JP2004526689A - 透明な油中水型化粧処置組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケラチン質物質を化粧処置するための、透明な油中水エマルション型の組成物及びこの組成物を用いた、ケラチン質物質の化粧処置方法に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
油中水型エマルションは、化粧料組成物の分野において周知である。
しかし、これら油中水型エマルションは、温度変化に敏感であり、従って周囲温度に依存する安定性を持つという問題を呈する。事実、その水性相と油相への明らかな分離が、低温及び高温において観察されている。
熱安定性を持つ油中水型エマルションが、以前、資生堂によりEP 0 331 833に記載された。これらエマルションは、カチオン性界面活性剤、油相及び少なくとも1種のポリオキシエチレンオルガノポリシロキサンを含んでいる。これらエマルションは、特に該エマルションの全質量を基準として、0.2〜5.0質量%なる範囲の量で、クレーを添加することにより、熱的に安定となる。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この出願人は、予想外のことに、この油中水型エマルション、及び特にヘアコンディショナーであって、揮発性のシリコーン油、シリコーン界面活性剤及びこのコンディショナーの質量に対して0.5質量%を越える量のカチオン性界面活性剤を含むものに、ポリオール及び無機電解質からなる群から選択される一種の化合物をある割合で用いることにより、該組成物の熱安定性が改善されることを見出した。
さらに、これら組成物においてこの型の化合物を使用することは、もう一つの興味深い結果として、透明な油中水型エマルションの製造を可能とする。即ち、この使用は、また該化粧用製品の外観の改善を可能とし、かつ該製品を、その消費者にとってより魅力的なものとしている。
【0004】
【発明の実施の形態】
従って、本発明の目的は、ケラチン質物質を処置するための、透明な油中水型エマルション組成物を提供することにあり、該組成物は、化粧学的に許容される媒体中に、ポリオール及び無機電解質を含む群から選択される少なくとも一種の化合物、少なくとも一種の揮発性シリコーン、少なくとも一種のシリコーン界面活性剤及びこの組成物の全質量を基準として、厳密に0.5質量%を越える濃度の、少なくとも一種のカチオン性界面活性剤を含む。
本発明のもう一つの目的は、上記したような本発明による透明な組成物を用いた、ケラチン質物質の化粧学的な処置方法を提供することにある。
さらに別の本発明の目的は、本発明による該透明な組成物の、ヘアコンディショナーとしての使用法を提供することにある。
本発明によるその他の目的、特徴、局面及び利点は、以下に記載される説明及び種種の実施例を読むことによって、より一層明らかになるであろう。
【0005】
【発明の開示】
本発明によれば、ケラチン質物質の化粧処置用の、透明な油中水エマルション型の該組成物は、化粧学的に許容される媒体中に、ポリオール及び無機電解質を含む群から選択される少なくとも一種の化合物、少なくとも一種の揮発性シリコーン、少なくとも一種のシリコーン型界面活性剤及び該組成物全質量を基準として、厳密に0.5質量%を越える濃度の、少なくとも一種のカチオン性界面活性剤を含む。
「透明な組成物」とは、300 NTU以下の濁度を持つ組成物として定義され、ここでNTUは比濁分析による濁度測定単位である。
濁度は、例えばHACH社により市販されているモデル2100P濁度計を使用して測定することができ、この測定に使用するチューブは、No. AR397Aとしてカタログ24347−06に引用されている。
【0006】
検量線の作成は、ホルマジン(formazin)を使用して行い、また測定は室温(20〜25℃)にて実施する。本発明の組成物は、好ましくは0.05〜100 NTUなる範囲の濁度を持つ。
本発明による透明な組成物は、特に0.075 N及び好ましくは50 N未満、より好ましくは5 N未満なる、針入度計によって測定した、最小侵入抵抗をもつ。
この針入度測定は、TA−TX2 (レオ(Rheo))テクスチャーアナライザー(texture analyzer)を用いて行った。これら測定は、以下の条件下での、圧縮力の測定に対応する:
ディスク(径13 mmのエボナイトシリンダ)を、1 mm/s なる速度で移動させ、かつ圧縮抵抗を検出する。
上記した速度と同じ速度にて、深さ10 mmまで、該製品内に侵入させる。
この深さでの、該製品における圧縮を300 s に維持する。及び
該プローブを取り出し、1 mm/s なる速度で破断力を検出する。
【0007】
ポリオールは、少なくとも2個のヒドロキシル基及び好ましくは2〜10個のヒドロキシル基を含む、任意のC3−C50、好ましくはC3−C20炭化水素化合物として定義される。
本発明において特に好ましいポリオールは、ソルビトール及びグリセリン等の糖類;プロピレングリコール等のC3−C20アルキレンポリオール;及びPEG 300及びPEG 400等のC3−C20ポリエチレングリコールを含む群から選択される。
このポリオールの量は、好ましくは該組成物の全質量を基準として、15〜55質量%なる範囲及び特に20〜50質量%なる範囲にある。
