JP2004511717A - 燃料噴射構成体 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃焼室の最適配置において、内燃機関の運転に必要な種々の要素の好適配置を許す燃料噴射構成体を提供すること。
【解決手段】燃料噴射構成体は、内燃機関に装着する主構造体(101)からなる。主構造体は、燃料を内燃機関の燃焼室に直接に噴射する1またはそれを超えるオリフィス(115)を有する。主構造体はまた燃料粒子を帯電させて噴霧を改善するように燃料の流れを通過する電界を発生するために定置された荷電電極(105、118)を装着している。主構造体は、内燃機関に燃料点火火花を発生させるのに適した火花電極(104)を装着している。燃料噴射構成体の主構造体は、従来の点火プラグを受けるのに常態で適した内燃機関のネジ穴と協同するネジ部分(102)を着脱自在に装着している。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料噴射構成体に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、US−A−5,234,170号に開示されているように、噴射器から内燃機関のシリンダに燃料の微細分割噴霧を達成する手段(荷電噴射過程として知られている)を設けることが知られている。その手段は、燃料噴射器の送出オリフィスのいずれかの側に設けられた1対の電極からなる。これらの電極は、燃料の流れがオリフィスを通過するさいに、燃料の流れに高電圧低電流電荷を供給する。これは、静電電荷が存在しないときの挙動と比較したとき、燃料の流れがオリフィスを去るさいに燃料の流れに相当の変化をもたらす。静電電荷が存在しないとき、集中燃料流れが、副流および最終的には小滴に破壊し始めるまでに、噴射器からある距離をつくる。静電電荷は燃料流れをオリフィス付近で破壊させ、小滴を形成し、その小滴が帯電され、互いに反発して急速に拡散し、シリンダの限られた容積内に広く延びるミストまたはエアゾールを形成することがわかった。また、燃料流れの非常に向上されたこの過程は、直接噴射燃料噴射器に従来使用されていたものと比較したとき、非常に低下された送出圧で有効に起こることがわかった。
【0003】
DE−A−19629171号においては、内燃機関のシリンダ・ヘッドにおいて燃料噴霧装置と点火プラグの公知の併設を開示している。点火装置は、燃焼室における燃料雲を発生するシステムと、燃焼室に突出する点火プラグとを有している。燃料雲発生装置は、燃料雲の荷電のためのイオン化電極を含む。点火プラグは、アース電極を有していない。燃料雲発生装置は、噴射弁を有するか、または気化器であってもよい。燃料雲を帯電する装置は、レーザを有していてもよい。点火プラグおよび荷電装置は、内燃機関のシリンダ・ヘッドにおいて別々に装着される。
【0004】
近年、新種の火花点火ガソリン燃料内燃機関(ガソリン直接噴射(GDI)エンジンとして知られている)が開発されてきた。これらのエンジンは、ガソリン燃料を、噴射器をかいしてシリンダに直接噴射させることによって特徴付けられている。噴射器の送出オリフィスは、燃焼室に配置される。このようなエンジンにおいては、吸気および圧縮ストロークの期間中、または2ストロークGDIバージョンの場合、圧縮位相のみの期間中、燃料は1パルスにつきまたは多数パルスにつきすべて送出される。すべての場合、空気/燃料混合物がシリンダから外部に準備される従来型の火花点火ガソリン・エンジンにおける状況におけるよりも燃料の完全噴霧が起こる時間が少ない。したがって、噴霧器を最も好適位置に配置すること、ならびに、燃料をシリンダに直接送出するように要求されている制約内での可能な燃料の最速気化を達成するように最も有効に噴霧パターンを使うことが、GDIエンジンの特徴である。このことは、噴射器ノズルのための最適配置が燃焼室内中央であることを意味する。これは、また点火プラグの最適配置でもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、燃焼室の最適配置において、内燃機関の運転に必要な種々の要素の好適配置を許す燃料噴射構成体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、燃料噴射構成体は内燃機関に装着する主構造体からなる。主構造体は、燃料を内燃機関の燃焼室に直接に噴射する一連のオリフィスを有する。主構造体はまた燃料粒子を帯電させて噴霧を改善するように燃料の流れを通過する電界を発生するために定置された荷電電極を装着している。主構造体は内燃機関用燃料点火火花を発生する火花電極を装着している。
【0007】
好ましくは、主構造体は内燃機関の燃焼室に突出するように内燃機関に着脱自在に装着される。都合のよいことには、主構造体は、従来の点火プラグを受けるのに適した内燃機関のネジ穴と協同するネジ部分を有している。また都合のよいことには、主構造体は、絶縁材料からなる内側部分と、内燃機関の主ケーシングに固定されるのに適した導電材料からなる外側部分とを有している。
【0008】
常態では、本発明の実施例において、主構造体は、それが内燃機関に装着されたとき、燃焼室の内部と連通する状態で定置される内部領域と、主構造体が内燃機関に装着されたとき、燃焼室に至るまで外部にある外部領域とを有している。都合のよいことには、燃料噴射構成体は、主構造体を通り、主構造体の外部領域に定置された燃料供給口から主構造体の内部領域に定置された燃料噴射オリフィスまで延びる燃料供給通路を含む。
【0009】
前記電極が内部領域において主構造体から露出され、かつ、主構造体の外部領域において主構造体をかいして電気コネクタに接続されていることが都合よく構成されている。都合のよいことには、火花電極が内部領域において主構造体から露出され、かつ、火花電極が主構造体を通りその外部領域において電気コネクタ手段まで延び、高電圧導線に接続されるようになっている。
【0010】
