JP2004521733A - 高出力オゾン処理装置 - Google Patents

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Abstract

第一導管および第一導管にオゾンを導入する通路を含んでいる水のオゾン処理装置が開示されている。上部、第一導管に接続された注入口、および排出口を有する第二導管が提供されている。第三導管は上部および第二導管の排出口に隣接して下向きに延びる縦型部分を含む。第三導管は第二導管の下方に排出口を持つ下部を含む。第二導管の排出口は、第三導管の上部から第三導管の排出口までの距離の1/3以下の地点に位置する。第二導管の排出口の上方で第三導管を第一導管に接続する通路が提供される。この通路は第二導管内の水流に比べて第三導管内の水流が少なくなるようなサイズで提供され、ガスの水への溶解を増加させるために第二導管の排出口から排出されたガスが第三導管の縦型部分を通って上昇するための手段を提供する。水および未溶解ガスの流れが第二導管の排出口から第三導管の排出口までの距離の少なくとも半分の地点に達するような十分な力で水を第二導管の排出口から推進させるポンプが提供されている。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は水をオゾン処理する装置および方法に関し、特に飲料水および製氷に関する。
【背景技術】
【0002】
オゾン処理によって水から有害物質を取り除くことができることは長年周知であった。しかしながら、水から大量の未反応オゾンを排出させることなく水の浄化のためにオゾンを水に溶解させようとする際の問題点があり、そのためオゾンを浪費し、人体に影響を及ぼす可能性を生じる。
【0003】
この目的のために、液体をガス、充填ベッド(packed bed)、気泡プレートあるいは篩塔、最後にガス気泡を液体に分散させる装置に分散する噴霧塔を含む4タイプのガス液体接触器が使用されてきた。
【0004】
数多くの装置が工業用に設計されてきたが、連続して水を浄化するのに比較的小型の装置が必要とされるような店内製氷器あるいは家庭用浄水器等に関する利用法にはあまり適していない。
【0005】
液体およびガスを含む処理のためのループ型反応装置の使用は、米国特許第3、562、349号(Pawloski)等に記述されている。この特許では、液体は装置上部のガス排出口を含む注入口および排出口を有する閉鎖ループ内をポンプによって循環する。
【0006】
米国特許第4、252、654号(Leitzke)は、特に水のオゾン処理に関する。この特許では、ループ内を循環する水は処理のために分離した経路に分岐される。水流全体の一部のみがループ内の1経路のみでオゾン処理される。充填カラムを使用して水の一部を上部から噴射させる。
【0007】
米国特許第3、945、918号(Kirk)は、水をループ内で循環させることによってオゾン処理する別装置を記述している。水とオゾンを混合させ、また水流に対するオゾンの逆流を形成するための乱流ゾーンが提供されている。
【0008】
本発明者による米国特許第5、174、905号は、従来技術と比較すると大幅に改良されたオゾン処理装置を開示している。しかしながら、このオゾン処理装置の効果はその中を流れる最大水量によって限られる。水量制限は複数の要因によることが判明している。要因の一つは、第一導管から第二導管に水を転流させるリストリクタの構造である。別要因は、水流が増加しすぎた場合に第二導管より排出される水が水に含まれるオゾン超過分と共に装置より排出されたことである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ゆえに、本発明の1目的は、従来技術による類似サイズの装置に比べて非常に大量の水流を処理できる改良型オゾン処理装置を提供することである。
【0010】
本発明の別目的は、装置からの超過オゾン排出をより良く制御できる改良型オゾン処理装置を提供することである。
【0011】
本発明のさらなる別目的は、従来技術の装置に比べてさらに滑らかな層流を提供する改良型オゾン処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的を達成するために、第一導管および第一導管にオゾンを導入する通路を含む水のオゾン処理装置が本発明の1特徴によって提供されている。第二導管は上部、第一導管に接続した注入口、および排出口を有する。第三導管は上部、および第二導管の排出口に隣接して下に延びる縦型部分を有する。第三導管は第二導管の排出口の下方に排出口を備えた下部を有する。第二導管の排出口上方で通路は、第三導管を第一導管に接続する。通路は第二導管内の水量より第三導管の水量を少なくするサイズで提供され、第二導管の排出口から排出されるオゾンに第三導管の縦型部分を通って上昇する手段を提供してオゾンの水への溶解を増加させる。ポンプは水および溶解オゾン流を第二導管の排出口から押し出す十分なパワーを持つ。そのため、その流れは未溶解オゾンが上へ移動する前に第二導管排出口から第三導管の排出口までの距離の少なくとも中間地点までは到達するが、第二導管の排出口から第三導管の排出口までの距離を超えることはない。
