JP2004524753A - スピーチ信号の品質を決定するための方法及び装置 - Google Patents

スピーチ信号の品質を決定するための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

スピーチ処理/トランスポートシステムで劣化するスピーチ信号の知覚品質を予測するための客観的測定方法及び装置は、極めて弱いまたは無音の部分を含む劣化信号の場合、不良予測結果を生じることがある。調整値(Δ)だけ増加した出力信号のパワーの逆数値の関数である第1スケーリング因子(S(Y+Δ))を前処理ステージで第1スケーリングステップに適用し、零と1の間の調整値(α)を有する指数で第1スケーリング因子を冪乗した値に実質的に等しい第2スケーリング因子(Sα(Y+Δ);Sαi(Y+Δ)、i=1、2)を第2スケーリングステップに適用することによって、改善が達成される。第2スケーリングステップは装置の様々な位置で実行することができる。調整値は、よく定義された主観的品質スコアを持つ試験信号を用いて調整される。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、オーディオ、スピーチ、及びボイス信号などの音響信号の品質測定の領域に存する。さらに詳しくは、本発明は、客観的測定技術に従って、スピーチ信号処理システムから受け取った出力信号のスピーチ品質を基準信号に照らして決定するための方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
そのような類の方法及び装置は、例えば、非特許文献1、特許文献1〜4から公知である(参考文献のさらなる書誌学的詳細については、後述する「C.参考文献」の項を参照されたい)。ITU−T勧告P.861またはその継承勧告P.862に従う方法及び装置(非特許文献2及び非特許文献3参照)もまたそのような類である。現在公知の技術によると、ワイヤレス電気通信システム、Voice over Internet Protocol伝送システムなどのスピーチ信号処理及び/またはトランスポートシステムからの出力信号、及び一般的に劣化した信号であって、その信号品質が決定されるスピーチコーデック、ならびに基準信号が、ヒトの聴覚の心理物理的知覚モデルに従って表現信号にマッピングされる。基準信号として、引用文献のように、得られた出力信号が加えられるシステムの入力信号を使用することができる。その後、前記表現信号から差分信号が決定され、それは使用した知覚モデルに従って、出力信号に存在する、システム内に持続している外乱を表す。差分または外乱信号は、表現モデルに従って出力信号が基準信号から逸脱している程度の表現を構成する。次いで、出力信号の聴覚的知覚の品質の尺度である時間非依存の品質信号を得るために、外乱信号は、ヒト受験者の特定の特徴をモデル化した認知モデルに従って処理される。
【0003】
しかし、公知の技術、及びさらに詳しくは勧告P.862に従う方法及び装置は、基準信号内のスピーチを含む、劣化信号内の極めて弱いまたは無音の部分によって発生する深刻な歪みが結果的に、ヒト受験者の平均オピニオンスコア(MOS)など主観的に決定される品質測定との相関が乏しい品質信号を発生させるおそれがあるという欠点を有している。そのような歪みは、例えばパケット交換システムでパケットが喪失した場合に、時間クリッピング、すなわちスピーチまたはオーディオ信号の短い部分が無音に置換された結果、発生することがある。そのような場合、予想される品質は、客観的に知覚される品質よりかなり高い。
【非特許文献1】
Beerends J.G.,Stemerding J.A.,“A perceptual speech−quality measure based on a psychoacoustic sound representation”,J.Audio Eng.Soc.,Vol.42,No.3,Dec.1994,pp.115−123;
【非特許文献2】
ITU−T勧告P.861“Objective measurement of Telephone−band(330−3400Hz)speech codecs”,06/96;
【非特許文献3】
ITU−T勧告P.862(02/2001),Series P:Telephone Transmission Quality, Telephone Installations, Local Line Networks; Methods for objective and subjective assessment of quality――Perceptual evaluation of speech quality(PESQ),an objective mehtod for end−to−end speech quality assessment of narrow−band telephone networks and speech codecs.
