JP2004523263A - 医薬用容器をプラスチック閉鎖体でシールする方法 - Google Patents

医薬用容器をプラスチック閉鎖体でシールする方法 Download PDF

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Abstract

管状カラー部と一体的径方向部とを有するポリマー閉鎖体によって瓶のような医薬用容器をシールする方法であって、縮径頸部を取り囲むように容器の径方向部上に管状カラー部を配置することと、自由端部に隣接する管状カラー部を、縮径頸部内に、隣接の径方向のリム部に対して径方向に変形することを有し、閉鎖体のために選ばれたポリマーが、径方向の変形を許すように十分に展延可能で、かつ変形に次続してその形状を保持するように、まだ十分に強固であって、プラスチック閉鎖体と径方向の変形に次続する容器との間にシールを維持するようにクリープに対して十分に抵抗する。方法の推奨実施例において、1つまたは複数のクリンピング工具は、自由端部に隣接する管状カラー部に対して駆動される徐々に減少する傾斜角度を有する傾斜面を有しており、容器および瓶組体およびクリンピング工具が相対的に回転される。本発明の方法の最も好適な実施例において、クリンピング工具は、管状カラー部を縮径頸部内に、冷間成形工程中の隣接する径方向のリム部に対して徐々に、かつ漸進的に変形するように、1つまたは複数の傾斜面を有し、これら傾斜面を別個の面あるいは連続する傾斜面とすることができる。

Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は、アルミニウムのような展延可能な金属キャップまたはカラーによって、関連した問題を排除する医薬、薬剤またはワクチンを収納する瓶のような医薬用容器をシールする改善された方法に関するものである。本発明の方法は、ポリマー閉鎖体またはカラーによって、エラストマーストッパーを有する瓶をシールするように使用できる。また、本発明の方法は、閉鎖体のカラー部と別個、または一体的な流体転換セットによって、瓶または他の医薬容器をシールするために使用できる。
【0002】
(発明の背景)
医薬、薬剤またはワクチンを、後で使用するために、シールされた瓶、または他の容器内に貯蔵するのが一般的である。このような医薬、薬剤またはワクチンは、薬剤の放置寿命を増大し、在庫スペースを減少するように乾燥または粉末状態に置かれるようできる。このような乾燥または粉末の医薬、薬剤またはワクチンは、シールされた瓶内に一般に貯蔵されて、希釈剤や溶剤を添加することによって、患者に投薬する液体状態に再組成される。代わりに、医薬、薬剤またはワクチンは、液体や同等な気体状態にすることができる。医薬を貯蔵するための通常の瓶は、開口端部と、開口端部を取り囲む径方向のリム部と、リム部に隣接した縮径頸部とを一般的に有している。瓶は、瓶の頸部に挿入される管状部と、瓶のリムと重なる平らな径方向のリム部とを大体有するエラストマーストッパーまたは隔壁によって通常シールされる。ストッパーは、アルミニウムのような薄い展延可能な金属キャップによって、瓶に普通固着される。アルミニウムキャップは、ストッパーと瓶のリム部を取り囲む管状部と、ストッパーのリム部と重なる内方に突出する環状部と、瓶のリム部の下の頸部内に径方向にクリンプされる末端部とを有している。アルミニウムが展延可能であるために、カラーは、ストッパーおよび瓶のリムの、寸法の公差の増強に適応する。標準の瓶とストッパーとの、寸法と公差は、国際標準規格(ISO)によって決められている。
【0003】
ストッパーのリム部に重なるアルミニウムキャップの径方向部分は、瓶からアルミニウムキャップを「ピーリング」することによって、アルミニウムキャップが取り外される場合に、閉鎖できる。中間部分に位置されるプリスリットは、使用前に、キャップを頂部から引き千切って引き離すのを許すように、瓶のリムに重なるように設けることができる。アルミニウムキャップのこの身近な例は、幾つかの欠点を有している。第1に、金属キャップの引き裂きは、鋭い縁部を形成して、殺菌手袋を切り裂き、または損傷して、薬剤を投与する人を傷付け、これによって、ヘルスケアーワーカーと患者の両方を病気と薬剤の汚染とにさらしてしまう。第2に、アルミニウムキャップの引き裂きは金属粉末を生じて、薬剤、医薬またはワクチンを汚染してしまう。アルミニウムキャップの引き裂きに関連した危険は、「フリップ・オフ」プラスチックキャップの付加によって部分的に解決できる。1つのこのような例において、アルミニウムカラーは中央開口を有しており、浅いコップ状のプラスチックキャップは、アルミニウムカラーの中央開口に受けられて固着される中央の突出するリベッティング部を有するアルミニウムカラーの上に受けられる。次いで、プラスチックキャップは、中央開口を取り囲む環状波形部を引き剥がして、皮下注射針または同様な物を受けるカラーの開口を露出するフリップオフキャップを、アルミニウムカラーから押し離すことによって取り外される。この例は、ヘルスケアーワーカーの殺菌手袋を引き裂く可能性を減少するが、無くならない。しかしながら、さらに重要には、アルミニウムダストがまだ生じられ、医薬を汚染してしまう。また、金属ダストが、アルミニウムカラーの形成、カラーのクリンピング、フリップオフプラスチックキャップの除去の時に生じられるために、アルミニウムカラーの成形および瓶への貼着によって、金属ダストが簡単に生じられることを、注意するのが重要である。
また、アルミニウムカラーは、流体転換セットを医薬瓶に固着するように使用されている。転換セットは、例えば、希釈剤または溶剤の添加により、瓶の中の乾燥または粉末の薬剤を再組成するように注射器から瓶に流体を移すように使用できる。再組成された薬剤は、次いで、瓶から注射器によって抽出される。転換セットの内面は、薬剤流体通路の部分とすることができ、アルミニウムカラーまたはリングは、薬剤が瓶または薬剤流体通路内に加えられる殺菌室内にアルミニウムの粒子をもたらして、薬剤を汚染する。ポリマー被覆のような被覆を、アルミニウムキャップまたはカラーに施すことによって、この問題を解消するように試みられている。最後に、従来技術は、瓶のリム部にスナップ止めされる径方向内方に突出する端部を有するスナップオンコップ形プラスチックキャップまたはカラーを有している。しかしながら、スナップオンプラスチックキャップは、瓶の適切なシールを確実にしておらず、また、必要とされるような標準の瓶やストッパーの公差に十分に適合していない。
【0004】
したがって、医薬用瓶またはカートリッジのような通常の医薬用容器をシールするために使用できる瓶や他の医薬用容器をシールするために、医薬、薬剤またはワクチン、転換セットまたはクリーンルームを汚染する金属粒子またはダスト無しに、容器のシールを確実にして良好な清潔度を達成し、ヘルスケアーワーカーを鋭い縁部にさらさない等の必要が残っている。本発明の医薬用容器をシールする方法は、これらの問題を解決して、無菌状態での医薬用容器のシールを可能にするものである。
【0005】
(発明の要約)
上述したように、本発明のプラスチック閉鎖体で瓶または他の医薬用容器をシールする方法は、展延可能な金属またはアルミニウムキャップまたはカラーに関連した問題を解決するもので、使用される時に、容器のリム部とエラストマーストッパーの公差の築成に適合する。本発明のプラスチックまたはポリマー閉鎖体は、製造および本発明の方法の使用に対して比較的に安価である。本発明の方法は、ポリマーキャップ、フリップオフキャップと組み合わせられるカラー、または瓶と皮下注射器のような第2容器との間の流体を転換するために瓶に転換セットを固着してシールするように用いられるカラーによって、通常の医薬用瓶をシールするように使用できる。ここに使用されるように、用語「閉鎖体」は、単独または転換セットとの組み合わせにおいて、キャップまたはカラーのいずれかに一般的である。
