JP2004507973A - 総称的wlanアーキテクチャ - Google Patents
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Abstract
本発明の方法は、第1のテクノロジで構成された第1のネットワーク、特にデータネットワーク((W−)LAN)において、第1のテクノロジを使用する少なくとも1つの局(W−H;H;MS)との通信の形成のために構成された1つまたは複数のネットワーク装置および/またはインターフェース(ハブ、ブリッジ、V、VL)が含まれ、さらに第1のネットワークの自主的動作のための基本機能(AAA,DHCP,DNS)を有し、第1のネットワークに登録されていない加入者の接続の際に加入者に関するデータを、ネットワーク外部のデータソース(GSM,UMTS)から得ることができるようにするために、2つのネットワーク((W−)LAN;GSM,UMTS)のうちの1つが、そのつどの他のネットワーク(GSM,UMTS;(W−)LAN)の構成要素の論理機能を汎用的に供給する。
Description
【0001】
本発明は、独立請求項の上位概念による、第1のテクノロジで構成されたネットワークにおけるデータ交換のための方法並びにネットワーク装置に関する。
【0002】
回線ベースの通信システムにおいては、通信が相互に回線接続された加入者局の間で行われており、この場合通常は、それらの間で交換局が介在接続されている。
【0003】
無線通信システム、例えば第2世代の汎ヨーロッパディジタル移動セルラ無線システムなどのGSM(Global System for mobile Communications)方式においては、例えば音声、画像情報などのデータからなる複数の情報が電磁波を利用して無線インターフェースを介して伝送されている。この無線インターフェースとは、1つの基地局と複数の加入者局の間の接続に関するものであり、この場合の複数の加入者局とは例えば複数の移動局や固定の無線局などであり得る。電磁波の放射は、この場合搬送波で行われ、この搬送波はそれぞれのシステムに設けられた周波数帯域におかれている。将来的な無線通信システム、例えばUMTS方式(Universal Mobile Telecommunication System)やその他の第3世代の通信システムに対しては、約2000MHzの周波数帯域におかれる周波数が設けられている。この第3世代の移動無線システムであるUMTS方式に対しては、2つのモードが設けられており、この場合1つのモードはFDD(Frequency Division Duplex)作動モードと称され、もう1つはTDD(Time Division Duplex)作動モードと称される。これらのモードは、それぞれ異なった周波数帯域で使用され、これらの2つのモードは、符号分割によるいわゆるCDMA(Code Division Multiple Access)−多元接続方式でサポートされている。
【0004】
データアクセスの際に、とりわけ回線ベースのシステムにおいては、加入者局とアクセス網との間の接続の制御が大抵はポイントツーポイントプロトコル(PPP)を介して行われる。接続を形成する際には、当該加入者の認証もしくは当該接続を構築しようとする加入者局の認証が行われる。但しこのことには、付随的に発生する料金の中央決算が基本的に生じ得る。また認証の目的に対しては、RADIUS(Remote Authentication Dial In User Service)プロトコルが公知である。
【0005】
この種の通信システムでは、加入者局(例えばコンピュータないしホスト)にデータ伝送のためのネットワークアクセスを提供している(例えばインターネットサービス)。そのため、加入者局での設定の際には、1つのコンフィグレーション、すなわち加入者局においてデータアクセスの際に必要な全ての設定事項、特にIPアドレス(Internet Protocol)などが記憶される。これらは、加入者局、特に各加入者におけるサポートされたサービス(これらは所望のデータサービスの実行、例えばインターネットアクセスに必須とされる)並びにこれらが実行されるネットワークコンポーネントとのコンタクトを可能にさせるものである。このアドレスには、例えばHTTPサーバーのIPアドレスの他にも(これはインターネットホームページの“マウスクリック毎”の容易な呼出しを可能にする)、ドメインネームサーバーDNSのアドレス(これは加入者に割当てられたIPアドレスを突きとめるものである)やSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバーのアドレス(これは電子メッセージ、いわゆるEメールの伝送に必要となる)が含まれている。
【0006】
前述した通信システムの他にも、つぎのようなデータネットワークも存在する。すなわち通常は局所的に構築され、データステーションの汎用的な接続のために構想されたデータネットワークである。ここで前述したような加入者局と区別するためにこれらのデータステーションは以下では単に“ホスト”と称するものとする。2つのホストコンピュータは、相互に直接かまたはハブやブリッジを介して、ネットワークデバイス、例えばアクセスサーバーに接続できる。一方のホストと他方のネットワークデバイスとの間のデータパケットの転送は、たいていはIP(Internet−Protocol)を介して行われる。
【0007】
あるネットワーク、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)へのホストの接続の際には、このホストに接続サーバーないしアクセスサーバーから例えばいわゆる動的ホストコンフィグレーションプロトコル(DHCP)を用いてIPアドレスが与えられ、このアドレスのもとでホストは当該ネットワーク内で一義的に識別され応答可能になる。
【0008】
ホストは通常は有線接続でローカルエリアネットワークに接続される。この場合比較的新しいネットワークにおいては有線ベースのアクセスの最後の部分では、無線を介してワイヤレスで行うことが可能である。ホストのワイヤレス接続をサポートしているローカルエリアネットワークは、一般にWLAN(Wireless Local Area Network;ワイヤレスLAN)と称される。
【0009】
コネクションがセットアップされる際には、このコネクションをセットアップするホストの確認と許可が、許可および確認のサーバーにおいてなされ、これはさらに付随的に生じる料金の中央決済も任意に可能にさせる(AAAサーバー)。
【0010】
前述したような通信システムやネットワークは、多くの特徴に関連して違いがあり、そのためある1つのシステムの局と、別のシステムの局との直接の接続は不可能である。
【0011】
遠隔通信システムの加入者局には、IPアクセスのための導入のもとで、コネクションセットアップに必要なIPアドレスが、相応するネットワークインターフェースとの最初の接続ないし接続設定に先駆けて、ソフトウエアインストレーションを介して通知される必要がある。それに対してローカルエリアデータネットワークの場合では、ホストがデータネットワークに新たに接続されるたびに、所要の全てのIPアドレスの割当てが自動的に直接行われる。そのため加入者局とホストは、他のネットワークテクノロジと互換性のある装置ではない。
【0012】
この非互換性のさらに別の例は、例えばコネクションセットアップのタイプにみられる。すなわち一方では、加入者局と、遠隔通信システム内にあるネット側データ端末(RAS(Remote Access Server)として公知)との間で、ポイントツーポイント接続プロトコル(PPP)が用いられる。これは本来のネット特有のトランスポートプロトコル層とインターネットプロトコルの間の接続制御のために用いられる。それに対して他方のローカルエリアネットワーク、いわゆるLANでは、この付加的な接続制御は必要とされない。そのためデータパケット、いわゆるIPパケットは、基礎をなしているトランスポート層上で直接伝送可能である。このトランスポート層は、有利にはイーサネットによって提供される。
【0013】
特に無線遠隔通信システムにおいては、さらにシステムの在圏位置レジスタVLR(visitor location register)と加入者のホーム位置レジスタHLR(home location register)が常に、活動的加入者の目下の滞在箇所に関する情報とそのサービスアクセスの正当性/資格に関する情報を提供しなければならない。さもないと他の加入者局から当該加入者への接続のセットアップが開始できない。これに対して、ローカルエリアデータネットワークにおいては在圏位置レジスタの比較可能な機能では、全く不要か条件付きでのみ入手されるだけである。なぜならネットクライアントは例えばネットワークにトリプレットを送信する純粋な検索サービスを意味するからである。このトリプレットとは、2つのチャレンジバリューと1つのレスポンスバリューからなっている。
【0014】
通信テクノロジの各々にはそれぞれ固有の長所もあれば短所もある。例えば、−1つの局から相応の遠隔通信システムへの回線接続によるアクセスは迅速ではあるが固定的である、すなわち1カ所に留まる、
−ポイントツーポイントアクセスは、コネクション指向ではあるが、構成が自由にできるというわけではない、
−セルラーアクセス(無線遠隔通信システム)は、移動性に富んではいるが、伝送帯域に関しての制約がある、
−ローカルエリアネットワーク(LAN)へのアクセスは、自動的に構成可能であるが、通常は認証が省かれているので不確かである、
種々異なるテクノロジにおいては、他のテクノロジの利点との統合に関するいろいろな取組みや配慮も考えられる、例えば、
−IETF(Internet Engineering Task Force)のもとでの、既存のプロトコルの拡張および/または新たなプロトコルの構想、
−UMTSのもとでの音声(ボイス)の伝送や様々なデータサービスの提供、
−GSMのもとでの特定のパケットデータサービス(GPRS:General Packet Radio Service)の導入………など、
しかしながらこのような他のテクノロジへの統合化においては、それぞれのテクノロジ固有の特殊で高コストな拡張による欠点が常に伴うものである。
【0015】
