JP2004510230A - 情報システムでの自動化ブックマーク - Google Patents

Abstract

ウェブのブックマークが、同一の非常に短い期間内で（つまり、連続して）アクセスされたウェブサイトか；同じ期間内で再訪問された（つまり、両方とも後の訪問でアクセスされる）ウェブサイトか；若しくはセット内に存在するブックマークにより示唆されるデータに類似のデータを含むウェブサイトの何れかに基づいて自動的にセットに置かれる。

Description

【０００１】
本発明は、情報システムに提供される自動ブックマークに関し、すなわち、情報データベース中の以前に選択された位置に対する構造化したリンクが記憶され、続いて使用者のために自動的に生成されるシステムである。本明細書において、用語“情報データベース”及び類似のものは、ワールドワイドウェブ（ｗｗｗ）を含んでいる。
【０００２】
ｗｗｗのような大きなデータベースの異なる箇所に迅速で容易くアクセスするために、ウェブブラウザのようなプログラムは、情報要素若しくは供給源へのプログラム自体のリンクを使用者が維持することを可能にする。ブックマーク若しくはお気に入りとして周知のリンクは、本明細書では、用語ブックマークが、かかる構造化したリンクを示すために使用される。
【０００３】
使用者がウェブページの再度訪問を所望する場合にリンクが合成される。リンクのセットは階層的方法で組織化することができ、及びサブセットは組織化できて、サブセットはしばしば“フォルダ”と定義される。サブセットのサブセットが要求される。例えば、個人の収集は、“旅行”と呼ばれるサブセットを含み、“旅行”が“欧州”と呼ばれるサブセットを有し、順番に“欧州”が“フランス”と呼ばれるサブセットを有する。
【０００４】
かかるリンクは有用であり、使用者は多くのリンクを生成する傾向にある。次いで、リンク若しくはブックマークの組織は、情報に対する迅速なアクセスを許容し、重要となる。
【０００５】
多くの使用者は、リンクのブックマークの良好な組織を維持することが困難であることが分かり、時間を費やし、おそらく未だに組織化されていないリンクの、多くのサブセットを有する傾向にある。便利なように、１つ以上のサブセットに数多のリンクを分類することができるかもしれないが、しかしそうではない。
【０００６】
情報がパーソナルデータ支援機若しくは携帯電話からのような携帯内容にアクセスされて、可能な表示サイズが制限される場合には、短いリストは制限を要求するか、若しくはスクロールしないことが非常に好ましい。短いリストは、ブックマークの完全で詳細なレベルの構成を要求する。リストが聞こえるように提供される場合、同じ要求は目を使わない検索に当てはまる。
【０００７】
ブックマークの分類を自動的に提供するための１つの配置は、Ｃｏｍｐｕｔｅｒ　Ｎｅｔｗｏｒｋｓ３１（１９９９）の１３７５乃至１３８９頁のＷｅｎ−ＳｙａｎＬｉらによる“ＰｏｗｅｒＢｏｏｋｍａｒｋｓ：ａ　ｓｙｓｔｅｍ　ｆｏｒ　ｐｅｒｓｏｎａｌｉｚａｂｌｅ　Ｗｅｂ　ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ　ｏｒｇａｎｉｚａｔｉｏｎ，　ｓｈａｒｉｎｇ　ａｎｄ　ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ”に記載されている。ブックマークは、単語の頻度分析によって選択されたキーワードのように、内容の類似性に基づいてフォルダに分類され、フォルダは自動的に分割されるか、若しくは、容易くナビゲートする構造を維持するために統合されて、フォルダは自動的に名付けられて、一般的な人気及びアクセス頻度情報に依存して自動的にランク付けされる。“注目リンク”フォルダは、最も人気の高いブックマークで自動的に保持される。
【０００８】
全体として、ブックマークの分類及び配置は一般的な構造に依存するが、個人的な構造には依存しない。個々の使用者は、ブックマークが個々のリストの場合にのみ加えられるという程度に対するだけの個別化されたサービスを有し、使用者のアクセスパターンのモニタリングによって、限界頻度より明白にされた時間の尺度内の高い頻度で使用者がリンクにアクセスしたことが分かるが、しかしながら、分類はデータベースの一般的なパターンの使用に依存する。個々の使用者はまた、表示選択を伴って提供される。
【０００９】
本発明の目的は、個々の使用者の要求に対して高レベルまで適合する事を提供するブックマークシステムを提供することである。
【００１０】
本発明のさらなる目的は、アクセスしたデータサイトのデータ内容に基づかないブックマークシステムを提供することである。
【００１１】
本発明の第一の態様によると、各ブックマークがデータベースのアクセスした位置を示唆する、少なくとも一セットのブックマークを提供する方法が提供され、前述の方法において、セットの各ブックマークが、ブックマークが位置するデータの内容とは異なる基準に基づいて選択される。好ましくは、必須ではないが、基準は、位置が同じ所定の期間内でアクセスされるかもしれない時間に基づいた基準である。代替となる配置において、時間に基づいた基準は位置からのデータ記憶の最初の日付であるかもしれないし、若しくは、位置が所定の期間内に再度訪問されることであるかもしれない。
【００１２】
自動化された配置内において、ブックマークのセットを受理若しくは拒絶することは使用者にとって好ましく支持される。
【００１３】
また、本発明と一致して、遠隔データベースに接続する手段からなるパーソナルデータ処理装置が提供され、パーソナルデータ処理装置はブックマークの少なくとも一セットを提供する自動化手段を有し、各ブックマークはデータベースでのアクセス位置を示唆し、セットのブックマークは位置のデータの内容とは異なる基準で選択される。
【００１４】
本発明は、添付の図に関してのみ実施例によって記載されるであろう。
【００１５】
本発明によるブックマーク組織システムは、表示スクリーン１２及びマウス１４だけでなく、インターネットにアクセス可能なシステムを伴うプログラム可能なデータ処理装置を備える図１で示されるような従来のパーソナルコンピューター１０にロードされたソフトウェアの特徴の実施態様で記載されるであろう。
【００１６】
ＰＣの使用者は、欧州での休暇計画を支援するためにウェブにアクセスしていると仮定する。使用者は、計画の一部として、パリやジュネーブの都市を訪れることを計画し、両都市のそれぞれのウェブサイトにアクセスし、一般情報やホテル情報を保存する。使用者は都市間をドライブすることを計画し、またアクセスして、欧州の道路地図を記憶する。
【００１７】
従来のブックマーク分類システムでは、パリとジュネーブが異なる国々にあるという事実が、余分なサブセットを加えて、自動分類システムに含まれている国名に帰着するかもしれない。対照的に、発明の分類システムは、同じ短い期間内に２つの都市がアクセスされたことを認識し、簡素なメニューに両方を加える。さらに、道路地図は同じ短い期間内にアクセスされ、また、それは異なる型の情報であるが都市情報へ加えられる。
【００１８】
提供された分類システムは図１に例証されている。使用者が分類へのアクセスを所望する場合、“はい”のボタンが始動される。
【００１９】
旅行の日に近づくにつれ、使用者はまた、道路工事状況や両替率の情報を探すために定期的にウェブにアクセスする。使用者が結局最新の位置だけを記憶するが、状況を調査したいので、使用者は情報を記憶しないが、単にそれを読む。しかしながら、発明のブックマーク分類システムは、特質が全く異なっているが、同時にアクセスした２つのサイトが関連づけられ及び重要で、少数の二度のアクセス後に、図２のようなブックマーク分類システムを提供することを認識する。使用者は、提案を受理するか若しくは拒絶するオプションを有している。
【００２０】
計画の異なる段階で、使用者はスイスからイタリアに旅行することを決め、アルプスを通過する山道の開通日のリストにアクセスする。発明のブックマーク分類システムは、欧州道路地図情報の型（道路旅行情報）に類似しているものとして前述の山道を認識し、図３のように、道路情報を含んでいる情報と同じサブセットに対する山道情報にブックマークを加えることを提示する。
【００２１】
分類システムはまた、二つのサブセットに同じブックマークを置くことができる。例えば、道路工事状況のブックマークは図２のサブセットに置かれ、また図１のサブセットにも置かれるだろう。
【００２２】
発明の配置の使用によって、使用者の要求に細かく応じ適合するブックマークの詳しい分類は、使用者による受理若しくは拒絶において自動的に提供される。提供されるリストは短く、したがって制限のあるスクリーン表示エリアを有する携帯型装置によって便利なようにアクセスすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】
本発明を具体化し、ブックマークの第一セットを務めるデータ処理装置を表わす。
【図２】
ブックマークの第二セットを例証する。
【図３】
第一セットの修正を例証する。