【0006】
上記したように、本発明のプラスチック閉鎖体で容器をシールする方法は、開口端部と、開口端部を取り囲む径方向のリム部と、リム部に隣接する縮径頸部とを有する通常の容器または他の医薬用容器を使用できる。本発明のプラスチック閉鎖体で医薬用容器をシールする方法は、径方向の変形を許すように十分な展延可能であるが変形に続いてその形状を保持するように十分にまだ強固であり、かつプラスチック閉鎖体と径方向の変形に次続する容器との間にシールを維持するように、クリープに対して十分に抵抗する、射出成形によって好適に形成されるポリマーからプラスチック閉鎖体を形成することを有している。本発明の方法によって形成されるプラスチック閉鎖体は、容器のリム部の外径とほぼ等しいか、好適には僅かに大きな内径を有したほぼ円筒状の管状部、および一体的な径方向のリム部を有している。本発明の推奨実施例において、プラスチック閉鎖体は、比較的に展延可能な柔軟なポリマーおよび比較的に強固なポリマーから成るポリマーアロイを射出成形することによって成形される。閉鎖体は、比較的に強固なポリマーのようなポリカーボネートを好適に含むポリマーアロイを同時射出することによって成形できる。
【0007】
本発明の方法は、従って、容器のリム部と重なる閉鎖体の径方向のリム部と、容器の縮径頸部を取り囲む自由端部を有する容器のリム部を取り囲むほぼ円形の管状部と一緒に容器のリム部上に閉鎖体の円形部を望遠鏡筒状に配置することを有している。自由端部に隣接する閉鎖体の管状部は、そして、リム部の下方に、好適には頸部に隣接するリム部に対して容器の頸部内に径方向内方に変形され、容器に閉鎖体を恒久的に固着して容器の開口端部をシールする。そこにおいて、プラスチック閉鎖体の自由端部は、変形に次続する径方向のリム部の下にその形状を保持し、ポリマーは、シールを恒久的に保持するようにクリープに対して十分に抵抗する。医薬、薬剤またはワクチンを中に有する瓶をシールする推奨方法において、瓶は、瓶の開口端部に受けられる管状部と、瓶のリム部に重なる平らなリム部とを有するエラストマーストッパーによって、先ず、シールされる。本発明の方法は、そして、ストッパーにプラスチック閉鎖体をシールするようにストッパーの径方向部に対してプラスチック閉鎖体の径方向のリム部を圧縮し、上述したように、瓶の縮径頸部内に閉鎖体の管状部の自由端部をほぼ同時に径方向に変形することを好適に有している。
【0008】
本発明のプラスチックまたはポリマー閉鎖体で医薬用瓶のような容器をシールする好適な方法において、閉鎖体の円筒状の管状部は、傾斜されて面取りまたはテーパーが付けられた面を有するクリンピング工具を用いて容器の頸部内に径方向に変形され、瓶または容器とクリンピング工具は、容器に閉鎖体を恒久的に固着して容器をシールするように、カラーの頸部内に径方向に、かつ容器の隣接リム部に対して軸方向に、閉鎖体の管状部を変形するように、相対的に回転され、かつ一緒に駆動される。本発明の方法の推奨実施例において、クリンピング工具は、閉鎖体の管状部に対して回転されて駆動されて、上述したようにカラーをクリンピングする截頭円錐形状に面取りされた面を有している。この実施例において、容器または瓶は、リム部の全周をクリンプしてシールするように同時に回転できる。別の実施例において、クリンピング工具は、傾斜または截頭円錐形の面取りされた面を有する円弧状または円形の固定レールを有しており、そして、閉鎖体をクリンピングする方法は、レールに対して瓶および閉鎖体組体を同時に駆動し、閉鎖体の管状部を縮径頸部内に径方向内方に、かつ上述したように容器の隣接リム部に対して軸方向にクリンピングするように瓶を回転することを有している。いずれの実施例においても、本方法は、上述したように、径方向の変形を許すように十分に展延可能であるが、変形に次続してその形状を保持するように十分にまだ強固であり、かつプラスチック閉鎖体と径方向の変形に次続する容器との間にシールを維持するようにクリープに対して十分に抵抗する、ポリマー閉鎖体の材料に起因する冷間成形方法が好適である。
【0009】
瓶または他の容器の縮径頸部内にプラスチック閉鎖体の自由端部を冷間成形する両推奨実施例において、管状カラー部の自由端部は、恒久的な変形を確実にするように頸部内に径方向に好適には徐々に、または増大的に変形され、クリープが低減され、鮮明なプラスチック閉鎖体の応力割れまたは変色のような、閉鎖体に対する損傷が減少される。上述した本発明の方法の第1実施例において、管状閉鎖体の自由端は、一連の回転するクリンピング工具によって増大的に変形され、そこでは、第1の工具は、45°のような比較に的急な傾斜角度を有している。次のクリンピング工具の傾斜角度は、例えば20°〜30°とすることができる変形されたリップの所要角度に、そして減少されるなどする。上述した本発明の方法の第2の実施例において、レールのクリンピング面の傾斜角度は、瓶または他の容器が、閉鎖体の自由端部を徐々に冷間成形して割れや変色を含む閉鎖体に対する損傷を避けるレールに沿って転動または回転される時に、徐々に低減される。
【0010】
本発明の瓶または他の医薬用容器をシールする方法が、瓶または他の医薬用容器に転換セットをシールするように使用される場合に、容器のリム部に受けられる管状カラー部とほぼ同軸に整列されたカラーの径方向のリム部から延びる第2管状部を有するカラーの形を、閉鎖体は、採ることができる。瓶または他の医薬用容器に転換セットをシールする方法において、転換セットの部材は、好適には無菌または滅菌した環境で、医薬用容器にカラーをクリンピングする前に、組み込まれる。推奨実施例において、転換セットは、容器または瓶の開口端部内のエラストマーストッパーを穿孔するために閉鎖体の第2管状部内に望遠鏡筒状に支持された穿孔部材を有している。本発明の瓶または他の医薬用容器をシールする方法の1つの重要な利点は、容器が、通常のエラストマーストッパーを有する上述したような通常の医薬用容器であることである。通常のエラストマーストッパーは、瓶の開口端部に圧力嵌めされる管状部と、瓶のリム部に重なる径方向平坦部とを有している。また。転換セットは、穿孔部材を望遠鏡筒状に受けて、閉鎖体の第2管状部と一体的またはカラー部から別体にできて、カラー部によって固着できる管状の転換部材を有することができる。最後に、転換セットの推奨実施例は、カラーの第2管状部の開口端部をシールするキャップをまた有している。
【0011】
本発明のプラスチック閉鎖体で瓶または他の医薬用容器に転換セットをシールする方法は、転換セットを第1に組み立て、閉鎖体の第2管状部内に穿孔部材を望遠鏡筒状に支持することを有している。上述したように、閉鎖体は、容器または瓶の径方向のリム部の外径とほぼ等しいか、または好適には僅かに大きな内径を有する管状カラー部と、径方向部と、閉鎖体の管状カラー部と軸方向に整列した第2管状部とを有している。閉鎖体は、そこで、管状カラー部が容器のリム部、少なくとも縮径頸部の一部を取り囲むように、容器のリム部に閉鎖体の管状カラー部を望遠鏡筒状に受けることによって瓶または他の医薬用容器に対して組み込まれる。閉鎖体の第2管状部と穿孔部材は、いま、瓶または他の医薬用容器の開口端部と同軸に整列され、ストッパーを穿孔するようにエラストマーストッパーに対して相対的に可動可能である。本発明の方法は、そして、自由端部に隣接する閉鎖体の管状カラー部を、容器の縮径頸部の方に隣接の径方向のリム部に対して径方向に変形して、容器に閉鎖体を恒久的に固着して、上述したように容器をシールすることを有している。すなわち、管状カラー部は、上述したように、好適には徐々に、あるいは増大的に変形されるか、または冷間成形される。本発明の瓶に転換セットをシールする方法の推奨実施例において、閉鎖体の径方向部は、管状カラー部が容器の頸部内にクリンプされて、エラストマーストッパーの平らなリム部を穿孔するように望遠鏡筒状に移動するために閉鎖体の第2管状部内に望遠鏡筒状に支持される時に、エラストマーストッパーの径方向の平らなリム部に対して同時に圧縮され、瓶または他の医薬用容器と転換セットの管状転換部との間に流体連通を形成する。また、管状転換部材は、注射器のような第2容器のねじの切られたリュウル接続部を受けるためのリュウルねじ接続部を有している。
