JP2004516047A - 個人用口腔衛生組成物及び装置 - Google Patents

個人用口腔衛生組成物及び装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、自由流動形態の「練り歯磨き」組成物に基づく、略不浸透性の壁をそれぞれが有する複数のビードの形態の、付随的には子供にとって魅力的な、歯科衛生システムを提供する。各ポーション又はビードは、平均的な歯磨き手順に概ね十分な練り歯磨きを含む。混合又は単一の種類として販売するために、ビードの軟度、風味、色、形状又はサイズを変えることができる。このシステムには、1つ以上の内部キャビティ(一方が口腔衛生錠剤を保持し、他方が歯科衛生ビードを保持する)を有するよう変形された柄を有する歯ブラシが含まれる。好ましいビードの製造は、型の中での成形と、ビードの壁の選択的な乾燥とを含む。この新奇な練り歯磨きは、環境的な廃棄物の低減に実質的に貢献する(廃棄されるチューブがない)と共に、口腔及び特に歯科衛生のための単一ユニットの道具一式の製造及び流通を可能にする。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯用の口腔衛生装置及び流通システムに関し、詳細には、必要に応じて放出及び使用されるために、特別な構成の歯ブラシの柄又はディスペンサ内に収納されるよう構成された、外部が乾燥した自由流動形態の練り歯磨き(又は歯みがき剤)に関する。
【0002】
【従来の技術】
変形可能な容器で供給される通常の練り歯磨き(一般的に、研摩剤、塩、風味付け剤、サッカリン等の懸濁液)は、適度に便利であるが、(手荷物やハンドバックの中等で)漏れると始末に負えず、簡単な単位量で分配するのも困難である。(練り歯磨きをチューブに戻すことはできないという諺もある。)唯一の適切な容器は、筒型の変形可能な練り歯磨きチューブであるように見える。短い旅行で、小量の練り歯磨きが必要となり得る機会は多い。自宅外で歯磨きをする人々の多くにとって、歯磨き数回分の練り歯磨きを、便利に且つ信頼性をもって収納した歯ブラシは、有用であろう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
解決されるべき課題は、「便利な小型の口腔/歯科衛生装置の提供」と述べることができよう。具体的な課題としては、個人による「旅行用」又は生じ得る予測不可能な「社会的緊急事態」での使用と、(子供向けに)「製品の魅力を高める」こととが含まれる。社会的緊急事態は、これから所望の人物と会う、又は仕事の契約をするという時に、歯が汚れていて悪臭を発していることに気づいた場合に生じ得る。特許文献では、練り歯磨き配分装置が内臓された歯ブラシは非常に多く知られているが、市場に届いた(商品化に至った)ものはほとんどないようである。何年もの間、従来の練り歯磨きへのフッ化物、白色化剤、又は燐酸塩類等の添加剤以外には、新たな練り歯磨きの類は現れていない。商標データベース(商品分野)及び一般的なインターネットデータベースを検索しても、本明細書で説明するタイプの練り歯磨きの新たな形態に対するいかなる引用も見つからなかった。
【0004】
練り歯磨きチューブの必要性を低減することにより、埋立てごみの問題及び廃物処理が低減されるという環境的な長所もある。個人が各回に取り出す歯科衛生組成物の量を最適化する、代替のパッケージングプロセス及び適切な流通システムを開発できれば、廃棄物及び残留物が低減されるであろう。
【0005】
例えば髄膜炎や結核等の、社会的遭遇の際に口から感染する病気の蔓延が目立ってきており、この口腔衛生問題に対処する必要がある。
【0006】
解決されるべき別の課題は、子供が(自宅外にいる場合にも)定期的に歯を磨くのを促すことである。代替の、簡便且つ子供が親しみを感じる製剤形態は、小児歯科及び晩年の公衆衛生問題を最小限にすることに関して、かなりの支援になり得る。
【0007】
本発明の目的は、歯科衛生組成物に基づくと共にその供給用の最適な装置を有する、歯科衛生の流通用の改良されたシステムを提供すること、又は、少なくとも有用な選択肢を公に提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
第1の広い態様では、本発明は、口腔及び歯科衛生の実践を容易にするシステムを提供する。該システムは歯磨きに用いるための複数の単位ビード(別名カプセル、錠剤、かたまり等)の形態の歯科衛生組成物を提供し、各ビード内の歯科衛生組成物はペーストを含み、該ペーストは乾燥した外部を有する壁内に収容され、各ビードは該ビードが歯又は歯ブラシに対して押圧されることにより壊された際に内容物が漏れるのに十分に低い壁の強度を有し、システムは、ユーザがより簡便に歯科衛生を実践可能なように必要に応じてビードを収納及び配分する手段を更に含む。
【0009】
