JP2004529337A - 回転型スラットデータの再構成のための高速変換 - Google Patents

回転型スラットデータの再構成のための高速変換 Download PDF

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Abstract

核医用撮像装置は関連する対象を受容する。放射線検出器は、検出器素子の略線形な配列の個々の検出素子を分離する複数の離間したスラットを含むスラットコリメータを具備する。スラットコリメータは平面コリメーションを生じさせ、投影方向上の距離に反比例して重み付けされる投影データを生じさせる。画像再構成プロセッサは、検出器によって得られる投影データを画像へ変換し、距離に反比例する重み付けについての補正を含む。画像再構成プロセッサは、メモリ、前処理演算子P、投影演算子S、並びに、更新されたメモリ内容を計算するために前処理演算子P及び投影演算子Sをメモリ内容に適用する反復ループ演算子を含む。反復ループ演算子は、投影データの距離に反比例する依存性について反復的に補正する。

Description

【背景技術】
【0001】
本発明は診断用撮像の分野に係る。本発明は特に、回転式一次元(1D)スラットでコリメートされたガンマカメラ及びシングルフォトンエミッションコンピュータ断層撮影(SPECT)と共に特定の用途があり、これについて特に参照して説明する。しかしながら、本発明は例えばポジトロンエミッション断層撮影(PET)といった他の同様の適用及び他の診断用撮像態様にも用いることができることが認識されるべきである。
【0002】
診断用核撮像法では、被検体をその中に受容する検査領域を見るために可動ガントリーに1つ又はそれ以上の放射線検出器が取り付けられる。一般的には、放出(エミッション)放射線を発生することが可能な99mTc又は18F−フルオロデオキシグルコース(FDG)といった1又はそれ以上の放射性医薬品又は放射性同位元素が被検体に導入される。放射性同位元素は、循環器系の一部を通って流れるか、その画像が生成されるべき関心となる器官の中に蓄積されることが望ましい。検出器は、選択された経路又は走査軌跡に沿って被検体を走査し、放射線事象は各検出器上で検出される。
【0003】
従来のSPECTアンガー(Anger)カメラでは、検出器は光増倍管の配列によって見られるシンチレーション結晶を含む。放射線吸収性材料の格子状又はハニカム状の配列を含むコリメータは、シンチレーション結晶によって受け取られる放射線の許容角度を制限するためにシンチレーション結晶と被検体との間に配置される。光増倍管の相対的な出力は、検出される放射線の位置及びエネルギーを示す出力信号を発生するよう処理され補正される。この種類の検出器は、近似光線又は視線に沿って、又は、より正確には狭い角度の視野円錐に沿ってシンチレーション事象を分離させる。空間的な線に沿った放射線事象はコリメータ配列の格子又はハニカムの開口を通って投影されるため、収集されたデータはしばしば投影データと称される。投影データは、再構成プロセッサによって関心領域の三次元画像へ再構成される。
【0004】
回転ラミナ放射性核種カメラとしても知られる回転ラミナエミッションカメラは、通常は平行なコリメート板又はスラットを個々の検出器の線の間に取り付けることによって形成される線形コリメータを有する。或いは、面積の大きい検出器の個々の検出器領域は、スラットの配置によって画成され分離される。スラットコリメータは平坦な空間的な投影を分離し、一方、従来のシンチレータ検出器のグリッドコリメータは略線形の空間的な投影を分離する。スラットカメラの検出器・コリメータ組立体は、一般的には、データを正確な二次元画像投影へ分解するために検出器面に対して垂直な軸回りに回転される。再び、被検体の周りの角度的な向きで収集された投影データは、三次元の体積画像表現へと再構成される。
【0005】
スラット検出器は、例えば従来のアンガー(Anger)カメラと比較して感度・解像度の釣り合いがより良いといった幾らかの利点を保つ一方で、幾つかの他の望ましくない制限を受ける。例えば、スラット検出器によって用いられる一次元コリメーション又はスラット幾何学形状は、画像再構成処理を複雑なものとする。スラット幾何学形状は、従来のアンガーカメラ適用で一般的に行われる線積分再構成ではなく、面積分再構成を生じさせる。
【0006】
実際は、rは考慮されている対象中で生ずる検出された放射線事象と検出器状の検出点の間の距離を表わすとすると、検出器の感度が1/rの依存性を有することを考慮に入れるために、面積分には重み係数が導入されるべきである。即ち、検出器は、一般的には比較的近い対象に対してはより感度が高く、より遠い対象に対してはより感度が低い。