【0012】
上述したように、本発明のプラスチック閉鎖体によって容器をシールする方法は、プラスチック閉鎖体と瓶または他の医薬用容器との間にシールを設けて維持し、容器に閉鎖体を恒久的に固着するように、必要な物理的特性を有する閉鎖体のためのポリマーを用いている。推奨実施例において、プラスチック閉鎖体は、比較的に丈夫で柔軟な展延可能な共重合体および比較的に強固な共重合体を含むポリマーアロイまたはメルトブレンドで形成される。最適な実施例において、複合ポリマーは、比較的に柔軟で展延可能な共重合体と比較的に強固なポリマーとのポリマーアロイである。好ましい強固なポリマーは、ポリアミドまたはポリカーボネ―トで、好適な比較的に柔軟な共重合体は、ポリエステルまたはポリオレフィンから選ぶことができる。合成ポリマーアロイまたは複合体は、5%および10%間の降伏点での延びと、1,900MPa以上の弾性率をもった100%以上の破断点での延びとを好適に有している。
【0013】
本発明の方法は、従って、アルミニウムのような展延可能な金属閉鎖体またはカラーと、容器のシールを確実にし、あるいはプラスチック閉鎖体を損傷するプラスチック被覆されたアルミニウムキャップまたはカラーの使用に関連した問題と危険を排除する。本発明の方法の最も好適な実施例において、プラスチック閉鎖体またはカラーは、説明したように、ポリマーアロイまたは複合体からプラスチック閉鎖体を射出成形することによって形成される。また、熱可塑性エラストマーは、閉鎖体のポリマーに一体的に接着される、閉鎖体の内面に被覆またはフィルムを形成するように閉鎖体を形成するポリマーを一緒に噴射することができる。ここで使用されるように、用語「複合体」と「アロイ」は、アロイまたはメルトブレンド、複合体および共重合体を包含するように広い意味で使用される。
【0014】
本発明のプラスチック閉鎖体またはカラーで瓶または他の医薬用容器をシールする方法の他の利点と価値ある特徴は、推奨実施例の以下の説明と、添付の請求の範囲と、図面と、以下の詳細な説明とから、より十分に理解されよう。
【0015】
(推奨実施例の詳細な説明)
図1乃至図3は、本発明の瓶、ストッパーおよび閉鎖体組体20の一推奨実施例を示している。上述するように、本発明の方法は、種々の容器をシールするように使用でき、図1乃至図3に示される通常の瓶22のような医薬用容器をシールするために特に有効である。瓶は、開口端部24と、環状の径方向に延びるリム部26と、リム部に隣接する縮径された頸部28とを有する。図示されるように、瓶の頸部28は、リム部26および図4に示される容器部30と比較する時に、縮小された直径を有している。開口端部24に隣接した瓶の内面31は、大体円筒状をなしている。この形の医薬用瓶は、ガラスまたは殺菌可能なプラスチックで大体形成されている。瓶の開口端部24は、図1に示されるように、瓶の開口端部24に嵌められる管状本体部34と、瓶のリム部26に重ねられる平らなリム部36とを有するエラストマーストッパー32によって一般的には閉鎖されている。ストッパーは、合成または天然ゴムのような弾性エラストマー材料で普通形成される。平らなリム部36の中央部38は、例えば瓶から流体を引き出したり、あるいはまた、瓶の中の薬や薬剤やワクチンが、乾燥した、または粉末材料である場合に、瓶に対して溶剤または希釈剤を加えるか等のいずれかのために、皮下注射針によって孔を穿けることができる。エラストマーストッパーの管状本体部34は、緊密または強固な嵌合を設けるように、瓶の円筒状内面31の内径よりも僅かに大きな外径を有している。
【0016】
閉鎖体40の一推奨例が図1に示されていて、瓶22とストッパー32の組体に取り付けられており、図2に組立て前が示され、図3に組立て中が示されている。閉鎖体40のこの例では、瓶のリム部26とストッパーの平らなリム部36とを取り囲む管状カラー部42を有している。瓶のリム部26の外面が円筒状である場合に、閉鎖体の管状カラー部42もまた、ほぼ円筒状となろう。図1に示され、かつ以下に説明されるように、管状カラー部42の自由端部44は、縮径された頸部28に向って、瓶のリム部26の隣接する面に対して内方に変形、すなわちクリンプされて、瓶にカラー40を恒久的に固着して、瓶をシールする。また、閉鎖体40の推奨例は、瓶とストッパーのリム部26、36に重なる一体的な径方向の基端部46を有している。径方向の基端部46は、閉鎖体の管状カラー部42と好適に一体になっている。また、閉鎖体40のこの実施例は、ストッパーの中央部38と重なる、好適にはストッパーの中央部と同軸に整列した、中央開口48を有している。しかしながら、以下に述べるように、中央開口48は、本発明の或る利用においては省略できる。ここに用いられるように、用語、基端部と末端部は、説明の簡略化のためにだけ使用され、用語の基端部は、ストッパーのリム部36に最も近い部材や部材の部分を表わし、用語の末端部は、ストッパーのリム部からより離れた部材または部材の部分を表わしている。さらにまた、用語のキャップとカラーは、取り換えできるように、ここでは、時として使用される。しかしながら、用語のキャップは、容器開口に重なる径方向部分を有する閉鎖体を一般的に表わし、カラーは、転換セットのような部材を容器に固着するように使用される閉鎖体を表わすように、時に用いられる。
【0017】
この説明される実施例において、閉鎖体40は、浅いコップ形のキャップ50を有している。この説明される実施例において、キャップ50は、閉鎖体の管状部42の基端部を取り囲む管状部52と、一体的な中央の径方向の橋絡部54と、説明される実施例において中央橋絡部54と一体的になった複数個のU字形のタブとを有している。U字形タブ56は、閉鎖体の中央開口48を通って受けられ、キャップ50を閉鎖体40上に固持するように適切にスナップ止めされる。図2に示されるように、キャップ50は、瓶に閉鎖体が組込まれる前に、閉鎖体40に成る可く予め組込まれる。また、タブ56は、別の部材とすることができるし、あるいは、タブ56を含んだキャップ50の中央部を別の部材とすることができる。
【0018】
次いで、閉鎖体40は、図2に示されるように、瓶22に組込まれる。一般的な利用において、ストッパーの管状部34は、大体に瓶が充填された後に、瓶22の開口部24内に、先ず、挿入される。上述したように、本発明のプラスチックの閉鎖体40は、図示されるように、通常の医薬用瓶を含む種々な容器と一緒に使用できる。従って、一般的な利用において、瓶22は、先ず、医薬、ワクチンまたは薬剤が詰められよう。そして、閉鎖体40の管状部42は、図3に示され、かつ以下に記載されるように、ストッパーのリム部36と瓶のリム部26との上に受けられる。
【0019】