【特許文献1】
WO−A96/28950
【特許文献2】
WO−A96/28952
【特許文献3】
WO−A96/28953
【特許文献4】
WO−A97/44779
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、前記欠点を持たない、スピーチ信号の品質を決定するための改善された方法及び対応する装置を提供することである。
【0005】
本発明は、とりわけ以下の観察結果に基づいている。試験対象のシステムの利得は一般的に先験的に分からない。したがって、出力(劣化)信号及び基準信号を処理する主ステップの初期化または前処理段階で、特定のパワーレベルに対する出力信号のパワーの全体的または大局的スケーリングのためのスケーリング因子を適用することによって、少なくとも出力信号にスケーリングステップが実行される。この特定のパワーレベルは以下の勧告P.861などの技術における基準信号のパワーレベル、または勧告P.862に従う技術における予め定められた固定レベルに関連付けることができる。スケーリング因子は、出力信号の平均パワーの平方根の逆数値の関数である。劣化信号が極端に弱いまたは無音の部分を含む場合、この逆数値は大きい数に増大する。試験対象のシステムの主観的品質のずっと優れた予測が可能となるようなやり方に歪み計算を適応するために使用することができるのは、そのようなパワー関連パラメータの逆数値のこの挙動である。
【0006】
本発明のさらなる目的は、より優れた制御可能なスケーリング操作及びそのような優れた制御可能なスケーリング操作のための手段をそれぞれ備えた、上述した類の方法及び装置を提供することである。
【0007】
これ及び他の目的は、少なくとも1つの調整パラメータを、しかし好適には2つの調整パラメータを使用して、第2スケーリング因子を適用することによって実行される追加の第2スケーリングステップを上記の類の方法及び装置に導入することによって達成される。好適な事例では、第2スケーリング因子は、第1調整パラメータに対応する値の指数で冪乗したパワー関連パラメータの逆数値の関数であり、該関数でパワー関連パラメータは、第2調整パラメータに対応する値だけ増加する。第2スケーリングステップは、該方法及び装置の様々なステージで実行することができる。
【0008】
一種のパワー関連パラメータの逆数の関数であるスケーリング因子を出力信号の平均パワーの既知の平方根として使用すると、信頼できないスピーチ品質予測を導くさらに別の事例が存在するので、さらなる欠点が生じる。その1つは以下の通りである。試験対象である2つの異なるスピーチ処理システムの出力信号であり、かつ同一入力基準信号を有する2つの劣化信号は、平均パワーに同一値を持つことができる。例えば信号の一方は、全スピーチ信号持続時間のうち短時間だけ比較的大きいパワーを持ち、それ以外の場所では極めて低いか零のパワーを持ち、他方の信号は全スピーチ持続時間中比較的低いパワーを持つ。そのような劣化信号のスピーチ品質の予測は主として同じになるが、主観的に経験されるスピーチ品質にはかなりの相違がある。
【0009】
本発明のさらに別の目的は、異なる劣化信号が上述したように主として同等のパワー平均値を持つ場合でも、信頼できるスピーチ品質予測を導くスケーリング因子を導入した、上述の類の方法及び装置を提供することである。
【0010】
これ及びさらに別の目的は、上述の類の方法及び装置の第1及び/または第2スケーリング操作に、平均信号パワーとは異なるパワー関連パラメータに基づく2つの新しいスケーリング因子の使用を導入することによって達成される。第1の新しいスケーリング因子は、信号パワーアクティビティ(SPA)と呼ばれる新しいパワー関連パラメータの関数であり、それは、関連信号のパワーが予め定められた閾値より高いか等しい期間の全持続時間と定義される。第1の新しいスケーリング因子は、第1スケーリング操作における出力信号のスケーリングのために定義され、出力信号のSPAの逆数値の関数である。好ましくは、第1の新しいスケーリング因子は、基準信号のSPAと出力信号のSPAの比の関数である。この第1の新しいスケーリング因子は、平均信号パワーに基づく公知のスケーリング因子の代わりに、またはそれと組み合わせて(例えば乗算して)使用することができる。第2の新しいスケーリング因子は、調整パラメータが局所レベルで導入される、局所的スケーリング因子と呼ぶことができるもの、すなわち基準信号及び出力信号の瞬時パワーの比から導出される。第2の新しいスケーリング因子の局所バージョンは、当該方法及び装置それぞれの結合ステージ中に、依然として時間依存する差分信号に対して直接実行される第2スケーリング操作中に適用することができる。第2の新しいスケーリング因子の大局バージョンは、最初に局所スケーリング因子をスピーチ信号の全持続時間に対して平均化し、次いでそれを信号結合ステージ中に実行される第2スケーリング操作中に、第1スケーリング操作で適用した(公知及び/または第1の新しい)スケーリング因子から導出されるスケーリング因子を適用するスケーリング操作の代わりに、またはそれと組み合わせて、適用することによって達成される。
【0011】
第1の新しいスケーリング因子は、パワーが極めて低いか零である時間が比較的長い劣化スピーチ信号の場合により有利である一方、第2の新しいスケーリング因子は、同様の部分が比較的短時間である信号の場合により有利である。
(参考文献)
[1]Beerends J.G.,Stemerding J.A.,“A perceptual speech−quality measure based on a psychoacoustic sound representation”,J.Audio Eng.Soc.,Vol.42,No.3,Dec.1994,pp.115−123;
[2]WO−A96/28950;
[3]WO−A96/28952;
[4]WO−A96/28953;
[5]WO−A97/44779;
[6]ITU−T勧告P.861“Objective measurement of Telephone−band(330−3400Hz)speech codecs”,06/96;
[7]ITU−T勧告P.862(02/2001),Series P:Telephone Transmission Quality, Telephone Installations, Local Line Networks; Methods for objective and subjective assessment of quality――Perceptual evaluation of speech quality(PESQ),an objective mehtod for end−to−end speech quality assessment of narrow−band telephone networks and speech codecs.
