JP2004504993A - 追跡および実務管理システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
ホスト管理システムを備え、第三者サービス提供業者からのサービスを使用して顧客運送のためにコンテナを追跡するためのシステムが開示される。ホスト管理システムによって、第三者サービス提供業者および顧客は、運送および/またはサービス用の選好を含む情報を含むアカウントを入力することができる。顧客は、ネットワークインターフェースを通してホスト管理システムにログインして、運送注文に入力する。ホスト管理システムによって顧客は、運送に関する情報を提供することができ、運送を実施することができ且つもしあれば第三者サービス提供業者から特別なサービスが必要であることを確かめる。顧客は、自己の第三者サービス提供業者を選ぶか、または、ホスト管理システムに予め制定した関係を有する第三者サービス提供業者に見積もりを要求することができる。ホスト管理システムは、追跡情報および運送に関する他の情報を受け取り、顧客および顧客運送用のサービスを提供する第三者サービス提供業者に運送状態を自動的に通知し、そのため、必要ないずれの適切な行動が報告され且つ/または取られることができる。
Description
【0001】
(発明の分野)
本発明は、品物を運送するための追跡および実務管理を提供するためのシステムおよび方法に関する。
【0002】
(発明の背景)
多くの運送会社は、品物および材料用の運送サービスを提供する。加えて、これらの運送会社は、運送された品物を収容するコンテナに追跡情報をつけてもよく、そのため、運送中に様々な点でコンテナを追跡することができる。マーキングの1つの共通の型はバーコードであり、バーコードはコンテナの外側に配置され、光学読取器によって走査される。これによって運送会社は、コンテナが原産地と目的地との間を動くときに、その最後の地理的場所を判断することができ、コンテナ内部の品物が時間通りか遅れているか、または場所を誤っているかをモニタすることができる。
【0003】
運送用のコンテナを追跡することは、数種類の理由で有利である。たとえば、コンテナは、誤ったルートで送られることもあり、または、誤った航空線に配置されてその目的地に到達することもある。コンテナの旅程中にユニットによって読み取られる情報をコンテナが含むため、コンテナの最後の場所を確認することができる。品物の位置を追跡する利点は多く、したがって、運送業界を通して一般的になっている。
【0004】
しかし、そのような追跡システムは、コンテナのリアルタイムの場所を追跡することはできず、コンテナに関する状態情報を受け取ることができない。最新式のコンテナは、温度、湿度および圧力等のパラメータを管理するために機上に管理ユニットを有するものもある。地理的位置を判断するために、電磁気および/または無線周波数信号等の様々な種類の通信信号を発信し受信する追跡装置がコンテナに取り付けられる。
【0005】
さらに、追跡装置は複雑なソフトウェア追跡システムを有し、これは、コンテナを追跡し続けることによって運送品の場所に関する情報を保つ。コンテナ情報は、顧客によってアクセスされるために、ソフトウェア追跡システムに報告される。しかし、情報システムおよびデータ転送では絶えず改良がなされているため、そのようなソフトウェア追跡システムを改良することは可能であり、そのため、運送に関する様々な補助的サービス用の1つのセッションに運送注文を出すことができるように、複数の第三者サービス提供業者へのアクセスを含む。
【0006】
したがって、本発明の目的は、第三者サービス提供業者にリンクすることができ、運送のための補助的サービスを顧客に提供し、そのような第三者供給業者が、様々な理由のためにそのサービスを含むそのような運送へアクセスを得ることを可能にする、品物および材料を運送するのに使用されるコンテナ用のソフトウェア追跡システムおよび方法を提供することである。
【0007】
(発明の要約)
本発明は、顧客が運送注文入力をすることができる管理システムに関する。管理システムは、ネットワーク接続によって、または他の方法でたとえばモデムまたは周波数通信によって、遠隔場所からアクセス可能であるソフトウェアシステムであることが好ましい。
【0008】
追跡および通信装置を備えたコンテナが、運送に使用される。追跡装置は、コンテナの場所に関する信号を受け取るように適合され、それによって、そのような場所および他の状態情報、たとえば、コンテナの温度、湿度および圧力を管理システムへ通信する。
【0009】
顧客は、顧客についての情報および運送の選好に関する情報を備えたアカウントを予め制定する。顧客は、管理システムにログインして、運送の要求を出す。顧客は、管理システムと相互作用して、運送の原産地および目的地、および、運送のための他のいずれかの特別取扱必要条件等の情報を示すそのような注文を出す。顧客は、管理システムを使用して、保険、金融、特別なコンテナ、運送提供業者および関税取扱等の運送に関する補助サービスをアレンジすることができ、そのため、顧客は、他のシステムおよび会社と相互作用することによってそのようなサービスのためにアレンジする必要はない。
【0010】
管理システムは、そのような情報を使用して、確認のために顧客に呈する運送可能性を判断する。管理システムは、運送自体に関するそのようなサービスを提供することができるか、または、予め規定されたアカウントからの情報を使用することによって、第三者サービス提供業者からの情報を使用することができる。管理システムは、そのようなアカウントからの情報を使用して、サービスを提供するためにどの第三者サービス提供業者に問い合わせるかを判断する。第三者サービス提供業者は、顧客によって規定された運送および他の情報に基づいて、運送注文の一部として顧客に提供される。管理システムは、顧客が注文を確認するのを可能にし、運送を含むすべてのサービスのためのコストのアカウンティングを含み、管理システムは運送処理を開始する。追跡番号は運送品に取り付けられ、コンテナ(単/複)は運送品を保持し、そのため、運送品を追跡することができる。この追跡番号は、追跡目的のために顧客運送に含まれるいずれの第三者サービス提供業者にも通信される。
【0011】
ひとたびコンテナが旅程を開始すると、その位置決め情報および状態を管理システムへ通信する。管理システムは、コンテナ情報に基づいて運送品に関する情報を更新し、自動通知を顧客および/または運送に関する第三者サービス提供業者へ送る。また、顧客および/または第三者サービス提供業者は、自発的に管理システムにログインして、運送品の場所および状態をチェックすることができる。
【0012】
(発明の詳細な説明)
下記の説明において、同一の参照符号は、数枚の図面を通じて同一のまたは対応する部品を示す。また、下記の説明において、「前方」、「後方」、「左」、「右」、「上方」、「下方」等の用語は、便宜上の単語であり、限定する用語として解釈されるべきではないと理解されるべきものである。
【0013】
コンテナ、追跡装置および位置決め
今、図面を参照すると、例示は、本発明の好ましい実施形態を説明するためのものであり、本発明をそれに限定する意図はないことが理解される。
【0014】
図1に例示されるように、エンビロテナー・グループ企業によって製造され配送されるコンテナ等の、航空機の貨物室に特に適切であるコンテナ10が設けられる。運送処理中にその地理的位置を判断するためにコンテナ10には追跡装置100が取り付けられる。追跡装置100は、コンテナ10内の内側に配置されてもよく、または、追跡装置100は、外側表面上に位置決めされてもよい。コンテナ10は、運送処理のために航空機等の輸送乗物に配置されてもよい。2000年4月4日に出願された発明の名称「輸送乗物貨物室に近接したコンテナを検出するための方法および装置」の米国特許出願第09/542,772号には、コンテナの場所を報告する追跡装置を備えたそのようなコンテナが開示されている。
【0015】
コンテナ10は、運送されている材料および品物の種類に依存して様々な形態を取ってもよい。コンテナ10は、断熱包装、ドライアイス20を使用する冷却ユニット、および、冷却および加熱システムを備えたサーモスタット装備コンテナ30の範囲の温度感性材料を提供するように製造されてもよい。多量のコンテナ、および、多くの異なる種類の輸送乗物、たとえば、航空機、船舶および列車があり、これらはすべて本発明に適用可能であることを当業者は理解する。
【0016】
追跡装置100が、図2に概略的に例示される。制御システム101は、メモリ104、入力/出力インターフェース106およびタイマー回路108に作用的に接続されたマイクロプロセッサ102を含む。マイクロプロセッサ102は、入力/出力インターフェース106を通して制御システム101外部の装置にインターフェースする。マイクロプロセッサ102が、時間に基づいた指令または操作を実行する必要がある場合には、マイクロプロセッサ102はタイマー回路108を使用する。
【0017】
追跡装置100は、レシーバ118も含み、これは、全地球測位システム(GPS)レシーバ118とも称され、この2つの用語はここでは交換可能に使用される。GPSレシーバ118は、追跡装置100の場所、したがって、コンテナ10の場所を表す位置決め情報を含む電子信号を受け取る。GPSレシーバ118は、位置決め情報以外の他の種類の遠隔発信を受け取るように構成されてもよく、それによって、情報受信能力を提供する。位置決めシステム118の1つの例が、米国特許第5,648,763号に記載されており、その全体をここに参照として組み込むものとする。
【0018】
位置決め情報は、入力/出力インターフェース106を通してマイクロプロセッサ102によって受け取られる。マイクロプロセッサ102は、位置決め情報をメモリ104に格納してもよい。マイクロプロセッサ102は、GPSレシーバ118から受け取ったコンテナ10の場所に関する位置決め情報を、トランスミッタ112へ遠隔的に送ってもよい。トランスミッタ112は、位置決め情報および/またはコンテナ10に関する他の情報を、遠隔サイト130へまたは他の種類のホストコンピュータへ通信する。トランスミッタ112は、電話モデム等のワイヤ通信によって位置決め情報を発信してもよく、または、携帯電話モデムを使用することによってワイヤレスでそのような情報を発信してもよい。あるいは、トランスミッタ112は、位置決め情報を遠隔サイト130へ、衛星または無線装置等の装置への周波数通信信号の形態で送り出してもよい。
【0019】
図3は、適切なレシーバを装備したユーザに、高度に正確な位置、速度および時間(PVT)情報を提供するために、宇宙基盤の無線位置決めネットワークとしてのGPSシステム200の1つの実施形態を例示する。GPSシステム200の例示された宇宙基盤の実施形態は、地球のまわりに地球から見て不同ではない12時間軌道にGPS衛星201の星位を含む。GPS衛星201は、6つの軌道平面202に位置し、各平面にGPS衛星201の4つがあり、冗長性のためにさらに複数の「軌道上の」予備衛星(図示せず)がプラスされる。
【0020】
GPS位置判断は、時間到着(TOA)測距と称される概念に基づく。軌道を周回するGPS衛星201の各々は、位置決めデータおよび衛星天文歴情報がエンコードされたスペクトル拡散マイクロ波信号を送信する。信号は、正確に知られた時間で且つ正確に知られた間隔で、基本的に2つの周波数で送信される。信号は、発信の正確な時間がエンコードされる。
【0021】
追跡装置100は、GPSレシーバ118で信号を受け取る。GPSレシーバ118は、信号の時期を選び且つ信号に含まれるGPS衛星201の軌道データを復調するように設計される。軌道データを使用して、GPSレシーバ118は、GPS衛星201による信号の発信とGPSレシーバ118による受信との間の時間を判断する。これに光の速度を掛けると、その衛星の「疑似範囲測定」と称されるものが得られる。GPSレシーバ118内の時計が完璧であれば、これはそのGPS衛星201用の範囲測定であるが、時計が完璧ではないため、実際の時間とレシーバ時間との間の時間のずれによって差が生じる。したがって、測定は、範囲ではなく疑似範囲と呼ばれる。しかし、時間のずれは、すべての衛星の疑似範囲測定に共通である。4つまたはそれ以上のGPS衛星201の疑似範囲を判断することによって、GPSレシーバ118は、三次元におけるその位置および時間のずれを判断することができる。したがって、適切なGPSレシーバ118を装備したユーザは、自分のPVTを非常に正確に判断することができる。3つまたはそれ以上の衛星信号を受信するときには、本発明のGPSレシーバ118は位置決め情報を正確に判断するが、GPSレシーバ118は、2つまたはそれ以下のGPS衛星201からの位置決め情報から、場所を首尾よく判断することも依然として可能である。この技術は、米国特許第6,031,488号に開示されたもの等からよく知られており、その全体をここに参照として組み込むものとする。
【0022】
追跡装置100は、ローカルアクセスポート122も含む。適切なソフトウェアを備えたラップトップコンピュータ等の計算装置が、下記に記載される理由のためローカルアクセスポート122へ接続することによって、追跡装置100に電子的にアクセスすることができる。
【0023】
追跡機能を実行するために、電力システム110が追跡装置100の構成要素に電力を供給する。電力システム110は追跡装置100内に含まれ、そのため、追跡装置100が外部電力源の存在内にあるか否かにかかわらず、追跡機能は作動することができるが、ひとたびコンテナ10が航空機50に積み込まれるのであれば、電力システム110は航空機電力へ接続されてもよい。マイクロプロセッサ102は、電力システム110の配電を制御することによって、追跡装置100内のどの装置が電力を受け取るかを制御する。
【0024】
システム構成
図4に例示されるように、本発明は、コンテナ(単/複)10に関する情報を集めるホスト管理システム300を含む。ホスト管理システム300は、コンテナ(単/複)10に関する異なる情報を収集して、下記により詳細に説明されるように様々な機能を提供する。ホスト管理システム300は、これも下記により詳細に説明されるが、クライアントシステム330によるこの情報、および、他のコンピュータシステムへの遠隔アクセスも可能にする。上記に先に説明された遠隔サイト130は、ここに説明されるホスト管理システム300である。
【0025】
ホスト管理システム300は、追跡システム308をインターフェースするホストサーバ302を含み、位置決め情報、および、温度、湿度または圧力等のコンテナ10に関する他の情報(今後は集約的に「コンテナ情報」と称される)を受け取り、指令および他の情報をコンテナ(単/複)10に発信し戻す。追跡システムは、レシーバ装置310を含み、コンテナトランスミッタ112によって発信されたコンテナ情報を受け取り、それによって、そのようなコンテナ情報が次いでサーバ302へ転送される。追跡システム308もトランスミッタ312を含み、サーバ302から情報および指令をコンテナ(単/複)10へ、所望によりコンテナレシーバ118へ発信し戻す。トランスミッタ312は、情報をコンテナ(単/複)10へ中継するために上記図3に記載の衛星システムを使用しても良く、または、モデム等の他の遠隔通信または他の電子または周波数通信を使用しても良い。
【0026】
ホスト管理システム300は、データ格納設備306も含み、サーバ302が、コンテナの情報および操作中に使用される他のシステム情報を格納し且つ検索するのを可能にする。データ格納設備306は、データが永久的に失われないのを確実にするために、テープドライバまたは他の格納媒体の使用を通して、サーバによって定期的にバックアップされる不揮発性メモリであることが好ましい。
【0027】
図5は、サーバ302が、認可されたクライアントシステム330とどのように相互作用し、ホスト管理システム300へのアクセスを獲得し、コンテナ情報を確認し且つ下記により詳細に説明されるように様々な他の機能を提供するのかを例示する。好ましい実施形態において、ホスト管理システム300は、インターネットの使用を通して、クライアントシステム330と情報を交換する。ホストサーバ302は、クライアントシステム330によって受け取られるためにマークアップ言語でクライアントシステム330へ情報を発信することができる。クライアントシステム330は、クライアントブラウザ333も含み、これは、人の相互作用によってXMLフォーマットデータにアクセスしこれを表すために、クライアントサーバ332に作用的に関連される。
【0028】
同様に、サーバ302は、クライアントシステム330から正式のマークアップ言語の情報を受け取ることができる。この種類のシステムデータ転送では、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)等の伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)ネットワーキングおよびサービスをサーバ302およびクライアントシステム330に埋め込み、それらが、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)等のマークアップ言語準拠ウェブブラウザを経由して通信することができることが普通である。これは、数種類の理由で有利である。第1に、サーバ302およびクライアントシステム330は、直接接続インターフェースを使用する多くのウェブブラウザアプリケーションによって、直接且つ局所的に管理することができ、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)を含むがそれに限定されず、それによって、ポータブル計算装置で普通に見られる標準RS−232準拠シリアルインターフェースによってTCP/IP通信が可能になる。第2に、そのような装置の遠隔管理は、TCP/IPインターフェースを提供する限り、インターネットを含むいずれのネットワークによって達成可能である。
HTMLは、主としてデータの視覚的表示のために設計されており、そのフォーマッティングは、可能であれば共通点のないデータ項目から構成される情報と組み合わせて、関連フォーマッティング「タグ」を有するテキストの1つまたはそれ以上のストリングにする。これらのタグは、対応するデータがどのように視覚ディスプレイ用にフォーマットされるべきかを規定するが、テキストのストリングによって表される基礎をなすデータの種類に関する意味は提供しない。本発明では、ホスト管理システム300およびクライアントシステム330は、両者の間で転送される情報が、データの種類およびその意味に関して特定して識別されることができるように、効率的に且つインタラクティブベースで通信することができることが望ましい。HTMLの使用は、この通信を提供するために使用されるが、HTMLは、埋め込まれたデータ型の情報を含まないという制限のために、本発明の好ましい実施形態のデータ転送の種類を提供することはできない。
【0029】
したがって、好ましい実施形態は、拡張マークアップ言語(XML)と呼ばれる、データ型アウェア情報転送を備えて設計されたより新しい世代のマークアップ言語を使用する。データ型アウェアXMLタグは、関連データを規定し、複雑なデータ構造を規定するように拡張されてもよい。XMLフォーマットデータは、スタートタグ、エンドタグおよび介在データによって示される1つまたはそれ以上の「要素」を備える。スタートタグおよびエンドタグはそれらの間のデータを説明し、一方、データ自体は要素の値を規定する。したがって、コンテナ10の位置決め情報に関するXML要素は「<containerID>345687904</containerID>」と表されてもよい。ここで、「<containerID>」はスタートタグを表し、「</containerID>」はエンドタグを表し、要素「containerID」は、コンテナ10の識別番号を表す値「345687904」を有する。また、要素は、1つまたはそれ以上の属性を含むことができる。したがって、<containerID type=”Envirotainer”>345687904</containerID>は、特定の識別34568904を備えたコンテナ10用のコンテナ型属性を規定する。要素は、下記の例に示されるようにより複雑なデータ構造物を形成するために、入れ子になっていてもよい。
【0030】
上記XMLは、より大きな「containers(複数のコンテナ)」要素の1つの「containers(単数のコンテナ)」要素を例示する。要素「containers」は、いずれの数の個別のコンテナ項目を含んでもよい。「containers」構造を構文解析して個別の「container」項目を抽出することは単に、スタートタグおよびエンドタグに基づいて設定された全体的データを構文解析することを必然的に伴う。このもっとも簡略な例から、そのようなコンピュータシステムの一方または両方によってさらに処理するために、そのデータを機械またはバイナリフォーマットに変換しなければならないときに、データ転送に加えられるようなXMLの有用性を当業者はたやすく認識する。
【0031】
