JP2004524721A - プロキシ(中間)装置の助けにより、使用者の脳にさらすマイクロ波放射が通常のセルラー電話機より遥かに少ないセルラー電話機 - Google Patents
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Abstract
セルラー電話機はビジネス及び私的会話のために子供を含めてあらゆる人々の分野において益々共通的かつポピュラーになってきている。世界中で約5億人のユーザーを抱えまた毎日30万人の新たな参加者が生まれている。使用者の頭近くに保持されたセルラーアンテナによって伝達されるマイクロ波放射は、例えば脳腫瘍又は眼の癌のような使用者に害ある影響を持つのではないかという、及び子供に対しては一層そうではないかという、大きな関心及び既にある蓄積された証拠が存在する。これらの問題を解決する最も共通的な方法の1つは、パーソナルイヤホン及びマイクロホンの使用である。しかし2000年4月4日にイギリスの「Which」という消費者雑誌が行なったリサーチが実際イヤホン及びそのケーブルはアンテナとして作用し且つまた使用者をマイクロ波放射にさらしてしまうということを発見したということが世界中に報じられた。本発明はセルラー電話機をイヤホンと共に用いる際の上記問題を、到達距離が短いワイヤレスイヤホンを用いる場合に比しての逆転発想であり且つまたより洗練されている解決法により、解決し、かつまた多くの人々がヘッドセットを全く好まないという問題を解決する。
Description
【0001】
【発明の分野】
この発明は、セルラー電話機に関し、より具体的には、プロキシ装置の助けにより、使用者の脳にさらすマイクロ波放射を通常のセルラー電話機より遥かに少なくするシステム及び方法に関する。
【0002】
【背景】
携帯及びセルラー電話機はビジネス及び私的会話のために多くの子供を含めてあらゆる人々の分野において益々共通的かつポピュラーになってきている。世界中に既に数億人の使用者がおり、かつ毎日30万人以上の使用者がこれに加わっている。例えばイギリスでは、セルラー電話機は子供への最も人気のある贈物になり、イギリスだけでも今や、セルラー電話機を使用している子供が50万人以上存在する。使用者の頭近くに保持されたセルラーアンテナからのマイクロ波放射は、例えば腫瘍,アルツハイマー病及び他の病理学及び心理学上の問題のような、使用者に害ある影響を持つのではないかという、大きな関心が存在する。例えば丁度1999年10月に、ワシントンのセルラー研究所所長、ジョージ・カルロ(George Carlo)博士は、恐るべき結果に到達した:彼は、セルラー電話機の使用は脳腫瘍のチャンスを増加させまた遺伝子的障害を引き起こしうるということを発見した。総じて、1997年以来、益々多くの研究が、脳へのセルラー電話機の電磁的放出は危険であるという疑いを強めている。1996年12月には既に、ロサンゼルス・タイムズに発表された記事が、それはまたアルツハイマー病を引き起こすかもしれないという疑いを示した。スカンジナビア半島では近年、これらの可能性ある危険についての更なる警告さえ行なわれている。また、多くの人々が、セルラー電話機を使用した後の頭痛について愚痴をこぼしている。1988年の「環境的健康見通し(Environmental Health Perspectives)」におけるアラン・フレイ(Allan Frey)の記事及び2001年に出版された「セル・ホン:ワイヤレス時代における目に見えない危険」というジョージ・カルロの本において述べられているような近年の研究は、セルラー電話機に典型的なレベル及び周波数でのマイクロ波へ短時間にさらされることさえ直ぐに、脳を血流中の発癌物質及び毒から守る血脳バリアー(Blood−Brain−Barrier)の崩壊を引き起こし、そしてこのことが癌及び頭痛を引き起こすかもしれない主なメカニズムではないかと疑われていることを、示している。
【0003】
多くの人々がこの放射からセルラー電話機使用者を守る方法を研究している。最近までのこれらの問題を避けるための最も共通的方法の1つは、ヘッドセット即ちパーソナル・イヤホン及びマイクロホンの使用であった。2000年4月4日にイギリスの「Which?」という消費者雑誌が行なったリサーチが、電磁気放射(特にマイクロ波放射)からセルラー電話機使用者を守る代わりに、実際イヤホン及びそのケーブルはアンテナとして作用し且つ外部イヤホンなしに直接セルラー電話機を使用する時に比して使用者を3倍までものさらに危険な放射にさらしてしまうということを発見したということが世界中に報じられた。更にはこの放射は直接脳に行く。この発見は、極端にショッキングでありかつ耐えがたいものである。というのも非常に多くの人々が、これらがセルラー電話機の放射にさらされることを防ぎ又は減ずるという報道のために、これらのイヤホンを買っているからである。これに加えて、イギリス政府に雇われたセルラー電話機についての独立専門家委員会の2000年5月11日発表のレポートは、子供達はセルラー電話機放射の影響について、大人達よりずっと抵抗力がないということを見積もった。
【0004】
これに加えて、イスラエルの新聞紙マーリブ(Maariv)の2000年8月4日の記事によれば、バルチモア(Baltimore)の医者が、これが彼に脳腫瘍を引き起こしたと主張して、8億ドルを求めて、数多くのセルラー会社を訴えた。彼はまたテレビに出演して、セルラー電話機の使用をやめまた子供達にそれらを与えないように、公衆に訴えた。また、バルチモア・サンの2001年1月17日付によれば、ピーター・アンジェロス(Peter Angelos)は、バルチモアの神経病学者による8億ドル訴訟に最近加わり、米国携帯電話業界の会員に対して追加的なクラス訴訟(class−suits)を提起することを計画している。これらの最近の進展は、おそらくまたセルラー会社に、より安全な解決法を採用することを好むようにさせるだろう。
【0005】
1つの可能な解決方法は、(少なくとも1つのイヤホン及びマイクロホンを備えた)特別のヘッドセットを使用することである。ここに、本発明者によって別の特許出願において示されているように、ケーブルは、音伝導体(例えば中空の空気チューブ)又は光ファイバーのような、非金属的伝導体である。
【0006】
エリクソン(Erikson)及び2,3の追加的な会社によって近年提供されている、他の可能な解決方法は、ブルーツース(bluetooth)技術に基づいたヘッドセットを使用することである。ブルーツース技術は、短い距離(典型的に約10メートルまでの)にのみブロードカーストすることができ、それゆえ、それはまたマイクロ波放射を用いるが、そのレベルはセルラー電話機よりずっと低い(セルラー電話機における最大2ワットと比して、1乃至10ミリワットの間)ので、放射レベルは100乃至1000倍低い。追加的な利点は、ヘッドセットを通じてコールに答えている間、セルラー電話機はそれ自身スーツケース又はバックの中にさえ入っていることができる。他方、もし電話機が手中にない間に(とくにそれがバック又はスーツケース内にあるときに)この方法でコールを起動したいならば、エリクソンが提供する、ダイアリングのための音声コマンドを用いる必要がある(たとえ恐らくこの追加的なオプションなしのより安いバージョンが利用可能であっても)。ブルーツース技術はまた、ビルトインの自動暗号及び復号及び他の近くのブルーツース装置との衝突及び干渉を避けるための、ビルトインの自動的に多くの異なった周波数のチャンネル(典型的に少なくとも80チャンネル)の間をジャンプする能力を持っている。これは、今から約2年間で、セルラー・ヘッドセットに対する技術発展の新しい現在段階となっていると思われる。
【0007】
【発明のサマリー】
この発明は、上述のブルーツース・ヘッドセット解決方法を補足する逆転発想でありかつより洗練された解決方法である。多くの人々がヘッドセットを用いることを、あまり便利ではないと感じることによりまた多くの安価なヘッドセットは(電話機それ自身に内蔵されているマイクロホン及びスピーカーのレベルに比して)貧弱な音質のイヤホン及びマイクロホンを用いることにより、全く好まないので、本解決方法は電話機をイヤホンなしで直接用いることを好む全てのこれらの人々に対する問題もまた解決する。
【0008】
より具体的に、使用者が彼の脳近くでさらされるマイクロ波放射のレベルは、ワイヤレスでプロキシ装置とコミュニケートする低レベルの放射を用い又はプロキシ装置とコミュニケートするための金属ワイヤーや放射のない代わりの方法を用いることによって、電話機が非常に近くにあるプロキシ装置とコミュニケートすることを可能にすることによって、大きな割合で減少する。これは多くの可能な方法によってなされ得る:
1. セルラー電話機は、通常のセルラー電話機のアンテナを用いる代わりに、それが好ましくはブルーツース・チップ又は短距離低エネルギワイヤレス通信のための他の何らかの装置を用いることができるように、及びセルラー会社の最も近いセルと通信する(通常のセルラー電話機がするように)代わりに、それがプロキシ装置と通信することができるように、再設計される。ここにプロキシ装置は、一方では他のブルーツース・チップ又は同様な装置を通じてセルラー電話機から及びセルラー電話機へ情報を伝達し、他方ではセルラー電話機の代わりに、好ましくは通常のセルラーアンテナを通じてセルラー会社の最も近いセルと通信するトランスデューサ(transducer)である。また好ましくは、セルラー電話機の再充電ユニットは、それが2つのソケット(1つはセルラー電話機のために及び1つはプロキシのために)を持つように、従って双方が同時に再充電され得るように、又はセルラー電話機又はプロキシが独自の独立した再充電ソケットを持つことができ、その結果並列に代えて直列的に2つの装置が再充電器に接続され得るように再設計される。他の可能な変形例は、好ましくは電話機は又その通常のアンテナ及びその関連した回路を持っており、プロキシ装置に当座の何らかの問題があるかを検知し、もしある理由によりプロキシ装置に到達できない又はプロキシ装置が機能しないならばそのときには電話機は一時的に通常の操作に戻りセルラー会社の最も近いセルと通常のように通信することができることである。そのような場合、好ましくは使用者に彼が再びマイクロ波放射にさらされていることを知らせるために、音及び/又は光がフラッシュするだろう。好ましくはこの場合、警告の音は、2,3秒毎に繰り返され続け、このようにして使用者に常時彼が現在電話機を潜在的に安全でないモードで使用していることを思い出させ続ける。好ましくはセルラー電話機及びプロキシセットは共に、マッチする秘密暗号化キーを有し、適合しない相手との通信を拒否する。好ましくはこの秘密暗号化キーは、ペア(電話機又はプロキシ)の2つのメンバーのそれぞれにおいて、他のメンバー(電話機又はプロキシ)が失われ又は障害を受けた場合には、例えばEPROMの使用によって容易に加えられ又は変更される。プロキシの使用は、ブルーツース及び同様な技術は少なくとも毎秒1メガビットを伝達可能でありまた恐らく将来更に改良されるだろうから、またセルラー電話機がインターネットアクセスのような(音声通信に代えて)データ通信のために用いられる時にも可能である。他の可能な変形例は、データ通信のためにセルラー電話機を使用するとき、電話機は通常使用者の手中にあり彼の頭から離れているので、使用者は意図的にプロキシなしで作動させ一時的に警告をなしにするという選択が与えら得るということである。しかしながら、セルラー電話機のスクリーンをみるためにセルラー電話機はやはり相対的に使用者の頭近くに維持されるので、これは推奨されない。この解決方法の他の可能な変形例は、電話機は通常のセルラーアンテナ及びその回路を持たず、セルラー会社のセルと通信するために常にプロキシに頼り、そして好ましくは最大エネルギ節約に基づいておりそれゆえ好ましくはまたより小さな再充電バッテリを持ち及び/又は再充電が必要になる前により長く作動し得、従ってこれは好ましくは通常のセルラー電話機に比して相当に軽いということである。これは例えば可能な限りのCMOS回路及びPWM(パルス幅変調 Pulse width Modulation)をまた例えば圧電スピーカ(Piezoelectric speaker)若しくは例えば耳が聞こえない人に対する補聴器におけるように耳の中に挿入される小さな空気チューブに基づいたスピーカを用いることによって達成され得る。これはエネルギを節約する。もしPWMが用いられるならば、それは例えば電話機とプロキシとの間で通信する間に用いられ得、又は通信は例えば標準のブルーツース・プロトコルのような何らかの他の通信であることができる。その場合PWMは情報をエネルギ節約的にスピーカに伝達するために、例えば電話機自身内で用いられ得る。エネルギを節約する他の追加的な好ましい方法は、例えば使用者が話していない時に自動的に送信機(transmitter)のデューティレシオ(duty cycle)を減少させ(又は完全に止め)、彼が会話を始めた時にそれがすばやく再始動されることである。これは新しい会話の始まりにおいて会話の数ミリ秒を失わせることになるかもしれないが、これは無視し得る。幾つかの例においてこれらのエネルギ節約的原則はまた他の解決方法及び特に例えば解決方法2と共に用いられ得、その結果、電話機が使用者の頭近くに保持されかつプロキシと通信する時に、それがエネルギ効率的なモードで働き、また例えばプロキシがヘッドセットとして用いられる時それはまた可能な限り少ないエネルギを消費し、このようにして好ましくは再充電が必要になるまでの時間を長くする。もしそのようなエネルギ節約方法が例えばブルーツース又は他の短距離(short range)低エネルギ・ワイヤレスのヘッドセットに適用されるならば、バッテリは使い捨てバッテリ(single−use battery)(好ましくは効率的な回路を備え(例えば毎日最大3時間話して)2,3ヶ月のような長期間維持されうるもの)又は好ましくはまた効率的な回路を備え、再充電が必要になるまで比較的長く持つことができる再充電可能なバッテリであり得る。これは、最大2,3時間の会話の後再充電しなければならないという技術発展の現在段階に比して相当に優れ(considerably better)ている。しかしながら、例えば現時点のブルーツース・チップでは、典型的にエネルギの大部分はRISCプロセッサによって使われるので、この方法でエネルギを相当節約することは困難かもしれないが、一方例えばUWB又は他のパルスベースのキャリアフリー(pulse based carrier−free)技術のような他の方法はずっとエネルギ効率的であり得る。