参考文献[1]〜[7]を参照によって本願に組み込む。
【0012】
本発明を、以下の図を含む図面を参照しながら、例示的実施形態の記述によってさらに説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1は、スピーチリンクまたはコーデックの知覚品質を推定するためのITU−T勧告P.861及びP.862のいずれかに従うもののなど、ヒトの聴覚的知覚及び認知のモデルに基づく客観的測定技術の適用の公知のセットアップを概略的に示す。それは、以下で簡潔さのためにシステム10と呼ぶ試験対象のシステムまたは電気通信ネットワーク、及び提示されたスピーチ信号の知覚的分析のための品質測定装置11を含む。スピーチ信号X(t)は、一方ではネットワーク10の入力信号として使用され、他方では、装置11の第1入力信号X(t)として使用される。事実上ネットワーク10によって影響されたスピーチ信号X(t)であるネットワーク10の出力信号Y(t)は、装置11の第2入力信号として使用される。装置11の出力信号Qは、ネットワーク10を介するスピーチリンクの知覚的品質の推定を表す。スピーチリンクの入力端及び出力端は、特にそれが電気通信ネットワークを介している場合には離れているので、品質測定装置の入力信号には、大抵の場合、データベースに格納されたスピーチ信号X(t)が利用される。ここで、通例通り、スピーチ信号とは、スピーチ及びトーンなど、ヒトの聴覚に基本的に知覚可能な各音を意味すると理解する。試験対象のシステムは、言うまでもなく、例えば電気通信ネットワークをシミュレートするシミュレーションシステムとすることもできる。装置11は、前処理部11.1で前処理手段12によって実行される前処理のステップと、処理部11.2で第1及び第2信号処理手段13及び14によって実行されるさらなる処理ステップと、信号結合部11.3で信号微分手段15及びモデル化手段16によって実行される結合信号処理ステップとを順次含む主要な処理ステップを実行する。前処理ステップで、信号X(t)及びY(t)は、手段13及び14でのさらなる処理のステップのために準備され、該前処理はパワーレベルスケーリング及び時間アライメント操作を含む。さらなる処理ステップは、ヒトの聴覚系の心理物理的知覚モデルに従って、表現信号R(Y)及びR(X)に(劣化)出力信号Y(t)及び基準信号X(t)をマッピングすることを暗に示す。結合信号処理ステップ中に、前記表現信号から微分手段15によって差分または外乱信号Dが決定され、それは次いで、品質信号Qを得るために、ヒト受験者の特定の特徴をモデル化した認知モデルに従って、モデル化手段16によって処理される。
【0014】
最近、公知の技術、及びさらに詳しくは、勧告P.862の技術は、基準信号には存在せず、劣化信号内の極めて弱いまたは無音の部分によって生じるような深刻な歪みが結果的に、主観的に知覚される品質より著しく高い品質を予測し、したがってヒト受験者の平均オピニオンスコア(MOS)など主観的に決定される品質測定との相関性が乏しい品質信号Qを生じることがあるという重大な欠点を持つことが経験された。そのような歪みは、時間クリッピング、すなわち、スピーチまたはオーディオ信号の短い部分が、例えばパケット交換システムにおける喪失パケットの場合、無音によって置き換えられることの結果、発生することがある。
【0015】
試験対象のシステムの利得は一般的に先験的に分からないので、初期化または前処理段階中に、特定のパワーレベルに対して出力信号のパワーをスケーリングするためのスケーリング因子を適用することによって、少なくとも(劣化)出力信号に対してスケーリングステップが実行される。特定のパワーレベルは、勧告P.861に従うような技術で基準信号のパワーレベルに対して関連付けることができる。そのようなスケーリングステップのためのスケーリング手段が、図2に概略的に示されている。スケーリング手段20は入力信号として信号X(t)及びY(t)を、出力信号として信号X(t)及びY(t)を有する。スケーリングは、信号X(t)=X(t)が変わらず、信号Y(t)が、スケーリングユニット21で次のスケーリング因子を適用してY(t)=S・Y(t)にスケーリングされるように行われる。
【0016】
【数1】
Figure 2004524753
この式中、Paverage(X)及びPaverage(Y)は信号X(t)及びY(t)の時間平均パワーをそれぞれ意味する。
【0017】
特定のパワーレベルもまた、勧告P.862に従う技術で、予め定められた固定レベルに関連付けることができる。そのようなスケーリングステップのためのスケーリング手段30は、図3に概略的に示されている。スケーリング手段30は、入力信号として信号X(t)及びY(t)を、出力信号として信号X(t)及びY(t)を有する。スケーリングは、それぞれ次のスケーリング因子を適用することによって、信号X(t)がスケーリングユニット31でX(t)=S・X(t)にスケーリングされ、信号Y(t)がスケーリングユニット32でY(t)=S・Y(t)にスケーリングされるように行われる。
【0018】
【数2】
Figure 2004524753
【0019】
【数3】
Figure 2004524753
ここでPfixed(すなわちP)は予め定められたパワーレベル、いわゆる定ターゲットレベルであり、Paverage(X)及びPaverage(Y)は前述と同じ意味を持つ。
【0020】
どちらの場合も、パワー関連パラメータの、すなわちS及びSの場合は出力信号のパワーの、Sの場合は基準信号のパワーの平方根の逆数の関数であるスケーリング因子が使用される。劣化信号及び/または基準信号が大きい部分の極めて弱いまたは無音部を含む場合、そのようなパワー関連パラメータは非常に小さい値に低減し、零になることさえあり、その結果として、それらの逆数値は非常に大きい数に増大することがある。この事実は、スケーリング操作及び好ましくはそこで使用されるスケーリング因子をも調整可能にし、したがってよりよく制御可能にするための出発点を提供する。