このようにして、XMLフォーマットデータを受け取るホスト管理システム300またはクライアントシステム330のいずれかが、XMLタグを処理することに基づいて、1つのデータ項目を次のデータ項目から容易に描写することができ、データの型を容易に判断することができる。さらに、XMLフォーマットデータは、XMLスタイルシート言語(XSL)を使用して、視覚ディスプレイ用に便利にフォーマットすることができる。ホスト管理システム300とクライアントシステム330との間のXMLデータ転送は、ローカル装置または遠隔システムのいずれかによって、受け取られたデータを使用可能なフォーマットに転換することに関連する処理を簡略化する。
【0032】
したがって、本発明は、機能強化された遠隔アクセスおよびデータ転送能力の上述の理由によるXML準拠であるサーバ302を含むホスト管理システム300を含む。サーバ302は、クライアンサーバ332に、また、クライアントサーバから、XMLフォーマットデータを発信し且つ受け取る。ホスト管理システム300がXMLフォーマットデータを送受信することができるため、クライアントシステム330は、インタラクティブベースおよび非インタラクティブベースの両方で、ホスト管理システム300へデータを効率的に転送することができる。「インタラクティブなインターフェーシング」は人が始めるアクセスとして規定される。ホスト管理システム300とクライアントシステム330との間でインタラクティブなインターフェーシングが望ましい場合には、クライアントシステム330によって受け取られたXMLデータは、XSLを使用するブラウザを使用して人のオペレータに対してディスプレイするためにフォーマットされてもよい。「非インタラクティブなインターフェーシング」は、操作の間中、ホスト管理システム300とクライアントシステム330との間の自動化されたインターフェーシングとして規定され、そのようなことが発生するために人により開始されることはない。
【0033】
本発明の好ましい実施形態は、XMLフォーマットデータをそのデータ型アウェアマークアップ言語として使用し、XSLをそのデータ型アウェアスタイルシートとして使用するが、本発明は、それぞれXMLおよびXSL以外のデータ型アウェアマークアップ言語およびスタイルシートを使用して達成されてもよいことに注意されたい。したがって、本発明は、XMLまたはXSLに限定されない。
【0034】
XMLファイルは、数種類の公知の技術を使用して、ホスト管理システム300とクライアントシステム330との間に転送されてもよい。クライアントシステム330がハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)コンパチブルである場合には、ユニバーサルリソースロケータ(URL)が指定した要求応答ファイル転送用のHTTPを使用してもよい。(URLは、インターネット上の指定したリソースを独自に特定する。)クライアントシステム330が、たとえば、ファイル転送プロトコル(FTP)等の他の従来の標準を支持する場合には、情報を交換するためにこれらの標準を使用してもよい。当然ながら、ホスト管理システム300に必要なホスティングソフトウェアを提供することによって、一定の種類のクライアントシステム330に独自のプロプラエタリ転送プロトコルを使用してもよい。これらの選択のうち、HTTP系ファイル転送は、テキストファイル転送を容易に取り扱うため、好ましい方法を表す。さらに、クライアントシステム330からのHTTP要求を使用して、ホスト管理システム300内の内部作用を誘発してもよく、これは、共通ゲートウェイインターフェース(CGI)スクリプティングおよびサーバサイドアプレット実行に関連してよく知られている。
【0035】
すべてのクライアントシステム330は、データ転送がXMLフォーマットデータを使用して常に実施され、それによって、ホスト管理システム300内のプロプラエタリまたは複数のデータ取扱サブシステムの必要性を軽減するように、この例示的実施形態用に識別されるように操作を支持するのに必要な完全セットの能力を有すると予想することができる。しかし、本発明は、ホスト管理システム300とクライアントシステム330との間に通信を提供するために、インターネットおよびXMLを含むHTTPの使用に限定されず、そのようであるため、本発明はそのようなものに限定されるべきではない。
【0036】
アカウント設定
ホスト管理システム300は、顧客によってなされる運送注文のために様々な機能を提供する。下記により詳細に説明されるように、注文が出されると、ホスト管理システム300は、運送注文を遂行するために様々なサービスを使用する。これらのサービスのいくつかは、協働関係を通して第三者を使用することによってもよい。したがって、予め規定され格納された情報を含んでそのような第三者でアカウントを制定して、ホスト管理システム300が適切且つできる限りもっとも効果的なやりかたでこれらの第三者から利用可能な資源を使用することを確実にすることが必要でありうる。
【0037】
顧客アカウント設定
ホスト管理システム300によって、そのようなサービスを使用する顧客が、コンテナ10内の品物を運送し、ホスト管理システム300のデータ格納設備306に格納されるべきアカウントを設定することができる。これによって、顧客は前もってホスト管理システム300を使用するために必要な情報を入力することができ、そのため、ホスト管理システム300によって必要とされるすべての必要且つ関連情報が得られ格納される。このようにして、情報は、顧客用にデータ格納設備306に予め格納され、そのため、変更が必要ではない限り、一定の種類の情報は、再度システムに入力される必要はない。
【0038】
図6は、顧客アカウントを設定するために、ホスト管理システム300によって提供される顧客アカウントデータ入力スクリーンの例を例示する。顧客は、個人名であっても企業名であってもよい名前401と、ストリート住所402、都市404、州406および郵便番号408から構成される請求先住所と、を提供する。運送住所が企業住所とは異なる場合には、ストリート住所410、都市412、州414および郵便番号416がさらに提供される。運送住所は、顧客へ運送のインボイスおよび請求書が送られるところである。インボイスは、設けられた連絡418スペースの名前宛に先に設けられた連絡電話番号420で送られる。連絡電話番号420が直通ダイアル線ではない場合は、内線番号422も入力されてもよい。顧客は、運送に関する通知およびホスト管理システム300に関する他の関連情報のために電子メールアドレス424で入力してもよい。顧客は、パスワード417を入力し、そのため、運送される品物に関する情報に対する、および所望されるいずれの変更のために顧客のアカウントに対する将来のアクセスは、安全なやり方で実施することができる。
【0039】
顧客は、変更または優先されることがない限り、運送またはサービスの使用のためのデフォルト設定として使用されるアカウント取扱および運送に選好を入力することもできる。顧客は、ホスト管理システム300にIPアドレス426を設定するよう選択してログインし、人の注文入力のみの代わりに直接クライアントシステム330でコンピュータと通信することができる。アカウント設定の一部としてのホスト管理システム300は、IPアドレス426に接続するよう試み、接続が成功したか否かを判断する。成功していなければ、顧客連絡418に、そのように知らされる。
【0040】
顧客は、品物の運送に他の第三者の名前およびアカウント番号を入力することができる。そうすることによって、顧客は、ホスト管理システム300からその顧客によって運送される顧客の品物に関する情報に、これらの第三者がアカウントするのに許可を与えている。たとえば、顧客は、運送される品物に保険を掛けている保険会社428および保険アカウント番号430を入力してもよく、そのため、この保険会社には、運送された品物に関するいずれの特別な状態について知らされる。
【0041】
顧客が品物運送の面に融資しており、たとえば、在庫の一部としての融資または運送自体の融資も提供することができるのであれば、顧客が入力するための金融会社432および金融会社アカウント番号434が提供される。このようにして、様々な理由および利点のために、第三者サービス提供業者情報を、運送された特定の品物へリンクすることができる。
【0042】
そのような情報を運送される品物へリンクすることは、第三者が運送される品物に関する情報を有することを可能にする顧客によって、特定の対策および保護が整ったときに、第三者サービス提供業者が特別のレートを与えることができるため、顧客に対して有利でありうる。運送される品物の状態について、たとえばその場所を保険会社に知らせるのであれば、たとえば、そのような情報および運送方法を提供することは、紛失および災害を最小限にし且つ/または運送される盗品の回復を容易にするという事実のため、保険会社は、より低い保険率を提供することができる。同様に、金融会社は、配達点および/または場所等の品物に関する情報をデータ管理システム300によって知らされるのであれば、金融会社は、運送用により良い融資率を提供するか、または、会社により容易に在庫ローンを結ぶことができる。
【0043】
たとえば、ホスト管理システム300は保険会社に、最終配達を含む運送処理中の様々な配達点で運送中の品物の場所を知らせることができる。意図された目的地で品物の最終配達の確認が知られており、そのため、保険会社は品物に関するさらなる責任を軽減されることが可能であることが、保険会社にとっては重要である。そのような通知は、郵便、ファックス、電子通信または他の形態の通信によって実施することができる。同様に、金融会社は運送される品物に先取特権を有してもよく、品物が回復しない紛失の可能性が最小限になるため、その場所およびどのあたりかの知識にアクセスすることによって、金融会社は、よりよい利率を提供することができる。
【0044】
顧客は、そう望むのであれば、好ましい運送提供業者435を選択することができる。顧客が好ましい運送提供業者435を入力し、ホスト管理システム300がそのような運送供給業者を使用することができない場合は、顧客は、アカウント入力を完了することができない。ホスト管理システム300は顧客に、好ましい運送提供業者435が可能ではないことを知らせる。この問題を回避する1つの代替方法は、可能な好ましい運送提供業者435のプルダウンリストを提供することであり、そのため、顧客は、予め選択された項目のリストから1つを選ぶことができるのみである。このようにして、ホスト管理システム300は選択のリストを顧客に提供するため、ホスト管理システム300は、そのような運送供給業者を使用することができることが保証される。
【0045】
顧客は、デフォルト型の望ましい運送方法436を選好として設定してもよい。たとえば、顧客は、夜間の運送、2日間の運送、1週間、または、一定の日数内のより低い価格で運送することを常に望んでもよい。顧客は、デフォルトの望ましい運送方法436を設定することができ、そのため、他に特定され且つ/または優先されるのでなければ、ホスト管理システム300を使用して品物が運送されるときに、この情報は提供される必要はない。
【0046】
加えて、顧客が特定の選好を有するのであれば、顧客は、運送のために望ましいコンテナ型438を設定してもよい。たとえば、品物によっては、温度感性のものもあり且つ/または湿度感性のものもあり、それによって、品物が運送される特定の種類のコンテナ10を必要とする。この種類のコンテナ10の1例は、エンビロテナー・グループ企業によって製造され配送され、http://www.envirotainer.comで見ることができ、その全体を参照として本願に組み込むものとする。特定の製品は、運送中に一定の温度で新鮮でいられるだけであり、且つ/または、温度が調整されていないと、バクテリアまたは他の好ましくない増殖を受けやすいこともある。したがって、そのような理由のため、温度管理を提供する運送コンテナ10を提供することが有利である。一定の種類のコンテナ10は、損傷の可能性が最小限でありうるように、もろい品物の運送に特に適している。
【0047】
海外に運送される製品および異なる国の間に運送される製品は、品物が運送される原産国および目的国で、関税規制を受ける。ユーザは、アカウントフォームにそのように示すことによって、デフォルト設定として運送される品物に関税取扱および通関手続き440をクライアントシステム330が提供することを望むか否かを示すことができる。ホスト管理システム300が関税と相互作用して運送される品物の均一の通関手続きを提供するやり方および方法への明細が、下記により詳細に検討される。
【0048】
顧客は、下記により詳細に検討される注文入力の間に顧客へ与えられた行程にしたがって品物を依然として配達することができるのであれば、運送される品物がホスト管理システム300による許可なしで再ルート442づけられてもよいことを示してもよい。そうすることによって、ホスト管理システム300は、運送される品物が実際に再ルートづけされるか否かにかかわらず、運送される品物のディスカウントを顧客に提供してもよく、または、再ルートづけられる場合のみ、そのような許可のために顧客にクレジットを提供する。
【0049】
顧客に提供されてもよい別の顧客選好オプションは、保険および金融等の、品物の運送に関する示唆的販売サービス444を提供することである。ホスト管理システム300がそのような示唆的販売サービスを提供することを顧客が可能にするのであれば、顧客には、品物の運送にディスカウントが与えられてもよい。あるいは、ホストコンピュータシステム300は、そのような示唆的サービスが望まれているか否かを選ぶオプションを顧客に与えることなく、顧客にそのような示唆的販売サービスを与えてもよい。
【0050】
顧客が、運送されている品物に既に保険をかけていないのでなければ、顧客は、運送される品物の保険見積もり446および保険をかけるべき額448を要求することができる。顧客の注文が提出されると、ホスト管理システム300は、運送される品物に対する予め規定された保険会社の選好にしたがってホスト管理システム300で制定された保険アカウントに基づいて保険会社に見積もりを要求する。運送されている品物および他の選好が、保険会社のそのアカウントで予め規定された選好にしたがって満たされる場合に、ホスト管理システム300は、保険会社のクライアントシステム330に見積もりを要求し、そのような見積もりは、下記にさらに詳細に検討されるように、注文入力フェーズ中に注文が出されるときに、顧客に利用可能になる。
【0051】
同様に、顧客は、運送サービスの支払いに使用されるための顧客アカウント設定中に、クレジットライン450および額452を要求することができる。顧客の注文が提出されると、ホスト管理システム300は、運送される品物に対する予め規定された金融アカウントの選好にしたがってホスト管理システム300で制定された金融会社アカウントに基づいて金融会社に見積もりを要求する。運送されている品物および他の選好が、金融会社のそのアカウントで予め規定された選好にしたがって満たされる場合に、ホスト管理システム300は、金融会社のクライアントシステム330に見積もりを要求し、そのような見積もりは、下記にさらに詳細に検討されるように、注文入力フェーズ中に注文が出されるときに、顧客に利用可能になる。
【0052】
すべての情報が顧客によって提供された後に、顧客は「提出」ボタン447を選択し、情報をホスト管理システム300へ提出する。ホスト管理システム300は、顧客アカウント情報を処理し、将来のすべての運送サービスに使用されるアカウント番号を顧客へ戻す。この番号は、顧客へのインボイス目的に使用される。顧客によるいずれの支払いは、顧客の運送注文の支払いを格納し、そのため、アクセスされるときに注文の状態が支払いを示すことができるように、ホスト管理システム300のこのアカウント番号になされる。
【0053】
選好を含む上記検討された顧客アカウント情報は、本発明の例であり、ホスト管理システム300の特定の構成に依存して選択が自由であることに注意すべきである。他の顧客情報および選好を顧客アカウントに入力して、ここに特定して検討されない顧客情報および選好のデフォルト設定を提供してもよい。本発明は、本願のいずれかの特定の顧客アカウント情報を包含することに限定されるべきではない。
【0054】
第三者サービス提供業者
ホスト管理システム300は、顧客の運送注文を遂行するために第三者サービス提供業者との関係を提供することができる。たとえば、ホスト管理システム300は、顧客の運送に保険をかける見積もりを保険会社に問い合わせることができる。金融会社は、顧客の運送の支払いに融資を提供するように問われることもある。ホスト管理システム300によってアクセス可能なサービスを提供するこれらの第三者の各々は、本願では「第三者サービス提供業者」と呼ばれる。各第三者サービス提供業者は、ホスト管理システム300のアカウント内の自己のサービスに関する情報にログインし、そのため、顧客の運送注文を遂行するのに必要があるときに、そのようなサービスはホスト管理システム300にアクセス可能である。
【0055】
保険会社アカウント設定
さらに、ホスト管理システム300が特定のやり方で保険会社と相互作用することを保険会社が望み、保険会社がホスト管理システム300へのクライアントシステム330として作用することができる場合には、保険会社はアカウントを設定することができる。保険アカウントの設定は、保険会社がホスト管理システム300へのアクセスを得て、顧客によって運送される保険をかけられた品物に関する情報を得ることができるだけではなく、ホスト管理システム300が、既に保険をかけられていない顧客の運送品物へその特定の保険会社からサービスを提供することができるように、保険会社が情報を設定することが可能である。たとえば、顧客は、上記図6に検討されたようにアカウントを設定するときに保険会社用のデフォルト設定を有さなくてもよいか、または、顧客は、品物を運送するときに、自己のデフォルトを保険会社に優先するように選択してもよい。データ管理システム300によって、顧客は、運送する品物の注文が出されるときにデータ管理システム300の保険会社の部分に保険を要求することができてもよいか、または、運送顧客によって開始されない示唆的販売サービスとして顧客に異なる保険計画を提案してもよい。そのような保険サービスアクセスは、料金が提供されるならば、データ管理システム300によって許可されてもよい。そのような料金は、当初フックアップ料金、定期的ベースの定額料金、そのような保険会社のサービスに係わる顧客に基づいた料金、または、ホスト管理システム300の使用を通して品物を運送するときのそのいずれの組み合わせを含む。
【0056】
図7は、保険アカウントを設定するために、ホスト管理システム300によって提供される保険アカウントデータ入力スクリーンの例を例示する。保険提供業者は、保険会社の名前450、ストリート住所452、都市454、州456および郵便番号458を提供する。いずれの特別な通信または問い合わせが、設けられた連絡電話番号462で連絡460の宛先に送られる。連絡電話番号462が直通ダイアル線ではない場合は、内線番号463も入力されてもよい。保険会社は、運送に関する通知およびホスト管理システム300に関する他の関連情報のために電子メールアドレス464も入力してもよい。保険会社は、パスワード466も入力し、そのため、運送される品物に関する情報へおよび所望されるいずれの変更のための顧客のアカウントへの将来のアクセスは、上記顧客アカウント設定で上述されたように安全なやり方で実施することができる。
【0057】
保険会社は、ホスト管理システム300にIPアドレス473を設定するよう選択して、人の注文入力のみの代わりに直接クライアントシステム300としてコンピュータシステムと通信するようにログインすることができる。このようにして、ホスト管理システム300と保険会社との間に転送される情報は、人の相互作用を必要とせずに、高速度で発生する。保険アカウント設定の一部としてのホスト管理システム300は、IPアドレス518に接続するよう試み、接続が成功したか否かを判断する。成功していなければ、保険会社への連絡510は、そのように知らされる。
【0058】
保険アカウント設定情報は、保険会社がデフォルトとして設定したいと思う選好を予め規定する能力も含む。上記に検討された顧客アカウント設定のように、保険会社は、そのアカウントの情報を変更し、且つ/または、デフォルトの取扱パラメータに優先することができる。
【0059】
保険会社は、保険をかけない品物の選好型468を提供することができる。運送を要求する顧客によってホスト管理システム300に入力された品物が選択されたカテゴリーの1つであるならば、ホスト管理システム300は、下記により詳細に検討されるように、本発明の示唆的販売特徴部の一部としてその特定の保険会社からの見積もりを要求しない。また、顧客が品物の運送に保険をかけるのに特定の保険を選択するのであれば、その選択が顧客のアカウントの選好における保険会社名428によるものであろうと、または、運送要求入力時に入力されるものであろうと、ホスト管理システム300は、運送されている品物の種類、および、もしあれば、顧客によって入力された特定の保険を、その保険会社の自己のアカウントの保険をかけない品物の種類468の選好までチェックする。保険会社がホスト管理システム300にアカウントを持たない場合には、このチェックはホスト管理システム300によっては実施されない。
【0060】
