JP2004509380A - ネットワークベースのブックマーク管理およびweb要約システム - Google Patents
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Abstract
ネットワークベースのURL管理およびデータ収集システムが提供される。システムは、通常のウエブブラウズ(167)の間にURLを獲得するためにクライアント側ユーティリティ(153)を、ネットワークに関する獲得したURLを組織化し管理するためにサーバ側ユーティリティ(155)を用いる。サーバ側ユーティリティは、獲得したURLに関連づけられたウエブページにナビゲートしかつウエブページからデータを検索するためにプロキシブラウジングおよびデータ収集ユーティリティに定期的に要求を送る。ウェブページから検索されたデータは、要約形式で、要約検索モジュール(173)を介して加入ユーザに提示するために返される。好ましい実施形態において、システムは、インターネット接続を持つインターネット可能装置を操作するユーザと、インターネットポータルサービスとの間のインターネットネットワークで実施される。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、様々な通信手段および接続技術を含むインターネットナビゲーションの分野に関し、より詳細には、URLブックマークのネットワーク‐ベースの管理およびユーザのために管理されたブックマークの定期的な内容要約を促進するための、ソフトウエアを含む、方法および装置に関する。
【0002】
(関連文献への相互参照)
本発明は、1998年12月8日に出願された「インターネットもしくは他のパケット交換ネットワークを介してアクセス可能なユーザ対話可能なポータルシステムを提供し維持するための方法および装置」と題される米国特許出願第09/208740号の一部継続出願である、1999年6月1日に出願された「WEB要約を獲得してユーザに提供する方法および装置」と題する米国特許出願第09/323598号の一部継続出願であり、これらの開示内容は、参照により、その全部が、本明細書に組み込まれる。本発明は、「インターネットポータルの加入者のためのインターネットサイトへの自動登録およびサービスアクセスを提供する方法および装置」と題された、2000年4月14日に出願された米国特許出願第09/550348号の一部継続出願でもある。
【0003】
【従来の技術】
周知のインターネットのサブセットであるワールドワイドウェブ(WWW)として知られている情報ネットワークは、公にアクセス可能な、利用可能な情報の、おそらく最も完全なソースである。標準のインターネット接続を備えたパーソナルコンピュータなどの適するインターネット装置を有する者はだれでも、情報を集めかつインターネットに接続されたサーバホストおよび情報ページとトランザクションを開始するために、そのようなサーバに格納された(WEBページと呼ばれる)情報ページにアクセス(オンラインに)しかつナビゲートすることができる。
【0004】
多くの会社が、インターネットを介してアクセス可能な様々な加入者サービスを提供する。例えば、多くの人々が、いまや、インターネットアクセスを介して、彼らの快適な自宅からバンキング、株式取引、ショッピング等をする。典型的には、ユーザは、加入を通じて、そのような機能のために個人化された安全なWEBページにアクセスができる。ユーザ名及びパスワードまたは他の個人識別コードを入力することによって、ユーザは、情報を獲得し、トランザクションを開始し、株を買い、そして、他の無数のタスクを成し遂げることができる。
【0005】
インターネットで仲介されるサービスへのいくつかのもしくは多くのそのような加入をしている個人が直面するひとつの問題は、常に、使われるべき多くのパスワードおよび/またはログインコードがあるということである。同じパスワードもしくはコードが他のユーザにすでにとられてしまっていることがあるため、同じパスワードもしくはコードをあらゆるサービスについて用いることができないことがしばしばである。サービスごとに変わる、セキュリティ品質を含む、セキュリティ問題の為、あるいは社会セキュリティ番号などの、ユーザに固有のコードを提供することを望まないユーザもいる。その上、多くのユーザが、自らの意思で、より増大したセキュリティを有するよう、異なるサイトにつき異なるパスワードを選ぶことがあり、このことにより実際、ユーザが持ちうるパスワードの数を増やしている。
【0006】
多くのパスワード保護された加入を持つユーザを悩ましうる別の問題は、ユーザが、様々なサービスを迅速に発見してアクセスできるよう、コンピュータキャッシュに多くのWEB ページをブックマークしなければならないという事実である。例えば、航空便旅行の予約及び支払いをするために、ユーザは、インターネットに接続し、そのユーザブックマークファイルに行き、そして、航空便ページを選択しなければならない。ユーザは、次にユーザ名及びパスワードを入力し、いったんそのページが送達されれば画面上の命令に従わなければならい。ユーザがWEBサイトからチケットを購入することを望み、かつ、オンラインバンキングサービスから資金を振り替えることを望むならば、ユーザは、そのチケットのための資金振り替えを開始するために、そのパーソナルバンクもしくはアカウントページを探して選択しなければならない。異なるユーザ名及びパスワードがこれらの他のページにアクセスするのに必要とされる可能性があり、物事が全く複雑になる。
【0007】
この以上の例は単に例示的であるが、WEBページを見つけてパスワードによってログインするなどに関する多くの作業が、WEBでビジネスを成功裡に行うために必要とされることが一般に知られている。
【0008】
発明者に知られておりかつ関連文献への相互参照セクションで列挙された米国特許出願第09/208740号に関連して記載されたサービスは、ユーザがそのパスワード保護されたすべてのページを一の場所に格納できるようにし、これらのページからの情報のブラウズおよび収集がより簡潔になるWEBサービスを提供する。上述のサービスの特徴により、ユーザは一定のタスクをシステムにプログラムすることができ、ユーザの命令に基づいてエージェント(ソフトウエア)によって、要求されたタスクが実行される。そのサービスは、ユーザパスワード及びログイン情報を格納し、その情報をそのユーザのサイトにログインするために使用し、これによって、そのリンクへのアクセスをうるためにログインもしくはパスワードコードを手入力する必要なしに、ユーザがナビゲートすることを可能にする。
【0009】
上述のサービスは、容易なナビゲーションのために、ユーザのリストされたサイト(ハイパーリンク)のすべてを含むインタラクティブホームページとして表示されうる、ユーザにつき個人化されたアプリケーションを提供するためのサーバを用いる。そのアプリケーションはユーザのURLをハイパーリンクの形式でリストし、これにより、ユーザはハイパーリンクをクリックしてそのページにナビゲートすることができ、そこでは、必要なログインが自動的でありかつユーザにとってトランスペアレントである。
【0010】
上述のアプリケーションは、ユーザアカウントページについての特定の要約および更新を返すことを含む、そのユーザのためのスケジュールされたタスクを実行するようプログラムされうるソフトウエアエージェントも含む。検索機能が提供され、ソフトウエアエージェントと協働するように構成され、もしそのようなページが、ポータルサーバにもしくはクライアントマシンなどのどこかに提供可能な形式でキャッシュされている場合に、特定の内容に対するユーザ入力URLをサーチする。
【0011】
以上に記載しかつ発明者に知られているシステムの高度化が、同じく相互参照セクションに含まれる米国特許出願第09/323598号において教示される。この教示においては、ポータルサーバ上で実行するために、要約ソフトウェアエージェントが供給される。要約ソフトウェアエージェントは、インターネットの宛先にアクセスし、事前プログラムされた基準に応じて情報を検索し、かつ検索された情報を加入者に送達するために要約するよう適合されている。
【0012】
要約エージェントに加えて、構成および開始インターフェースが、加入者が要約サーチをセットアップしかつ開始するため提供される。要約サーチは、インターネットに接続されたサーバに格納されかつ検索されるテンプレートとして個々のクライアントのために構成されうる。いくつかの場合には、要約情報が加入者の要求で後々ダウンロードされるよう格納され、他の場合には、情報がクライアント/加入者に即座に出力される。またいくつかの実施形態では、ポータルサーバにその加入者のために格納されたデータに従って各インターネットサイトにおいてその加入者のために自動ログインが実行される。
【0013】
インタラクティブな構成および開始インターフェースを通じてサービスからのWEB要約を注文することに加えて、ユーザは、情報を得るために、サイトのユーザ構成を前提とすることなく内容につき一定のURLが定期的に内容が要約されることを望むことがあるということに、発明者は思い至った。さらに、ユーザは、ユーザプロファイルされたサイトに格納された情報を削除しもしくは編集する目的で、サービスのポータルサーバの特殊なセクションにナビゲートする必要なくそのようなアクションを作用させもしくは解除する制御能力につき権限を与えられることを望むこともある。
【0014】
【発明が解決すべき課題】
明確に必要とされるのは、ユーザがインターネットを活動的にブラウズしているとき、 単一ユーザインタフェースから制御されうる、ネットワークベースのブックマーク管理およびWEB要約システムである。そのようなシステムは、事前構成を前提とすることなく一定のWEBサイトにつき定期的かつ自動的なWEB要約を注文する効率的な方法についてユーザに権限を与える。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の一実施形態によれば、ユーザ選択されたURLのネットワークベース管理およびデータ要約のためのソフトウエアアプリケーションが提供される。ソフトウェアアプリケーションは、インターネットナビゲーションの間にブラウザウィンドウに表示されたURLを獲得するためのクライアント側ユーティリティと、クライアント側ユーティリティによって獲得されたURLを受信するためのサーバ側ユーティリティと、その獲得されたURLに関連づけられたWEBページにナビゲートしかつデータを集めるためのナビゲーションおよびデータ収集ユーティリティとを含む。
【0016】
好ましい実施形態において、クライアント側ユーティリティを動作させるユーザは、ウェブブラウジング の間にURLを獲得し、そのURLがサーバ側ユーティリティに送られ、そのときに、そのURLはナビゲーションおよびデータ収集ユーティリティによってそのURLに関連づけられたWEBページへのプロキシナビゲーションおよびそこからのデータ収集のために活用されうる。
【0017】
一態様では、クライアント側ユーティリティは、標準ブックマークユーティリティとは別個のネットワーク可能ユーティリティである。他の実施形態において、クライアント側ユーティリティは、ほとんどのウェブブラウザにおいて利用可能な標準ブックマークユーティリティに組み込まれたネットワーク可能ユーティリティである。好ましい実施形態において、クライアント側ユーティリティは、ウェブブラウザに適合したJAVA(登録商標)ベースのプラグインである。このモードでは、獲得されたURLは、サーバ側ユーティリティに送られ、サービスによって管理されるURLのリストに含められる。全ての態様において、ナビゲーションおよびデータ収集ユーティリティは、そのURLと関連づけられたWEBページにナビゲートしかつHTML要約を返す。
【0018】
本発明の別の態様において、ユーザ選択URLのネットワークベースの管理およびデータ要約を実行するための方法が提供される。この方法は、インターネットナビゲーション中にブラウザウィンドウに提示されたウエブページに関連づけられたURLの獲得を開始するステップaと、獲得したURL情報をネットワーク接続を介してWEBベースのサーバに送るステップbと、獲得したURL情報を、URLデータのリストに含まれる他のURL情報と関連づけるステップcと、該URLデータを含む要求を開始しかつ該要求をプロキシナビゲーションおよびデータ収集ユーティリティに送るステップdと、要求の承認に際して、前記URLデータに関連づけられた前記WEBページもしくは複数ページに該WEBページから情報を得る目的でナビゲートしかつ該情報を要約形式で要求したユーザに返すステップeとを含む。
【0019】
一態様においては、ステップaで、URLデータは、ネットワークにもユーザマシンにあるマシンキャッシュにも送られる。別の態様において、ナビゲーション要求が開始される前にそれを編集することをユーザに可能するステップがステップdとeの間に加えられる。本発明の全ての態様において、いったん、ユーザがクライアント側ユーティリティを使ってURLを選択すると方法は自動である。本発明の方法及び装置によって、ユーザは、データサーチと返戻のために各URLを事前構成する必要なく、好みのWEBページに関連づけられた定期的なデータ更新を受信することができるようになる。本発明の様々な実施形態を以下に詳述する。
【0020】
本発明の精神、及び、有効範囲は、クレームによってのみ制限される。
【0021】
本発明の好ましい実施形態によれば、独特なインターネットポータルが提供され、インターネット可能な装置からのインターネットもしくは他のネットワーク接続を介したアクセスを得ているユーザに対して独特なサービスを提供するように適合されている。そのようなインタフェースは、多くのパーソナルWEBページを格納するための方法をユーザに提供し、更に検索機能及び一定のタスク実行機能を提供する。本発明の方法及び装置は、以下の実施可能にする詳細において教示される。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に基づいたインターネットポータルシステム11 、及び、インターネットネットワーク13の概略図である。ポータルシステム11は、この実施形態において、独特のネットワークポータルに加えてISPとして動作するが、別の実施形態においてはスタンドアロンのインターネットサーバとして実現される。更に他の実施形態において、本明細書に記載されるサービス及び装置は、サーチおよびリスティングサービス(AltaVista(登録商標)、Yahoo(登録商標))などによりもしくはWEB接続サーバを設営するなんらかの他の会社によって提供されることもある。
【0023】
インターネット13は、本発明の好ましい使用を表すが、本発明は他のネットワークにおいておよびネットワークの組合せにおいて適用可能なので、制限するものとみなされるべきではない。
【0024】
この実施形態におけるISP15 は、サーバ31、ここでは1つのモデムによって表されるモデムバンク33、ディジタルデータを格納するための大規模な格納リポジトリ29を含む。サーバへの接続が別のタイプのネットワークリンクによるものでありうるので、このモデムバンクは便宜上のものである。従来技術において通常そうであるように、ISP15は、個々の加入者にインターネットアクセスサービスを提供する。周知のインターネットアクセスサービスに加えて、同じくISP15は、以下で詳記するように、多くのWEBページもしくは宛先に関連づけられたなんらかのパスワードおよびまたは個人コードと共にその多くのWEBページもしくは宛先を格納するためのインターネットポータルとして独特の加入サービスを行う。この独特のポータルサービスは、ポータルソフトウエア35 の実行によって提供され、発明者はこれを全パスワードスィートと呼ぶ。本発明のソフトウェアは、ポータルソフトウエアとしてかつその全パスワードソフトウェアスイートとして、本明細書で参照される。同じく、以降の記載の大部分において、発明の装置は、全パスワードサーバもしくは全パスワードポータルのような「全パスワード」の用語によって参照される。
【0025】
ISP15 は、示されるように、インターネット13に接続される。存在することが従来技術において知られておりインターネット13などのネットワークに接続される他の装置、例えば、IPデータルータ、データスイッチ、ゲートウェイルータ等は、ここでは図示されないが、存在するものと想定する。ISP15へのアクセスは、従来技術において知られるコネクション指向電話システムを介してか、もしくは、ケーブルモデム、特別なネットワーク接続(例えばT1)、ISDNなどを介してなどなんらかのほかのインターネット/WEBアクセス接続を介する。そのような接続は、モデムバンク33を経るインターネット装置17からのアクセスライン19を介して図示される。
【0026】
好ましい実施形態において、ユーザは、従来技術で周知のようにユーザ名及びパスワードによってインターネット全パスワードポータルサービスにアクセスし、このサービスが個人化されたWEBページを加入者に提供する。他の実施形態では、ユーザはインターネットアカウントを用いる他の個々のアクセスを有し、ポータル31へのアクセスが認められる以前に、そのユーザに固有の追加のパスワードもしくはコードが必要とされうる。そのような個人化されたポータル WEB ページは、なんらかの便利な形式の大容量記憶でありうるリポジトリ 29 に格納されてよい。
【0027】
3つのインターネットサーバ23、25、及び27が、インターネット13において示されており、様々な企業によって設営されかつ装置17を動作させるユーザによって加入されたインターネットサーバを表す。例えば、サーバ23 は、対話型オンラインバンキングおよび口座管理を実行しうるバンクサーバであってよい。サーバ25 は、投資口座が作成されかつ管理されうる投資サーバであってよい。サーバ 27は、航空会社もしくは旅行のサーバであってよく、便を予約することができ、チケットを購入することなどができる。この例において、全ての3つのサーバは、アクセスのためにユーザID及びパスワードを必要とする安全なサーバであるが、本発明は、単に安全なサービスに必ずしも制限されるとは限らない。
【0028】
本発明の好ましい実施形態において、装置17などのインターネット可能な装置を動作させる加入ユーザは、ISP15によって設営される全パスワードポータルシステム11に接続し、かつそれによって、個人化された対話型WEBページへのアクセスを得、次いで、サーバ23、25、27などのインターネット13上の多くのサーバのうちのいずれか一つへのアクセスを、追加のパスワードもしくはコードの入力の必要なく提供する。好ましい実施形態において、このサービスを可能にするソフトウェアは、発明者によって全パスワードと称される。全パスワードは、その独特のサーバ上で、また別の例ではユーザ局(クライアント)で実行するソフトウエアスイートと考えてよい。ポータルソフトウェア35によってもたらされる追加の対話性により、接続されたユーザは、キーワード、テキスト文字列等と関連づけられた情報を求めてそのユーザのリストされたページを検索することが可能となり、かつ、ユーザは、事前定義された時間スケジュールに合わせてサーバ23、25、27などの一以上のインターネット接続されたサーバとのアクセスおよび対話を含むユーザ定義されたタスクをプログラムすることが可能となる。これらの機能は、以下の実施可能にする詳細において教示される。
【0029】
図2は、加入者による安全なアクセスに応答して、サーバ31上で実行中の全パスワードポータルソフトウェア35によって供給される、本発明の一実施形態により、ディスプレイモニタ上で見られうる、個人化されたポータルページの実例である。ページ32は、この例ではURLによって識別された、ユーザによって加入されたWEBページもしくはメンバとなったWEBページの対話的列挙34を示すが、ページは都合のよいなんらかの匿名、好ましくは各ページに対するユーザ名および典型的に暗号化されたパスワード情報と並ぶ記述的なもの、によって識別されてもよい。宛先の下の最初のカラムにリストされているのは例示的な宛先、LBC.COM、MyBank.com、MyStocks.com、MyShopping.com、Mortgage.com、およびAirline.comである。これらは存在しえかつ存在するものとしてページ33に列挙されうる多くの例示的な宛先のうちのほんのいくつかである。列挙されるがアプリケーション33内からは即座には見えない追加のリストを見るために、スクロールバー35が提供され、ユーザが従来技術で知られるような閲覧を可能にするためにリストを上下にスクロールさせることを可能にするよう適合される。
【0030】
この例におけるリスト34に列挙されたアイテムは、図1のサーバ23、25及び27など上の宛先であると考えてもよい。典型的には、このリスト上のアイテムと関連づけられたURLは、ユーザをサーバ自体には連れて行かず、サーバに格納されたページに連れて行く。リスト34における各アイテムと関連づけられたユーザ名及びパスワードデータが、宛先と名づけられたカラムの右に向かってそれぞれユーザ名、パスワードと名づけられたカラムにおいて例示される。各リストもしくは少なくとも各リストの部分は、選択されたとき、その宛先へのURLを呼び出すハイパーリンクである。いくつかの例においては、ある具体的なサービスが1以上の関連づけられたURLを有しうる。例えば、Mybank.comは、単一の加入者にやはり関連づけられた異なるアカウントもしくは事業などに関連する一以上のURLを持ってもよい。この場合、単一のより高いレベルのリストに関連づけられた異なる宛先のためのサブリストが存在しうる。この手段は示されないが、この教示があればそのメカニズムは当業者には明らかである。
【0031】
いくつかの実施形態では、一のページ33が一以上のユーザによって共有されえ、例えば、夫と妻が共通の口座および加入を共有する。この例が、ここではMortgage.comと名づけられたサーバに関連して例示され、JohnおよびJaneDoeがユーザ名と名づけられたカラムの下に共に列挙される。他の実施形態では、個人のネットワーク、あるいは事業オーナー、許可された協働者、投資集団などが一のアプリケーションを共有しうる。この方法では、システム11は、私的個人並びに事業による使用のためにも適合されうる。
【0032】
図1のインターネットポータルサーバ31を介して提供されるアプリケーション33へのアクセスを得た後に、ユーザは、スクロールし、強調表示し、かつさらなる対話のためその具体的な宛先へのナビゲーションの目的でそのユーザのリスト34内のなんらかのURLを選択する。アプリケーション33は既に各URLについてリストされた各パスワードおよびユーザ名を有している。しかしながら、ユーザもしくは複数のユーザにそのパスワードやユーザ名が表示される必要はない。これらは、ユーザプロファイルにトランスペアレントに格納されることが十分であり、ユーザ選択を行う必要に応じて呼び出される。したがって、ユーザはリスト34によって可能にされたなんらかの宛先に対してパスワードおよびユーザ名を入力する必要から免れる。もちろん、各リスト34は、加入ユーザもしくは複数のユーザによって構築、構成、および維持され、編集機能も提供され、ユーザは、リストの追加および削除などのURLの変更を含む、リストの編集および更新を行える。