練り歯磨きの収納及び配分のより簡便な形態が提供されるように、各ビードは、歯磨きの1回の手順の供給に概ね十分な組成物を含むのが好ましい。
【0010】
各ビードの壁は、前記又は各カプセルの周囲の乾燥した環境からの、カプセルの湿った内部の分離を維持できるのが好ましい。
【0011】
各ビードの壁は、練り歯磨きの物質に作用する(局所的な加熱等の)局所的に適用される処理で作られるのが好ましい。
【0012】
局所的に適用される好ましい処理は、練り歯磨きの加熱、乾燥、押出し、粉付け、モールディング、つや出し、及びコーティング処理を含む。
【0013】
オプションとして、この処理は付加的な材料の混合物を含み、よって、前記又は各カプセルの壁は、任意に、前記又は各カプセルの周囲の乾燥した環境からカプセルの湿った内部を分離可能な更なる材料を含む。
【0014】
更に別に、各ビードの壁は、歯科衛生組成物のビードの外部を覆うようシール物質を施すことを含む処理によって作られる。
【0015】
各ビードの壁は、モールディング工程によって強制的に所望の形状に作られるのが好ましい。取り出された際に前記又は各ビードが特定の形状を有するように、所望の形状のキャビティを有する型に或る量の組成物を押し込むのがより好ましい。
【0016】
オプションとして、この方法は、壁形成剤又は壁形成補助剤で型の内面をコーティングする前工程を含む。
【0017】
或いは、各ビードは、スターチ又はゼラチンカプセル等の予め構成された容器に歯科衛生組成物を挿入することによって作られる。
【0018】
オプションとして、押出し成形工程の前に、カプセル壁の形成を補助可能な材料の粉末を用いて型の表面に粉が付けられる。
【0019】
別のオプションでは、取り出された際に前記又は各ビードが特定の形状を有すると共に皮が効果的に不透水性になるように、型が加熱され、ビードの外部が制御された時間キャビティの壁と接触することにより焼かれる。
【0020】
ビードは、使用前の長期の保管が可能であるのが好ましい。
【0021】
別の方法は、選択された成分からペーストを調製する工程と、ペーストを空間に押し出す工程と、押し出されたペーストを一定間隔で一連のビードとして切断する工程と、分離されたビードを制御された温度の高温ガスの流れに逆らって制御された時間落下させる工程と、ビードを集めて使用のために包装する工程と、を含む。
【0022】
熱風の流れは、前記ビードをサイズによって類別するのに十分な流量及び上向きの成分を有するのが好ましい(気流が標準的なビードサイズを概ね支えることができる場合には、得られる類別作用を用いて、サイズが小さすぎる又は大きすぎるビードを不合格にしてもよい)。
【0023】
或いは、長い垂直降下を含む散弾の製造のように、切断されたペーストが、熱気が満たされた軸を落下してもよい。
【0024】
別の関連の態様では、本発明は、歯科衛生組成物のビード、該ビードの配分手段、及びブラシ適用手段を含む、個人用途の歯科衛生用の道具一式を提供し、この道具一式は品物のセットとして又は個別に販売用に提供される。
【0025】
更に別の関連の態様では、本発明は、押し出されたペーストのビードを溶液に含浸して乾燥することによりゼラチンコーティング(等)が施される、練り歯磨きのビードの製造方法を提供する。
或いは、空気流の中にビードを浮遊させる等し、ビードに溶液を噴霧してもよい。
【0026】
更に別の関連の態様では、本発明は、例えばスターチの粉末にビードをくぐらせることによりスターチを施してもよい、練り歯磨きのビードの製造方法を提供する。
【0027】
更に別の関連の態様では、本発明は、許容可能な揮発性溶媒(水及びワックスとの混和性、又はワックス及び短時間乾燥された外部コーティングとの混和性を有する)が、撥水性バインダとして作用するワックス等をビードの外面へと運ぶキャリヤとなる、練り歯磨きのビードの製造方法を提供する。用いられるワックスは、ユーザの口の中で感知可能な残存物又は“皮”を形成するには十分ではないのが好ましい。(もしあれば)外皮は、通常の方法で洗い流すのに適し且つ安全な物質で作られる。
【0028】
子供が口腔及び歯科衛生用にビードを使用する傾向が高まるように、各ビードは、特に子供にアピールするための装飾的な形状であるのが好ましい。
また、子供が口腔及び歯科衛生用にビードを使用する傾向が高まるように、各ビードは、特に子供にアピールするよう着色されるのが好ましい。
更に、子供が口腔及び歯科衛生用にビードを使用する傾向が高まるように、各ビードは、特に子供にアピールするよう風味付けされるのが好ましい。
【0029】
オプションとして、カプセル/ビードは、任意にカプセルに封入される、ガスを発生する物質を含んでもよい。
【0030】
第2の広い態様では、本発明は、組成物及び組成物を歯に適用するためのブラシ適用手段を一緒にするように、複数の別個の品物をそれぞれが収納可能な少なくとも1つの再シール可能なキャビティを有する歯ブラシを含む、この節で先に説明した組成物のビードを収納及び配分する手段を提供する。
