JP2004505566A - ネットワークリソースにアクセスするためのゲートウェイ - Google Patents
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Abstract
ゲートウェイ(1)は、ネットワークリソース(2)を制御するためにCORBAバス(22)、パーレイAPIのインナレイヤ(23)、及びネットワークサービスインタフェースのアウタレイヤ(24)が存在するプラットフォームを有する。ゲートウェイ(1)はまた、アプリケーションインタフェース(20)と、ネットワークリソース(2)にアクセスしたいというアプリケーション(10、13、14)をもホストする遠隔のプラットフォーム上にあるパーレイAPI(21)を有する。ネットワークリソース(2)は、パーレイAPI(23)とそれらがパーレイAPI自体を有する場合には直接に、またはそうでない場合にはインタフェース(24)とインタフェースする。アプリケーション側では、アプリケーションインタフェース(20)が、アプリケーション側のインタフェーシング条件を定義する高レベルのXMLコマンドに応答してXMLインタプリタによりインスタンス生成することができるJavaビーンズとして提供される。
Description
【0001】
【技術分野】
本発明は、オペレータのネットワークリソース(例えば、HLR、SMSCまたはIVRプラットフォーム)のユーザサービスを提供するためのアプリケーションとをインタラクションを可能にするためのゲートウェイに関する。
【0002】
【背景技術】
ネットワーク加入者サービスがアプリケーションにより提供されることが知られている。しかしながら、これまで、このようなアプリケーションは一般に、例えばプリペイド、呼び出し転送、またはボイスメールサービスなどのオペレータのネットワークでホストされている。この方法の問題は、特定のシステムの詳細な知識が、要求されるインタラクションのために、これをプログラムするのに要求されることである。これは時間を要しかつ高価であり、可能なフレキシビリティが制限されている。
【0003】
これが、ネットワーク内にまたはネットワーク外に配置されたアプリケーションがネットワークノードにアクセスできるようにするオープンAPIのためのメカニズムを提供するべく「パーレイ」(Parlay)規格が開発された理由の1つである。これは重要な開発であるが、ゲートウェイがパーレイ規格を利用して、最小の先行時間でアプリケーションとネットワークノードが簡単にかつ柔軟に連結できるようにする必要がある。短い先行時間を達成することは、特にネットワークオペレータにとって、加入者の数を維持しかつ収入を増やすべく絶えず増え続ける様々な加入者サービスを提供しようと努めることから、重要である。
【0004】
国際出願特許明細書第WO00/42760(エリクソン)は、ネットワーク端末からサービスノードにアクセスする方法について記載しており、ネットワークはVoIP部分とセルラー部分とを有する。これは、VoIPに関する特定の条件について効果的と思われるが、ゲートウェイが広範なアプリケーションによる広範なネットワークリソースへの汎用性のあるアクセスを可能にする必要がある。
【0005】
本発明は、このようなゲートウェイを提供することを目的としている。
【0006】
【発明の開示】
本発明によれば、アプリケーションの電気通信ネットワークリソースとのインタラクションのためのゲートウェイであって、前記アプリケーションとインタフェースするための手段と、前記ネットワークリソースとインタフェースするための手段とを備え、
前記ネットワークインタフェース手段が、
ネットワークリソースとインタフェースしかつそれを制御するための手段からなるネットワークサービスインタフェースのアウタレイヤと、
対応するオープンスタンダードAPIを有するネットワークリソースとインタフェースするため及び前記アウタレイヤのネットワークサービスインタフェースとインタフェースするための手段からなるオープンスタンダードAPIのインナレイヤとを備えることを特徴とするゲートウェイが提供される。
【0007】
ある実施例では、前記ゲートウェイが更に、前記アプリケーションインタフェース手段と前記ネットワークインタフェース手段インナレイヤとの間にあるミドルウェアバスを有する。
【0008】
別の実施例では、前記ミドルウェアバスがCORBA規格に従っている。
【0009】
更に別の実施例では、前記ゲートウェイが、インナレイヤオープンスタンダードサービス、アウタレイヤサービスレベルのプログラム、及び前記サービスレベルプログラムとネットワークトラフィック間のインタラクションを管理するための手段からなるサービスゲートウェイを有する。
【0010】
ある実施例では、前記サービスレイヤプログラムが、通信ダイヤログを管理するためのコールステートマシンを提供するための手段からなる。
【0011】
別の実施例では、前記ゲートウェイがネットワーク通知をサービス論理プログラムとアプリケーションとにディスパッチするための手段からなる通知デマルチプレクサを有する。
【0012】
更に別の実施例では、前記アウタレイヤが信号スタックと、前記スタック及び前記サービスゲートウェイのサービス論理プログラム間での変換を実行するための手段とを有するネットワークゲートウェイを備える。
【0013】
ある実施例では、前記インナレイヤが、
前記ミドルウェアバスへのオープンスタンダードフレームワークインタフェースと、
アプリケーションとのインタラクションのための前記ミドルウェアバスへのオープンスタンダードサービスインタフェースとを有する。
【0014】
ある実施例では、前記ゲートウェイが前記アウタレイヤ及び前記インナレイヤに対する管理、プロビジョニング、サブスクリプション及びセキュリティ機能を有するフレームワークを備える。
【0015】
別の実施例では、前記ゲートウェイが、前記インナレイヤ及び前記アウタレイヤに次の機能を、即ち
制御及びコンフィグレーションテーブルのための永続的なデータストアと、
分散オブジェクトミドルウェア通信メカニズムを用いない内部通信のための通信機能と、
イベントを受け取るため、受け取ったイベントを情報、エラー及び重大のカテゴリに分類するため、並びに前記イベントをロギングするために前記ゲートウェイ内の機能に標準インタフェースを提供するイベント管理者とを提供するためのプラットフォームリソースを有する。
【0016】
ある実施例では、前記プラットフォームリソースが更に、ゲートウェイの機能のためにタイマを呼び出しかつ取り消すための手段からなるタイマ機能を有する。
【0017】
ある実施例では、前記ゲートウェイが、
ゲートウェイ管理信号を経路指定するための管理エンティティと、
前記管理エンティティに連結され、かつ別個のハードウェアプラットフォーム上の管理インタフェースとの通信のための手段を有するウェブサーバと、
前記管理エンティティに連結され、かつインナレイヤ及びアウタレイヤのための一次ハードウェアプラットフォームのスタートアップ及びシャットダウンを制御するための手段を有するプラットフォーム管理者とを備える。
【0018】
ある実施例では、前記アプリケーションとインタフェースするための前記手段が、アプリケーションインタフェース及びロジックを有する構成要素からなるアプリケーション側レイヤと、前記インナレイヤの前記オープンスタンダードAPIと通信するためのオープンスタンダードAPIからなるネットワーク側レイヤとを有する。
【0019】
別の実施例では、前記アプリケーション側レイヤ及び前記ネットワーク側レイヤが、各アプリケーションのプラットフォーム上に存在し、かつ前記プラットフォームが前記インナレイヤ及び前記アウタレイヤのプラットフォームから遠隔にある。
【0020】
別の実施例では、前記アプリケーション側レイヤが、再使用可能なオブジェクトと、前記オブジェクトをインスタンス生成して構成要素を提供するための手段とを有する。
【0021】
ある実施例では、前記インスタンス生成手段が、高レベルのインターフェーシングコマンドのユーザ入力を解釈するための手段からなるXMLインタープリタを有する。
【0022】
別の側面によれば、アプリケーションとネットワークリソースへのアクセスを提供するゲートウェイオープンスタンダードAPIとの間をインタフェースするためのアプリケーションクライアントであって、
オープンスタンダードAPIからなるコアと、
再使用可能なオブジェクト及び前記オブジェクトをインスタンス生成してロジック及びアプリケーションインタフェースを有する構成要素を提供するための手段とを有することを特徴とするアプリケーションクライアントが提供される。
【0023】
ある実施例では、前記インスタンス生成手段が、XMLインタープリタと、インターフェーシング条件を定義する高レベルのXMLコマンドの入力を送るためのユーザインタフェースとを有する。
【0024】
別の実施例では、前記アプリケーションクライアントが更に、使用可能なユーティリティオブジェクトと、前記オブジェクトをインスタンス生成して、ロギング、トレーシング、データベースへのアクセス及びタイマ機能のための構成要素を提供する手段とを有する。
【0025】
【発明を実施するための最良の形態】
本発明は、添付図面を参照しつつ、以下に単なる実施例として記載されるいくつかの実施態様に関する詳細な説明から、より明確に理解することができる。
【0026】
図1に関し、ゲートウェイ1は、一方の側において1つまたは複数のオペレータのネットワーク2と対話する。ネットワーク2は、固定回線及び無線ネットワーク両方を有するが、これはその一方だけで構成することができる。この側のゲートウェイ1は、最終的に加入者携帯電話2、コンピュータ4及び他のユーザ装置とインタフェースする。アプリケーション側では、ゲートウェイ1はネットワークオペレータによりホストされたアプリケーション10と、(ファイアウォール11及びインターネット12を介して)ASPによりホストされた商用ポータルアプリケーション13と及びイントラネット14内の企業アプリケーションとインタフェースしている。
【0027】
より詳細には、図2に関し、アプリケーション10、13、14は、図示される例としてフリーダイヤル「0800」サービス、航空会社のフライトポータル、及びショッピングポータルを有する。ネットワーク側3では、ネットワークノードがHLR、MSC及びSMSCを有する。ゲートウェイ1は、レイヤ20、21、23及び24からなる4レイヤ構造と中央CORBAバス22とを有する。ゲートウェイ1の目的は、前記アプリケーションがネットワークリソースにアクセスできるようにすることである。
【0028】
レイヤ20は、前記アプリケーションに適合するように構成されたインタフェース構成要素を有する。各インタフェース構成要素は、アプリケーションインタフェース、パーレイインタフェース及びそれらの間のロジックを有する。
【0029】
レイヤ21、23はそれぞれ、レイヤ20構成要素パーレイインタフェースとインタフェースするのに適したレイヤ21内、及びネットワークノードインタフェーシングに適したレイヤ23内にオープンパーレイAPIを有する。このようなAPIは、抽象レベルにおいて、パーレイ仕様で特定されている。
