JP2004511130A - データネットワークへのデータ端末装置のコネクションのための方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、独立請求項に記載された、ポイント・ツー・ポイント接続を用いたデータネットワークへのデータ端末装置の接続のための方法ないしデータネットワークまたはそのような方法を実施するためのネットワークデバイスに関している。
【0002】
有線接続された通信システムでは、相互に配線接続された加入者局間で通信が行われており、この場合通常は、これらの加入者局の間に交換局が介在接続されている。データアクセスのケース、とりわけ、そのような有線接続による通信システムにおいては、1つの加入者局とアクセスネットワークとの間の接続の制御が大抵はポイント・ツー・ポイント接続(PPP)を介して行われている。コネクションの確立の際には加入者ないしはコネクションを確立しようする加入者局の認証が行われる。このことは発生する料金の中央決済の基礎となり得る。この認証の目的のためにRADIUS(Remote Authentication Dial In User Service)プロトコルが公知である。
【0003】
この種の通信システムでは、加入者局、例えばコンピュータないしホストに、データ伝送のためのネットワークアクセスが提供されており(例えばインターネットアクセス)、そのため加入者局の設置の際には、データアクセスのために必要な全ての設定事項、例えばIPアドレスが記憶される構成(コンフィグレーション)が行われる。これは加入者局ないし加入者にサポートすべき所望のデータサービス、例えばインターネットアクセスの開始のために必要とされるサービス、並びにこれらのサービスを実行するネットワークコンポーネントとのコンタクトを可能にする。これらのアドレスには、例えばHTTPサーバーのIPアドレス(これはインターネットホームページの“マウスクリック毎”の容易な呼出しを可能にする)の他に、ドメインネームサーバーDNSアドレス(これはネットワークに接続されるユニット(サービスサーバー;加入者局)に所属するIPアドレスを求める)、並びにSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバーのアドレス(これはEメールとして公知の電子メールの伝送のために必要である)が含まれる。
【0004】
前述した通信システムの他にも、つぎのようなデータネットワークも存在する。すなわち通常は局所的に構築され、データステーションの汎用的な接続のために構想されたデータネットワークである。ここで前述したような加入者局と区別するためにこれらのデータステーションは以下では単に“ホスト”と称するがこれは限定を意味するものではない。2つのホストコンピュータは、相互に直接かまたはハブやブリッジを介して、ネットワークデバイス、例えばアクセスサーバーに接続できる。一方のホストと他方のネットワークデバイスとの間のデータパケットの転送は、たいていはIP(Internet−Protocol)を介して行われる。
【0005】
あるネットワーク、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)へのホストの接続の際には、このホストにコネクションサーバーないしアクセスサーバーから例えばいわゆるダイナミックホストコンフィグレーションプロトコル(DHCP)を用いてIPアドレスが付与され、このアドレスのもとでホストは当該ネットワーク内で一義的に識別され応答可能になる。その他にこのホストには、自身に必要な支援サービスないし当該サービスが実行されるネットワークコンポーネントのアドレスが当該ネットワーク内で通知される。
【0006】
ホストは通常は有線接続でローカルエリアネットワークに接続される。この場合比較的新しいネットワークにおいては有線ベースのアクセスの最後の部分では、無線を介してワイヤレスで行われてもよい。ホストのワイヤレス接続をサポートしているローカルエリアネットワークは、一般にワイヤレスLAN(W−LAN;Wireless Local Area Network;)と称されている。
【0007】
遠隔通信システムの加入者局には、IPアクセスのための導入のもとで、コネクション確立に必要なIPアドレスが、相応するネットワークインターフェースとの最初の接続ないしコネクション確立に先駆けて、ソフトウエアインストレーションを介して通知される必要がある。それに対してローカルエリアデータネットワークの場合では、ホストがデータネットワークに新たに接続されるたびに、所要の全てのIPアドレスの割当てが自動的に直接行われる。そのため加入者局とホストは、他のネットワークテクノロジと互換性のある装置ではない。
【0008】
この非互換性のさらに別の例は、例えばコネクション確立のタイプにみられる。すなわち一方では、加入者局と、遠隔通信システム内にあるネットワーク側データ端末(これはリモートアクセスサーバRAS(Remote Access Server)として公知)との間で、ポイント・ツー・ポイントプロトコル(PPP)が用いられる。これは本来のネット特有のトランスポートプロトコル層とインターネットプロトコルの間の接続制御のために用いられる。それに対して他方のローカルエリアネットワーク、いわゆるLANでは、この付加的な接続制御は必要とされない。そのためデータパケット、いわゆるIPパケットは、基礎をなしているトランスポート層上で直接伝送可能である。このトランスポート層は、有利にはイーサネットによって提供される。