【0021】
そのようなより優れた制御可能性を達成するために、最初に、さらなる第2スケーリング因子を適用することによって、さらなる第2スケーリングステップが導入される。この第2スケーリング因子は、第1スケーリングステップで出力信号のスケーリングに使用された第1スケーリング因子を指数αで冪乗したものに等しいように選択することができる(そうでなくてもよい。以下参照)。指数αは、好ましくは0と1の間の値を持つ第1調整パラメータである。第2スケーリングステップは、品質測定装置の様々なステージで実行することが可能である(以下参照)。第二に、値≧0を持つ第2調整パラメータΔを、2つの上述した先行技術の事例のうち第1及び第2の事例でスケーリング因子(単数または複数)それぞれに使用される各時間平均信号パワー値に加えることができる。第2調整パラメータΔは、特に上述した極めて弱いまたは無音の部分の事例で、各スケーリング因子の分母をより大きい値に増大するために、予め定められた調整可能な値を持つ。こうして変形された(Δ≠0の場合)、あるいは変形されない(Δ=0の場合)スケーリング因子が、図2及び3に関連して前述したのと同様の仕方で、初期化段階の第1スケーリングステップのみならず、第2スケーリングステップでも使用される。以下で、第2スケーリング因子が第1スケーリング因子から導出される場合について、図4及び図5に関連して3通りの方法を説明し、それに続いて、これが該当しない場合の幾つかの方法を図6及び図7に関連して説明する。
【0022】
図4は、変形スケーリング因子を適用することによって第1スケーリングステップを実行し、かつ第2スケーリングステップを実行するためのスケーリング構成40を概略的に示す。スケーリング構成40は入力信号として信号X(t)及びY(t)を、出力信号として信号X’s(t)及びY’s(t)を持つ。第1スケーリングステップは、
図2によるスケーリングステップを持ち、X(t)=X(t)である場合(すなわち図4でS(X+Δ)=1の場合)には次の変形スケーリング因子:
【0023】
【数4】
Figure 2004524753
を、図3によるスケーリングステップを持つ場合には次の変形スケーリング因子:
【0024】
【数5】
Figure 2004524753
及び
【0025】
【数6】
Figure 2004524753
をそれぞれ適用することによって、信号X(t)がスケーリングユニット41でX(t)=S’・X(T)にスケーリングされ、信号Y(t)がスケーリングユニット42でY(t)=S’・Y(t)にスケーリングされるように行われる。
【0026】
第2スケーリングステップは、次のスケーリング因子:
=Sα(Y+△) {4}
を適用することによって、信号X(t)がスケーリングユニット43でX’(t)=S・X(t)にスケーリングされ、信号Y(t)がY’(t)=S・Y(t)にスケーリングされるように行われる。
【0027】
スケーリング因子Sはスケーリングユニット42によって生成し、図示する通り第2スケーリングステップのスケーリングユニット43及び44に受け渡すことができる。さもなければスケーリング因子Sは、第1スケーリングステップでスケーリングユニット42から受け取ったスケーリング因子Sを適用することによって、第2スケーリングステップでスケーリングユニット43及び44によって生成することができる。
【0028】
スケーリング構成40内で実行される第1及び第2スケーリングステップは、別個のスケーリングユニットで使用されるスケーリング因子の積であるスケーリング因子を適用することによって、それぞれスケーリングユニット41及び43の結合ならびにスケーリングユニット42及び44の結合であるスケーリングユニットによって信号X(t)及びY(t)に対して実行される単一のスケーリングステップへと結合することができることは理解されるであろう。パラメータが−1<α≦0及びΔ≧0と選択される、そのような結合スケーリングステップは、0<(α’=1+α)≦1としてパワー関連パラメータの逆数値を調整パラメータα’に対応する指数で冪乗したスケーリング因子を適用する第1スケーリングステップだけが存在する場合と同等であり、パワー関連パラメータはパラメータΔに対応する調整値と共に増加する。
【0029】
パラメータα及びΔの値は、試験信号X(t)及びY(t)の場合、客観的に測定された品質が、主観的に知覚される品質(MOS)と高い相関を持つように調整される。したがって、スピーチが最高100%まで無音に置き換えられた劣化信号の例は、0.8より高い相関関係をもたらすことが分かり、公知の方法で測定した同じ例の品質は0.5未満の値を示した。さらに、勧告P.862を有効とした事例でも大差ないことが分かった。
【0030】
パラメータα及びΔの値は測定装置の前処理手段に格納することができる。しかし、パラメータΔの調整は、雑音の量が特定の事例で調整パラメータΔに必要な値に等しい平均パワーを持つように、装置11の入口で劣化出力信号にある量の雑音を加えることによっても達成することができる。
【0031】
前処理段階の代わりに、より後のステージで出力信号及び基準信号の処理中に、第2スケーリングステップを実行することができる。しかし、第2スケーリングステップの場所は、信号が別個に処理されるステージに限定する必要はない。第2スケーリングステップは、パラメータα及びΔの値は異なるが信号結合ステージで実行することもできる。そのようなことが図5に図示され、それは図1の測定装置11と同様の測定装置50を概略的に示しており、前処理部50.1と、処理部50.2と、信号結合部50.3とを順次含む。前処理部50.1は第1スケーリングステップのスケーリングユニット41及び42を含み、ユニット42は図中にSαi(Y+Δ)で示されるスケーリング因子S(数式{4}参照)を生成し、ここで第1及び第2の事例ではそれぞれi=1、2である。
【0032】