好ましくは電話機はまた、好ましくは適当なバンド又はフックにより、ヘッドセットの形状に開かれ又はその一部を拡げさせかつ便利的に耳に掛けさせ又は頭に係止され得、従って電話機それ自身は手持ちの電話機として及びハンドフリーのヘッドセット装置として二重に機能し得る。これはまた、運転手は、現在の技術の通常タイプのイヤホンで典型的になされているように、最初に電話機でダイヤルし次にヘッドセットを探しそれを挿し込む(insert)必要がないので、運転中に大変有益である。好ましくは電話機はより細く(thinner)かつ恐らくまたやや小さくすることによって更にずっと軽くされ得る。この解決方法は解決方法2に比して、システムにおいてただ1つの(好ましくは高音質の)スピーカ及びイヤホンが必要とされかつただ1つのセルラーアンテナ及びその回路及びその必要なパッテリのみがシステムにおいて必要とされるという利点を有している。この解決方法において、もし電話機がまたインターネットアクセスのために用いられるならば、好ましくはプロキシそれ自身はまた好ましくは電話機のディスプレイ・スクリーンより大きなディスプレイ・スクリーン及び好ましくはまた便利なキーボードを持っている。その結果、使用者は電話機をインターネットアクセスのために彼の手中に保持し、又はそれをヘッドセットとして使用しかつスクリーンを見かつコマンドを打つためにプロキシを手中に保持することができる。他の可能な変形例は、電話機が電話機カバーのように、即ち2つの部分からなる電話機のように、プロキシの上にフィット(fit)し、その結果そのことが電話機を起動するため又はコールに答えるために開けた時それは電話機のカバーをピックアップしているように感じることである。他の可能な変形例は、好ましくはプロキシはトランスデューサを単に含み、かつ電話機のみがスクリーンを含みかつ好ましくはこれが、会話のために,インターネットをスライディング(slide)するために又はそれらを同時に行うために用いられ得、及び加えて電話機は例えば通常のハンドフリーのイヤホンと共に又はワイヤレスイヤホンと共に用いられ得るということである。もしワイヤレスイヤホンと共に用いられるならば、電話機は例えば、ブルーツース又は同様の装置によってイヤホン及びプロキシの双方と通信することができる。他の可能な変形例は、例えばそれが聞こえ難いときに更に音質を改良するために、セルラー電話機及び/又はプロキシに、例えば現在セルラー電話機において及びセルラーイヤホンにおいて利用できない、ボリュ−ムコントロール及び/又はピッチコントロールを加えることである。これは例えば解決方法1において又は解決方法2において用いられ得る。無論、種々の上記及び他の変形例の組合せがまた用いられ得る。
2. 電話機がまたセルラーアンテナ及びその関連する回路を持ち及びプロキシ装置が好ましくは(好ましくは例えば開かれた時にように、少なくともその状態の1つにおいて)ヘッドセットのような形状であり、また好ましくは高レベルのマイクロホン及びイヤホンを持ちまた二重に機能し得る(この場合はプロキシ装置としてまたはヘッドセットとして)ことを除いて、解決方法1と同様である。この解決方法において、プロキシは好ましくは重さが軽い。使用者が電話機を開けそれを通常のように使用する時、プロキシ装置は好ましくは、まさに解決方法1に述べたように機能する。他方、もし使用者がセルラー電話機を片付けてヘッドセットを使用したいならば、彼はプロキシ装置をヘッドセットとして使用することができ、プロキシ装置は好ましくはそのセルラーアンテナ及びセルラー会社のセルとの通信を停止し、かつそのスピーカ及びイヤホンを起動し、及びセルラー電話機は好ましくはそれ自身のスピーカ及びイヤホンを停止し及びその通常のセルラーアンテナ及び関連する回路を再起動しそしてセルラー会社の最も近いセルと通信する。この洗練された方法によって使用者は電話機を直接使用する場合及びプロキシをヘッドセットとして使用する場合の双方において常に非常に低い放射レベルを持つことができる。他の可能な変形例は、好ましくは、プロキシ装置は既にまた通常のアンテナ及びその関連する回路を有しているので、それはまたセルラー電話機に関して何らかの一時的な問題が存在するか否かを検知し、もしある理由によりセルラー電話機が到達され得ない又は機能しないならばヘッドセットはそのときには一時的に直接セルラー会社の最も近いセルと通信するということである。そのような場合、好ましくはそれは例えばそのイヤホンから音を、使用者に彼が再びマイクロ波放射にさらされていることを警告しながら、示すだろう。そして好ましくは、2,3秒毎にこの音を繰り返し続け、このようにして使用者に常時彼が現在ヘッドセットを潜在的に安全でないモードで使用していることを思い出させ続ける。この解決方法において、好ましくはプロキシ及びセルラー電話機の双方ともまた自宅にある又は事務所にある他のブルーツース又は同様の装置と会話することができ、その結果例えば、それらは自動的に(又はスイッチを切り変えながら又はあるキーを押しながら)コンピュータと又はレギュラーの電話機ベース(regular phone base)と(それらがまたブルーツースチップ又は同様な装置を持っているとき)会話することができる。セルラー会社のセルと通信するために要求される再充電可能なバッテリはプロキシ装置をより重くするかもしれないので、従ってそれはイヤホンとして使用することをより不便にするので、好ましくはプロキシは、例えばネック(Nec)からの新しく特許された水素ベースのバッテリのようなより軽いバッテリ(これはまた通常のバッテリよりずっと速い再充電時間を有するが)及びまた好ましくはよりエネルギ節約的なスピーカ及びイヤホンを用いる。他の可能な変形例は、プロキシが2つの容易に離脱可能な部分からなることである。その結果好ましくは1つの部分はより重いバッテリ(セルラー通信のために必要な)及びセルラーアンテナ及びその回路を含み、また他の部分は少なくともイヤホン及びマイクロホン及びより軽いバッテリを含み、かつパーツが物理的に組み合わされたときそれらは電気的に結合され、かつ使用者がプロキシをヘッドセットとして使用したいとき、彼はまさに必要とされる部分を取り離して使用することができる。無論、種々の上記及び他の変形例の組合せがまた用いられ得る。
3. セルラー電話機それ自身は全く変わらずまたブルーツース・チップ又は同様の装置は必要でなく、かつ代わりにプロキシが、最も近いセルへの距離に依存して自動的にその放射レベルを下げるセルラー電話機の能力を流用している。この解決方法においてプロキシは好ましくは、電話機にそれが非常に近いセルと話をしていると信じ込ませることによってセルを真似し、他方解決方法1におけるようにそれがセルラー会社のセルと通信する。解決方法3を導入(implement)する能力は、セルとのセルラー通信のプロトコルに、及びセルラー電話機が非常に近いセルに対して放射レベルを下げることができる限度(extent)及び範囲(range)による。この解決方法は現在存在するセルラー電話機を取り扱う際に有用であり得る。長期稼動では、解決方法1及び2は、それらはずっと包括的であり又柔軟でありかつよりエネルギ節約的でありかつセルラー電話機の現在の特徴により依存しないので、より好ましい。
4. 解決方法4は、プロキシ装置が好ましくは物理的に何らかの都合のよい位置又は角度でセルラー電話機に組み合わされそしてセルラーアンテナの位置を、好ましくはプラスチックのような非金属ロッドの上で、便宜よく出来るだけ使用者の頭から遠ざけることを除いて解決方法1と同様である。好ましくはこの角度は使用者によって、好ましくはボールタイプ(ball−type)のヒンジを用いることによって、種々の方向に変えられ得る。従って例えばプロキシは、セルラーアンテナを上方向に頭から遠ざけて、又は下方向に通常とは反対方向になるべく頭から遠ざけて、配置することが出来る。好ましくはこのロッドは使用者によって容易に長く又は短くすることができる(好ましくはテレスコープ的デザインによって、又は例えば幾つかの部分に分けてそれぞれの2部分の間に1つ又はそれ以上のヒンジを設けて。その結果それは種々の方法で伸縮可能である。)。しかしながらこの解決方法では、セルラーアンテナの頭からの距離は他の解決方法における場合に比してより小さく、従って使用者の頭がさらされる放射のレベルの減少は他の解決方法における場合に比してより小さいだろう。好ましくはプロキシはまた容易に電話機上のその位置から取り外され得てかつまた、使用者の頭から更に遠ざけて使用され得る(解決方法1におけるように)。好ましくは再充電のために、プロキシは電話機上のその位置から取り外されかつ適当なソケットに移され又は例えば補助ワイヤ(再充電時以外は取り外される)が用いられ得る。
5. 解決方法5は、ブルーツース又は他の短距離ワイヤレス装置の代わりにそれがセルラー電話機とプロキシとの間の通信のために一つ又は複数の光ファイバーを用いることを除いて解決方法1と同じである。好ましくは光ファイバーは損害を受けたとき、容易にかつモジュール的に(modularly)交換され得る。
6. 解決方法6は、ブルーツース又は他の短距離ワイヤレス装置の代わりにそれがセルラー電話機とプロキシとの間の通信のために一つ又は複数の光ファイバーを用いることを除いて解決方法2と同じである。好ましくは光ファイバーは損害を受けたとき、容易に交換され得る。
7. 解決方法7は、ブルーツース又は他のワイヤレス装置の代わりにそれがセルラー電話機とプロキシとの間の通信のために一つ又は複数の光ファイバーを用いることを除いて解決方法4と同様である。好ましくは光ファイバーはたたまれ又は開放され得(例えばプロキシの一部分の回りに、又は電話機に若しくはプロキシに取付けられた小さなホイール(wheel)の回りに、好ましくはスプリングと共に)、その結果プロキシはまた解決方法4におけるように、使用者の頭から更に遠ざけて使用され得る。好ましくは光ファイバーは損害を受けたとき、容易に交換され得る。
【0009】
[図面の簡単な説明]
図1はシステムの好ましい配置の概念ブロック図である。
図2は解決方法1においてセルラー電話機のデザイン及び機能における好ましい変形の概念図である。
図3は解決方法1において好ましいプロキシ装置のデザイン及び機能の概念図である。
図4は解決方法2においてセルラー電話機のデザイン及び機能における好ましい変形の概念図である。
図5は解決方法2において好ましいプロキシ装置のデザイン及び機能の概念図である。
図6は解決方法3において好ましいプロキシ装置のデザイン及び機能の概念図である。
図7はプロキシが単にトランスデューサを含みかつ電話機が別のヘッドセットを使用することが出来るところの、好ましい変形例の概念ブロック図である。
図8は例えば解決方法4及び7におけるように、プロキシ装置がセルラー電話機と組み合わされかつセルラーアンテナの位置が使用者の頭から遠ざけられているところの、好ましい変形例の図である。
【0010】
【重要な明示及び用語解説】
本特許を通じて可能な変形例が述べられているとき、それらの変形例の組合せを使用することもまた可能であり、また組合せが用いられるとき、少なくともそれらの中の幾つかの要素を単独で用いることもまた可能である。これらの変形例は好ましくは異なった実施例である。換言すれば、別々の実施例として述べられている複数の発明のある特徴はまた一つの実施例として組み合わせて提供され得る。逆に、一つの実施例として述べられている発明の種々の特徴はまた別々に又は何らかの適当なサブコンビネーション(subcombination)として提供され得る。すべてのこれらの図は単に例としての図に過ぎない。これらはブルーツース・チップ,アンテナ等の種々の部分の文字通りの位置又は形状又は角度又は大きさとして解釈されてはならない。またこの特許を通じて(そのサマリー及び特許請求の範囲を含めて)、用語「一端上(on one end)」又は「他端上(on the other end)」又は「一端に(at one end)」又は「他端に(at the other end)」「一方(on one hand)」「他方(on the other hand)」が用いられるとき、それらは文字通りではなく、概念的に解釈され従って例えばプロキシ上のブルーツース及びセルラーアンテナは必ずしも物理的に互いに反対位置にある必要はない。またこの特許を通じて(そのサマリー及び特許請求の範囲を含めて)用語「ブルーツース」が用いられるとき、それはブルーツース又は例えばUWB(Ultra Wide Band)又は何らかの他のタイプのパルスベース(pulse−based)の通信を含めて、何らかの許容される周波数(例えばまた、赤外線を含めて)の短距離低エネルギワイヤレス通信のための何らかの他の装置を意味する。また本特許を通じて用語「1つのセル(cell)」又は「複数のセル(cells)」が用いられるとき(サマリー及び特許請求の範囲を含めて)、それは相互交換的に、1つのセル又は複数のセルを意味し、かつそれは例えば地上のセル,空中のセル(バルーン,衛星上等のように)のように、それが何処にあろうとも全てのタイプの通信セルを意味する。またテキスト(特許請求の範囲を含めて)を通じて用いられている用語「1つの光ファイバー(optic fiber)」「複数の光ファイバー(optic fibers)」「ファイバー・オプティック(fiber optic)」は常に相互交換的に1つの光ファイバー又は複数の光ファイバーを意味する。また本特許(特許請求の範囲を含めて)を通じて用いられている用語「セルラー電話機(cellular phone)」「携帯電話機(mobile phone)」「ワイヤレス電話機(wireless phone)」「電話機(phone)」「テレホン(telephone)」は、例えば日本のドコモ第3世代セルラー通信装置のようなインターネットを可能にしたセルラー電話機, セルラー及び/又はワイヤレス技術によって通信するパーム・コンピュータ等を含めて、ワイヤレス及び/又はセルラー技術を通じた通信のための何らかの装置を意味し得る。使用者に関して用語「彼は(he)」「彼の(his)」「彼に(him)」が用いられるとき、それはまさに明示性及び便宜性のためにであり、それは無論また女性使用者も意味する。
【0011】
【好ましい実施形態の詳細な説明】
この及び他のセクションにおける説明の全ては例示であり限定を意図するものではない。
図1を参照して、セルラー電話機(1)は、(双方向に)短距離低エネルギ・ワイヤレス通信(2)を通じてプロキシ装置(3)と通信する。プロキシ装置(3)は、その他端上で通常のセルラー電話機マイクロ波ブロードカースト(4)を通じて(双方向に)セルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(5)と通信する。
【0012】