保険会社がホスト管理システム300にアカウントを有する場合且つ運送されている品物用に顧客が入力した保険会社名が、その特定の保険会社の保険をかけない品物468の型選好にリストされている場合には、ホスト管理システム300は顧客にこれを知らせ、顧客が自分の保険会社入力を変更し、この保険会社情報を除去するのを可能にするか、または、顧客がホスト管理システム300に、運送されている特定の種類の品物に保険をかける保険会社から見積もりを出させるのを可能にするか、のいずれかである。顧客が、保険会社名プロファイルに元々の保険会社を残す場合には、ホスト管理システム300は注文を受け入れ、その特定の保険会社は、運送されている特定の種類の品物に保険をかけないという選好を示したという事実を再度、顧客に知らせ、保険会社のアカウントに格納されたその連絡名418および電子メールアドレス464に基づいて、保険会社にこの食い違いを知らせる。
【0061】
保険会社は、合衆国外部へ出る品物に保険をかけないという選好を提供することができる472。保険会社は、品物が最終目的地に首尾よく到着しなかった場合に必要な資源のため、合衆国外部へまたは特定の国へ運送される品物に保険を提供する資源を有さないこともある。
【0062】
保険会社が合衆国外部へ出る品物に保険をかけたくない場合には、運送を要求する顧客によってホスト管理システム300に入力された品物が合衆国外部で発生する移動を含むのであれば、ホスト管理システム300は、下記により詳細に検討されるように、本発明の示唆的販売特徴の一部としてその特定の保険会社に見積もりを要求しない。
【0063】
顧客が、合衆国外部の移動のルートを含む品物の運送に保険をかけるのに特定の保険を選択する場合には、その選択が顧客のアカウントの選好における保険会社名428によるものであろうと、または、運送要求入力時に入力されるものであろうと、ホスト管理システム300は、運送されている品物のルートをチェックする。ホスト管理システム300は、もしあれば、顧客によって入力された特定の保険会社を、そのアカウントにおける合衆国外部へ移動する品物472の保険用にその保険会社の選好までチェックする。保険会社がホスト管理システム300にアカウントを持たない場合には、このチェックはホスト管理システム300によっては実施されない。保険会社がホスト管理システム300にアカウントを有する場合には、ホスト管理システム300は、顧客によって運送が要求されている品物が合衆国外部への移動を含むか否かをチェックする。含むのであれば、且つ、顧客がその保険会社を保険業者として入力しているのであれば、ホスト管理システム300は、この食い違いを顧客に知らせ、顧客が保険会社入力を変更して、この保険会社情報を除去するのを可能にするか、または、顧客がホスト管理システム300に、運送されている特定の種類の品物に保険をかける保険会社に見積もりを出させるのを可能にするか、のいずれかである。顧客が、保険会社名プロファイルに元々の保険会社を残す場合には、ホスト管理システム300は注文を受け入れ、その特定の保険会社は、合衆国外部へ移動する運送されている品物に保険をかけないという選好を示したという事実を再度、顧客に知らせ、保険会社のアカウントに格納されたその連絡名460および電子メールアドレス464に基づいて、保険会社にこの食い違いを知らせる。
【0064】
下記により詳細に検討されるように、本発明の示唆的販売特徴の一部として、顧客が保険会社を示しておらず、且つ/または、顧客が保険見積もりを要求する場合には、ホスト管理システム300が特定の運送注文476のために顧客によって運送が要求されている特定の品物の保険の見積もりを要求するべきか否かの選好を、保険会社が提供することができる。保険会社が「いいえ」を示す場合には、ホスト管理システム300は、その特定の保険会社に保険見積もりを要求しない。保険会社が「はい」を示す場合には、保険会社のアカウントに他の選好基準が合致しない限り、ホスト管理システム300は、顧客から要求されるときに、且つ/または、顧客が既にその注文要求で保険会社を指定していないときに、その特定の保険会社に保険見積もりを要求する。
【0065】
下記により詳細に検討されるように、本発明の示唆的販売特徴の一部として、保険会社は、品物の運送を要求する会社450の最小信用格付けの選好を提供することができる。顧客が品物を運送するための保険の保険見積もりを要求する場合、ホスト管理システム300は、顧客の信用格付けを判断する。ホスト管理システム300は、見積もりを提供するよう保険会社へ要求を送る前に、顧客の信用格付けに等しいかまたはそれより低い最小信用格付けの選好474に信用格付けを含む、ホスト管理システム300内に保険アカウントを有するすべての保険会社へ運送注文の詳細を提供する。
【0066】
また、保険会社は最小信用格付け選好474に「なし」を指定してもよく、これは、顧客の信用格付けに基づいて、ホスト管理システム300がその特定の保険会社に見積もりを要求するのを回避しないことを意味する。しかし、ホスト管理システム300に対して見積もられる保険価格は、これは今度は可能な選択のために顧客に与えられるが、顧客の信用格付けに依存して、価格が変動する。たとえば、信用格付けがAAAの顧客は、信用格付けがBの顧客よりも低い見積もりを特定の保険会社から受ける。
【0067】
また、保険会社の選好の一部として、会社が保険をかけた品物478に関する自動通知をホスト管理システム300が送るべきか否かを保険会社が示すことができる。保険会社は、ホスト管理システム300内の保険をかけたいずれの品物に自動的にリンクされる。ホスト管理システム300は、運送されている品物に関する情報を受け取り、運送されている品物を含むコンテナの場所を含む。もしあれば、選択された選好に依存して、ホスト管理システム300は、品物が所定のルートをはずれて移動しているとき、品物が運送中に目的点に到着したとき、且つ/または、品物が最終目的地に到着したときに、保険をかけた品物の自動通知を保険会社に送る。そのような情報は、品物がルートをはずれた場合に紛失を最小限にするために、保険会社に有用でありうる。支払い能力問題および規制のため、再保険を獲得し、且つ/または、いずれのさらなる保険を拡張しない前に、拡張しようとしている保険の最大額を保険会社が通常有するため、そのような保険が他の運送のために利用可能になることができるように、保険会社が現在の保険証書を解放して終えるためにも、そのような情報は有用でありうる。
【0068】
最後に、保険会社は、提出ボタン477を選択することによって、ホスト管理システム300によって処理するためにアカウントを提出する。ホスト管理システム300は、次いでアカウントを処理し、データ格納306に格納する。
【0069】
運送コンテナ提供業者アカウント設定
ホスト管理システム300は、運送コンテナを提供する特定の会社が運送コンテナアカウントを設定するのを可能にすることも必要である。時折、特定のコンテナ10は、顧客の運送注文を遂行することが要求される。先に上記に記載したように、顧客は自分の顧客アカウントの選好にコンテナ型438を入力することができ、または、下記により詳細に検討されるように、顧客は、実際の運送注文入力中に必要な特定のコンテナ型を特定することができる。そのような情報は、温度感性の品物を運送するために温度制御を有するコンテナを含んでもよい。ある種の品物はもろいこともあり、運送中にコンテナ10の運動および/または押し合いのために発生する可能性のある損傷を内容物が受けないように製造されたコンテナ10を必要とする。
【0070】
図8は、運送コンテナアカウントを設定するために、ホスト管理システム300によって提供される運送コンテナアカウントデータ入力スクリーンの例を例示する。運送コンテナ提供業者は、その会社の名前500、ストリート住所502、都市504、州506および郵便番号508を提供する。いずれの特別な通信または問い合わせが、設けられた連絡電話番号512で連絡510の宛先に送られる。連絡電話番号512が直通ダイアル線ではない場合は、内線番号513も入力されてもよい。運送コンテナ会社は、運送に関する通知およびホスト管理システム300に関する他の関連情報のために電子メールアドレス514も入力してもよい。運送コンテナ会社は、パスワード516も入力し、そのため、運送される品物に関する情報へおよび所望されるいずれの変更のための顧客のアカウントへの将来のアクセスは、上記顧客アカウント設定で上述されたように安全なやり方で実施することができる。
【0071】
運送コンテナ会社は、ホスト管理システム300にIPアドレス518を設定するよう選択して、人の注文入力のみの代わりに直接クライアントシステム300として運送コンテナ会社のコンピュータシステムと通信するようにログインすることができる。このようにして、ホスト管理システム300と運送コンテナ会社との間に転送される情報は、人の相互作用を必要とせずに、高速度で発生する。アカウント設定の一部としてのホスト管理システム300は、IPアドレス518に接続するよう試み、接続が成功したか否かを判断する。成功していなければ、保険会社連絡510は、そのように知らされる。
【0072】
運送コンテナアカウントは、選好として、製品を運送するのに使用される運送コンテナ在庫の一部として利用可能な特別な種類のコンテナを示す能力を含む。運送要求を行う顧客は、下記により詳細に検討されるように、自己のコンテナ10を提供するように選択してもよく、したがって、運送コンテナ用のオプションにアクセスする必要はない。しかし、運送コンテナが必要であると顧客が示す場合は、ホスト管理システム300が運送コンテナ会社アカウントにアクセスし、顧客の必要性に合致するコンテナが利用可能か否かを判断する。コンテナのそのような可能性は、選択のため顧客にディスプレイされる。
【0073】
顧客は、特別の品物が運送されるときに、運送コンテナの外部源を必要とすることが多く、運送コンテナ会社は、常にすべての種類の特別なコンテナを提供しなくてもよい。提供される特別なコンテナの種類520用の選好は、運送コンテナアカウント設定スクリーンにリストされ、そのため、運送コンテナ会社は、一定の型の運送コンテナを提供するか否かを選ぶことができる。運送会社が特定の型の特別なコンテナを提供せず、運送注文を行う顧客がその特定の型を要求する場合には、その特定の運送会社は、コンテナ10を提供するためのオプションとして顧客に与えられない。
【0074】
さらに、運送コンテナ会社は、提供されたサイズ522のコンテナ10の指示を提供することができ、そのため、運送コンテナ会社の提供されたサイズのコンテナ10が、顧客の運送用のスペースの最小要求条件に合致することができるならば、運送コンテナ会社は、コンテナ10の選択用のオプションとして顧客に呈される。ホスト管理システム300は、アカウント内の運送コンテナ会社の提供されたサイズ522の選好を見ることによって、コンテナサイズの顧客の要求と運送コンテナ会社の提示とを比較する。顧客によって要求される最小サイズも運送コンテナ会社によって提供されるのであれば、ホスト管理システム300は、顧客の注文中にその運送会社に見積もりおよび利用可能性を要求し、運送会社がストックに有し顧客に提供することができるサイズ、および、それを提供する価格を判断する。運送コンテナ会社が既に提供されたサイズ522選好に入力しているが、ホスト管理システム300は、運送コンテナ会社のクライアントシステム330への通信を通して利用可能なサイズおよび価格をリアルタイムで検証し、ホスト管理システム300にアカウントが設定されたときより後に運送コンテナ会社が価格を調整した場合に、利用可能性および最新更新価格を保証する。提供されたサイズ522選好は容量がフィートでリストされる。たとえば、運送コンテナ会社が50立方フィートを運送することができるコンテナ10を最小サイズとして提供すると、1〜50立方フィートの品物を保持することができるコンテナを求める顧客要求によって、ホスト管理システム300は、その特定の運送会社に顧客へ50立方フィートコンテナを提供させる。運送コンテナ会社の最大サイズが40立方フィートであれば、ホスト管理システム300はその特定のコンテナ運送会社に見積もりを要求せず、したがってそのようなコンテナ運送会社は、選択用のオプションとして顧客へ提供されることはない。
【0075】
最後に、運送提供業者は、提出ボタン519を選択することによって、ホスト管理システム300によって処理するためにアカウントを提出する。ホスト管理システム300は、次いでアカウントを処理し、データ格納306に格納する。
【0076】
運送提供業者アカウント設定
ホスト管理システム300は、運送サービスを提供する特定の会社が運送提供業者アカウントを設定するのを可能にすることも必要である。ホスト管理システム300は、顧客運送を遂行するために注文に運送提供業者を使用する。
【0077】
図9は、運送提供業者アカウントを設定するために、ホスト管理システム300によって提供される運送提供業者アカウントデータ入力スクリーンの例を例示する。運送提供業者は、その会社の名前550、ストリート住所552、都市554、州556および郵便番号558を提供する。いずれの特別な通信または問い合わせが、設けられた連絡電話番号562で連絡560の宛先に送られる。連絡電話番号562が直通ダイアル線ではない場合は、内線番号564も入力されてもよい。運送提供業者は、運送に関する通知およびホスト管理システム300に関する他の関連情報のために電子メールアドレス566も入力してもよい。運送提供業者は、パスワード568も入力し、そのため、運送される品物に関する情報へおよび所望されるいずれの変更のための顧客のアカウントへの将来のアクセスは、上記顧客アカウント設定で上述されたように安全なやり方で実施することができる。
【0078】
運送提供業者は、ホスト管理システム300にIPアドレス570を設定するよう選択して、人の注文入力のみの代わりに直接クライアントシステム300として運送提供業者のコンピュータシステムと通信するようにログインすることができる。このようにして、ホスト管理システム300と運送提供業者との間に転送される情報は、人の相互作用を必要とせずに、高速度で発生する。アカウント設定の一部としてのホスト管理システム300は、IPアドレス570に接続するよう試み、接続が成功したか否かを判断する。成功していなければ、運送提供業者連絡560は、そのように知らされる。
【0079】
運送提供業者アカウントは、選好として、ホスト管理システム300によって使用されるサービスに関する特別な種類の選好を示す能力を含む。運送要求を行う顧客は、下記により詳細に検討されるように、品物が運送されるべきやり方を特定してもよい。しかし、運送コンテナが必要であると顧客が示す場合は、ホスト管理システム300がその運送提供業者アカウントにアクセスし、顧客の必要性に合致する運送サービスが利用可能か否かを判断する。そのような運送の可能性は、選択のため顧客にディスプレイされる。
【0080】
運送提供業者は、運送サービスに関する選好を含むことができ、そのため、ホスト管理システム300は、顧客の要求と提供業者のアカウントに格納された運送提供業者の選好とを比較して、特定の顧客運送要求のために運送サービスを提供する可能性として特定の運送提供業者に問い合わせるべきか否かを判断することができる。
【0081】
1つの運送提供業者の選好は、品物を運送する時間572である。たとえば、運送提供業者は、ユナイテッド・パーセル・サービスのものに類似したサービスを有してもよく、それは、地上サービス、3日選択、2日航空書状、2日航空、翌日航空書状、翌日航空、2日航空午前および翌日航空セーバーである。運送提供業者は、そのような品物を運送するのに必要な時間に依存して運送サービスを提供してもよく、しなくてもよい。運送提供業者は、合衆国内および合衆国外での品物の運送の間の運送用タイミングを区別してもよい。現在の例では、運送提供業者は、合衆国内および合衆国外の両方の運送用に提供する標準の一部として運送に利用可能な異なるタイミングのすべてを選択する。この情報は、ホスト管理システム300によって使用されて、顧客の運送注文の運送を遂行するために特定の運送提供業者にさらに問い合わせるべきか否かが判断される。当然ながら、顧客の注文がホスト管理システム300に入力されるまで知られていない他の情報、たとえば、原産地、目的地および必要とされる正確なタイミングも、運送提供業者がそのサービスを提供するのに不適格とすることもある。選好の主な目的は、ホスト管理システム300によって問い合わせられないように、サービス提供業者が自動的に排除される一定の基準を規定することである。
【0082】
別の運送提供業者選好は、運送提供業者が運送しない材料の種類574である。一定の種類の品物には保険を提供しない保険会社に関する上記検討と同様に、運送提供業者も、標準的慣習として一定の種類の材料は運送しないことを選択してもよい。たとえば、ユナイテッド・パーセル・サービスは、100ドルまでの小包を追加料金なしで保険をかける。この額を超える特別な保険は、顧客が料金を払って購入してもよい。したがって、顧客の保険要求が、運送提供業者によって無料で提供される保険より少ないかこれに等しい場合、ホスト管理システム300は、運送提供業者を保険会社としても選択する。しかし、顧客は、常に特別な保険情報を入力することができ、この特徴に優先することができる。
【0083】
運送提供業者は、たとえば、傷みやすいもの、危険材料、生体材料および臓器等の運送しない材料の種類を、アカウント設定スクリーンに含まれる選択から選ぶことができ、そのため、顧客の運送注文が、特定の運送提供業者によって運送から特に除外される品物の運送を要求する場合には、ホスト管理システム300は、その運送提供業者に問い合わせをしない。
【0084】
運送提供業者は品物の運送に自己の保険を提供してもよい。したがって、上記で先に検討したように、顧客が特定の保険業者を特に示していない場合には、運送提供業者は、選好として、自己の保険が顧客へ提供されるべきか否か576を示すことができる。選好を含む他の基準が合致すれば、運送提供業者は顧客によって運送が要求されている品物に保険を提供することが想定される。
【0085】
運送提供業者は、一定の重量またはサイズ制限下で品物の運送を提供するのみでもよい。したがって、運送提供業者は、アカウント設定スクリーンの選好セクションにおいて、そのような最大重量制限578および/または最大サイズ制限580を示してもよい。たとえば、ユナイテッド・パーセル・サービスは、小包が周囲の寸法と長さの組み合わせが130インチを超えないことを必要とする。顧客運送注文要求が、特定の運送提供業者によって示された選好に合致しない場合には、ホスト管理システム300は、顧客の品物の運送を提供する可能性として特定の運送提供業者にさらに問い合わせることはない。
【0086】
他の選好は、運送提供業者アカウント選好に設けられてもよく、これは、運送提供業者が運送サービスのために顧客へ提供されてもされなくてもよい基準をさらに規定する。
【0087】
最後に、運送提供業者は、提出ボタン577を選択することによって、ホスト管理システム300によって処理するためにアカウントを提出する。ホスト管理システム300は、次いでアカウントを処理し、データ格納306に格納する。
【0088】
金融会社アカウント設定
図10は、銀行または他の金融機関等の金融会社アカウントを設定するために、ホスト管理システム300によって提供される金融アカウントデータ入力スクリーンの例を例示する。金融会社は、その会社の名前600、ストリート住所602、都市604、州606および郵便番号608を提供する。いずれの特別な通信または問い合わせが、設けられた連絡電話番号612で連絡610の宛先に送られる。連絡電話番号612が直通ダイアル線ではない場合は、内線番号614も入力されてもよい。金融会社は、運送に関する通知およびホスト管理システム300に関する他の関連情報のために電子メールアドレス616も入力してもよい。金融会社は、パスワード618も入力し、そのため、運送される品物に関する情報へおよび所望されるいずれの変更のための顧客のアカウントへの将来のアクセスは、上記顧客アカウント設定で上述されたように安全なやり方で実施することができる。
【0089】
金融会社は、ホスト管理システム300にIPアドレス620を設定するよう選択して、人の注文入力のみの代わりに直接クライアントシステム300として運送提供業者のコンピュータシステムと通信するようにログインすることができる。このようにして、ホスト管理システム300と運送提供業者との間に転送される情報は、人の相互作用を必要とせずに、高速度で発生する。ホスト管理システム300は、アカウント設定の一部として、IPアドレス620に接続するよう試み、接続が成功したか否かを判断する。成功していなければ、金融会社610は、そのように知らされる。
【0090】
金融会社は、金融サービスに関する選好を含むことができ、そのため、ホスト管理システム300は、顧客の要求と金融会社アカウントに格納された金融会社の選好とを比較して、顧客が金融会社による提供に対して適格であるか否かを判断する。
【0091】
1つの金融会社選好は、融資が与えられる前の顧客の最小信用格付け622である。顧客は、上記検討した顧客アカウント設定中に信用限度額見積もりを要求することができる。ホスト管理システム300は、顧客の信用格付けを判断し、これを、ホスト管理システム300で金融会社アカウントの各々に設定された最小信用格付け選好622と比較する。顧客の信用格付けが、特定の金融会社の少なくとも最小信用格付け選好622に合致しなければ、その金融会社に、ホスト管理システム300は見積もりを問い合わせない。また、顧客の信用格付けが特定の金融会社の最小信用格付け選好622に等しいかまたはそれより高いとしても、金融会社はその顧客の信用限度額を延ばさなくてもよいことに注意されたい。しかし、これは、ホスト管理システム300が金融会社のクライアントシステム330へその顧客に関するすべての関連情報を送った後に、判断される。