【0030】
レイヤ24は、ネットワークリソースとインタフェースしかつこれらを制御するためのネットワークサービスインタフェースを有する。このように、高いレベルにおいて、前記パーレイAPI間のミドルウェアを提供するCORBAバス22の周囲に対称形のゲートウェイ1が存在する。
【0031】
矢印で示すように、いくつかのアプリケーションがレイヤ20とインタフェースするのに対し、その他はパーレイAPIを有し、かつ従ってレイヤ21と直接インタフェースしている。同様に、いくつかのネットワークノードはレイヤ24とインタフェースし、その他はレイヤ23内の前記パーレイAPIと直接インタフェースする。しかしながら、直接的であるか間接的であるかに拘わらず、全てのインタラクションはパーレイレイヤ21、23を通過し、従ってこれらのレイヤ及びCORBAバス22は、ゲートウェイ1の中央ミドルウェアコアとして機能する。
【0032】
次に図3に関し、ゲートウェイ1は、レイヤ23、24を提供するプラットフォームと、CORBAバス22とを有する。OA&Mシステム28が前記プラットフォームに連結されている。上部レイヤ20、21が、CORBAバス22に連結された別個のコンピュータに存在する。
【0033】
これらOA&Mシステム28は、企業体オペレータ28A、サービス提供者28B、フレームワークオペレータ28C、管理ユーザインタフェース28D、及び外部オペレータシステム28Eを有する。レイヤ24は、第1にネットワークゲートウェイ31によりかつサービスゲート32のサービス論理プログラムによって実行される。レイヤ23は第1にサービスゲートウェイ32のサービス及びパーレイインタフェース41により、かつフレームワーク36のフレームワークパーレイインタフェース40により実行される。
【0034】
またレイヤ23、24双方は、様々なOA&Mシステム28によりアクセスされる。また、前記プラットフォームはウェブサーバ30、プラットフォームリソースバス35、プラットフォーム37、プラットフォーム管理者38及び管理エンティティ39を有する。
【0035】
プラットフォームリソース37は、CORBAイベント管理者37A及びCORBAアラーム管理者37Bを有する。
【0036】
また、リソース37は、次のような非CORBA・API即ちデータベースAPI37C、通信API37D、タイマAPI37E、メモリ管理者API37F、コンフィグレーションパラメータAPI37G、及びトレース/ログAPI37Hを有する。
【0037】
管理者38は、プラットフォーム管理者38A、アカウント管理者38B、ネットワーク管理MIB38C、及びネットワークリソース管理者38Dを有する。
【0038】
以下にレイヤ23及び24をより詳細に説明する。フレームワーク36及びサービスゲートウェイ32は、それぞれパーレイインタフェース40、41によりCORBAバス22と連結されている。各パーレイインタフェースによって、外部アクセスのためのAPI及びインタフェースのインスタンス生成が提供される。2つのインタフェースカテゴリが提供される。パーレイフレームワークインタフェース40によって、サービスインタフェース41の管理を支援し、かつアプリケーションに安全で信頼あるアクセス及び提供されたサービスの発見を提供する周辺機能が提供される。パーレイサービスインタフェース41によって、広範なネットワークサービス及び情報への抽象プログラミングAPIがアプリケーションに提供される。
フレームワーク36:
フレームワーク36によって、再使用可能なサービス要素として共通のサービス機能が与えられる。フレームワーク36によって次のものが提供される。
・管理:サービスとパーレイ管理及び外部管理システム28間をインタフェースするような簡単なフレームワーク管理及びサービス管理タスクで、サービスのディプロイメント及びコンフィグレーション、サービスの開始、及びサービスの停止を提供する。サービスを配備するとき、管理データベーステーブル及びプラットフォームリソース37、サービスゲートウェイ32、及びネットワークゲートウェイ31との通信チャネルが作成される。
・プロビジョニング:全世界的な基準に基づくか、または限定されたアドレス指定もしくはイベント及びアラーム管理のためにレベルを設定するようなユーザグループの範囲でのレイヤ23の前記パーレイAPIに関するサービスコンフィグレーションパラメータの定義。さらに、共通のプロビジョニングによって、関連するサービスが共通のプロビジョニング戦略を共有できるようになる。
・サブスクリプション:アプリケーションの動作に関係があるトリガイベントを設定することを含めサービス利用のためのユーザの登録。これは共通のサブスクリプションインタフェースであることから、各サービスに関連するユーザについて一定の方法が提供される。
・セキュリティ:フレームワーク36は、業界標準のセキュリティアルゴリズムとのセキュリティインタフェースを有する。
【0039】
フレームワーク36は永続性を有する。即ち、何らかの理由でゲートウェイ1が終了した場合、そこで前記フレームワークが活動状態に戻ると、全てのトリガ、サブスクリプション及び他の設定が復元される。
サービスゲートウェイ32:
サービスゲートウェイ32は、(レイヤ24)サービス論理プログラムとネットワークゲートウェイ31を介して受け渡しされるネットワークトラフィック間のインタラクションを管理する。これを達成するため、サービスゲートウェイ32は、所定のネットワークリソースプロトコルについて(レイヤ23の)特定のパーレイサービスによって要求される状態モデルをサポートする。例えば、サービスゲートウェイ32において実行される呼び出し制御サービスは、適当なサービス論理プログラムを介してネットワークゲートウェイ31にまたはそれからメッセージを送りまたは受け取ることができる。この抽象コール制御サービスは、INAP、SIPなどについて使用するために提供されかつ構成することができる。サービスゲートウェイ32におけるサービス論理プログラムによって、通信ダイアログを管理するためにINAP及びSIPを基準とするコールステートマシンが提供される。
【0040】
サービスゲートウェイ32は、フレームワーク36において提供される機能(サブスクリプション、プロビジョニングなど)を用いて、(レイヤ24)サービス論理プログラムで、前記アプリケーションの署名されたトリガイベントと(レイヤ23)パーレイサービスインスタンス間の関連付けを管理し、効果的にサービスサブスクリプションを多重化する。
【0041】
このように、サービスゲートウェイ32によって、ネットワーク通知を第1に適当なサービス論理プログラムへ及び必要に応じてアプリケーションにディスパッチする通知でマルチプレクサが提供される。
ネットワークゲートウェイ31:
ネットワークゲートウェイ31は、ベンダ提供のスタックプリミティブとサービスゲートウェイ32のサービス論理プログラム間の翻訳を実行する。またこれは、ネットワークとサービス間の新たなまたは進行中の通信についてトランザクションまたはダイヤログの関連付けを管理する。
【0042】
ネットワークゲートウェイ31のコンフィグレーションによって、サービスゲートウェイ32内で実行されるサービス論理プログラムとゲートウェイ1にインタフェースするネットワークリソース間の一貫性のあるマッピングが提供される。
【0043】
サービスゲートウェイ32のサービス論理プログラムとネットワークゲートウェイ31の機能との組み合わせによって、前記ネットワークリソースとインタフェースしかつこれを制御するためのレイヤ24ネットワークサービスインタフェースが提供される。
プラットフォームリソース37:
これは、前記ゲートウェイの他の機能的構成要素によりアクセスしかつ使用するための総称的サポートリソースである。これらは、サービスの実行だけに限定されていないことから、総称的フレームワークリソースとは別個のものと考えられている。以下のものが前記プラットフォームリソースである。
・データベース37C:全ての制御及びコンフィグレーションテーブル、プロビジョニングデータ及びサブスクリプションデータに関する永続的データストア。加えて、前記サービスの実行もが永続的データの記憶を要求する場合には、前記サービスは出版APIを介してデータベース37Cを利用することができる。
・通信37D:ゲートウェイ1は、分散型ソリューションを実現するために、前記アーキテクチュアにおいてCORBA通信を使用する。しかしながら、全てのプロセス間通信がCORBAの使用を要求するわけでなく、通信ライブラリ及びプログラミングインタフェースを用いて、ゲートウェイ1の全通信の一貫性及び移植性のある実行を確保することができる。このリソースは、プラットフォーム独立形式において通信キュー及びソケットを管理しかつ制御する責任を有する。・イベント管理者37A:ゲートウェイ1の構成要素は、その動作を表示するためにイベントを生成する。イベント管理者37Aは、全構成要素が一貫性のある方式でイベントをログすることができる標準インタフェースを提供する。これはイベントを収集し、かつ前記イベントのログへのロギングを管理する。イベント管理者37Aは、次のようなイベントの分類、即ち、1.情報、2.エラー、3.重大をサポートする。
【0044】
この前記イベントの分類は、イベントを生成する構成要素に知られておらず、むしろイベント管理者がコンフィグラブルイベント管理テーブルを用いて、イベントの詳細を定義する。このようにして、イベントはイベント管理テーブルを介して再分類することができる。前記テーブルはまた、前記イベントについて宛先ログを制御し、かつイベントログに含まれるべき追加のイベント情報テキストを定義するべく用いることができる。
【0045】
前記イベント管理テーブルを介して、イベントは「支払い請求可能」と定義することができ、その場合には、前記イベントは支払い請求が適当であると考えられ、かつ後の支払い請求処理のために支払い請求ログに書き込まれる。この支払い請求戦略は、支払い請求ログ及び支払い請求処理のための生データを生成するものである。これらの支払い請求ログの内容は、管理エンティティ39を介して前記ゲートウェイオペレータにより構成可能である。次に、前記支払い請求ログは仲介システムに供給されて、顧客の支払い請求システムへの入力のために課金レコードを生成することができる。従って、前記ゲートウェイのオペレータは支払い請求の十分な柔軟性を利用することができる。
【0046】
全イベントは、前記イベント管理テーブルにおいて定義されるコンフィグラブルなイベントレベルを有する。ゲートウェイ1は、前記オペレータにより構成されて、イベント閾値レベルをサポートすることができる。前記イベントレベル閾値より低いものに対して前記イベント管理者によりイベントのロギングをサポートすることのみによって、全イベントロギングが動的に制御され得る。
