JP2004514258A - 脱気pem型燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

PEM型燃料電池システム(10)の冷媒回路(14)内の水冷媒を管理する装置および方法が提供される。気体−液体分離装置(26)は、気体を含む液体冷媒を効率的に輸送し、かつ、液体冷媒から気体を分離するように機能する。気体が除去された液体冷媒は、次に、従来のポンプ(24)によって液体回路を通して循環される。気体−液体分離装置(26)を伴う液体エダクタ(28’)などの真空ポンプ(28)は、気相流体および気相−液相流体の少なくとも一方を効率的に輸送し、かつ、液体冷媒の脱気を助けるように機能する。エダクタは、液体冷媒からの気体の分離をさらに促進する分離器/蓄積器(30;30’)へ吐出する。

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、高分子電解質膜(PEM)型燃料電池システム内の冷媒管理の方法およびシステムに関する。より詳細には、本発明は、燃料電池システムの冷媒流れ回路内の、真空装置、特にエダクタ、の有益な使用に関する。
【0002】
【背景技術】
燃料電池システム、特に高分子電解質膜(PEM)を有する燃料電池システム、の構成および作動において、冷媒、通常は水、の管理は、困難かつ重要である。冷媒システムが、膜電解質が確実に乾燥しないようにもしながら燃料電池スタックからの生成水の除去を維持するためのかぎになっているので、PEM型燃料電池システムの冷媒流れ回路内の水の圧力、流量、体積、性質は、システムの連続した効率的な作動にとって重要である。冷媒水中の気体の存在が、対処する必要のある水管理の問題を生じさせる。スタック内の隣接する燃料電池の間に冷媒分配媒体として機能する水移動プレート(WTP)を使用するPEM型燃料電池スタックにおいては、システム内に存在する反応物気体は、冷媒水と密接に接触し、その中に飛沫同伴されることおよび溶解することの少なくとも一方が容易に行われる。従って、冷媒管理システムは、2つの相または状態の流体、すなわち気体と液体、の循環を取り扱う必要がある。これは、1つまたは複数の容積式ポンプなどの体積流れ装置を用いて行い得るし、行われてきた。しかしながら、このようなポンプは、相対的に複雑かつ高価である。さらに、いくつかの点では、飛沫同伴される気体を再循環する冷媒から分離するのがより望ましい。水素(H)および二酸化炭素(CO)の少なくとも一方などのいくつかの気体を冷媒から除去することは、冷却システム内でそれらの濃度が増大するのを防止するのに不可欠である。逆に、いくつかの分離または脱気機構は、冷媒を空気で飽和させるのに実際に寄与し得る。
【0003】
【発明の開示】
本発明は、水輸送プレート(WTP)を含むPEM型燃料電池システム内の水冷媒を管理する方法およびシステムを含む。本発明は、気体がWTPに接触することもあるので循環する冷媒の中に気体が飛沫同伴されることおよび溶解することの少なくとも一方が容易に行われる種類のPEM型燃料電池システム内での真空装置を有する気体−液体分離手段の使用を含む。好ましい実施態様における真空装置は、吸入を介して気体または気体−液体混合物を輸送する、エダクタ(すなわち、エゼクタ)などの真空ポンプである。気体−液体分離は、少なくとも効率的な気体の輸送を含み、好ましくは、気体−液体分離を促進しかつ液体冷媒を蓄積する分離器手段および蓄積器手段の少なくとも一方の使用も含む。さらに、遠心ポンプまたは他の同様な動的ポンプなどの相対的に単純でありかつ高価でない冷媒ポンプが、冷媒システム内の冷媒水に循環推進力および駆動圧力を提供する。
【0004】