関連分野において周知の無機電解質を使用することができる。本発明において優先的に使用される該電解質は、特に無機酸の、水溶性の一価又は二価の金属塩である。
【0008】
より具体的には、水に対する溶解度が、水性溶液全質量に対して、0.1〜300質量%なる範囲及びより好ましくは5〜50質量%なる範囲にある電解質を使用することが好ましい。
その具体例としては、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、リン酸のナトリウム塩を挙げることができる。好ましくは、一価の金属塩であり、特に好ましいのは、塩化ナトリウムである。
該無機電解質の量は、好ましくは該組成物の全質量を基準として、0.1〜20質量%なる範囲及び特に0.5〜15質量%なる範囲にある。
ポリオール及び/又は電解質の割合は、比:(ポリオール及び/又は電解質)/油が2以上、好ましくは2〜10なる範囲、及びより好ましくは2〜5なる範囲となるようなものである。
【0009】
本発明において、油は水に対して不混和性であり、かつ室温にて液体である任意の脂肪化合物として定義される。
本発明によれば、これら油は、少なくとも上記の揮発性シリコーンを含み、また植物油、動物油、無機油、合成油、脂肪酸エステル及びこれらの混合物を含む群から選択される、少なくとも一種の化合物をさらに含むことができる。
特に、スウィートアーモンド油、アボカド油、ヒマシ油、オリーブ油、ホホバ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、ゴマ油、ピーナッツ油、グレープシード油、大豆油、菜種油、サフラワーオイル、ヤシ油、コーン油、堅果油、カライトバター(karite butter)、パーム油、アプリコットシード油、カロフィラム油(calophyllum oil)を挙げることができる。
動物油としては、特にパーヒドロスクアレンを挙げることができる。
無機油としては、特にパラフィン油及びワセリン油を例示することができる。
【0010】
合成油の例としては、スクアラン、ポリ(α−オレフィン)、例えばイソドデカン又はイソヘキサデカン、エステル交換処理された植物油、フッ素化された油、及びこれらの混合物を挙げることができる。
脂肪酸エステルとしては、例えば式:RaCOORb (ここで、Raは炭素原子数6〜29の高級脂肪酸残基を表し、またRbは炭素原子数3〜30の炭化水素鎖を表す)で示される化合物、例えばパーセリン油(purcellin oil) (ステアリルオクタノエート)、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、ブチルステアレート、ヘキシルラウレート、ジイソプロピルアジペート、イソノニルイソノナノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、2−ヘキシルデシルラウレート、2−オクチルデシルパルミテート、2−オクチルドデシルミリステート又はラクテートを挙げることができる。
これら油は、好ましくは、本発明の該組成物中に、その全質量を基準として、20質量%以下、より好ましくは5〜20質量%なる範囲の量で含まれる。
本発明で使用できる揮発性シリコーンは、8 mm2/s (8 cSt) 未満の、室温にて、大気圧下で測定した粘度を持つ、直鎖又は環式のシリコーンである。
【0011】
粘度は、好ましくは細管粘度法、例えば細管粘度計、特にウベロード型の粘度計を使用して、25℃にて、ASTM D445−97基準に従って測定する。落球粘度計として一般に知られている方法を利用することも可能である。
これら揮発性のシリコーンは、一般に60〜260℃なる範囲内の沸点を持ち、より具体的には以下に列挙するものを含む群から選択される:
(i) 3〜7個の珪素原子、好ましくは4〜5個の珪素原子を含む環式揮発性シリコーン、例えばオクタメチルシクロテトラシロキサン、特にユニオンカーバイド(UNION CARBIDE)社により「ボラタイルシリコーン(VOLATILE SILICONE) 7207」なる名称の下であるいはロディア(RHODIA)社によって「シルビオン(SILBIONETM) 70045 V 2」なる名称の下で市販されているもの;ユニオンカーバイド社により「ボラタイルシリコーン(VOLATILE SILICONE) 7158」なる名称の下で、ロディア社によって「シルビオン(SILBIONETM) 70045 V 5」なる名称の下であるいはダウコーニング(DOW CORNING)社によりDC245フルード(Fluid) なる名称の下で市販されているデカメチルシクロペンタシロキサン;並びにこれらの混合物。
ジメチルシロキサン/メチルアルキルシロキサンシクロコポリマー、例えばユニオンカーバイド社により市販されており、以下の化学的構造を有する「シリコーンボラタイル(SILICONE VOLATILE) FZ 3109」等を例示することもできる。
【0012】
【化5】
【0013】
環状シリコーンと珪素から誘導された有機化合物との混合物、例えばオクタメチルシクロテトラシロキサンとテトラトリメチルシリルペンタエリスリトールとの混合物(50/50)及びオクタメチルシクロテトラシロキサンとオキシ−1,1’−(ヘキサ−2,2,2’,2’,3,3’−トリメチルシリルオキシ)ビス−ネオペンタンとの混合物を挙げることもできる。
