JP2004527893A - コードレスベース - Google Patents

Abstract

モジュール器具システムであって、複数のモジュール器具（12、14、16）と、少なくとも二つの前記モジュール器具を同時に支持するベースユニット（10）又は一つ以上のモジュール器具を同時に支持する自立ユニット、又は一つ以上のモジュール器具を同時に支持する独立器具と、を含む。ヒンジ接続される延長部（1）は、前記ベース、独立ユニット及び独立器具の下及び周囲の点の間で可動である。延長部はコードレスコネクタ（4）を介して電力を提供し、ピボット式、ヒンジ接続又はスライド上に接続されてよい。

Description

【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【０００１】
本発明の第一の態様に基づいて、モジュール器具システムが提供される。このシステムは、複数のモジュール器具と、少なくとも二つのモジュール器具を同時に支持するために用いられるベースユニットと、を含み、該ベースユニットは、各器具の相補的なコネクタと係合するように構成された少なくとも二つの電気コネクタを有し、これによってベースユニットを介して器具を電源に接続する。
【０００２】
本システムは、好ましくは、コードレスケトルの設計において用いられるものと同様の電気コネクタを備えるベースを含み、このベースは作業表面上に自立又は固定される。ベースは、ヒンジ接続される延長部を一つ以上備える電気コネクタを一つ以上含んでよい。この延長部は各器具の相補的コネクタと係合するように構成された電気コネクタを備えており、これによって、ベース及び延長部を介して器具を電源に接続する。
【０００３】
ヒンジ接続される延長部は、ベース下及び内側の点と、ヒンジ周囲のいずれの点との間で円弧状に移動可能である。
【０００４】
電気コネクタを備える延長部は、個々に又は共にスライド上にヒンジ接続されて旋回されてもよく、又はベースから着脱可能な単独コネクタとして、電気ケーブルによって接続されてよい。
【０００５】
（延長部上の）電気コネクタがベースにヒンジ接続されるときは、電気コネクタは、ヒンジが中心に位置する円弧の水平又は垂直方向に移動可能であってよい。
【０００６】
（延長部上の）電気コネクタが旋回可能にベースに接続されるときは、旋回点が中心に位置する円弧内でベース周りを旋回移動できる。
【０００７】
（延長部上の）電気コネクタがスライド手段でベースに接続されるときは、ベースへ向かって乃至ベースから、及びベース左右に滑動可能であり、各々個別に又は共に滑動されてよい。
【０００８】
コード接続される電気コネクタがベースから着脱可能であるとき、電気コネクタはベースから取り外されて、ベース周囲のどの位置に配置されてもよい。着脱可能コネクタは、留め付けられてもよく、ベース内に引きこまれるか差し込まれてもよい。
【０００９】
本発明の第二の態様に基づいて、自立ユニット（ｆｒｅｅ ｓｔａｎｄｉｎｇ ｕｎｉｔ）が提供される。このユニットは、複数のモジュール器具と、一つ以上のモジュール器具を同時に支持するために用いられる自立ユニットと、各器具の相補的なコネクタと係合するように構成された一つ以上の電気コネクタを有し、これによって自立ユニットを介して器具を電源に接続するベースユニットと、を含む。
【００１０】
本システムは、好ましくは、自立又は、作業表面又は壁に固定される本体を含む。この本体は、各器具の相補的コネクタと係合するように構成された電気コネクタを備える、ヒンジ接続される延長部を一つ乃至二つ以上含み、これによって自立又は固定されるユニットを介して器具を電源に接続する。
【００１１】
ヒンジ接続される延長部は、自立ユニット下及び内側の点と、ヒンジ周囲のいずれの点との間で円弧状に移動可能である。
【００１２】
電気コネクタを備える延長部は、個々に又は共にスライド上にヒンジ接続されて旋回されてもよく、又は本体から着脱可能な単独コネクタとして、電気ケーブルによって接続されてよい。
【００１３】
（延長部上の）電気コネクタが本体にヒンジ接続されるときは、電気コネクタは、ヒンジが中心に位置する円弧の水平又は垂直方向に移動可能であってよい。
【００１４】