【0033】
本発明の別の態様において、銀行もしくは他の会社のページへの新しいパススルーなどの、そのユーザプロファイルの新しいリストが以下のように半自動的に追加されうる。通常、ユーザが、企業によって設営されるWEBページとの対話を通じてその企業との新しいアカウントを開くとき、ユーザはなんらかの情報を提供することが要求されるが、典型的には、その情報には、ユーザID、アドレス、電子メールアカウントなどが含まれ、また典型的には、そのアカウントにアクセスするための新しいユーザ名およびパスワードが含まれる。このプロセスにおいて、ユーザは、ユーザのブラウザからその企業ページと対話を行う。全パスワードプラグインが提供されると、新しい企業のために必要とされる情報の入力の後、ユーザが事前決定された信号(右クリック、キーストロークなど)を作動すると、全パスワードスイートが、そのユーザパスワードに新しいパススルーを入れる。すべてのプロファイルは全パスワードポータルサーバに移る。
【0034】
新しいエントリのための関連する方法では、その全パスワードポータルを設営する企業は他の企業との合意によって、その全パスワードポータルでログインおよびサインアップサービスを提供し、ほとんどの行為がユーザにとってトランスペアレントである。例えば、銀行、セキュリティサービスなど協働企業の選択可能なブラウザリストが全パスワードポータルにあってもよく、全パスワードポータルの加入とプロファイルを有するユーザは、そのような協働企業のうちから選択しかつ新しいアカウントを開くことができ、その新しいアカウントは、そのユーザのための全パスワードポータルページおよび協働企業によって設営されるサーバに同時かつ自動的に追加される。異なるアカウントにはなんらかの対話が要求されることもあるが、大体は、ユーザプロファイルからの多くの情報が直接用いられ、再入力されることはない。
【0035】
多くの有力なユーザが、本発明の実施形態による全パスワードのようなサービスを実行する全パスワードポータルサーバを設営する企業にパスワードおよびユーザ名を提供することを十分いぶかしく思うことを、本発明者は予想していた。この問題に対応するため、好ましい実施形態では、ユーザは暗号化しないパスワードを全パスワードに提供することは必須ではない。そのかわり、各パスワードの暗号化されたものが提供される。全パスワードポータルサーバの全パスワードにおけるユーザのパススルーページにユーザがリンクする際、ユーザがハイパーリンクを呼び出すと、暗号化されたパスワードがユーザのシステムに返され、ついで、その保管された暗号キーすなわちマスターパスワードによって、その選択された宛先への接続のための正しい必要なパスワードを呼び出す。したがって、暗号化しないパスワードを外部ソースからの攻撃や他の方法により考えられる誤用にも同様に被りやすい、全パスワードポータルサーバに格納する必要はない。
【0036】
関連する安全手段において、本発明の好ましい実施形態では、ユーザの完全なプロファイルが単一のサーバに格納されることはなく、2以上好ましくはそれ以上のサーバに分散され、いずれかの一のサーバによるなんらかの問題の具体的なユーザへの全体的な影響が最小化される。
【0037】
上述のように、全パスワードにより、ユーザは、そのユーザの通常の情報空間宛先の完全なリストにアクセスし、暗号化方式で格納された必要なログオンデータ補完することができるようになり、したがって、ユーザは単に全パスワードリストで宛先(ハイパーリンク)を選択すればよく、ユーザのブラウザが選択された宛先のURLを呼び出す。機能を追加して、全パスワードは、バナ−広告および他のタイプの広告を、ハイパーリンクが呼び出され、宛先WEBページが表示されるナビゲーション時間の間にに表示してもよい。
【0038】
本発明のさらなる他の実施形態では、ユーザ/加入者は提供されるその独特の機能の利点を享受するために全パスワードページにアクセスする必要はない。この変形形態では、プラグインが加入者のWEBブラウザに提供される。もし加入者が、ローカルブラウザの使用により安全なログインを要求するWEBページ、たとえばそのユーザのオンラインバンキング宛先にナビゲートする場合に、そのユーザがIDおよびパスワードを求める入力ウィンドウを提示されたとき、そのプラグインはホットキーやマウス装置の右クリックなど事前決定されたユーザ入力により作動される。プラグインは、ついで、トランスペアレントに全パスワードページ(クライアントにキャッシュされているものでもよい)にアクセスし、かつ、自動的にアクセスして、ログオンに必要なデータを供給する。
【0039】
本発明のさらに他の態様では、サーチオプション37により、ユーザは、キーワードなどのタイプされた入力に基づく特定のURLを求めてリスト34をサーチすることが可能になる。ある場合には、リスト34に格納されたURLの数は拡張することができ、機能37などのサーチ機能を魅力的なオプションにしている。リスト34と論理的に隔離されかつその下に図示された基準ダイアログボックス51が提供され、従来技術で知られるようにサーチオプション37の入力を受理するよう構成される。一実施形態では、サーチオプション37は第2のウィンドウを立ち上げることがあり、ボックス51のようなダイアログボックスが置かれうる。
【0040】
本発明の他の態様では、サーチ機能はウィンドウ33から呼び出されるウィンドウ内に構成されてもよく、リストされた宛先のすべてもしくは選択された宛先をサーチするようにされ、すくなくともある程度ユーザによって構成された方式の結果を返すようにされる。たとえば、ダイアログボックスが提供されてもよく、ユーザはサーチの基準を入力することができ、リストされた宛先のすべての中から選択することができる。サーチはついで選択された各宛先にアクセスし、基準の各インスタンスがみつかったときに結果がユーザに提供されてもよく、もしくは、サーチ後にアクセスされる方式で結果がリストされてもよい。
【0041】
好ましくは、サーチ機能は全パスワードポータルソフトウエアの部分であり、すべてのユーザに利用可能であり、ユーザの個人ページのハイパーリンクによりアクセス可能である。いくつかの実施形態では、ユーザは高度に個人化されたサーチ機能を作成することができ、そのような機能を作成したユーザのみが使用しうるような方式でそのサーチ機能が格納されてもよい。
【0042】
本発明の多くの態様では、特定のWEBページおよび一定の種類のWEBページの知識が高度に望まれる。多くの実施形態では、宛先WEBページの特徴が全パスワードポータルソフトウエア35を維持し高める人(促進員)によって研究され、ユーザが特定のタスクを達成できるよう、多くの特徴が構成モジュールにおいて提供されうる。ほとんどの場合、これらの特徴はユーザにとってはトランスペアレントに呼び出されかつ組み込まれる。
【0043】
本発明のさらに別の態様では、全パスワードスイートは、ユーザプロファイルを通じてユーザによって構築されかつタイミング設定される方式で、ユーザに定期的なレポートを提供するように構築される。たとえば、銀行口座の口座残高のの変化、株購入、株価、全体的な航空会社による旅行の購入、フリケントフライヤーマイルなどのレポートが要約されてもよく、多くの様々な方法でユーザに提供される。全パスワードソフトウエアサイトを伴った全パスワードポータルサーバがユーザのために多くの種類のトランザクショントラフィックを取り扱うため、多くの有用な方法で統計をまとめ、集め、処理する機会がある。本発明の好ましい実施形態では、そのようなレポートが、全パスワードポータル上のユーザの安全な個人的WEBページに表示されるなど、多くの異なる方法で提供され実施される。
【0044】
上述のように、タスクを実行する能力に加えて、レポートを含むタスク結果および航空チケットなどの物理的文書が、インターネットもしくは他のデータパケットネットワークを介してFAX機械、接続されたコンピュータノード、電子メールサーバ、および他のインターネット接続された装置などのユーザ定義された宛先に送信されてもよい。すべてのタスクはユーザ定義スケジュールにしたがって、セットアップされて、実行されるようにすることができ、その間、そのユーザは他に何かをしているか、もしくはそのスケジュールされたタスクにかかわっていない。
【0045】
本発明のほかの実施形態において、たとえば物やサービスの購入など、会計トランザクションのためのインターネットの利用が増加していることを認識して、様々な宛先でなされたトランザクションを自動的に追跡するためおよびセッション毎にもしくはセッション後にユーザの銀行口座にアクセスして支払いを許可するための機能がユーザプロファイルに提供され、これらのすべてをユーザが事前プログラムしかつ許可することができる。
【0046】
アプリケーション35の部分として図示されるほかの機能もしくはオプションは、最後のURLオプション41と、更新機能43と追加機能45とを含む。機能41により、ユーザは、最後に訪れたURLに即座にナビゲートすることができる。更新機能43は、内容および新しいアドレスのためにURLを更新する手段を提供する。追加機能により、ユーザは、追加のURLをリスト34に追加することができる。同様に、機能45はエントリを削除する手段を提供する。アカウントを追加するその他の方法は上述した。本発明の実施形態における独特の全パスワードポータルによっておよび全パスワードソフトウエアスイートによって提供されるサービスが、パスワードおよびユーザ名を必要とする宛先に限られないことに留意すべきである。多くの実施形態における全パスワードポータルおよびソフトウエアは、ブックマークの編集などを含む、ユーザのブックマークの全てを管理するためにも使用できる。この態様においては、ブックマークは索引づけられ、グループ化された、階層的な方法により通常は表される。
【0047】
ブックマークを追加し、獲得し、削除し、その他管理するために、全パスワードにより提供される編集機能がある。便宜上、本発明の多くの実施形態では、ブックマークをユーザの全パスワードサイトからダウンロードし、同一ユーザのローカルブラウザにロードすることが出来る。この方法において、ユーザのブックマーク集合における追加および改善は、全パスワードに行く必要なく用いられる。さらに、ブックマークは、一以上の全パスワードプラグインを用いて、ユーザのローカルPCから全パスワードサイト上のそのユーザのホームページにアップロードしてもよい。
【0048】
本明細書の教示があれば、当業者にとっては、本発明の様々な実施形態で提供される機能性が、入力性能において限定されうるインターネット可能装置に特に適用可能であることは明らかである。たとえば、WEB TVアプリケーションにおけるセットトップボックスは、IDやパスワードなどを入力するためのキーボードを伴わないこともよくある。本発明の実施において、キーボード入力は最小化されるかもしくは除去される。同じ論評が、多くのほかの種類のインターネット装置に当てはまる。
【0049】
本発明の好ましい実施形態では、加入者ユーザが一度全パスワードに入ると、すべてのナビゲーションについてポイントしてクリックする能力だけが必要とされる。キーボードやキーパッドがない装置などの限定された装置を用いて全パスワードサイトに入るためには、スマートカードや組み込みパスワード、もしくはなんらかのほかのタイプの認証が用いられる。
【0050】
当業者にとっては、アプリケーション33などの対話的アプリケーションが本発明の趣旨および範囲を逸脱せずにWEBページ以外の形式で提供されうることが明らかである。たとえば、アプリケーション33などのアプリケーションは、オフラインでセットアップおよび構成可能でありオンラインで動作するダウンロード可能なモジュールとして、もしくはプログラムとして提供されうる。
【0051】
図3は、図1のインターネットの全パスワードポータルとのユーザ対話を図示する流れ図である。本発明の一実施形態による、図示された以下のプロセスステップは、図1のポータル31などの本発明のインターネットポータルとの対話中に開始され呼び出されうる、例示的なユーザステップおよび自動化されたソフトウエアプロセスを図示することを意図する。ステップ53において、図1のインターネット装置17などの互換性のある装置を介してインターネットもしくは他の前述したパケット交換ネットワークにユーザが接続する。
【0052】
ステップ55では、一実施形態では単にユーザのISPのユーザ名及びパスワードでありうるユーザ名およびパスワードをユーザが入力する。他の実施形態では、ISPを通してインターネットにログオンした後に図1のポータルサーバ31などのインターネットポータルにアクセスするために第2のパスワードもしくはコードが必要とされる。ある場合には、ISPとの特別な構成を有しており、ISPを通したインターネットアクセスについても全パスワードについても一のパスワードがあるという可能性がある。ステップ57で、図2のページ32などの個人的WEBページがインターネットポータルサーバ31を介して表示される。最低限、個人化されたWEBページはすべてのユーザ構成URLを含み、他の可能性のなかからとりわけサーチ機能により高度化することもできる。
【0053】
ステップ58では、ユーザは最低でもそのユーザのブックマークされた宛先からURLをひとつ選び、ハイパーリンク技術として知られるとおり、トランスペアレントなURLが呼び出され、ユーザは通常のユーザ対話の目的でその宛先にナビゲートする。この行動において、全パスワードポータルソフトウエアは、もしそのユーザの宛先ページへのログオンが必要なら、トランスペアレントにログオンさせる。
【0054】
ステップ60では、図2の記載されたオプション37などのオプションをクリックすることにより、ユーザがサーチエンジンを呼び出す。ステップ62では、ユーザが図2のテキストフィールド51などの提供されたテキストフィールドにサーチパラメータを入力する。そのようなパラメータを入力した後、ユーザはボタン52などのボタンによりサーチを開始する。サーチエンジンはステップ64で情報を抽出する。そのような情報は、一オプションでは、サーチパラメータにより提供された記述に合うURLの形式でありうる。サーチされたURLのリストはステップ66における別個に生成されたページにおいて表示され、その後ユーザはどのURLにナビゲートするかを選択できる。オプションのサーチ機能においては、ユーザがサーチ基準を提供し、その基準についてなんらかのもしくはすべての可能な宛先をサーチすることができる。
【0055】
WEBページが表示可能な形式でキャッシュされる他の実施形態では、ステップ64で抽出された情報は、テキスト、絵、対話的コンテンツなど、いずれかの蓄積されたページに含まれるあらゆる情報を含むことができる。この場合、一つの表示された結果ページは、その結果に関連づけられたURLを含むサーチ結果への生成されたリンクを提供しうる。おそらくテキストもしくはグラフィックの結果をクリックすることにより、関連づけられたWEBページが、結果が強調表示されかつディスプレイウィンドウ内に表示された状態でそのユーザのために表示される。
【0056】
WEB要約のための高度化エージェント。
【0057】
本発明の他の態様によれば、発明者がギャザラ(gatherer)と呼んでいるソフトウエアエージェントが、ユーザ要求もしくは企業裁量に従ってURLについての情報を集め要約を返すよう構成されている。これは本発明の実施形態においては、発明者の提供する独特のスクリプトおよび言語解析方法によって達成され、そのサービスと関連づけられた人間の知識労働者が、加入者もしくは企業命令にしたがってそのようなギャザラに記述されたスクリプトを提供する。そのようなソフトウエアギャザラおよびその性能を以下の実施可能にする詳細で説明する。
【0058】
次に、図1を参照すると、この場合ISP15によって設営されるポータルサービスネットワークを示す例示的なアーキテクチャが示されている。この実施形態では、ポータルソフトウエア35はISPのロケーションに設定されたポータルサーバ31上で動作する。大容量記憶29はパスワード、ログイン名、などの加入者情報を格納するために用いられる。インターネットサーバ23、25、27は、インターネット装置17を動作させる加入者などのポータルサービスの加入者がひいきにする企業のWEBページを供給するよう構成されたサーバを表す。
【0059】
図2を参照して上述したポータルソフトウエア35の主な目的は、ハイパーリンクの形式で加入者のWEBサイトのすべてを列挙する対話的アプリケーションを提供することである。ユーザがその個人的リストからハイパーリンクを呼び出すと、ソフトウエア35は、加入者を対象の宛先にジャンプさせる間、加入者のための自動かつトランスペアレントなログイン機能を提供するために加入者の個人的情報を利用する。
【0060】
図2を再び参照すると、ユーザの入力したハイパーリンクおよび1組の対話的ツールを含む対話的リスト34が図1のポータルソフトウエア35によって加入者に表示される。リスト34と対話する加入者に利用可能なツールのひとつはエージェント(ソフトウエア)39である。エージェント39は、アカウント情報を獲得する、単純なトランザクションを実行する、近づいているイベントについてのユーザに要求された通知情報を返す、など一定のタスクを実行するようプログラムされうる。サーチ機能37および更新機能43は機能性の援助となるよう要求されるようにエージェント39に組み込まれうる。
【0061】
上述の開示において、エージェント39は、いくつかの実施形態において、ユーザ定義パラメータに従うアカウント要約、注文追跡情報、および一定のほかの情報など、ユーザの加入するWEBページに含まれる一定の要約情報を探しかつ返すことができることが記述される。この機能が、定期的なスケジュールにもとづきもしくはオンデマンドで動作するようユーザによってプログラムされうる。
【0062】
以下の開示では、エージェント39の高度化が提供される。以下の詳細で記述されるような高度化は、ポータルソフトウエア35(図1および2)のエージェント39に組み込むことができ、ポータルソフトウエア35と一緒に動作する別個のエージェントもしくはギャザラとして供給することもでき、もしくは、いくつかの実施形態において、ポータルソフトウエア35とは別個のスタンドアロンサービスとして供給することができる。
【0063】
図4は、本発明の一実施形態に従い、要約ソフトウエアエージェント67およびその様々な機能および層を図示するブロック図である。以降ギャザラ67と呼ぶ要約エージェント67はネットワークサーバ上で動作するよう構成されたプログラム可能な対話式ソフトウエアアプリケーションである。ギャザラ67は、一実施形態において図1のポータルソフトウエア35に組み込むことができ、エージェント39(図2)とは別個のソフトウエアモジュールの形式で提供されうる。他の実施形態では、ギャザラ67は前述のエージェントの機能高度化としてエージェント39の一部分たりうる。さらに別の実施形態では、ギャザラ67は、上述のポータルサービスとは別個のサービスによって制御される親のもしくはクライアント側のアプリケーションとして提供されうる。
【0064】
この例示的実施形態では、ギャザラ67は、高度な機能を提供するため様々な組み込みのサブモジュールとインターフェースモジュールとを有する多機能ソフトウエアアプリケーションである。ギャザラ67は、クライアント(ユーザ)およびサービスに関連づけられた知識労働者もしくは複数の労働者の双方からの命令入力を可能とするよう構成されたクライアント/サービスインターフェース層69を有する。ブラウザインターフェース77は、層69で提供され、クライアントのPCもしくは他のインターネットもしくはネットワーク装置で動作しているブラウザからアプリケーション67へのアクセスを提供するよう構成される。インターフェース77は、ユーザが要約要求をギャザラ67に入力しかつ要約結果を受取ることができるようにするため、(示されない)ユーザブラウザアプリケーションとの双方向通信を容易にする。インターフェース77は、従来技術において知られうるようなすべての既存のネットワーク通信プロトコルをサポートし、将来のプロトコルもサポートするように構成されうる。
【0065】
層69は、WEBサイトからデータをみつけて引き出すためギャザラ67によって必要とされるサイト論理を含む命令スクリプトを作成し供給することを、人間の知識労働者に可能にするよう構成される、独特の入力スクリプトモジュール79をも含む。この場合、ギャザラ67は図1のサーバ31などのネットワークサーバ上で実行し動作する。しかしながら、これは本発明を実施するために必要とされるわけではない。
【0066】
この例では、ギャザラ67が図1のサーバ31で動作しているポータルソフトウエアスイート35の部分であると想定する。ギャザラ67はいつくかの専用エージェントとしてもしくは一の多機能エージェントとして、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく供給されうる。たとえば、一のギャザラ67は単一のユーザ要求を実行するようスクリプトをかかれかつプログラムされ、追加のギャザラ67が追加のユーザ要求を実行するために呼び出されうる。代替形態では、一のギャザラ67が専用かつ各個人ユーザに割り当てられ、ユーザからの全ての要求を処理するよう構成される。
【0067】
インターフェース層69はクライアントおよび知識労働者からの情報の交換を促進する。適切なプラグインを伴うWEBブラウザを動作させるクライアントは、ギャザラ67と通信しかつ対話することを可能とされる。たとえば、ユーザは、apartment.com(ユーザが登録したWEBサイトのひとつ)から、所与のエリア(ユーザによって定義される)に位置する一月あたり1000ドル以下のすべての賃貸アパートの値づけの要約を返す要求を入力することができる。この述べたばかり要求は、定期的要求もしくは一度だけの(オンデマンドの)要求に分類される。通信された要求はサービスアクションを開始し、ここでは、そのサービスに関連づけられた知識労働者がギャザラ67をセットアップしてその機能を実行するためにモジュール79を使う。モジュール79は通常知識労働者によって操作されるネットワーク接続されたPCから実行される。
【0068】
本発明の一実施形態によれば、モジュール79によって容易化される独特なスクリプト方法が提供され、これにより、ギャザラ67はユーザによって要求された目的情報を獲得することができる。例えば、上述のWEBサイトapartment.comの例は、サイトを作成しその情報を提示するために使われる特定のHTML(ハイパーテキストマークアップ言語)論理を有する。そのようなサイト論理は異なる実体によって設営される異なるサイトの大部分にとって比較的標準のフェア(fare)である。この知識を用いて、知識労働者はギャザラ67が従うサイトに特定のスクリプトもしくはテンプレートを作成する。そのようなテンプレートは、たとえば、apartment.comで使用される適切なフィールドの記述および位置を含む。アパートメントの記述、ロケーション、敷金情報、賃貸情報、代理人連絡情報、および他の関連フィールドが、モジュール79で作成されたテンプレート上の位置およびラベル記述の条件に、マッチする。完成されたテンプレートは、おそらくは図1のリポジトリ29などの記憶設備に含まれるデータベースに格納される。そのようなテンプレートは再利用することができ、新しいデータにより更新(編集)することができる。
