JP2004508145A - 自己破壊手段を有する注射器 - Google Patents
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Abstract
注射器の連接状況は安定で、医務人員が容易に使用でき、医療仕事に利し、その操作が簡単で快速的であり、使用後の注射器が針ヘッドの露出ことによる病原の伝染を効果的に防止でき、且つ注射器における針筒と針帽子との間に一回性破壊手段を有し、且つ注射を実行する時に注射器の大部分の部材を破壊または係止でき、不法商売者のリサイクル使用を効果的に阻止でき、一回だけ使用の最終的目的を図る。
楕円形針筒と針ロッドと針ベースと針とを有し、針ロッドの一端に取っ手を有し、その他端部にプランジャーを有し、取っ手がロッド体を介してプランジャーと連接し、針筒の底部中央に針ベースを取り付けるための取り付け孔を有し、針ベースが針筒内底部の針ベースプランジャーを介して針筒に取り付けられ、前記ロッド体には折り切れ易い手段を有し、針筒と針帽子とが一体成形されつつ、一回性破壊手段を設けた、医療道具に属する、注射器と、自己破壊手段を有する注射器と、針ヘッドを交換可能な自己破壊式注射器と、静脈注射器を提供する。
楕円形針筒と針ロッドと針ベースと針とを有し、針ロッドの一端に取っ手を有し、その他端部にプランジャーを有し、取っ手がロッド体を介してプランジャーと連接し、針筒の底部中央に針ベースを取り付けるための取り付け孔を有し、針ベースが針筒内底部の針ベースプランジャーを介して針筒に取り付けられ、前記ロッド体には折り切れ易い手段を有し、針筒と針帽子とが一体成形されつつ、一回性破壊手段を設けた、医療道具に属する、注射器と、自己破壊手段を有する注射器と、針ヘッドを交換可能な自己破壊式注射器と、静脈注射器を提供する。
Description
【0001】
(発明の属する技術分野)
本発明は、医療器具に係わり、特に自己破壊手段を有する注射器に関するものである。
【0002】
(発明の背景)
現有の注射器は、大部分が針筒と針ロッドと注射針とからなる。針筒が円筒形に形成され、針が着脱可能に前記針筒の底部の外部へ伸び出した針ヘッドに取り付けられる。針ロッドの一端にプランジャーを有し、それによって筒内の注射液をチューブ・ヘッドと針とを介して筋肉内に注射する。針ロッドの他端部に取っ手を有し、また、針筒の端部に外方へ拡張する手持ち部を有し、注射時、取っ手と手持ち部によって針筒内の薬液を筋肉体内に注射する。このような注射器の場合では、使用される際に、次のような欠陥を有する。
【0003】
1.医療行為は病気にかかることを避け、且つ病気を治療するための厳しい仕事であり、病気の拡散を予防する仕事でもあり、特にウイルスの直接的に接触することによる伝染のことが無視してはいけないことである。しかしながら、社会において不法者はよく自分の個人的な利益を向上するために既に使用されたことのある注射器をリサイクルまたは収集し、二度目の包装を実施後に再びマーケットに出すようにする。現有の注射器には強引性の破壊手段を有しないので、不法者は活躍するチャンスを有するようになっている。
【0004】
2.現有の注射器の場合では、その使用後にその針が注射器の針筒に保持されるため、露出した針が容易に他人を刺したりするようになる。特に医療人員や後置処理人員などの体に刺されて伝染を起こることがしばしばある。
【0005】
(発明の目的)
本発明は、現有の注射器の存在する欠陥に鑑みて、使用過程中に注射器のそれぞれの部材を破壊することによって二度目の使用のことをなくし、且つ針を縮みさせられ、病気の伝播を効果的に防止でき、使用に便利で信頼性が高い新規の注射器を提供することをその主要な目的とする。
【0006】
(発明の開示)
本発明の前記の目的は次のような注射器構造によって実現されるものであり、つまり、注射器には、断面楕円形の針筒と、針ロッドと、針ロッド掛けフックと、掛けフック収納室と、針ベースと、針とを有し、前記針ロッドの一端に取っ手を有し、且つ取っ手の一端に対称しあう保護翼を有し、且つその他端部にプランジャーを有する。前記取っ手がロッド体を介して針ロッドプランジャーと連接され、前記針ロッドの先端部が針ロッドプランジャーの中心孔を通しつつねじ山を介して針ロッド掛けフックに螺合され、針筒の底部中央に針ベースを取り付けるための取り付け孔を有し、針ベースと、それと螺合結合される掛けフック収納室とが針筒の内底部の針ベースプランジャーを介して針筒に取り付けられ、前記針筒と針帽子とが一体成形され、その間には折り切れやすい構造と破壊しやすい構造を有する。針と針ベースとが一体成形される。前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、ロッド体における折切れやすい構造は、ロッド体の中間部の“十”字形構造の四つの面における孔部やロッド体の適所に形成される折り切れ槽などからなるものであり、ロッド体における破壊しやすい手段は楕円形のプランジャーベースに薄弱リングを形成することによって実践されるものである。
【0007】
前記の目的を図るために、本発明は下記のような他の方案を提案する。つまり、注射器には、断面楕円形の針筒と針ロッドと針ロッド掛けフックと掛けフック収納室と針ベースと針ベース係止部材とを有しつつ、前記針ロッドの一端に取っ手を有し、当該取っ手の一端に対称しあう保護翼を有し、他端にプランジャーを有する。取っ手はロッド体を介してプランジャーと連接され、針筒の底部中央に針ベースを取り付けるための取り付け孔を有し、針ベースと、それとねじ山を介して螺合結合される掛けフック収納室とが針筒内底部の針ベースプランジャーを介して針筒に取り付けられ、前記ロッド体には折り切れやすい手段と破壊しやすい手段とを有する。針筒と針帽子とが一体成形される。前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、ロッド体における折切れやすい手段はロッド体の中間部の“十”字形構造の四つの面における孔部またはロッド体における適所に形成される折り切れ槽からなるものである。ロッド体における破壊しやすい手段は楕円形プランジャーベースに薄弱リングを形成することによって実践されるものである。破壊しやすい手段が容易に効果を生成させるために、針ロッドと針ロッドプランジャーベースの連接箇所に切り欠きを形成し、当該切り欠きとリング状は介しやすい手段の内円と連接しあうように設定される。
【0008】
また、前記の目的を図るために、本発明はさらに下記のような方案を提案する。つまり、注射器には、断面楕円形の針筒と、針ロッドと、針ロッド掛けフックと、掛けフック収納室と、針ベースと、針ベース係止部材とを有し、前記針ロッドの一端に取っ手を有し、当該取っ手の一端部に対称しあう保護翼を有し、その他端部にプランジャーを有し、取っ手がロッド体を介してプランジャーと連接し、針筒の底部中央に針ベース係止部材を取り付けるための取り付け孔を有し、針ベース係止部材と、後部がそれとねじ山による螺合によって結合される掛けフック収納室とは針ベースプランジャーを介して針筒に取り付けられ、針ベースと掛けフック収納室とがねじ山を介して一体になるように連結され、針ベースプランジャーの取り付けることによって針筒に取り付けられ、針帽子と針ベースとが一体成形され、前記ロッド体には破壊しやすい手段を有し、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、ロッド体における破壊しやすい手段は楕円形プランジャーベースに薄弱リングを形成することによって実践されるものであり、針ロッドと針ロッドプランジャーベースとの連結箇所に切り欠きが形成され、当該切り欠きはリング状破壊しやすい手段の内円と連接するように設定される。
【0009】
また、前記の目的を達成するために、本発明はさらに下記のような方案を提案する。つまり、注射器には、断面楕円形の針筒と、針ロッドと、針ベースと、針とを含み、前記針ロッドの一端に取っ手を有し、当該取っ手の両端部に対称しあう保護翼を有し、その他端にプランジャーを有し、取っ手がロッド体を介してプランジャーと連接し、針筒の底部中央に針ベースを取り付けるための取り付け孔を有し、針ベースが針筒内の底部の針ベースプランジャーを介して針筒に取り付けられ、針ロッドには折り切れやすい手段を有し、前記針ロッドの横断面が“十”字形に形成され、ロッド体における折切れやすい手段はロッド体の中間部の“十”字形構造の四つの面における孔部、またはロッド体の適所に折り切れ槽を形成することによって実践されるものであり、針は針ベースの前端の連接構造を介して針ベースと緊密的に合せられ、針帽子と針筒とが一体成形され、その間に薄弱破壊しやすい手段を有する。
【0010】
(発明の実施の形態)
次に添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
図1と図2に示すように、本発明による注射器には、針筒1と、針ロッド2と、針ロッド掛けフック8と、掛けフック収納室6と、針ベース7と、針75とを有し、針ロッド2の一端に取っ手21を有し、取っ手21の両端部に対称しあう保護翼29を備え、その他端部に針ロッドプランジャー3を備え、取っ手21がロッド体22を介して針ロッドプランジャー3と連接し、針ロッドプランジャーの前端部に掛けフック円形ストッパーを収納するための凹槽を有し、針筒1の底部中央に針ベース7を取り付けるための取り付け孔13を有し、その縁部が円錐リング状に形成され、針ベース7が針筒内底部の針ベースプランジャー4を介して針筒1に取り付けられる。また、針帽子16と針筒1とが一体成形されると共に、薄弱破壊しやすい手段17を備え、使用前にそれを破壊し、一回だけの使用の目的を図る。ロッド体22には折り切れ易い構造を有し、当該折り切れ易い構造はロッド体の中間部の適所に形成される三角形折りやすい槽よりなり、注射器が使用し終わる場合にそれを折り切れることに利し、破壊性保護の目的を図る。
【0012】
また、図3aと図3bと図3cと図3dに示すように、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造であり、当該ロッド体における折切れやすい構造はロッド体22の中間部の“十”字形構造の四つの面における三角形きり欠きによって形成され、場合によって、他の折り切れ易い構造を採用してもよいことが言うまでもなく、例えば、その折りきれ易い構造としてロッド体の適所に他の形状の折り切れやすい切り欠きなどを形成してもよい。
【0013】
また、図3bに示すように、前記ロッド体のプランジャーベース25における破壊しやすい手段として楕円形のプランジャーベースに薄弱リング26を形成することによって実践されるものである、
また、図3aと図3bに示すように、前記ロッド体における小円柱27が針ロッドプランジャー3と針ロッド2の位置関係を制限するためのものである。
【0014】
また、図2aと図2bと図2cに示すように、針筒1の横断面が楕円形に形成され、その端部に外方へ張り出す手持ち部11を有する。針筒1の内壁部の前端部に針ベースプランジャー4の固着性を強化するためのリング状突起14を有する。針帽子16と針筒1とが一体成形され、その間に薄弱破壊しやすい手段17が配置される。
【0015】
図1と図3と図4に示すように、針ロッド2のプランジャーベース25の前端部に針ロッド掛けフック8と連接するナット24を有する。針ロッド掛けフック8の後部にナット24と合せるためのねじ山81を有する。針ロッド掛けフック8の中間部にプランジャー3を固着するための突出円盤82を有する。針ロッド掛けフック8の前端部に掛けフック収納室6と合せるための長方形引きフック85を有する。長方形引きフック85には自己破壊機能を有する三角柱状の係止部材83を備える。針ロッド掛けフック8の最先端に三角形引きフック84を形成している。
【0016】
図5に示すように、針ロッドプランジャー3には針ロッド2の前端部のナット24を受け入れることができる通孔32を有し、針ロッドプランジャー3が楕円柱状に形成される。針ロッドプランジャー3には針ロッドプランジャーベース25における小円柱27と合せるための円孔31を有する。それと針ロッドプランジャー3とがすべて熱可塑性弾性材料によって製造されるものであり、プランジャー通孔32の直径の対応しあう部位がナット24の直径よりやや小さく形成され、外力を加えることによって係入でき、針ロッドプランジャー3の取り付け性質の安定さを確保できる。
【0017】
図7に示すように、掛けフック収納室6の底面部に長方形引きフック85と相似する長方形スリット66を有し、長方形スリット66が引きフック収納室6内へ所定の深度に至ると長方形引きフック85が所定の角度を旋回できるぐらいの空所61を形成する。掛けフック収納室6の底面部に長方形引きフック85における自己破壊係止部材83と合せるための矩形孔64が形成される。空所61の前端部が二枚の保護片62によって針ロッド掛けフック6の最先端の三角形引きフック84の通過を許容できる細長いスリット65が縮径形成される。前記スリットも薬液の通路となれる。掛けフック収納室6の前端部が針ベース7の後端部のねじ山71と合せるためのナット63である。
【0018】
図7に示すように、掛けフック収納室6の前端部のナット63が中空状の円形通孔69に形成され、後部が二枚の保護片同士62によって針ロッド掛けフック6の最先端の三角形引きフック84の通過を許容できる細長いスリット65を縮径形成される。通孔69は薬液の通路となると共に、三角形引きフック84の旋回するための空所となる。
【0019】
図8に示すように、針ベース7の後端部のねじ山71が掛けフック収納室6の前端部のナット63と合せるためのものであり、前記ねじ山を有する後端部が中空状の円形通孔である。
【0020】
図6と図8に示すように、針ベース7の中心部に通孔74を備え、その中間部に円錐形針係止部材73を有し、また、図1と図2に示すように、針筒1の底部中央の取り付け孔13は針ベース7の円錐形針係止部材73がやや力を受けると刺し通すことができる円孔である。針ベースプランジャー4は楕円柱状に形成され、その外径と針筒1の内径と合せられるように形成され、その中心部に針ベース孔部41を有し、針ベース孔部41に針ベース7を緊密的に固着できる。針ベースプランジャー4が引き戻される際に脱落することを防止するために、針ベース7にはストッパー72が配置される。針ベース7の前端部がその上に取り付けられる針75を固着するものである。
【0021】
また、図1と図2に示すように、針帽子16と針筒1とが一体成形されるものであり、その中間部に薄弱破壊しやすい手段17を有し、その端部に針筒1の底部の円孔13と合せるための開口を有し、その内部に針75を収納するための円形長孔を有する。
【0022】
また、図1に戻し、本発明が取り付ける時、まず針ベースプランジャー4を掛けフック収納室6のナット63につけ、それから針ベース7を旋回しつけ、それらの三者を一体にならせる。針ベースプランジャー4が熱可塑性弾性材料からなるものであるので、その合せる状況が緊密的合せである。それから取り付け完成後の部分を針筒1の後部より針筒の前部へ差し込み、針ベース7の円錐形針係止部材73を針筒底部の取り付け孔13から針筒1の底面部より伸び出させると共に、緊密的に係止させ、また、プランジャー3を針ロッド2の前端部のナット24につけさせ、それから針ロッド掛けフック8を旋回しつけ、同様に三者に一体にならせ、また、それらを取り付け終了後の針筒部分につければよい。使用時、まず針帽子16と針筒1とを分離し、それから外方へ針ロッドを引き出して薬液を吸い込み、それから注射をし、その使用方式と現有の注射器とが同じである。注射終了後に、楕円形の位置決め機能により、針ロッドの長方形引きフック85と掛けフック収納室6の長方形開口66とが丁度合せるようになるため、引きフック85が掛けフック収納室6の空所61に入り、針ロッド掛けフック8の最先端の三角形引きフック84が掛けフック収納室6の保護片62からなるスリット65にいり、それから針ロッド2を旋回し、この際、針ロッドの薄弱リング26も破壊され、且つ針ロッド掛けフックも所定の角度旋回されて長方形引きフック85の自己破壊係止部材83を掛けフック収納室の底面部の矩形孔64に入らせ、自己破壊構造を形成する。この際、三角形引きフック84とスリット65とが所定の角度を成す。それから外方へ針ロッド2を引き出し、この時、針ロッド2と針ロッド掛けフック8と針ベースプランジャー4と掛けフック収納室6と針ベース7と針75とが一緒に針筒1の内部に引き込まれ、また、力を入れて針ロッド2を折り切れ、または針ロッドを逆転すると、針ロッド2と針ロッド掛けフック8との間の連接ネジを釈放でき、針ロッド2を引き出し可能にし、その余った部分が針筒内に留められ、破壊性保護の目的を図れる。
【0023】
図9ないし図14に示すように、それらの図において本発明の注射器の他の実施の形態を掲げた。そのうち、図9は針ロッド2’の構造を示し、針ロッド2’の一端に取っ手21’を有し、取っ手の両端部に対称しあう保護翼同士29’を有し、その他端部に横切るように設定される円形板28’を備え、円形板28’外の“十”字形構造の対称しあう二つの辺部に二つの半楕円形のプランジャーベース25’が設けられ、それらの二つのプランジャーベース25’の外輪郭が針筒の楕円形内壁とぴったりあう楕円形状に形成され、プランジャーベース25’と“十”字形構造の二つの辺部とが点連接構造を形成し、それらによってプランジャーベース25’における破壊しやすい手段26’を形成する。針ロッドを旋回させると、プランジャーベースの二つの連接点が破壊され、それらによって自己破壊の目的を図る。針ロッドの円形板28’の前端中心に針ロッド掛けフックと連接しあうネジ24’を有し、二つの半楕円形プランジャーベース25’にはそれぞれ対称しあうように配置される二つの小円柱同士27’を有し、小円柱同士27’の位置と針ロッドプランジャー3’の後端面における円孔31’の位置と対応しあい、小円柱同士27’が針ロッドプランジャー3’と針ロッド2’の位置関係を制限するためのものである。
【0024】
また、図9aないし図9eに示すように、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、当該ロッド体における折切れやすい構造はロッド体22’の中段部の“じゅう”字形構造の四つの面に三角形の切り欠きを形成してなるものであり、場合によって他の折り切れ易い構造を採用してもよく、例えば折り切れ易い構造としてロッド体の適所に他の形状の折り切れ切り欠きなどを形成させてもよい。
【0025】
図10に示すように、当該図において針ロッド掛けフック8’の他の種の構造を開示し、そのうち、図10aは主体図であり、図10bは左側面図であり、図10cは右側面図であり、図10dは底面図である。当該針ロッド掛けフックの末端部に針ロッドと連接するための雌ねじ81’が設けられ、針ロッド掛けフック8’の中段部に針ロッドプランジャー3’を緊密的に固着するための突出円盤82’が設けられ、針ロッド掛けフック8’の前端部に掛けフック収納室6’と合せるための矢印状三角形引きフック84’を有し、突出円盤82’の引きフック84’に近接する前端面の外側に中心線に平行する三角柱状の自己破壊係止部材子部材83’を有する。
【0026】
図11に示すように、針ロッドプランジャーの構造を開示し、針ロッドプランジャー3’には針ロッド掛けフック8’の後端部の外円が差し込むことができる通孔32’を有しつつ、針ロッドプランジャー3’が楕円柱状に形成される。針ロッドプランジャー3’には半円形針ロッドプランジャーベース25’における小円柱27’と合せるための孔部31’を有する。それと針ロッドプランジャー3’とがすべて熱可塑性弾性材料によって製造されるものであってもよく、プランジャー通孔32’の直径の対応しあう部分が針ロッド掛けフック8’の後端部外円の直径よりやや小さく形成され、外力によって結合させることができ、それと針ロッドプランジャー3’と緊密的に取り付けることを確保できる。
【0027】
また、図13は前記針ロッド掛けフックと合せるための掛けフック収納室の構造を示し、そのうち、図13aは主体図であり、図13bは左側面図であり、図13cは右側面図であり、図13dは平面図であり、図13eはA−A断面図である。掛けフック収納室6’が楕円状に形成され、その引きフックに近接する側の中段部に矢印状三角形引きフック84’の軸方向投影形状と相同の形状に形成される長方形開口65’を有し、長方形開口65’の長辺部が丁度三角形引きフック84’の通過を許容でき、且つその短辺部が三角形引きフック84’のフック部を係止でき、戻させないように作用でき、長方形開口65’が三角形引きフック84’の通過を許容でき、且つ薬液の通路ともなる。掛けフック収納室6’の前端部に針ベース7’の後端部のねじ山71’と合せるためのナット63’を有する。ナット63’の雌ねじ69’が薬液の通路となるほか、三角形引きフック84’の旋回を許容できる空所ともなる。掛けフック収納室6’の引きフックに近接する側に水平方向から垂直方向までのほぼ1/4円のリング柱状矢印槽64’が形成され、リング柱状槽64’の軸方向投影の形状が時計方向に指す矢印状を呈し、且つ始発点から終止点までその槽幅が縮減されるようになると共に、その終止点において三角形状の矢印部によって終結する。図10に示すように、針ロッド掛けフックの三角柱状の自己破壊係止部材子部材83’が掛けフック収納室6の矢印状リング柱状槽64’と合せられる。針ロッド掛けフックを旋回する場合、三角柱状の自己破壊係止部材子部材83’が矢印状リング柱状槽64’の始発端より減衰状の矢印槽の矢印ヘッド部に滑り込んで且つ当該ヘッド部に係止され、後戻りできなくなり、それによって自己破壊の目的を図る。