(ii) 1〜9個の珪素原子を含み、25℃における5 mm2/s 以下の粘度を有する直鎖揮発性シリコーン、例えばデカメチルテトラシロキサン、特にトーレシリコーン(TORAY SILICONE)により「SH 200」なる名称の下で市販されているもの。この組に含まれるシリコーンは、Cosmetics and Toiletries, Vol. 91, 1976 (1月), pp. 27−32に掲載された「Volatile silicone fluids for cosmetics」と題する、TODD & BYERSの文献にも記載されている。
【0014】
本発明の組成物は、好ましくはこの揮発性シリコーンを、該組成物全質量を基準として、5〜20質量%なる範囲及びより好ましくは8〜15質量%なる範囲の量で含む。
本発明において使用可能なシリコーン界面活性剤は、当業者にとって周知のものである。これらは、水溶性の、自発的に水に対して分散し得る、あるいは水不溶性のものであり得る。好ましくは、これらは水溶性又は自発的に水に対して分散し得るものである。
これらシリコーン界面活性剤は、例えば以下の一般式(I)、(II)、(III)、(IV)及び(V)で示される化合物を含む群から選択される:
【0015】
【化6】
【0016】
ここで
− R1は同一又は異なっており、直鎖又は分岐C1−C30アルキル基又はフェニル基を表し;
− R2は同一又は異なっており、−CcH2c−O−(C2H4O)a−(C3H6O)b−R5又はC6H2cO−(C4H8O)a−R5を表し;
− R3及びR4は同一又は異なっており、各々直鎖又は分岐C1−C12アルキル基、好ましくはメチル基を意味し;
− R5は同一又は異なっており、水素原子、炭素原子数1〜12の直鎖又は分岐アルキル基、炭素原子数1〜6の直鎖又は分岐アルコキシ基、炭素原子数2〜12の直鎖又は分岐アシル基、ヒドロキシル基、−SO3M、−OCOR6、アミノ基において置換されていてもよいC1−C6アミノアルコキシ基、アミノ基において置換されていてもよいC2−C6アミノアシル基、−NHCH2CH2COOM、−N(CH2CH2COOM)2、アミノ基及びアルキル鎖において置換されていてもよいC1−C12アミノアルキル基、C1−C30カルボキシアシル基、1又は2個の置換C1−C12アミノアルキル基により置換されていても良いホスホノ基、−CO(CH2)d(COOM)、−OCOCHR7(CH2)d(COOM)、−NHCO(CH2)dOH、−NH3Y基から選択され;
− Mは同一又は異なっており水素原子、Na、K、Li、NH4又は有機アミンであり;
− R6は直鎖又は分岐C1−C30アルキル基であり;
− R7は水素原子又はSO3M基であり;
− dは1〜10なる範囲で変動し;
− mは0〜20なる範囲で変動し;
− m’は1〜20なる範囲で変動し;
− nは0〜500なる範囲で変動し;
− pは1〜50なる範囲で変動し;
− qは0〜20なる範囲で変動し;
− aは0〜50なる範囲で変動し;
− bは0〜50なる範囲で変動し;
− (a+b)は1以上であり;
− cは0〜4なる範囲で変動し;
− wは1〜100なる範囲で変動し;かつ
− Yは一価の無機又は有機アニオン、例えばハライド(クロライド、ブロマイド)、硫酸根又はカルボキシレート(アセテート、ラクテート、シトレート)を表す。
【0017】
好ましくは、シリコーン界面活性剤が使用され、これは前に定義したような一般式(I)又は(II)で示され、より具体的には該式(I)又は(II)で示され、以下の条件の少なくとも一つ及び好ましくは全てを満たすものである:
− cは2又は3であり;
− R1はメチル基であり;
− R2は水素原子、メチル基又はアセチル基であり、好ましくは水素原子であり;
− aは1〜25なる範囲、及びより具体的には2〜25なる範囲で変動し;
− bは0〜25なる範囲、好ましくは10〜20なる範囲で変動し;
− nは0〜100なる範囲で変動し;
− pは1〜20なる範囲で変動する。
最も好ましいシリコーン界面活性剤は、例えばダウコーニング社からフルード(FLUID) DC 193及びDC 5225Cなる商品名の下で、OSIによりシルウェット(SILWETTM) L 77として及びメーザー(MAZER) PPGによってメージル(MAZILTM) 756として市販されているものである。
【0018】
本発明において、これらシリコーン界面活性剤は、ケラチン質物質を処置するための上記組成物全質量を基準として、0.01〜10質量%、さらに好ましくは0.1〜5質量%及びより好ましくは0.2〜3質量%なる範囲の量で含まれる。
本発明による組成物は、それ自体周知の、一種又はそれ以上のカチオン性界面活性剤、例えばポリオキシアルキレン化されていても良い一級、二級又は三級脂肪アミンの塩、四級アンモニウム塩及びこれらの混合物を含む。
四級アンモニウム塩としては、例えば特に以下のものを挙げることができる:
− 以下の一般式(VI)で表されるもの:
【0019】
【化7】
【0020】