・アラーム管理者37B:アラーム管理者37Bは、イベント管理者の特別な場合である。これは、標準的なアラームAPIと、上述した前記イベント管理者と同じコンフィグラブルな特性を提供する。しかしながら、アラーム管理者37Bはまた、基盤ネットワークリソースにより生成されかつネットワークゲートウェイ31を介してフィルタリングされるアラームに適用することから、前記イベント管理者とは別個の機能を有するものと考えられる。加えて、前記ネットワーク、サービスまたは他の構成要素がアラームを起こす場合、アラーム管理者37Bは、アラームのロギングに加えて、要求される場合には、前記アラームを外部管理ユーザインタフェース28Dに、及び管理エンティティ29を介してネットワーク管理MIB38Cに報告する。コンフィグラブルなアラーム管理テーブルを用いて、アラームの分類及び報告を定義する。
・タイマ37E:前記ゲートウェイ内で動作する多くの電気通信ダイアログは、システムリソースが故障の結果としてロックされておらず、期待されるダイアログを完了しまたは継続することを確保するべく、タイマの使用を要求する。前記ゲートウェイプラットフォームは、総称的プラットフォーム独立型タイマ管理機能及びプログラミングAPIを有する。これを用いてタイマを呼び出しかつ取り消しし、タイマが経過した時を表示する。正確なタイマの値は、タイマ管理テーブルを介して構成可能である。
・メモリ管理者37F:これは、前記プラットフォーム上で実行される全てのメモリ動作を標準化し、かつ簡単化する。このリソースは、第一に複数ハードウェアプラットフォームにおける移植性を簡単化する。
・Cparams37G:ゲートウェイ1は、共通のコンフィグラブルパラメータ(Cparams)ライブラリを有する。コンフィグレーションを要求する全てのプロセスはこの共通のリソースを使用し、パラメータ値自体の設定及び個々のプロセスの現在のコンフィグレーションを復元する能力は、管理エンティティ39を介して制御される。
・トレース/ロギング37B:前記ゲートウェイ構成要素の動作に関する情報メッセージは、この機能により、ゲートウェイオペレータによる検査のために提供することができる。加えて記録された情報のレベル及び量は、Cparamsを用いることによって個々のプロセスを基準として構成することができ、トレーシング及びロギングの程度を動的に制御することが可能になる。
管理エンティティ39:
管理エンティティ39は、前記プラットフォーム内の全てのキープロセス及び構成要素を管理しかつ構成する責任を有する。前記管理エンティティはそれ自体プロセスであり、ゲートウェイウェブサーバ39を介して管理ユーザインタフェースへのHTTPインタフェースを提供する。管理エンティティ39により提供される主要な機能は次の通りである。
・プラットフォームリソース:管理エンティティ29は、全てのデータベース及びコンフィグレーションデータを管理し、かつイベント及びアラーム管理者と対話して、要求された宛先(例えばGUI、外部システムなど)への関連する情報の引き渡しを確実にするために、前記プラットフォームリソースとインタフェースする。
【0047】
ゲートウェイ1は、前記管理エンティティを介して高度にコンフィグラブルである。これによって前記ゲートウェイオペレータにはプラットフォーム動作について最大の制御が与えられる。各コンフィグラブルパラメータは、デフォルト値(インストレーション時に設定され、かつプロセスの起動時に使用される)、及びある範囲の許容値を有する。
・プラットフォーム管理者38A:プラットフォーム管理者38Aは、前記ゲートウェイそれ自体のスタートアップ/シャットダウン及びデータベースのようなプラットフォームリソースの管理について責任を有する。加えて、前記プラットフォーム管理者は、次のものを含むプロセス管理制御を提供する。
プロセスのスタートアップ/シャットダウン。
プロセスの状態監視。プラットフォーム管理者38Aは、そのように構成された場合、プロセスの自動再スタートを試みる。
プロセストレース制御。サポートスタッフに問題解決のために提供されるトレースのレベルを構成するメカニズムを提供する。
プロセスの統計制御。コマンド時または一定のコンフィグラブルなインターバルにおいてプロセスの動作及びトラフィックに関するカウンタを得るためのメカニズム。
・アカウント管理者38B:前記ゲートウェイへのアクセスと必要とする外部ユーザのための基本的アカウント管理サポートを提供する。各外部ユーザは、前記ゲートウェイへのアクセスの様々なカテゴリを与えるべく分類することができる。アカウント管理者38Bは、ゲートウェイの使用が有効になっているようなアカウントに対して適当なパーレイインタフェースのアクセスを提供する責任を有する。
・ネットワーク管理者MIB38C:外部OA&Mシステム及びSNMPとの相互接続性で定義されるMIBが提供される。
・ネットワークリソース管理者38B:サポートされた各ネットワークリソースは、前記リソースのコンフィグレーションのため及び現在のリソース状態の問い合わせのためのプロプラエタリメカニズムを提供する。前記ネットワークリソース管理者は、全ての基盤ネットワークリソースの共通かつ一貫性のあるビューを提供する。
ウェブサーバ:管理エンティティ39により提供されるプラットフォーム及びプロセス管理に加えて、ゲートウェイ1は、前記管理インタフェースをサポートするウェブサーバ30を有する。前記管理システムは、HTTPを介して前記ウェブサーバインタフェースと通信する。前記管理ウェブインタフェースは、JSP、Javaビーンズ及びサーブレットの組み合わせを用いる。この方法によって、前記管理インタフェースは、必要な場合にコーズウェイ(Causeway)プラットフォームから分散させることができる。前記サーブレットにより表される前記インタフェース管理ロジックと前記フレームワーク及びサービスゲートウェイによりサポートされる前記パーレイインタフェース間の通信は、前記フレームワークオペレータ、企業体オペレータ及びパーレイ使用において定義されるサービス提供者インタフェースについてCORBAを介して実行される。加えて、管理ユーザインタフェース28Dとのインタフェースに要求される前記管理ロジックは、プロプラエタリ内部メッセージングプロトコルを介して前記管理エンティティ39と通信する。
【0048】
以下に、外部管理システム28について詳細に説明する。
管理ユーザインタフェース28D:ゲートウェイ1の管理及びコンフィグレーションを制御するべく基本ユーザインタフェースを提供する。標準コマンドを実行しかつ結果を表示するGUIに加えて、前記ゲートウェイの素早いインストレーション及びコンフィグレーションを可能にするべく、スクリプトを基準とする構成要素が含まれている。管理ユーザインタフェース28Dは、第1にプラットフォームの動作に関係しており、管理エンティティ39及びプラットフォームリソース37を介して提供される前記機能と強く連結されている。
フレームワークオペレータ28C:パーレイインタフェース40の基本コンフィグレーションをサポートし、かつサービスゲートウェイ32内でサポートされた及びパーレイインタフェース40を介してアクセス可能な種類のサービスを管理しかつ特定する責任を有する。
サービス提供者28B:パーレイフレームワークインタフェース40について登録されるべきサービスの実行を可能にする。
企業体オペレータ28A:前記基板ネットワークオペレータから論理的に分離されたエンティティとしてサービスプロバイダを表す。企業体オペレータ28Aはまたゲートウェイ及びネットワークオペレータであり得るとはいえ、この論理的分離によって新たなビジネス関係を開発する可能性が生じる。この任意によるネットワークオペレータとサービス提供者との分離によって、サービスの卸売(ASP)と仮想ネットワークオペレータの関係に関するサポートが与えられ、かつ大きな企業体または主なアカウントに前記サービスをより制御できるようになりかつその使用を特定の要求に合わせる能力が可能になる。
【0049】
ゲートウェイ1における企業体オペレータ28Aの役割は、論理的ビジネスの特徴が存在するかどうかに拘わらず、要求される。企業体オペレータ28Aは、サービス契約及びサブスクリプションアカウント並びにアプリケーションと使用したいと思うサービス間の関係を作りかつ管理する責任を有する。階層的サブスクリプショントポロジは、サービスのプロファイル及び類似のアプリケーションユーザのグループがサービスの同じグループ化へのアクセスを持つことができるように、サブスクリプション割当てグループを用いることによってサポートされる。
【0050】
企業体オペレータ28Aは、アプリケーションがパーレイインタフェース40を介してアクセス可能なネットワークサービスを利用できるようになる前に、有効なサブスクリプションアカウントを作る。
【0051】
再びアプリケーション側について考えると、アプリケーション10、13及び14は前記ロジックを実行して、エンドユーザまたはクライアントが要求するアプリケーションの経験を与える。このアプリケーションは、前記オペレータが単一のプラットフォーム上で、または(図示するように)ゲートウェイ1から離れてかつ通信のためにCORBAを用いて、完全なアプリケーションのソリューションを提供したい場合には、ゲートウェイ1において局所的に実行することができる。
【0052】
アプリケーション10、13及び14は、パーレイフレームワーク36のアクセス及びサービスの発見を得るために、アプリケーションとパーレイインタフェース40間のパーレイ通信を管理する。また、いったん適当なサービスが利用のために選択されると、前記アプリケーションは、該アプリケーションが要求した必要なネットワークリソースの機能を用いるために、パーレイインタフェース41を介して前記サービスと対話する。
【0053】
サービスプロバイダ(企業体、仮想及び「実体」のあるネットワークオペレータを含む)、独立のソフトウェアベンダ、及び潜在的なエンドユーザ自身によるアプリケーションの開発はレイヤ20、21を実行するパーレイクライアントプロキシ(PCP)を用いることによって簡単になる。これは、レイヤ23、24へのパーレイ通信を簡単にし、かつ前記サービスの単純な使用に基づいてアプリケーション構成要素の再使用を促進し、それによってアプリケーション開発活動を簡単にするべく提供される。ゲートウェイオペレータ及びゲートウェイオペレータ以外の関係者はPCPを用いることができる。
【0054】
ゲートウェイ1をネットワークオペレータドメイン内に完全に統合するために、ネットワーク管理、顧客の世話、支払請求などのような既存のオペレータ管理システムへのインタフェースが提供される。ゲートウェイ1は、多くのアクセスプロトコル、例えば、SNMP、CORBA、HTTPを介して管理エンティティへの外部アクセスを提供することによって、この統合化をサポートする。前記ゲートウェイオペレータは、前記管理エンティティを介して提供される外部アクセスを構成して、ゲートウェイ管理機能と外部システム間の適当な相互接続性をサポートする。
【0055】
図4に関し、PCP50が示されている。レイヤ20は、XMLインタプリタ、パーレイビーンズ、ユーティリティビーンズ及び構成要素アプリケーションを有する。また、共通のプロキシ管理者が存在する。PCP50は、前記アプリケーションと共にASPによりホストされ、図2に示すように短い先行時間でレイヤ23、24への簡単なインタフェースを可能にしている。レイヤ21は、パーレイAPIを有する。