【0028】
図14に示すように、図において針ベース構造を示し、針ベース7’の後端部の雄ねじ71’が掛けフック収納室6’の前端部のナット63’と合せられ、前記ねじ山のつける後端部が中空状の円錐形通孔に形成される。針ベース7’の中心部に通孔74’を有し、その中段部に円錐形針係止部材73’を有する。また、図12に示すように、針ベースプランジャー4’が楕円柱状に形成されつつ、その外径と針筒1’の内径と合せられ、その中心部に針ベース孔部41’を有し、針ベース孔部41’に針ベース7’を緊密的に取り付けられる。針ベースプランジャー4’が引き戻される際に脱落することを防止するために、針ベース7’にはストッパー72’が形成される。
【0029】
本実施の形態は取り付ける時、まず針ベース図14参照を針ベースプランジャー図12参照と掛けフック収納室図13参照をねじ山によって緊密的に針筒螺着後に1’図15参照の後端部の開口より針筒の底部に差込、針ベースと針筒の中央取り付け孔とを合せさせ、針ベースの前端部に製造時にステンレス針体をまず取り付けてもよい予め針ベースに合せて一斉に製造する。それから針ロッド図9参照と針ロッドプランジャー図11参照とを取り付け終了後に、針ロッドの小円柱と針ロッドプランジャーの小円柱孔とを対応合せさせ、また、掛けフック図10参照をねじ山によって緊密的に結合後に針筒の後端部開口より差し込んで掛けフック収納室の部分と緊密的に接触するまで取り付ける。使用時、使用前にまず針筒と針帽子を離れさせ破壊性永久分離に属する、薬液を吸い込み、薬液を注射し、注射終了後に掛けフックの三角柱83’が丁度緊密的に掛けフック収納室の“矢印状”槽部64’に接され、掛けフック8’における三角形引きフック84’が丁度掛けフック収納室における矩形孔65’を通過する。針ロッドを時計方向へ90度旋回するとこの時、針ロッドにおける破壊しやすい点が破壊される、掛けフックにおける三角柱状の引きフック84’が丁度掛けフック収納室6’の矩形孔65’の両辺部長辺部を掛け、その同時に、掛けフックにおける三角柱83’が掛けフック収納室6’を通し、軌跡が減衰する矢印槽64’に沿って強引に矢印ヘッドの端部に入り、三角柱より取り戻せなくなり、それにつれて、掛けフックにおける三角柱引きフック84’も旋回移動できなくなり、自己破壊作用を発揮する。針ロッドを引き戻しつつ、針ヘッドと針ベースと針プランジャーと掛けフック収納室とを一斉に針筒内に引っ込むことによって針筒が作業者とリサイクルメンバーとを傷まないように確保できる。針ロッドを引き戻してから、針ロッドを逆時計方向へ旋回することによって針ロッドと掛けフックとの連接するネジを釈放させると、医療廃棄物の量を減少できるようになる。
【0030】
図16と図17に示すように、図においてそれぞれ前記の実施の形態の他の種の相互に合わせられる針ロッド掛けフック8”と掛けフック収納室6”の構造を掲げ、図16に示すように、前記針ロッド掛けフックの末端部に針ロッドと連接する雌ねじ81”を有し、針ロッド掛けフック8”の中段部に針ロッドプランジャー3を緊密的に固着するための突出円盤82”を有し、針ロッド掛けフック8”の前端部に二つの掛けフック収納室6”とあわせるための円錐形引きフック83”を有する。図17に示すように、掛けフック収納室6”が楕円形に形成され、その引きフックに近接する側の中段部に孔部65”を有し、孔部65”が薬液の通路となり、その側面部に二つの針ロッド掛けフック8”の円錐形引きフック83”と合わせるための円錐孔64”が形成され、円錐孔64”の外端部に円錐形引きフック83”の最大の外径より小さく形成される柱状孔を有し、その内縁部が円錐形引きフック83”の形状と相同の形状に形成される円錐状孔を有する。薬液を注射し終わると、掛けフックの円錐状引きフック83”が丁度円錐孔64”に差し込まれ、引き戻せなくなってしまい、それによって自己破壊の目的を図る。
【0031】
この種の針ロッド掛けフック8”と掛けフック収納室6”を採用する場合、取り付ける時に注意すべきことは、針ロッド図9参照と針ロッドプランジャー図11参照とを取り付け終わると、針ロッドの小円柱と針ロッドプランジャーの小円柱孔とが対応合わせられ、それから針ロッド掛けフック8”図16参照とねじ山の螺合によって緊密的に結合してから、針筒の後端部の開口より差込、掛けフック収納室6”の一部の間隙と接触するまで差し込むようにし、強引に掛けフック収納室の小円孔に押し入れることをしてはいけなく、三角錐自己破壊手段を起動することを防止する必要があり、さもなければ注射器の浪費を招く場合がある。使用時、注射完成後に、掛けフックの三角錐形引きフック83”が丁度強引に緊密的に掛けフック収納室の三角推計孔部64”に差し込まれ、強引の係止を実行することによって自己破壊機能を実践する。
【0032】
図1−1に示すように、本発明の注射器には、針筒1−1と、針ロッド1−2と、針ロッド掛けフック1−8と、掛けフック収納室1−6と、針ベース1−7とを含み、針ロッド1−2の一端部に取っ手1−21を有し、取っ手1−21には対称しあう保護翼同士1−29を有し、当該針ロッドの他端部に針ロッドプランジャー1−3を備え、取っ手1−21がロッド体1−22を介して針ロッドプランジャー1−3を連接し、針筒1−1の底部中央に針ベース1−7を取り付けるための取り付け孔1−13を有し、針ベース1−7が針ベースプランジャー1−4を介して針筒1−1に取り付けられる。針帽子1−16と針筒1−1とが一体成形されると共に、薄弱破壊しやすい手段1−17を有し、使用前にそれを破壊し、一回だけ使用の目的を図る。ロッド体1−22には折り切れ易い構造と破壊しやすい構造とを有し、前記折り切れ易い構造はロッド体の中段部の開口とロッド体の適所における三角形の折りやすい槽からなり、注射器が使用し終わる場合にそれを折り切れ、破壊性保護の目的を図る。
【0033】
また、図1−3aと図1−3cと図1−3dに示すように、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、当該ロッド体における折切れやすい構造式の開口1−23がロッド体1−22の中段部の“十”字形構造の四つの面に位置するものであり、場合によって他の折り切れ易い構造を採用してもよく、例えば、折り切れ易い構造としてロッド体の適所に他の構造の折り切れやすい切り欠きなどを形成してもよい。
【0034】
前記の開口1−23が三角形に形成され、その面積がロッド体の横断面の面積の30%−80%ぐらいである。
【0035】
また、図1−3bに示すように、前記ロッド体のプランジャーベース1−25における破壊しやすい手段は楕円形プランジャーベースに薄弱リング1−26を形成することによって実践されるものである。針ロッドにおける切り欠き1−20は針ロッド1−22の“十”字形の四つの面におけるプランジャーベース1−25との連接箇所に三角形切り欠き1−20を設けてなるものであり、切り欠き1−20とリング状破壊しやすい手段1−26の内円と連接される。切り欠き1−20としていずれの形状、たとえば長方形に形成されてもよい。
【0036】
また、図1−3aと図1−3bに示すように、前記ロッド体における小円柱1−27が針ロッドプランジャー1−3と針ロッド1−2との位置関係を制限するためのものである。
【0037】
また、図1−2aと図1−2bと図1−2cに示すように、針筒1−1の断面が楕円形に形成され、その端部には外方へ張り出す手持ち部1−11を有する。針筒1−1の内壁部の前部に針ベースプランジャー1−4の緊密的固着性を強化するためのリング状突起1−14を有する。針帽子1−16と針筒1−1とが一体成形され、その間に薄弱破壊しやすい手段1−17が配置される。
【0038】
また、図1−1と図1−3と図1−4に示すように、針ロッド1−2のプランジャーベース1−25の前端部に針ロッド掛けフック1−8と連接しあうナット1−24を有する。針ロッド掛けフック1−8の後部にナット1−24と合わせるためのねじ山1−81を有する。針ロッド掛けフック1−8の中段部にプランジャー1−3を緊密的に固着するための突出円盤1−82を有する。針ロッド掛けフック1−8の前端部に掛けフック収納室1−6と合わせるための長方形引きフック1−85を有する。長方形引きフック1−85には自己破壊構造を備える係止部材1−83を有する。針ロッド掛けフック1−8の最先端に三角形引きフック1−84を有する。
【0039】
図1−5に示すように、針ロッドプランジャー1−3には針ロッド1−2の前端部のナット1−24を受け入れられる通孔1−32を有し、針ロッドプランジャー1−3が楕円柱形に形成される。針ロッドプランジャー1−3には針ロッドプランジャーベース1−25における小円柱1−27と合わせるための円孔1−31を有する。針ロッドプランジャー1−3として熱可塑性材料からなるものを採用でき、プランジャー通孔1−32の対応しあう部位の直径がナット1−24の直径よりやや小さく形成され、外力を加えることによって取り付けられ、針ロッド1−2と緊密的に固着することを確保できる。
【0040】
図1−7に示すように、掛けフック収納室1−6の表面に長方形引きフック1−85と相似する形状を有する長方形開口1−66を有し、長方形開口1−66が引きフック収納室1−6の所定の深度に至ると、長方形引きフック1−85に所定の角度を旋回させることができる空所1−61を形成する。掛けフック収納室1−6の表面に長方形引きフック1−85における自己破壊係止部材1−83と合わせるための孔部1−64を有する。空所1−61の前端部が二枚の保護片同士1−62により針ロッド掛けフック1−6の最先端の三角形引きフック1−84に通過させることを許容できる細長いスリット1−65を形成するように縮径される。当該スリットも薬液の通路となる。掛けフック収納室1−6の前端部に針ベース1−7の後端部のねじ山1−71と合わせるためのナット1−63を有する。
【0041】
図1−7に示すように、掛けフック収納室1−6の前端部のナット1−63は、中空状の円形通孔1−69を有し、後部が二枚の保護片同士1−62に針ロッド掛けフック1−6の最先端の三角形引きフック1−84に通過させることを許容できる細長いスリット1−65を形成するように縮径される。通孔1−69は薬液の通路になりつつ、三角形引きフック1−84の旋回を許容するための空所ともなる。
【0042】
また、図1−8に示すように、針ベース1−7の後端部のねじ山1−71が掛けフック収納室1−6の前端部のナット1−63とあわせるものであり、そのねじ山部が中空状の円形通孔となっている。
【0043】
図1−6と図1−8に示すように、針ベース1−7の中心部に通孔1−74を有し、針ベースの中段部に円形針係止部材1−73を有し、また、図1−1と図1−2に示すように、針筒1−1の底部中央の取り付け孔1−13が針ベース1−7の円形針係止部材1−73のやや力を受けると刺し通されることができる円孔である。針ベースプランジャー1−4が楕円柱状に形成され、その外径と針筒1−1の内径と合わせられ、その中心部に針ベース孔部1−41を有し、針ベース孔部1−41に針ベース1−7を緊密的に取り付けられる。針ベースプランジャー1−4が引き戻される際に脱落することを防止するために、針ベース1−7にはストッパー1−72を有する。針ベース1−7の前端部に針を取り付けるためのねじ山1−75を形成している。
【0044】
また、図1−1と図1−2に示すように、針帽子1−16と針筒1−1とが一体成形されるものであり、その中間部に薄弱破壊しやすい手段1−17を有し、その端部に針筒1−1の底部円孔1−13と合わせるための開口を有し、そのうちに針を収納できる円形長孔を有する。
【0045】
また、図1−1に戻し、本発明は取り付ける際、まず針ベースプランジャー1−4を掛けフック収納室1−6のナット1−63に取り付け、それから針ヘッドを針ベース1−7に取り付け、それから針ベース1−7を旋回装着し、四者を一体にならせる。針ベースプランジャー1−4は熱可塑性弾性材料からなるものであるので、その合わせる後に緊密的合わせとなる。それから、取り付け完成後の部分を針筒1−1の後部より針筒の前部まで差込、針ベース1−7の円形針係止部材1−73を針筒の底部の取り付け孔1−13を介して針筒1−1の底面部より伸び出させつつ緊密的に係止させ、それから針ロッドプランジャー1−3を針ロッド1−2の前端部のナット1−24に取り付け、それから針ロッド掛けフック1−8を旋回固定し、同じようにそれらの三者を一体にならせ、それから取り付け終了後の針筒部分に差し込むと、組立が終わる。使用時、まず針帽子1−16と針筒1−1とを分離させ、それから針ロッドを外方へ引き出し、薬液を吸入し、それから注射をし、その使用方式と現有の注射器と同様である。注射終了後に、楕円形の位置決め機能を有するため、針ロッドの長方形引きフック1−85と掛けフック収納室1−6の長方形開口1−66とをぴったり合わせさせ、引きフック1−85を掛けフック収納室1−6の空所1−61に入らせ、針ロッド掛けフック1−8の最先端の三角形引きフック1−84が掛けフック収納室1−6における保護片同士1−62によって形成されるスリット1−65内に入り、それから針ロッド1−2を旋回する。この時、針ロッドの薄弱リング1−26が破壊され、且つ針ロッド掛けフックも所定の角度を旋回し、長方形引きフック1−85の自己破壊係止部材1−83に掛けフック収納室表面の円孔1−64に入らせ、構造の自己破壊を実践する。その同時に、三角形引きフック1−84とスリット1−65とが所定の角度を成す。それから外方へ針ロッド1−2を引き出し、この時、針ロッド1−2と、針ロッド掛けフック1−8と、針ベースプランジャー1−4と、掛けフック収納室1−6と、針ベース1−7と、針とが一斉に針筒1−1の内部に引っ込まれ、また、力を入れて針ロッド1−2を折り切れ、または針ロッドを逆転すると、針ロッド1−2と針ロッド掛けフック1−8の間の連接ネジを釈放させられ、針ロッド1−2を引き出させることができるようになり、余った部分が針筒内に留められ、破壊性保護の目的を図れる。
【0046】
図2−1と図2−2と図2−3に示すように、本発明の第二の実施の形態の静脈注射器には、断面楕円形の針筒2−1と、針ロッド2−2と、針ロッド掛けフック2−8と、掛けフック収納室2−6と、針ベース係止部材2−7と、針ベース2−67とを有し、針ロッド2−2の一端に取っ手2−21を有し、取っ手2−21には対称しあう保護翼同士2−29を有しつつ、他端部に針ロッドプランジャー2−3を有する。取っ手2−21がロッド体2−22を介して針ロッドプランジャー2−3と連接し、針筒2−1の底部中央に針ベース係止部材2−7を取り付けるための取り付け孔2−13を有し、針筒2−1の底部辺部に針ベース2−67を取り付けるための取り付け孔2−12を有する。針ベース係止部材2−7と、後部がそれとねじ山を介して連接される掛けフック収納室2−6が針ベースプランジャー2−4における通孔2−41を介して針筒2−1に取り付けられ、掛けフック収納室2−6と針ベース2−67とが一体成形され、針ベース2−67が針ベースプランジャー2−4の縁部の通孔2−42を介して針筒2−1に取り付けられる。針ロッドプランジャー2−25には破壊しやすい手段2−26が設けられる。針帽子2−16と針筒2−1とが一体成形され、薄弱破壊しやすい手段2−17が設けられる。使用前、それを破れ、一回だけ使用の目的を図る。
【0047】
また、図2−3aに示すように、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成される。針ロッドにおける切り欠き2−23が針ロッド2−22の“十”字形の四つの面におけるプランジャーベース2−25との連接箇所に三角形の切り欠き2−23を設けるものであり、切り欠き2−23もリング状破壊しやすい手段2−26の内円と連接する。切り欠き2−23としていずれの形状、例えば長方形に形成させてもよい。
【0048】
また、図2−3bに示すように、前記ロッド体のプランジャーベース2−25における破壊しやすい手段は楕円形プランジャーベースに円形薄弱リング2−26を形成することによって実践されるものである。
【0049】
また、図2−3aと図2−3bに示すように、ロッド体プランジャーベース2−25における小円柱2−27がプランジャー2−3と針ロッド2−2との位置関係を制限するものである。
【0050】
図2−2aと図2−2bと図2−2cに示すように、針筒2−1の断面が楕円形に形成され、その端部に外方へ張り出す手持ち部2−11を有し、針筒2−1の底部中央に針ベース係止部材子部材2−73のための取り付け孔2−13を有し、針筒底部の縁部に針ベース2−67と合せるための針ベース取り付け孔2−12を有する。針筒2−1の内壁部の前端部に針ベースプランジャー2−4の緊密さを向上するためのリング状突起2−14を有し、針帽子2−16と針筒2−1とが一体成形され、薄弱破壊しやすい手段2−17を設けている。
【0051】
図2−1と図2−3と図2−4に示すように、針ロッド2−2のプランジャーベース2−25の前端部に針ロッド掛けフック2−8と連接しあうナット2−24を有する。針ロッド掛けフック2−8の後部にナット2−24と合わせるためのねじ山2−81を有する。針ロッド掛けフック2−8の中段部にプランジャー2−3を緊密的に固着するための突出円盤2−82を有する。針ロッド掛けフック2−8の前端部に掛けフック収納室2−6と合わせるための長方形引きフック2−85を有する。長方形引きフック2−85には自己破壊係止部材2−83を有する。針ロッド掛けフック2−8の最先端に三角形引きフック2−84を有する。
【0052】
図2−5に示すように、針ロッドプランジャー2−3には針ロッド2−2の前端部のナット2−24を受け入れられる通孔3−32を有し、針ロッドプランジャー2−3が楕円柱状に形成される。針ロッドプランジャー2−3には針ロッドプランジャーベース2−25における小円柱2−27と合わせるための円孔2−31を有する。針ロッドプランジャー2−3として可塑性弾性材料からなるものを採用でき、針ロッドプランジャー通孔2−32の対応しあう部位の直径がナット2−24の直径よりやや小さく形成され、外力を加えることによって針ロッドプランジャー2−3が緊密的に取り付けられることを確保できる。
【0053】
図2−7に示すように、掛けフック収納室2−6の表面には長方形引きフック2−85と相似する形状の長方形開口2−66を有し、長方形開口2−66が引きフック収納室2−6内の所定の深さに至ると、長方形引きフック2−85に所定の角度を旋回させられる空所2−61を形成する。引きフック収納室2−6の表面には長方形引きフック2−85における自己破壊係止部材2−83と合わせるための円孔2−64を有する。空所2−61の前端部が二枚の保護片同士2−62により針ロッド掛けフック2−8の最先端の三角形引きフック2−84に通過させることができる細長いスリット2−65を形成するように縮径される。掛けフック収納室2−6の前端部に針ベース係止部材2−7の後端部のねじ山2−71と合わせるためのナット2−63を有する。
【0054】
図2−7に示すように、掛けフック収納室2−6の前端部のナット2−63が中空状の円形通孔2−69を有し、その後部が二枚の保護片同士2−62に針ロッド掛けフック2−28に最先端の三角形引きフック2−84の通過を許容できる細長いスリット2−65を形成するように縮径され、通孔2−69が三角形引きフック2−84が旋回可能な空所である。
【0055】
図2−8に示すように、針ベース係止部材2−7の後端部のねじ山2−71が掛けフック収納室2−6の前端部のナット2−63と合わせるための中空状の円形通孔となり、当該通孔の前端部がストッパー2−72によって封止される。針ベース係止部材2−7の前端部が円錐形の針ベース係止部材子部材2−73を形成する。
【0056】