特に好適な一形態においては、火花電極が荷電電極の第1のものに電気的に接続されている。好ましくは、火花電極が主構造体内に定置された接続部によって第1荷電電極に接続されている。本発明による特に好ましい一形態においては、燃料噴射構成体が火花電極および第2荷電電極に対して可変電位差を供給するように構成された電圧供給ユニットを含む。その電圧供給ユニットは、第1荷電電極と第2荷電電極との間の電位差を燃料噴霧のために第1の一定値に維持し、かつ、点火火花の発生を避けるのに十分に小さい第1予定値と点火火花を発生させるのに十分に大きい第2予定値との間で変化する火花電極における電位差を発生するように内燃機関の点火サイクル期間中供給電位差を変えるように構成されている。
【0011】
本発明による好適構成においては、火花電極は一次火花電極である。内燃機関に対して燃料点火火花を発生するように一次火花電極から離間された少なくとも1つの二次火花電極が主構造体に設けられる。荷電電極は、燃料噴射構成体の燃料流路を横切って離間された少なくとも1つの一次荷電電極と、少なくとも1つの二次荷電電極とからなる。1またはそれを超える火花電極が設けられてもよいが、単独の火花電極でも十分であることは、理解されるであろう。
【0012】
好ましくは、一次荷電電極と、関連した二次荷電電極との間隔が、25ミクロンから500ミクロンまで、最も好ましくは、125ミクロンから200ミクロンまでの範囲にある距離である。一好適形態においては、その間隔は150ミクロンである。
【0013】
都合のよいことには、一次火花電極は、主構造体に装着された点火源コネクタに電気的に接続され、かつ、内燃機関に対して燃料点火火花を発生させるように点火電位差源に接続されるのに適している。都合のよいことには、点火源コネクタは、従来の火花プラグに見られるように従来の高電圧端子からなる。また、都合のよいことには、少なくとも1つの二次火花電極が内燃機関のケーシングに接地されるのに適した主構造体のアース部分に接続されている。
【0014】
本発明の一形態においては、少なくとも1つの二次荷電電極が内燃機関のケーシングに接地されるのに適した主構造体のアース部分に接続される。少なくとも1つの一次荷電電極が主構造体に装着された荷電源コネクタに接続されかつ燃料噴霧を発生する電位差源に接続されるのに適するように構成される。しかし、この形態は、好ましくない。本発明にもとづく好適形態においては、少なくとも1つの一次荷電電極が一次火花電極に電気的に接続さる。少なくとも1つの二次荷電電極が主構造体に装着された荷電源コネクタに接続され、かつ、燃料噴霧を発生する電位差源に接続されるのに適している。好ましくは、少なくとも1つの一次荷電電極が、主構造体内に定置された接続部によって、一次火花電極に接続される。
【0015】
一次火花電極は、内燃機関に対して燃料点火火花を発生するように点火電位差源に電気的に接続され、また、少なくとも1つの二次荷電電極が内燃機関のケーシングに接地されるのに適した主構造体のアース部分に接続されることが都合よく構成されている。本発明にもとづく特に好適な形態においては、燃料噴射構成体が一次火花電極および二次荷電電極に対して可変電位差を供給するように構成された電圧供給ユニットを含む。その電圧供給ユニットは、一次荷電電極と二次荷電電極との間の電位差を燃料噴霧のために第1の一定値に維持しかつ点火火花の発生を避けるのに十分に小さい第1予定値と点火火花を発生させるのに十分に大きい第2予定値との間で変化する火花電極における電位差を発生するように内燃機関の点火サイクル期間中供給電位差を変えるように構成されている。
【0016】
好ましくは、第1予定値が2―14kVの範囲内にあり、最も好ましくは5―8kVの範囲内にある。好ましくは、第2予定値が10―50kVの範囲内にあり、最も好ましくは35―45kVの範囲内にある。
【0017】
特に好ましい形態においては、主構造体はその中心軸のまわりに定置された環状分配周回通路を含む。環状分配周回通路に対向する環状縁を設けた少なくとも1つの一次荷電電極および少なくとも1つの二次荷電電極が壁の面上にある前記環状分配周回通路のまわりに環状形状状態で定置されている。好ましくは、噴射オリフィスが環状分配周囲通路から外方に向けられている。
【0018】
一次火花電極が主構造体の中心縦軸にそって配置されていることが好ましい。都合のよいことには、一次火花電極は、主縦軸のまわりに配分された複数の二次火花電極と協同して内燃機関の点火火花を発生する。
【0019】
火花電極と荷電電極に接続する導体との間で燃料噴射構成体の主構造体において漏電し難くなることもある。これを避けるために、主構造体は、火花電極と荷電電極に接続する導電体との間に延びる静電遮蔽部材を主構造体の内部に有することが好ましい。
【0020】
本発明にもとづく特徴が内燃機関についてここでは述べられてきたが、これらの特徴は内燃機関に燃料を噴射しかつ点火する方法およびその逆の方法にもとづいて設けられてもよいことを理解されたい。特に、本発明にもとづいて、内燃機関に燃料を噴射しかつ点火する方法が提供される。その方法は、燃料を内燃機関に装着された燃料噴射構成体の主構造体に定置された一連のオリフィスをかいして内燃機関の燃焼室に直接噴射すること、燃料粒子を帯電させて噴霧を改善するために燃料の流れを通過する電界を発生させるように主構造体に装着定置された荷電電極間に電位差を供給すること、内燃機関に対して燃料点火火花を発生するように同じ主構造体に装着された火花電極にパルス化電位差を供給することからなる。
【0021】
本発明にもとづく方法の好適形態においては、火花電極が荷電電極の第1のものに電気的に接続されている。その方法は、火花電極および荷電電極の第2のものに可変電位差を供給すること、第1荷電電極と第2荷電電極との間の電位差を燃料噴霧のために第1の一定値に維持するように、かつ、点火火花の発生を避けるのに十分に小さい第1予定値と点火火花を発生するのに十分に大きい第2予定値との間で変化する火花電極における電位差を発生するように内燃機関の点火サイクル期間中に供給される電位差を変えることからなる。