【0056】
前記パーレイビーンズは、アプリケーションインタフェース、パーレイインタフェース及びそれらの間のロジックを提供するべく簡単にインスタンス生成することができる再使用可能なオブジェクトである。XMLスクリプト機能によって、インタフェース構成要素を簡単にインスタンス生成できるようにするユーザインタフェースが提供される。前記XMLインタプリタは自動的に前記パーレイビーンズの低レベルでのインスタンス生成を実行して、前記インタフェース構成要素を完全なものにする。
【0057】
このように、PCP50は、前記アプリケーションに適合するレイヤ20の構成要素(前記パーレイビーンズ)の簡単なインスタンス生成を可能にする、レイヤ20のための「生の」構成要素、レイヤ21のためのパーレイAPI、及びツールを有する。
【0058】
PCP50は、アプリケーション開発者をパーレイAPIの複雑さから及びCORBAの複雑さから見えなくしている。これは多くのプログラミングインタフェースを提供し、パーレイインタフェースの定義に直接基づいたアプリケーションを開発するための完全な責任と(レイヤ21へ)、または代わりに構成要素を基準とするJavaビーンズ及びIDEもしくは簡単なXMLを基準とするスクリプティングインタフェース(レイヤ20へ)を用いてJavaを基準とするアプリケーションを開発することとの間における選択をアプリケーション開発者に与える。インタフェースの選択は、アプリケーション開発者の技能及び開発しようとするアプリケーションの複雑さに依存することになる。簡単なアプリケーションは、ビーンズからまたはスクリプトを用いて構成し得るが、より複雑なアプリケーションはPCPコアを用いてJavaプログラミングインタフェースがパーレイサービスをどのようにサポートしているかということをより十分に理解することが必要である。
【0059】
パーレイクライアントアプリケーションの開発を簡単にするために、PCP50は、アプリケーション開発者にパーレイのようなJavaビーンズをアプリケーション開発者に見せる。このビーンズは、Javaパーレイオブジェクトの実行と他の関連するオブジェクトからなる前記PCPコア上で動作する。前記PCPコアの内容は、前記パーレイアプリケーションには直接アクセス可能ではないが、その代わりにパーレイビーンズによって制御される。前記コアは、制御されかつ最適化されたやり方ではあるが、前記アプリケーションに完全なパーレイの機能を提供するように設計されている。
【0060】
前記PCPコアの第1の機能は、CORBAを用いる前記パーレイAPIとパーレイオブジェクトのJava実行との間で変換することである。重要な利点は、CORBAの知識の要求することなくパーレイアプリケーションの開発が可能になることである。
PCPビーンズ
この構成要素は、すぐに統合されてPCPアプリケーションを製造することができるしっかりした、有効で再使用可能な機能を提供する。これらのPCPビーンズを用いて開発されたアプリケーションは、他のあらゆるPCPアプリケーションと同じ方式で前記PCPコアに対して実行することができる。
【0061】
前記PCPビーンズの大部分はそれ自身GUIの外観を全く持っていないにも拘わらず、その特性は構成することができ、かつJavaビーンズIDEの内部で目に見えるように組み立てることができる。
【0062】
前記PCPビーンズは、パーレイAPIについて詳細な知識を必要とすることなく、パーレイアプリケーションの開発を可能にする。アプリケーション開発者は単に、パーレイ及びゲートウェイ1内で動作するサービスの概念的な理解が必要なだけであり、かついくつかのPCPビーンズからアプリケーションを組み立てることができる。PCPビーンズによって、アプリケーション開発のための簡単で利用が容易なサービス作成環境が得られる。
【0063】
PCP50について提供されるPCPビーンズには2つのカテゴリがある。第1のカテゴリは、パーレイビーンズとして知られ、再使用可能な機能を提供する。パーレイビーンズは、他のPCPビーンズからのイベントに応答し、PCPコア上の動作を引き起こす。このような例には、コーズウェイパーレイゲートウェイについて認証を実行するJavaビーンズ、前記ゲートウェイ内で実行するサービスを発見するJavaビーンズ、及び前記ゲートウェイで実行する様々なサービスについて再使用可能な機能を包含するJavaビーンズが含まれる。
【0064】
PCPビーンズの第2のカテゴリは、ユーティリティビーンズとして知られ、PCPコアに対して特有のものではない再使用可能な機能を提供する。ユーティリティビーンズは、PCPコア上でいかなる動作も引き起こさない。これらには、ロギング及びトレーシングのため、データベースのアクセスのため、及び時限呼び出しのためのJavaビーンズが含まれる。
【0065】
XMLインタプリタは、PCP50によって提供される様々なJavaビーンズ間のインタラクションを定義する文書型定義(DTD)を有する。XMLインタプリタは、各XMLノードがPCPコアまたはユーティリティビーンズのいずれかを表し、かつビーンズの特性がノードのパラメータにより表される場合に、XMLを用いてアプリケーションを記述することを可能にする。
【0066】
プロキシ管理者は、PCP50と、その中で実行されるアプリケーションを管理するための責任を有する管理エンティティである。これは、アプリケーションのライフサイクル及びプロファイル管理機能を実行する。アプリケーションライフサイクル管理は、PCP50上にアプリケーションをインストールし、起動し、停止させかつアンインストールする機能からなる。アプリケーションプロファイル管理は、前記プラットフォーム上に配備された各アプリケーションについてPCPの設定のコンフィグレーションからなる。
【0067】
本発明によって現在のネットワーク信号及び通信プロトコル(2G)から、アプリケーションとネットワークリソース間のアダプタとして機能させることによって新しく出現する技術(3G)へと移行する簡単な道を提供することが分かる。また、ゲートウェイ1は、多くの個別のネットワークリソースと直接通信するよりはむしろ、単一の論理エンティティとしてネットワークの能力に問い合わせしかつこれを利用することができる。ゲートウェイ1は、ネットワークの独立性及びベンダ供給のハードウェア製品における移植性をサポートする。加えて、ゲートウェイ1は管理に関する一連のサービスを非常に効率的に提供する。レイヤ20及び21において、ゲートウェイ1によって、JavaにおけるパーレイAPIまたはC++言語、分散ミドルウェアがアプリケーション開発者から隠されている簡単なJavaアプリケーション開発、Javaビーンズを用いた構成要素を基準とする開発環境、及びスクリプトを基準とするアプリケーション開発を含む、広範なアプリケーション開発者のインタフェースの選択が可能になる。
【0068】
加えて、前記PCPは、ソフトウェア開発キット(SDK)エミュレーションモードを有し、前記PCPにおいて利用可能な前記APIの全ての能力及び機能を用いたアプリケーションの開発が、統合されたエミュレーション及びテスト機能と組み合わされる。これは、ゲートウェイレイヤ23、24またはネットワーク接続を必要とすることなく簡単なプラットフォーム上で実現され、従ってアプリケーション開発者の社会はネットワークオペレータから別れてかつアプリケーションが標準化されたAPIの要求に適合するという自信を持ってアプリケーションのアイデアを開発しかつ試験できるようになる。
【0069】
本発明は上述した実施例に限定されるものでなく、その構成及び詳細において様々に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゲートウェイのコンテキストを示す図である。
【図2】ゲートウェイの論理構造を示す図である。
【図3】ゲートウェイのネットワーク側構造を詳細に示す図である。
【図4】ゲートウェイのアプリケーション側構造を詳細に示す図である。
【技術分野】
本発明は、オペレータのネットワークリソース(例えば、HLR、SMSCまたはIVRプラットフォーム)のユーザサービスを提供するためのアプリケーションとをインタラクションを可能にするためのゲートウェイに関する。
【0002】
【背景技術】
ネットワーク加入者サービスがアプリケーションにより提供されることが知られている。しかしながら、これまで、このようなアプリケーションは一般に、例えばプリペイド、呼び出し転送、またはボイスメールサービスなどのオペレータのネットワークでホストされている。この方法の問題は、特定のシステムの詳細な知識が、要求されるインタラクションのために、これをプログラムするのに要求されることである。これは時間を要しかつ高価であり、可能なフレキシビリティが制限されている。
【0003】
これが、ネットワーク内にまたはネットワーク外に配置されたアプリケーションがネットワークノードにアクセスできるようにするオープンAPIのためのメカニズムを提供するべく「パーレイ」(Parlay)規格が開発された理由の1つである。これは重要な開発であるが、ゲートウェイがパーレイ規格を利用して、最小の先行時間でアプリケーションとネットワークノードが簡単にかつ柔軟に連結できるようにする必要がある。短い先行時間を達成することは、特にネットワークオペレータにとって、加入者の数を維持しかつ収入を増やすべく絶えず増え続ける様々な加入者サービスを提供しようと努めることから、重要である。
【0004】
国際出願特許明細書第WO00/42760(エリクソン)は、ネットワーク端末からサービスノードにアクセスする方法について記載しており、ネットワークはVoIP部分とセルラー部分とを有する。これは、VoIPに関する特定の条件について効果的と思われるが、ゲートウェイが広範なアプリケーションによる広範なネットワークリソースへの汎用性のあるアクセスを可能にする必要がある。
【0005】
本発明は、このようなゲートウェイを提供することを目的としている。
【0006】
【発明の開示】
本発明によれば、アプリケーションの電気通信ネットワークリソースとのインタラクションのためのゲートウェイであって、前記アプリケーションとインタフェースするための手段と、前記ネットワークリソースとインタフェースするための手段とを備え、
前記ネットワークインタフェース手段が、
ネットワークリソースとインタフェースしかつそれを制御するための手段からなるネットワークサービスインタフェースのアウタレイヤと、
対応するオープンスタンダードAPIを有するネットワークリソースとインタフェースするため及び前記アウタレイヤのネットワークサービスインタフェースとインタフェースするための手段からなるオープンスタンダードAPIのインナレイヤとを備えることを特徴とするゲートウェイが提供される。
【0007】
ある実施例では、前記ゲートウェイが更に、前記アプリケーションインタフェース手段と前記ネットワークインタフェース手段インナレイヤとの間にあるミドルウェアバスを有する。
【0008】