図2−6と図2−7と図2−8に示すように、針ベース2−67の中心部に薬液通孔2−68を有し、その中段部に円形針係止部材2−60を有し、針ベース2−67と掛けフック収納室2−6とがねじ山によって一体になるように連接される。また、図2−1と図2−2に示すように、針筒2−1の底部の縁部における取り付け孔2−12が針ベース2−67の円形針係止部材2−60のやや力を受けると刺し通されることができる円孔である。針筒2−1の底部中央における取り付け孔2−13が針ベース係止部材2−7の円形針ベース係止部材子部材2−73のやや力を受けると刺し通されることができる円孔である。針ベースプランジャー2−4が楕円柱状に形成され、その外径と針筒2−1の内径と合せあい、その中心部に針ベース係止部材孔部2−41を有し、針ベース係止部材孔部2−41には針ベース2−67を緊密的に取り付けられる。針ベース係止部材2−7を引き戻す際に針ベースプランジャー2−4が脱落することを防止するために、針ベース係止部材2−7にはストッパー2−72が形成される。
【0057】
図2−1と図2−2に示すように、針帽子2−16と針筒2−1とが一体成形され、その中間部に薄弱破壊しやすい手段2−17を有し、その端部に針筒2−1の底部の取り付け孔2−12と合わせるための開口を有し、そのうちに針を収納できる円形長孔を有する。
【0058】
図2−1に戻り、取り付ける時、まず針ベースプランジャー2−4を掛けフック収納室2−6のナット2−63と針ベース2−67に取り付け、それから針ヘッドを針ベース2−67に取り付け、それから針ベース係止部材2−7を旋回固定し、それらの四者を一体にならせる。針ベースプランジャー2−4は熱可塑性材料からなるものであるので、その合せる後に緊密的合わせとなり、それから取り付け終了後の部分を針筒2−1の後部より針筒2−1の前部まで差込、針ベース係止部材2−7の円形針ベース係止部材子部材2−73を針筒の底部中央の取り付け孔2−13より針筒2−1の底面より伸び出させると共に、緊密的に係止させる。それから針ロッドプランジャー2−3を針ロッド2−2の前端部のナット2−24に取り付け、それから針ロッド掛けフック2−8を旋回し、同様にそれらの三者を一体にならせ、それからそれらを取り付け終了後の針筒部分に取り付ければよい。
【0059】
図2−9ないし時2−15に示すように、図において本実施の形態の他の実施例のそれぞれの部材の構造を示しており、図9には針ロッド2−2’の構造を示し、針ロッド2−2’の一端に取っ手2−21’を有し、取っ手の両端部に対称しあう保護翼同士2−29’を有し、その他端部に横切るように配置される円形板2−28’を備え、円形板2−28’の外方の“十”字形構造の二つの辺部における対称しあう箇所に二つの半楕円形の円形プランジャーベース2−25’が設けられ、それらの二つのプランジャーベース2−25’の外縁部が針筒の楕円形内壁部とぴったりあうような楕円柱状に形成され、プランジャーベース2−25’と“十”字形構造の二つの縁部とが点連接構造を呈し、それによってプランジャーベース2−25’における破壊しやすい手段2−26’を形成する。針ロッドを旋回する時、プランジャーベースの二つの連接点が破壊され、自己破壊の目的を図れる。針ロッドの円形板2−28’の前端部の中心部に針ロッド掛けフックと連接するネジ2−24’が設けられ、二つの半楕円形プランジャーベース25’においてそれぞれ対称しあう二本の小柱2−27’が形成され、小柱2−27’の位置と、針ロッドプランジャー2−3’の後端面における孔部2−31’の位置と対応しあい、小柱2−27’が針ロッドプランジャー2−3と針ロッド2−2’の位置関係を制限するためのものである。
【0060】
また、図2−9aないし図2−9eに示すように、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、当該ロッド体における折切れやすい構造はロッド体2−22’の中段部の“十”字形構造の四つの面における三角形切り欠きからなり、場合によって他の折り切れ易い構造を採用してもよく、例えばその折切れやすい構造としてロッド体の適所に他の形状の折りきれ易い切り欠きなどを形成してもよい。
【0061】
図2−10に示すように、図において針ロッド掛けフック2−8’の構造を示し、当該針ロッド掛けフックの末端部に針ロッド2−2’と連接する雌ねじ2−81’が形成され、針ロッド掛けフック2−8の中段部に針ロッドプランジャー2−3を緊密的に固着するための突出円盤2−82’を有し、針ロッド掛けフック2−8の前端部に掛けフック収納室2−6と合わせるための矢印状の三角形引きフック2−84’を有し、突出円盤2−82’の引きフック84’に近接する前端部の外側に中心線に平行する三角柱形の自己破壊係止部材2−83’が設けられる。
【0062】
図2−13と図2−10に示すように、掛けフック収納室2−6’が楕円形を呈し、その引きフックに近接する側の中段部に矢印状の三角形引きフック2−84’の軸方向投影形状と相同の形状を有する長方形開口2−65’を有し、長方形開口2−65’が三角形引きフック2−84’に通過させることを許容でき、掛けフック収納室2−6’の前端部に針ベース2−7’の後端部のねじ山2−71’と合わせるためのナット2−63’を有し、ナット2−63’の内螺孔2−69’が三角形引きフック2−84’の旋回可能な空所となり、掛けフック収納室2−6’には一体成形の針ベース2−67’を有し、針ベース2−67’の中心部に薬液通孔2−68’を有する。掛けフック収納室2−6’の引きフックに近接する側にほぼ90度のリング槽柱状2−64’が形成され、リング槽2柱状−64‘の軸方向投影が時計方向に指す矢印状に形成され、且つ始発点より終止点までその槽幅が縮減され、且つ終止端部において三角形状の矢印ヘッド部によって終止される。図2−10に示すように、針ロッド掛けフックの三角柱状の自己破壊係止部材2−83’が掛けフック収納室2−6’の矢印状リング柱状槽2−64’と合せられる。針ロッド掛けフックを旋回すると、三角柱状の自己破壊係止部材2−83’が矢印状リング槽柱状2−64‘の始発端より減衰状の矢印槽のヘッド部に滑り込みつつ、当該ヘッド部に係止され、取り戻せなくなり、それによって自己破壊の目的を図る。
【0063】
図2−11には針ロッドプランジャーの構造を示しており、針ロッドプランジャー2−3’には針ロッド掛けフック2−8’の後端部の外円を納入できる通孔2−32’を有し、針ロッドプランジャー2−3’が楕円柱状に形成される。針ロッドプランジャー2−3’には半円形針ロッドプランジャーベース2−25’における小柱2−27’と合わせるための孔部2−31’を有する。それと針ロッドプランジャー2−3’とがすべて熱可塑性弾性材料からなるものを採用でき、プランジャー通孔2−32’の直径の対応しあう部分が針ロッド掛けフック2−8’の後端部の外円の直径よりやや小さく形成され、外力によって取り付けられ、それによって針ロッドプランジャー2−3’との緊密的取り付けを確保できる。
【0064】
図2−12に示す針ベースプランジャーの構造は、その針ベースプランジャー2−4’が楕円柱状に形成され、その外径と針筒2−1’の内径と合せあい、その中心部に針ベース係止部材孔部2−41’を有し、針ベース係止部材孔部2−41’には針ベース係止部材2−7’を緊密的に固定でき、針ベースプランジャー2−4’の縁部に針ベース孔部2−42’を有し、針ベース孔部2−42’には針ベース2−67’を緊密的に取り付けられる。
【0065】
針筒2−1として図2−2に示す構造を採用できる。
【0066】
図2−14に示すように、針ベース係止部材2−7’の一端部に掛けフック収納室のナット2−63’と連接しあう雄ねじ2−71’を有し、針ベース係止部材2−7’を引き戻す際に針ベースプランジャー2−4’が脱落することを防止するために、針ベース係止部材2−7’にはストッパー2−72’を有し、前端部に円錐形の針ベース係止部材子部材2−73’を有する。
【0067】
取り付ける時、まず針ベース係止部材2−7’を針ベースプランジャー2−4’を介して掛けフック収納室2−6’とねじ山によって緊密的に螺合してから針筒2−1の開口より針筒の底部に取り付け、その針ベース係止部材と針筒中央取り付け孔2−13と合せられ、薬液通路と針筒薬液通路取り付け孔2−12と合わせられ、針ロッド2−2’と針ロッドプランジャー2−3’とを取り付け終了後に、針ロッドの小円柱と針ロッド小円柱孔と対応合せられ、また、掛けフック2−8’とねじ山によって緊密的に螺着後に針筒の後端部の開口より差込、掛けフック収納室の部分に至って緊密的に接触するまで差し込むようにする。使用時、注射終了後に、掛けフックの三角柱が丁度緊密的に掛けフック収納室の矢印状槽部2−64’の始発端に接し、掛けフックにおける三角柱引きフック2−84’が丁度掛けフック収納室における長方形孔2−65’を通し、針ロッドを時計方向へ90度旋回するとこの時、針ロッドにおける破壊しやすい点が破壊される、掛けフックにおける三角柱引きフックが丁度掛けフック収納室の矩形孔の両辺部長辺部に掛けられ、それと同時に、掛けフックにおける三角柱が掛けフック収納室における軌跡が減衰する矢印状の槽部を通して強引に矢印ヘッド部に入り、三角柱が後退できなくなり、掛けフックにおける三角柱引きフックも旋回移動できなくなり、自己破壊機能を実践するようになる。
【0068】
図3−1に示すように、本注射器には、断面楕円形の針筒3−1と、針ロッド3−2と、針ベース3−7と、針3−5とを含み、針ロッド3−2の一端に取っ手3−21を有し、その両端部に対称しあう保護翼同士3−29を有し、針ロッドの他端部に針ロッドプランジャー3−3を有し、取っ手3−21がロッド体3−22を介してプランジャー3−3と連接する。針ベース3−7が針筒内底部の針ベースプランジャー3−4を介して針筒3−1に取り付けられる。針帽子3−6と針筒3−1とが一体成形され、且つ薄弱破壊しやすい手段3−61を有し、使用前にそれを破壊すると、一回だけ使用の目的を図れるようになる。ロッド体3−22には折り切れ易い構造を有し、当該折り切れ易い構造は、ロッド体の中段部における開口とロッド体の適所における折切れやすい槽とからなり、注射器が使用し終わると、それを折り切れることによって破壊性保護の目的を図る。
【0069】
また、図3−3aと図3−3cと図3−3dに示すように、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、そのロッド体の折り切れ易い構造の開口3−23がロッド体3−22の中段部における“十”字形構造の四つの面に位置し、場合によって他の折り切れ易い構造を採用してもよく、例えば、折り切れ易い構造としてロッド体の適所に折り切れ易い切り欠きなどを形成してもよい。
【0070】
前記に説明した開口3−23が長方形孔であり、その開口の面積がロッド体の横断面の面積の30%−80%である。
【0071】
図3−2aと図3−2bと図3−2dに示すように、針筒3−1が楕円柱状に形成され、その端部に外方へ張り出す手持ち部3−11を有する。
【0072】
図3−3に示すように、針ロッドのロッド体3−22の底端部に円形のプランジャーベース3−25が連接され、そのプランジャーベース3−25の中心部に針ロッドプランジャー3−3を取り付けるためのプランジャー軸3−28を有し、プランジャー軸3−28には針ロッドプランジャー3−3を固定するための円盤3−26を有する。図3−3に示すように、針ロッドプランジャー3−3にはプランジャー軸3−28と円盤3−26の差し込める通孔3−33を有し、プランジャー3−3が楕円柱形に類似する形状に形成され、その楕円柱面の中間部分が内方へ凹むと共に、そのある底面部が中央外方へ突出する。プランジャー3−3の前端部に長方形開口3−31を有し、プランジャー3−3として熱可塑性材料からなるものを採用でき、プランジャー通孔3−33の対応しあう部分がプランジャー軸3−28と円盤3−26よりやや小さく形成され、外力を加えることによって取り付けられ、それによって安定な取り付け状態を確保できる。プランジャー軸3−28の底端部に凹槽3−24を有し、後パッド3−8が気軽に装着されることができるように作用できる。後パッド3−8には槽部3−82と開口3−81を有する。
【0073】
図3−7に示すように、針ベース3−7には注射器の針ヘッドを取り付けるためのリング状針係止部材3−72を有し、針ベース37の中心部に通孔3−74を有する。その中段部に一対の扇状ストッパー3−75を有し、扇状ストッパー3−75の円弧角度が好ましくは45度以下に設定され、図において選定される円弧角度が30度であり、その底部に係止盤3−71を有する。また、取り付け図3−1と3−2に示すように、中心円孔3−13に針ベース3−7の針係止部材3−72を刺し通すことができ、扇状孔3−14の円弧角度が少なくとも針ベースストッパー3−75の円弧角度よりやや大きく形成され、それによって針ベースの一対のストッパー3−75が順調に刺し通せることを確保でき、図において反映される円弧角度が針ベースストッパー3−75の円弧角度より大きく見られ、その円弧角度がほぼ45度である。また、図3−4に示すように、針筒の底部には針ベースを取り付けるための針ベースプランジャー3−4を有し、針ベースプランジャー3−4が楕円柱形に形成され、その外径と針筒の内径と合せられ、針ベースプランジャー3−4の中心部に針ベース孔部を有し、当該針ベース孔部には針ベース係止盤3−71を緊密的に取り付けられる拡張部分を有する。
【0074】
また、図3−5に示すように、前記針ベース孔部は、針ベース係止盤3−71と針ロッド係止歯部3−27の通過可能な端部孔3−43と、針ベース係止盤3−71を収納・係止できる中部孔3−42と、針ベース中段部合わせ底部孔3−41との三部分からなる。
【0075】
取り付け図3−1と3−3に示すように、プランジャー軸3−28がプランジャー3−3より伸び出し、そのプランジャーより伸び出される部分のプランジャー軸の端部に一対の係止歯部3−27を有し、それらの係止歯部3−27が扇状に形成されると共に、その中心線に回って対称分布し、扇状係止歯部3−27の円弧角度が普段45度以下であり、図に示す扇状係止歯部3−27の円弧角度が30度である。また、図3−7aと図3−7cと図3−7dに示すように、係止盤3−71の底面部に一対のプランジャーの端部箇所の係止歯部3−27と相似しつつやや大きく形成される扇状開口3−76を有し、図に示す扇状開口3−76の円弧角度が45度以下であり、係止歯部3−27の開口3−76に差し込むことを許容できる。開口3−76が係止盤3−71の所定の深さに至ると、その中心に回って係止歯部3−27を納入できる収納室3−73を旋回拡張形成される。収納室3−73が係止歯部3−27に係止歯部の円弧角度より大きい角度を回転させることができ、図における収納室3−73の円弧角度が90度である。
【0076】
また、取り付け図3−1と図3−2と図3−5に示すように、前記の針筒底部の一対の扇状孔3−14の同一方向の隣接する外表面に内方へ凹む部分3−12を有し、その内方へ凹む部分3−22が四分の一の楕円形に形成されると共に、その円弧角度が針ベースストッパーより大きく形成され、それによって針ベースが針筒の底部に取り付ける後に針ベースストッパーを旋回して針ベースを固定することに利する。
【0077】
また、取り付け図3−1と図3−2に示すように、針帽子3−6と針筒3−1とが一体成形され、その中間部に薄弱破壊しやすい手段3−61を有し、その端部には針筒3−1の底部円孔3−13と合わせるための開口を有し、そのうちに針3−5を収納できる円形長孔を有する。
【0078】
また、図3−1に戻り、本発明は取り付ける時、まず針ベース3−7を針ベースプランジャー3−4に取り付け、針ベース係止盤3−71が丁度針ベース孔の中部孔3−42に位置し、針ベースプランジャーは熱可塑性材料からなるものであるので、その合わせ後に緊密的合わせ状態となり、また、針ベースプランジャー3−4の前端部に前パッド3−9を付け加え、針係止部材3−72に針3−5を取り付け、それから取り付け後の針ベース3−7を針筒3−1の上端部の開口より針筒の底部まで差込、針ベースの扇状ストッパー3−75を針筒底部の取り付け孔より針筒3−1の底面より伸び出させ、且つ旋回させ、扇状ストッパー3−75を針筒の底部の内方へ凹む部分3−12に位置させ、それから取り付け終了後の針ロッド3−2をつければよい。使用時、まず針帽子3−6と針筒3−1を分離させ、それから外方へ針ロッドを引き出し、薬液を吸入し、それから注射をし、その使用方式と現有の注射器とが同じである。注射終了後に、楕円形の位置決め機能によって、針ロッド係止歯部3−27と針ベース係止盤における扇状開口3−76とをぴったり合せさせ、その係止歯部3−27を針ベース収納室3−73に入らせ、それから針ベース3−7を所定の角度まで旋回させて針ベースの扇状ストッパー3−75と針筒底部の扇状孔3−14とをぴったり合せさせ、この際、針ロッド係止歯部3−27が針ベース収納室3−73の旋回によって係止槽に入り、その後、外方へ針ロッド3−2を引き出し、この時、針ロッド3−2と針ベースプランジャー3−4と針ベース3−7と針3−5とが一斉に針筒3−1に入り、力を入れて針ロッド3−2を折り切れれば、破壊性保護の目的を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は本発明の全体構造を示す説明図である。
【図2】
図2は針筒と針帽子の構造を示す説明図である。
【図2a】
図2aは主体図である。
【図2b】
図2bはB−B方向の側面断面図である。
【図2c】
図2cはA−A方向の側面断面図である。
【図3】
図3は針ロッドの構造を示す説明図である。
【図3a】
図3aは主体図である。
【図3b】
図3bは右側面図である。
【図3c】
図3cは左側面図である。
【図3d】
図3dは横断面図である。
【図4】
図4は針ロッド掛けフックの構造を示す説明図である。
【図4a】
図4aは主体図である。
【図4b】
図4bは左側面図である。
【図4c】
図4cは平面図である。
【図4d】
図4dは右側面図である。
【図4e】
図4eはA−A断面図である。
【図5】
図5は針ロッドプランジャー構造を示す説明図である。
【図5a】
図5aは主体図である。
【図5b】
図5bは平面図である。
【図5c】
図5cは底面図である。
【図6】
図6は針ベースプランジャー構造を示す説明図である。
【図6a】
図6aは主体図である。
【図6b】
図6bは右側面図である。
【図6c】
図6cは左側面図である。
【図7】
図7は掛けフック収納室構造を示す説明図である。
【図7a】
図7aは主体図である。
【図7b】
図7bは左側面図である。
【図7c】
図7cは右側面図である。
【図7d】
図7dはA−A断面図である。
【図7e】
図7eは平面図である。
【図8】
図8は針ベース構造を示す説明図である。
【図8a】
図8aは主体図である。
【図8b】
図8bは右側面図である。
【図8c】
図8cは平面図である。
【図9】
図9は針ロッドの他の種の構造を示す説明図である。
【図9a】
図9aは主体図である。
【図9b】
図9bは右側面図である。
【図9c】
図9cは平面図である。
【図9d】
図9dはA−A断面図である。
【図9e】
図9eはB−B断面図である。
【図10】
図10は針ロッド掛けフックの他の種の構造を示す説明図である。
【図10a】
図10aは主体図である。
【図10b】
図10bは左側面図である。
【図10c】
図10cは右側面図である。
【図10d】
図10dは平面図である。
【図11】
図11は針ロッドプランジャーの構造を示す説明図である。
【図11a】
図11aは主体図である。
【図11b】
図11bは左側面図である。
【図11c】
図11cは右側面図である。
【図12】
図12は針ベースプランジャーの構造を示す説明図である。
【図12a】
図12aは主体図である。
【図12b】
図12bは左側面図である。
【図12c】
図12cは右側面図である。
【図13】
図13は掛けフック収納室の構造を示す説明図である。
【図13a】
図13aは主体図である。
【図13b】
図13bは左側面図である。
【図13c】
図13cは右側面図である。
【図13d】
図13dは平面図である。
【図13e】
図13eはA−A断面図である。
【図14】
図14は針ベース構造を示す説明図である。
【図14a】
図14aは主体図である。
【図14b】
図14bは右側面図である。
【図14c】
図14cは平面図である。
【図15】
図15は針筒と針帽子の構造を示す説明図である。
【図15a】
図15aは主体図である。
【図15b】
図15bはB−B方向の側面図である。
【図15c】
図15cはA−A方向の側面図である。
【図16】
図16は針ロッド掛けフックの他の種の構造を示す説明図である。
【図16a】
図16aは主体図である。
【図16b】
図16bは左側面図である。
【図16c】
図16cは右側面図である。
【図16d】
図16dは平面図である。
【図17】
図17は掛けフック収納室の他の種の構造を示す説明図である。
【図17a】
図17aは主体図である。
【図17b】
図17bは左側面図である。
【図17c】
図17cは右側面図である。
【図17d】
図17dはA−A断面図である。
【図17e】
図17eは平面図である。
【図1−1】
図1−1は本発明の第一の実施の形態の全体構造を示す説明図である。
【図1−2】