図2を参照して、セルラー電話機(21)はブルーツースチップ又は同様の装置(22)を含み、かつ通常のようにセルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(図1における5)と通信する代わりに、プロキシ装置(図3における31)と(双方向に)通信するためにそれを用いる。他の可能な変形例において好ましくは、それはまた依然として通常のセルラーアンテナ及びその関連する回路(23)を有し、その結果それが何らかの理由でプロキシ(図3における31)に達することが出来ない時には何時でも、それは通常のようにセルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(図1における5)と通信することが出来る。そのような場合好ましくは、使用者に彼が再びマイクロ波放射にさらされていることを知らせるために、それは音及び/又は光(24)をフラッシュし、かつ好ましくは2,3秒毎に音を繰り返して使用者に彼が未だ安全でないモードにいることを知らせる。好ましくはこれはそのビルトインのスピーカからの短いハイピッチのビープ(short high pitch beep)である。
【0013】
図3を参照して、プロキシ装置(31)は、一方ではブルーツース・チップ又は同様の装置(32)を含み、(双方向に)セルラー電話機(図2の21)と通信するためにそれを用い、他方では典型的なセルラー電話機のアンテナ及び関連する回路(33)を持ち、セルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(図1における5)と(双方向に)通信する。好ましくはこれは、そのセルラー・プロトコルのために及び情報をその両端のプロトコル間で(双方向において)変換するために、1つ又は複数のCPU(34)を用いる。
【0014】
図4を参照して、セルラー電話機(41)はブルーツース・チップ又は同様の装置(42)を含み、通常のようにセルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(図1における5)と通信する代わりに、それを用いて(双方向に)プロキシ装置(図5における51)と通信する。それはまた依然として通常のセルラーアンテナ及びその関連する回路(43)を持ち、従って使用者が直接に代えて、プロキシ装置(図5における51) (ヘッドセットして働きながら)を通してそれと通信しているとそれが検知するときは何時でも、また好ましくは使用者がセルラー電話機を直接に使用し、しかし電話機が何らかの理由でプロキシ(図5における51)に達することができないときには何時でも、それは通常のようにセルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(図1における5)と通信することができる。2番目の場合には好ましくは、使用者に彼が再びマイクロ波放射にさらされていることを知らせるために、それは音及び/又は光(44)をフラッシュする。セルラー電話機は好ましくは、プロキシ(図5における51)と通信している時に2つの異なったモードで機能するように、1つ又は複数のCPU(49)内に、適当なロジック(logic)を有している。その結果モード1(使用者が電話機を直接使用している時)では電話機は好ましくは通常通りそのビルトインのスピーカ(46)及びマイクロホン(47)を起動させ、その通常のセルラー電話機のアンテナ及びその回路を停止し(43)、 かつプロキシ装置(図5における51)にブルーツース又は同様のチャンネル上の特別の1つ又は複数の信号を通じて、通常のプロキシとして働くべきことを知らせる。好ましくはセルラー電話機は、それが開けられ及び/又はあるキーが押されたという事実又はプロキシ(図5における51)からプロキシが現在ヘッドセットとして使用されていないことを示す1つ又は複数の信号を受け取る(ブルーツース又は同様のチャンネルを通じて)ことを通じて、それが直接使用者によって用いられていることを検知できる。モード2(使用者がプロキシ装置(図5における51)をヘッドセットとして用いている時)においては、好ましくはセルラー電話機はそのビルトインのスピーカ(46)及びマイクロホン (47)を停止し、その通常のセルラーアンテナ及び関連する回路(43)を起動させ、及びプロキシ装置(図5における51)にブルーツース・チャンネル上の特別の1つ又は複数の信号を通じてヘッドセットとして働くべきことを知らせる。好ましくはセルラー電話機は、それが閉じられている及び/又はキーが押されていないという事実を通じて又はプロキシ(図5における51)からプロキシがなるほど現在ヘッドセットとして使用されていることを示す1つ又は複数の信号を受け取る(ブルーツース又は同様のチャンネルを通じて)ことを通じて、それが使用者によって直接には使用されていないことを検知することが出来る。好ましくはロジック(logic)はまた使用者に適当なメッセージを通じて、ある理由によりプロキシ(図5の51)及びセルラー電話機がコンパチブル(compatible)なモードでなくかつそのモードに同意できないところの如何なる状況をも知らせる。
【0015】
図5を参照して、プロキシ装置(51)はブルーツース・チップまたは同様の装置(52)を含み、一方においてそれを用いてセルラー電話機(図4の41)と(双方向に)通信し、かつ他方において典型的なセルラー電話機のアンテナ及び関連する回路(53)を有しておりセルラー会社の最も近い1つまたは複数のセル(図1の5)と(双方向に)通信する。好ましくはそれは、そのセルラー・プロトコルのために及びその2つのプロトコル間で(双方向において)情報(information)を変換するために、1つ又は複数のCPU(54)を用いる。これに加えて、それはまた好ましくはハイレベルのイヤホン(55)及びマイクロホン(56)を有しかつ好ましくはそれはヘッドセットの形状を有している。即ち例えば通常のプロキシとして使用されるときに畳まれ、またヘッドセットとして使用されるときに、開かれてヘッドセットの形状になる。プロキシ装置はまた適当なロジックを好ましくはその1つ又は複数のCPU(54)内に有しており、セルラー電話機(図4の41)と通信するときに2つの異なったモードで機能する。その結果モード1(使用者が電話機を直接に使用しているとき)においてはプロキシは好ましくはそのイヤホン(55)及びマイクロホン(56)を停止し、その通常のセルラーアンテナ及び関連する回路(53)を起動し、かつセルラー電話機(図4における41)にブルーツース又は同様のチャンネル上の特別の1つ又は複数の信号を通じて、それが現在通常のプロキシとして機能していることを知らせる。好ましくはプロキシ装置は、それが閉じられた位置にあり及び/又はあるスイッチが切り換えられたという事実を通じて又は電話機が直接使用者によって使用されていることを示す、1つ又は複数の信号をセルラー電話機(図4の41)から(ブルーツース又は同様のチャンネルを通じて)受け取ることを通じて、それが通常のプロキシとして使用されていることを検知することが出来る。モード2(使用者がプロキシ装置をヘッドセットとして使用しているとき)においては好ましくは、プロキシはそのイヤホン(55)及びマイクロホン(56)を起動し、その通常のセルラーアンテナ及び関連する回路(53)を停止し、かつセルラー電話機(図4の41)にブルーツースチャンネル上の特別の1つ又は複数の信号を通じて、それが現在ヘッドセットとして用いられていることを知らせる。好ましくはプロキシ装置は、それが現在使用者によってヘッドセットとして使用されていることを、それが開かれている及び/又はあるスイッチが切り換えられたという事実を通じて又は電話機が現在プロキシをヘッドセットとして見なしていることを示す特別の1つ又は複数の信号をセルラー電話機(図4の41)から受け取る(ブルーツース・チャンネルを通じて)ことによって、検知することが出来る。好ましくはロジックがまた使用者に適当なメッセージを通じて、プロキシ及びセルラー電話機(図4の41)がある理由によりコンパチブルなモードになく、かつそのモードに同意できないところの如何なる状況をも知らせる。好ましくはそれはまた既にセルラーアンテナ及びその関連する回路(53)を有しているので、それはまたセルラー電話機(図4の41)が到達され得ない又は機能しないときを何時でも検知することが出来、そのときそれは一時的にセルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(図1の5)と通信する。そのような場合好ましくはそれは彼が再びマイクロ波放射にさらされていることを知らせるために、音(好ましくはその通常のイヤホンからの短いハイピッチのビープ(beep))を発し、かつ好ましくはこの音を2,3秒毎に繰り返し使用者に彼が未だ安全でないモードにいることを知らせる。好ましくはこのプロキシ装置はまた、ヘッドセットとして使用されるときには自動的にダイヤルするために、音声コマンド起動(voice command activation)を有している。しかしながらそれは、ある理由により音声起動が機能しない場合に、使用者が直接ダイヤルすることを可能にするためのキーの小さなセットをまた有していてもよい。音声コマンド起動のためのロジックはプロキシ内に又はセルラー電話機内にあることが出来る。又はそれは音声コマンドに代えて、キーのセットを有していてもよい。
【0016】
図6を参照して、プロキシ装置(61)は例えば2つのセルラーアンテナを有し、その1つ(62)を一方でセルラー電話機(図1の1)と(双方向に)通信するために用い、第2のセルラーアンテナ(63 セルラー電話機と通信するとき及び変換のために)を他方でセルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(図1の5)と(双方向に)通信するために用いることができる。好ましくはそれは、その2つのプロトコル間での適当なセルのプロトコル情報を(双方向に)真似るために、1つ又は複数のCPU(64)を用いる。他の可能な変形例は、それをより安価にするために、2つに代えて、プロキシはただ1つのセルラーアンテナしか有さないことである。この場合好ましくは種々の実施例において、それは例えば同一のアンテナが交互にセルラー電話機(図1の1)及びセルラー会社の1つ又は複数のセル(図1の5)と通信することが出来るように、速いタイムシェアリング(fast timesharing)を用いることができ、又は同時に該セルラー電話機(図1の1)及びセルラー会社のセル(図1の5)の双方と通信するために異なった周波数を用いることができる。
【0017】
図7を参照して、セルラー電話機(1)は(双方向に)短距離低エネルギ・ワイヤレス通信(2)を通じてプロキシ装置(3)と通信する。プロキシ装置(3)はその他端上で、典型的に通常のセルラー電話機のマイクロ波ブロードカースト(4)を通じて(双方向に)セルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(5)と通信する。この変形例において、プロキシは好ましくはまさにトランスデューサを含む。換言すればそれはまさに、一端で通常のセルラーアンテナを他端でブルーツース・チップ又は他の短距離低エネルギ・ワイヤレス通信装置を用いながら、2つの通信プロトコルの間で翻訳を行なう。電話機(1)は好ましくは、エネルギ及びコストを節約するために、セルラーアンテナに代えて、短距離通信装置を含み、そして好ましくはより軽いバッテリを含む。これに加えて、電話機(1)はまた、オプショナルのヘッドセット(7)と例えば短距離低エネルギ・ワイヤレス通信を通じて又は通常のワイヤ(6)を通じて、通信することが出来る。
【0018】
図8を参照して、プロキシ装置(83)は好ましくは物理的にセルラー電話機(81)と何らかの便利な位置又は角度で、組合わされ、かつセルラーアンテナ(84)の位置を好ましくはプラスチックのような非金属ロッド(82)上で、使用者の頭からできるだれ便宜的に遠ざける。好ましくはこの角度は好ましくはボールタイプのヒンジを用いることによって、使用者によって種々の方向に変えられ得る。従って例えばプロキシ(83)はセルラーアンテナ(84)を頭から離れて上方に、又は下方に、通常とは反対方向に、できるだけ便宜的に脳から離れて配置させることができる。好ましくはこのロッド(82)は容易に使用者によって伸縮させることができる(好ましくはテレスコピー的(telescopic)デザインによって又は例えば、少なくとも1つのヒンジをそれぞれの2つの部分間に設けて幾つかの部分に分けることによってであり、その結果それが種々の仕様で伸縮される)。しかしながら、この解決方法において、セルラーアンテナの脳からの距離は他の解決方法の場合に比してより短いので、使用者の脳がさらされる放射のレベルの減少は他の解決方法の場合に比してより小さいだろう。好ましくはプロキシはまた容易に電話機上のその位置から取り外されることができ、かつまた使用者の頭から更に遠ざけて使用され得る(特許サマリーの解決方法1に示されるように)。好ましくは再充電のために、プロキシは電話機上のその位置から取り外されかつ適当なソケットへ移され、又は例えば補助ワイヤ(再充電時以外は取り外される)が用いられ得る。
本発明は限られた数の実施例について説明されているが、当業者によって明白であるように、本発明の範囲に含まれる、本発明の多くの変形例,修正,拡張及び他の適用がなされ得ることが理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1はシステムの好ましい配置の概念ブロック図である。
【図2】
図2は解決方法1においてセルラー電話機のデザイン及び機能における好ましい変形の概念図である。
【図3】
図3は解決方法1において好ましいプロキシ装置のデザイン及び機能の概念図である。
【図4】
図4は解決方法2においてセルラー電話機のデザイン及び機能における好ましい変形の概念図である。
【図5】
図5は解決方法2において好ましいプロキシ装置のデザイン及び機能の概念図である。
【図6】
図6は解決方法3において好ましいプロキシ装置のデザイン及び機能の概念図である。
【図7】
図7はプロキシが単にトランスデューサを含みかつ電話機が別のヘッドセットを使用することが出来るところの、好ましい変形例の概念ブロック図である。
【図8】
図8は例えば解決方法4及び7におけるように、プロキシ装置がセルラー電話機と組み合わされかつセルラーアンテナの位置が使用者の頭から遠ざけられているところの、好ましい変形例の図である。
【発明の分野】
この発明は、セルラー電話機に関し、より具体的には、プロキシ装置の助けにより、使用者の脳にさらすマイクロ波放射を通常のセルラー電話機より遥かに少なくするシステム及び方法に関する。
