JP2004529437A - オブジェクトオーダーボリュームレンダリングのオクルージョンカリング - Google Patents

オブジェクトオーダーボリュームレンダリングのオクルージョンカリング Download PDF

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Abstract

コンピュータ化されたシステムおよび方法が三次元イメージを効率的に表現するオクルージョンカリングを提供する。このシステムおよび方法は、ボクセルデータセットにおけるオクルーダのセットを、データセットの各ボクセルに関連付けられた透明度値を用いて計算する。次に、オクルーダシールドはデータセットに適用されて、最終イメージに寄与しないボクセルデータの領域を識別する。最終的に、ボクセルデータセットは、最終イメージに寄与しない領域を除外して表現され得る。
【選択図】図3

Description

【技術分野】
【0001】
(分野)
本発明は、概して、コンピュータボリュームレンダリングに関し、より具体的には、ボリュームレンダリングのオクルージョンカリングに関する。
【0002】
(関連ファイル)
本出願は、米国特許仮出願第60/293,275号(2001年5月23日)の利益を主張し、この出願は、参考のため、本明細書中に援用される。
【0003】
(著作権告示/許可)
本特許明細書の開示の部分は、著作権によって保護される材料を含む。著作権所持者は、特許明細書または特許の開示が、米国特許商標庁特許ファイルまたは記録に記載されるように、何人かにより複製されることに異議はないが、そうでない場合、すべての著作権が保護される。以下の告示
Copyright(c)2001,2002 Vital Images,Inc.All Rights Reserved
は、以下の開示およびその図面に記載されるソフトウェアおよびデータについて当てはまる。
【背景技術】
【0004】
(背景)
最近のコンピュータの処理能力が益々高速になるため、ユーザは、ユーザがリアルワールドデータのイメージを検査および解析する際に支援するコンピュータに目を向けた。例えば、医学界において、以前はライトスクリーンにレントゲン写真を吊るして検査していた放射線専門医および他の専門医は、現在、コンピュータを用いて超音波、コンピュータ断層撮影法(CT)、磁気共鳴(TR)、超音波検査法、陽電子射出断層撮影法(PET)、単光子放射型コンピュータ断層撮影法(SPEC)、磁場源映像法、および他の画像化技術を用いる。医療用画像化技術が進化すると、無数の他の画像化技術が生まれることは間違いない。
【0005】
先に確認された画像化方法の各々がボリュームイメージを生成するが、その各々は、画像を生成するために異なった技術に依存する。従って、CTは、最高数百枚の患者のピクチャが電子的に格納されるように、患者の周囲を高速で回転するx線源を必要とする。逆に、例えば、MRは、高周波が発せられ、人体の水分中の水素原子を移動させてエネルギーを放出させることを必要とし、これは、その後、検出されて画像に変換される。これらの技術の各々は、患者の体を貫通してデータを取得し、かつ、人体は3次元であるので、このデータは3次元画像またはボリュームを表す。特に、CTおよびMRの両方は、人体の3次元「スライス」を提供し、これは、後からコンピュータを用いて再度組み立てられ得る。
【0006】
医療用画像等の、コンピュータグラフィック画像は、通常、表面レンダリングおよび他の幾何形状ベースの技術等の技術を用いることによってモデル化されてきた。このような技術の欠陥が公知であるため、リアルワールドデータに基づいて画像をレンダリングするよりも正確な方法として、ボリュームレンダリング技術が開発された。ボリュームレンダリングは、3次元のオブジェクトが基本ボリュメトリックのビルディングブロックからなることを想定することによって、概念上直観的なレンダリングのアプローチを採用する。
【0007】
これらのボリュメトリックビルディングブロックは、一般的に、ボクセルと呼ばれる。対照的に、周知のピクセルは、画素(すなわち、デジタル画像の極小の2次元サンプルが2つの座標によって規定されたピクチャの平面において特定の位置を有する)であるが、ボクセルは、3次元グリッド内に存在するサンプルであり、座標x、yおよびzに位置付けられる。ボクセルは、「ボクセル値」を有し、この値は、リアルワールド科学または医療用機器から取得される。ボクセル値は、当業者に周知のハンスフィールドユニット等の複数の異なったユニットのいずれかで測定され得る。
【0008】
さらに、所与のボクセル値に関して、その不透明度を示す透明度値、および、その色を示す明度もまた割り当てられ得る(例えば、このようなマッピングを含む特定のテーブリング)。このような透明度値および明度は属性値と考えられ得、これらは、画像を構成するボクセルデータのセットの種々の属性(透明度、色等)を制御する。
【0009】
ボリュームレンダリングを用いて、任意の3次元ボリュームが、単に、3次元サンプルのセットまたはボクセルに分割され得る。従って、当該のオブジェクトを含むボリュームは、小さい立方体に分割され、この立方体の各々は、いくつかのもとのオブジェクトを含む。この連続ボリューム表現は、立方体に含まれるオブジェクトの特定の質を特徴付けるボクセル値を各立方体に割り当てることによって別個のエレメントに変換可能である。
【0010】
従って、オブジェクトは、点サンプルのセットによってまとめられ、従って、各ボクセルが、データセット内のデジタル化された単一の点と関連付けられる。幾何形状ベースの表面レンダリングの場合のマッピング境界と比較して、ボリュームレンダリングを用いるボリュームの再構築は、はるかに少ない労力しか要求せず、かつより直観的であり、概念的に明瞭である。もとのオブジェクトは、積み重ねることによって再構築されるので、ボクセルがもとのボリュームを正確に表す。
【0011】