第1の事例(i=1)では、第2スケーリングステップは、信号結合部50.3でスケーリングユニット51によって、かつスケーリング因子S=Sα1(Y+Δ)を適用することによって実行され、それによって差分信号Dはスケーリング後の差分信号D’=Sα1(Y+Δ)・Dにスケーリングされる。代替的に、第2の事例(i=2)では、第2スケーリングステップは再び信号結合部50.3で、スケーリングユニット52によって、かつスケーリング因子S=Sα2(Y+Δ)を適用することによって実行され、それによって品質信号Qはスケーリング後の品質信号Q’=Sα2(Y+Δ)・Qにスケーリングされる。
【0033】
パラメータα及びΔについては、パラメータα及びΔに関連して前述したことと同じことが適用される。
【0034】
代わりに、代替的に、第2の事例(i=2)のスケーリングステップは、第1の事例(i=1)の第2スケーリングステップに加えて、ただし異なる適切な調整パラメータを用いて、第3スケーリングステップとしても実行することができる。
【0035】
第1及び/または第2スケーリング操作に、平均信号パワーとは異なるパワー関連パラメータに基づく2つの新しいスケーリング因子を導入することによって、さらなる改善が達成される。
【0036】
第1の新しい種類のスケーリング因子は、第1スケーリングステップで、かつ第2スケーリングステップでも、定義しかつ適用することができ、それは信号X(t)及び/または信号Y(t)のパワーに関連する異なるパラメータに基づくものである。数式{1}〜{3}及び{1’}〜{3’}のように信号X(t)及びY(t)の時間平均パワーPaverageを使用する代わりに、異なるパワー関連パラメータを使用して、(劣化)出力信号のパワーを特定にパワーレベルにスケーリングするためのスケーリング因子を定義することができる。この異なるパワー関連パラメータを信号パワーアクティビティ(SPA)と呼ぶ。スピーチ信号Z(t)の信号パワーアクティビティはSPA(Z)で示され、信号Z(t)のパワーが予め定められた閾パワーレベルPthrに少なくとも等しい期間の全時間を意味する。
【0037】
全時間Tの信号Z(t)のSPAの数式は、次のように表される。
【0038】
【数7】
Figure 2004524753
ここで、F(t)は次の階段関数である。
【0039】
【数8】
Figure 2004524753
ここでP(Z(t))は、時間tにおける信号Z(t)の瞬時パワーを示し、Ptrは信号パワーの予め定められた閾値を示す。SPAの式{5}は、連続信号処理の場合に適している。時間フレームを使用する離散信号処理の場合に適した式は、次のように表される。
【0040】
【数9】
Figure 2004524753
ここでF(t)は次の階段関数である。
【0041】
【数10】
Figure 2004524753
また、ここでi=1〜N及びt=0の場合、t=(i/N)Tであり、Nは処理のた
めに信号Z(t)が分割される時間フレームの総数である。F(t)=1の時間フレームをアクティブフレームと呼ぶと、式{5’}は信号Z(t)のアクティブフレームの総数を計数する。
【0042】
このように定義されたパワー関連パラメータSPAを使用して、新しいスケーリング因子は、式{1}〜{3}、{1’}〜{3’}及び{4}のスケーリング因子と同様の仕方で、それらと置換するか、またはそれらとの乗算で使用するように定義される。これらの新しいスケーリング因子は次の通りである。
=T(X,Y)=SPA(X)/SPA(Y) {6.1}
=T(SPA,X)=SPAfixed/SPA(X) {6.2}
=T(SPA,Y)=SPAfixed/SPA(Y) {6.3}
T’=T(Y+△)={SPA(X)+△}/{SPA(Y)+△} {6.1’}
T’=T(X+△)=SPAfixed/{SPA(X)+△} {6.2’}
T’=T(Y+△)=SPAfixed/{SPA(Y)+△} {6.3’}
=Tα(Y+△) {6.4}
ここで、SPfixed(すなわちSPA)は予め定められた信号パワーアクティビティレベルであり、それは前述した予め定められたパワーレベルPfixedと同様の仕方で選択することができる。
【0043】
このように定義されたスケーリング因子は、パワー関連パラメータすなわちパラメータSPAの逆数の関数でもあり、それは状況によっては非常に小さい値を持ち、あるいは零にさえなりうるので、式{6.1’}〜{6.3’}及び{6.4}のスケーリング因子で使用されるパラメータα及びΔは、スケーリング操作のより優れた制御可能性にとってそれだけ有利である。それらは、式{1’}〜{3’}及び{4}によるスケーリング因子で使用されるパラメータと同様に調整されるが、それらとは一般的に異なる。例えば、後者の場合、Δはパワーの次元を有し、({1}の)Paverage(X)または({2’}または{3’}の)Pfixedに対して無視できない値を持たなければならないが、前者の場合、Δは無次元数であり、それは単純に1に等しくすることができる。
【0044】
以下で、スピーチ信号のSPAに基づくスケーリング因子をT型スケーリング因子と呼び、スピーチ信号のPaverageに基づくスケーリング因子をS型スケーリング因子と呼ぶ。
【0045】
T型スケーリング因子は、図1から図5に関連して記載したスケーリング操作の各々で、対応するS型スケーリング因子の代わりに使用することができる。
【0046】
T型スケーリング因子の使用により、試験対象の2つの異なるスピーチ信号処理システムの出力信号であって、同一入力基準信号に由来する2つの異なる劣化スピーチ信号が平均パワーに同一値を持つ場合の信頼できないスピーチ品質予測の問題に対する解決策が得られる。例えば信号の一方が全スピーチ信号持続時間のうちの短時間の間だけ比較的大きいパワーを持ち、それ以外では極めて低いか零のパワーを持ち、他方の信号は全スピーチ持続時間中比較的低いパワーを持つ場合、そのような劣化信号は結果的に主として同一のスピーチ品質予測を生じるが、それらは主観的に経験するスピーチ品質がかなり異なることがある。そのような場合に、S型スケーリング因子の代わりにT型スケーリング因子を使用すると結果的に、異なった、したがってより信頼できる予測が得られる。しかし、そのような2つの異なる劣化スピーチ信号は、平均パワーに同一値を持つのではなく、信号パワーアクティビティに同一値を持つことも可能であり、したがって信頼できない予測を生じることもあるので、S型及びT型スケーリング因子の結合であるスケーリング因子を使用することが有利であろう。