【0031】
関連の態様では、歯科衛生組成物以外の口腔衛生製品の収納に少なくとも1つのキャビティを使用できるよう、歯ブラシは2つの再シール可能なキャビティを有する。
【0032】
別の手段は、カプセル化ビード又はカプセルの収納及び配分用に構成された、自立構造のディスペンサを含む。
【0033】
別の手段は、カプセル化ビード又はカプセルの収納及び配分用に構成された、壁に取り付けられるディスペンサを含む。
【0034】
第3の広い態様では、本発明は、歯科衛生の流通用のシステムを提供する。ビード又はカプセルが歯科衛生の適用を促進するために用いられるように、このシステムでは、カプセル化されたビード又はカプセルの形態の、製造された歯科衛生組成物又は練り歯磨きが、販売時点から消費者によって取得され、使用前に、カプセル化ビード又はカプセルの収納及び分配用に構成されたディスペンサ内に収納され、時々、前記又は任意の消費者によって、練り歯磨きの個々のカプセル化ビード又はカプセルとして用いられる。
【0035】
関連の態様では、この歯科衛生の流通用のシステム(カプセル化ビード又はカプセルと、歯ブラシ等の適用手段とを含む)は、販売時点で、場所を問わずに家庭、オフィス、休日等に使用するための容易に携帯可能な形式の品物のセットとして、又は家庭等で用いるための分配システムとして提供される。
【0036】
【発明の実施の形態】
本明細書で与えられる本発明の説明は、純粋に例として述べるものであり、いかなる方法においても本発明の範囲を限定するものではない。
【0037】

本発明は歯科衛生製剤の一形態を提供し、チューブから得られる従来の練り歯磨きに概ね類似した組成物が、別の用語の例を幾つか挙げれば「カプセル」、「丸薬」、「錠剤」、「ビード」、「ペレット」及び「パケット」と呼ばれ得る、複数の個別のポーションに入って提供される。この発明の1つのポイントは簡便性である。各カプセル又はポーションは、平均的な歯磨き手順に対して概ね適量の練り歯磨きを保持できるような寸法であってもよい。カプセルは、ほとんどいかなる軟度、風味、色、形状又はサイズにも作ることができ、図1に幾つかの例が示されている。幼児用、より成長した子供用又は大人用に、様々なサイズ(容量)のカプセルを入手可能にしてもよい。選択肢の存在により、歯磨き頻度が高められることもあり得る(選択肢の提供は、親の要求に子供を従わせる際の周知の口実である)。カプセル及びそのディスペンサを、子供にとって遙かに魅力的なものにすることもできる。
【0038】
当業者にはわかるであろうが、本発明の範囲は、1回の使用に適した個別のポーションとして提供される場合の練り歯磨きの全形態に及ぶ。
【0039】
なお、この組成物は乾燥粒剤及び/又は自由流動形態であり、練り歯磨きチューブによって与えられる特別な収納はもはや必要ないので、個人が、例えば旅行の際に、幾つかのカプセルを大きな容器から小さな容器に移すことができる。(「小さな容器」は、例えば歯ブラシの柄の中であってもよい。)更なるポイントは、特に廃棄された練り歯磨きチューブによって生じる廃棄物処理問題がなくなることである。(ニュージーランドのような人口380万人の小さな国でも、1年当たり2400万〜3600万個のチューブが廃棄され得る。)
【0040】
例1(カプセルに封入された練り歯磨きのペレット)
構造
図1は、1つのビード又はカプセル100の断面を含んでおり、製造された壁101によって内部102が外部環境から隔てられている。この断面は、得られるビードが転がり易くならないよう押出しノズルに与えられた断面形状の結果である六角形の外形を示しており、角部103を有する。図1にはカプセルの他の外形も示されており、104は星型(子供の夜の歯磨き)、105は歯型(真面目な子供用)、106は小さなロボット型、107はゼリービーンズ型、108は苺型(緑色のキャップとピンク色/赤色の本体との2色の形態で作られてもよい)、109はラズベリー型(108とは内部の風味が異なる)、及び110はエコノミータイプの簡単な立方体である。
【0041】
カプセル壁は、例えば、(1)乾燥した練り歯磨き物質自体、(2)ゼラチン、(3)恐らくマジパンに似た軟度の、特別な材料を含む外皮がやや堅いペースト、(4)スターチ、又は(5)例えばろう状の含浸剤で作られてもよい。通常製造される練り歯磨きはかなり濃厚であり、チューブに詰め、次にチューブから押し出すためには、湿潤剤又は潤滑剤が必要である。
【0042】
各ビード内に保持される実際の練り歯磨きは、ゲル又はペーストの軟度であってもよい。ビードの壁は、保管中に内容物を完全に封入できるべきであり、口の中で固形残存物を残さずに溶解可能であるのが好ましい(が必須ではない)。第1の壁の選択肢としては、或る増粘剤が、特に、加熱及び乾燥された際に比較的安定した不浸透性材料に転換可能な特性を有する。ユーザの口の中に異物(殻及び外皮)が現れるのを回避するため、及び製造コスト及び工程の複雑さを最小限にするために、コーティングは避けるのが好ましい。しかし、ここでは幾分の考察を行う。
