JP2004525542A - ケーブルモデム終端システム内のマルチデータチャネルサポート - Google Patents
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Abstract
ケーブルモデム終端システム用の回路が提供される。該回路は、バックプレーンインタフェースと、それに結合されたパケット処理エンジンを含む。該回路はさらに、複数のメディアアクセス制御(MAC)回路を含み、各該メディアアクセス制御回路は、該パケット処理エンジンに結合されていて単一のアップコンバータによってN本の隣接下りチャネルのうちの1本をサポートし、かつ各該メディアアクセス制御回路は複数の上りチャネルもまたサポートする。
Description
【0001】
[技術的分野]
本発明は、一般に、通信システムに関し、より特定的には、ケーブルモデム終端システム内でのマルチデータチャネルサポートに関する。
【0002】
[背景]
通信ネットワークは、さまざまな場所にある端末機器の間で、例えば音声、ビデオおよびその他のデータを交換するための機構を提供する。通信伝送システムの1つのタイプは、従来の広帯域ハイブリッド・ファイバ/同軸(HFC)ケーブルネットワークである。ケーブルネットワークは当初、同軸ケーブルネットワーク上で加入者に対しビデオおよびオーディオコンテンツを搬送するために開発された。
【0003】
何年もの間に、ケーブルネットワーク進歩してきた。光ファイバケーブルを使用することにより、数多くのケーブルネットワークが更新され、ここから、ハイブリッド・ファイバ/同軸(HFC)ネットワークという語が現われた。HFCネットワーク内では、ヘッドエンドは標準的に、光ファイバケーブルを通して複数の光分配ノードに結合される。光分配ノードはまた、端末機器をネットワークと接続する同軸ケーブルにも結合されている。光分配ノードにおいて、信号は、光ファイバケーブルおよび同軸ケーブル上での伝送のための光フォーマットおよび電気フォーマット間の変換が行われる。
【0004】
当初は、HFCネットワークは、オーディオ、ビデオおよびデータソースから端末機器への下り方向(すなわち、ヘッドエンドから端末機器へ)伝送を行っていた。しかし最近では、サービスプロバイダはそのシステムを修正して、信号を上り方向に、つまり端末機器からヘッドエンドへと伝送できるようにした。こうして、例えばケーブルモデム、セットトップボックスなどを用いて、既存の同軸および光ファイバケーブル上で、電話技術、ビデオオンデマンド、ペイパーヴュー、インターネットアクセスおよびその他のデータサービスといった種々のサービスを提供することができるようになった。
【0005】
1つのケーブルモデムタイプは、データ・オーバー・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)と呼ばれる規格を使用する。この仕様は、異なるメーカーが開発した機器をネットワーク上で相互通信可能にする。ケーブルモデムは、加入者のところでケーブルネットワークに接続される。ケーブルモデムは、ネットワークを介して、ケーブルモデム終端システム(CMTS)と呼ばれるヘッドエンドにあるデバイスと通信を行う。標準的なCMTSは、1つの下りデータポートおよびいくつかの上りデータポートを備えたカードまたは筺体を提供する。各CMTSは、サービスプロバイダが、選択された数の顧客にサービスを提供できるようにする。例えば、ネットワーク上で1000世帯について1枚のカードで充分である。
【0006】
データサービスへの需要は、インターネットなどの人気の高まりと共に増大し続けている。かくして、サービスプロバイダは、この上昇しつつある需要を満たすべくシステム能力を増大させ続けている。自らのシステム能力を増大させるため、サービスプロバイダは、一般に、大きな費用を負担して追加的にCMTSカードおよび筺体を導入している。
【0007】
必要とされるのは、既存の筺体およびカードサイズの枠内で、CMTSのポート密度を増大させるための機構である。
【0008】
[要約]
本発明の実施形態は、既存のケーブルモデム終端システム(CMTS)が有する問題を克服する。CMTS回路の実施形態をここに提供する。各実施形態は、既存のCMTSカードまたは筺体と同じ物理的空間を占有しながら、単一のCMTS回路によりサポートされる加入者の数を増加させる。例えばCMTS回路は、既存のCMTSカードまたは筺体と同じ物理的インタフェースを使用する。これは、1つの実施形態において、複数のメディアアクセス制御(MAC)回路を用いることによって達成される。各MAC回路は、単一の下りチャネルをサポートする。複数の下りチャネルが結合され、単一のアップコンバータを用いてアップコンバートされる。有利には、アップコンバータの再利用によって、単一のCMTSカードまたは筺体内に下りマルチチャネルをサポートすることができるようにし、CMTS回路内で充分な空間節約が可能となる。
【0009】
1つの実施形態においては、ケーブルモデム終端システムのための回路が提供される。この回路は、バックプレーンインタフェースおよびそれに結合されたパケット処理エンジンを含む。この回路はさらに複数のメディアアクセス制御(MAC)回路を含み、各メディアアクセス制御(MAC)回路はパケット処理エンジンに結合され、各MAC回路は単一のアップコンバータでN本の隣接下りチャネルのうちの1本をサポートし、かつまた各MAC回路は複数の上りチャネルをもサポートする。
【0010】
その他の実施形態も記述されまたクレームされる。
【0011】
[詳細な説明]
実施形態についての以下の詳細な説明においては、その一部をなし、本発明を実施できる特定の実施形態を一例として示す添付図面が参照される。本発明の範囲から逸脱することなく、その他の実施形態を利用することおよび構造上の変更を加えることも可能である、ということを理解すべきである。
【0012】
図1Aは、本発明による下りマルチチャネルをサポートするケーブルモデム終端システムのための、全体として10という番号で表された回路の一実施形態のブロック図である。回路10は、同一のカードまたは筺体上に複数のメディアアクセス制御(MAC)回路18−1,…18−Nを含むことにより、既存のシステムに比べてカードまたは筺体のサイズを増大させることなしにポート密度を増大させている。MAC回路18−1,…,18−Nの各々は、別々の1本の下りチャネルおよび別々の複数の上りチャネルをサポートしている。換言すると、各MAC回路18−1,…,18−Nは、別々のMACドメインをサポートする。追加されたチャネルによって、回路10は、既存のシステムと比べてより多くの世帯加入数を収容することができる。さらに、MAC回路18−1,…,18−Nの全ては、同じ下りポート24および同じ上りポート26−1,…,26−Kを共有する。かくして回路10は、既存のカードまたは筺体と同一の物理的空間において使用でき、これにより、既存システムの物理的構造を全面的に改修することを要することなしに、ポート密度を増大させることができる。
【0013】
回路10は、データネットワークとインタフェースする。回路10は、回路10用のデータネットワークに対し、ネットワークインタフェース12を通した接続を提供するバックプレーンインタフェース14含む。さらに、回路10は、パケット処理エンジン16を含む。一実施形態においては、パケット処理エンジン16は、1またはそれ以上のプロセッサを伴って動作し、これらのプロセッサは、回路10の多数のMACドメイン用のデータパケットを処理するようにプログラムされている。
