JP2004513846A - 多風味の飲料を分与する空気混合ノズル - Google Patents

多風味の飲料を分与する空気混合ノズル Download PDF

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Abstract

飲料分与ノズル10において、キャップ部材11は、それぞれの第1、第2、第3の飲料シロップ源に接続された第1、第2、第3の飲料シロップ入口ポート21乃至23と、混合流体源に接続された混合流体入口ポート27とを備えている。キャップ部材と接続された第1の環状体17は、排出通路55を備えており、第1の飲料シロップ入口ポートは、飲料シロップを排出通路まで運び、飲料分与ノズルから排出する。第1の環状体内に配置され且つキャップ部材と接続された第2の環状体18は排出通路59を備えており、第2の飲料シロップ入口ポートは飲料シロップを排出通路に運び、飲料分与ノズルから排出する。第2の環状体内に配置され且つキャップ部材と接続された第3の環状体19は、排出通路63を備えており、第3の飲料シロップ入口ポートは、飲料シロップを排出通路に運び、飲料分与ノズルから排出する。

Description

【0001】
【発明の背景】
【0002】
【関連出願の相互参照】
本出願は、1998年8月8日付けで出願され、現在は放棄されている、特許出願第09/128,241号の一部継続出願である、米国特許第6,098,842号の一部継続出願である。
【0003】
【発明の分野】
本発明は、飲料分与ノズル、より具体的には、非限定的に、風味を相互に混合させることなく、単一のノズルから多数の風味付けした飲物を分与する飲料分与ノズルに関する。
【0004】
【関連技術の説明】
食品及び飲料サービス業界の提供を受ける顧客の数及びその業界により供される飲物の量の双方が増大し、また、カウンタのスペースが重要であるため、標準型の飲物分与ノズルは、顧客の要求を満たすことができない。必要スペースを少なくし、また、審美上の理由のため、多数の風味付けした飲物を単一のノズルから分与することが望まれる。
【0005】
1つのノズルから飲物を分与するとき、風味付きのシロップをソーダ水又は単純水のような、混合流体と緊密に混合させ、形成される飲物が均一な濃度であるようにすることが必須である。混合流体がソーダ水であるとき、二酸化炭素が過剰に逃げ、望ましくない泡を生じないような仕方にてソーダ水及びシロップを混合することが必須である。
【0006】
多風味のズルが出遭う1つの大きな問題点は、シロップの残留である。それ以前に分与した飲物から残留するシロップを完全に除去して後続の異なる風味の飲物への残留を回避することは極めて難しい。この残留により分与された飲物の風味、色及びにおいに関する問題点が生じる。におい及び味に関する極く軽微な問題しか生じさせない極く少量の残留シロップでも透明な飲物の色に重大な影響を与えて、このことは望ましくないことである。
【0007】
対処しなければならないもう1つの問題点は、ソーダ水又は単純水のような混合流体とシロップを適正に混合させることである。適正な混合を保証するためには、シロップの最大の表面積を混合流体にさらすことが必須である。混合がノズル外にて行われるならば、シロップ流のモーメントは、混合流体のモーメントにほぼ等しいか又はそれ以下であることが重要である。
【0008】
混合流体がソーダ水であるとき、過剰な発泡ももう1つの問題点である。過剰な発泡を防止するためには、高圧力にてノズルに入るソーダ水は、緩やかに周囲圧力まで降下させ、溶液から逃げる二酸化炭素の量が最小であるようにしなければならない。高流量時、二酸化炭素のガス抜けが特に問題である。そのため、ソーダ水がノズル及びカップの双方にて二酸化炭素を解放すると、溶液から逃げる、その解放された二酸化炭素は、分与された飲物に過剰な発泡を生じさせる。この過剰な発泡は、飲物は一般に「泡立たない」ものであるため、不良な製品を製造することになる。
【0009】
多風味のズルに伴う上述の問題点を解決しようとする従来の試みは、成功するに至っていない。殆どの場合、1990年5月29日付けでマックキャン(MaCann)に対して発行された米国特許第4,928,854号におけるように、シロップは、風味の各々に対し別個の管状導管を通じてノズル出口に供給される。シロップは、複数の別個の導管を通じて水通路内への排出開口部に流れ、ノズルの出口端に供給される。混合流体との接触に提供されるシロップの全表面積は、比較的小さく、このため、適正な混合は難しい。この形態は、また、シロップの残留を解消することも困難にする。
【0010】
【発明の概要】
本発明によれば、飲料分与ノズルは、第1、第2、及び第3の飲料シロップ源に接続された第1、第2、及び第3の飲料シロップ入口ポートと、混合流体源に接続された混合流体入口ポートとを有するキャップ部材を備えている。第1の環状体、第2の環状体、及び第3の環状体の各々は、それぞれの第1、第2、及び第3の飲料シロップ入口ポートから供給された飲料シロップを排出通路を介して飲料分与ノズルから排出すべくキャップ部材と接続されている。外側ハウジングがキャップ部材に接続され、また、この外側ハウジングは、出る飲料シロップと混合させた、混合流体入口ポートから供給された混合流体を飲料分与ノズルから排出すべく第1の環状体と共に、混合流体通路を画成する。
【0011】
第1の環状体、第2の環状体、及び第3の環状体の各々は、それぞれの第1、第2、及び第3の飲料シロップ入口ポートから飲料シロップを受け取り、また、飲料シロップを排出通路に供給する溝を有している。キャップ部材は、それぞれの第1、第2、及び第3の飲料入口ポートと接続された第1、第2、及び第3の飲料シロップ出口ポートと、隆起部分とを備えており、隆起部分の各々は、それぞれの溝内に嵌まり、第1の環状体、第2の環状体、及び第3の環状体をキャップ部材に接続し且つ飲料シロップを第1の環状体、第2の環状体、及び第3の環状体に連絡させる。キャップ部材は、混合流体入口ポートに接続され且つ混合流体通路と連絡して混合流体を周方向に混合流体通路内に供給する、複数の混合流体出口通路を更に備えている。
【0012】
このため、本発明の1つの目的は、飲料シロップ及び混合流体を高体積流量にて分与し、分与された飲料物を形成する飲料分与ノズルを提供することである。
本発明の別の目的は、飲料シロップと混合流体との間の層状化を解消する飲料分与ノズルを提供することである。本発明の更に別の目的は、異なる風味のシロップ間にて残留することを防止しつつ、多数の風味を分与することのできる飲料分与ノズルを提供することである。本発明の更なるその他の目的、特徴及び有利な点は、以下の説明を参照して当該技術分野の当業者に明らかになるであろう。
【0013】
【好ましい実施の形態の詳細な説明】
図1乃至図9に図示するように、飲料分与ノズル10は、キャップ部材11と、oリング12と、ガスケット13乃至15と、内側ハウジング16と、第1のすなわち外側環状体17と、第2のすなわち中間の環状体18と、第3のすなわち内側環状体19と、外側ハウジング20とを備えている。内側ハウジング16は、チャンバ40を画成し、また、チャンバ40内への開口部44を備えている。内側ハウジング16は、導管45乃至47を通じてそれぞれチャンバ40と連絡するキャビティ41乃至43を備えている(図1及び図2参照)。導管45乃至47は、別個のキャビティ41乃至43に接続するが、これらの導管は同心状に隔てられている、すなわち、導管47は最内側にあり、導管45は中間にあり、導管46は最外側にある(図7乃至図9参照)。導管45乃至47は、同心状に隔てられており、飲料シロップは3つの別個の箇所にてチャンバ40に入ることができる。チャンバ40を画成する内側ハウジング16の内壁は、階段状部分48乃至51を備えている。