【0007】
従来のアンガーカメラを用いて得られた線形投影データの再構成は、通常は逆ラドン変換R−1の形を用いた逆投影を組み込んでいる。スラット型カメラから得られる平面投影データの再構成は、2つのことに関して複雑である。第一に、積分は、線積分ではなく面積分である。第二に、スラット検出器によって得られる投影データ中で生ずる1/r項は投影データの空間対称性を低下させる。対称性が低いことにより、一般的にラドン変換R及びその逆の変換R−1を行うときに用いられる数学的な方法が使用できなくなる。
【0008】
スラット検出器によって捕捉される投影データのための殆どの以前の再構成方法は、再構成の問題を解決するときに1/r重み係数を単に無視する。この近似法の結果として、再構成された画像が劣化する。この種類の画像の劣化は、1/r依存性を考慮に入れる新しい又は改善された再構成アルゴリズムによって減少又は更に除去されうる。
【0009】
本発明は、上述の問題及び他の問題を克服する新しい改善された再構成技術について考える。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の1つの面により、診断用撮像装置が開示される。スキャナは、投影方向上の距離に反比例して重み付けされる投影データを発生する。前処理(preconditioning)手段Pは、アーティファクトのある画像表現を再構成するために距離での逆重み付けを補償することなく発生された投影データを画像メモリへ逆投影する。投影(forward projecting)手段は、再投影されたデータを発生するためにアーティファクトのある画像を投影する。補正手段は、(i)発生された投影データと再投影データを比較するため、及び、(ii)発生された投影データと再投影データの間の偏差に従って補正係数を発生するために与えられる。
【0011】
本発明の他の面によれば、診断用撮像方法が提供される。平面投影データが測定される。測定された平面投影データは、欠陥のある画像表現を得るために前処理演算子Pを用いて前処理される。欠陥のある画像表現は、最終的な画像表現を得るために繰り返し改善される。
【0012】
本発明の1つの利点は、データの1/r依存性を補正することである。本発明の他の利点は、スラットカメラから得られたデータを正しく再構成することである。本発明の他の利点は、スラット検出器投影データの1/r依存性を無視することなく、測定された投影データを画像空間へ効率的に変換することである。本発明の他の利点は、SPECT、PET、及び他の核撮像方法のための再構成アルゴリズムにおいて前処理を行うプリコンディショナ(preconditioner)としてしばしば実施されるラドン変換Rを用いることである。本発明の更なる利点及び利益は、以下の詳細な説明を読み理解することにより当業者によって明らかとなろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明は、種々の構成要素及び構成要素の配置、並びに、種々の段階及び段階の配置の形をとりうる。図面は望ましい実施例を例示するためだけのものであって、本発明を制限するものではない。
【0014】
図1を参照するに、核カメラシステム10は、複数のスラット型検出器ヘッド12を含み、望ましい実施例では3つのスラット検出器ヘッド12、12、及び12を含む。もちろん、それ以外の個数の検出器ヘッドが使用されうる。各検出器ヘッドは、スラット型コリメータ14、14、及び14と、検出器の線形配列16、16、及び16とを含む。コリメータは、被検体18からの入来する放射線を埋め込まれた1/r依存性を有する平行な平面へコリメートする。各カメラ検出器・コリメータユニットは、検出器面に対して垂直であり検出器面の略中央にある軸回りにモータ20、20、及び20によって回転可能である。角度的な向きのモニタ22、22、及び22は、夫々のコリメータ/検出器ユニットの角度的な向きを追跡する。
【0015】
回転するガントリー24は、全ての3つの検出器ヘッドを被検体18回りに回転させる。角度的向きの監視装置26は、各角度データ収集位置における各ヘッドの角度的向きを決定する。各検出器ヘッドは、どの検出器素子が放射線を受け取るか、ヘッド内のコリメータ−検出器ユニットの角度、及び、被検体の周りのヘッドの角度に関して、放射線事象を記録する。
【0016】