【0022】
本発明の実施例は、従来の点火プラグとしても作用する単独のユニット内にカプセル化された荷電噴射過程の向上された噴霧および気化能力の適用をも提供することもできる。このようにして、噴霧を伴う燃料送出および火花点火の2つの機能が、これら機能に対して最も好適である燃焼室内に配置された標準点火プラグ・オリフィスにねじ込まれることができる単独のユニットから実行されうる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1に断面で示す第1実施例は、主構造体1Aによって構成された火花点火および燃料噴霧装置からなる。内側絶縁部分6は、標準点火プラグ・ネジ2および六角形周囲3が燃焼室(図示せず)に設けられた点火プラグ穴にねじ込まれるようにする金属外側ケーシング1に収容される。一次火花電極からなる火花電極4および一次荷電電極からなる円筒形静電放電電極5が、外側ケーシング1に収容された大部分の空間を満たす主セラミック絶縁体6内に同心状に支持される。
【0024】
火花電極4は、約40kVの容量をもつ従来のHT(高電圧)点火導線に外部から接続される。装置の内側先端において、火花電極4は装置の着脱自在二重機能キャップ8を形成するセラミック絶縁材料によって保護される。小さい数(好ましくは、3以下)のアース電極延長部9は、装置の内端のまわりに均等に離間され、二次火花電極を構成する。各火花ギャップ10は最初に等しい長さに設定される。これは、火花電極に装置の寿命中ほぼ一定に留まろうとする長さを与える。なぜならば、火花がアース電極延長部9の1つのみをかいして恒久的に生じる傾向が、その火花ギャップの増加をもたらす電極の腐食を生じるからである。これは、抵抗が与えかつその他のアース電極延長部9によって与えられる別のアース路の一方または他方を選ぶアース路に対する抵抗の結果的増加をもたらす。
【0025】
ガソリン燃料供給源11は、製造のファイアリング段階前にセラミック絶縁体6を通して形成された心穴13につながる金属ニップル12をかいして装置に接続される。心穴13は、二重機能キャップ8の環状配分周回通路14に燃料を導入する。多数のオリフィス15は、環状配分周回通路14の外壁16に穴をあけたものである。オリフィス15の位置は、それらが送給期間中に上昇させる燃料流れが、アース電極延長部9間を通過するように決められる。一次荷電電極5の環状活性縁17に関連したオリフィス15の配置が、図1のaに詳細に示されている。オリフィス15は、燃料がシリンダ内の広い領域を通り下方にピストンに向かって分配されるように、円弧状に配置される。環状配分周回通路14の内外面は、厳密に制限された公差内で一次荷電電極5の活性縁17と同心である。環状配分周回通路14は、分子結合をかいしてセラミック表面に恒久的に取り付けられた導電性金属被膜18で被覆される。この金属被膜18は、外側ケーシング1のネジ部の端まで延び、静電電荷のためのアース帰還を与える。金属被膜18は、一次荷電電極5と共に、燃料の噴霧を発生する静電放電を発生する二次荷電電極を構成する。
【0026】
静電放電は、導体19を通り、セラミック絶縁体6をかいして発信器(図示せず)から荷電電極5に送出される10kV程度の導線20にそって電気パルス励振によって荷電電極5の活性縁17からなされる。導線20は、従来の電気端子の形体の電気コネクタ20Aにおいて導体19に接続される。一般に、荷電電極5、18の構成および動作は、US−A−5,234,170号に記載されている。荷電電極5は、セラミック絶縁体6内に配置された約25ミクロン厚の銅のストリップからなる静電遮蔽部材21によって、セラミック絶縁体を通る漏れの結果として生じることがある不用意な励振から保護される。静電遮蔽部材21は、荷電電極5の頂部付近の位置から、HT点火電圧漏れのそれ以上の危険を与えないように火花電極4から導体19が隔てられているセラミック絶縁体6の上部のある点まで延びている。静電遮蔽部材21の上端は、アース導線22および外部コネクタ22Aをかいして都合よくアース点まで接続されている。
【0027】
装置の動作中、燃料は送出装置(図示せず)から供給される。送出装置は、標準形式の計量制御器(図示せず)をかいして2−10バールの範囲内の圧力で燃料供給標準手段を組み込んでいる。計量制御器は、機器が装着される格別の機関によって要求される燃料規定にもとづく動作可変期間を与える制御の電子手段をもつソレノイド制御弁によって典型的に動作される。荷電電極5からの荷電送出の開始または終了をするために励振パルスのスイッチングは、好ましくは圧力変換器(図示せず)からのセンサ信号をかいして電子的に制御されうる。圧力変換器は、機器を通る燃料流れを生じるように燃料送出供給源11に十分な圧力の存在を検出することができる。このようにして、静電電荷送出は、燃料の流れがオリフィス15をかいして設立されたときにのみ起こる。他のすべての時間においては、荷電電極5からの放電のファイアリングは、静電遮蔽部材21によって保護される。このようにして、HT活性の結果としての燃焼の開始をする任意の不用意な火花が有効に防止される。
【0028】
図2は、静電遮蔽部材21が導体19のまわりの螺旋状アース遮蔽として形成された本発明のさらに好適実施例を示す。これは、HT活性源からの漏れの危険性が存在する導体長さの相当な部分にわたって延びている。螺旋静電遮蔽部材21は、荷電電極5および導体19からの十分な絶縁距離を維持しながら、HT漏れからの保護を与えるように螺旋静電遮蔽部材21が連続する、導体19の下端付近の点まで延びている。
【0029】
図3、図4のa、図4のbは、図1に示す実施例の変更例を組み入れた本発明にもとづく好適実施例をさらに示す。図3に示す構成要素が図1に示す構成要素にほぼ対応する場合、同様な参照番号で表示されるが、100番台を基本にして表示される。図3は寸法通りに描かれてはいないことに特に注意されたい。円筒形要素の直径は、燃料噴射構成体の軸方向要素に比べて、約2.5倍に誇張されている。