【0069】
一実施形態では、一のスクリプトが複数のWEBページのためのサイト論理を含み、特殊なナビゲーション命令のための命令およびパスワードもしくはログイン情報がそこに含まれることがあり、一度に一サイトのように順番に実行される。知識労働者もしくは複数の労働者がオブジェクト結合および埋め込み(OLE)などによる自動的な制御を介してスクリプト作成のほとんどを実行することが可能であり、スクリプト作成のわずかの部分が適切なコンピュータ言語(その多くが従来技術により知られている)を使って手動で行われうることに留意することは重要である。
【0070】
ギャザラ67はまた、内部の情報収集およびパラメータ構成のために適合されたプロセス層71をもつ。オプションのポータルサーバインターフェース81が提供され、これにより、ギャザラ67が、ユーザのハイパーリンクリストに更新情報を提供することおよびまた必要に応じてポータルサーバ31からデータを得ることをできるようにする。たとえば、要求されるハイパーリンクは、ナビゲーションの目的で、ユーザのホームページからスクリプトテンプレートへミラーすることができる。ギャザラ67がスタンドアロンサービスの部分である一実施形態では、ユーザログイン情報を提供するための規約が、要求がなされたときにクライアント側に供給されうる。たとえば、暗号化されたパスワードをクライアントのプラグインによって供給することができ、ギャザラ67は自動ログインが実行されるときにユーザのその暗号化キーを一時的に借りることができる。
【0071】
装置構成モジュール83が提供され、これによりユーザは、サービスと通信しかつ要約情報をうけとるためのインターネット装置を定義および構成することができるようになる。そのような装置には、パームトップPC、ラップトップPC、携帯電話、WEB TVなどが含まれるが、これらには限られない。通常、ユーザにはそのデスクトップPCのブラウザウィンドウに表示するネットワークサーバからの構成WEBページが提示される。そのページは、装置パラメータおよび通信プロトコルタイプをモジュール83に通信するインターフェースを含む。このようにして、ユーザは、要約情報の受取りのために好ましい装置を構成することができる。そのような装置に固有の装置パラメータおよび通信プロトコルは、サイトテンプレートのスクリプト作成に組み込まれ、WEB要約送達のための命令として使用される。
【0072】
ナビゲーション層73が提供され、外部のサイトナビゲーションおよびギャザラ67のためのデータ収集の機能を実行するよう構成される。この目的のため、通信インターフェース/ブラウザ制御モジュール85が提供され、WEBデータを含むWEBサイトにアクセスするためのWEBブラウザとして機能するよう構成される。制御85は知識労働者によって作成された、スクリプト作成されたテンプレートからその命令を受取る。
【0073】
解析エンジン87が提供され、スクリプト作成モジュール79を介して作成されたテンプレートに応じて個々のWEBサイトを解析(parse)するよう構成される。解析エンジン87は、Pearlエンジン、IEHTMLエンジンもしくは他のもの、もしくは既知の解析エンジンの組み合わせであってよい。(示されない)テンプレートは、制御85および解析エンジン87に望ましいデータにアクセスするためにどこへ行くべきかおよび宛先サイトでどのフィールドを探すべきかを教える。データフィールドが位置決めされると、解析エンジン87は適切なフィールドに現在のデータを収集し、データ変換、圧縮、格納などのさらなる処理のためにサービスへそのデータを返す。
【0074】
WEBサイトはサイトをセットアップするときに整合した論理を用いるツールを用いるので、この論理を要約サービスが、制御83および解析エンジン87を指令するために使うことができる。発明者は、本明細書において、amazon(登録商標).comにナビゲートしかつそこからのデータを装飾するための例示的なスクリプト論理を提供する。ハイパーリンクおよび/またはナビゲーションに必要とされる実際のURLは示されないが、テンプレートスクリプトに含まれているものと想定しうる。この例では、会社名Yodlee(発明者が知っている)がオブジェクトホルダおよびオブジェクトコンテナの名前をつけるためにスクリプトで用いられるが、これはこの場合ActiveX(登録商標)規約である。他の実施形態では、JAVA(登録商標)スクリプトもしくは他のオブジェクトリンクコントロールが用いられうる。スクリプト作成されたテンプレート論理の例は以下のとおりである。
【0075】
上の例は、制御85およびパーザ87にAmazon(商標登録).comにナビゲートしてそこからデータを獲得、特にユーザの現在の注文状態を反映するデータを獲得するよう命令するスクリプトである。スクリプトはまた、どのようなサイトからも、どのようなタイプの利用可能なテキスト情報をも事実上得るよう書くことができる。たとえば、ユーザは、ニューヨークタイムスのヘッドライン、出来高トップ10の株銘柄、サンフランシスコからニューヨークまでのフライトの比較リストなどを得る事を望むかもしれない。ある実施形態では、一のテンプレートにつき多くのスクリプトが存在する煩雑さを減らす目的で、メタデータを実際のスクリプト言語に関連づけることができ、それに代えて用いることができる。
【0076】
データ処理層75が提供され、返されたデータを格納、処理し、企業ルールおよびクライアント指示にしたがってユーザに提示するよう構成される。データベースインターフェースモジュール89が提供され、ギャザラ67が図1のレポジトリ29などの大容量記憶へアクセスして要約データ、テンプレート、表示指示などを格納し検索できるように構成される。ギャザラエージェント67は、プロファイル情報、ユーザアカウントおよびURL情報、格納サイト論理など、のデータにインターフェース89を通じてアクセスすることもできる。WEBからスキャンされたデータはレポジトリ29などのデータベースもしくは他の接続された格納装置に標準フォーマットで格納される。もちろん、すべての格納されたデータはそれを要求した個人もしくは企業裁量に従ってそのデータを利用可能とされた者に関連づけられる。
【0077】
要約ページモジュール91が提供され、ユーザにWEB要約ページを構成して提供するようにされる。いくつかの実施形態においてモジュール91は、WEB要約をユーザに即座に出力することができ、もしくは、モジュール91はそのような要約ページをユーザがプル手法によりアクセスできるよう格納することができ、この場合には、要約ページが利用可能になったことを注意する通知がユーザに送られてもよい。要約モジュール91は、WEBページ表示のためにデータをHTMLフォーマットにフォーマットすることができるHTMレンダラを含む。このようにして、電子メールメッセージなどがHTMLテキストとしてユーザの要約ページに提示されうる。さらに、いずれかのサイトからのいずれの要約データもそのサイトへの埋め込まれたハイパーリンクを含むことができる。このようにして、HTMLで電子メールテキストを見るユーザは、それをクリックして適当な電子メールプログラムを起動することができる。他のサイトも、デフォルトで、その要約ページを介してリンクされる。
【0078】
多くのユーザが上述のようにWEBページを通じて要約データにアクセスするが、これは本発明を実施するために必要というわけではない。いつくかの実施形態では、ユーザは、パームトップもしくおそらく携帯電話などのインターネット可能ないろんな装置のうちのひとつに、要約情報をフォーマットして送達することを望む。この目的のために、レンダラは、代替装置に固有の多くのフォーマットに要約データをフォーマットして提示する能力を備えている。異なる既知のフォーマットの例としては、XML、平文テキスト、VoxML、HDML、音声、動画などがあるが、これに限られない。
【0079】
本発明の好ましい実施形態では、ギャザラ67は、企業ルール、クライアントの指示、もしくはその組み合わせに従って動作しうるように柔軟である。たとえば、ユーザが、ユーザ/加入したWEBページについての要約データの要求が定期的に実行されかつHTML文書の形式で提示されるよう要求する場合、ギャザラ67は、自動的に、必要な内部情報およびユーザが提供した情報にアクセスし、分析して指令を形成する。スクリプトモジュール79を用いて、知識労働者は、サイト論理、ユーザ入力、既知情報に従って、「どこに行き」何を得る」べきかの情報を含むテンプレートを(もしそのサイトについてひとつも作成されていなければ)提供する。
【0080】
代替実施形態では、もしユーザが、おそらく現在の利子率および抵当ローンサイトの再融資コストなどのサイトのひとつに関するデータについての要約を要求する場合、サービスは、自分自身の裁量で、比較のために代替的な抵当ローンサイトからの求められていない追加の要約を提供する。このタイプの要約は、ユーザのプロファイル情報に基づいてユーザの地位を高めるためにデザインされてもよい。この場合、最近の利子率、株の出来高、車の値段、航空チケットの割引などについての更新されたデータが比較の目的でサービスによって格納される。ユーザにとっての利益の点からユーザの要約要求が同等以上である場合にそのような要約データを含めても良い。
【0081】
多くの場合、WEBサイトがそのサイト論理パラメータを変更しない限り作成されたテンプレートは再利用することができ、変更の場合には、新しい論理がアクセスされなければならず、あらゆる既存のテンプレートは更新されなければならず、もしくは新しいテンプレートがそのサイトのために作成されてもよい。テンプレートは、知識労働者によってサイトから得られかつ格納されたサイトに特定のスクリプトを含む。一実施形態では、WEBページを設営する会社は、自動的にそのサイト論理およびなんらかの論理の更新をサービスに提供するが、これは、そのサービスとWEB設営会社との間の合意によるものである。
【0082】
代替実施形態では、ギャザラ67はユーザPCにインストールされたクライアントアプリケーションとして実現されてもよい。この実施形態では、ユーザはログインもしくはパスワードコードを供給するよう要求されることはない。要約スクリプトがクライアントソフトウエアに送られることができ、テンプレートは、暗号化されユーザマシンにローカルに格納されたログインおよびパスワード情報を用いて適切なスクリプトにより自動的に生成される。
【0083】
WEB要約情報を提供することに加えて、ギャザラ67は、新しいサイトに自動登録などを提供しかつ既存サイトの古い登録情報を更新するためにも使用しうる。たとえば、もし、ユーザが新しいサイトに加入して登録することを望む場合、ユーザの関連情報が変更になっていない限りサイトの識別のみがユーザから要求される。もし新しいパスワードなどが必要とされるなら、ギャザラ67は、制御モジュール73を通じてユーザによって提供された代替コードのリストからログインもしくはパスワードコードを与えることができる。他の実施形態では、豊富なパスワードオプションを含む(図示されない)データベースが、異なるパスワードを一つがサイトによって受理されるまで試す目的で、ギャザラ67によってアクセスされうる。一度パスワードもしくはログインコードが受理されると、それがユーザに送られ、ユーザのパスワードリストおよびネットワークレベルで格納される。
【0084】
当業者には、ギャザラ67などのソフトウエアアプリケーションがデータネットワークにおいて接続された多くの別個のロケーションで実施しうることが明らかである。例えば複数のギャザラアプリケーションを、一以上の大容量記憶に結合された多くの別個のサーバに分散することができる。クライアントアプリケーションは、サービスに通信するためのWEBブラウザプラグインを含むが、これに限らない。プラグインの拡張はプロキシサーバにも許可されうるため、自動ログインおよびデータアクセスはやはりユーザにとってトランスペアレントに実行されうる。
【0085】
別の実施形態では、ギャザラ67との通信を可能にするプラグインが提供され、他のネットワーク装置で動作するように構成され、そのような装置が要求を開始しかつデスクトップコンピュータの必要なしに応答を得ることができるようにする。
【0086】
多くの実施形態において、デスクトップPCを動作させるユーザはその加入WEBサイトのいくつかもしくは全部に関連する一時のもしくは定期的な要約を注文する。例示的な要求/応答の対話の論理的な流れを以下に示す。
【0087】
図5は、ユーザ定義モードで動作している図4のソフトウエアエージェーントによって実行される例示的な要約プロセスを示す論理流れ図である。ステップ93で、ユーザは要約の新しい要求を開始する(要約注文)。説明のため、ステップ93の要求がテンプレートが作成されていないサイトを含むものとする。ステップ95で、要求が受信され分析される。知識労働者がこのステップを実施することもありうる。新しい要求はユーザのポータルホームページに提出され、ギャザラ67に直接送られるか、もしくは電子メールもしくは他の媒体によりサービスに通信されることもある。
【0088】
ステップ97において、知識労働者は、要求URLに関連する具体的なサイト論理にアクセスする。例えば、もし要求が複数のURLを含む場合、これらのURLのためのすべてのサイト論理がアクセスされる。サイト論理は、具体的なURLへのユーザの登録の際に得られているかもしくは登録の少し後にWEBサイトホストによって送信された場合には、図1のレポジトリ29などのレポジトリで利用可能となりうる。もしそれが全く新しいURLである場合、論理はサイトから獲得されなければならない。しかしながら多くの場合、論理は、共通のURLにアクセスする複数のユーザによって知られている。したがって、論理/ユーザの関連づけデータベースにおける相互結合が、ある特定のユーザにとっては新しく他のユーザにとっては新しくないサイトの論理にアクセスするために実行されうる。
【0089】
ステップ99で、知識労働者は、スクリプトモジュール79(図4)によってすべてのサイト論理、URL,ログインおよびパスワード情報、および他のユーザ要求情報を含むテンプレートを作成する。前述のとおり、同一の要求に対してテンプレートは再利用されうる。多くの場合、スクリプト作成はほとんど自動化され、知識労働者によって最小の手作業入力が実行される。多くの場合、既存のテンプレートが新しい要求に正確にマッチし、再利用されうる。その場合、ステップ97、99、および101は必要とされない。
【0090】
ステップ101で、テンプレートが格納され、要求したユーザと関連づけられる。格納されたテンプレートは、今度は、要約収集を実行するためにスケジュールされた時間に検索される。ステップ103で、図4のモジュール85などのブラウザコントロールが、要約データを集める目的で格納されたテンプレートにアクセスし、指定されたURLにナビゲートするために作動される。もし、時刻機能がステップ101で格納されたテンプレートに属する場合、そのテンプレートは自ら実行し、ブラウザ機能を呼び起こす。他の実施形態では、知識労働者がテンプレートを次のタスクに備えさせるためブラウザ制御に通知する。いつくかの実施形態では、複数の制御が、前述のように一のテンプレートにより用いられうる。
【0091】
ステップ105で、必要であれば、自動ログインが実行され、各指定されたURLへのアクセスをえる。ステップ107で、指定されたWEBページがナビゲートされ、そのページが、テンプレートの論理にしたがって要求されたデータを求めて解析される。解析すべきWEBページが複数ある場合、ページの数だけこのステップが繰り返される。IE(登録商標)パーザやPearl(登録商標)パーザのように、このプロセスのために種々のパージングエンジンが用いられうる。要求されたデータのみがステップ107で保管される。
【0092】
要求は、即座の返却を要求するオンデマンド要求であってもよく、データが提出されるスケジュールされた要求であってもよい。ステップ109ではそのような論理が確認される。もしデータが定期的なスケージュールに従って提示されるべきときは、ステップ107で解析された要約データはステップ111で後の使用のために格納される。ステップ113では、要約データがすでにフォーマットされていない場合にはHTMLとしてレンダリングされ、ステップ115で要約WEBページの形式で表示される。要約ページは(入手する)ユーザにとって便利な時間にそのユーザによってアクセスされるために提出されてもよく、もしくは、WEBページとしてそのユーザにプッシュしてユーザのPCに自動的に表示するようにしてもよい。要約ページの利用可能性の通知が、注文の完了をユーザに注意するためにユーザに送られても良い。
【0093】
もし、要約データが一度きりのオンデマンド要求からであり、ユーザによって即座に要求されるとき、ネットワーク装置および(ユーザによって構成された)データ送達方法が確認され、ステップ117でデータが送達および表示に適したフォーマットでレンダリングされる。ステップ119で要約データが、ユーザが指定した装置へのプロトコルに従って送達される。ステップ121で、ユーザは適切なフォーマットの要求情報を受取る。
【0094】
この例において図示されたよりも多いもしくは少ない論理ステップ並びに追加のサブステップが存在しうることは、当業者には明らかである。例えば、ステップ105は、他の実施形態ではユーザから暗号化キーを得ることなどのサブステップを含むかもしれない。また別の実施形態において、同じリクエストデータのある他の部分が別のフォーマットでレンダリングされ、代替的な方法を介して送達される間に、リクエストの一部は、ステップ113と同様にHTMLとしてレンダリングされるかもしれない。多くの可能性がある。
【0095】
本発明の方法及び装置は、要約をユーザ入力なしにユーザに提示するために使われうる。このようなプロセス論理を、以下で詳述する。
【0096】
図6は、ユーザ入力が最少かもしくはなしのユーザに依存しないスマートモードにおける、図4のソフトウェアエージェントによって行われる例示的な要約プロセスを示す論理フローチャートである。ステップ117において、企業により開始された要約プロセスが始まる。この場合、企業は、ユーザがよりよい取引を見つけるのを補助することができ、もしくはおそらくユーザによってまだ加入されていない代替ページからの要約およびそのページへのリンクを個人に提示することができる。
【0097】
ステップ119において、ユーザ情報及びパラメータを含むデータベースがアクセスされかつレビューされる。ユーザに特有の一定の情報が、企業に後援された要約レポートを開始するために必要とされる可能性がある。ステップ121で、知識労働者は、要約のために、指定されたターゲットサイトまたは複数サイトに特有のサイト論理にアクセスする。ステップ123において、知識労働者は、もし必要ならば、現存するユーザテンプレートを修正するか新しいものを作成する。ステップ125で、テンプレートは、リポジトリ29などのリポジトリに格納されかつユーザと関連づけられる。
【0098】
図5において示されたように、テンプレートは、時間調整された機能に応じて自ら実行し、制御85(図4)などのブラウザ制御を呼び出すか、または、タスク通知の結果として制御85によりアクセスされる。ステップ127において、ブラウザ制御は、ナビゲーションを始める。選択されたサイトへのアクセスを得る為、ステップ129において、必要ならばオートログインが行われる。WEBページがユーザにとって新しくユーザがそのWEBサイトについて登録を有しないならば、合意または他の申し合わせを通じて、サービスは、そのようなサイトへのアクセスを提供されうる。たとえば、顧客が提示された要約情報を好むならば新しい顧客を得る、という可能性をWEBサイトの設営者が実現する場合に、そのような合意がなされうる。多くの他の状況において、パスワード及びログイン情報は、クライアントにとって個人的でない一般的な情報を獲得するのには、必要とされない。
【0099】
ステップ131において、全てのサイトが、要約データをもとめて解析され、かつステップ133で標準的な方法で格納される。ステップ135で、データは、要約ページのプレゼンテーションのためHTMLとしてコンパイルされかつレンダリングされる。ステップ137において、データの全てを含むWEB要約が、ユーザに利用可能にされ、かつユーザはWEB要約の存在を通知される。
【0100】
ユーザによって要求されなかった一定の情報を提供することは、WEB上の現在のビジネスのユーザの組織を高めることを助けるかもしれない。更に、要求されないWEB要約が、ユーザのプロファイルにおける現在のオプションより良い機会を提供するかもしれない。もちろん、このようにユーザを支援することは、企業(サービス)がユーザのリスト上の様々なWEBサイトを伴うユーザプロファイル、現存するアカウント及びサービス情報にアクセスすることを必要とするであろう。ユーザは、ユーザの個人情報の使用を許さないかもしれず、この場合には、それが比較モードではなく厳格に提案モードで実行されない限り、企業が開始する要約は実行されない。
【0101】
本方法及び装置は、また、言語及びプラットフォームから独立した方法で実施することができ、様々なスケーラブルなサーバアーキテクチャ上で実現できる。
【0102】
(アクティブブックマーク)
本発明の一態様によれば、ユーザの選択したブックマークを管理する、斬新な、ネット−ワークベースの方法が提供される。発明者により名づけられたアクティブブックマークは、WEBブラウズ中にURLを選択することとそれらをワールドワイドウエブ(WorldWideWeb)上で管理される嗜好リストに加えることとを含む。管理システムの一部は、加入ユーザに定期的にウェブ要約を提供することを含む。その様々な態様を含む本発明を、以下の実施可能にする詳細で説明する。
【0103】
図7は、本発明の実施形態に従ったブックマーク管理およびWEB要約システム140の機能を示すブロック図である。システム140は、インターネットバックボーン139、サービスドメイン141及び例示的なユーザドメイン143を含む。インターネットバックボーン139は、サブネットワークを含んで、全体としてインターネットを作り上げる全ての回線及び接続ポイントを表す。インターネットバックボーン139に接続されているように図示される装置は、全体としてインターネットネットワークの中で結合される装置である仮定しうる。この意味で、本発明の範囲には地理的制限はない。
【0104】
