する。補正アダプタのメス端子の間の間隔は、各補正アダプタのプラグピンの間の間隔とは異なる。
【0009】
さらに、本発明に係る装置の補正アダプタにより、長さ補正が提示される。近年のT5蛍光灯の長さは、従来の蛍光灯の長さとは異なる。第1および第2補正アダプタのそれぞれは、ともに、蛍光灯の長手軸に基づく軸方向の適合を提供し、T5蛍光灯を、従来の蛍光灯のために作られたランプソケットに挿入可能にする。
【0010】
本発明に係る装置の2つの補正アダプタは、このように、ソケット端における接触素子の異なる間隔を、管端の接触ピンに適合させる。これにより、T5蛍光灯から従来のランプソケットへの電気的接続を確立するとともに、従来の蛍光灯向けランプソケットにおける、T5蛍光灯の機械的保持および接続のための軸長補正を達成する。
【0011】
従って、本発明に係る装置は、従来の蛍光灯よりも効率の高いT5蛍光灯を、従来のランプソケットで作動させることを可能にする。節電手段が、例えばバラストの形で、少なくとも1つの補正アダプタに接続される。その結果、補正アダプタは、端面を市販のT5蛍光灯に接続しさえすればよく、こうして得られたユニットを、従来の蛍光灯、例えばT8蛍光灯と取り替えて、ランプソケットに取り付けることができる。このように、僅かな費用の観点から、広く用いられているすべてのT8蛍光管を有する蛍光灯を、容易に低コストで交換できる。ネジを外し、古いランプソケットのハウジングを開いて、電気部品を取り外す必要はない。また、T8蛍光管をT5蛍光管に交換するために、ネジを外し、ランプソケット全体を天井から取り外して、T5蛍光管およびT5ランプソケットと取り替える必要もない。
【0012】
交換後、T5蛍光灯を備えた従来のランプソケットは、補正アダプタが、本発明の好適なさらなる改良に基づいて、蛍光灯の軸方向に延在する略円筒形の部材である場合、審美的に好ましい外観を提示する。この好適なさらなる改良によって、バラストを、円筒形部材に組み込まれた電気バラストとして設計することができる。
【0013】
光効率が異なる蛍光灯への、モジュール式の拡張および適合の観点から、バラストを円筒形部材の円周面に位置させ、メス端子およびプラグピンへのプラグ接続によって接続することが好ましい。この好適なさらなる改良によれば、同一の補正アダプタを、多種多様なT5蛍光灯に対して使用できる一方で、バラスト単体を、対応する蛍光灯の電力特性に適合させて、少なくとも1つの補正アダプタに、プラグ接続によって接続することができる。
【0014】
このような設計の補正アダプタへのバラストの取り付けは、バラストが、第1または第2補正アダプタへ、取り外し可能に固定されていると、特に容易である。この好適な変更により、欠陥のあるバラストがあった場合でも、このバラストを、蛍光灯を補正アダプタと一緒にランプソケットから取り外す必要なく、容易に交換することができる。
【0015】
請求項5に記載の好適なさらなる改良は、T5蛍光灯を、汚染の確立が高い、湿気のある場所または部屋にある従来のランプソケットにおいて、作動させるための装置を提供する。原則的に、このような用途向けのランプソケットは、対向するランプブラケットに環状のシールを備え、このシールが、従来の蛍光灯の外周とはめ合わされる。これにより、接触素子と接触ピンとの間の接触エリアがシールされる。このようなシーリングは、第1および第2補正アダプタが、T8蛍光灯の幾何学的寸法の線に沿って設計されている場合、補正アダプタとの接続においても得ることができる。
【0016】
好適なさらなる改良に従うと、特に、装置を汚染や湿気のある部屋で使用するには、第1および第2補正アダプタは、それぞれ、T5蛍光灯の外周端を囲むレセプタクルを備えることが好ましい。このレセプタクルは、T5蛍光灯の円周面のエンドゾーンと補正アダプタとの間に、シーリングを提供する機能を果たす。好ましくは、シールを、レセプタクルの円周内面と、蛍光灯の円周面との間に配置し、補正アダプタに好適に接続させてもよい。
【0017】
蛍光灯を作動させる際、面端に配置された2つのフィラメントの間において、作動温度を可能な限り早く設定することが、有益であると証明されている。一方で、これにより、蛍光灯の寿命が増加する。また一方で、電気回路に伝わり、時には、高感度な電気機器の障害の原因となる干渉電流を、防ぐことができる。さらに、両端のフィラメントの同時加熱による、この、蛍光灯のホットスタートを考慮に入れて、スタータを配置してもよい。この点で、本発明に係る装置をさらに好適に改良し、補正アダプタの一方に、信号送信器を設け、他方の補正アダプタに、関連する信号受信器を設ける。これにより、他方の端でフィラメントを加熱するのに必要なパルスを、信号送信器および受信器を介し、蛍光灯を迂回して送信させることができる。すなわち、信号を、入力端から出力端へ送ることが可能であり、この信号は、蛍光灯を作動させる必要なしに、出力端におけるフィラメントの直接過熱を導く。