【0030】
まず、図3を参照すれば、本発明を実施する燃料噴射構成体は、上方構造体101Bと下方キャップ108とからなる主構造体101Aを有している。2つの要素はネジ結合123において使用のさいに一体に結合される。上方構造体101Bは、標準点火プラグ・ネジ102および六角形周囲103を有する金属製外側ケーシング101に収容された内側絶縁部分106を有する。六角形周囲103は、内燃機関のシリンダ・ヘッド壁124に設けられた点火プラグ穴に装置をねじ込まれるようにする。
【0031】
主構造体101Aは、燃料を燃焼室に直接に噴射するように下方キャップ108に設けた一連のオリフィス115を有する。主構造体101Aは、噴霧を改善するようにオリフィス115を通過する燃料粒子を帯電させるために燃料の流れを通る電界を与えるように配置された一次荷電電極105および二次荷電電極118を装着している。主構造体101Aは、内燃機関に対して燃料点火火花を与えるのに適した一次火花電極104および二次火花電極109を有する。
【0032】
一次火花電極104は、従来の点火プラグに用いられる種類の従来の電気端子でもよい点火源コネクタ107Aに主構造体101Aをかいして内部から接続される。一次荷電電極105は、主構造体101A内で一次火花電極104に内部から接続される。導体被膜からなる二次荷電電極118は、導体119によって主構造体101Aをかいして従来の電気端子でもよい荷電源コネクタ120Aに接続される。
【0033】
二次火花電極109は、金属製ケーシング101に直接接続され、また、ネジ123によってシリンダ・ヘッド・ブロック124にケーシング101の接続部をかいしてアースに接続される。一次火花電極104と二次火花電極109との間の火花ギャップは、110で示される。一次火花電極104と導体119との間の漏れを防止するために、静電遮蔽部材121が設けられる。静電遮蔽部材121は、ピッグテール122として知られている電気接続部によってアースに接続される。
【0034】
ガソリン燃料供給源は、製造のファイアリング段階前にセラミック絶縁体106を貫通して形成された心穴113を通る燃料送給ライン111にそって送給される。燃料供給穴113は、オリフィス115が環状配分周回通路114の外壁116を通り、外部に導く環状配分周回通路114に連通する。一次火花電極104および二次荷電電極118に対して要求された電位差は、端子107Aに接続するHT導線107にそいかつ端子120Aに接続する導線120にそってそれぞれ設けられる。導線107および120は、後に詳述するように、電圧供給構成体125の出力端子107Bおよび120Bに接続される。
【0035】
上方支持構造体101Bの要素とおよびキャップ108との間の要求された電気的接続は、キャップ108が上方構造体101Bにねじ込まれたとき、電気的接触をつくるスプリング金属ストリップによってなされる。一次火花電極104は、その上方端においてU字形スプリング・ストリップ126を有する。U字形スプリング・ストリップ126は、HT導体棒104Bとの良好な電気的接触をつくるように直接に上方に開くように偏倚される。HT導体棒104Bは、上方構造体101Bの内側絶縁部分106を貫通し、端子107Aに接続する。同様に、スプリング・ストリップ127は、二次荷電電極を構成する金属層118の上方領域に固定される。上方構造体101Bおよびキャップ108が一体にねじ込まれたとき導体119を支持するように、スプリング・ストリップ127は、同様に上方に開いて偏倚されたU字形スプリング・ストリップである。環状配分周回通路114の漏れを防ぐシールを与えるように、シール・リング128が金属ケーシング101と環状配分周回通路114の壁の上端との間に設けられる。
【0036】
2つの分離した部品から構成体を製造するさいに、相当の利点がある。上方支持構造体101Bは、高電圧電力を電極に運ぶ中央導体要素104Bからなる。中央導体要素104Bは、外側円筒壁101内に収容されたセラミック絶縁材料106によって包囲される。この壁は、別個のキャップ構成体108として形成された下方部分の取付けを可能にするように下端123において外部からねじ込まれる。燃料/空気混合物を燃焼室に送出する前に、燃焼室において燃料/空気混合物の火花点火および燃料の静電荷電のための電極を収容する。キャップは、電極105、104を正しい位置に支持するセラミック材料116、108Aにつくられる。セラミック部分は、キャップの要素が上方構造体101Bに設けられたサービス(引込み線)に連通する位置にセラミック部分をねじ止めする内ネジ円筒形金属支持体129に取り付けられる。
【0037】
図4のaは、噴射器/噴霧器の下方キャップ部108を燃焼室からみた底面図である。図4のaは、オリフィス115の2つのリングによって穴を開けられ、かつ、内ネジ金属円筒形外側部分129によって支持されたカップ状セラミック部分108Aを示す。18個のオリフィス115は、噴射された燃料ジェットが点火火花装置のためのアース電極109と干渉しないように均等に円周方向に離間して示されている。
【0038】
図4のbは、噴射器/噴霧器の上方主構造体を通るB―B線からみた断面図である。図4のbは、セラミック絶縁材料106を示す。セラミック絶縁材料106は、外側金属円筒形壁101によって画定された大部分の容積を満たしかつ以下の要素を定位置に支持する。その要素は、特定の高電圧電力導体104B、静電遮蔽管121、分極電圧導体119、燃料送給ライン111である。
【0039】
特定の高電圧電力導体104Bおよび静電遮蔽管121の位置は、軸対称であるが、分極電圧導体119および燃料送給穴113は正確に決定される必要はない。このようにして、燃料噴射構成体を製造する圧縮およびファイアリング位相期間中、後者の2つの要素は全体の燃料噴射構成体の効率を損なうことなく、わずかに動いてもよい。
【0040】
