JP2004505587A - 円柱状の要素、特にケーブルを軸線方向に保持する装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、円柱状の要素、特にケーブル(1)を軸線方向に保持する装置に関し、外側にねじ山が形成され且つ軸線方向に締め付けナット小薄片(9)が延びている連結ブッシング(7,9)と、圧力面(11)を有するカバーナット(6)とを備え、圧力面(11)は、カバーナット(6)の締め付けにより連結ブッシングのナット小薄片(9)の端部に作用して、連結ブッシングの中に予め導入された円柱状要素(1)に対して小薄片(9)を半径方向に変形させるように構成されている。本発明の装置は、ナット小薄片(10)が設けられたスリーブ(8,10)をさらに備え、スリーブは、連結ブッシングの内径とほぼ等しい外径を有し、ナット小薄片(10)の方から連結ブッシングの中へ導入されるように構成され、連結ブッシングの内側には、スリーブのナット小薄片(10)に作用するように構成された、狭まった形態の圧力面(12)が設けられていることを特徴とする。1つの実施形態によれば、パッキングシールがさらに設けられている。
Description
【0001】
本発明は、円柱状の要素、特にケーブルを軸線方向に保持するための装置に関する。
【0002】
たとえばプラグまたは電気ソケットの連結ブッシングの中に電気ケーブルを固定する場合のように、更には装置や補助器具における導管やパイプの中に電気ケーブルを固定する場合のように、円柱状要素を別の要素の中に固定するために牽引力に抗して円柱状要素を保持する装置の使い方が知られている。
【0003】
この目的のため、円柱状の要素、特にケーブルを軸線方向に保持する装置であって、外側にねじ山が形成され且つ軸線方向に締め付けナット小薄片が延びている連結ブッシングと、圧力面を有するカバーナットとを備え、前記圧力面は、前記カバーナットの締め付けにより前記連結ブッシングのナット小薄片の端部に作用して、前記連結ブッシングの中に予め導入された円柱状要素に対して前記小薄片を半径方向に変形させるように構成された保持装置が、従来の装置として知られている。
【0004】
このタイプの装置は、たとえばフランス国特許第2358766号および欧州特許第0381980号に開示されている。
【0005】
上述のフランス国特許では、装置がパッキングシールをさらに備え、同時に 圧縮パッキング押えまたはパッキン箱を構成している。
【0006】
従来技術で知られたこの装置は、パッキングが円錐台状に変形し、ケーブルの付着が限られた長さに亘ってしか作用しない。
【0007】
さらに、パッキングの変形が内側において十分に収容されていない。そして、各装置は、比較的狭い直径範囲において、限られた数の固定すべき要素にしか関わることができない。
【0008】
最後に、上述の装置では、保持すべき要素に定着する小薄片が存在することができない。なぜなら、要素にかかる牽引力が、小薄片を離す傾向があるからである。
【0009】
とりわけ、本発明では、特に電気機器の分野に関する爆燃防止基準を満たすために、このタイプの装置における牽引抵抗能力を向上させることが可能になる。
【0010】
これを達成するために、上述したタイプを有する本発明の装置は、ナット小薄片が設けられたスリーブをさらに備え、前記スリーブは、前記連結ブッシングの内径とほぼ等しい外径を有し、前記ナット小薄片の方から前記連結ブッシングの中へ導入されるように構成され、前記連結ブッシングの内側には、前記スリーブのナット小薄片に作用するように構成された、狭まった形態の圧力面が設けられていることを特徴としている。
【0011】
1つの態様によれば、前記連結ブッシングの圧力面および前記スリーブは、前記ナットの締め付けにより前記スリーブの小薄片が前記円柱状要素に定着するように寸法決めされている。
【0012】
防水性(気密性)を確保するために、本発明の実施形態では、前記円柱状要素、前記スリーブ、および前記連結ブッシングの小薄片の間の最終位置に挿入されるように企図された円環状のパッキングシールが設けられている。
【0013】
たとえば、この場合、前記パッキングシールは、互いに外径の異なる2つの部分からなり、最小外径の部分は前記スリーブの内径にほぼ対応し、最大外径の部分は前記連結ブッシングの内径にほぼ対応している。
【0014】