【0014】
回路10はまた、MAC回路18−1,…,18−Nをも含んでいる。これらのMAC回路18−1,…,18−Nは、データ・オーバー・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)規格に従ってパケットを処理する。各MAC回路18−1,…,18−Nは、単一の下りチャネルおよび複数の上りチャネル内のパケットを処理すべく、個別にかつ独立した形で動作する。かくして、MAC回路の数を増加させることによって、上記回路を組み込んだカードまたは筺体の物理的インタフェースを変更することを要することなしに、該回路の容量が増大される。
【0015】
回路10は、複数の下りデータチャネル上で、ケーブルモデムまで下り方向に信号を転送するための下りデータまたは信号パスを含む。下り方向では、MAC回路18−1,…,18−Nが下りチャネル20にデータを提供する。下りチャネル20は、チャネル間隔で相互にずれる中間周波数(IF−1,…,IF−N)にて変調されたデータを送出する。このIF信号は、アップコンバータ22に提供される。アップコンバータ22は、伝送のため、下りポート24に対し、アップコンバートされ増幅された出力を提供する。
【0016】
下りポート24における出力の一例が、図2のグラフ200の中に示されている。図示するように、それぞれYMHzの帯域幅の周波数帯域202−1,…202−NにおけるN本の隣接チャネルが、N個のMACドメインに対して提供される。一実施形態においては、各チャネルは、6MHzの帯域幅を持つ。それに代替するチャネル帯域幅でもよい。有利には、単一のアップコンバータ22を用いて伝送のための下りチャネル20の信号を準備できるように、相互に隣接した周波数帯域202…1…,202−Nが用いられる。単一のアップコンバータを使用することにより、いくつかのMAC回路に対する共通の回路を支援して、回路10上でマルチMACドメインをサポートするための、費用およびスペース上の必要条件を大幅に削減する。一実施形態において、アップコンバータ22は、プログラミング可能であり、かくして、いくつかの下りチャネルをサポートするために適切な帯域幅を持った出力を生成することができる。一実施形態においては、アップコンバータ22は、90〜870MHzの範囲内の適切な任意の周波数帯域に隣接下りチャネルを設定するようにプログラミングされる。
【0017】
回路10はまた、上り方向で、ケーブルモデムから信号を受信する。この上り方向では、データは、上りポート26−1,…26−Kにてケーブルモデムから受信される。上りポート26−1,…,26−Kの各々は、複数の上りチャネル上でデータを受信する。例えば一実施形態においては、各ポート26−1,…26−Kは、Nチャネルのデータを受信する。かくして、回路10は、各ポート26−1,…,26−Kから、MAC回路18−1,…18−Nのうちの対応するものまで、N本のチャネルのうちの1本を提供するように設計されている。有利には、上りポートの各々において複数のチャネルを収容することによって、回路10は、従来のカードまたは筺体サイズを用いてCMTSの能力を増大させることができる。
【0018】
回路10は、上りチャネル28を含む。一実施形態においては、上りチャネル28は、MACへの上りチャネルの各々が上りポート26−1,…,26−Kのうちの1つに収容されるように、MAC1個につきK本の上りチャネルを提供する。かくして、各MAC回路は、1つの下りチャネルおよびK本の上りチャネルを処理する。回路10は、N本の下りチャネルとK*N本の上りチャネルとを処理する。
【0019】
図3において、グラフ300は、回路10によるサービス提供を受ける1つの光ノード(図4参照)についての上り周波数スペクトルの一例を示している。この例では、選択された光ノードからの上りチャネルが、5〜42MHzの周波数範囲内にある。この光ノードのための各チャネル、例えばチャネル302−1,…302−Kは、回路10のポート1つにつき1つの帯域で、別々の全く異なる周波数帯域をもつ。回路10によるサービス提供を受けるその他の光ノードの上りチャネルに対する周波数割当ては、回路10の各ポートに対し、干渉しない上りチャネルを各ノードが提供できるようにレイアウトされる。さらに、一実施形態においては、上りポート26−1,…26−Kのさまざまなチャネルのための周波数帯域は隣接していない。さらに、その他の実施形態では、上りチャネルがその他の適切な周波数帯域、例えば5〜65MHz内に設定されることがわかる。
【0020】
図1B−1および1B−2は、本発明による下りマルチチャネルをサポートするケーブルモデム終端システムのための、全体として100という番号で示す回路の一実施形態のブロック図である。回路100は有利には、同じカードまたは筺体上に複数のメディアアクセス制御(MAC)回路106−1,…,106−Nを含むことにより、既存のシステムに比べ、カードまたは筺体のサイズを増大させることなくポート密度を増大させる。MAC回路106−1,…,106−Nの各々は、別々の1本の下りチャネルおよび別々の複数の上りチャネルをサポートしている。換言すると、各MAC回路106−1,…,106−Nは、別々のMACドメインをサポートする。追加されたチャネルによって、回路100は、既存のシステムと比べてより多くの世帯加入数を収容することができる。さらに、MAC回路106−1,…,106−Nの全ては、同じ下りポート114および同じ上りポート116−1,…,116−Kをそれぞれ共有する。かくして回路100は、既存のカードまたは筺体と同じ物理的空間内で使用でき、かくして、既存のシステムの物理的構造を全面的に改修することを要することなしに、ポート密度を増大させることになる。
【0021】
回路100は、データネットワークとインタフェースする。回路100は、回路100用のデータネットワークに対しネットワークインタフェース101を通した接続を提供するバックプレーンインタフェース102を含む。さらに、回路100は、パケット処理エンジン104を含む。一実施形態においては、パケット処理エンジン104は、1またはそれ以上のプロセッサを伴って動作し、これらのプロセッサは、回路100の多数のMACドメイン用のデータパケットを処理するようにプログラムされている。
【0022】
回路100はまた、MAC回路106−1,…,106−Nも含む。これらのMAC回路106−1,…,106−Nは、データ・オーバー・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)規格に従ってパケットを処理する。各MAC回路106−1,…,106−Nは、単一の下りチャネルおよび複数の上りチャネル内のパケットを処理すべく、別々にかつ独立した形で動作する。かくして、MAC回路の数を増加させることによって、上記回路を組み込んだカードまたは筺体の物理的インタフェースを変更することを要することなしに、該回路の容量が増大される。
【0023】