瓶22にカラーや閉鎖体40をクリンピングする方法が図3に示されている。閉鎖体の管状カラー部42の自由端部44は、傾斜した或いはテーパーが付けられた面60を有する、説明される実施例では截頭円錐形である、クリンピング工具58によって瓶にクリンプされる。クリンピング工具58は、矢印62により示されるように一方向に回転され、一実施例においては、閉鎖体40と瓶22の組体が、矢印64により示されるように、反対方向に同一速度で回転される。傾斜した截頭円錐面60は、矢印68により示されるように、閉鎖体の管状部42に対して駆動され、縮径された頸部28に対すると共に、頸部28に隣接したリム部26の丸くなった縁部66に対して、自由端部44を径方向の内方に変形する。閉鎖体の径方向の基端部46は、エラストマーストッパー32の平らな径方向のリム部36に対して同時に圧縮されるようになり、瓶の完全なシールを確実にするようになる。本発明の閉鎖体による医薬容器をシールする推奨される方法においては、管状部42は、冷間成形によって縮径頸部28にクリンプされる。すなわち、クリンピング工具58は、確かなポリマーによって必要とされるように、ポリマー閉鎖体を軟化または部分的に溶融するようには加熱されない。従って、以下に、記載するように、閉鎖体のための推奨されるポリマーは、上述したように、物理的特性に基づいて基本的に選ばれる。本発明の閉鎖体による医薬用容器をシールする方法の最も推奨される実施例においては、閉鎖体の管状部42が、異なった度合の傾斜またはピッチを有する複数個のクリンピング工具を用いて、瓶の縮径された頸部28に徐々に或いは増大的に変形されるか、あるいはまた、図7乃至図9と図10乃至図13とに就いてそれぞれ以下に説明されるように、ピッチの緩やかな変化を有するクリンプ工具に対してリム部が変形される。
【0020】
瓶が使用のために用意される時に、キャップ50は、閉鎖体40から上方に離れるようにキャップ50の一側を押すことによって簡単に除去でき、閉鎖体40からキャップ50を除去して、閉鎖体の中央開口48とストッパーの中央部38とが露出される。ストッパーの中央部38は、従って、例えば瓶の容器部30に接近するために、通常の皮下注射針によって孔を穿けることができる。弾性を持たせるように、ポリエチレンまたはポリプロピレンのような材料のキャップ50が選ばれる場合に、タブ56は指の力で曲げられて、閉鎖体50の容易な除去を可能にする。代わりに、キャップの材料が比較的に強固である場合には、少なくとも幾つかのタブ56が壊されて、キャップの除去がまた可能になる。上記したように、閉鎖体の径方向部46は、カラー部の自由端部44の径方向の変形の際に、エラストマーストッパーの弾性リム部32に対して好適に圧縮され、取り付けに続く瓶の確かなシールを確実にする。タブ56は、次いで、図1に示されるように、ストッパーの径方向のリム部32の方に圧縮される。
【0021】
プラスチック閉鎖体のための選ばれたポリマーと、本発明の方法は、その必要とされる物理的特性によって最適に説明できる。ポリマーは、径方向の変形またはクリンピングを許すように十分に柔軟であるが、変形に次続してその形状を維持するようにまだ十分に強固でなければならない。また、ポリマーは、プラスチックカラー部と径方向の変形に次続する容器との間にシールを維持するようにクリープに対して十分に耐えられなければならない。降伏点で5%および10%間の延びと、破断点で100%以上の延びとを有する、1900MPa以上の大きな弾性率と組み合わせられたポリマーが、優れた性能を有することが知られている。本発明のプラスチック閉鎖体が、医薬、ワクチンまたは薬剤を収納する瓶をシールするために使用される場合に、ポリマーは、また殺菌可能であり、後述される瓶転換セットのプラスチック閉鎖体のような適用において、ポリマーは比較的に透き通っていて、変形またはクリンピングの応力下で、その透明さを維持している。確かなポリマーアロイ、またはメルトブレンドまたはアロイを含む複合ポリマー、および異なった柔軟性と強度のポリマーを有する共重合体が多くの使用において好適であることが知られている。すなわち、本発明の方法に用いられるプラスチック閉鎖体は、ポリマーアロイ、複合ポリマー、または比較的に強固なポリマーを含む共重合体、および丈夫で比較的に軟らかで柔軟な共重合体によって好適に作られる。最も良好なポリマーは、ポリマーアロイ、この適用において所要されるクリープに対する強度と抵抗をもたらす強固なポリマーとしてのポリアミドまたはポリカーボネートを含むメルトブレンドである。比較的に軟らかで柔軟な共重合体は、ポリエステルとポリオレフィンを含む種々なポリマーから選択できるが、ポリカーボネートまたはポリアミドおよびポリエステルを含むポリマーアロイが、この適用において特に適していることが知られている。
【0022】
理解されるように、種々なポリマーメルトブレンド、アロイ、複合および共重合体が、急速に増大する基本において発展され、従って、本発明のプラスチックカラーが特別なポリマーに限定されずに、以下に記載される所要される物理的特性を有するポリマーが提供される。本発明のプラスチック閉鎖体に適しているポリマーには、「EASTAR」(登録商標)MBポリマーが含まれており、メルトブレンドやアロイポリマーおよび「EASTAR」(登録商標)熱可塑性ポリマーがあり、登録商標名“DA003、DN003”および“DN004”で、スイス、ツーグのイーストマン・ケミカル・コンパニィー・オブ・キングスポート、テネシー・アンド・イーストマン・ケミカル・アクチエン・ゲゼルシャフトによって市販されているニートポリマーである。ここで用いられるように、用語「メルトブレンド」と「アロイ」は、ポリカーボネートまたはポリアミドおよびポリエステルを含む上記したイーストマン・ケミカル・コンパニィーの「EASTAR」(登録商標)のような異なった物理的特性または特徴の2種以上のポリマーを有するポリマー組成を表わしている。また、本発明のプラスチックカラーにおいて選ばれるポリマーは、複合体として一層正確に記載される充填剤および他の成分を含むことができるが、ベースポリマーはまだポリマーメルトブレンドまたはアロイとされる。ここで使用されるように、用語「アロイ」は、広い意味で、アロイまたはメルトブレンド、複合物および共重合体を含むように用いられる。理解されるように、原料の製造または供給は、顧客の仕様に基づいてポリマーを正常に混合する。ポリマーは、ポリマーメルトブレンド、アロイまたは複合物を形成するように一緒に射出できるし、あるいはまた他の適宜な手段によって作ることができる。しかしながら、説明した物理的特性を有する他のポリマーが、本発明のプラスチックカラーまたはキャップに使用できることが予測できる。一定の適用において、図2に示されるカラーの少なくとも内面43を、熱可塑性エラストマーで被覆するように望むことができるし、或いはまた、カラー全体に熱可塑性エラストマーの薄い層を施すようにできる。熱可塑性エラストマー被覆は、フィルムとして施したり、或いはまたカラー40を形成するポリマーと一緒に射出によって適用できる。閉鎖体40とキャップ50は、射出成形によって形成できる。
【0023】