ボリュームレンダリングは、概念レベルではより単純であり、かつデータの画像を提供する際により正確であるが、依然として非常に複雑である。イメージオーダリングまたはレイキャスティングと呼ばれるボクセルレンダリングの1つの方法において、ボリュームは、ピクチャ平面の後ろに位置付けられ、光線は、ピクチャ平面における各ピクセルからピクセルの後ろのボリュームを通って垂直に投影される。各光線がボリュームを貫通すると、これはボクセルのプロパティを蓄積し、かつ、これらを対応するピクセルに追加する。プロパティは、ボクセルの透明度に依存して、より高速またはより低速で蓄積する。
【0012】
オブジェクトオーダーボリュームレンダリング(object−order volume rendering)と呼ばれる別の方法において、ボクセル値は、さらに、コンピュータ画面上に表示する画像ピクセルを生成するために組み合わされる。これに対して、イメージオーダーアルゴリズム(image−order algorithms)は、画像ピクセルから開始し、ボリュームに光線を放射し、オブジェクトオーダーアルゴリズム(object−order algorithms)は、通常、ボリュームデータから開始し、そのデータを画像平面上に投影する。
【0013】
広く用いられるオブジェクトオーダーアルゴリズムは、ボクセルの投影を並行して行う専用グラフィックハードウェアに依存する。1つの方法において、ボリュームデータは、3Dテクスチュアイメージにコピーされる。その後、ビュアーに対して垂直のスライスが描画され、各スライス上で、ボリュメトリックデータが再度組み立てられる。後面から前へスライスを描画し、かつ、合成(compositing)と呼ばれる周知の技術を用いて結果を組み合せることによって、最終イメージが生成される。この方法でレンダリングされたイメージもまたボクセルの透明度に依存する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
従って、ボリュームレンダリングは、著しい視覚化の利点を提供するが、種々の問題が残る。現在のCPUおよびグラフィックハードウェアの速度は着々と増しているが、医療データのサイズも急速に大きくなっている。現在のマルチスライスコンピュータ断層撮影法(CT)スキャナは、1000個以上のスライスを含むデータセットを生成し得、これらの大型のデータセットの対話型操作および3D視覚化を容易にすることは、依然として途方もない挑戦である。さらに、比較的大きいデータセットを有する、テクスチュアマッピングを採用するこれらのシステムにおいて、データのスワップインおよびスワップアウトと関連したオーバーヘッド、および限定されたサイズのテクスチュアメモリは、性能を著しく低下させる。その結果、当該技術において本発明が必要になる。
【課題を解決するための手段】
【0015】
(要旨)
上述の欠点、不利な点および問題は、本発明によって対処され、これは、以下の明細書を読むこと、かつ検討することによって理解される。
【0016】
本発明の実施形態の1局面は、3次元画像をレンダリングする方法である。この方法は、ボクセルデータセットにおけるオクルーダシールドのセットをデータセットの各ボクセルと関連した透明度値を用いて計算する。次に、最終イメージをもたらさないボクセルデータの領域を識別するために、オクルーダシールドがデータセットに適用される。最後に、最終イメージをもたらさない領域を除いて、ボクセルデータセットがレンダリングされ得る。
【0017】
本発明は、種々の範囲のシステム、クライアント、サーバ、方法、およびコンピュータによって読み出し可能な媒体を記載する。本要旨において記載された本発明の局面および利点に加えて、図面を参照し、かつ以下の詳細な説明を読むことによって、本発明のさらなる局面および利点が明らかになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
(詳細な説明)
本発明の例示的実施形態の以下における詳細な説明において、その一部分をなす添付の図面が参照される。この図面において、本発明が実施され得る特定の例示的実施形態が図により示される。これらの実施形態は、当業者が本発明を実施することを可能にするために十分に詳細に説明され、他の実施形態が用いられ得ること、および、本発明の範囲から逸脱することなく、論理的、機械的、電気的、および他の変更がなされ得ることが理解されるべきである。
【0019】
以下における詳細な説明のいくつかの部分は、コンピュータメモリ内のデータビットのアルゴリズムおよび記号表現に関して提示される。これらのアルゴリムの説明および表現は、他の当業者に仕事の内容を最も効果的に伝達するために、データ分野の当業者によって用いられる方法である。アルゴリズムは、ここで、および通常、所望の結果をもたらす、首尾一貫した工程のシーケンスであると考えられる。これらの工程は、物理量の物理的操作を必要とするものである。通常、これらの量は、必ずしも必要ではないが、格納、転送、組み合わせ、比較、および、それ以外ならば、操作されることが可能な電気または磁気信号の形態をとる。これらの信号をビット、値、エレメント、シンボル、文字、項、数等と呼ぶことは、主に、共通使用の理由で、時に好都合であることが証明された。しかしながら、これらのすべての、および類似の用語が、適切な物理量と関連付けられるべきであり、かつ、これらの量に付与される便宜的なラベルに過ぎないことに留意されたい。特に明記なき場合、以下の議論から明らかであるように、「処理する」または「コンピューティング」または「計算する」または「決定する」または「表示する」等といった用語は、コンピュータシステム、または類似のコンピューティングデバイスの動作に関する。このデバイスは、コンピュータシステムのレジスタおよびメモリ内の物理(例えば、電子)量として表されるデータを操作し、かつ、コンピュータシステムメモリまたはレジスタ、あるいは、他のこのような情報ストレージ、伝送またはディスプレイデバイス内の物理量として同様に表される他のデータに変換する。
【0020】
図において、複数の図に表れる同一のコンポーネントに対して一貫して同じ参照符号が用いられる。信号および接続は、同じ参照符号またはラベルによって関連付けられ得、実際の意味は、説明の文脈での使用から明らかである。
【0021】