【0009】
現時点で可用なデータネットワークテクノロジでは、加入者に対してそのノート型携帯機器(ノートパソコン)に無線データネットワークカード備えさせることによって、空港などでアクセス可能な外部データネットワークに無線インターフェースを介してログインすることが可能である。このようなことは実際に実現可能である。なぜならオープン構想のデータネットワークでは認証チェックが通常は実施されないからである。しかしながらネットワークプロバイダは、データネットワーク内の特定のデータファイルやプログラムへの部外者からのアクセスを、ハイレベルな技術的プログラミングコストをかけない限りは防ぐことができない。この場合のプログラミングは、外部アクセスから保護しなければならないデータネットワーク内の種々の装置のみならずホストでも必要とされる。しかもこの保護は、ホストないし加入者にネットワーク内部のIPアドレスが既知である場合にしかできない。
【0010】
ここにおいて本発明の課題は、種々異なるなシステム、特に遠隔通信システム並びにローカルエリアデータネットワークにおいて、構造的にもプログラミング技術的にも最小のコストで、第1のシステムのステーションから第2のシステムのステーションにアクセスが可能となるように、相互に互換性を持たせるべく改善を行うことである。
【0011】
この課題は、独立請求項の特徴部分に記載の本発明による方法並びに本発明によるデータネットワークまたはネットワークデバイスによって解決される。
【0012】
本発明の別の有利な実施例ないし改善例は、従属請求項に記載される。
【0013】
通常は、データネットワークへの少なくとも1つのステーション、特にデータ端末機器のコネクションのための方法のもとでは、データネットワークが、通信接続のデータの転送のための少なくとも1つのネットワークデバイスと、データネットワークの自律的動作のための基本機能を有し、ステーションとの通信コネクションの確立のためのインターフェースを備えたアクセスデバイスを介して、有利にはネットワークデバイスを表わすアクセスデバイスと、少なくとも1つのさらなるネットワークデバイスの間の通信接続が、コネクションレス型で、共用媒体(shared medium)を介してアレンジされる。有利にはアクセスデバイスとステーションの間の通信接続のための方法のもとで、論理的なポイント・ツー・ポイント接続が確立されて維持される。このことは外部テクノロジのステーションと従来のデータネットワークとのポイント・ツー・ポイント接続のためのコネクションを可能にする。この場合変更は1つのステーションにおいてのみ行われる。
【0014】
アクセスデバイスが少なくとも時折データ端末装置のサービスコンフィグレーション・クライアント機能を引継ぎ、さらにアクセスデバイスが少なくとも時折データネットワークのサービスコンフィグレーション・サーバー機能(RAS)を引継ぐことは特に有利である。なぜならそのような機能は、ネットワークの通常のステーションないし相応のネットワークデバイスによって提供され、通信接続の構築に対して要求されるからである。
【0015】
アクセスデバイスがステーションの一時的な識別アドレス(IPAdresse)の割当てを、データネットワーク内でコネクションレス型で接続可能なステーション、特にデータ端末装置のサービスコンフィグレーション・クライアント機能(DHCP)を用いてデータネットワークから要求し、および/またはデータネットワークのサービスコンフィグレーション・サーバー機能を用いてステーションに割当てることは有利には、データネットワークに対して通常の所要アドレス割当てを可能にする。
【0016】
アクセスデバイスが、ステーション(W−H)と通信コネクションを介して交換すべきデータを、ポイントツーポイント接続で通例の伝送フレーム(PPP)において交換し、このデータをコネクションレス型のネット内部のコネクションに相応する伝送フレーム(Ethernet)に変換すること、あるいはこの逆のことによって、様々な伝送フォーマットの容易な変換が唯一のステーションにおいて可能となる。さらなるステーションにおける変更は結果的に不要となる。このことは特に、アクセスデバイスがPPP伝送フレームからイーサネット伝送フレームへの変換および/またはイーサーネット伝送フレームからPPP伝送フレームへの変換を引き起こすもしくは実施するケースに当てはまる。
【0017】
ステーションとアクセスデバイスとの間でセルラ式遠隔通信ネットワークのポイント・ツー・ポイントプロトコルが用いられるならば、他の方式で確立されるポイント・ツー・ポイントテクノロジーのステーションから従来のデータネットワークへのコネクションが可能となる。
【0018】
アクセスデバイスが、データネットワークから特にDHCPクライアント機能を用いてIPアドレスを要求しこれをポイント・ツー・ポイントプロトコルを用いてステーションに転送するならば、このことはデータネットワークに対して通常のデータネットワーク端末装置のように思わせることができる。
【0019】