【0014】
第1のすなわち外側環状体17は、上側部材52と、排出部材53とを備えている(図1及び図2参照)。第1のすなわち外側環状体17は、内側ハウジング16のチャンバ40内に嵌まり、上側部材52の一部分が階段状部分49に係合するようにする。上側部材52の該部分は、階段状部分49に圧力嵌めするか又はこの第1の実施の形態におけるように、接着剤を使用して上側部材52の該部分を階段状部分49と固着してもよい。第1のすなわち外側環状体17と、階段状部分48を画成する内側ハウジング16の内壁とは、内側ハウジング16の導管46に接続する環状通路54を形成する。
【0015】
環状通路54は、排出する間、第1のすなわち外側環状体17の周りで多量の飲料シロップが均一に流れることを保証する(図7乃至図9参照)。排出部材53は、内側ハウジング16に対し内壁の下側部分内にほぼ位置するような寸法とされているから、排出部材53は飲料シロップを排出するとき、環状通路54を助ける排出通路55を備えている(図6参照)。排出部材53は、制限された環状の流れにて飲料シロップを排出し、飲料シロップが飲料分与ノズル10から出るとき、飲料シロップを均一に分配し、これにより、同様に飲料分与ノズル10から出る混合流体と接触するための最大の表面積を提供することを保証する作用を果たす。
【0016】
第2のすなわち中間環状体18は、上側部材56と、排出部材57とを備えている(図1及び図2参照)。第2のすなわち中間環状体18は、第1のすなわち外側環状体17に嵌まり、上側部材56の一部分が階段状部分50と係合するようにする。上側部材56の該部分は、階段状部分50に圧力嵌めするか又はこの第1の実施の形態におけるように、接着剤を使用して上側部材56の該部分を階段状部分50に対して固着してもよい。第2のすなわち中間環状体18及び第1のすなわち外側環状体17の内壁は、内側ハウジング16の導管45に接続する環状通路58を形成する。環状通路58は、多量の飲料シロップが、排出中、第2のすなわち中間環状体18の周りで均一に流れることを保証する(図7乃至図9参照)。
【0017】
排出部材57は、第1のすなわち外側環状体17に対し内壁の下側部分内にほぼ位置するような寸法とされているから、該排出部材57は、環状通路58が飲料シロップを排出することを助ける排出通路59を備えている。排出部材57は、飲料シロップを制限された環状の流れにて排出し、飲料シロップが飲料分与ノズル10から出るとき、飲料シロップを均一に分配し、これにより、同様に、飲料分与ノズル10から出る混合流体と接触するための最大の表面積を提供することを保証する作用を果たす。
【0018】
第3のすなわち内側環状体19は、固着部材60と、中間部材61と、排出部材62とを備えている(図1及び図2参照)。第3のすなわち内側環状体19は第2のすなわち中間環状体18に嵌まり、固着部材60が内側ハウジングの開口部44を貫通して突き出し、内側ハウジング16の内壁に係合し、開口部44を画成する。固着部材60は内側ハウジング16の内壁に対し圧力嵌めして開口部44を画成するか又はこの第1の実施の形態におけるように、接着剤を使用して固着部材60を内側ハウジング16の内壁に対して固着し、開口部44を画成してもよい。
【0019】
第3のすなわち内側環状体19、階段状部分51及び第2のすなわち中間環状体18の内壁は、環状通路64を形成し、該環状通路は内側ハウジング16の導管47と接続する。環状通路64は、排出中、多量の飲料シロップが第3のすなわち内側環状体19の周りで均一に流れることを保証する(図7乃至図9参照)。排出部材62は、第2のすなわち中間環状体18に対して内壁の下側部分内にほぼ位置する寸法とされているから、排出部材62は、環状通路64が飲料シロップを排出することを助ける排出通路63を備えている。排出部材62は、飲料シロップを制限された環状流れにて排出し、飲料シロップが飲料分与ノズル10から出るとき、飲料シロップが均一に分配され、これにより、同様に飲料分与ノズル10から出る混合流体と接触するための最大の表面積を提供することを保証する作用を果たす。好ましい実施の形態には環状体17乃至19が開示されているが、当該技術分野の当業者には、楕円形又は多角形のような代替的な形状が利用可能であることが理解されよう。
【0020】
キャップ部材11は、該キャップ部材11を通るそれぞれの接続導管37乃至39を介してそれぞれの飲料シロップ出口ポート24乃至26と連絡する飲料シロップ入口ポート21乃至23を有している(図1、図2及び図7乃至図9参照)。キャップ部材11は、内側ハウジング16をキャップ部材11に固着することを助ける突出部35を備えている。飲料シロップ出口ポート24乃至26は、内側ハウジングのそれぞれのキャビティ41及び42内にスナップ嵌めし、内側ハウジング16をキャップ部材11に固着する。ガスケット13乃至15は、それぞれの飲料シロップ出口ポート24乃至26の周りに嵌まり、流体シールを提供し且つ内側ハウジング16をキャップ部材11に対して固着することを助ける。更に、内側ハウジング16の開口部44を貫通して伸びる第3のすなわち内側環状体19の固着部材は、キャップ部材11の突出部35の周りにスナップ嵌めし、内側ハウジング16をキャップ部材11に対して固着することを助ける。
【0021】
内側ハウジング16がキャップ部材11に固着された状態で、飲料シロップ入口ポート21と、導管37と、飲料シロップ出口ポート24と、キャビティ41と、導管45と、排出通路59を含む環状通路58とを有する飲料シロップ路が形成される。飲料シロップ入口ポート22と、導管38と、飲料シロップ出口ポート25と、キャビティ42と、導管46と、排出通路55を含む環状通路54とを有する飲料シロップ路、及び飲料シロップ入口ポート23と、導管39と、飲料シロップ出口ポート26と、キャビティ43と、導管47と、排出通路63を含む環状通路64とを有する飲料シロップ路も形成される。
【0022】
キャップ部材11は、キャップ11を通る接続導管28を介して混合流体出口通路66乃至71と連絡する混合流体入口ポート27を備えている(図1乃至図3及び図6参照)。この第1の実施の形態における混合流体出口通路66乃至71は、キャップ部材11内で均一に隔てられ且つ環状キャビティ36の全周に沿って混合流体を供給すべくキャップ部材11の一部分により画成された環状キャビティ36と連絡している。この第1の実施の形態において、好ましい混合流体は、飲料シロップと組み合わされたとき、ソーダ入り飲料物を形成するソーダ水である。しかし、当該技術分野の当業者は、単純水のようなその他の混合流体が使用可能であることが理解されよう。更に、好ましい実施の形態には、飲料シロップと、ソーダ水又は単純水のような混合流体とから飲料を形成することが開示されているが、当該技術分野の当業者には、飲料シロップに代えて、ソーダ水又は単純水のような混合流体を上述したように、飲料路から個別に分与することが可能であることが理解されよう。
【0023】
キャップ部材20は、適宜で且つ周知の手段を使用して、キャップ部材11を標準的な分与弁に接続することを許容する耳状突出部29、30を備えている。飲料シロップ入口ポート21乃至23の各々は、飲料分与ノズル10に対し飲料シロップを供給すべく飲料シロップ導管を受け入れる。同様に、混合流体入口ポート27は飲料分与ノズル10に対し混合流体を供給すべく混合流体導管を受け入れる。ねじ又はその他の適宜な手段を利用して、ボス31乃至33の各々に固着された締結クリップは、飲料シロップ導管がそれぞれの飲料シロップ入口ポート21乃至23と接続され、混合流体導管が混合流体入口ポート27と接続された状態に保つ。キャップ部材11はoリング12を受け入れる溝34を有している。