従って、以下の詳細な説明は、限定的な意味でとらえられるべきでなく、本発明の範囲は、添付の請求項によってのみ定義される。
【0022】
後述される本発明のいくつかの実施形態は、有効透明度と呼ばれる概念を用い、これは後述する。上述のように、ボリュームレンダリングを用いて、各ボクセルには、色および不透明度(透明度の逆)が割り当てられ、ボリュメトリック合成(ブレンディング)を実行することによって作成される。これは、後面から前へまたは前面から後へ行われ得、レイキャスティング、前面から後へのレイキャスティングが最も一般的である。なぜなら、これは、適応(または早期)視線終端と呼ばれるスピードアップ技術を考慮に入れるからである。一旦光線が不透明オブジェクトに当たるか、または半透明オブジェクトを通って十分な距離を進むと、不透明度は、光線の色が安定するレベルにまで蓄積する。
【0023】
例示的に、ボリュームの位置Px,y,zにおけるボクセルの不透明度βを考慮されたい。その透明度は、α=1−βによって定義される。αがゼロの場合、ボクセルは完全に不透明である。
【0024】
ここで、点P、およびその点と接続される近傍の6つの点を通る3軸補正(three axis−aligned)軌道によって生じた透明度全体を考慮されたい。
【0025】
αP,x1=αx−1,y,zαx,y,zαx+1,y,z
αP,y1=αx,y−1,zαx,y,zαx,y+1,z
αP,z1=αx,y,z−1αx,y,zαx,y,z+1
ボクセルPを通り、軸補正された任意の軌道に沿って生じた最大透明度は、
αP,max1=max(αP,x1,αP,y1,αP,z1
=α(x,y,z)max(αx−1,y,zαx+1,y,z,αx,y−1,zαx,y+1,z,αx,y,z−1αx+1,y,z+1
3軸補正軌道の各々に沿う透明度を計算する代わりに、本発明のいくつかの実施形態は、可能な限り高い透明度の推定を計算する。以下の等式
【0026】
【数1】
Figure 2004529437
が示すように、これは、6つの接続された近傍の点の最も高い透明度を用いることによって可能である。
【0027】
このアプローチは、Pの近傍の任意の点に対して一般化され得る。Pの近傍の一次の点としてW を定義されたい。ここで、W は、Pの前後の3×3×3領域である。W が考慮に入れられた場合、PおよびW を通る任意の経路に沿う可能な限り高い透明度は、
αP,eff =α(max αWn (1)
である。αP,eff は、一次有効透明度(first−order effective transparency)であり、βP,eff1=1−αP,eff1は、Pと関連付けられた一次有効不透明度(first−order effective opacity)である。
【0028】
このアプローチは、当然、近傍の任意のサイズの点に適用され得る。ボクセルの周囲の近傍の点の厚さをnとして示し、n次有効不透明度は、
βP,eff =1−α(max αWn2n
によって計算され得る。
【0029】
テーブル1は、次数nの例示的近傍の点における最小の不透明度、および対応する有効不透明度のいくつかの例示的値に関する。例えば、3次の近傍における0.3の最小不透明度の場合、対応する有効不透明度は0.917であり、これは、高速の不透明度の蓄積が比較的小さい最小不透明度で達成され得ることを明確に示す。
【0030】
【表1】
Figure 2004529437
有効不透明度の概念は、最小不透明度を高速で推定するための手段を提供する。データセットにおけるボクセル位置の実際の不透明度を決定するために広範囲にわたる計算を実行する代わりに、推定される有効不透明度を決定するために、ボクセルの近傍の点における最小不透明度の比較的簡単な決定が用いられ得る。ボクセルの有効不透明度がユーザ定義の閾値を超過した場合、オクルーディングボクセルが考えられ得、多数の隣接し合うオクルーディングボクセルが、オクルーダ「シールド」として機能する。オクルーディングシールドを抽出した後のボクセルデータセットのレンダリングが、さらに詳細に後述される。
【0031】
(動作環境)
図1は、動作環境のブロック図であり、この動作環境に関連して本発明の実施形態は、実施され得る。図1の説明は、適切なコンピュータハードウェアおよび適切な演算環境の簡単で一般的な説明を提供することが意図され、この適切な演算環境に関連して本発明はインプリメントされる。要求されるわけでないが、本発明は、パーソナルコンピュータまたはサーバコンピュータ等のコンピュータによって実行されるプログラムモジュール等のコンピュータ実行可能なインストラクションの一般的な絡みで記載される。概して、プログラムモジュールは、特定のタスクを行うかまたは特定の抽出データタイプをインプリメントする、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造等を含む。
【0032】
図1は、ボリュームデータをレンダリングするためのシステム100を示す。いくつかの実施形態では、システム100は、入力3Dデータ104を受け取り、ボクセル(voel)データ108を生成することが可能なレンダリングモジュール106を含むコンピュータシステム102を含む。レンダリングモジュール106は、モニタ110上に画像を表示するためにボクセルデータ108を処理する。本発明の一実施形態では、レンダリングモジュールは、Vital Images,Inc.から入手可能なVitreaTM2のソフトウェアで提供される。
【0033】
コンピュータシステム102は、任意の一般的なパーソナルコンピューティングハードウェアおよびソフトウェアであり得る。本発明の一実施形態では、コンピュータシステム102は、Microsoft Windows(R) XP(R)オペレーティングシステムを実行するCPUに基づくIntel Pentium(R)を有するパーソナルコンピュータである。本発明の代替の実施形態では、コンピュータシステム102は、IRIX(R)オペレーティングシステムを実行するSilicon Graphicsワークステーションである。本発明は、任意の特定のコンピュータハードウェアまたはオペレーティングシステムに制限されない。
【0034】