燃料電池スタック組立体(CSA)の中にありかつCSAのためのアノード反応物流路およびカソード反応物流路に加えて、CSAは、水移動プレート(WTP)を含む冷媒流路または冷却器をさらに備える。気体がWTPを通って流れる間に、液体冷媒の中に飛沫同伴されることおよび溶解することの少なくとも一方が行われた、空気、水素、二酸化炭素などの気体は、エダクタなどの真空装置および付加的な分離器/蓄積器手段の助けにより冷媒から除去される。分離器/蓄積器手段は、例えば、サイクロン分離器/蓄積器および気泡捕集器分離器/蓄積器の少なくとも一方とすることができる。
【0005】
エダクタは、一次入口または推進入口、二次入口または吸入入口、吐出流出口または吐出出口を含む。冷媒ポンプからの冷媒水は、エダクタの推進入口へ供給される。エダクタの吸入入口は、真空が少なくとも気体状の部分をエダクタへおよびエダクタを通して引っ張るように、飛沫同伴された気体の相対的な分離を可能とするよう設計された冷媒回路の区域へ接続される。分離器/蓄積器は、さらなる気体分離および冷媒回路へ戻すための液体冷媒の蓄積のために、エダクタから流出物を受け取る。
【0006】
一実施態様において、気体/液体混合物冷媒は、真空によりエダクタを通して引っ張られ、次いでその後分離される。蓄積された液体冷媒は、次に、冷媒ポンプへ供給される。別の実施態様においては、気体の液体からの予備的な分離が、気泡捕集器分離器などを含み、それによって、エダクタは、捕集器から主に気体を引っ張る。残りの液体冷媒は、まず冷媒ポンプへ供給され、次に、流れは、冷媒回路へ戻る前に、エダクタの推進入口とさらなる分離器/蓄積器との間で分割される。分離された気体すなわち空気、水素、二酸化炭素などは、システムから排出でき、あるいは、空気の場合は、CSAのカソードにおける酸化剤反応物として使用するために戻すことができる。脱塩装置が、所望の水質を維持するように並列フィードバック関係で冷媒ポンプに接続できる。
【0007】
本発明の上述した特徴、利点は、添付の図面に例示される、本発明の例示的な実施態様の以下の詳細な説明に照らして、より明らかになるでろう。
【0008】
【発明を実施するための最良の形態】
図1をまず参照すると、全体が参照番号10により示される燃料電池電力システムが概略図示されており、この燃料電池電力システム10は、1つまたは複数の燃料電池スタック組立体(CSA)12と、全体が14で示される付随する冷媒管理システムとを含む。CSA12は、PEM型電池と呼ばれる高分子電解質膜16を利用する種類のものとすることができ、ライザー(Reiser)に付与された米国特許第5,700,595号においてより十分に開示されている。膜16は、アノード燃料反応物の流れの場領域18とカソード酸化剤反応物の流れの場領域20との間に配置される。水素に富んだ燃料反応物の気体が、燃料制御弁17を含むライン15を介してアノード領域18へ供給される。空気などの酸化剤が、以下においてより十分詳細に説明するように、例えば戻りライン19を介して1つまたは複数の供給源からカソード領域20へ供給される。
【0009】
さらに、CSA12は、入口27および出口29を有する冷却器22を含み、この冷却器22は、冷媒水をCSA12へおよびCSA12から導くように冷媒の流れの場を提供する。冷却器22は、ここには図示していないが、上述した米国特許第5,700,595号においてより十分に記載されている、微細な孔を有する水輸送プレート(WTP)を含む。WTPに亘ってWTPを通って流れる冷媒水は、CSA12内の隣接する燃料電池の間の反応物気体のクロスオーバを防止するのを助けるが、この過程では、いくらかの反応物気体が、冷媒水の中に飛沫同伴されることおよび溶解することの少なくとも一方が行われるようになる。飛沫同伴/溶解気体は、通常、空気、水素を含み、改質油燃料を使用する場合は、二酸化炭素をさらに含む。冷媒がCSA12を通って流れる間に冷媒にいくらかの空気が導入されると同時に、空気は、以下に説明する脱気装置分離器を冷媒が通って流れる間の「ストリッピング」または「パージ」作動中にも冷媒によって獲得される。一般に、脱気の前または後において冷媒中に飛沫同伴/溶解される気体の最も大きな量は、ストリッピング媒体として使用される空気である。