この方法は、多くの標準方式に対して適用可能である。アクセスデバイスとステーションとの間で様々なエアーインターフェースプロトコルまたはエアーインターフェース標準規格が用いられ、特にブルトゥース規格、DECT規格、HomeRF規格、IEEE802.11規格、IEEE802.11b規格、IEEE802.11a規格、HyperLAN2規格、GSM規格、UMTS規格が用いられる。
【0020】
アクセスデバイスのDHCPクライアント機能が、ステーションのDHCPクライアント機能のために、アクセスデバイスからステーションへのIPアドレスの割当ての成功の後で付与され、さらなるサービスコンフィグレーションが、ステーションのDHCPクライアント機能を介してステーションによって実施され、さらにデータネットワークのDHCPサーバー機能によって実施されることは、アクセスデバイスのリソースとデータネットワークのリソースの節約になる。
【0021】
有利には相応のデータネットワーク、例えばイーサーネットワーク標準規格によるローカルデータネットワークとアクセスデバイスがそのような方法の実施のために設けられる。
【0022】
また有利には、アクセスデバイスが、ステーション側では無線基地局として構成され、ネットワーク側ではネットワークデバイス、例えばブリッジやハブとして構成される。この場合これらのステーションは、有線接続でまたは無宣せ接続でアクセスデバイスないしデータネットワークに結合され得る。
【0023】
この種の構造によれば、ある1つのシステムの複数のステーションと別のシステムの複数のステーションとが構造的におよび/またはプログラミング技術的に最小のコストで相互に通信することが可能となる。種々異なるテクノロジは、次のように組合せが可能である。すなわち他のテクノロジのそれぞれの装置特性の利点が有効に十分活用できるように組合せできる。特に認証と認可の機能がセルラ無線遠隔通信網からデータネットワークに対して付与でき、それによって例えばネットワーク内で外部加入者の認証と認可が可能となる。
【0024】
特にシステムないしネットワークステーション内で所要の適応化を行うことができ、そのため端末局、つまり通信ネットワークやデータネットワーク内で大量に使用されている加入者局やホストにおいて何ら変更を加える必要がない。
【0025】
理想的なケースでは、それによって汎用的な総合アーキテクチュアが得られる。これは種々異なるテクノロジにおける利点として最良の幅を提供する。このことは単純に個々のテクノロジのさらなる拡張を意味するのではなく、あらゆる展開を問題なく実施することのできる無類の総合的な構想を意味する。例えばこの総合アーキテクチャは以下に述べるような利点を有している。すなわち、
−ローカルエリアデータネットワーク(LAN)における簡単で容易なアクセス性と自動構成能力の実現、
−ポイント・ツー・ポイントプロトコルおよびDHC−プロトコル−アクセス−フィロソフィーの組合せないし利用、
−移動体データアクセスに対する最適な移動機能性の提供、
−ハイレベルな広帯域要求サービスに対するデータアクセス性の提供(best effort services)
−高レベルの安全性の保証
−セルラーネットワーク、特に無線遠隔通信システムへの接続の提供
−非常に低コストの置換性
−全ての考えられるホストプラットフォーム(PC/Laptop/PalmTop/Windows/Linux/OS2/MAC/OS等)に対してプラットフォーム固有の最小プログラミングコストでのサポート性
−標準的なトランスポートおよびアクセステクノロジの提供、
などである。
【0026】
次に本発明の実施例を図面に基づき以下の明細書で詳細に説明する。これらの図面のうち図1は、モデムを用いた回線接続を介して遠隔通信網加入者のインターネットへの典型的なコネクション構造を概略的に表わした図であり、この場合個々の装置のプロトコル機能に関する詳細は下方にテーブル形式で示されており、
図2は、個々の装置のプロトコル機能に関するテーブル図を伴ったネットワークの概略的な構成図であり、
図3は、ローカルネットワークにおけるポイント・ツー・ポイントプロトコルアクセスの第1実施例を示した図であり、
図4は、ローカルネットワークへのポイント・ツー・ポイント型の加入者アクセスに対する有利な実施例を示した図であり、
図5は、ポイント・ツー・ポイント型の無線テクノロジのコネクションに対するデータフレーム構造の変換例を表わした図である。
【0027】
実施例
図1からも明らかなように、遠隔通信システムないし遠隔通信ネットワークは、有利には回線接続された加入者装置、例えば電話Tと、モデム装置を介して接続されたコンピュータないしホストHを有している。この遠隔通信システムは、例えばサービス統合型ディジタル通信網であるISDN(Integrated Services Digital Network)、従来の公衆交換電話網PSTN(Public switched telephone network)、ディジタルxDSLシステムなどであり得る。個々の加入者装置TないしHとネットワークデバイスとの接続は、市内交換局LE(Local Exchange)を介して行われる。
【0028】