3Dデータ104は、任意のタイプの3Dデータであり得る。本発明のいくつかの実施形態では、3Dデータ104は、コンピュータ断層撮影法(CT)、磁気共鳴(MR)、超音波検査、ポジトロン放出断層撮影(PET)、単一光子放射型コンピュータ断層撮影法(SPECT)、磁気ソースイメージング(magnetic source imaging)および他の画像化技術によって生成される画像等の医療画像データを含む。代替の実施形態では、3Dデータ104は、3Dゲーミングシステムのために生成されるデータであり得る。本発明は、任意の特定タイプの3Dデータに制限されない。
【0035】
ボクセルデータ108は、データ104のボクセル表示である。いくつかの実施形態では、レンダリングモジュール106は、モニタ110上に表示される場合に可視でないボクセルデータ内の領域を決定する際に用いられるボクセルデータ108から閉塞物を抽出するために以下に記載される方法を用いる。
【0036】
当業者は、本発明は、ハンドヘルドデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのまたはプログラム可能な消費者エレクトロニクス、ネットワークPC、マイクロコンピュータ、メインフレームコンピュータその他を含む他のコンピュータシステム構成を用いて実施し得ることを理解する。本発明はまた、タスクが通信ネットワークを介して連結されるリモート処理デバイスによって行われる分散型コンピューティング環境において実施され得る。分散型コンピューティング環境では、プログラムモジュールは、ローカルおよびリモートメモリ格納デバイスの両方に配置され得る。
【0037】
図2〜3は、本発明の実施形態によりボクセルデータ上で閉塞抜粋を行う方法を示すフローチャートである。動作環境によって行われる本方法は、コンピュータ実行可能なインストラクションを作成するコンピュータプログラムを構成する。フローチャートを参照して方法を記載すれは、当業者は、適切なコンピュータ(コンピュータ読み出し可能な媒体からのインストラクションを実行するコンピュータのプロセッサ)上で、本方法を実行するためのこのようなインストラクションを含むこのようなプログラムを展開することが可能である。図2〜3に示される本方法は、本発明の例示の実施形態を実行する動作環境によって利用されるために要求される動作の包括である。
【0038】
図2は、ボクセルデータセットをレンダリングするための方法を示す。コンピュータシステム100等の本方法を実行するシステムは、データセットの各ボクセルに関連付けられる透明性の値を用いてボクセルデータセットにおける閉塞シールドのセットを計算する(ブロック202)。一般に、透明性の値が所定の閾値を超える場合、ボクセルは、不透明であり、閉塞を考慮し得る。閉塞シールドを計算することに関するさらなる詳細は、以下に図3を参照して提示される。
【0039】
次いで、システムは、最終画像に寄与しないボクセルデータの領域を識別するために閉塞シールドを適用することを進める(ブロック204)。概して、閉塞シールドの背後にあるボクセルデータは、最終画像に寄与しない。
【0040】
最後に、本方法を実行するシステムは、ブロック204において識別される、最終画像に寄与しない領域を除外して、ボクセルデータセットをレンダリングする(ブロック206)。
【0041】
図3は、ボクセルデータセットにおける閉塞シールドを計算するためのいくつかの実施形態に用いられる方法に関するさらなる詳細を提供する。本方法は、ボクセルデータセットを前後関係(コンテキスチャル)(contextual)上の領域に分割することよって始まる(ブロック302)。本発明のいくつかの実施形態では、コンテキスチャル領域は、各主用軸に沿って15ボクセルの寸法を有する。しかしながら、本発明は、コンテキスチャル領域に対して任意の特定サイズに制限されない。ボクセルデータセットをコンテキスチャル領域に分割することが望ましいのは、(予備方向およびサイズを有する)データセットにおける全ての可能な閉塞シールドに関する徹底的な検索が一般にコンピュータを利用してあまりに高価であるからである。
【0042】
次に、方法を実行するシステムは、コンテキスチャル領域における閉塞シールドを決定するために各コンテキスチャル領域を解析する。本発明のいくつかの実施形態では、コンテキスチャル領域の主要軸と合うシールドのみが考慮され、結果として、コンテキスチャル領域あたり最大のx+y+z閉塞を生じる。これは、除外抽出の速度を増加させるので望ましい。本発明のさらなる実施形態では、コンテキスチャル領域全体にまたがるシールドのみが閉塞シールドとして考慮される。例えば、全y×xボクセルが閉塞している場合、x軸に沿うシールドのみが考慮される。これらの実施形態では、コンテキスチャル領域が、透明領域内に全体的に落ちるシールドを見出す可能性を増加させるために比較的小さいことが望ましい。一実施形態では、サイズが16のコンテキスチャル領域が用いられる(15ボクセル+1つの共有された境界ボクセル)。
【0043】
閉塞シールドの計算は、有意な量のデータへのアクセスを必要とし得る。例えば、16サイズのコンテキスチャル領域に対して、4次閉塞を見出すことは、24のサブボリュームの解析を必要とし、元のコンテキスチャル領域のサイズに比較して3倍を超えて増加する。いくつかの実施形態では、システムは、ある高次の閉塞の計算を省く。コンテキスチャル領域の有意な数が完全に内側に落ちるか(全てのボクセルがx+y+xの0次閉塞を不透明にする)、または興味のあるオブジェクトの完全に外側(全ボクセルが透明であり、閉塞がない)にあるので、処理の大部分は、興味のあるオブジェクトと部分的に交差する領域内でなされる。
【0044】
このため、各コンテキスチャル領域に対して、システムは、最初に、コンテキスチャル領域に対する不透明マップを生成する(ステップ304)。このステップは、x×y×zコンテキスチャル領域に対応するボクセルデータをそれらの透明性の値の上にマッピングする。いくつかの実施形態では、これは、ルックアップテーブルを用いてなされる。いくつかの実施形態では、サイズx×y×zの3次元アレイは、ボクセル透明性を保持する。いくつかの実施形態では、不透明性マップは、ボクセルあたり1バイトを含み、透明性範囲は、0(完全に不透明)〜255(完全に透明)である。