コンパクトで且つ単一のねじ込み操作しか必要としない本発明にかかる装置により、広い直径範囲において様々なケーブルの定着およびシーリングの双方を1つの装置で確保することが可能になる。これにより、ユーザーの選択が単純化され、在庫問題が制限され、製造量が増大し、かくして製造コストが低減される。
【0015】
添付図面を参照した以下の記載を読むことにより、本発明がより良く理解され、他の特徴も明らかになるであろう。
【0016】
各図は、電気接続手段(プラグまたは可動プラグの連結ブッシング、あるいは延長コードまたは接続プラグの連結ブッシング)のブッシュ2の中に、本実施形態の場合、電気ケーブル(図3〜図6を参照)1を固定するように企図された本発明の装置を示している。
【0017】
本発明にしたがう装置は、ブッシュ2と一体的な連結ブッシング(ソケット)3と、スリーブ4と、ゴム製のパッキングシール5と、円環状のナット6とを備えている。
【0018】
明瞭に図示されているように、連結ブッシング3およびスリーブ4には、ベース7およびベース8がそれぞれ設けられている。ベース7およびベース8からは、その軸線方向に沿って外側へ突出するように小薄片9および10がそれぞれ延びている。スリーブ4の小薄片10は、後述するように、連結ブッシング3の小薄片9に対して組み立てられるように位置決めされている(図1および図2)。さらに、連結ブッシング3のベース7の外側面には、ナット6の内側面に形成されたねじ山と係合するように設定されたねじ山が図示のように形成されている。
【0019】
ナット6は、その内側のねじ山の基底部分に、たとえば面取りされた形状に狭まった内圧面11を有する。内圧面11の機能については後述する。
【0020】
同様に、連結ブッシング3のベースには、小薄片9の側とは反対側に、狭められた内圧面12が設けられている。
【0021】
明瞭に図示されているように、パッキング5は、段状に互いに異なる外径(直径)を有する2つの部分5aと5bとを有する。
【0022】
パッキング5の最小外径の部分5aは連結ブッシング3のベース8の内径にほぼ対応し、最大外径の部分5bはスリーブ4の小薄片9の変形前の内径にほぼ対応している。スリーブ4の外径は、連結ブッシング3の内径とほぼ等しい。
【0023】
各図には、装置の様々な構成要素の組み立て形態が明瞭に示されている。
【0024】
各構成要素は、初期的には、図1および図2に示すように配置されている。
【0025】
この配置から始めて、スリーブ4がその小薄片によって連結ブッシング3の中へ導入される。その後、あるいはそれに先立って、パッキング5の部分5aがスリーブ4のベース8の中へ導入され、カバーナット6が連結ブッシング3の小薄片9の所定位置にセットされて、図3に示す状態になる。
【0026】
この最初の組み立ての前に、あるいはその後に、ケーブル1がすべての構成要素(2,3,4,5および6)を貫通して導入される。
【0027】
図3の状態から、ナット6を押し、ひいてはパッキング5およびスリーブ4を押すことにより、スリーブ4の小薄片10が連結ブッシング3の圧力面12によって半径方向に保持されて変形し、図4に示すようにケーブル1に締結される。
【0028】
次いで、ナット6をねじ込むことにより、小薄片10をさらに変形させる。そして、ナット6のねじ込みを続行すると、ナット6の圧力面11の作用を受けた変形によって、連結ブッシング3の小薄片9がパッキング5に対して半径方向に締め付けられる。
【0029】
図1〜図5に示す実施形態では、スリーブ4および連結ブッシング3の圧力面12の長さは、図5に示すようにねじ込みの終了時においてスリーブ4の小薄片10がケーブル1に定着するように規定されている。
【0030】
図6に示す実施形態では、小薄片10がケーブル1に定着しないように、スリーブ4のベース8が軸線方向により短く、小薄片10が圧力面12と同様により短い。図1〜図5のスリーブ4および連結ブッシング3に対する図6の装置のスリーブ4や連結ブッシング3の圧力面12の違いが本質的に寸法に関するものであるため、各図では同じ参照符号が付されている。
【0031】
図5および図6では、スリーブ4および連結ブッシング3の小薄片9によってパッキング5が完全に圧縮され、さらに連結ブッシング3の小薄片9およびスリーブ4の小薄片10によってその2つの端部の間にパッキング5が完全に保持されていることがわかる。
【0032】