特にトランスポートネットワーク(ISDN)を介したデータネットワークへのホストのコネクションに対しては、この遠隔通信システムPSTN/ISDNは、データのリモートアクセスのためのサーバーを有しており、このサーバーは以下ではリモートアクセスサーバーRAS(Remote Access server)と称する。このリモートアクセスサーバーRASは、現下のシステムのもとでは、加入者データ端末装置、特にホストHとの接続の確率のために必要とされるものであり、通常のインターネットプロトコルIPへの要求に対応しているポイントツーポイントプロトコルPPPによって動作する。加入者局の認証は、通常はRADIUS(Remote Authentication Dial In User Service)と称されるサービスを介して行われる。その他にもこのリモートアクセスサーバーRASは、通常はネットワーク側と加入者側のデータトランスポートのためのモデムと、IPバックボーンとして公知であるIPベースのインターネットとの接続のためのルータを有している。
【0029】
図2に示されているように、ローカルエリアネットワークLAN、例えばローカル無線ネットワークWLANなどでは、複数のステーションを有している。これらは、以下ではホストHとも称する。そのようなデータネットワークWLANの典型的な例としては、オフィス内のイーサネットである。その中では、個々のステーションないしホストHが相互に直接接続されたり、ブリッジやハブを介して相互接続されている。この場合のハブは実質的には、複数のデータ端末局Hに同時に接続させたり全てのデータを供給したりする分配装置とも見なせる。ブリッジも実質的にはハブに匹敵し得るが、この場合はそれだけではなくさらに通過するデータのセグメント化や分配を可能にさせる能力を備えている。
【0030】
データネットワークLAN内の固定的に有線接続された接続の他に、データネットワークWLAN(Wired Lokal Area Network)内では、無線インターフェースVLを介した接続も存在する。そのような無線接続に対しては例えばいわゆるブルトゥース無線アクセスプロトコル(Bluetooth radio AP)が利用される。これは、2つの相互通信すべき装置間のポイントツーポイント接続をサポートするプロトコルである。従ってこれはセルラー無線システムのもとで利用されるプロトコルとしても非常に容易に確立できる。
【0031】
そのようなシステムでは主にIEEE802. 11 標準規格に準拠したエアーインターフェースが使用される。
【0032】
そのようなデータネットワーク(W−)LANは、1つまたは複数のサービスサーバー、特に以下で説明するような論理デバイス、例えばドメインネームサーバーDNSを有し得る。これらのデバイスの一部は、他の装置にまたは一体型の装置内に収容されてもよく、その場合には、クライアントパートとサーバーパートに分割ないし編成されてもよい。
【0033】
HTTPサーバーは、そのつどのプロバイダ特有のIPアドレスの識別なしで、加入者に対して“マウスクリック”毎の自身で選択したインターネットホームページへのアクセスを可能にする。
【0034】
ダイナミックホストコンフィグレーションプロトコルDHCPないしいわゆるDHCPサーバーを用いたデータネットワーク(W−)LANへのホストHのコネクションの際には、1つのアドレス、特にIPアドレスが付与される。このアドレスのもとでは新たにネットワーク内に加わるホストHが一義的に識別可能となり応答可能となる。大抵はこのアドレス付与が可変に行われるため、全てのホストHに対して限定的にしか使えないインターナショナルなアドレス空間が使い果たされることはない。有利にはDHCPサーバーは時間制限を伴わせてIPアドレスを付与することができる。そのためホストHは、定められた時間の経過後には新たなIPアドレスを要求しなければならない。
【0035】
さらにアクセスサーバーASは、認証及び認可のためのサーバー(AAサーバー)を有しており、これはさらに付加的に任意のアカウンティングサーバー(AAAサーバー)として、付随的に発生する料金の中央決済処理も可能である。
【0036】
さらなるサーバー装置は、インターネットなどのネットワークへの接続に用いられる。例えばいわゆるPOP3サーバーおよび/またはSMTPサーバー(SMTP;Simple mail Transfer Protocol)であり、これらは電子メールの交換に用いられる。
【0037】
以下で詳細に説明する実施例のもとでは、種々のシステム、すなわち本来のデータネットワーク(W−)LANおよび/または本来の遠隔通信ネットワークGSM/UMTSのうちの1つにおける有利にはそれぞれ個別のネットワークデバイスSSGにおける、それぞれ1つの簡単な変更及び/または補足が行われる。それによりそれぞれのネットワークの加入者局MSないしデータ端末機器Hにおける特に技術的な構成上の変更が回避できる。
【0038】
理想的には、以下でサービスセレクション移行装置ないしはサービスセレクションゲートウエイSSGと称する装置をデータネットワーク(W−)LAN内に導入するので十分である。その場合所要の機能の制御に対しては、それ自体公知の簡単なネットワーク管理プロトコル、すなわちシンプルネットワークマネージメントプロトコルSNMPが使用可能である。以下で説明する個々の装置の一部は、サービスセレクションゲートウエイSSGの構成要素/機能も有している。
【0039】