ここで、置換基R8〜R11は同一又は異なっていてもよく、炭素原子数1〜30の直鎖又は分岐脂肪族基又は芳香族基、例えばアリール又はアルキルアリール基を表す。これら脂肪族基は、ヘテロ原子、例えば特に酸素、窒素、硫黄及びハロゲン原子を含むことができる。これら脂肪族基は、例えばアルキル、アルコキシ、(C2−C6) ポリオキシアルキレン、アルキルアミド、(C12−C22) アルキルアミド(C2−C6) アルキル、(C12−C22) アルキルアセテート、約1〜30個の炭素原子をもつヒドロキシアルキルを含む群から選択される。Xはハライド、ホスフェート、アセテート、ラクテート、(C2−C6) アルキルサルフェート、アルキル−又はアルキルアリール−スルホネートからなる群から選択されるアニオンである。
− イミダゾリンの四級アンモニウム塩、例えば以下の式(VII)で示されるもの:
【0021】
【化8】
【0022】
ここで、R12は8〜30個の炭素原子を持つ、アルケニル又はアルキル基、例えば牛脂脂肪酸の誘導体を表し、R13は水素原子、C1−C4アルキル基又はアルケニル基、もしくは炭素原子数8〜30のアルキル基を表し、R14はC1−C4アルキル基を表し、R15は水素原子、C1−C4アルキル基を表し、X−はハライド、ホスフェート、アセテート、ラクテート、アルキルサルフェート、アルキル−又はアルキルアリール−スルホネートからなる群から選択されるアニオンである。好ましくは、R12及びR13は、例えば牛脂脂肪酸から誘導される、炭素原子数12〜21のアルケニル又はアルキル基の混合物であり、R14はメチル基であり、R15は水素原子である。この型の製品は、例えばREWOによりレボカット(REWOQUATTM) W 75として市販されているものである。
− 以下の式(VIII)で示される四級ジアンモニウム塩:
【0023】
【化9】
【0024】
ここで、R16はおよそ16〜30個の炭素原子を含む脂肪族基であり、R17、R18、R19、R20及びR21は同一又は異なっており、水素原子又は炭素原子数1〜4のアルキル基を含む群から選択され、またXはハライド、アセテート、ホスフェート、ニトレート及びメチルサルフェート基からなる群から選択されるアニオンである。これらの型の四級ジアンモニウムは、特にプロパン−タロウジアンモニウムジクロリドを含む。
− 少なくとも一つのエステル官能基を含む四級アンモニウム塩、例えば以下の式(IX)で示されるもの:
【0025】
【化10】
【0026】
ここで、
R22はC1−C6アルキル基及びC1−C6ヒドロキシアルキル基又はジヒドロキシアルキル基を含む群から選択され、
R23は以下を含む群から選択され:
− 基R26−CO−;
− 直鎖又は分岐、飽和又は不飽和の、C1−C22炭化水素R27基;
− 水素原子
R25は以下を含む群から選択され:
− 基R28−CO−;
− 直鎖又は分岐、飽和又は不飽和の、C1−C6炭化水素R29基;
− 水素原子
R24、R26及びR28は同一又は異なっており、夫々直鎖又は分岐、飽和又は不飽和の、C7−C21炭化水素基を含む群から選択され;
r、s及びtは同一又は異なっており、夫々2〜6の整数であり;
yは1〜10の整数であり;
x及びzは同一又は異なっており、夫々0〜10の整数であり;
X−は単一の又は複数の有機又は無機アニオンであり;
但し和x+y+zは1〜15なる範囲内にあり、xが0である場合には、R23はR27であり、かつzが0である場合には、R25はR29であることを条件とする。
【0027】
該アルキル基R22は、直鎖又は分岐であり得、より特定的には直鎖である。
好ましくは、R22はメチル、エチル、ヒドロキシエチル、又はジヒドロキシプロピル基及びより特定的にはメチル又はエチル基である。
有利には、該和x+y+zは1〜10なる範囲内の値である。
R23が炭化水素基R27である場合、これは長鎖で、12〜22個の炭素原子を持つことができ、あるいは短鎖で、1〜3個の炭素原子を持つことができる。
R25が炭化水素基R29である場合、これは好ましくは1〜3個の炭素原子を持つ。
有利には、R24、R26及びR28は同一又は異なっており、直鎖又は分岐の、飽和又は不飽和C11−C21炭化水素基及びより特定的には直鎖又は分岐の、飽和又は不飽和C11−C21アルキル及びアルケニル基を含む群から選択される。
【0028】
好ましくは、x及びzは同一又は異なっており、0又は1なる値を持つ。
有利には、yは1に等しい。
好ましくは、r、s及びtは同一又は異なっており、2又は3なる値を有し、及びより好ましくは2に等しい。
該アニオンは、好ましくはハライド(クロライド、ブロマイド又はアイオダイド)又はアルキル硫酸、より特定的にはメチル硫酸である。しかし、メタンスルホネート、ホスフェート、ニトレート、トシレーと、有機酸由来のアニオン、例えばアセテート又はラクテート若しくはエステル基を持つアンモニウムと相溶性の任意の他のアニオン等も使用できる。
該アニオンX−は、より具体的にはクロライド又はメチル硫酸である。
【0029】
より具体的には、以下の式(IX)で示されるアンモニウム塩が、本発明による組成物において使用される。該一般式において、
− R22はメチル又はエチル基であり;
− x及びyは1に等しく;
− zは0又は1に等しく;
− r、s及びtは2に等しく;
− R23は以下を含む群から選択され:
− 基R26−CO−;
− メチル、エチル又はC14−C22炭化水素基;
− 水素原子