【0024】
外側ハウジング20は、oリング12を含むキャップ部材11の上にスナップ嵌めし、該oリングは流体シールを提供し且つ外側ハウジング16をキャップ部材11に固着することを助ける。外側ハウジング20は、外側ハウジング20を周知の仕方にて標準型の分与弁に取り付けるフランジ74、75と、タブ76、77とを備えている。外側ハウジング20は、その出口端にて内方に伸びる張出し部分73を更に更に備えている。内側ハウジングの環状キャビティ36及び外壁を画成するキャップ部材11の部分と組み合わさって、外側部材20の内壁は、環状通路72を画成する。
【0025】
外側ハウジング20がキャップ部材11に固着された状態で、混合流体入口ポート27と、導管28と、混合流体出口通路66乃至71と、環状通路72とを有する混合流体路が形成される。好ましい実施の形態は飲料シロップと組み合わされてソーダ水又は単純水のような混合流体を分与することを考えるが、当該技術分野の当業者は、混合流体を別個に分与し、それ自体が混合流体を提供するようにすることが可能であることが理解されよう。
【0026】
作動時、混合流体は、混合流体入口ポート27を通って飲料分与ノズル10に入り且つ導管28を通って混合流体出口通路66乃至71に進み、環状キャビティ36に供給される(図7乃至図9参照)。環状キャビティ36は、多量の混合流体を受け取り、混合流体が混合流体の環状通路72を通って環状通路72の排出端まで下方に流れるとき、環状通路72の周りで均一に流れるべく満杯の状態に止まることを保証する。好ましい実施の形態において、環状通路72の排出端は、部分的に閉じて環状通路72から出る混合流体のモーメントを増大させ、環状通路72の全周の周りから出る混合流体の均一な分配状態を保つことができる。外側ハウジング20の内方に伸びる張出し部分73は、混合流体を排出部材53、57、62の1つから出る飲料シロップの流れに向けて内方に向ける。流体を内方に向けることは、緊密な混合を可能にし、また、シロップの残留を防止すべく環状通路72の排出端を洗浄するための手段を提供する。
【0027】
飲料シロップ入口ポート21乃至23の各々は、飲料シロップ源(図示せず)によって導管を通じて供給される飲料シロップの異なる風味分を受け取る。飲料シロップの各々は、上述したように、その特定の流路を通って流れ、飲料分与ノズル10から排出される(図7乃至図9参照)。図示するように、飲料シロップ入口ポート21に供給された飲料シロップは、導管37と、飲料シロップ出口ポート24と、キャビティ41と、導管45と、環状通路58と、排出通路59とを通って流れ、その後に、飲料分与ノズル10から排出される。
【0028】
環状通路54、58、64は、排出部材53、57、62の1つを通じて排出するため、それぞれの第1のすなわち外側環状体、第2のすなわち中間環状体、第3のすなわち内側環状体の各々の周りに多量の飲料シロップを提供する。排出部材53、57、62は、飲料シロップが飲料分与ノズル10から出るとき、飲料シロップの均一な分配を保証し、これにより、環状通路72から出る混合流体と接触するための最大の表面積を保証すべく飲料シロップの流れを制限する。典型的に、一時に1つの飲料シロップのみが分与されるが、一時に1つ以上の飲料シロップを飲料分与ノズル10から排出し、風味ミックスを提供することが可能であることを理解すべきである。
【0029】
飲料分与ノズル10の1つの重要な特徴は、飲料シロップを環状に排出し、これにより環状に排出された混合流体が分与ノズル10の下方の中間空気内で飲料シロップと接触するようにすることである。飲料シロップ及び混合流体の環状の排出形状は、2つの流れの間の接触表面積を著しく増大させ、その結果、より効果的な混合状態となる。更に、飲料分与ノズル10の外側にて飲料シロップ及び混合流体が混合することは、ノズル内部の混合チャンバに対して生ずる衛生上の懸念、すなわち、混合チャンバの内部に細菌が不衛生に蓄積し、これが、飲料シロップの付着に起因して悪化する懸念が解消される。3つの環状体を有する3つの別個の飲料シロップ源について説明したが、当業者は、単一の飲料シロップ源及び環状体を含む、任意の数の飲料シロップ源及び環状体を設けることができることが理解されよう。更に、環状通路72から出る単一の混合流体の流れは、2つ以上の流れに分割することができる。
【0030】
図10乃至図12に図示するように、飲料分与ノズル100の第2の実施の形態は、形態及び作用の点にて飲料分与ノズル10の第1の実施の形態と実質的に同一である。このため、飲料分与ノズル10の構成要素と形態及び作用が同様の飲料分与ノズル100の構成要素は、同様の参照番号で表示されている。飲料分与ノズル100は、該飲料分与ノズル100が混合流体を第3のすなわち内側環状体19の中央導管102内へ運ぶべく導管28に接続された導管101を備える点を除いて、飲料分与ノズル10と同様の形態とされ且つ同様に作用する。
【0031】
更に、第3のすなわち内側環状体19は、混合流体を排出された飲料シロップ流れの内部に排出する出口103を有している。このため、導管28は、混合流体を混合流体出口通路66乃至71のみならず、中央導管102に供給するため導管101にも供給する。中央導管102は、混合流体を飲料分与ノズル100の中央を通じて供給し、この中央にて混合流体は飲料シロップ流れ内に出て、混合流体及び飲料シロップの混合を向上させる。飲料分与ノズル100は、単一風味の飲料物を分与するときに使用し、また、多量の飲料分与ノズルと共に使用することが特に望ましい。ディフューザ104を導管101内に配置し、混合流体を中央導管102の側部に向けて、単一の流れが出口103から出るのを防止し、これにより混合流体と飲料シロップとの間の表面接触を向上させることができる。
【0032】
図13に図示するように、飲料分与ノズル200の第3の実施の形態は、形態及び作用の点にて、飲料分与ノズル10の第1の実施の形態と実質的に同一である。このため、飲料分与ノズル10の構成要素と形態及び作用が同様の飲料分与ノズル200の構成要素は、同様の参照番号で表示されている。飲料分与ノズル200は、飲料分与ノズル200において、第1のすなわち外側環状体17の出口端は、円錐形の切欠き部分201を有し、また、第2のすなわち中間環状体18の出口端は円錐形の切欠き部分202を有し、第3のすなわち内側環状体19の出口端は円錐形の切欠き部分203を有する点を除いて、飲料分与ノズル10と同様の形態とされ且つ同様に作用する。
【0033】
第1のすなわち外側環状体17、第2のすなわち中間環状体18、第3のすなわち内側環状体19が内側ハウジング16内に固着されたとき、円錐形の切欠き部分201、202、203は、飲料シロップ出口204に低圧領域を形成することを容易にすることにより飲料シロップの残留を防止するのを助ける逆円錐形の飲料シロップ出口204を画成する。飲料を形成すべく飲料シロップ及び混合流体を分与する間、低圧領域は、混合流体が飲料シロップ出口204の上を流れ、これにより飲料シロップ出口204を洗浄し、全ての残留する飲料シロップを除去することを許容する。
【0034】
