JP2004512374A - A型血友病の治療のための第xiii血液凝固因子の使用 - Google Patents

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Abstract

第XIII 因子によるA形血友病の治療。A型血友病を有する患者が、一般に第VIII因子又はデスモプレッシンとの組み合わせた第XIII 因子の投与により治療される。

Description

【0001】
発明の背景
A形血友病は、血液凝固メカニズムにおける欠陥による永久的出血傾向により特徴付けられる血液凝固の遺伝的異常である。A型血友病は第VIII因子の不全により惹き起こされる。第VIII因子凝固蛋白質は、内因性凝固経路におけるプロテアーゼによる第X因子の活性化を制御する単鎖蛋白質である。これは肝実質細胞において合成され、そしてウイレブランド(Willebrand)蛋白質と複合して循環する。一万人中の一人の男性は前記因子の不足又は不全を伴って生まれる。その結果生ずる異常であるA形血友病は、軟組織、筋肉、および体重を支持する関節への出血により特徴付けられる。正常な止血には25%の第VIII因子活性が必要であるが、症状を有する患者は5%未満の第VIII因子レベルを有する。
【0002】
血友病性の出血は損傷の後数時間又は数日間存在し、どの器官でも起こる可能性があり、そして治療しなければ数日間又は数週間続くであろう。これは、部分的に凝固した血液の大集合を生じさせて隣接する正常組織を圧迫する可能性があり、そして筋肉の壊死、静脈の滞留、又は神経への虚血性損傷を生じさせる可能性がある。A型血友病は一般に、組換え第VIII因子又は血漿由来第VIII因子を患者に投与することにより治療され、又は軽症はデスモプレッシンにより治療され得る。しかしながら、このような患者を第VIII因子又はデスモプレッシンで治療しても満足できる結果が得られず、出血が続く場合がある。
従って、A型血友病を治療するための更なる療法の開発が必要とされる。
【0003】
発明の記載
本発明は、第XIII 因子を、好ましくは第VIII因子もしくはデスモプレッシンまたはこの両者との組み合わせにおいて、A型血友病を有する患者に投与することにより、上記の要求を満たすものである。
【0004】
A型血友病の診断
一旦、出血異常が存在すつことが決定されれば、医者は、その異常の原因が何であるかを決定しなければならない。診断目的のため、止血系は2つの部分、即ち血漿性凝固因子及び血小板に分けられる。第XIII 因子の不足又は不全を除き、凝固蛋白質の既知の欠陥のそれぞれは、プロトロンビン時間(PT)、部分的トロンボプラスチン時間(PTT)又はこれらの実験室的スクリーニングアッセイの両者を延長する。PTは、クエン酸で凝固防止された血漿への組織因子の粗調製物(一般に、脳の抽出物)の添加、血漿の再カルシウム化、及び凝固時間の測定により行なわれる。
【0005】
PTTアッセイは、クエン酸で凝固防止された血漿への界面活性剤、例えばカオリン、シリカ、又はエラグ酸(ellagic acid)、およびリン脂質の添加により行なわれる。凝固因子の最適な活性化をもたらすのに十分な時間に亘るインキュベーションの後、サンプルを再カルシウム化し、そして凝固時間を測定する。PTTアッセイの名称は、リン脂質試薬が元々完全なトロンボプラスチンの脂質富化抽出物に由来することによる、即ち用語、部分的トロンボプラスチンによる。PTTアッセイは、固有の経路(intrinsic pahway)及び共通の経路(common pathway)両方の因子に依存する。
【0006】
PTTは、これらの因子の1もしくは複数の欠損又はそれらのの機能に影響を与える阻害物質の存在により延長される。PTTの延長のためには因子のレベルが正常値の約30%に低下する必要があると一般に言われているが、実際には、種々の因子に対する市販の種々のPTT試薬の感受性の多様性が考慮される。事実、レベルは25%〜40%で異なる。Miale JB:Laboratory Medicine−Hematorogy,6th Ed.,(CV Mosby, St. Louis, MS,1982)を参照のこと。
【0007】