上方主構造体101Bは、外壁101に設けられた第2外ネジ102をもつ。これは、下方キャップ部分129の外側の半径よりも大きくなければならない。このようにして、全構成体101Aは、点火プラグに対して火花点火エンジンのシリンダ・ヘッドに広く設けられたネジ切りオリフィスにねじ込まれてもよい。
【0041】
二次荷電電極118について検討してみると、上方構造体101Bの分極電圧導体119に接続する下方セラミック・キャップ108上の金属被覆導体118が、セラミック・キャップの内面のみに接続される。そこでは、セラミック・キャップは静電イオン化装置のための二次電極を形成する。イオン化電力供給電極105と二次電極118との間のギャップは、一次電極の先端117とセラミック壁116の内面118との間のギャップとして、明らかに見みられる。このギャップは、すべてのオリフィスとほぼ等しくなければならない。
【0042】
図1と比べて、図3に示す主な変更は、燃料噴霧要素および点火火花発生要素が共通の電極を担っていることである。追加の二次電極118は燃料噴霧要素として設けられ、他方、火花点火のための二次電極109は燃料噴射構成体の外側ケーシング101からの突出部109の形体で図1に示されているようにそのまま残っている。このようにして、それはアース電極を与える。
【0043】
典型的な火花点火エンジンのエンジン・サイクルにおける特定点において、ピストンがまさにTDC(上死点)に達したとき、点火プラグが作動されることは広く理解されている。約±40kV(個々の装置で決まる10kVから50kVまでの範囲)の電位差が、点火プラグとそのアース・ケーシングとの間に付加される。これは、エンジン・シリンダにおいて可視電弧または火花の形体で燃料の点火を生じる燃料空気混合物に電気的絶縁破壊を起こす。このようにして、エンジン・サイクルにわたって、従来の点火プラグ電極は0(ゼロ)Vに維持され次いで点火点において約±40kVまでパルス化され、そして火花荷電後0Vに戻る。二次電極は、点火プラグのアース・ケーシングからなり、それは常に0Vに維持されている。
【0044】
図3に示す装置においては、単独共通装置104および105は、エンジン・サイクルの大部分にわたって−7kVに維持され、点火点において−40kVにパルス化され、火花荷電が起きた後に−7kVまで戻る。金属外側ケーシング101に接続された火花点火用二次電極109は、サイクル中アースに維持される。火花電極104、109にまたがる7kV電位の印加は点火プラグの性能を損なわず、火花を十分に発生させる。
【0045】
また、提案された装置においては、約7kV(2kVから14kVの範囲において)の電位差は、共有電極装置104、105と二次噴霧電極118との間に常に維持される。共有電極装置104、105は二次噴霧電極118に関して負または正電位に維持されるが、好ましくは負電位に維持される。7kV電位は、二次噴霧電極118間を通過する燃料を帯電させる電極105の鋭い縁117からコロナ放電を発生させる。
【0046】
共有電極装置104、105は、エンジン・サイクル中の特定点にもとづいて−7kVと−40kVとの間で変化する。噴霧電極105、118間で7kVの電位差を維持するために、二次噴霧電極118の電圧は変化され、0kVと−33kVとの間で変化して共有電極装置104、105と同期される。燃料の効果的燃焼を達成するように要求された調時をされて−40kVパルスを発生する電子制御ユニットが125で示されている。ユニット125は、二次回路に多数の巻線を有するコイルを用いて電流火花点火に広く用いられたものに本質的に共通している。−7kVの電位差を常に発生するための手段が、図6に示される。図6は、2つの高電圧電位源間、すなわち点火火花用エネルギ供給源130と噴霧エネルギ供給源131との間にある連鎖ブリッジ139を示す。連鎖ブリッジ139は一次電極105と二次噴霧電極118との間に常に−7kVの電位差を維持する。このようにして、点火導体104の電圧が−40kVまで上昇した時点で、噴射器導体119は同時に−33kVまで上昇する。
【0047】
図6を参照すれば、一次火花電極104のための点火電位源は130で示される。これは、鉄心135からなる従来の点火コイル、一次コイル136、二次コイル137からなる。HT導線107は端子107Aに接続されている。別の導線138は、点火電圧源130を、4つの接続点141、142、143、144を設けて配列された4つのダイオードからなる連鎖ブリッジ139に接続する。導線138は接続点142に接続され、また、荷電電圧導線120は接続点144に接続される。コンデンサ145は接続点142、144にまたがって接続される。
【0048】
噴霧を発生させるための分極または荷電電圧源131は、入力端子147において高速スイッチ146に供給されるDC電力によって駆動される。タイミング・パルスが高速スイッチ146の別の端子148に供給され、点火コイル130をトリガするように従来のタイミング回路と同期して駆動される。高速スイッチ146の出力は、発振器149に送られる。発振器149の出力は、分極変成器151の一次コイル150を通して送られる。分極変成器151の二次コイル152は、ブリッジ139の接続点141、143にまたがって接続される。
【0049】
図5、図5のa、図5のbを参照すれば、それらは図3に示す本発明を実施する燃料噴射構成体の特定のパラメータを決定するために用いられる設計リグの軸方向断面を示す。図5は単独のオリフィス燃料噴霧リグ260を示す。リグ260においては、電力供給(高電圧)電極205とアース電極218との間の距離は、変えられうる。噴霧リグのエンド・キャップ208は、オリフィス215が電極205の先端217に関して占有できる可変位置を示すために、オリフィス215の装着を詳細に示す。
【0050】