それにより市販ベースの標準ホストW−Hが、中央処理装置CPEとネットワークインターフェースカードNIC(Net Interface Card)を用いてさらに無線インターフェースVLを介して無線接続をサポートしている市販のブリッジと通信し得る。その際に生じるプロトコルはDHCPアクセスのために利用できる。例えば802.11またはハイパーLAN無線アクセスプロトコルなどである。ブリッジは、通常の形式で、データネットワーク−無線インターフェース(802.11)とデータネットワークケーブルインターフェース(802.3)の間のインターフェースを形成する。
【0040】
このシステムでは、その他にも従来の無線局が用いられ、それらは代替的な無線テクノロジとして他の装置例えば無線インターフェースを備えたデータ端末装置Hとのポイントツーポイント接続をサポートしている。これに関する通常の標準プロトコルはいわゆるブルトゥース無線アクセスプロトコルである。
【0041】
そのようなローカル無線アクセスネットワーク(W−)LANは、加入者にワイヤレスのデータアクセスを、例えばインターネットサービスの使用のために可能にする。認証なしの無料の加入者アクセスの場合には、図2による配置構成を準備することで十分である。
【0042】
無線アクセスに利用されるポイントツーポイント接続のケースでは、ネットワーク内で有利には1つまたは複数のサーバーAS(アクセスサーバー)が準備される。これはネット側で論理ポイントツーポイント接続を終端する。後者は例えばサービスセレクションサーバ(SSG)内に統合されてもよい。
【0043】
ローカルエリアネットワーク(W−)LANにワイヤレス接続された加入者端末装置W−Hは、エアーインターフェースVL(IEEE802.11)を介して無線アクセスポイントAP(Access Point)にコンタクト可能であり、このアクセスポイントは有利にはネットワークトポロジーの中でブリッジ(LANブリッジ)として実現されている。このセッションに一時的に必要なアクセスアイデンティティ、例えばIPアドレスは、DHCPサーバーによって動的に割り当てられる。このDHCPサーバーは、加入者端末装置W−Hの中でIPトランスポートネットワークに対するアクセスルータ(AR)のアドレス、例えばIPアドレスを構成する。図2にはさらに通常用いられているプロトコル層の例が示されており、これは例えば既に公知のIEEE802.11規格をベースにしている。
【0044】
別の言い方をすれば、加入者は前述した方法に従って無線アクセスポイントAPにワイヤレスでアクセスし、DHCPサーバーによって割り当てられた一時的な識別子、例えばIPアドレスを受け取る。通常加入者は、特定のインターネットアクセスないしネットワークアクセスのためのソフトウエア(以下ではこれをブラウザーと称する)を使用し、“マウスクリック”かキーボードを介したマニュアル入力で、テキストフォームの汎用的なユニバーサルリソースロケータ(URL)によって参照されるインターネットページを選択する。ネットワークアクセスソフトウエアは、所定のサービスサーバーないしサービスセレクションサーバーSSG、特にそのIPアドレスがDHCPサーバーから加入者端末装置W−Hに通知されたHTTPサーバーを選択ないしアドレッシングすることができる。サービスサーバーSSGのアドレスは、有利にはサービスセレクションサーバーSSGのIPアドレスと同義である。このHTTPサーバーは、所望のURLを評価し、加入者に望まれているインターネットページを表示することができる。同様にサービスセレクションサーバーSSG自体もインターネットページを生成し、加入者端末装置に表示させ得る。
【0045】
現下の大抵のローカルネットワーク(これはホストにコネクションの可能性を提供している)は、公知のイーサーネットテクノロジをベースにしている。図2には、重要なプロトコル特性、すなわちコネクション層に対する(公知のIEEE802.2ベース)、並びに地上での有線接続の物理的トランスポート層(IEEE802.3)ないしエアーインターフェースを介したワイヤレストランスポート(IEEE802.11)がテーブル形式でして示されている。
【0046】
イーサーネットテクノロジーの技術的に特筆すべき特徴は、共用媒体(shared medium)としての伝送媒体(空気またはワイヤ線)の利用形態である。つまり、回線交換による接続とは異なって、伝送区間(例えばケーブル“Yellow Cable”)に接続されている全てのユーザー(ホスト)が、全伝送容量(例えば10Mbps)を得られることである。それにより個々の加入者は、全体の加入者使用率が少ない時には高い時よりも遙かに高い伝送レートを、所定の時間の間、要求できる。回線交換接続のケースでは、ユーザーないしホストの活動量に依存することなく加入者に静的な伝送レート(例えば64kbs,ISDN)が提供されている。
【0047】
共用できる伝送媒体(shared medium)はパケット交換型データ、特にIPデータの転送に非常に良く適している。なぜならそれが伝送帯域に対するインターネット・サービス・ユーザーの要求に最良に応えるものだからである。この傑出した技術上の特徴は、イーサーネットテクノロジーの世界的規模の普及につながる。そのため今日では、実質的には全てのローカルデータネットワーク(LAN)がこの方式と、相応のトポロジーに基づいている。