【0013】
装置は水を第一導管から第二導管へ転流させるためのリストリクタを含んでよい。第一導管は第二導管に接続した肘部を含んでいる。第一導管の肘部は内側半径を持つ曲線状内部を含む。リストリクタは第一導管の肘部の内部と整合する曲線状内部を持ち、内側半径に隣接する第一導管肘部の内部と共に滑らかな湾曲部を形成する。
【0014】
好適には、装置は第二導管の排出口付近からポンプまで延びる導管でループを形成する。ループの上部付近にガス排出口を提供することができる。本発明の好適な形態では、第二導管は第三導管の内側に位置する。
【0015】
本発明の別特徴によると、水のオゾン処理装置はオゾンを導入するための通路を有する第一導管を含む。第二導管は第一導管に接続した注入口、および排出口を有する。第三導管は、第一および第二導管の上方に上部を有する。第三導管は上部に隣接した横型部分、および上部から下へ延びる縦型部分を有する。
【0016】
第三導管を第一導管に接続する通路が提供される。通路は第二導管内の水流より第三導管内の水流を少なくするサイズで提供され、第二導管の排出口から排出されるオゾンに第三導管の縦型部分に沿って上昇する手段を提供してオゾンの水への溶解を増加させる。導管内で水を循環させるポンプ手段が提供されている。第三導管の上部のオゾン排出弁は、それに隣接するオゾン蓄積によって開く。たとえば、オゾン排出弁は浮揚物を有する浮揚機構を含むことができ、浮揚物が降下するとオゾン排出弁は開く。
【発明の効果】
【0017】
本発明は、従来技術に比較して大きな利点を提供する。第二導管の排出口を第三導管の排出口のかなり上方に配置することによって、循環速度は著しく増加する。これによって、オゾン処理能力は従来技術に比べて大幅に向上する。通常タイプの従来の装置で循環速度が増加していたら、未溶解オゾンは第三導管の排出口を通ってポンプに戻され、キャビテーション、およびそれに付随するポンプの機能不全が引き起こされただろう。第二導管の排出口の位置が従来技術よりも上方であるため、水および溶解オゾンの流れが下へ移動する際の十分なスペースが提供され、それによってオゾンは第三導管の排出口に到達する前に上へ浮上できる。
【0018】
浮揚物によって作動するオゾン排出弁の使用により、従来技術の装置のいくつかで発生し得る未溶解オゾンの装置上部における不適切な蓄積が避けられる。超過オゾンは活性炭あるいはそれに似た効用を持つ物質によって破壊され、自動的に排出される。
【0019】
上述のように、リストリクタは、好適には第一導管の肘部に整合する曲線状内部を有し、内側半径に隣接した第一導管肘部の内部と共に滑らかな湾曲部を形成する。この構造によってリストリクタは流れる層流をさらに滑らかにし、ゆえに循環能力は大幅に増加する。循環能力が増加することによって、オゾン処理能力は大幅に増加する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
図1は水のオゾン処理装置10を示している。装置は連続的ループ12形状であり、相互連結した複数の異なる導管によって成る。使用する素材にはオゾン抵抗性金属あるいはプラスチックが適切である。この好適実施例では、ループ12は第一縦側面14、第二縦側面16、横型下部18および横型上部20を有する。別方法として、下部および/あるいは上部はスロープ状でもよい。ループの下部には循環ポンプ22が提供され、導管23によって第一導管26の肘部24とフランジ28、30において接続されている。この例では、導管23はポンプ22の一部である。この例ではGrundfosUP−15−42SFポンプが使用されているが、オゾンによる腐食に抵抗性を持つ別ポンプで代用できる。第一導管26はフランジ30から側面14の上部の縮径部32まで延びる。肘部24の上方の第一導管下部は、上方の導管部分より小さい直径を持つパイプの全長で成るベンチュリ管34を含む。
【0021】
ベンチュリ管の上に位置するオゾン注入器36によって、オゾンはループ12内の水に注入される。この特定実施例では3/4インチMazzei584注入器が使用されているが、流速などの要因に応じて別タイプを代用できる。拡張接続部38はベンチュリ管をパイプ40に接続させ、パイプの上方は前述の通りベンチュリ管よりも大きい直径を有する。有孔プレート42は、拡張接続部38の上方のパイプ40内部を横切って延びる。プレート42は複数の開口部44を有する。