【0002】
【背景】
携帯及びセルラー電話機はビジネス及び私的会話のために多くの子供を含めてあらゆる人々の分野において益々共通的かつポピュラーになってきている。世界中に既に数億人の使用者がおり、かつ毎日30万人以上の使用者がこれに加わっている。例えばイギリスでは、セルラー電話機は子供への最も人気のある贈物になり、イギリスだけでも今や、セルラー電話機を使用している子供が50万人以上存在する。使用者の頭近くに保持されたセルラーアンテナからのマイクロ波放射は、例えば腫瘍,アルツハイマー病及び他の病理学及び心理学上の問題のような、使用者に害ある影響を持つのではないかという、大きな関心が存在する。例えば丁度1999年10月に、ワシントンのセルラー研究所所長、ジョージ・カルロ(George Carlo)博士は、恐るべき結果に到達した:彼は、セルラー電話機の使用は脳腫瘍のチャンスを増加させまた遺伝子的障害を引き起こしうるということを発見した。総じて、1997年以来、益々多くの研究が、脳へのセルラー電話機の電磁的放出は危険であるという疑いを強めている。1996年12月には既に、ロサンゼルス・タイムズに発表された記事が、それはまたアルツハイマー病を引き起こすかもしれないという疑いを示した。スカンジナビア半島では近年、これらの可能性ある危険についての更なる警告さえ行なわれている。また、多くの人々が、セルラー電話機を使用した後の頭痛について愚痴をこぼしている。1988年の「環境的健康見通し(Environmental Health Perspectives)」におけるアラン・フレイ(Allan Frey)の記事及び2001年に出版された「セル・ホン:ワイヤレス時代における目に見えない危険」というジョージ・カルロの本において述べられているような近年の研究は、セルラー電話機に典型的なレベル及び周波数でのマイクロ波へ短時間にさらされることさえ直ぐに、脳を血流中の発癌物質及び毒から守る血脳バリアー(Blood−Brain−Barrier)の崩壊を引き起こし、そしてこのことが癌及び頭痛を引き起こすかもしれない主なメカニズムではないかと疑われていることを、示している。
【0003】
多くの人々がこの放射からセルラー電話機使用者を守る方法を研究している。最近までのこれらの問題を避けるための最も共通的方法の1つは、ヘッドセット即ちパーソナル・イヤホン及びマイクロホンの使用であった。2000年4月4日にイギリスの「Which?」という消費者雑誌が行なったリサーチが、電磁気放射(特にマイクロ波放射)からセルラー電話機使用者を守る代わりに、実際イヤホン及びそのケーブルはアンテナとして作用し且つ外部イヤホンなしに直接セルラー電話機を使用する時に比して使用者を3倍までものさらに危険な放射にさらしてしまうということを発見したということが世界中に報じられた。更にはこの放射は直接脳に行く。この発見は、極端にショッキングでありかつ耐えがたいものである。というのも非常に多くの人々が、これらがセルラー電話機の放射にさらされることを防ぎ又は減ずるという報道のために、これらのイヤホンを買っているからである。これに加えて、イギリス政府に雇われたセルラー電話機についての独立専門家委員会の2000年5月11日発表のレポートは、子供達はセルラー電話機放射の影響について、大人達よりずっと抵抗力がないということを見積もった。
【0004】
これに加えて、イスラエルの新聞紙マーリブ(Maariv)の2000年8月4日の記事によれば、バルチモア(Baltimore)の医者が、これが彼に脳腫瘍を引き起こしたと主張して、8億ドルを求めて、数多くのセルラー会社を訴えた。彼はまたテレビに出演して、セルラー電話機の使用をやめまた子供達にそれらを与えないように、公衆に訴えた。また、バルチモア・サンの2001年1月17日付によれば、ピーター・アンジェロス(Peter Angelos)は、バルチモアの神経病学者による8億ドル訴訟に最近加わり、米国携帯電話業界の会員に対して追加的なクラス訴訟(class−suits)を提起することを計画している。これらの最近の進展は、おそらくまたセルラー会社に、より安全な解決法を採用することを好むようにさせるだろう。
【0005】
1つの可能な解決方法は、(少なくとも1つのイヤホン及びマイクロホンを備えた)特別のヘッドセットを使用することである。ここに、本発明者によって別の特許出願において示されているように、ケーブルは、音伝導体(例えば中空の空気チューブ)又は光ファイバーのような、非金属的伝導体である。
【0006】
エリクソン(Erikson)及び2,3の追加的な会社によって近年提供されている、他の可能な解決方法は、ブルーツース(bluetooth)技術に基づいたヘッドセットを使用することである。ブルーツース技術は、短い距離(典型的に約10メートルまでの)にのみブロードカーストすることができ、それゆえ、それはまたマイクロ波放射を用いるが、そのレベルはセルラー電話機よりずっと低い(セルラー電話機における最大2ワットと比して、1乃至10ミリワットの間)ので、放射レベルは100乃至1000倍低い。追加的な利点は、ヘッドセットを通じてコールに答えている間、セルラー電話機はそれ自身スーツケース又はバックの中にさえ入っていることができる。他方、もし電話機が手中にない間に(とくにそれがバック又はスーツケース内にあるときに)この方法でコールを起動したいならば、エリクソンが提供する、ダイアリングのための音声コマンドを用いる必要がある(たとえ恐らくこの追加的なオプションなしのより安いバージョンが利用可能であっても)。ブルーツース技術はまた、ビルトインの自動暗号及び復号及び他の近くのブルーツース装置との衝突及び干渉を避けるための、ビルトインの自動的に多くの異なった周波数のチャンネル(典型的に少なくとも80チャンネル)の間をジャンプする能力を持っている。これは、今から約2年間で、セルラー・ヘッドセットに対する技術発展の新しい現在段階となっていると思われる。
【0007】
【発明のサマリー】
この発明は、上述のブルーツース・ヘッドセット解決方法を補足する逆転発想でありかつより洗練された解決方法である。多くの人々がヘッドセットを用いることを、あまり便利ではないと感じることによりまた多くの安価なヘッドセットは(電話機それ自身に内蔵されているマイクロホン及びスピーカーのレベルに比して)貧弱な音質のイヤホン及びマイクロホンを用いることにより、全く好まないので、本解決方法は電話機をイヤホンなしで直接用いることを好む全てのこれらの人々に対する問題もまた解決する。
【0008】
より具体的に、使用者が彼の脳近くでさらされるマイクロ波放射のレベルは、ワイヤレスでプロキシ装置とコミュニケートする低レベルの放射を用い又はプロキシ装置とコミュニケートするための金属ワイヤーや放射のない代わりの方法を用いることによって、電話機が非常に近くにあるプロキシ装置とコミュニケートすることを可能にすることによって、大きな割合で減少する。これは多くの可能な方法によってなされ得る:
1. セルラー電話機は、通常のセルラー電話機のアンテナを用いる代わりに、それが好ましくはブルーツース・チップ又は短距離低エネルギワイヤレス通信のための他の何らかの装置を用いることができるように、及びセルラー会社の最も近いセルと通信する(通常のセルラー電話機がするように)代わりに、それがプロキシ装置と通信することができるように、再設計される。ここにプロキシ装置は、一方では他のブルーツース・チップ又は同様な装置を通じてセルラー電話機から及びセルラー電話機へ情報を伝達し、他方ではセルラー電話機の代わりに、好ましくは通常のセルラーアンテナを通じてセルラー会社の最も近いセルと通信するトランスデューサ(transducer)である。また好ましくは、セルラー電話機の再充電ユニットは、それが2つのソケット(1つはセルラー電話機のために及び1つはプロキシのために)を持つように、従って双方が同時に再充電され得るように、又はセルラー電話機又はプロキシが独自の独立した再充電ソケットを持つことができ、その結果並列に代えて直列的に2つの装置が再充電器に接続され得るように再設計される。他の可能な変形例は、好ましくは電話機は又その通常のアンテナ及びその関連した回路を持っており、プロキシ装置に当座の何らかの問題があるかを検知し、もしある理由によりプロキシ装置に到達できない又はプロキシ装置が機能しないならばそのときには電話機は一時的に通常の操作に戻りセルラー会社の最も近いセルと通常のように通信することができることである。そのような場合、好ましくは使用者に彼が再びマイクロ波放射にさらされていることを知らせるために、音及び/又は光がフラッシュするだろう。好ましくはこの場合、警告の音は、2,3秒毎に繰り返され続け、このようにして使用者に常時彼が現在電話機を潜在的に安全でないモードで使用していることを思い出させ続ける。好ましくはセルラー電話機及びプロキシセットは共に、マッチする秘密暗号化キーを有し、適合しない相手との通信を拒否する。好ましくはこの秘密暗号化キーは、ペア(電話機又はプロキシ)の2つのメンバーのそれぞれにおいて、他のメンバー(電話機又はプロキシ)が失われ又は障害を受けた場合には、例えばEPROMの使用によって容易に加えられ又は変更される。プロキシの使用は、ブルーツース及び同様な技術は少なくとも毎秒1メガビットを伝達可能でありまた恐らく将来更に改良されるだろうから、またセルラー電話機がインターネットアクセスのような(音声通信に代えて)データ通信のために用いられる時にも可能である。他の可能な変形例は、データ通信のためにセルラー電話機を使用するとき、電話機は通常使用者の手中にあり彼の頭から離れているので、使用者は意図的にプロキシなしで作動させ一時的に警告をなしにするという選択が与えら得るということである。しかしながら、セルラー電話機のスクリーンをみるためにセルラー電話機はやはり相対的に使用者の頭近くに維持されるので、これは推奨されない。この解決方法の他の可能な変形例は、電話機は通常のセルラーアンテナ及びその回路を持たず、セルラー会社のセルと通信するために常にプロキシに頼り、そして好ましくは最大エネルギ節約に基づいておりそれゆえ好ましくはまたより小さな再充電バッテリを持ち及び/又は再充電が必要になる前により長く作動し得、従ってこれは好ましくは通常のセルラー電話機に比して相当に軽いということである。これは例えば可能な限りのCMOS回路及びPWM(パルス幅変調 Pulse width Modulation)をまた例えば圧電スピーカ(Piezoelectric speaker)若しくは例えば耳が聞こえない人に対する補聴器におけるように耳の中に挿入される小さな空気チューブに基づいたスピーカを用いることによって達成され得る。これはエネルギを節約する。もしPWMが用いられるならば、それは例えば電話機とプロキシとの間で通信する間に用いられ得、又は通信は例えば標準のブルーツース・プロトコルのような何らかの他の通信であることができる。その場合PWMは情報をエネルギ節約的にスピーカに伝達するために、例えば電話機自身内で用いられ得る。エネルギを節約する他の追加的な好ましい方法は、例えば使用者が話していない時に自動的に送信機(transmitter)のデューティレシオ(duty cycle)を減少させ(又は完全に止め)、彼が会話を始めた時にそれがすばやく再始動されることである。これは新しい会話の始まりにおいて会話の数ミリ秒を失わせることになるかもしれないが、これは無視し得る。幾つかの例においてこれらのエネルギ節約的原則はまた他の解決方法及び特に例えば解決方法2と共に用いられ得、その結果、電話機が使用者の頭近くに保持されかつプロキシと通信する時に、それがエネルギ効率的なモードで働き、また例えばプロキシがヘッドセットとして用いられる時それはまた可能な限り少ないエネルギを消費し、このようにして好ましくは再充電が必要になるまでの時間を長くする。もしそのようなエネルギ節約方法が例えばブルーツース又は他の短距離(short range)低エネルギ・ワイヤレスのヘッドセットに適用されるならば、バッテリは使い捨てバッテリ(single−use battery)(好ましくは効率的な回路を備え(例えば毎日最大3時間話して)2,3ヶ月のような長期間維持されうるもの)又は好ましくはまた効率的な回路を備え、再充電が必要になるまで比較的長く持つことができる再充電可能なバッテリであり得る。これは、最大2,3時間の会話の後再充電しなければならないという技術発展の現在段階に比して相当に優れ(considerably better)ている。しかしながら、例えば現時点のブルーツース・チップでは、典型的にエネルギの大部分はRISCプロセッサによって使われるので、この方法でエネルギを相当節約することは困難かもしれないが、一方例えばUWB又は他のパルスベースのキャリアフリー(pulse based carrier−free)技術のような他の方法はずっとエネルギ効率的であり得る。好ましくは電話機はまた、好ましくは適当なバンド又はフックにより、ヘッドセットの形状に開かれ又はその一部を拡げさせかつ便利的に耳に掛けさせ又は頭に係止され得、従って電話機それ自身は手持ちの電話機として及びハンドフリーのヘッドセット装置として二重に機能し得る。これはまた、運転手は、現在の技術の通常タイプのイヤホンで典型的になされているように、最初に電話機でダイヤルし次にヘッドセットを探しそれを挿し込む(insert)必要がないので、運転中に大変有益である。好ましくは電話機はより細く(thinner)かつ恐らくまたやや小さくすることによって更にずっと軽くされ得る。この解決方法は解決方法2に比して、システムにおいてただ1つの(好ましくは高音質の)スピーカ及びイヤホンが必要とされかつただ1つのセルラーアンテナ及びその回路及びその必要なパッテリのみがシステムにおいて必要とされるという利点を有している。この解決方法において、もし電話機がまたインターネットアクセスのために用いられるならば、好ましくはプロキシそれ自身はまた好ましくは電話機のディスプレイ・スクリーンより大きなディスプレイ・スクリーン及び好ましくはまた便利なキーボードを持っている。その結果、使用者は電話機をインターネットアクセスのために彼の手中に保持し、又はそれをヘッドセットとして使用しかつスクリーンを見かつコマンドを打つためにプロキシを手中に保持することができる。他の可能な変形例は、電話機が電話機カバーのように、即ち2つの部分からなる電話機のように、プロキシの上にフィット(fit)し、その結果そのことが電話機を起動するため又はコールに答えるために開けた時それは電話機のカバーをピックアップしているように感じることである。他の可能な変形例は、好ましくはプロキシはトランスデューサを単に含み、かつ電話機のみがスクリーンを含みかつ好ましくはこれが、会話のために,インターネットをスライディング(slide)するために又はそれらを同時に行うために用いられ得、及び加えて電話機は例えば通常のハンドフリーのイヤホンと共に又はワイヤレスイヤホンと共に用いられ得るということである。もしワイヤレスイヤホンと共に用いられるならば、電話機は例えば、ブルーツース又は同様の装置によってイヤホン及びプロキシの双方と通信することができる。他の可能な変形例は、例えばそれが聞こえ難いときに更に音質を改良するために、セルラー電話機及び/又はプロキシに、例えば現在セルラー電話機において及びセルラーイヤホンにおいて利用できない、ボリュ−ムコントロール及び/又はピッチコントロールを加えることである。これは例えば解決方法1において又は解決方法2において用いられ得る。無論、種々の上記及び他の変形例の組合せがまた用いられ得る。