【0048】
ローカルネットワーク(W−)LANに対する無線ベースのデータアクセスは(公知のIEEE802.11標準規格のケースにおいて)、以前の有線ベースのトランスポートテクノロジーを媒体としての空気にも適用可能にする(shared medium)ための論理的拡張である。
【0049】
ワイヤレスLANアクセス用に構想された特定のエアーインターフェースIEEE802.11ないしIEEE802.11bまたはIEEE802.11aに比べて、さらなる、データトランスポートに適した無線テクノロジーがより幅広く拡張される。そのため、欧州領域においては主にDECTエアーインターフェース規格が拡張されつつあり、ブルトゥーステクノロジーはその国際市場導入の直前におかれる。
【0050】
一方ではこの無線テクノロジーは、しばしばその別方面の有用性(例えば音声)に基づいて、ローカルネットワーク(LAN)へのコネクションのためには最適化されず、他方では、その拡張性に基づいて高い使用ポテンシャルを提供する。
【0051】
この種のテクノロジーの使用は、これまでは、たびたび回線交換式のネットワークに対するワイヤレスデータアクセス、例えばモデムに対する市販のコンピュータインターフェースのワイヤレスの延長として利用されるか、または有利には、ポイント・ツー・ポイント接続方式でのデータ伝送、例えばマイクロフォンと移動無線端末機器との間の音声伝送(Bluetooth)のために利用されてきた。
【0052】
それ故に、ポイント・ツー・ポイントプロトコル層の使用がしばしば必要であり、これは本来のトランスポート層とインターネットプロトコル(IP)層の間で利用される。これは例えば回線交換接続のコネクションの確立と解除を可能にする。このプロトコル層のさらなる課題は、ホストへのコネクション型のIPアドレスの割当てと、トランスポート認証に係わる情報の割当てである。
【0053】
ネットワーク側では、ポイント・ツー・ポイントプロトコル層が終端接続されなければならない。なぜならインターナショナルIPネットワーク(IP−バックボーン)がIPルーティングに基づいており、ポイント・ツー・ポイントプロトコルフレームのトランスポートに対しては透過的ではないからである。この終端接続は、例えばインターネットサービスプロバイダ(ISP)のリモートアクセスサーバ(RAS)において行われる(図1参照)。W−LANでのコネクションのケースでは、そのような終端接続が図3に示されているような、サービスセレクションサーバーSSGにおいて行われてもよい。この場合図3は、第1の実施形態を表わしている。
【0054】
一般的なLANアクセス(これは前述したようにダイナミックホストコンフィグレーションプロトコルDHCPを介したコンピュータ(ホスト)の自動構成を可能にする)に比べて、ポイント・ツー・ポイントプロトコルは、重要なサービスのIPアドレスのように自動構成パラメータの伝送には利用できない。これは場合によっては手動で、例えば電話回線網を介したインターネットアクセスの導入の際に構成しなければならない。そのためインターネットドメイン間で移動する移動加入者のための多くの重要なサービス(例えば電子メール、ドメインネームサーバーDNS)が今日では、加入者端末機器(ホスト)における所有者独自の大幅な変更を行うことなしに自動で変更することができない。
【0055】
特に以下で図4に基づいて説明する実施形態においては、ポイント・ツー・ポイント型(PPP)のエアーインターフェースのローカルネットワークLANへのコネクションの際の2つの問題が解決される。この実施形態ではもはや以下のことが強いられることはない。すなわち、
−データネットワークがポイント・ツー・ポイントプロトコル層の取扱いを可能にする該当部局(RAS)を有していなければならないことである。このことは、もはや2つの加入者クラスが、ポイント・ツー・ポイントプロトコルコネクションと汎用的なLAN加入者(これは管理上で異なって処理されなければんらない)を有するネットワーク内に存在しなくなることにつながり、多くの重要なネットワークサービスが自動構成できなくなることにつながる。その結果例えばインターネットサービスへの移動アクセスのための使用が困難となり、場合によっては不可能になる。
【0056】
前記手法において際立った特徴は次のとおりである。すなわち、関連するサポートのための専用のサービスサーバ、特にリモートアクセスサーバ(RAS)をローカルデータネットワーク内で不可欠とさせることなしに当該インターフェースを介して接続される計算装置(W−H,DHCP)のLAN内の通常の自動構成能力を維持したもとで、ポイントツーポイント型のエアーインターフェースをローカルネットワーク(LAN)に対するワイヤレスアクセスとして使用可能にできることである。
【0057】
図4は、これに関するネットワークアーキテクチャの有利な構成例を示している。ホストW−Hは、エアーインターフェースVLを介してローカルアクセスネットワークLANの無線アクセスポイントAPに接続されている。この場合は無線アクセスポイントAP(これはローカルネットワークLANへのその接続に関してはブリッジとして実現してもよい)が、エアーインターフェースを介した論理接続制御に関してポイント・ツー・ポイントプロトコルを終端処理している。ここではシリアルデータ伝送に対して通常のHDLC(High−level Data Link Control)プロトコルが利用されている。