【0018】
代わりとなる実施形態の場合では、補正アダプタを、導電的な方法で相互接続することが提案される。このような接続は、好ましくは、第1および第2補正アダプタの間に配置された反射器により得ることができ、蛍光灯から発せられる光放射を好適に調整して、2つの補正アダプタ間の電気的接続を確立する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明のさらなる詳細、利点、および機能を、図面とともに、以下の実施形態の説明において明らかにする。
【0020】
図1は、近年のT5蛍光灯1(4頁、最後の段落)の、2つの接触ピン2、3を備える側面部分の図式的表現である。同様に、補正アダプタ4およびランプブラケット5が示されている。接触ピン2、3は、各メス端子6、7によって部分的に受け入れられる。接触ピン2、3は、メス端子6、7内にて、接触ピンとメス端子との間に、電気的接触が確立されるように、それぞれ配置される。
【0021】
好ましくは固体材料で作られたプラグピン8、9が、補正アダプタの側面に、蛍光灯1から離れて設けられている。プラグピン8、9の、第1補正アダプタ4から突出した部分が、ランプブラケット5の各接触素子10、11に配置される。プラグピン8、9は、各プラグピン8、9と、関連する接触素子10、11の間で、電気的接触を確立するような方法で、接触素子10、11に挿入される。
【0022】
メス端子6、7と、補正アダプタの反対端に位置するプラグピン8、9との間に、離れた間隔を有する、図1に示す配置は、この実施形態を容易に低コストで製造できるという利点を持つ。特定の適用に応じ、また、長さの延在に関して、補正アダプタ4を、さらに、蛍光灯1の端とランプブラケット5との間の異なる間隔のバランスをとるように、設計することができる。
【0023】
図1によると、プラグピン8、9は、それぞれ、節電手段14の接点12、13に接続されている。節電手段14は、既知の種類の電気バラスト(EVG)の、任意の実施形態としてもよい。メス端子6、7の両方は、節電手段の他の接点に接続されている。接点12、13、15は、図1にブロック16a、16b、および16cで模式的に示した電気/電子コンポーネントに接続される。蛍光灯1が作動している間、節電手段14は、交流電源(図示せず)から、接点12、13を通して電流の供給を受け、次に、高周波電流を、さらなる接点15を通して、メス端子6、7に供給する。使用される電気/電子コンポーネントに関しては、蛍光灯1の電力に応じて、節電手段を個別に適合させてもよい。これは、例えば、近年の54Wまたは80WのT5蛍光灯が使用可能であることを意味する。
【0024】
図2に従う実施形態により提供される補正アダプタ4は、3つのプラグピンレセプタクル20、21、22を有して形成され、これらはプラグピン10、11およびメス端子6、7にそれぞれ接続されており、補正アダプタ4を異なる節電手段14と組み合わせて作動させることができる。節電手段14の3つのプラグピン23、24、25は、プラグピンレセプタクル20、21、22に挿入される。補正アダプタ4と節電手段14との間で、プラグピンレセプタクル20、21、22およびプラグピン23、24、25により形成されるプラグ接続は、図2の配置が、湿気のある空間環境での使用に適するように、好適に設計されている。このために、適切なプラグピンレセプタクルを提供し、必要なシーリング手段をとらなければならない。節電手段14のコンポーネント部品(電気/電子コンポーネント、接続部材、プラグ接続素子)は、湿気のある空間環境での条件を満たすために、樹脂等の外装材料内に、一体または部品別に鋳造可能である。
【0025】
図2に従う配置の本質的な利点は、異なる節電手段を、蛍光灯1の電力に応じて、組み込まれた補正アダプタに差し込むことができるという事実に存する。T5蛍光灯は、特に放電管の長さと直径に関し、均一な外部形状を有するが、その電力に関しては、異なる場合がある。図2に従う実施形態は、さまざまなT5ランプを、特定の電力にかかわりなく、従来の設計のランプブラケットに、規格化された補正アダプタによって取り付ける機会を提示する。例えば、35W、54W、または80Wの電力に従って、特定の電力に同調された節電モジュールを、その後、差し込むことができる。