− R25は以下を含む群から選択され:
− 基R28−CO−;
− 水素原子
− R24、R26及びR28は同一又は異なっており、夫々直鎖又は分岐、飽和又は不飽和の、C13−C17炭化水素基を含む群、好ましくは直鎖又は分岐、飽和又は不飽和の、C13−C17アルキル及びアルケニル基を含む群から選択される。
有利には、該炭化水素基は直鎖炭化水素基である。
【0030】
上記式(IX)で示される化合物は、例えばジアシルオキシエチルジメチルアンモニウム、ジアシルオキシエチルヒドロキシエチルメチルアンモニウム、モノアシルオキシエチルジヒドロキシエチルメチルアンモニウム、トリアシルオキシエチルメチルアンモニウム、モノアシルオキシエチルヒドロキシエチルジメチルアンモニウム及びこれらの混合物の、塩(特に、クロライド又はメチル硫酸)である。該アシル基は、好ましくは14〜18個の炭素原子を有し、またより詳しくは植物油、例えばパーム油又はヒマワリ油等を由来とするものである。該化合物が複数のアシル基を含む場合、該複数のアシル基は同一でも異なっていても良い。
【0031】
これら製品は、例えば脂肪酸又は植物又は動物起源の脂肪酸混合物に対して、オキシアルキレン化されていてもよいトリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、アルキルジエタノールアミン又はアルキルジイソプロパノールアミンを直接的にエステル化することにより、又はこれらのメチルエステルのエステル交換反応により得られる。このエステル化は、アルキル化剤、例えばアルキルハライド(好ましくは、メチル又はエチル)、ジアルキル硫酸(好ましくは、メチル又はエチル)、メチルメタンスルホネート、メチルp−トルエンスルホネート、グリコール又はグリセロールクロロヒドリンを用いた四級化を伴う。
これら化合物は、例えばHENKELによりデハイカート(DEHYQUARTTM)として、STEPANによりステパンカート(STEPANQUATTM)として、CECAによりノクサミウム(NOXAMIUMTM)として、REQO−WITCOによりレボカート(REWOQUATTM) WE 18として市販されている。
【0032】
本発明の組成物は、好ましくはジエステル塩の質量の大部分として、四級アンモニウムのモノ−、ジ−及びトリエステル塩の混合物を含む。
アンモニウム塩の混合物として、例えば15〜30質量%のアシルオキシエチルジヒドロキシエチルメチルアンモニウムメチル硫酸、45〜60質量%のジアシルオキシエチルヒドロキシエチルメチルアンモニウムメチル硫酸及び15〜30質量%のトリアシルオキシエチルメチルアンモニウムメチル硫酸を含む混合物が挙げられ、該アシル基は、14〜18個の炭素原子を持ち、パーム油を由来とするものであり、部分的に水素添加されていても良い。
特許US A 4,874,554及びUS A 4,237,180に記載されている、少なくとも一つのエステル官能基を含むアンモニウム塩を使用することも可能である。
これら群の四級アンモニウム塩としては、一般式(VI)で表されるものが特に好ましく、該一般式において、
【0033】
R8はC12−30アルキル、好ましくはC14−22アルキル、C12−30アルケニル、(C12−22)アルキルアミド(C2−C6)アルキル、(C12−C22)アルキルアセテート基又は芳香族基、例えばC6−C12アリール又はアルキルアリール基を表す。
R9〜R11は同一でも異なっていてもよく、C1−8アルキル、C1−8アルケニル、C1−8アルコキシ、C1−8ヒドロキシアルキル、(C2−C6)ポリオキシアルキレン又はC1−8アルキルアミド基を表し、及び
Xはハロゲニド、ホスフェート、アセテート、ラクテート、(C2−C6)アルキル硫酸、アルキル−又はアルキルアリール−スルホネートを含む群から選択されるアニオンである。
【0034】
これら特に好ましい化合物として、一方では、テトラアルキルアンモニウム塩、特にテトラアルキルアンモニウムクロリド、例えばジアルキルメチルアンモニウム又はアルキルトリメチルアンモニウムクロリドを挙げることができ、ここで該アルキル基は約12〜30個の炭素原子を持つものであり、特にジステアリルジメチルアンモニウム、ベヘニルトリメチルアンモニウム、アラキジルトリメチルアンモニウム、ステアリルトリメチルアンモニウム、セチルトリメチルアンモニウム、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリドが挙げられ、あるいはさらに他方では、(C8−C30)アルキルアミノ(C2−C6)アルキルトリメチルアンモニウム塩、特にパルミチルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、又はステアラミドプロピルジメチル−(ミリスチルアセテート)アンモニウムクロリド(VAN DYKによりセラフィル(CERAPHYLTM 70)なる名称の下で市販されている)を挙げることができる。
【0035】
本発明の組成物において特に好ましいカチオン性界面活性剤は、四級アンモニウム塩及び特にベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド及びパルミチルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリドを含む群から選択される。
