JP2004513857A - ウエハ上にエピタキシャル層を成長させる装置 - Google Patents
ウエハ上にエピタキシャル層を成長させる装置 Download PDFInfo
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Abstract
Description
(技術分野)
本発明は、半導体コンポーネントの作成に関し、より詳しくは、ウエハなどの基板上にエピタキシャル層を成長させるデバイスに関する。
【0002】
(背景技術)
半導体ウエハは、しばしば、化学的気相成長法(CVD)反応器の反応チャンバ内にウエハ基板を置き、次に、そのウエハ上に1つ以上のエピタキシャル層を成長させることによって製造される。このプロセス中、ウエハを、CVD反応器の内側に置き、気相の反応体化学製品を、その分量と速度を制御して、ウエハ上に導入し、これによって、ウエハ上にエピタキシャル層を成長させる。
【0003】
CVD反応器の設計は様々であって、ウエハが流入する反応体ガスに対してある角度を付けて搭載する水平反応器、反応体ガスがウエハを横切って通過する際に惑星回転をする水平反応器、バレル反応器、反応体ガスがウエハ上に上方から注入されるにつれて反応チャンバ内でウエハが比較的高速で回転する垂直反応器、などがある。
【0004】
一般に前駆体と呼ばれる反応体化学製品は、一般的には、バブラーとして知られているデバイス中に反応体化学製品を置き、次に、バブラー中にキャリヤガスを通過させることによって反応チャンバ中に導入される。このキャリヤガスは、反応体化学製品の分子をピックアップして、反応体ガスとなり、次に、これが、質量流コントローラを用いてCVD反応器の反応チャンバ中に供給される。
【0005】
反応体ガスを反応チャンバに導入する際の条件は、ウエハ上に成長するエピタキシャル層の特徴に大きい影響を与える。ウエハ上に成長するエピタキシャル層の性質を最適化するために修正されることがあるこれらの条件には、一般的に、材料の粘度、密度、蒸気圧、反応体ガスの流路、化学的活動度、温度などがある。例えば、反応体ガスの流路は、反応チャンバ中に反応体ガスを導入する際に使用される流れフランジの設計を変えることによって変更してもよい。多くの事例では、ある特定のタイプの層を成長させるための最適な流路を決定するために、基板上に成長するエピタキシャル層が研究されている。
【0006】
エピタキシャル層をウエハ上に堆積する場合、ウエハは一般的には、反応チャンバ内のウエハキャリヤ上に置き、このウエハキャリヤを回転式サセプタ上に順番に置く。これらの反応器中で、ウエハキャリヤとサセプタをその上にウエハを搭載したまま高速回転させることによって、一様なエピタキシャル層が成長する。堆積された層の厚さ、組成及び品質によって、結果として得られる半導体デバイスの特徴が決まる。したがって、この堆積プロセスは、一様な組成と厚さを持つ膜を各ウエハの上面上に堆積することが可能であることを必要とする。一様性に対する要件は、用いられるウエハが大型化し、複数のウエハ上にコーティングを堆積する装置が使用されるにつれて、ますます厳しいものとなっている。
【0007】
従来のウエハキャリヤを用いる堆積プロセスでは、ウエハの表面温度は、通常は、ウエハキャリヤの表面温度より低いが、それは、ウエハとウエハキャリヤ間の界面に生じる熱抵抗と、ウエハキャリヤとウエハの材料の放射率が異なっているからである。不運なことに、この温度差によって、結果として得られる半導体ウエハの品質が劣化する。例えば、ウエハキャリヤの表面温度が高いと、ウエハの表面、特にその外側周辺に沿って温度が非一様となり、そのため、ウエハの周辺部分に沿って堆積された層が、通常は、品質が劣化し、そのため、廃棄しなければならないことになる。
【0008】