【0092】
最後に、金融会社は、提出ボタン621を選択することによって、ホスト管理システム300によって処理するためにアカウントを提出する。ホスト管理システム300は、次いでアカウントを処理し、データ格納306に格納する。
【0093】
また、ホスト管理システム300は、金融会社として作用することもでき、ホスト管理システム300を通して運送目的のための顧客に信用限度額を与えることにも注意されたい。
【0094】
関税取扱提供業者アカウント設定
図11は、銀行または他の金融機関等の関税取扱提供業者アカウントを設定するために、ホスト管理システム300によって提供される関税取扱提供業者アカウントデータ入力スクリーンの例を例示する。関税取扱提供業者は、その会社の名前581、ストリート住所582、都市583、州584および郵便番号585を提供する。いずれの特別な通信または問い合わせが、設けられた連絡電話番号587で連絡586の宛先に送られる。連絡電話番号587が直通ダイアル線ではない場合は、内線番号588も入力されてもよい。関税取扱提供業者は、運送に関する通知およびホスト管理システム300に関する他の関連情報のために電子メールアドレス589も入力してもよい。金融会社は、パスワード590も入力し、そのため、運送される品物に関する情報へおよび所望されるいずれの変更のための顧客のアカウントへの将来のアクセスは、上記顧客アカウント設定で上述されたように安全なやり方で実施することができる。
【0095】
関税取扱提供業者は、ホスト管理システム300にIPアドレス620を設定するよう選択して、人の注文入力のみの代わりに直接クライアントシステム300として運送提供業者のコンピュータシステムと通信するようにログインすることができる。このようにして、ホスト管理システム300と運送提供業者との間に転送される情報は、人の相互作用を必要とせずに、高速度で発生する。ホスト管理システム300は、アカウント設定の一部として、IPアドレス591に接続するよう試み、接続が成功したか否かを判断する。成功していなければ、金融会社581は、そのように知らされる。
【0096】
関税取扱提供業者は、関税取扱サービスに関する選好を含むことができ、そのため、ホスト管理システム300は、顧客の要求と関税取扱提供業者アカウントに格納された関税取扱提供業者の選好とを比較して、関税取扱提供業者が顧客の運送のための関税取扱サービスを提供することができるか否かを判断する。
【0097】
1つの顧客取扱提供業者選好は、顧客の運送が原産592となる国である。別の顧客取扱提供業者選好は、顧客の運送の目的593となる国である。国用のコードが、図12に例示される関税取扱提供業者アカウント設定スクリーンに入力される。一定の関税取扱サービス提供業者は、顧客の運送の原産国および/または目的国に依存して、関税取扱サービスを提供することができてもできなくてもよい。
【0098】
最後に、金融会社は、提出ボタン594を選択することによって、ホスト管理システム300によって処理するためにアカウントを提出する。ホスト管理システム300は、次いでアカウントを処理し、データ格納306に格納する。
【0099】
規制当局アカウント設定
ホスト管理システム300は、規制当局が顧客運送に関する情報にアクセスする規制アカウントを有することができるようにする。規制当局には顧客一人ずつのベースで許可が与えられてもよく、特定の顧客運送に関する情報にアクセスできることを意味する。規制当局には、ホスト管理システム300の顧客運送に関するいずれの情報にアクセスする許可が与えられてもよい。地元規制当局には、地元規制当局の管轄地域(すなわち、コンテナ運送が、その規制当局の地理的管轄地域を原産地とし、そこを通り、且つ/または、その地域内の最終目的地に到着する)に接触し係わるコンテナ運送の運送情報に対するアクセスが与えられてもよい。
【0100】
第三者サービス提供業者は、そのようなサービスを提供することができるのであれば、上記に検討されたサービスの2つ以上のカテゴリーにアカウントを設定することができることに注意すべきである。
【0101】
運送注文入力
ホスト管理システム300に顧客アカウントを設定した顧客は、先に図6で説明したように、ホスト管理システム300を通して運送注文を出すことができる。注文は、クライアントシステム330を使用して出される。注文は、インターネットウェブページによるように、クライアントシステム330サイドに人が手で入力することができ、または、クライアントシステム330サイドのコンピュータシステムを使用することによって、自動的に行われてもよい。顧客によっては、自分の顧客インターフェースからコンピュータシステムへと製品の注文をしたい者もおり、コンピュータシステムは、次いで今度は、クライアントシステム330として作用し、ホスト管理システム300へ自動的に注文を送る。
【0102】
図12は、顧客ログインスクリーンを例示する。顧客は、挙げられたフィールドにアカウント番号624およびパスワード626を入力し、ログインボタン628を選択する。顧客がホスト管理システム300にアカウントを有さない場合には、ホスト管理システム300は、先に図6に説明した顧客アカウント設定スクリーンへ顧客を導く。顧客が正しいパスワード626を入力しないと、ホスト管理システム300は顧客に再度これを入力させ、また、顧客がパスワードを忘れた場合には、顧客にホスト管理システム300連絡番号を提供する。
【0103】
ひとたび顧客が首尾よくホスト管理システム300にログインすると、図13が例示され、自分のアカウントに関して5つの選択を与えられていることが例示される。顧客は、運送注文入力を行い630、運送を追跡し632、運送に関するレポートを作成し634、請求書情報にアクセスし636、顧客アカウントの設定を修正する638ことができる。
【0104】
顧客運送注文入力
図13は、顧客がシステム選択スクリーンから運送注文入力選択630を選択するときに、顧客へディスプレイされる顧客運送注文入力スクリーンを例示する。顧客は第1に、運送注文用の運送情報を入力し、原産の住所654、原産の都市656、原産の州658、原産の郵便番号660および原産国662を含む。顧客は次に運送注文用の目的地情報を入力し、目的の名前/会社664、目的の住所666、目的の都市668、目的の州670、目的郵便番号672および目的国674を含む。
【0105】
顧客は次に運送注文用の運送情報および特別な取扱を入力する。顧客は、好ましい運送提供業者675を選ぶことができ、その場合、運送提供業者がホスト管理システム300に運送提供業者アカウントを制定していれば、ホスト管理システム300がこの運送提供業者を使用して品物を運送する。運送品のサイズ676は、顧客によって入力される。サイズは、三次元測定、容量、または、注文を適切に出せるようにホスト管理システム300によって許可されるような他のいずれの種類の測定であってもよい。運送品の重量678は、顧客によって入力される。この情報は顧客によって入力されなくてもよいが、運送提供業者がホスト管理システム300の自己のアカウント選好に最大重量制限を有する場合には、顧客はこの情報を入力しなければならない。目的日付が入力され、これは、運送品が目的地に配達されるのを顧客が要求する日付である。
【0106】
顧客は、運送提供業者が運送注文を集荷すべきか否か682、または、顧客がホスト管理システム300によって特定された場所へ運送品を届ける責任を取るか否かを特定する。顧客が集荷を特定する場合、ホスト管理システム300は顧客に、いつ頃誰によって配達が集荷されるかを知らせる。顧客が集荷を特定しない場合、すなわち顧客が運送品を引き渡す場合には、運送が首尾よく且つ目的の日付680までに完了するように、ホスト管理システム300は顧客に、運送品を引き渡す場所およびそうする時間を知らせる。
【0107】
顧客は、運送品がホスト管理システム300によって再ルートづけられてもよいか否か684を選ぶことができる。これは顧客に運送のためのよりよい価格を与える。しかし、下記のモニタリング特徴でより詳細に検討されるように、そのような再ルートづけが顧客によるその後のフォローアップおよび確認なしでそのような運送を遅らせる場合には、この選択は、ホスト管理システム300が運送品を再ルートづけることができることは意味しない。
【0108】
顧客は、運送に関する特別な環境情報を入力してもよく、そのため、ホスト管理システム300は、適切な運送条件が確認され、運送用の顧客への価格を見積もることを確実にすることができる。温度感性686、湿度感性692、傷みやすい運送用品物688、および、特にもろい且つ/または損傷を受けやすい品物690等のオプションが利用可能である。この情報は、ホスト管理システム300によって使用されて、顧客運送のために、容認可能な運送提供業者、容認可能な運送コンテナ、および、容認可能なルート情報等の情報を判断するが、これらの要因はすべて、顧客運送のための特別な取扱要求に影響を与える可能性があるからである。
【0109】
顧客は、顧客注文が提出されるときに、ホスト管理システム300に様々なタスクを実行させる運送オプションを提供することができる。顧客は、もっとも安い価格694、最良の配達時間696、最良のルート698、最良の関税取扱方法700および配達の代替時間702等の運送に関するオプションを、ホスト管理システム300にサーチさせるよう選択することができる。
【0110】
顧客がもっとも安い価格694オプションを選択する場合には、ホスト管理システム300は、顧客の運送要求および特別な取扱オプションに最も近い最も安い価格のやり方で運送を提供するようにサーチする。顧客には、注文が提出された後に、これらの代替案が与えられ、価格に基づいて運送注文入力になされるいずれの変更を受け入れる機会が与えられる。顧客が配達の最良時間696を選択する場合には、ホスト管理システム300は、顧客の運送要求および特別な取扱オプションを考えてできる限り最良の時間に運送を提供するようにサーチする。再度、顧客には、注文が提出された後に、これらの代替案が与えられ、配達時間に基づいて運送注文入力になされるいずれの変更を受け入れる機会が与えられる。顧客が配達用の最良のルート698を選択する場合には、ホスト管理システム300は、最も少ない数の停止で運送を提供するようにサーチする。再度、顧客には、注文が提出された後に、これらの代替案が与えられ、運送注文運送停止になされるいずれの変更を受け入れる機会が与えられる。
【0111】
顧客は、保険、請求目的の金融、および関税取扱を供給する会社に好みの選択があるのであれば、これらのサービスの選好も入力することができる。顧客が好ましい保険提供業者を有する場合、顧客は、設けられたフィールドに、保険会社の名前704および保険アカウント番号706を入力する。顧客は、保険をかけられる運送品の価値708を任意に入力してもよい。注文が提出されるときには、ホスト管理システム300は、その特定の保険会社名704が、ホスト管理システム300で設定された保険アカウントを有するか否かをチェックする。有さない場合には、ホスト管理システム300は、確認活動を実施しない。有する場合には、ホスト管理システム300は、まず保険アカウント選好をチェックして、顧客の運送注文が、その保険会社704のいずれの選好に衝突するかを確かめる。第2に、ホスト管理システム300は、保険会社704のクライアントシステム330を通して直接保険会社に問い合わせ、保険会社704に、顧客注文およびその保険アカウントとのいずれの衝突かを知らせ、保険会社704が保険を拒否するか否かを判断する。保険会社704が保険を拒否する場合には、運送注文が完了する前に顧客にこれが知らされ、次いで、他の保険提供業者から保険を購入するオプションが与えられる。
【0112】
顧客が好ましい金融提供業者を有する場合、顧客は、設けられたフィールドに、金融会社名710および金融会社アカウント番号712を入力する。注文が提出されるときには、ホスト管理システム300は、その特定の金融会社名710が、ホスト管理システム300で設定された金融アカウントを有するか否かをチェックする。有さない場合には、ホスト管理システム300は、確認活動を実施しない。有する場合には、ホスト管理システム300は、まず金融アカウント選好をチェックして、顧客の運送注文が、その金融会社の選好のいずれに衝突するかを確かめる。第2に、ホスト管理システム300は、金融会社710のクライアントシステム330を通して直接金融会社710に問い合わせ、金融会社710に、顧客注文およびその金融アカウントとのいずれの衝突かを知らせ、金融会社710が融資を拒否するか否かを判断する。金融会社710が融資を拒否する場合には、運送注文が完了する前に顧客にこれが知らされ、他の金融会社提供業者から融資を加えるオプションが与えられるか、または、ホスト管理システム300は顧客には金融会社710として作用してもよいため、存在するのであれば、クレジットカードまたはホスト管理システムでの顧客アカウント等の支払い情報を提供する能力が与えられる。
【0113】
顧客が好ましい関税取扱提供業者を有する場合、顧客は、設けられたフィールドに、関税取扱会社名714および関税取扱アカウント番号716を入力する。注文が提出されるときには、ホスト管理システム300は、その特定の関税取扱会社名714が、ホスト管理システム300で設定された関税取扱アカウントを有するか否かをチェックする。有さない場合には、ホスト管理システム300は、確認活動を実施しない。有する場合には、ホスト管理システム300は、まず関税取扱アカウント選好をチェックして、顧客の運送注文が、関税取扱アカウント選好のいずれに衝突するかを確かめる。第2に、ホスト管理システム300は、関税取扱会社714のクライアントシステム330を通して直接関税取扱会社714に問い合わせ、関税取扱会社714に、顧客注文およびその関税取扱アカウントとのいずれの衝突を知らせ、関税取扱サービス提供業者714が関税取扱およびサービスを提供するのを拒否するか否かを判断する。関税取扱提供業者714が保険を拒否する場合には、運送注文が完了する前に顧客にこれが知らされ、他の関税取扱提供業者からの関税取扱サービスのオプションが与えられる。
【0114】
顧客は、見積もり要求を出すことによって、保険724、金融725および/または関税取扱726の見積もりを望むことを示すよう選択することもできる。顧客がいずれの見積もり要求を選択する場合には、ホスト管理システム300は、そのようなサービス用のアカウントを問い合わせ、運送注文が完了する前に顧客に提供し、顧客から確認を得る。そのようなサービスの料金は、下記により詳細に検討されるように、運送注文用に顧客に呈される完了スクリーンに表れる。
【0115】
顧客が、運送要求の支払いのいずれの金融アカウントに優先したいか、または、顧客が金融アカウントを有さない場合に支払いを提供したいならば、顧客は、クレジットカードを使用することを選ぶことができる。顧客は、クレジットカード番号718、クレジットカードタイプ720およびクレジットカードの満了日722を入力する。顧客が、支払い優先情報と、金融会社名710および金融会社アカウント番号712との両方を入力する場合には、ホスト管理システム300は、運送注文が処理のために提出された後に、顧客はどちらの支払いを使用したいかを確認する。
【0116】
最後に、顧客は、提出ボタン727を選択することによって、ホスト管理システム300によって処理するために運送注文を提出する。ホスト管理システム300は、次いで運送注文を処理し、上述のすべてのサービスを提供して、運送を実施することができるか否かを判断し、できるのであれば、上述のように、注文の前に顧客によって確認する必要がある変更が、もしあるとすれば、完了することができる。
【0117】
顧客運送注文入力処理が特定の注文で上記のように説明されたが、顧客は、いずれの特定の注文で運送注文情報を入力する必要はなく、入力選択のすべてまたはいくつかは、ホスト管理システム300の特徴セットに依存して利用可能であってもよいことに注意されたい。顧客運送注文入力スクリーンのすべての情報フィールドは、ホスト管理システム300が運送注文を出して首尾よく遂行するために、満たされる必要があってもなくてもよいことにも注意されたい。
【0118】
顧客運送注文完了
顧客運送注文入力が、ホスト管理システム300、および、金融、保険、関税取扱、運送用の特別な取扱および運送オプション等の顧客からのさらなる入力を必要とするすべての食い違い、特徴および他のサービスによって処理された後に、ホスト管理システムは、最終確認のために運送注文の要旨を顧客に与える。図15は、ホスト管理システム300によって顧客へ呈される顧客運送注文完了スクリーンを例示する。
【0119】
原産地750および目的地752が顧客に示され、そのため、顧客は、この情報が正しいことを確実にすることができ、特に、この情報は、運送注文遂行処理および顧客運送注文入力スクリーンに入力されたいずれの特別な顧客要求のため、ホスト管理システム300によって変更されているからである。
【0120】
保険会社が運送品に保険をかける場合には、保険会社名754および保険会社アカウント番号756が顧客にディスプレイされる。金融会社を使用して運送品に融資する場合には、金融会社名763および金融会社アカウント番号764が顧客にディスプレイされる。先に説明したように、顧客またはホスト管理システム300のいずれかによって選択された運送提供業者758が顧客にディスプレイされ、運送参照番号760が顧客にディスプレイされる。特に、顧客運送注文入力スクリーンに顧客によって入力された特別な取扱パラメータに従い、運送の特別な取扱に必要な特別なコンテナの場合には、コンテナ提供業者765、および、コンテナ提供業者参照番号766が顧客にディスプレイされる。コンテナ提供業者参照番号766は、下記により詳細に検討されるように、この参照番号766は、運送注文にリンクされるため、特に有用である。該当する場合は、先に説明したように顧客の要求に応答して顧客またはホスト管理システム300のいずれかによって選択された関税取扱提供業者767および関税取扱提供業者参照番号768が顧客にディスプレイされる。関税取扱提供業者参照番号768は、下記により詳細に検討されるように、この参照番号768が運送注文にリンクされるため、運送中に関税取扱に何らかの問題がある場合に参照として使用するのに特に有用である。
【0121】
顧客運送注文入力に応答してホスト管理システム300によって判断されたルートづけ情報761が顧客にディスプレイされ、そのため顧客は、必要に応じてルートづけ情報を見ることができる。この情報もまた、下記により詳細に検討されるように、運送のスケジューリングに使用され、そのためホスト管理システム300は、運送品がその旅程中に時間通り運送されているか否かを判断することができる。この情報は、下記により詳細に検討されるように、追跡に特に有用である。場所を含むいずれの特別な集荷および/または引き渡し情報762が顧客にディスプレイされ、顧客が運送注文を変更したい場合に備えて、運送注文入力が完了する前に、そのような情報が顧客によって理解されるのを確実にする。
【0122】
最後に、該当する場合は、運送注文に必要なすべてのサービスのコストが、箇条書きで顧客にディスプレイされる。運送提供業者コスト770、コンテナ提供業者コスト772、保険コスト774、金融コスト776および関税コスト778が顧客にディスプレイされ、合計コスト780は、上述の明細に記したコストの合計である。顧客は、確認ボタン782を選択することによって、運送注文を確認することができ、その場合、運送注文が出され、運送がシステム内で、通常は開始点であるその第1の注文点に到達するときに、ホスト管理システム300注文を処理する。ホスト管理システム300は、運送に関連する運送追跡番号を規定する。運送追跡番号は、顧客にディスプレイされる。運送追跡番号を使用して、すべての第三者サービス提供業者を特定の顧客運送に関連づけ、そのため、コンテナ情報を特定の運送注文にリンクすることができる。
【0123】
顧客は、修正ボタン784を選択することによって、運送注文を修正することができ、その場合、ホスト管理システム300は顧客を図14の顧客運送注文入力スクリーンへ戻らせ、顧客が運送注文を修正することを可能にする。顧客は、取り消しボタン786を選択することによって、運送注文を取り消すことができ、その場合、ホスト管理システム300は、顧客注文に関するすべての情報を除去し、ホスト管理システム300は、顧客を図13のシステム選択スクリーンに戻らせる。
【0124】
モニタリング
図16は、ホスト管理システム300のモニタリング特徴のフローチャートを例示する。ホスト管理システム300モニタリング処理は、下記により詳細に検討されるように、必要な運送品に対するいずれの調整および通知を実施するために、ホスト管理システム300が、運送品を含むコンテナ10の場所を受け取ることによって、そのルート中に運送品を頻繁にモニタする処理である。
【0125】
処理はスタートし(ステップ800)、ホスト管理システム300は、コンテナ10からモニタリング、場所および状態情報を受け取る(ステップ802)。運送用に使用されたコンテナ10は、追跡装置100を使用して、その場所および状態をホスト管理システム300へ通信するようにプログラムされる。ホスト管理システム300は、コンテナ情報をデータ格納306に格納し、データ格納306をサーチして、コンテナIDを顧客運送注文にリンクする(ステップ804)。