【0022】
パイプ40の上部に接続された肘部46は、ループ側面14をその上部20に接続する。縮径部32は肘部の上端部内に配置され、漏斗状の内部を有する。縮径部は肘部の内部にフィットしており、肘部をより小さな直径を持つ第二導管48に接続する。しかしながら、図2が示すように、縮径部32内には通路50が提供され、第三導管52の内部と連通している。この実施例では、通路50に隣接した類似の筒状通路が提供されている(図示せず)。導管52は導管48から隔てられ、それに沿って延びる。
【0023】
縮径部32は、肘部46の内側肩部47に隣接している。縮径部は内側半径において肘部の曲線状内面49と整合する曲線状内面33を有する。表面49と表面33との間に滑らかな連続的湾曲が提供される。それによって肘部46から導管48への液体の流れは従来技術より滑らかになり、装置を流れる最大水量を著しく増加させる。
【0024】
縮径部の小さい方の端部53から内側に向かって延びるソケット51が提供されている。導管48はソケット内部に肩部55でぴったりとフィットする。縮径部の表面33が導管48の内面57.1に整合するため、ここでもより滑らかな層流が提供される。
【0025】
導管52は、肘部内部の表面59と縮径部表面63との間の環状スペース61内にフィットする。導管52は縮径部の肩部65に隣接している。
【0026】
第二導管48はループの上部20を横切って、導管の縦型部分56に接続された肘部54まで延びる。第二導管は、縦型部分56の下部に開口端部58を有して第二導管の排出口を形成する。
【0027】
第三導管52は、図1のように第三導管の縦型部分62に接続され、第二導管の肘部54に沿って延びる肘部60を有する。縦型部分62は第二導管の排出口58の下方まで延びており、第三導管の下部を形成する縮径部64に接続されている。
【0028】
第二導管の排出口58は縮径部64の排出口67のかなり上方に位置している。この例では、排出口58は肘部60の下端部の上方に位置する。排出口58の位置は別実施例で変更可能である。しかしながら、通常は肘部54の排出口端部71と肘部60の下端部69との間で位置変更する。
【0029】
ループ12は内側13および外側15を有する。この実施例では、肘部54の排出口端部71は第三導管の肘部に対して、中心からループ内側13寄りに移動されている。両方の肘部54、60は、ループ内部に隣接する内部側面55、67を有する。これによって、肘部54の外部側面57と肘部60の外部側面75との間に気泡77で示すようにガスが通る広い通路73が形成される。そのため、この気泡の通行は第二導管48に妨げられない。
【0030】
ポンプ22は、排出口58から排出された水が矢印75のように第三導管の縦型部分62を下へ流されるような十分に高い出力を有する。未溶解のガス気泡を含む水流は縦型部分62内で循環する前に排出口67に近づくが、到達することはない。ゆえに、未溶解ガス気泡を含む水はループ内で再循環されないため、ポンプのキャビテーションが発生する可能性はない。その代わり、矢印75.1が示すように水が第三導管の縦型部分62を下方へ流れる際にガスはガスと水の混合物から分離し、気泡77で示すように未溶解ガスは縦方向に上昇できる。排出口58からの未溶解ガスを含んだ水流は、ポイント150まで下方へ推進される。このポイントの位置は、流速等に応じて別実施例で変更できる。しかしながら、それは縮径部64の排出口67にできるだけ近く、未溶解ガスが直接的に排出口の外まで推進されずに提供される必要がある。通常は、ポイント150は第二導管の排出口58から第三導管の一部を形成する縮径部64の排出口67までの距離の少なくとも中間地点に位置する。しかしながら、このポイントは第二導管の排出口から縮径部上の第三導管の排出口までの距離を超えた位置であってはならない。
【0031】
第三導管52内のループ上部20に開口部66が提供される。開口部66は、装置から排出されるガスの排出口として機能するオフガス制御装置68と連通している。この実施例では、開口部66は内側ネジ溝を有する。ねじ込みプラグ91は開口部内でフィットする。肘部93はプラグに接続される。また、肘部は開口部97を備えた導管95に接続される。この実施例では、開口部は0.024インチである。ソレノイド101によって制御される弁99は、導管に沿って配置される。ソレノイド弁は浮揚物103によって制御される。浮揚物は磁石107を含み、軸109上を縦方向にスライドできる。リードスイッチ111は磁石が隣接すると作動する。第三導管の開口部66に隣接した領域がガスで満たされると、浮揚物は降下してリードスイッチを作動させ、また通常は閉まっているソレノイド弁99を開いて蓄積したガスを流出させる。超過オゾンが排出されると、浮揚物は上昇し、弁は再び閉まる。