PT及びPTTが異常な場合、PT試験又はPTT試験及び基質として凝固不全個体からの血漿を用いて、特定の凝固蛋白質の定量測定が行なわれる。患者の血漿の種々の濃度の修正効果(corrective effect)が測定されそしてプールされた血漿標準に対するパーセントとして示される。殆どの凝固因子の隔たり範囲(interval range)は、この平均値の50〜150%であり、そして適切な止血のために必要な殆どの個々の因子の最低レベルは25%である。
【0008】
VIII 因子
純粋な第VIII因子の比活性は2,300 U/mg〜8,000 U/mgである。標準化のため、第VIII因子の1ユニットは、第VIII因子欠損血漿を用いての第VIII因子アッセイにおいて測定される、プールされた正常ヒト血漿1ml中の活性の量として定義される。A型血友病の頻度及び重症度は、血漿ml当り1.0Uの第VIII因子活性に相当する、100%の第VIII因子レベルを有すると仮定される参照標準との比較において、測定される第VIII因子プレコアギュラント(precoagulant)レベルから予想される。
【0009】
健常者における第VIII因子のレベルは0.50〜2.0 U/mlである。正常の>1%の第VIII因子レベル(<0.01 U/ml)を有する患者は、一月当り平均2〜4回の治療を必要とする出血を有する。正常の>5%の第VIII因子レベル(>0.05 U/ml)を有する患者は、中程度の血友病であと思われ、そして通常、外傷又は手術によってのみ出血が起こる。
【0010】
A型血友病の治療
各凝固因子の止血に有効な血漿レベルは異なり、そして部分的に、出血障害の性質、程度、及び持続性に依存する。置換因子(replacement factor)の投与量はユニットで計算される:1Uは、1mlのプールされ、クエン酸処理された新鮮な凍結ヒト血漿中に見出される所与の凝固因子の活性である。因子は、そのクリアランス、代謝半減期、及び体内での分布体積について許容するのに十分な領で投与されなければならない。
【0011】
血漿中の第VIII因子の半減期は8〜12時間であり、これは、血管外プールへの分散による急速な初期レベル低下を含む。比較的中程度の出血のための第VIII因子の最小止血レベルは30%(0.3 U/ml血漿)であり、他方、急進的な(advanced)関節または筋肉出血のため、あるいは他の主たる出血障害のためのそれは50%(0.50 U/ml血漿)である。このような急進的な障害の治癒のためには1〜数日間の維持療法(maintenance therapy)が必要である。一般に、最初の投与量の約75%での、24時間間隔での注入の反復により、解決が完了する。
【0012】
致命的障害又は手術にためには、80%〜100%のレベル(0.8〜1.00 U/ml血漿)が達成されるべきであり、そして8〜12時間の間隔で注入される適切な投与量の第VIII因子により第VIII因子のレベルが30%〜50%のレベルに維持されるべきである。この一層高頻度の注入療法は、注入直前における第VIII因子の過低レベルの発生率を低下せしめ、そしてまた、所定の生体内最低血漿レベルを維持するのに必要な因子の合計量を減少せしめる。連続注入療法が、レベルを設定された最低より高く維持するための他の選択肢である。
【0013】
VIII 因子及び第X III 因子によるA型血友病の治療
本発明の方法は、第VIII因子との組み合わせにおいて第XIII 因子を投与することにより、A形血友病の上記の治療方法を改良するものである。第XIII 因子は、出血を停止するため又は予防のため、何時でも単独で、又は第VIII因子と同時に投与する事が出来る。
【0014】
フィブリン安定化因子としても知られる第XIII 因子は、血漿中20μg/mlの濃度で循環する。この蛋白質は結晶中に、2個のAサブユニットと2個のBサブユニットとから構成される4量体として存在する。各サブユニットは83,000 Daの分子量を有し、そして完全な蛋白質は約330,000 Daの分子量を有する。第XIII 因子は異なるフィブリン鎖のγ−グルタミル基とε−リジル基との間の架橋を触媒する。第XIII 因子の触媒活性はAサブユニットに存在する。結晶中の第XIII 因子のレベルは、FIBROGAMMIN(商標)(Aventis Corp.)と呼ばれるヒト胎盤からの第XIII 因子濃縮物の投与により又は組換え第XIII 因子の投与により、上昇させることが出来る。組換え第XIII 因子は欧州特許No.2 268 772 B1に記載されている方方により製造することが出来る。