【0010】
冷媒管理システム14は主として、再使用のためにCSA12へ冷媒水を戻す実質的に閉じた供給回路である。従って、冷媒は、熱移動、加湿、反応物障壁、単純化されたポンプ輸送などを含む多くの理由により液体状態であることが好ましい。さらに、水素、二酸化炭素などの潜在的に危険な気体が、冷媒システム14内に蓄積しないようにすることが好ましい。しかしながら、上に説明したように、CSA12から流出する冷媒は、通常、かなりの量の気体、一般に空気、さらに水素など、を含む。従って、冷媒管理システム14は、液体状態の冷媒を冷媒ループを通して効率的にポンプ輸送する備えを含むとともに、CSA12から流出する冷媒中の気体および気体−液体混合物の少なくとも一方を分離器へ輸送するのを促進する備えを含む。この目的のために、本発明は、冷媒管理システムすなわち回路14内に、遠心冷媒ポンプ24などの液体ポンプと、気体輸送および分離機構26とを提供する。
【0011】
ポンプ24は、従来の構成の遠心ポンプであり、相対的に単純、効率的で、商業上入手できる。ポンプ24は、入口23、出口25を有しており、以下に説明するように液体冷媒すなわち水であって液体−気体混合物ではないものをポンプ輸送する必要があるだけなので、必要な冷媒圧力上昇を与えるのに使用できる。理解されるように、飛沫同伴される気体だけが気相としてポンプに効果的に現れるので、冷媒中に溶解する気体は、飛沫同伴される気体により生じるポンプ輸送上の問題をこの種のポンプには与えない。
【0012】
気体輸送および分離機構26は、図1に概略図示されており、真空ポンプ28などの真空装置と、分離器/蓄積器30とを含み、CSA12の冷却器22の下流の気体−液体冷媒混合物の領域と、ポンプ24への入口23との間の冷媒回路14内に接続される。真空ポンプ28の吸入は、気体または気体−液体混合物を輸送する相対的に効率的な手段を提供し、具体的な実施態様に関して以下においてより十分詳細に説明するように、分離器/蓄積器30を用いて気相と液相との分離および液体の蓄積を行う。結果として得られる蓄積された液体冷媒は、次に、冷媒ポンプ24の入口23へ供給される。パージ空気またはストリッピング空気の供給源が、ライン32を介して分離器/蓄積器30へ供給され、冷媒回路14からの水素および二酸化炭素などの溶解したまたは飛沫同伴された気体の分離および除去を促進させ、空気は、次に戻りライン19を介してカソード20へさらに運ばれ得る。実際、ストリッピング空気の供給源は、カソード20から排出される空気とすることができる。
【0013】
脱塩装置34が、望ましくない無機物質を冷媒水から除去するように、冷媒ポンプ24に並列にその出口25から入口23へ接続できる。調整弁37を介してCSA12へ冷媒が流入する前に、例えば電気加熱器36によって冷媒を適切に加熱する手段が提供される。しかしながら、冷媒がCSA12を通って流れる間に冷媒に必要とされる熱は、その後、必要ならば、ラジエータ/ファン組合せ38などの熱交換器を使用することによって、調整および放散できる。ラジエータ/ファン38は、変化の範囲を備えることができ、あるいは、所定の大きさに作られかつ最大必要量だけに対して固定でき、所望の変化は、多方向熱制御弁42を介してラジエータ/ファン38と並列に接続されるバイパス冷媒区間(leg)40を介して得られる。燃料処理システム(図示せず)からの凝縮液が、冷媒回路14に、好ましくは分離器26の直前に、接続される制御弁44を介して冷媒回路へ付加できる。
【0014】