2. 電話機がまたセルラーアンテナ及びその関連する回路を持ち及びプロキシ装置が好ましくは(好ましくは例えば開かれた時にように、少なくともその状態の1つにおいて)ヘッドセットのような形状であり、また好ましくは高レベルのマイクロホン及びイヤホンを持ちまた二重に機能し得る(この場合はプロキシ装置としてまたはヘッドセットとして)ことを除いて、解決方法1と同様である。この解決方法において、プロキシは好ましくは重さが軽い。使用者が電話機を開けそれを通常のように使用する時、プロキシ装置は好ましくは、まさに解決方法1に述べたように機能する。他方、もし使用者がセルラー電話機を片付けてヘッドセットを使用したいならば、彼はプロキシ装置をヘッドセットとして使用することができ、プロキシ装置は好ましくはそのセルラーアンテナ及びセルラー会社のセルとの通信を停止し、かつそのスピーカ及びイヤホンを起動し、及びセルラー電話機は好ましくはそれ自身のスピーカ及びイヤホンを停止し及びその通常のセルラーアンテナ及び関連する回路を再起動しそしてセルラー会社の最も近いセルと通信する。この洗練された方法によって使用者は電話機を直接使用する場合及びプロキシをヘッドセットとして使用する場合の双方において常に非常に低い放射レベルを持つことができる。他の可能な変形例は、好ましくは、プロキシ装置は既にまた通常のアンテナ及びその関連する回路を有しているので、それはまたセルラー電話機に関して何らかの一時的な問題が存在するか否かを検知し、もしある理由によりセルラー電話機が到達され得ない又は機能しないならばヘッドセットはそのときには一時的に直接セルラー会社の最も近いセルと通信するということである。そのような場合、好ましくはそれは例えばそのイヤホンから音を、使用者に彼が再びマイクロ波放射にさらされていることを警告しながら、示すだろう。そして好ましくは、2,3秒毎にこの音を繰り返し続け、このようにして使用者に常時彼が現在ヘッドセットを潜在的に安全でないモードで使用していることを思い出させ続ける。この解決方法において、好ましくはプロキシ及びセルラー電話機の双方ともまた自宅にある又は事務所にある他のブルーツース又は同様の装置と会話することができ、その結果例えば、それらは自動的に(又はスイッチを切り変えながら又はあるキーを押しながら)コンピュータと又はレギュラーの電話機ベース(regular phone base)と(それらがまたブルーツースチップ又は同様な装置を持っているとき)会話することができる。セルラー会社のセルと通信するために要求される再充電可能なバッテリはプロキシ装置をより重くするかもしれないので、従ってそれはイヤホンとして使用することをより不便にするので、好ましくはプロキシは、例えばネック(Nec)からの新しく特許された水素ベースのバッテリのようなより軽いバッテリ(これはまた通常のバッテリよりずっと速い再充電時間を有するが)及びまた好ましくはよりエネルギ節約的なスピーカ及びイヤホンを用いる。他の可能な変形例は、プロキシが2つの容易に離脱可能な部分からなることである。その結果好ましくは1つの部分はより重いバッテリ(セルラー通信のために必要な)及びセルラーアンテナ及びその回路を含み、また他の部分は少なくともイヤホン及びマイクロホン及びより軽いバッテリを含み、かつパーツが物理的に組み合わされたときそれらは電気的に結合され、かつ使用者がプロキシをヘッドセットとして使用したいとき、彼はまさに必要とされる部分を取り離して使用することができる。無論、種々の上記及び他の変形例の組合せがまた用いられ得る。
3. セルラー電話機それ自身は全く変わらずまたブルーツース・チップ又は同様の装置は必要でなく、かつ代わりにプロキシが、最も近いセルへの距離に依存して自動的にその放射レベルを下げるセルラー電話機の能力を流用している。この解決方法においてプロキシは好ましくは、電話機にそれが非常に近いセルと話をしていると信じ込ませることによってセルを真似し、他方解決方法1におけるようにそれがセルラー会社のセルと通信する。解決方法3を導入(implement)する能力は、セルとのセルラー通信のプロトコルに、及びセルラー電話機が非常に近いセルに対して放射レベルを下げることができる限度(extent)及び範囲(range)による。この解決方法は現在存在するセルラー電話機を取り扱う際に有用であり得る。長期稼動では、解決方法1及び2は、それらはずっと包括的であり又柔軟でありかつよりエネルギ節約的でありかつセルラー電話機の現在の特徴により依存しないので、より好ましい。
4. 解決方法4は、プロキシ装置が好ましくは物理的に何らかの都合のよい位置又は角度でセルラー電話機に組み合わされそしてセルラーアンテナの位置を、好ましくはプラスチックのような非金属ロッドの上で、便宜よく出来るだけ使用者の頭から遠ざけることを除いて解決方法1と同様である。好ましくはこの角度は使用者によって、好ましくはボールタイプ(ball−type)のヒンジを用いることによって、種々の方向に変えられ得る。従って例えばプロキシは、セルラーアンテナを上方向に頭から遠ざけて、又は下方向に通常とは反対方向になるべく頭から遠ざけて、配置することが出来る。好ましくはこのロッドは使用者によって容易に長く又は短くすることができる(好ましくはテレスコープ的デザインによって、又は例えば幾つかの部分に分けてそれぞれの2部分の間に1つ又はそれ以上のヒンジを設けて。その結果それは種々の方法で伸縮可能である。)。しかしながらこの解決方法では、セルラーアンテナの頭からの距離は他の解決方法における場合に比してより小さく、従って使用者の頭がさらされる放射のレベルの減少は他の解決方法における場合に比してより小さいだろう。好ましくはプロキシはまた容易に電話機上のその位置から取り外され得てかつまた、使用者の頭から更に遠ざけて使用され得る(解決方法1におけるように)。好ましくは再充電のために、プロキシは電話機上のその位置から取り外されかつ適当なソケットに移され又は例えば補助ワイヤ(再充電時以外は取り外される)が用いられ得る。
5. 解決方法5は、ブルーツース又は他の短距離ワイヤレス装置の代わりにそれがセルラー電話機とプロキシとの間の通信のために一つ又は複数の光ファイバーを用いることを除いて解決方法1と同じである。好ましくは光ファイバーは損害を受けたとき、容易にかつモジュール的に(modularly)交換され得る。
6. 解決方法6は、ブルーツース又は他の短距離ワイヤレス装置の代わりにそれがセルラー電話機とプロキシとの間の通信のために一つ又は複数の光ファイバーを用いることを除いて解決方法2と同じである。好ましくは光ファイバーは損害を受けたとき、容易に交換され得る。
7. 解決方法7は、ブルーツース又は他のワイヤレス装置の代わりにそれがセルラー電話機とプロキシとの間の通信のために一つ又は複数の光ファイバーを用いることを除いて解決方法4と同様である。好ましくは光ファイバーはたたまれ又は開放され得(例えばプロキシの一部分の回りに、又は電話機に若しくはプロキシに取付けられた小さなホイール(wheel)の回りに、好ましくはスプリングと共に)、その結果プロキシはまた解決方法4におけるように、使用者の頭から更に遠ざけて使用され得る。好ましくは光ファイバーは損害を受けたとき、容易に交換され得る。
【0009】
[図面の簡単な説明]
図1はシステムの好ましい配置の概念ブロック図である。
図2は解決方法1においてセルラー電話機のデザイン及び機能における好ましい変形の概念図である。
図3は解決方法1において好ましいプロキシ装置のデザイン及び機能の概念図である。
図4は解決方法2においてセルラー電話機のデザイン及び機能における好ましい変形の概念図である。
図5は解決方法2において好ましいプロキシ装置のデザイン及び機能の概念図である。
図6は解決方法3において好ましいプロキシ装置のデザイン及び機能の概念図である。
図7はプロキシが単にトランスデューサを含みかつ電話機が別のヘッドセットを使用することが出来るところの、好ましい変形例の概念ブロック図である。
図8は例えば解決方法4及び7におけるように、プロキシ装置がセルラー電話機と組み合わされかつセルラーアンテナの位置が使用者の頭から遠ざけられているところの、好ましい変形例の図である。
【0010】
【重要な明示及び用語解説】
本特許を通じて可能な変形例が述べられているとき、それらの変形例の組合せを使用することもまた可能であり、また組合せが用いられるとき、少なくともそれらの中の幾つかの要素を単独で用いることもまた可能である。これらの変形例は好ましくは異なった実施例である。換言すれば、別々の実施例として述べられている複数の発明のある特徴はまた一つの実施例として組み合わせて提供され得る。逆に、一つの実施例として述べられている発明の種々の特徴はまた別々に又は何らかの適当なサブコンビネーション(subcombination)として提供され得る。すべてのこれらの図は単に例としての図に過ぎない。これらはブルーツース・チップ,アンテナ等の種々の部分の文字通りの位置又は形状又は角度又は大きさとして解釈されてはならない。またこの特許を通じて(そのサマリー及び特許請求の範囲を含めて)、用語「一端上(on one end)」又は「他端上(on the other end)」又は「一端に(at one end)」又は「他端に(at the other end)」「一方(on one hand)」「他方(on the other hand)」が用いられるとき、それらは文字通りではなく、概念的に解釈され従って例えばプロキシ上のブルーツース及びセルラーアンテナは必ずしも物理的に互いに反対位置にある必要はない。またこの特許を通じて(そのサマリー及び特許請求の範囲を含めて)用語「ブルーツース」が用いられるとき、それはブルーツース又は例えばUWB(Ultra Wide Band)又は何らかの他のタイプのパルスベース(pulse−based)の通信を含めて、何らかの許容される周波数(例えばまた、赤外線を含めて)の短距離低エネルギワイヤレス通信のための何らかの他の装置を意味する。また本特許を通じて用語「1つのセル(cell)」又は「複数のセル(cells)」が用いられるとき(サマリー及び特許請求の範囲を含めて)、それは相互交換的に、1つのセル又は複数のセルを意味し、かつそれは例えば地上のセル,空中のセル(バルーン,衛星上等のように)のように、それが何処にあろうとも全てのタイプの通信セルを意味する。またテキスト(特許請求の範囲を含めて)を通じて用いられている用語「1つの光ファイバー(optic fiber)」「複数の光ファイバー(optic fibers)」「ファイバー・オプティック(fiber optic)」は常に相互交換的に1つの光ファイバー又は複数の光ファイバーを意味する。また本特許(特許請求の範囲を含めて)を通じて用いられている用語「セルラー電話機(cellular phone)」「携帯電話機(mobile phone)」「ワイヤレス電話機(wireless phone)」「電話機(phone)」「テレホン(telephone)」は、例えば日本のドコモ第3世代セルラー通信装置のようなインターネットを可能にしたセルラー電話機, セルラー及び/又はワイヤレス技術によって通信するパーム・コンピュータ等を含めて、ワイヤレス及び/又はセルラー技術を通じた通信のための何らかの装置を意味し得る。使用者に関して用語「彼は(he)」「彼の(his)」「彼に(him)」が用いられるとき、それはまさに明示性及び便宜性のためにであり、それは無論また女性使用者も意味する。
【0011】
【好ましい実施形態の詳細な説明】
この及び他のセクションにおける説明の全ては例示であり限定を意図するものではない。
図1を参照して、セルラー電話機(1)は、(双方向に)短距離低エネルギ・ワイヤレス通信(2)を通じてプロキシ装置(3)と通信する。プロキシ装置(3)は、その他端上で通常のセルラー電話機マイクロ波ブロードカースト(4)を通じて(双方向に)セルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(5)と通信する。
【0012】
図2を参照して、セルラー電話機(21)はブルーツースチップ又は同様の装置(22)を含み、かつ通常のようにセルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(図1における5)と通信する代わりに、プロキシ装置(図3における31)と(双方向に)通信するためにそれを用いる。他の可能な変形例において好ましくは、それはまた依然として通常のセルラーアンテナ及びその関連する回路(23)を有し、その結果それが何らかの理由でプロキシ(図3における31)に達することが出来ない時には何時でも、それは通常のようにセルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(図1における5)と通信することが出来る。そのような場合好ましくは、使用者に彼が再びマイクロ波放射にさらされていることを知らせるために、それは音及び/又は光(24)をフラッシュし、かつ好ましくは2,3秒毎に音を繰り返して使用者に彼が未だ安全でないモードにいることを知らせる。好ましくはこれはそのビルトインのスピーカからの短いハイピッチのビープ(short high pitch beep)である。
【0013】
図3を参照して、プロキシ装置(31)は、一方ではブルーツース・チップ又は同様の装置(32)を含み、(双方向に)セルラー電話機(図2の21)と通信するためにそれを用い、他方では典型的なセルラー電話機のアンテナ及び関連する回路(33)を持ち、セルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(図1における5)と(双方向に)通信する。好ましくはこれは、そのセルラー・プロトコルのために及び情報をその両端のプロトコル間で(双方向において)変換するために、1つ又は複数のCPU(34)を用いる。