図4は、瓶と転換セット組体の一実施例を示しており、転換セットのカラー部が本発明の方法によって瓶に固着されている。図4の転換セット102は、管状カラー部104と、一体的な径方向部106と、径方向部106と一体的になっていて図示されるように管状カラー部104と同軸に整列した第2管状部108とを有している。また、転換セット102の推奨実施例は、説明する実施例において、径方向の橋絡部112によって第2管状部108と一体的になった管状転換部材110を有している。さらに、転換セットは、管状転換部材110内に望遠鏡筒状に収納された穿孔部材114を有しており、後述するように、瓶22と管状転換部材110との間に連通を設ける穿孔端部116と長手方向溝118を有している。穿孔部材114は、管状転換部材110の内面122から延びる径方向リム120と、穿孔部材の拡大端部126の環状溝124とによって、管状転換部材110内に放出自在に保持されている。開口末端部130に隣接した管状転換部材の内面128は、さらに後に説明するように、管状転換部材110内の穿孔部材114の組み立てを助けるように僅かにテーパーを付けたり或いは円錐形状にすることができる。管状転換部材110の基端部は、穿孔部材によって設けられた連通部をシールするように比較的鋭角な環状縁部132を好適に有しており、外末端面は、後にさらに説明されるように、図示されていない注射器のような第2の容器をねじ着するようにリュウルねじ134を有している。説明される実施例において、また、径方向部106は、転換セットのための別のシールを設ける鋭角な縁部136のある環状突部を有しており、記載される実施例は、転換セットと瓶の相対的な回転を阻止する管状カラー部104と径方向部106とを橋絡する径方向に突出するリブ138を有している。
【0024】
また、図示のエラストマーストッパー140は、この分野では一般的である。エラストマーストッパーは、大略管状部142を有しており、瓶22の開口端部24に緊密に嵌合して受けられる。管状部142の外径は、上述したように瓶の開口端部24の内径よりも幾分大きい。さらに、ストッパーは、後に記載されるように、穿孔部材114の穿孔端部116によって孔が穿けられる薄肉部144と、瓶のリム部26に重なる平らなリム部146とを有している。図4に示されるように、第2管状部108と管状転換部材110とは、組み立てに続く瓶の開口端部24と同軸に整列しており、穿孔部材114が薄肉部144に対向してストッパー140のほぼ中央に配置されている。さらに、転換セット102の説明される実施例はキャップ148を有しており、このキャップ148は、第2管状部108の開口端部と橋絡する中央部150と、フィンガータブ152と、円弧状部154と、図示されるように158において第2管状部108に接着できる中間部156とを有している。説明される実施例において、第2管状部108の末端部は、径方向のフランジ160を有しており、径方向のフランジ160に接着できるキャップの中央部148を受ける。図3に就いては、上述し、かつ、図7乃至図11に就いては、以下に説明するように、自由端部162に隣接する管状カラー部104は、縮径された頸部28に向って径方向内方に、かつ径方向リム部26の隣接面に対向して変形され、図4に示されるように、管状カラー部104と転換セット102とを瓶に対して恒久的に保持する。
【0025】
転換セット102と瓶組体の組み立てと使用は、いま、以下のように広く説明できる。先ず、穿孔部材114が管状転換部材110内に組み立てられて、そこで、連結リム120と溝124が、図示される位置に管状転換部材を釈放可能に保持する。キャップ148は、説明されるように接着剤接合によって第2管状部108に予め組み込むことができるが、組み立て後に、瓶の転換セットに成るべく加えられる。次いで、転換セットが、瓶のリム部26に管状カラー部104を望遠鏡筒状に受けることによって瓶に組み込まれ、そこで、自由端部162a(鎖線で示される)が、図示されるように縮径頸部28の周りに受けられる。そして、管状カラー部の自由端部162が、上記に説明したように、あるいは図7乃至11に就いて後述するように、縮径頸部28の方に変形される。
【0026】
上述したように、瓶22は、例えば医薬、薬剤またはワクチンのような乾燥された、あるいは粉末の物質を入れることができるし、そして、乾燥物質は、希釈剤または溶剤の添加によって、患者に投与するために液体の状態に再組成することができる。この適用において、キャップ148は、プルタブ152を引張ることによって取り除かれて、先ず、接着部158が壊され、そして、径方向のフランジ部上の中央部150の接着部が管状転換部材110と穿孔部材114とを露出する。乾燥物質が、注射器からの液体と再組成される場合に、例えば注射器の円筒部(図示しない)は、穿孔部材114に対して注射器の先端部を駆動するリュウアコネクタねじ130にねじ着される。次いで、穿孔部材がエラストマーストッパーの薄肉部144を通って駆動されて、注射器と瓶22との間に流体連通が形成される。瓶が、説明したように粉末物質を収納している場合に、注射器からの流体が、穿孔部材の長手方向溝118を通って瓶の中に押し出されて、粉末物質が、この分野で良く知られるように、注射器によって再組成されて引き出される。
【0027】
図5と図6は、以下に説明されるように改良されたキャップ248を有する転換セット202の別の実施例を示している。同様に、転換セット202は、図4に就いて上述した転換セット102と同一にでき、転換セットの構成部材と瓶22とエラストマーストッパー140とが、図5に符号200台で番号付けられた部材を除いて、同一順序で番号が付けられている。従って、これらの部材の説明は、以下に記載されるものを除いて省略される。
【0028】
図5と図6に示されるキャップ248の実施例において、中央部250は、図5に示されるように、第2管状部208の開口末端部を橋絡している。さらに、キャップは一体的な外管状部252と、同心の内管状部254とを有しており、記載される実施例において、これら内外管状部は、図5に示されるように円筒形状の管状部208の末端部を受けるように円筒状になっている。外管状部252は、図7に明示されるように、複数個の壊れ易い部分256によって中央部250に一体的に接合されている。一体的なリム258が、第2管状部208の外面に、末端部に隣接して、かつ壊れ易い部分256に対向して設けられており、以下に説明されるように壊れ易い部分256の破壊を容易にする径方向リブ258を有している。説明される実施例において、内管状部254の内面は複数個の環状リブ260を有しており、これら環状リブ260は第2管状部208の内面に対してシールしている。さらに、中央部250は、いま説明するように、キャップを取り外すように、中央部の掴みを許す径方向リブ262を有している。転換セット202が、図7乃至図11に就いて以下に記載されるように瓶22に組み込まれる時に、キャップは、壊れ易い部分256を壊して、キャップの取り外しを可能にするように、転換セットから離れたフランジ262を押すことによって取り外される。キャップは、ポリエチレンおよびポリプロピレンまたは比較的に硬いポリマー材料を含む適宜なプラスチックから作ることができる。
【0029】
図7乃至図13は、カラーまたは閉鎖体を通常の瓶にクリンピングする別の方法を示しており、図示の転換セットの実施例が図5と図6に示されるようになっており、カラーが、冷間成形によって瓶の頸部に徐々に、あるいは増大的に変形される。図7乃至図9に示されるクリンピング装置と方法の実施例は、毎分約200個までの瓶または他の容器をシールするように使用できる。図10と図11に記載されるクリンピング装置と方法は、沢山の量の適用に使用でき、処理量が毎分600個ほどと多くできる。
【0030】
図7乃至図9に記載されるクリンピングまたはキャッピング装置の実施例において、クリンピング装置300は複数個のクリンピング工具を有しており、これらクリンピング工具の傾斜面が、以下に説明されるように、管状カラー部の自由端部162を増大的に変形する異なった角度のピッチを有している。図7に示されるクリンピング装置300の実施例は、4つの回転可能なクリンピング工具302〜308を有しており、各クリンピング工具は軸310〜316をそれぞれ有すると共に、クリンピング工具326〜332のローラー部分にそれぞれ傾斜面またはテーパー面318〜324をそれぞれ有している。傾斜面318〜324の傾斜のピッチまたは角度は、クリンピング装置のステーションにおける瓶処理として順次減少している。すなわち、第2ステーションのクリンピング工具304の傾斜面320のピッチは、第1ステーションのクリンピング工具302の傾斜面318のピッチよりも小さい等々である。