回路100は、複数の下りデータチャネル上で、ケーブルモデムまで下り方向に信号を転送するための下りデータまたは信号パスを含む。下り方向では、MAC回路106−1,…,106−Nがそれぞれ下り変調器108−1,…,108−Nにデータを提供する。変調器108−1,…,108−Nは、チャネル間隔で相互にずれる中間周波数(IF−1,…,IF−N)まで、データを変調する。変調器108−1,…,108−NのIF出力は、コンバイナ110で合算され、アップコンバータ112に提供される。アップコンバータ112は、伝送のため、下りポート114に対し、アップコンバートされ増幅された出力を提供する。
【0024】
下りポート114における出力の一例が、図2のグラフ200の中に示されている。図示するように、各下り変調器108−1,…,108−Nは、それぞれYMHzの帯域幅の周波数帯域201−1,…202−NにおけるN本の隣接チャネルの1つを担当する。1実施形態においては、各変調器108−1,…,108−Nは、6MHzの出力チャネルを使う。それに代替するチャネル帯域幅でもよい。有利には、単一のアップコンバータ112を用いて伝送のための変調器108−1,…,108−Nから信号を準備できるように、相互に隣接した周波数帯域202…1…,202−Nが用いられる。単一のアップコンバートを使用することにより、いくつかのMAC回路に対する共通の回路を支援して、回路100上でマルチMACドメインをサポートするための、費用およびスペース上の必要条件を大幅に削減する。一実施形態において、アップコンバータ114は、プログラミング可能であり、かくして、いくつかの下りチャネルをサポートするために適切な帯域幅を持った出力を生成することができる。一実施形態においては、アップコンバータ112は、90〜870MHzの範囲内の適切な任意の周波数帯域に隣接下りチャネルを設定するようにプログラミングされる。
【0025】
回路100はまた、上り方向でケーブルモデムから信号を受信する。この上り方向では、データは、上りポート116−1,…116−Kにてケーブルモデムから受信される。上りポート116−1,…,116−Kの各々は、複数の上りチャネル上でデータを受信する。例えば一実施形態においては、各ポート116−1,…,116−Kは、Nチャネルのデータを受信する。かくして、回路100は、各ポート116−1,…,116−Kから、MAC回路106−1,…,106−Nのうちの対応するものまで、N本のチャネルのうちの1本を提供するように設計されている。有利には、上りポートの各々において複数のチャネルを収容することによって、回路100は、従来のカードまたは筺体サイズを用いてCMTSの能力を増大させることができる。
【0026】
スプリッタ118−1,…,118−Kは、そのそれぞれの上りポート116−1,…,116−Kで受信したチャネル信号を分離する。一実施形態においては、スプリッタ118−1,…,118−Kは各々、N個の出力、例えば4個の出力またはその他の適切な数の出力を提供する。N個の出力の各々は、対応する受信器/復調器の対を通して、対応するMAC回路の入力に結合される。例えば、図1に示すように、スプリッタ118−1は、例えば4MHzのIF信号といった中間周波数までダウンコンバートするため、受信器120−1−1,…,120−1−Nに対してN個の出力を提供する。一実施形態においては、これらの受信器120−1−1,…120−1−Nは、光分配ノード(図4参照)からの光ファイバ接続から、CMTSカード上でディジタル化された上り変調データ信号を受信するようになっているディジタル受信器である。ディジタル受信器は、回路100内に容易に組込まれ、一実施形態では、ディジタル受信器の全てが、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)の中に組込まれている。さらに、受信器120−1−1,…,120−1−Nは、それぞれ復調器122−1−1,…,122−1−Nに結合されている。復調器122−1−1,…,122−1−Nがそれぞれ、MAC回路106−1,…,106−Nに結合されている。その他の受信器/復調器対の各々は、図示する通りに接続される。図1において、受信器は、120−X−Yと表され、復調器は122−X−Yと表わされている。各々の場合において、参照番号中のXは、受信器または復調器について連携する上りポートを表し、Yは、連携するMAC回路を表す。かくして各MAC回路は、1つの下りチャネルおよびK本の上りチャネルを処理する。回路100は、N本の下りチャネルとK*N本の上りチャネルを処理する。
【0027】
図3において、グラフ300は、回路100によるサービス提供を受ける1つの光ノード(図4参照)についての上り周波数スペクトル一例を示している。この例では、選択された光ノードからの上りチャネルが、5〜42MHzの周波数範囲内にある。この光ノードのための各チャネル、例えばチャネル302−1,…302−Kは、回路100のポート1つにつき1つの帯域で、別々の全く異なる周波数帯域をもつ。回路100によるサービス提供を受けるその他の光ノードの上りチャネルに対する周波数割当ては、回路100の各ポートに対し、干渉しない上りチャネルを各ノードが提供できるようにレイアウトされる。さらに、一実施形態においては、上りポート116−1,…116−Kのさまざまなチャネルのための周波数帯域は隣接していない。さらに、その他の実施形態では、上りチャネルがその他の適切な周波数帯域、例えば5〜65MHz内に設定されることがわかる。
【0028】
図4は、本発明による下りマルチチャネルをサポートするマルチチャネル・ケーブルモデム終端システム404を含む、全体として400という番号で示されたシステムの一実施形態のブロック図である。システム400は、ヘッドエンド402を含む。その他のコンポーネントのなかでも、ヘッドエンド402は、単一のカードまたは筺体上に下りマルチチャネルおよび上りマルチチャネルをサポートするマルチチャネルCMTS404を含む。有利には、CMTS404は、既存のカードおよび筺体の場合と同じ数の上りおよび下りポートを使用するものの、既存のカードおよび筺体よりも多い下りチャネルおよび上りチャネルを提供する物理的構成を有する。かくして、CMTS404は、既存のCMTSカードおよび筺体よりも多くの加入者をサポートできるようにする。一実施形態において、CMTS404は、図1A、1B−1、および1B−2、2および/または3に関して上述したとおりに構築される。
【0029】
ヘッドエンド402は、複数の光分配ノード406−1,…,406−Nに結合される。各光分配ノードは、CMTS404に対して別々のMACドメインを示す。ヘッドエンド402は、下り光ファイバ414を介して光分配ノード406−1,…,406−Nに結合される。光分配ノード406−1,…,406−Nの各々は、さらに、同軸ケーブル416として表された同軸ケーブル分配ネットワークに結合される。各光分配ノード406−1,…,406−Nは、ヘッドエンド402からの光信号を、同軸ケーブルへの伝送のために電気信号へ変換する回路を含む。光分配ノード406−1,…406−Nの各々は、さらに、ヘッドエンド402への伝送のため、同軸ケーブルからの電気信号を光信号へと変換する回路を含む。
【0030】
同軸ケーブル416は、端末機器のネットワーク400に対する接続を提供する。例えば、タップ418として表されるタップは、ケーブルモデム408といった端末機器のための接続機構を提供する。一実施形態においては、ケーブルモデム408は、データ・オーバー・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)規格に従ったケーブルモデムからなる。