図1Aに示す一般的な先行技術によるデバイスでは、ウエハ10は、ウエハキャリヤ12の頂部に搭載される。次に、このウエハキャリヤ12が、回転式支持スピンドル16の頂部に取り付けられたサセプタ14に搭載される。ウエハ10、ウエハキャリヤ12及びサセプタ14の上方端は、一般に、密閉された反応体チャンバ内に置かれる。加熱アセンブリ18は、サセプタ14の下方に配置されて、サセプタを加熱するようになっていて、その上にウエハキャリヤ12とウエハ10が搭載される。スピンドル16は、ウエハ10上を流れる反応体ガスの一様性を向上させるように回転するのが望ましい。スピンドル16が回転することによって、概して、ウエハ10上を流れる反応体ガスの一様性と更にウエハ10全体にわたる温度の一様性が向上する。
【0009】
ウエハキャリヤ12は、その上方表面22に円形ポケット20を含んでおり、これによって、ウエハキャリヤ12が堆積プロセス中に回転しながらウエハ10をしかるべき位置に保持する。一般的には、円形ポケット20は、ウエハ10の直径より約0.020インチ大きい直径と、ウエハの厚さより約0.002インチ深い深さを有している。これらのウエハキャリヤ12もまた、一般的には、環状フランジ24を有し、これによって、ウエハキャリヤ12を持ち上げて反応チャンバ内外に移送する。ウエハキャリヤ12は、自身の底部表面に、環状壁26を有することがあるが、これによって、ウエハキャリアが堆積プロセス中に回転しながら、ウエハキャリヤ12をサセプタ14上に位置付けして保持する。
【0010】
図1Bを参照すると、堆積プロセス中に、ウエハ10は、加熱アセンブリ18によって加熱される。その結果、早期に堆積されたエピタキシャル層は、後に堆積されたエピタキシャル層より概して高温である。このため、図1Bに示すように、しばしば、各ウエハ10の周辺エッジ28が反り上がってウエハキャリヤ12から離れてしまう。その結果、ウエハ10の周辺エッジ28は、もはやウエハキャリヤ12とは接触せず、したがって、ウエハの内部部分と同じレベルには加熱されない。本発明はどのような特定の動作理論に制限されることはないが、この反り返りは、早期に堆積されたエピタキシャル層が後に堆積されたエピタキシャル層より高温にあるためであると信じられている。そのうえ、ウエハが不均一に加熱されるが、それは、ウエハの反り返った外部部分が加熱アセンブリから更に離れている間に、ウエハの内部部分が、加熱されるからである。その結果エピタキシャル層は、ウエハ全体にわたって非一様となり、ウエハ10の反り返り部分を廃棄しなければならなくなる。その理由は、とりわけ、ウエハの反り返り部分から取った半導体デバイスは、ウエアの内部領域から取った半導体デバイスとは動作特性が異なってしまうからである。
【0011】
したがって、各ウエハの表面全体にわたってより一様なエピタキシャル層を堆積させ得る装置に対する必要性がある。より特定的には、エピタキシャル層形成プロセス間にウエハを実質的に平坦に維持し、これによって、ウエハのエッジが反り返るのを防止するウエハキャリヤに対する必要性が存在する。
【0012】
(発明の開示)
半導体デバイス作成用のウエハなどの基板上にエピタキシャル層を成長させる装置は、その上方端が反応チャンバの内に配置され、下方端が反応チャンバの外に配置され、上方端と下方端の間を延長する開口を有する回転式スピンドルを含んでいる。この装置は、スピンドルの上方端に取り付けられた回転式プラットフォームを含んでいる。ある実施形態では、この回転式プラットフォームは、非多孔性材料から成っているサセプタであるのが好ましい。スピンドルの上方端は、回転式のプラットフォームとスピンドル間の取り付け係合力を高めるための外向きに延長するフランジ部分を含んでいるのが好ましい。プラットフォームは、上面と、スピンドルの上方端と接触している底面と、プラットフォームの上面と底面間を延長している中心部開口とを含んでいる。回転式プラットフォームをスピンドルの頂部に取り付ける際、回転式プラットフォームの中心部開口は、スピンドルの上方端と下方端の間を延長する開口と実質的に整合しているのが好ましい。ある好ましい実施形態では、この装置は、回転式スピンドルに接続されたモータを含んでいるが、これによって、スピンドルとそれに取り付けられているプラットフォームを選択的に回転させる。1つ以上の回転式真空フィードスルーを、スピンドル及び/又は反応チャンバと密封係合させて、スピンドルと反応チャンバ間及びスピンドルの周りを真空密封するようにしてもよい。