現時点で可用なデータネットワークテクノロジでは、例えば加入者に対してそのノート型携帯機器(ノートパソコン)に無線データネットワークカード備えさせることによって、空港などでアクセス可能な外部データネットワークに無線インターフェースを介してログインすることが可能である。このようなことは可能である。なぜならオープンな構想のデータネットワークでは認証チェックが通常は実施されないからである。しかしながらネットワークプロバイダは、ハイレベルな技術的プログラミングコストをかけない限りは、データネットワーク内の特定のデータファイルやプログラムへの外部加入者のアクセスを防ぐことができない。
【0016】
この場合のプログラミングは、外部アクセスから保護しなければならないデータネットワーク内の様々な装置のみならず種々のホストでも必要とされる。しかもこの保護は、ホストないし加入者にネットワーク内部のIPアドレスが既知である場合に限って可能となる。
【0017】
ここにおいて本発明の課題は、種々異なる様々なシステム、特に遠隔通信システム並びにローカルエリアデータネットワークにおいて構造的にもあるいはプログラミング技術的にも最小のコストで、第1のシステムの局から第2のシステムの局にアクセスが可能となるように、相互に互換性を持たせるべく改善を行うことである。
【0018】
この課題は、独立請求項の特徴部分に記載の本発明による方法並びに本発明によるネットワーク装置によって解決される。本発明の別の有利な実施例ないし改善例は、従属請求項に記載される。
【0019】
この種の構造によれば、ある1つのシステムの複数の局と他のシステムの複数の局とが最小の構造コストおよび/または最小のプログラミングコストで相互に通信することが可能となる。種々異なるテクノロジは、次のように組合せが可能である。すなわち他のテクノロジのそれぞれの装置特性の利点が有効に利用できるように組合せできる。特に認証と権限付与の機能がセルラ無線遠隔通信網からデータネットワークに対して付与でき、それによって例えばネットワーク内で外部加入者の認証と権限付与が可能となる。
【0020】
特にシステムないしネットワークステーション内で所要の適応化を行うことができ、そのため端末局、つまり通信ネットワークやデータネットワーク内で大量に使用されている加入者局やホストにおいて何ら変更を加える必要がない。
【0021】
理想的なケースでは、それによって汎用的な総合アーキテクチュアが得られる。これは種々異なるテクノロジにおいて最良の幅をもたせることにつながる。このことは単純に個々のテクノロジのさらなる拡張を意味するのではなく、あらゆる展開を問題なく実施することのできる無類の総合的な構想を意味する。例えばこの総合アーキテクチャは以下に述べるような利点を有している。すなわち、
−ローカルエリアデータネットワーク(LAN)における簡単で容易なアクセス性と自動構成能力の実現、
−PP−プロトコル−およびDHC−プロトコル−アクセス−フィロソフィーの組合せないし利用、
−移動体データアクセスに対する最適な移動機能性の提供、
−ハイレベルな要求サービスに対する広帯域なデータアクセス性の実現(best effort services)
−高レベルの安全性の保証
−サービスプロバイダの要求されたサービスに対する課金と清算の実現
−データネットワークにおける保守管理センタの提供
−セルラーネットワーク、特に無線遠隔通信システムへの接続の提供
−非常に低コストの実現性
−全ての考えられるホストプラットフォーム(PC/Laptop/PalmTop/Windows/Linux/OS2/MAC/OS等)に対してプラットフォームに依存しない最小のプログラミングコストでのサポート性
−標準的なトランスポートおよびアクセステクノロジの提供、
などである。
【0022】
実施例の説明
次に本発明の実施例を図面に基づき以下の明細書で詳細に説明する。これらの図面のうち図1は、中央から左側の下半分には従来の回線接続による遠隔通信システムを示し左側上半分には無線遠隔通信システムを示し、中央から右側にはローカルエリアデータネットワークを示した図であり、
図2は、個々の装置のプロトコル機能に関するテーブル図を伴ったネットワークの概略的な構成図であり、
図3は、具体的な第1実施例を示した図であり、
図4は、具体的な第2実施例を示した図であり、
図5は、技術的に異なった他のネットワークのデータを用いた1つのネットワークにおけるホストの認証のための方法の実行例を表わした図である。
【0023】
図1の左側下方図からも明らかなように、遠隔通信システムないし遠隔通信ネットワークは、有利には回線接続された加入者装置、例えば電話Tと、モデム装置を介して接続されたコンピュータないしホストHを有している。この遠隔通信システムは、例えばサービス統合型ディジタル通信網であるISDN(Integrated Services Digital Network)、従来の公衆交換電話網PSTN(Public switched telephone network)、ディジタルxDSLシステムなどであり得る。
【0024】
個々の加入者装置TないしHを接続させる市内交換局LE(Local Exchange)は、相互にさらなるネットワーク装置、例えば中継交換局TE(Transit Exchange)に接続されていてもよく、それらは他のネットワークとのリンクないし通信に用いられる。
【0025】
特にトランスポートネットワーク(ISDN)を介したデータネットワークへのホストの接続に対しては、この遠隔通信システムPSTN/ISDNは、データのリモートアクセスのためのサーバーを有しており、このサーバーは以下ではリモートアクセスサーバーRAS(Remote Access server)と称する。このリモートアクセスサーバーRASは、現下のシステムのもとでは、加入者データ端末装置、特にホストHとの接続の確率のために必要とされるものであり、通常のインターネットプロトコルIPへの要求に対応しているポイントツーポイントプロトコルPPPによって動作する。加入者局の認証は、通常はRADIUS(Remote Authentication Dial In User Service)サービスを介して行われる。その他にもこのリモートアクセスサーバーRASは、通常はネットワーク側と加入者側のデータトランスポートのためのモデムと、IPバックボーンとして公知であるIPベースのインターネットとの接続のためのルータを有している。
【0026】
図1左側上部から明らかなように、セルラ無線遠隔通信システムないしセルラ遠隔通信ネットワークは、GSM加入者装置MSを有しており、これらは無線インターフェースVを介して基地送受信局BTSと通信している。複数の加入者局は、例えば移動局MSやその他移動体端末、固定端末であってもよい。
【0027】
この基地送受信局BTSは、例えばブロードキャスト制御チャネル(BCCH)、周波数補正チャネル(FCCH)、ランダムアクセスチャネル(RACH)などの情報チャネルも提供する。
【0028】
1つまたは複数の基地送受信局BTSは、その制御に対して基地局制御装置BSCと接続される。この基地局制御装置BSCは、移動交換局MSCとも接続される。この無線網の中で相互にネットワーク化されている移動交換局MSCは、大抵は在圏位置データベースないし在圏位置レジスタVLRの機能を提供する。これは移動局MSからの滞在記録要求を受取り、シグナリングボリュームの分散化を許可する。在圏位置レジスタVRLのビジターファイルは、相応のホーム位置レジスタHLR(Home Location Register)とコンタクトする。その中で全ての無線遠隔通信システムには少なくとも1つの手続きが含まれており、これは有利には頻繁に移動交換局MSCの技術的なプラットフォームに対しても準備される。ホーム位置レジスタHLRには例えば認証パラメータなどの加入者特有のデータセットが記憶されている。
【0029】
付加的に無線通信システム内には、特別な識別用移動交換局G−MSCも存在する。これは例えば音声に対して、他の異機種ネットワーク、例えば固定網PSTN/ISDNやその他の無線網などへのアクセスを可能にする。このような特別な移動交換局G−MSCは通常はゲートウエイMSCとも称する。
【0030】
データトラヒック、特にインターネットのデータトラヒックは、無線システム、例えばGSMネットワークにおいて有利には特殊なネットワーク装置、例えばGSN(GPRS Support Nodes)を介して直接データネットワークに供給される。このネットワークコンポーネントは、実行コンポーネントSGSN(Serving GSN)やネットワークゲートウエイコンポーネントGGSN(Gateway GSN)に存在する。
【0031】
図1には第2世代の移動無線システム(GSM)に対する可能な実施例が示されている。さらに第3世代の移動無線システム(例えばUMTS)に対する可能な実施例も示されている。この場合も通常の省略符号が用いられ、つまりGSM方式と比較可能なように、MSに代えてUEが用いられており、BTSの代わりにはNode Bが用いられている。
【0032】
GSM無線遠隔通信システムの制御とチェックに対しては移動交換局MSCが運用・保守センタOMCに接続されている。さらに移動交換局MSCは前述したようにホーム位置レジスタHLRと在圏位置レジスタVRLに接続されるか、またはそれら自体を有する。ホーム位置レジスタHLR内には加入者特有のデータ、例えば加入者局MSの最後にわかっている滞在位置あるいは現下の滞在位置、特定のサービスを利用するための権限などが記憶されている。在圏位置レジスタVRL内では、ネットワークとの通信を試みる但し別のネットワークプロバイダに所属している加入者局MSに対するデータも管理される。
【0033】
以下の明細書で説明する展開例は、その他の無線遠隔通信システム、例えばUMTS方式などにも移行することが可能である。
【0034】
図1の右側に示されているように、ローカルエリアネットワークLAN、例えばワイヤレスランWLANなどでは、複数のステーションを有している。これらは、以下ではホストHとも称する。そのようなデータネットワーク(W−)LANの典型的な例としては、オフィスでのイーサネットである。その中では、個々のステーションないしホストHが直接相互に接続され、ブリッジやハブを介して接続される。この場合のハブは、複数のデータ端末局Hに同時に接続させたり、全てのデータを供給したりする、実質的には分配装置とも見なせる。ブリッジもハブに匹敵し得るが、しかしながらその上さらに通過するデータのセグメント化や分配を可能にし得る。
【0035】