【0047】
異なるパワーまたは等しいパワーのS型及びT型スケーリング因子の線形結合または積結合など、様々な結合が可能である。
【0048】
好適な結合は、S型スケーリング因子の1つとそれに対応するT型スケーリング因子の単純な乗算であり、対応するU型スケーリング因子は次のように定義される。
=S・T、U=S・T、U=S・T、U’=S’・T’、U’=S’・T’、U’=S’・T’、及びU=S・T
このように定義されたU型スケーリング因子の各々は、図1から図5に関連して述べたスケーリング操作の各々で対応するS型スケーリング因子の代わりに使用される。
【0049】
第2の新しいスケーリング因子は、さらに異なるパワー関連パラメータすなわちスピーチ信号の瞬時パワーの逆数値の関数である。さらに詳しくは、それは、局所スケーリング因子と呼ばれるもの、すなわち基準信号及び出力信号の瞬時パワーの比から導出される。第2の新しいスケーリング因子は、調整パラメータα及びΔがすでに局所レベルで導入されているこの局所スケーリング因子をスピーチ信号の全持続時間に対して平均することによって達成される。以下でV型スケーリング因子と呼ぶこうして達成されたスケーリング因子は、実質的に変わらないスケーリング操作を前処理部50.1でスケーリングユニット42によって実行しながら、スケーリングユニット51及び52によって実行されるスケーリング操作の1つの代わりに、またはそれと組み合わせて、測定装置50の信号結合部50.3で実行されるスケーリング操作で適用することができる。局所または大局的バージョンのどちらを適用するかによって、V型スケーリング因子に基づいてスケーリング操作を実行する様々な可能性が存在する。可能性の幾つかを今から、図6及び図7に関連して説明する。
【0050】
2つの調整パラメータがすでに導入されているV型スケーリング因子の局所バージョンVは、次の数式によって表される。
【0051】
【数11】
Figure 2004524753
ここで、P(X(t))及びP(Y(t))は、基準信号及び劣化信号それぞれの瞬時パワーの式である。パラメータα及びΔは前述と同様の意味を持つが、一般的に異なる値を持つ。この局所バージョンVは、結合部50.3の微分手段15とモデル化手段16との間で、おそらくスケーリングユニット51によって実行されるスケーリング操作と組み合わせて、時間依存差分信号Dに適用される。それにより、指摘された平均化のために、モデル化手段16に潜在する平均化が使用される。
【0052】
V型スケーリング因子の大局バージョンVは、局所バージョンVをスピーチ信号の全持続時間に対して平均することによって導出される。そのような平均化は、次の通り直接的に行うことができる。
【0053】
【数12】
Figure 2004524753
V型スケーリング因子の大局バージョンは、モデル化手段16によって出力された品質信号Qに対し、スケーリングユニット62によって適用することができ、結果的にスケーリングされた品質信号Q’が得られ、それはおそらく、スケーリングユニット52によって実行されるスケーリング操作と組み合わせて、すなわちそれより前に(図7に示すように)、またはその後で行われ、結果的にさらにスケーリングされた品質信号Q”が得られる。
【0054】
さもなければV型スケーリング因子の大局バージョンは、V型スケーリング因子の局所バージョンの代わりに、おそらくスケーリングユニット51によって実行されるスケーリング操作と組み合わせて、すなわちそれより前に(図7に示すように)、またはその後で、微分手段15によって出力された差分信号Dに対してスケーリングユニット61によって適用することができる。
【0055】
V型スケーリング因子の式{7.1}及び{7.2}は再び連続信号処理に対して与えられる。離散信号処理の場合に適した対応する式は、様々な時間依存信号関数を時間フレーム当たりのそれらの離散値で単純に置換し、時間フレームの数全体にわたる加算演算により積分演算を行うことによって得られる。
【0056】
パラメータα及びΔに対する様々な適切な値は、客観的に測定される品質が平均オピニオンスコアから得られる主観的に知覚される品質と高い相関を持つように、試験対象の特定のシステムに対して特定の組の試験信号X(t)及びY(t)を使用することによって前述と同様に決定される。V型スケーリング因子のバージョンのどちらであるか、及び他の型のスケーリング因子のいずれか1つと組み合わせて、装置の結合部のどこで適用されるかを、対応する組の試験信号による試験対象の各々の特定のシステムに対して、個別に決定する必要がある。パワーが極めて低いか零の部分の時間が比較的長い劣化スピーチ信号の場合にはU型スケーリング因子がより有利であるが、同様の部分の時間が比較的短い信号の場合にはV型スケーリング因子がより有利である。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】スピーチ信号の品質を決定するための装置を含む公知のシステムセットアップを示す略図である。
【図2】スピーチ信号の品質を決定するための公知の装置の詳細を示すブロック図である。
【図3】別の公知の装置の図に示したものと同様の詳細を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る図2または図3に示したものと同様の詳細を示すブロック図である。
【図5】図4に示す詳細の変形を含む、本発明に係るスピーチ信号の品質を決定するための装置を示すブロック図である。