より具体的な実施態様の文脈で本発明をより良く理解するために図2をここで参照する。図1に関して記載されているのと同一または同様の構成要素には、同じ(または派生する)参照番号が付与されており、同じことが、以降の図面にも適用される。図2には、図1に図示される基本的な一般的なシステムに類似している燃料電池電力システム10が図示されるが、詳細な実施態様として気体−液体分離機構26’を示す。図1の真空ポンプ28は、ここでは、液体エダクタ28’として図示されかつ説明されており、分離器/蓄積器30は、サイクロン分離器/蓄積器30’である。ライン32を介して分離器/蓄積器30’へ供給される空気は、可変速空気送風機46により供給される。
【0015】
液体エダクタ28’は、図3、図4、図5においてより十分詳細に理解されるが、一般に知られる作動原理および構成である。例えば、燃料電池環境において使用されるエダクタまたはエゼクタは、いずれも本発明の出願人に譲渡されている米国特許第5,419,978号、第5,013,617号、第4,769,297号、第3,982,961号に開示されている。これらの例の大部分は、これら従来のエダクタへの一次流体は、気体であるのに対し、本発明の例では、一次流体は、液体である。商業上入手できるエダクタは、本発明の適用に十分であり得るとはいえ、これらは、所望の効率を与えない可能性があり、以下に説明するように、さらなる設計上の最適化が必要となり得る。液体エダクタは、運動量の装置であり、低密度気体の気泡が通常の冷媒水の流れより速くポンプ輸送され、それによって、液体エダクタは、含有される気体のための効果的かつ効率的なポンプとなる。
【0016】
液体エダクタ28’は、さまざまな形状をとるが、本発明の例では、上述した米国特許第3,982,961号に記載されているものにいくぶん類似している平らな形状を都合よく用いる。ここに図示されるエダクタ28’は、内部に形成された窪んだ座部49を有する基部プレート48と;座部49に着座された約0.060インチ(0.15cm)の累積厚みを有する1つまたは複数のシリコーンシールシート50と;約0.07インチ(0.18cm)の断面を有し、同様に座部49に着座されて周囲のシールを形成するシリコーンOリング52と;図4、図5に図示される流体通路形状が下面に機械加工された上部プレート54とから構成される。上部プレート54と基部プレート48とは、留め具または結合によって、組み合わされかつ液密関係に保持される。
【0017】
図4、図5を参照すると、エダクタ28’の上部プレート54は、加圧された液体冷媒を受け取る推進入口開口部56と;気体または気体−液体混合物を受け取る吸入入口開口部58と;2つの入口から受け取られた混合された生成物流体を吐出する吐出流出口開口部60とを含む。推進入口56は、付随する推進流体流路56’を有しており、この推進流体流路56’は、吐出流出口60へ延びる混合流路62と整列される。一対の吸入流体流路58’が、吸入入口58から、推進流体流路56’および混合流路62と交差する位置まで、推進流体流路56’の周りにある。この交差する領域のベンチュリによって、吸入入口58の流体が、エダクタ28’内へ吸入され、流出口60において吐出するように推進流体と混合される。混合流路の長さは、その幅または直径の約10倍であり、ディフューザ区域64が、10以下の小さな発散角を有する。これによって、流体の混合が促進され、吸入入口58における推進流体により生成される真空が高まる。示された例では、約5.0psig(34kPag)の真空が、推進入口56において12psig(82kPag)の冷媒圧力を用いて確立される。
【0018】
図2に図示されるように、加圧冷媒供給ライン66は、冷媒ポンプ24の出口25からエダクタ28’の推進入口56へ接続される。また、エダクタ28’の吸入入口58は、例えば熱制御弁42に続く気体−液体冷媒混合物を含む領域における冷媒回路14へライン67を介して接続される。エダクタ28’の吐出流出口60は、液体冷媒からの気体の分離を完了させかつ残りの冷媒水を蓄積するように、サイクロン分離器/蓄積器30’の中へ接線方向に向けられる。
【0019】