データネットワークLAN内の固定的に有線接続された接続の他に、無線データネットワークWLAN内では、無線インターフェースVLを介した接続も存在する。そのような無線接続に対しては例えばいわゆるブルトゥース無線アクセスプロトコル(Bluetooth radio AP)が利用される。これは、2つの相互通信すべき装置間のポイントツーポイント接続のみをサポートする非常に簡単なプロトコルである。従ってこれはセルラー無線システムのもとで利用できるプロトコルとしても容易に構築できる。
【0036】
そのようなシステムでは主にIEEE802. 11 標準規格に準拠したエアーインターフェースが使用される。
【0037】
そのようなデータネットワーク(W−)LANは、1つまたは複数のサービスサーバー、特に以下で説明するような論理装置、例えばドメインネームサーバーDNSを有し得る。これらの装置の一部は、他の一体式の装置内に収容されてもよく、その場合には、クライアント部分とサーバー部分に分割ないし編成されてもよい。
【0038】
HTTPサーバーは、そのつどのプロバイダ特有のIPアドレスの識別なしで、加入者に対して“マウスクリック”毎の自身で選択したインターネットホームページへのアクセスを可能にする。
【0039】
動的なホストコンフィグレーションプロトコルDHCPないしいわゆるDHCPサーバーを用いてデータネットワーク(W−)LANへのホストHの接続のもとで、1つのアドレス、特にIPアドレスが与えられる。このアドレスのもとでは新たにネットワーク内に加わるホストHが一義的に識別可能となり応答可能となる。大抵はこのアドレス割当てが可変に行われるため、全てのホストHに対して限定的に可用となるインターナショナルなアドレス空間が使い果たされることはない。有利にはDHCPサーバーは時間的な制限を伴ってIPアドレスを割当てることができる。それによりホストHは、定められた時間の経過後には新たなIPアドレスを要求しなければならない。
【0040】
さらにアクセスサーバーASは、認証及び権限付与サーバー(AAサーバー)を有しており、これは付加的に任意の課金処理サーバー(AAAサーバー)として付随的に発生する料金の中央決済を可能にし得る。
【0041】
さらなるサーバー装置は、インターネットなどのネットワークへの接続に用いられる。例えばいわゆるPOP3サーバーおよび/またはSMTPサーバー(SMTP;Simple mail Transfer Protocol)であり、これらは電子メールの交換に用いられる。
【0042】
以下で詳細に説明する実施例のもとでは、有利にはそれぞれ1つのシステムのすなわち本来のデータネットワーク(W−)LANおよび/または本来の遠隔通信ネットワークGSM/UMTSにおける各単独の局SSGにおける、それぞれの1つの簡単な変更及び/または補足が行われる。それによりそれぞれのネットワークの加入者局MSないしデータ端末機器Hにおける特に技術的な構成上の変更が回避できる。
【0043】
理想的には、以下でサービスセレクションゲートウエイSSGと称する装置をデータネットワーク(W−)LANに導入するので十分である。その場合所要の機能の制御に対しては、それ自体公知のシンプルネットワークマネージメントプロトコルSNMPが使用可能である。
【0044】
図2から明らかなように、多数の標準的な装置が、1つの移動無線網GSMまたは他のデータネットワーク(W−)LANのリモートサーバー位置にて提供されるホーム位置レジスタHLRのデータベースにアクセスする手段を得ていてもシステムの大抵の要素は不変に利用できる。以下で説明する装置の一部は、サービスセレクションゲートウエイSSGの構成要素/機能も有している。
【0045】
それにより市販ベースの標準ホストW−Hが、中央処理装置CPEとネットワークインターフェースカードNIC(Net Interface Card)を用いてさらに無線インターフェースVLを介して市販のブリッジと通信し得る。その際に生じるプロトコルはDHCPアクセスのために利用できる。例えば802.11またはハイパーLAN無線アクセスプロトコルなどである。ブリッジは、通常の形式で、データネットワーク−無線インターフェース(802.11)とデータネットワークケーブルインターフェース(802.3)の間のインターフェースを形成する。
【0046】
このシステムでは、その他にも従来の無線局が用いられ、それらは代替的な無線テクノロジとして他の装置例えば無線インターフェースを備えたデータ端末装置Hとのポイントツーポイント接続をサポートしている。これに関する通常の標準プロトコルはいわゆるブルトゥース無線アクセスプロトコルである。
【0047】
無線アクセスに利用されるポイントツーポイント接続のケースでは、ネットワーク内で有利には1つまたは複数のサーバー(アクセスサーバー)が準備される。これはネット側で論理ポイントツーポイント接続で終端する。
【0048】
そのようなローカル無線アクセスネットワーク(WLAN)は、加入者にワイヤレスデータアクセスを、例えばインターネットサービスの使用のために可能にする。認証なしの無料の加入者アクセスの場合には、図2による配置構成を準備することで十分である。
【0049】
ローカルエリアネットワーク(W−)LANにワイヤレス接続された加入者端末装置W−Hは、エアーインターフェースVL(IEEE802.11)を介して無線アクセスポイントAP(Access Point)にコンタクト可能であり、このアクセスポイントは有利にはネットワークトポロジーの中でブリッジ(LANブリッジ)として実現されている。このセッションに必要なアクセスアイデンティティ、例えばIPアドレスは、DHCPサーバーによって動的に割り当てられる。このDHCPサーバーは、加入者端末装置W−Hの中でIPトランスポートネットワークへのアクセスルータ(AR)のアドレス、例えばIPアドレスを構成する。図2にはさらに通常用いられているプロトコル層の例が示されており、これは例えば既に公知のIEEE802.11規格をベースにしている。
【0050】
図3に示されている実施例の特に有利な観点は、簡単な手段を用いて次のような補足を行えることである。すなわち当該の無料で認証の必要ないデータアクセスを越えてさらに、ばらばらのローカルエリアデータネットワーク(W−)LANのオペレータおよび第2のネットワークGSMのオペレータに、ローカルエリアデータネットワーク(W−)LANの使用下で認証及び課金可能なワイヤレス加入者アクセスをローカルネットワークの手段もしくは第2のネットワークの手段を用いて可能にさせることである。
【0051】
加入者は前述した方法に従って無線アクセスポイントAPにワイヤレスでアクセスし、一時的なアイデンティティ、DHCPサーバーによって割り当てられた例えばIPアドレスを受け取る。通常加入者は、特定のインターネットアクセスないしネットワークアクセスのためのソフトウエア(以下ではこれをブラウザーと称する)を使用し、“マウスクリック”かキーボードを介したマニュアル入力で、テキストフォームの汎用的なデータソースインジケータ(URL;Universal Resource Locator)によって参照されるインターネットページを選択する。ネットワークアクセスソフトウエアは、所定のサービスサーバーないしサービスセレクションサーバーSSG、特にそのIPアドレスがDHCPサーバーから加入者端末装置W−Hに通知されたHTTPサーバーを選択ないしアドレッシングすることができる。サービスサーバーSSGのアドレスは、有利にはサービスセレクションサーバーSSGのIPアドレスと同義である。このHTTPサーバーは、所望のURLを評価し、加入者に望まれているインターネットページを表示することができる。同様にサービスセレクションサーバーSSG自体もインターネットページを生成し、加入者端末装置に表示させ得る。
【0052】
サービスセレクションサーバーSSGは、有利には参照テーブルを管理する。この中には一時的な加入者識別子ないし加入者端末装置識別子、例えばIPアドレスに基づいたそのつどの認証状態がファイルされている。サービスセレクションサーバーSSGは、認証されていない加入者には、加入者端末装置W−H上で既存のネットワークアクセスソフトウエアを用いて認証要求(名前、パスワード)と共にインターネット特にHTTPページを表示することができる。
【0053】
加入者ないし加入者端末装置W−Hから得られた加入者識別データ(名前、パスワード)は、ここにおいてサービスセレクションサーバーSSGから検証され、その中で局所的に存在する加入者データレコード(AAAサーバー)、または他のローカルネットワークの加入者データレコード(AAAクライアント)、第2の異種ネットワークGSM,UMTS、PSTNの加入者データレコードがアクセスされる。
【0054】
そのような前述した認証及び課金を可能にさせるためには、有利には、ローカルネットワーク(W−)LANの異種の第2のネットワークGSM、UMTSなどへの接続方法が準備される。
【0055】
例えばローカルエリアネットワークのサービスが使用したい加入者特有のデータレコードは第2のネットワークGSMにおいて既に維持されている。サービスアクセスサーバーSSGは、ローカルAAA機能性L−AAAを有しており、これはサービスの認証と課金の目的のためにデータベースにアクセス可能である。
【0056】
このデータベースは、第2のネットワークのサービスの認証と課金のために第2のネットワークGSMのホーム位置レジスタHLRにも使用される。
【0057】
有利にはホーム位置レジスタHLRは、ローカル(W−)LANの認証と課金のための加入者特有のデータレコードのための共通のデータベースと共に有し、第2のネットワークGSM自体もローカル(W−)LANの認証と課金のための加入者特有のデータレコードのためのデータベースアクセスのためのローカルエリアネットワーク(W−)LANに関するAAAサーバー機能性を有している。
【0058】
それにより加入者は、ローカルエリアネットワーク(W−)LAN及び第2のネットワークGSM、UMTSの加入者特性を有する。しかしながらさらにローカルエリアネットワーク(W−)LAN内でのサービスの使用かあるいは第2のネットワークGSMでのサービスの使用のための認証と課金のために必要な加入者特定のデータレコードは、中央局、例えばホームデータベースないし第2のネットワークGSMのホーム位置レジスタHLRにおいてのみ保持される。
【0059】
HLR側のAAAサーバーは、ローカルネットワーク(W−)LANによって受信され課金に関わるデータを第2のネットワーク内で通常の方法に従って処理し、第2のネットワークの課金センタに例えばRADIUSプロトコルを用いて送信する。