図1−2は針筒と針帽子の構造を示す説明図である。
【図1−2a】
図1−2aは主体図である。
【図1−2b】
図1−2bはB−B方向の側面図である。
【図1−2c】
図1−2cはA−A方向の側面図である。
【図1−3】
図1−3は針ロッドの構造を示す説明図である。
【図1−3a】
図1−3aは主体図である。
【図1−3b】
図1−3bは右側面図である。
【図1−3c】
図1−3cは左側面図である。
【図1−3d】
図1−3dはA−A断面図である。
【図1−4】
図1−4は針ロッド掛けフックの構造を示す説明図である。
【図1−4a】
図1−4aは主体図である。
【図1−4b】
図1−4bは左側面図である。
【図1−4c】
図1−4cは平面図である。
【図1−4d】
図1−4dはA−A断面図である。
【図1−4e】
図1−4eは右側面図である。
【図1−5】
図1−5は針ロッドプランジャー構造を示す説明図である。
【図1−5a】
図1−5aは主体図である。
【図1−5b】
図1−5bは平面図である。
【図1−5c】
図1−5cは底面図である。
【図1−6】
図1−6は針ベースプランジャー構造を示す説明図である。
【図1−6a】
図1−6aは主体図である。
【図1−6b】
図1−6bは右側面図である。
【図1−6c】
図1−6cは左側面図である。
【図1−7】
図1−7は掛けフック収納室構造を示す説明図である。
【図1−7a】
図1−7aは主体図である。
【図1−7b】
図1−7bは右側面図である。
【図1−7c】
図1−7cは左側面図である。
【図1−7d】
図1−7dはA−A方向側面図である。
【図1−7e】
図1−7eは平面図である。
【図1−8】
図1−8は針ベース構造を示す説明図である。
【図1−8a】
図1−8aは主体図である。
【図1−8b】
図1−8bは右側面図である。
【図1−8c】
図1−8cは平面図である。
【図2−1】
図2−1は本発明の第二の実施の形態の全体構造を示す説明図である。
【図2−2】
図2−2は針筒と針帽子の構造を示す説明図である。
【図2−2a】
図2−2aは主体図である。
【図2−2b】
図2−2bはB−B方向側面図である。
【図2−2c】
図2−2cは右側面図である。
【図2−3】
図2−3は針ロッド構造を示す説明図である。
【図2−3a】
図2−3aは主体図である。
【図2−3b】
図2−3bは右側面図である。
【図2−3c】
図2−3cは左側面図である。
【図2−4】
図2−4は針ロッド掛けフック構造を示す説明図である。
【図2−4a】
図2−4aは主体図である。
【図2−4b】
図2−4bは左側面図である。
【図2−4c】
図2−4cは平面図である。
【図2−4d】
図2−4dは右側面図である。
【図2−4e】
図2−4eはA−A断面図である。
【図2−5】
図2−5は針ロッド掛けフック構造を示す説明図である。
【図2−5a】
図2−5aは主体図である。
【図2−5b】
図2−5bは平面図である。
【図2−5c】
図2−5cは底面図である。
【図2−6】
図2−6は針ベースプランジャー構造を示す説明図である。
【図2−6a】
図2−6aは主体図である。
【図2−6b】
図2−6bは右側面図である。
【図2−6c】
図2−6cは左側面図である。
【図2−7】
図2−7は掛けフック収納室構造を示す説明図である。
【図2−7a】
図2−7aは主体図である。
【図2−7b】
図2−7bは右側面図である。
【図2−7c】
図2−7cは左側面図である。
【図2−7d】
図2−7dはA−A方向側面図である。
【図2−7e】
図2−7eは平面図である。
【図2−8】
図2−8は針ベース構造を示す説明図である。
【図2−8a】
図2−8aは主体図である。
【図2−8b】
図2−8bは右側面図である。
【図2−8c】
図2−8cは平面図である。
【図2−9】
図2−9は第二の実施の形態の針ロッドの他の種の構造を示す説明図である。
【図2−9a】
図2−9aは主体図である。
【図2−9b】
図2−9bは右側面図である。
【図2−9c】
図2−9cは平面図である。
【図2−9d】
図2−9dはA−A断面図である。
【図2−9e】
図2−9eはB−B断面図である。
【図2−10】
図2−10は針ロッド掛けフックの他の種の構造を示す説明図である。
【図2−10a】
図2−10aは主体図である。
【図2−10b】
図2−10bは左側面図である。
【図2−10c】
図2−10cは右側面図である。
【図2−10d】
図2−10dは平面図である。
【図2−11】
図2−11は針ロッドプランジャー構造を示す説明図である。
【図2−11a】
図2−11aは主体図である。
【図2−11b】
図2−11bは左側面図である。
【図2−11c】
図2−11cは右側面図である。
【図2−12】
図2−12は針ベースプランジャー構造を示す説明図である。
【図2−12a】
図2−12aは主体図である。
【図2−12b】
図2−12bは左側面図である。
【図2−12c】
図2−12cは右側面図である。
【図2−13】
図2−13は掛けフック収納室構造を示す説明図である。
【図2−13a】
図2−13aは主体図である。
【図2−13b】
図2−13bは左側面図である。
【図2−13c】
図2−13cは右側面図である。
【図2−13d】
図2−13dはA−A断面図である。
【図2−13e】
図2−13eはB−B断面図である。
【図2−14】
図2−14は針ベース構造を示す説明図である。
【図2−14a】
図2−14aは主体図である。
【図2−14b】
図2−14bは左側面図である。
【図3−1】
図3−1は本発明の第三の実施の形態の全体構造を示す説明図である。
【図3−2】
図3−2は針筒と針帽子の構造を示す説明図である。
【図3−2a】
図3−2aは平面図である。
【図3−2b】
図3−2bは主体図である。
【図3−2c】
図3−2cはB−B方向側面図である。
【図3−2d】
図3−2dはA−A方向側面図である。
【図3−3】
図3−3は針ロッド構造を示す説明図である。
【図3−3a】
図3−3aは主体図である。
【図3−3b】
図3−3bは右側面図である。
【図3−3c】
図3−3cはC−C断面図である。
【図3−3d】
図3−3dはB−B断面図である。
【図3−3e】
図3−3eはA−A断面図である。
【図3−4】
図3−4は針ロッドプランジャー構造を示す説明図である。
【図3−4a】
図3−4aは平面図である。
【図3−4b】
図3−4bはプランジャー主体図である。
【図3−4c】
図3−4cは左側面図である。
【図3−4d】
図3−4dは底面図である。
【図3−5】
図3−5は針ベースプランジャー構造を示す説明図である。
【図3−5a】
図3−5aは主体図である。
【図3−5b】
図3−5bは平面図である。
【図3−5c】
図3−5cは左側面図である。
【図3−6】
図3−6は針構造を示す説明図である。
【図3−6a】
図3−6aは主体図である。
【図3−6b】
図3−6bは平面図である。
【図3−7】
図3−7は針ベース構造を示す説明図である。
【図3−7a】
図3−7aは主体図である。
【図3−7b】
図3−7bは右側面図である。
【図3−7c】
図3−7cは左側面図である。
【図3−7d】
図3−7dはA−A方向側面図である。
【図3−8】
図3−8は後パッド構造を示す説明図である。
【図3−8a】
図3−8aは平面図である。
【図3−8b】
図3−8bは主体図である。
【図3−9】
図3−9は前パッド構造を示す説明図である。
【図3−9a】
図3−9aは主体図である。
【図3−9b】
図3−9bは平面図である。
(発明の属する技術分野)
本発明は、医療器具に係わり、特に自己破壊手段を有する注射器に関するものである。
【0002】
(発明の背景)
現有の注射器は、大部分が針筒と針ロッドと注射針とからなる。針筒が円筒形に形成され、針が着脱可能に前記針筒の底部の外部へ伸び出した針ヘッドに取り付けられる。針ロッドの一端にプランジャーを有し、それによって筒内の注射液をチューブ・ヘッドと針とを介して筋肉内に注射する。針ロッドの他端部に取っ手を有し、また、針筒の端部に外方へ拡張する手持ち部を有し、注射時、取っ手と手持ち部によって針筒内の薬液を筋肉体内に注射する。このような注射器の場合では、使用される際に、次のような欠陥を有する。
【0003】
1.医療行為は病気にかかることを避け、且つ病気を治療するための厳しい仕事であり、病気の拡散を予防する仕事でもあり、特にウイルスの直接的に接触することによる伝染のことが無視してはいけないことである。しかしながら、社会において不法者はよく自分の個人的な利益を向上するために既に使用されたことのある注射器をリサイクルまたは収集し、二度目の包装を実施後に再びマーケットに出すようにする。現有の注射器には強引性の破壊手段を有しないので、不法者は活躍するチャンスを有するようになっている。
【0004】
2.現有の注射器の場合では、その使用後にその針が注射器の針筒に保持されるため、露出した針が容易に他人を刺したりするようになる。特に医療人員や後置処理人員などの体に刺されて伝染を起こることがしばしばある。
【0005】
(発明の目的)
本発明は、現有の注射器の存在する欠陥に鑑みて、使用過程中に注射器のそれぞれの部材を破壊することによって二度目の使用のことをなくし、且つ針を縮みさせられ、病気の伝播を効果的に防止でき、使用に便利で信頼性が高い新規の注射器を提供することをその主要な目的とする。
【0006】
(発明の開示)
本発明の前記の目的は次のような注射器構造によって実現されるものであり、つまり、注射器には、断面楕円形の針筒と、針ロッドと、針ロッド掛けフックと、掛けフック収納室と、針ベースと、針とを有し、前記針ロッドの一端に取っ手を有し、且つ取っ手の一端に対称しあう保護翼を有し、且つその他端部にプランジャーを有する。前記取っ手がロッド体を介して針ロッドプランジャーと連接され、前記針ロッドの先端部が針ロッドプランジャーの中心孔を通しつつねじ山を介して針ロッド掛けフックに螺合され、針筒の底部中央に針ベースを取り付けるための取り付け孔を有し、針ベースと、それと螺合結合される掛けフック収納室とが針筒の内底部の針ベースプランジャーを介して針筒に取り付けられ、前記針筒と針帽子とが一体成形され、その間には折り切れやすい構造と破壊しやすい構造を有する。針と針ベースとが一体成形される。前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、ロッド体における折切れやすい構造は、ロッド体の中間部の“十”字形構造の四つの面における孔部やロッド体の適所に形成される折り切れ槽などからなるものであり、ロッド体における破壊しやすい手段は楕円形のプランジャーベースに薄弱リングを形成することによって実践されるものである。
【0007】
前記の目的を図るために、本発明は下記のような他の方案を提案する。つまり、注射器には、断面楕円形の針筒と針ロッドと針ロッド掛けフックと掛けフック収納室と針ベースと針ベース係止部材とを有しつつ、前記針ロッドの一端に取っ手を有し、当該取っ手の一端に対称しあう保護翼を有し、他端にプランジャーを有する。取っ手はロッド体を介してプランジャーと連接され、針筒の底部中央に針ベースを取り付けるための取り付け孔を有し、針ベースと、それとねじ山を介して螺合結合される掛けフック収納室とが針筒内底部の針ベースプランジャーを介して針筒に取り付けられ、前記ロッド体には折り切れやすい手段と破壊しやすい手段とを有する。針筒と針帽子とが一体成形される。前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、ロッド体における折切れやすい手段はロッド体の中間部の“十”字形構造の四つの面における孔部またはロッド体における適所に形成される折り切れ槽からなるものである。ロッド体における破壊しやすい手段は楕円形プランジャーベースに薄弱リングを形成することによって実践されるものである。破壊しやすい手段が容易に効果を生成させるために、針ロッドと針ロッドプランジャーベースの連接箇所に切り欠きを形成し、当該切り欠きとリング状は介しやすい手段の内円と連接しあうように設定される。
【0008】
また、前記の目的を図るために、本発明はさらに下記のような方案を提案する。つまり、注射器には、断面楕円形の針筒と、針ロッドと、針ロッド掛けフックと、掛けフック収納室と、針ベースと、針ベース係止部材とを有し、前記針ロッドの一端に取っ手を有し、当該取っ手の一端部に対称しあう保護翼を有し、その他端部にプランジャーを有し、取っ手がロッド体を介してプランジャーと連接し、針筒の底部中央に針ベース係止部材を取り付けるための取り付け孔を有し、針ベース係止部材と、後部がそれとねじ山による螺合によって結合される掛けフック収納室とは針ベースプランジャーを介して針筒に取り付けられ、針ベースと掛けフック収納室とがねじ山を介して一体になるように連結され、針ベースプランジャーの取り付けることによって針筒に取り付けられ、針帽子と針ベースとが一体成形され、前記ロッド体には破壊しやすい手段を有し、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、ロッド体における破壊しやすい手段は楕円形プランジャーベースに薄弱リングを形成することによって実践されるものであり、針ロッドと針ロッドプランジャーベースとの連結箇所に切り欠きが形成され、当該切り欠きはリング状破壊しやすい手段の内円と連接するように設定される。
【0009】
また、前記の目的を達成するために、本発明はさらに下記のような方案を提案する。つまり、注射器には、断面楕円形の針筒と、針ロッドと、針ベースと、針とを含み、前記針ロッドの一端に取っ手を有し、当該取っ手の両端部に対称しあう保護翼を有し、その他端にプランジャーを有し、取っ手がロッド体を介してプランジャーと連接し、針筒の底部中央に針ベースを取り付けるための取り付け孔を有し、針ベースが針筒内の底部の針ベースプランジャーを介して針筒に取り付けられ、針ロッドには折り切れやすい手段を有し、前記針ロッドの横断面が“十”字形に形成され、ロッド体における折切れやすい手段はロッド体の中間部の“十”字形構造の四つの面における孔部、またはロッド体の適所に折り切れ槽を形成することによって実践されるものであり、針は針ベースの前端の連接構造を介して針ベースと緊密的に合せられ、針帽子と針筒とが一体成形され、その間に薄弱破壊しやすい手段を有する。
【0010】
(発明の実施の形態)
次に添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
図1と図2に示すように、本発明による注射器には、針筒1と、針ロッド2と、針ロッド掛けフック8と、掛けフック収納室6と、針ベース7と、針75とを有し、針ロッド2の一端に取っ手21を有し、取っ手21の両端部に対称しあう保護翼29を備え、その他端部に針ロッドプランジャー3を備え、取っ手21がロッド体22を介して針ロッドプランジャー3と連接し、針ロッドプランジャーの前端部に掛けフック円形ストッパーを収納するための凹槽を有し、針筒1の底部中央に針ベース7を取り付けるための取り付け孔13を有し、その縁部が円錐リング状に形成され、針ベース7が針筒内底部の針ベースプランジャー4を介して針筒1に取り付けられる。また、針帽子16と針筒1とが一体成形されると共に、薄弱破壊しやすい手段17を備え、使用前にそれを破壊し、一回だけの使用の目的を図る。ロッド体22には折り切れ易い構造を有し、当該折り切れ易い構造はロッド体の中間部の適所に形成される三角形折りやすい槽よりなり、注射器が使用し終わる場合にそれを折り切れることに利し、破壊性保護の目的を図る。
【0012】
また、図3aと図3bと図3cと図3dに示すように、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造であり、当該ロッド体における折切れやすい構造はロッド体22の中間部の“十”字形構造の四つの面における三角形きり欠きによって形成され、場合によって、他の折り切れ易い構造を採用してもよいことが言うまでもなく、例えば、その折りきれ易い構造としてロッド体の適所に他の形状の折り切れやすい切り欠きなどを形成してもよい。
【0013】
また、図3bに示すように、前記ロッド体のプランジャーベース25における破壊しやすい手段として楕円形のプランジャーベースに薄弱リング26を形成することによって実践されるものである、
また、図3aと図3bに示すように、前記ロッド体における小円柱27が針ロッドプランジャー3と針ロッド2の位置関係を制限するためのものである。
【0014】
また、図2aと図2bと図2cに示すように、針筒1の横断面が楕円形に形成され、その端部に外方へ張り出す手持ち部11を有する。針筒1の内壁部の前端部に針ベースプランジャー4の固着性を強化するためのリング状突起14を有する。針帽子16と針筒1とが一体成形され、その間に薄弱破壊しやすい手段17が配置される。
【0015】
図1と図3と図4に示すように、針ロッド2のプランジャーベース25の前端部に針ロッド掛けフック8と連接するナット24を有する。針ロッド掛けフック8の後部にナット24と合せるためのねじ山81を有する。針ロッド掛けフック8の中間部にプランジャー3を固着するための突出円盤82を有する。針ロッド掛けフック8の前端部に掛けフック収納室6と合せるための長方形引きフック85を有する。長方形引きフック85には自己破壊機能を有する三角柱状の係止部材83を備える。針ロッド掛けフック8の最先端に三角形引きフック84を形成している。
【0016】
図5に示すように、針ロッドプランジャー3には針ロッド2の前端部のナット24を受け入れることができる通孔32を有し、針ロッドプランジャー3が楕円柱状に形成される。針ロッドプランジャー3には針ロッドプランジャーベース25における小円柱27と合せるための円孔31を有する。それと針ロッドプランジャー3とがすべて熱可塑性弾性材料によって製造されるものであり、プランジャー通孔32の直径の対応しあう部位がナット24の直径よりやや小さく形成され、外力を加えることによって係入でき、針ロッドプランジャー3の取り付け性質の安定さを確保できる。
【0017】
図7に示すように、掛けフック収納室6の底面部に長方形引きフック85と相似する長方形スリット66を有し、長方形スリット66が引きフック収納室6内へ所定の深度に至ると長方形引きフック85が所定の角度を旋回できるぐらいの空所61を形成する。掛けフック収納室6の底面部に長方形引きフック85における自己破壊係止部材83と合せるための矩形孔64が形成される。空所61の前端部が二枚の保護片62によって針ロッド掛けフック6の最先端の三角形引きフック84の通過を許容できる細長いスリット65が縮径形成される。前記スリットも薬液の通路となれる。掛けフック収納室6の前端部が針ベース7の後端部のねじ山71と合せるためのナット63である。
【0018】
図7に示すように、掛けフック収納室6の前端部のナット63が中空状の円形通孔69に形成され、後部が二枚の保護片同士62によって針ロッド掛けフック6の最先端の三角形引きフック84の通過を許容できる細長いスリット65を縮径形成される。通孔69は薬液の通路となると共に、三角形引きフック84の旋回するための空所となる。
【0019】
図8に示すように、針ベース7の後端部のねじ山71が掛けフック収納室6の前端部のナット63と合せるためのものであり、前記ねじ山を有する後端部が中空状の円形通孔である。
【0020】
図6と図8に示すように、針ベース7の中心部に通孔74を備え、その中間部に円錐形針係止部材73を有し、また、図1と図2に示すように、針筒1の底部中央の取り付け孔13は針ベース7の円錐形針係止部材73がやや力を受けると刺し通すことができる円孔である。針ベースプランジャー4は楕円柱状に形成され、その外径と針筒1の内径と合せられるように形成され、その中心部に針ベース孔部41を有し、針ベース孔部41に針ベース7を緊密的に固着できる。針ベースプランジャー4が引き戻される際に脱落することを防止するために、針ベース7にはストッパー72が配置される。針ベース7の前端部がその上に取り付けられる針75を固着するものである。
【0021】
また、図1と図2に示すように、針帽子16と針筒1とが一体成形されるものであり、その中間部に薄弱破壊しやすい手段17を有し、その端部に針筒1の底部の円孔13と合せるための開口を有し、その内部に針75を収納するための円形長孔を有する。
【0022】