図14に図示するように、飲料分与ノズル300の第4の実施の形態は、形態及び作用の点にて、飲料分与ノズル10の第1の実施の形態と実質的に同一である。このため、飲料分与ノズル10の構成要素と形態及び作用が同様の飲料分与ノズル300の構成要素は、同様の参照番号で表示されている。飲料分与ノズル300は、飲料分与ノズル300において、第1のすなわち外側環状体17の出口端が凹状の切欠き部分301を有し、第2のすなわち中間環状体18の出口端が凹状の切欠き部分302を有し、第3のすなわち内側環状体19の出口端が凹状の切欠き部分303を有する点を除いて、飲料分与ノズル10と同様の形態とされ且つ同様に作用する。
【0035】
第1のすなわち外側環状体17、第2のすなわち中間環状体18、及び第3のすなわち内側環状体19が内側ハウジング16内に固着されたとき、凹状の切欠き部分301、302、303は、飲料シロップ出口304にて低圧領域を形成することを容易にすることにより、飲料シロップの残留を防止することを助ける凹状の飲料シロップノズル出口304を画成する。飲料を形成すべく飲料シロップ及び混合流体を分与する間、低圧領域は、混合流体が飲料シロップ出口304の上方を流れ、これにより、飲料シロップ出口304を洗浄し、全ての残留する飲料シロップを除去することを許容する。
【0036】
図15に図示するように、飲料分与ノズル400の第5の実施の形態は、形態及び作用の点にて、飲料分与ノズル10の第1の実施の形態とほぼ同一である。このため、飲料分与ノズル10の構成要素と形態及び作用が同様の飲料分与ノズル400の構成要素は、同様の参照番号で表示されている。飲料分与ノズル400は、飲料分与ノズル400において、第1のすなわち外側環状体17の出口端が凸状突出部402を有し、第2のすなわち中間環状体18の出口端が凸状突出部403とを有し、第3すなわち内側環状体19の出口端が凸状突出部404を有する点を除いて、飲料分与ノズル10と同様の形態とされ且つ同様に作用する。第1のすなわち外側環状体17、第2のすなわち中間環状体18、及び第3のすなわち内側環状体19が内側ハウジング16内に固着されたとき、丸味を付けた凸形の形状は、分与された飲料シロップが飲料シロップノズル出口405の下側部分まで流れるのを許容し、飲料シロップが該下側部分にて分与された混合流体の流れによってリンスされるから、凸状突出部402、403、404は、飲料シロップの残留を防止することを助ける凸状飲料シロップのノズル出口405を画成する。
【0037】
図16に図示するように、飲料分与ノズル500の第6の実施の形態は、形態及び作用の点にて、飲料分与ノズル10の第1の実施の形態と実質的に同一である。このため、飲料分与ノズル10の構成要素と形態及び作用が同様の飲料分与ノズル500の構成要素は、同様の参照番号で表示されている。飲料分与ノズル500は、飲料分与ノズル500において、第1のすなわち外側環状体17の出口端が下方に傾斜する端縁502を有し、第2のすなわち中間環状体18の出口端が下方に傾斜する端縁503を有し、第3のすなわち内側環状体19の出口端が円錐形端縁504を有する点を除いて、飲料分与ノズル10と同様の形態とされ且つ同様に作用する。第1のすなわち外側環状体17、第2のすなわち中間環状体18、及び第3のすなわち内側環状体19が内側ハウジング16内に固着されたとき、円錐形状は、分与された飲料シロップが飲料シロップノズル出口505の下側部分まで流れ、飲料シロップが該ノズル出口にて分与された混合流体の流れによりリンスされることを許容するから、下方に傾斜する端縁502、503及び円錐形端縁504は、飲料シロップの残留を防止することを助ける円錐形の飲料シロップノズル出口505を画成する。
【0038】
図17に図示するように、飲料分与ノズル600の第7の実施の形態は、形態及び作用の点にて、飲料分与ノズル10の第1の実施の形態と実質的に同一である。このため、飲料分与ノズル10の構成要素と形態及び作用が同様の飲料分与ノズル600の構成要素は、同様の参照番号で表示されている。飲料分与ノズル600は、飲料分与ノズル600において、第1のすなわち外側環状体17の出口端が下方に傾斜する端縁602を有し、第2のすなわち中間環状体18の出口端が下方に傾斜する端縁603を有し、第3のすなわち内側環状体19の出口端が截頭円錐形の端縁604を有する点を除いて、飲料分与ノズル10と同様の形態とされ且つ同様に作用する。
【0039】
第1のすなわち外側環状体17、第2のすなわち中間環状体18、及び第3のすなわち内側環状体19が内側ハウジング16内に固着されたとき、截頭円錐形の形状は、分与された飲料シロップが飲料シロップノズル出口605の下側部分まで流れ、飲料シロップが該ノズル出口にて分与された混合流体の流れによりリンスされるから、下方に傾斜する端縁602、603及び截頭円錐形の端縁604は、飲料シロップの残留を防止することを助ける截頭円錐形の飲料シロップノズル出口605を画成する。更に、截頭円錐形の飲料シロップノズル出口605の平坦部分606は、飲料シロップの泡の発生を防止すると共に、混合流体による出口の洗浄を助ける低圧領域を形成する。
【0040】
図18に図示するように、飲料分与ノズル700の第8の実施の形態は、形態及び作用の点にて、飲料分与ノズル10の第1の実施の形態とほぼ同一である。このため、飲料分与ノズル10の構成要素と形態及び作用が同様の飲料分与ノズル700の構成要素は、同様の参照番号で表示されている。飲料分与ノズル700は、飲料分与ノズル700において、第1のすなわち外側環状体17の出口端が下方階段状端縁702を有し、第2のすなわち中間環状体18の出口端が下方階段状端縁703を有し、第3のすなわち内側環状体19の出口端が階段状の円錐形端縁704を有する点を除いて、飲料分与ノズル10と同様の形態とされ且つ同様に作用する。
【0041】
第1のすなわち外側環状体17、第2のすなわち中間環状体18、及び第3のすなわち内側環状体19が内側ハウジング16内に固着されたとき、階段状円錐形の形状は、分与された飲料シロップが飲料シロップノズル出口705の下側部分まで流れて、飲料シロップが該ノズル出口にて分与された混合流体の流れによってリンスされるから、下方階段状端縁702、703及び階段状の円錐形端縁704は、飲料シロップの残留を防止することを助ける階段状円錐形の飲料シロップノズル出口705を画成する。更に、下方階段状端縁702、703及び階段状円錐形端縁704は、余剰な飲料シロップに対する捕集箇所として機能する隙間を形成し、このため、その後の分与時、分与された飲料シロップは、捕集された飲料シロップの上を流れて、混合せず、これにより飲料シロップの残留を防止する。
【0042】
図19に図示するように、飲料分与ノズル800の第9の実施の形態は、形態及び作用の点にて、飲料分与ノズル10の第1の実施の形態と実質的に同一である。このため、飲料分与ノズル10の構成要素と形態及び作用が同様の飲料分与ノズル800の構成要素は、同様の参照番号で表示されている。飲料分与ノズル800は、飲料分与ノズル800において、第1のすなわち外側環状体17の出口端が下方階段状端縁802を有し、第2のすなわち中間環状体18の出口端が下方階段状端縁803を有し、第3のすなわち内側環状体19の出口端が階段状截頭円錐形端縁804を有する点を除いて、飲料分与ノズル10の同様の形態とされ且つ同様に作用する。第1のすなわち外側環状体17、第2のすなわち中間環状体18、第3のすなわち内側環状体19は、内側ハウジング16内に固着されたとき、階段状截頭円錐形の形状は分与された混合流体が飲料シロップノズル出口805の下側部分まで流れ、その混合流体によって飲料シロップによりそのノズル出口にてリンスされるから、下方階段状端縁802、803及び階段状截頭円錐形端縁804を飲料シロップの残留を防止することを助ける階段状の截頭円錐形飲料シロップノズル出口805を画成する。