【0026】
図2に示す配置によって、近年のT5蛍光灯1を、従来のランプブラケットにおいて利用する場合、ホットスタートでのイグニションによって、スイッチオンすることが有益である。図3の図解においては、第1補正アダプタ4は、図2および図3に表わすように備えられている。第2補正アダプタ30が、蛍光灯の他の端面に備えられている。これは、第1補正アダプタ4と同様に設計されており、蛍光灯1の他の端に配置された接触ピン33、34を収容するメス端子31、32、および、従来のランプソケットに属し、ランプブラケット5の反対に位置する、第2ランプブラケット39の接触素子37、38における機械的かつ電気的接続のための、プラグピン35、36を含む。
【0027】
図3に示すように、プラグピン2、3および33、34は、それぞれ、各白熱フィラメント40、41に接続される。白熱フィラメント40、41は、蛍光灯1を始動させる前に、蛍光灯1の放電空間42内のガス/ガス混合気を予備加熱するために用いられる。予備加熱が開始される際、発光手段43が、光信号を発し、ガスを両端において確実に同時に予備加熱させる。光信号を発するために、発光手段43は、節電手段14のコンポーネントにより生成されるパルスを受信する。発せられた光信号は、感光手段44により受信される。光信号を受信した結果、白熱フィラメント40の予備加熱が、白熱フィラメント41の予備加熱とともに、同時に行われる。送信される光信号は、ガスの予備加熱が、白熱フィラメント40、41の両方において、蛍光灯1をスタートさせる前に、確実に同時に行われるようにする。
【0028】
発光手段43は、例えば、フォトダイオード、特に赤外線フォトダイオードである。発光手段44は、放電空間36内でのガスのイグニション後に放射された光の波長とは異なる波長の光を、放出する必要がある。感度に関しては、感光手段39は、発光手段によって放射された光に同調される。
【0029】
図4は、他の実施形態を示す。この実施形態では、反射器45が、2つの補正アダプタ4、30の間で延在されている。ここで、反射器45は、両端が各補正アダプタ4、30に接続されており、示された実施形態では、蛍光灯1から離れた後部に、第1補正アダプタ4から第2補正アダプタ30への信号送信を行う電線46を備える。これは、図3に図解した発光および感光手段43、44の、代わりの実施形態として見られる。図3で示した実施形態とは反対に、図4に従う実施形態は、信号の光送信を困難にし、光送信面に影響を与える、埃や水滴等の粒子が空気中に含まれる環境で、蛍光灯を作動させる場合に好まれる。
【0030】
最後に、図5は、湿気のある空間環境において、問題のない動作を保証するための適切なシーリング手段を備える、補正アダプタ30の実施形態を図解する。この実施形態は、蛍光灯1を囲むレセプタクル47と、蛍光灯1とレセプタクル47の円周内面との間に位置するシーリングリング48と、を備える。この方法により、湿った空気が、接触ピン33、34とメス端子31、32との間の接触ゾーンに入ることを防ぐ。シーリングスリーブ49が、補正アダプタ30の外周面と協同して、接触素子37、38とプラグピン35、36との間の接触ゾーンを、周囲の空気からシールする。このシーリングスリーブ49は、蛍光灯1の長手軸に基づいて、軸方向に移動可能であり、本来、知られている方法で、ランプブラケット39に沿って、ずらすことが可能である。一度、2つの補正アダプタ4、30を有する蛍光灯1が、各ランプブラケット5、39に導入されると、シーリングスリーブ49が、端から互いに向けて押される。これにより、各シーリングスリーブ49の前端が、補正アダプタ4、30の円周外面に当接する。最終的に、シーリングスリーブ49は、ランプブラケット5、39に対して固定される。
【0031】
上述の明細書および図面において開示された、本発明の機能は、個別および組み合わせの両方によって、本発明をさまざまな実施形態において実施するための、重要な意義を持つ。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】図1は、第1実施形態に係る補正アダプタが間に接続され、かつ、ランプブラケットに保持された蛍光灯の、部分的断面の平面図である。