データ取得システム30は、投影データを、対応する位置的パラメータ及び角度的パラメータとともに受け取る。このデータは、投影メモリ32に格納される。投影データは、投影データから画像を再構成する再構成プロセッサ34によって処理される。再構成プロセッサは、再構成を行うために補正回路又は反復ループプロセッサ40と共に使用される、少なくとも、Pで示される前処理プロセッサ36と、Sで示される投影プロセッサ38とを含む。再構成された画像は、望ましくは画像メモリ42に格納され、そこからビデオプロセッサ44によって取り出され、ビデオモニタ46上に表示される。もちろん、カラープリンタ、投写型ディスプレイ、CCDディスプレイ、アクティブマトリクスディスプレイ等の他の出力装置もまた使用されうる。
【0017】
図2A及び図2Bを参照するに、各コリメータ14は、複数のコリメータスラット114を含む。コリメータスラットは、望ましくは検出器配列16の面に対して垂直であるが、均一に、又は不均一に傾斜されたスラットもまた考えられる。複数の検出器素子116は、スラットの間の隙間に検出器面112上に配置される。検出器素子116は、別個の検出器であってもよく、又は、スラットによって分離される大きい面積の検出器の領域であってもよい。
【0018】
図1を参照するに、再構成プロセッサ34は投影メモリ32からの投影データを受け取り、続いて画像メモリ42に格納される画像を計算する。再構成プロセッサは、再構成を行うために反復ループプロセッサ40と共に使用される、Pで示される前処理プロセッサ36と、Sで示される投影プロセッサ38とを含む。
【0019】
再構成プロセッサは、式Sf(θ,s)=g(θ,s)を解く。プリコンディショナPが適用されると、式は、
PSf(θ,s)=Pg(θ,s) (1)
と書くことができ、或いは同等に、
SPh=g,Ph=f (2)
と書くことができ、式中、g(θ,s)は測定された投影データであり、f(θ,s)は再構成されるべき画像であり、Sはスラット検出器投影演算子38であり、Pは前処理演算子36であり、hは中間変数である。式(1)から、投影(forward projection)演算子Sは画像Fを投影するよう動作することが明らかである。従って、Sは放射線検出システム10及び関連するデータ取得システム30によって物理的に実施される投影変換と数学的に同等なものである。再構成された画像fを計算するために、再構成プロセッサは、逆投影演算子S−1を有効に実施する。或いは、式(2)は、(PS)−1とPが実施可能であれば、hと、続いてfが、測定された投影データセットgから計算されうることを示す。更に、PSが1(unity)に近い場合、ノイマン級数表現が使用されえ、
【0020】
【数6】
Figure 2004529337
と書くことができ、Iは恒等(identity)演算子である。従って、スラット検出器逆投影演算子S−1を実施するために、本発明は、以下に示すようなスラット検出器投影Sに対する、また、プリコンディショナPに対する実施可能な表現を、PSは1に近く従ってノイマン級数が適しているという更なる制約と共に使用する。次に詳述する望ましいプリコンディショナPは、逆ラドン又はフィルタ補正逆投影変換R−1である。
【0021】
撮像された領域は、スラット検出器の場合は半径Rの球状の体積である撮像体積内に入っている。ラドン変換Rは、
【0022】
【数7】
Figure 2004529337
と定義され、式中、fは撮像体積内に入っている画像である。
【0023】
スラット検出器投影は、変換Sとして、
【0024】
【数8】
Figure 2004529337
で定義され、パラメータで表わすと、
【0025】
【数9】
Figure 2004529337
となり、式中、Rは検出器から対象までの距離である。
【0026】
限界R→∞のとき、近似
【0027】
【数10】
Figure 2004529337
が成り立つ。このことは、適切な前処理演算子Pがフィルタ補正逆投影演算子、即ち逆フィルタ補正ラドン変換R−1であることを意味する。しかしながら、逆ラドン変換R−1をスラット検出器データに適用する際、スラット検出器データの対称性が従来のアンガーカメラデータと比較して低下していることにより、複雑さが生ずる。ラドン変換については、以下の対称性、
【0028】
【数11】
Figure 2004529337
が適用される。従って、逆投影は、[0,Π]の範囲内のΦ及びΨに対するデータに対してのみ行われる必要がある。スラット検出器投影変換Sについては、重みはΦの値に依存するため、対称性は、更なる関係式なしに
【0029】
【数12】
Figure 2004529337
となり、従って[0,2Π]の範囲内のΦに対して冗長でない投影データが生ずる。このように、スラット検出器によって得られた投影データに逆ラドン変換R−1を適用する場合、冗長性の欠徐について考慮に入れるため、Φ及び−Φに対する投影データの平均がとられる。
【0030】