また、図1に戻し、本発明が取り付ける時、まず針ベースプランジャー4を掛けフック収納室6のナット63につけ、それから針ベース7を旋回しつけ、それらの三者を一体にならせる。針ベースプランジャー4が熱可塑性弾性材料からなるものであるので、その合せる状況が緊密的合せである。それから取り付け完成後の部分を針筒1の後部より針筒の前部へ差し込み、針ベース7の円錐形針係止部材73を針筒底部の取り付け孔13から針筒1の底面部より伸び出させると共に、緊密的に係止させ、また、プランジャー3を針ロッド2の前端部のナット24につけさせ、それから針ロッド掛けフック8を旋回しつけ、同様に三者に一体にならせ、また、それらを取り付け終了後の針筒部分につければよい。使用時、まず針帽子16と針筒1とを分離し、それから外方へ針ロッドを引き出して薬液を吸い込み、それから注射をし、その使用方式と現有の注射器とが同じである。注射終了後に、楕円形の位置決め機能により、針ロッドの長方形引きフック85と掛けフック収納室6の長方形開口66とが丁度合せるようになるため、引きフック85が掛けフック収納室6の空所61に入り、針ロッド掛けフック8の最先端の三角形引きフック84が掛けフック収納室6の保護片62からなるスリット65にいり、それから針ロッド2を旋回し、この際、針ロッドの薄弱リング26も破壊され、且つ針ロッド掛けフックも所定の角度旋回されて長方形引きフック85の自己破壊係止部材83を掛けフック収納室の底面部の矩形孔64に入らせ、自己破壊構造を形成する。この際、三角形引きフック84とスリット65とが所定の角度を成す。それから外方へ針ロッド2を引き出し、この時、針ロッド2と針ロッド掛けフック8と針ベースプランジャー4と掛けフック収納室6と針ベース7と針75とが一緒に針筒1の内部に引き込まれ、また、力を入れて針ロッド2を折り切れ、または針ロッドを逆転すると、針ロッド2と針ロッド掛けフック8との間の連接ネジを釈放でき、針ロッド2を引き出し可能にし、その余った部分が針筒内に留められ、破壊性保護の目的を図れる。
【0023】
図9ないし図14に示すように、それらの図において本発明の注射器の他の実施の形態を掲げた。そのうち、図9は針ロッド2’の構造を示し、針ロッド2’の一端に取っ手21’を有し、取っ手の両端部に対称しあう保護翼同士29’を有し、その他端部に横切るように設定される円形板28’を備え、円形板28’外の“十”字形構造の対称しあう二つの辺部に二つの半楕円形のプランジャーベース25’が設けられ、それらの二つのプランジャーベース25’の外輪郭が針筒の楕円形内壁とぴったりあう楕円形状に形成され、プランジャーベース25’と“十”字形構造の二つの辺部とが点連接構造を形成し、それらによってプランジャーベース25’における破壊しやすい手段26’を形成する。針ロッドを旋回させると、プランジャーベースの二つの連接点が破壊され、それらによって自己破壊の目的を図る。針ロッドの円形板28’の前端中心に針ロッド掛けフックと連接しあうネジ24’を有し、二つの半楕円形プランジャーベース25’にはそれぞれ対称しあうように配置される二つの小円柱同士27’を有し、小円柱同士27’の位置と針ロッドプランジャー3’の後端面における円孔31’の位置と対応しあい、小円柱同士27’が針ロッドプランジャー3’と針ロッド2’の位置関係を制限するためのものである。
【0024】
また、図9aないし図9eに示すように、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、当該ロッド体における折切れやすい構造はロッド体22’の中段部の“じゅう”字形構造の四つの面に三角形の切り欠きを形成してなるものであり、場合によって他の折り切れ易い構造を採用してもよく、例えば折り切れ易い構造としてロッド体の適所に他の形状の折り切れ切り欠きなどを形成させてもよい。
【0025】
図10に示すように、当該図において針ロッド掛けフック8’の他の種の構造を開示し、そのうち、図10aは主体図であり、図10bは左側面図であり、図10cは右側面図であり、図10dは底面図である。当該針ロッド掛けフックの末端部に針ロッドと連接するための雌ねじ81’が設けられ、針ロッド掛けフック8’の中段部に針ロッドプランジャー3’を緊密的に固着するための突出円盤82’が設けられ、針ロッド掛けフック8’の前端部に掛けフック収納室6’と合せるための矢印状三角形引きフック84’を有し、突出円盤82’の引きフック84’に近接する前端面の外側に中心線に平行する三角柱状の自己破壊係止部材子部材83’を有する。
【0026】
図11に示すように、針ロッドプランジャーの構造を開示し、針ロッドプランジャー3’には針ロッド掛けフック8’の後端部の外円が差し込むことができる通孔32’を有しつつ、針ロッドプランジャー3’が楕円柱状に形成される。針ロッドプランジャー3’には半円形針ロッドプランジャーベース25’における小円柱27’と合せるための孔部31’を有する。それと針ロッドプランジャー3’とがすべて熱可塑性弾性材料によって製造されるものであってもよく、プランジャー通孔32’の直径の対応しあう部分が針ロッド掛けフック8’の後端部外円の直径よりやや小さく形成され、外力によって結合させることができ、それと針ロッドプランジャー3’と緊密的に取り付けることを確保できる。
【0027】
また、図13は前記針ロッド掛けフックと合せるための掛けフック収納室の構造を示し、そのうち、図13aは主体図であり、図13bは左側面図であり、図13cは右側面図であり、図13dは平面図であり、図13eはA−A断面図である。掛けフック収納室6’が楕円状に形成され、その引きフックに近接する側の中段部に矢印状三角形引きフック84’の軸方向投影形状と相同の形状に形成される長方形開口65’を有し、長方形開口65’の長辺部が丁度三角形引きフック84’の通過を許容でき、且つその短辺部が三角形引きフック84’のフック部を係止でき、戻させないように作用でき、長方形開口65’が三角形引きフック84’の通過を許容でき、且つ薬液の通路ともなる。掛けフック収納室6’の前端部に針ベース7’の後端部のねじ山71’と合せるためのナット63’を有する。ナット63’の雌ねじ69’が薬液の通路となるほか、三角形引きフック84’の旋回を許容できる空所ともなる。掛けフック収納室6’の引きフックに近接する側に水平方向から垂直方向までのほぼ1/4円のリング柱状矢印槽64’が形成され、リング柱状槽64’の軸方向投影の形状が時計方向に指す矢印状を呈し、且つ始発点から終止点までその槽幅が縮減されるようになると共に、その終止点において三角形状の矢印部によって終結する。図10に示すように、針ロッド掛けフックの三角柱状の自己破壊係止部材子部材83’が掛けフック収納室6の矢印状リング柱状槽64’と合せられる。針ロッド掛けフックを旋回する場合、三角柱状の自己破壊係止部材子部材83’が矢印状リング柱状槽64’の始発端より減衰状の矢印槽の矢印ヘッド部に滑り込んで且つ当該ヘッド部に係止され、後戻りできなくなり、それによって自己破壊の目的を図る。
【0028】
図14に示すように、図において針ベース構造を示し、針ベース7’の後端部の雄ねじ71’が掛けフック収納室6’の前端部のナット63’と合せられ、前記ねじ山のつける後端部が中空状の円錐形通孔に形成される。針ベース7’の中心部に通孔74’を有し、その中段部に円錐形針係止部材73’を有する。また、図12に示すように、針ベースプランジャー4’が楕円柱状に形成されつつ、その外径と針筒1’の内径と合せられ、その中心部に針ベース孔部41’を有し、針ベース孔部41’に針ベース7’を緊密的に取り付けられる。針ベースプランジャー4’が引き戻される際に脱落することを防止するために、針ベース7’にはストッパー72’が形成される。
【0029】
本実施の形態は取り付ける時、まず針ベース図14参照を針ベースプランジャー図12参照と掛けフック収納室図13参照をねじ山によって緊密的に針筒螺着後に1’図15参照の後端部の開口より針筒の底部に差込、針ベースと針筒の中央取り付け孔とを合せさせ、針ベースの前端部に製造時にステンレス針体をまず取り付けてもよい予め針ベースに合せて一斉に製造する。それから針ロッド図9参照と針ロッドプランジャー図11参照とを取り付け終了後に、針ロッドの小円柱と針ロッドプランジャーの小円柱孔とを対応合せさせ、また、掛けフック図10参照をねじ山によって緊密的に結合後に針筒の後端部開口より差し込んで掛けフック収納室の部分と緊密的に接触するまで取り付ける。使用時、使用前にまず針筒と針帽子を離れさせ破壊性永久分離に属する、薬液を吸い込み、薬液を注射し、注射終了後に掛けフックの三角柱83’が丁度緊密的に掛けフック収納室の“矢印状”槽部64’に接され、掛けフック8’における三角形引きフック84’が丁度掛けフック収納室における矩形孔65’を通過する。針ロッドを時計方向へ90度旋回するとこの時、針ロッドにおける破壊しやすい点が破壊される、掛けフックにおける三角柱状の引きフック84’が丁度掛けフック収納室6’の矩形孔65’の両辺部長辺部を掛け、その同時に、掛けフックにおける三角柱83’が掛けフック収納室6’を通し、軌跡が減衰する矢印槽64’に沿って強引に矢印ヘッドの端部に入り、三角柱より取り戻せなくなり、それにつれて、掛けフックにおける三角柱引きフック84’も旋回移動できなくなり、自己破壊作用を発揮する。針ロッドを引き戻しつつ、針ヘッドと針ベースと針プランジャーと掛けフック収納室とを一斉に針筒内に引っ込むことによって針筒が作業者とリサイクルメンバーとを傷まないように確保できる。針ロッドを引き戻してから、針ロッドを逆時計方向へ旋回することによって針ロッドと掛けフックとの連接するネジを釈放させると、医療廃棄物の量を減少できるようになる。
【0030】
図16と図17に示すように、図においてそれぞれ前記の実施の形態の他の種の相互に合わせられる針ロッド掛けフック8”と掛けフック収納室6”の構造を掲げ、図16に示すように、前記針ロッド掛けフックの末端部に針ロッドと連接する雌ねじ81”を有し、針ロッド掛けフック8”の中段部に針ロッドプランジャー3を緊密的に固着するための突出円盤82”を有し、針ロッド掛けフック8”の前端部に二つの掛けフック収納室6”とあわせるための円錐形引きフック83”を有する。図17に示すように、掛けフック収納室6”が楕円形に形成され、その引きフックに近接する側の中段部に孔部65”を有し、孔部65”が薬液の通路となり、その側面部に二つの針ロッド掛けフック8”の円錐形引きフック83”と合わせるための円錐孔64”が形成され、円錐孔64”の外端部に円錐形引きフック83”の最大の外径より小さく形成される柱状孔を有し、その内縁部が円錐形引きフック83”の形状と相同の形状に形成される円錐状孔を有する。薬液を注射し終わると、掛けフックの円錐状引きフック83”が丁度円錐孔64”に差し込まれ、引き戻せなくなってしまい、それによって自己破壊の目的を図る。
【0031】
この種の針ロッド掛けフック8”と掛けフック収納室6”を採用する場合、取り付ける時に注意すべきことは、針ロッド図9参照と針ロッドプランジャー図11参照とを取り付け終わると、針ロッドの小円柱と針ロッドプランジャーの小円柱孔とが対応合わせられ、それから針ロッド掛けフック8”図16参照とねじ山の螺合によって緊密的に結合してから、針筒の後端部の開口より差込、掛けフック収納室6”の一部の間隙と接触するまで差し込むようにし、強引に掛けフック収納室の小円孔に押し入れることをしてはいけなく、三角錐自己破壊手段を起動することを防止する必要があり、さもなければ注射器の浪費を招く場合がある。使用時、注射完成後に、掛けフックの三角錐形引きフック83”が丁度強引に緊密的に掛けフック収納室の三角推計孔部64”に差し込まれ、強引の係止を実行することによって自己破壊機能を実践する。
【0032】
図1−1に示すように、本発明の注射器には、針筒1−1と、針ロッド1−2と、針ロッド掛けフック1−8と、掛けフック収納室1−6と、針ベース1−7とを含み、針ロッド1−2の一端部に取っ手1−21を有し、取っ手1−21には対称しあう保護翼同士1−29を有し、当該針ロッドの他端部に針ロッドプランジャー1−3を備え、取っ手1−21がロッド体1−22を介して針ロッドプランジャー1−3を連接し、針筒1−1の底部中央に針ベース1−7を取り付けるための取り付け孔1−13を有し、針ベース1−7が針ベースプランジャー1−4を介して針筒1−1に取り付けられる。針帽子1−16と針筒1−1とが一体成形されると共に、薄弱破壊しやすい手段1−17を有し、使用前にそれを破壊し、一回だけ使用の目的を図る。ロッド体1−22には折り切れ易い構造と破壊しやすい構造とを有し、前記折り切れ易い構造はロッド体の中段部の開口とロッド体の適所における三角形の折りやすい槽からなり、注射器が使用し終わる場合にそれを折り切れ、破壊性保護の目的を図る。
【0033】
また、図1−3aと図1−3cと図1−3dに示すように、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、当該ロッド体における折切れやすい構造式の開口1−23がロッド体1−22の中段部の“十”字形構造の四つの面に位置するものであり、場合によって他の折り切れ易い構造を採用してもよく、例えば、折り切れ易い構造としてロッド体の適所に他の構造の折り切れやすい切り欠きなどを形成してもよい。
【0034】
前記の開口1−23が三角形に形成され、その面積がロッド体の横断面の面積の30%−80%ぐらいである。
【0035】
また、図1−3bに示すように、前記ロッド体のプランジャーベース1−25における破壊しやすい手段は楕円形プランジャーベースに薄弱リング1−26を形成することによって実践されるものである。針ロッドにおける切り欠き1−20は針ロッド1−22の“十”字形の四つの面におけるプランジャーベース1−25との連接箇所に三角形切り欠き1−20を設けてなるものであり、切り欠き1−20とリング状破壊しやすい手段1−26の内円と連接される。切り欠き1−20としていずれの形状、たとえば長方形に形成されてもよい。
【0036】
また、図1−3aと図1−3bに示すように、前記ロッド体における小円柱1−27が針ロッドプランジャー1−3と針ロッド1−2との位置関係を制限するためのものである。
【0037】
また、図1−2aと図1−2bと図1−2cに示すように、針筒1−1の断面が楕円形に形成され、その端部には外方へ張り出す手持ち部1−11を有する。針筒1−1の内壁部の前部に針ベースプランジャー1−4の緊密的固着性を強化するためのリング状突起1−14を有する。針帽子1−16と針筒1−1とが一体成形され、その間に薄弱破壊しやすい手段1−17が配置される。
【0038】
また、図1−1と図1−3と図1−4に示すように、針ロッド1−2のプランジャーベース1−25の前端部に針ロッド掛けフック1−8と連接しあうナット1−24を有する。針ロッド掛けフック1−8の後部にナット1−24と合わせるためのねじ山1−81を有する。針ロッド掛けフック1−8の中段部にプランジャー1−3を緊密的に固着するための突出円盤1−82を有する。針ロッド掛けフック1−8の前端部に掛けフック収納室1−6と合わせるための長方形引きフック1−85を有する。長方形引きフック1−85には自己破壊構造を備える係止部材1−83を有する。針ロッド掛けフック1−8の最先端に三角形引きフック1−84を有する。
【0039】
図1−5に示すように、針ロッドプランジャー1−3には針ロッド1−2の前端部のナット1−24を受け入れられる通孔1−32を有し、針ロッドプランジャー1−3が楕円柱形に形成される。針ロッドプランジャー1−3には針ロッドプランジャーベース1−25における小円柱1−27と合わせるための円孔1−31を有する。針ロッドプランジャー1−3として熱可塑性材料からなるものを採用でき、プランジャー通孔1−32の対応しあう部位の直径がナット1−24の直径よりやや小さく形成され、外力を加えることによって取り付けられ、針ロッド1−2と緊密的に固着することを確保できる。
【0040】
図1−7に示すように、掛けフック収納室1−6の表面に長方形引きフック1−85と相似する形状を有する長方形開口1−66を有し、長方形開口1−66が引きフック収納室1−6の所定の深度に至ると、長方形引きフック1−85に所定の角度を旋回させることができる空所1−61を形成する。掛けフック収納室1−6の表面に長方形引きフック1−85における自己破壊係止部材1−83と合わせるための孔部1−64を有する。空所1−61の前端部が二枚の保護片同士1−62により針ロッド掛けフック1−6の最先端の三角形引きフック1−84に通過させることを許容できる細長いスリット1−65を形成するように縮径される。当該スリットも薬液の通路となる。掛けフック収納室1−6の前端部に針ベース1−7の後端部のねじ山1−71と合わせるためのナット1−63を有する。
【0041】
図1−7に示すように、掛けフック収納室1−6の前端部のナット1−63は、中空状の円形通孔1−69を有し、後部が二枚の保護片同士1−62に針ロッド掛けフック1−6の最先端の三角形引きフック1−84に通過させることを許容できる細長いスリット1−65を形成するように縮径される。通孔1−69は薬液の通路になりつつ、三角形引きフック1−84の旋回を許容するための空所ともなる。
【0042】
また、図1−8に示すように、針ベース1−7の後端部のねじ山1−71が掛けフック収納室1−6の前端部のナット1−63とあわせるものであり、そのねじ山部が中空状の円形通孔となっている。
【0043】
図1−6と図1−8に示すように、針ベース1−7の中心部に通孔1−74を有し、針ベースの中段部に円形針係止部材1−73を有し、また、図1−1と図1−2に示すように、針筒1−1の底部中央の取り付け孔1−13が針ベース1−7の円形針係止部材1−73のやや力を受けると刺し通されることができる円孔である。針ベースプランジャー1−4が楕円柱状に形成され、その外径と針筒1−1の内径と合わせられ、その中心部に針ベース孔部1−41を有し、針ベース孔部1−41に針ベース1−7を緊密的に取り付けられる。針ベースプランジャー1−4が引き戻される際に脱落することを防止するために、針ベース1−7にはストッパー1−72を有する。針ベース1−7の前端部に針を取り付けるためのねじ山1−75を形成している。
【0044】
また、図1−1と図1−2に示すように、針帽子1−16と針筒1−1とが一体成形されるものであり、その中間部に薄弱破壊しやすい手段1−17を有し、その端部に針筒1−1の底部円孔1−13と合わせるための開口を有し、そのうちに針を収納できる円形長孔を有する。
【0045】
また、図1−1に戻し、本発明は取り付ける際、まず針ベースプランジャー1−4を掛けフック収納室1−6のナット1−63に取り付け、それから針ヘッドを針ベース1−7に取り付け、それから針ベース1−7を旋回装着し、四者を一体にならせる。針ベースプランジャー1−4は熱可塑性弾性材料からなるものであるので、その合わせる後に緊密的合わせとなる。それから、取り付け完成後の部分を針筒1−1の後部より針筒の前部まで差込、針ベース1−7の円形針係止部材1−73を針筒の底部の取り付け孔1−13を介して針筒1−1の底面部より伸び出させつつ緊密的に係止させ、それから針ロッドプランジャー1−3を針ロッド1−2の前端部のナット1−24に取り付け、それから針ロッド掛けフック1−8を旋回固定し、同じようにそれらの三者を一体にならせ、それから取り付け終了後の針筒部分に差し込むと、組立が終わる。使用時、まず針帽子1−16と針筒1−1とを分離させ、それから針ロッドを外方へ引き出し、薬液を吸入し、それから注射をし、その使用方式と現有の注射器と同様である。注射終了後に、楕円形の位置決め機能を有するため、針ロッドの長方形引きフック1−85と掛けフック収納室1−6の長方形開口1−66とをぴったり合わせさせ、引きフック1−85を掛けフック収納室1−6の空所1−61に入らせ、針ロッド掛けフック1−8の最先端の三角形引きフック1−84が掛けフック収納室1−6における保護片同士1−62によって形成されるスリット1−65内に入り、それから針ロッド1−2を旋回する。この時、針ロッドの薄弱リング1−26が破壊され、且つ針ロッド掛けフックも所定の角度を旋回し、長方形引きフック1−85の自己破壊係止部材1−83に掛けフック収納室表面の円孔1−64に入らせ、構造の自己破壊を実践する。その同時に、三角形引きフック1−84とスリット1−65とが所定の角度を成す。それから外方へ針ロッド1−2を引き出し、この時、針ロッド1−2と、針ロッド掛けフック1−8と、針ベースプランジャー1−4と、掛けフック収納室1−6と、針ベース1−7と、針とが一斉に針筒1−1の内部に引っ込まれ、また、力を入れて針ロッド1−2を折り切れ、または針ロッドを逆転すると、針ロッド1−2と針ロッド掛けフック1−8の間の連接ネジを釈放させられ、針ロッド1−2を引き出させることができるようになり、余った部分が針筒内に留められ、破壊性保護の目的を図れる。
【0046】