【0043】
更に、下方階段状端縁802、803及び階段状円錐形端縁804は、余剰な飲料シロップに対する捕集箇所として機能する隙間を形成し、このため、その後の分与時、分与された飲料シロップが捕集された飲料シロップの上方を流れ且つ混合せず、これにより飲料シロップの残留を解消する。更に、階段状截頭円錐形の飲料シロップノズル出口805の平坦な部分806は、飲料シロップの泡の形成を防止すると共に、混合流体による出口の洗浄を助ける低圧領域を形成する。
【0044】
図20及び図21に図示するように、飲料分与ノズル900は、キャップ部材901と、oリング902と、第1のすなわち外側環状体903と、第2のすなわち中間環状体904と、第3のすなわち内側環状体905と、外側ハウジング906とを備えている。第1のすなわち外側環状体903は、第2のすなわち中間環状体904を内部に受け入れるチャンバを画成する中空の円筒体である。第1のすなわち外側環状体903は、完全に貫通して連絡する排出通路908を備えている。第1のすなわち外側環状体903は、溝907を更に備えており、該溝は、第2のすなわち中間環状体904の外面の一部分と共に、第1のすなわち外側環状体903の上側部分の周りで飲料シロップを分配するキャビティを形成する。溝907は、飲料シロップを排出通路908に運び、該通路が飲料シロップを第1のすなわち外側環状体903から環状流れにて排出し、このことは飲料シロップが飲料分与ノズル900から出るとき、飲料シロップの均一な分配を促進し、これにより、同様に飲料分与ノズル900から出る混合流体と接触するための最大の表面積を提供する。
【0045】
第2のすなわち中間環状体904は、第3のすなわち内側環状体905を内部に受け入れるチャンバを画成する中空の円筒体である。第2のすなわち中間環状体904は、第1のすなわち外側環状体903に嵌まり、第2のすなわち中間環状体904の外面が第1のすなわち外側環状体903の内面に当接するようにする。第2のすなわち中間環状体904は、第1のすなわち外側環状体903に圧力嵌めするか又はこれと代替的に、接着剤を使用して第2のすなわち中間環状体904を第1のすなわち外側環状体903内に固着してもよい。第2のすなわち中間環状体904は完全に貫通して連絡する排出通路910を備えている。第2のすなわち中間環状体904は溝909を更に備えており、該溝は、第3のすなわち内側環状体905の外面の一部分と共に、飲料シロップを第2のすなわち中間環状体904の上側部分の周りで分配するキャビティを形成する。溝909は飲料シロップを排出通路910まで運び、該排出通路は、飲料シロップを第2のすなわち中間環状体904から環状流れにて排出し、このことは飲料シロップが飲料分与ノズル900から出るとき、飲料シロップの均一な分配を促進し、これにより同様に飲料分与ノズル900から出る混合流体と接触するための最大の表面積を提供する。
【0046】
第3のすなわち内側環状体905は、完全に貫通して連絡する排出通路912を含む中実な円筒体である。第3のすなわち内側環状体905は、第2のすなわち中間環状体904内に嵌まり、第3のすなわち内側環状体905の外面が第2のすなわち中間環状体904の内面と当接するようにする。第3のすなわち内側環状体905は、第2のすなわち中間環状体904内に圧力嵌めするか又はこれと代替的に、接着剤を使用して第3のすなわち内側環状体905を第2のすなわち中間環状体904内に固着してもよい。
【0047】
第3のすなわち内側環状体905は、該第3のすなわち内側環状体905をキャップ部材901に固着することを助ける固着部材913を備えている。第3のすなわち内側環状体905は、飲料シロップを第3のすなわち内側環状体905の上方部分の周りで分配するキャビティを画成する溝911を更に備えている。該溝911は、飲料シロップを排出通路912に運び、該排出通路は飲料シロップを第3のすなわち内側環状体905から環状流れにて排出し、このことは飲料シロップが飲料分与ノズル900から出るとき、飲料シロップの均一な分配を促進し、これにより同様に飲料分与ノズル900から出る混合流体と接触するための最大の表面積を提供する。この第10の実施の形態は、環状体903乃至905を開示するが、当該技術分野の当業者は、任意の数の環状体が利用可能であり、また、所望の数の排出通路を有する単一のノズル本体の構造としてもよく、また、楕円形又は多角形のような代替的な形状も利用可能であることが理解されよう。
【0048】
キャップ部材901は、該キャップ部材901を貫通するそれぞれの接続導管を介してそれぞれの飲料シロップ出口ポート917乃至919と連絡する飲料シロップ入口ポート914乃至916を備えている。キャップ部材901は、第1のすなわち外側環状体903と、第2のすなわち中間環状体904と、第3のすなわち内側環状体905とをキャップ部材901に固着するのを助ける隆起部分920乃至922を備えている。隆起部分920乃至922の各々は、それぞれの溝907、909、911内にスナップ嵌めし、第1のすなわち外側環状体903と、第2の中間環状体904と、第3のすなわち内側環状体905とをキャップ部材901に固着する。
【0049】
更に、固着部材913は、隆起リング922内に嵌まって第3のすなわち内側環状体905をキャップ部材901に固着することを助ける。隆起部分920乃至922の各々は、それぞれの溝907、909、911内に嵌まるが、溝907、909、911は、それぞれの飲料シロップを出口ポート917乃至919から受け取り且つ飲料シロップをそれぞれの排出通路908、910、912に供給するキャビティを保つのに十分な深さを有している。
【0050】
第1の外側環状体903がキャップ部材901に固着された状態で、飲料シロップ入口ポート914と、それぞれの接続導管と、飲料シロップ出口ポート917と、溝907により画成されたそれぞれのキャビティと、排出通路908とを有する飲料シロップ路が形成される。飲料シロップ入口ポート915と、それぞれの接続導管と、飲料シロップ出口ポート918と、溝909により画成されたそれぞれのキャビティと、排出通路910とを有する飲料シロップ路、及び飲料シロップ入口ポート916と、それぞれの接続導管と、飲料シロップ出口ポート919と、溝911により画成されたそれぞれのキャビティと、排出通路912とを有する飲料シロップ路も形成される。
【0051】
キャップ部材901は、該キャップ部材901を貫通する接続導管を介して混合流体出口通路924と連絡する混合流体入口ポート923を備えている。この第10の実施の形態における混合流体出口通路924は、キャップ部材901内で均一に隔てられ且つキャップ部材901の一部分により画成された環状キャビティ925と連絡して混合流体を環状キャビティ925の全周に沿って供給する。この第10の実施の形態において、好ましい混合流体は、飲料シロップと組み合わされたとき、ソーダ入り飲料物を形成するソーダ水である。しかし、当該技術分野の当業者は、単純水のようなその他の混合流体が使用可能であることが理解されよう。更に、好ましい実施の形態には飲料シロップとソーダ水又は単純水のような混合流体とから飲料を形成することが開示されているが、当該技術分野の当業者には、飲料シロップに代えてソーダ水又は単純水のような混合流体を上述した飲料路から個別に分与することが可能であることが理解されよう。
【0052】