オリフィス215は、軸にそって貫通孔215をもつ鋼管(アース電極を形成する)によって画定されることがわかる。貫通孔215の径は、80ミクロン(0.080mm)である。このオリフィス管218は、同じ軸長さ(2.82mm)の鋼プローブ・キャリヤ260である。オリフィス管218は、燃料が噴射器を通過するとき、燃料の圧力によって外れないように受け金260に十分にきつく嵌合する。鋼プローブ・キャリヤ260は、噴霧器キャップ208のセラミック端にしっかりと固定された黄銅ブッシュ261内に嵌合する。黄銅ブッシュ261は、アースへの導電路を与える。黄銅ブッシュ261内に鋼プローブ260を正確に嵌合することは、流動燃料の圧力のために不用意な移動を防止するようになっているが、鋼プローブ260は、マイクロメータ(図示せず)によってその移動が制御されうる電力供給電極205に向かって滑り移動できる。鋼プローブ260は、外端において短い外ネジを有する。鋼プローブ260は外ネジによって電力供給電極205から離れて引き出される。
【0051】
図3の実施例について、電極間隔を決定するように用いられるとき、図5のリグは、明らかに観測されうる燃料のジェットを発生するように下方に向けられたオリフィス215内に垂直に装着される。標準の燃料が5バールの圧力で噴霧器に供給され、ジェットが小滴に分解されずに受け栓内に下に流れる明確な針状流れとして見られる。負の電圧の漸次増加が電極205に供給されたとき、ジェットの形体の変化が見られる。電圧が約3kVに達したとき、ジェットの形体は受け栓に至る前に、すなわちオリフィスから約500mmの距離で分解し始めるように見える。この効果は、ジェット流れの粉砕がオリフィスから約10mmの距離から明白になるとき、電圧が5−8kVに達するまで、次第により極端になる。印加電圧のさらなる増加は、電極の外端子における絶縁の限度が約11kVに達するまで、約8kV以上では大きな効果を発生しない。
【0052】
一連の試験が電極の先端とオリフィスの内端との間の臨界距離を変えることによって噴霧性能の変化を決定するために、この装置について実施された。図5に示す臨界距離は150ミクロン(0.150mm)である。この変化を調査する目的は、電力供給電極205の先端217と、オリフィス管218の内端によって形成される最近接アース点との間の領域に電界の強さの変化を観察するためである。
【0053】
ある噴霧効果が電力供給電極205に印加される電圧の結果として観測された最大臨界距離は、約500ミクロン(0.500mm)であった。しかし、噴霧における観測できる改善は、臨界距離がこの値から減少されるに従って、明らかになった。最良噴霧性能は約150ミクロンにおいて明らかになった。噴霧が25ミクロンほどの小さい臨界距離においてもいぜんとして明らかになるけれども、100ミクロン以下の臨界距離についての性能は円滑な安定というよりはむしろ間欠的になる。
【0054】
この実験から、臨界距離の好適範囲は25ミクロンから500ミクロンであると結論される。この範囲内において、高度に好適な範囲は、125−200ミクロンである。燃料の流量は、一連の試験を通じて用いられた5バールの供給圧において測定された。それは毎分26.1mlで見い出された。印加電圧の変動による顕著な効果は、観測された臨界距離の範囲にわたって、すなわち約5−8kVの範囲内に残る最適効果は見られなかった。
【0055】
図3および図6の検討に戻って、設計の目的は、燃料/空気混合物を点火するための急速な電圧変化が燃料小滴に与えられる電荷に深刻な影響を及ぼすことから防止することである。様々な電気回路は、電磁互換の原理に固執することによって相互妨害に対して高度な免疫性を有するように設計されなければならない。燃料荷電は噴射圧のパルス化されたタイミングによって燃焼領域に噴射され、強い電位勾配を課することによって粒子分極を伴って荷電される。その目的は、帯電小滴が、ノズル孔から発せられた後に、互いに反発するようにさせることである。
【0056】
点火プラグ電圧―時間波は、点火コイルの一次側をかいして2アンペアの流れを中断する接触の結果として発生される。崩壊磁界のエネルギはコンデンサに開放されて、約3kHzに見積もられた減衰振動を生じる。代表的には、二次巻線は40kVピークまでの出力を確立し、これは10バールの圧力において0.030インチ(0.75mm)のギャップを飛び越えるのに十分である。異体(電子点火のような)は、昇圧変成器として用いられる類似コイルの一次側に250Vまで充電されたコンデンサに蓄積されたエネルギを送出できる。合成振動波形は、類似している。
【0057】
エンジン回転は、すべての場合のタイミングを制御するように用いられる。歯車および磁気変成器は、約0.1度の精度でもって2度ごとに180枚に小分けする。代案として、水晶時計および適当な分割器がその機能を遂行する。
【0058】
使用される電圧は重要である。イオン化電位差は、10%以内に安定して維持される必要がある。3−7kVにおける供給は、良好な変動率を伴って全波整流器に送給する。イオン化AC電圧は変成器コアのコイルに送給された4要素スイッチング・トランジスタ・ブリッジによって発生される。変成器コアは、巻線にまたがって飛び越える火花に抵抗するように二次側から十分に離れたポリエチレン・ディスクによって物理的に分離されている。エネルギ容量(ジュールで表現される)および空気/燃料比が点火成功を決定する。
【0059】
噴射器室114は、上方構造体101Bを備えたユニットの端を閉鎖する前に銅リングシール128が噴霧器構成体108を整列させる状態で、鉢状構成体としてつくられる。ノズル穴115は118で金属被覆され、薄い棒119をかいして電圧源に接続される。イオン化コロネット形状電極が最終組立前に点火プラグ・コア104に電子ビーム溶接される。電極105から118までにまたがる電気的電位勾配は、イオン化電極105と金属被膜穴電極配列118との間に接続された低インピーダンスのコンデンサによって実質的に一定に維持される。
【0060】