点線の長方形の中に図示されるサービスドメイン141は、本明細書の相互参照セクションに列挙された特許出願第09/323598号及び特許出願第09/208740に記載されたインターネットポータルサービスを表す。サービスドメイン141は、インターネットポータルサービス及びウェブ要約サービスを、典型的にはポータルサービスの加入者であるユーザに提供する。この例において、ドメイン141は、インターネット、より詳細にはバックボーン139に設営される。別の実施形態においては、ドメイン141は、上述の図1のISP15に類似したISP中に存在してもよい。
【0105】
サービスドメイン141の中には、図示された2つのサーバ、サーバ145及び147がある。サーバ145は、相互参照セクションの下で列挙された相互参照特許出願において示されるように、加入ユーザにポータルサービスを提供するよう構成されるポータルサーバ(PS)である。サーバ147は、加入ユーザに対するプロキシブラウズおよびデータ収集のためのナビゲーションサーバ(NS)として構成される。PS145もNS147も、インターネットバックボーン139に接続される。本発明の1つの実施形態において、サーバ145と、147の両方の機能が、1つの更に強力なサーバの中で提供されてもよい。発明者は、説明目的のみのため、機能を分離することを選ぶ。この例において、サーバ145及び147は、さらに専用データリンク148により接続される。データリンク148は、2つの間にインターネット接続によって利用可能でありうるよりも早い2つのサーバ間の通信を可能にするように構成される。別の実施形態では、サーバ145及びサーバ147が、インターネットバックボーン139を介して相互に通信することができる。
【0106】
バックボーン139に同じく接続されるものとして、ウェブサーバ(WS)151a−nがある。従来技術において知られているように、ウェブサーバ151a−nは、インターネットファイルサーバとして構成される。例えば、ウェブサーバ151aはニュースサーバであるかもしれず、ウェブサーバ151bはスポーツサーバであるかもしれず、そして、ウェブサーバ151nは娯楽サーバであるかもしれない。サーバ151a−nは、ウェブページとして従来技術において同じく知られている電子情報ページをインターネットナビゲーション中にウェブページとつながっているユーザに提供する。各ウェブページは、自体と関連するユニバーサルリソースロケータ(URL)を持ち、それは、WEBサーバ151a−nのうちのいずれかの中のページのアドレスされる位置を識別する。
【0107】
本明細書で、要素番号143のラベルのついた破線の長方形内に図示されるユーザドメインは、ドメイン141によって提供されるポータルサービスに加入しているユーザを表す。インターネット接続ライン150を介してインターネット139をブラウズするために、以下ユーザ143と称されるユーザドメイン143は、インターネットブラウザアプリケーション(IBA)151を実行するPC149を操作する。インターネット接続150は、ダイヤルアップ接続、無線接続、または、他の既知のインターネット接続であってよい。インターネットサービスプロバイダ(ISP)は、この例においては図示されないが、存在するものと仮定しうる。PC149は、インターネットナビゲーションが可能であるあらゆるタイプのインターネット装置でありうる。
【0108】
収集ソフトウェア(GS)157のインスタンスが、ナビゲーションサーバ147上で実行のために提供される。ソフトウェア157は、各URLから要約情報を獲得し、かつ、そのような情報をPC149を操作するユーザに電子表示形式で提示しうるHTML文書の形式で提供するために、サーバ145に格納されたURLリストに存在する各URLにナビゲートするよう構成される。この機能は、相互参照セクションの下で列挙された特許出願第09/323598号において一般的に説明される。
【0109】
本発明の一実施形態において、発明者は、IBA151へのプラグインとしてここに図示する、アクティブブラウザソフトウエア(ABS)153と称する斬新なアプリケーションを提供する。ABS153は、クライアント側ブックマークソフトウエアとして構成される。従来技術アプリケーションに対する高度化は、選択されたURLをインターネット接続150を介してネットワークベース管理のためにポータルサーバ145に送る能力を含む。ABS153は、好ましい実施形態においてはJAVA(登録商標)ベースのアプリケーションである。しかしながら、他の既知のプログラミング言語が、ABS153を実行するために使われてもよい。ABS153は、スタンドアロンのブックマークアプリケーションでもよく、または、大部分のウェブブラウザアプリケーションにおいて供給される標準のブックマークアプリケーションに組み込まれてもよい。
【0110】
ソフトウェアコンポーネント155としてここに図示されるサーバ側ソフトウェアコンポーネントは、PS145で実行するために提供される。ソフトウェア155は、ユーザ143によるURLの通常のインターネットナビゲーション及び選択の間に、インターネット接続150を介してABS153から受け取るURLを管理するよう適合される。ソフトウェア155がGS157と統合され、定期的な間隔で、ナビゲーションコマンドが、代理ナビゲーションとソフトウェア155によって可能にされたURLリストに保持された各URLに関連づけられたウェブページからのデータ収集のために、GS157に送られる。列挙したURLは、しばしば当技術分野でショートカットと称される、リンクに関連づけられかつリンクによって識別されるWEBページへのリンクである。
【0111】
本発明の実施において、PC149を操作するユーザ143は、インターネット接続ライン150によってポータルサーバ145と接続し、インターネットのブラウズを始める。ウェブサーバ151a−nは、以前に示したように、PC149を操作するユーザ143によってアクセスされるウェブページを含むサーバを表す。ウェブページがアクセスされ、IBA151において提示されるとき、ユーザは、ウェブページと関連づけられたURLを獲得するためにABS153を呼び出すかもしれない。1度URLが獲得されると、URLは接続ライン150を介して自動的にポータルサーバ145に送信され、ソフトウエア155によって管理されるURLリストに加えられる。ユーザによって決定される定期的な間隔で、ソフトウェア155は、データリンク148を介してNS147のGS157に送られるナビゲーションコマンドを生成する。
【0112】
GS157は、ソフトウェア155において列挙される各URLに関連づけられたウエブページの全てもしくは一部にナビゲートすることができる。要約データは、ソフトウェア155によって列挙されるURLと関連づけられた各々のウェブページに対するあらゆる新しい更新を含む。この例において、自動ログイン及び第2のレベルのデータサーチサービスは実施されない。これらのサービスは、特許出願第09/323598号において示されるように、特定データ要約の検索のために事前構成されたURLに関して実行される。
【0113】
この例においては、一度望ましいWEBページがポータルサーバ145に格納されるURLリストへの追加のためにIBA151において提示されると、サーバ151a−nを経由する通常のインターネットナビゲーション過程において、ユーザ143は望ましいウエブページを選択するものと仮定する。ユーザが加えるために選択するであろうウェブページの特定のクラスは、ログインもしくはパスワードが必要とされないウェブページである。ユーザ143がURLを選択しURLがPS145のリストに入れられた後で、これらのURLと関連づけられたウェブページは自動的にブラウズされ、ユーザによって決定される定期的な間隔でGS157によってデータを求めて解析される。例えば、もしWS151aが、ニュースページであるウェブページを含むならば、ユーザ143のために最近のヘッドラインの定期的な更新が提供されうる。ABS153及びソフトウェア155に関する更なる詳細は以下で提供される。
【0114】
図8は、本発明の実施形態に従った、ABS153及びソフトウェア155の構成要素及び機能を示すブロック図である。上の図7において示されたように、ABS153は、図7のIBA151に類似したインターネットブラウザアプリケーションの中にあるよう適合したクライアントアプリケーションである。ソフトウエア155が、ABS153によってソフトウエア155に送信されたブックマークをネットワーク管理するためのサーバ側アプリケーションであるということも上の図7で説明した。この分割は、分割する両矢印によって示され、サーバ側は矢の上、クライアント側は矢の下である。従って、当業者には、本発明の目的を達成するために両方のアプリケーションが協働することは明らかであるが、その目的は、URLを管理することと、最終的にユーザへの提供のために、列挙したURLに関連づけられたウエブページに定期的にナビゲーションしかつそこから要約データを手に入れることである。
【0115】
今度は図8を参照すると、サーバアプリケーション155は、サーバアプリケーション155中に提供され、かつ、クライアントアプリケーション153中で提供される同様の通信モジュール171との通信用に適合された通信モジュール159を持っている。アプリケーション155の中のモジュール159と、アプリケーション153の中のモジュール171との間の双方向データ通信能力が、2つのモジュールをつなぐ2つの腕木付き矢印で表される。
【0116】
URL獲得モジュール167がクライアントアプリケーション153中に提供され、通常のインターネットナビゲーションの間に訪れたあらゆるウェブページを提示する間に、URL情報を獲得するよう構成されている。クライアントアプリケーション153が標準的ブックマークの利用とは独立のアプリケーションである実施形態においては、モジュール167の呼び出しにより、獲得されたURLが、クライアントアプリケーション153の通信モジュール171およびサーバアプリケーションの通信モジュール159を通してサーバアプリケーション155に自動的に送信される。
【0117】
代替実施形態においては、モジュール167の呼出しによって、獲得されたURLは、サーバアプリケーション155へ、そして、クライアントロケーションに格納されるブックマークリストへ送られる。嗜好モジュールへのリンク169がクライアントアプリケーション153の中に提供され、実施形態に応じてサーバ側、クライアント側、もしくはその両方に格納されている列挙されたブックマークを、ユーザの呼び出しの際に表示するよう構成される。アプリケーション153が標準的ブックマークの利用に統合された実施形態においては、選択されたURLがサーバアプリケーション155およびクライアントマシン上の内部キャッシュにもしくはそのいずれかに送られるかをユーザが決定できるようにするモジュール167に関連づけられた(図示しない)オプションが存在しうる。このように、統合された利用が提供されてもよく、これはクライアント側ブックマークならびにネットワークベースのブックマーク及び要約収集を提示しうる。
【0118】
嗜好リスト161がサーバアプリケーション155の中に提供され、クライアントアプリケーション153を操作するユーザによって送られたURLを格納するように構成される。リスト161に含まれるURLのいくらかもしくは全てが、アプリケーション153を操作するユーザのために行われる定期的な代理ナビゲーション及びデータ収集の対象となりうる。モジュール169を呼出すと、リスト161に含まれるURLの全てを見ることができる。1つの実施形態においては、(示されない)手段が提供され、ユーザが手動でリスト161からURLを削除したり手動でURLをリスト161に追加したりすることを可能にする。多くの可能性がある。
【0119】
要約検索モジュール173がアプリケーション153の中で提供され、ユーザが、リスト161に格納されたURLに関連づけられた最後の要約データを検索することを可能にする。モジュール173を呼び出すことによって、ユーザは、リスト161に格納されたすべてのURLを列挙するウェブページ(リスト161、及び、それらの関連する要約に格納されるURLの全てをリストする)の形式のHTML文書、およびそれらに関連する要約を受け取ることができる。ウェブ要約モジュール165へのリンクがサーバアプリケーション155の中に提供され、URLおよびリスト161と関連づけられた全ての要約が、モジュール173の呼出しに際してユーザに提示されることを可能にする。1つの実施形態においては、モジュール173を呼び出すユーザは、最初にリスト161に保持されるURLのHTML表示を受取ることができ、そのURLの一部分を選択すると、選択されたURLに関連する要約のみが表示されるようにすることができる。
【0120】
ナビゲーションコマンドモジュール163がサーバアプリケーション155の中に提供され、NSで示された二重の矢印で図示したように、図1のナビゲーションサーバ147と通信するように適合される。定期的な間隔で、モジュール163は、図7のNS147内のGS157からナビゲーションサービスを要求する。GS157は、モジュール163からのリクエストを許可すると、リクエストに含まれるURLの全てを獲得し、各URLにナビゲートし、各URLと関連づけられた最近のデータを獲得する。多くの場合、ウェブページは、既にHTMLフォーマットにおいて提示された要約情報を持っている。これらの場合においては、要約は必要とされない。データは、単にドメイン141に逆転送され、加入ユーザのために格納される。多くの場合、ウェブページからの詳細な情報はユーザへの提示の前に要約される。
【0121】
アプリケーション155及び153が、本発明の精神及び範囲から逸脱することなくこの例で示されるモジュールを多かれ少かれ含み得ることは当業者には明らかである。例えば、ユーザがURLを分類し、組織化することを可能にして、URLがリスト161内並びにユーザのインターネット装置の特定カテゴリに格納されるようにするモジュールをアプリケーション153に追加することもできる。更に、ユーザがリスト1651に列挙されたURLのいずれかに即座にナビゲートすることを可能にするモジュールをサーバアプリケーション155に追加することもできる。サーバアプリケーション155内およびクライアントアプリケーション153内に図示されたすべてのモジュールは、当技術分野で知られる伝統的なドロップダウンメニューを通じてアクセスすることができる。発明者は、この例がクライアントアプリケーション153及びサーバアプリケーション155のほんの1つの可能な構成を示すと考える。以前に示したように、アプリケーション153は、インターネットブラウザの中で提供されるスタンドアロンアプリケーションであってもよく、または、インターネットブラウザの中に位置する標準的ブックマークの利用に組み込まれてもよい。多くの可能性がある。
【0122】
図9は、アクティブブックマークおよびブックマークされたURLのWEB要約を実施するためのユーザおよびサーバ側のステップを示す流れ図である。ステップ175で、ユーザは、図7のポータルサーバ145に類似するポータルサーバにログインする。ステップ177で、ユーザは、ステップ175のポータルサーバを通じてインターネットをブラウズする。ステップ177において示された正常なブラウジングの間、ユーザがURLを格納されたURLリストに加えることを望むたびに、そのユーザは、ステップ179においてアクティブブックマークソフトウェアを作動させる。この機能は、ウェブページが関連するブラウザウィンドウにおいて表示される時に図8のアプリケーション153の中からモジュール167を呼び出すユーザによって一般には記述されうる。
【0123】
ステップ181で、ABSは、図8において示されるサーバアプリケーション155の中のリスト161に、関連するURLを自動的に送る。ステップ183で、URLは、企業規則に基づいてリスト161に加えられる。統合された実施形態では、同じURLが、ユーザ自身のインターネット装置上に保持されたユーザの標準のブックマークにも含まれうる。ステップ181は、ユーザが送られたURLを分類して特定の基準にしたがって図8のリスト161に加えることを可能にするためのサブルーチンをオプションで含むことができる。例えば、URLがスポーツページに関連するならば、ユーザは、リスト161に存在するスポーツのヘッドラインの下にそのページを挿入することを選択することができる。本発明の一実施形態では、URLを受信したときに、リスト161に存在するもしくは作成された適当なヘッドラインの下に送られたURLを自動的に挿入するためにパージング機能を活用することができる。
【0124】
ステップ185では、ナビゲーションコマンドは、新しいURLを含めるため更新される。一実施形態では、リスト161において管理されたURLが自動的にナビゲーションコマンドに加えられ、定期的に実行される。別の実施形態においては、ユーザはナビゲーションコマンドに含めるURLを選択することができる。ステップ187で、ステップ175のポータルサーバがナビゲーションコマンドを図7のNS147に類似するナビゲーションシステムサーバに送る。これは、ユーザによって決定される発生頻度で定期的に発生する。ステップ189で、図7のNS147は、ウェブ要約を獲得して返すため、含まれる各URLにナビゲートする。ユーザのために、ウェブ要約とWEB要約に結合されたURLとの関連が保持される。
【0125】
ステップ191で、ユーザは、要約情報を注文することができる。ステップ191は、ユーザの裁量により発生する。ウェブ要約は、図8のモジュール173などのモジュールの単純な起動によって注文することができる。ステップ193で、注文した要約が、要求したユーザに提示される。要約は、ユーザのために作成された、ウェブページにHTMLの形式で提示されうる。そのようなウェブページは、リストされたURLおよび各関連URLの下に挿入された要約情報を含むことができる。対話性も存在しえ、ユーザは、上述のウエブページに示された要約ヘッドラインをクリックすることができ、これにより自動的にそのURLにナビゲートすることができかつそのヘッドラインに要約された詳細情報を見ることができる。
【0126】
本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本明細書に記載されたステップが増加されたり減らさたりし得ることは、当業者には明らかである。例えば、ステップ181で送られたURLをどのように組織化するかをユーザが指示できるサブルーチンが、ステップ179と181の間に挿入されてもよい。URLがナビゲーションコマンドに含まれることを確認することをユーザに依頼するポップアップウィンドウなどがユーザディスプレイに現れうるルーチンをステップ185とステップ187の間に挿入することができる。この点で、ユーザは、URLをナビゲーションコマンドに手動で追加、削除できる。発明者は、ここに示したプロセスが本発明を実施するためのほんの1つの可能なプロセスを表すと考えている。ここに例証されたプロセスステップは、このプロセスが作成された特定の実施形態に応じて、順番および記載が変わることがありうる。
【0127】
本発明を実施する際、さらに他の態様においては、本発明のシステムは、上で相互参照した特許出願、特に米国出願第09/550348号の自動登録態様と統合されている。相互参照された出願においては、電子フォームを定着させかつデータパケットネットワークを介してプロキシによって提出する方法及び装置が提供される。装置は、ネットワーク接続されたサーバのシステム上で動作するソフトウエアアプリケーションを含み、これによりユーザは、サーバのうちの1つとセッションで結合され、電子フォームを含むサイトにナビゲートし、サイトに関しかつフォームに関するデータを獲得することができるようになる。獲得されたデータは、ユーザについてのデータと共に使用され、サイトを主催するホストへの自動的なフォーム定着化および提出のために実行されうるユーザ要求についての機械可読なジョブ注文が構築される。提出されたフォームを受理すると、パスワード、ログインコード、及び、ユーザ名に使われたデータが、データリポジトリに戻され、そのデータはユーザ登録のための新しい登録サイト項目として特定のサイトデータとともに入力され、そのサイトへの将来のナビゲーション、自動ログイン、およびデータ返却をユーザのために自動的に実行することが出来る。ログインを要求する本発明による実施形態のデータ収集のために追加されたサイトに対し、開示した自動ログイン機能が好ましい実施形態において提供される。
【0128】
本発明の方法及び装置は、インターネット上のプライベートな個人、インターネットに接続されたWANで活動する企業、私設WANを介して活動する企業などを介して実施することができる。多くのカスタマイズ可能な状況が存在する。
【0129】
本明細書においておよび上記に教示された本発明は最も広い範囲を与えられるべきである。本発明の趣旨および範囲は頭記の請求の範囲によってのみ制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の一実施形態によるインターネットポータルシステム及びネットワークの概略を示す図である。
【図2】
本発明の実施形態によりディスプレイモニタ上で見られうる個人化されたポータルホームページアプリケーションの方式図の例である。
【図3】
図1のインターネットポータルとのユーザ対話を示す流れ図である。
【図4】
本発明の一実施形態にる要約ソフトウェアエージェント及びその能力を示すブロック図である。
【図5】
ユーザ定義モードにおいて動作する図4のソフトウェアエージェントによって実行される要約プロセスを例として示す論理フローチャートである。
【図6】
最小のユーザ入力を伴うユーザに依存しないスマートモードにおいて図4のソフトウェアエージェントによって行われる要約プロセスを例として示す論理フローチャートである。
【図7】
本発明の実施形態によるブックマーク管理及びWEB要約システムの機能を示すブロック図である。
【図8】
本発明の実施形態によるアクティブブックマークアプリケーションの構成要素および機能を示すブロック図である。
【図9】
アクティブブックマークおよびブックマークされたURLのWEB要約を実施するためのユーザおよびサーバ側ステップを示すフローチャートである。
【発明が属する技術分野】
本発明は、様々な通信手段および接続技術を含むインターネットナビゲーションの分野に関し、より詳細には、URLブックマークのネットワーク‐ベースの管理およびユーザのために管理されたブックマークの定期的な内容要約を促進するための、ソフトウエアを含む、方法および装置に関する。
【0002】
(関連文献への相互参照)
本発明は、1998年12月8日に出願された「インターネットもしくは他のパケット交換ネットワークを介してアクセス可能なユーザ対話可能なポータルシステムを提供し維持するための方法および装置」と題される米国特許出願第09/208740号の一部継続出願である、1999年6月1日に出願された「WEB要約を獲得してユーザに提供する方法および装置」と題する米国特許出願第09/323598号の一部継続出願であり、これらの開示内容は、参照により、その全部が、本明細書に組み込まれる。本発明は、「インターネットポータルの加入者のためのインターネットサイトへの自動登録およびサービスアクセスを提供する方法および装置」と題された、2000年4月14日に出願された米国特許出願第09/550348号の一部継続出願でもある。