【0015】
第XIII 因子を含んで成る医薬組成物は、医薬として通常の組成物を調製するために知られている方法に従って製造することが出来、ここで療法蛋白質は医薬として許容されるキャリヤーとの混合物中で一緒にされる。ある組成物が受容体患者により耐えられる場合、それを医薬として許容されるキャリヤーと称する。第XIII 因子の適当な医薬組成物は、水中、1mM EDTA、10mM グリシン、2%シュークロースを含む。他の製剤の一つは、20mM ヒスチジン、3重量/体積%シュクロース、2mMグリシン、及び0.01重量/体積%のポリソルベート、pH8、を含んでなる第XIII 因子組成物である。第XIII 因子の組成は、好ましくは1〜Xmg/mlであり、更に好ましくは約5mg/mlである。
【0016】
他の適当なキャリヤーは当業界においてよく知られている。例えば、Gennaro(ed.), Remington’s Pharmaceuical Science, 19th Edition(Mack Publishing Company 1995)を参照のこと)。
【0017】
第X III 因子の投与
第XIII 因子は、A型血友病の治療のために、静脈内に、筋肉内に、または皮膚に投与する事が出来る。注射により療法蛋白質を投与する場合、投与は、連続注入により、又は1回のもしくは複数のボルス(bolus)により行なうことが出来る。個体中の第XIII 因子のレベルは、当業界において周知の方法により、例えばBERICHROM(商標)F XIII 測定(Dade Behring Marburgh GmbH, Marbury,ドイツ)により決定することが出来る。健常な成人は、体重kg当り約45mlの血漿を有する。血液1リットルは100ユニット(U)の第XIII 因子を有する。投与される第XIII 因子の量は、血漿中の第XIII 因子の個体レベルを正常血清の100%又は正常の1〜5%の僅かに上にするのに十分な量である。
【0018】
0.45 U/kgの投与量が、第XIII 因子のエベルを正常に比べて約1%上昇せしめるであろう。1ユニットの第XIII 因子は約10μgの組換え第XIII 因子であり、これは2量体化されたAサブユニットのみを含む。従って、第XIII 因子のレベルを1%上昇せしめるには、個体の体重1kg当り約4.5μgのA2サブユニットを投与するであろう。従って、レベルを正常の30%上昇させるためには、13.5 U/kgを投与するであろう。75kgの個体については、これは約1,012.5 Uであろう。幾らかの患者は、第XIII 因子の喪失を含む消耗性凝血異常症(consumptive coagulopathy)を有するであろう。このような場合、第XIII 因子のより高い投与量(例えば、1〜2U/kg−%)又は多回投与(例えば、1〜2U/kg−%−日)が要求されるであろう。
【0019】
デスモプレッシンによる中程度のA型血友病の治療
中程度のA型血友病を有する患者(第XIII 因子レベル、正常の>5%)は自然には出血せず、通常、外傷又は外科手術の後でのみ出血する。>10%の第XIII 因子レベルを有する患者のために現在選択される治療はデスモプレッシンである。デスモプレッシンは、天然下垂体ホルモン8−アルギニンバソプレッシンの合成類似体である。その正確なメカニズムは知られていないが、貯蔵部位からの第VIII因子の放出を刺激すると考えられる。日常的投与では、50mlの生理食塩水中0.3g/kgを30〜40分間にわたって静脈内投与する。個々の患者がいかにデスモプレッシンに応答するかを予想するために、事前テスト(staging test)が行なわれるべきである。
【0020】
患者が出血しない時、第VIII因子のベースラインレベルを得、そして次に投与量のデスモプレッシンを投与する。注入を停止して30〜45分の後、第VIII因子の第2のレベルをチェックする。第VIII因子のレベルは少なくとも3倍上昇すべきである。もしレベルが正常の>80%に上昇すれば、この応答は大きな外科手術のために十分である。幾らかの患者においては、第VIII因子のレベルが十分に上昇しないため、応答性デスモプレッシンは弱い出血のためにのみ使用することが出来る。所望により、デスモプレッシンは第VIII因子と共に投与する事が出来る。
【0021】