【0126】
ホスト管理システム300は、コンテナ10の場所および時間を運送注文の運送スケジュールと比較して、コンテナ10がスケジュール通りか否かを判断する(ステップ806)。コンテナ10がスケジュール通りではない場合には、ホスト管理システム300はコンテナ10がスケジュールに先んじているか否かを判断する(ステップ808)。そうであれば、ホスト管理システム300は、スケジュールより遅れているホスト管理システム300の別のコンテナ10が進めるように、コンテナ10が依然としてスケジュール通り目的地に到着するような方法で、コンテナ10を遅らせることができるか否かを判断する(決定812)。そのようにして、コンテナ10は再ルートづけられ(ステップ816)、処理は続行する(決定818、下記に検討される)。コンテナ10を遅らせることができない場合、且つ/または、別のコンテナ10がスケジュール通りに戻るように進められない場合には、処理は先へ進む(決定818、下記に検討される)。コンテナ10がスケジュールに先んじていない場合には(決定808)、これは、コンテナ10がスケジュールより遅れていることを意味し、ホスト管理システム300は、コンテナ10が再ルートづけられスケジュールを元に戻すことができるか否かを判断する(ステップ810)。できない場合は、処理は続行する(決定818、下記に検討される)。できる場合は、ホスト管理システム300はコンテナ10のスケジュールに変更を加え、処理は続行する(決定818、下記に検討される)。
【0127】
ホスト管理システム300は次に、コンテナ情報、および、これを顧客運送注文入力および特別な取扱情報と比較することに基づいて、コンテナ10の状態が何の問題も示さないか否かを判断する(決定818)。たとえば、コンテナ10の温度システムは故障することもあり、顧客運送注文入力が、運送に必要な特別な温度取扱を挙げることもある。コンテナ10の状態が顧客運送注文および/または特別な取扱要求に従っていない場合は、ホスト管理システム300は、問題を解決するためにコンテナ10を再ルートづけることができるか否かを判断する(決定820)。たとえば、コンテナ10はその温度システムが故障することもあるが、コンテナ10は、日付に依存してより北にまたはより南に再ルートづけられてもよく、または、コンテナ10の温度故障に役立ち且つ/またはこれを解決するために、コンテナ10の現在の温度よりも低い温度または高い温度が必要である。再ルートづけが問題を解決しない場合には、処理は続行する(決定824、下記に検討される)。再ルートづけが問題を解決し且つ/またはこれに役立つ場合には、ホスト管理システム300は、コンテナ10のルートを変更して、保険、金融、運送提供業者、運送コンテナ提供業者および関税取扱提供業者を含むコンテナ10の運送にリンクされたすべての第三者を扱い且つ/またはこれに通知し、そのため、運送注文は、将来のモニタリングおよび取扱のためにそれに応じて変更される。
【0128】
ホスト管理システム300は、次に、コンテナ10の場所が最終目的地であるか否かを判断する(決定824)。そうであれば、ホスト管理システム300は、請求情報を含む運送の要旨をまとめ、それを、顧客および運送へのすべてのリンクされた第三者に送る準備がされ(ステップ826)、続行する(ステップ826)。そうでなければ、処理は続行し、ホスト管理システム300は、状態通知、および、スケジューリングまたは運送注文のいずれの変更を、すべてのリンクされた第三者のクライアントシステム330へ、彼らのアカウントの連絡情報にしたがって、送り出す(ステップ828)。リンクされた第三者は、このような状態通知に応答してホスト管理システム300へ応答またはさらなる指令を返してもよく、その場合、ホスト管理システム300は、そのような応答を格納し、必要ないずれの活動を実行し(ステップ830)、処理は終了する(ステップ834)。次のコンテナ情報がコンテナ10からホスト管理システム300によって受け取られるときに、処理が再スタートする(ステップ800)。
【0129】
追跡
顧客および顧客運送注文へリンクされた第三者は、コンテナ10の情報を含む運送および運送の状態を追跡することが可能である。ホスト管理システム300にアカウントを有する各第三者サービス提供業者は、図13の顧客に示されるものに類似した、ホスト管理システム300に入るアカウント番号およびパスワードを有する。顧客がホスト管理システム300の追跡特徴部に入ることを望む場合は、顧客は図13の追跡ボタン632を選択する。
【0130】
図17は、本発明の追跡特徴部を例示する。処理はスタートし(ステップ850)、顧客または第三者サービス提供業者(このセクションでは「ユーザ」と称される)は、クライアントシステム330を使用してアカウント番号およびパスワードを入力することによってホスト管理システム300にログインする(ステップ852)。ホスト管理システム300は、パスワードを認証し検証して正しいか否かを決定する(決定854)。パスワードが正しくない場合には、ホスト管理システム300は、ユーザにエラーメッセージをディスプレイし、ユーザが正しいパスワードを再入力するのを可能にする(ステップ856)。パスワードが正しい場合には、ホスト管理システム300はユーザから特定の状態が必要とされているか否かを判断する。たとえば、ユーザは特定の運送に関する状態情報を求めてもよく、その場合、ユーザは運送用に追跡番号を入力する。運送を遂行するのに2つ以上のコンテナ10を使用する場合には、運送追跡番号は、使用されているすべてのコンテナ(単/複)10の状態を得る。ユーザは、そのようなユーザにリンクされる進行中のすべての運送の状態を求めてもよい。顧客にリンクされた運送は、ホスト管理システム300の顧客によって出された運送である。第三者サービス提供業者にリンクされた運送は、先に検討したように、そのような提供業者が顧客の運送で役割を果たすのを可能にすることによって、顧客がそのような提供業者へリンクした運送である。
【0131】
ホスト管理システム300は情報をまとめて、これをクライアントシステム330へ伝える(ステップ860)。さらに、ホスト管理システム300は、ユーザが顧客である場合、他のいずれのサービスを売ることができるか否かを判断する(ステップ862)。たとえば、運送注文入力がなされたときに顧客は保険を購入しないように決定してもよいが、顧客は、運送が開始してから、保険を購入することを望んでもよい。ホスト管理システム300は、運送およびその状態を確認した後に、ホスト管理システム300にアカウントを有する保険会社に問い合わせて、そのような保険会社が、運送の状態および目的地に到着するまでの残りの旅程に基づいて保険の見積もりを提供することを望むか否かを問い合わせることができる。ホスト管理システム300が保険会社に、運送品の状態および場所を正確に且つ確実に与えることができるため、保険会社は、運送が開始する前よりも既に進行している運送により低いレートを提供することができる。運送サービスは通常、運送が開始した後に顧客が保険を購入することが可能ではないのに対し、運送が行われた後に顧客が保険を購入することができてもよいため、この特徴は顧客にも有利である。ホスト管理システム300が、売ることができるいずれの追加サービスをまとめた後に(ステップ862)、ホスト管理システム300は、顧客が、クライアントシステム330の使用を通して、そのようなサービスを購入したか否かを判断する(決定864)。
【0132】
顧客が追加サービスを購入することを望まない場合には、処理は終了する(ステップ868)。顧客が追加サービスを購入することを望む場合には、それが、自発的なものであろうと、ホスト管理システム300による示唆的販売に対する応答であろうと、ホスト管理システム300は、そのような追加サービスを処理し、メモリ内の運送記録を更新し、且つ、サービス提供業者に対してサービスのそのような追加購入を確認する(ステップ866)。サービス提供業者は、先に説明したように、追跡および通知目的のために、運送注文にリンクされ、追跡処理は終了する(ステップ868)。
【0133】
報告
顧客は、先に図13で検討されたシステム選択スクリーンの運送特徴部に入ることによって、運送に関する報告を得ることができる。顧客は、システムに首尾よくログインした後、報告ボタン634を選択する。ホスト管理システム300は次いで、顧客がいずれの数の報告から選択するのを可能にする。そのような報告は、データ格納306に格納された運送に関する情報を含む。報告のフォーマットは、ホスト管理システム300を通って出されたすべての運送を含んでもよく、完了した運送のみ、または進行中の運送であってもよい。報告は、先に図14で検討された顧客運送注文入力スクリーンのいずれのフィールドによってアルファベット順にまたは年代順に格納されてもよい。報告は、クライアントシステム330に顧客によって電子的にディスプレイすることができ、且つ/または、印刷することができる。
【0134】
加えて、アカウントを有する第三者サービス提供業者は、上記に検討した顧客と同一のやり方で、運送注文に関与する報告を得ることができる。ホスト管理システム300は、データ格納306の運送記録をサーチして、どの運送が第三者サービス提供業者に関与し且つ/または関与したかを確認して、第三者サービス提供業者が関与した記録に対してのみアクセスできるようにする。
【0135】
請求
図18は、顧客の運送品が最終目的地に到達したときに、顧客に請求しインボイスを送るための、図16のタスク(ステップ826)を例示する。処理はスタートし(ステップ900)、ホスト管理システム300は、運送用のコンテナ10識別を使用してデータ格納306の顧客運送注文の履歴を調べる。次に、ホスト管理システム300は、顧客用の請求情報を調べ、請求の方法を含む請求計画を判断する。先に説明したように、顧客は、運送の支払いに金融会社を使用してもよく、その場合、ホスト管理システム300は、その特定の金融会社へインボイスを送る。インボイスの額は、先に図12で検討された顧客運送注文検証の一部として顧客へ与えられた元々のコスト概算とは異なってもよい。元々決定されたコストより少ないのであれ多いのであれ、運送の合計コストを変更したホスト管理システム300および/または顧客によって、注文への変更がなされていてもよい。
【0136】
顧客が、運送サービスの支払いに、クレジットの使用による、または、金融会社等の第三者サービス提供業者によるアレンジをした場合(決定906)、ホスト管理システム300は、そのような第三者サービス提供業者へ請求書を送付し(ステップ907)、処理は終了する(ステップ912)。ホスト管理システム300は、ホスト管理システム300が顧客またはその金融業者から首尾よく支払いを受け取るときに、第三者サービス提供業者の各々に支払う能力を提供してもよい。ホスト管理システム300は、第三者サービス提供業者のアカウントへ資金を電信為替で送ることによって、第三者サービス提供業者の各々へ支払いを送る。あるいは、ホスト管理システム300は、書面の支払いを発行することもできる。支払いは、方法に関係なく、顧客運送追跡番号を参照し、そのため、第三者サービス提供業者は、組織化および調停目的で設けられた特別なサービスへそのような支払いをリンクすることができる。
【0137】
顧客が支払い自体を提供しないか、または、第三者サービス提供業者によらない場合(決定906)、ホスト管理システム300は、顧客に運送ごとに請求するか、または、インボイスによって定期的なベースによって請求するかを判断する(決定908)。顧客請求が運送ごとの場合、ホスト管理システム300は、顧客用の請求書を準備し、支払いのためにそのような請求書を顧客へ送付し(ステップ910)、処理は終了する(ステップ912)。顧客が定期的なベースで請求される場合には、ホスト管理システム300は、顧客の現行のインボイスへ運送を加え、そのため、そのようなインボイスは、請求サイクルの最後に顧客へ送付することができる(ステップ911)。処理は次いで終了する(ステップ912)。
【0138】
また、第三者サービス提供業者は、そのクライアントシステム330の使用によって、サービス用の支払いが提供されていないかをホスト管理システム300に問い合わせることができる。第三者サービス提供業者は、ホスト管理システム300を通して出された顧客運送にサービスが提供されたか否かを判断する自己のやり方を有してもよい。第三者サービス提供業者は、顧客運送追跡番号を提供することによって、ホスト管理システム300に問い合わせる。ホスト管理システム300はその記録をチェックして、顧客運送追跡番号に基づいて、要求している第三者サービス提供業者が実際に特定の顧客運送注文へサービスを提供したか否かを判断する。提供していれば、ホスト管理システム300は、第三者サービス提供業者に、そのクライアントシステム330を通して、そのような運送品が最終目的地に到着した日付を含む運送の詳細、および、顧客が支払いをホスト管理システム300へ提供したか否かを送る。
【0139】
顧客は、先に図13で検討されたシステム選択スクリーンの請求に入ることによって、その請求記録にアクセスすることもできる。顧客は、システムに首尾よくログインした後、請求ボタン636を選択する。ホスト管理システム300は、次いで、その特定の顧客用の全運送品についての請求現状を見出し、それを顧客にディスプレイする。顧客は、全運送、完了した運送品のみ、または進行中の運送品を見るオプションを有する。報告は、このように編成されてもよい。顧客は、いずれの請求書が未払いか、各々に対する期間および期限も判断することができる。
【0140】
アカウント修正
顧客は、図13に例示されたシステム選択スクリーンで、アカウント修正ボタン638を選択して、自分のアカウントを修正することもできる。顧客がこのオプションを選択するときには、ホスト管理システム300は、データ格納306から顧客アカウントを検索する。
【0141】
スクリーン上のフィールドが、データ格納306に格納された顧客アカウント用の現在情報で既に満たされている場合を除き、顧客アカウントは、図6に例示された顧客アカウント設定スクリーンのようにディスプレイされる。顧客は次いでいずれのフィールドを選択して、自分のアカウントのどのフィールドをも修正することができる。顧客が自分のアカウントの修正を終了した後に、顧客は、図6で上述されたように、提出ボタン446を選択し、修正された顧客アカウント情報が、将来の参照のためにデータ格納306に格納される。
【0142】
ホスト管理システム300は、コンテナ10へおよびコンテナ10からのリアルタイム2方向通信のため、顧客がホスト管理システム300にログインしてコンテナ10の温度および通過中のいずれのときを調整することを可能にする。加えて、コンテナ10は、コンテナ10の安全をホスト管理システム300にリアルタイムで通信することができ、そのため、コンテナ10のいずれの破損もホスト管理システム330に通信され、それは次いで、顧客および/または第三者サービス提供業者によって確認にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1はコンテナの斜視図である。
【図2】
図2は本発明のコンテナに取り付けられた追跡装置の概略例示である。
【図3】
図3はコンテナの地理的位置を判断するために追跡装置によって使用される全地球測位システムの概略表示である。
【図4】
図4はホスト管理システムの概略表示である。
【図5】
図5はホスト管理システムとクライアントシステムとの間のデータ通信の概略表示である。
【図6】
図6は顧客アカウント設定スクリーンの概略表示である。
【図7】
図7は保険会社アカウント設定スクリーンの概略表示である。
【図8】
図8は運送用コンテナ会社アカウント設定スクリーンの概略表示である。
【図9】
図9は運送提供業者アカウント設定スクリーンの概略表示である。
【図10】
図10は金融会社アカウント設定スクリーンの概略表示である。
【図11】
図11は関税取扱提供業者アカウント設定スクリーンの概略表示である。
【図12】
図12は顧客ログインスクリーンの概略表示である。
【図13】
図13はシステム選択スクリーンの概略表示である。
【図14】
図14は顧客運送注文入力スクリーンの概略表示である。
【図15】
図15は顧客運送注文完了スクリーンの概略表示である。
【図16】
図16は追跡の概略表示である。
【図17】
図17はモニタリングの概略表示である。
【図18】
図18は請求の概略表示である。
(発明の分野)
本発明は、品物を運送するための追跡および実務管理を提供するためのシステムおよび方法に関する。
【0002】
(発明の背景)
多くの運送会社は、品物および材料用の運送サービスを提供する。加えて、これらの運送会社は、運送された品物を収容するコンテナに追跡情報をつけてもよく、そのため、運送中に様々な点でコンテナを追跡することができる。マーキングの1つの共通の型はバーコードであり、バーコードはコンテナの外側に配置され、光学読取器によって走査される。これによって運送会社は、コンテナが原産地と目的地との間を動くときに、その最後の地理的場所を判断することができ、コンテナ内部の品物が時間通りか遅れているか、または場所を誤っているかをモニタすることができる。
【0003】
運送用のコンテナを追跡することは、数種類の理由で有利である。たとえば、コンテナは、誤ったルートで送られることもあり、または、誤った航空線に配置されてその目的地に到達することもある。コンテナの旅程中にユニットによって読み取られる情報をコンテナが含むため、コンテナの最後の場所を確認することができる。品物の位置を追跡する利点は多く、したがって、運送業界を通して一般的になっている。
【0004】
しかし、そのような追跡システムは、コンテナのリアルタイムの場所を追跡することはできず、コンテナに関する状態情報を受け取ることができない。最新式のコンテナは、温度、湿度および圧力等のパラメータを管理するために機上に管理ユニットを有するものもある。地理的位置を判断するために、電磁気および/または無線周波数信号等の様々な種類の通信信号を発信し受信する追跡装置がコンテナに取り付けられる。
【0005】
さらに、追跡装置は複雑なソフトウェア追跡システムを有し、これは、コンテナを追跡し続けることによって運送品の場所に関する情報を保つ。コンテナ情報は、顧客によってアクセスされるために、ソフトウェア追跡システムに報告される。しかし、情報システムおよびデータ転送では絶えず改良がなされているため、そのようなソフトウェア追跡システムを改良することは可能であり、そのため、運送に関する様々な補助的サービス用の1つのセッションに運送注文を出すことができるように、複数の第三者サービス提供業者へのアクセスを含む。
【0006】
したがって、本発明の目的は、第三者サービス提供業者にリンクすることができ、運送のための補助的サービスを顧客に提供し、そのような第三者供給業者が、様々な理由のためにそのサービスを含むそのような運送へアクセスを得ることを可能にする、品物および材料を運送するのに使用されるコンテナ用のソフトウェア追跡システムおよび方法を提供することである。
【0007】
(発明の要約)
本発明は、顧客が運送注文入力をすることができる管理システムに関する。管理システムは、ネットワーク接続によって、または他の方法でたとえばモデムまたは周波数通信によって、遠隔場所からアクセス可能であるソフトウェアシステムであることが好ましい。
【0008】
追跡および通信装置を備えたコンテナが、運送に使用される。追跡装置は、コンテナの場所に関する信号を受け取るように適合され、それによって、そのような場所および他の状態情報、たとえば、コンテナの温度、湿度および圧力を管理システムへ通信する。
【0009】
顧客は、顧客についての情報および運送の選好に関する情報を備えたアカウントを予め制定する。顧客は、管理システムにログインして、運送の要求を出す。顧客は、管理システムと相互作用して、運送の原産地および目的地、および、運送のための他のいずれかの特別取扱必要条件等の情報を示すそのような注文を出す。顧客は、管理システムを使用して、保険、金融、特別なコンテナ、運送提供業者および関税取扱等の運送に関する補助サービスをアレンジすることができ、そのため、顧客は、他のシステムおよび会社と相互作用することによってそのようなサービスのためにアレンジする必要はない。
【0010】
管理システムは、そのような情報を使用して、確認のために顧客に呈する運送可能性を判断する。管理システムは、運送自体に関するそのようなサービスを提供することができるか、または、予め規定されたアカウントからの情報を使用することによって、第三者サービス提供業者からの情報を使用することができる。管理システムは、そのようなアカウントからの情報を使用して、サービスを提供するためにどの第三者サービス提供業者に問い合わせるかを判断する。第三者サービス提供業者は、顧客によって規定された運送および他の情報に基づいて、運送注文の一部として顧客に提供される。管理システムは、顧客が注文を確認するのを可能にし、運送を含むすべてのサービスのためのコストのアカウンティングを含み、管理システムは運送処理を開始する。追跡番号は運送品に取り付けられ、コンテナ(単/複)は運送品を保持し、そのため、運送品を追跡することができる。この追跡番号は、追跡目的のために顧客運送に含まれるいずれの第三者サービス提供業者にも通信される。
【0011】