ケラチン質物質を化粧的に処置するための本発明の組成物は、その全質量を基準として、0.5〜10質量%なる範囲、さらに好ましくは0.8〜8質量%なる範囲及びより好ましくは1〜5質量%なる範囲の量で、1又は複数のカチオン性界面活性剤を含むことが好ましい。
「化粧学的に許容される媒体」とは、あらゆるケラチン質物質、例えば皮膚、毛髪、爪、眉毛、睫毛、口唇及び人体又は顔面における他の任意の領域と相溶性である媒体として定義されるが、さらに快い香り、外観及び肌理をも持つものである。
【0036】
この化粧学的に許容される媒体は、水又は油と、C1−C4低級アルコール、例えばエタノール、イソプロパノール、tert−ブタノール又はn−ブタノール;C5−C10アルカン;C3−4ケトン、例えばアセトン及びメチルエチルケトン;C1−C4アルキルアセテート、例えば酢酸メチル、酢酸エチル及び酢酸ブチル;ジメトキシエタン、ジエトキシエタン及びこれらの混合物を含む群から選択される、化粧学的に許容される溶媒との混合物を含む。
本発明の組成物のpHは、3〜12なる範囲、好ましくは4〜8なる範囲内にある。
本発明による透明な組成物は、またカチオン性、アニオン性、ノニオン性又は両性ポリマー;変性されもしくは変性されていない不揮発性シリコーン;会合性又は非−会合性の、アニオン性、両性、双極性、ノニオン性又はカチオン性の、天然又は合成ポリマー増粘剤;サンフィルタ;香料;着色剤;有機又は無機粒子;保存剤;pH安定化剤等の添加物をも含むことができる。
【0037】
当業者は、あらゆる添加剤及びその添加量を選択するに際して、これらが、本発明の組成物の諸特性にとって有害でないように、注意を払うであろう。
これら添加剤は、本発明の組成物中に、その全質量を基準として、0〜50質量%なる範囲の量で存在する。
本発明の組成物は、流体又は濃厚な液体、ゲル、クリーム又は単一の又は複合(多相)エマルション等の状態であり得る。
これら組成物は、例えばシャンプー、ヘアコンディショナー、着色製品又は漂白もしくはパーマネントウェーブ製品、へアドレッシング製品、リンス処置、ディープ処置(deep treatment)用のマスク、シャワーゲル、頭皮ケア用ローション又はクリーム、シェービング製品又は脱毛製品として使用できる。
【0038】
本発明は、またケラチン質物質を化粧処置するための方法にも係り、該方法は上記のような透明組成物の有効量を、該ケラチン質物質に適用し、必要により随意の適用時間の経過後に、すすぎを行う工程からなる。
本発明の好ましい態様によれば、該透明組成物は、ヘアコンディショナーとして用いることができる。
【0039】
【実施例】
以下の実施例は、本発明を例示するものであり、また何等本発明を限定するものではないと理解すべきである。
実施例
以下の表に列挙する成分を使用して、透明なヘアコンディショニング用の組成物を製造した。以下の表に示されたこれら成分の含有率は、該組成物全質量を基準とする、質量%単位で表されている。
【0040】
【表1】
AS: 活性物質
(1) DC 245 (Dow Corning)
(2) シクロペンタジメチルシロキサン中10%。
【0041】
これら組成物を毛髪に適用し、1分間の適用時間の経過後、すすぐが、すすぎは容易である。次いで毛髪を乾燥させる。
この乾燥された毛髪は、柔軟かつ滑らかな感触を示し、また不快な残渣は残されていない。
これら組成物は、室温及び45℃にて、2ヶ月間安定である。
実施例1及び2の組成物の濁度は、夫々75 NTU及び90 NTUである。
Claims (33)
- ケラチン質物質の化粧処置用の透明な組成物であって、油中水型のエマルションであり、化粧学的に許容される媒体中に、ポリオール及び無機電解質を含む群から選択される少なくとも一種の化合物、少なくとも一種の揮発性シリコーン、少なくとも一種のシリコーン型界面活性剤及び該組成物全質量を基準として、0.5質量%を越える濃度の、少なくとも一種のカチオン性界面活性剤を含み、かつ比:(ポリオール及び/又は電解質)/油が2以上であり、該油が少なくとも該揮発性シリコーンを含むことを特徴とする上記透明組成物。
- 該比:(ポリオール及び/又は電解質)/油が2〜10なる範囲にある、請求項1記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該比:(ポリオール及び/又は電解質)/油が2〜5なる範囲にある、請求項2記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該油が、また植物油、動物油、無機油、合成油、脂肪酸エステル及びこれらの混合物から選択される少なくとも1種の化合物をも含む、上記請求項1ないし3の何れか1項に記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該油が、該組成物全質量を基準として20質量%以下の量で含まれる、上記請求項1ないし4の何れか1項に記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該油が、該組成物全質量を基準として5〜20質量%なる範囲の量で含まれる、請求項5記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