【0060】
遠隔通信ネットワークGSMのホーム位置レジスタHLRは、当該拡張の結果として現存の標準規格の適用下で、ローカルネットワーク(W−)LANに対し、データネットワーク、特にローカルエリアデータネットワークに対する典型的なAAAコンポーネントとして存在する。
【0061】
次にさらなる別の方法を、図4に基づいて示された実施例で表す。この図4は、前述したようなローカルネットワークW−LANに対するワイヤレス加入者アクセスを表している。前述の実施例との違いは、ここではローカルネットワークW−LAN自体の機能性が無線アクセスサポートサーバーWAS(Wireless Access Server)の形態で提供されることである。このサーバーは、前述したサービスセレクションゲートウエイないしサービスセレクションサーバーSSGの機能性の他にもさらなるサービスサポート機能(DNS,HTTP)や次のような第2のネットワークの在圏位置レジスタ(VLR)機能を提供する。すなわち認証ないし課金に関わる加入者特有のデータの第2のネットワークGSM、UMTSからの問い合わせや受信のために必要となる機能である。続いて無線アクセスサポートサーバーWASはこれらのデータを、ローカルネットワーク(W−)LAN内で通常用いられているRADIUSを用いてローカルネットワーク(W−)LANで入手する。
【0062】
無線アクセスサポートサーバーWASとホーム位置レジスタHLRの間の接続制御は、有利にはそれ自体公知のMAP(Mobile Application Part)プロトコルを介して行われる。
【0063】
加入者側データ端末装置(ホスト)は有利には、SIM(Subscriber Identification Module)カードリーダを有しており、自身に送られてきた認証要求を第2のネットワークGSMのように処理できる。そのためSIMカードリーダは、SIMカードの識別情報、例えば第2のネットワークGSM、UMTS内で記録されている加入者ないし加入者局MSの識別情報を読出すことができる。
【0064】
それに対して代替的に、携帯型のコンピュータ(ノートブックパソコン)が赤外線インターフェースを介して第2のネットワークGSMの加入者局MSと通信したり、問い合わせを送信したり、所要の応答値を有利には同じような手法で読み出すことができる。
【0065】
図5には、現下で可能である認証のための典型的なメッセージのフローチャートが示されており、詳細には例えばGSM標準規格や典型的なHTTPダイヤログをベースにしたものである。
【0066】
インターネットページにおけるダイヤルアップの際には、加入者側アクセスソフトウエア(ブラウザー)から盗聴防止(セキュリティ保護)されたインターネットページダイアログの確立要求が公知のHTTP(Hyper Text Transmission Protocol)を用いてHTTPサーバーに対して行われる。このサーバーは、サービスセレクションゲートウエイSSGの一部として構成されていてもよい。
【0067】
この要求に基づいてサーバー側では、セキュリティ保護されたHTTPダイアログが構築され、盗聴保護されたインターネットページがホスト上に表示される。
【0068】
それと同時にサーバーは、GSMホームデータベースHLRからホスト内で使用されている加入者識別子(IMSI; International Mobile Subscriber Identity)に関するデータレコード(triplets)を要求する。要求された認証パラメータがサーバーによって得られると同時に、セキュリティ保護されたHTTPコネクション(SHTTP)を用いてGSM(challenge/response)による認証プロンプトがSIM(Subscriber Identification Module)機能の支援下で生成される。アクセスのセキュリティレベルをさらに高めるために、ホストは任意にネットワーク自体の認証をプロンプトできる。このネットワークは、ネットワーク認証要求に対する応答を認証要求と一緒にホストに転送できる。認証結果に応じてサーバーおよび/またはホストは、さらなるデータアクセスを許可したり拒絶できる。
【0069】
無線アクセスサポートサーバーWASは、ローカルエリアネットワーク(W−)LANにおいて生成された課金に関わるデータを第2のネットワーク内で通常使用されている方法に従って処理してもよいし、直接第2のネットワークの課金センタに例えばRADIUSを介して送信してもよい。このローカルエリアネットワーク(W−)LANは当該拡張によって、第2のネットワークGSM、UMTSに対し、第2のネットワークGSMで公知のネットワークコンポーネント、例えば在圏位置レジスタVLRとしての観を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】
従来の回線接続による遠隔通信システムと無線遠隔通信システムとローカルエリアデータネットワークを示した図である。
【図2】
個々の装置のプロトコル機能に関するテーブル図を伴ったネットワークの概略的な構成図である。
【図3】
具体的な第1実施例を示した図である。
【図4】
具体的な第2実施例を示した図である。
【図5】
技術的に異なった他のネットワークのデータを用いた1つのネットワークにおけるホストの認証のための方法の実行例を表わした図である。
本発明は、独立請求項の上位概念による、第1のテクノロジで構成されたネットワークにおけるデータ交換のための方法並びにネットワーク装置に関する。
【0002】
回線ベースの通信システムにおいては、通信が相互に回線接続された加入者局の間で行われており、この場合通常は、それらの間で交換局が介在接続されている。
【0003】
無線通信システム、例えば第2世代の汎ヨーロッパディジタル移動セルラ無線システムなどのGSM(Global System for mobile Communications)方式においては、例えば音声、画像情報などのデータからなる複数の情報が電磁波を利用して無線インターフェースを介して伝送されている。この無線インターフェースとは、1つの基地局と複数の加入者局の間の接続に関するものであり、この場合の複数の加入者局とは例えば複数の移動局や固定の無線局などであり得る。電磁波の放射は、この場合搬送波で行われ、この搬送波はそれぞれのシステムに設けられた周波数帯域におかれている。将来的な無線通信システム、例えばUMTS方式(Universal Mobile Telecommunication System)やその他の第3世代の通信システムに対しては、約2000MHzの周波数帯域におかれる周波数が設けられている。この第3世代の移動無線システムであるUMTS方式に対しては、2つのモードが設けられており、この場合1つのモードはFDD(Frequency Division Duplex)作動モードと称され、もう1つはTDD(Time Division Duplex)作動モードと称される。これらのモードは、それぞれ異なった周波数帯域で使用され、これらの2つのモードは、符号分割によるいわゆるCDMA(Code Division Multiple Access)−多元接続方式でサポートされている。
【0004】
データアクセスの際に、とりわけ回線ベースのシステムにおいては、加入者局とアクセス網との間の接続の制御が大抵はポイントツーポイントプロトコル(PPP)を介して行われる。接続を形成する際には、当該加入者の認証もしくは当該接続を構築しようとする加入者局の認証が行われる。但しこのことには、付随的に発生する料金の中央決算が基本的に生じ得る。また認証の目的に対しては、RADIUS(Remote Authentication Dial In User Service)プロトコルが公知である。
【0005】
この種の通信システムでは、加入者局(例えばコンピュータないしホスト)にデータ伝送のためのネットワークアクセスを提供している(例えばインターネットサービス)。そのため、加入者局での設定の際には、1つのコンフィグレーション、すなわち加入者局においてデータアクセスの際に必要な全ての設定事項、特にIPアドレス(Internet Protocol)などが記憶される。これらは、加入者局、特に各加入者におけるサポートされたサービス(これらは所望のデータサービスの実行、例えばインターネットアクセスに必須とされる)並びにこれらが実行されるネットワークコンポーネントとのコンタクトを可能にさせるものである。このアドレスには、例えばHTTPサーバーのIPアドレスの他にも(これはインターネットホームページの“マウスクリック毎”の容易な呼出しを可能にする)、ドメインネームサーバーDNSのアドレス(これは加入者に割当てられたIPアドレスを突きとめるものである)やSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバーのアドレス(これは電子メッセージ、いわゆるEメールの伝送に必要となる)が含まれている。
【0006】
前述した通信システムの他にも、つぎのようなデータネットワークも存在する。すなわち通常は局所的に構築され、データステーションの汎用的な接続のために構想されたデータネットワークである。ここで前述したような加入者局と区別するためにこれらのデータステーションは以下では単に“ホスト”と称するものとする。2つのホストコンピュータは、相互に直接かまたはハブやブリッジを介して、ネットワークデバイス、例えばアクセスサーバーに接続できる。一方のホストと他方のネットワークデバイスとの間のデータパケットの転送は、たいていはIP(Internet−Protocol)を介して行われる。
【0007】
あるネットワーク、例えばローカルエリアネットワーク(LAN)へのホストの接続の際には、このホストに接続サーバーないしアクセスサーバーから例えばいわゆる動的ホストコンフィグレーションプロトコル(DHCP)を用いてIPアドレスが与えられ、このアドレスのもとでホストは当該ネットワーク内で一義的に識別され応答可能になる。
【0008】
ホストは通常は有線接続でローカルエリアネットワークに接続される。この場合比較的新しいネットワークにおいては有線ベースのアクセスの最後の部分では、無線を介してワイヤレスで行うことが可能である。ホストのワイヤレス接続をサポートしているローカルエリアネットワークは、一般にWLAN(Wireless Local Area Network;ワイヤレスLAN)と称される。
【0009】