【図6】図5に示した装置の細部の変形を示す部分ブロック図である。
【図7】さらなる変形を示す図6と同様の部分ブロック図である。

Claims (30)

  1. 客観的スピーチ測定技術に従って、スピーチ信号処理システムの出力信号(Y(t))の品質を基準信号(X(t))に対して決定する方法において、前記方法は、前記出力信号及び前記基準信号を処理し、かつ品質信号(Q)を生成する主要ステップを含み、前記主要処理ステップが、
    前記出力信号及び基準信号の少なくとも一方の信号のパワーレベルを、前記少なくとも一方の信号の第1パワー関連パラメータの逆数値の関数である第1スケーリング因子を適用することによってスケーリングするための第1スケーリングステップ(S(Y+Δ);S(Y+Δ)、i=1、2)と、
    少なくとも1つの調整パラメータ(α、Δ;α、Δ、i=1、2;α、Δ)を使用して、前記少なくとも一方の信号の第2パワー関連パラメータの逆数値の関数である第2スケーリング因子を適用することによって実行される第2スケーリングステップと
    を含んで成る方法。
  2. 前記第2パワー関連パラメータの逆数値を第1調整パラメータ(α;α、i=1、2;α)に対応する値の指数で冪乗し、前記第2パワー関連パラメータを第2調整パラメータ(Δ;Δ、i=1、2;Δ)に対応する値と共に増加する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1スケーリング因子(S(Y+Δ);S(Y+Δ)、i=1、2)が、第3調整パラメータ(Δ;Δ、i=1、2)に対応する値だけ増加した前記第1パワー関連パラメータの関数である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第2スケーリングステップが、前記第1スケーリングステップでスケーリングされた前記出力及び基準信号(Y(t)、X(t))に対して実行される、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記第1及び第2スケーリング因子の積を適用することによって、前記第1及び第2スケーリングステップが結合されて単一スケーリングステップになる、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2スケーリングステップが2つの信号の少なくとも一方に対して実行され、前記2つの信号が、前記主要処理ステップの信号結合ステージ(50.3)で決定された差分信号(D)、及び前記主要処理ステップによって生成された品質信号(Q)である、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
  7. 前記第2スケーリング因子(Sα(Y+Δ);Sαi(Y+Δ)、i=1、2)が第1スケーリング因子(S(Y+Δ);S(Y+Δ)、i=1、2)から導出され、前記第1及び第2パワー関連パラメータが同一であり、前記第2及び第3調整パラメータが同一である、請求項3から6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記第1パワー関連パラメータが、第3調整パラメータ(Δ;Δ、i=1、2)に対応する調整値だけ増加した出力信号の平均パワーを含む、請求項3から7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記調整値だけの増加が、前記出力信号(Y(t))に前記第3調整パラメータ(Δ;Δ、i=1、2)に対応する平均パワーを有する雑音信号を加えることによって達成される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1パワー調整パラメータが、前記出力信号のパワーが閾値より高いかそれに等しい期間中の全時間を含む、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  11. 前記第1パワー関連パラメータ内の前記全時間が、前記第3調整パラメータ(Δ;Δ、i=1、2)に対応する値だけ増加する、請求項10に記載の方法。
  12. 前記主要処理ステップ中に、前記基準信号及び出力信号が時間フレームを使用して処理され、前記第1パワー関連パラメータ内の前記全時間が、前記基準信号及び出力信号のパワーが少なくとも閾値に等しい期間中の時間フレームの総数によって表される、請求項10に記載の方法。
  13. 前記時間フレームの総数が、前記第3調整パラメータ(Δ;Δ、i=1、2)に対応する値だけ増加する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1兆世パラメータが零と1との間の値(α;α、i=1、2;α)を有する、請求項2から13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記第1スケーリングステップで、前記第1スケーリング因子が導出されたのと同様の仕方で、前記第2調整パラメータ(Δ;Δ、i=1、2)を使用して前記基準信号から導出される第3スケーリング因子(S(X+Δ);S(X+Δ)、i=1、2)を適用することによって、前記基準信号(X(t))がスケーリングされる、請求項3から14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記第1スケーリングステップで前記出力信号(Y(t))がスケーリングされ、前記第1スケーリング因子(S(Y+Δ);S(Y+Δ)、i=1、2)が第4スケーリング因子及び第5スケーリング因子の乗算であり、前記第4スケーリング因子は前記第2調整パラメータ(Δ;Δ)に対応する第1調整値だけ増加した前記出力信号の平均パワーの逆数値の関数であり、前記第5スケーリング因子は、前記出力信号のパワーが、前記第2調整パラメータ(Δ;Δ)に対応する第2調整値だけ増加した前記閾値より高いかそれに等しい期間中の全時間の逆数値の関数である、請求項2から12のいずれかに記載の方法。