【0003】
【従来の技術】
周知のインターネットのサブセットであるワールドワイドウェブ(WWW)として知られている情報ネットワークは、公にアクセス可能な、利用可能な情報の、おそらく最も完全なソースである。標準のインターネット接続を備えたパーソナルコンピュータなどの適するインターネット装置を有する者はだれでも、情報を集めかつインターネットに接続されたサーバホストおよび情報ページとトランザクションを開始するために、そのようなサーバに格納された(WEBページと呼ばれる)情報ページにアクセス(オンラインに)しかつナビゲートすることができる。
【0004】
多くの会社が、インターネットを介してアクセス可能な様々な加入者サービスを提供する。例えば、多くの人々が、いまや、インターネットアクセスを介して、彼らの快適な自宅からバンキング、株式取引、ショッピング等をする。典型的には、ユーザは、加入を通じて、そのような機能のために個人化された安全なWEBページにアクセスができる。ユーザ名及びパスワードまたは他の個人識別コードを入力することによって、ユーザは、情報を獲得し、トランザクションを開始し、株を買い、そして、他の無数のタスクを成し遂げることができる。
【0005】
インターネットで仲介されるサービスへのいくつかのもしくは多くのそのような加入をしている個人が直面するひとつの問題は、常に、使われるべき多くのパスワードおよび/またはログインコードがあるということである。同じパスワードもしくはコードが他のユーザにすでにとられてしまっていることがあるため、同じパスワードもしくはコードをあらゆるサービスについて用いることができないことがしばしばである。サービスごとに変わる、セキュリティ品質を含む、セキュリティ問題の為、あるいは社会セキュリティ番号などの、ユーザに固有のコードを提供することを望まないユーザもいる。その上、多くのユーザが、自らの意思で、より増大したセキュリティを有するよう、異なるサイトにつき異なるパスワードを選ぶことがあり、このことにより実際、ユーザが持ちうるパスワードの数を増やしている。
【0006】
多くのパスワード保護された加入を持つユーザを悩ましうる別の問題は、ユーザが、様々なサービスを迅速に発見してアクセスできるよう、コンピュータキャッシュに多くのWEB ページをブックマークしなければならないという事実である。例えば、航空便旅行の予約及び支払いをするために、ユーザは、インターネットに接続し、そのユーザブックマークファイルに行き、そして、航空便ページを選択しなければならない。ユーザは、次にユーザ名及びパスワードを入力し、いったんそのページが送達されれば画面上の命令に従わなければならい。ユーザがWEBサイトからチケットを購入することを望み、かつ、オンラインバンキングサービスから資金を振り替えることを望むならば、ユーザは、そのチケットのための資金振り替えを開始するために、そのパーソナルバンクもしくはアカウントページを探して選択しなければならない。異なるユーザ名及びパスワードがこれらの他のページにアクセスするのに必要とされる可能性があり、物事が全く複雑になる。
【0007】
この以上の例は単に例示的であるが、WEBページを見つけてパスワードによってログインするなどに関する多くの作業が、WEBでビジネスを成功裡に行うために必要とされることが一般に知られている。
【0008】
発明者に知られておりかつ関連文献への相互参照セクションで列挙された米国特許出願第09/208740号に関連して記載されたサービスは、ユーザがそのパスワード保護されたすべてのページを一の場所に格納できるようにし、これらのページからの情報のブラウズおよび収集がより簡潔になるWEBサービスを提供する。上述のサービスの特徴により、ユーザは一定のタスクをシステムにプログラムすることができ、ユーザの命令に基づいてエージェント(ソフトウエア)によって、要求されたタスクが実行される。そのサービスは、ユーザパスワード及びログイン情報を格納し、その情報をそのユーザのサイトにログインするために使用し、これによって、そのリンクへのアクセスをうるためにログインもしくはパスワードコードを手入力する必要なしに、ユーザがナビゲートすることを可能にする。
【0009】
上述のサービスは、容易なナビゲーションのために、ユーザのリストされたサイト(ハイパーリンク)のすべてを含むインタラクティブホームページとして表示されうる、ユーザにつき個人化されたアプリケーションを提供するためのサーバを用いる。そのアプリケーションはユーザのURLをハイパーリンクの形式でリストし、これにより、ユーザはハイパーリンクをクリックしてそのページにナビゲートすることができ、そこでは、必要なログインが自動的でありかつユーザにとってトランスペアレントである。
【0010】
上述のアプリケーションは、ユーザアカウントページについての特定の要約および更新を返すことを含む、そのユーザのためのスケジュールされたタスクを実行するようプログラムされうるソフトウエアエージェントも含む。検索機能が提供され、ソフトウエアエージェントと協働するように構成され、もしそのようなページが、ポータルサーバにもしくはクライアントマシンなどのどこかに提供可能な形式でキャッシュされている場合に、特定の内容に対するユーザ入力URLをサーチする。
【0011】
以上に記載しかつ発明者に知られているシステムの高度化が、同じく相互参照セクションに含まれる米国特許出願第09/323598号において教示される。この教示においては、ポータルサーバ上で実行するために、要約ソフトウェアエージェントが供給される。要約ソフトウェアエージェントは、インターネットの宛先にアクセスし、事前プログラムされた基準に応じて情報を検索し、かつ検索された情報を加入者に送達するために要約するよう適合されている。
【0012】
要約エージェントに加えて、構成および開始インターフェースが、加入者が要約サーチをセットアップしかつ開始するため提供される。要約サーチは、インターネットに接続されたサーバに格納されかつ検索されるテンプレートとして個々のクライアントのために構成されうる。いくつかの場合には、要約情報が加入者の要求で後々ダウンロードされるよう格納され、他の場合には、情報がクライアント/加入者に即座に出力される。またいくつかの実施形態では、ポータルサーバにその加入者のために格納されたデータに従って各インターネットサイトにおいてその加入者のために自動ログインが実行される。
【0013】
インタラクティブな構成および開始インターフェースを通じてサービスからのWEB要約を注文することに加えて、ユーザは、情報を得るために、サイトのユーザ構成を前提とすることなく内容につき一定のURLが定期的に内容が要約されることを望むことがあるということに、発明者は思い至った。さらに、ユーザは、ユーザプロファイルされたサイトに格納された情報を削除しもしくは編集する目的で、サービスのポータルサーバの特殊なセクションにナビゲートする必要なくそのようなアクションを作用させもしくは解除する制御能力につき権限を与えられることを望むこともある。
【0014】
【発明が解決すべき課題】
明確に必要とされるのは、ユーザがインターネットを活動的にブラウズしているとき、 単一ユーザインタフェースから制御されうる、ネットワークベースのブックマーク管理およびWEB要約システムである。そのようなシステムは、事前構成を前提とすることなく一定のWEBサイトにつき定期的かつ自動的なWEB要約を注文する効率的な方法についてユーザに権限を与える。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の一実施形態によれば、ユーザ選択されたURLのネットワークベース管理およびデータ要約のためのソフトウエアアプリケーションが提供される。ソフトウェアアプリケーションは、インターネットナビゲーションの間にブラウザウィンドウに表示されたURLを獲得するためのクライアント側ユーティリティと、クライアント側ユーティリティによって獲得されたURLを受信するためのサーバ側ユーティリティと、その獲得されたURLに関連づけられたWEBページにナビゲートしかつデータを集めるためのナビゲーションおよびデータ収集ユーティリティとを含む。
【0016】
好ましい実施形態において、クライアント側ユーティリティを動作させるユーザは、ウェブブラウジング の間にURLを獲得し、そのURLがサーバ側ユーティリティに送られ、そのときに、そのURLはナビゲーションおよびデータ収集ユーティリティによってそのURLに関連づけられたWEBページへのプロキシナビゲーションおよびそこからのデータ収集のために活用されうる。
【0017】
一態様では、クライアント側ユーティリティは、標準ブックマークユーティリティとは別個のネットワーク可能ユーティリティである。他の実施形態において、クライアント側ユーティリティは、ほとんどのウェブブラウザにおいて利用可能な標準ブックマークユーティリティに組み込まれたネットワーク可能ユーティリティである。好ましい実施形態において、クライアント側ユーティリティは、ウェブブラウザに適合したJAVA(登録商標)ベースのプラグインである。このモードでは、獲得されたURLは、サーバ側ユーティリティに送られ、サービスによって管理されるURLのリストに含められる。全ての態様において、ナビゲーションおよびデータ収集ユーティリティは、そのURLと関連づけられたWEBページにナビゲートしかつHTML要約を返す。
【0018】
本発明の別の態様において、ユーザ選択URLのネットワークベースの管理およびデータ要約を実行するための方法が提供される。この方法は、インターネットナビゲーション中にブラウザウィンドウに提示されたウエブページに関連づけられたURLの獲得を開始するステップaと、獲得したURL情報をネットワーク接続を介してWEBベースのサーバに送るステップbと、獲得したURL情報を、URLデータのリストに含まれる他のURL情報と関連づけるステップcと、該URLデータを含む要求を開始しかつ該要求をプロキシナビゲーションおよびデータ収集ユーティリティに送るステップdと、要求の承認に際して、前記URLデータに関連づけられた前記WEBページもしくは複数ページに該WEBページから情報を得る目的でナビゲートしかつ該情報を要約形式で要求したユーザに返すステップeとを含む。
【0019】
一態様においては、ステップaで、URLデータは、ネットワークにもユーザマシンにあるマシンキャッシュにも送られる。別の態様において、ナビゲーション要求が開始される前にそれを編集することをユーザに可能するステップがステップdとeの間に加えられる。本発明の全ての態様において、いったん、ユーザがクライアント側ユーティリティを使ってURLを選択すると方法は自動である。本発明の方法及び装置によって、ユーザは、データサーチと返戻のために各URLを事前構成する必要なく、好みのWEBページに関連づけられた定期的なデータ更新を受信することができるようになる。本発明の様々な実施形態を以下に詳述する。
【0020】
本発明の精神、及び、有効範囲は、クレームによってのみ制限される。
【0021】
本発明の好ましい実施形態によれば、独特なインターネットポータルが提供され、インターネット可能な装置からのインターネットもしくは他のネットワーク接続を介したアクセスを得ているユーザに対して独特なサービスを提供するように適合されている。そのようなインタフェースは、多くのパーソナルWEBページを格納するための方法をユーザに提供し、更に検索機能及び一定のタスク実行機能を提供する。本発明の方法及び装置は、以下の実施可能にする詳細において教示される。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に基づいたインターネットポータルシステム11 、及び、インターネットネットワーク13の概略図である。ポータルシステム11は、この実施形態において、独特のネットワークポータルに加えてISPとして動作するが、別の実施形態においてはスタンドアロンのインターネットサーバとして実現される。更に他の実施形態において、本明細書に記載されるサービス及び装置は、サーチおよびリスティングサービス(AltaVista(登録商標)、Yahoo(登録商標))などによりもしくはWEB接続サーバを設営するなんらかの他の会社によって提供されることもある。
【0023】
インターネット13は、本発明の好ましい使用を表すが、本発明は他のネットワークにおいておよびネットワークの組合せにおいて適用可能なので、制限するものとみなされるべきではない。
【0024】
この実施形態におけるISP15 は、サーバ31、ここでは1つのモデムによって表されるモデムバンク33、ディジタルデータを格納するための大規模な格納リポジトリ29を含む。サーバへの接続が別のタイプのネットワークリンクによるものでありうるので、このモデムバンクは便宜上のものである。従来技術において通常そうであるように、ISP15は、個々の加入者にインターネットアクセスサービスを提供する。周知のインターネットアクセスサービスに加えて、同じくISP15は、以下で詳記するように、多くのWEBページもしくは宛先に関連づけられたなんらかのパスワードおよびまたは個人コードと共にその多くのWEBページもしくは宛先を格納するためのインターネットポータルとして独特の加入サービスを行う。この独特のポータルサービスは、ポータルソフトウエア35 の実行によって提供され、発明者はこれを全パスワードスィートと呼ぶ。本発明のソフトウェアは、ポータルソフトウエアとしてかつその全パスワードソフトウェアスイートとして、本明細書で参照される。同じく、以降の記載の大部分において、発明の装置は、全パスワードサーバもしくは全パスワードポータルのような「全パスワード」の用語によって参照される。
【0025】
ISP15 は、示されるように、インターネット13に接続される。存在することが従来技術において知られておりインターネット13などのネットワークに接続される他の装置、例えば、IPデータルータ、データスイッチ、ゲートウェイルータ等は、ここでは図示されないが、存在するものと想定する。ISP15へのアクセスは、従来技術において知られるコネクション指向電話システムを介してか、もしくは、ケーブルモデム、特別なネットワーク接続(例えばT1)、ISDNなどを介してなどなんらかのほかのインターネット/WEBアクセス接続を介する。そのような接続は、モデムバンク33を経るインターネット装置17からのアクセスライン19を介して図示される。
【0026】
好ましい実施形態において、ユーザは、従来技術で周知のようにユーザ名及びパスワードによってインターネット全パスワードポータルサービスにアクセスし、このサービスが個人化されたWEBページを加入者に提供する。他の実施形態では、ユーザはインターネットアカウントを用いる他の個々のアクセスを有し、ポータル31へのアクセスが認められる以前に、そのユーザに固有の追加のパスワードもしくはコードが必要とされうる。そのような個人化されたポータル WEB ページは、なんらかの便利な形式の大容量記憶でありうるリポジトリ 29 に格納されてよい。
【0027】
3つのインターネットサーバ23、25、及び27が、インターネット13において示されており、様々な企業によって設営されかつ装置17を動作させるユーザによって加入されたインターネットサーバを表す。例えば、サーバ23 は、対話型オンラインバンキングおよび口座管理を実行しうるバンクサーバであってよい。サーバ25 は、投資口座が作成されかつ管理されうる投資サーバであってよい。サーバ 27は、航空会社もしくは旅行のサーバであってよく、便を予約することができ、チケットを購入することなどができる。この例において、全ての3つのサーバは、アクセスのためにユーザID及びパスワードを必要とする安全なサーバであるが、本発明は、単に安全なサービスに必ずしも制限されるとは限らない。
【0028】
本発明の好ましい実施形態において、装置17などのインターネット可能な装置を動作させる加入ユーザは、ISP15によって設営される全パスワードポータルシステム11に接続し、かつそれによって、個人化された対話型WEBページへのアクセスを得、次いで、サーバ23、25、27などのインターネット13上の多くのサーバのうちのいずれか一つへのアクセスを、追加のパスワードもしくはコードの入力の必要なく提供する。好ましい実施形態において、このサービスを可能にするソフトウェアは、発明者によって全パスワードと称される。全パスワードは、その独特のサーバ上で、また別の例ではユーザ局(クライアント)で実行するソフトウエアスイートと考えてよい。ポータルソフトウェア35によってもたらされる追加の対話性により、接続されたユーザは、キーワード、テキスト文字列等と関連づけられた情報を求めてそのユーザのリストされたページを検索することが可能となり、かつ、ユーザは、事前定義された時間スケジュールに合わせてサーバ23、25、27などの一以上のインターネット接続されたサーバとのアクセスおよび対話を含むユーザ定義されたタスクをプログラムすることが可能となる。これらの機能は、以下の実施可能にする詳細において教示される。
【0029】
図2は、加入者による安全なアクセスに応答して、サーバ31上で実行中の全パスワードポータルソフトウェア35によって供給される、本発明の一実施形態により、ディスプレイモニタ上で見られうる、個人化されたポータルページの実例である。ページ32は、この例ではURLによって識別された、ユーザによって加入されたWEBページもしくはメンバとなったWEBページの対話的列挙34を示すが、ページは都合のよいなんらかの匿名、好ましくは各ページに対するユーザ名および典型的に暗号化されたパスワード情報と並ぶ記述的なもの、によって識別されてもよい。宛先の下の最初のカラムにリストされているのは例示的な宛先、LBC.COM、MyBank.com、MyStocks.com、MyShopping.com、Mortgage.com、およびAirline.comである。これらは存在しえかつ存在するものとしてページ33に列挙されうる多くの例示的な宛先のうちのほんのいくつかである。列挙されるがアプリケーション33内からは即座には見えない追加のリストを見るために、スクロールバー35が提供され、ユーザが従来技術で知られるような閲覧を可能にするためにリストを上下にスクロールさせることを可能にするよう適合される。
【0030】
この例におけるリスト34に列挙されたアイテムは、図1のサーバ23、25及び27など上の宛先であると考えてもよい。典型的には、このリスト上のアイテムと関連づけられたURLは、ユーザをサーバ自体には連れて行かず、サーバに格納されたページに連れて行く。リスト34における各アイテムと関連づけられたユーザ名及びパスワードデータが、宛先と名づけられたカラムの右に向かってそれぞれユーザ名、パスワードと名づけられたカラムにおいて例示される。各リストもしくは少なくとも各リストの部分は、選択されたとき、その宛先へのURLを呼び出すハイパーリンクである。いくつかの例においては、ある具体的なサービスが1以上の関連づけられたURLを有しうる。例えば、Mybank.comは、単一の加入者にやはり関連づけられた異なるアカウントもしくは事業などに関連する一以上のURLを持ってもよい。この場合、単一のより高いレベルのリストに関連づけられた異なる宛先のためのサブリストが存在しうる。この手段は示されないが、この教示があればそのメカニズムは当業者には明らかである。
【0031】
いくつかの実施形態では、一のページ33が一以上のユーザによって共有されえ、例えば、夫と妻が共通の口座および加入を共有する。この例が、ここではMortgage.comと名づけられたサーバに関連して例示され、JohnおよびJaneDoeがユーザ名と名づけられたカラムの下に共に列挙される。他の実施形態では、個人のネットワーク、あるいは事業オーナー、許可された協働者、投資集団などが一のアプリケーションを共有しうる。この方法では、システム11は、私的個人並びに事業による使用のためにも適合されうる。
【0032】
図1のインターネットポータルサーバ31を介して提供されるアプリケーション33へのアクセスを得た後に、ユーザは、スクロールし、強調表示し、かつさらなる対話のためその具体的な宛先へのナビゲーションの目的でそのユーザのリスト34内のなんらかのURLを選択する。アプリケーション33は既に各URLについてリストされた各パスワードおよびユーザ名を有している。しかしながら、ユーザもしくは複数のユーザにそのパスワードやユーザ名が表示される必要はない。これらは、ユーザプロファイルにトランスペアレントに格納されることが十分であり、ユーザ選択を行う必要に応じて呼び出される。したがって、ユーザはリスト34によって可能にされたなんらかの宛先に対してパスワードおよびユーザ名を入力する必要から免れる。もちろん、各リスト34は、加入ユーザもしくは複数のユーザによって構築、構成、および維持され、編集機能も提供され、ユーザは、リストの追加および削除などのURLの変更を含む、リストの編集および更新を行える。
【0033】
本発明の別の態様において、銀行もしくは他の会社のページへの新しいパススルーなどの、そのユーザプロファイルの新しいリストが以下のように半自動的に追加されうる。通常、ユーザが、企業によって設営されるWEBページとの対話を通じてその企業との新しいアカウントを開くとき、ユーザはなんらかの情報を提供することが要求されるが、典型的には、その情報には、ユーザID、アドレス、電子メールアカウントなどが含まれ、また典型的には、そのアカウントにアクセスするための新しいユーザ名およびパスワードが含まれる。このプロセスにおいて、ユーザは、ユーザのブラウザからその企業ページと対話を行う。全パスワードプラグインが提供されると、新しい企業のために必要とされる情報の入力の後、ユーザが事前決定された信号(右クリック、キーストロークなど)を作動すると、全パスワードスイートが、そのユーザパスワードに新しいパススルーを入れる。すべてのプロファイルは全パスワードポータルサーバに移る。
【0034】
新しいエントリのための関連する方法では、その全パスワードポータルを設営する企業は他の企業との合意によって、その全パスワードポータルでログインおよびサインアップサービスを提供し、ほとんどの行為がユーザにとってトランスペアレントである。例えば、銀行、セキュリティサービスなど協働企業の選択可能なブラウザリストが全パスワードポータルにあってもよく、全パスワードポータルの加入とプロファイルを有するユーザは、そのような協働企業のうちから選択しかつ新しいアカウントを開くことができ、その新しいアカウントは、そのユーザのための全パスワードポータルページおよび協働企業によって設営されるサーバに同時かつ自動的に追加される。異なるアカウントにはなんらかの対話が要求されることもあるが、大体は、ユーザプロファイルからの多くの情報が直接用いられ、再入力されることはない。
【0035】