別の実施例では、前記ミドルウェアバスがCORBA規格に従っている。
【0009】
更に別の実施例では、前記ゲートウェイが、インナレイヤオープンスタンダードサービス、アウタレイヤサービスレベルのプログラム、及び前記サービスレベルプログラムとネットワークトラフィック間のインタラクションを管理するための手段からなるサービスゲートウェイを有する。
【0010】
ある実施例では、前記サービスレイヤプログラムが、通信ダイヤログを管理するためのコールステートマシンを提供するための手段からなる。
【0011】
別の実施例では、前記ゲートウェイがネットワーク通知をサービス論理プログラムとアプリケーションとにディスパッチするための手段からなる通知デマルチプレクサを有する。
【0012】
更に別の実施例では、前記アウタレイヤが信号スタックと、前記スタック及び前記サービスゲートウェイのサービス論理プログラム間での変換を実行するための手段とを有するネットワークゲートウェイを備える。
【0013】
ある実施例では、前記インナレイヤが、
前記ミドルウェアバスへのオープンスタンダードフレームワークインタフェースと、
アプリケーションとのインタラクションのための前記ミドルウェアバスへのオープンスタンダードサービスインタフェースとを有する。
【0014】
ある実施例では、前記ゲートウェイが前記アウタレイヤ及び前記インナレイヤに対する管理、プロビジョニング、サブスクリプション及びセキュリティ機能を有するフレームワークを備える。
【0015】
別の実施例では、前記ゲートウェイが、前記インナレイヤ及び前記アウタレイヤに次の機能を、即ち
制御及びコンフィグレーションテーブルのための永続的なデータストアと、
分散オブジェクトミドルウェア通信メカニズムを用いない内部通信のための通信機能と、
イベントを受け取るため、受け取ったイベントを情報、エラー及び重大のカテゴリに分類するため、並びに前記イベントをロギングするために前記ゲートウェイ内の機能に標準インタフェースを提供するイベント管理者とを提供するためのプラットフォームリソースを有する。
【0016】
ある実施例では、前記プラットフォームリソースが更に、ゲートウェイの機能のためにタイマを呼び出しかつ取り消すための手段からなるタイマ機能を有する。
【0017】
ある実施例では、前記ゲートウェイが、
ゲートウェイ管理信号を経路指定するための管理エンティティと、
前記管理エンティティに連結され、かつ別個のハードウェアプラットフォーム上の管理インタフェースとの通信のための手段を有するウェブサーバと、
前記管理エンティティに連結され、かつインナレイヤ及びアウタレイヤのための一次ハードウェアプラットフォームのスタートアップ及びシャットダウンを制御するための手段を有するプラットフォーム管理者とを備える。
【0018】
ある実施例では、前記アプリケーションとインタフェースするための前記手段が、アプリケーションインタフェース及びロジックを有する構成要素からなるアプリケーション側レイヤと、前記インナレイヤの前記オープンスタンダードAPIと通信するためのオープンスタンダードAPIからなるネットワーク側レイヤとを有する。
【0019】
別の実施例では、前記アプリケーション側レイヤ及び前記ネットワーク側レイヤが、各アプリケーションのプラットフォーム上に存在し、かつ前記プラットフォームが前記インナレイヤ及び前記アウタレイヤのプラットフォームから遠隔にある。
【0020】
別の実施例では、前記アプリケーション側レイヤが、再使用可能なオブジェクトと、前記オブジェクトをインスタンス生成して構成要素を提供するための手段とを有する。
【0021】
ある実施例では、前記インスタンス生成手段が、高レベルのインターフェーシングコマンドのユーザ入力を解釈するための手段からなるXMLインタープリタを有する。
【0022】
別の側面によれば、アプリケーションとネットワークリソースへのアクセスを提供するゲートウェイオープンスタンダードAPIとの間をインタフェースするためのアプリケーションクライアントであって、
オープンスタンダードAPIからなるコアと、
再使用可能なオブジェクト及び前記オブジェクトをインスタンス生成してロジック及びアプリケーションインタフェースを有する構成要素を提供するための手段とを有することを特徴とするアプリケーションクライアントが提供される。
【0023】
ある実施例では、前記インスタンス生成手段が、XMLインタープリタと、インターフェーシング条件を定義する高レベルのXMLコマンドの入力を送るためのユーザインタフェースとを有する。
【0024】
別の実施例では、前記アプリケーションクライアントが更に、使用可能なユーティリティオブジェクトと、前記オブジェクトをインスタンス生成して、ロギング、トレーシング、データベースへのアクセス及びタイマ機能のための構成要素を提供する手段とを有する。
【0025】
【発明を実施するための最良の形態】
本発明は、添付図面を参照しつつ、以下に単なる実施例として記載されるいくつかの実施態様に関する詳細な説明から、より明確に理解することができる。
【0026】
図1に関し、ゲートウェイ1は、一方の側において1つまたは複数のオペレータのネットワーク2と対話する。ネットワーク2は、固定回線及び無線ネットワーク両方を有するが、これはその一方だけで構成することができる。この側のゲートウェイ1は、最終的に加入者携帯電話2、コンピュータ4及び他のユーザ装置とインタフェースする。アプリケーション側では、ゲートウェイ1はネットワークオペレータによりホストされたアプリケーション10と、(ファイアウォール11及びインターネット12を介して)ASPによりホストされた商用ポータルアプリケーション13と及びイントラネット14内の企業アプリケーションとインタフェースしている。
【0027】
より詳細には、図2に関し、アプリケーション10、13、14は、図示される例としてフリーダイヤル「0800」サービス、航空会社のフライトポータル、及びショッピングポータルを有する。ネットワーク側3では、ネットワークノードがHLR、MSC及びSMSCを有する。ゲートウェイ1は、レイヤ20、21、23及び24からなる4レイヤ構造と中央CORBAバス22とを有する。ゲートウェイ1の目的は、前記アプリケーションがネットワークリソースにアクセスできるようにすることである。
【0028】
レイヤ20は、前記アプリケーションに適合するように構成されたインタフェース構成要素を有する。各インタフェース構成要素は、アプリケーションインタフェース、パーレイインタフェース及びそれらの間のロジックを有する。
【0029】
レイヤ21、23はそれぞれ、レイヤ20構成要素パーレイインタフェースとインタフェースするのに適したレイヤ21内、及びネットワークノードインタフェーシングに適したレイヤ23内にオープンパーレイAPIを有する。このようなAPIは、抽象レベルにおいて、パーレイ仕様で特定されている。
【0030】
レイヤ24は、ネットワークリソースとインタフェースしかつこれらを制御するためのネットワークサービスインタフェースを有する。このように、高いレベルにおいて、前記パーレイAPI間のミドルウェアを提供するCORBAバス22の周囲に対称形のゲートウェイ1が存在する。
【0031】
矢印で示すように、いくつかのアプリケーションがレイヤ20とインタフェースするのに対し、その他はパーレイAPIを有し、かつ従ってレイヤ21と直接インタフェースしている。同様に、いくつかのネットワークノードはレイヤ24とインタフェースし、その他はレイヤ23内の前記パーレイAPIと直接インタフェースする。しかしながら、直接的であるか間接的であるかに拘わらず、全てのインタラクションはパーレイレイヤ21、23を通過し、従ってこれらのレイヤ及びCORBAバス22は、ゲートウェイ1の中央ミドルウェアコアとして機能する。
【0032】
次に図3に関し、ゲートウェイ1は、レイヤ23、24を提供するプラットフォームと、CORBAバス22とを有する。OA&Mシステム28が前記プラットフォームに連結されている。上部レイヤ20、21が、CORBAバス22に連結された別個のコンピュータに存在する。
【0033】
これらOA&Mシステム28は、企業体オペレータ28A、サービス提供者28B、フレームワークオペレータ28C、管理ユーザインタフェース28D、及び外部オペレータシステム28Eを有する。レイヤ24は、第1にネットワークゲートウェイ31によりかつサービスゲート32のサービス論理プログラムによって実行される。レイヤ23は第1にサービスゲートウェイ32のサービス及びパーレイインタフェース41により、かつフレームワーク36のフレームワークパーレイインタフェース40により実行される。
【0034】
またレイヤ23、24双方は、様々なOA&Mシステム28によりアクセスされる。また、前記プラットフォームはウェブサーバ30、プラットフォームリソースバス35、プラットフォーム37、プラットフォーム管理者38及び管理エンティティ39を有する。
【0035】
プラットフォームリソース37は、CORBAイベント管理者37A及びCORBAアラーム管理者37Bを有する。
【0036】
また、リソース37は、次のような非CORBA・API即ちデータベースAPI37C、通信API37D、タイマAPI37E、メモリ管理者API37F、コンフィグレーションパラメータAPI37G、及びトレース/ログAPI37Hを有する。
【0037】
管理者38は、プラットフォーム管理者38A、アカウント管理者38B、ネットワーク管理MIB38C、及びネットワークリソース管理者38Dを有する。
【0038】
以下にレイヤ23及び24をより詳細に説明する。フレームワーク36及びサービスゲートウェイ32は、それぞれパーレイインタフェース40、41によりCORBAバス22と連結されている。各パーレイインタフェースによって、外部アクセスのためのAPI及びインタフェースのインスタンス生成が提供される。2つのインタフェースカテゴリが提供される。パーレイフレームワークインタフェース40によって、サービスインタフェース41の管理を支援し、かつアプリケーションに安全で信頼あるアクセス及び提供されたサービスの発見を提供する周辺機能が提供される。パーレイサービスインタフェース41によって、広範なネットワークサービス及び情報への抽象プログラミングAPIがアプリケーションに提供される。
フレームワーク36:
フレームワーク36によって、再使用可能なサービス要素として共通のサービス機能が与えられる。フレームワーク36によって次のものが提供される。
・管理:サービスとパーレイ管理及び外部管理システム28間をインタフェースするような簡単なフレームワーク管理及びサービス管理タスクで、サービスのディプロイメント及びコンフィグレーション、サービスの開始、及びサービスの停止を提供する。サービスを配備するとき、管理データベーステーブル及びプラットフォームリソース37、サービスゲートウェイ32、及びネットワークゲートウェイ31との通信チャネルが作成される。