従来技術と比較すると、本発明により、パッキング5とケーブル1との間の接触長さをより大きくすることが可能になり、変形したパッキング5の体積をより大きくすることが可能になる。これにより、シーリングおよび保持(引止め)の信頼性が向上し、パッキングを圧縮するように企図された塑性部分のリラクゼーションを補償するための弾性の保存がより大きくなる。
【0033】
連結ブッシング3の小薄片はパッキング5およびケーブル1に対して従来の形態で作用するが、スリーブ4の小薄片9は、ケーブルに定着する形態であろうとなかろうと(図5および図6にそれぞれ対応)、ケーブル1に対して反対方向に作用する。
【0034】
さらに、図1〜図5の実施形態では、ケーブルを引き抜こうとするとスリーブ4の定着(喰い込み)が進みことになり、この定着が自己固定につながることが理解される。
【0035】
実施形態は特に電気ケーブルに関連しているが、上述したように、あらゆる円柱状の要素にも関連することは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明にしたがう装置の分解組立図である。
【図2】
組み立てるべき様々な構成要素の軸線方向に沿った断面図である。
【図3】
図1および図2の装置の軸線方向に沿った断面図であって、ナットのねじ込み前の状態を示している。
【図4】
図1および図2の装置の軸線方向に沿った断面図であって、ナットのねじ込み開始時の状態を示している。
【図5】
図1および図2の装置の軸線方向に沿った断面図であって、ナットのねじ込み終了時の状態を示している。
【図6】
僅かに異なる別の実施形態を示す図であって、図5に対応している。
【符号の説明】
1 ケーブル
3 連結ブッシング
4 スリーブ
5 パッキングシール
6 カバーナット
9,10 小薄片
11,12 圧力面
本発明は、円柱状の要素、特にケーブルを軸線方向に保持するための装置に関する。
【0002】
たとえばプラグまたは電気ソケットの連結ブッシングの中に電気ケーブルを固定する場合のように、更には装置や補助器具における導管やパイプの中に電気ケーブルを固定する場合のように、円柱状要素を別の要素の中に固定するために牽引力に抗して円柱状要素を保持する装置の使い方が知られている。
【0003】
この目的のため、円柱状の要素、特にケーブルを軸線方向に保持する装置であって、外側にねじ山が形成され且つ軸線方向に締め付けナット小薄片が延びている連結ブッシングと、圧力面を有するカバーナットとを備え、前記圧力面は、前記カバーナットの締め付けにより前記連結ブッシングのナット小薄片の端部に作用して、前記連結ブッシングの中に予め導入された円柱状要素に対して前記小薄片を半径方向に変形させるように構成された保持装置が、従来の装置として知られている。
【0004】
このタイプの装置は、たとえばフランス国特許第2358766号および欧州特許第0381980号に開示されている。
【0005】
上述のフランス国特許では、装置がパッキングシールをさらに備え、同時に 圧縮パッキング押えまたはパッキン箱を構成している。
【0006】
従来技術で知られたこの装置は、パッキングが円錐台状に変形し、ケーブルの付着が限られた長さに亘ってしか作用しない。
【0007】
さらに、パッキングの変形が内側において十分に収容されていない。そして、各装置は、比較的狭い直径範囲において、限られた数の固定すべき要素にしか関わることができない。
【0008】
最後に、上述の装置では、保持すべき要素に定着する小薄片が存在することができない。なぜなら、要素にかかる牽引力が、小薄片を離す傾向があるからである。
【0009】
とりわけ、本発明では、特に電気機器の分野に関する爆燃防止基準を満たすために、このタイプの装置における牽引抵抗能力を向上させることが可能になる。
【0010】
これを達成するために、上述したタイプを有する本発明の装置は、ナット小薄片が設けられたスリーブをさらに備え、前記スリーブは、前記連結ブッシングの内径とほぼ等しい外径を有し、前記ナット小薄片の方から前記連結ブッシングの中へ導入されるように構成され、前記連結ブッシングの内側には、前記スリーブのナット小薄片に作用するように構成された、狭まった形態の圧力面が設けられていることを特徴としている。
【0011】
1つの態様によれば、前記連結ブッシングの圧力面および前記スリーブは、前記ナットの締め付けにより前記スリーブの小薄片が前記円柱状要素に定着するように寸法決めされている。