【0031】
図8は、クリンピング装置300の第1ステーションを示している。瓶と転換セット組体は、支持部材334の上に支持されており、この支持部材は、上述したように、クリンピングの間は、エラストマーストッパー140のリム部146に対して径方向部206を圧縮するように好適に弾性変位されている。記載される実施例において、瓶22は、支持部材334の上に支持されており、この支持部材は、ピストン340によってベース部336の上に支持され、ばね338のような適宜な弾性部材によってばね変位されている。第2管状部308の上端部は、回転可能な軸344に固着されたコップ形の支持部材342によって支持されている。また、コップ形の支持部材342は、矢印346により示されるように、下方にばね変位させるようにできる。そこで、組体は、ローラー部326を有する回転可能な軸310を含む第1ステーションの回転可能なクリンピング工具302に対して回転される。上述したように、ローラー部326は、傾斜面またはテーパー面318を有しており、この傾斜面またはテーパー面318は、管状カラー部204の自由端部262を瓶22の縮径頸部28に向って径方向内方に変形する。クリンピング工具302と瓶および転換セット組体の相対的な回転は矢印348と350とによって示され、クリンピング工具と瓶および転換セット組体が反対方向に回転される。しかしながら、理解されるように、1つのクリンピング工具と瓶および転換セット組体は、駆動部材とすることができ、他を従動部材として、駆動部材が回転されるだけであり、他の部材はそれに従うようになる。ベース部336は、図7に示されるように、記載される実施例においてはターンテーブル352に支持され、瓶および転換セット組体がステーションからステーションへと動かされる。第1ステーションにおいて、図8に示されるように、傾斜面318は相対スティープ角度を有しており、図8の右側に図示されるように管状カラー部204の自由端部262を縮径頸部28の方に部分的にだけ変形する。上に記載するように、各ステーションにおけるクリンピング工具の傾斜面は減少しており、最終ステーションにおけるクリンピング工具が、管状カラー部204の自由端部262を、図9に示されるように、縮径頸部内に、かつ縮径頸部に対して、さらに瓶のリム部26の隣接面に対して、変形する。従って、クリンピング装置300は、上述してように本発明の方法を実施する。
【0032】
図10乃至図13は、別のクリンピング装置400を示しており、クリンピング工具は、適宜な支持部404に支持された円形レール402を有している。レール402は、入口408から出口410にピッチが徐々に変化する傾斜面406を有している。すなわち、管状カラー部204は、入口408においてテーパー面406に対して駆動され、テーパー面のピッチは出口410の方にレールに沿って連続的に減少しており、管状カラー部の自由端部406が図11に示されるように変形される。瓶および転換セット組体は、管状カラー部が矢印412、414によって示されるようにレールに対して回転される時に、連続的に回転される。矢印11−11方向に見た部分断面図である図11は、入口408に隣接した管状カラー部204の初期変形を示しており、面取りした、または截頭円錐形状の面406の傾斜角度が、約40°〜50°またはそれ以上に相対的に傾斜している。矢印12−12方向に見た部分断面図である図12は、管状カラー部の冷間変形の中間におけるレール404の面取りされた面406の傾斜角度を示しており、ここでは、傾斜角度が40°以下である。最終的に、図13は、出口410に隣接した面取りされた面406の傾斜角度を示しており、ここでは、傾斜角度は30°以下で、管状カラー部204の自由端部を瓶の縮径頸部28の方にリム部26に対して十分に変形する。従って、リム部は、緩やかな連続処理において面取りされた、または截頭円錐形状の面406の連続的に減少する角度によって徐々に変形される。また、図13は、エラストマー閉鎖体の平坦部146に対するカラー部の径方向部206の圧縮と、本発明の方法の推奨実施例である図8に就いて上述するように、カラー部204の冷間成形の際の瓶のリム部26に対する閉鎖体の同時的な圧縮とを示している。
【0033】
従って、上記に説明し、かつ図8と図9および図10乃至図13にそれぞれ示されるように、プラスチック閉鎖体の自由端部を瓶または他の医薬用容器の縮径頸部に対して冷間成形する2つの推奨実施例において、自由端部が頸部に対して径方向に徐々に、または増大的に変形されて恒久的な変形を確実にし、漏洩の原因となるクリープを低減し、透明なプラスチック閉鎖体の割れや変色のような、閉鎖体に対する損傷を減少する。従って、本発明の方法は、展延可能な金属閉鎖体またはカラーの欠陥を排除して、瓶の完全なシールを確実にする、プラスチック閉鎖体またはカラーをクリンピングまたは冷間成形する簡単で比較的に安価な方法を提供するものである。また、閉鎖体またはカラーの管状カラー部は、ジョーを有するクリンピング装置(図示しない)によって管状カラー部の自由端部を瓶または他の容器の縮径頸部内の方に変形することができ、管状カラー部の自由端部を頸部内にジョーが変形するものであり、カラー部に対する損傷を避けるように、変形が緩やかに一回で行われるようになる。
【0034】
これら実施例の各々におけるカラー部の自由端部の変形は、上述したようにカラーまたは閉鎖体のために選択されるポリマーに起因する冷間成形処理である。すなわち、選択されたポリマーは、ストレス割れまたは破砕を形成すること無く径方向の変形またはクリンピングを許すように、十分に展延可能でなければならない。さらに、ポリマーは、変形に次続してその形状を保持するように十分に強固でなければならない。最後に、また、ポリマーは、容器内に貯蔵された材料の漏洩または汚染を防止するように、プラスチック閉鎖体またはカラーと、径方向の変形に続いての容器との間にシールを維持するようにクリープに対して十分に抵抗しなければならない。本発明の方法の1つの重要な利点は、瓶および組体内の材料の汚染を防止する無菌の環境においてクリンピング方法が実行できることである。上述するように、本発明の他の重要な利点は、改良されたポリマー閉鎖体が、アルミニウムのような展延可能な金属閉鎖体によって、関連した可能な汚染と危険とを排除することである。理解されるように、本発明のポリマー閉鎖体によって瓶または他の容器をシールする記述した方法に対する種々な変形が、添付の特許請求範囲の範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の方法によってシールされた関係の通常の瓶に固着されたプラスチック閉鎖体の側断面図である。
【図2】
瓶に閉鎖体を組込む方法を示す図1に示される組体の部材の分解した側断面図である。
【図3】
瓶に閉鎖体をクリンピングする方法の一実施例を示す図1および図2に示される組体の部分断面側面図である。
【図4】
本発明の方法によって形成された瓶および転換セット組体の一実施例の側断面図である。
【図5】
本発明の方法によって形成された転換セットおよび瓶組体の別の実施例の側断面図である。
【図6】
図5に示される転換セット組体の頂部部分斜視図である。
【図7】
図5および図6に示される転換セットをクリンピングする1つの方法を示す頂部平面図である。