【0031】
ヘッドエンド402は、CMTS404からのデータ用の下りパスを提供する。下りデータパスは、CMTS404の下りポート(DS)と光ファイバ414との間のスプリッタ412に直列接続された電気/光コンバータ(E/O)410を含む。このようにして、CMTS404からの下りデータ信号は、光ファイバ414を介して光分配ノード406−1,…,406−Nまで転送され、選択された端末機器に分配される。
【0032】
ヘッドエンド402はまた、端末機器からのデータ用の上りパスも含んでいる。上り方向では、光分配ノード406−1,…,406−Nが、上り光ファイバ420を介してそれぞれ光/電気コンバータ(O/E)422−1,…,422−Nに結合される。上り光ファイバ420の各々は、複数の上りチャネルを搬送し、CMTS404の上りポート、US1,…,USKのうちの1つに結合される。
【0033】
[結論]
本発明の実施形態を記述してきた。これらの実施形態により、システムに対して同一の物理的インタフェースを用いながらも、単一のCMTSカードまたは筺体によりサポートされる加入者の数を増大させることのできるケーブルモデム終端システム(CMTS)が提供される。これが、一実施形態では、複数のメディアアクセス制御(MAC)回路を使用することによって達成される。各MAC回路は、単一の下りチャネルをサポートする。この下りチャネルは、組合わされ、単一のアップコンバータを用いてアップコンバートされる。有利には、アップコンバータを再利用することで、下りマルチチャネルをサポートし得るようにして、CMTSカードまたは筺体上のスペースを充分に節約することができる。
【0034】
以上の記述は、例示を目的とするもので、制限することを意図していないということを理解すべきである。以上の記述を読み理解すれば、当業者には、その他の数多くの実施形態が明らかになることだろう。したがって本発明の範囲は、特許請求の範囲ならびにかかる請求項が権利を有する均等の全範囲を基準として決定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】
本発明による下りマルチチャネルをサポートするケーブルモデム終端システム用回路の一実施形態のブロック図である。
【図1B】
本発明による下りマルチチャネルをサポートするケーブルモデム終端システム用回路のもう1つの実施形態のブロック図である。
【図1B−1】
図1Bの実施形態のより詳細なブロック図(その1)である。
【図1B−2】
図1Bの実施形態のより詳細なブロック図(その2)である。
【図2】
本発明によるケーブルモデム終端システム用の下りデータチャネルに対するスペクトル割当ての一実施形態を例示するグラフである。
【図3】
本発明によるケーブルモデム終端システム用の上りデータチャネルに対するスペクトル割当ての一実施形態を例示するグラフである。
【図4】
本発明による下りマルチチャネルをサポートするケーブルモデム終端システムを含むシステムの一実施形態のブロック図である。
[技術的分野]
本発明は、一般に、通信システムに関し、より特定的には、ケーブルモデム終端システム内でのマルチデータチャネルサポートに関する。
【0002】
[背景]
通信ネットワークは、さまざまな場所にある端末機器の間で、例えば音声、ビデオおよびその他のデータを交換するための機構を提供する。通信伝送システムの1つのタイプは、従来の広帯域ハイブリッド・ファイバ/同軸(HFC)ケーブルネットワークである。ケーブルネットワークは当初、同軸ケーブルネットワーク上で加入者に対しビデオおよびオーディオコンテンツを搬送するために開発された。
【0003】
何年もの間に、ケーブルネットワーク進歩してきた。光ファイバケーブルを使用することにより、数多くのケーブルネットワークが更新され、ここから、ハイブリッド・ファイバ/同軸(HFC)ネットワークという語が現われた。HFCネットワーク内では、ヘッドエンドは標準的に、光ファイバケーブルを通して複数の光分配ノードに結合される。光分配ノードはまた、端末機器をネットワークと接続する同軸ケーブルにも結合されている。光分配ノードにおいて、信号は、光ファイバケーブルおよび同軸ケーブル上での伝送のための光フォーマットおよび電気フォーマット間の変換が行われる。
【0004】
当初は、HFCネットワークは、オーディオ、ビデオおよびデータソースから端末機器への下り方向(すなわち、ヘッドエンドから端末機器へ)伝送を行っていた。しかし最近では、サービスプロバイダはそのシステムを修正して、信号を上り方向に、つまり端末機器からヘッドエンドへと伝送できるようにした。こうして、例えばケーブルモデム、セットトップボックスなどを用いて、既存の同軸および光ファイバケーブル上で、電話技術、ビデオオンデマンド、ペイパーヴュー、インターネットアクセスおよびその他のデータサービスといった種々のサービスを提供することができるようになった。
【0005】
1つのケーブルモデムタイプは、データ・オーバー・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)と呼ばれる規格を使用する。この仕様は、異なるメーカーが開発した機器をネットワーク上で相互通信可能にする。ケーブルモデムは、加入者のところでケーブルネットワークに接続される。ケーブルモデムは、ネットワークを介して、ケーブルモデム終端システム(CMTS)と呼ばれるヘッドエンドにあるデバイスと通信を行う。標準的なCMTSは、1つの下りデータポートおよびいくつかの上りデータポートを備えたカードまたは筺体を提供する。各CMTSは、サービスプロバイダが、選択された数の顧客にサービスを提供できるようにする。例えば、ネットワーク上で1000世帯について1枚のカードで充分である。
【0006】
データサービスへの需要は、インターネットなどの人気の高まりと共に増大し続けている。かくして、サービスプロバイダは、この上昇しつつある需要を満たすべくシステム能力を増大させ続けている。自らのシステム能力を増大させるため、サービスプロバイダは、一般に、大きな費用を負担して追加的にCMTSカードおよび筺体を導入している。
【0007】
必要とされるのは、既存の筺体およびカードサイズの枠内で、CMTSのポート密度を増大させるための機構である。
【0008】
[要約]
本発明の実施形態は、既存のケーブルモデム終端システム(CMTS)が有する問題を克服する。CMTS回路の実施形態をここに提供する。各実施形態は、既存のCMTSカードまたは筺体と同じ物理的空間を占有しながら、単一のCMTS回路によりサポートされる加入者の数を増加させる。例えばCMTS回路は、既存のCMTSカードまたは筺体と同じ物理的インタフェースを使用する。これは、1つの実施形態において、複数のメディアアクセス制御(MAC)回路を用いることによって達成される。各MAC回路は、単一の下りチャネルをサポートする。複数の下りチャネルが結合され、単一のアップコンバータを用いてアップコンバートされる。有利には、アップコンバータの再利用によって、単一のCMTSカードまたは筺体内に下りマルチチャネルをサポートすることができるようにし、CMTS回路内で充分な空間節約が可能となる。