【0013】
本装置はまた、プラットフォームの上面の上に置かれた実質的に多孔性のウエハキャリヤを含むのが望ましい。この実質的に多孔性のウエハキャリヤは、その上面が、1つ以上のウエハをその内部に受容するための1つ以上の空洞を有しているのが好ましい。各空洞は、その外径又は周囲長がその内部に置かれるウエハの内の1つの外径又は周囲長以上であるのが好ましい。ある好ましい実施形態では、ウエハキャリヤの上面に形成された各空洞の直径は、その内部に置かれたウエハ個々のウエハの直径の約1.0〜1.25倍である。ウエハキャリヤはまた、その底部表面が、プラットフォームの上面と接触していてもよい。ウエハキャリヤの底部表面の内部には、中空のスペースが形成されているのが望ましい。ウエハキャリヤをプラットフォームの頂部に置く際に、そのウエハキャリヤの中空スペースは、プラットフォームの中心開口と実質的に整合するのが好ましい。その結果、ウエハキャリヤの中空スペースは、プラットフォームの中心開口と、回転式スピンドル中を延長する長尺開口とに対して実質的に整合することになる。
【0014】
上記の実質的に多孔性のウエハキャリヤは、黒鉛、SiC及びモリブデンから成るグループから選択された材料で作るのが好ましく、また、約7〜14%の多孔性を有するのが好ましい。ウエハキャリヤはまた、中空スペースと連通している1つ以上のチャネルを含んでもよい。この1つ以上のチャネルは、中空スペースから外側に延長しているのが好ましく、ウエハキャリヤの上面に形成されている1つ以上の空洞の下を通過してもよい。ある好ましい実施形態では、これらのチャネルは、ウエハキャリヤの底部表面に沿って、ウエハキャリヤの空洞の下方を延長する。ウエハキャリヤはまた、密封リングなどの密封装置を、その外部周囲に隣接して含むが、これによって、ウエハの中空スペースを堆積チャンバ内にある反応体ガスから隔離する。この密封装置は、ウエハキャリヤをプラットフォームの頂部に置く際に、プラットフォームの外部周囲を越えて延長するウエハキャリヤの外部フランジ部分を含んでもよい。ある実施形態では、空洞の周囲を囲むウエハキャリヤの上面は、非多孔性のコーティング又は層でカバーされてもよい。以下で詳細に説明するが、ウエハがウエハキャリヤの空洞中に置かれて、実質的に多孔性であるウエハキャリヤを減圧すると、非多孔性層によって、空洞の真空吸引力が高まり、それによって、ウエハを実質的に平坦に維持するウエハキャリヤの性能が向上する。
【0015】
堆積チャンバはまた、スピンドル開口と連通しているポンプを含んでもよく、これによって、スピンドル内を延長している長尺の開口内を真空にしたり真空吸引したりする。スピンドル開口内に低圧領域が発生すると、等しい力を持つ真空又は低圧領域が、回転式プラットフォームの中心開口とウエハキャリヤの中空スペース双方の内部で発生する。この真空は、中空スペースから、ウエハキャリヤ中を延長する1つ以上のチャネルに及ぶ。ウエハキャリヤの空洞内にウエハを置いて1つ以上の反応体ガスを反応チャンバに導入すると、中空スペース内の真空又は真空吸引は、反応チャンバ内の圧力レベルより低くなる。その結果、空洞内で、ウエハとウエハキャリヤ間が吸引される。このような吸引によって、先行技術による堆積チャンバ(例えば、図1Aに示す先行技術による実施形態)で発生するような、エピタキシャル層が堆積されるにつれて、ウエハの周辺エッジが、反り返ったり、ウエハキャリヤから引き離されたりするのを防止する。その結果、ウエハの表面全体にわたって一様なエピタキシャル層が形成され、これによって、ウエハの周辺部分から信頼性のある半導体デバイスが得られる。
【0016】