・プロビジョニング:全世界的な基準に基づくか、または限定されたアドレス指定もしくはイベント及びアラーム管理のためにレベルを設定するようなユーザグループの範囲でのレイヤ23の前記パーレイAPIに関するサービスコンフィグレーションパラメータの定義。さらに、共通のプロビジョニングによって、関連するサービスが共通のプロビジョニング戦略を共有できるようになる。
・サブスクリプション:アプリケーションの動作に関係があるトリガイベントを設定することを含めサービス利用のためのユーザの登録。これは共通のサブスクリプションインタフェースであることから、各サービスに関連するユーザについて一定の方法が提供される。
・セキュリティ:フレームワーク36は、業界標準のセキュリティアルゴリズムとのセキュリティインタフェースを有する。
【0039】
フレームワーク36は永続性を有する。即ち、何らかの理由でゲートウェイ1が終了した場合、そこで前記フレームワークが活動状態に戻ると、全てのトリガ、サブスクリプション及び他の設定が復元される。
サービスゲートウェイ32:
サービスゲートウェイ32は、(レイヤ24)サービス論理プログラムとネットワークゲートウェイ31を介して受け渡しされるネットワークトラフィック間のインタラクションを管理する。これを達成するため、サービスゲートウェイ32は、所定のネットワークリソースプロトコルについて(レイヤ23の)特定のパーレイサービスによって要求される状態モデルをサポートする。例えば、サービスゲートウェイ32において実行される呼び出し制御サービスは、適当なサービス論理プログラムを介してネットワークゲートウェイ31にまたはそれからメッセージを送りまたは受け取ることができる。この抽象コール制御サービスは、INAP、SIPなどについて使用するために提供されかつ構成することができる。サービスゲートウェイ32におけるサービス論理プログラムによって、通信ダイアログを管理するためにINAP及びSIPを基準とするコールステートマシンが提供される。
【0040】
サービスゲートウェイ32は、フレームワーク36において提供される機能(サブスクリプション、プロビジョニングなど)を用いて、(レイヤ24)サービス論理プログラムで、前記アプリケーションの署名されたトリガイベントと(レイヤ23)パーレイサービスインスタンス間の関連付けを管理し、効果的にサービスサブスクリプションを多重化する。
【0041】
このように、サービスゲートウェイ32によって、ネットワーク通知を第1に適当なサービス論理プログラムへ及び必要に応じてアプリケーションにディスパッチする通知でマルチプレクサが提供される。
ネットワークゲートウェイ31:
ネットワークゲートウェイ31は、ベンダ提供のスタックプリミティブとサービスゲートウェイ32のサービス論理プログラム間の翻訳を実行する。またこれは、ネットワークとサービス間の新たなまたは進行中の通信についてトランザクションまたはダイヤログの関連付けを管理する。
【0042】
ネットワークゲートウェイ31のコンフィグレーションによって、サービスゲートウェイ32内で実行されるサービス論理プログラムとゲートウェイ1にインタフェースするネットワークリソース間の一貫性のあるマッピングが提供される。
【0043】
サービスゲートウェイ32のサービス論理プログラムとネットワークゲートウェイ31の機能との組み合わせによって、前記ネットワークリソースとインタフェースしかつこれを制御するためのレイヤ24ネットワークサービスインタフェースが提供される。
プラットフォームリソース37:
これは、前記ゲートウェイの他の機能的構成要素によりアクセスしかつ使用するための総称的サポートリソースである。これらは、サービスの実行だけに限定されていないことから、総称的フレームワークリソースとは別個のものと考えられている。以下のものが前記プラットフォームリソースである。
・データベース37C:全ての制御及びコンフィグレーションテーブル、プロビジョニングデータ及びサブスクリプションデータに関する永続的データストア。加えて、前記サービスの実行もが永続的データの記憶を要求する場合には、前記サービスは出版APIを介してデータベース37Cを利用することができる。
・通信37D:ゲートウェイ1は、分散型ソリューションを実現するために、前記アーキテクチュアにおいてCORBA通信を使用する。しかしながら、全てのプロセス間通信がCORBAの使用を要求するわけでなく、通信ライブラリ及びプログラミングインタフェースを用いて、ゲートウェイ1の全通信の一貫性及び移植性のある実行を確保することができる。このリソースは、プラットフォーム独立形式において通信キュー及びソケットを管理しかつ制御する責任を有する。・イベント管理者37A:ゲートウェイ1の構成要素は、その動作を表示するためにイベントを生成する。イベント管理者37Aは、全構成要素が一貫性のある方式でイベントをログすることができる標準インタフェースを提供する。これはイベントを収集し、かつ前記イベントのログへのロギングを管理する。イベント管理者37Aは、次のようなイベントの分類、即ち、1.情報、2.エラー、3.重大をサポートする。
【0044】
この前記イベントの分類は、イベントを生成する構成要素に知られておらず、むしろイベント管理者がコンフィグラブルイベント管理テーブルを用いて、イベントの詳細を定義する。このようにして、イベントはイベント管理テーブルを介して再分類することができる。前記テーブルはまた、前記イベントについて宛先ログを制御し、かつイベントログに含まれるべき追加のイベント情報テキストを定義するべく用いることができる。
【0045】
前記イベント管理テーブルを介して、イベントは「支払い請求可能」と定義することができ、その場合には、前記イベントは支払い請求が適当であると考えられ、かつ後の支払い請求処理のために支払い請求ログに書き込まれる。この支払い請求戦略は、支払い請求ログ及び支払い請求処理のための生データを生成するものである。これらの支払い請求ログの内容は、管理エンティティ39を介して前記ゲートウェイオペレータにより構成可能である。次に、前記支払い請求ログは仲介システムに供給されて、顧客の支払い請求システムへの入力のために課金レコードを生成することができる。従って、前記ゲートウェイのオペレータは支払い請求の十分な柔軟性を利用することができる。
【0046】
全イベントは、前記イベント管理テーブルにおいて定義されるコンフィグラブルなイベントレベルを有する。ゲートウェイ1は、前記オペレータにより構成されて、イベント閾値レベルをサポートすることができる。前記イベントレベル閾値より低いものに対して前記イベント管理者によりイベントのロギングをサポートすることのみによって、全イベントロギングが動的に制御され得る。
・アラーム管理者37B:アラーム管理者37Bは、イベント管理者の特別な場合である。これは、標準的なアラームAPIと、上述した前記イベント管理者と同じコンフィグラブルな特性を提供する。しかしながら、アラーム管理者37Bはまた、基盤ネットワークリソースにより生成されかつネットワークゲートウェイ31を介してフィルタリングされるアラームに適用することから、前記イベント管理者とは別個の機能を有するものと考えられる。加えて、前記ネットワーク、サービスまたは他の構成要素がアラームを起こす場合、アラーム管理者37Bは、アラームのロギングに加えて、要求される場合には、前記アラームを外部管理ユーザインタフェース28Dに、及び管理エンティティ29を介してネットワーク管理MIB38Cに報告する。コンフィグラブルなアラーム管理テーブルを用いて、アラームの分類及び報告を定義する。
・タイマ37E:前記ゲートウェイ内で動作する多くの電気通信ダイアログは、システムリソースが故障の結果としてロックされておらず、期待されるダイアログを完了しまたは継続することを確保するべく、タイマの使用を要求する。前記ゲートウェイプラットフォームは、総称的プラットフォーム独立型タイマ管理機能及びプログラミングAPIを有する。これを用いてタイマを呼び出しかつ取り消しし、タイマが経過した時を表示する。正確なタイマの値は、タイマ管理テーブルを介して構成可能である。
・メモリ管理者37F:これは、前記プラットフォーム上で実行される全てのメモリ動作を標準化し、かつ簡単化する。このリソースは、第一に複数ハードウェアプラットフォームにおける移植性を簡単化する。
・Cparams37G:ゲートウェイ1は、共通のコンフィグラブルパラメータ(Cparams)ライブラリを有する。コンフィグレーションを要求する全てのプロセスはこの共通のリソースを使用し、パラメータ値自体の設定及び個々のプロセスの現在のコンフィグレーションを復元する能力は、管理エンティティ39を介して制御される。
・トレース/ロギング37B:前記ゲートウェイ構成要素の動作に関する情報メッセージは、この機能により、ゲートウェイオペレータによる検査のために提供することができる。加えて記録された情報のレベル及び量は、Cparamsを用いることによって個々のプロセスを基準として構成することができ、トレーシング及びロギングの程度を動的に制御することが可能になる。
管理エンティティ39:
管理エンティティ39は、前記プラットフォーム内の全てのキープロセス及び構成要素を管理しかつ構成する責任を有する。前記管理エンティティはそれ自体プロセスであり、ゲートウェイウェブサーバ39を介して管理ユーザインタフェースへのHTTPインタフェースを提供する。管理エンティティ39により提供される主要な機能は次の通りである。
・プラットフォームリソース:管理エンティティ29は、全てのデータベース及びコンフィグレーションデータを管理し、かつイベント及びアラーム管理者と対話して、要求された宛先(例えばGUI、外部システムなど)への関連する情報の引き渡しを確実にするために、前記プラットフォームリソースとインタフェースする。
【0047】
ゲートウェイ1は、前記管理エンティティを介して高度にコンフィグラブルである。これによって前記ゲートウェイオペレータにはプラットフォーム動作について最大の制御が与えられる。各コンフィグラブルパラメータは、デフォルト値(インストレーション時に設定され、かつプロセスの起動時に使用される)、及びある範囲の許容値を有する。
・プラットフォーム管理者38A:プラットフォーム管理者38Aは、前記ゲートウェイそれ自体のスタートアップ/シャットダウン及びデータベースのようなプラットフォームリソースの管理について責任を有する。加えて、前記プラットフォーム管理者は、次のものを含むプロセス管理制御を提供する。
プロセスのスタートアップ/シャットダウン。
プロセスの状態監視。プラットフォーム管理者38Aは、そのように構成された場合、プロセスの自動再スタートを試みる。
プロセストレース制御。サポートスタッフに問題解決のために提供されるトレースのレベルを構成するメカニズムを提供する。
プロセスの統計制御。コマンド時または一定のコンフィグラブルなインターバルにおいてプロセスの動作及びトラフィックに関するカウンタを得るためのメカニズム。
・アカウント管理者38B:前記ゲートウェイへのアクセスと必要とする外部ユーザのための基本的アカウント管理サポートを提供する。各外部ユーザは、前記ゲートウェイへのアクセスの様々なカテゴリを与えるべく分類することができる。アカウント管理者38Bは、ゲートウェイの使用が有効になっているようなアカウントに対して適当なパーレイインタフェースのアクセスを提供する責任を有する。