【0045】
次いで、本方法を実行するシステムは、コンテキスチャル領域に0次閉塞が存在するか決定することを進める(ブロック306)。閉塞シールドを迅速に決定することを容易にするために、本発明のいくつかの実施形態は、各x、y、およびz位置において不透明ボクセルの数を含むサイズx、y、およびzの3つのベクトルを用いる。これらのベクトルは、0で開始される。次いで、システムは、コンテキスチャル領域の全ての透明性の値を通り抜け、ユーザ固有の閾値に対する簡単な比較を用いて、各ボクセルがおおよそで閉塞かどうかを決定する。一実施形態では、51/255(0.2)の透明性の閾値が、0次閉塞に対して用いられ、これは、0.8の不透明閾値に対応する。各閉塞ボクセルに対して、ボクセル座標のにそれぞれ対応する3つのベクトルの全体がインクリメントされる。いくつかの実施形態では、通り抜けの間、全体が透明でない任意のボクセルとでくわすかを決定するために簡単なテストが行われる。
【0046】
コンテキスチャル領域の通り抜けを完了した後、3つのアレイは、各x、y、およびz平面において閉塞ボクセルの全体数を含む。これらの数を各平面内のボクセルの数と比較することは、各平面内の全ボクセルが閉塞しているかどうか決定する。このようになっている場合、対応するシールドが0次閉塞である。代替の実施形態では、平面内のボクセルの閾値数がシールドが閉塞であるかを決定するために用いられ得る。本発明の一実施形態は、4つの整数値としてコンテクスチャル領域の閉塞を格納する。一つは、閉塞の次数(これは、ステージ中は0である)を示し、3つの整数値は、各平面の閉塞(各閉塞は、セットビットよって表わされる)を表わすビットマスクを規定する。
【0047】
いくつかの実施形態では、コンテキスチャル領域内の全ボクセルが閉塞している場合、x+y+z0次閉塞シールドが取得され、さらなる処理が要求されない。さらに、いくつかの実施形態では、コンテキスチャル領域上の処理は、全ボクセルが完全に透明である場合に中止される。この場合、コンテキスチャル領域全体は、不可視としてマークされ得、その内容は、レンダリングステップの間決して処理される必要がない。
【0048】
いくつかの実施形態では、システムは、0次閉塞が見出されたかを見るためにチェックする(ステップ308)。そうであれば、システムは、ブロック312に進み、そうでなければ、コンテキスチャル領域は、非透明ボクセルを含み、完全には不透明ではない。
【0049】
非0次閉塞がコンテキスチャル領域において見出された場合、システムは、より高次の閉塞を決定することを進める(ブロック310)。いくつかの実施形態では、システムは、コンテキスチャル領域の境界において不透明マッピングを行う。上記に記載されたように、より高次の閉塞の評価は、各ボクセル周り近隣において最高の透明性値の計算を必要とする。いくつかの実施形態では、局所最大計算を決定するために、サイズ(x+2N)×(y+2N)×(z+2N)の3Dアレイ上で続いて計算が行われる。ここで、Nは、最大閉塞次数である。本発明のいくつかの実施形態では、Nは3である。
【0050】
ボクセルデータ読み出しの量および境界ピクセルのハンドリングを除き、境界のこの不透明マッピングは、上記0次閉塞に関連する記載されたステップと実質的に同一である。体積の端部でのコンテキスチャル領域とともに、境界値は、体積端部での透明性で初期設定される。これが完了した場合、(x+2N)×(y+2N)×(z+2N)アレイは、コンテクスチャル領域および厚さNの周囲の境界からの全ボクセルの透明性を含む。
【0051】
前後関係領域の境界の不透明度マッピングの後、システムは、前後関係領域にわたって複数回のパスを、オーダー1から開始して、最大オーダーNに達するまで各パスのオーダーを1ずつ増大して行う。有効透明度計算を用いる本発明の実施形態において、式(1)の評価は、3近傍の最大透明度計算を必要とする。この工程は、当該技術において3Dグレーレベル拡張(dilation)として公知である単純な形態学的演算を表す。3カーネルは、典型的には、分離でき、3つの続いて適用されるサイズ3の1Dカーネルに依存する、計算上非常に効率的なインプリメンテーションを許容する。1D拡張は各ボクセルにつき2回の比較を必要とするので、3D拡張は、ボクセルあたり6回の比較で達成され得る。前後関係領域の3D拡張は、(x+2(N−1))×(y+2(N−1))×(z+2(N−1))ボクセルを処理する。従って、例えば、N=3および前後関係領域が16の場合の最大のオクルーダオーダーについて、3D拡張は、反復ごとに48Kの比較を必要とし、これは、前後関係領域におけるボクセルあたりの12回の比較にほぼ相当する。
【0052】
いくつかの実施形態において、分離できるフィルタは、ソースおよび宛先について、異なる3Dアレイを用いる。各パスの後、ソースおよび宛先アレイは、切り換えられる。一時的な3Dアレイは、典型的には、それぞれ、約10キロバイトであり、概して、CPUのキャッシュにとってローカルなデータ処理を全て保存するために十分なほど小さい。
【0053】
より高いオーダーのオクルーダのさらなる計算は、ブロック306について上で概説されたものと類似する。しかし、いくつかの実施形態は、完全に透明な領域の検出を必要とせず、さらに、用いられる透明度閾値は異なり得る。例えば、ある実施形態においては、約0.61の不透明度閾値に相当する、100/255(≒0.39)の透明度の閾値が、より高いオーダーのオクルーダについて用いられる。
【0054】
オクルーダ計算から得られるビットマスクは、以前のパスの間に見つけられたものと比較される。2つの場合が特に対象となる。
【0055】
1.さらなるオクルーダが見つけられる場合
新たなオクルーダがパスの間に見つけられる場合、前後関係領域のオクルージョンのオーダーが調節され、新たなオクルーダを表すビットが設定される。
【0056】