別の構成は原理的に実現されうる。それは、点火電極104と同じ金属構造の部品を形成するので、40kVの負の揺れによって分極の電極装置105を電位に関して上下に運ぶように構成されうる。電気的に互いに独立して分極回路105および点火器回路104、109を維持するように、それはできるだけ構成されうる。これは、電圧変化の高率で低インピーダンスを有するユニットとして作用するように分極回路を要求する。分極クラウン電極105から穴あき電極118までの電気的通路が好ましくは容量性でなければならない。ピグテール接続122は遮蔽管121をハウジング101に接地するように要求される。分極のための簡単な静電遮蔽部材121は、点火器パルス棒104Bから下降導線119までの容量を減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例を構成する燃料噴射構成体を通る縦軸にそった断面図である。図1のaは荷電電極の活性先端に関連した燃料送出オリフィスの正確な配置が示された領域の断面拡大図である。
【図2】本発明の第2実施例の断面図である。
【図3】図3は図1の燃料噴射構成体からの変更例を示しかつ本発明の好適実施例である別の燃料噴射構成体を通る縦軸にそった断面図である。
【図4】図4のaは図3に示す燃料噴射構成体の底面図である。図4のbは図3のB−B線からみた断面図である。
【図5】図5は図3の実施例に示す種々の電極の間隔を決定するさいに用いられる試験リグを通る縦軸にそった断面図である。図5のaは図5に示す電極の先端の側面図を示す。図5のbは電極先端の端面図を示す。
【図6】本発明を実施する図3の燃料噴射構成体にもとづいて用いられてもよい燃料噴射構成体の一形態の概略回路構成図である。
【符号の説明】
1、101  主構造体
1、111  外側部分
105  第1荷電電極
118  第2荷電電極
12、112  燃料供給口
124  ケーシング
125  電源構成体
130  点火電位差源
14、114  環状分配周回通路
15、115  オリフィス
16、116  壁
17、117  環状縁
18、118  二次荷電電極
1A、101A  主構造体
2、102  ネジ部分
20A、7A;120A、107A  電気コネクタ
21、121  静電遮蔽部材
3、113  燃料供給通路
4、104  一次火花電極
5、105  一次荷電電極
6、106  内側部分
7A、107A  点火源コネクタ
9、109  二次火花電極

Claims (33)

  1. 内燃機関に装着する主構造体(1A、101A)からなり、該主構造体は、燃料を内燃機関の燃焼室に直接に噴射する一連のオリフィス(15、115)を有し、前記主構造体(1A、101A)はまた燃料粒子を帯電させて噴霧を改善するように燃料の流れを通過する電界を発生するために定置された荷電電極(5、18;105、118)を装着し、前記主構造体(1A、101A)は内燃機関用燃料点火火花を発生する火花電極(4、104)を装着していることを特徴とした燃料噴射構成体。
  2. 前記主構造体(1A、101A)は内燃機関の燃焼室に突出するように内燃機関に着脱自在に装着される、請求項1に記載の燃料噴射構成体。
  3. 前記主構造体は、従来の点火プラグを受けるのに適した内燃機関のネジ穴と協同するネジ部分(2、102)を有している、請求項2に記載の燃料噴射構成体。
  4. 前記主構造体は、絶縁材料からなる内側部分(6、106)と、内燃機関の主ケーシングに固定されるのに適した導電材料からなる外側部分(1、111)とを有している、前記請求項のうち任意の一項に記載の燃料噴射構成体。
  5. 前記主構造体(1A、101A)は、該主構造体が内燃機関に装着されたとき、燃焼室の内部と連通する状態で定置される内部領域と、前記主構造体が内燃機関に装着されたとき、前記燃焼室まで外部にある外部領域とを有している、前記請求項のうち任意の一項に記載の燃料噴射構成体。
  6. 前記主構造体を通り、該主構造体の前記外部領域に定置された燃料供給口(12、112)から該主構造体の前記内部領域に定置された前記燃料噴射オリフィス(15、115)まで延びる燃料供給通路(3、113)を含む、請求項5に記載の燃料噴射構成体。
  7. 前記電極が前記内部領域において前記主構造体から露出され、かつ、前記主構造体の前記外部領域において前記主構造体をかいして電気コネクタ(20A、7A;120A、107A)に接続されている、請求項5または6に記載の燃料噴射構成体。
  8. 前記火花電極(104)が前記荷電電極(105、118)の第1のもの(105)に電気的に接続されている、前記請求項のうち任意の一項に記載の燃料噴射構成体。
  9. 前記火花電極(104)が前記主構造体(101A)内に定置された接続部によって前記第1荷電電極(105)に接続されている、請求項8に記載の燃料噴射構成体。
  10. 前記火花電極(4、104)は一次火花電極(4、104)であり、内燃機関に対して燃料点火火花を発生するように前記一次火花電極(4、104)から離間された少なくとも1つの二次火花電極(9、109)が前記主構造体(1A、101A)に設けられ、前記荷電電極が燃料噴射構成体の燃料流路を横切って離間された少なくとも1つの一次荷電電極(5、105)と少なくとも1つの二次荷電電極(18、118)とからなる、請求項1から7までの任意の一項に記載の燃料噴射構成体。
  11. 一次荷電電極(5、105)と、関連した二次荷電電極(18、118)との間隔が、25ミクロンから500ミクロンまでの範囲にある距離である、請求項8に記載の燃料噴射構成体。
  12. 前記範囲は125ミクロンから200ミクロンまでである、請求項11に記載の燃料噴射構成体。
  13. 前記一次火花電極(4、104)は、前記主構造体(1A、101A)に装着された点火源コネクタ(7A、107A)に電気的に接続されかつ内燃機関に対して燃料点火火花を発生させるように点火電位差源に接続されるのに適している、請求項10から12までの任意の一項に記載の燃料噴射構成体。
  14. 前記少なくとも1つの二次火花電極(9、109)が内燃機関のケーシング(124)に接地されるのに適した主構造体のアース部分(1、101)に接続されている、請求項13に記載の燃料噴射構成体。