ひとたびコンテナが旅程を開始すると、その位置決め情報および状態を管理システムへ通信する。管理システムは、コンテナ情報に基づいて運送品に関する情報を更新し、自動通知を顧客および/または運送に関する第三者サービス提供業者へ送る。また、顧客および/または第三者サービス提供業者は、自発的に管理システムにログインして、運送品の場所および状態をチェックすることができる。
【0012】
(発明の詳細な説明)
下記の説明において、同一の参照符号は、数枚の図面を通じて同一のまたは対応する部品を示す。また、下記の説明において、「前方」、「後方」、「左」、「右」、「上方」、「下方」等の用語は、便宜上の単語であり、限定する用語として解釈されるべきではないと理解されるべきものである。
【0013】
コンテナ、追跡装置および位置決め
今、図面を参照すると、例示は、本発明の好ましい実施形態を説明するためのものであり、本発明をそれに限定する意図はないことが理解される。
【0014】
図1に例示されるように、エンビロテナー・グループ企業によって製造され配送されるコンテナ等の、航空機の貨物室に特に適切であるコンテナ10が設けられる。運送処理中にその地理的位置を判断するためにコンテナ10には追跡装置100が取り付けられる。追跡装置100は、コンテナ10内の内側に配置されてもよく、または、追跡装置100は、外側表面上に位置決めされてもよい。コンテナ10は、運送処理のために航空機等の輸送乗物に配置されてもよい。2000年4月4日に出願された発明の名称「輸送乗物貨物室に近接したコンテナを検出するための方法および装置」の米国特許出願第09/542,772号には、コンテナの場所を報告する追跡装置を備えたそのようなコンテナが開示されている。
【0015】
コンテナ10は、運送されている材料および品物の種類に依存して様々な形態を取ってもよい。コンテナ10は、断熱包装、ドライアイス20を使用する冷却ユニット、および、冷却および加熱システムを備えたサーモスタット装備コンテナ30の範囲の温度感性材料を提供するように製造されてもよい。多量のコンテナ、および、多くの異なる種類の輸送乗物、たとえば、航空機、船舶および列車があり、これらはすべて本発明に適用可能であることを当業者は理解する。
【0016】
追跡装置100が、図2に概略的に例示される。制御システム101は、メモリ104、入力/出力インターフェース106およびタイマー回路108に作用的に接続されたマイクロプロセッサ102を含む。マイクロプロセッサ102は、入力/出力インターフェース106を通して制御システム101外部の装置にインターフェースする。マイクロプロセッサ102が、時間に基づいた指令または操作を実行する必要がある場合には、マイクロプロセッサ102はタイマー回路108を使用する。
【0017】
追跡装置100は、レシーバ118も含み、これは、全地球測位システム(GPS)レシーバ118とも称され、この2つの用語はここでは交換可能に使用される。GPSレシーバ118は、追跡装置100の場所、したがって、コンテナ10の場所を表す位置決め情報を含む電子信号を受け取る。GPSレシーバ118は、位置決め情報以外の他の種類の遠隔発信を受け取るように構成されてもよく、それによって、情報受信能力を提供する。位置決めシステム118の1つの例が、米国特許第5,648,763号に記載されており、その全体をここに参照として組み込むものとする。
【0018】
位置決め情報は、入力/出力インターフェース106を通してマイクロプロセッサ102によって受け取られる。マイクロプロセッサ102は、位置決め情報をメモリ104に格納してもよい。マイクロプロセッサ102は、GPSレシーバ118から受け取ったコンテナ10の場所に関する位置決め情報を、トランスミッタ112へ遠隔的に送ってもよい。トランスミッタ112は、位置決め情報および/またはコンテナ10に関する他の情報を、遠隔サイト130へまたは他の種類のホストコンピュータへ通信する。トランスミッタ112は、電話モデム等のワイヤ通信によって位置決め情報を発信してもよく、または、携帯電話モデムを使用することによってワイヤレスでそのような情報を発信してもよい。あるいは、トランスミッタ112は、位置決め情報を遠隔サイト130へ、衛星または無線装置等の装置への周波数通信信号の形態で送り出してもよい。
【0019】
図3は、適切なレシーバを装備したユーザに、高度に正確な位置、速度および時間(PVT)情報を提供するために、宇宙基盤の無線位置決めネットワークとしてのGPSシステム200の1つの実施形態を例示する。GPSシステム200の例示された宇宙基盤の実施形態は、地球のまわりに地球から見て不同ではない12時間軌道にGPS衛星201の星位を含む。GPS衛星201は、6つの軌道平面202に位置し、各平面にGPS衛星201の4つがあり、冗長性のためにさらに複数の「軌道上の」予備衛星(図示せず)がプラスされる。
【0020】
GPS位置判断は、時間到着(TOA)測距と称される概念に基づく。軌道を周回するGPS衛星201の各々は、位置決めデータおよび衛星天文歴情報がエンコードされたスペクトル拡散マイクロ波信号を送信する。信号は、正確に知られた時間で且つ正確に知られた間隔で、基本的に2つの周波数で送信される。信号は、発信の正確な時間がエンコードされる。
【0021】
追跡装置100は、GPSレシーバ118で信号を受け取る。GPSレシーバ118は、信号の時期を選び且つ信号に含まれるGPS衛星201の軌道データを復調するように設計される。軌道データを使用して、GPSレシーバ118は、GPS衛星201による信号の発信とGPSレシーバ118による受信との間の時間を判断する。これに光の速度を掛けると、その衛星の「疑似範囲測定」と称されるものが得られる。GPSレシーバ118内の時計が完璧であれば、これはそのGPS衛星201用の範囲測定であるが、時計が完璧ではないため、実際の時間とレシーバ時間との間の時間のずれによって差が生じる。したがって、測定は、範囲ではなく疑似範囲と呼ばれる。しかし、時間のずれは、すべての衛星の疑似範囲測定に共通である。4つまたはそれ以上のGPS衛星201の疑似範囲を判断することによって、GPSレシーバ118は、三次元におけるその位置および時間のずれを判断することができる。したがって、適切なGPSレシーバ118を装備したユーザは、自分のPVTを非常に正確に判断することができる。3つまたはそれ以上の衛星信号を受信するときには、本発明のGPSレシーバ118は位置決め情報を正確に判断するが、GPSレシーバ118は、2つまたはそれ以下のGPS衛星201からの位置決め情報から、場所を首尾よく判断することも依然として可能である。この技術は、米国特許第6,031,488号に開示されたもの等からよく知られており、その全体をここに参照として組み込むものとする。
【0022】
追跡装置100は、ローカルアクセスポート122も含む。適切なソフトウェアを備えたラップトップコンピュータ等の計算装置が、下記に記載される理由のためローカルアクセスポート122へ接続することによって、追跡装置100に電子的にアクセスすることができる。
【0023】
追跡機能を実行するために、電力システム110が追跡装置100の構成要素に電力を供給する。電力システム110は追跡装置100内に含まれ、そのため、追跡装置100が外部電力源の存在内にあるか否かにかかわらず、追跡機能は作動することができるが、ひとたびコンテナ10が航空機50に積み込まれるのであれば、電力システム110は航空機電力へ接続されてもよい。マイクロプロセッサ102は、電力システム110の配電を制御することによって、追跡装置100内のどの装置が電力を受け取るかを制御する。
【0024】
システム構成
図4に例示されるように、本発明は、コンテナ(単/複)10に関する情報を集めるホスト管理システム300を含む。ホスト管理システム300は、コンテナ(単/複)10に関する異なる情報を収集して、下記により詳細に説明されるように様々な機能を提供する。ホスト管理システム300は、これも下記により詳細に説明されるが、クライアントシステム330によるこの情報、および、他のコンピュータシステムへの遠隔アクセスも可能にする。上記に先に説明された遠隔サイト130は、ここに説明されるホスト管理システム300である。
【0025】
ホスト管理システム300は、追跡システム308をインターフェースするホストサーバ302を含み、位置決め情報、および、温度、湿度または圧力等のコンテナ10に関する他の情報(今後は集約的に「コンテナ情報」と称される)を受け取り、指令および他の情報をコンテナ(単/複)10に発信し戻す。追跡システムは、レシーバ装置310を含み、コンテナトランスミッタ112によって発信されたコンテナ情報を受け取り、それによって、そのようなコンテナ情報が次いでサーバ302へ転送される。追跡システム308もトランスミッタ312を含み、サーバ302から情報および指令をコンテナ(単/複)10へ、所望によりコンテナレシーバ118へ発信し戻す。トランスミッタ312は、情報をコンテナ(単/複)10へ中継するために上記図3に記載の衛星システムを使用しても良く、または、モデム等の他の遠隔通信または他の電子または周波数通信を使用しても良い。
【0026】
ホスト管理システム300は、データ格納設備306も含み、サーバ302が、コンテナの情報および操作中に使用される他のシステム情報を格納し且つ検索するのを可能にする。データ格納設備306は、データが永久的に失われないのを確実にするために、テープドライバまたは他の格納媒体の使用を通して、サーバによって定期的にバックアップされる不揮発性メモリであることが好ましい。
【0027】
図5は、サーバ302が、認可されたクライアントシステム330とどのように相互作用し、ホスト管理システム300へのアクセスを獲得し、コンテナ情報を確認し且つ下記により詳細に説明されるように様々な他の機能を提供するのかを例示する。好ましい実施形態において、ホスト管理システム300は、インターネットの使用を通して、クライアントシステム330と情報を交換する。ホストサーバ302は、クライアントシステム330によって受け取られるためにマークアップ言語でクライアントシステム330へ情報を発信することができる。クライアントシステム330は、クライアントブラウザ333も含み、これは、人の相互作用によってXMLフォーマットデータにアクセスしこれを表すために、クライアントサーバ332に作用的に関連される。
【0028】
同様に、サーバ302は、クライアントシステム330から正式のマークアップ言語の情報を受け取ることができる。この種類のシステムデータ転送では、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)等の伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)ネットワーキングおよびサービスをサーバ302およびクライアントシステム330に埋め込み、それらが、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)等のマークアップ言語準拠ウェブブラウザを経由して通信することができることが普通である。これは、数種類の理由で有利である。第1に、サーバ302およびクライアントシステム330は、直接接続インターフェースを使用する多くのウェブブラウザアプリケーションによって、直接且つ局所的に管理することができ、ポイントツーポイントプロトコル(PPP)を含むがそれに限定されず、それによって、ポータブル計算装置で普通に見られる標準RS−232準拠シリアルインターフェースによってTCP/IP通信が可能になる。第2に、そのような装置の遠隔管理は、TCP/IPインターフェースを提供する限り、インターネットを含むいずれのネットワークによって達成可能である。
HTMLは、主としてデータの視覚的表示のために設計されており、そのフォーマッティングは、可能であれば共通点のないデータ項目から構成される情報と組み合わせて、関連フォーマッティング「タグ」を有するテキストの1つまたはそれ以上のストリングにする。これらのタグは、対応するデータがどのように視覚ディスプレイ用にフォーマットされるべきかを規定するが、テキストのストリングによって表される基礎をなすデータの種類に関する意味は提供しない。本発明では、ホスト管理システム300およびクライアントシステム330は、両者の間で転送される情報が、データの種類およびその意味に関して特定して識別されることができるように、効率的に且つインタラクティブベースで通信することができることが望ましい。HTMLの使用は、この通信を提供するために使用されるが、HTMLは、埋め込まれたデータ型の情報を含まないという制限のために、本発明の好ましい実施形態のデータ転送の種類を提供することはできない。
【0029】
したがって、好ましい実施形態は、拡張マークアップ言語(XML)と呼ばれる、データ型アウェア情報転送を備えて設計されたより新しい世代のマークアップ言語を使用する。データ型アウェアXMLタグは、関連データを規定し、複雑なデータ構造を規定するように拡張されてもよい。XMLフォーマットデータは、スタートタグ、エンドタグおよび介在データによって示される1つまたはそれ以上の「要素」を備える。スタートタグおよびエンドタグはそれらの間のデータを説明し、一方、データ自体は要素の値を規定する。したがって、コンテナ10の位置決め情報に関するXML要素は「<containerID>345687904</containerID>」と表されてもよい。ここで、「<containerID>」はスタートタグを表し、「</containerID>」はエンドタグを表し、要素「containerID」は、コンテナ10の識別番号を表す値「345687904」を有する。また、要素は、1つまたはそれ以上の属性を含むことができる。したがって、<containerID type=”Envirotainer”>345687904</containerID>は、特定の識別34568904を備えたコンテナ10用のコンテナ型属性を規定する。要素は、下記の例に示されるようにより複雑なデータ構造物を形成するために、入れ子になっていてもよい。
【0030】
上記XMLは、より大きな「containers(複数のコンテナ)」要素の1つの「containers(単数のコンテナ)」要素を例示する。要素「containers」は、いずれの数の個別のコンテナ項目を含んでもよい。「containers」構造を構文解析して個別の「container」項目を抽出することは単に、スタートタグおよびエンドタグに基づいて設定された全体的データを構文解析することを必然的に伴う。このもっとも簡略な例から、そのようなコンピュータシステムの一方または両方によってさらに処理するために、そのデータを機械またはバイナリフォーマットに変換しなければならないときに、データ転送に加えられるようなXMLの有用性を当業者はたやすく認識する。
【0031】
このようにして、XMLフォーマットデータを受け取るホスト管理システム300またはクライアントシステム330のいずれかが、XMLタグを処理することに基づいて、1つのデータ項目を次のデータ項目から容易に描写することができ、データの型を容易に判断することができる。さらに、XMLフォーマットデータは、XMLスタイルシート言語(XSL)を使用して、視覚ディスプレイ用に便利にフォーマットすることができる。ホスト管理システム300とクライアントシステム330との間のXMLデータ転送は、ローカル装置または遠隔システムのいずれかによって、受け取られたデータを使用可能なフォーマットに転換することに関連する処理を簡略化する。
【0032】
したがって、本発明は、機能強化された遠隔アクセスおよびデータ転送能力の上述の理由によるXML準拠であるサーバ302を含むホスト管理システム300を含む。サーバ302は、クライアンサーバ332に、また、クライアントサーバから、XMLフォーマットデータを発信し且つ受け取る。ホスト管理システム300がXMLフォーマットデータを送受信することができるため、クライアントシステム330は、インタラクティブベースおよび非インタラクティブベースの両方で、ホスト管理システム300へデータを効率的に転送することができる。「インタラクティブなインターフェーシング」は人が始めるアクセスとして規定される。ホスト管理システム300とクライアントシステム330との間でインタラクティブなインターフェーシングが望ましい場合には、クライアントシステム330によって受け取られたXMLデータは、XSLを使用するブラウザを使用して人のオペレータに対してディスプレイするためにフォーマットされてもよい。「非インタラクティブなインターフェーシング」は、操作の間中、ホスト管理システム300とクライアントシステム330との間の自動化されたインターフェーシングとして規定され、そのようなことが発生するために人により開始されることはない。
【0033】
本発明の好ましい実施形態は、XMLフォーマットデータをそのデータ型アウェアマークアップ言語として使用し、XSLをそのデータ型アウェアスタイルシートとして使用するが、本発明は、それぞれXMLおよびXSL以外のデータ型アウェアマークアップ言語およびスタイルシートを使用して達成されてもよいことに注意されたい。したがって、本発明は、XMLまたはXSLに限定されない。
【0034】
XMLファイルは、数種類の公知の技術を使用して、ホスト管理システム300とクライアントシステム330との間に転送されてもよい。クライアントシステム330がハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)コンパチブルである場合には、ユニバーサルリソースロケータ(URL)が指定した要求応答ファイル転送用のHTTPを使用してもよい。(URLは、インターネット上の指定したリソースを独自に特定する。)クライアントシステム330が、たとえば、ファイル転送プロトコル(FTP)等の他の従来の標準を支持する場合には、情報を交換するためにこれらの標準を使用してもよい。当然ながら、ホスト管理システム300に必要なホスティングソフトウェアを提供することによって、一定の種類のクライアントシステム330に独自のプロプラエタリ転送プロトコルを使用してもよい。これらの選択のうち、HTTP系ファイル転送は、テキストファイル転送を容易に取り扱うため、好ましい方法を表す。さらに、クライアントシステム330からのHTTP要求を使用して、ホスト管理システム300内の内部作用を誘発してもよく、これは、共通ゲートウェイインターフェース(CGI)スクリプティングおよびサーバサイドアプレット実行に関連してよく知られている。
【0035】
すべてのクライアントシステム330は、データ転送がXMLフォーマットデータを使用して常に実施され、それによって、ホスト管理システム300内のプロプラエタリまたは複数のデータ取扱サブシステムの必要性を軽減するように、この例示的実施形態用に識別されるように操作を支持するのに必要な完全セットの能力を有すると予想することができる。しかし、本発明は、ホスト管理システム300とクライアントシステム330との間に通信を提供するために、インターネットおよびXMLを含むHTTPの使用に限定されず、そのようであるため、本発明はそのようなものに限定されるべきではない。
【0036】
アカウント設定
ホスト管理システム300は、顧客によってなされる運送注文のために様々な機能を提供する。下記により詳細に説明されるように、注文が出されると、ホスト管理システム300は、運送注文を遂行するために様々なサービスを使用する。これらのサービスのいくつかは、協働関係を通して第三者を使用することによってもよい。したがって、予め規定され格納された情報を含んでそのような第三者でアカウントを制定して、ホスト管理システム300が適切且つできる限りもっとも効果的なやりかたでこれらの第三者から利用可能な資源を使用することを確実にすることが必要でありうる。
【0037】
顧客アカウント設定
ホスト管理システム300によって、そのようなサービスを使用する顧客が、コンテナ10内の品物を運送し、ホスト管理システム300のデータ格納設備306に格納されるべきアカウントを設定することができる。これによって、顧客は前もってホスト管理システム300を使用するために必要な情報を入力することができ、そのため、ホスト管理システム300によって必要とされるすべての必要且つ関連情報が得られ格納される。このようにして、情報は、顧客用にデータ格納設備306に予め格納され、そのため、変更が必要ではない限り、一定の種類の情報は、再度システムに入力される必要はない。
【0038】
図6は、顧客アカウントを設定するために、ホスト管理システム300によって提供される顧客アカウントデータ入力スクリーンの例を例示する。顧客は、個人名であっても企業名であってもよい名前401と、ストリート住所402、都市404、州406および郵便番号408から構成される請求先住所と、を提供する。運送住所が企業住所とは異なる場合には、ストリート住所410、都市412、州414および郵便番号416がさらに提供される。運送住所は、顧客へ運送のインボイスおよび請求書が送られるところである。インボイスは、設けられた連絡418スペースの名前宛に先に設けられた連絡電話番号420で送られる。連絡電話番号420が直通ダイアル線ではない場合は、内線番号422も入力されてもよい。顧客は、運送に関する通知およびホスト管理システム300に関する他の関連情報のために電子メールアドレス424で入力してもよい。顧客は、パスワード417を入力し、そのため、運送される品物に関する情報に対する、および所望されるいずれの変更のために顧客のアカウントに対する将来のアクセスは、安全なやり方で実施することができる。