該ポリオールが、糖及びC3−C20アルキレンポリオールから選択される、上記請求項1ないし6の何れか1項に記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該ポリオールがグリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール及びC8−C20ポリエチレングリコールから選択される、請求項7記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該ポリオールが、該組成物全質量を基準として、15〜55質量%なる範囲の量で含まれる、上記請求項1ないし8の何れか1項に記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該ポリオールが、該組成物全質量を基準として、20〜50質量%なる範囲の量で含まれる、請求項9記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該無機電解質が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、及びリン酸のナトリウム塩から選択される、上記請求項1ないし10の何れか1項に記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該無機電解質が、該組成物全質量を基準として、0.1〜20質量%なる範囲の量で含まれる、上記請求項1ないし11の何れか1項に記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該無機電解質が、該組成物全質量を基準として、0.5〜15質量%なる範囲の量で含まれる、請求項12記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該揮発性シリコーンが、8 mm2/s 未満の、室温及び大気圧下で測定した粘度を持つ、直鎖又は環式のシリコーンである、上記請求項1ないし13の何れか1項に記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該揮発性シリコーンが、
− 3〜7個の珪素原子を含む環式揮発性シリコーン、及び
− 2〜9個の珪素原子を有し、かつ5 mm2/s 以下の25℃における粘度を持つ、直鎖揮発性シリコーン
から選択される、請求項14記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。 - 該組成物が、該組成物全質量を基準として、5〜20質量%なる範囲の量で、揮発性シリコーンを含む、上記請求項1ないし15の何れか1項に記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該組成物が、該組成物全質量を基準として、8〜15質量%なる範囲の量で、揮発性シリコーンを含む、請求項16記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該シリコーン界面活性剤が、以下の一般式(I)、(II)、(III)、(IV)及び(V)で示される化合物から選択される、上記請求項1ないし17の何れか1項に記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
− R1は同一又は異なっており、直鎖又は分岐C1−C30アルキル基又はフェニル基を表し;
− R2は同一又は異なっており、−CcH2c−O−(C2H4O)a−(C3H6O)b−R5又はC6H2cO−(C4H8O)a−R5を表し;
− R3及びR4は同一又は異なっており、各々直鎖又は分岐C1−C12アルキル基及び好ましくはメチル基であり;
− R5は同一又は異なっており、水素原子、炭素原子数1〜12の直鎖又は分岐アルキル基、炭素原子数1〜6の直鎖又は分岐アルコキシ基、炭素原子数2〜12の直鎖又は分岐アシル基、ヒドロキシル基、−SO3M、−OCOR6、アミノ基において置換されていてもよいC1−C6アミノアルコキシ基、アミノ基において置換されていてもよいC2−C6アミノアシル基、−NHCH2CH2COOM、−N(CH2CH2−COOM)2、アミノ基及びアルキル鎖において置換されていてもよいC1−C12アミノアルキル基、C1−C30カルボキシアシル基、1又は2個の置換C1−C12アミノアルキル基により置換されていても良いホスホノ基、−CO(CH2)d(COOM)、−OCOCHR7(CH2)d(COOM)、−NHCO(CH2)dOH、−NH3Y基から選択され;
− Mは同一又は異なっており水素原子、Na、K、Li、NH4又は有機アミンであり;
− R6は直鎖又は分岐C1−C30アルキル基であり;
− R7は水素原子又はSO3M基であり;
− dは1〜10なる範囲で変動し;
− mは0〜20なる範囲で変動し;
− m’は1〜20なる範囲で変動し;
− nは0〜500なる範囲で変動し;
− pは1〜50なる範囲で変動し;
− qは0〜20なる範囲で変動し;
− aは0〜50なる範囲で変動し;
− bは0〜50なる範囲で変動し;
− (a+b)は1以上であり;
− cは0〜4なる範囲で変動し;
− wは1〜100なる範囲で変動し;かつ