【0014】
図4を参照して、セルラー電話機(41)はブルーツース・チップ又は同様の装置(42)を含み、通常のようにセルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(図1における5)と通信する代わりに、それを用いて(双方向に)プロキシ装置(図5における51)と通信する。それはまた依然として通常のセルラーアンテナ及びその関連する回路(43)を持ち、従って使用者が直接に代えて、プロキシ装置(図5における51) (ヘッドセットして働きながら)を通してそれと通信しているとそれが検知するときは何時でも、また好ましくは使用者がセルラー電話機を直接に使用し、しかし電話機が何らかの理由でプロキシ(図5における51)に達することができないときには何時でも、それは通常のようにセルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(図1における5)と通信することができる。2番目の場合には好ましくは、使用者に彼が再びマイクロ波放射にさらされていることを知らせるために、それは音及び/又は光(44)をフラッシュする。セルラー電話機は好ましくは、プロキシ(図5における51)と通信している時に2つの異なったモードで機能するように、1つ又は複数のCPU(49)内に、適当なロジック(logic)を有している。その結果モード1(使用者が電話機を直接使用している時)では電話機は好ましくは通常通りそのビルトインのスピーカ(46)及びマイクロホン(47)を起動させ、その通常のセルラー電話機のアンテナ及びその回路を停止し(43)、 かつプロキシ装置(図5における51)にブルーツース又は同様のチャンネル上の特別の1つ又は複数の信号を通じて、通常のプロキシとして働くべきことを知らせる。好ましくはセルラー電話機は、それが開けられ及び/又はあるキーが押されたという事実又はプロキシ(図5における51)からプロキシが現在ヘッドセットとして使用されていないことを示す1つ又は複数の信号を受け取る(ブルーツース又は同様のチャンネルを通じて)ことを通じて、それが直接使用者によって用いられていることを検知できる。モード2(使用者がプロキシ装置(図5における51)をヘッドセットとして用いている時)においては、好ましくはセルラー電話機はそのビルトインのスピーカ(46)及びマイクロホン (47)を停止し、その通常のセルラーアンテナ及び関連する回路(43)を起動させ、及びプロキシ装置(図5における51)にブルーツース・チャンネル上の特別の1つ又は複数の信号を通じてヘッドセットとして働くべきことを知らせる。好ましくはセルラー電話機は、それが閉じられている及び/又はキーが押されていないという事実を通じて又はプロキシ(図5における51)からプロキシがなるほど現在ヘッドセットとして使用されていることを示す1つ又は複数の信号を受け取る(ブルーツース又は同様のチャンネルを通じて)ことを通じて、それが使用者によって直接には使用されていないことを検知することが出来る。好ましくはロジック(logic)はまた使用者に適当なメッセージを通じて、ある理由によりプロキシ(図5の51)及びセルラー電話機がコンパチブル(compatible)なモードでなくかつそのモードに同意できないところの如何なる状況をも知らせる。
【0015】
図5を参照して、プロキシ装置(51)はブルーツース・チップまたは同様の装置(52)を含み、一方においてそれを用いてセルラー電話機(図4の41)と(双方向に)通信し、かつ他方において典型的なセルラー電話機のアンテナ及び関連する回路(53)を有しておりセルラー会社の最も近い1つまたは複数のセル(図1の5)と(双方向に)通信する。好ましくはそれは、そのセルラー・プロトコルのために及びその2つのプロトコル間で(双方向において)情報(information)を変換するために、1つ又は複数のCPU(54)を用いる。これに加えて、それはまた好ましくはハイレベルのイヤホン(55)及びマイクロホン(56)を有しかつ好ましくはそれはヘッドセットの形状を有している。即ち例えば通常のプロキシとして使用されるときに畳まれ、またヘッドセットとして使用されるときに、開かれてヘッドセットの形状になる。プロキシ装置はまた適当なロジックを好ましくはその1つ又は複数のCPU(54)内に有しており、セルラー電話機(図4の41)と通信するときに2つの異なったモードで機能する。その結果モード1(使用者が電話機を直接に使用しているとき)においてはプロキシは好ましくはそのイヤホン(55)及びマイクロホン(56)を停止し、その通常のセルラーアンテナ及び関連する回路(53)を起動し、かつセルラー電話機(図4における41)にブルーツース又は同様のチャンネル上の特別の1つ又は複数の信号を通じて、それが現在通常のプロキシとして機能していることを知らせる。好ましくはプロキシ装置は、それが閉じられた位置にあり及び/又はあるスイッチが切り換えられたという事実を通じて又は電話機が直接使用者によって使用されていることを示す、1つ又は複数の信号をセルラー電話機(図4の41)から(ブルーツース又は同様のチャンネルを通じて)受け取ることを通じて、それが通常のプロキシとして使用されていることを検知することが出来る。モード2(使用者がプロキシ装置をヘッドセットとして使用しているとき)においては好ましくは、プロキシはそのイヤホン(55)及びマイクロホン(56)を起動し、その通常のセルラーアンテナ及び関連する回路(53)を停止し、かつセルラー電話機(図4の41)にブルーツースチャンネル上の特別の1つ又は複数の信号を通じて、それが現在ヘッドセットとして用いられていることを知らせる。好ましくはプロキシ装置は、それが現在使用者によってヘッドセットとして使用されていることを、それが開かれている及び/又はあるスイッチが切り換えられたという事実を通じて又は電話機が現在プロキシをヘッドセットとして見なしていることを示す特別の1つ又は複数の信号をセルラー電話機(図4の41)から受け取る(ブルーツース・チャンネルを通じて)ことによって、検知することが出来る。好ましくはロジックがまた使用者に適当なメッセージを通じて、プロキシ及びセルラー電話機(図4の41)がある理由によりコンパチブルなモードになく、かつそのモードに同意できないところの如何なる状況をも知らせる。好ましくはそれはまた既にセルラーアンテナ及びその関連する回路(53)を有しているので、それはまたセルラー電話機(図4の41)が到達され得ない又は機能しないときを何時でも検知することが出来、そのときそれは一時的にセルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(図1の5)と通信する。そのような場合好ましくはそれは彼が再びマイクロ波放射にさらされていることを知らせるために、音(好ましくはその通常のイヤホンからの短いハイピッチのビープ(beep))を発し、かつ好ましくはこの音を2,3秒毎に繰り返し使用者に彼が未だ安全でないモードにいることを知らせる。好ましくはこのプロキシ装置はまた、ヘッドセットとして使用されるときには自動的にダイヤルするために、音声コマンド起動(voice command activation)を有している。しかしながらそれは、ある理由により音声起動が機能しない場合に、使用者が直接ダイヤルすることを可能にするためのキーの小さなセットをまた有していてもよい。音声コマンド起動のためのロジックはプロキシ内に又はセルラー電話機内にあることが出来る。又はそれは音声コマンドに代えて、キーのセットを有していてもよい。
【0016】
図6を参照して、プロキシ装置(61)は例えば2つのセルラーアンテナを有し、その1つ(62)を一方でセルラー電話機(図1の1)と(双方向に)通信するために用い、第2のセルラーアンテナ(63 セルラー電話機と通信するとき及び変換のために)を他方でセルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(図1の5)と(双方向に)通信するために用いることができる。好ましくはそれは、その2つのプロトコル間での適当なセルのプロトコル情報を(双方向に)真似るために、1つ又は複数のCPU(64)を用いる。他の可能な変形例は、それをより安価にするために、2つに代えて、プロキシはただ1つのセルラーアンテナしか有さないことである。この場合好ましくは種々の実施例において、それは例えば同一のアンテナが交互にセルラー電話機(図1の1)及びセルラー会社の1つ又は複数のセル(図1の5)と通信することが出来るように、速いタイムシェアリング(fast timesharing)を用いることができ、又は同時に該セルラー電話機(図1の1)及びセルラー会社のセル(図1の5)の双方と通信するために異なった周波数を用いることができる。
【0017】
図7を参照して、セルラー電話機(1)は(双方向に)短距離低エネルギ・ワイヤレス通信(2)を通じてプロキシ装置(3)と通信する。プロキシ装置(3)はその他端上で、典型的に通常のセルラー電話機のマイクロ波ブロードカースト(4)を通じて(双方向に)セルラー会社の最も近い1つ又は複数のセル(5)と通信する。この変形例において、プロキシは好ましくはまさにトランスデューサを含む。換言すればそれはまさに、一端で通常のセルラーアンテナを他端でブルーツース・チップ又は他の短距離低エネルギ・ワイヤレス通信装置を用いながら、2つの通信プロトコルの間で翻訳を行なう。電話機(1)は好ましくは、エネルギ及びコストを節約するために、セルラーアンテナに代えて、短距離通信装置を含み、そして好ましくはより軽いバッテリを含む。これに加えて、電話機(1)はまた、オプショナルのヘッドセット(7)と例えば短距離低エネルギ・ワイヤレス通信を通じて又は通常のワイヤ(6)を通じて、通信することが出来る。
【0018】
図8を参照して、プロキシ装置(83)は好ましくは物理的にセルラー電話機(81)と何らかの便利な位置又は角度で、組合わされ、かつセルラーアンテナ(84)の位置を好ましくはプラスチックのような非金属ロッド(82)上で、使用者の頭からできるだれ便宜的に遠ざける。好ましくはこの角度は好ましくはボールタイプのヒンジを用いることによって、使用者によって種々の方向に変えられ得る。従って例えばプロキシ(83)はセルラーアンテナ(84)を頭から離れて上方に、又は下方に、通常とは反対方向に、できるだけ便宜的に脳から離れて配置させることができる。好ましくはこのロッド(82)は容易に使用者によって伸縮させることができる(好ましくはテレスコピー的(telescopic)デザインによって又は例えば、少なくとも1つのヒンジをそれぞれの2つの部分間に設けて幾つかの部分に分けることによってであり、その結果それが種々の仕様で伸縮される)。しかしながら、この解決方法において、セルラーアンテナの脳からの距離は他の解決方法の場合に比してより短いので、使用者の脳がさらされる放射のレベルの減少は他の解決方法の場合に比してより小さいだろう。好ましくはプロキシはまた容易に電話機上のその位置から取り外されることができ、かつまた使用者の頭から更に遠ざけて使用され得る(特許サマリーの解決方法1に示されるように)。好ましくは再充電のために、プロキシは電話機上のその位置から取り外されかつ適当なソケットへ移され、又は例えば補助ワイヤ(再充電時以外は取り外される)が用いられ得る。
本発明は限られた数の実施例について説明されているが、当業者によって明白であるように、本発明の範囲に含まれる、本発明の多くの変形例,修正,拡張及び他の適用がなされ得ることが理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1はシステムの好ましい配置の概念ブロック図である。
【図2】
図2は解決方法1においてセルラー電話機のデザイン及び機能における好ましい変形の概念図である。
【図3】
図3は解決方法1において好ましいプロキシ装置のデザイン及び機能の概念図である。
【図4】
図4は解決方法2においてセルラー電話機のデザイン及び機能における好ましい変形の概念図である。
【図5】
図5は解決方法2において好ましいプロキシ装置のデザイン及び機能の概念図である。
【図6】
図6は解決方法3において好ましいプロキシ装置のデザイン及び機能の概念図である。
【図7】
図7はプロキシが単にトランスデューサを含みかつ電話機が別のヘッドセットを使用することが出来るところの、好ましい変形例の概念ブロック図である。
【図8】
図8は例えば解決方法4及び7におけるように、プロキシ装置がセルラー電話機と組み合わされかつセルラーアンテナの位置が使用者の頭から遠ざけられているところの、好ましい変形例の図である。
Claims (83)
- セルラー電話機と、
一方で短距離にあるセルラー電話機とそれらの間に金属ワイヤなしで通信できかつ他方で少なくとも1つの操作モードで、セルラー会社のセルと通信できるプロキシ装置とを
備えていることを特徴とする、セルラー電話機を使用している間に使用者の脳がさらされるマイクロ波放射のレベルを減少させるためのシステム。 - 上記セルラー電話機はその通常のアンテナを用いて作動しかつ直接上記使用者によって用いられ、かつ上記プロキシ装置は一方で、使用者から短距離の位置で、セルラー会社のセルを真似ることによって、作動し、従って電話機をそれが大変近いセルと話していると信じ込ませて従って自動的にその放射レベルを最小限に調整させ、かつ上記プロキシ装置は他方で、通常通りセルラー会社のセルと通信することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置は2つのセルラーアンテナ、即ち上記セルラー電話機と通信するための1つとセルラー会社のセルと通信するための1つとを使用することを特徴とする請求項2に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置は速いタイムスライシングを有する1つのセルラーアンテナを持ち、上記セルラー電話機と上記セルラー会社のセルとの双方に交互に通信することを特徴とする請求項2に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置は1つのセルラーアンテナを有し、かつ異なった周波数を用いて上記セルラー電話機と上記セルラー会社のセルとの双方に同時に通信することを特徴とする請求項2に記載のシステム。