図2−1と図2−2と図2−3に示すように、本発明の第二の実施の形態の静脈注射器には、断面楕円形の針筒2−1と、針ロッド2−2と、針ロッド掛けフック2−8と、掛けフック収納室2−6と、針ベース係止部材2−7と、針ベース2−67とを有し、針ロッド2−2の一端に取っ手2−21を有し、取っ手2−21には対称しあう保護翼同士2−29を有しつつ、他端部に針ロッドプランジャー2−3を有する。取っ手2−21がロッド体2−22を介して針ロッドプランジャー2−3と連接し、針筒2−1の底部中央に針ベース係止部材2−7を取り付けるための取り付け孔2−13を有し、針筒2−1の底部辺部に針ベース2−67を取り付けるための取り付け孔2−12を有する。針ベース係止部材2−7と、後部がそれとねじ山を介して連接される掛けフック収納室2−6が針ベースプランジャー2−4における通孔2−41を介して針筒2−1に取り付けられ、掛けフック収納室2−6と針ベース2−67とが一体成形され、針ベース2−67が針ベースプランジャー2−4の縁部の通孔2−42を介して針筒2−1に取り付けられる。針ロッドプランジャー2−25には破壊しやすい手段2−26が設けられる。針帽子2−16と針筒2−1とが一体成形され、薄弱破壊しやすい手段2−17が設けられる。使用前、それを破れ、一回だけ使用の目的を図る。
【0047】
また、図2−3aに示すように、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成される。針ロッドにおける切り欠き2−23が針ロッド2−22の“十”字形の四つの面におけるプランジャーベース2−25との連接箇所に三角形の切り欠き2−23を設けるものであり、切り欠き2−23もリング状破壊しやすい手段2−26の内円と連接する。切り欠き2−23としていずれの形状、例えば長方形に形成させてもよい。
【0048】
また、図2−3bに示すように、前記ロッド体のプランジャーベース2−25における破壊しやすい手段は楕円形プランジャーベースに円形薄弱リング2−26を形成することによって実践されるものである。
【0049】
また、図2−3aと図2−3bに示すように、ロッド体プランジャーベース2−25における小円柱2−27がプランジャー2−3と針ロッド2−2との位置関係を制限するものである。
【0050】
図2−2aと図2−2bと図2−2cに示すように、針筒2−1の断面が楕円形に形成され、その端部に外方へ張り出す手持ち部2−11を有し、針筒2−1の底部中央に針ベース係止部材子部材2−73のための取り付け孔2−13を有し、針筒底部の縁部に針ベース2−67と合せるための針ベース取り付け孔2−12を有する。針筒2−1の内壁部の前端部に針ベースプランジャー2−4の緊密さを向上するためのリング状突起2−14を有し、針帽子2−16と針筒2−1とが一体成形され、薄弱破壊しやすい手段2−17を設けている。
【0051】
図2−1と図2−3と図2−4に示すように、針ロッド2−2のプランジャーベース2−25の前端部に針ロッド掛けフック2−8と連接しあうナット2−24を有する。針ロッド掛けフック2−8の後部にナット2−24と合わせるためのねじ山2−81を有する。針ロッド掛けフック2−8の中段部にプランジャー2−3を緊密的に固着するための突出円盤2−82を有する。針ロッド掛けフック2−8の前端部に掛けフック収納室2−6と合わせるための長方形引きフック2−85を有する。長方形引きフック2−85には自己破壊係止部材2−83を有する。針ロッド掛けフック2−8の最先端に三角形引きフック2−84を有する。
【0052】
図2−5に示すように、針ロッドプランジャー2−3には針ロッド2−2の前端部のナット2−24を受け入れられる通孔3−32を有し、針ロッドプランジャー2−3が楕円柱状に形成される。針ロッドプランジャー2−3には針ロッドプランジャーベース2−25における小円柱2−27と合わせるための円孔2−31を有する。針ロッドプランジャー2−3として可塑性弾性材料からなるものを採用でき、針ロッドプランジャー通孔2−32の対応しあう部位の直径がナット2−24の直径よりやや小さく形成され、外力を加えることによって針ロッドプランジャー2−3が緊密的に取り付けられることを確保できる。
【0053】
図2−7に示すように、掛けフック収納室2−6の表面には長方形引きフック2−85と相似する形状の長方形開口2−66を有し、長方形開口2−66が引きフック収納室2−6内の所定の深さに至ると、長方形引きフック2−85に所定の角度を旋回させられる空所2−61を形成する。引きフック収納室2−6の表面には長方形引きフック2−85における自己破壊係止部材2−83と合わせるための円孔2−64を有する。空所2−61の前端部が二枚の保護片同士2−62により針ロッド掛けフック2−8の最先端の三角形引きフック2−84に通過させることができる細長いスリット2−65を形成するように縮径される。掛けフック収納室2−6の前端部に針ベース係止部材2−7の後端部のねじ山2−71と合わせるためのナット2−63を有する。
【0054】
図2−7に示すように、掛けフック収納室2−6の前端部のナット2−63が中空状の円形通孔2−69を有し、その後部が二枚の保護片同士2−62に針ロッド掛けフック2−28に最先端の三角形引きフック2−84の通過を許容できる細長いスリット2−65を形成するように縮径され、通孔2−69が三角形引きフック2−84が旋回可能な空所である。
【0055】
図2−8に示すように、針ベース係止部材2−7の後端部のねじ山2−71が掛けフック収納室2−6の前端部のナット2−63と合わせるための中空状の円形通孔となり、当該通孔の前端部がストッパー2−72によって封止される。針ベース係止部材2−7の前端部が円錐形の針ベース係止部材子部材2−73を形成する。
【0056】
図2−6と図2−7と図2−8に示すように、針ベース2−67の中心部に薬液通孔2−68を有し、その中段部に円形針係止部材2−60を有し、針ベース2−67と掛けフック収納室2−6とがねじ山によって一体になるように連接される。また、図2−1と図2−2に示すように、針筒2−1の底部の縁部における取り付け孔2−12が針ベース2−67の円形針係止部材2−60のやや力を受けると刺し通されることができる円孔である。針筒2−1の底部中央における取り付け孔2−13が針ベース係止部材2−7の円形針ベース係止部材子部材2−73のやや力を受けると刺し通されることができる円孔である。針ベースプランジャー2−4が楕円柱状に形成され、その外径と針筒2−1の内径と合せあい、その中心部に針ベース係止部材孔部2−41を有し、針ベース係止部材孔部2−41には針ベース2−67を緊密的に取り付けられる。針ベース係止部材2−7を引き戻す際に針ベースプランジャー2−4が脱落することを防止するために、針ベース係止部材2−7にはストッパー2−72が形成される。
【0057】
図2−1と図2−2に示すように、針帽子2−16と針筒2−1とが一体成形され、その中間部に薄弱破壊しやすい手段2−17を有し、その端部に針筒2−1の底部の取り付け孔2−12と合わせるための開口を有し、そのうちに針を収納できる円形長孔を有する。
【0058】
図2−1に戻り、取り付ける時、まず針ベースプランジャー2−4を掛けフック収納室2−6のナット2−63と針ベース2−67に取り付け、それから針ヘッドを針ベース2−67に取り付け、それから針ベース係止部材2−7を旋回固定し、それらの四者を一体にならせる。針ベースプランジャー2−4は熱可塑性材料からなるものであるので、その合せる後に緊密的合わせとなり、それから取り付け終了後の部分を針筒2−1の後部より針筒2−1の前部まで差込、針ベース係止部材2−7の円形針ベース係止部材子部材2−73を針筒の底部中央の取り付け孔2−13より針筒2−1の底面より伸び出させると共に、緊密的に係止させる。それから針ロッドプランジャー2−3を針ロッド2−2の前端部のナット2−24に取り付け、それから針ロッド掛けフック2−8を旋回し、同様にそれらの三者を一体にならせ、それからそれらを取り付け終了後の針筒部分に取り付ければよい。
【0059】
図2−9ないし時2−15に示すように、図において本実施の形態の他の実施例のそれぞれの部材の構造を示しており、図9には針ロッド2−2’の構造を示し、針ロッド2−2’の一端に取っ手2−21’を有し、取っ手の両端部に対称しあう保護翼同士2−29’を有し、その他端部に横切るように配置される円形板2−28’を備え、円形板2−28’の外方の“十”字形構造の二つの辺部における対称しあう箇所に二つの半楕円形の円形プランジャーベース2−25’が設けられ、それらの二つのプランジャーベース2−25’の外縁部が針筒の楕円形内壁部とぴったりあうような楕円柱状に形成され、プランジャーベース2−25’と“十”字形構造の二つの縁部とが点連接構造を呈し、それによってプランジャーベース2−25’における破壊しやすい手段2−26’を形成する。針ロッドを旋回する時、プランジャーベースの二つの連接点が破壊され、自己破壊の目的を図れる。針ロッドの円形板2−28’の前端部の中心部に針ロッド掛けフックと連接するネジ2−24’が設けられ、二つの半楕円形プランジャーベース25’においてそれぞれ対称しあう二本の小柱2−27’が形成され、小柱2−27’の位置と、針ロッドプランジャー2−3’の後端面における孔部2−31’の位置と対応しあい、小柱2−27’が針ロッドプランジャー2−3と針ロッド2−2’の位置関係を制限するためのものである。
【0060】
また、図2−9aないし図2−9eに示すように、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、当該ロッド体における折切れやすい構造はロッド体2−22’の中段部の“十”字形構造の四つの面における三角形切り欠きからなり、場合によって他の折り切れ易い構造を採用してもよく、例えばその折切れやすい構造としてロッド体の適所に他の形状の折りきれ易い切り欠きなどを形成してもよい。
【0061】
図2−10に示すように、図において針ロッド掛けフック2−8’の構造を示し、当該針ロッド掛けフックの末端部に針ロッド2−2’と連接する雌ねじ2−81’が形成され、針ロッド掛けフック2−8の中段部に針ロッドプランジャー2−3を緊密的に固着するための突出円盤2−82’を有し、針ロッド掛けフック2−8の前端部に掛けフック収納室2−6と合わせるための矢印状の三角形引きフック2−84’を有し、突出円盤2−82’の引きフック84’に近接する前端部の外側に中心線に平行する三角柱形の自己破壊係止部材2−83’が設けられる。
【0062】
図2−13と図2−10に示すように、掛けフック収納室2−6’が楕円形を呈し、その引きフックに近接する側の中段部に矢印状の三角形引きフック2−84’の軸方向投影形状と相同の形状を有する長方形開口2−65’を有し、長方形開口2−65’が三角形引きフック2−84’に通過させることを許容でき、掛けフック収納室2−6’の前端部に針ベース2−7’の後端部のねじ山2−71’と合わせるためのナット2−63’を有し、ナット2−63’の内螺孔2−69’が三角形引きフック2−84’の旋回可能な空所となり、掛けフック収納室2−6’には一体成形の針ベース2−67’を有し、針ベース2−67’の中心部に薬液通孔2−68’を有する。掛けフック収納室2−6’の引きフックに近接する側にほぼ90度のリング槽柱状2−64’が形成され、リング槽2柱状−64‘の軸方向投影が時計方向に指す矢印状に形成され、且つ始発点より終止点までその槽幅が縮減され、且つ終止端部において三角形状の矢印ヘッド部によって終止される。図2−10に示すように、針ロッド掛けフックの三角柱状の自己破壊係止部材2−83’が掛けフック収納室2−6’の矢印状リング柱状槽2−64’と合せられる。針ロッド掛けフックを旋回すると、三角柱状の自己破壊係止部材2−83’が矢印状リング槽柱状2−64‘の始発端より減衰状の矢印槽のヘッド部に滑り込みつつ、当該ヘッド部に係止され、取り戻せなくなり、それによって自己破壊の目的を図る。
【0063】
図2−11には針ロッドプランジャーの構造を示しており、針ロッドプランジャー2−3’には針ロッド掛けフック2−8’の後端部の外円を納入できる通孔2−32’を有し、針ロッドプランジャー2−3’が楕円柱状に形成される。針ロッドプランジャー2−3’には半円形針ロッドプランジャーベース2−25’における小柱2−27’と合わせるための孔部2−31’を有する。それと針ロッドプランジャー2−3’とがすべて熱可塑性弾性材料からなるものを採用でき、プランジャー通孔2−32’の直径の対応しあう部分が針ロッド掛けフック2−8’の後端部の外円の直径よりやや小さく形成され、外力によって取り付けられ、それによって針ロッドプランジャー2−3’との緊密的取り付けを確保できる。
【0064】
図2−12に示す針ベースプランジャーの構造は、その針ベースプランジャー2−4’が楕円柱状に形成され、その外径と針筒2−1’の内径と合せあい、その中心部に針ベース係止部材孔部2−41’を有し、針ベース係止部材孔部2−41’には針ベース係止部材2−7’を緊密的に固定でき、針ベースプランジャー2−4’の縁部に針ベース孔部2−42’を有し、針ベース孔部2−42’には針ベース2−67’を緊密的に取り付けられる。
【0065】
針筒2−1として図2−2に示す構造を採用できる。
【0066】
図2−14に示すように、針ベース係止部材2−7’の一端部に掛けフック収納室のナット2−63’と連接しあう雄ねじ2−71’を有し、針ベース係止部材2−7’を引き戻す際に針ベースプランジャー2−4’が脱落することを防止するために、針ベース係止部材2−7’にはストッパー2−72’を有し、前端部に円錐形の針ベース係止部材子部材2−73’を有する。
【0067】
取り付ける時、まず針ベース係止部材2−7’を針ベースプランジャー2−4’を介して掛けフック収納室2−6’とねじ山によって緊密的に螺合してから針筒2−1の開口より針筒の底部に取り付け、その針ベース係止部材と針筒中央取り付け孔2−13と合せられ、薬液通路と針筒薬液通路取り付け孔2−12と合わせられ、針ロッド2−2’と針ロッドプランジャー2−3’とを取り付け終了後に、針ロッドの小円柱と針ロッド小円柱孔と対応合せられ、また、掛けフック2−8’とねじ山によって緊密的に螺着後に針筒の後端部の開口より差込、掛けフック収納室の部分に至って緊密的に接触するまで差し込むようにする。使用時、注射終了後に、掛けフックの三角柱が丁度緊密的に掛けフック収納室の矢印状槽部2−64’の始発端に接し、掛けフックにおける三角柱引きフック2−84’が丁度掛けフック収納室における長方形孔2−65’を通し、針ロッドを時計方向へ90度旋回するとこの時、針ロッドにおける破壊しやすい点が破壊される、掛けフックにおける三角柱引きフックが丁度掛けフック収納室の矩形孔の両辺部長辺部に掛けられ、それと同時に、掛けフックにおける三角柱が掛けフック収納室における軌跡が減衰する矢印状の槽部を通して強引に矢印ヘッド部に入り、三角柱が後退できなくなり、掛けフックにおける三角柱引きフックも旋回移動できなくなり、自己破壊機能を実践するようになる。
【0068】
図3−1に示すように、本注射器には、断面楕円形の針筒3−1と、針ロッド3−2と、針ベース3−7と、針3−5とを含み、針ロッド3−2の一端に取っ手3−21を有し、その両端部に対称しあう保護翼同士3−29を有し、針ロッドの他端部に針ロッドプランジャー3−3を有し、取っ手3−21がロッド体3−22を介してプランジャー3−3と連接する。針ベース3−7が針筒内底部の針ベースプランジャー3−4を介して針筒3−1に取り付けられる。針帽子3−6と針筒3−1とが一体成形され、且つ薄弱破壊しやすい手段3−61を有し、使用前にそれを破壊すると、一回だけ使用の目的を図れるようになる。ロッド体3−22には折り切れ易い構造を有し、当該折り切れ易い構造は、ロッド体の中段部における開口とロッド体の適所における折切れやすい槽とからなり、注射器が使用し終わると、それを折り切れることによって破壊性保護の目的を図る。
【0069】
また、図3−3aと図3−3cと図3−3dに示すように、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、そのロッド体の折り切れ易い構造の開口3−23がロッド体3−22の中段部における“十”字形構造の四つの面に位置し、場合によって他の折り切れ易い構造を採用してもよく、例えば、折り切れ易い構造としてロッド体の適所に折り切れ易い切り欠きなどを形成してもよい。
【0070】
前記に説明した開口3−23が長方形孔であり、その開口の面積がロッド体の横断面の面積の30%−80%である。
【0071】
図3−2aと図3−2bと図3−2dに示すように、針筒3−1が楕円柱状に形成され、その端部に外方へ張り出す手持ち部3−11を有する。
【0072】
図3−3に示すように、針ロッドのロッド体3−22の底端部に円形のプランジャーベース3−25が連接され、そのプランジャーベース3−25の中心部に針ロッドプランジャー3−3を取り付けるためのプランジャー軸3−28を有し、プランジャー軸3−28には針ロッドプランジャー3−3を固定するための円盤3−26を有する。図3−3に示すように、針ロッドプランジャー3−3にはプランジャー軸3−28と円盤3−26の差し込める通孔3−33を有し、プランジャー3−3が楕円柱形に類似する形状に形成され、その楕円柱面の中間部分が内方へ凹むと共に、そのある底面部が中央外方へ突出する。プランジャー3−3の前端部に長方形開口3−31を有し、プランジャー3−3として熱可塑性材料からなるものを採用でき、プランジャー通孔3−33の対応しあう部分がプランジャー軸3−28と円盤3−26よりやや小さく形成され、外力を加えることによって取り付けられ、それによって安定な取り付け状態を確保できる。プランジャー軸3−28の底端部に凹槽3−24を有し、後パッド3−8が気軽に装着されることができるように作用できる。後パッド3−8には槽部3−82と開口3−81を有する。
【0073】
図3−7に示すように、針ベース3−7には注射器の針ヘッドを取り付けるためのリング状針係止部材3−72を有し、針ベース37の中心部に通孔3−74を有する。その中段部に一対の扇状ストッパー3−75を有し、扇状ストッパー3−75の円弧角度が好ましくは45度以下に設定され、図において選定される円弧角度が30度であり、その底部に係止盤3−71を有する。また、取り付け図3−1と3−2に示すように、中心円孔3−13に針ベース3−7の針係止部材3−72を刺し通すことができ、扇状孔3−14の円弧角度が少なくとも針ベースストッパー3−75の円弧角度よりやや大きく形成され、それによって針ベースの一対のストッパー3−75が順調に刺し通せることを確保でき、図において反映される円弧角度が針ベースストッパー3−75の円弧角度より大きく見られ、その円弧角度がほぼ45度である。また、図3−4に示すように、針筒の底部には針ベースを取り付けるための針ベースプランジャー3−4を有し、針ベースプランジャー3−4が楕円柱形に形成され、その外径と針筒の内径と合せられ、針ベースプランジャー3−4の中心部に針ベース孔部を有し、当該針ベース孔部には針ベース係止盤3−71を緊密的に取り付けられる拡張部分を有する。
【0074】
また、図3−5に示すように、前記針ベース孔部は、針ベース係止盤3−71と針ロッド係止歯部3−27の通過可能な端部孔3−43と、針ベース係止盤3−71を収納・係止できる中部孔3−42と、針ベース中段部合わせ底部孔3−41との三部分からなる。
【0075】
取り付け図3−1と3−3に示すように、プランジャー軸3−28がプランジャー3−3より伸び出し、そのプランジャーより伸び出される部分のプランジャー軸の端部に一対の係止歯部3−27を有し、それらの係止歯部3−27が扇状に形成されると共に、その中心線に回って対称分布し、扇状係止歯部3−27の円弧角度が普段45度以下であり、図に示す扇状係止歯部3−27の円弧角度が30度である。また、図3−7aと図3−7cと図3−7dに示すように、係止盤3−71の底面部に一対のプランジャーの端部箇所の係止歯部3−27と相似しつつやや大きく形成される扇状開口3−76を有し、図に示す扇状開口3−76の円弧角度が45度以下であり、係止歯部3−27の開口3−76に差し込むことを許容できる。開口3−76が係止盤3−71の所定の深さに至ると、その中心に回って係止歯部3−27を納入できる収納室3−73を旋回拡張形成される。収納室3−73が係止歯部3−27に係止歯部の円弧角度より大きい角度を回転させることができ、図における収納室3−73の円弧角度が90度である。
【0076】
また、取り付け図3−1と図3−2と図3−5に示すように、前記の針筒底部の一対の扇状孔3−14の同一方向の隣接する外表面に内方へ凹む部分3−12を有し、その内方へ凹む部分3−22が四分の一の楕円形に形成されると共に、その円弧角度が針ベースストッパーより大きく形成され、それによって針ベースが針筒の底部に取り付ける後に針ベースストッパーを旋回して針ベースを固定することに利する。
【0077】
また、取り付け図3−1と図3−2に示すように、針帽子3−6と針筒3−1とが一体成形され、その中間部に薄弱破壊しやすい手段3−61を有し、その端部には針筒3−1の底部円孔3−13と合わせるための開口を有し、そのうちに針3−5を収納できる円形長孔を有する。
【0078】