本発明の他の好ましい実施形態によれば、CVD反応器の反応チャンバ中にウエハを支持する装置は、その上方端が反応チャンバの内部に配置され、下方端が反応チャンバの外部に配置された回転式スピンドルを含み、このスピンドルは、この上方端と下方端間を延長する開口を含んでいる。この装置はまた、スピンドルの上方端の頂部に取り付けられた回転式プラットフォームを含み、このプラットフォームの上面と底面は、スピンドルの上方端と、プラットフォームの上面と底面間を延長する中心開口とに接触しており、この中心開口は、実質的にスピンドル開口と整合している。この装置はまた、プラットフォームの上面の上に置かれた実質的に多孔性のウエハキャリヤを含んでもよい。ウエハキャリヤは、その底面に、プラットフォームの中心開口と実質的に整合しており、また、スピンドル開口と流体連通している中空スペースを含むのが好ましい。スピンドル開口は、低圧供給源に接続されており、これによって、ウエハキャリヤの中空スペース内の圧力レベルが、ウエハキャリヤ上に置かれたウエハの上方の圧力レベルより低くなるようになっている。その結果、ウエハキャリヤの頂部に置かれたウエハはすべて、ウエアキャリヤに向かって吸引され、これで、先行技術によるデバイスのように、ウエハのエッジが反り上がることがない。
【0017】
本発明の更に別の好ましい実施形態では、ウエアの最上部にエピタキシャル層を成長させる方法は、回転式で実質的に多孔性のウエハキャリアを内部に有する反応チャンバを提供し、第1の圧力レベルを反応チャンバ内で維持し、ウエハを実質的に多孔性のウエハキャリヤの頂部に置き、このステップの後で、実質的多孔性ウエハキャリヤを真空吸引して、ウエハとウエハキャリヤ間の界面が、反応チャンバ内の第1の圧力レベル未満の第2の圧力レベルを有するようにすることを含む。
【0018】
他の実施形態では、実質的多孔性ウエハキャリヤは、上面と、底面と、ウエハ受容用の上面に形成された複数のウエハ受容空洞とを有している。この実施形態では、ウエハ受容空洞を囲んでいるウエハキャリヤの頂部表面は、非多孔性層でカバーされている。本発明は、どのような特定の動作理論によっても制限されないとはいえ、非多孔性層によって、空洞内を真空吸引する真空力が高くなると信じられている。更に他の実施形態では、実質的多孔性ウエハキャリヤの頂部表面は、空洞を有さないが、ウエハキャリヤの頂部に形成されている非多孔性層によって画定されるウエハ受容領域を有している。このウエハ受容領域は、非多孔性層によってカバーされず、これによって、エピタキシャル層を成長させる際に、ウエハ受容領域の吸引が、ウエハキャリヤの頂部にウエハを保持する。
【0019】
本発明の上記及び他の好ましい実施形態を、以下に詳述する。
【0020】
(発明を実施するための最良の形態)
図2に、本発明のある好ましい実施形態による、ウエハ上にエピタキシャル層を成長させる装置を示す。この装置は、側壁102と、反応体ガスなどの反応体化学製品を堆積チャンバ100の内部領域108に導入するための1つ以上の開口106を含む頂部フランジ104とを備える堆積チャンバ100を含んでいる。堆積チャンバ100はまた、底部密封フランジ110を含んでいる。堆積チャンバ100は、ステンレス鋼製で、その頂部フランジ104と底部フランジ110が、側壁102と密封状に係合しているのが好ましい。頂部フランジ104の開口106から導入された反応体ガスは、1つ以上のシャワーヘッド114によって概して一様に分布される。反応体ガスは、以下に詳述するように、堆積チャンバ100内で相互作用して、ウエハ上にエピタキシャル層を形成するのが好ましい。反応体ガスが互いに相互作用してウエハの頂部に堆積した後で、廃材料が、底部密封フランジ110中を延長している排気口116から除去される。ある好ましい実施形態では、廃反応体ガスは、ポンプ118を用い排気開口116から除去される。堆積チャンバ100の内部領域108内の圧力レベルは、スロットルバルブ120で調整される。
【0021】
ウエハ上にエピタキシャル層を成長させるためには、このようなウエハ122は、堆積チャンバ100内のしかもウエハキャリヤ124の頂部に置くのが好ましい。ウエハキャリヤ124は、上面126と、底面128と、1つ以上のウエハ122を内部に受容するようになっている1つ以上のウエハ受容空洞128と、を有している。ウエハ受容空洞128は各々が、内部に蓄積されるウエハ122の外径以上の直径を有するのが好ましい。ウエハキャリヤ124はまた、ウエハキャリアの底面128に形成された中空スペース130を含むのが好ましい。中空スペース130は、ウエハキャリヤ124の中心部に位置付けされてもよい。ウエハキャリヤ124は、一般的にウエハキャリヤに用いられる黒鉛、SiC、モリブデン又は他の良く周知の材料などの実質的に多孔性の材料で作成されるのが好ましい。ある好ましい実施形態では、ウエハキャリヤ124の多孔性は、約7〜14%である。