【0043】
1つの可能なコーティング材料は、歯に押し当てることにより、歯で噛み砕くことにより、又はブラシの毛に押し当てることにより破裂可能な、しっかりした外殻として形成可能なスターチ等である。練り歯磨きではスクロース及び他の糖型材料は避けるのが最良であるが、サッカリン又は他の人口甘味料の添加は有用であり得る。ビードを視覚的により興味を引くものにするために食用色素を用いてもよく、赤いゼリービーンズがラズベリー風味等であるのと同様に、任意の1つの色素を、或る風味の種類と関連づけてもよい。
【0044】
ビードのサイズは、1回の歯磨き手順に1つのビードで十分なように調整されるのが好ましく、オプションとして「半量」(子供が風味を混ぜられるように)でもよいが、結果の無駄を理由として、1回の全手順のための量を大きく超えないのが好ましい。
【0045】
ビードの形状は、提供対象の市場区分に適したものに変えることができる。例えば、子供は星、ロボット、花、テレビのキャラクター等の形状に引き付けられる。大人は、単純に、可能な限り最も小型の形状を欲するかもしれない。球面の部分を有する形状は、転がるのであまり望ましくなく、三角形又は六角形の断面が好ましいかもしれない。
【0046】
製造
1.加熱乾燥のみ施された外部
加熱乾燥された練り歯磨き物質のみで形成されたカプセルの製造は、以下のように進行してもよい。無機研磨剤、洗浄剤、当該技術分野で公知のペパーミント又は苺やラズベリーといった色に関連した風味等の風味付け剤等の、選択された通常の練り歯磨きの成分を含むペーストが、制御された形状のオリフィスを通して、空気が満たされた空間に押し出され、一定間隔で切断され、次に、所定時間、所定の温度で所定の乾き度の熱風の流れに逆らって落下させられてもよい。流れは、標準的なビードサイズを概ね支えるほど十分に強くてもよく、この場合には、空気流(一定の場合)の固有且つ都合の良い類別作用を用いて、サイズが小さすぎる又は大きすぎるビードを不合格にしてもよい。或いは、長い垂直降下を含む散弾の製造原理を用いて、切断されたペーストが、熱気が満たされた軸を落下してもよい。望ましい乾燥工程は、外皮又は外殼のみに効果を及ぼすべきである。内部は湿ったままであるのが好ましい。この工程で製造されたビードは、様々な形状を有する傾向がある。
【0047】
別の製造方法は、プラスチック類の形状の射出成形の工程と似ているかもしれない。この方法では、ペーストが、圧力下で、所望の形状のキャビティを有する型の中に押し出される。この場合には、得られるビードの形状に従った、風味付けの種類に対するより広い許容範囲がある。組み合わせて使用可能な以下の1つ以上の工程の結果、成形後に得られるビードは、或る形状に固定される。
(1)圧力のみの効果で、練り歯磨きを型の壁に対して押圧する。
(2)乾燥。キャビティが、外部から液体を排出する多孔質の壁を有し、外面がより迅速に乾燥した。
(3)熱。キャビティが加熱され、熱がカプセルの外面を焼き、外面がシール壁としての効果を有した。
(4)コーティング。キャビティを閉じて押出しを行う前に、キャビティに粉末を振りかけた。この粉末は、吸水性の粉末、シールされた表面を形成するよう反応可能な反応性の粉末(押出しの圧力で壊れる少なくとも1つのカプセルに封入された材料を含んでもよい)、又は、ワックス等の溶融可能な粉末であってもよい。
【0048】
特に、製品が湿度の高い領域に保管又は出荷される場合には、付加的なシールを用いてもよい。
【0049】
2.付加的なシール材料
乾燥の目的は、各ビードの外部に水分シールを施すことである。幾つかのケースでは、ゼラチンコーティング(等)を用いることによる補助的なシールは、押し出されたペーストのビードを溶液で含浸し、又は別様でビードをコーティングし(又は空気流の中にビードを浮遊させた状態でビードに溶液を噴霧し)、次に乾燥することを含んでもよい。熱帯又は湿った気候での使用が意図される練り歯磨きのビードについては、コーティングを施すのが好ましい。メチルセルロース、アカシア(アラビアゴム)、トラガカント等の材料が有用であろう。スターチ等の他の殻を類似の方法で施してもよい。蜜ろう、天然ワックス、又はより好ましくは小量のより融点が高いパラフィンワックスを用いてもよい。ビードの外面に撥水性バインダとして作用する十分なワックス(但し、ユーザの口の中で感知可能な「皮」を形成するには十分ではない)を施すために、ワックス等のキャリヤとして、許容可能な揮発性溶媒(水及びワックスとの混和性、又はワックス及び短時間乾燥された外部コーティングとの混和性を有する)を用いてもよい。臨界点液体二酸化炭素は1つの許容可能な溶媒であろう。