（延長部上の）電気コネクタが旋回可能に本体に接続されるときは、旋回点が中心に位置する円弧内で本体周りを旋回移動できる。
【００１５】
（延長部上の）電気コネクタがスライド手段で本体に接続されるときは、本体へ向かって乃至本体から、及び本体の左右に滑動可能であり、各々個別に又は共に滑動されてよい。
【００１６】
コード接続される電気コネクタが本体から着脱可能であるとき、電気コネクタは本体から取り外されて、本体周囲のどこに配置されてもよい。着脱可能コネクタは、留め付けられてもよく、本体内に引きこまれるか差し込まれてもよい。
【００１７】
本発明の第三の態様に基づいて、自立ユニットが提供される。このユニットは、複数のモジュール器具と、一つ以上のモジュール器具を内部の可動電気コネクタを介して同時に支持するコーヒーメーカーなどの独立器具（ｆｒｅｅ ｓｔａｎｄｉｎｇ ａｐｐｌｉａｎｃｅ）と、を含み、この可動電気コネクタは各器具の相補的コネクタと係合するように構成され、これによって独立器具を介してモジュール器具を電源に接続する。
【００１８】
本システムは、好ましくは、コーヒーメーカーなどの独立器具を含み、この器具は、各器具の相補的コネクタと係合するように構成された電気コネクタを備え、ヒンジ接続される延長部を一つ乃至二つ以上含み、これによって独立器具を介して器具を電源に接続する。
【００１９】
ヒンジ接続される延長部は、独立器具下及び内側の点と、ヒンジ周囲のいずれの点との間で円弧状に移動可能である。
【００２０】
電気コネクタを備える延長部は、個々に又は共にスライド上にヒンジ接続されて旋回されてもよく、又は独立器具から着脱可能な単独コネクタとして、電気ケーブルによって接続されてよい。
【００２１】
（延長部上の）電気コネクタが独立器具にヒンジ接続されるときは、電気コネクタは、ヒンジが中心に位置する円弧の水平又は垂直方向に移動可能であってよい。
【００２２】
（延長部上の）電気コネクタが旋回可能に独立器具に接続されるときは、旋回点が中心に位置する円弧内で独立器具周りを旋回移動できる。
【００２３】
（延長部上の）電気コネクタがスライド手段で独立器具に接続されるときは、独立器具へ向かって乃至独立器具から、及び独立器具の左右に滑動可能であり、各々個別に又は共に滑動されてよい。
【００２４】
コード接続される電気コネクタが独立器具から着脱可能であるとき、電気コネクタは独立器具から取り外されて、独立器具周囲のどこに配置されてもよい。着脱可能コネクタは、留め付けられてもよく、独立器具内に引きこまれるか差し込まれてもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【００２５】
図１に示されるモジュール器具システムは、ポリプロピレンのような適切に強靭かつ耐熱性のあるプラスチック材料から成形される概ね平坦なベースユニット１０と、ベースユニット上に、ベース１０及び延長部１並びに電気コネクタ２上に個別に又は同時に載置できるモジュール器具１２、１４及び１６の一組と、を含む。ベース１０は、他の適切なプラスチック、又はステンレス鋼のような金属若しくは大理石や木材のような自然原料を含む、他の材料からも形成できる。
【００２６】
図１において、器具１４はコードレスケトル、器具１２はトースターであって、器具１６は細切機（chopper）である。図示された器具は単なる例示であって、ベース１０上で利用可能な器具の一組に、種々の他の器具又は一つ以上の同一器具が含まれてよい点は、理解されるであろう。
【００２７】
ベース１０は長方形であってよく、直立ハウジング／位置決めステップ３の形状を備える位置決め構成を備える。ベース１０は、器具１２、１４及び１６の下側に位置する相補的コネクタと嵌合するような既知の中央直立コードレスコネクタ４を備える。ベース１０は延長部１及び直立コードレスコネクタ２を含み、これらはヒンジ６を介してベース１０にヒンジ接続される。直立コードレスコネクタ２は、器具１２、１４及び１６がそれらの相補的コネクタと共に直立コネクタ２に配置されるように、ベース１０の下側５から、ベース１０から離間した位置へ、延長部１上の直立ハウジング／位置決めステップ３から円弧状に外側へ移動可能である。ベース１０上において、直立ハウジング／位置決めステップ３上には、安全遮断器７と、ベース１０、延長部１及び最終的にコードレスコネクタ４並びに２に電流を提供する電気ケーブル８とが、設けられている。