さらなるオクルーダが見つけられる場合、他の反復がさらに他のオクルーダを生み出すことがあり得ないとはいえない。従って、さらなる解析が所望される。より大きな近傍からのローカル最小値が上で概説したグレーレベル拡張を再度適用することによって計算され得るので、最大オクルージョンオーダーにまだ達していない場合には、前後関係領域を通じる他のパスが行われる。
【0057】
2.さらなるオクルーダが見つけられない場合
典型的には、新たなオクルーダが見つける可能性は、反復のたびに低減する。従って、本発明のいくつかの実施形態において、より高いオーダーでのさらなる反復は、新たなオクルーダが見つけられない限り行われない。
【0058】
いくつかの実施形態において、前後関係領域の処理は、オクルードシールドの最大数が見つけられるか、反復の最大数(すなわち、最も高いオーダー)に達するか、または新たな反復の間に新たなオクルードシールドが見つけられないときに終了される。
【0059】
その後、システムは、処理されるべき前後関係領域が残っているか否かを知るためにチェックする(ブロック312)。残っている場合、方法は、ブロック304に戻り、次の領域を処理する。ブロック304〜312において規定される工程は、ボリュームの前後関係領域のそれぞれに適用される。いくつかの実施形態において、各領域について、これにより、最も高いオクルーダのオーダーを表す4つの整数、およびシンプルビットマスクとして表されるオクルーダの位置が得られる。
【0060】
全ての前後関係領域が処理された後、いくつかの実施形態において、オクルードシールドの融合のため、ビットマスクおよび最大のオクルーダのオーダーが用いられる(ブロック314)。オクルーダの融合は、少なくとも2つの理由から所望される。第1に、融合によって、可能な限り大きいオクルーダが得られる。見ることができない(従って、処理される必要がない)ボリュームデータの量はオクルーダ面積とともに増大するので、大きいオクルーダを判定することが所望される。
【0061】
第2に、融合によって、より少ない数のオクルーダが得られる。(ボリュームのいずれの部分がシールドによってオクルードされるかを決定する)実際のオクルージョンカリング工程は、計算的に高価になる傾向がある。従って、計算に関わるオクルーダの数を限定することが所望される。
【0062】
各前後関係領域のオクルーダがビットマスクによって特定される実施形態において、隣接する領域のビットマスクの単純な論理ANDを行うことによって、オクルーダが複数の領域にわたるか否かが判定され得る。AND演算の後に設定される任意のビットは、融合されたオクルーダを表す。
【0063】
この工程において、方法は、ボリュームの全ての前後関係領域にわたって、(x−y−z様態で)ループする。いくつかの実施形態において、以下の工程は、各前後関係領域および軸について行われる。
【0064】
1.隣接領域からのビットマスクを用いることによって、オクルーダは、矩形のオクルーダがあり得る最大の数の前後関係領域にわたるまで、伸長される。これは、2つの段階で行われる。第1に、オクルーダは、現在の一次軸によって形成される平面上で「左右」に沿って伸長され、あり得る全ての候補が一時リストに格納される。第2に、候補のオクルーダロウが、平面上で「上下」方向に沿って伸長する。システムは、遭遇した最大面積のオクルーダの記録をとる。いくつかの実施形態において、全ての候補が評価された後、あり得る最大のオクルーダが得られる。サーチアルゴリズムは、概して、徹底的であるが、適度に速い。しかし、本発明は、徹底的なサーチに限定されない。
【0065】
2.最大のオクルーダについてのサーチの間、遭遇した最大オクルーダオーダーを判定する。この値は、融合されたオクルーダのオーダーを表す。
【0066】
3.融合されたオクルーダの各々について、いくつかの特性が格納され得る。これらには、オクルーダのオーダー、面積、軸、およびオクルーダにわたる2つの角の3D座標が含まれる。その後、オクルーダは、格納され、整数識別子(ID)が割り当てられ得る。
【0067】
4.各前後関係領域は、オクルーダIDのリストを含み、維持し得る。これによって、任意の数のオクルーダが可能になる。融合されたオクルーダが複数の領域にわたるので、同じオクルーダIDが、融合されたオクルーダを含む全ての前後関係領域のオクルーダIDリストに加えられる。
【0068】
5.いくつかの実施形態において、オクルーダ融合工程は、前後関係領域のオクルーダIDリストが、他の前後関係領域の処理の間に加えられたIDをすでに含む場合に、飛ばされる。これによって、オクルーダ融合の速度が上がり、各領域において格納されるオクルーダIDの数を低減する。
【0069】
一次軸のそれぞれにおいてオクルーダを融合した後、システムは、発生したオクルーダを用いて、ボクセルデータのいずれの領域を見ることができず、表現する必要がないかを判定し得る。
【0070】
図4Aおよび4Bは、上記のオクルーダ選択および融合プロセスの結果のグラフィックの例を提供する。図4Aは、胸部データセットを含む医療用イメージの典型的なボリューム表現である。図4Bは、上記のシステムおよび方法を用いて抽出されるオクルーダを示す。
【0071】
上の節は、イメージデータのボリューム表現においてオクルージョンカリングを行うシステムにおける各種のソフトウェア方法を記載する。当業者であれば理解するように、ソフトウェアは、任意の数の当該技術分野において公知であるプログラミング言語を用いて書かれ得る。このプログラミング言語には、C/C++、Java(R)、Visual Basic、Smalltalk、Pascal、Adaおよび類似のプログラミング言語が含まれるが、これらに限定されない。本発明は、インプリメンテーションのための任意の特定のプログラミング言語に限定されない。
(まとめ)
ボリューム表現されたイメージのオクルージョンカリングを行うシステムおよび方法が開示される。記載されたシステムおよび方法は、低いオーバーヘッドとともに、向上したカリング効率を提供することによって、以前のシステムと比較して利点を提供する。この効率および低いオーバーヘッドは、専用グラフィックスワークステーションではなく、汎用パーソナルコンピュータを用いて、複雑な三次元イメージを表現することを可能にする。