分離器/蓄積器30’の少なくとも分離器部分は、円形または円柱状の形状の容器であり、接線方向に流入する水は、分離器部分の内径周りに旋回させられ、容器の底部へ落とされまたは滝のように落とされ、そこで、水は、分離バッフル68を含む蓄積器部分内に集められる。同時に、送風機46からのパージ空気またはストリッピング空気の流れが、下降する冷媒水を通って上方へ流れ、冷媒から気体をストリッピングしかつ自由な気体をバージ空気の流れの中へ飛沫同伴させるように機能して、重要なことには、冷媒中の溶解から出てきた水素あるいは二酸化酸素などの溶解気体を、パージ空気の流れの中へ飛沫同伴されるようにする。この後者の機構は、エダクタ28’が与える相対的な真空によって促進される。次に、バージ空気の流れは、霧取り(demisting)スクリーン70を通って流れる。このように分離された気体は、システムから排気でき、それによって、冷媒回路14内の水素の蓄積が低減される。しかしながら、分離器/蓄積器30から流出する気体状の流れの大部分は、空気なので、図示するように、カソード20のための酸化剤の供給源としてライン19を通して戻すことができる。蓄積器部分内に集められた水は、今では空気以外は飛沫同伴/溶解される気体が相対的に除かれている。水の中に残っている気体の大部分は、一部がストリッピング空気から得られたものであるが、溶解している形態での空気となり、ライン72を介して冷媒ポンプ24の入口23へ接続される。
【0020】
図2の実施態様の構成は、液体冷媒中に飛沫同伴される気体を分離/輸送するのにエダクタを使用できるとはいえ、理解されるように、気体ばかりでなく、冷媒回路14内の実質的に全ての液体も、エダクタ28’の吸入入口58を通って流れる必要がある。この条件は、気体のための真空ポンプとしてのエダクタの効率に悪影響を及ぼし、その全体のポンプ輸送能力を制限する。この理由から、エダクタの吸入入口58を通って流れる必要のある液体冷媒の量を最低限に抑え、それによって、主にエダクタを液体により駆動される気体ポンプにすることが好ましい。
【0021】
従って、図6には、図2の実施態様と同じ構成要素および機能を多く有するが、吸入入口58を通ってエダクタ28’内へ吸い込まれる実質的な量の液体冷媒を必要としないという点が異なる、燃料電池電量子ステム10’の実施態様が開示される。その代わりに、液体エダクタ28’は、気体ポンプとして最も効率的に機能するように接続される。重要なことには、この実施態様の分離機構26’’は、図2の実施態様のサイクロン分離器/蓄積器30’ばかりでなく、この例では気泡捕集器130の形態であるさらなる分離器/蓄積器装置も使用する。
【0022】
気泡捕集器130は、多数のバッフル132を有する概略細長い容器から構成され、これらのバッフル132は、気泡捕集器132の一端の方にある液体冷媒/気体流入ポート74と、通常は下部になる他端にまたは他端の近くにある液体冷媒流出ポート76との間に、1つまたは複数の曲がりくねった流体経路を形成するように配置される。また、気体流出ポート78が、液体冷媒流出ポート76に対して反対側で、通常は上部になる、流体経路の末端に設けられる。CSA12から吐出される液体冷媒−気体混合物は、気泡捕集器132の流入ポート74に接続され、液体冷媒流出ポート76は、冷媒ポンプ24’の入口23’に接続され、気体流出ポート78は、ライン67’を介してエダクタ28’の吸入入口58に接続される。液体冷媒−気体混合物が、気泡捕集器130のバッフル付きの1つまたは複数の経路を通って流れる間に、エダクタ28’の吸入真空により気体流出ポート78において生成される減圧が、飛沫同伴気体の気泡を上方へかつ気泡捕集器からエダクタの吸入入口58を通して引っ張る。同様に、減圧は、溶解気体の一部を、冷媒との溶解から出てくるように、かつ吸入入口58を通して引っ張られるようにする。逆に、より重い冷媒水は、今では気体混合物の大部分が除かれ、液体冷媒流出ポート76へ下降してかつそこに蓄積し、そこで、次には冷媒ポンプ24’へと運ばれる。
【0023】