【0050】
この用途には、(外側からは)水溶性でありながら(内側からは)不透水性の 「使用中に消える」ビードの殻が理想的である。歯磨き中は、口の中に、殻の1つ以上の不溶性の残存物があっても、他の時よりも許容でき得る。一般的に、容器内に吐き出す行為は歯磨きの一部である。それにも関わらず、唾液の酵素による攻撃で完全に消えることが可能な、スターチに基づく材料等でできた殻を有するのが好ましいことがある。ジャガイモでんぷん系のカプセルは商品となっている。消化プロセスを完了させるために、他の腸の酵素に頼ることも許容可能であり得る。
【0051】
3.味に魅力がある殻又は皮
知覚可能な環境から実際に消える「消える壁材料」を作るのが好ましいが、その代わりに、少なくとも味に関して魅力的な壁を作るという先例がある。揚げたポテトチップの皮、又は“Jaffa”(TM)社のオレンジがコーティングされたチョコレートボールの外側を考える。各カプセルの皮は、各カプセル内に付着された風味の大半を保持することができよう。
【0052】
4.完全に乾燥した内容物
オプションとして、子供の興味を喚起すると共に、場合によっては乾燥した材料を「ばらばらにする」のを補助するために、各ビードは、「シャーベット」(酒石酸カリウムナトリウム及び重曹)又は“Space Dust”(TM)の粒等の、健康と両立するガスを生じる発泡性材料を含む、乾燥した材料を保持してもよい。完全に乾燥したビードは、錠剤を製造する製薬業界で周知の技術及びオプションとして添加剤を用いて製造されてもよく、場合によっては、低〜中程度の硬さにするオプション(選択肢)が望まれる。
【0053】
5.堅練りペーストからの圧縮成形又は切断
製造中、練り歯磨き組成物は、麺棒で延ばされたねり菓子(ペストリー)のような軟度を有する堅練りのかたまりとして形成されてもよい。このペーストは、シート状に延ばされ、次に切断、型抜き、又は他の方法で個々のポーションとして形成されてもよく、次に、それらは任意に乾燥、及び/又はコーティング、及び/又はラッピングされる。各粒の表面に印をつけてもよい。ペーストは、(先に説明したように)押出されて乾燥されるか、又は、押し出され、コーティングされ、熱処理されてもよい。
【0054】
使用
使用するために1つ又は恐らくそれ以上のビード選択し、容器又はディスペンサから取り出し、指で押圧することにより、又はビードを歯ブラシの毛又は歯に押しつけることにより、又は噛むことにより、ビードを壊して開く。内部に収容された練り歯磨きが口の中に放出されるたら、従来の歯ブラシ(電動歯ブラシであってもよい)を通常の方法で用いる。
【0055】
例2:ディスペンサ
本明細書で説明される本発明の一部として機能するよう、幾つかの簡便な種類のディスペンサが開発されている(当業者は、非常に多くの他のディスペンサも開発され得るが、それらも本発明の範囲に含まれることを認識するはずである)。図2〜図5には、ディスペンサの代表的な例が示されている。
【0056】
洗面所に1つの大きなディスペンサ(例えば図2又は図5)があれば、家族全員に役立つであろう。図2の簡単なディスペンサは、容器本体202及びねじ山付き(ねじ)蓋201の複数の構成要素を有する。蓋の側部には、1つ以上のカプセルを振り出すための、容器本体の上部にある穴203と一致可能な穴204がある。充填されたビードは104で示されており、例えばロボット型106が見えている。ディスペンサは、プラスチックの袋や紙袋に入ったカプセル等の小売包装のカプセルで時々再充填されてもよい。図3は、蓋302を有する別の従来のディスペンサを示している。ばねで付勢されたレバー303は、押圧されると2つの穴を位置決めし、集団301内に予め収容されているカプセル又はビードが、プランジャアセンブリ内の穴305を通って、収集プレート304上に現れる。図5では、ディスペンサ全体が、旋回軸502を支持するアーム501によって壁500に取り付けられており、ディスペンサを傾けると、1つ以上のカプセルがオリフィス503に現れる。別のディスペンサは、子供により強くアピールするために、玩具と類似していてもよく、玩具として用いることもできよう。図4は、“揺れる魚”バージョン400を示しており、魚の本体がカプセル405の集団を保持するよう機能し、前方に引っ張られた際に口404を介してカプセルを出す。紐401の端部の錘を放すと、複数のプーリ402の周囲を動くことにより、魚が図示されている上向きの姿勢に戻る。ハンドバッグ内に収まるように、又は歯ブラシの柄等の一部になるように、より小さなディスペンサを縮小してもよい。
【0057】
例3