【0009】
1つの実施形態においては、ケーブルモデム終端システムのための回路が提供される。この回路は、バックプレーンインタフェースおよびそれに結合されたパケット処理エンジンを含む。この回路はさらに複数のメディアアクセス制御(MAC)回路を含み、各メディアアクセス制御(MAC)回路はパケット処理エンジンに結合され、各MAC回路は単一のアップコンバータでN本の隣接下りチャネルのうちの1本をサポートし、かつまた各MAC回路は複数の上りチャネルをもサポートする。
【0010】
その他の実施形態も記述されまたクレームされる。
【0011】
[詳細な説明]
実施形態についての以下の詳細な説明においては、その一部をなし、本発明を実施できる特定の実施形態を一例として示す添付図面が参照される。本発明の範囲から逸脱することなく、その他の実施形態を利用することおよび構造上の変更を加えることも可能である、ということを理解すべきである。
【0012】
図1Aは、本発明による下りマルチチャネルをサポートするケーブルモデム終端システムのための、全体として10という番号で表された回路の一実施形態のブロック図である。回路10は、同一のカードまたは筺体上に複数のメディアアクセス制御(MAC)回路18−1,…18−Nを含むことにより、既存のシステムに比べてカードまたは筺体のサイズを増大させることなしにポート密度を増大させている。MAC回路18−1,…,18−Nの各々は、別々の1本の下りチャネルおよび別々の複数の上りチャネルをサポートしている。換言すると、各MAC回路18−1,…,18−Nは、別々のMACドメインをサポートする。追加されたチャネルによって、回路10は、既存のシステムと比べてより多くの世帯加入数を収容することができる。さらに、MAC回路18−1,…,18−Nの全ては、同じ下りポート24および同じ上りポート26−1,…,26−Kを共有する。かくして回路10は、既存のカードまたは筺体と同一の物理的空間において使用でき、これにより、既存システムの物理的構造を全面的に改修することを要することなしに、ポート密度を増大させることができる。
【0013】
回路10は、データネットワークとインタフェースする。回路10は、回路10用のデータネットワークに対し、ネットワークインタフェース12を通した接続を提供するバックプレーンインタフェース14含む。さらに、回路10は、パケット処理エンジン16を含む。一実施形態においては、パケット処理エンジン16は、1またはそれ以上のプロセッサを伴って動作し、これらのプロセッサは、回路10の多数のMACドメイン用のデータパケットを処理するようにプログラムされている。
【0014】
回路10はまた、MAC回路18−1,…,18−Nをも含んでいる。これらのMAC回路18−1,…,18−Nは、データ・オーバー・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)規格に従ってパケットを処理する。各MAC回路18−1,…,18−Nは、単一の下りチャネルおよび複数の上りチャネル内のパケットを処理すべく、個別にかつ独立した形で動作する。かくして、MAC回路の数を増加させることによって、上記回路を組み込んだカードまたは筺体の物理的インタフェースを変更することを要することなしに、該回路の容量が増大される。
【0015】
回路10は、複数の下りデータチャネル上で、ケーブルモデムまで下り方向に信号を転送するための下りデータまたは信号パスを含む。下り方向では、MAC回路18−1,…,18−Nが下りチャネル20にデータを提供する。下りチャネル20は、チャネル間隔で相互にずれる中間周波数(IF−1,…,IF−N)にて変調されたデータを送出する。このIF信号は、アップコンバータ22に提供される。アップコンバータ22は、伝送のため、下りポート24に対し、アップコンバートされ増幅された出力を提供する。
【0016】
下りポート24における出力の一例が、図2のグラフ200の中に示されている。図示するように、それぞれYMHzの帯域幅の周波数帯域202−1,…202−NにおけるN本の隣接チャネルが、N個のMACドメインに対して提供される。一実施形態においては、各チャネルは、6MHzの帯域幅を持つ。それに代替するチャネル帯域幅でもよい。有利には、単一のアップコンバータ22を用いて伝送のための下りチャネル20の信号を準備できるように、相互に隣接した周波数帯域202…1…,202−Nが用いられる。単一のアップコンバータを使用することにより、いくつかのMAC回路に対する共通の回路を支援して、回路10上でマルチMACドメインをサポートするための、費用およびスペース上の必要条件を大幅に削減する。一実施形態において、アップコンバータ22は、プログラミング可能であり、かくして、いくつかの下りチャネルをサポートするために適切な帯域幅を持った出力を生成することができる。一実施形態においては、アップコンバータ22は、90〜870MHzの範囲内の適切な任意の周波数帯域に隣接下りチャネルを設定するようにプログラミングされる。
【0017】
回路10はまた、上り方向で、ケーブルモデムから信号を受信する。この上り方向では、データは、上りポート26−1,…26−Kにてケーブルモデムから受信される。上りポート26−1,…,26−Kの各々は、複数の上りチャネル上でデータを受信する。例えば一実施形態においては、各ポート26−1,…26−Kは、Nチャネルのデータを受信する。かくして、回路10は、各ポート26−1,…,26−Kから、MAC回路18−1,…18−Nのうちの対応するものまで、N本のチャネルのうちの1本を提供するように設計されている。有利には、上りポートの各々において複数のチャネルを収容することによって、回路10は、従来のカードまたは筺体サイズを用いてCMTSの能力を増大させることができる。
【0018】
回路10は、上りチャネル28を含む。一実施形態においては、上りチャネル28は、MACへの上りチャネルの各々が上りポート26−1,…,26−Kのうちの1つに収容されるように、MAC1個につきK本の上りチャネルを提供する。かくして、各MAC回路は、1つの下りチャネルおよびK本の上りチャネルを処理する。回路10は、N本の下りチャネルとK*N本の上りチャネルとを処理する。
【0019】
図3において、グラフ300は、回路10によるサービス提供を受ける1つの光ノード(図4参照)についての上り周波数スペクトルの一例を示している。この例では、選択された光ノードからの上りチャネルが、5〜42MHzの周波数範囲内にある。この光ノードのための各チャネル、例えばチャネル302−1,…302−Kは、回路10のポート1つにつき1つの帯域で、別々の全く異なる周波数帯域をもつ。回路10によるサービス提供を受けるその他の光ノードの上りチャネルに対する周波数割当ては、回路10の各ポートに対し、干渉しない上りチャネルを各ノードが提供できるようにレイアウトされる。さらに、一実施形態においては、上りポート26−1,…26−Kのさまざまなチャネルのための周波数帯域は隣接していない。さらに、その他の実施形態では、上りチャネルがその他の適切な周波数帯域、例えば5〜65MHz内に設定されることがわかる。
【0020】