次に、スラット検出器投影演算子Sの実施についてみると、Sは複数のラドン変換Rを適用することによって実施されうることがわかり、各ラドン変換は重み係数によって重み付けされた画像に適用される。従って、高速ラドン変換を作り、スラット検出器投影演算子Sを実施するためにこれを拡張するアプローチがとられる。
【0031】
ラドン変換Rは、
【0032】
【数13】
Figure 2004529337
と書くことができる。
【0033】
ここで、
【0034】
【数14】
Figure 2004529337
と定義すると、
【0035】
【数15】
Figure 2004529337
となる。
【0036】
Rfの評価のための結果として得られるアルゴリズムは:(1)[0,2Π]の範囲内のΦに対するgΦ(x,x)とx +x ≦Rを満たすx、xとを表にすること、並びに、(2)gからRfを計算することである。全ての変数に対するO(1/N)のステップサイズを用いると、計算上の努力はO(N)である。アルゴリズムは、二次元で線積分を計算することのみを要求するため、容易に行われる。
【0037】
高速ラドン変換を高速スラット検出器投影変換Sへ拡張するために、まず、積分に更なる重みが与えられることが認識される。重みは、以下の式、
【0038】
【数16】
Figure 2004529337
のようにuとvの両方に依存するため、被積分関数を直接分離することは可能ではない。
ここで、重みは任意の関数Aν及びBνについて、以下の形式、
【0039】
【数17】
Figure 2004529337
の和によって近似されうると想定する。従って、ここで、wはu及びvで表わされた分離可能な関数の和となる。従って、
【0040】
【数18】
Figure 2004529337
となり、gはラドン変換の場合と同様に定義され、
【0041】
【数19】
Figure 2004529337
であり、したがって、スラット検出器変換Sは、
【0042】
【数20】
Figure 2004529337
で与えられる。式(16)を式(11)と比較すると、ラドン変換Rとスラット検出器投影変換Sとは、Bν(v)の重みの分だけ異なることがわかる。
【0043】
ここで、再び式(11)を参照すると、
【0044】
【数21】
Figure 2004529337
は半径Rの円であり、R>Rであるため、R−uは正であり、重みw(u,v)は、
【0045】
【数22】
Figure 2004529337
と書くことができる。第2の分数をv/(R−u)の関数とすると、係数ανを有する多項式で近似することができる。重みwは、
【0046】
【数23】
Figure 2004529337
により所望の形式で近似される。正しい多項式を見つけるために、引数の大きさが推定されねばならない。u+v≦Rであるため、引数は(R−u1/2/(Rs−u)よりも小さく、uは[−R,R]の間にある。R>Rであるため、その関数の最大umaxはR/Rに位置し、最大値はR/(R −R1/2である。R=1.2及びR=1といった一般的な選択の場合、約1.51の最大値が得られる。
【0047】
選択された多項式は、[0,umax]の範囲でuに対して最小の絶対値誤差を与えるべきである。R=1.2及びR=1の値について、Remezアルゴリズムにより、
【0048】
【数24】
Figure 2004529337
であり、最大誤差は0.004であることが見いだされることが望ましい。
【0049】
図3に、式(16)による高速検出器投影演算子S(図1中の参照番号38で示される要素)の望ましい実施を示す。Bν重み係数200は、画像f204に適用され202、続いてラドン変換206によって演算される。加算結果208は、所望の高速スラット検出器投影変換Sf210を生じさせる。
【0050】
望ましいプリコンディショナPを、上述の対称性補正を行なった逆ラドン変換R−1として特定し、また、高速スラット検出器投影変換Sを式(16)によって示され図3に示されるように得たうえで、再構成プロセッサ34によって実施される望ましいアルゴリズムについて以下説明する。式(1)を式(3)のノイマン級数と組み合わせると、反復アルゴリズム
【0051】
【数25】
Figure 2004529337
が、初期条件
【0052】
【数26】
Figure 2004529337
で与えられる。
【0053】