本発明によるカプセル化練り歯磨きの流通又は小売りは、従来の形態であってよく、カプセルの容器は、通常の銘柄及び情報の混合を有する紙又は他の生分解性のものであるのが好ましい。カプセルは、単一又は様々な形状、色、風味で販売されてもよく、様々なサイズで販売されてもよい。湿度の高い(熱帯)環境、軍用、又は他の荒い取り扱いにより良好に適した変形物が別に販売されてもよい。小売包装は個別の品物の包装であってもよいが、図6に示されるように、標準的なブリスタパックで陳列される完全な歯科衛生システムを含むことも可能である。この図において、600はプリントされたラミネートカードであり、601はブリスタの端部であり、602はブルーベリー風味と明示された(604)カプセル又はビードの箱であり、603は柄の中にビード保管容器を含む添付の歯ブラシの柄である。購入者は、単に小量の水を補えばよい。
【0058】
非常に類似した呈示形態を、ビジネス、航空機又はホテルにおいて、「贈呈品類」として用いてもよい。様々な風味、様々なカプセルサイズ及び様々な歯ブラシの毛の特性を提供してもよい(図8参照)。
【0059】
例4
図7及び図7(B)(閉じた構成)は、キャップ705で閉じられたキャビティ704を有すると共に、例1に従ったカプセル化練り歯磨きのビード等の複数の固形品106を収容できる、本発明による歯ブラシ700の例を示している。毛701は、簡便な柄703を形成するよう成形された、キャビティの外側の一端部に立設された通常の歯ブラシ軸702に支持されている。図7(B)に示されるように、キャップ706は毛を保護する。歯ブラシの使用中には、キャップは、図7に示されるように、柄703の簡便な延長部として機能できる。なお、全ての歯ブラシがカバーを有する必要はなく、カバーは主に、(例えば)旅行者やハンドバッグに歯ブラシを入れて持ち運ぶ人に有用である。
【0060】
図8の類似の歯ブラシ(柄の部分703のみを断面で示す)は、キャビティが2つある保管領域(キャビティ801及び803)を有し、歯ブラシの柄の中に異なるタイプの物体(個別に802及び804)を別々に保管して、この口腔衛生システムの便利さを提供してもよい。三角形の物体804は、例えば、口腔洗浄液、口腔殺菌剤又は別の練り歯磨きビード802であってもよい。ここでもキャップ705が存在する。最近認識される、感染にキスや飲み物を入れる器の共有が含まれ得る、口から感染する病気(髄膜炎及び最近の(英国における)結核を含む)の危険性の高まりは、本発明による口腔衛生システムの一部としての薬用錠剤の貯蔵部の有用性につながる。容器が2つある歯ブラシ(一方のキャビティは口腔衛生錠剤を保持し、他方は歯科衛生ビードを保持する)を、どこにでも持ち運ぶことができる。
【0061】
図9は別の例示的な歯ブラシを示しており、これはキャップ706を有さず、練り歯磨きを本発明によるカプセル化ビード又はポーションとして含む歯科衛生システムとしての販売用に包装された、予備のヘッド及び予備の練り歯磨きを有する。なお、この図に含まれる印(例えば、風味を識別するための907)は、単に、あり得る宣伝書きを示すことを意図したものである。図9では、カード900は、開封前の内容物の効果的な無菌状態を保証すべきブリスタパック901を有する。903は、柄905の中に幾らかの練り歯磨きビードを含む、完全な歯ブラシアセンブリを示す。箱904の中には予備の練り歯磨きビードが含まれている。902は、歯ブラシの3つのヘッドのうちの1つである。なお、使い古された歯ブラシのヘッドは、劣悪な歯科衛生の一因となるので、予備のヘッドの入手可能性を高めることは有用である。予備のヘッドは、毛の硬さが同じであってもよく、色又は毛の形状が異なっていてもよい。各ヘッドは、柄906の対応するソケットとインターロック可能な差込み式ロック906等の、逆動可能な取り付け手段を有する。機械技術分野の当業者にはわかるように、柄上部のねじ穴に嵌めることができるブラシヘッドのねじ山等の他の取り付け手段も、可能な代替手段である。予備ヘッドを供給することにより、プラスチック廃棄物の合計量が低減される。この図では、柄の中のキャビティを覆うシールは示されていない。図8に関するオプションとしての第2のキャビティへのアクセスも示されていない。
【0062】
歯ブラシの設計の変形例は、2つ以上のキャビティを有するものを含む(1つを、口臭除去剤やデンタルフロス等の他の品物の収容に用いることができる)。電動歯ブラシでは、再充電可能な電池の技術向上により電池のサイズが小さくなっており、電動歯ブラシの柄の中には、幾らかのビードを保持するキャビティ用の空間が備わっている。
【0063】
商業的な長所
歯科衛生システムとして、本発明は、ユーザ、特に子供にとって魅力的でありそうな形態で、歯ブラシ及び練り歯磨きの統合された組み合わせを提供するという、注目すべき長所を有する。練り歯磨き/歯みがき剤として使用可能な化合物には、数年にわたって顕著な変化がないものがあった。歯みがき剤は、容器内の粉末の形態で提供されている。練り歯磨きは、チューブ内のペーストの形態で提供されている。しかし、西側世界では特に甘味をつけた飲料やスナック菓子を入手し易く、特に子供の歯の健康は、依然として脅威に晒されている。