【図2】図2は、第2実施形態に係る補正アダプタが間に接続され、かつ、ランプブラケットに保持された蛍光灯の、部分的断面の平面図である。
【図3】図3は、他の実施形態に係る第1および第2補正アダプタに保持された蛍光灯の、部分的断面の平面図である。
【図4】図4は、他の実施形態に係る第1および第2補正アダプタに保持された蛍光灯の、部分的断面の平面図である。
【図5】図5は、可能な接触ゾーンのシーリングを含む、補正アダプタの他の実施形態の、部分的断面の説明図である。
【符号の説明】
【0033】
1 蛍光灯
2 接触ピン
3 接触ピン
4 第1補正アダプタ
5 ランプブラケット
6 メス端子
7 メス端子
8 プラグピン
9 プラグピン
10 接触素子
11 接触素子
12 接点
13 接点
14 節電手段
15 接点
16a ブロック
16b ブロック
16c ブロック
20 プラグピンレセプタクル
21 プラグピンレセプタクル
22 プラグピンレセプタクル
23 プラグピン
24 プラグピン
25 プラグピン
30 第2補正アダプタ
31 メス端子
32 メス端子
33 接触ピン
34 接触ピン
35 プラグピン
36 プラグピン
37 接触素子
38 接触素子
39 ランプブラケット
40 白熱フィラメント
41 白熱フィラメント
42 放電空間
43 発光手段
44 感光手段
45 反射器
46 電線
47 レセプタクル
48 シール
49 シーリングスリーブ
Claims (9)
- 従来の蛍光灯、特に、接触素子(10、11)を備える、対向するランプブラケット(5)を有するT8蛍光灯のためのランプソケットにて、前端に各接触ピンを備えるT5蛍光灯を作動させるための装置であって、
− 前記T5蛍光灯(1)の端面に配置された各接触ピン(2、3)と電気的に接続される第1メス端子(6、7)と、それぞれが一方の前記ランプブラケット(5)に電気的に接続される第1プラグピン(8、9)と、を有する第1補正アダプタ(4)と、
− 前記T5蛍光灯(1)の端面に配置された各接触ピン(33、34)と電気的に接続される第2メス端子(31、32)と、それぞれが他方の前記ランプブラケット(39)に電気的に接続される第2プラグピン(35、36)と、を有する第2補正アダプタ(30)と、
− 前記メス端子(6、7;31、32)と、第1および/または第2補正アダプタのプラグピン(35、36)との間に接続される、好ましくはバラストである節電手段(14)と、
を備えることを特徴とする装置。 - 前記補正アダプタ(4、30)は、前記蛍光灯の軸方向に延在する、本質的に円筒形の部材によって実現されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記節電手段(14)は、前記円筒部材の円周面に配置され、前記メス端子(6、7)および前記プラグピン(8、9)へ、電気的差し込み接続によって接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
- 前記節電手段(14)は、前記第1または第2補正アダプタ(4)に、取り外し可能に取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の装置。
- 前記第1および第2補正アダプタ(4;30)は、円形の断面積を有する円筒形部材によって実現されており、
前記円筒形部材の直径は、前記T8蛍光灯の直径と、実質的に一致する、ことを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 前記第1および第2補正アダプタ(4;30)は、それぞれ、前記T5蛍光灯(5)の外周端を囲むレセプタクル(47)を備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 信号送信器手段(43)が、前記補正アダプタの一方に設けられ、関連する信号受信器手段(44)が、他方の補正アダプタ(3;30)に設けられることを特徴とする請求項6に記載の装置。
- 前記信号送信器手段および前記信号受信器手段は、光送信および受信手段(43、44)によって実現されることを特徴とする請求項7に記載の装置。
- 反射器(45)が、前記第1および第2補正アダプタの間で延在し、前記信号送信器および前記信号受信器の間で、電気的接続を確立することを特徴とする請求項7に記載の装置。
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