このように、冷媒ポンプ24’は、回路14内にポンプ輸送するために実質的に液体冷媒だけを受け取り続け、エダクタ28’は、冷媒水の大部分を吸入入口58を通して輸送する必要のない効率的な真空ポンプとして機能できる。実際、冷媒ポンプ24’から流出する脱気された冷媒水は、エダクタ28’の推進入口56と、直接にサイクロン分離器/蓄積器30’との両方へライン66’を介して供給され、後者の経路は、これら2つの経路の間の流れの相対的な割合を調整する調整弁80を含む。分離器/蓄積器30’は、上述したように作動し続け、より大きな程度の気体−液体分離が、これら2つの流体がこの装置へ到達する前に起こる。同様に、パージ空気またはストリッピング空気が、ライン32を介して供給され、燃料処理システムからの凝縮液が、ここでは、エダクタ28’の吸入入口58を介さずに分離器/蓄積器30’へ直接供給される。最後に、分離器/蓄積器30’の蓄積器部分は、冷媒回路14へ直接戻るように液体冷媒を吐出し、この例では冷媒ポンプ24’は、上述したように気泡捕集器分離器130からその冷媒水入力を受け取る。
【0024】
本発明の特徴を組み込んだ燃料電池電力システム10’の通常の冷媒回路14まわりに生じる典型的な圧力利得および損失を理解するために、図7をここで参照する。冷媒回路14は、周囲圧力付近で作動し、回路のいくつかの部分は、周囲より少し圧力が高く、いくつかの部分は、周囲より少し圧力が低い。冷媒ポンプ24’と、気体−液体輸送、分離、蓄積機構26’’とは、約−5.0psig−34kPag)と+12.0psig(83kPag)との間で作動するようにここでは図示されるが、わずかにより広い範囲またはより狭い範囲も可能である。分離器/蓄積器30’からの出口においてパージされる空気および液体冷媒の圧力は、ここでは、周囲における基準、すなわち0psig(0kPag)として機能する。CSA12へ向かう冷媒回路14の流れに続き、冷媒は、調整弁37を渡って、1.5psi(10kPag)の降下または差(psid)を経験する。0.5psi(3.5kPag)の降下が、遮断弁82を渡って生じる。CSA12の冷媒領域22を渡る圧力降下は、約2.5psi(17kPag)であり、さらなる0.5psi(3.5kPag)の降下が、遮断弁84を渡って生じる。この位置までに、冷媒システム圧力が、ここで−5.0psig(−34kPag)となるように、圧力は、5.0psi(34kPag)降下している。その後、CSA12からの気体−液体冷媒混合物は、気泡捕集器分離器/蓄積器130を通って流れ、ここでは、エダクタ28’の吸入入口において確立された真空が、冷媒から気体を抜き出すのに十分となる必要がある。エダクタ28’(図3〜図5に図示される)の可能な最大真空は、12psig(83kPag)の入口水圧力において5psig(34kPag)を超え、それによって、システム真空レベルにおいて気体をポンプ輸送するマージンが生じる。冷媒ポンプ24’への入口におけるゲージ圧力が、−5.1psig(−35kPag)となるように、分離器/蓄積器130を渡る液体冷媒の圧力降下は、約0.1psi(0.7kPag)である。エダクタ28’の推進入口へ流入する冷媒圧力が、+12.0psig(83kPag)となるように、ポンプ24’は、約17.1psi(118kPag)の圧力上昇または差(psid)を与える。これは、エダクタの吸入入口において必要な真空を生成するのに十分である。増加されたポンプ輸送マージンが必要な場合は、エダクタ28’の推進入口への入口圧力を上昇させることによって、同様に真空が向上することになる。エダクタ28’からのこの吐出は、分離器/蓄積器30’へ向けられ、そこで、圧力は再び周囲圧力になる。パージ空気が、冷媒システムから分離された空気気体をさっと流し、冷媒は、再循環する。さらに、ポンプ24’から分離器/蓄積器30’への液体冷媒の主な流量は、熱交換器38を介してのものであり、この熱交換器38を渡って圧力は、周囲圧力へと12psi降下する。