多くの有力なユーザが、本発明の実施形態による全パスワードのようなサービスを実行する全パスワードポータルサーバを設営する企業にパスワードおよびユーザ名を提供することを十分いぶかしく思うことを、本発明者は予想していた。この問題に対応するため、好ましい実施形態では、ユーザは暗号化しないパスワードを全パスワードに提供することは必須ではない。そのかわり、各パスワードの暗号化されたものが提供される。全パスワードポータルサーバの全パスワードにおけるユーザのパススルーページにユーザがリンクする際、ユーザがハイパーリンクを呼び出すと、暗号化されたパスワードがユーザのシステムに返され、ついで、その保管された暗号キーすなわちマスターパスワードによって、その選択された宛先への接続のための正しい必要なパスワードを呼び出す。したがって、暗号化しないパスワードを外部ソースからの攻撃や他の方法により考えられる誤用にも同様に被りやすい、全パスワードポータルサーバに格納する必要はない。
【0036】
関連する安全手段において、本発明の好ましい実施形態では、ユーザの完全なプロファイルが単一のサーバに格納されることはなく、2以上好ましくはそれ以上のサーバに分散され、いずれかの一のサーバによるなんらかの問題の具体的なユーザへの全体的な影響が最小化される。
【0037】
上述のように、全パスワードにより、ユーザは、そのユーザの通常の情報空間宛先の完全なリストにアクセスし、暗号化方式で格納された必要なログオンデータ補完することができるようになり、したがって、ユーザは単に全パスワードリストで宛先(ハイパーリンク)を選択すればよく、ユーザのブラウザが選択された宛先のURLを呼び出す。機能を追加して、全パスワードは、バナ−広告および他のタイプの広告を、ハイパーリンクが呼び出され、宛先WEBページが表示されるナビゲーション時間の間にに表示してもよい。
【0038】
本発明のさらなる他の実施形態では、ユーザ/加入者は提供されるその独特の機能の利点を享受するために全パスワードページにアクセスする必要はない。この変形形態では、プラグインが加入者のWEBブラウザに提供される。もし加入者が、ローカルブラウザの使用により安全なログインを要求するWEBページ、たとえばそのユーザのオンラインバンキング宛先にナビゲートする場合に、そのユーザがIDおよびパスワードを求める入力ウィンドウを提示されたとき、そのプラグインはホットキーやマウス装置の右クリックなど事前決定されたユーザ入力により作動される。プラグインは、ついで、トランスペアレントに全パスワードページ(クライアントにキャッシュされているものでもよい)にアクセスし、かつ、自動的にアクセスして、ログオンに必要なデータを供給する。
【0039】
本発明のさらに他の態様では、サーチオプション37により、ユーザは、キーワードなどのタイプされた入力に基づく特定のURLを求めてリスト34をサーチすることが可能になる。ある場合には、リスト34に格納されたURLの数は拡張することができ、機能37などのサーチ機能を魅力的なオプションにしている。リスト34と論理的に隔離されかつその下に図示された基準ダイアログボックス51が提供され、従来技術で知られるようにサーチオプション37の入力を受理するよう構成される。一実施形態では、サーチオプション37は第2のウィンドウを立ち上げることがあり、ボックス51のようなダイアログボックスが置かれうる。
【0040】
本発明の他の態様では、サーチ機能はウィンドウ33から呼び出されるウィンドウ内に構成されてもよく、リストされた宛先のすべてもしくは選択された宛先をサーチするようにされ、すくなくともある程度ユーザによって構成された方式の結果を返すようにされる。たとえば、ダイアログボックスが提供されてもよく、ユーザはサーチの基準を入力することができ、リストされた宛先のすべての中から選択することができる。サーチはついで選択された各宛先にアクセスし、基準の各インスタンスがみつかったときに結果がユーザに提供されてもよく、もしくは、サーチ後にアクセスされる方式で結果がリストされてもよい。
【0041】
好ましくは、サーチ機能は全パスワードポータルソフトウエアの部分であり、すべてのユーザに利用可能であり、ユーザの個人ページのハイパーリンクによりアクセス可能である。いくつかの実施形態では、ユーザは高度に個人化されたサーチ機能を作成することができ、そのような機能を作成したユーザのみが使用しうるような方式でそのサーチ機能が格納されてもよい。
【0042】
本発明の多くの態様では、特定のWEBページおよび一定の種類のWEBページの知識が高度に望まれる。多くの実施形態では、宛先WEBページの特徴が全パスワードポータルソフトウエア35を維持し高める人(促進員)によって研究され、ユーザが特定のタスクを達成できるよう、多くの特徴が構成モジュールにおいて提供されうる。ほとんどの場合、これらの特徴はユーザにとってはトランスペアレントに呼び出されかつ組み込まれる。
【0043】
本発明のさらに別の態様では、全パスワードスイートは、ユーザプロファイルを通じてユーザによって構築されかつタイミング設定される方式で、ユーザに定期的なレポートを提供するように構築される。たとえば、銀行口座の口座残高のの変化、株購入、株価、全体的な航空会社による旅行の購入、フリケントフライヤーマイルなどのレポートが要約されてもよく、多くの様々な方法でユーザに提供される。全パスワードソフトウエアサイトを伴った全パスワードポータルサーバがユーザのために多くの種類のトランザクショントラフィックを取り扱うため、多くの有用な方法で統計をまとめ、集め、処理する機会がある。本発明の好ましい実施形態では、そのようなレポートが、全パスワードポータル上のユーザの安全な個人的WEBページに表示されるなど、多くの異なる方法で提供され実施される。
【0044】
上述のように、タスクを実行する能力に加えて、レポートを含むタスク結果および航空チケットなどの物理的文書が、インターネットもしくは他のデータパケットネットワークを介してFAX機械、接続されたコンピュータノード、電子メールサーバ、および他のインターネット接続された装置などのユーザ定義された宛先に送信されてもよい。すべてのタスクはユーザ定義スケジュールにしたがって、セットアップされて、実行されるようにすることができ、その間、そのユーザは他に何かをしているか、もしくはそのスケジュールされたタスクにかかわっていない。
【0045】
本発明のほかの実施形態において、たとえば物やサービスの購入など、会計トランザクションのためのインターネットの利用が増加していることを認識して、様々な宛先でなされたトランザクションを自動的に追跡するためおよびセッション毎にもしくはセッション後にユーザの銀行口座にアクセスして支払いを許可するための機能がユーザプロファイルに提供され、これらのすべてをユーザが事前プログラムしかつ許可することができる。
【0046】
アプリケーション35の部分として図示されるほかの機能もしくはオプションは、最後のURLオプション41と、更新機能43と追加機能45とを含む。機能41により、ユーザは、最後に訪れたURLに即座にナビゲートすることができる。更新機能43は、内容および新しいアドレスのためにURLを更新する手段を提供する。追加機能により、ユーザは、追加のURLをリスト34に追加することができる。同様に、機能45はエントリを削除する手段を提供する。アカウントを追加するその他の方法は上述した。本発明の実施形態における独特の全パスワードポータルによっておよび全パスワードソフトウエアスイートによって提供されるサービスが、パスワードおよびユーザ名を必要とする宛先に限られないことに留意すべきである。多くの実施形態における全パスワードポータルおよびソフトウエアは、ブックマークの編集などを含む、ユーザのブックマークの全てを管理するためにも使用できる。この態様においては、ブックマークは索引づけられ、グループ化された、階層的な方法により通常は表される。
【0047】
ブックマークを追加し、獲得し、削除し、その他管理するために、全パスワードにより提供される編集機能がある。便宜上、本発明の多くの実施形態では、ブックマークをユーザの全パスワードサイトからダウンロードし、同一ユーザのローカルブラウザにロードすることが出来る。この方法において、ユーザのブックマーク集合における追加および改善は、全パスワードに行く必要なく用いられる。さらに、ブックマークは、一以上の全パスワードプラグインを用いて、ユーザのローカルPCから全パスワードサイト上のそのユーザのホームページにアップロードしてもよい。
【0048】
本明細書の教示があれば、当業者にとっては、本発明の様々な実施形態で提供される機能性が、入力性能において限定されうるインターネット可能装置に特に適用可能であることは明らかである。たとえば、WEB TVアプリケーションにおけるセットトップボックスは、IDやパスワードなどを入力するためのキーボードを伴わないこともよくある。本発明の実施において、キーボード入力は最小化されるかもしくは除去される。同じ論評が、多くのほかの種類のインターネット装置に当てはまる。
【0049】
本発明の好ましい実施形態では、加入者ユーザが一度全パスワードに入ると、すべてのナビゲーションについてポイントしてクリックする能力だけが必要とされる。キーボードやキーパッドがない装置などの限定された装置を用いて全パスワードサイトに入るためには、スマートカードや組み込みパスワード、もしくはなんらかのほかのタイプの認証が用いられる。
【0050】
当業者にとっては、アプリケーション33などの対話的アプリケーションが本発明の趣旨および範囲を逸脱せずにWEBページ以外の形式で提供されうることが明らかである。たとえば、アプリケーション33などのアプリケーションは、オフラインでセットアップおよび構成可能でありオンラインで動作するダウンロード可能なモジュールとして、もしくはプログラムとして提供されうる。
【0051】
図3は、図1のインターネットの全パスワードポータルとのユーザ対話を図示する流れ図である。本発明の一実施形態による、図示された以下のプロセスステップは、図1のポータル31などの本発明のインターネットポータルとの対話中に開始され呼び出されうる、例示的なユーザステップおよび自動化されたソフトウエアプロセスを図示することを意図する。ステップ53において、図1のインターネット装置17などの互換性のある装置を介してインターネットもしくは他の前述したパケット交換ネットワークにユーザが接続する。
【0052】
ステップ55では、一実施形態では単にユーザのISPのユーザ名及びパスワードでありうるユーザ名およびパスワードをユーザが入力する。他の実施形態では、ISPを通してインターネットにログオンした後に図1のポータルサーバ31などのインターネットポータルにアクセスするために第2のパスワードもしくはコードが必要とされる。ある場合には、ISPとの特別な構成を有しており、ISPを通したインターネットアクセスについても全パスワードについても一のパスワードがあるという可能性がある。ステップ57で、図2のページ32などの個人的WEBページがインターネットポータルサーバ31を介して表示される。最低限、個人化されたWEBページはすべてのユーザ構成URLを含み、他の可能性のなかからとりわけサーチ機能により高度化することもできる。
【0053】
ステップ58では、ユーザは最低でもそのユーザのブックマークされた宛先からURLをひとつ選び、ハイパーリンク技術として知られるとおり、トランスペアレントなURLが呼び出され、ユーザは通常のユーザ対話の目的でその宛先にナビゲートする。この行動において、全パスワードポータルソフトウエアは、もしそのユーザの宛先ページへのログオンが必要なら、トランスペアレントにログオンさせる。
【0054】
ステップ60では、図2の記載されたオプション37などのオプションをクリックすることにより、ユーザがサーチエンジンを呼び出す。ステップ62では、ユーザが図2のテキストフィールド51などの提供されたテキストフィールドにサーチパラメータを入力する。そのようなパラメータを入力した後、ユーザはボタン52などのボタンによりサーチを開始する。サーチエンジンはステップ64で情報を抽出する。そのような情報は、一オプションでは、サーチパラメータにより提供された記述に合うURLの形式でありうる。サーチされたURLのリストはステップ66における別個に生成されたページにおいて表示され、その後ユーザはどのURLにナビゲートするかを選択できる。オプションのサーチ機能においては、ユーザがサーチ基準を提供し、その基準についてなんらかのもしくはすべての可能な宛先をサーチすることができる。
【0055】
WEBページが表示可能な形式でキャッシュされる他の実施形態では、ステップ64で抽出された情報は、テキスト、絵、対話的コンテンツなど、いずれかの蓄積されたページに含まれるあらゆる情報を含むことができる。この場合、一つの表示された結果ページは、その結果に関連づけられたURLを含むサーチ結果への生成されたリンクを提供しうる。おそらくテキストもしくはグラフィックの結果をクリックすることにより、関連づけられたWEBページが、結果が強調表示されかつディスプレイウィンドウ内に表示された状態でそのユーザのために表示される。
【0056】
WEB要約のための高度化エージェント。
【0057】
本発明の他の態様によれば、発明者がギャザラ(gatherer)と呼んでいるソフトウエアエージェントが、ユーザ要求もしくは企業裁量に従ってURLについての情報を集め要約を返すよう構成されている。これは本発明の実施形態においては、発明者の提供する独特のスクリプトおよび言語解析方法によって達成され、そのサービスと関連づけられた人間の知識労働者が、加入者もしくは企業命令にしたがってそのようなギャザラに記述されたスクリプトを提供する。そのようなソフトウエアギャザラおよびその性能を以下の実施可能にする詳細で説明する。
【0058】
次に、図1を参照すると、この場合ISP15によって設営されるポータルサービスネットワークを示す例示的なアーキテクチャが示されている。この実施形態では、ポータルソフトウエア35はISPのロケーションに設定されたポータルサーバ31上で動作する。大容量記憶29はパスワード、ログイン名、などの加入者情報を格納するために用いられる。インターネットサーバ23、25、27は、インターネット装置17を動作させる加入者などのポータルサービスの加入者がひいきにする企業のWEBページを供給するよう構成されたサーバを表す。
【0059】
図2を参照して上述したポータルソフトウエア35の主な目的は、ハイパーリンクの形式で加入者のWEBサイトのすべてを列挙する対話的アプリケーションを提供することである。ユーザがその個人的リストからハイパーリンクを呼び出すと、ソフトウエア35は、加入者を対象の宛先にジャンプさせる間、加入者のための自動かつトランスペアレントなログイン機能を提供するために加入者の個人的情報を利用する。
【0060】
図2を再び参照すると、ユーザの入力したハイパーリンクおよび1組の対話的ツールを含む対話的リスト34が図1のポータルソフトウエア35によって加入者に表示される。リスト34と対話する加入者に利用可能なツールのひとつはエージェント(ソフトウエア)39である。エージェント39は、アカウント情報を獲得する、単純なトランザクションを実行する、近づいているイベントについてのユーザに要求された通知情報を返す、など一定のタスクを実行するようプログラムされうる。サーチ機能37および更新機能43は機能性の援助となるよう要求されるようにエージェント39に組み込まれうる。
【0061】
上述の開示において、エージェント39は、いくつかの実施形態において、ユーザ定義パラメータに従うアカウント要約、注文追跡情報、および一定のほかの情報など、ユーザの加入するWEBページに含まれる一定の要約情報を探しかつ返すことができることが記述される。この機能が、定期的なスケジュールにもとづきもしくはオンデマンドで動作するようユーザによってプログラムされうる。
【0062】
以下の開示では、エージェント39の高度化が提供される。以下の詳細で記述されるような高度化は、ポータルソフトウエア35(図1および2)のエージェント39に組み込むことができ、ポータルソフトウエア35と一緒に動作する別個のエージェントもしくはギャザラとして供給することもでき、もしくは、いくつかの実施形態において、ポータルソフトウエア35とは別個のスタンドアロンサービスとして供給することができる。
【0063】
図4は、本発明の一実施形態に従い、要約ソフトウエアエージェント67およびその様々な機能および層を図示するブロック図である。以降ギャザラ67と呼ぶ要約エージェント67はネットワークサーバ上で動作するよう構成されたプログラム可能な対話式ソフトウエアアプリケーションである。ギャザラ67は、一実施形態において図1のポータルソフトウエア35に組み込むことができ、エージェント39(図2)とは別個のソフトウエアモジュールの形式で提供されうる。他の実施形態では、ギャザラ67は前述のエージェントの機能高度化としてエージェント39の一部分たりうる。さらに別の実施形態では、ギャザラ67は、上述のポータルサービスとは別個のサービスによって制御される親のもしくはクライアント側のアプリケーションとして提供されうる。
【0064】
この例示的実施形態では、ギャザラ67は、高度な機能を提供するため様々な組み込みのサブモジュールとインターフェースモジュールとを有する多機能ソフトウエアアプリケーションである。ギャザラ67は、クライアント(ユーザ)およびサービスに関連づけられた知識労働者もしくは複数の労働者の双方からの命令入力を可能とするよう構成されたクライアント/サービスインターフェース層69を有する。ブラウザインターフェース77は、層69で提供され、クライアントのPCもしくは他のインターネットもしくはネットワーク装置で動作しているブラウザからアプリケーション67へのアクセスを提供するよう構成される。インターフェース77は、ユーザが要約要求をギャザラ67に入力しかつ要約結果を受取ることができるようにするため、(示されない)ユーザブラウザアプリケーションとの双方向通信を容易にする。インターフェース77は、従来技術において知られうるようなすべての既存のネットワーク通信プロトコルをサポートし、将来のプロトコルもサポートするように構成されうる。
【0065】
層69は、WEBサイトからデータをみつけて引き出すためギャザラ67によって必要とされるサイト論理を含む命令スクリプトを作成し供給することを、人間の知識労働者に可能にするよう構成される、独特の入力スクリプトモジュール79をも含む。この場合、ギャザラ67は図1のサーバ31などのネットワークサーバ上で実行し動作する。しかしながら、これは本発明を実施するために必要とされるわけではない。
【0066】
この例では、ギャザラ67が図1のサーバ31で動作しているポータルソフトウエアスイート35の部分であると想定する。ギャザラ67はいつくかの専用エージェントとしてもしくは一の多機能エージェントとして、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく供給されうる。たとえば、一のギャザラ67は単一のユーザ要求を実行するようスクリプトをかかれかつプログラムされ、追加のギャザラ67が追加のユーザ要求を実行するために呼び出されうる。代替形態では、一のギャザラ67が専用かつ各個人ユーザに割り当てられ、ユーザからの全ての要求を処理するよう構成される。
【0067】
インターフェース層69はクライアントおよび知識労働者からの情報の交換を促進する。適切なプラグインを伴うWEBブラウザを動作させるクライアントは、ギャザラ67と通信しかつ対話することを可能とされる。たとえば、ユーザは、apartment.com(ユーザが登録したWEBサイトのひとつ)から、所与のエリア(ユーザによって定義される)に位置する一月あたり1000ドル以下のすべての賃貸アパートの値づけの要約を返す要求を入力することができる。この述べたばかり要求は、定期的要求もしくは一度だけの(オンデマンドの)要求に分類される。通信された要求はサービスアクションを開始し、ここでは、そのサービスに関連づけられた知識労働者がギャザラ67をセットアップしてその機能を実行するためにモジュール79を使う。モジュール79は通常知識労働者によって操作されるネットワーク接続されたPCから実行される。
【0068】
本発明の一実施形態によれば、モジュール79によって容易化される独特なスクリプト方法が提供され、これにより、ギャザラ67はユーザによって要求された目的情報を獲得することができる。例えば、上述のWEBサイトapartment.comの例は、サイトを作成しその情報を提示するために使われる特定のHTML(ハイパーテキストマークアップ言語)論理を有する。そのようなサイト論理は異なる実体によって設営される異なるサイトの大部分にとって比較的標準のフェア(fare)である。この知識を用いて、知識労働者はギャザラ67が従うサイトに特定のスクリプトもしくはテンプレートを作成する。そのようなテンプレートは、たとえば、apartment.comで使用される適切なフィールドの記述および位置を含む。アパートメントの記述、ロケーション、敷金情報、賃貸情報、代理人連絡情報、および他の関連フィールドが、モジュール79で作成されたテンプレート上の位置およびラベル記述の条件に、マッチする。完成されたテンプレートは、おそらくは図1のリポジトリ29などの記憶設備に含まれるデータベースに格納される。そのようなテンプレートは再利用することができ、新しいデータにより更新(編集)することができる。
【0069】
一実施形態では、一のスクリプトが複数のWEBページのためのサイト論理を含み、特殊なナビゲーション命令のための命令およびパスワードもしくはログイン情報がそこに含まれることがあり、一度に一サイトのように順番に実行される。知識労働者もしくは複数の労働者がオブジェクト結合および埋め込み(OLE)などによる自動的な制御を介してスクリプト作成のほとんどを実行することが可能であり、スクリプト作成のわずかの部分が適切なコンピュータ言語(その多くが従来技術により知られている)を使って手動で行われうることに留意することは重要である。
【0070】
ギャザラ67はまた、内部の情報収集およびパラメータ構成のために適合されたプロセス層71をもつ。オプションのポータルサーバインターフェース81が提供され、これにより、ギャザラ67が、ユーザのハイパーリンクリストに更新情報を提供することおよびまた必要に応じてポータルサーバ31からデータを得ることをできるようにする。たとえば、要求されるハイパーリンクは、ナビゲーションの目的で、ユーザのホームページからスクリプトテンプレートへミラーすることができる。ギャザラ67がスタンドアロンサービスの部分である一実施形態では、ユーザログイン情報を提供するための規約が、要求がなされたときにクライアント側に供給されうる。たとえば、暗号化されたパスワードをクライアントのプラグインによって供給することができ、ギャザラ67は自動ログインが実行されるときにユーザのその暗号化キーを一時的に借りることができる。
【0071】