デスモプレッシンが大きな手術のために使用される場合、手術の1時間前に投与され、そして更に12時間ごとに投与されるべきである。貯蔵部位からの第VIII因子の枯渇の後のデスモプレッシンの反復投与の後に、過耐性(Tachyphylaxis)が起こる可能性がある。従って、第VIII因子レベルは、デスモプレッシンの投与の最初の2日後に。
【0022】
デスモプレッシンと第X III 因子とによる中程度の血友病の治療
本発明はまた、A型血友病の治療のためにデスモプレッシンとの組み合わせにおいて第XIII 因子を投与することを含む。第XIII 因子とデスモプレッシンとの投与は上記の過耐性(Tachyphylaxis)を予防するであろう。
【0023】
第VIII因子は、組換え及び血漿由来製剤の両方において多くの会社により製造される。特に次のものが挙げられる:Bayer Corp. West Haven, CTにより製造されるKOGENATE(商標)(組換え第VIII因子);Baxter Healthcare Corp., Glendale, CAにより製造されるRECOMBINATE(商標)(組換え第VIII因子);Centeon L.L.C. King of Prussia,PAにより製造されるHELIXATE(商標)(組換え第VIII因子);Baxter Healthcare Corp., Glendale, CAにより製造されるHEMAFIL M(商標)(ヒト血漿由来);Centeon L.L.C. King of Prussia,PAにより製造されるHUMATE−P CONCENTRATE(商標)(ヒト血漿由来);Bayer Biologicalにより製造されるKOATE−DVI(商標)(ヒト結晶由来);Bayer Biologicalにより製造されるKOATE HP(商標)(ヒト血漿由来);Centeon L.L.C. King of Prussia,PAにより製造されるMONOCLATE−P(商標)(ヒト血漿由来)。
【0024】
デスモプレッシン酢酸は、Rhone−Poulenc Rorer, Collegevill.ABにより、Ferring Pharmaceutical, Tarrytoun, NYにより、及びCenteon, King of Prussia PAにより製造される。

Claims (14)

  1. A型血友病を有する個体に第XIII 因子を投与することを含んで成るA形血友病の治療方法。
  2. 所望の第XIII 因子レベルの1%の上昇のために、個体の体重kg当り0.45単位を投与する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第XIII 因子を出血時に投与する、請求項1に記載のA形血友病の治療方法。
  4. 個体の血漿レベル内において、所望の第XIII 因子レベルの1%の上昇のために、個体の体重kg当り0.45単位を投与する、請求項3に記載の方法。
  5. 第VIII因子と組み合わせて第XIII 因子を投与することを含んで成る、A形血友病の治療方法。
  6. 個体の血漿レベル内において、所望の第XIII 因子レベルの1%の上昇のために、個体の体重kg当り0.45単位を投与する、請求項3に記載の方法。
  7. デスモプレッシンと組み合わせて第XIII 因子を投与することを含んで成る、A形血友病の治療方法。
  8. 個体の血漿レベル内において、所望の第XIII 因子レベルの1%の上昇のために、個体の体重kg当り0.45単位を投与する、請求項7に記載の方法。
  9. デスモプレッシン及び第VIII因子と組み合わせて第XIII 因子を投与することを含んで成る、A形血友病の治療方法。
  10. 個体の血漿レベル内において、所望の第XIII 因子レベルの1%の上昇のために、個体の体重kg当り0.45単位を投与する、請求項9に記載の方法。
  11. A形血友病治療用医薬の製造にための、第XIII 因子の使用。
  12. A形血友病治療用医薬の製造にための、第VIII因子との組み合わせにおける第XIII 因子の使用。
  13. A形血友病治療用医薬の製造にための、デスモプレッシンとの組み合わせにおける第XIII 因子の使用。
  14. A形血友病治療用医薬の製造にための、デスモプレッシンおよび第VIII因子との組み合わせにおける第XIII 因子の使用。
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