図1B−1および1B−2は、本発明による下りマルチチャネルをサポートするケーブルモデム終端システムのための、全体として100という番号で示す回路の一実施形態のブロック図である。回路100は有利には、同じカードまたは筺体上に複数のメディアアクセス制御(MAC)回路106−1,…,106−Nを含むことにより、既存のシステムに比べ、カードまたは筺体のサイズを増大させることなくポート密度を増大させる。MAC回路106−1,…,106−Nの各々は、別々の1本の下りチャネルおよび別々の複数の上りチャネルをサポートしている。換言すると、各MAC回路106−1,…,106−Nは、別々のMACドメインをサポートする。追加されたチャネルによって、回路100は、既存のシステムと比べてより多くの世帯加入数を収容することができる。さらに、MAC回路106−1,…,106−Nの全ては、同じ下りポート114および同じ上りポート116−1,…,116−Kをそれぞれ共有する。かくして回路100は、既存のカードまたは筺体と同じ物理的空間内で使用でき、かくして、既存のシステムの物理的構造を全面的に改修することを要することなしに、ポート密度を増大させることになる。
【0021】
回路100は、データネットワークとインタフェースする。回路100は、回路100用のデータネットワークに対しネットワークインタフェース101を通した接続を提供するバックプレーンインタフェース102を含む。さらに、回路100は、パケット処理エンジン104を含む。一実施形態においては、パケット処理エンジン104は、1またはそれ以上のプロセッサを伴って動作し、これらのプロセッサは、回路100の多数のMACドメイン用のデータパケットを処理するようにプログラムされている。
【0022】
回路100はまた、MAC回路106−1,…,106−Nも含む。これらのMAC回路106−1,…,106−Nは、データ・オーバー・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)規格に従ってパケットを処理する。各MAC回路106−1,…,106−Nは、単一の下りチャネルおよび複数の上りチャネル内のパケットを処理すべく、別々にかつ独立した形で動作する。かくして、MAC回路の数を増加させることによって、上記回路を組み込んだカードまたは筺体の物理的インタフェースを変更することを要することなしに、該回路の容量が増大される。
【0023】
回路100は、複数の下りデータチャネル上で、ケーブルモデムまで下り方向に信号を転送するための下りデータまたは信号パスを含む。下り方向では、MAC回路106−1,…,106−Nがそれぞれ下り変調器108−1,…,108−Nにデータを提供する。変調器108−1,…,108−Nは、チャネル間隔で相互にずれる中間周波数(IF−1,…,IF−N)まで、データを変調する。変調器108−1,…,108−NのIF出力は、コンバイナ110で合算され、アップコンバータ112に提供される。アップコンバータ112は、伝送のため、下りポート114に対し、アップコンバートされ増幅された出力を提供する。
【0024】
下りポート114における出力の一例が、図2のグラフ200の中に示されている。図示するように、各下り変調器108−1,…,108−Nは、それぞれYMHzの帯域幅の周波数帯域201−1,…202−NにおけるN本の隣接チャネルの1つを担当する。1実施形態においては、各変調器108−1,…,108−Nは、6MHzの出力チャネルを使う。それに代替するチャネル帯域幅でもよい。有利には、単一のアップコンバータ112を用いて伝送のための変調器108−1,…,108−Nから信号を準備できるように、相互に隣接した周波数帯域202…1…,202−Nが用いられる。単一のアップコンバートを使用することにより、いくつかのMAC回路に対する共通の回路を支援して、回路100上でマルチMACドメインをサポートするための、費用およびスペース上の必要条件を大幅に削減する。一実施形態において、アップコンバータ114は、プログラミング可能であり、かくして、いくつかの下りチャネルをサポートするために適切な帯域幅を持った出力を生成することができる。一実施形態においては、アップコンバータ112は、90〜870MHzの範囲内の適切な任意の周波数帯域に隣接下りチャネルを設定するようにプログラミングされる。
【0025】
回路100はまた、上り方向でケーブルモデムから信号を受信する。この上り方向では、データは、上りポート116−1,…116−Kにてケーブルモデムから受信される。上りポート116−1,…,116−Kの各々は、複数の上りチャネル上でデータを受信する。例えば一実施形態においては、各ポート116−1,…,116−Kは、Nチャネルのデータを受信する。かくして、回路100は、各ポート116−1,…,116−Kから、MAC回路106−1,…,106−Nのうちの対応するものまで、N本のチャネルのうちの1本を提供するように設計されている。有利には、上りポートの各々において複数のチャネルを収容することによって、回路100は、従来のカードまたは筺体サイズを用いてCMTSの能力を増大させることができる。
【0026】
スプリッタ118−1,…,118−Kは、そのそれぞれの上りポート116−1,…,116−Kで受信したチャネル信号を分離する。一実施形態においては、スプリッタ118−1,…,118−Kは各々、N個の出力、例えば4個の出力またはその他の適切な数の出力を提供する。N個の出力の各々は、対応する受信器/復調器の対を通して、対応するMAC回路の入力に結合される。例えば、図1に示すように、スプリッタ118−1は、例えば4MHzのIF信号といった中間周波数までダウンコンバートするため、受信器120−1−1,…,120−1−Nに対してN個の出力を提供する。一実施形態においては、これらの受信器120−1−1,…120−1−Nは、光分配ノード(図4参照)からの光ファイバ接続から、CMTSカード上でディジタル化された上り変調データ信号を受信するようになっているディジタル受信器である。ディジタル受信器は、回路100内に容易に組込まれ、一実施形態では、ディジタル受信器の全てが、単一の特定用途向け集積回路(ASIC)の中に組込まれている。さらに、受信器120−1−1,…,120−1−Nは、それぞれ復調器122−1−1,…,122−1−Nに結合されている。復調器122−1−1,…,122−1−Nがそれぞれ、MAC回路106−1,…,106−Nに結合されている。その他の受信器/復調器対の各々は、図示する通りに接続される。図1において、受信器は、120−X−Yと表され、復調器は122−X−Yと表わされている。各々の場合において、参照番号中のXは、受信器または復調器について連携する上りポートを表し、Yは、連携するMAC回路を表す。かくして各MAC回路は、1つの下りチャネルおよびK本の上りチャネルを処理する。回路100は、N本の下りチャネルとK*N本の上りチャネルを処理する。
【0027】
図3において、グラフ300は、回路100によるサービス提供を受ける1つの光ノード(図4参照)についての上り周波数スペクトル一例を示している。この例では、選択された光ノードからの上りチャネルが、5〜42MHzの周波数範囲内にある。この光ノードのための各チャネル、例えばチャネル302−1,…302−Kは、回路100のポート1つにつき1つの帯域で、別々の全く異なる周波数帯域をもつ。回路100によるサービス提供を受けるその他の光ノードの上りチャネルに対する周波数割当ては、回路100の各ポートに対し、干渉しない上りチャネルを各ノードが提供できるようにレイアウトされる。さらに、一実施形態においては、上りポート116−1,…116−Kのさまざまなチャネルのための周波数帯域は隣接していない。さらに、その他の実施形態では、上りチャネルがその他の適切な周波数帯域、例えば5〜65MHz内に設定されることがわかる。