【００２８】
図２は本発明（第一の態様）の上面図であって、延長部１と、ベース１０の外側位置までヒンジ６によって円弧状に回転されるコードレスコネクタ２とを示す。さらに図２は、通常、器具１２、１４及び１６（図１）が用いられていないとき閉じた位置（ｃｌｏｓｅｄ ｐｏｓｉｔｉｏｎ）９にある延長部１及びコードレスコネクタ２を示す。
【００２９】
図３に図示されるモジュール器具システムは、ポリプロピレンのような適切な強靭かつ耐熱性であるプラスチック材料から成形される概ね平坦な自立ユニット（ｆｒｅｅ ｓｔａｎｄｉｎｇ ｕｎｉｔ）１１と、延長部１を介して自立ユニット１１にヒンジ接続される直立コードレスコントロール２上に個別に又は同時に載置できるモジュール器具１２、１４及び１６の一組とを含む。自立ユニット１１は、他の適切なプラスチック、又はステンレス鋼のような金属若しくは大理石や木材のような自然原料を含む他の材料からも形成できる。
【００３０】
図３において、器具１４はコードレスケトル、器具１２はトースターであって、器具１６は細切器である。図示された器具は単なる例示であって、自立ユニット１１上で利用可能な器具の一組に、種々の他の器具又は一つ以上の同一器具が含まれてよい点は、理解されるであろう。
【００３１】
自立ユニット１１は長方形であってよく、延長部１と直立コードレスコネクタ２とヒンジ６とを収納するキャビティ及び開口部１５を備える。自立ユニット１１は、一つ又は二つ以上のヒンジ接続される延長部及び直立コードレスコネクタ２を含んでよい。直立コードレスコネクタ２は、器具１２、１４及び１６の下側に位置する相補的コネクタと嵌合する既知の種類のものである。自立ユニット１１は延長部１及び直立コードレスコネクタ２を含み、これらはヒンジ６を介して自立ユニット１１にヒンジ接続される。直立コードレスコネクタ２は、器具１２、１４及び１６がそれらの相補的コネクタと共にコネクタ２に配置されるように、自立ユニット１１の下側から、自立ユニット１１から離間した位置へ、延長部１上のキャビティ及び開口部１５から円弧状に外側へ移動可能である。自立ユニット１１上において、安全遮断器７と、ベース１０、延長部１及び最終的にコードレスコネクタ２に電流を提供する電気ケーブル８とが設けられている。
【００３２】
図４は、本発明（第二の態様）の上面図であって、延長部１と、自立ユニット１１の外部位置までヒンジ６によって円弧状に回転されるコードレスコネクタ２とを示す。さらに図４は、通常（図３の）器具１２、１４及び１６が用いられていないとき閉じた位置９にある延長部１及び直立コードレスコネクタ２を示す。
【００３３】
図５は、本発明（第二の態様）の斜視図であって、延長部１及び直立コードレスコネクタ２がキャビティ及び開口部１５と１７とから滑動して出されて直立コードレスコネクタ２がアクセス可能になっていることを示す。
【００３４】
図６は、本発明（第二の態様）の斜視図であって、延長部１及び直立コードレスコネクタ２が垂直方向の閉じた位置２０から水平方向の開放位置２１へ、ヒンジ手段１９によってヒンジ式に動いて、直立コードレスコネクタ２がアクセス可能になっていることを示す。
【００３５】
図７は、本発明（第二の態様）の斜視図であって、延長部１及び直立コードレスコネクタ２がキャビティ及び開口部１５から回転して出されて、直立コードレスコネクタ２がアクセス可能になっていることを示す。
【００３６】
図８は、本発明（第二の態様）の斜視図であって、ケーブル２２及び直立コードレスコネクタ２がキャビティ及び開口部１５から移動されて、直立コードレスコネクタ２がアクセス可能になっていることを示す。
【００３７】
図９は、本発明（第三の態様）の斜視図であって、延長部１、コードレスコネクタ２が独立器具（ｆｒｅｅ ｓｔａｎｄｉｎｇ ａｐｐｌｉａｎｃｅ）２３の外側位置へと円弧状に回転されることを示す。
【００３８】
ベース、自立ユニット及び独立器具上において用いられるコネクタ及び他の要素ならびにコネクタ構成及び配置など、上記に説明された本発明の特定の形状及び構成は単なる例示であって、本発明の精神と範囲を逸脱することなくさまざまな変更が可能である点は理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【００３９】