【0072】
本明細書中、特定の実施形態が例示され、記載されてきたが、当業者であれば、同じ目的を達成するように計算される任意の構成が、示された特定の実施形態の代わりになり得ることを理解する。この出願は、本発明のあらゆる適用例または変形例を対象として含むことが意図される。
【0073】
この出願において用いられる用語は、これらの環境を全て含むことを意図される。上記の説明は、例示的なものであることが意図され、限定的なものでないことが理解される必要がある。他の多くの実施形態は、上記の記載を検討すれば、当業者にとっては明らかである。従って、本発明は添付の特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定されるように意図されることが明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0074】
【図1】図1は、本発明の実施形態が実行され得る動作環境のブロック図である。
【図2】図2は、本発明の実施形態による、オクルージョンカリングを用いるボクセルデータセットにレンダリングを提供する方法を示すフローチャートである。
【図3】図3は、本発明の実施形態による、ボクセルデータセット上でオクルージョンカリングを実行する方法をさらに示すフローチャートである。
【図4A】図4Aは、本発明の実施形態により決定される、データベースにおけるオクルーダのレンダリングされたボクセルデータセットおよびグラフィックディスプレイを示す図である。
【図4B】図4Bは、本発明の実施形態により決定される、データベースにおけるオクルーダのレンダリングされたボクセルデータセットおよびグラフィックディスプレイを示す図である。

Claims (36)

  1. 三次元イメージを表現するコンピュータ化された方法であって、
    ボクセルデータセットにおけるオクルーダシールドのセットを、該データセットの各ボクセルに関連付けられた透明度値を用いて計算する工程と、
    該オクルーダシールドを適用して、最終イメージに寄与しない該ボクセルデータの領域を識別する、工程と、
    該ボクセルデータセットを表現する工程であって、該表現する工程は、該最終イメージに寄与しない領域を除外する、工程と
    を含む、方法。
  2. 前記オクルーダシールドを計算する工程は、
    ボクセルデータを複数の前後関係領域に分割する工程であって、該前後関係領域のそれぞれは、複数のボクセルを含み、前記ボクセルのそれぞれは、透明度値および位置値を有する、工程と、
    各前後関係領域についてタスクを実行する工程であって、
    該前後関係領域の不透明度マッピングを行う工程と、
    ゼロオーダーオクルードシールドが存在するか否かを判定する工程と、
    ゼロオーダーオクルードシールドが存在しない場合、より高いオーダーのオクルードシールドが存在するかを判定する工程とを含むタスクを実行する工程と
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ゼロオーダーオクルードシールドが存在するか否かを判定する工程は、
    前記前後関係領域を囲む境界領域のグレーデータを判定する工程と、
    該前後関係領域および該境界領域の透明度値を計算する工程と、
    不透明なボクセルの数がオクルーダ閾値を越えているか否かを判定する工程と
    を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ゼロオーダーオクルードシールドは、2本の一次軸によって形成される面に並べられる、請求項3に記載の方法。
  5. ボクセルは、該ボクセルの透明度値が透明度閾値を越える場合、不透明である、請求項3に記載の方法。
  6. 前記より高いオーダーのオクルードシールドが存在するか否かを判定する工程は、
    複数のオーダーにわたって反復する工程であって、反復のたびに、
    前記前後関係領域および前記境界領域における前記ボクセルの少なくともサブセットについて、有効透明度を計算する工程と、
    該有効透明度を用いて、オクルードシールドが該前後関係領域に存在するか否かを判定する工程とを含むタスクを実行する工程を含む、請求項3に記載の方法。
  7. 前記より高いオーダーのオクルードシールドは、2本の一次軸によって形成される面に並べられる、請求項6に記載の方法。
  8. ボクセルの前記有効透明度は、該ボクセルの近傍のボクセルの少なくともサブセットを用いて計算され、該サブセットのサイズは、前記オーダーによって決定される、請求項6に記載の方法。
  9. ボクセルの前記有効透明度は、以下の式
    βP,effn=1−α(maxαWn2n
    に従って計算される、請求項6に記載の方法。
  10. 新たなオクルードシールドが見つけられないとき、反復が停止される、請求項6に記載の方法。
  11. 前記オーダーが最大オーダーに達するとき、反復が停止される、請求項6に記載の方法。
  12. 前記最大オーダーが3である、請求項11に記載の方法。
  13. 見つけられたオクルードシールドの数がシールド閾値を越えるとき、反復が停止される、請求項6に記載の方法。
  14. 前記ボクセル透明度値の3Dグレーレベル拡張を行う工程をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  15. 前記ゼロオーダーオクルードシールドが存在するか否かを判定する工程は、2本の一次軸によって形成される面にゼロオーダーオクルードシールドが存在するか否かを判定する工程を含む、請求項2に記載の方法。
  16. 前記より高いオーダーのオクルードシールドが存在するか否かを判定する工程は、2本の一次軸によって形成される面に、より高いオーダーのオクルードシールドが存在するか否かを判定する工程を含む、請求項2に記載の方法。
  17. オクルードシールドが前後関係領域に存在することが、ビットマスクにビットを設定することによって示され、該ビットマスクにおける該ビットの位置は、該前後関係領域における該オクルードシールドの位置を示す、請求項2に記載の方法。