【0025】
図1の真空ポンプ28の好ましい実施態様は、エダクタ28’であるが、ダイアフラムポンプなどの他の真空型機構も本発明の範囲内である。同様に、サイクロン分離器/蓄積器30’および気泡捕集器分離器/蓄積器130の少なくとも一方が好ましい例であったが、他の種類の分離器および蓄積器の少なくとも一方も、組み合わされていようと別々であろうと、本発明の範囲内にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明に概略従った冷媒管理システムを有する燃料電池電力システムの概略図。
【図2】
本発明の一実施態様に従った冷媒管理システムを有する燃料電池電力システムの概略図。
【図3】
本発明の冷媒管理システムに組み込まれる水エダクタの分解組立体図。
【図4】
エダクタ流れ流路の配置および輪郭を示す、図3のエダクタの上部プレートの下面図。
【図5】
より十分詳細にエダクタ流れ流路を示す、図4の囲み部分の拡大図。
【図6】
本発明の好ましい実施態様に従った冷媒管理システムを有する燃料電池電力システムの概略図。
【図7】
冷媒回路まわりの例示的な圧力利得/損失を与える、図6のものと同様の本発明の実施態様に従った冷媒管理システムを有する燃料電池電力システムの簡略概略図。

Claims (12)

  1. 高分子電解質膜(PEM)型燃料電池電力システム(10)のための冷媒管理システムであって、
    a) 燃料反応物の供給を受けるアノード領域(18)と、酸化剤反応物の供給を受けるカソード領域(20)と、液体冷媒の供給を受け取る入口(27)および冷媒を吐出する出口(29)を有する冷却器(22)とを備える、PEM型燃料電池スタック組立体(CSA)(12)と、
    b) 冷却器入口(27)および冷却器出口(29)に接続され、液体冷媒を、CSA冷却器(22)へ、CSA冷却器(22)を通して、さらにCSA冷却器(22)から導く、実質的に閉じた冷媒回路(14)と、
    を備え、前記液体冷媒は、CSA冷却器(22)を通って流れる間に、この液体冷媒の中に飛沫同伴されることおよび溶解することの少なくも一方が行われた気体を獲得し、それによって、気体−液体混合物を形成し、前記冷媒回路(14)は、
    i) 入口(23;23’)および出口(25;25’)を有し、内部に渡って圧力上昇を生成させ、内部を通して実質的に液体冷媒だけをポンプ輸送する、液体ポンプ(24;24’)と、
    ii) CSA冷媒領域出口(29)とポンプ入口(23;23’)との間の冷媒回路(14)に接続され、前記気体−液体冷媒混合物から気体を分離(30;30’;130;28;28’)し、気体分離に続き液体冷媒を蓄積(30;30’;130)し、実質的に液体冷媒だけをポンプ入口(23;23’)へ供給する、分離手段(26;26’;26’’)と、
    を備え、前記分離手段(26;26’;26’’)は、前記気体−液体冷媒混合物から気体を分離するために少なくとも気体の輸送を促進するように、気体−液体冷媒混合物の領域において冷媒回路(14)に接続された真空装置(28;28’)を含むことを特徴とする冷媒管理システム。
  2. 前記真空装置は、エダクタ(28’)から構成されることを特徴とする請求項1記載の冷媒管理システム。
  3. 前記エダクタ(28’)は、推進入口(56)、吸入入口(58)、吐出流出口(60)を含み、前記推進入口(56)は、実質的に液体冷媒だけを受け取るように前記冷媒回路(14)に接続され、前記吸入入口(58)は、前記混合物から少なくとも気体を輸送するように気体−液体混合物の領域において前記冷媒回路(14)に接続されることを特徴とする請求項2記載の冷媒管理システム。
  4. 前記エダクタ吸入入口(58)は、実質的に全ての気体−液体混合物を受け取りかつ前記エダクタ吸入入口(58)を通して流すように接続されることを特徴とする請求項3記載の冷媒管理システム。