【0032】
縮径部64は、T型継ぎ手70の上部のT型継ぎ手第一注入口71に接続されている。未処理水用の導管74に接続されたT型継ぎ手の下部に第二注入口72が提供されている。この実施例で提供されている導管74は、圧力制御装置76および注入口ソレノイド78を有する。T型継ぎ手70の側面には未処理水用の排出口導管86に接続された排出口84が提供される。排出口82はポンプ22上のフランジ94に接続したフランジ92を有しており、それによりループは閉じる。
【0033】
図3ではいくつかの付加的構成要素を示している。この図では図1の開口部97に接続された活性炭を含むオゾン破壊装置150を示している。活性炭の代わりに別素材を使用できる。図はまた、導管154によってオゾン注入器36に接続されたオゾン発生器152も示している。導管は、装置の電源を切った時に水流がオゾン発生器に逆流することを防ぐソレノイド弁156を通って延びる。
全体に使用される素材は、オゾンによる腐食あるいは劣化に抵抗性を持たなければならない。P.V.C.、ABSプラスチックあるいは316ステンレス鋼は適切であるが、アルミニウム、真鍮、鋼鉄、ナイロン、ネオプレン、ポリ四フッ化エチレン、およびモネルは不適切である。
操作と方法
被処理水は作動中に典型的には矢印92が示すように水源から装置の導管74に導入される。未処理水は導管74を通り、T型継ぎ手70によってポンプ22の方へ流される。ポンプはまず水を矢印95のようにベンチュリ管34の方へ送水することで、水をループ12内で循環させる。オゾンは矢印96が示すようにオゾン注入器36を介してベンチュリ管34内の水に加えられる。ベンチュリ管の上方で、水とオゾンはオゾンを小さい泡に割って水に溶解させる役割を持つプレート42内の開口部44に通される。
【0034】
肘部46を過ぎると、ループは第二導管48および第三導管52で成る2つの分流に枝分かれする。縮径部32は肘部46からの水およびオゾン流の大部分を小さい方の導管48に流す。矢印100で示されるこの流れは、第三導管の縦型部分62を下へ流れていく。
【0035】
縮径部32内の通路50は、図2の矢印104で示すように水流を第三導管と第二導管との間にあるスペース内の第三導管52に通過させる。この水流は通路50を通過する水量単位のみで送られるため、導管48内の水に比べると低い線速度で第二導管の排出口58まで流れる。
【0036】
水が第二導管の排出口58から排出される時、通常は未溶解の気体オゾンをまだ含んでいる。水を引き続き浄化し、また安全面の理由から排出前の処理を必要とするオゾンの廃棄を避けるため、このオゾンをさらに水に溶解させることが望ましい。オゾンが排出口58から排出されると、その勢いによって未溶解ガス気泡を含む水流はポイント150まで流される。ガスは水よりもずっと軽量であるため、ポイント150に到達後に気泡77で示されるように第三導管52の縦型部分62に含まれる液柱を上昇する。第三導管内での水流に対するこのオゾンの逆流は、第三導管内の上向きの矢印108でさらに示されている。分子酸素を有する空気およびオゾンを含むガスは、上方へ移動する。未溶解ガスは最終的にループ上部に到達し、上述のように浮揚物103が降下すると開口部66を通って装置から流出する。ガスが第二導管の排出口58から上に向かって排出口66まで移動する際、さらなるオゾンが水に溶解する。
【0037】
第三導管内の水および第二導管の水は、矢印112で示すように下方へ移動して第二導管からの水流と合流し、矢印100が示すようにT型継ぎ手70に入る。続いて水の大部分あるいは全ては、ループ内を再循環させられる。しかしながら、矢印120が示している小量の水は、必要に応じて排出口導管86へ流される。これは、被処理水のみが供給されるようにシステム内の被処理水の量を制限する開口部を備えた弁(図示せず)によって制御される。ゆえに、大部分の水は導管87を通ってループ内を再循環させられ、浄化水の必要量に達するまで引き続き処理される。この実施例では、導管87はポンプ22の一部である。連続して水を浄化する必要がある場合には、矢印120が示すように導管86から小量の水のみが取り出される。ループ内に導入される未処理水の量は、ループの容量が満たされた後は導管86から流出する処理済みの水量と等しい。
【0038】
上記の詳述は例示のためのみであり、以下の「請求の範囲」によって制限される本発明の範囲から外れることなく修正が付加できることは当業者にとって明白であろう。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】図1は、本発明による水のオゾン処理装置を一部断面図で示した概略側面図である。