  17. 前記第2スケーリング因子(Vα3(Y+Δ、t);Vα3(Y+Δ))の前記第2パワー関連パラメータが、前記第2調整パラメータ(Δ)に対応する調整値だけ増加した出力信号のパワーの瞬時値を含む、請求項6に記載の方法。
  18. 前記第2スケーリング因子の局所バージョンが前記差分信号(D)に適用される、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第2スケーリング因子の大局バージョン(Vα3(Y+Δ))が2つの信号(D;Q)の少なくとも一方に適用される、請求項17に記載の方法。
  20. 前記第1スケーリング因子(S(Y+Δ);S(Y+Δ)、i=1、2)から導出された第3スケーリング因子(Sα(Y+Δ);Sαi(Y+Δ)、i=1、2)を適用することによって、前記第2スケーリングステップが第3スケーリングステップと結合される、請求項17から19のいずれかに記載の方法。
  21. 客観的スピーチ測定技術に従って、スピーチ信号処理システム(10)の出力信号(Y(t))の品質を基準信号(X(t))に対して決定する装置において、前記装置は、
    前記出力信号及び基準信号を前処理するための前処理手段(12)と、
    前記前処理手段によって前処理された信号を処理し、かつ前記出力信号及び基準信号を知覚モデルに従って表現する表現信号(R(Y)、R(X))を生成するための処理手段(13、14)と、
    前記表現信号を結合して、品質信号(Q)を生成するための信号結合手段(15、16)とを備え、
    前記前処理手段は、前記出力信号及び基準信号(Y(t)、X(t))の少なくとも一方の信号の第1パワー関連パラメータの逆数の関数である第1スケーリング因子(S(X、Y);S(P、Y);S(Y+Δ))を適用することによって、前記少なくとも一方の信号のパワーレベルをスケーリングするための第1スケーリング手段(21;31、32;41、42)を含み、
    少なくとも1つの調整パラメータ(α、Δ;α、Δ、i=1、2;α、Δ)を使用して、前記少なくとも一方の信号の第2パワー関連パラメータの逆数値の関数である第2スケーリング因子(Sα(Y+Δ);Sαi(Y+Δ)、i=1、2;Vα3(Y+Δ、t);Vα3(Y+Δ))を適用することによって実行されるスケーリング操作のための第2スケーリング手段(43、44;51;52;61;62)をさらに備えて成る装置。
  22. 前記第2スケーリング手段が、第1調整パラメータ(α;α、i=1、2;α)で冪乗した第2パワー関連パラメータの逆数値の関数である第2スケーリング因子を適用することによってスケーリングするように構成され、前記第2パワー関連パラメータが第2調整パラメータ(Δ;Δ、i=1、2;Δ)に対応する値と共に増加する、請求項21に記載の装置。
  23. 前記第1スケーリング手段が、第1スケーリング因子を適用することによって前記出力信号をスケーリングするためのスケーリングユニット(42)を含み、前記第1スケーリング因子(S(Y+Δ);S(Y+Δ)、i=1、2)が、第3調整パラメータ(Δ;Δ、i=1、2)に対応する値だけ増加した前記第1パワー関連パラメータの関数である、請求項21または22に記載の装置。
  24. 前記第2スケーリング手段が、前記第2スケーリング因子を適用することによって前記第1スケーリングステップでスケーリングされた前記出力信号及び基準信号(Y(t)、X(t))をスケーリングするための前処理手段に含まれている、請求項21から23のいずれかに記載の装置。
  25. 前記信号結合手段が、
    前記表現信号から差分信号(D)を決定するための微分手段(15)と、
    前記差分信号を処理し、かつ前記品質信号を生成するためのモデル化手段(16)と、
    前記微分手段(15)によって決定された差分信号(D)及びモデル化手段(16)によって生成された品質信号(Q)の2つの信号のうちの1つを、前記第2スケーリング因子を適用することによってスケーリングするための第2スケーリング手段と
    を含む、請求項21から23のいずれかに記載の装置。
  26. 前記第2スケーリング手段が、前記第1スケーリング因子を受け取り、かつ前記第1スケーリング因子から導出された第2スケーリング因子を適用するために、前記第1スケーリング手段(42)に結合された少なくとも1つのスケーリングユニット(43、44;51;52)を含む、請求項21から25のいずれかに記載の装置。
  27. 前記第2スケーリング手段が、前記第2スケーリング因子を適用することによって2つの信号のうちの前記1つをスケーリングするためのスケーリングユニット(61;62)を含み、前記第2スケーリング因子(Vα3(Y+Δ、t);Vα3(Y+Δ))の前記第2パワー関連パラメータが、前記第2調整パラメータ(Δ)に対応する調整値だけ増加した出力信号のパワーの瞬時値を含む、請求項25に記載の装置。
  28. 前記第2スケーリング手段が、前記第1スケーリング因子を受け取りかつ前記第1スケーリング因子(S(Y+Δ)、i=1、2)から導出される第3スケーリング因子(Sαi(X+Δ)、i=1、2)を前記第2スケーリング因子と結合して適用することによって2つの信号(D;Q)のうちの前記1つをスケーリングするための前記第1スケーリング手段(42)に連結された少なくとも1つのスケーリングユニット(51;52)を含む第3スケーリング手段と結合されている、請求項27に記載の装置。
  29. 前記第1スケーリング因子の前記第1パワー関連パラメータが前記出力信号の平均パワーを含む、請求項21から28のいずれかに記載の装置。
  30. 前記第1パワー関連パラメータは、前記出力信号のパワーが閾値より高いかそれに等しい期間中の全時間を含む、請求項21から29のいずれかに記載の装置。
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