Claims (10)

1. 各ブックマークがデータベース内でアクセスする位置を示唆する、少なくとも一つのセットのブックマークを提供するための方法であって、セットの前記各ブックマークは前記位置のデータ内容と異なる基準で選択されることを特徴とする方法。
2. 前記基準が、時間に基づいた基準であることを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 前記時間に基づいた基準は、前記位置が同じ所定の期間内でアクセスされることであることを特徴とする請求項２に記載の方法。
4. 前記時間に基づいた基準は、前記位置からのデータ記憶の最初の日付であることを特徴とする請求項２に記載の方法。
5. 前記時間に基づいた基準は、前記位置が所定の期間内に再度訪問されることであることを特徴とする請求項２に記載の方法。
6. 使用者がブックマークの前記セットを受理若しくは拒絶することを許可することをさらに含む前述までの請求項の何れかによる方法。
7. 遠隔データベースに接続する手段からなるパーソナルデータ処理装置であって、該パーソナルデータ処理装置はブックマークの少なくとも一セットを提供する自動化手段を有し、各ブックマークは前記データベースでのアクセス位置を示唆し、セットの前記ブックマークは前記位置のデータ内容と異なる基準で選択されることを特徴とするパーソナルデータ処理装置。
8. 使用者が前記自動的に提示されたブックマークのセットを受理若しくは拒絶することを許可する手段を有することを特徴とする請求項７によるパーソナルデータ処理装置。
9. 添付の図に関して前項に記載されたような実質的にブックマークのセットを提供する方法。
10. 添付の図に関して前項に記載されたような実質的に少なくとも一つのセットのブックマークを提供する自動的な手段を有するパーソナルデータ処理装置。

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