コネクションがセットアップされる際には、このコネクションをセットアップするホストの確認と許可が、許可および確認のサーバーにおいてなされ、これはさらに付随的に生じる料金の中央決済も任意に可能にさせる(AAAサーバー)。
【0010】
前述したような通信システムやネットワークは、多くの特徴に関連して違いがあり、そのためある1つのシステムの局と、別のシステムの局との直接の接続は不可能である。
【0011】
遠隔通信システムの加入者局には、IPアクセスのための導入のもとで、コネクションセットアップに必要なIPアドレスが、相応するネットワークインターフェースとの最初の接続ないし接続設定に先駆けて、ソフトウエアインストレーションを介して通知される必要がある。それに対してローカルエリアデータネットワークの場合では、ホストがデータネットワークに新たに接続されるたびに、所要の全てのIPアドレスの割当てが自動的に直接行われる。そのため加入者局とホストは、他のネットワークテクノロジと互換性のある装置ではない。
【0012】
この非互換性のさらに別の例は、例えばコネクションセットアップのタイプにみられる。すなわち一方では、加入者局と、遠隔通信システム内にあるネット側データ端末(RAS(Remote Access Server)として公知)との間で、ポイントツーポイント接続プロトコル(PPP)が用いられる。これは本来のネット特有のトランスポートプロトコル層とインターネットプロトコルの間の接続制御のために用いられる。それに対して他方のローカルエリアネットワーク、いわゆるLANでは、この付加的な接続制御は必要とされない。そのためデータパケット、いわゆるIPパケットは、基礎をなしているトランスポート層上で直接伝送可能である。このトランスポート層は、有利にはイーサネットによって提供される。
【0013】
特に無線遠隔通信システムにおいては、さらにシステムの在圏位置レジスタVLR(visitor location register)と加入者のホーム位置レジスタHLR(home location register)が常に、活動的加入者の目下の滞在箇所に関する情報とそのサービスアクセスの正当性/資格に関する情報を提供しなければならない。さもないと他の加入者局から当該加入者への接続のセットアップが開始できない。これに対して、ローカルエリアデータネットワークにおいては在圏位置レジスタの比較可能な機能では、全く不要か条件付きでのみ入手されるだけである。なぜならネットクライアントは例えばネットワークにトリプレットを送信する純粋な検索サービスを意味するからである。このトリプレットとは、2つのチャレンジバリューと1つのレスポンスバリューからなっている。
【0014】
通信テクノロジの各々にはそれぞれ固有の長所もあれば短所もある。例えば、−1つの局から相応の遠隔通信システムへの回線接続によるアクセスは迅速ではあるが固定的である、すなわち1カ所に留まる、
−ポイントツーポイントアクセスは、コネクション指向ではあるが、構成が自由にできるというわけではない、
−セルラーアクセス(無線遠隔通信システム)は、移動性に富んではいるが、伝送帯域に関しての制約がある、
−ローカルエリアネットワーク(LAN)へのアクセスは、自動的に構成可能であるが、通常は認証が省かれているので不確かである、
種々異なるテクノロジにおいては、他のテクノロジの利点との統合に関するいろいろな取組みや配慮も考えられる、例えば、
−IETF(Internet Engineering Task Force)のもとでの、既存のプロトコルの拡張および/または新たなプロトコルの構想、
−UMTSのもとでの音声(ボイス)の伝送や様々なデータサービスの提供、
−GSMのもとでの特定のパケットデータサービス(GPRS:General Packet Radio Service)の導入………など、
しかしながらこのような他のテクノロジへの統合化においては、それぞれのテクノロジ固有の特殊で高コストな拡張による欠点が常に伴うものである。
【0015】
現時点で可用なデータネットワークテクノロジでは、例えば加入者に対してそのノート型携帯機器(ノートパソコン)に無線データネットワークカード備えさせることによって、空港などでアクセス可能な外部データネットワークに無線インターフェースを介してログインすることが可能である。このようなことは可能である。なぜならオープンな構想のデータネットワークでは認証チェックが通常は実施されないからである。しかしながらネットワークプロバイダは、ハイレベルな技術的プログラミングコストをかけない限りは、データネットワーク内の特定のデータファイルやプログラムへの外部加入者のアクセスを防ぐことができない。
【0016】
この場合のプログラミングは、外部アクセスから保護しなければならないデータネットワーク内の様々な装置のみならず種々のホストでも必要とされる。しかもこの保護は、ホストないし加入者にネットワーク内部のIPアドレスが既知である場合に限って可能となる。
【0017】
ここにおいて本発明の課題は、種々異なる様々なシステム、特に遠隔通信システム並びにローカルエリアデータネットワークにおいて構造的にもあるいはプログラミング技術的にも最小のコストで、第1のシステムの局から第2のシステムの局にアクセスが可能となるように、相互に互換性を持たせるべく改善を行うことである。
【0018】
この課題は、独立請求項の特徴部分に記載の本発明による方法並びに本発明によるネットワーク装置によって解決される。本発明の別の有利な実施例ないし改善例は、従属請求項に記載される。
【0019】
この種の構造によれば、ある1つのシステムの複数の局と他のシステムの複数の局とが最小の構造コストおよび/または最小のプログラミングコストで相互に通信することが可能となる。種々異なるテクノロジは、次のように組合せが可能である。すなわち他のテクノロジのそれぞれの装置特性の利点が有効に利用できるように組合せできる。特に認証と権限付与の機能がセルラ無線遠隔通信網からデータネットワークに対して付与でき、それによって例えばネットワーク内で外部加入者の認証と権限付与が可能となる。
【0020】
特にシステムないしネットワークステーション内で所要の適応化を行うことができ、そのため端末局、つまり通信ネットワークやデータネットワーク内で大量に使用されている加入者局やホストにおいて何ら変更を加える必要がない。
【0021】
理想的なケースでは、それによって汎用的な総合アーキテクチュアが得られる。これは種々異なるテクノロジにおいて最良の幅をもたせることにつながる。このことは単純に個々のテクノロジのさらなる拡張を意味するのではなく、あらゆる展開を問題なく実施することのできる無類の総合的な構想を意味する。例えばこの総合アーキテクチャは以下に述べるような利点を有している。すなわち、
−ローカルエリアデータネットワーク(LAN)における簡単で容易なアクセス性と自動構成能力の実現、
−PP−プロトコル−およびDHC−プロトコル−アクセス−フィロソフィーの組合せないし利用、
−移動体データアクセスに対する最適な移動機能性の提供、
−ハイレベルな要求サービスに対する広帯域なデータアクセス性の実現(best effort services)
−高レベルの安全性の保証
−サービスプロバイダの要求されたサービスに対する課金と清算の実現
−データネットワークにおける保守管理センタの提供
−セルラーネットワーク、特に無線遠隔通信システムへの接続の提供
−非常に低コストの実現性
−全ての考えられるホストプラットフォーム(PC/Laptop/PalmTop/Windows/Linux/OS2/MAC/OS等)に対してプラットフォームに依存しない最小のプログラミングコストでのサポート性
−標準的なトランスポートおよびアクセステクノロジの提供、
などである。
【0022】
実施例の説明
次に本発明の実施例を図面に基づき以下の明細書で詳細に説明する。これらの図面のうち図1は、中央から左側の下半分には従来の回線接続による遠隔通信システムを示し左側上半分には無線遠隔通信システムを示し、中央から右側にはローカルエリアデータネットワークを示した図であり、
図2は、個々の装置のプロトコル機能に関するテーブル図を伴ったネットワークの概略的な構成図であり、
図3は、具体的な第1実施例を示した図であり、
図4は、具体的な第2実施例を示した図であり、
図5は、技術的に異なった他のネットワークのデータを用いた1つのネットワークにおけるホストの認証のための方法の実行例を表わした図である。
【0023】
図1の左側下方図からも明らかなように、遠隔通信システムないし遠隔通信ネットワークは、有利には回線接続された加入者装置、例えば電話Tと、モデム装置を介して接続されたコンピュータないしホストHを有している。この遠隔通信システムは、例えばサービス統合型ディジタル通信網であるISDN(Integrated Services Digital Network)、従来の公衆交換電話網PSTN(Public switched telephone network)、ディジタルxDSLシステムなどであり得る。
【0024】
個々の加入者装置TないしHを接続させる市内交換局LE(Local Exchange)は、相互にさらなるネットワーク装置、例えば中継交換局TE(Transit Exchange)に接続されていてもよく、それらは他のネットワークとのリンクないし通信に用いられる。
【0025】
特にトランスポートネットワーク(ISDN)を介したデータネットワークへのホストの接続に対しては、この遠隔通信システムPSTN/ISDNは、データのリモートアクセスのためのサーバーを有しており、このサーバーは以下ではリモートアクセスサーバーRAS(Remote Access server)と称する。このリモートアクセスサーバーRASは、現下のシステムのもとでは、加入者データ端末装置、特にホストHとの接続の確率のために必要とされるものであり、通常のインターネットプロトコルIPへの要求に対応しているポイントツーポイントプロトコルPPPによって動作する。加入者局の認証は、通常はRADIUS(Remote Authentication Dial In User Service)サービスを介して行われる。その他にもこのリモートアクセスサーバーRASは、通常はネットワーク側と加入者側のデータトランスポートのためのモデムと、IPバックボーンとして公知であるIPベースのインターネットとの接続のためのルータを有している。
【0026】