また、図3−1に戻り、本発明は取り付ける時、まず針ベース3−7を針ベースプランジャー3−4に取り付け、針ベース係止盤3−71が丁度針ベース孔の中部孔3−42に位置し、針ベースプランジャーは熱可塑性材料からなるものであるので、その合わせ後に緊密的合わせ状態となり、また、針ベースプランジャー3−4の前端部に前パッド3−9を付け加え、針係止部材3−72に針3−5を取り付け、それから取り付け後の針ベース3−7を針筒3−1の上端部の開口より針筒の底部まで差込、針ベースの扇状ストッパー3−75を針筒底部の取り付け孔より針筒3−1の底面より伸び出させ、且つ旋回させ、扇状ストッパー3−75を針筒の底部の内方へ凹む部分3−12に位置させ、それから取り付け終了後の針ロッド3−2をつければよい。使用時、まず針帽子3−6と針筒3−1を分離させ、それから外方へ針ロッドを引き出し、薬液を吸入し、それから注射をし、その使用方式と現有の注射器とが同じである。注射終了後に、楕円形の位置決め機能によって、針ロッド係止歯部3−27と針ベース係止盤における扇状開口3−76とをぴったり合せさせ、その係止歯部3−27を針ベース収納室3−73に入らせ、それから針ベース3−7を所定の角度まで旋回させて針ベースの扇状ストッパー3−75と針筒底部の扇状孔3−14とをぴったり合せさせ、この際、針ロッド係止歯部3−27が針ベース収納室3−73の旋回によって係止槽に入り、その後、外方へ針ロッド3−2を引き出し、この時、針ロッド3−2と針ベースプランジャー3−4と針ベース3−7と針3−5とが一斉に針筒3−1に入り、力を入れて針ロッド3−2を折り切れれば、破壊性保護の目的を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は本発明の全体構造を示す説明図である。
【図2】
図2は針筒と針帽子の構造を示す説明図である。
【図2a】
図2aは主体図である。
【図2b】
図2bはB−B方向の側面断面図である。
【図2c】
図2cはA−A方向の側面断面図である。
【図3】
図3は針ロッドの構造を示す説明図である。
【図3a】
図3aは主体図である。
【図3b】
図3bは右側面図である。
【図3c】
図3cは左側面図である。
【図3d】
図3dは横断面図である。
【図4】
図4は針ロッド掛けフックの構造を示す説明図である。
【図4a】
図4aは主体図である。
【図4b】
図4bは左側面図である。
【図4c】
図4cは平面図である。
【図4d】
図4dは右側面図である。
【図4e】
図4eはA−A断面図である。
【図5】
図5は針ロッドプランジャー構造を示す説明図である。
【図5a】
図5aは主体図である。
【図5b】
図5bは平面図である。
【図5c】
図5cは底面図である。
【図6】
図6は針ベースプランジャー構造を示す説明図である。
【図6a】
図6aは主体図である。
【図6b】
図6bは右側面図である。
【図6c】
図6cは左側面図である。
【図7】
図7は掛けフック収納室構造を示す説明図である。
【図7a】
図7aは主体図である。
【図7b】
図7bは左側面図である。
【図7c】
図7cは右側面図である。
【図7d】
図7dはA−A断面図である。
【図7e】
図7eは平面図である。
【図8】
図8は針ベース構造を示す説明図である。
【図8a】
図8aは主体図である。
【図8b】
図8bは右側面図である。
【図8c】
図8cは平面図である。
【図9】
図9は針ロッドの他の種の構造を示す説明図である。
【図9a】
図9aは主体図である。
【図9b】
図9bは右側面図である。
【図9c】
図9cは平面図である。
【図9d】
図9dはA−A断面図である。
【図9e】
図9eはB−B断面図である。
【図10】
図10は針ロッド掛けフックの他の種の構造を示す説明図である。
【図10a】
図10aは主体図である。
【図10b】
図10bは左側面図である。
【図10c】
図10cは右側面図である。
【図10d】
図10dは平面図である。
【図11】
図11は針ロッドプランジャーの構造を示す説明図である。
【図11a】
図11aは主体図である。
【図11b】
図11bは左側面図である。
【図11c】
図11cは右側面図である。
【図12】
図12は針ベースプランジャーの構造を示す説明図である。
【図12a】
図12aは主体図である。
【図12b】
図12bは左側面図である。
【図12c】
図12cは右側面図である。
【図13】
図13は掛けフック収納室の構造を示す説明図である。
【図13a】
図13aは主体図である。
【図13b】
図13bは左側面図である。
【図13c】
図13cは右側面図である。
【図13d】
図13dは平面図である。
【図13e】
図13eはA−A断面図である。
【図14】
図14は針ベース構造を示す説明図である。
【図14a】
図14aは主体図である。
【図14b】
図14bは右側面図である。
【図14c】
図14cは平面図である。
【図15】
図15は針筒と針帽子の構造を示す説明図である。
【図15a】
図15aは主体図である。
【図15b】
図15bはB−B方向の側面図である。
【図15c】
図15cはA−A方向の側面図である。
【図16】
図16は針ロッド掛けフックの他の種の構造を示す説明図である。
【図16a】
図16aは主体図である。
【図16b】
図16bは左側面図である。
【図16c】
図16cは右側面図である。
【図16d】
図16dは平面図である。
【図17】
図17は掛けフック収納室の他の種の構造を示す説明図である。
【図17a】
図17aは主体図である。
【図17b】
図17bは左側面図である。
【図17c】
図17cは右側面図である。
【図17d】
図17dはA−A断面図である。
【図17e】
図17eは平面図である。
【図1−1】
図1−1は本発明の第一の実施の形態の全体構造を示す説明図である。
【図1−2】
図1−2は針筒と針帽子の構造を示す説明図である。
【図1−2a】
図1−2aは主体図である。
【図1−2b】
図1−2bはB−B方向の側面図である。
【図1−2c】
図1−2cはA−A方向の側面図である。
【図1−3】
図1−3は針ロッドの構造を示す説明図である。
【図1−3a】
図1−3aは主体図である。
【図1−3b】
図1−3bは右側面図である。
【図1−3c】
図1−3cは左側面図である。
【図1−3d】
図1−3dはA−A断面図である。
【図1−4】
図1−4は針ロッド掛けフックの構造を示す説明図である。
【図1−4a】
図1−4aは主体図である。
【図1−4b】
図1−4bは左側面図である。
【図1−4c】
図1−4cは平面図である。
【図1−4d】
図1−4dはA−A断面図である。
【図1−4e】
図1−4eは右側面図である。
【図1−5】
図1−5は針ロッドプランジャー構造を示す説明図である。
【図1−5a】
図1−5aは主体図である。
【図1−5b】
図1−5bは平面図である。
【図1−5c】
図1−5cは底面図である。
【図1−6】
図1−6は針ベースプランジャー構造を示す説明図である。
【図1−6a】
図1−6aは主体図である。
【図1−6b】
図1−6bは右側面図である。
【図1−6c】
図1−6cは左側面図である。
【図1−7】
図1−7は掛けフック収納室構造を示す説明図である。
【図1−7a】
図1−7aは主体図である。
【図1−7b】
図1−7bは右側面図である。
【図1−7c】
図1−7cは左側面図である。
【図1−7d】
図1−7dはA−A方向側面図である。
【図1−7e】
図1−7eは平面図である。
【図1−8】
図1−8は針ベース構造を示す説明図である。
【図1−8a】
図1−8aは主体図である。
【図1−8b】
図1−8bは右側面図である。
【図1−8c】
図1−8cは平面図である。
【図2−1】
図2−1は本発明の第二の実施の形態の全体構造を示す説明図である。
【図2−2】
図2−2は針筒と針帽子の構造を示す説明図である。
【図2−2a】
図2−2aは主体図である。
【図2−2b】
図2−2bはB−B方向側面図である。
【図2−2c】
図2−2cは右側面図である。
【図2−3】
図2−3は針ロッド構造を示す説明図である。
【図2−3a】
図2−3aは主体図である。
【図2−3b】
図2−3bは右側面図である。
【図2−3c】
図2−3cは左側面図である。
【図2−4】
図2−4は針ロッド掛けフック構造を示す説明図である。
【図2−4a】
図2−4aは主体図である。
【図2−4b】
図2−4bは左側面図である。
【図2−4c】
図2−4cは平面図である。
【図2−4d】
図2−4dは右側面図である。
【図2−4e】
図2−4eはA−A断面図である。
【図2−5】
図2−5は針ロッド掛けフック構造を示す説明図である。
【図2−5a】
図2−5aは主体図である。
【図2−5b】
図2−5bは平面図である。
【図2−5c】
図2−5cは底面図である。
【図2−6】
図2−6は針ベースプランジャー構造を示す説明図である。
【図2−6a】
図2−6aは主体図である。
【図2−6b】
図2−6bは右側面図である。
【図2−6c】
図2−6cは左側面図である。
【図2−7】
図2−7は掛けフック収納室構造を示す説明図である。
【図2−7a】
図2−7aは主体図である。
【図2−7b】
図2−7bは右側面図である。
【図2−7c】
図2−7cは左側面図である。
【図2−7d】
図2−7dはA−A方向側面図である。
【図2−7e】
図2−7eは平面図である。
【図2−8】
図2−8は針ベース構造を示す説明図である。
【図2−8a】
図2−8aは主体図である。
【図2−8b】
図2−8bは右側面図である。
【図2−8c】
図2−8cは平面図である。
【図2−9】
図2−9は第二の実施の形態の針ロッドの他の種の構造を示す説明図である。
【図2−9a】
図2−9aは主体図である。
【図2−9b】
図2−9bは右側面図である。
【図2−9c】
図2−9cは平面図である。
【図2−9d】
図2−9dはA−A断面図である。
【図2−9e】
図2−9eはB−B断面図である。
【図2−10】
図2−10は針ロッド掛けフックの他の種の構造を示す説明図である。
【図2−10a】
図2−10aは主体図である。
【図2−10b】
図2−10bは左側面図である。
【図2−10c】
図2−10cは右側面図である。
【図2−10d】
図2−10dは平面図である。
【図2−11】
図2−11は針ロッドプランジャー構造を示す説明図である。
【図2−11a】
図2−11aは主体図である。
【図2−11b】
図2−11bは左側面図である。
【図2−11c】
図2−11cは右側面図である。
【図2−12】
図2−12は針ベースプランジャー構造を示す説明図である。
【図2−12a】
図2−12aは主体図である。
【図2−12b】
図2−12bは左側面図である。
【図2−12c】
図2−12cは右側面図である。
【図2−13】
図2−13は掛けフック収納室構造を示す説明図である。
【図2−13a】
図2−13aは主体図である。
【図2−13b】
図2−13bは左側面図である。
【図2−13c】
図2−13cは右側面図である。
【図2−13d】
図2−13dはA−A断面図である。
【図2−13e】
図2−13eはB−B断面図である。
【図2−14】
図2−14は針ベース構造を示す説明図である。
【図2−14a】
図2−14aは主体図である。
【図2−14b】
図2−14bは左側面図である。
【図3−1】
図3−1は本発明の第三の実施の形態の全体構造を示す説明図である。
【図3−2】
図3−2は針筒と針帽子の構造を示す説明図である。
【図3−2a】
図3−2aは平面図である。
【図3−2b】
図3−2bは主体図である。
【図3−2c】
図3−2cはB−B方向側面図である。
【図3−2d】
図3−2dはA−A方向側面図である。
【図3−3】
図3−3は針ロッド構造を示す説明図である。
【図3−3a】
図3−3aは主体図である。
【図3−3b】
図3−3bは右側面図である。
【図3−3c】
図3−3cはC−C断面図である。
【図3−3d】
図3−3dはB−B断面図である。
【図3−3e】
図3−3eはA−A断面図である。
【図3−4】
図3−4は針ロッドプランジャー構造を示す説明図である。
【図3−4a】
図3−4aは平面図である。
【図3−4b】
図3−4bはプランジャー主体図である。
【図3−4c】
図3−4cは左側面図である。
【図3−4d】
図3−4dは底面図である。
【図3−5】
図3−5は針ベースプランジャー構造を示す説明図である。
【図3−5a】
図3−5aは主体図である。
【図3−5b】
図3−5bは平面図である。
【図3−5c】
図3−5cは左側面図である。
【図3−6】
図3−6は針構造を示す説明図である。
【図3−6a】
図3−6aは主体図である。
【図3−6b】
図3−6bは平面図である。
【図3−7】
図3−7は針ベース構造を示す説明図である。
【図3−7a】
図3−7aは主体図である。
【図3−7b】
図3−7bは右側面図である。
【図3−7c】
図3−7cは左側面図である。
【図3−7d】
図3−7dはA−A方向側面図である。
【図3−8】
図3−8は後パッド構造を示す説明図である。
【図3−8a】
図3−8aは平面図である。
【図3−8b】
図3−8bは主体図である。
【図3−9】
図3−9は前パッド構造を示す説明図である。
【図3−9a】
図3−9aは主体図である。
【図3−9b】
図3−9bは平面図である。
Claims (30)
- 楕円形断面を有する針筒(1)と、針ロッド(2)と、針ロッドプランジャー(3)と、針ベース(7)と、針(75)とを備え、前記針ロッド(2)の先端部に針ロッドプランジャー(3)が設けられ、且つ針ロッド取っ手(21)がロッド体(22)を介して前記針ロッドプランジャー(3)と連結するように形成される注射器において、
針ロッド掛けフック(8)と、掛けフック収納室(6)と、針ベースプランジャー(4)をさらに有し、且つ前記針筒(1)の底部中央に前記針ベース(7)を取り付けるための取り付け孔(13)を有し、針ベース(7)と後部がねじ山を介してそれと螺合する掛けフック収納室(6)とが針筒内の底部の針ベースプランジャー(4)を通して前記針筒(1)に取り付けられ、また、針ロッド(2)の先端部がねじ山の螺合によって前記針ロッド掛けフック(8)に連結され、針ロッド掛けフック(8)の先端のフック部が前記掛けフック収納室(6)の収納室内に差し込まれ、且つ針ロッド掛けフック(8)と掛けフック収納室(6)の間に自己破壊手段が配置され、前記針ロッドのロッド体(22)には折り切れ易い手段(23)を有し、針帽子(16)と針筒(1)とが一体成形され、薄弱の破壊しやすい手段(17)が設けられることを特徴とする自己破壊手段を有する注射器。 - 前記ロッド体の横断面が“十”字形に形成され、当該ロッド体における折切れやすい手段(23)がロッド体(22)の中間部の“十”字形構造の四つの面における三角形の折りやすい槽であり、その面積がロッド体の横断面の面積の30%−80%であることを特徴とする請求項1に記載の自己破壊手段を有する注射器。
- 前記針ロッドのロッド体(22)の先端部に楕円形断面のプランジャーベース(25)が設けられ、その上にはリング状の破壊しやすい手段(26)と楕円形プランジャーを固定するための小円柱(27)が設けられ、前記針ロッドプランジャー(3)には前記小円柱(27)と対応しあう円孔(31)が形成され、前記針ロッドプランジャーベース(25)の先端部に前記針ロッド掛けフック(8)と連結するナット(24)を有し、前記針ロッドプランジャー(3)には前記ナット(24)と合せるための通孔(32)が形成され、針ロッド掛けフック(8)の後部に前記ナット(24)と合せるためのねじ山(81)を有し、且つ針ロッド掛けフック(8)の中間部に前記針ロッドプランジャー(3)を緊密的に固着する突出円盤(82)が設けられ、前記針ロッド掛けフック(8)の先端部に前記掛けフック収納室(6)と合せるための長方形引きフック(85)が設けられ、当該長方形掛けフック(85)には自己破壊手段の係止部材(83)が設けられ、針ロッド掛けフック(8)の最先端には三角形の引きフック(84)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の自己破壊手段を有する注射器。
- 前記針ロッド掛けフック(8)の一部が針ロッドプランジャー(3)より伸び出され、そのプランジャーより伸び出される部分の端部に長方形引きフック(85)を備え、当該長方形引きフック(85)が中心軸を中心として対称的に分布し、前記掛けフック収納室(6)の底面部に前記長方形引きフック(85)と相似する長方形開口(66)が形成され、当該長方形開口(66)が引きフック収納室(6)内に所定の深度まで差し込まれる後、前記長方形引きフック(85)に所定の角度を旋回させることを許容できる空室(61)を有し、掛けフック収納室(6)の底面部に前記長方形引きフック(85)における自己破壊係止部材(83)と合わせられる矩形孔(64)が形成され、前記空室(61)の先端部が二枚の保護片(62)によって縮径されつつ、前記針ロッド掛けフック(6)の最先端の三角形引きフック(84)の通過を許容できるスリット(65)が形成され、当該スリットも薬液の通路となり、前記掛けフック収納室(6)の先端部に針ベース(7)の後端部におけるねじ山(71)と合わせられるナット(63)を有し、針ベースプランジャー(4)には前記ナット(63)と合わせられる通孔(41)が形成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項記載の自己破壊手段を有する注射器。
- 前記針ベース(7)の中心部に通孔(74)が形成され、その中間部に円錐形針係止部材(73)が形成され、前記針筒(1)の底部の中央部における取り付け孔(13)が前記針ベース(7)の円錐形針係止部材(73)がやや力を受ける場合に刺し通すことが出来る円孔であり、針ベースプランジャー(4)が楕円柱形に形成され、その外径が針筒(1)の内径に合せて形成され、その中心部に針ベース孔(41)が形成され、当該針ベース孔(41)が緊密的に針ベース(7)を固着でき、引き戻す際に前記針ベースプランジャー(4)が脱落することを防止するために、針ベース(7)にはストッパー(72)が形成され、針ベース(7)の先端部に針(75)が固着されることを特徴とする請求項4に記載の自己破壊手段を有する注射器。
- 前記針筒(1)の内壁部に針ベースプランジャー(4)の固着性を向上するためのリング状突起(14)が形成され、針帽子(16)の端部に針筒(1)の底部における取り付け孔(13)に合わせられる開口を有しつつ、その内部に針(75)を収納できる円形長孔が形成されることを特徴とする請求項5に記載の自己破壊手段を有する注射器。
- 前記針ロッドのロッド体(22’)の先端部に端部に対し横切るように配置される板体(28’)を有し、当該板体(28’)の“十”字形構造に対する対称しあう両辺部の縁部に2つの外部輪郭が前記針筒(1’)内の楕円形壁部と合せるための半楕円形のプランジャーベース(25’)を有し、当該プランジャーベース(25’)と“十”字形構造の二つの縁部と点接続構造を形成し、それらによってプランジャーベース(25’)における破壊しやすい手段(26’)を形成し、また、二つの半楕円形プランジャーベース(25’)には二つの小柱(27’)が形成され、針ロッドプランジャー(3’)の後端面に前記小柱(27’)と対応しあう孔部(31’)が形成されることを特徴とする請求項2に記載の自己破壊手段を有する注射器。
- 前記針ロッド掛けフック(8’)の後端部の外円と針ロッドプランジャー(3’)の通孔(32’)とが合わせられるように設定され、針ロッド掛けフック(8’)の中間部に針ロッドプランジャー(3’)を緊密的に固着するための突出円盤(82’)が設けられ、針ロッド掛けフック(8)の先端部に掛けフック収納室(6)と合わせあう三角形引きフック(84’)が形成され、突出円盤(82’)の引きフック(84’)に近接する前端面の外側に中心線に平行する三角柱状の自己破壊部材(83’)が設けられ、また、前記掛けフック収納室(6’)が針ベースプランジャー(4’)内の楕円孔と合わせあう楕円状に形成され、その引きフックに近接する側の中間部に針ロッド掛けフック(8)の三角形引きフック(84’)の軸方向投影形状と同じ形状に形成され、且つ三角形引きフック(84’)の通過を許容でき、且つ薬液の通路ともなる長方形スリット(65’)が形成され、掛けフック収納室(6)の先端部に針ベースと連接し、薬液の通路ともなり、且つ三角形引きフック(84’)の旋回の空所となる内螺孔(69’)が形成され、また、前記掛けフック収納室(6)の引きフックに近接する側にほぼ90度の環柱状槽(64’)が形成され、当該環柱状槽(64’)の軸方向の投影が矢印状を呈し、且つ当該環柱状槽(64’)の始発端から末端部までの幅が縮径状を呈し、且つ終端部において三角柱状の自己破壊部材(83’)を納入できる三角柱状の頭部にて終止し、針ロッド掛けフックの三角柱状の自己破壊部材(83’)が掛けフック収納室(6)の矢印状環柱状槽(64’)と合わせあうことを特徴とする請求項7に記載の自己破壊手段を有する注射器。