【図8】
図8の矢印8−8方向に見た部分断面側面図である。
【図9】
図7の矢印9−9方向に見た拡大側面部分断面図である。
【図10】
図5および図6に示される瓶に転換セットをシールする本発明の別の方法を示す頂部平面図である。
【図11】
図10の矢印11−11方向に見た側断面部分図である。
【図12】
図10の矢印12−12方向に見た側断面部分図である。
【図13】
図10の矢印13−13方向に見た側断面部分図である。

Claims (23)

  1. 開口端部と、該開口端部を取り囲む径方向のリム部と、該リム部に隣接する縮径頸部と、該頸部に隣接する包囲された容器部とを有する容器をプラスチック閉鎖体でシールする方法において、
    径方向の変形を許すように十分に展延可能であるが変形に次続してその形状を保持するように十分にまだ強固であり、かつ容器とプラスチック閉鎖体との間に径方向の変形に続いてシールを維持するようにクリープに対して十分に抵抗し、前記容器の前記リム部および一体的な径方向のリム部の外径とほぼ等しいか僅かに大きな内径を有するほぼ円筒形の管状カラー部を有するポリマーのプラスチック閉鎖体を形成し、
    前記容器の前記リム部と重なる前記プラスチック閉鎖体の前記径方向のリム部と、前記容器の前記縮径頸部を取り囲む自由端部を有する前記容器の前記リム部を取り囲む前記ほぼ円筒形の管状カラー部とに対して、前記容器の前記リム部上に前記プラスチック閉鎖体の前記ほぼ円筒形の管状カラー部を望遠鏡筒状に配置し、
    前記プラスチック閉鎖体を前記容器上に恒久的に保持するように変形に続いて前記容器の前記径方向のリム部の下に前記プラスチック閉鎖体の前記自由端部がその形状を保持して前記容器の開口端部をシールする、前記リム部の下の前記容器の前記縮径頸部に対して前記プラスチック閉鎖体の前記ほぼ円筒形の管状カラー部の前記自由端部を径方向に変形する、
    ことを特徴とする、プラスチック閉鎖体で容器をシールする方法。
  2. 前記容器の前記径方向のリム部に重合する径方向部を有する前記容器の開口端部にエラストマーストッパーを有する前記容器において、前記エラストマーストッパーに対して前記プラスチック閉鎖体をシールするように、前記エラストマーストッパーの前記径方向部に対して前記プラスチック閉鎖体の前記一体的な径方向のリム部を圧縮し、前記閉鎖体の管状カラー部の前記自由端部を前記容器の前記縮頸部にほぼ同時に径方向に変形する、ことを特徴とする請求項1記載のプラスチック閉鎖体で容器をシールする方法。
  3. 傾斜面を有する前記クリンピング工具を使用して、前記プラスチック閉鎖体の前記管状部の前記自由端部を、前記容器の前記縮径頸部内に変形してプラスチック閉鎖体で容器をシールする方法において、前記クリンピング工具および前記容器を、その上に組み込まれた前記プラスチック閉鎖体と一緒に相対的に回転し、前記自由端部を徐々に前記縮径頸部内に前記容器の前記リム部に対向して同時に冷間成形し、前記自由端部を前記縮径部内に前記容器の前記リム部に対向して恒久的に変形する、ことを特徴とする請求項1記載のプラスチック閉鎖体で容器をシールする方法。
  4. 前記クリンピング工具の前記傾斜面が截頭円錐形である、プラスチック閉鎖体で容器をシールする方法において、前記容器を、その上に組み込まれた前記プラスチック閉鎖体と一緒に回転することを特徴とする請求項3記載のプラスチック閉鎖体で容器をシールする方法。
  5. 前記自由端部に隣接した前記プラスチック閉鎖体の前記管状部に対して、それぞれ低減する傾斜角度の傾斜面を有する複数個のクリンピング工具を連続的に駆動し、これによって前記閉鎖体を損傷することなく、前記プラスチック閉鎖体を前記縮径頸部内に徐々に変形することを特徴とする請求項3記載のプラスチック閉鎖体で容器をシールする方法。
  6. 前記クリンピング工具の前記傾斜面が固定で、徐々に低減する傾斜角度を有する、プラスチック閉鎖体で容器をシールする方法において、前記容器を、その上に組み込まれた前記プラスチック閉鎖体と一緒に回転すると共に、前記容器を、その上に組み込まれた前記プラスチック閉鎖体と一緒に駆動し、かつ前記容器およびプラスチック閉鎖体を前記徐々に低減する傾斜面に対して駆動することを特徴とする請求項3記載のプラスチック閉鎖体で容器をシールする方法。
  7. 前記徐々に低減する傾斜面が円弧状レールの内面上に配置された、プラスチック閉鎖体で容器をシールする方法において、前記レールの前記傾斜したテーパー付の面に対して、前記容器を、その上に組み込まれた前記プラスチック閉鎖体と一緒に同時に回転し、前記自由端部に隣接する前記閉鎖体の前記管状カラー部が前記傾斜面に対して変形され、前記管状部が前記レールの前記円弧状内側傾斜面に沿って転動して、前記管状カラー部の前記自由端部の円周部を、前記容器の縮径頸部内に、前記径方向リム部に対して徐々に冷間成形することを特徴とする請求項6記載のプラスチック閉鎖体で容器をシールする方法。
  8. 前記管状カラー部とほぼ同軸に整列した前記閉鎖体の前記径方向リム部から延びる一体的な第2管状部を前記閉鎖体が有する、プラスチック閉鎖体で容器をシールする方法において、前記第2管状部内に釈放可能に保持されて前記管状部に対して可動可能である前記第2管状部内に、穿孔部材を組み込み、前記容器の前記開口端部と望遠鏡筒状に同軸に整列された前記穿孔部材と一緒に、前記容器の前記リム部上に前記閉鎖体の前記管状カラー部を望遠鏡筒状に配置し、次いで、前記閉鎖体の前記ほぼ円筒状の管状カラー部の前記自由端部を径方向に変形することを特徴とする請求項2記載のプラスチック閉鎖体で容器をシールする方法。
  9. 前記第2管状部が開口端部を有するプラスチック閉鎖体で容器をシールする方法において、前記容器の前記頸部内に、前記容器の前記ほぼ円筒状の管状カラー部の前記自由端部を径方向に変形することに次続してキャップと一緒に前記第2管状部の自由端部をシールすることを特徴とする請求項8記載のプラスチック閉鎖体で容器をシールする方法。
  10. 比較的に展延可能なポリマーおよび比較的強固なポリマーを有するポリマーアロイから、前記プラスチック閉鎖体を射出成形することを特徴とする請求項1記載のプラスチック閉鎖体で容器をシールする方法。
  11. 開口端部と、該開口端部を取り囲む径方向リム部と、該径方向リム部に隣接する縮径頸部とを有する瓶をポリマー閉鎖体でシールする方法において、
    径方向変形を許すように十分に展延可能であり、かつ径方向変形に次続してその形状を保持するようにまだ十分に強固であって、ポリマー閉鎖体と、径方向の変形に次続した瓶との間にシールを維持するようにクリープに対して十分に抵抗するポリマーから、前記瓶の前記リム部の外径より僅かに大きい内径を有するほぼ円筒状の管状カラー部と一体的な径方向のリム部とを有するポリマー閉鎖体を射出成形し、
    前記瓶の前記リム部と重なる前記ポリマー閉鎖体の前記リム部と、前記リム部および前記瓶の前記縮径頸部とを取り囲む前記管状カラー部と一緒に、前記瓶の前記径方向のリム部上に、前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部を望遠鏡筒状に受け、
    前記瓶とクリーピング工具とを相対的に回転して、前記瓶の前記頸部と反対側の前記管状カラー部と向かい合う傾斜面を有するクリンピング工具によって、前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部を徐々に冷間成形し、