  15. 前記少なくとも1つの二次荷電電極(18)が内燃機関のケーシングに接地されるのに適した主構造体(1A)のアース部分(1)に接続され、前記少なくとも1つの一次荷電電極(5)が前記主構造体(1A)に装着された荷電源コネクタ(20A)に接続されかつ前記燃料噴霧を発生する電位差源に接続されるのに適した、請求項10から14までの任意の一項に記載の燃料噴射構成体。
  16. 前記少なくとも1つの一次荷電電極(105)が前記一次火花電極(104)に電気的に接続され、前記少なくとも1つの二次荷電電極(118)が主構造体(101A)に装着された荷電源コネクタ(120A)に接続されかつ前記燃料噴霧を発生する電位差源に接続されるのに適した、請求項10から14までの任意の一項に記載の燃料噴射構成体。
  17. 前記少なくとも1つの一次荷電電極(105)が前記主構造体(101A)内に定置された接続部によって前記一次火花電極(104)に接続されている、請求項15に記載の燃料噴射構成体。
  18. 一次火花電極(4、104)は、内燃機関に対して燃料点火火花を発生するように点火電位差源(130)に電気的に接続されている、請求項10から12までの任意の一項に記載の燃料噴射構成体。
  19. 前記少なくとも1つの二次荷電電極(9、109)が内燃機関のケーシング(124)に接地されるのに適した主構造体のアース部分(1、101)に接続されている、請求項18に記載の燃料噴射構成体。
  20. 可変電位差を前記火花電極(104)および前記荷電電極(105、118)の第2のもの(118)に供給するように構成された電源構成体(125)を含み、該電源構成体は前記第1荷電電極(105)と前記第2荷電電極(118)との間の電位差を燃料噴霧のために第1の一定値に維持し、かつ、点火火花の発生を避けるのに十分に小さい第1予定値と点火火花を発生させるのに十分に大きい第2予定値との間で変化する前記火花電極(104)における電位差を発生するように内燃機関の点火サイクル期間中供給電位差を変えるように構成されている、請求項8または9に記載の燃料噴射構成体。
  21. 可変電位差を前記一次火花電極(104)および前記二次荷電電極(118)に供給するように構成された電源構成体(125)を含み、該電源構成体は前記一次荷電電極(105)と前記二次荷電電極(118)との間の電位差を燃料噴霧のために第1の一定値に維持し、かつ、点火火花の発生を避けるのに十分に小さい第1予定値と点火火花を発生させるのに十分に大きい第2予定値との間で変化する前記少なくとも1つの二次火花電極(109)と前記一次火花電極(104)との間に電位差を発生するように内燃機関の点火サイクル期間中供給電位差を変えるように構成された、請求項15または16に記載の燃料噴射構成体。
  22. 前記第1予定値が2―14kVの範囲内にある、請求項20または21に記載の燃料噴射構成体。
  23. 前記第1予定値が5―8kVの範囲内にある、請求項22に記載の燃料噴射構成体。
  24. 前記第2予定値が10―50kVの範囲内にある、請求項21から23までの任意の一項に記載の燃料噴射構成体。
  25. 前記第2予定値が35―45kVの範囲内にある、請求項24に記載の燃料噴射構成体。
  26. 前記主構造体はその中心軸のまわりに定置された環状分配周回通路(14、114)を含み、前記環状分配周回通路に対向する環状縁(17、117)を設けた前記少なくとも1つの一次荷電電極(5、105)および前記少なくとも1つの二次荷電電極(18、118)が壁(16、116)の面上にある前記環状分配周回通路のまわりに環状形状状態で定置されている、請求項10から25までの任意の一項に記載の燃料噴射構成体。
  27. 前記噴射オリフィス(15、115)が前記環状分配周囲通路(14、114)から外方に向けられている、請求項26に記載の燃料噴射構成体。
  28. 前記一次火花電極(4、104)が前記主構造体(14、114)の中心縦軸にそって配置された、請求項10から27までの任意の一項に記載の燃料噴射構成体。
  29. 前記主構造体(1A、101A)は前記火花電極(4、104)と前記荷電電極(5、105)に接続する導電体との間で延びる静電遮蔽部材(21、121)を前記主構造体の内部に有する、前記請求項のうち任意の一項に記載の燃料噴射構成体。
  30. 前記請求項のうち任意の一項に記載の燃料噴射構成体を装着した内燃機関。
  31. 前記燃料噴射構成体が燃焼室内で往復するピストンの軸にそって整列された前記燃焼室の軸上で中央に配置されている、請求項30に記載の内燃機関。
  32. 内燃機関に燃料を噴射しかつ点火する方法であって、燃料を前記内燃機関に装着された燃料噴射構成体の主構造体(1、101)に定置された一連のオリフィス(15、115)をかいして内燃機関の燃焼室に直接噴射すること、燃料粒子を帯電させて噴霧を改善するために燃料の流れを通過する電界を発生させるように前記主構造体(1、101)に装着定置された荷電電極(5、18:105、118)間に電位差を供給すること、内燃機関に対して燃料点火火花を発生するように同じ主構造体(1、101)に装着された火花電極(4、104)にパルス化電位差を供給することからなる方法。
  33. 前記火花電極(104)が前記荷電電極の第1のもの(105)に電気的に接続されていて、前記火花電極(104)および前記荷電電極の第2のもの(118)に可変電位差を供給すること、前記第1荷電電極(105)と前記第2荷電電極(118)との間の電位差を燃料噴霧のために第1の一定値に維持するように、かつ、点火火花の発生を避けるのに十分に小さい第1予定値と点火火花を発生するのに十分に大きい第2予定値との間で変化する火花電極(114)における電位差を発生するように内燃機関の点火サイクル期間中に供給される電位差を変えることからなる、請求項32に記載の方法。
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