【0012】
防水性(気密性)を確保するために、本発明の実施形態では、前記円柱状要素、前記スリーブ、および前記連結ブッシングの小薄片の間の最終位置に挿入されるように企図された円環状のパッキングシールが設けられている。
【0013】
たとえば、この場合、前記パッキングシールは、互いに外径の異なる2つの部分からなり、最小外径の部分は前記スリーブの内径にほぼ対応し、最大外径の部分は前記連結ブッシングの内径にほぼ対応している。
【0014】
コンパクトで且つ単一のねじ込み操作しか必要としない本発明にかかる装置により、広い直径範囲において様々なケーブルの定着およびシーリングの双方を1つの装置で確保することが可能になる。これにより、ユーザーの選択が単純化され、在庫問題が制限され、製造量が増大し、かくして製造コストが低減される。
【0015】
添付図面を参照した以下の記載を読むことにより、本発明がより良く理解され、他の特徴も明らかになるであろう。
【0016】
各図は、電気接続手段(プラグまたは可動プラグの連結ブッシング、あるいは延長コードまたは接続プラグの連結ブッシング)のブッシュ2の中に、本実施形態の場合、電気ケーブル(図3〜図6を参照)1を固定するように企図された本発明の装置を示している。
【0017】
本発明にしたがう装置は、ブッシュ2と一体的な連結ブッシング(ソケット)3と、スリーブ4と、ゴム製のパッキングシール5と、円環状のナット6とを備えている。
【0018】
明瞭に図示されているように、連結ブッシング3およびスリーブ4には、ベース7およびベース8がそれぞれ設けられている。ベース7およびベース8からは、その軸線方向に沿って外側へ突出するように小薄片9および10がそれぞれ延びている。スリーブ4の小薄片10は、後述するように、連結ブッシング3の小薄片9に対して組み立てられるように位置決めされている(図1および図2)。さらに、連結ブッシング3のベース7の外側面には、ナット6の内側面に形成されたねじ山と係合するように設定されたねじ山が図示のように形成されている。
【0019】
ナット6は、その内側のねじ山の基底部分に、たとえば面取りされた形状に狭まった内圧面11を有する。内圧面11の機能については後述する。
【0020】
同様に、連結ブッシング3のベースには、小薄片9の側とは反対側に、狭められた内圧面12が設けられている。
【0021】
明瞭に図示されているように、パッキング5は、段状に互いに異なる外径(直径)を有する2つの部分5aと5bとを有する。
【0022】
パッキング5の最小外径の部分5aは連結ブッシング3のベース8の内径にほぼ対応し、最大外径の部分5bはスリーブ4の小薄片9の変形前の内径にほぼ対応している。スリーブ4の外径は、連結ブッシング3の内径とほぼ等しい。
【0023】
各図には、装置の様々な構成要素の組み立て形態が明瞭に示されている。
【0024】
各構成要素は、初期的には、図1および図2に示すように配置されている。
【0025】
この配置から始めて、スリーブ4がその小薄片によって連結ブッシング3の中へ導入される。その後、あるいはそれに先立って、パッキング5の部分5aがスリーブ4のベース8の中へ導入され、カバーナット6が連結ブッシング3の小薄片9の所定位置にセットされて、図3に示す状態になる。
【0026】
この最初の組み立ての前に、あるいはその後に、ケーブル1がすべての構成要素(2,3,4,5および6)を貫通して導入される。
【0027】
図3の状態から、ナット6を押し、ひいてはパッキング5およびスリーブ4を押すことにより、スリーブ4の小薄片10が連結ブッシング3の圧力面12によって半径方向に保持されて変形し、図4に示すようにケーブル1に締結される。
【0028】
次いで、ナット6をねじ込むことにより、小薄片10をさらに変形させる。そして、ナット6のねじ込みを続行すると、ナット6の圧力面11の作用を受けた変形によって、連結ブッシング3の小薄片9がパッキング5に対して半径方向に締め付けられる。
【0029】
図1〜図5に示す実施形態では、スリーブ4および連結ブッシング3の圧力面12の長さは、図5に示すようにねじ込みの終了時においてスリーブ4の小薄片10がケーブル1に定着するように規定されている。
【0030】