【0028】
図4は、本発明による下りマルチチャネルをサポートするマルチチャネル・ケーブルモデム終端システム404を含む、全体として400という番号で示されたシステムの一実施形態のブロック図である。システム400は、ヘッドエンド402を含む。その他のコンポーネントのなかでも、ヘッドエンド402は、単一のカードまたは筺体上に下りマルチチャネルおよび上りマルチチャネルをサポートするマルチチャネルCMTS404を含む。有利には、CMTS404は、既存のカードおよび筺体の場合と同じ数の上りおよび下りポートを使用するものの、既存のカードおよび筺体よりも多い下りチャネルおよび上りチャネルを提供する物理的構成を有する。かくして、CMTS404は、既存のCMTSカードおよび筺体よりも多くの加入者をサポートできるようにする。一実施形態において、CMTS404は、図1A、1B−1、および1B−2、2および/または3に関して上述したとおりに構築される。
【0029】
ヘッドエンド402は、複数の光分配ノード406−1,…,406−Nに結合される。各光分配ノードは、CMTS404に対して別々のMACドメインを示す。ヘッドエンド402は、下り光ファイバ414を介して光分配ノード406−1,…,406−Nに結合される。光分配ノード406−1,…,406−Nの各々は、さらに、同軸ケーブル416として表された同軸ケーブル分配ネットワークに結合される。各光分配ノード406−1,…,406−Nは、ヘッドエンド402からの光信号を、同軸ケーブルへの伝送のために電気信号へ変換する回路を含む。光分配ノード406−1,…406−Nの各々は、さらに、ヘッドエンド402への伝送のため、同軸ケーブルからの電気信号を光信号へと変換する回路を含む。
【0030】
同軸ケーブル416は、端末機器のネットワーク400に対する接続を提供する。例えば、タップ418として表されるタップは、ケーブルモデム408といった端末機器のための接続機構を提供する。一実施形態においては、ケーブルモデム408は、データ・オーバー・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)規格に従ったケーブルモデムからなる。
【0031】
ヘッドエンド402は、CMTS404からのデータ用の下りパスを提供する。下りデータパスは、CMTS404の下りポート(DS)と光ファイバ414との間のスプリッタ412に直列接続された電気/光コンバータ(E/O)410を含む。このようにして、CMTS404からの下りデータ信号は、光ファイバ414を介して光分配ノード406−1,…,406−Nまで転送され、選択された端末機器に分配される。
【0032】
ヘッドエンド402はまた、端末機器からのデータ用の上りパスも含んでいる。上り方向では、光分配ノード406−1,…,406−Nが、上り光ファイバ420を介してそれぞれ光/電気コンバータ(O/E)422−1,…,422−Nに結合される。上り光ファイバ420の各々は、複数の上りチャネルを搬送し、CMTS404の上りポート、US1,…,USKのうちの1つに結合される。
【0033】
[結論]
本発明の実施形態を記述してきた。これらの実施形態により、システムに対して同一の物理的インタフェースを用いながらも、単一のCMTSカードまたは筺体によりサポートされる加入者の数を増大させることのできるケーブルモデム終端システム(CMTS)が提供される。これが、一実施形態では、複数のメディアアクセス制御(MAC)回路を使用することによって達成される。各MAC回路は、単一の下りチャネルをサポートする。この下りチャネルは、組合わされ、単一のアップコンバータを用いてアップコンバートされる。有利には、アップコンバータを再利用することで、下りマルチチャネルをサポートし得るようにして、CMTSカードまたは筺体上のスペースを充分に節約することができる。
【0034】
以上の記述は、例示を目的とするもので、制限することを意図していないということを理解すべきである。以上の記述を読み理解すれば、当業者には、その他の数多くの実施形態が明らかになることだろう。したがって本発明の範囲は、特許請求の範囲ならびにかかる請求項が権利を有する均等の全範囲を基準として決定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】
本発明による下りマルチチャネルをサポートするケーブルモデム終端システム用回路の一実施形態のブロック図である。
【図1B】
本発明による下りマルチチャネルをサポートするケーブルモデム終端システム用回路のもう1つの実施形態のブロック図である。
【図1B−1】
図1Bの実施形態のより詳細なブロック図(その1)である。
【図1B−2】
図1Bの実施形態のより詳細なブロック図(その2)である。
【図2】
本発明によるケーブルモデム終端システム用の下りデータチャネルに対するスペクトル割当ての一実施形態を例示するグラフである。
【図3】
本発明によるケーブルモデム終端システム用の上りデータチャネルに対するスペクトル割当ての一実施形態を例示するグラフである。
【図4】
本発明による下りマルチチャネルをサポートするケーブルモデム終端システムを含むシステムの一実施形態のブロック図である。
Claims (33)
- バックプレーンインタフェースと、
該バックプレーンインタフェースに結合されたパケット処理エンジンと、
各々が、該パケット処理エンジンに結合されると共に単一のアップコンバータによってN本の隣接下りチャネルのうちの1つをサポートすると共に、各々が複数の上りチャネルをもサポートする、複数のメディアアクセス制御(MAC)回路と、
からなるケーブルモデム終端システム用回路。 - 複数の前記MAC回路の各々が、データ・オーバー・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)規格に適合するMAC回路からなる請求項1に記載のケーブルモデム終端システム用回路。
- 前記アップコンバータはY*N MHzの帯域幅を有し、ここにYはN本の下りチャネルの各々の帯域幅である請求項1に記載のケーブルモデム終端システム用回路。
- さらに複数のディジタル受信器を含んでなり、各該ディジタル受信器は、前記複数のMAC回路のうちの選択された1つに1つの上りチャネルを提供する請求項1に記載のケーブルモデム終端システム用回路。
- 単一の下りポートおよび複数の上りポートをさらに含む請求項1に記載のケーブルモデム終端システム用回路。
- 前記下りポートは全ての下りチャネルを通過させ、各前記上りポートは、下りチャネルの各々について1またはそれ以上の上りチャネルを通過させる請求項5に記載のケーブルモデム終端システム用回路。
- 各前記上りポートと連携するスプリッタをさらに含んでなる請求項5に記載のケーブルモデム終端システム用回路。
- 下りポートと、
複数の上りポートと、
バックプレーンインタフェースと、
該バックプレーンインタフェースに結合されたパケット処理エンジンと、
各々が該パケット処理エンジンに結合される、複数のメディアアクセス制御(MAC)回路と、