図4を参照するに、投影メモリ32からの投影データgの各ビューは、逆ラドン変換R−1によって画像メモリ42へ逆投影される36。1/rの重み誤差は無視されるため、再構成された画像は不正確である。画像が元の投影平面の夫々に沿って投影されるとき38、投影されたデータg’は対応する元の投影データfからずれる。対応する投影されたデータと元の投影データは、補正係数を決定するために比較され300、例えば差し引かれる。一組の補正係数は、画像メモリ42へ逆投影される36。反復のたびに、再構成された画像は正確な再構成へと収束するため、ずれは小さくなる。補正が十分に小さいことが比較300によって判定されると、反復補正処理は終了する。
【0054】
第2の望ましいアルゴリズムは、式(2)と式(3)を組み合わせることによって、
【0055】
【数27】
Figure 2004529337
を与えることによって得られ、開始条件は、
【0056】
【数28】
Figure 2004529337
である。
【0057】
図5に、式(22)及び式(23)の再構成プロセッサアルゴリズムを示す。核撮像システム(図1)の投影メモリ32に格納された測定されたスラット検出器投影データgは、式(23)に従って、ゼロ回目の反復中、初期的にゼロとされるループ投影メモリ410へ直接入力される。その後、各ループ反復は、ループ投影メモリ410に改善された補正を加える412。補正は、元のデータgと再投影されたデータgの差を最後の反復の補正されたデータgと組み合わせる式(22)に従ってhk+1として与えられる。ゼロ回目の反復では、元の投影データgはループ投影メモリ410へ移動される。投影データgは画像メモリ42へ逆投影される436。画像は、再投影され438、その陰画像が決定される418。投影データgの前回の反復は、補正された投影データセットを更新するために、元の投影データgと最も最近の反復の再投影されたデータgの差と組み合わされる。まず望ましくは逆ラドン変換R−1であるプリコンディショナ436を用いてループ投影メモリを逆投影し次に得られた画像420をスラット検出器投影演算子Sを用いて再投影することによって形成される投影を、先行する反復416の投影から減算すること418によって補正画像を生成するために、更新された投影データセットgは逆ラドン変換R−1を用いて逆投影される。ループ投影メモリは更新される424。ループが解へ収束するとき、最終画像は、図1による更なる処理のために画像メモリ42から引き出されうる。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明による核撮像装置を示す図である。
【図2A】本発明によるスラット検出器を示す側面図である。
【図2B】本発明によるスラット検出器を示す平面図である。
【図3】本発明によるスラット検出器投影変換Sの実施を示すブロック図である。
【図4】図1の再構成プロセッサを示すブロック図である。
【図5】再構成プロセッサの他の実施例を示す図である。

Claims (20)

  1. 投影方向上の距離に反比例して重み付けされる投影データを発生するスキャナと、
    アーティファクトのある画像表現を再構成するよう距離による逆重み付けを補償することなく前記発生された投影データを画像メモリ中へ逆投影する前処理手段Pと、
    再投影されたデータを発生するよう前記アーティファクトのある画像を投影する投影手段Sと、
    (i)前記発生された投影データと前記再投影データとを比較し、(ii)前記発生された投影データと前記再投影データとの間のずれに従って補正係数を発生する、補正手段とを含む、
    診断用撮像装置。
  2. 前記スキャナは、
    放射線検出器の一次元配列と、
    受け取った放射線を平面へとコリメートするコリメータと、
    前記検出器配列の面に対して垂直な軸の回りに放射線平面を回転させる回転部とを含む、請求項1記載の診断用撮像装置。
  3. 前記スキャナは、
    関連する対象が受容される受容領域と、
    前記受容領域に面する側面を有する放射線検出器とを含む核医用撮像装置を含み、
    前記検出器は、
    前記受容領域に面する検出器側面に配置される放射線減衰材料から形成され、複数の離間したスラットを含むコリメータと、
    前記受容領域に面する検出器側面上にスラット間に配置される検出器素子の略線形の配列とを含む、請求項1記載の診断用撮像装置。
  4. 前記スラットは前記検出器面に対して垂直である、請求項3記載の診断用撮像装置。
  5. 前記補正手段は、
    メモリと、
    更新されたメモリ内容を計算するために前処理手段P及び投影手段Sを前記メモリ内容に適用する反復ループ手段とを含む、請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の診断用撮像装置。
  6. 前記反復ループ手段は、
    Figure 2004529337