【図１】図１は、本発明（第一の態様）の斜視図である。
【図２】図２は、本発明（第一の態様）の上面図である。
【図３】図３は、本発明（第二の態様）の斜視図である。
【図４】図４は、本発明（第二の態様）の上面図である。
【図５】図５は、本発明（スライド思想を示す第二の態様）の斜視図である。
【図６】図６は、本発明（垂直ヒンジ思想を示す第二の態様）の斜視図である。
【図７】図７は、本発明（旋回思想を示す第二の態様）の斜視図である。
【図８】図８は、本発明（着脱可能思想を示す第二の態様）の斜視図である。
【図９】図９は、本発明（第三の態様）の斜視図である。

Claims (10)

1. 複数のモジュール器具と、
   少なくとも二つのモジュール器具を同時に支持するベースユニットと、を含み、該ベースユニットが前記各器具の相補的コネクタと係合するように構成された少なくとも二つの電気コネクタを有し、これによってベースユニットを介して前記器具を電源に接続する、
   モジュール器具システム。
2. 複数のモジュール器具と、
   一つ以上のモジュール器具を同時に支持する自立ユニットと、を含み、前記ベースユニットが前記各器具の相補的コネクタと係合するように構成された一つ以上の電気コネクタを有し、これによって自立ユニットを介して前記器具を電源に接続する、
   モジュール器具システム。
3. 複数のモジュール器具と、
   一つ以上のモジュール器具を内部の可動電気コネクタを介して同時に支持するコーヒーメーカーなどの独立器具と、を含み、前記各器具の相補的コネクタと係合するように構成された前記可動電気コネクタによって前記独立器具を介して前記モジュール器具を電源に接続する、
   モジュール器具システム。
4. 一つを提供するベースを含む、請求項１に記載のモジュール器具システム。
5. 前記各器具の下側の相補的コネクタと係合するように企図されて配置される一つの直立コードレスコネクタ及び、前記ベース内部に収納される一つ又は二つ以上のヒンジ接続される直立コードレスコネクタであって、前記直立コードレスコネクタは前記ベース内部から前記各器具の下側の相補的コネクタと係合する外部位置まで、円弧状にヒンジ式に移動することによって接続可能になる。
6. ヒンジ接続される一つ乃至二つ以上の直立コードレスコネクタ用ハウジングを提供する自立ユニットを含み、前記直立コードレスコネクタが、前記自立ユニットにヒンジ接続され、前記自立ユニット内部から、前記各器具の下側の相補的コネクタと係合する外部位置へ円弧状にヒンジ式に移動することによってアクセス可能になる、請求項２に記載のモジュール器具システム。
7. 一つ以上の直立コードレスコネクタを有する自立ユニットであって、前記直立コードレスコネクタは前後左右方向にスライド動作により移動して、前記各器具の下側の相補的コネクタとの係合のためにアクセス可能となるか、又は閉じた位置に戻る、請求項２又は５に記載のモジュール器具システム。
8. 一つ以上の直立コードレスコネクタを供える自立ユニットであって、前記直立コードレスコネクタは、ヒンジ式動作により垂直位置から水平位置へ移動し、前記各器具の下側の相補的コネクタとの係合のためにアクセス可能となるか、又は垂直の閉じた位置に戻る、請求項２、５及び６のいずれかに記載のモジュール器具システム。
9. 一つ以上の直立コードレスコネクタを供える自立ユニットであって、前記直立コードレスコネクタを取り外すことで移動し、前記自立ユニットの周りの位置に配置して、個々の器具の下部の相補的コネクタと係合できるようにアクセス可能にし、前記直立コードレスコネクタは電気ケーブルを介して接続される、請求項２、５、６及び７のいずれかに記載のモジュール器具システム。
10. コーヒーメーカーなどの独立器具を含み、一つ以上のモジュール器具を前記独立器具内部の可動電気コネクタを介して同時に支持し、前記可動電気コネクタはヒンジ接続され、滑動可能又は着脱可能であり、個々の器具の相補的なコネクタと係合するように構成され、これによって前記独立器具を介して前記器具を電源に接続する、請求項３に記載のモジュール器具システム。