装置構成モジュール83が提供され、これによりユーザは、サービスと通信しかつ要約情報をうけとるためのインターネット装置を定義および構成することができるようになる。そのような装置には、パームトップPC、ラップトップPC、携帯電話、WEB TVなどが含まれるが、これらには限られない。通常、ユーザにはそのデスクトップPCのブラウザウィンドウに表示するネットワークサーバからの構成WEBページが提示される。そのページは、装置パラメータおよび通信プロトコルタイプをモジュール83に通信するインターフェースを含む。このようにして、ユーザは、要約情報の受取りのために好ましい装置を構成することができる。そのような装置に固有の装置パラメータおよび通信プロトコルは、サイトテンプレートのスクリプト作成に組み込まれ、WEB要約送達のための命令として使用される。
【0072】
ナビゲーション層73が提供され、外部のサイトナビゲーションおよびギャザラ67のためのデータ収集の機能を実行するよう構成される。この目的のため、通信インターフェース/ブラウザ制御モジュール85が提供され、WEBデータを含むWEBサイトにアクセスするためのWEBブラウザとして機能するよう構成される。制御85は知識労働者によって作成された、スクリプト作成されたテンプレートからその命令を受取る。
【0073】
解析エンジン87が提供され、スクリプト作成モジュール79を介して作成されたテンプレートに応じて個々のWEBサイトを解析(parse)するよう構成される。解析エンジン87は、Pearlエンジン、IEHTMLエンジンもしくは他のもの、もしくは既知の解析エンジンの組み合わせであってよい。(示されない)テンプレートは、制御85および解析エンジン87に望ましいデータにアクセスするためにどこへ行くべきかおよび宛先サイトでどのフィールドを探すべきかを教える。データフィールドが位置決めされると、解析エンジン87は適切なフィールドに現在のデータを収集し、データ変換、圧縮、格納などのさらなる処理のためにサービスへそのデータを返す。
【0074】
WEBサイトはサイトをセットアップするときに整合した論理を用いるツールを用いるので、この論理を要約サービスが、制御83および解析エンジン87を指令するために使うことができる。発明者は、本明細書において、amazon(登録商標).comにナビゲートしかつそこからのデータを装飾するための例示的なスクリプト論理を提供する。ハイパーリンクおよび/またはナビゲーションに必要とされる実際のURLは示されないが、テンプレートスクリプトに含まれているものと想定しうる。この例では、会社名Yodlee(発明者が知っている)がオブジェクトホルダおよびオブジェクトコンテナの名前をつけるためにスクリプトで用いられるが、これはこの場合ActiveX(登録商標)規約である。他の実施形態では、JAVA(登録商標)スクリプトもしくは他のオブジェクトリンクコントロールが用いられうる。スクリプト作成されたテンプレート論理の例は以下のとおりである。
【0075】
上の例は、制御85およびパーザ87にAmazon(商標登録).comにナビゲートしてそこからデータを獲得、特にユーザの現在の注文状態を反映するデータを獲得するよう命令するスクリプトである。スクリプトはまた、どのようなサイトからも、どのようなタイプの利用可能なテキスト情報をも事実上得るよう書くことができる。たとえば、ユーザは、ニューヨークタイムスのヘッドライン、出来高トップ10の株銘柄、サンフランシスコからニューヨークまでのフライトの比較リストなどを得る事を望むかもしれない。ある実施形態では、一のテンプレートにつき多くのスクリプトが存在する煩雑さを減らす目的で、メタデータを実際のスクリプト言語に関連づけることができ、それに代えて用いることができる。
【0076】
データ処理層75が提供され、返されたデータを格納、処理し、企業ルールおよびクライアント指示にしたがってユーザに提示するよう構成される。データベースインターフェースモジュール89が提供され、ギャザラ67が図1のレポジトリ29などの大容量記憶へアクセスして要約データ、テンプレート、表示指示などを格納し検索できるように構成される。ギャザラエージェント67は、プロファイル情報、ユーザアカウントおよびURL情報、格納サイト論理など、のデータにインターフェース89を通じてアクセスすることもできる。WEBからスキャンされたデータはレポジトリ29などのデータベースもしくは他の接続された格納装置に標準フォーマットで格納される。もちろん、すべての格納されたデータはそれを要求した個人もしくは企業裁量に従ってそのデータを利用可能とされた者に関連づけられる。
【0077】
要約ページモジュール91が提供され、ユーザにWEB要約ページを構成して提供するようにされる。いくつかの実施形態においてモジュール91は、WEB要約をユーザに即座に出力することができ、もしくは、モジュール91はそのような要約ページをユーザがプル手法によりアクセスできるよう格納することができ、この場合には、要約ページが利用可能になったことを注意する通知がユーザに送られてもよい。要約モジュール91は、WEBページ表示のためにデータをHTMLフォーマットにフォーマットすることができるHTMレンダラを含む。このようにして、電子メールメッセージなどがHTMLテキストとしてユーザの要約ページに提示されうる。さらに、いずれかのサイトからのいずれの要約データもそのサイトへの埋め込まれたハイパーリンクを含むことができる。このようにして、HTMLで電子メールテキストを見るユーザは、それをクリックして適当な電子メールプログラムを起動することができる。他のサイトも、デフォルトで、その要約ページを介してリンクされる。
【0078】
多くのユーザが上述のようにWEBページを通じて要約データにアクセスするが、これは本発明を実施するために必要というわけではない。いつくかの実施形態では、ユーザは、パームトップもしくおそらく携帯電話などのインターネット可能ないろんな装置のうちのひとつに、要約情報をフォーマットして送達することを望む。この目的のために、レンダラは、代替装置に固有の多くのフォーマットに要約データをフォーマットして提示する能力を備えている。異なる既知のフォーマットの例としては、XML、平文テキスト、VoxML、HDML、音声、動画などがあるが、これに限られない。
【0079】
本発明の好ましい実施形態では、ギャザラ67は、企業ルール、クライアントの指示、もしくはその組み合わせに従って動作しうるように柔軟である。たとえば、ユーザが、ユーザ/加入したWEBページについての要約データの要求が定期的に実行されかつHTML文書の形式で提示されるよう要求する場合、ギャザラ67は、自動的に、必要な内部情報およびユーザが提供した情報にアクセスし、分析して指令を形成する。スクリプトモジュール79を用いて、知識労働者は、サイト論理、ユーザ入力、既知情報に従って、「どこに行き」何を得る」べきかの情報を含むテンプレートを(もしそのサイトについてひとつも作成されていなければ)提供する。
【0080】
代替実施形態では、もしユーザが、おそらく現在の利子率および抵当ローンサイトの再融資コストなどのサイトのひとつに関するデータについての要約を要求する場合、サービスは、自分自身の裁量で、比較のために代替的な抵当ローンサイトからの求められていない追加の要約を提供する。このタイプの要約は、ユーザのプロファイル情報に基づいてユーザの地位を高めるためにデザインされてもよい。この場合、最近の利子率、株の出来高、車の値段、航空チケットの割引などについての更新されたデータが比較の目的でサービスによって格納される。ユーザにとっての利益の点からユーザの要約要求が同等以上である場合にそのような要約データを含めても良い。
【0081】
多くの場合、WEBサイトがそのサイト論理パラメータを変更しない限り作成されたテンプレートは再利用することができ、変更の場合には、新しい論理がアクセスされなければならず、あらゆる既存のテンプレートは更新されなければならず、もしくは新しいテンプレートがそのサイトのために作成されてもよい。テンプレートは、知識労働者によってサイトから得られかつ格納されたサイトに特定のスクリプトを含む。一実施形態では、WEBページを設営する会社は、自動的にそのサイト論理およびなんらかの論理の更新をサービスに提供するが、これは、そのサービスとWEB設営会社との間の合意によるものである。
【0082】
代替実施形態では、ギャザラ67はユーザPCにインストールされたクライアントアプリケーションとして実現されてもよい。この実施形態では、ユーザはログインもしくはパスワードコードを供給するよう要求されることはない。要約スクリプトがクライアントソフトウエアに送られることができ、テンプレートは、暗号化されユーザマシンにローカルに格納されたログインおよびパスワード情報を用いて適切なスクリプトにより自動的に生成される。
【0083】
WEB要約情報を提供することに加えて、ギャザラ67は、新しいサイトに自動登録などを提供しかつ既存サイトの古い登録情報を更新するためにも使用しうる。たとえば、もし、ユーザが新しいサイトに加入して登録することを望む場合、ユーザの関連情報が変更になっていない限りサイトの識別のみがユーザから要求される。もし新しいパスワードなどが必要とされるなら、ギャザラ67は、制御モジュール73を通じてユーザによって提供された代替コードのリストからログインもしくはパスワードコードを与えることができる。他の実施形態では、豊富なパスワードオプションを含む(図示されない)データベースが、異なるパスワードを一つがサイトによって受理されるまで試す目的で、ギャザラ67によってアクセスされうる。一度パスワードもしくはログインコードが受理されると、それがユーザに送られ、ユーザのパスワードリストおよびネットワークレベルで格納される。
【0084】
当業者には、ギャザラ67などのソフトウエアアプリケーションがデータネットワークにおいて接続された多くの別個のロケーションで実施しうることが明らかである。例えば複数のギャザラアプリケーションを、一以上の大容量記憶に結合された多くの別個のサーバに分散することができる。クライアントアプリケーションは、サービスに通信するためのWEBブラウザプラグインを含むが、これに限らない。プラグインの拡張はプロキシサーバにも許可されうるため、自動ログインおよびデータアクセスはやはりユーザにとってトランスペアレントに実行されうる。
【0085】
別の実施形態では、ギャザラ67との通信を可能にするプラグインが提供され、他のネットワーク装置で動作するように構成され、そのような装置が要求を開始しかつデスクトップコンピュータの必要なしに応答を得ることができるようにする。
【0086】
多くの実施形態において、デスクトップPCを動作させるユーザはその加入WEBサイトのいくつかもしくは全部に関連する一時のもしくは定期的な要約を注文する。例示的な要求/応答の対話の論理的な流れを以下に示す。
【0087】
図5は、ユーザ定義モードで動作している図4のソフトウエアエージェーントによって実行される例示的な要約プロセスを示す論理流れ図である。ステップ93で、ユーザは要約の新しい要求を開始する(要約注文)。説明のため、ステップ93の要求がテンプレートが作成されていないサイトを含むものとする。ステップ95で、要求が受信され分析される。知識労働者がこのステップを実施することもありうる。新しい要求はユーザのポータルホームページに提出され、ギャザラ67に直接送られるか、もしくは電子メールもしくは他の媒体によりサービスに通信されることもある。
【0088】
ステップ97において、知識労働者は、要求URLに関連する具体的なサイト論理にアクセスする。例えば、もし要求が複数のURLを含む場合、これらのURLのためのすべてのサイト論理がアクセスされる。サイト論理は、具体的なURLへのユーザの登録の際に得られているかもしくは登録の少し後にWEBサイトホストによって送信された場合には、図1のレポジトリ29などのレポジトリで利用可能となりうる。もしそれが全く新しいURLである場合、論理はサイトから獲得されなければならない。しかしながら多くの場合、論理は、共通のURLにアクセスする複数のユーザによって知られている。したがって、論理/ユーザの関連づけデータベースにおける相互結合が、ある特定のユーザにとっては新しく他のユーザにとっては新しくないサイトの論理にアクセスするために実行されうる。
【0089】
ステップ99で、知識労働者は、スクリプトモジュール79(図4)によってすべてのサイト論理、URL,ログインおよびパスワード情報、および他のユーザ要求情報を含むテンプレートを作成する。前述のとおり、同一の要求に対してテンプレートは再利用されうる。多くの場合、スクリプト作成はほとんど自動化され、知識労働者によって最小の手作業入力が実行される。多くの場合、既存のテンプレートが新しい要求に正確にマッチし、再利用されうる。その場合、ステップ97、99、および101は必要とされない。
【0090】
ステップ101で、テンプレートが格納され、要求したユーザと関連づけられる。格納されたテンプレートは、今度は、要約収集を実行するためにスケジュールされた時間に検索される。ステップ103で、図4のモジュール85などのブラウザコントロールが、要約データを集める目的で格納されたテンプレートにアクセスし、指定されたURLにナビゲートするために作動される。もし、時刻機能がステップ101で格納されたテンプレートに属する場合、そのテンプレートは自ら実行し、ブラウザ機能を呼び起こす。他の実施形態では、知識労働者がテンプレートを次のタスクに備えさせるためブラウザ制御に通知する。いつくかの実施形態では、複数の制御が、前述のように一のテンプレートにより用いられうる。
【0091】
ステップ105で、必要であれば、自動ログインが実行され、各指定されたURLへのアクセスをえる。ステップ107で、指定されたWEBページがナビゲートされ、そのページが、テンプレートの論理にしたがって要求されたデータを求めて解析される。解析すべきWEBページが複数ある場合、ページの数だけこのステップが繰り返される。IE(登録商標)パーザやPearl(登録商標)パーザのように、このプロセスのために種々のパージングエンジンが用いられうる。要求されたデータのみがステップ107で保管される。
【0092】
要求は、即座の返却を要求するオンデマンド要求であってもよく、データが提出されるスケジュールされた要求であってもよい。ステップ109ではそのような論理が確認される。もしデータが定期的なスケージュールに従って提示されるべきときは、ステップ107で解析された要約データはステップ111で後の使用のために格納される。ステップ113では、要約データがすでにフォーマットされていない場合にはHTMLとしてレンダリングされ、ステップ115で要約WEBページの形式で表示される。要約ページは(入手する)ユーザにとって便利な時間にそのユーザによってアクセスされるために提出されてもよく、もしくは、WEBページとしてそのユーザにプッシュしてユーザのPCに自動的に表示するようにしてもよい。要約ページの利用可能性の通知が、注文の完了をユーザに注意するためにユーザに送られても良い。
【0093】
もし、要約データが一度きりのオンデマンド要求からであり、ユーザによって即座に要求されるとき、ネットワーク装置および(ユーザによって構成された)データ送達方法が確認され、ステップ117でデータが送達および表示に適したフォーマットでレンダリングされる。ステップ119で要約データが、ユーザが指定した装置へのプロトコルに従って送達される。ステップ121で、ユーザは適切なフォーマットの要求情報を受取る。
【0094】
この例において図示されたよりも多いもしくは少ない論理ステップ並びに追加のサブステップが存在しうることは、当業者には明らかである。例えば、ステップ105は、他の実施形態ではユーザから暗号化キーを得ることなどのサブステップを含むかもしれない。また別の実施形態において、同じリクエストデータのある他の部分が別のフォーマットでレンダリングされ、代替的な方法を介して送達される間に、リクエストの一部は、ステップ113と同様にHTMLとしてレンダリングされるかもしれない。多くの可能性がある。
【0095】
本発明の方法及び装置は、要約をユーザ入力なしにユーザに提示するために使われうる。このようなプロセス論理を、以下で詳述する。
【0096】
図6は、ユーザ入力が最少かもしくはなしのユーザに依存しないスマートモードにおける、図4のソフトウェアエージェントによって行われる例示的な要約プロセスを示す論理フローチャートである。ステップ117において、企業により開始された要約プロセスが始まる。この場合、企業は、ユーザがよりよい取引を見つけるのを補助することができ、もしくはおそらくユーザによってまだ加入されていない代替ページからの要約およびそのページへのリンクを個人に提示することができる。
【0097】
ステップ119において、ユーザ情報及びパラメータを含むデータベースがアクセスされかつレビューされる。ユーザに特有の一定の情報が、企業に後援された要約レポートを開始するために必要とされる可能性がある。ステップ121で、知識労働者は、要約のために、指定されたターゲットサイトまたは複数サイトに特有のサイト論理にアクセスする。ステップ123において、知識労働者は、もし必要ならば、現存するユーザテンプレートを修正するか新しいものを作成する。ステップ125で、テンプレートは、リポジトリ29などのリポジトリに格納されかつユーザと関連づけられる。
【0098】
図5において示されたように、テンプレートは、時間調整された機能に応じて自ら実行し、制御85(図4)などのブラウザ制御を呼び出すか、または、タスク通知の結果として制御85によりアクセスされる。ステップ127において、ブラウザ制御は、ナビゲーションを始める。選択されたサイトへのアクセスを得る為、ステップ129において、必要ならばオートログインが行われる。WEBページがユーザにとって新しくユーザがそのWEBサイトについて登録を有しないならば、合意または他の申し合わせを通じて、サービスは、そのようなサイトへのアクセスを提供されうる。たとえば、顧客が提示された要約情報を好むならば新しい顧客を得る、という可能性をWEBサイトの設営者が実現する場合に、そのような合意がなされうる。多くの他の状況において、パスワード及びログイン情報は、クライアントにとって個人的でない一般的な情報を獲得するのには、必要とされない。
【0099】
ステップ131において、全てのサイトが、要約データをもとめて解析され、かつステップ133で標準的な方法で格納される。ステップ135で、データは、要約ページのプレゼンテーションのためHTMLとしてコンパイルされかつレンダリングされる。ステップ137において、データの全てを含むWEB要約が、ユーザに利用可能にされ、かつユーザはWEB要約の存在を通知される。
【0100】
ユーザによって要求されなかった一定の情報を提供することは、WEB上の現在のビジネスのユーザの組織を高めることを助けるかもしれない。更に、要求されないWEB要約が、ユーザのプロファイルにおける現在のオプションより良い機会を提供するかもしれない。もちろん、このようにユーザを支援することは、企業(サービス)がユーザのリスト上の様々なWEBサイトを伴うユーザプロファイル、現存するアカウント及びサービス情報にアクセスすることを必要とするであろう。ユーザは、ユーザの個人情報の使用を許さないかもしれず、この場合には、それが比較モードではなく厳格に提案モードで実行されない限り、企業が開始する要約は実行されない。
【0101】
本方法及び装置は、また、言語及びプラットフォームから独立した方法で実施することができ、様々なスケーラブルなサーバアーキテクチャ上で実現できる。
【0102】
(アクティブブックマーク)
本発明の一態様によれば、ユーザの選択したブックマークを管理する、斬新な、ネット−ワークベースの方法が提供される。発明者により名づけられたアクティブブックマークは、WEBブラウズ中にURLを選択することとそれらをワールドワイドウエブ(WorldWideWeb)上で管理される嗜好リストに加えることとを含む。管理システムの一部は、加入ユーザに定期的にウェブ要約を提供することを含む。その様々な態様を含む本発明を、以下の実施可能にする詳細で説明する。
【0103】
図7は、本発明の実施形態に従ったブックマーク管理およびWEB要約システム140の機能を示すブロック図である。システム140は、インターネットバックボーン139、サービスドメイン141及び例示的なユーザドメイン143を含む。インターネットバックボーン139は、サブネットワークを含んで、全体としてインターネットを作り上げる全ての回線及び接続ポイントを表す。インターネットバックボーン139に接続されているように図示される装置は、全体としてインターネットネットワークの中で結合される装置である仮定しうる。この意味で、本発明の範囲には地理的制限はない。
【0104】
点線の長方形の中に図示されるサービスドメイン141は、本明細書の相互参照セクションに列挙された特許出願第09/323598号及び特許出願第09/208740に記載されたインターネットポータルサービスを表す。サービスドメイン141は、インターネットポータルサービス及びウェブ要約サービスを、典型的にはポータルサービスの加入者であるユーザに提供する。この例において、ドメイン141は、インターネット、より詳細にはバックボーン139に設営される。別の実施形態においては、ドメイン141は、上述の図1のISP15に類似したISP中に存在してもよい。
【0105】
サービスドメイン141の中には、図示された2つのサーバ、サーバ145及び147がある。サーバ145は、相互参照セクションの下で列挙された相互参照特許出願において示されるように、加入ユーザにポータルサービスを提供するよう構成されるポータルサーバ(PS)である。サーバ147は、加入ユーザに対するプロキシブラウズおよびデータ収集のためのナビゲーションサーバ(NS)として構成される。PS145もNS147も、インターネットバックボーン139に接続される。本発明の1つの実施形態において、サーバ145と、147の両方の機能が、1つの更に強力なサーバの中で提供されてもよい。発明者は、説明目的のみのため、機能を分離することを選ぶ。この例において、サーバ145及び147は、さらに専用データリンク148により接続される。データリンク148は、2つの間にインターネット接続によって利用可能でありうるよりも早い2つのサーバ間の通信を可能にするように構成される。別の実施形態では、サーバ145及びサーバ147が、インターネットバックボーン139を介して相互に通信することができる。
【0106】
バックボーン139に同じく接続されるものとして、ウェブサーバ(WS)151a−nがある。従来技術において知られているように、ウェブサーバ151a−nは、インターネットファイルサーバとして構成される。例えば、ウェブサーバ151aはニュースサーバであるかもしれず、ウェブサーバ151bはスポーツサーバであるかもしれず、そして、ウェブサーバ151nは娯楽サーバであるかもしれない。サーバ151a−nは、ウェブページとして従来技術において同じく知られている電子情報ページをインターネットナビゲーション中にウェブページとつながっているユーザに提供する。各ウェブページは、自体と関連するユニバーサルリソースロケータ(URL)を持ち、それは、WEBサーバ151a−nのうちのいずれかの中のページのアドレスされる位置を識別する。