【0064】
本発明の歯科衛生システムの長所としては、以下が挙げられる。
1.小型の品物が、歯磨きに必要な水以外の全ての材料及び道具を提供するので、この口腔衛生システムの携帯性は便利である。
2.旅行者及び、スカウト、登山者、軍人等の戸外活動に従事する人々にとって、この口腔衛生システムは便利である。
3.歯の衛生を重視することとは別に、感染にキスや飲み物を入れる器の共有が含まれ得る、口から感染する病気(髄膜炎及び最近の結核を含む)の増大は、本発明による口腔衛生システム内に薬用錠剤の貯蔵部を設けることの望ましさにつながる。
4.(例えば)自転車旅行者、徒歩旅行者及び登山者は、練り歯磨きチューブ全体の重さ及び体積が、かなりの余計な負荷であると共に空間をとるものであることを見出すが、本発明はこれを最小限にする。
5.例えば航空機やホテルで用いられるような宣伝用の歯ブラシが、より簡便に製造されると共に、このより容易に取り扱うことができる練り歯磨き組成物と一緒に配布される。供給が必要なビードは1パック当たり僅か2〜6個であろう。ディスペンサ又は簡便な携帯パックからビードを再充填してもよい。
6.本発明は、特に子供用の、歯の手入れ及び歯科衛生の既存のプログラムと両立すると共に強化することも考えられる。この場合、様々なビード及び各ビード内の量の制御が、歯磨きの支援となることが考えられる。
7.練り歯磨きチューブ等の廃棄される包装材料が最小限になるので、汚染及び埋め立てごみが低減される。
8.歯ブラシの設計を、柄の中に複数(恐らくは少量のみ)のビード/カプセルを収納するよう構成でき、それにより、単機能(歯磨き)の単一物となる。
9.どこにでもある細いプラスチックの柄の歯ブラシに、恐らくは緊急時のみに、必要に応じてカプセルを取り出すために、外から見える内部キャビティと、着脱可能で恐らくは弾性の再シール可能な栓とを設けることができる。
10.交換可能なブラシ端部を用いるように、カプセルを収容するキャビティを有するしっかりした柄を有する歯ブラシを作ることができると共に、オプションとして、旅行用のカバーを設けることができる。このカバーは使用中に柄の一部になってもよく、その結果、持ち運ぶべき嵩が減少する。
【0065】
本発明のビード又はカプセルの固有の長所としては、以下が挙げられる。
1.保管、取り扱い及び使用の簡便性。材料は、口に入れられるまで、乾燥したポーションとして挙動する。ビードは保管、詰め替え及び配分が容易である。
2.家族の各構成員が、好みの練り歯磨きの風味及びタイプを用いてもよく、これは、子供に自発的な歯磨きを促そうと試みる人々にとって好ましい。
3.ビードは、特に、視覚的な魅力、形状及び色の多様性を含む多くの形態又はスタイルで提供され、それによって特に子供に対するアピールが加えられてもよい。子供は、風味つきゼリービーンズが混合された袋からゼリービーンズを選ぶように、風味を選ぶことができ、又は、夜には星型というように形状を選ぶことができる。
4.特に子供用に、1つのパックに風味を混合する機会がある。
5.衛生上/交差感染の問題を生じずに、人々のグループ(例えば、家族、又は学校のキャンプ、スカウトのキャンプ、又は軍の単位部隊等)で単一のディスペンサを共有できる。
6.口臭除去剤、頭痛薬等の錠剤を、カプセル化練り歯磨きビードと共に保管できる。(これは特に旅行者にとって有用である。)
7.廃棄プラスチックを多様に低減することにより、環境への負荷が低い。
【0066】
最後に、この仮の明細書に説明及び/又は図示された本発明の範囲は、本明細書に例示目的で説明した好ましい実施形態に限定されないことを理解されたい。添付の特許請求の範囲で述べられる本発明の範囲及び精神から逸脱することなく、様々な変形、追加及び置き換えが可能であることが、当業者にはわかるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
カプセル化練り歯磨きのカプセルの複数の実施形態の外形又は表面図である。
【図2】
カプセル化練り歯磨き用の基本的なディスペンサを示す図である。
【図3】
ディスペンサの別のバージョンを示す図である。
【図4】
カプセル化練り歯磨き用の新型容器を示す図である。
【図5】
カプセル化練り歯磨き用の壁に取り付けられる容器を示す図である。
【図6】
カプセル化練り歯磨き及び歯ブラシの小売包装の例を示す図である。
【図7】
本発明による、すぐに使用可能な状態の、柄に収納用のキャビティを有する歯ブラシの例を示す図である。
【図7B】
しまい込まれた状態の、本発明による歯ブラシの例を示す図である。
【図8】
柄の中に2つの収納用キャビティを有する歯ブラシを示す図である。
【図9】
予備の補給用カプセル化練り歯磨き及び複数の交換可能ヘッドを有する、例示的に小売包装された本発明による別の歯ブラシを示す図である。

Claims (19)