キャップ部材901は、適宜な且つ周知な手段を使用してキャップ部材901を標準型の分与弁に接続することを許容する耳状突出部926乃至928を備えている。飲料シロップ入口ポート914乃至916の各々は、飲料分与ノズル900に対し飲料シロップを供給すべく飲料シロップ導管を受け入れる。同様に、混合流体入口ポート923は、飲料分与ノズル900に対し混合流体を供給すべく混合流体導管を受け入れる。ねじ又はその他の適宜な手段を使用してボス929乃至931の各々に固着された締結クリップが飲料シロップ導管をそれぞれの飲料シロップ入口ポート914乃至916と接続された状態に保ち、また、混合流体導管を混合流体入口ポート923と接続された状態に保つ。キャップ部材901はoリング902を内部に受け入れる溝932を有している。
【0053】
外側ハウジング906は、oリング902を含むキャップ部材901の上方に嵌まり、該oリングは流体シールを提供し且つ外側ハウジング906をキャップ部材901に対し固着するのを助け、また、タブ933乃至935を介して所要位置に保持される。外側ハウジング906は、外側ハウジング906を周知の仕方にて分与弁に取り付けるのを助けるフランジ936を備えている。外側ハウジング906は、その出口端に内方に伸びる張出し部分937及びスロット938を更に備えている。外側ハウジング906の内壁は、環状キャビティ36を画成するキャップ部材901の部分及び第1のすなわち外側環状体903の外壁と組み合わさって、環状通路を画成する。外側ハウジング906がキャップ部材901に固着された状態で、混合流体入口ポート923と、接続導管と、混合流体出口通路924と、環状通路とを有する混合流体路が形成される。好ましい実施の形態は、飲料シロップと組み合わせてソーダ水又は単純水のような混合流体を分与することを考えるが、当該技術分野の当業者には、それ自体で混合流体を提供するため、混合流体を別個に分与することが可能であることが理解されよう。
【0054】
作動時、混合流体は、混合流体入口ポート923を通って飲料分与ノズル900に入り且つ接続導管を通って混合流体出口通路924に達し、環状キャビティ925内に供給される。環状キャビティ925は、多量の混合流体を受け取り、環状通路が満杯の状態を保ち、混合流体が環状通路を通って下方に環状通路の排出端まで流れるとき、環状通路の周りで均一な流れを保証する。第10の実施の形態において、環状通路の排出端は、部分的に閉じて環状通路から出るときの混合流体のモーメントを増大させ、環状通路の全周の周りから出る混合流体の均一な分配状態を保つことができる。外側ハウジング906の内方に伸びる張出し部分937は、混合流体を第1のすなわち外側環状体903、第2のすなわち中間環状体904及び第3のすなわち内側環状体905の1つから出る飲料シロップの流れに向けて内方に運ぶ。混合流体を内方に運ぶことは、緊密な混合を可能にし、また、シロップの残留を防止するため環状通路の排出端を洗浄する手段を提供する。
【0055】
更に、スロット938は、第1のすなわち外側環状体903と外側ハウジング906との間の流体架橋を防止することによりシロップの残留を防止するのを助けるが、この流体架橋の結果が生ずるならば、飲料シロップは、第1のすなわち外側環状体903、第2のすなわち中間環状体904及び第3のすなわち内側環状体905の1つから吸引されることになろう。スロット938は外側ハウジング906の表面を妨害し、このため、分与が終了したとき、残留する全ての混合流体は液滴にて個別のスロット938の各々の間の表面に蓄積する。液滴は、重力によって外側ハウジング906から落下し、これにより第1のすなわち外側環状体903と外側ハウジング906との間の流体架橋を防止する。
【0056】
飲料シロップ入口ポート914乃至916の各々は、飲料シロップ源(図示せず)により導管を通して供給される飲料シロップの異なる風味分を受け入れる。飲料シロップの各々は、その特別な流路を通って流れ、上述したように、飲料分与ノズル900から排出される。図示するように、飲料シロップ入口ポート914に供給された飲料シロップは、接続導管と、飲料シロップ出口ポート917と、溝907により画成されたキャビティと、排出通路908とを通って流れ、その後に、飲料分与ノズル900から排出される。排出通路908、910、912は、それぞれの第1のすなわち外側環状体、第2のすなわち中間環状体、第3のすなわち内側環状体の各々の周りで飲料シロップを提供し、飲料分与ノズル900から排出するようにする。排出通路908、910、912は、飲料シロップが飲料分与ノズル900から出るとき、飲料シロップが均一に分配されることを保証し、これにより、環状通路から出る混合流体と接触するための最大の表面積を保証する。典型的に一時に1つの飲料シロップのみが分与されるが、一時に1つ以上の飲料シロップを飲料分与ノズル900から排出し、風味ミックスを提供することが可能であることを理解すべきである。
【0057】
飲料分与ノズル900の1つの重要な特徴は、飲料シロップを環状に排出し、これにより環状に排出された混合流体が分与ノズル900の下方の中間空気内で飲料シロップに接触することである。飲料シロップ及び混合流体の環状の排出形状は、2つの流れの間の接触表面積を顕著に増大させ、より効果的に混合させることになる。
【0058】
更に、飲料分与ノズル900の外側にて飲料シロップ及び混合流体を混合させることは、ノズルの内部の混合チャンバに対して生ずる衛生上の懸念、すなわち飲料シロップが付着することに起因して悪化する混合チャンバの内部への細菌の不衛生な蓄積の懸念を解消する。3つの環状体を有する3つの別個の飲料シロップについて説明したが、当該技術分野の当業者には、単一の飲料シロップ源及び環状体を含む、任意の数の飲料シロップ源及び環状体を設けることが可能であることが理解されよう。更に、環状チャンバから出る混合流体の単一の流れを2つ以上の流れに分割することができる。
【0059】
上記の実施の形態に関して本発明を説明したが、この説明は単に例示を目的とするものに過ぎず、当該技術分野の当業者に明らかであるように、異なる程度の多数の変更例、等価物及び変形が本発明の範囲に属する。従って、本発明の範囲は、上記の説明によって何ら限定されず、特許請求の範囲の記載によってのみ規定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
第1の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す斜視図である。
【図2】
第1の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す斜視図である。
【図3】
第1の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す正面図である。
【図4】
第1の好ましい実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す頂面図である。
【図5】
第1の好ましい実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す、図3の線5−5に沿った断面図である。
【図6】
第1の好ましい実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す底面図である。
【図7】
第1の好ましい実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す、図4の線7−7に沿った断面図である。
【図8】
第1の好ましい実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す、図4の線8−8に沿った断面図である。