- 上記セルラー電話機はその通常のセルラーアンテナの代わりに上記プロキシ装置との通信のために短距離低エネルギ・ワイヤレス通信装置を有しかつ直接に使用者によって使用され、上記プロキシ装置は一方で第2の短距離低エネルギワイヤレス通信装置を用いることによって使用者から近い位置で作動し、上記プロキシ装置は他方で通常のセルラーアンテナを通じてセルラー会社のセルと通信することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 上記セルラー電話機はその通常のセルラーアンテナに加えて、上記プロキシ装置との通信のためにそれに加えられた短距離低エネルギ・ワイヤレス通信装置を有して直接に使用者によって使用され、上記プロキシ装置は一方で使用者に近い位置で第2の短距離低エネルギ・ワイヤレス通信装置を用いることによって作動し、上記プロキシ装置は他方で通常のセルラーアンテナを通じてセルラー会社のセルと通信することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 追加的に、上記セルラー電話機が一時的に上記プロキシ装置と通信することができない時に、それは通常の操作に(そのセルラーアンテナを使用して)切り換えることが出来かつ使用者に彼が通常のセルラー・マイクロ波放射にさらされていることを知らせることが出来ることを特徴とする請求項7に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置はまたマイクロホンとイヤホンとを有しかつ少なくとも1つの操作モードではヘッドセットの形状になり、上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置は
上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置の双方が請求項7の装置において述べられているように機能する、モード1と、
上記プロキシ装置がヘッドセットとして用いられ従ってそのセルラーアンテナを停止しかつそのイヤホン及びマイクロホンを起動させ、上記セルラー電話機はそのビルトインのスピーカ及びマイクロホンを停止しかつそのセルラーアンテナを再起動しかつそれを用いてセルラー会社のセルと通信しかつプロキシ装置をヘッドセットと見なす、モード2とからなる、
2つのモードで働くことが出来かつ正しいモードを検知できかつそれらの正しいモードをそれらの間にある短距離低エネルギ・ワイヤレス通信を通じて互いに知らせる(communicate)ことができることを特徴とする請求項7に記載のシステム。 - 上記プロキシ装置はまたマイクロホンとイヤホンとを有しかつ少なくとも1つの操作モードではヘッドセットの形状になり、上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置は
上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置の双方が請求項8の装置において述べられているように機能する、モード1と、
上記プロキシ装置がヘッドセットとして用いられ従ってそのセルラーアンテナを停止しかつそのイヤホン及びマイクロホンを起動させ、上記セルラー電話機はそのビルトインのスピーカ及びマイクロホンを停止しかつそのセルラーアンテナを再起動しかつそれを用いてセルラー会社のセルと通信しかつプロキシ装置をヘッドセットと見なし、かつ上記プロキシが一時的に上記セルラー電話機と通信できない時にそれが(セルラーアンテナを通じて)直接セルラー会社のセルと通信することへと切り換えることができかつ使用者に彼が通常のセルラー・マイクロ波放射にさらされていることを知らせることが出来るモード2とからなる、
2つのモードで働くことが出来かつ正しいモードを検知できかつそれらの正しいモードをそれらの間にある短距離低エネルギ・ワイヤレス通信を通じて互いに知らせる(communicate)ことができることを特徴とする請求項8に記載のシステム。 - 上記セルラー電話機はその通常のセルラーアンテナの代わりに上記プロキシ装置と通信するための光ファイバー技術を有しかつ直接に使用者によって使用され、かつ上記プロキシ装置は一方で使用者に近い位置で光ファイバー技術によって働きかつ上記プロキシ装置は他方で通常のセルラーアンテナを通じてセルラー会社のセルと通信することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 上記セルラー電話機はその通常のセルラーアンテナに加えて上記プロキシ装置と通信するための光ファイバー技術を有しかつ直接に使用者によって使用され、かつ上記プロキシ装置は一方で使用者に近い位置で光ファイバー技術によって働きかつ上記プロキシ装置は他方で通常のセルラーアンテナを通じてセルラー会社のセルと通信することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 追加的に、上記セルラー電話機が一時的に上記プロキシ装置と通信できない時にそれは(セルラーアンテナを通じて)通常の操作へと切り換えることができかつ使用者に彼が通常のセルラー・マイクロ波放射にさらされていることを知らせることを特徴とする請求項12に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置はまたマイクロホンとイヤホンとを有しかつ少なくとも1つの操作モードではヘッドセットの形状になり、上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置は
上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置の双方が請求項12の装置において述べられているように機能する、モード1と、
上記プロキシ装置がヘッドセットとして用いられ従ってそのセルラーアンテナを停止しかつそのイヤホン及びマイクロホンを起動させ、上記セルラー電話機はそのビルトインのスピーカ及びマイクロホンを停止しかつそのセルラーアンテナを再起動しかつそれを用いてセルラー会社のセルと通信しかつプロキシ装置をヘッドセットと見なす、モード2とからなる、
2つのモードで働くことが出来かつ正しいモードを検知できかつそれらの現在のモードをそれらの間にある光ファイバー通信を通じて互いに知らせる(communicate)ことができることを特徴とする請求項12に記載のシステム。 - 上記プロキシ装置はまたマイクロホンとイヤホンとを有しかつ少なくとも1つの操作モードではヘッドセットの形状になり、上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置は
上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置の双方が請求項13の装置において述べられているように機能する、モード1と、
上記プロキシ装置がヘッドセットとして用いられ従ってそのセルラーアンテナを停止しかつそのイヤホン及びマイクロホンを起動させ、上記セルラー電話機はそのビルトインのスピーカ及びマイクロホンを停止しかつそのセルラーアンテナを再起動しかつそれを用いてセルラー会社のセルと通信しかつプロキシ装置をヘッドセットと見なし、かつ上記プロキシが一時的に上記セルラー電話機と通信できない時にそれが(セルラーアンテナを通じて)直接セルラー会社のセルと通信することへと切り換えることができかつ使用者に彼が通常のセルラー・マイクロ波放射にさらされていることを知らせることが出来るモード2とからなる、
2つのモードで働くことが出来かつ正しいモードを検知できかつそれらの現在のモードをそれらの間にある光ファイバー通信を通じて互いに知らせる(communicate)ことができることを特徴とする請求項13に記載のシステム。 - プロキシ装置は物理的にセルラー電話機と組合わされかつセルラーアンテナの位置は便宜的に可能な限り脳から離されていることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置はまた容易に使用者によって種々の角度に回転され得ることを特徴とする請求項16に記載のシステム。
- 使用者はまた容易にプロキシ装置の長さを変えることが出来ることを特徴とする請求項16に記載のシステム。
- 使用者はまた容易にプロキシ装置の長さを変えることが出来ることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されてその結果請求項6の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項16に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されてその結果請求項6の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されてその結果請求項6の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項18に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されてその結果請求項6の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項19に記載のシステム。
- プロキシ装置は物理的にセルラー電話機と組合わされかつセルラーアンテナの位置は便宜的に可能な限り脳から離されていることを特徴とする請求項11に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置はまた容易に使用者によって種々の角度に回転され得ることを特徴とする請求項24に記載のシステム。
- 使用者はまた容易にプロキシ装置の長さを変えることが出来ることを特徴とする請求項24に記載のシステム。
- 使用者はまた容易にプロキシ装置の長さを変えることが出来ることを特徴とする請求項25に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されかつ上記光ファイバーは畳まれかつ開放されることが出来、従って請求項11の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項24に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されかつ上記光ファイバーは畳まれかつ開放されることが出来、従って請求項11の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項25に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されかつ上記光ファイバーは畳まれかつ開放されることが出来、従って請求項11の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項26に記載のシステム。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されかつ上記光ファイバーは畳まれかつ開放されることが出来、従って請求項11の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項27に記載のシステム。
- セルラー電話機と、
一方で短距離にあるセルラー電話機とそれらの間に金属ワイヤなしで通信できかつ他方で少なくとも1つの操作モードで、セルラー会社のセルと通信できるプロキシ装置とを
備えていることを特徴とする、セルラー電話機を使用している間に使用者の脳がさらされるマイクロ波放射のレベルを減少させるための方法。 - 上記セルラー電話機はその通常のアンテナを用いて作動しかつ直接上記使用者によって用いられ、かつ上記プロキシ装置は一方で、使用者から短距離の位置で、セルラー会社のセルを真似ることによって、作動し、従って電話機をそれが大変近いセルと話していると信じ込ませて従って自動的にその放射レベルを最小限に調整させ、かつ上記プロキシ装置は他方で、通常通りセルラー会社のセルと通信することを特徴とする請求項32に記載の方法。
- 上記プロキシ装置は2つのセルラーアンテナ、即ち上記セルラー電話機と通信するための1つとセルラー会社のセルと通信するための1つとを使用することを特徴とする請求項33に記載の方法。
- 上記プロキシ装置は速いタイムスライシングを有する1つのセルラーアンテナを持ち、上記セルラー電話機と上記セルラー会社のセルとの双方に交互に通信することを特徴とする請求項33に記載の方法。
- 上記プロキシ装置は1つのセルラーアンテナを有し、かつ異なった周波数を用いて上記セルラー電話機と上記セルラー会社のセルとの双方に同時に通信することを特徴とする請求項33に記載の方法。
- 上記セルラー電話機はその通常のセルラーアンテナに代わりに上記プロキシ装置との通信のために短距離低エネルギ・ワイヤレス通信装置を有しかつ直接に使用者によって使用され、上記プロキシ装置は一方で第2の短距離低エネルギワイヤレス通信装置を用いることによって使用者から近い位置で作動し、上記プロキシ装置は他方で通常のセルラーアンテナを通じてセルラー会社のセルと通信することを特徴とする請求項32に記載の方法。
- 上記セルラー電話機はその通常のセルラーアンテナに加えて、上記プロキシ装置との通信のためにそれに加えられた短距離低エネルギ・ワイヤレス通信装置を有して直接に使用者によって使用され、上記プロキシ装置は一方で使用者に近い位置で第2の短距離低エネルギ・ワイヤレス通信装置を用いることによって作動し上記プロキシ装置は他方で通常のセルラーアンテナを通じてセルラー会社のセルと通信することを特徴とする請求項32に記載の方法。
- 追加的に、上記セルラー電話機が一時的に上記プロキシ装置と通信することができない時に、それは通常の操作に(そのセルラーアンテナを使用して)切り換えることが出来かつ使用者に彼が通常のセルラー・マイクロ波放射にさらされていることを知らせることが出来ることを特徴とする請求項38に記載の方法。
- 上記プロキシ装置はまたマイクロホンとイヤホンとを有しかつ少なくとも1つの操作モードではヘッドセットの形状になり、上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置は
上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置の双方が請求項38の装置において述べられているように機能する、モード1と、
上記プロキシ装置がヘッドセットとして用いられ従ってそのセルラーアンテナを停止しかつそのイヤホン及びマイクロホンを起動させ、上記セルラー電話機はそのビルトインのスピーカ及びマイクロホンを停止しかつそのセルラーアンテナを再起動しかつそれを用いてセルラー会社のセルと通信しかつプロキシ装置をヘッドセットと見なす、モード2とからなる、