【0022】
ウエハキャリヤ124はまた、ウエハキャリヤ124の外部周囲を画定する外部フランジ132を含んでいる。ウエハキャリヤ124は、回転式のプラットフォーム又はサセプタの頂部に位置付けされるようになっている。サセプタ134は、上面136と、そこから遠隔にある底面138とを有している。サセプタ134はまた、上面136と底面138間を延長する中心開口140を含んでいる。
【0023】
サセプタ134は、上方端144が堆積チャンバ100内に配置され下方端146が堆積チャンバの外側に配置されている回転式スピンドル142に接続されている。スピンドル142の最上方端は、サセプタ134の底面138に搭載されたフランジ付き部分148を含むのが好ましい。スピンドル142は、プーリー152及び154並びにベルト156を介してモータ150によって回転されてもよい。スピンドル142は、サセプタ134内で延長している中心部開口140と整合された、その内部を延長する長尺の開口158を有するのが好ましい。ウエハキャリヤ124をサセプタ134の頂部に装備する場合、その底面128にある中空スペース130は、スピンドル開口158及びサセプタ開口140と実質的に整合しているのが好ましい。外部フランジ132は、ウエハキャリヤ124とサセプタ134が回転するにつれて、サセプタ134の頂部にウエハキャリヤ124を保持する。
【0024】
スピンドル142の最下方端は、ポンプ118に接続されて、スピンドル開口158を介して真空吸引するようにするのが好ましい。差圧コントローラ162は、堆積チャンバ100の内部領域108の圧力及びスピンドル開口158とサセプタ開口140並びに中空スペース130の内の圧力レベルを調整し、これによって、中空スペース130内の圧力レベルが常に、堆積チャンバ100の内部領域108内の圧力レベル未満となるようにする。ある好ましい実施形態では、堆積チャンバ100とスピンドル142間、またはスピンドル142の周囲は、1つ以上の真空回転フィードスルー160、164を用いるなどして、真空密封されている。良く周知の真空回転フィードスルーは、フェロフルイディック社(Ferrofluidic Corporation)、アドバンスト・フルイド・システム社(Advanced Fluid Systems)、及びリガク社(Rigaku)で製造されている。
【0025】
上述したように、ウエハキャリヤ124は、ウエハキャリヤ124の底面128に形成された中空スペース130を含むのが好ましい。ポンプ118が起動されると、スピンドル開口158、サセプタ開口140及び中空スペース130内が真空となる。ウエハキャリヤは、中空スペース130と連通している1つ以上のチャネル135を含んでおり、これによって、中空スペース130内の低圧又は真空が、実質的に多孔性であるウエハキャリヤの全領域にわたって行き渡るようになっている。その結果、ウエハ122とウエハキャリヤとの界面(すなわち、空洞128内)における圧力レベルは、反応チャンバ100の内部領域108内の圧力レベル未満となる。本明細書では、用語「ウエハ122とウエハキャリヤとの界面」は、キャリヤ上に置かれたウエハと直接に接触しているウエハキャリヤの領域を意味する。界面における低圧により、ウエハ122は空洞128に吸引され、これによって、図1Bに示す先行技術によるデバイスのように、ウエハ122の周辺エッジが反り上がるのを防止する。本発明は、どのような動作理論にも制限されないとはいえ、ウエハ122を、その上に反応体ガスが堆積している間に実質的に平坦に維持することによって、ウエハ全体の領域にわたって一様なエピタキシャル層を有する半導体ウエハが形成されるものと信じられている。その結果、ウエハのエッジに形成された半導体デバイスも使用可能となり、先行技術によるプロセスの場合のように廃棄されることはない。
【0026】