  1. 口腔及び歯科衛生の実践を容易にするシステムであって、該システムは複数の単位ビードの形態の歯科衛生組成物を提供し、前記各ビード内の前記歯科衛生組成物はペーストを含み、該ペーストは乾燥した外部を有する壁内に収容され、前記各ビードは該ビードが歯又は歯ブラシに対して押圧されることにより壊された際に内容物が漏れるのに十分に低い壁の強度を有し、前記システムは、ユーザがより簡便に歯科衛生を実践可能なように必要に応じて前記ビードを収納及び配分する手段を更に含むことを特徴とする、システム。
  2. 練り歯磨きの収納及び配分のより簡便な形態が提供されるように、前記各ビードが、歯磨きの1回の手順の供給に概ね十分な組成物を含むことを特徴とする、請求項1に記載のシステム用の組成物。
  3. 歯科衛生組成物のビード、該ビードの配分手段、及び前記ビードのブラシ適用手段を含む、個人用途の歯科衛生用の道具一式が、品物のセットとして販売用に提供されることを特徴とする、請求項1に記載の歯科衛生の実践を容易にするシステム。
  4. 前記各ビードの壁が、前記ビードの外部にて前記組成物に局所的に作用する処理で作られることを特徴とする、請求項1に記載のシステム用の組成物。
  5. 前記各ビードの壁が、前記ビードの外部にて前記歯科衛生組成物に加えられた物質に作用する処理で作られることを特徴とする、請求項1に記載のシステム用の組成物。
  6. 前記各ビードの壁が、前記歯科衛生組成物の前記ビードの外部を覆うようシール物質を施すことを含む処理で作られることを特徴とする、請求項1に記載のシステム用の組成物。
  7. 前記各ビードの壁が、成形プロセスによって強制的に所望の形状に作られることを特徴とする、請求項1に記載のシステム用の組成物。
  8. 前記各ビードが、予め構成された容器に前記歯科衛生組成物を挿入することにより作られることを特徴とする、請求項1に記載のシステム用の組成物。
  9. 子供が口腔及び歯科衛生用に前記ビードを使用する傾向が高まるように、前記各ビードが、特に子供にアピールするための装飾的な形状であることを特徴とする、請求項4乃至8のいずれか1つに記載のシステム用の組成物。
  10. 子供が口腔及び歯科衛生用に前記ビードを使用する傾向が高まるように、前記各ビードが、特に子供にアピールするよう着色されることを特徴とする、請求項4乃至8のいずれか1つに記載のシステム用の組成物。
  11. 子供が口腔及び歯科衛生用に前記ビードを使用する傾向が高まるように、前記各ビードが、特に子供にアピールするよう風味付けされることを特徴とする、請求項4乃至8のいずれか1つに記載のシステム用の組成物。
  12. 前記組成物及び前記組成物を歯に適用するためのブラシ適用手段を一緒にするように、複数の別個の品物をそれぞれが収納可能な少なくとも1つの再シール可能なキャビティを有する歯ブラシを含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物のビードを収納及び配分する手段。
  13. 前記歯科衛生組成物以外の口腔衛生製品の収納に少なくとも1つのキャビティを使用できるよう、前記歯ブラシが2つの再シール可能なキャビティを有することを特徴とする、請求項1に記載の組成物のビードを収納及び配分する手段。
  14. 前記カプセル化ビード又はカプセルの収納及び配分用に構成された、自立構造のディスペンサを含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物のビードを収納及び配分する手段。
  15. 前記カプセル化ビード又はカプセルの収納及び配分用に構成された、壁に取り付けられるディスペンサを含むことを特徴とする、請求項1に記載の組成物のビードを収納及び配分する手段。
  16. 取り出された際に前記又は各ビードが特定の形状を有するように、所望の形状のキャビティを有する型に或る量の前記組成物を強制的に入れる工程を含むことを特徴とする、請求項1に記載の単位ビードの形態の歯科衛生組成物の製造方法。
  17. 壁形成剤又は壁形成補助剤で前記型の内面をコーティングする前工程を含むことを特徴とする、請求項16に記載の歯科衛生組成物の製造方法。
  18. 選択された成分からペーストを調製する工程と、前記ペーストを空間に押し出す工程と、前記押し出されたペーストを一定間隔で一連のビードとして切断する工程と、分離された前記ビードを制御された温度の高温ガスの流れに逆らって制御された時間落下させる工程と、前記ビードを集めて使用のために包装する工程と、を含むことを特徴とする、請求項1に記載の単位ビードの形態の歯科衛生組成物の製造方法。
  19. 前記熱風の流れが、前記ビードをサイズによって類別するのに十分な流量を有することを特徴とする、請求項18に記載の歯科衛生組成物の製造方法。
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