複数の下りチャネルをサポートする下り信号パスであって、各該下り信号パスが、
該複数の下りチャネルのうちの1つを提供すべく前記複数のMAC回路のうちの対応する1つに各々が結合される複数の下り変調器と、
前記複数の下りチャネルを組み合わせるように、前記複数の下り変調器に結合されるコンバイナと、
前記下りチャネルを複数の隣接周波数帯域へアップコンバートするコンバイナであって、前記下りポートに結合されるアップコンバータと、からなる複数の下り信号パスと、
複数の上り信号パスであって、各該上り信号パスが、
前記複数の上りポートのうちの1つに結合され、複数の上りチャネルに分離するスプリッタと、
各々が前記スプリッタの出力に結合される複数の受信器と、
各々がこれら受信器の1つに結合すると共に前記MAC回路のうちの異なる1つに結合する複数の復調器と、からなる複数の上り信号パスと、
からなるケーブルモデム終端システム用回路。 - 前記複数のMAC回路の各々が、データ・オーバー・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)規格に適合するMAC回路からなる請求項8に記載のケーブルモデム終端システム用回路。
- 前記アップコンバータはY*N MHzの帯域幅を有し、ここにNは下りチャネルの数をなし、YはそのNチャネルの各々の帯域幅をなす請求項8に記載のケーブルモデム終端システム用回路。
- 単一のケーブルモデム終端システムからネットワークを介して複数のデータチャネルを伝送するための方法において、
複数の下りデータチャネルを個別に変調する段階と、
前記データチャネルを組合せて下り信号を形成する段階と、
単一のアップコンバータによって前記複数のデータチャネルを有する前記下り信号をアップコンバートする段階と、
を有する方法。 - 前記のデータチャネルを組合わせる段階には、隣接周波数帯域を有するデータチャネルを組合せる段階が含まれる請求項11に記載の方法。
- 前記の下り信号をアップコンバートする段階には、信号を90〜870MHz範囲の帯域幅までアップコンバートする段階が含まれる請求項11に記載の方法。
- 前記の複数の下りデータチャネルを個別に変調する段階には、データ・オーバー・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)規格を遵守する複数のデータチャネルを個別に変調する段階が含まれる請求項11に記載の方法。
- 単一のケーブルモデム終端システムとデータ通信するための方法において、
下り方向では、
複数の下りデータチャネルを個別に変調する段階と、
前記データチャネルを組合せて下り信号を形成する段階と、
単一のアップコンバータによって前記複数のデータチャネルを有する前記下り信号をアップコンバートする段階と、を有し、
上り方向での複数のポートの各々について、
複数の上りチャネルを分離する段階と、
前記上りチャネルを個別にダウンコンバートし、かつ復調する段階と、
を有する方法。 - 前記のデータチャネルを組合せる段階には、隣接周波数帯域を有するデータチャネルを組合せる段階を含む請求項15に記載の方法。
- 前記の下り信号をアップコンバートする段階には、信号を90〜870MHz範囲の帯域幅までアップコンバートする段階を含む請求項15に記載の方法。
- 前記の複数の下りデータチャネルを個別に変調する段階は、データ・オーバー・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)規格を遵守する複数のデータチャネルを個別に変調する段階を含む請求項15に記載の方法。
- 下りポートと、
複数の上りポートと、
パケット処理エンジンと、
前記複数の上りポートと前記パケット処理エンジンとの間に結合された複数の上りデータパスと、
複数の下りデータパスと、
前記複数の下りデータパスおよび前記下りポートに対し通信可能に結合すると共に、前記複数のデータパスから複数の隣接下りチャネルをアップコンバートするのに充分な帯域幅を有する単一の共有アップコンバータと、
からなるケーブルモデム終端システム用回路。 - 前記複数の上りデータポートが各々、複数の上りチャネルを収容する請求項19に記載のケーブルモデム終端システム用回路。
- 前記複数の上りデータパスが各々、スプリッタと、該スプリッタに結合された複数の受信器とを含んでなる請求項19に記載のケーブルモデム終端システム用回路。
- 複数のメディアアクセス制御(MAC)回路をさらに含んでなり、各該MAC回路は、1つの上りデータポートと連携する上りデータパスおよび下りデータパスの1つに結合する請求項19に記載のケーブルモデム終端システム用回路。
- 前記MAC回路の各々が、データ・オーバー・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)規格に適合するMAC回路からなる請求項22に記載のケーブルモデム終端システム用回路。
- 前記複数のデータパスからの信号を組合せる前記アップコンバータに結合されるコンバイナをさらに含んでなる請求項19に記載のケーブルモデム終端システム用回路。
- 前記アップコンバータはY*N MHzの帯域幅を有し、ここにNは下りチャネルの数をなし、YはそのNチャネルの各々の帯域幅をなす請求項19に記載のケーブルモデム終端システム用回路。
- ヘッドエンドと、
光ファイバを介し該ヘッドエンドに結合し、光信号と電気信号との間で変換を行う少なくとも1つの光分配ノードと、
加入者機器のための接続を提供し、少なくとも1つの光分配ノードに結合した少なくとも1本の同軸ケーブルを含む分配ネットワークと、
からなるシステムであって、
前記ヘッドエンドが、単一の回路にて、下りマルチチャネルおよび上りマルチチャネルをサポートするマルチチャネルケーブルモデム終端システムを含むシステム。 - 前記マルチチャネルケーブルモデム終端システムが、
バックプレーンインタフェースと、
該バックプレーンインタフェースに結合したパケット処理エンジンと、
各々が該パケット処理エンジンに結合し、各々が単一のアップコンバータによってN本の隣接下りチャネルのうちの1つをサポートすると共に、各々が複数の上りチャネルをもサポートする、複数のメディアアクセス制御(MAC)回路と、
からなる請求項26に記載のシステム。 - 前記複数のMAC回路の各々が、データ・オーバー・ケーブル・サービス・インタフェース仕様(DOCSIS)規格に適合するMAC回路からなる請求項27に記載のシステム。
- 前記アップコンバータはY*N MHzの帯域幅を有し、ここにYはN本の下りチャネルの各々の帯域幅である請求項27に記載のシステム。
- さらに複数のディジタル受信器を含んでなり、各該ディジタル受信器が、前記複数のMAC回路のうちの選択された1つに1つの上りチャネルを提供する請求項27に記載のシステム。
- 単一の下りポートおよび複数の上りポートをさらに含む請求項27に記載のシステム。
- 前記下りポートは全ての下りチャネルを通過させ、各前記上りポートは、下りチャネルの各々について1またはそれ以上の上りチャネルを通過させる請求項31に記載のシステム。
- 各前記上りポートと連携するスプリッタをさらに含んでなる請求項31に記載のシステム。
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