・ネットワーク管理者MIB38C:外部OA&Mシステム及びSNMPとの相互接続性で定義されるMIBが提供される。
・ネットワークリソース管理者38B:サポートされた各ネットワークリソースは、前記リソースのコンフィグレーションのため及び現在のリソース状態の問い合わせのためのプロプラエタリメカニズムを提供する。前記ネットワークリソース管理者は、全ての基盤ネットワークリソースの共通かつ一貫性のあるビューを提供する。
ウェブサーバ:管理エンティティ39により提供されるプラットフォーム及びプロセス管理に加えて、ゲートウェイ1は、前記管理インタフェースをサポートするウェブサーバ30を有する。前記管理システムは、HTTPを介して前記ウェブサーバインタフェースと通信する。前記管理ウェブインタフェースは、JSP、Javaビーンズ及びサーブレットの組み合わせを用いる。この方法によって、前記管理インタフェースは、必要な場合にコーズウェイ(Causeway)プラットフォームから分散させることができる。前記サーブレットにより表される前記インタフェース管理ロジックと前記フレームワーク及びサービスゲートウェイによりサポートされる前記パーレイインタフェース間の通信は、前記フレームワークオペレータ、企業体オペレータ及びパーレイ使用において定義されるサービス提供者インタフェースについてCORBAを介して実行される。加えて、管理ユーザインタフェース28Dとのインタフェースに要求される前記管理ロジックは、プロプラエタリ内部メッセージングプロトコルを介して前記管理エンティティ39と通信する。
【0048】
以下に、外部管理システム28について詳細に説明する。
管理ユーザインタフェース28D:ゲートウェイ1の管理及びコンフィグレーションを制御するべく基本ユーザインタフェースを提供する。標準コマンドを実行しかつ結果を表示するGUIに加えて、前記ゲートウェイの素早いインストレーション及びコンフィグレーションを可能にするべく、スクリプトを基準とする構成要素が含まれている。管理ユーザインタフェース28Dは、第1にプラットフォームの動作に関係しており、管理エンティティ39及びプラットフォームリソース37を介して提供される前記機能と強く連結されている。
フレームワークオペレータ28C:パーレイインタフェース40の基本コンフィグレーションをサポートし、かつサービスゲートウェイ32内でサポートされた及びパーレイインタフェース40を介してアクセス可能な種類のサービスを管理しかつ特定する責任を有する。
サービス提供者28B:パーレイフレームワークインタフェース40について登録されるべきサービスの実行を可能にする。
企業体オペレータ28A:前記基板ネットワークオペレータから論理的に分離されたエンティティとしてサービスプロバイダを表す。企業体オペレータ28Aはまたゲートウェイ及びネットワークオペレータであり得るとはいえ、この論理的分離によって新たなビジネス関係を開発する可能性が生じる。この任意によるネットワークオペレータとサービス提供者との分離によって、サービスの卸売(ASP)と仮想ネットワークオペレータの関係に関するサポートが与えられ、かつ大きな企業体または主なアカウントに前記サービスをより制御できるようになりかつその使用を特定の要求に合わせる能力が可能になる。
【0049】
ゲートウェイ1における企業体オペレータ28Aの役割は、論理的ビジネスの特徴が存在するかどうかに拘わらず、要求される。企業体オペレータ28Aは、サービス契約及びサブスクリプションアカウント並びにアプリケーションと使用したいと思うサービス間の関係を作りかつ管理する責任を有する。階層的サブスクリプショントポロジは、サービスのプロファイル及び類似のアプリケーションユーザのグループがサービスの同じグループ化へのアクセスを持つことができるように、サブスクリプション割当てグループを用いることによってサポートされる。
【0050】
企業体オペレータ28Aは、アプリケーションがパーレイインタフェース40を介してアクセス可能なネットワークサービスを利用できるようになる前に、有効なサブスクリプションアカウントを作る。
【0051】
再びアプリケーション側について考えると、アプリケーション10、13及び14は前記ロジックを実行して、エンドユーザまたはクライアントが要求するアプリケーションの経験を与える。このアプリケーションは、前記オペレータが単一のプラットフォーム上で、または(図示するように)ゲートウェイ1から離れてかつ通信のためにCORBAを用いて、完全なアプリケーションのソリューションを提供したい場合には、ゲートウェイ1において局所的に実行することができる。
【0052】
アプリケーション10、13及び14は、パーレイフレームワーク36のアクセス及びサービスの発見を得るために、アプリケーションとパーレイインタフェース40間のパーレイ通信を管理する。また、いったん適当なサービスが利用のために選択されると、前記アプリケーションは、該アプリケーションが要求した必要なネットワークリソースの機能を用いるために、パーレイインタフェース41を介して前記サービスと対話する。
【0053】
サービスプロバイダ(企業体、仮想及び「実体」のあるネットワークオペレータを含む)、独立のソフトウェアベンダ、及び潜在的なエンドユーザ自身によるアプリケーションの開発はレイヤ20、21を実行するパーレイクライアントプロキシ(PCP)を用いることによって簡単になる。これは、レイヤ23、24へのパーレイ通信を簡単にし、かつ前記サービスの単純な使用に基づいてアプリケーション構成要素の再使用を促進し、それによってアプリケーション開発活動を簡単にするべく提供される。ゲートウェイオペレータ及びゲートウェイオペレータ以外の関係者はPCPを用いることができる。
【0054】
ゲートウェイ1をネットワークオペレータドメイン内に完全に統合するために、ネットワーク管理、顧客の世話、支払請求などのような既存のオペレータ管理システムへのインタフェースが提供される。ゲートウェイ1は、多くのアクセスプロトコル、例えば、SNMP、CORBA、HTTPを介して管理エンティティへの外部アクセスを提供することによって、この統合化をサポートする。前記ゲートウェイオペレータは、前記管理エンティティを介して提供される外部アクセスを構成して、ゲートウェイ管理機能と外部システム間の適当な相互接続性をサポートする。
【0055】
図4に関し、PCP50が示されている。レイヤ20は、XMLインタプリタ、パーレイビーンズ、ユーティリティビーンズ及び構成要素アプリケーションを有する。また、共通のプロキシ管理者が存在する。PCP50は、前記アプリケーションと共にASPによりホストされ、図2に示すように短い先行時間でレイヤ23、24への簡単なインタフェースを可能にしている。レイヤ21は、パーレイAPIを有する。
【0056】
前記パーレイビーンズは、アプリケーションインタフェース、パーレイインタフェース及びそれらの間のロジックを提供するべく簡単にインスタンス生成することができる再使用可能なオブジェクトである。XMLスクリプト機能によって、インタフェース構成要素を簡単にインスタンス生成できるようにするユーザインタフェースが提供される。前記XMLインタプリタは自動的に前記パーレイビーンズの低レベルでのインスタンス生成を実行して、前記インタフェース構成要素を完全なものにする。
【0057】
このように、PCP50は、前記アプリケーションに適合するレイヤ20の構成要素(前記パーレイビーンズ)の簡単なインスタンス生成を可能にする、レイヤ20のための「生の」構成要素、レイヤ21のためのパーレイAPI、及びツールを有する。
【0058】
PCP50は、アプリケーション開発者をパーレイAPIの複雑さから及びCORBAの複雑さから見えなくしている。これは多くのプログラミングインタフェースを提供し、パーレイインタフェースの定義に直接基づいたアプリケーションを開発するための完全な責任と(レイヤ21へ)、または代わりに構成要素を基準とするJavaビーンズ及びIDEもしくは簡単なXMLを基準とするスクリプティングインタフェース(レイヤ20へ)を用いてJavaを基準とするアプリケーションを開発することとの間における選択をアプリケーション開発者に与える。インタフェースの選択は、アプリケーション開発者の技能及び開発しようとするアプリケーションの複雑さに依存することになる。簡単なアプリケーションは、ビーンズからまたはスクリプトを用いて構成し得るが、より複雑なアプリケーションはPCPコアを用いてJavaプログラミングインタフェースがパーレイサービスをどのようにサポートしているかということをより十分に理解することが必要である。
【0059】
パーレイクライアントアプリケーションの開発を簡単にするために、PCP50は、アプリケーション開発者にパーレイのようなJavaビーンズをアプリケーション開発者に見せる。このビーンズは、Javaパーレイオブジェクトの実行と他の関連するオブジェクトからなる前記PCPコア上で動作する。前記PCPコアの内容は、前記パーレイアプリケーションには直接アクセス可能ではないが、その代わりにパーレイビーンズによって制御される。前記コアは、制御されかつ最適化されたやり方ではあるが、前記アプリケーションに完全なパーレイの機能を提供するように設計されている。
【0060】
前記PCPコアの第1の機能は、CORBAを用いる前記パーレイAPIとパーレイオブジェクトのJava実行との間で変換することである。重要な利点は、CORBAの知識の要求することなくパーレイアプリケーションの開発が可能になることである。
PCPビーンズ
この構成要素は、すぐに統合されてPCPアプリケーションを製造することができるしっかりした、有効で再使用可能な機能を提供する。これらのPCPビーンズを用いて開発されたアプリケーションは、他のあらゆるPCPアプリケーションと同じ方式で前記PCPコアに対して実行することができる。
【0061】
前記PCPビーンズの大部分はそれ自身GUIの外観を全く持っていないにも拘わらず、その特性は構成することができ、かつJavaビーンズIDEの内部で目に見えるように組み立てることができる。
【0062】
前記PCPビーンズは、パーレイAPIについて詳細な知識を必要とすることなく、パーレイアプリケーションの開発を可能にする。アプリケーション開発者は単に、パーレイ及びゲートウェイ1内で動作するサービスの概念的な理解が必要なだけであり、かついくつかのPCPビーンズからアプリケーションを組み立てることができる。PCPビーンズによって、アプリケーション開発のための簡単で利用が容易なサービス作成環境が得られる。
【0063】
PCP50について提供されるPCPビーンズには2つのカテゴリがある。第1のカテゴリは、パーレイビーンズとして知られ、再使用可能な機能を提供する。パーレイビーンズは、他のPCPビーンズからのイベントに応答し、PCPコア上の動作を引き起こす。このような例には、コーズウェイパーレイゲートウェイについて認証を実行するJavaビーンズ、前記ゲートウェイ内で実行するサービスを発見するJavaビーンズ、及び前記ゲートウェイで実行する様々なサービスについて再使用可能な機能を包含するJavaビーンズが含まれる。