  5. 前記分離手段(26;26’’)は、前記気体−液体冷媒混合物内の液体から気体を分離するとともに分離された液体冷媒を蓄積する、第1の分離/蓄積手段(30;130)を含み、前記エダクタ吸入入口(58)は、気体−液体冷媒混合物から実質的に気体だけを受け取りかつ前記エダクタ吸入入口(58)を通して流すように前記第1の分離/蓄積手段(30;130)に接続され、前記液体ポンプ(24’)は、前記第1の分離/蓄積手段(30;130)から実質的に液体冷媒だけを受け取りかつポンプ輸送するように接続され、前記エダクタ推進入口(56)は、前記液体ポンプ(24’)から実質的に液体冷媒だけを受け取るように接続されることを特徴とする請求項3記載の冷媒管理システム。
  6. 前記第1の分離/蓄積手段(30;130)は、気泡捕集器分離器/蓄積器(130)から構成されることを特徴とする請求項5記載の冷媒管理システム。
  7. 前記分離手段(26;26’’)は、前記気体−液体冷媒混合物内の液体から気体をさらに分離するとともに分離された液体冷媒を蓄積する、第2の分離/蓄積手段(30’)をさらに含み、前記エダクタ吐出流出口(60)は、前記第2の分離/蓄積手段(30’)へ吐出するように接続されることを特徴とする請求項5記載の冷媒管理システム。
  8. 前記第2の分離/蓄積手段(30’)は、サイクロン分離器/蓄積器(30’)から構成されることを特徴とする請求項7記載の冷媒管理システム。
  9. 液体冷媒の供給を受け取る入口(27)および冷媒を吐出する出口(29)を有する冷却器(22)を含むPEM型燃料電池スタック組立体(CSA)(12)と、冷却器入口(27)および冷却器出口(29)に接続された実質的に閉じた冷媒回路(14)とを備える高分子電解質膜(PEM)型燃料電池電力システム(10)のための冷媒管理方法であって、
    a) 液体冷媒の中に飛沫同伴されることおよび溶解することの少なくも一方が行われた気体を液体冷媒が獲得しそれによって冷却器出口(29)から流出する気体−液体冷媒混合物が形成されるCSA冷却器(22)を通して、冷却器入口(27)の前の冷媒回路(14)内の位置にある液体冷媒をポンプ輸送(24)し、
    b) 冷却器出口(29)とステップa)の液体冷媒ポンプ輸送(24)の位置との間の冷媒回路(14)内の位置にある気体−液体冷媒混合物から気体を分離(26;26’)し、それによって、液体冷媒を脱気し、
    c) 分離ステップb)から得られた脱気された液体冷媒を蓄積し、
    d) ポンプ輸送ステップa)のための液体冷媒の少なくとも一部として、脱気された液体冷媒を供給する、
    ことを含むことを特徴とする方法。
  10. 前記気体−液体冷媒混合物から気体を分離(26;26’)するステップは、少なくとも気相の流体の輸送を促進するように、気体−液体冷媒混合物から少なくとも気体を真空ポンプ輸送(28;28’)するステップを含むことを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 前記真空ポンプ輸送(28;28’)するステップは、気体−液体冷媒混合物からの気体の分離も促進することを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 前記冷媒回路14)は、推進入口(56)および吸入入口(58)を有するエダクタ(28’)を含み、前記真空ポンプ輸送するステップは、エダクタ吸入入口(58)において相対的な真空を生成するように、エダクタ推進入口(56)に脱気された液体冷媒をさらに供給するステップと、冷媒回路(14)内の気体−液体冷媒混合物にエダクタ吸入入口(58)を接続するステップとを含み、それによって、相対的な真空が、少なくとも気相の流体を輸送することを特徴とする請求項10記載の方法。
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