ある好ましい実施形態では、ウエハキャリヤ124は、ウエハキャリヤ124をサセプタ134の頂部で整合し、また、サセプタが回転している間にウエハキャリヤ124がサセプタ134から落ちないように防止するフランジ領域132を有している。このフランジ領域はまた、ウエハキャリヤ124とサセプタ134間を密封してもよく、堆積チャンバ100の内部領域108内の比較的高い圧力のガスをウエハキャリヤ124の中空スペース130とチャネル135中の比較的低い圧力のガスから隔離している。
【0027】
図3Aに、本発明のある好ましい実施形態による、図2のウエハキャリヤ124の平面図を示す。ウエハキャリヤ124は、複数のウエハ受容空洞128を形成した上面126を含んでいる。ウエハキャリヤ124は、自身の外部周囲の周りを延長する周辺フランジ132を含んでいる。上述したように、周辺フランジ132は、サセプタ134の頂部にウエハキャリヤ124を位置付けするための整合ガイドとなるのが好ましい。周辺フランジ132はまた、堆積チャンバ100の内部領域108内の比較的高い圧力のガスをウエハキャリヤ124の中空スペース130内の比較的低い圧力のガスから効果的に隔離する密封機能を与えてもよい。
【0028】
図3Bに、中空スペース130と、中空スペース135から外向きにそしてウエハキャリヤ124の空洞支持領域168の周りに延長するチャネル135とを含むウエハキャリヤ124の底面図を示す。チャネル135は、ポンプ118が発生した真空状態を、より一様なパターンで、実質的多孔性ウエハキャリヤ124の全体にわたって分布させるのが好ましい。ある好ましい実施形態では、空洞支持領域168は、ウエハ受容空洞128と実質的に整合している。空洞支持領域168の直径は、ウエハ受容空洞128の直径の約1〜1.5倍であってもよい。本発明は、どのような特定の動作理論にも制限されないとはいえ、空洞支持領域168は、ウエハキャリヤ124の構造的安定性を向上させ、これによって、ウエハキャリヤ124が、ウエハキャリア124内でそれが真空吸引される際に反ったり、屈曲したり、絞られたりするのを防止すると信じられている。
【0029】
図4に、エピタキシャル層形成プロセス中にサセプタ134の頂部に置かれたウエハキャリヤ124の拡大図を示す。1つ以上のウエハ122を空洞128内に置いたら、反応体ガス170をウエハ122の表面に置く。初期状態では、スピンドル142は、モータ150(図示せず)によって回転され、これによって、スピンドル142の上方端144に搭載されているサセプタ134とウエハキャリヤ124とが回転する。反応体ガス170は次に、堆積チャンバ100の内部領域108に導入される。ポンプ118(図2)が、スピンドル開口158を介して真空吸引172する。スピンドル開口158とサセプタ開口140を介して真空吸引するにつれて、ウエハキャリヤ124の中空スペース130も類似の大きさとなる。ウエハキャリヤ124が実質的に多孔性であるため、真空吸引175が、空洞128とウエハ122の間の界面174に発生する。真空175が、ウエハ122のエッジ176を空洞128中に引き入れ、これによって、ウエハ122の周辺エッジ176が、エピタキシャル層の形成中に反り返らないようにする。その結果、一様な層及び/又は一貫した特性をその表面全体にわたって有する半導体ウエハを形成することができる。
【0030】
図5に、本発明の他の好ましい実施形態による、ウエハ222を受容するためのウエハキャリヤ224を示す。ウエハキャリヤ224は、上面226と、それから遠隔にある底面228とを有している。ウエハキャリヤ224には、1つ以上のウエハ受容空洞229が形成されている。各空洞229のサイズと形状は、ウエハ222を受容するようになっており、これによって、エピタキシャル層がウエハ上で成長し得るようになっている。各空洞229は、ウエハ222の下側に対面する界面274を画定している。空洞229を囲んでいるウエハキャリヤ224の上面226は、非多孔性層280でカバーされている。中空スペース230が真空吸引されるにつれて、非多孔性層280によって、ウエハ/キャリヤ界面274に真空力が集中し、これによって、エピタキシャル層が成長するにつれて、ウエハ222を実質的に平坦な位置に維持するアセンブリの機能を高めるようになっている。更に別の実施形態では、ウエハキャリヤの上面は、実質的に平坦であり、また、そのウエハ受容領域は、上面の上に形成され、ウエハ受容領域を囲む非多孔性コーティングによって画定されている。多孔性ウエハキャリヤでは、このような真空力は、キャリヤのウエハ受容領域(すなわち、非多孔性コーティングによってカバーされていないウエハの上面の領域)に集中する。