【図9】
第1の好ましい実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す、図4の線9−9に沿った断面図である。
【図10】
第2の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す、図4の線7−7に沿った断面図である。
【図11】
第2の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す、図4の線8−8に沿った断面図である。
【図12】
第2の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す、図4の線9−9に沿った断面図である。
【図13】
第3の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す断面図である。
【図14】
第4の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す断面図である。
【図15】
第5の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す断面図である。
【図16】
第6の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す断面図である。
【図17】
第7の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す断面図である。
【図18】
第8の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す断面図である。
【図19】
第9の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す断面図である。
【図20】
第10の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す斜視図である。
【図21】
第10の実施の形態による多風味の飲料を分与する空気混合ノズルを示す斜視図である。

Claims (39)

  1. 飲料分与ノズルにおいて、
    第1の飲料シロップ源に接続された第1の飲料シロップ入口ポートと、混合流体源に接続された混合流体入口ポートとを備えるキャップ部材と、
    キャップ部材と接続され、飲料通路を有する第1の環状体であって、第1の飲料シロップ入口ポートが飲料シロップを排出通路に運び、混合流体により実質的に稀釈されずに飲料分与ノズルから排出されるようにした前記第1の環状体と、
    キャップ部材と接続された外側ハウジングとを備え、
    前記外側ハウジング及び第1の環状体が混合流体通路を画成し、混合流体入口ポートが混合流体を混合流体通路に運び、飲料分与ノズルから排出し、出る飲料シロップと接触し、飲料分与ノズルの外側にて飲料シロップと混合するようにした、飲料分与ノズル。
  2. 請求項1に記載の飲料分与ノズルにおいて、第1の環状体が、第1の飲料シロップ入口ポートから飲料シロップを受け取り且つ該飲料シロップを排出通路に供給する溝を備える、飲料分与ノズル。
  3. 請求項2に記載の飲料分与ノズルにおいて、キャップ部材が、第1の飲料シロップ入口ポートと接続された第1の飲料シロップ出口ポートと、隆起した部分とを備え、該隆起した部分が、第1の環状体の溝に嵌まり第1の環状体をキャップ部材に接続し且つ飲料シロップを第1の環状体まで運ぶようにした、飲料分与ノズル。
  4. 請求項1に記載の飲料分与ノズルにおいて、キャップ部材が混合流体の入口ポートと接続され且つ混合流体通路と連絡して、混合流体を混合流体通路内に周方向に供給する複数の混合流体出口通路を備える、飲料分与ノズル。
  5. 請求項1に記載の飲料分与ノズルにおいて、第1の環状体の排出通路が、飲料シロップが環状の流れパターンにて均一に分配されることを保証する、飲料分与ノズル。
  6. 請求項1に記載の飲料分与ノズルにおいて、混合流体通路が、混合流体を飲料分与ノズルから環状の流れパターンにて排出する、飲料分与ノズル。
  7. 請求項1に記載の飲料分与ノズルにおいて、外側ハウジングが、飲料分与ノズルから出る混合流体の流れを内方に向ける内方に伸びる張出し部分を備える、飲料分与ノズル。
  8. 請求項1に記載の飲料分与ノズルにおいて、外側ハウジングがスロットを備える、飲料分与ノズル。
  9. 請求項1に記載の飲料分与ノズルにおいて、キャップ部材が、第2の飲料シロップ源に接続された第2の飲料シロップ入口ポートを更に備える、飲料分与ノズル。
  10. 請求項9に記載の飲料分与ノズルにおいて、第1の環状体内に配置され且つキャップ部材と接続され、排出通路を備える第2の環状体を更に備え、第2の飲料シロップ入口ポートが、飲料シロップを排出通路に運び、混合流体によってほぼ稀釈されずに飲料分与ノズルから排出されるようにした、飲料分与ノズル。
  11. 請求項10に記載の飲料分与ノズルにおいて、第2の環状体が、第2の飲料シロップ入口ポートから飲料シロップを受け取り且つ該飲料シロップを排出通路に供給する溝を備える、飲料分与ノズル。
  12. 請求項11に記載の飲料分与ノズルにおいて、キャップ部材が、第2の飲料シロップ入口ポートと接続された第2の飲料シロップ出口ポートと、隆起した部分とを更に備え、該隆起した部分が、第2の環状体の溝に嵌まり第2の環状体をキャップ部材に接続し且つ飲料シロップを第2の環状体まで運ぶようにした、飲料分与ノズル。
  13. 請求項10に記載の飲料分与ノズルにおいて、第2の環状体の排出通路が、飲料シロップが環状の流れパターンにて均一に分配されることを保証する、飲料分与ノズル。
  14. 請求項10に記載の飲料分与ノズルにおいて、キャップ部材が、第3の飲料シロップ源に接続された第3の飲料シロップ入口ポートを更に備える、飲料分与ノズル。
  15. 請求項14に記載の飲料分与ノズルにおいて、第2の環状体内に配置され且つキャップ部材と接続され、排出通路を備える第3の環状体を更に備え、第3の飲料シロップ入口ポートが、飲料シロップを排出通路に運び、混合流体によってほぼ稀釈されずに飲料分与ノズルから排出されるようにした、飲料分与ノズル。
  16. 請求項15に記載の飲料分与ノズルにおいて、第3の環状体が、第2の飲料シロップ入口ポートから飲料シロップを受け取り且つ該飲料シロップを排出通路に供給する溝を備える、飲料分与ノズル。
  17. 請求項16に記載の飲料分与ノズルにおいて、キャップ部材が、第3の飲料シロップ入口ポートと接続された第3の飲料シロップ出口ポートと、隆起した部分とを更に備え、該隆起した部分が、第3の環状体の溝に嵌まり第3の環状体をキャップ部材に接続し且つ飲料シロップを第3の環状体まで運ぶようにした、飲料分与ノズル。
  18. 請求項15に記載の飲料分与ノズルにおいて、第3の環状体の排出通路が、飲料シロップが環状の流れパターンにて均一に分配されることを保証する、飲料分与ノズル。
  19. 飲料分与ノズルを使用し飲料物を形成する方法であって、
    飲料シロップをキャップ部材の第1の飲料シロップ入口ポートに供給する工程と、
    混合流体をキャップ部材の混合流体入口ポートに供給する工程と、
    飲料シロップを第1の飲料シロップ入口ポートからキャップ部材と接続された第1の環状体の排出通路に供給する工程と、
    飲料シロップを混合流体によって実質的に稀釈されずに排出通路から排出する工程と、