- 前記針ロッド掛けフック(8)の自己破壊部材(83)は、針ロッド掛けフック(8)の前端部に二つの円錐形引きフック(83”)を設けると共に、掛けフック収納室(6)の後端面部に二つの前記針ロッド掛けフック(8)の円錐形引きフック(83”)と合せるための円錐孔(64”)を形成し、且つ前記円錐孔(64”)の外端部が円錐形引きフック(83”)の最大外径より小さく形成される柱状孔であると共に、その内端面が前記円錐形引きフック(83”)と同じ形状に形成される円錐形に形成されるように設定したことによって形成されることを特徴とする請求項8に記載の自己破壊手段を有する注射器。
- 断面楕円形の針筒(1−1)と、針ロッド(1−2)と、針ロッド掛けフック(1−8)と、掛けフック収納室(1−6)と、針ベース(1−7)とからなり、前記針ロッド(1−2)の一端に取っ手(1−21)が設けられ、当該取っ手(1−21)の一端には対称しあう保護翼(1−29)を有しつつ、他端にプランジャー(1−3)を有し、取っ手(1−21)がロッド体(1−22)を介して針ロッドプランジャー(1−3)と連接するように設定される針ヘッドを交換可能な自己破壊式注射器であって、前記針筒(1−1)の底部中央部に針ベース(1−7)を取り付けるための取り付け孔(1−13)を有し、針ベース(1−7)と後部がそれとねじ山によって連接される掛けフック収納室(1−6)とが針筒内の底部の針ベースプランジャー(1−4)を通って針筒(1−1)に取り付けられ、また、前記ロッド体(1−22)には折り切れ易い構造(1−23)を有し、また、前記ロッド体の横断面が“十”字形に形成され、前記折り切れ易い構造はロッド体(1−22)の中段部における適所に折りやすい槽が形成され、針ロッドプランジャーベース(1−25)の破壊手段(1−26)に効果を生成させることに利するために、針ロッドには薄弱点(1−20)が設けられ、針帽子(1−16)と針筒(1−1)とが一体成形され、その間に薄弱破れやすい部(1−17)が設けられ、針ベース(1−7)の中心部に通孔(1−74)が形成され、針ベース(1−7)の中間部に円筒形針係止部材(1−73)が設けられ、前記針筒(1−1)の底部中央における取り付け孔(1−13)が針ベース(7)の円筒形針係止部材(73)がやや力を受ける場合刺し通すことができる円孔であり、また、針ベースプランジャー(1−4)が楕円柱形に形成され、その外径と針筒(1−1)の内径と合わせられるように設定され、その中心に針ベース孔(1−41)を有し、当該針ベース孔(1−41)に針ベース(1−7)を緊密的に取り付けられ、引き戻す時に針ベースプランジャー(1−4)が脱落することを防止するために、針ベース(1−7)にはストッパー(1−72)が設けられ、また、針ベース(1−7)の前端部に針を螺着するためのねじ山(1−75)が形成されることを特徴とする針ヘッドを交換可能な自己破壊式注射器。
- 前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、前記ロッド体における折切れやすい構造の孔部(1−23)がロッド体(1−22)の中段部の“十”字形構造の四つの面に形成され、前記孔部(1−23)が三角形に形成され、その孔部の面積がロッド体の横断面の面積の30%−80%であり、針ロッドにおける切り欠き(1−20)が針ロッド(1−22)の“十”字形の四つの面におけるプランジャーベース(25)を連接する箇所に三角形の切り欠き(1−20)を設けてなるものであり、当該切り欠き(1−20)とリング状の破壊しやすい手段(26)の内円と連接しあうことを特徴とする請求項10に記載の針ヘッドを交換可能な自己破壊式注射器。
- 前記針ロッドのロッド体(1−22)の前端部に断面が楕円形に形成されるプランジャーベース(1−25)が連結され、その上にはリング状の破壊しやすい手段(1−26)と楕円形プランジャーを固定するための小円柱(1−27)が設けられ、針ロッドプランジャー(1−3)には前記小円柱(1−27)と対応しあう円孔(31)が形成され、また、前記針ロッドプランジャーベース(1−25)の前端部に針ロッド掛けフック(1−8)と連結しあうナット(1−24)を有し、また、針ロッドプランジャー(1−3)にはナット(1−24)と合せるための通孔(1−32)を有し、また、針ロッド掛けフック(1−8)の後部にはナット(1−24)と合せるためのねじ山(1−81)を有し、針ロッド掛けフック(1−8)の中段部に針ロッドプランジャー(1−3)を緊密的に固着するための突出円盤(1−82)が設けられ、針ロッド掛けフック(1−8)の前端部には掛けフック収納室(1−6)と合せるための長方形引きフック(1−85)を備え、また、長方形引きフック(1−85)には自己破壊部材(1−83)を備え、また、針ロッド掛けフック(1−8)の最先端には三角形引きフック(1−84)を有することを特徴とする請求項10に記載の針ヘッド交換可能な自己破壊式注射器。
- 前記針ロッド掛けフック(1−8)の一部が針ロッドプランジャー(1−3)より通し出し、そのプランジャーより伸び出した部分の端部に長方形引きフック(1−85)を有し、当該長方形引きフック(1−85)が中心軸に対し対称分布するようになり、掛けフック収納室(1−6)の表面には前記長方形引きフック(1−85)と相似する長方形スリット(1−66)を有し、当該長方形スリット(1−66)が引きフック収納室(1−6)に所定の深さまで進入後に長方形引きフック(1−85)に所定の角度を旋回させることができる空所(1−61)が形成され、掛けフック収納室(1−6)の表面に長方形引きフック(1−85)における自己破壊部材(1−83)と合せるための円孔(1−64)を備え、空所(1−61)の前端部が二枚の保護片(1−62)によって針ロッド掛けフック(1−6)の最先端の三角形引きフック(1−84)の通過を許容できる細長いスリット(1−65)を形成するように縮径され、当該スリットも薬液の通路となり、掛けフック収納室(1−6)の前端部が針ベース(1−7)の後端部のねじ山(1−71)と合せるためのナット(1−63)であり、針ベースプランジャー(1−4)には前記ナット(1−63)と合せるための通孔(1−41)を有することを特徴とする請求項10または11または12に記載の針ヘッド交換可能な自己破壊式注射器。
- 前記針筒(1−1)の断面が楕円形に形成され、且つ前記針筒の底部に取り付け孔(1−13)を有し、また、針筒(1−1)の内壁に針ベースプランジャー(1−4)の固着性を強化するためのリング状突起(1−4)が形成され、また、針帽子(1−16)と針筒(1−1)とが一体成形され、その間に薄弱破壊しやすい手段(1−17)を有し、針帽子端部には針筒(1)の底部の取り付け孔(13)と合せるための開口を有し、その内部に針を収納可能な円形長孔が形成されることを特徴とする請求項10に記載の針ヘッド交換可能な自己破壊式注射器。
- 楕円形断面を有する針筒(2−1)と、針ロッド(2−2)と、針ベース(2−67)と、針ベース係止部材(2−7)とを含み、針ロッドの先端部にプランジャー(2−3)を有し、針ロッド取っ手(2−21)がロッド体(2−22)を介してプランジャー(2−3)と連結されるように設定した自己破壊手段を有する静脈注射器において、針ロッド掛けフック(2−8)と掛けフック収納室(2−6)とを有し、且つ針筒(2−1)の底部中央に針ベース係止部材(2−7)を取り付けるための取り付け孔(2−13)と針ベース(2−67)の針筒底部縁部を取り付けるための針ベース取り付け孔(2−12)とを有し、針ベース係止部材(2−7)と後部がそれとねじ山によって連結される掛けフック収納室(2−6)とが針ベースプランジャー(2−4)を介して針筒(2−1)に取り付けられ、針ベース(2−67)が掛けフック収納室(2−6)に設けられると共に、それと一体成形され、針ベースプランジャー(2−4)の縁部の取り付け孔(2−42)を介して針筒(2−1)に取り付けられ、また、前記ロッド体(2−22)が横断面が“十”字形に形成される構造を有し、針ロッドには破壊しやすい構造(2−23)が設けられ、針帽子(2−16)と針筒(2−1)とが一体成形されると共に、薄弱破壊しやすい手段(2−17)が設けられることを特徴とする自己破壊手段を有する静脈注射器。
- 前記針ロッドのロッド体(2−22)の前端部に楕円形のプランジャーベース(2−25)が連結され、その上にはリング状の破壊しやすい手段(2−26)と楕円形断面のプランジャーを固着するための小円柱(2−27)を有し、前記針ロッドのロッド体(2−22)における折切れやすい構造(2−23)が針ロッド(2−22)とプランジャーベース(2−25)の連接箇所に切り欠き(2−23)を設けるものであり、当該切り欠き(2−23)とリング状破壊しやすい手段(2−26)の内円と連接し、また、針ロッドプランジャー(2−3)には前記小円柱(2−27)と対応しあう円孔(2−31)を有し、且つプランジャーベース(2−25)の前端部に針ロッド掛けフック(2−8)と連結しあうためのナット(2−24)を有し、針ロッドプランジャー(2−3)にはナット(2−24)と合せるための通孔(2−32)を有し、針ロッド掛けフック(2−8)の後部にナット(2−24)と合せるためのねじ山(2−81)を有し、針ロッド掛けフック(2−8)の中段部に針ロッドプランジャー(2−3)を緊密的に固着するための突出円盤(2−82)を有し、針ロッド掛けフック(2−8)の前端部に掛けフック収納室(2−6)と合せるための長方形引きフック(2−85)を有し、長方形引きフック(2−85)には自己破壊係止部材(2−83)を備え、針ロッド掛けフック(2−8)の最先端に三角形引きフック(2−84)を有することを特徴とする請求項15に記載の自己破壊手段を有する静脈注射器。
- 前記針ロッド掛けフック(2−8)の一部がプランジャー(2−3)より伸び出し、当該プランジャーより伸び出した部分の先端部に長方形引きフック(2−85)を有し、当該長方形引きフック(2−85)が中心線を基準として対称的に分布し、また、掛けフック収納室(2−6)の表面に前記長方形引きフック(2−85)と相似する長方形開口(2−66)を有し、当該孔部(2−66)が掛けフック収納室(2−6)内の所定の深度に至ると、前記長方形引きフック(2−85)に所定の角度を旋回させることができる空所(2−61)が形成され、前記掛けフック収納室(2−6)の表面に前記長方形引きフック(2−85)における自己破壊係止部材(2−83)と合せるための矩形孔(2−64)を有し、空所(2−61)の前端部が二枚の保護片(2−62)によって前記針ロッド掛けフック(2−6)の最先端の三角形引きフック(2−84)に通過させることができる細長いスリット(2−65)が形成されるように縮径され、前記引きフック収納室(2−6)と針ベース(2−67)とが一体成形され、前記引きフック収納室(2−6)の前端部に針ベース係止部材(2−7)の後部のねじ山(2−71)と合せるためのナット(2−63)を有し、針ベースプランジャー(2−4)にはナット(2−63)と合せるための針ベース係止部材通孔(2−41)と、針ベース(2−67)と合せるための針ベース通孔(2−42)とを有することを特徴とする請求項16に記載の自己破壊手段を有する静脈注射器。
- 前記針ベース係止部材(2−7)の後端部には中空状のねじ山(2−71)を有し、その前端部がストッパー(2−72)によって封止され、針ベース係止部材(2−7)の前端部に円錐形の針ベース係止部材子部材(2−73)を有し、前記針筒(2−1)の底部中央の取り付け孔(2−13)は、針ベース係止部材(2−7)の円錐形針ベース係止部材子部材(2−73)がやや力を受けると刺し通すことができる円孔であり、針筒(2−1)の内部の底部の縁部の取り付け孔(2−12)に針ベース(2−67)を取り付けられ、針ベースプランジャー(2−4)が楕円柱状に形成され、その外径が針筒の内径と合せるように設定され、その中心には針ベース係止部材通孔(2−41)を備え、当該針ベース係止部材通孔(2−41)に針ベース係止部材(2−7)を緊密的に固着でき、針ベースプランジャー(2−4)の縁部に針ベース(2−67)と合せるための針ベース通孔(2−42)を有し、当該針ベース通孔(2−42)に針ベース(2−67)を緊密的に取り付けられ、針ベースプランジャー(2−4)が引き戻される際に脱落することを防止するために前記針ベース係止部材(2−7)にはストッパー(2−72)が配置されることを特徴とする請求項17に記載の自己破壊手段を有する静脈注射器。
- 前記針筒(2−1)が楕円形に形成され、当該針筒(2−1)の底部中央に前記針ベース係止部材子部材(2−73)と合せるための針ベース係止部材子部材取り付け孔(2−13)を有すると共に、その縁部に針ベース(2−67)と合せるための針ベース取り付け孔(2−12)を有し、また、針筒(2−1)の内壁部に針ベースプランジャー(2−4)の固着性を強化するためのリング状突起(2−14)が形成され、また、針帽子(2−16)と針筒(2−1)とが一体成形され、中間部に薄弱破壊しやすい手段(2−17)を有し、その端部には針筒(2−1)の底部の円孔(2−12)と合せるための開口を有し、その中に針を収納可能な円形長孔を有することを特徴とする請求項18に記載の自己破壊手段を有する静脈注射器。
- 前記針ロッドのロッド体(2−22’)の前端部に当該端部を横切る板体(2−28’)が設けられ、当該板体(2−28’)の“十”字形構造の二つの対向辺部に対称する辺部に二つの外輪郭が針筒(2−1’)の内楕円壁とぴったり合う半楕円形のプランジャーベース(2−25’)が設けられ、当該プランジャーベース(2−25’)と“十”字形構造の二つの辺部と点連接構造を形成し、それによってプランジャーベース(2−25’)における破壊しやすい手段(2−26’)を形成し、また、二つの半楕円形プランジャーベース同士(2−25’)において二本の小柱同士(2−27’)が形成され、且つ針ロッドプランジャー(2−23’)の後端面において前記小柱同士(2−27’)と対応しあう孔部(2−31’)が形成されることを特徴とする請求項15に記載の自己破壊手段を有する静脈注射器。
- 前記針ロッド(2−2’)の前端部と針ロッド掛けフック(2−8’)の末端部とがねじ山を介して螺合され、針ロッド掛けフック(2−8’)の後端部の外円と針ロッドプランジャー(2−3’)の通孔(2−32’)とが合せられ、針ロッド掛けフック(2−8’)の中間部に針ロッドプランジャー(2−3’)を緊密的に固着するための突出円盤(2−82’)が設けられ、針ロッド掛けフック(2−8’)の前端部に掛けフック収納室(2−6’)と合せるための三角形引きフック(2−84’)を有し、また、突出円盤(2−82’)の引きフック(2−84’)の前端面に近接する外側に中心線に平行する三角柱状の自己破壊係止部材(2−83’)が設けられ、また、前記掛けフック収納室(2−6’)が針ベースプランジャー(2−4’)の内楕円孔と合せるための楕円状に形成され、それが掛けフックに近接する側の中間部に針ロッド掛けフック(2−8’)の矢印状三角形引きフック(2−84’)の軸方向投影形状と相同する、三角形引きフック(2−84’)の通過を許容できつつ、薬液の通路ともなる長方形スリット(2−65’)が形成され、また、掛けフック収納室(2−6)の前端部には針ベース(2−7)に連接し、薬液の通路と三角形引きフック(2−84’)の旋回空所となる内螺孔(2−69’)が形成され、また、前記掛けフック収納室(2−6)の引きフックに近接する側にほぼ90度のリング柱状槽(2−64’)が形成され、当該リング柱状槽(2−64’)の軸方向投影形状が矢印状を呈し、且つ当該槽(2−64’)が始発端から終止端までの槽幅が縮径状態を呈し、且つ終止端に三角柱状の自己破壊係止部材(2−83’)を収納可能な三角柱状のヘッド部にて終止され、針ロッド掛けフックの三角柱状の自己破壊係止部材(2−83’)が掛けフック収納室(2−6)の矢印状リング柱状槽(2−64’)と合せあうことを特徴とする請求項20に記載の自己破壊手段を有する静脈注射器。
- 断面楕円形の針筒(3−1)と、針ロッド(3−2)と、針ベース(3−7)と、針(3−5)とを備え、針ロッド(3−2)の一端に取っ手(3−21)を有し、その両端部に対称しあう保護翼(3−29)を備え、他端にプランジャー(3−3)を有し、取っ手(3−21)がロッド体(3−22)を介してプランジャー(3−3)と連接するように設定される注射器であって、前記針筒(3−1)の底部中央には針ベース(3−7)を取り付けるための取り付け孔(3−13)を有し、針ベース(3−7)が針筒内底部の針ベースプランジャー(3−4)を介して針筒(3−1)に取り付けられ、前記ロッド体(3−22)には折り切れ易い手段を有し、前記ロッド体の横断面が“十”字形構造を呈し、前記折り切れ易い手段はロッド体(3−22)の中間部における孔部とロッド体の適所に形成される折りやすい槽とからなり、また、針(3−5)が針ベース(3−7)の前端部の連接構造を介して針ベース(3−7)と緊密的に合せられ、針帽子(3−6)と針筒(3−1)とが一体成形され、薄弱破壊しやすい手段(3−61)を設けたことを特徴とする注射器。
- 前記ロッド体の横断面が“十”字形構造に形成され、且つ前記ロッド体における折折れやすい手段の孔部(3−23)がロッド体(3−22)の中間部の“十”字形構造の四つの面に形成され、所謂孔部(3−23)が長方形孔であり、その孔部面積がロッド体の横断面の面積の30%−80%であることを特徴とする請求項22に記載の注射器。
- 前記針ロッドのロッド体(3−22)の底端部が円形のプランジャーベース(3−25)と連接し、当該プランジャーベース(3−25)の中心部に楕円形プランジャー(3−3)を保持するプランジャー軸(3−28)を有し、当該プランジャー軸(3−28)にはプランジャー(3−3)を固定するための突出円盤(3−26)を備え、プランジャー軸(3−28)の前端部に針ベース(3−7)と合せるための翼盤(3−27)を有することを特徴とする請求項22に記載の注射器。
- 前記針ベース(3−7)には注射器の針ヘッドを取り付けるためのリング状針係止部材(3−72)を備え、その内部にねじ山を有し、当該針ベース(3−7)の中心部に通孔(3−74)を有し、その中間部に一対の扇状ストッパー(3−75)が形成され、前記針筒(3−1)の底部中央の取り付け孔は針ベース(3−7)のリング状針係止部材(3−72)の通過を許容できる中心円孔(3−13)と、円孔(3−13)と連通しつつ扇状ストッパー(3−75)の通過を許容できる中心軸に回って対称的に形成される一対の扇状孔(3−14)とからなるものであり、前記針ベースプランジャー(3−4)が楕円形状を呈し、その外径が針筒の内径と合せられるように設定され、その中心部に針ベース孔を有し、当該針ベース孔の中間部に針ベース係止盤(73−1)を緊密的に取り付けられる拡張部を有し、取り付ける際、針ベースプランジャー(3−4)の前端部に前パッド(3−9)を有することを特徴とする請求項22ないし24のいずれか一項に記載の注射器。
- 前記扇状ストッパー(3−75)の円弧角度が30度以下にすると共に、扇状孔(3−14)の円弧角度を45度以下にすることを特徴とする請求項25に記載の注射器。
- 前記針ロッド(3−2)のプランジャー軸がプランジャー(3−3)より伸び出し、そのプランジャーより伸び出した部分のプランジャー軸の端部に一対の係止歯部(3−27)を有し、それらの係止歯部(3−27)が扇状に形成されると共に、中心軸に回って対称的に分布され、且つ前記針ベース(3−7)の係止盤(3−71)の底面部に前記プランジャー端部の係止歯部(3−27)と相似する一対の扇状孔部(3−76)を有し、それらの孔部(3−76)の係止盤(3−71)内の所定の深さに至ると、その中心に回って前記係止歯部(3−27)を収納可能な収納室(3−73)が旋回拡張形成されており、且つ前記プランジャー軸(3−3)の底部に後パッド(3−8)と合せるための凹槽(3−24)が形成されていることを特徴とする請求項25に記載の注射器。
- 前記扇状係止歯部(3−27)の円弧角度が30度以下になると共に、前記扇状孔部(3−76)の円弧角度が45度以下になり、且つ前記収納室(3−73)の円弧角度が90度以下になるように設定することを特徴とする請求項27に記載の注射器。
- 前記針筒が楕円形に形成され、且つ前記針筒の底部に一対の扇状孔(3−14)を有し、その同一方向の隣り合う箇所の外壁部には凹み部(3−12)を有し、当該凹み部(3−12)が四分の一の楕円形に形成されることを特徴とする請求項25に記載の注射器。
- 前記針帽子(3−6)と前記針筒(3−1)とが一体成形され、その中間部に薄弱破壊しやすい手段(3−61)を有し、その端部に針筒(3−1)の底部円孔(3−13)と合せるための開口を有し、その中に針(3−5)を収納可能な円形長孔を有することを特徴とする請求項22に記載の注射器。
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