【0031】
上記の特徴の上記及び他の変更例及び組み合わせ例は用いることが可能であるが、好ましい実施形態の上記の説明は、クレームを制限するのではなく図示目的であると理解すべきである。
【0032】
(産業上の利用可能性)
本発明は、半導体産業に応用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1A】
ウエハキャリヤの頂部に搭載されたウエハと、サセプタと、サセプタ支持用の回転式スピンドルと、サセプタ加熱用の加熱デバイスと、を含む先行技術によるウエハキャリヤの断面図である。
【図1B】
エピタキシャル層がウエハの頂部に成長している、図1Aの先行技術によるウエハキャリヤの図である。
【図2】
本発明によるある好ましい実施形態による、ウエハキャリヤと、回転式プラットフォームと、回転式スピンドルと、を含む堆積チャンバの断面図である。
【図3A】
図2を線IIIA−IIIAで切り取った図2のウエハキャリヤの平面図である。
【図3B】
図3Aのウエハキャリヤの底面図である。
【図4】
図2の堆積チャンバの部分断面図である。
【図5】
本発明のある好ましい実施形態による、ウエハ受容空洞と、ウエハ受容空洞を囲む実質的非多孔性上面を有するウエハキャリヤの断面図である。
Claims (27)
- 反応チャンバの内部に配置された上方端と、前記反応チャンバの外側に配置された下方端と、前記上方端と前記下方端の間を延長する開口と、を有する回転式スピンドルと、
前記スピンドルの前記上方端に搭載された回転式プラットフォームであり、前記プラットフォームが、上面と、前記スピンドルの前記上方端と接触している底面と、前記プラットフォームの上面と底面間を延長する中心部開口と、を含み、前記中心部開口が、前記スピンドル開口と実質的に整合している、回転式プラットフォームと、
前記プラットフォームの上面上に配置され、前記プラットフォームの上面と接触している底面を有する実質的に多孔性のウエハキャリヤであり、ウエハキャリヤの底面が、前記プラットフォームの中心部開口と実質的に整合している中空スペースを有する、実質的に多孔性のウエハキャリヤと、
を備え、前記スピンドルの下方端が、低圧の供給源に接続されていて、これによって、前記ウエハキャリヤの前記中空スペース内の圧力レベルが、前記反応チャンバ内の圧力レベルより低いようになっている、ウエハ上にエピタキシャル層を成長させる装置。 - 前記実質的多孔性ウエハキャリヤが、黒鉛、SiC及びモリブデンから成る群から選択された材料で作成されている、請求項1に記載の装置。
- 前記実質的多孔性ウエハキャリヤの多孔性が、約7〜14%である、請求項1に記載の装置。
- 前記回転式プラットフォームが、非多孔性材料から成るサセプタである、請求項1に記載の装置。
- 前記回転式スピンドルに接続されていて、前記スピンドルと前記プラットフォームを選択的に回転させるモータを更に備える、請求項1に記載の装置。
- 前記スピンドルと密封状に係合していて、前記スピンドルと前記チャンバ間を真空密封する真空回転フィードスルーを更に備える、請求項1に記載の装置。
- 前記スピンドル中を延長する前記開口と、前記回転式プラットフォームの中心部開口と、前記ウエハキャリヤの底面の中空スペースとが、実質的に互いに整合している、請求項1に記載の装置。
- 前記スピンドルの下方端が、真空ポンプに接続されていて、これによって、前記ウエハキャリヤの中空スペース内の圧力レベルが、前記反応チャンバ内の圧力レベルより低くなるようにする、請求項7に記載の装置。
- 前記ウエハキャリヤが、1つ以上のウエハを受容するための1つ以上の空洞を含む上面を有する、請求項1に記載の装置。