図1左側上部から明らかなように、セルラ無線遠隔通信システムないしセルラ遠隔通信ネットワークは、GSM加入者装置MSを有しており、これらは無線インターフェースVを介して基地送受信局BTSと通信している。複数の加入者局は、例えば移動局MSやその他移動体端末、固定端末であってもよい。
【0027】
この基地送受信局BTSは、例えばブロードキャスト制御チャネル(BCCH)、周波数補正チャネル(FCCH)、ランダムアクセスチャネル(RACH)などの情報チャネルも提供する。
【0028】
1つまたは複数の基地送受信局BTSは、その制御に対して基地局制御装置BSCと接続される。この基地局制御装置BSCは、移動交換局MSCとも接続される。この無線網の中で相互にネットワーク化されている移動交換局MSCは、大抵は在圏位置データベースないし在圏位置レジスタVLRの機能を提供する。これは移動局MSからの滞在記録要求を受取り、シグナリングボリュームの分散化を許可する。在圏位置レジスタVRLのビジターファイルは、相応のホーム位置レジスタHLR(Home Location Register)とコンタクトする。その中で全ての無線遠隔通信システムには少なくとも1つの手続きが含まれており、これは有利には頻繁に移動交換局MSCの技術的なプラットフォームに対しても準備される。ホーム位置レジスタHLRには例えば認証パラメータなどの加入者特有のデータセットが記憶されている。
【0029】
付加的に無線通信システム内には、特別な識別用移動交換局G−MSCも存在する。これは例えば音声に対して、他の異機種ネットワーク、例えば固定網PSTN/ISDNやその他の無線網などへのアクセスを可能にする。このような特別な移動交換局G−MSCは通常はゲートウエイMSCとも称する。
【0030】
データトラヒック、特にインターネットのデータトラヒックは、無線システム、例えばGSMネットワークにおいて有利には特殊なネットワーク装置、例えばGSN(GPRS Support Nodes)を介して直接データネットワークに供給される。このネットワークコンポーネントは、実行コンポーネントSGSN(Serving GSN)やネットワークゲートウエイコンポーネントGGSN(Gateway GSN)に存在する。
【0031】
図1には第2世代の移動無線システム(GSM)に対する可能な実施例が示されている。さらに第3世代の移動無線システム(例えばUMTS)に対する可能な実施例も示されている。この場合も通常の省略符号が用いられ、つまりGSM方式と比較可能なように、MSに代えてUEが用いられており、BTSの代わりにはNode Bが用いられている。
【0032】
GSM無線遠隔通信システムの制御とチェックに対しては移動交換局MSCが運用・保守センタOMCに接続されている。さらに移動交換局MSCは前述したようにホーム位置レジスタHLRと在圏位置レジスタVRLに接続されるか、またはそれら自体を有する。ホーム位置レジスタHLR内には加入者特有のデータ、例えば加入者局MSの最後にわかっている滞在位置あるいは現下の滞在位置、特定のサービスを利用するための権限などが記憶されている。在圏位置レジスタVRL内では、ネットワークとの通信を試みる但し別のネットワークプロバイダに所属している加入者局MSに対するデータも管理される。
【0033】
以下の明細書で説明する展開例は、その他の無線遠隔通信システム、例えばUMTS方式などにも移行することが可能である。
【0034】
図1の右側に示されているように、ローカルエリアネットワークLAN、例えばワイヤレスランWLANなどでは、複数のステーションを有している。これらは、以下ではホストHとも称する。そのようなデータネットワーク(W−)LANの典型的な例としては、オフィスでのイーサネットである。その中では、個々のステーションないしホストHが直接相互に接続され、ブリッジやハブを介して接続される。この場合のハブは、複数のデータ端末局Hに同時に接続させたり、全てのデータを供給したりする、実質的には分配装置とも見なせる。ブリッジもハブに匹敵し得るが、しかしながらその上さらに通過するデータのセグメント化や分配を可能にし得る。
【0035】
データネットワークLAN内の固定的に有線接続された接続の他に、無線データネットワークWLAN内では、無線インターフェースVLを介した接続も存在する。そのような無線接続に対しては例えばいわゆるブルトゥース無線アクセスプロトコル(Bluetooth radio AP)が利用される。これは、2つの相互通信すべき装置間のポイントツーポイント接続のみをサポートする非常に簡単なプロトコルである。従ってこれはセルラー無線システムのもとで利用できるプロトコルとしても容易に構築できる。
【0036】
そのようなシステムでは主にIEEE802. 11 標準規格に準拠したエアーインターフェースが使用される。
【0037】
そのようなデータネットワーク(W−)LANは、1つまたは複数のサービスサーバー、特に以下で説明するような論理装置、例えばドメインネームサーバーDNSを有し得る。これらの装置の一部は、他の一体式の装置内に収容されてもよく、その場合には、クライアント部分とサーバー部分に分割ないし編成されてもよい。
【0038】
HTTPサーバーは、そのつどのプロバイダ特有のIPアドレスの識別なしで、加入者に対して“マウスクリック”毎の自身で選択したインターネットホームページへのアクセスを可能にする。
【0039】
動的なホストコンフィグレーションプロトコルDHCPないしいわゆるDHCPサーバーを用いてデータネットワーク(W−)LANへのホストHの接続のもとで、1つのアドレス、特にIPアドレスが与えられる。このアドレスのもとでは新たにネットワーク内に加わるホストHが一義的に識別可能となり応答可能となる。大抵はこのアドレス割当てが可変に行われるため、全てのホストHに対して限定的に可用となるインターナショナルなアドレス空間が使い果たされることはない。有利にはDHCPサーバーは時間的な制限を伴ってIPアドレスを割当てることができる。それによりホストHは、定められた時間の経過後には新たなIPアドレスを要求しなければならない。
【0040】
さらにアクセスサーバーASは、認証及び権限付与サーバー(AAサーバー)を有しており、これは付加的に任意の課金処理サーバー(AAAサーバー)として付随的に発生する料金の中央決済を可能にし得る。
【0041】
さらなるサーバー装置は、インターネットなどのネットワークへの接続に用いられる。例えばいわゆるPOP3サーバーおよび/またはSMTPサーバー(SMTP;Simple mail Transfer Protocol)であり、これらは電子メールの交換に用いられる。
【0042】
以下で詳細に説明する実施例のもとでは、有利にはそれぞれ1つのシステムのすなわち本来のデータネットワーク(W−)LANおよび/または本来の遠隔通信ネットワークGSM/UMTSにおける各単独の局SSGにおける、それぞれの1つの簡単な変更及び/または補足が行われる。それによりそれぞれのネットワークの加入者局MSないしデータ端末機器Hにおける特に技術的な構成上の変更が回避できる。
【0043】
理想的には、以下でサービスセレクションゲートウエイSSGと称する装置をデータネットワーク(W−)LANに導入するので十分である。その場合所要の機能の制御に対しては、それ自体公知のシンプルネットワークマネージメントプロトコルSNMPが使用可能である。
【0044】
図2から明らかなように、多数の標準的な装置が、1つの移動無線網GSMまたは他のデータネットワーク(W−)LANのリモートサーバー位置にて提供されるホーム位置レジスタHLRのデータベースにアクセスする手段を得ていてもシステムの大抵の要素は不変に利用できる。以下で説明する装置の一部は、サービスセレクションゲートウエイSSGの構成要素/機能も有している。
【0045】
それにより市販ベースの標準ホストW−Hが、中央処理装置CPEとネットワークインターフェースカードNIC(Net Interface Card)を用いてさらに無線インターフェースVLを介して市販のブリッジと通信し得る。その際に生じるプロトコルはDHCPアクセスのために利用できる。例えば802.11またはハイパーLAN無線アクセスプロトコルなどである。ブリッジは、通常の形式で、データネットワーク−無線インターフェース(802.11)とデータネットワークケーブルインターフェース(802.3)の間のインターフェースを形成する。
【0046】
このシステムでは、その他にも従来の無線局が用いられ、それらは代替的な無線テクノロジとして他の装置例えば無線インターフェースを備えたデータ端末装置Hとのポイントツーポイント接続をサポートしている。これに関する通常の標準プロトコルはいわゆるブルトゥース無線アクセスプロトコルである。
【0047】
無線アクセスに利用されるポイントツーポイント接続のケースでは、ネットワーク内で有利には1つまたは複数のサーバー(アクセスサーバー)が準備される。これはネット側で論理ポイントツーポイント接続で終端する。
【0048】
そのようなローカル無線アクセスネットワーク(WLAN)は、加入者にワイヤレスデータアクセスを、例えばインターネットサービスの使用のために可能にする。認証なしの無料の加入者アクセスの場合には、図2による配置構成を準備することで十分である。
【0049】
ローカルエリアネットワーク(W−)LANにワイヤレス接続された加入者端末装置W−Hは、エアーインターフェースVL(IEEE802.11)を介して無線アクセスポイントAP(Access Point)にコンタクト可能であり、このアクセスポイントは有利にはネットワークトポロジーの中でブリッジ(LANブリッジ)として実現されている。このセッションに必要なアクセスアイデンティティ、例えばIPアドレスは、DHCPサーバーによって動的に割り当てられる。このDHCPサーバーは、加入者端末装置W−Hの中でIPトランスポートネットワークへのアクセスルータ(AR)のアドレス、例えばIPアドレスを構成する。図2にはさらに通常用いられているプロトコル層の例が示されており、これは例えば既に公知のIEEE802.11規格をベースにしている。
【0050】
図3に示されている実施例の特に有利な観点は、簡単な手段を用いて次のような補足を行えることである。すなわち当該の無料で認証の必要ないデータアクセスを越えてさらに、ばらばらのローカルエリアデータネットワーク(W−)LANのオペレータおよび第2のネットワークGSMのオペレータに、ローカルエリアデータネットワーク(W−)LANの使用下で認証及び課金可能なワイヤレス加入者アクセスをローカルネットワークの手段もしくは第2のネットワークの手段を用いて可能にさせることである。