【0107】
本明細書で、要素番号143のラベルのついた破線の長方形内に図示されるユーザドメインは、ドメイン141によって提供されるポータルサービスに加入しているユーザを表す。インターネット接続ライン150を介してインターネット139をブラウズするために、以下ユーザ143と称されるユーザドメイン143は、インターネットブラウザアプリケーション(IBA)151を実行するPC149を操作する。インターネット接続150は、ダイヤルアップ接続、無線接続、または、他の既知のインターネット接続であってよい。インターネットサービスプロバイダ(ISP)は、この例においては図示されないが、存在するものと仮定しうる。PC149は、インターネットナビゲーションが可能であるあらゆるタイプのインターネット装置でありうる。
【0108】
収集ソフトウェア(GS)157のインスタンスが、ナビゲーションサーバ147上で実行のために提供される。ソフトウェア157は、各URLから要約情報を獲得し、かつ、そのような情報をPC149を操作するユーザに電子表示形式で提示しうるHTML文書の形式で提供するために、サーバ145に格納されたURLリストに存在する各URLにナビゲートするよう構成される。この機能は、相互参照セクションの下で列挙された特許出願第09/323598号において一般的に説明される。
【0109】
本発明の一実施形態において、発明者は、IBA151へのプラグインとしてここに図示する、アクティブブラウザソフトウエア(ABS)153と称する斬新なアプリケーションを提供する。ABS153は、クライアント側ブックマークソフトウエアとして構成される。従来技術アプリケーションに対する高度化は、選択されたURLをインターネット接続150を介してネットワークベース管理のためにポータルサーバ145に送る能力を含む。ABS153は、好ましい実施形態においてはJAVA(登録商標)ベースのアプリケーションである。しかしながら、他の既知のプログラミング言語が、ABS153を実行するために使われてもよい。ABS153は、スタンドアロンのブックマークアプリケーションでもよく、または、大部分のウェブブラウザアプリケーションにおいて供給される標準のブックマークアプリケーションに組み込まれてもよい。
【0110】
ソフトウェアコンポーネント155としてここに図示されるサーバ側ソフトウェアコンポーネントは、PS145で実行するために提供される。ソフトウェア155は、ユーザ143によるURLの通常のインターネットナビゲーション及び選択の間に、インターネット接続150を介してABS153から受け取るURLを管理するよう適合される。ソフトウェア155がGS157と統合され、定期的な間隔で、ナビゲーションコマンドが、代理ナビゲーションとソフトウェア155によって可能にされたURLリストに保持された各URLに関連づけられたウェブページからのデータ収集のために、GS157に送られる。列挙したURLは、しばしば当技術分野でショートカットと称される、リンクに関連づけられかつリンクによって識別されるWEBページへのリンクである。
【0111】
本発明の実施において、PC149を操作するユーザ143は、インターネット接続ライン150によってポータルサーバ145と接続し、インターネットのブラウズを始める。ウェブサーバ151a−nは、以前に示したように、PC149を操作するユーザ143によってアクセスされるウェブページを含むサーバを表す。ウェブページがアクセスされ、IBA151において提示されるとき、ユーザは、ウェブページと関連づけられたURLを獲得するためにABS153を呼び出すかもしれない。1度URLが獲得されると、URLは接続ライン150を介して自動的にポータルサーバ145に送信され、ソフトウエア155によって管理されるURLリストに加えられる。ユーザによって決定される定期的な間隔で、ソフトウェア155は、データリンク148を介してNS147のGS157に送られるナビゲーションコマンドを生成する。
【0112】
GS157は、ソフトウェア155において列挙される各URLに関連づけられたウエブページの全てもしくは一部にナビゲートすることができる。要約データは、ソフトウェア155によって列挙されるURLと関連づけられた各々のウェブページに対するあらゆる新しい更新を含む。この例において、自動ログイン及び第2のレベルのデータサーチサービスは実施されない。これらのサービスは、特許出願第09/323598号において示されるように、特定データ要約の検索のために事前構成されたURLに関して実行される。
【0113】
この例においては、一度望ましいWEBページがポータルサーバ145に格納されるURLリストへの追加のためにIBA151において提示されると、サーバ151a−nを経由する通常のインターネットナビゲーション過程において、ユーザ143は望ましいウエブページを選択するものと仮定する。ユーザが加えるために選択するであろうウェブページの特定のクラスは、ログインもしくはパスワードが必要とされないウェブページである。ユーザ143がURLを選択しURLがPS145のリストに入れられた後で、これらのURLと関連づけられたウェブページは自動的にブラウズされ、ユーザによって決定される定期的な間隔でGS157によってデータを求めて解析される。例えば、もしWS151aが、ニュースページであるウェブページを含むならば、ユーザ143のために最近のヘッドラインの定期的な更新が提供されうる。ABS153及びソフトウェア155に関する更なる詳細は以下で提供される。
【0114】
図8は、本発明の実施形態に従った、ABS153及びソフトウェア155の構成要素及び機能を示すブロック図である。上の図7において示されたように、ABS153は、図7のIBA151に類似したインターネットブラウザアプリケーションの中にあるよう適合したクライアントアプリケーションである。ソフトウエア155が、ABS153によってソフトウエア155に送信されたブックマークをネットワーク管理するためのサーバ側アプリケーションであるということも上の図7で説明した。この分割は、分割する両矢印によって示され、サーバ側は矢の上、クライアント側は矢の下である。従って、当業者には、本発明の目的を達成するために両方のアプリケーションが協働することは明らかであるが、その目的は、URLを管理することと、最終的にユーザへの提供のために、列挙したURLに関連づけられたウエブページに定期的にナビゲーションしかつそこから要約データを手に入れることである。
【0115】
今度は図8を参照すると、サーバアプリケーション155は、サーバアプリケーション155中に提供され、かつ、クライアントアプリケーション153中で提供される同様の通信モジュール171との通信用に適合された通信モジュール159を持っている。アプリケーション155の中のモジュール159と、アプリケーション153の中のモジュール171との間の双方向データ通信能力が、2つのモジュールをつなぐ2つの腕木付き矢印で表される。
【0116】
URL獲得モジュール167がクライアントアプリケーション153中に提供され、通常のインターネットナビゲーションの間に訪れたあらゆるウェブページを提示する間に、URL情報を獲得するよう構成されている。クライアントアプリケーション153が標準的ブックマークの利用とは独立のアプリケーションである実施形態においては、モジュール167の呼び出しにより、獲得されたURLが、クライアントアプリケーション153の通信モジュール171およびサーバアプリケーションの通信モジュール159を通してサーバアプリケーション155に自動的に送信される。
【0117】
代替実施形態においては、モジュール167の呼出しによって、獲得されたURLは、サーバアプリケーション155へ、そして、クライアントロケーションに格納されるブックマークリストへ送られる。嗜好モジュールへのリンク169がクライアントアプリケーション153の中に提供され、実施形態に応じてサーバ側、クライアント側、もしくはその両方に格納されている列挙されたブックマークを、ユーザの呼び出しの際に表示するよう構成される。アプリケーション153が標準的ブックマークの利用に統合された実施形態においては、選択されたURLがサーバアプリケーション155およびクライアントマシン上の内部キャッシュにもしくはそのいずれかに送られるかをユーザが決定できるようにするモジュール167に関連づけられた(図示しない)オプションが存在しうる。このように、統合された利用が提供されてもよく、これはクライアント側ブックマークならびにネットワークベースのブックマーク及び要約収集を提示しうる。
【0118】
嗜好リスト161がサーバアプリケーション155の中に提供され、クライアントアプリケーション153を操作するユーザによって送られたURLを格納するように構成される。リスト161に含まれるURLのいくらかもしくは全てが、アプリケーション153を操作するユーザのために行われる定期的な代理ナビゲーション及びデータ収集の対象となりうる。モジュール169を呼出すと、リスト161に含まれるURLの全てを見ることができる。1つの実施形態においては、(示されない)手段が提供され、ユーザが手動でリスト161からURLを削除したり手動でURLをリスト161に追加したりすることを可能にする。多くの可能性がある。
【0119】
要約検索モジュール173がアプリケーション153の中で提供され、ユーザが、リスト161に格納されたURLに関連づけられた最後の要約データを検索することを可能にする。モジュール173を呼び出すことによって、ユーザは、リスト161に格納されたすべてのURLを列挙するウェブページ(リスト161、及び、それらの関連する要約に格納されるURLの全てをリストする)の形式のHTML文書、およびそれらに関連する要約を受け取ることができる。ウェブ要約モジュール165へのリンクがサーバアプリケーション155の中に提供され、URLおよびリスト161と関連づけられた全ての要約が、モジュール173の呼出しに際してユーザに提示されることを可能にする。1つの実施形態においては、モジュール173を呼び出すユーザは、最初にリスト161に保持されるURLのHTML表示を受取ることができ、そのURLの一部分を選択すると、選択されたURLに関連する要約のみが表示されるようにすることができる。
【0120】
ナビゲーションコマンドモジュール163がサーバアプリケーション155の中に提供され、NSで示された二重の矢印で図示したように、図1のナビゲーションサーバ147と通信するように適合される。定期的な間隔で、モジュール163は、図7のNS147内のGS157からナビゲーションサービスを要求する。GS157は、モジュール163からのリクエストを許可すると、リクエストに含まれるURLの全てを獲得し、各URLにナビゲートし、各URLと関連づけられた最近のデータを獲得する。多くの場合、ウェブページは、既にHTMLフォーマットにおいて提示された要約情報を持っている。これらの場合においては、要約は必要とされない。データは、単にドメイン141に逆転送され、加入ユーザのために格納される。多くの場合、ウェブページからの詳細な情報はユーザへの提示の前に要約される。
【0121】
アプリケーション155及び153が、本発明の精神及び範囲から逸脱することなくこの例で示されるモジュールを多かれ少かれ含み得ることは当業者には明らかである。例えば、ユーザがURLを分類し、組織化することを可能にして、URLがリスト161内並びにユーザのインターネット装置の特定カテゴリに格納されるようにするモジュールをアプリケーション153に追加することもできる。更に、ユーザがリスト1651に列挙されたURLのいずれかに即座にナビゲートすることを可能にするモジュールをサーバアプリケーション155に追加することもできる。サーバアプリケーション155内およびクライアントアプリケーション153内に図示されたすべてのモジュールは、当技術分野で知られる伝統的なドロップダウンメニューを通じてアクセスすることができる。発明者は、この例がクライアントアプリケーション153及びサーバアプリケーション155のほんの1つの可能な構成を示すと考える。以前に示したように、アプリケーション153は、インターネットブラウザの中で提供されるスタンドアロンアプリケーションであってもよく、または、インターネットブラウザの中に位置する標準的ブックマークの利用に組み込まれてもよい。多くの可能性がある。
【0122】
図9は、アクティブブックマークおよびブックマークされたURLのWEB要約を実施するためのユーザおよびサーバ側のステップを示す流れ図である。ステップ175で、ユーザは、図7のポータルサーバ145に類似するポータルサーバにログインする。ステップ177で、ユーザは、ステップ175のポータルサーバを通じてインターネットをブラウズする。ステップ177において示された正常なブラウジングの間、ユーザがURLを格納されたURLリストに加えることを望むたびに、そのユーザは、ステップ179においてアクティブブックマークソフトウェアを作動させる。この機能は、ウェブページが関連するブラウザウィンドウにおいて表示される時に図8のアプリケーション153の中からモジュール167を呼び出すユーザによって一般には記述されうる。
【0123】
ステップ181で、ABSは、図8において示されるサーバアプリケーション155の中のリスト161に、関連するURLを自動的に送る。ステップ183で、URLは、企業規則に基づいてリスト161に加えられる。統合された実施形態では、同じURLが、ユーザ自身のインターネット装置上に保持されたユーザの標準のブックマークにも含まれうる。ステップ181は、ユーザが送られたURLを分類して特定の基準にしたがって図8のリスト161に加えることを可能にするためのサブルーチンをオプションで含むことができる。例えば、URLがスポーツページに関連するならば、ユーザは、リスト161に存在するスポーツのヘッドラインの下にそのページを挿入することを選択することができる。本発明の一実施形態では、URLを受信したときに、リスト161に存在するもしくは作成された適当なヘッドラインの下に送られたURLを自動的に挿入するためにパージング機能を活用することができる。
【0124】
ステップ185では、ナビゲーションコマンドは、新しいURLを含めるため更新される。一実施形態では、リスト161において管理されたURLが自動的にナビゲーションコマンドに加えられ、定期的に実行される。別の実施形態においては、ユーザはナビゲーションコマンドに含めるURLを選択することができる。ステップ187で、ステップ175のポータルサーバがナビゲーションコマンドを図7のNS147に類似するナビゲーションシステムサーバに送る。これは、ユーザによって決定される発生頻度で定期的に発生する。ステップ189で、図7のNS147は、ウェブ要約を獲得して返すため、含まれる各URLにナビゲートする。ユーザのために、ウェブ要約とWEB要約に結合されたURLとの関連が保持される。
【0125】
ステップ191で、ユーザは、要約情報を注文することができる。ステップ191は、ユーザの裁量により発生する。ウェブ要約は、図8のモジュール173などのモジュールの単純な起動によって注文することができる。ステップ193で、注文した要約が、要求したユーザに提示される。要約は、ユーザのために作成された、ウェブページにHTMLの形式で提示されうる。そのようなウェブページは、リストされたURLおよび各関連URLの下に挿入された要約情報を含むことができる。対話性も存在しえ、ユーザは、上述のウエブページに示された要約ヘッドラインをクリックすることができ、これにより自動的にそのURLにナビゲートすることができかつそのヘッドラインに要約された詳細情報を見ることができる。
【0126】
本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本明細書に記載されたステップが増加されたり減らさたりし得ることは、当業者には明らかである。例えば、ステップ181で送られたURLをどのように組織化するかをユーザが指示できるサブルーチンが、ステップ179と181の間に挿入されてもよい。URLがナビゲーションコマンドに含まれることを確認することをユーザに依頼するポップアップウィンドウなどがユーザディスプレイに現れうるルーチンをステップ185とステップ187の間に挿入することができる。この点で、ユーザは、URLをナビゲーションコマンドに手動で追加、削除できる。発明者は、ここに示したプロセスが本発明を実施するためのほんの1つの可能なプロセスを表すと考えている。ここに例証されたプロセスステップは、このプロセスが作成された特定の実施形態に応じて、順番および記載が変わることがありうる。
【0127】
本発明を実施する際、さらに他の態様においては、本発明のシステムは、上で相互参照した特許出願、特に米国出願第09/550348号の自動登録態様と統合されている。相互参照された出願においては、電子フォームを定着させかつデータパケットネットワークを介してプロキシによって提出する方法及び装置が提供される。装置は、ネットワーク接続されたサーバのシステム上で動作するソフトウエアアプリケーションを含み、これによりユーザは、サーバのうちの1つとセッションで結合され、電子フォームを含むサイトにナビゲートし、サイトに関しかつフォームに関するデータを獲得することができるようになる。獲得されたデータは、ユーザについてのデータと共に使用され、サイトを主催するホストへの自動的なフォーム定着化および提出のために実行されうるユーザ要求についての機械可読なジョブ注文が構築される。提出されたフォームを受理すると、パスワード、ログインコード、及び、ユーザ名に使われたデータが、データリポジトリに戻され、そのデータはユーザ登録のための新しい登録サイト項目として特定のサイトデータとともに入力され、そのサイトへの将来のナビゲーション、自動ログイン、およびデータ返却をユーザのために自動的に実行することが出来る。ログインを要求する本発明による実施形態のデータ収集のために追加されたサイトに対し、開示した自動ログイン機能が好ましい実施形態において提供される。
【0128】
本発明の方法及び装置は、インターネット上のプライベートな個人、インターネットに接続されたWANで活動する企業、私設WANを介して活動する企業などを介して実施することができる。多くのカスタマイズ可能な状況が存在する。
【0129】
本明細書においておよび上記に教示された本発明は最も広い範囲を与えられるべきである。本発明の趣旨および範囲は頭記の請求の範囲によってのみ制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の一実施形態によるインターネットポータルシステム及びネットワークの概略を示す図である。
【図2】
本発明の実施形態によりディスプレイモニタ上で見られうる個人化されたポータルホームページアプリケーションの方式図の例である。
【図3】
図1のインターネットポータルとのユーザ対話を示す流れ図である。
【図4】
本発明の一実施形態にる要約ソフトウェアエージェント及びその能力を示すブロック図である。
【図5】
ユーザ定義モードにおいて動作する図4のソフトウェアエージェントによって実行される要約プロセスを例として示す論理フローチャートである。
【図6】
最小のユーザ入力を伴うユーザに依存しないスマートモードにおいて図4のソフトウェアエージェントによって行われる要約プロセスを例として示す論理フローチャートである。
【図7】
本発明の実施形態によるブックマーク管理及びWEB要約システムの機能を示すブロック図である。
【図8】
本発明の実施形態によるアクティブブックマークアプリケーションの構成要素および機能を示すブロック図である。
【図9】
アクティブブックマークおよびブックマークされたURLのWEB要約を実施するためのユーザおよびサーバ側ステップを示すフローチャートである。
Claims (10)
- ユーザ選択URLの、ネットワークベースの管理およびデータ要約のためのソフトウエアアプリケーションであって、
インターネットナビゲーション中にブラウザウィンドウに表示されたURLを獲得するためのクライアント側ユーティリティと、
前記クライアント側ユーティリティによって獲得されたURLを受信するサーバ側ユーティリティと、
前記獲得されたURLに関連づけられたWEBページへナビゲートしかつウエブページからデータを集めるためのナビゲーションおよびデータ収集ユーティリティとを含み、
クライアント側ユーティリティを操作するユーザがWebブラウズ中にURLを獲得し、前記URLに関連づけられたWEBページにプロキシがナビゲーションするためおよびWEBページからデータ収集するために、前記URLが、ナビゲーションおよびデータ収集ユーティリティによって使用される時にはいつでも、前記URLがサーバー側ユーティリティに送られることを特徴とする、ソフトウエアアプリケーション。 - 前記ネットワークがインターネットである、請求項1に記載のソフトウエアアプリケーション。
- 前記クライアント側ユーティリティが、標準ブックマークユーティリティとは別個のネットワーク可能ユーティリティである、請求項2に記載のソフトウエアアプリケーション。
- 前記クライアント側ユーティリティが、標準ブックマークユーティリティに組み込まれている、請求項3に記載のソフトウエアアプリケーション。
- 前記クライアント側ユーティリティがWebブラウザに適合したプラグインである、請求項2に記載のソフトウエアアプリケーション。
- 前記ナビゲーションおよびデータ収集ユーティリティが前記URLに関連づけられたWEBページにナビゲートしかつHTML要約を返す、請求項2に記載のソフトウエアアプリケーション。
- ユーザ選択URLの、ネットワーク‐ベースの管理およびデータ要約を実行する方法であって、
インターネットブラウジング中にブラウザウィンドウに提示されたウエブページに関連づけられたURLの獲得を開始するステップaと、
獲得したURL情報をネットワーク接続を介してWEBベースのサーバに送るステップbと、
獲得したURL情報を、URLデータのリストに含まれる他のURL情報と関連づけるステップcと、
前記URLデータを含む要求を開始しかつ前記要求をプロキシナビゲーションおよびデータ収集ユーティリティに送るステップdと、
前記要求の承認に際して、前記URLデータに関連づけられた前記WEBページもしくは複数ページに、前記WEBページから情報を得る目的でナビゲートしかつ前記情報を要約形式でユーザに返すステップeと
を含む、方法。 - 前記ステップaで、前記URLデータが、前記ネットワークとユーザマシンに常駐するマシンキャッシュの両方に送られる、請求項7に記載の方法。
- 前記ステップbで、WEBベースのサーバがプロキシサーバである、請求項7に記載の方法。
- 前記ステップdとeの間に、ユーザがナビゲーション要求を編集できるようにするステップが加えられる、請求項7に記載の方法。
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