- 1つ以上のウエハ受容空洞を囲む前記ウエハキャリヤの上面が、非多孔性層によってカバーされている請求項9に記載の装置。
- 前記空洞の各々が、前記ウエハの内の1つのウエハの直径以上の直径を有する、請求項9に記載の装置。
- 前記空洞の各々が、前記ウエハ各々の直径の約1.0〜1.25倍の直径を有する、請求11に記載の装置。
- 前記ウエハキャリヤが、前記中空スペースと連通していて前記中空スペースから外向きに延長している1つ以上のチャネルを含む、請求項1に記載の装置。
- 前記ウエハキャリヤが、前記中空スペースと連通していて前記中空スペースから外向きに前記ウエハキャリヤの外部周囲に向かって延長している1つ以上のチャネルを含む、請求項1に記載の装置。
- 前記チャネルの内の少なくとも1つが、前記ウエハキャリヤの空洞の内の少なくとも1つの下方を通過する、請求項14に記載の装置。
- 前記ウエハキャリヤが、密封装置を含む外部周囲を有し、これによって、前記ウエハキャリヤの中空スペース内の比較的低い圧力を、前記堆積チャンバ内の比較的高い圧力から隔離する、請求項1に記載の装置。
- 前記密封装置が、前記プラットフォームの外部周囲を越えて延長する前記ウエハキャリヤの外部フランジ部分を含む、請求項13に記載の装置。
- 前記堆積反応チャンバの内側に配置された上方端と、前記堆積チャンバの外側に配置された下方端とを有する回転式スピンドルであり、前記スピンドルが上方端と下方端間を延長する開口を含む、スピンドルと、
前記スピンドルの上方端に搭載された回転式プラットフォームであり、前記プラットフォームが、上面と、前記スピンドルの上方端と接触している底面と、前記プラットフォームの上面と底面間を延長する中心部開口とを含み、前記中心部開口が、前記スピンドル開口と実質的に整合している、回転式プラットフォームと、
前記プラットフォームの上面上に位置する実質的に多孔性のウエハキャリヤであり、前記ウエハキャリヤの底面が、前記プラットフォームの中心部開口と実質的に整合していて前記スピンドル開口と流体連通している中空スペースを有する、実質的に多孔性のウエハキャリヤと、
を備え、前記スピンドルの開口が、低圧の供給源に接続されていて、これによって、前記ウエハキャリヤの前記中空スペース内の圧力レベルが、前記ウエハキャリヤの周りの圧力レベルより低いようになっている、堆積チャンバ中にウエハを支持する装置。 - 前記ウエハキャリヤが、前記ウエハの内の1つ以上を受容する1つ以上の空洞を含む上面を有する、請求項18に記載の装置。
- 前記ウエハキャリヤの上面にある前記空洞が、前記ウエハの直径以上の直径を有する、請求項19に記載の装置。
- 前記ウエハキャリヤが、前記中空スペースと流体連通していて前記中空スペースから外向きに延長する1つ以上のチャネルを含む、請求項19に記載の装置。
- 前記チャネルの内の少なくとも1つが、前記ウエハキャリヤの前記空洞の内の少なくとも1つの下方を通過する、請求項21に記載の装置。
- 回転式で実質的に多孔性であるウエハキャリヤを内部に有する堆積チャンバを提供するステップと、
前記堆積チャンバ内に第1の圧力レベルを維持するステップと、
ウエハを前記実質的多孔性ウエハキャリヤの頂部に位置付けするステップと、
前記位置付けステップの後で、前記実質的多孔性ウエハキャリヤを真空吸引し、これによって、前記ウエハと前記ウエハキャリヤ間の界面が、前記堆積チャンバ内の前記第1の圧力レベル未満である第2の圧力レベルを有するようにするステップと、
を含み、前記ウエハが、実質的に平坦な方位に維持される、ウエハの頂部にエピタキシャル層を成長させる方法。 - 前記実質的多孔性ウエハキャリヤを回転させることを更に含む、請求項23に記載の方法。
- 真空吸引ステップの間に1つ以上の反応体を堆積チャンバに導入することを更に含む、請求項24に記載の方法。
- 前記ウエハを加熱することを更に含む、請求項23に記載の方法。
- 前記実質的多孔性ウエハキャリヤが、黒鉛、SiC及びモリブデンから成る群から選択された材料で作成されている、請求項23に記載の方法。
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