  18. 前記オクルードシールドの位置は、2本の一次軸によって形成される面にある、請求項17に記載の方法。
  19. 前後関係領域におけるオクルードシールドが、隣接する前後関係領域におけるオクルードシールドと融合され得るか否かを判定する工程をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  20. 前記前後関係領域の前記ビットマスクは、前記隣接する前後関係領域の前記ビットマスクと比較される、請求項17に記載の方法。
  21. 前記隣接する前後関係領域は、2本の一次軸によって形成される面において左右に隣接する、請求項19に記載の方法。
  22. 前記隣接する前後関係領域は、2本の一次軸によって形成される面において上下に隣接する、請求項19に記載の方法。
  23. 融合されたオクルーダを形成する工程をさらに含み、該融合されたオクルーダは、複数の隣接する前後関係領域から複数の同一平面オクルードシールドを含み、該融合されたオクルーダは該複数の前後関係領域の最大数にわたる、請求項2に記載の方法。
  24. 前記同一平面オクルードシールドは、2本の一次軸によって形成される面にある、請求項23に記載の方法。
  25. 前後関係領域は複数の融合されたオクルーダと関連付けられる、請求項23に記載の方法。
  26. コンピュータ化されたシステムであって、
    プロセッサと、
    メモリと、
    表現モジュールであって、該コンピュータ化されたシステムにおいて、
    ボクセルデータセットにおけるオクルーダシールドのセットを、該データセットの各ボクセルに関連付けられた透明度値を用いて計算し、
    該オクルーダシールドを適用して、最終イメージに寄与しない該ボクセルデータの領域を識別し、
    該最終イメージに寄与しない領域を除外して、該ボクセルデータセットを表現するように実行可能である表現モジュールと
    を含む、システム。
  27. 前記表現モジュールは、
    前記ボクセルデータを複数の前後関係領域に分割するようにさらに実行可能であり、該前後関係領域のそれぞれは、複数のボクセルを含み、前記ボクセルのそれぞれは、透明度値および位置値を有し、
    該表現モジュールは、各前後関係領域について、
    該前後関係領域の不透明度マッピングを行うタスク、
    ゼロオーダーオクルードシールドが存在するか否かを判定するタスク、および
    ゼロオーダーオクルードシールドが存在しない場合、より高いオーダーのオクルードシールドが存在するかを判定するタスクを行うようにさらに実行可能である、請求項26に記載のコンピュータ化されたシステム。
  28. 三次元イメージを表現する方法を行うコンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ読み出し可能媒体であって、該方法は、
    ボクセルデータセットにおけるオクルーダシールドのセットを、該データセットの各ボクセルに関連付けられた透明度値を用いて計算する工程と、
    該オクルーダシールドを適用して、最終イメージに寄与しない該ボクセルデータの領域を識別する、工程と、
    該ボクセルデータセットを表現する工程であって、該表現する工程は、該最終イメージに寄与しない領域を除外する、工程と
    を含む、コンピュータ読み出し可能媒体。
  29. 前記オクルーダシールドを計算する工程は、
    ボクセルデータを複数の前後関係領域に分割する工程であって、該前後関係領域のそれぞれが、複数のボクセルを含み、前記ボクセルのそれぞれは、透明度値および位置値を有する、工程と、
    各前後関係領域についてタスクを実行する工程であって、
    該前後関係領域の不透明度マッピングを行う工程と、
    ゼロオーダーオクルードシールドが存在するか否かを判定する工程と、
    ゼロオーダーオクルードシールドが存在しない場合、より高いオーダーのオクルードシールドが存在するかを判定する工程とを含むタスクを実行する工程と
    を含む、請求項28に記載のコンピュータ読み出し可能媒体。
  30. 前記ゼロオーダーオクルードシールドが存在するか否かを判定する工程は、
    前記前後関係領域を囲む境界領域のグレーデータを判定する工程と、
    該前後関係領域および該境界領域の透明度値を計算する工程と、
    不透明なボクセルの数がオクルーダ閾値を越えているか否かを判定する工程と
    を含む、請求項29に記載のコンピュータ読み出し可能媒体。
  31. 前記ゼロオーダーオクルードシールドは、2本の一次軸によって形成される面に並べられる、請求項29に記載のコンピュータ読み出し可能媒体。
  32. ボクセルは、該ボクセルの透明度値が透明度閾値を越える場合、不透明である、請求項29に記載のコンピュータ読み出し可能媒体。
  33. 前記より高いオーダーのオクルードシールドが存在するか否かを判定する工程は、
    複数のオーダーにわたって反復する工程であって、反復のたびに、
    前記前後関係領域および前記境界領域における前記ボクセルの少なくともサブセットについて、有効透明度を計算する工程と、
    該有効透明度を用いて、オクルードシールドが該前後関係領域に存在するか否かを判定する工程とを含むタスクを実行する工程を含む、請求項29に記載のコンピュータ読み出し可能媒体。
  34. 前記より高いオーダーのオクルードシールドは、2本の一次軸によって形成される面に並べられる、請求項33に記載のコンピュータ読み出し可能媒体。
  35. ボクセルの前記有効透明度は、該ボクセルの近傍のボクセルの少なくともサブセットを用いて計算され、該サブセットのサイズは、前記オーダーによって決定される、請求項33に記載のコンピュータ読み出し可能媒体。
  36. ボクセルの前記有効透明度は、以下の式
    βP,effn=1−α(maxαWn2n
    に従って計算される、請求項33に記載のコンピュータ読み出し可能媒体。
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