【図2】図2はリストリクタ、およびそれに隣接する第一、第二および第三導管の拡大部分断面図である。
【図3】図3は装置の側面図である。

Claims (11)

  1. 水をオゾン処理する装置であって、
    第一導管と、
    該第一導管にオゾンを導入させる通路と、
    前記第一導管に接続した注入口、および排出口を有する第二導管と、
    上部と、該上部に隣接した横型部分と、前記上部から下へ延びる縦型部分と、前記横型部分に接続した上端部および前記縦型部分に接続した下端部を持つ肘部とを有する第三導管であって、前記肘部の下方に排出口を有する下部を持ち、前記第三導管の前記上部と前記肘部の前記下端部との間に前記第二導管の前記排出口が位置している第三導管と、
    前記第三導管を前記第一導管に接続し、前記第二導管内の水流に比べて前記第三導管内の水流が少なくなるようなサイズで提供され、前記第二導管の前記排出口から排出されるオゾンが前記第三導管の前記縦型部分を通って上昇するための手段を提供して前記オゾンの水への溶解を増加させる通路と、
    水および未溶解ガスの流れを、前記未溶解ガスが上へ浮上する前に前記流れが前記第二導管の前記排出口から前記第三導管の前記排出口までの距離の少なくとも半分の地点に達するが、前記第二導管の前記排出口から前記第三導管の前記排出口までの距離を超えないように流す十分な推進力を有するポンプと、
    を含むことを特徴とする装置。
  2. 第二導管はその上部に隣接する横型部分および下へ延びる排出口端部を有する肘部を含み、前記第二導管の排出口は前記第二導管の前記肘部の前記排出口端部に隣接していることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 第三導管をポンプに接続する第四導管および前記ポンプを第一導管に接続する第五導管を含み、そのようにして導管が内側および外側を持つループを形成することを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 第二導管の肘部の排出口端部は、第三導管の肘部に対してループの内側の方へ移動されることを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 両方の肘部はループ内部に隣接した内部側面を有することを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 水を第一導管から第二導管へ流させるリストリクタを含み、前記第一導管は前記第二導管に接続した肘部を含み、前記第一導管の前期肘部は内側半径を持つ曲線状内部を持ち、前記リストリクタは前記第一導管の前記肘部の前記内部と整合する曲線状内部を有して前記内側半径に隣接する前記第一導管の前記肘部の前記内部と共に滑らかな湾曲部を形成することを特徴とする請求項1記載の装置。
  7. 第三導管の上部に隣接し、前記第三導管内の浮揚物によって制御される弁およびガスの蓄積による前記浮揚物の降下を検出し、前記浮揚物が降下した際に前記弁を開くために前記弁に動作可能なように接続されたセンサーを含むガス排出機構を含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  8. 水をオゾン処理する装置であって、
    第一導管と、
    該第一導管にオゾンを導入する通路と、
    前記第一導管に接続した注入口、および排出口を有する第二導管と、
    前記第一導管および前記第二導管の上方の上部、該上部に隣接した横型部分、前記上部から下へ延びる縦型部分および前記縦型部分内の排出口を含む第三導管と、
    前記第三導管を前記第一導管に接続し、前記第二導管内の水流に比べて前記第三導管内の水流が少なくなるようなサイズで提供され、前記第二導管の前記排出口から排出されるガスに前記第三導管の前記縦型部分を通って上昇する手段を提供して前記ガスの水への溶解を増加させる通路と、
    前記導管内で水を推進させる手段と、
    隣接するオゾン蓄積によって開く前記第三導管の前記上部のガス排出弁と、
    を含むことを特徴とする装置。
  9. オゾン排出弁は浮揚物を有する浮揚機構を含み、前記浮揚物が降下すると開くことを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. オゾン破壊装置はガス排出弁に接続されていることを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. オゾン破壊装置は活性炭を含んでいることを特徴する請求項10記載の装置。
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