図6に示す実施形態では、小薄片10がケーブル1に定着しないように、スリーブ4のベース8が軸線方向により短く、小薄片10が圧力面12と同様により短い。図1〜図5のスリーブ4および連結ブッシング3に対する図6の装置のスリーブ4や連結ブッシング3の圧力面12の違いが本質的に寸法に関するものであるため、各図では同じ参照符号が付されている。
【0031】
図5および図6では、スリーブ4および連結ブッシング3の小薄片9によってパッキング5が完全に圧縮され、さらに連結ブッシング3の小薄片9およびスリーブ4の小薄片10によってその2つの端部の間にパッキング5が完全に保持されていることがわかる。
【0032】
従来技術と比較すると、本発明により、パッキング5とケーブル1との間の接触長さをより大きくすることが可能になり、変形したパッキング5の体積をより大きくすることが可能になる。これにより、シーリングおよび保持(引止め)の信頼性が向上し、パッキングを圧縮するように企図された塑性部分のリラクゼーションを補償するための弾性の保存がより大きくなる。
【0033】
連結ブッシング3の小薄片はパッキング5およびケーブル1に対して従来の形態で作用するが、スリーブ4の小薄片9は、ケーブルに定着する形態であろうとなかろうと(図5および図6にそれぞれ対応)、ケーブル1に対して反対方向に作用する。
【0034】
さらに、図1〜図5の実施形態では、ケーブルを引き抜こうとするとスリーブ4の定着(喰い込み)が進みことになり、この定着が自己固定につながることが理解される。
【0035】
実施形態は特に電気ケーブルに関連しているが、上述したように、あらゆる円柱状の要素にも関連することは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明にしたがう装置の分解組立図である。
【図2】
組み立てるべき様々な構成要素の軸線方向に沿った断面図である。
【図3】
図1および図2の装置の軸線方向に沿った断面図であって、ナットのねじ込み前の状態を示している。
【図4】
図1および図2の装置の軸線方向に沿った断面図であって、ナットのねじ込み開始時の状態を示している。
【図5】
図1および図2の装置の軸線方向に沿った断面図であって、ナットのねじ込み終了時の状態を示している。
【図6】
僅かに異なる別の実施形態を示す図であって、図5に対応している。
【符号の説明】
1 ケーブル
3 連結ブッシング
4 スリーブ
5 パッキングシール
6 カバーナット
9,10 小薄片
11,12 圧力面
Claims (4)
- 円柱状の要素、特にケーブル(1)を軸線方向に保持する装置であって、外側にねじ山が形成され且つ軸線方向に締め付けナット小薄片(9)が延びている連結ブッシング(3)と、圧力面(11)を有するカバーナット(6)とを備え、前記圧力面(11)は、前記カバーナット(6)の締め付けにより前記連結ブッシング(3)のナット小薄片(9)の端部に作用して、前記連結ブッシング(3)の中に予め導入された円柱状要素(1)に対して前記小薄片(9)を半径方向に変形させるように構成された装置において、
ナット小薄片(10)が設けられたスリーブ(4)をさらに備え、前記スリーブ(4)は、前記連結ブッシング(3)の内径とほぼ等しい外径を有し、前記ナット小薄片(10)の方から前記連結ブッシング(3)の中へ導入されるように構成され、前記連結ブッシング(3)の内側には、前記スリーブ(4)のナット小薄片(10)に作用するように構成された、狭まった形態の圧力面(12)が設けられていることを特徴とする装置。 - 前記連結ブッシング(3)の圧力面(12)および前記スリーブ(4)は、前記ナット(6)の締め付けにより前記スリーブの小薄片(10)が前記円柱状要素(1)に定着するように寸法決めされていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記円柱状要素(1)、前記スリーブ(4)、および前記連結ブッシング(3)の小薄片(9)の間の最終位置に挿入されるように企図された円環状のパッキングシール(5)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
- 前記パッキングシール(5)は、互いに外径の異なる2つの部分(5a,5b)からなり、最小外径の部分は前記スリーブ(4)の内径にほぼ対応し、最大外径の部分は前記連結ブッシング(3)の内径にほぼ対応していることを特徴とする請求項3に記載の装置。
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