【0039】
顧客は、変更または優先されることがない限り、運送またはサービスの使用のためのデフォルト設定として使用されるアカウント取扱および運送に選好を入力することもできる。顧客は、ホスト管理システム300にIPアドレス426を設定するよう選択してログインし、人の注文入力のみの代わりに直接クライアントシステム330でコンピュータと通信することができる。アカウント設定の一部としてのホスト管理システム300は、IPアドレス426に接続するよう試み、接続が成功したか否かを判断する。成功していなければ、顧客連絡418に、そのように知らされる。
【0040】
顧客は、品物の運送に他の第三者の名前およびアカウント番号を入力することができる。そうすることによって、顧客は、ホスト管理システム300からその顧客によって運送される顧客の品物に関する情報に、これらの第三者がアカウントするのに許可を与えている。たとえば、顧客は、運送される品物に保険を掛けている保険会社428および保険アカウント番号430を入力してもよく、そのため、この保険会社には、運送された品物に関するいずれの特別な状態について知らされる。
【0041】
顧客が品物運送の面に融資しており、たとえば、在庫の一部としての融資または運送自体の融資も提供することができるのであれば、顧客が入力するための金融会社432および金融会社アカウント番号434が提供される。このようにして、様々な理由および利点のために、第三者サービス提供業者情報を、運送された特定の品物へリンクすることができる。
【0042】
そのような情報を運送される品物へリンクすることは、第三者が運送される品物に関する情報を有することを可能にする顧客によって、特定の対策および保護が整ったときに、第三者サービス提供業者が特別のレートを与えることができるため、顧客に対して有利でありうる。運送される品物の状態について、たとえばその場所を保険会社に知らせるのであれば、たとえば、そのような情報および運送方法を提供することは、紛失および災害を最小限にし且つ/または運送される盗品の回復を容易にするという事実のため、保険会社は、より低い保険率を提供することができる。同様に、金融会社は、配達点および/または場所等の品物に関する情報をデータ管理システム300によって知らされるのであれば、金融会社は、運送用により良い融資率を提供するか、または、会社により容易に在庫ローンを結ぶことができる。
【0043】
たとえば、ホスト管理システム300は保険会社に、最終配達を含む運送処理中の様々な配達点で運送中の品物の場所を知らせることができる。意図された目的地で品物の最終配達の確認が知られており、そのため、保険会社は品物に関するさらなる責任を軽減されることが可能であることが、保険会社にとっては重要である。そのような通知は、郵便、ファックス、電子通信または他の形態の通信によって実施することができる。同様に、金融会社は運送される品物に先取特権を有してもよく、品物が回復しない紛失の可能性が最小限になるため、その場所およびどのあたりかの知識にアクセスすることによって、金融会社は、よりよい利率を提供することができる。
【0044】
顧客は、そう望むのであれば、好ましい運送提供業者435を選択することができる。顧客が好ましい運送提供業者435を入力し、ホスト管理システム300がそのような運送供給業者を使用することができない場合は、顧客は、アカウント入力を完了することができない。ホスト管理システム300は顧客に、好ましい運送提供業者435が可能ではないことを知らせる。この問題を回避する1つの代替方法は、可能な好ましい運送提供業者435のプルダウンリストを提供することであり、そのため、顧客は、予め選択された項目のリストから1つを選ぶことができるのみである。このようにして、ホスト管理システム300は選択のリストを顧客に提供するため、ホスト管理システム300は、そのような運送供給業者を使用することができることが保証される。
【0045】
顧客は、デフォルト型の望ましい運送方法436を選好として設定してもよい。たとえば、顧客は、夜間の運送、2日間の運送、1週間、または、一定の日数内のより低い価格で運送することを常に望んでもよい。顧客は、デフォルトの望ましい運送方法436を設定することができ、そのため、他に特定され且つ/または優先されるのでなければ、ホスト管理システム300を使用して品物が運送されるときに、この情報は提供される必要はない。
【0046】
加えて、顧客が特定の選好を有するのであれば、顧客は、運送のために望ましいコンテナ型438を設定してもよい。たとえば、品物によっては、温度感性のものもあり且つ/または湿度感性のものもあり、それによって、品物が運送される特定の種類のコンテナ10を必要とする。この種類のコンテナ10の1例は、エンビロテナー・グループ企業によって製造され配送され、http://www.envirotainer.comで見ることができ、その全体を参照として本願に組み込むものとする。特定の製品は、運送中に一定の温度で新鮮でいられるだけであり、且つ/または、温度が調整されていないと、バクテリアまたは他の好ましくない増殖を受けやすいこともある。したがって、そのような理由のため、温度管理を提供する運送コンテナ10を提供することが有利である。一定の種類のコンテナ10は、損傷の可能性が最小限でありうるように、もろい品物の運送に特に適している。
【0047】
海外に運送される製品および異なる国の間に運送される製品は、品物が運送される原産国および目的国で、関税規制を受ける。ユーザは、アカウントフォームにそのように示すことによって、デフォルト設定として運送される品物に関税取扱および通関手続き440をクライアントシステム330が提供することを望むか否かを示すことができる。ホスト管理システム300が関税と相互作用して運送される品物の均一の通関手続きを提供するやり方および方法への明細が、下記により詳細に検討される。
【0048】
顧客は、下記により詳細に検討される注文入力の間に顧客へ与えられた行程にしたがって品物を依然として配達することができるのであれば、運送される品物がホスト管理システム300による許可なしで再ルート442づけられてもよいことを示してもよい。そうすることによって、ホスト管理システム300は、運送される品物が実際に再ルートづけされるか否かにかかわらず、運送される品物のディスカウントを顧客に提供してもよく、または、再ルートづけられる場合のみ、そのような許可のために顧客にクレジットを提供する。
【0049】
顧客に提供されてもよい別の顧客選好オプションは、保険および金融等の、品物の運送に関する示唆的販売サービス444を提供することである。ホスト管理システム300がそのような示唆的販売サービスを提供することを顧客が可能にするのであれば、顧客には、品物の運送にディスカウントが与えられてもよい。あるいは、ホストコンピュータシステム300は、そのような示唆的サービスが望まれているか否かを選ぶオプションを顧客に与えることなく、顧客にそのような示唆的販売サービスを与えてもよい。
【0050】
顧客が、運送されている品物に既に保険をかけていないのでなければ、顧客は、運送される品物の保険見積もり446および保険をかけるべき額448を要求することができる。顧客の注文が提出されると、ホスト管理システム300は、運送される品物に対する予め規定された保険会社の選好にしたがってホスト管理システム300で制定された保険アカウントに基づいて保険会社に見積もりを要求する。運送されている品物および他の選好が、保険会社のそのアカウントで予め規定された選好にしたがって満たされる場合に、ホスト管理システム300は、保険会社のクライアントシステム330に見積もりを要求し、そのような見積もりは、下記にさらに詳細に検討されるように、注文入力フェーズ中に注文が出されるときに、顧客に利用可能になる。
【0051】
同様に、顧客は、運送サービスの支払いに使用されるための顧客アカウント設定中に、クレジットライン450および額452を要求することができる。顧客の注文が提出されると、ホスト管理システム300は、運送される品物に対する予め規定された金融アカウントの選好にしたがってホスト管理システム300で制定された金融会社アカウントに基づいて金融会社に見積もりを要求する。運送されている品物および他の選好が、金融会社のそのアカウントで予め規定された選好にしたがって満たされる場合に、ホスト管理システム300は、金融会社のクライアントシステム330に見積もりを要求し、そのような見積もりは、下記にさらに詳細に検討されるように、注文入力フェーズ中に注文が出されるときに、顧客に利用可能になる。
【0052】
すべての情報が顧客によって提供された後に、顧客は「提出」ボタン447を選択し、情報をホスト管理システム300へ提出する。ホスト管理システム300は、顧客アカウント情報を処理し、将来のすべての運送サービスに使用されるアカウント番号を顧客へ戻す。この番号は、顧客へのインボイス目的に使用される。顧客によるいずれの支払いは、顧客の運送注文の支払いを格納し、そのため、アクセスされるときに注文の状態が支払いを示すことができるように、ホスト管理システム300のこのアカウント番号になされる。
【0053】
選好を含む上記検討された顧客アカウント情報は、本発明の例であり、ホスト管理システム300の特定の構成に依存して選択が自由であることに注意すべきである。他の顧客情報および選好を顧客アカウントに入力して、ここに特定して検討されない顧客情報および選好のデフォルト設定を提供してもよい。本発明は、本願のいずれかの特定の顧客アカウント情報を包含することに限定されるべきではない。
【0054】
第三者サービス提供業者
ホスト管理システム300は、顧客の運送注文を遂行するために第三者サービス提供業者との関係を提供することができる。たとえば、ホスト管理システム300は、顧客の運送に保険をかける見積もりを保険会社に問い合わせることができる。金融会社は、顧客の運送の支払いに融資を提供するように問われることもある。ホスト管理システム300によってアクセス可能なサービスを提供するこれらの第三者の各々は、本願では「第三者サービス提供業者」と呼ばれる。各第三者サービス提供業者は、ホスト管理システム300のアカウント内の自己のサービスに関する情報にログインし、そのため、顧客の運送注文を遂行するのに必要があるときに、そのようなサービスはホスト管理システム300にアクセス可能である。
【0055】
保険会社アカウント設定
さらに、ホスト管理システム300が特定のやり方で保険会社と相互作用することを保険会社が望み、保険会社がホスト管理システム300へのクライアントシステム330として作用することができる場合には、保険会社はアカウントを設定することができる。保険アカウントの設定は、保険会社がホスト管理システム300へのアクセスを得て、顧客によって運送される保険をかけられた品物に関する情報を得ることができるだけではなく、ホスト管理システム300が、既に保険をかけられていない顧客の運送品物へその特定の保険会社からサービスを提供することができるように、保険会社が情報を設定することが可能である。たとえば、顧客は、上記図6に検討されたようにアカウントを設定するときに保険会社用のデフォルト設定を有さなくてもよいか、または、顧客は、品物を運送するときに、自己のデフォルトを保険会社に優先するように選択してもよい。データ管理システム300によって、顧客は、運送する品物の注文が出されるときにデータ管理システム300の保険会社の部分に保険を要求することができてもよいか、または、運送顧客によって開始されない示唆的販売サービスとして顧客に異なる保険計画を提案してもよい。そのような保険サービスアクセスは、料金が提供されるならば、データ管理システム300によって許可されてもよい。そのような料金は、当初フックアップ料金、定期的ベースの定額料金、そのような保険会社のサービスに係わる顧客に基づいた料金、または、ホスト管理システム300の使用を通して品物を運送するときのそのいずれの組み合わせを含む。
【0056】
図7は、保険アカウントを設定するために、ホスト管理システム300によって提供される保険アカウントデータ入力スクリーンの例を例示する。保険提供業者は、保険会社の名前450、ストリート住所452、都市454、州456および郵便番号458を提供する。いずれの特別な通信または問い合わせが、設けられた連絡電話番号462で連絡460の宛先に送られる。連絡電話番号462が直通ダイアル線ではない場合は、内線番号463も入力されてもよい。保険会社は、運送に関する通知およびホスト管理システム300に関する他の関連情報のために電子メールアドレス464も入力してもよい。保険会社は、パスワード466も入力し、そのため、運送される品物に関する情報へおよび所望されるいずれの変更のための顧客のアカウントへの将来のアクセスは、上記顧客アカウント設定で上述されたように安全なやり方で実施することができる。
【0057】
保険会社は、ホスト管理システム300にIPアドレス473を設定するよう選択して、人の注文入力のみの代わりに直接クライアントシステム300としてコンピュータシステムと通信するようにログインすることができる。このようにして、ホスト管理システム300と保険会社との間に転送される情報は、人の相互作用を必要とせずに、高速度で発生する。保険アカウント設定の一部としてのホスト管理システム300は、IPアドレス518に接続するよう試み、接続が成功したか否かを判断する。成功していなければ、保険会社への連絡510は、そのように知らされる。
【0058】
保険アカウント設定情報は、保険会社がデフォルトとして設定したいと思う選好を予め規定する能力も含む。上記に検討された顧客アカウント設定のように、保険会社は、そのアカウントの情報を変更し、且つ/または、デフォルトの取扱パラメータに優先することができる。
【0059】
保険会社は、保険をかけない品物の選好型468を提供することができる。運送を要求する顧客によってホスト管理システム300に入力された品物が選択されたカテゴリーの1つであるならば、ホスト管理システム300は、下記により詳細に検討されるように、本発明の示唆的販売特徴部の一部としてその特定の保険会社からの見積もりを要求しない。また、顧客が品物の運送に保険をかけるのに特定の保険を選択するのであれば、その選択が顧客のアカウントの選好における保険会社名428によるものであろうと、または、運送要求入力時に入力されるものであろうと、ホスト管理システム300は、運送されている品物の種類、および、もしあれば、顧客によって入力された特定の保険を、その保険会社の自己のアカウントの保険をかけない品物の種類468の選好までチェックする。保険会社がホスト管理システム300にアカウントを持たない場合には、このチェックはホスト管理システム300によっては実施されない。
【0060】
保険会社がホスト管理システム300にアカウントを有する場合且つ運送されている品物用に顧客が入力した保険会社名が、その特定の保険会社の保険をかけない品物468の型選好にリストされている場合には、ホスト管理システム300は顧客にこれを知らせ、顧客が自分の保険会社入力を変更し、この保険会社情報を除去するのを可能にするか、または、顧客がホスト管理システム300に、運送されている特定の種類の品物に保険をかける保険会社から見積もりを出させるのを可能にするか、のいずれかである。顧客が、保険会社名プロファイルに元々の保険会社を残す場合には、ホスト管理システム300は注文を受け入れ、その特定の保険会社は、運送されている特定の種類の品物に保険をかけないという選好を示したという事実を再度、顧客に知らせ、保険会社のアカウントに格納されたその連絡名418および電子メールアドレス464に基づいて、保険会社にこの食い違いを知らせる。
【0061】
保険会社は、合衆国外部へ出る品物に保険をかけないという選好を提供することができる472。保険会社は、品物が最終目的地に首尾よく到着しなかった場合に必要な資源のため、合衆国外部へまたは特定の国へ運送される品物に保険を提供する資源を有さないこともある。
【0062】
保険会社が合衆国外部へ出る品物に保険をかけたくない場合には、運送を要求する顧客によってホスト管理システム300に入力された品物が合衆国外部で発生する移動を含むのであれば、ホスト管理システム300は、下記により詳細に検討されるように、本発明の示唆的販売特徴の一部としてその特定の保険会社に見積もりを要求しない。
【0063】
顧客が、合衆国外部の移動のルートを含む品物の運送に保険をかけるのに特定の保険を選択する場合には、その選択が顧客のアカウントの選好における保険会社名428によるものであろうと、または、運送要求入力時に入力されるものであろうと、ホスト管理システム300は、運送されている品物のルートをチェックする。ホスト管理システム300は、もしあれば、顧客によって入力された特定の保険会社を、そのアカウントにおける合衆国外部へ移動する品物472の保険用にその保険会社の選好までチェックする。保険会社がホスト管理システム300にアカウントを持たない場合には、このチェックはホスト管理システム300によっては実施されない。保険会社がホスト管理システム300にアカウントを有する場合には、ホスト管理システム300は、顧客によって運送が要求されている品物が合衆国外部への移動を含むか否かをチェックする。含むのであれば、且つ、顧客がその保険会社を保険業者として入力しているのであれば、ホスト管理システム300は、この食い違いを顧客に知らせ、顧客が保険会社入力を変更して、この保険会社情報を除去するのを可能にするか、または、顧客がホスト管理システム300に、運送されている特定の種類の品物に保険をかける保険会社に見積もりを出させるのを可能にするか、のいずれかである。顧客が、保険会社名プロファイルに元々の保険会社を残す場合には、ホスト管理システム300は注文を受け入れ、その特定の保険会社は、合衆国外部へ移動する運送されている品物に保険をかけないという選好を示したという事実を再度、顧客に知らせ、保険会社のアカウントに格納されたその連絡名460および電子メールアドレス464に基づいて、保険会社にこの食い違いを知らせる。
【0064】
下記により詳細に検討されるように、本発明の示唆的販売特徴の一部として、顧客が保険会社を示しておらず、且つ/または、顧客が保険見積もりを要求する場合には、ホスト管理システム300が特定の運送注文476のために顧客によって運送が要求されている特定の品物の保険の見積もりを要求するべきか否かの選好を、保険会社が提供することができる。保険会社が「いいえ」を示す場合には、ホスト管理システム300は、その特定の保険会社に保険見積もりを要求しない。保険会社が「はい」を示す場合には、保険会社のアカウントに他の選好基準が合致しない限り、ホスト管理システム300は、顧客から要求されるときに、且つ/または、顧客が既にその注文要求で保険会社を指定していないときに、その特定の保険会社に保険見積もりを要求する。
【0065】
下記により詳細に検討されるように、本発明の示唆的販売特徴の一部として、保険会社は、品物の運送を要求する会社450の最小信用格付けの選好を提供することができる。顧客が品物を運送するための保険の保険見積もりを要求する場合、ホスト管理システム300は、顧客の信用格付けを判断する。ホスト管理システム300は、見積もりを提供するよう保険会社へ要求を送る前に、顧客の信用格付けに等しいかまたはそれより低い最小信用格付けの選好474に信用格付けを含む、ホスト管理システム300内に保険アカウントを有するすべての保険会社へ運送注文の詳細を提供する。
【0066】
また、保険会社は最小信用格付け選好474に「なし」を指定してもよく、これは、顧客の信用格付けに基づいて、ホスト管理システム300がその特定の保険会社に見積もりを要求するのを回避しないことを意味する。しかし、ホスト管理システム300に対して見積もられる保険価格は、これは今度は可能な選択のために顧客に与えられるが、顧客の信用格付けに依存して、価格が変動する。たとえば、信用格付けがAAAの顧客は、信用格付けがBの顧客よりも低い見積もりを特定の保険会社から受ける。
【0067】
また、保険会社の選好の一部として、会社が保険をかけた品物478に関する自動通知をホスト管理システム300が送るべきか否かを保険会社が示すことができる。保険会社は、ホスト管理システム300内の保険をかけたいずれの品物に自動的にリンクされる。ホスト管理システム300は、運送されている品物に関する情報を受け取り、運送されている品物を含むコンテナの場所を含む。もしあれば、選択された選好に依存して、ホスト管理システム300は、品物が所定のルートをはずれて移動しているとき、品物が運送中に目的点に到着したとき、且つ/または、品物が最終目的地に到着したときに、保険をかけた品物の自動通知を保険会社に送る。そのような情報は、品物がルートをはずれた場合に紛失を最小限にするために、保険会社に有用でありうる。支払い能力問題および規制のため、再保険を獲得し、且つ/または、いずれのさらなる保険を拡張しない前に、拡張しようとしている保険の最大額を保険会社が通常有するため、そのような保険が他の運送のために利用可能になることができるように、保険会社が現在の保険証書を解放して終えるためにも、そのような情報は有用でありうる。
【0068】
最後に、保険会社は、提出ボタン477を選択することによって、ホスト管理システム300によって処理するためにアカウントを提出する。ホスト管理システム300は、次いでアカウントを処理し、データ格納306に格納する。