【0051】
加入者は前述した方法に従って無線アクセスポイントAPにワイヤレスでアクセスし、一時的なアイデンティティ、DHCPサーバーによって割り当てられた例えばIPアドレスを受け取る。通常加入者は、特定のインターネットアクセスないしネットワークアクセスのためのソフトウエア(以下ではこれをブラウザーと称する)を使用し、“マウスクリック”かキーボードを介したマニュアル入力で、テキストフォームの汎用的なデータソースインジケータ(URL;Universal Resource Locator)によって参照されるインターネットページを選択する。ネットワークアクセスソフトウエアは、所定のサービスサーバーないしサービスセレクションサーバーSSG、特にそのIPアドレスがDHCPサーバーから加入者端末装置W−Hに通知されたHTTPサーバーを選択ないしアドレッシングすることができる。サービスサーバーSSGのアドレスは、有利にはサービスセレクションサーバーSSGのIPアドレスと同義である。このHTTPサーバーは、所望のURLを評価し、加入者に望まれているインターネットページを表示することができる。同様にサービスセレクションサーバーSSG自体もインターネットページを生成し、加入者端末装置に表示させ得る。
【0052】
サービスセレクションサーバーSSGは、有利には参照テーブルを管理する。この中には一時的な加入者識別子ないし加入者端末装置識別子、例えばIPアドレスに基づいたそのつどの認証状態がファイルされている。サービスセレクションサーバーSSGは、認証されていない加入者には、加入者端末装置W−H上で既存のネットワークアクセスソフトウエアを用いて認証要求(名前、パスワード)と共にインターネット特にHTTPページを表示することができる。
【0053】
加入者ないし加入者端末装置W−Hから得られた加入者識別データ(名前、パスワード)は、ここにおいてサービスセレクションサーバーSSGから検証され、その中で局所的に存在する加入者データレコード(AAAサーバー)、または他のローカルネットワークの加入者データレコード(AAAクライアント)、第2の異種ネットワークGSM,UMTS、PSTNの加入者データレコードがアクセスされる。
【0054】
そのような前述した認証及び課金を可能にさせるためには、有利には、ローカルネットワーク(W−)LANの異種の第2のネットワークGSM、UMTSなどへの接続方法が準備される。
【0055】
例えばローカルエリアネットワークのサービスが使用したい加入者特有のデータレコードは第2のネットワークGSMにおいて既に維持されている。サービスアクセスサーバーSSGは、ローカルAAA機能性L−AAAを有しており、これはサービスの認証と課金の目的のためにデータベースにアクセス可能である。
【0056】
このデータベースは、第2のネットワークのサービスの認証と課金のために第2のネットワークGSMのホーム位置レジスタHLRにも使用される。
【0057】
有利にはホーム位置レジスタHLRは、ローカル(W−)LANの認証と課金のための加入者特有のデータレコードのための共通のデータベースと共に有し、第2のネットワークGSM自体もローカル(W−)LANの認証と課金のための加入者特有のデータレコードのためのデータベースアクセスのためのローカルエリアネットワーク(W−)LANに関するAAAサーバー機能性を有している。
【0058】
それにより加入者は、ローカルエリアネットワーク(W−)LAN及び第2のネットワークGSM、UMTSの加入者特性を有する。しかしながらさらにローカルエリアネットワーク(W−)LAN内でのサービスの使用かあるいは第2のネットワークGSMでのサービスの使用のための認証と課金のために必要な加入者特定のデータレコードは、中央局、例えばホームデータベースないし第2のネットワークGSMのホーム位置レジスタHLRにおいてのみ保持される。
【0059】
HLR側のAAAサーバーは、ローカルネットワーク(W−)LANによって受信され課金に関わるデータを第2のネットワーク内で通常の方法に従って処理し、第2のネットワークの課金センタに例えばRADIUSプロトコルを用いて送信する。
【0060】
遠隔通信ネットワークGSMのホーム位置レジスタHLRは、当該拡張の結果として現存の標準規格の適用下で、ローカルネットワーク(W−)LANに対し、データネットワーク、特にローカルエリアデータネットワークに対する典型的なAAAコンポーネントとして存在する。
【0061】
次にさらなる別の方法を、図4に基づいて示された実施例で表す。この図4は、前述したようなローカルネットワークW−LANに対するワイヤレス加入者アクセスを表している。前述の実施例との違いは、ここではローカルネットワークW−LAN自体の機能性が無線アクセスサポートサーバーWAS(Wireless Access Server)の形態で提供されることである。このサーバーは、前述したサービスセレクションゲートウエイないしサービスセレクションサーバーSSGの機能性の他にもさらなるサービスサポート機能(DNS,HTTP)や次のような第2のネットワークの在圏位置レジスタ(VLR)機能を提供する。すなわち認証ないし課金に関わる加入者特有のデータの第2のネットワークGSM、UMTSからの問い合わせや受信のために必要となる機能である。続いて無線アクセスサポートサーバーWASはこれらのデータを、ローカルネットワーク(W−)LAN内で通常用いられているRADIUSを用いてローカルネットワーク(W−)LANで入手する。
【0062】
無線アクセスサポートサーバーWASとホーム位置レジスタHLRの間の接続制御は、有利にはそれ自体公知のMAP(Mobile Application Part)プロトコルを介して行われる。
【0063】
加入者側データ端末装置(ホスト)は有利には、SIM(Subscriber Identification Module)カードリーダを有しており、自身に送られてきた認証要求を第2のネットワークGSMのように処理できる。そのためSIMカードリーダは、SIMカードの識別情報、例えば第2のネットワークGSM、UMTS内で記録されている加入者ないし加入者局MSの識別情報を読出すことができる。
【0064】
それに対して代替的に、携帯型のコンピュータ(ノートブックパソコン)が赤外線インターフェースを介して第2のネットワークGSMの加入者局MSと通信したり、問い合わせを送信したり、所要の応答値を有利には同じような手法で読み出すことができる。
【0065】
図5には、現下で可能である認証のための典型的なメッセージのフローチャートが示されており、詳細には例えばGSM標準規格や典型的なHTTPダイヤログをベースにしたものである。
【0066】
インターネットページにおけるダイヤルアップの際には、加入者側アクセスソフトウエア(ブラウザー)から盗聴防止(セキュリティ保護)されたインターネットページダイアログの確立要求が公知のHTTP(Hyper Text Transmission Protocol)を用いてHTTPサーバーに対して行われる。このサーバーは、サービスセレクションゲートウエイSSGの一部として構成されていてもよい。
【0067】
この要求に基づいてサーバー側では、セキュリティ保護されたHTTPダイアログが構築され、盗聴保護されたインターネットページがホスト上に表示される。
【0068】
それと同時にサーバーは、GSMホームデータベースHLRからホスト内で使用されている加入者識別子(IMSI; International Mobile Subscriber Identity)に関するデータレコード(triplets)を要求する。要求された認証パラメータがサーバーによって得られると同時に、セキュリティ保護されたHTTPコネクション(SHTTP)を用いてGSM(challenge/response)による認証プロンプトがSIM(Subscriber Identification Module)機能の支援下で生成される。アクセスのセキュリティレベルをさらに高めるために、ホストは任意にネットワーク自体の認証をプロンプトできる。このネットワークは、ネットワーク認証要求に対する応答を認証要求と一緒にホストに転送できる。認証結果に応じてサーバーおよび/またはホストは、さらなるデータアクセスを許可したり拒絶できる。
【0069】
無線アクセスサポートサーバーWASは、ローカルエリアネットワーク(W−)LANにおいて生成された課金に関わるデータを第2のネットワーク内で通常使用されている方法に従って処理してもよいし、直接第2のネットワークの課金センタに例えばRADIUSを介して送信してもよい。このローカルエリアネットワーク(W−)LANは当該拡張によって、第2のネットワークGSM、UMTSに対し、第2のネットワークGSMで公知のネットワークコンポーネント、例えば在圏位置レジスタVLRとしての観を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】
従来の回線接続による遠隔通信システムと無線遠隔通信システムとローカルエリアデータネットワークを示した図である。
【図2】
個々の装置のプロトコル機能に関するテーブル図を伴ったネットワークの概略的な構成図である。
【図3】
具体的な第1実施例を示した図である。
【図4】
具体的な第2実施例を示した図である。
【図5】
技術的に異なった他のネットワークのデータを用いた1つのネットワークにおけるホストの認証のための方法の実行例を表わした図である。
Claims (31)
- 第1のテクノロジで構成される第1のネットワーク((W−)LAN)にてデータ交換を実施するための方法であって、
第1のテクノロジを使用する少なくとも1つのステーション(W−H;H;MS)との通信の形成のために構成されている1つまたは複数のネットワーク装置および/またはインターフェース(ハブ、ブリッジ、V、VL)と、
第1のネットワークの自主的動作のための基本機能(AAA,DHCP,DNS)を有している形式の方法において、
第2のテクノロジで構成される第2のネットワーク(GSM,UMTS)とのデータ交換のために、2つのネットワーク((W−)LAN;GSM,UMTS)のうちの1つが、そのつどの他のネットワーク(GSM,UMTS;(W−)LAN)の構成要素の論理機能を供給するようにしたことを特徴とする方法。 - 第1のネットワーク((W−)LAN;GSM,UMTS)のコネクション装置(WAS;SSG)が第2のネットワーク(GSM,UMTS;(W−)LAN)に対し、該第2のネットワーク(GSM,UMTS;(W−)LAN)の一般的なパートとしてマッピングされ、それによって相互に共同利用されるように構成される、請求項1記載の方法。