− Yは一価の無機又は有機アニオン、例えばハライド、硫酸根又はカルボキシレートを表す。 - 該シリコーン界面活性剤が、上記式(I)又は(II)で表されるものから選択され、該一般式において、以下の少なくとも一つ及び好ましくは全てが満たされる、請求項18記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物:
− cは2又は3であり;
− R1はメチル基であり;
− R2は水素原子、メチル基又はアセチル基、好ましくは水素原子であり;
− aは1〜25なる範囲、及びより具体的には2〜25なる範囲で変動し;
− bは0〜25なる範囲で変動し;
− nは0〜100なる範囲で変動し;
− pは1〜20なる範囲で変動する。 - 該組成物が、その全質量を基準として、0.01〜10質量%なる範囲の量で、該シリコーン界面活性剤を含む、上記請求項1ないし19の何れか1項に記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該組成物が、その全質量を基準として、0.1〜5質量%なる範囲の量で、該シリコーン界面活性剤を含む、請求項20記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該組成物が、その全質量を基準として、0.2〜3質量%なる範囲の量で、該シリコーン界面活性剤を含む、請求項21記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該カチオン性界面活性剤が、ポリオキシアルキレンで修飾されていても良い、一級、二級又は三級脂肪アミンの塩、四級アンモニウム塩及びこれらの混合物から選択される、上記請求項1ないし22の何れか1項に記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該四級アンモニウム塩が、
− 以下の一般式(VI)で示されるもの:
− イミダゾリンの四級アンモニウム塩、
− 以下の式(VIII)で示される四級ジアンモニウム塩:
− 少なくとも一つのエステル官能基を含む四級アンモニウム塩
から選択される、請求項23記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。 - 該四級アンモニウム塩が、以下の一般式(VI)で示されるものから選択される、請求項23又は24記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物:
R9〜R11は、同一又は異なっていてもよく、C1−8アルキル、C1−8アルケニル、C1−8アルコキシ、C1−8ヒドロキシアルキル、(C2−C6)ポリオキシアルキレン又はC1−8アルキルアミド基を表し、
Xはハライド、ホスフェート、アセテート、ラクテート、(C2−C6) アルキルサルフェート又はアルキルアリールスルホネートからなる群から選択されるアニオンである。 - 該組成物が、その全質量を基準として、0.5〜10質量%なる範囲の量で、該カチオン性界面活性剤を含む、上記請求項1ないし25の何れか1項に記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該組成物が、その全質量を基準として、0.8〜8質量%なる範囲の量で、該カチオン性界面活性剤を含む、請求項26記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該組成物が、その全質量を基準として、1〜5質量%なる範囲の量で、該カチオン性界面活性剤を含む、請求項27記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該化粧学的に許容される媒体が、水又は水と化粧学的に許容される溶剤との混合物を含む、上記請求項1ないし28の何れか1項に記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該化粧学的に許容される溶剤がC1−4低級アルコール、C5−C10アルカン、C3−4ケトン、C1−4アルキルアセテート、ジメトキシエタン、ジエトキシエタン及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項29記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- 該組成物が、添加剤、例えばカチオン性、アニオン性、ノニオン性又は両性ポリマー;修飾された又は修飾されていない非−揮発性シリコーン;会合性又は非−会合性のアニオン性、両性、双極イオン性、ノニオン性又はカチオン性の、天然又は合成ポリマー増粘剤;サンフィルタ;香料;着色剤;有機又は無機粒子;保存剤;pH安定化剤を含む、上記請求項1ないし30の何れか1項に記載のケラチン質物質の化粧処置用透明組成物。
- ケラチン質物質の化粧処置法であって、上記請求項1ないし31の何れか1項に記載の化粧処置用透明組成物を、該ケラチン質物質に適用することを特徴とする、上記方法。
- 請求項1〜31の何れか1項に記載の化粧処置用透明組成物のヘアコンディショナーとしての使用。
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