    混合流体を混合流体入口ポートからキャップ部材及び第1の環状体と接続された外側ハウジングにより画成された混合流体通路に供給する工程と、
    混合流体を混合流体通路から排出し、排出する飲料シロップと接触して飲料分与ノズルの外側で飲料シロップと混合する工程と、を含む方法。
  20. 請求項19に記載の飲料分与ノズルを使用し飲料物を形成する方法であって、
    飲料シロップをキャップ部材の第2の飲料シロップ入口ポートに供給する工程と、
    飲料シロップを第2の飲料シロップ入口ポートから第1の環状体内に配置され且つキャップ部材と接続された第2の環状体の排出通路に供給する工程と、
    飲料シロップを混合流体によってほぼ稀釈されずに排出通路から排出する工程と、を更に含む方法。
  21. 請求項20に記載の飲料分与ノズルを使用し飲料物を形成する方法であって、
    飲料シロップをキャップ部材の第3の飲料シロップ入口ポートに供給する工程と、
    飲料シロップを第3の飲料シロップ入口ポートから第2の環状体内に配置され且つキャップ部材と接続された第3の環状体の排出通路に供給する工程と、
    飲料シロップを混合流体によってほぼ稀釈されずに排出通路から排出する工程とを更に含む方法。
  22. 飲料分与ノズルにおいて、
    第1の飲料シロップ源に接続された第1の飲料シロップ入口ポートと、第2の飲料シロップ源に接続された第2の飲料シロップ入口ポートと、混合流体源に接続された混合流体入口ポートとを有するキャップ部材と、
    キャップ部材と接続され、飲料通路を有する第1の環状体であって、第1の飲料シロップ入口ポートが飲料シロップ排出通路に運び、飲料分与ノズルから排出されるようにした前記第1の環状体と、
    第1の環状体内に配置され且つキャップ部材と接続され、飲料通路を有する第2の環状体であって、第2の飲料シロップ入口ポートが飲料シロップ排出通路に運び、飲料分与ノズルから排出されるようにした前記第2の環状体と、
    キャップ部材と接続された外側ハウジングと、を備え、
    前記外側ハウジング及び第1の環状体が混合流体通路を画成し、混合流体入口ポートが混合流体を混合流体通路に運び、飲料分与ノズルから排出し、出る飲料シロップと混合するようにした、飲料分与ノズル。
  23. 請求項22に記載の飲料分与ノズルにおいて、第1の環状体が、第1の飲料シロップ入口ポートから飲料シロップを受け取り且つ該飲料シロップを排出通路に供給する溝を備える、飲料分与ノズル。
  24. 請求項22に記載の飲料分与ノズルにおいて、キャップ部材が、第1の飲料シロップ入口ポートと接続された第1の飲料シロップ出口ポートと、隆起した部分とを備え、該隆起した部分が、第1の環状体の溝に嵌まり第1の環状体をキャップ部材に接続し且つ飲料シロップを第1の環状体まで運ぶようにした、飲料分与ノズル。
  25. 請求項22に記載の飲料分与ノズルにおいて、キャップ部材が、混合流体入口ポートと接続され且つ混合流体通路と連絡して、混合流体を混合流体通路内に周方向に供給する複数の混合流体出口通路を備える、飲料分与ノズル。
  26. 請求項22に記載の飲料分与ノズルにおいて、第1の環状体の排出通路が、飲料シロップが環状の流れパターンにて均一に分配されることを保証する、飲料分与ノズル。
  27. 請求項22に記載の飲料分与ノズルにおいて、混合流体通路が、混合流体を飲料分与ノズルから環状の流れパターンにて排出する、飲料分与ノズル。
  28. 請求項22に記載の飲料分与ノズルにおいて、外側ハウジングが、飲料分与ノズルから出る混合流体の流れを内方に向ける内方に伸びる張出し部分を備える、飲料分与ノズル。
  29. 請求項22に記載の飲料分与ノズルにおいて、外側ハウジングがスロットを備える、飲料分与ノズル。
  30. 請求項22に記載の飲料分与ノズルにおいて、第2の環状体が、第2の飲料シロップ入口ポートから飲料シロップを受け取り且つ該飲料シロップを排出通路に供給する溝を備える、飲料分与ノズル。
  31. 請求項30に記載の飲料分与ノズルにおいて、キャップ部材が、第2の飲料シロップ入口ポートと接続された第2の飲料シロップ出口ポートと、隆起した部分とを更に備え、該隆起した部分が、第2の環状体の溝に嵌まり第2の環状体をキャップ部材に接続し且つ飲料シロップを第2の環状体まで運ぶようにした、飲料分与ノズル。
  32. 請求項22に記載の飲料分与ノズルにおいて、第2の環状体の排出通路が、飲料シロップが環状の流れパターンにて均一に分配されることを保証する、飲料分与ノズル。
  33. 請求項22に記載の飲料分与ノズルにおいて、キャップ部材が、第3の飲料シロップ源と接続された第3の飲料シロップ入口ポートを更に備える、飲料分与ノズル。
  34. 請求項33に記載の飲料分与ノズルにおいて、第2の環状体内に配置され且つキャップ部材と接続され、排出通路を備える第3の環状体を更に備え、第3の飲料シロップ入口ポートが、飲料シロップを排出通路に運び、混合流体によってほぼ稀釈されずに飲料分与ノズルから排出されるようにした、飲料分与ノズル。
  35. 請求項34に記載の飲料分与ノズルにおいて、第3の環状体が、第2の飲料シロップ入口ポートから飲料シロップを受け取り且つ該飲料シロップを排出通路に供給する溝を備える、飲料分与ノズル。
  36. 請求項35に記載の飲料分与ノズルにおいて、キャップ部材が、第3の飲料シロップ入口ポートと接続された第3の飲料シロップ出口ポートと、隆起した部分とを更に備え、該隆起した部分が、第3の環状体の溝に嵌まり第3の環状体をキャップ部材に接続し且つ飲料シロップを第3の環状体まで運ぶようにした、飲料分与ノズル。
  37. 請求項34に記載の飲料分与ノズルにおいて、第3の環状体の排出通路が、飲料シロップが環状の流れパターンにて均一に分配されることを保証する、飲料分与ノズル。
  38. 飲料分与ノズルを使用し飲料物を形成する方法であって、
    飲料シロップをキャップ部材の第1の飲料シロップ入口ポートに供給する工程と、
    飲料シロップをキャップ部材の第2の飲料シロップ入口ポートに供給する工程と、
    混合流体をキャップ部材の混合流体入口ポートに供給する工程と、
    飲料シロップを第1の飲料シロップ入口ポートからキャップ部材と接続された第1の環状体の排出通路に供給する工程と、
    飲料シロップを混合流体によってほぼ稀釈されずに排出通路から排出する工程と、
    飲料シロップを第2の飲料シロップ入口ポートから第1の環状体内に配置され且つキャップ部材と接続された第2の環状体の排出通路に供給する工程と、
    飲料シロップを混合流体によってほぼ稀釈されずに排出通路から排出する工程と、
    混合流体を混合流体入口ポートからキャップ部材及び第1の環状体と接続された外側ハウジングにより画成された混合流体通路に供給する工程と、
    混合流体を混合流体通路から排出し、出る飲料シロップと接触して飲料分与ノズルの外側で飲料シロップと混合するようにする工程と、を含む方法。
  39. 請求項38に記載の飲料分与ノズルを使用し飲料物を形成する方法であって、
    飲料シロップをキャップ部材の第3の飲料シロップ入口ポートに供給する工程と、
    飲料シロップを第3の飲料シロップ入口ポートから第2の環状体内に配置され且つキャップ部材と接続された第3の環状体の排出通路に供給する工程と、
    飲料シロップを混合流体によってほぼ稀釈されずに排出通路から排出する工程と、を含む方法。
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