- 第1のネットワーク((W−)LAN)が第2のネットワーク専用の典型的なインターフェース(MAP)を介して第2のネットワーク(GSM,UMTS)に接続される、請求項1または2記載の方法。
- 第2のネットワーク(GS,UMTS)の在圏位置レジスタ(VLR)の第1のネットワーク((W−)LAN)は、機能を引き継ぐ、請求項1から3いずれか1項記載の方法。
- 第1のネットワーク((W−)LAN)は、コネクションサーバー(WAS)を用いてスイッチングインターフェース(MAP)からの機能とメッセージを第1のネットワーク((W−)LAN,RADIUS)の特有の機能とメッセージに置換する、請求項1から4いずれか1項記載の方法。
- 前記コネクションサーバー(WAS)は、RADIUSクライアントまたはダイアログおよび/またはサービス断続(proxy)機能を有する、請求項5記載の方法。
- 第1のネットワーク((W−)LAN)は、コネクションサーバー(WAS)を用いて第2のネットワーク(GSM,UMTS)のホームデータベース(HLR)、特にセルラ移動体無線網にアクセスする、請求項1から6いずれか1項記載の方法。
- 第1のネットワーク((W−)LAN)は、認証に係わる加入者情報(トリプレット)を第2のネットワーク(GSM,UMTS)、特にそのホーム位置レジスタ(HLR)から要求するかおよび/または受信する、請求項1から7いずれか1項記載の方法。
- 第1のネットワーク((W−)LAN)は、コネクションサーバーによってHTTPサーバー機能を有している、請求項1から8いずれか1項記載の方法。
- 第1のネットワーク((W−)LAN)は、コネクションサーバーによってステーション(H;W−H;MS)、特に移動体加入者(MS)またはデータ端末装置(H;W−H)の認証を促すかおよび/または実施する、請求項1から9いずれか1項記載の方法。
- 第1のネットワーク((W−)LAN)とステーション(W−H)、特に移動体データ端末装置(W−H)は、それらの共通の通信のために、第2のネットワーク(GSM,UMTS)から得たパラメータ、特に認証パラメータからエアーインターフェース(VL)の暗号化のためのキーを形成するかおよび/または利用する、請求項1から10いずれか1項記載の方法。
- 第1のネットワーク((W−)LAN)および/またはステーション(H;W−H)、特に移動体データ端末装置(W−H)は、第2のネットワークに割当てられたSIMカード(GSM,UMTS)の認証に必要なデータおよび機能にアクセスする、請求項8,10または11記載の方法。
- SIMカードリーダまたは第2のネットワーク(GSM,UMTS)に割当てられた加入者局(MS)が第1のネットワーク((W−)LAN)および/またはステーション(H;W−H)からの認証要求に応答し、要求されたデータを伝送する、請求項12記載の方法。
- 第1のテクノロジで構成される第1のネットワーク((W−)LAN)にて請求項1から13に記載による方法であって、
第1のテクノロジを使用する少なくとも1つのステーション(W−H;H;MS)との通信の形成のために構成されている1つまたは複数のネットワーク装置および/またはインターフェース(ハブ、ブリッジ、V、VL)と、
第1のネットワークの自主的動作のための基本機能(AAA,DHCP,DNS)を有している形式の方法において、
ステーション(W−H;H;MS)上の加入者特有のデータおよび/またはステーション(W−H;H,MS)特有のデータを、ネットワーク外部のデータソース(HLR)から呼出しおよび/または供給するようにしたことを特徴とする方法。 - 前記データソース(HLR)として、第2のテクノロジで構成される第2のネットワーク(GSM,UMTS)、特にセルラ移動体無線ネットワークのホーム位置レジスタ(HLR)が利用される、請求項14記載の方法。
- 前記データソース(HLR)はデータ交換の制御のために固有のRADIUSインターフェースを利用する、請求項14または15記載の方法。
- 第1のネットワーク((W−)LAN)は、第1のネットワークの典型的プロトコル(RADIUS)を介してデータソース(HLR)のデータにアクセスする、請求項14から16いずれか1項記載の方法。
- 第1のネットワーク((W−)LAN)において、サービスサーバー(SSG)が認証、権限付与クライアント機能(AA)を有し外部データソース(HLR)は認証、権限付与機能を有し、もしくは外部データソース(HLR)が認証、権限付与クライアント機能(AA)を有しサービスサーバー(SSG)は認証、権限付与機能を有し、ステーション(W−H;H;MS)の認証および/または権限付与は、相互的データ交換をそれらの間で行う、請求項14から17いずれか1項記載の方法。
- 第2のネットワークのホームデータベース(HLR)は、第1のネットワークの典型的な構造の加入者データレコード(名前、パスワード)がファイルされているデータベースを有している、請求項14から18いずれか1項記載の方法。
- 第1のネットワーク((W−)LAN)の典型的な構造の加入者データレコード(名前、パスワード)に、第2のネットワーク(GSM,UMTS,PSTN,ISDN)の構造(IMSI,MISSEN)のデータレコードを加入者特有的にリンクさせる、請求項14から19いずれか1項記載の方法。
- 通信加入者は第1のネットワーク((W−)LAN)の加入者特性と第2のネットワーク(GSM)の加入者特性を有し、
2つのネットワーク((W−)LAN,GSM)からの加入者特有のデータレコードの加入者特有のリンクによって、第1のネットワーク((W−)LAN)の課金に使用するサービスを、第2のネットワーク(GSM)の課金インフラストラクチャを介して実施する、請求項14から20いずれか1項記載の方法。 - 認証に対して第1のネットワーク((W−)LAN)のステーション、特に加入者端末装置(W−H;H)と、第2のネットワーク(GSM,UMTS)の加入者端末装置(MS)の間で、重要なデータを交換する、請求項1から21いずれか1項記載の方法。
- ステーション(W−H;H)、特に携帯型コンピュータが第1のネットワーク((W−)LAN)の加入者端末装置として認証呼出し要求(challenge)を第2のネットワーク(GSM)の加入者端末装置(MS)に伝送し、そこから相応の応答値(Response)を受信する、請求項22記載の方法。
- 第1のネットワークと第2のネットワーク((W−)LAN;GSM)の加入者端末装置(W−H;H;MS)のリンクは、赤外線インターフェースか、ブルトゥース無線インターフェース、または回線ないし有線接続、特にシリアルデータケーブル接続を介して行われる、請求項23記載の方法。
- 第1のテクノロジで構成される第1のネットワーク、特にデータネットワーク((W−)LAN;GSM;UMTS)の、特に請求項1から24に記載の方法を実施するためのネットワーク装置であって、
第1のテクノロジを使用する少なくとも1つのステーション(W−H;H;MS)との通信の形成のために構成されている1つまたは複数のネットワーク装置および/またはインターフェース(ハブ、ブリッジ、V、VL)と、第1のネットワークの自主的動作のための基本機能(AAA,DHCP,DNS)とを有している形式の装置において、
前記ネットワーク装置は、第2のテクノロジを使用する第2のネットワーク(GSM,UMTS;(W−)LAN)の部分としてのアクセス装置(WAS;SSG)として、該ネットワーク装置(SSG)が第2のネットワーク(GSM,UMTS)の構成要素の論理機能を提供するように構成されていることを特徴とするネットワーク装置。 - 前記装置は、第2のネットワーク(GSM,UMTS)側からみれば、第2のネットワーク(GSM,UMTS)のネットワークデバイスである、請求項25記載のネットワーク装置。
- 第1のテクノロジで構成される第1のネットワーク、特にデータネットワーク((W−)LAN)の、特に請求項1から24に記載の方法を実施するためのネットワーク装置または請求項25、26に記載のネットワーク装置であって、
第1のテクノロジを使用する少なくとも1つのステーション(W−H;H;MS)との通信の形成のために構成されている1つまたは複数のネットワーク装置および/またはインターフェース(ハブ、ブリッジ、V、VL)と、第1のネットワークの自主的動作のための基本機能(AAA,DHCP,DNS)とを有している形式の装置において、
前記ネットワーク装置は、ネット外部のデータソースからの加入者特有のデータないしはステーション特有のデータの取得のためのインターフェース装置として構成されていることを特徴とするネットワーク装置。 - 前記装置は、認証および認証クライアント機能(AA)を備えたサービスサーバーとして構成され、有利には、認証および認証サーバー機能により第2のネットワークの拡張されたホームデータベース(HLR)を有する、請求項25から27いずれか1項記載のネットワーク装置。
- 第1のネットワークおよび/または第2のネットワークは、ローカルエリアデータネットワーク(LAN)またはワイヤレス接続のためのローカルエリアデータネットワーク((W−)LAN)、あるいは移動体無線網、特に第1世代の移動体無線網(C−network)かまたは第2世代の移動体無線網(GSM)または第3世代の移動体無線網(UMTS,IMT2000)、あるいはISDN/PSTN固定網である、請求項25から28いずれか1項記載のネットワーク装置。
- 前記第1のネットワークおよび/または第2のネットワークは、エアーインターフェースを有しており、特にこれらは標準規格としてDECT、IEEE802.11、IEEE802.11b、IEEE802.11a、HiperLAN1、HiperLan2、ブルトゥース、HomeRF、GSM、DCS1800,UMTS、IMT2000、PHSなどの方式に準拠している、請求項25から29いずれか1項記載のネットワーク装置。
- 複数の加入者および/またはステーション(W−H;H;MS)に値する認証データの記憶のための基本記憶装置を有している、請求項25から30いずれか1項記載のネットワーク装置。
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