【0058】
図4では、無線アクセスポイントAPのネット側のコネクションが、物理層と制御層でイーサーネット(802.3,802.2)に基づいて行われる。加入者側では無線アクセスポイントAPが担当部局として表わされており、これはエアーインターフェースの終端処理の他にも論理ポイント・ツー・ポイント接続制御を取り扱っている。
【0059】
加入者データ端末、特に無線ホストW−Hにおいては、論理ポイントツーポイント接続に基づく接続方式のもとで、アプリケーションソフトウエア、例えばインターネットブラウザが、多くの事柄において次のように構成される。すなわち重要なネットワークサービスのIPアドレスが事前に設定されるモデムを介した回線接続に相応するように、ホストへの接続の間だけ割当可能な固有のIPアドレスがポイント・ツー・ポイントプロトコルを用いて動的に割当てられるように構成される。
【0060】
ホストが前述したようなエアーインターフェースを介して無線アクセスポイントAPとコネクションを確立する場合には、無線アクセスポイントAPがDHCPクライアントの無線機能を担う。これを介してホストW−H(これはポイント・ツー・ポイント接続を介してワイヤレスで無線アクセスポイントAPに接続されている)は、ローカルデータネットワークLANに接続されているDHCPサーバーからIPアドレスを割当てられる。この機能に関しては、無線アクセスポイントAPが、ローカルデータネットワーク(LAN)ないしはこのLANに接続されているDHCPサーバに対して、そのDHCPクライアント機能を介してIPアドレスを要求するLANホストのように働く。DHCPサーバは、即座にIPアドレスの割当てを無線アクセスポイントAPに送信する。ここにおいて無線アクセスポイントAPは、ポイント・ツー・ポイントプロトコルに委ねている機構を介してIPアドレスを、ポイントツーポイントプロトコルを用いてホストに転送する。
【0061】
無線アクセスポイントAPがDHCPクライアント機能を再びホストW−Hのために負わせることがなされた場合には、ホストのさらなるコンフィグレーションがここにおいてホストW−HのDHCPクライアント機能の使用下で行われる。
【0062】
図5には、無線アクセスポイントAPが、ホストW−HとローカルデータネットワークLANとの間で転送されるデータのフレーム構造の変換をどのように行うかが示されている。
【0063】
この場合は、加入者側で本来のIP(Internet−Protokoll)有効データがポイントツーポイントプロトコルフレーム内に埋込まれており、これらはHDLCフレーム(シリアルデータトランスポート)内に埋込まれていてもよい。またこれらはエアーインターフェース、例えばブルトゥースの通常の伝送フレーム内に埋込まれてもよい。IPパケットは通常は、IPバージョンナンバ、チェックサム(CRC;Cyclic Redundancy Check)、送受信アドレス、本来の有効データ等の制御情報からなっている。ネット側ではIPアドレスがイーサーネットフレームに埋込まれており、このフレームはプリアンブル、チェックサム、宛先および送信元アドレス、イーサネットタイプフィールドを有している。
【0064】
データの方向、すなわちホストからネットワークへの方向、もしくはネットワークからホストへの方向に応じて、無線アクセスポイントAPは、そのつどの重要なフレーム変換を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】
モデムを用いた回線接続を介して遠隔通信網加入者のインターネットへの典型的なコネクション構造を概略的に表わした図である。
【図2】
個々の装置のプロトコル機能に関するテーブル図を伴ったネットワークの概略的な構成図である。
【図3】
ローカルネットワークにおけるポイント・ツー・ポイントプロトコルアクセスの第1実施例を示した図である。
【図4】
ローカルネットワークへのポイント・ツー・ポイント型の加入者アクセスに対する有利な実施例を示した図である。
【図5】
ポイント・ツー・ポイント型の無線テクノロジのコネクションに対するデータフレーム構造の変換例を表わした図である。
Claims (16)
- データネットワーク(LAN)へのステーション、特にデータ端末装置(H;W−H)のコネクションのための方法であって、
前記データネットワーク(LAN)は、
通信コネクションのデータ転送のための1つまたは複数のネットワークデバイス(Hub,Bridge,DHCP,SSG)と、
少なくとも1つのステーション(W−H)との通信コネクション確立のためのインターフェース(VL)を備えた少なくとも1つのアクセスデバイス(AP)を有し、
前記アクセスデバイス(AP)と少なくとも1つのさらなるネットワークデバイス(Hub,Bridge)との間でコネクションレス型の通信コネクションが共用媒体(shared medium)を介して行われる形式の方法において、
前記アクセスデバイス(AP)とステーション(W−H)との間の通信コネクション毎に、論理ポイントツーポイントデータコネクション(PPP)が確立され維持されるようにしたことを特徴とする方法。 - 前記アクセスデバイス(AP)は、少なくとも時折データ端末装置(Host)のサービスコンフィグレーションクライアント機能(DHCP)を受継ぐ、請求項1記載の方法。