    前記クリーピング工具の前記傾斜面が、前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部を、径方向内方に前記縮径頸部内に、前記瓶の前記リム部の隣接面に対して徐々に冷間成形して、前記閉鎖体を前記瓶に恒久的に固着して前記開口端部をシールする、ことを特徴とするポリマー閉鎖体で瓶をシールする方法。
  12. 前記工具の前記傾斜面が截頭円錐形である、ポリマー閉鎖体で瓶をシールする方法において、前記クリンピング工具および前記瓶を相対的に回転し、前記管状カラー部の自由端部と隣接する前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部に対して、前記截頭円錐形面を相対的に回転することを特徴とする請求項11記載のポリマー閉鎖体で容器をシールする方法。
  13. 前記クリンピング工具に対して、瓶に組み込まれる前記管状カラー部と一緒に、前記瓶を回転し、前記クリンピング工具の前記傾斜面に対して前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部を駆動することを特徴とする請求項12記載のポリマー閉鎖体で瓶をシールする方法。
  14. 前記管状カラー部に対して複数個のクリンピング工具を連続的に駆動する、ポリマー閉鎖体で瓶をシールする方法において、前記クリンピング工具が、低減する傾斜角度の傾斜面をそれぞれ有し、それによって、前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部を、前記ポリマー閉鎖体を損傷すること無く、前記縮径頸部内に径方向内方に徐々に冷間成形することを特徴とする請求項12記載のポリマー閉鎖体で瓶をシールする方法。
  15. 前記クリンピング工具の前記傾斜面が、円弧状レールの内側面上に配置された、ポリマー閉鎖体で瓶をシールする方法において、前記傾斜面に対して前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部を駆動し、前記瓶の前記リム部に対して前記管状部の全周辺を変形する前記クリンピング工具の前記円弧状内側のテーパー付面に沿って転動する前記瓶および前記管状カラー部を同時に回転することを特徴とする請求項12記載のポリマー閉鎖体で瓶をシールする方法。
  16. 前記クリンピング工具の前記傾斜面が、徐々に低減する傾斜角度を有する、ポリマー閉鎖体で瓶をシールする方法において、徐々に低減する傾斜角度を有する前記傾斜面に対して前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部を駆動し、これによって、前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部を、前記縮径頸部内に径方向内方に徐々に冷間成形することを特徴とする請求項15記載のポリマー閉鎖体で瓶をシールする方法。
  17. 前記瓶の前記リム部に重合する径方向部を有する前記容器の開口端部内にエラストマーストッパーを前記瓶が有している、プラスチック閉鎖体で瓶をシールする方法において、前記ストッパーに対して前記ポリマー閉鎖体をシールするように、前記ストッパーの前記径方向部に対して前記ポリマー閉鎖体の前記一体的な径方向のリム部を圧縮し、前記閉鎖体の前記管状カラー部を前記瓶の前記縮頸部内にほぼ同時に径方向に変形することを特徴とする請求項11記載のプラスチック閉鎖体で瓶をシールする方法。
  18. 前記管状部とほぼ同軸に整列してから間隔を置いた前記径方向リム部から延びる一体的な第2管状部を前記ポリマー閉鎖体が有する、ポリマー閉鎖体で瓶をシールする方法において、前記第2管状部内に釈放可能に保持された前記第2管状部内に穿孔部材を組み込み、前記ストッパーを穿孔するように前記瓶の前記開口端部と同軸に整列され、かつ前記エラストマーストッパーに対して可動可能に配置された前記穿孔部材と一緒に前記瓶の前記リム部上に前記閉鎖体の前記管状カラー部を望遠鏡筒状に配置し、次いで、前記エラストマー閉鎖体の前記管状カラー部を径方向に変形することを特徴とする請求項17記載のポリマー閉鎖体で瓶をシールする方法
  19. ポリマーアロイから前記ポリマー閉鎖体を射出成形する、ポリマー閉鎖体で瓶をシールする方法において、ポリマーアロイが、比較的展延可能な柔軟なポリマーおよび比較的強固なポリマーを有することを特徴とする請求項11記載のポリマー閉鎖体で瓶をシールする方法。
  20. ポリマーアロイを同時射出する、ポリマー閉鎖体で瓶をシールする方法において、ポリマーアロイが、ポリカーボネートおよび柔軟な展延可能な共重合体であることを特徴とする請求項19記載のポリマー閉鎖体を容器にシールする方法。
  21. 開口端部と、該開口端部を取り囲む径方向リム部および該リム部に隣接する縮径頸部とを有する容器を、前記容器の前記リム部と重合するリム部を有する前記容器の前記開口端部内に受けられるエラストマー隔壁を有するポリマー閉鎖体でシールする方法において、
    前記容器の前記リム部の外径より僅かに大きな内径を有するほぼ円形の管状カラー部と、径方向の変形を許すように十分に展延可能であるポリマーから一体的な径方向のリム部とを有するポリマー閉鎖体を形成し、変形に次続してその形状を保持するように十分にまだ強固であり、かつポリマー閉鎖体と、径方向の変形に次続する前記容器との間にシールを維持するようにクリープに対して十分に抵抗し、
    前記エラストマーストッパーの前記リム部と重なる前記ポリマー閉鎖体の前記リム部と、前記リム部と前記容器の前記縮径頸部とを取り囲む前記管状カラー部と一緒に、前記容器の前記径方向のリム部と前記エラストマー隔壁の前記リム部の上に前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部を望遠鏡筒状に受け、
    前記エラストマー隔壁の前記リム部に対して前記ポリマー閉鎖体の前記リム部を同時に圧縮し、前記容器の前記頸部に対向する、低減する傾斜角度を有するクリンピング工具の傾斜面に対して前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部を徐々に冷間成形して、前記クリンピング工具の前記傾斜面に対して前記瓶を相対的に回転して、前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部を、前記容器の前記縮径頸部内に径方向内方に徐々に冷間成形して、前記容器上に前記閉鎖体を恒久的に固着して前記容器の前記開口端部をシールする、
    ことを特徴とするポリマー閉鎖体で容器をシールする方法。
  22. 各々異なった低減する傾斜角度の傾斜面を有する複数個のクリンピング工具を、前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部に対して同時に駆動し、これによって、前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部を前記容器の前記縮径頸部内に徐々に冷間することを特徴とする請求項21記載のポリマー閉鎖体で容器をシールする方法。
  23. 徐々に減少する傾斜角度を有する固定のクリンピング工具に対して前記容器およびポリマー閉鎖体を駆動することによって、前記ポリマー閉鎖体の前記管状カラー部を徐々に冷間成形し、前記エラストマー隔壁の前記リム部に対して前記ポリマー閉鎖体の前記径方向のリム部の圧縮を維持する間に、前記容器およびポリマー閉鎖体を同時回転することを特徴とする請求項21記載のポリマー閉鎖体で容器をシールする方法。
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