2つのモードで働くことが出来かつ正しいモードを検知できかつそれらの正しいモードをそれらの間にある短距離低エネルギ・ワイヤレス通信を通じて互いに知らせる(communicate)ことができることを特徴とする請求項38に記載の方法。 - 上記プロキシ装置はまたマイクロホンとイヤホンとを有しかつ少なくとも1つの操作モードではヘッドセットの形状になり、上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置は
上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置の双方が請求項39の装置において述べられているように機能する、モード1と、
上記プロキシ装置がヘッドセットとして用いられ従ってそのセルラーアンテナを停止しかつそのイヤホン及びマイクロホンを起動させ、上記セルラー電話機はそのビルトインのスピーカ及びマイクロホンを停止しかつそのセルラーアンテナを再起動しかつそれを用いてセルラー会社のセルと通信しかつプロキシ装置をヘッドセットと見なし、かつ上記プロキシが一時的に上記セルラー電話機と通信できない時にそれが(セルラーアンテナを通じて)直接セルラー会社のセルと通信することへと切り換えることができかつ使用者に彼が通常のセルラー・マイクロ波放射にさらされていることを知らせることが出来るモード2とからなる、
2つのモードで働くことが出来かつ正しいモードを検知できかつそれらの正しいモードをそれらの間にある短距離低エネルギ・ワイヤレス通信を通じて互いに知らせる(communicate)ことができることを特徴とする請求項39に記載の方法。 - 上記セルラー電話機はその通常のセルラーアンテナの代わりに上記プロキシ装置と通信するための光ファイバー技術を有しかつ直接に使用者によって使用され、かつ上記プロキシ装置は一方で使用者に近い位置で光ファイバー技術によって働きかつ上記プロキシ装置は他方で通常のセルラーアンテナを通じてセルラー会社のセルと通信することを特徴とする請求項32に記載の方法。
- 上記セルラー電話機はその通常のセルラーアンテナに加えて上記プロキシ装置と通信するための光ファイバー技術を有しかつ直接に使用者によって使用され、かつ上記プロキシ装置は一方で使用者に近い位置で光ファイバー技術によって働きかつ上記プロキシ装置は他方で通常のセルラーアンテナを通じてセルラー会社のセルと通信することを特徴とする請求項32に記載の方法。
- 追加的に、上記セルラー電話機が一時的に上記プロキシ装置と通信できない時にそれは(セルラーアンテナを通じて)通常の操作へと切り換えることができかつ使用者に彼が通常のセルラー・マイクロ波放射にさらされていることを知らせることを特徴とする請求項43に記載の方法。
- 上記プロキシ装置はまたマイクロホンとイヤホンとを有しかつ少なくとも1つの操作モードではヘッドセットの形状になり、上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置は
上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置の双方が請求項43の装置において述べられているように機能する、モード1と、
上記プロキシ装置がヘッドセットとして用いられ従ってそのセルラーアンテナを停止しかつそのイヤホン及びマイクロホンを起動させ、上記セルラー電話機はそのビルトインのスピーカ及びマイクロホンを停止しかつそのセルラーアンテナを再起動しかつそれを用いてセルラー会社のセルと通信しかつプロキシ装置をヘッドセットと見なす、モード2とからなる、
2つのモードで働くことが出来かつ正しいモードを検知できかつそれらの現在のモードをそれらの間にある光ファイバー通信を通じて互いに知らせる(communicate)ことができることを特徴とする請求項43に記載の方法。 - 上記プロキシ装置はまたマイクロホンとイヤホンとを有しかつ少なくとも1つの操作モードではヘッドセットの形状になり、上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置は
上記セルラー電話機及び上記プロキシ装置の双方が請求項44の装置において述べられているように機能する、モード1と、
上記プロキシ装置がヘッドセットとして用いられ従ってそのセルラーアンテナを停止しかつそのイヤホン及びマイクロホンを起動させ、上記セルラー電話機はそのビルトインのスピーカ及びマイクロホンを停止しかつそのセルラーアンテナを再起動しかつそれを用いてセルラー会社のセルと通信しかつプロキシ装置をヘッドセットと見なし、かつ上記プロキシが一時的に上記セルラー電話機と通信できない時にそれが(セルラーアンテナを通じて)直接セルラー会社のセルと通信することへと切り換えることができかつ使用者に彼が通常のセルラー・マイクロ波放射にさらされていることを知らせることが出来るモード2とからなる、
2つのモードで働くことが出来かつ正しいモードを検知できかつそれらの現在のモードをそれらの間にある光ファイバー通信を通じて互いに知らせる(communicate)ことができることを特徴とする請求項44に記載の方法。 - プロキシ装置は物理的にセルラー電話機と組合わされかつセルラーアンテナの位置は便宜的に可能な限り脳から離されていることを特徴とする請求項37に記載の方法。
- 上記プロキシ装置はまた容易に使用者によって種々の角度に回転され得ることを特徴とする請求項47に記載の方法。
- 使用者はまた容易にプロキシ装置の長さを変えることが出来ることを特徴とする請求項47に記載の方法。
- 使用者はまた容易にプロキシ装置の長さを変えることが出来ることを特徴とする請求項48に記載の方法。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されてその結果請求項6の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項47に記載の方法。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されてその結果請求項6の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項48に記載の方法。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されてその結果請求項6の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項49に記載の方法。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されてその結果請求項6の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項50に記載の方法。
- プロキシ装置は物理的にセルラー電話機と組合わされかつセルラーアンテナの位置は便宜的に可能な限り脳から離されていることを特徴とする請求項42に記載の方法。
- 上記プロキシ装置はまた容易に使用者によって種々の角度に回転され得ることを特徴とする請求項55に記載の方法。
- 使用者はまた容易にプロキシ装置の長さを変えることが出来ることを特徴とする請求項55に記載の方法。
- 使用者はまた容易にプロキシ装置の長さを変えることが出来ることを特徴とする請求項56に記載の方法。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されかつ上記光ファイバーは畳まれかつ開放されることが出来、従って請求項11の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項55に記載の方法。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されかつ上記光ファイバーは畳まれかつ開放されることが出来、従って請求項11の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項56に記載の方法。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されかつ上記光ファイバーは畳まれかつ開放されることが出来、従って請求項11の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項57に記載の方法。
- 上記プロキシ装置はまた容易に電話機から取り外されかつ上記光ファイバーは畳まれかつ開放されることが出来、従って請求項11の装置におけるように、上記プロキシ装置はまた使用者の頭から更に離れて使用され得ることを特徴とする請求項58に記載の方法。
- 上記セルラー電話機はまたヘッドセットとして使用されるに足るほど十分軽くかつハンドフリーのヘッドセットとして少なくとも使用者の頭の一部に便宜的に係止され得ることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
- 上記プロキシはまたスクリーンとキーボードとを有し従って使用者が上記電話機をヘッドセットとして使用しているならばインターネットへアクセスするときにそれは手中に保持され得ることを特徴とする請求項63に記載のシステム。
- 上記セルラー電話機はまたヘッドセットとして使用されるに足るほど十分軽くかつハンドフリーのヘッドセットとして少なくとも使用者の頭の一部に便宜的に係止され得ることを特徴とする請求項37に記載の方法。
- 上記プロキシはまたスクリーンとキーボードとを有し従って使用者が上記電話機をヘッドセットとして使用しているならばインターネットへアクセスするときにそれは手中に保持され得ることを特徴とする請求項65に記載の方法。
- 電話機はプロキシの上に電話機カバーのように、即ち2つの部分からなる電話機のように、フィットし従って使用者が起動又はコールに答えるために電話機を開ける時それは電話機のカバーをピックアップしているような感じであることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
- プロキシが単にトランスデューサを含みかつ電話機のみがスクリーンを含みかつ会話のため及びインターネットをスライディングするための双方に用いられ得、かつ加えて電話機は通常のハンドフリーのイヤホンと共に使用され得ることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
- プロキシが単にトランスデューサを含みかつ電話機のみがスクリーンを含みかつ会話のため及びインターネットをスライディングするための双方に用いられ得、かつ加えて電話機はワイヤレス・イヤホンと共に使用され得ることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
- 加えて電話機はワイヤレス・イヤホンと共に使用され得ることを特徴とする請求項68に記載のシステム。
- 電話機は、エネルギを節約しかつバッテリの再充電が必要になるまでより長く維持できるように、PWM及び圧電スピーカを用いていることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
- 電話機は、エネルギを節約しかつバッテリの再充電が必要になるまでより長く維持できるように、PWMと耳が聞こえない人のための補聴器のように耳に挿入される小さな空気チューブに基づいたスピーカとを用いていることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
- プロキシがプロキシとして使用されるときに少なくとも電話機は、エネルギを節約しかつバッテリの再充電が必要になるまでより長く維持できるように、PWMと圧電スピーカとを用いていることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
- プロキシがプロキシとして使用されるときに少なくとも電話機は、エネルギを節約しかつバッテリの再充電が必要になるまでより長く維持できるように、PWMと耳が聞こえない人のための補聴器のように耳に挿入される小さな空気チューブに基づいたスピーカとを用いていることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
- プロキシがヘッドセットとして使用されるときに少なくともプロキシは、エネルギを節約しかつバッテリの再充電が必要になるまでより長く維持できるように、PWMと圧電スピーカとを用いていることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
- プロキシがヘッドセットとして使用されるときに少なくともプロキシは、エネルギを節約しかつバッテリの再充電が必要になるまでより長く維持できるように、PWMと耳が聞こえない人のための補聴器のように耳に挿入される小さな空気チューブに基づいたスピーカとを用いていることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
- 電話機はまたボリュ−ム・コントロールを含んでいることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
- 電話機はまたピッチ・コントロールを含んでいることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
- 電話機はまたピッチ・コントロールを含んでいることを特徴とする請求項77に記載のシステム。
- 電話機はまたボリュ−ム・コントロールを含んでいることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
- 電話機はまたピッチ・コントロールを含んでいることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
- 電話機はまたピッチ・コントロールを含んでいることを特徴とする請求項80に記載のシステム。
- プロキシは、1つの部分はセルラー通信に必要なより重いバッテリ及びセルラーアンテナ及びその回路を含み、他の部分は少なくともイヤホン及びマイクロホン及びより軽いバッテリを含むように、2つの容易に離脱可能な部分からなり、かつそれらの部分が物理的に組合わされるときそれらは電気的に結合され、また使用者がプロキシをヘッドセットとして使用したいときには彼はまさに必要な部分を取り外して使用することが出来ることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
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