- 前記アクセスデバイス(AP)は、少なくとも時折データネットワーク(LAN)のサービスコンフィグレーション・サーバー機能(RAS)を受継ぐ、請求項1または2記載の方法。
- 前記データネットワーク(LAN)は、データネットワーク(LAN)の自律的動作のための基本機能(AAA,DHCP,DNS)を有する、請求項1から3いずれか1項記載の方法。
- 前記アクセスデバイス(AP)は、ステーション(W−H)の一時的な識別アドレス(IP−Adresse)の割当てを、データネットワーク内でコネクションレス型で接続可能なステーション、特にデータ端末装置(H)のサービスコンフィグレーション・クライアント機能(DHCP)を用いてデータネットワークから要求し、および/またはデータネットワーク(LAN;RAS)のコンフィグレーション・サーバー機能を用いてステーション(W−H)に割当てる、請求項1から4いずれか1項記載の方法。
- 前記アクセスデバイス(AP)は、ステーション(W−H)と通信コネクションを介して交換すべきデータを、ポイントツーポイント接続で通例の伝送フレーム(PPP)において交換し、このデータをコネクションレス型のネット内部のコネクションに相応する伝送フレーム(Ethernet)に変換する、請求項1から5いずれか1項記載の方法。
- ステーション(W− H)とアクセスデバイス(AP)との間でセルラ遠隔通信ネットワークのポイント・ツー・ポイントプロトコル(PPP)を用いる、請求項1から6いずれか1項記載の方法。
- 前記アクセスデバイス(AP)は、IPアドレスを、特にDHCPクライアント機能を用いてデータネットワーク(LAN)から要求し、それをポイント・ツー・ポイントプロトコルを用いてステーション(W−H)に転送する、請求項1から7いずれか1項記載の方法。
- 前記アクセスデバイス(AP)は、ポイント・ツー・ポイントプロトコル伝送フレームからイーサーネット伝送フレームへの変換、および/またはイーサーネット伝送フレームからポイント・ツー・ポイントプロトコル伝送フレームへの変換を引き起こすか実施する、請求項1から8いずれか1項記載の方法。
- アクセスデバイス(AP)とステーション(W−H)の間で、エアーインターフェースプロトコルかエアーインターフェース標準規格、特にブルトゥース規格、DECT規格、HomeRF規格、IEEE802.11規格、IEEE802.11b規格、IEEE802.11a規格、HyperLAN2規格、GSM規格、UMTS規格が用いられる、請求項1から9いずれか1項記載の方法。
- ステーション(W−H)のDHCPクライアント機能のために、アクセスデバイス(AP)のDHCPクライアント機能が、アクセスデバイス(AP)からステーション(W−H)へのIPアドレスの割当ての成功の後で付与され、さらなるサービスコンフィグレーションが、ステーション(W−H)のDHCPクライアント機能を介してステーション(W−H)によって実施され、さらにデータネットワーク(LAN)のDHCPサーバー機能によって実施される、請求項1から10いずれか1項記載の方法。
- 請求項1から11に記載の方法を実施するためのデータネットワーク(LAN)であって、
前記データネットワーク(LAN)は、
ステーション(W−H,H)との通信コネクションのデータを転送するための1つまたは複数のネットワークデバイス(Hub,Bridge,DHCP,SSG)と、
少なくとも1つのステーション(W−H)とネットワークデバイス(Hub,Bridge,H)との間の通信コネクション確立のためのインターフェース(VL)を備えた少なくとも1つのアクセスデバイス(AP)を有し、
前記アクセスデバイス(AP)は、少なくとも1つのネットワークデバイス(Hub,Bridge)に対する通信コネクションのためにコネクションレス型のインターフェースを有している形式のものにおいて、
前記アクセスデバイスが、ステーション(W−H)に対する通信コネクションのために、論理ポイントツーポイントインターフェースを有していることを特徴とするデータネットワーク。 - 前記データネットワークは、特にイーサネットワーク標準に準拠したローカルデータネットワーク(LAN)である、請求項12記載のデータネットワーク。
- 前記データネットワーク(LAN)は、データネットワーク(LAN)の自律的動作のための基本機能(AAA,DHCP,DNS)を有している、請求項12または13記載のデータネットワーク。
- ステーション側(W−H)が無線基地局として構成され、ネット側(LAN)は、ネットワークデバイス、特にブリッジまたはハブとして構成されていることを特徴とする、請求項1から11に記載の方法を実施するため、または請求項12から14に記載のデータネットワークのためのアクセスデバイス(AP)。
- ステーション(W−H)が有線接続かまたは無線接続でアクセスデバイス(AP)ないしデータネットワーク(LAN)に結合される、請求項15記載のアクセスデバイスまたは請求項12から14いずれか1項記載のデータネットワーク。
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