    の形のノイマン級数を行い、式中、Pは前処理手段の前処理演算子であり、Sは投影手段の投影演算子であり、Iは恒等演算子である、請求項5記載の診断用撮像装置。
  7. 前記メモリは画像を格納し、
    前記反復ループ手段は、前記メモリに格納された画像に対して前記投影手段Sを適用し、続いて第2の画像を生成するために前記前処理手段Pを適用する、請求項5又は6記載の診断用撮像装置。
  8. 前記メモリは投影データを格納し、
    前記反復ループ手段は、前記メモリに格納された前記投影データに対して前記前処理手段Pを適用し、第2の投影データの組を生成するために前記投影手段Sを適用する、請求項5又は6記載の診断用撮像装置。
  9. 前記補正手段は、前記投影データの1/r依存性について反復的に補正する、請求項1乃至8のうちいずれか一項記載の診断用撮像装置。
  10. 前記前処理手段は逆ラドン変換演算子R−1を含む、請求項1乃至9のうちいずれか一項記載の診断用撮像装置。
  11. 前記投影手段は複数のラドン変換Rを含み、各ラドン変換は重み係数で重み付けされた画像へ適用される、請求項1乃至10のうちいずれか一項記載の診断用撮像装置。
  12. 前記重み係数は、前記投影手段が前記放射線検出器によって物理的に行われる投影変換を近似するよう選択され、前記近似は、少なくとも前記放射線検出器によって発生される投影データの1/r依存性を近似することを含む、請求項11記載の診断用撮像装置。
  13. 平面投影データを測定する段階と、
    欠陥のある画像表現を得るために前処理演算子Pを用いて前記測定された平面投影データを前処理する段階と、
    最終画像表現を得るために前記欠陥のある画像表現を反復的に改善する段階とを含む、診断用撮像方法。
  14. 前記欠陥のある画像表現を反復的に改善する段階は、
    再投影されたデータを発生するために前記欠陥のある画像表現を投影演算子Sで投影する段階と、
    補正データを発生するために前記再投影されたデータを前記測定された投影と比較する段階と、
    改善された画像表現を得るために前記前処理演算子Pを用いて、前記補正データ、前記補正データで補正された前記再投影データ、及び、前記補正データで補正された前記投影データのうちの1つを逆投影する段階とを含む、請求項13記載の診断用撮像方法。
  15. 前記欠陥のある画像表現を反復的に改善する段階は、
    前記反復的な計算、即ち、
    Figure 2004529337
    を、初期条件
    Figure 2004529337
    で行い、但し、gは測定された投影データであり、fはk回目の反復における画像であり、(PS)pは第2の画像である、請求項14記載の診断用撮像方法。
  16. 前記投影演算子Sは、
    Figure 2004529337
    であり、但し、Bνは重み係数であり、残るパラメータは、
    Figure 2004529337
    に従ってラドン変換に関連する、請求項14又は15記載の診断用撮像方法。
  17. 前記前処理演算子は逆ラドン変換R−1を組み込む、請求項13乃至16のうちいずれか一項記載の診断用撮像方法。
  18. 前記欠陥のある画像表現を反復的に改善する段階は、
    (a)前記欠陥のある画像表現から再投影されたデータを投影する段階と、
    (b)前記再投影されたデータを前記投影データと比較する段階と、
    (c)前記再投影データと前記投影データのずれから補正データを発生する段階と、
    (d)欠陥がより少ない画像表現を発生するために、
    (i)前記欠陥のある画像表現への前記補正データ、
    (ii)前記投影及び再投影データのうちの一つと組み合わされた前記補正データ、
    のうちの一つを逆投影する段階と、
    (e)前記比較段階(b)が予め選択された近さの基準を満たすまで前記段階(a)乃至(d)を反復的に繰り返す段階とを含む、請求項13記載の診断用撮像方法。
  19. 前記平面投影データを測定する段階は、
    被検体へ放射線源を導入する段階と、
    前記線源からの放射線を平面へとコリメートする段階と、
    各平面上の放射線を検出する段階と、
    前記コリメーション平面を前記平面のうちの少なくとも一つに平行な第1の軸の回りに回転させる段階とを含む、請求項13乃至18のうちいずれか一項記載の診断用撮像方法。
  20. 前記平面投影データを測定する段階は、
    前記コリメーション平面を前記被検体を通り前記第1の軸を横切る第2の軸の回りに回転させる段階を更に含む、請求項19記載の診断用撮像装置。
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