【0064】
PCPビーンズの第2のカテゴリは、ユーティリティビーンズとして知られ、PCPコアに対して特有のものではない再使用可能な機能を提供する。ユーティリティビーンズは、PCPコア上でいかなる動作も引き起こさない。これらには、ロギング及びトレーシングのため、データベースのアクセスのため、及び時限呼び出しのためのJavaビーンズが含まれる。
【0065】
XMLインタプリタは、PCP50によって提供される様々なJavaビーンズ間のインタラクションを定義する文書型定義(DTD)を有する。XMLインタプリタは、各XMLノードがPCPコアまたはユーティリティビーンズのいずれかを表し、かつビーンズの特性がノードのパラメータにより表される場合に、XMLを用いてアプリケーションを記述することを可能にする。
【0066】
プロキシ管理者は、PCP50と、その中で実行されるアプリケーションを管理するための責任を有する管理エンティティである。これは、アプリケーションのライフサイクル及びプロファイル管理機能を実行する。アプリケーションライフサイクル管理は、PCP50上にアプリケーションをインストールし、起動し、停止させかつアンインストールする機能からなる。アプリケーションプロファイル管理は、前記プラットフォーム上に配備された各アプリケーションについてPCPの設定のコンフィグレーションからなる。
【0067】
本発明によって現在のネットワーク信号及び通信プロトコル(2G)から、アプリケーションとネットワークリソース間のアダプタとして機能させることによって新しく出現する技術(3G)へと移行する簡単な道を提供することが分かる。また、ゲートウェイ1は、多くの個別のネットワークリソースと直接通信するよりはむしろ、単一の論理エンティティとしてネットワークの能力に問い合わせしかつこれを利用することができる。ゲートウェイ1は、ネットワークの独立性及びベンダ供給のハードウェア製品における移植性をサポートする。加えて、ゲートウェイ1は管理に関する一連のサービスを非常に効率的に提供する。レイヤ20及び21において、ゲートウェイ1によって、JavaにおけるパーレイAPIまたはC++言語、分散ミドルウェアがアプリケーション開発者から隠されている簡単なJavaアプリケーション開発、Javaビーンズを用いた構成要素を基準とする開発環境、及びスクリプトを基準とするアプリケーション開発を含む、広範なアプリケーション開発者のインタフェースの選択が可能になる。
【0068】
加えて、前記PCPは、ソフトウェア開発キット(SDK)エミュレーションモードを有し、前記PCPにおいて利用可能な前記APIの全ての能力及び機能を用いたアプリケーションの開発が、統合されたエミュレーション及びテスト機能と組み合わされる。これは、ゲートウェイレイヤ23、24またはネットワーク接続を必要とすることなく簡単なプラットフォーム上で実現され、従ってアプリケーション開発者の社会はネットワークオペレータから別れてかつアプリケーションが標準化されたAPIの要求に適合するという自信を持ってアプリケーションのアイデアを開発しかつ試験できるようになる。
【0069】
本発明は上述した実施例に限定されるものでなく、その構成及び詳細において様々に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゲートウェイのコンテキストを示す図である。
【図2】ゲートウェイの論理構造を示す図である。
【図3】ゲートウェイのネットワーク側構造を詳細に示す図である。
【図4】ゲートウェイのアプリケーション側構造を詳細に示す図である。
Claims (19)
- アプリケーションの電気通信ネットワークリソースとのインタラクションのためのゲートウェイであって、前記アプリケーションとインタフェースするための手段と、前記ネットワークリソースとインタフェースするための手段とを備え、
前記ネットワークインタフェース手段が、
ネットワークリソース(2)とインタフェースしかつそれを制御するための手段からなるネットワークサービスインタフェースのアウタレイヤ(24)と、
対応するオープンスタンダードAPIを有するネットワークリソースとインタフェースするため及び前記アウタレイヤ(24)のネットワークサービスインタフェースとインタフェースするための手段からなるオープンスタンダードAPIのインナレイヤ(23)とを備えることを特徴とするゲートウェイ。 - 前記ゲートウェイ(1)が更に、前記アプリケーションインタフェース手段(20、21)と前記ネットワークインタフェース手段インナレイヤ(23)との間にあるミドルウェアバス(22)を有することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ。
- 前記ミドルウェアバスがCORBA規格に従うことを特徴とする請求項2に記載のゲートウェイ。
- 前記ゲートウェイ(1)が、インナレイヤ(23)オープンスタンダードサービス、アウタレイヤ(24)サービスレベルのプログラム、及び前記サービスレベルプログラムとネットワークトラフィック間のインタラクションを管理するための手段からなるサービスゲートウェイ(32)を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のゲートウェイ。
- 前記サービスレイヤプログラムが、通信ダイヤログを管理するためのコールステートマシンを提供するための手段からなることを特徴とする請求項4に記載のゲートウェイ。
- 前記ゲートウェイ(32)がネットワーク通知をサービス論理プログラムとアプリケーションとにディスパッチするための手段からなる通知デマルチプレクサを有することを特徴とする請求項4または5に記載のゲートウェイ。
- 前記アウタレイヤ(24)が信号スタックと、前記スタック及び前記サービスゲートウェイ(32)のサービス論理プログラム間での変換を実行するための手段とを有するネットワークゲートウェイ(31)を備えることを特徴とする請求項4乃至6に記載のゲートウェイ。
- 前記インナレイヤ(23)が、
前記ミドルウェアバス(22)へのオープンスタンダードフレームワークインタフェース(40)と、
アプリケーション(10、13、14)とのインタラクションのための前記ミドルウェアバス(22)へのオープンスタンダードサービスインタフェース(41)とを有することを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載のゲートウェイ。 - 前記ゲートウェイ(1)が前記アウタレイヤ(24)及び前記インナレイヤ(23)に対する管理、プロビジョニング、サブスクリプション及びセキュリティ機能を有するフレームワーク(36)を備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のゲートウェイ。
- 前記ゲートウェイ(1)が、前記インナレイヤ(23)及び前記アウタレイヤ(24)に次の機能を、即ち
制御及びコンフィグレーションテーブルのための永続的なデータストア(37C)と、
分散オブジェクトミドルウェア通信メカニズムを用いない内部通信のための通信機能(37D)と、
イベントを受け取るため、受け取ったイベントを情報、エラー及び重大のカテゴリに分類するため、並びに前記イベントをロギングするために前記ゲートウェイ(1)内の機能に標準インタフェースを提供するイベント管理者(37A)とを提供するためのプラットフォームリソース(37)を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のゲートウェイ。 - 前記プラットフォームリソースが更に、ゲートウェイ(1)の機能のためにタイマを呼び出しかつ取り消すための手段からなるタイマ機能を有することを特徴とする請求項10に記載のゲートウェイ。
- 前記ゲートウェイ(1)が、
ゲートウェイ管理信号を経路指定するための管理エンティティ(39)と、
前記管理エンティティ(39)に連結され、かつ別個のハードウェアプラットフォーム上の管理インタフェース(28)との通信のための手段を有するウェブサーバ(30)と、
前記管理エンティティ(39)に連結され、かつインナレイヤ(23)及びアウタレイヤ(24)のための一次ハードウェアプラットフォームのスタートアップ及びシャットダウンを制御するための手段を有するプラットフォーム管理者(38A)とを備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のゲートウェイ。 - 前記アプリケーションとインタフェースするための前記手段が、アプリケーションインタフェース及びロジックを有する構成要素からなるアプリケーション側レイヤ(20)と、前記インナレイヤ(23)の前記オープンスタンダードAPIと通信するためのオープンスタンダードAPIからなるネットワーク側レイヤ(21)とを有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載のゲートウェイ。
- 前記アプリケーション側レイヤ(20)及び前記ネットワーク側レイヤ(21)が、各アプリケーションのプラットフォーム上に存在し、かつ前記プラットフォームが前記インナレイヤ(23)及び前記アウタレイヤ(24)のプラットフォームから遠隔にあることを特徴とする請求項13に記載のゲートウェイ。
- 前記アプリケーション側レイヤ(20)が、再使用可能なオブジェクトと、前記オブジェクトをインスタンス生成して構成要素を提供するための手段とを有することを特徴とする請求項13または14に記載のゲートウェイ。
- 前記インスタンス生成手段が、高レベルのインターフェーシングコマンドのユーザ入力を解釈するための手段からなるXMLインタープリタを有することを特徴とする請求項15に記載のゲートウェイ。
- アプリケーションとネットワークリソースへのアクセスを提供するゲートウェイオープンスタンダードAPIとの間をインタフェースするためのアプリケーションクライアントであって、
オープンスタンダードAPIからなるコア(21)と、
再使用可能なオブジェクト及び前記オブジェクトをインスタンス生成してロジック及びアプリケーションインタフェースを有する構成要素を提供するための手段とを有することを特徴とするアプリケーションクライアント。 - 前記インスタンス生成手段が、XMLインタープリタと、インターフェーシング条件を定義する高レベルのXMLコマンドの入力を送るためのユーザインタフェースとを有することを特徴とする請求項17に記載のアプリケーションクライアント。
- 前記アプリケーションクライアントが更に、使用可能なユーティリティオブジェクトと、前記オブジェクトをインスタンス生成して、ロギング、トレーシング、データベースへのアクセス及びタイマ機能のための構成要素を提供する手段とを有することを特徴とする請求項17または18に記載のアプリケーションクライアント。
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