【0069】
運送コンテナ提供業者アカウント設定
ホスト管理システム300は、運送コンテナを提供する特定の会社が運送コンテナアカウントを設定するのを可能にすることも必要である。時折、特定のコンテナ10は、顧客の運送注文を遂行することが要求される。先に上記に記載したように、顧客は自分の顧客アカウントの選好にコンテナ型438を入力することができ、または、下記により詳細に検討されるように、顧客は、実際の運送注文入力中に必要な特定のコンテナ型を特定することができる。そのような情報は、温度感性の品物を運送するために温度制御を有するコンテナを含んでもよい。ある種の品物はもろいこともあり、運送中にコンテナ10の運動および/または押し合いのために発生する可能性のある損傷を内容物が受けないように製造されたコンテナ10を必要とする。
【0070】
図8は、運送コンテナアカウントを設定するために、ホスト管理システム300によって提供される運送コンテナアカウントデータ入力スクリーンの例を例示する。運送コンテナ提供業者は、その会社の名前500、ストリート住所502、都市504、州506および郵便番号508を提供する。いずれの特別な通信または問い合わせが、設けられた連絡電話番号512で連絡510の宛先に送られる。連絡電話番号512が直通ダイアル線ではない場合は、内線番号513も入力されてもよい。運送コンテナ会社は、運送に関する通知およびホスト管理システム300に関する他の関連情報のために電子メールアドレス514も入力してもよい。運送コンテナ会社は、パスワード516も入力し、そのため、運送される品物に関する情報へおよび所望されるいずれの変更のための顧客のアカウントへの将来のアクセスは、上記顧客アカウント設定で上述されたように安全なやり方で実施することができる。
【0071】
運送コンテナ会社は、ホスト管理システム300にIPアドレス518を設定するよう選択して、人の注文入力のみの代わりに直接クライアントシステム300として運送コンテナ会社のコンピュータシステムと通信するようにログインすることができる。このようにして、ホスト管理システム300と運送コンテナ会社との間に転送される情報は、人の相互作用を必要とせずに、高速度で発生する。アカウント設定の一部としてのホスト管理システム300は、IPアドレス518に接続するよう試み、接続が成功したか否かを判断する。成功していなければ、保険会社連絡510は、そのように知らされる。
【0072】
運送コンテナアカウントは、選好として、製品を運送するのに使用される運送コンテナ在庫の一部として利用可能な特別な種類のコンテナを示す能力を含む。運送要求を行う顧客は、下記により詳細に検討されるように、自己のコンテナ10を提供するように選択してもよく、したがって、運送コンテナ用のオプションにアクセスする必要はない。しかし、運送コンテナが必要であると顧客が示す場合は、ホスト管理システム300が運送コンテナ会社アカウントにアクセスし、顧客の必要性に合致するコンテナが利用可能か否かを判断する。コンテナのそのような可能性は、選択のため顧客にディスプレイされる。
【0073】
顧客は、特別の品物が運送されるときに、運送コンテナの外部源を必要とすることが多く、運送コンテナ会社は、常にすべての種類の特別なコンテナを提供しなくてもよい。提供される特別なコンテナの種類520用の選好は、運送コンテナアカウント設定スクリーンにリストされ、そのため、運送コンテナ会社は、一定の型の運送コンテナを提供するか否かを選ぶことができる。運送会社が特定の型の特別なコンテナを提供せず、運送注文を行う顧客がその特定の型を要求する場合には、その特定の運送会社は、コンテナ10を提供するためのオプションとして顧客に与えられない。
【0074】
さらに、運送コンテナ会社は、提供されたサイズ522のコンテナ10の指示を提供することができ、そのため、運送コンテナ会社の提供されたサイズのコンテナ10が、顧客の運送用のスペースの最小要求条件に合致することができるならば、運送コンテナ会社は、コンテナ10の選択用のオプションとして顧客に呈される。ホスト管理システム300は、アカウント内の運送コンテナ会社の提供されたサイズ522の選好を見ることによって、コンテナサイズの顧客の要求と運送コンテナ会社の提示とを比較する。顧客によって要求される最小サイズも運送コンテナ会社によって提供されるのであれば、ホスト管理システム300は、顧客の注文中にその運送会社に見積もりおよび利用可能性を要求し、運送会社がストックに有し顧客に提供することができるサイズ、および、それを提供する価格を判断する。運送コンテナ会社が既に提供されたサイズ522選好に入力しているが、ホスト管理システム300は、運送コンテナ会社のクライアントシステム330への通信を通して利用可能なサイズおよび価格をリアルタイムで検証し、ホスト管理システム300にアカウントが設定されたときより後に運送コンテナ会社が価格を調整した場合に、利用可能性および最新更新価格を保証する。提供されたサイズ522選好は容量がフィートでリストされる。たとえば、運送コンテナ会社が50立方フィートを運送することができるコンテナ10を最小サイズとして提供すると、1〜50立方フィートの品物を保持することができるコンテナを求める顧客要求によって、ホスト管理システム300は、その特定の運送会社に顧客へ50立方フィートコンテナを提供させる。運送コンテナ会社の最大サイズが40立方フィートであれば、ホスト管理システム300はその特定のコンテナ運送会社に見積もりを要求せず、したがってそのようなコンテナ運送会社は、選択用のオプションとして顧客へ提供されることはない。
【0075】
最後に、運送提供業者は、提出ボタン519を選択することによって、ホスト管理システム300によって処理するためにアカウントを提出する。ホスト管理システム300は、次いでアカウントを処理し、データ格納306に格納する。
【0076】
運送提供業者アカウント設定
ホスト管理システム300は、運送サービスを提供する特定の会社が運送提供業者アカウントを設定するのを可能にすることも必要である。ホスト管理システム300は、顧客運送を遂行するために注文に運送提供業者を使用する。
【0077】
図9は、運送提供業者アカウントを設定するために、ホスト管理システム300によって提供される運送提供業者アカウントデータ入力スクリーンの例を例示する。運送提供業者は、その会社の名前550、ストリート住所552、都市554、州556および郵便番号558を提供する。いずれの特別な通信または問い合わせが、設けられた連絡電話番号562で連絡560の宛先に送られる。連絡電話番号562が直通ダイアル線ではない場合は、内線番号564も入力されてもよい。運送提供業者は、運送に関する通知およびホスト管理システム300に関する他の関連情報のために電子メールアドレス566も入力してもよい。運送提供業者は、パスワード568も入力し、そのため、運送される品物に関する情報へおよび所望されるいずれの変更のための顧客のアカウントへの将来のアクセスは、上記顧客アカウント設定で上述されたように安全なやり方で実施することができる。
【0078】
運送提供業者は、ホスト管理システム300にIPアドレス570を設定するよう選択して、人の注文入力のみの代わりに直接クライアントシステム300として運送提供業者のコンピュータシステムと通信するようにログインすることができる。このようにして、ホスト管理システム300と運送提供業者との間に転送される情報は、人の相互作用を必要とせずに、高速度で発生する。アカウント設定の一部としてのホスト管理システム300は、IPアドレス570に接続するよう試み、接続が成功したか否かを判断する。成功していなければ、運送提供業者連絡560は、そのように知らされる。
【0079】
運送提供業者アカウントは、選好として、ホスト管理システム300によって使用されるサービスに関する特別な種類の選好を示す能力を含む。運送要求を行う顧客は、下記により詳細に検討されるように、品物が運送されるべきやり方を特定してもよい。しかし、運送コンテナが必要であると顧客が示す場合は、ホスト管理システム300がその運送提供業者アカウントにアクセスし、顧客の必要性に合致する運送サービスが利用可能か否かを判断する。そのような運送の可能性は、選択のため顧客にディスプレイされる。
【0080】
運送提供業者は、運送サービスに関する選好を含むことができ、そのため、ホスト管理システム300は、顧客の要求と提供業者のアカウントに格納された運送提供業者の選好とを比較して、特定の顧客運送要求のために運送サービスを提供する可能性として特定の運送提供業者に問い合わせるべきか否かを判断することができる。
【0081】
1つの運送提供業者の選好は、品物を運送する時間572である。たとえば、運送提供業者は、ユナイテッド・パーセル・サービスのものに類似したサービスを有してもよく、それは、地上サービス、3日選択、2日航空書状、2日航空、翌日航空書状、翌日航空、2日航空午前および翌日航空セーバーである。運送提供業者は、そのような品物を運送するのに必要な時間に依存して運送サービスを提供してもよく、しなくてもよい。運送提供業者は、合衆国内および合衆国外での品物の運送の間の運送用タイミングを区別してもよい。現在の例では、運送提供業者は、合衆国内および合衆国外の両方の運送用に提供する標準の一部として運送に利用可能な異なるタイミングのすべてを選択する。この情報は、ホスト管理システム300によって使用されて、顧客の運送注文の運送を遂行するために特定の運送提供業者にさらに問い合わせるべきか否かが判断される。当然ながら、顧客の注文がホスト管理システム300に入力されるまで知られていない他の情報、たとえば、原産地、目的地および必要とされる正確なタイミングも、運送提供業者がそのサービスを提供するのに不適格とすることもある。選好の主な目的は、ホスト管理システム300によって問い合わせられないように、サービス提供業者が自動的に排除される一定の基準を規定することである。
【0082】
別の運送提供業者選好は、運送提供業者が運送しない材料の種類574である。一定の種類の品物には保険を提供しない保険会社に関する上記検討と同様に、運送提供業者も、標準的慣習として一定の種類の材料は運送しないことを選択してもよい。たとえば、ユナイテッド・パーセル・サービスは、100ドルまでの小包を追加料金なしで保険をかける。この額を超える特別な保険は、顧客が料金を払って購入してもよい。したがって、顧客の保険要求が、運送提供業者によって無料で提供される保険より少ないかこれに等しい場合、ホスト管理システム300は、運送提供業者を保険会社としても選択する。しかし、顧客は、常に特別な保険情報を入力することができ、この特徴に優先することができる。
【0083】
運送提供業者は、たとえば、傷みやすいもの、危険材料、生体材料および臓器等の運送しない材料の種類を、アカウント設定スクリーンに含まれる選択から選ぶことができ、そのため、顧客の運送注文が、特定の運送提供業者によって運送から特に除外される品物の運送を要求する場合には、ホスト管理システム300は、その運送提供業者に問い合わせをしない。
【0084】
運送提供業者は品物の運送に自己の保険を提供してもよい。したがって、上記で先に検討したように、顧客が特定の保険業者を特に示していない場合には、運送提供業者は、選好として、自己の保険が顧客へ提供されるべきか否か576を示すことができる。選好を含む他の基準が合致すれば、運送提供業者は顧客によって運送が要求されている品物に保険を提供することが想定される。
【0085】
運送提供業者は、一定の重量またはサイズ制限下で品物の運送を提供するのみでもよい。したがって、運送提供業者は、アカウント設定スクリーンの選好セクションにおいて、そのような最大重量制限578および/または最大サイズ制限580を示してもよい。たとえば、ユナイテッド・パーセル・サービスは、小包が周囲の寸法と長さの組み合わせが130インチを超えないことを必要とする。顧客運送注文要求が、特定の運送提供業者によって示された選好に合致しない場合には、ホスト管理システム300は、顧客の品物の運送を提供する可能性として特定の運送提供業者にさらに問い合わせることはない。
【0086】
他の選好は、運送提供業者アカウント選好に設けられてもよく、これは、運送提供業者が運送サービスのために顧客へ提供されてもされなくてもよい基準をさらに規定する。
【0087】
最後に、運送提供業者は、提出ボタン577を選択することによって、ホスト管理システム300によって処理するためにアカウントを提出する。ホスト管理システム300は、次いでアカウントを処理し、データ格納306に格納する。
【0088】
金融会社アカウント設定
図10は、銀行または他の金融機関等の金融会社アカウントを設定するために、ホスト管理システム300によって提供される金融アカウントデータ入力スクリーンの例を例示する。金融会社は、その会社の名前600、ストリート住所602、都市604、州606および郵便番号608を提供する。いずれの特別な通信または問い合わせが、設けられた連絡電話番号612で連絡610の宛先に送られる。連絡電話番号612が直通ダイアル線ではない場合は、内線番号614も入力されてもよい。金融会社は、運送に関する通知およびホスト管理システム300に関する他の関連情報のために電子メールアドレス616も入力してもよい。金融会社は、パスワード618も入力し、そのため、運送される品物に関する情報へおよび所望されるいずれの変更のための顧客のアカウントへの将来のアクセスは、上記顧客アカウント設定で上述されたように安全なやり方で実施することができる。
【0089】
金融会社は、ホスト管理システム300にIPアドレス620を設定するよう選択して、人の注文入力のみの代わりに直接クライアントシステム300として運送提供業者のコンピュータシステムと通信するようにログインすることができる。このようにして、ホスト管理システム300と運送提供業者との間に転送される情報は、人の相互作用を必要とせずに、高速度で発生する。ホスト管理システム300は、アカウント設定の一部として、IPアドレス620に接続するよう試み、接続が成功したか否かを判断する。成功していなければ、金融会社610は、そのように知らされる。
【0090】
金融会社は、金融サービスに関する選好を含むことができ、そのため、ホスト管理システム300は、顧客の要求と金融会社アカウントに格納された金融会社の選好とを比較して、顧客が金融会社による提供に対して適格であるか否かを判断する。
【0091】
1つの金融会社選好は、融資が与えられる前の顧客の最小信用格付け622である。顧客は、上記検討した顧客アカウント設定中に信用限度額見積もりを要求することができる。ホスト管理システム300は、顧客の信用格付けを判断し、これを、ホスト管理システム300で金融会社アカウントの各々に設定された最小信用格付け選好622と比較する。顧客の信用格付けが、特定の金融会社の少なくとも最小信用格付け選好622に合致しなければ、その金融会社に、ホスト管理システム300は見積もりを問い合わせない。また、顧客の信用格付けが特定の金融会社の最小信用格付け選好622に等しいかまたはそれより高いとしても、金融会社はその顧客の信用限度額を延ばさなくてもよいことに注意されたい。しかし、これは、ホスト管理システム300が金融会社のクライアントシステム330へその顧客に関するすべての関連情報を送った後に、判断される。
【0092】
最後に、金融会社は、提出ボタン621を選択することによって、ホスト管理システム300によって処理するためにアカウントを提出する。ホスト管理システム300は、次いでアカウントを処理し、データ格納306に格納する。
【0093】
また、ホスト管理システム300は、金融会社として作用することもでき、ホスト管理システム300を通して運送目的のための顧客に信用限度額を与えることにも注意されたい。
【0094】
関税取扱提供業者アカウント設定
図11は、銀行または他の金融機関等の関税取扱提供業者アカウントを設定するために、ホスト管理システム300によって提供される関税取扱提供業者アカウントデータ入力スクリーンの例を例示する。関税取扱提供業者は、その会社の名前581、ストリート住所582、都市583、州584および郵便番号585を提供する。いずれの特別な通信または問い合わせが、設けられた連絡電話番号587で連絡586の宛先に送られる。連絡電話番号587が直通ダイアル線ではない場合は、内線番号588も入力されてもよい。関税取扱提供業者は、運送に関する通知およびホスト管理システム300に関する他の関連情報のために電子メールアドレス589も入力してもよい。金融会社は、パスワード590も入力し、そのため、運送される品物に関する情報へおよび所望されるいずれの変更のための顧客のアカウントへの将来のアクセスは、上記顧客アカウント設定で上述されたように安全なやり方で実施することができる。
【0095】
関税取扱提供業者は、ホスト管理システム300にIPアドレス620を設定するよう選択して、人の注文入力のみの代わりに直接クライアントシステム300として運送提供業者のコンピュータシステムと通信するようにログインすることができる。このようにして、ホスト管理システム300と運送提供業者との間に転送される情報は、人の相互作用を必要とせずに、高速度で発生する。ホスト管理システム300は、アカウント設定の一部として、IPアドレス591に接続するよう試み、接続が成功したか否かを判断する。成功していなければ、金融会社581は、そのように知らされる。
【0096】
関税取扱提供業者は、関税取扱サービスに関する選好を含むことができ、そのため、ホスト管理システム300は、顧客の要求と関税取扱提供業者アカウントに格納された関税取扱提供業者の選好とを比較して、関税取扱提供業者が顧客の運送のための関税取扱サービスを提供することができるか否かを判断する。
【0097】
1つの顧客取扱提供業者選好は、顧客の運送が原産592となる国である。別の顧客取扱提供業者選好は、顧客の運送の目的593となる国である。国用のコードが、図12に例示される関税取扱提供業者アカウント設定スクリーンに入力される。一定の関税取扱サービス提供業者は、顧客の運送の原産国および/または目的国に依存して、関税取扱サービスを提供することができてもできなくてもよい。
【0098】
最後に、金融会社は、提出ボタン594を選択することによって、ホスト管理システム300によって処理するためにアカウントを提出する。ホスト管理システム300は、次いでアカウントを処理し、データ格納306に格納する。
【0099】
規制当局アカウント設定
ホスト管理システム300は、規制当局が顧客運送に関する情報にアクセスする規制アカウントを有することができるようにする。規制当局には顧客一人ずつのベースで許可が与えられてもよく、特定の顧客運送に関する情報にアクセスできることを意味する。規制当局には、ホスト管理システム300の顧客運送に関するいずれの情報にアクセスする許可が与えられてもよい。地元規制当局には、地元規制当局の管轄地域(すなわち、コンテナ運送が、その規制当局の地理的管轄地域を原産地とし、そこを通り、且つ/または、その地域内の最終目的地に到着する)に接触し係わるコンテナ運送の運送情報に対するアクセスが与えられてもよい。
【0100】
第三者サービス提供業者は、そのようなサービスを提供することができるのであれば、上記に検討されたサービスの2つ以上のカテゴリーにアカウントを設定することができることに注意すべきである。
【0101】
運送注文入力
ホスト管理システム300に顧客アカウントを設定した顧客は、先に図6で説明したように、ホスト管理システム300を通して運送注文を出すことができる。注文は、クライアントシステム330を使用して出される。注文は、インターネットウェブページによるように、クライアントシステム330サイドに人が手で入力することができ、または、クライアントシステム330サイドのコンピュータシステムを使用することによって、自動的に行われてもよい。顧客によっては、自分の顧客インターフェースからコンピュータシステムへと製品の注文をしたい者もおり、コンピュータシステムは、次いで今度は、クライアントシステム330として作用し、ホスト管理システム300へ自動的に注文を送る。
【0102】
図12は、顧客ログインスクリーンを例示する。顧客は、挙げられたフィールドにアカウント番号624およびパスワード626を入力し、ログインボタン628を選択する。顧客がホスト管理システム300にアカウントを有さない場合には、ホスト管理システム300は、先に図6に説明した顧客アカウント設定スクリーンへ顧客を導く。顧客が正しいパスワード626を入力しないと、ホスト管理システム300は顧客に再度これを入力させ、また、顧客がパスワードを忘れた場合には、顧客にホスト管理システム300連絡番号を提供する。
【0103】
ひとたび顧客が首尾よくホスト管理システム300にログインすると、図13が例示され、自分のアカウントに関して5つの選択を与えられていることが例示される。顧客は、運送注文入力を行い630、運送を追跡し632、運送に関するレポートを作成し634、請求書情報にアクセスし636、顧客アカウントの設定を修正する638ことができる。
【0104】
顧客運送注文入力
図13は、顧客がシステム選択スクリーンから運送注文入力選択630を選択するときに、顧客へディスプレイされる顧客運送注文入力スクリーンを例示する。顧客は第1に、運送注文用の運送情報を入力し、原産の住所654、原産の都市656、原産の州658、原産の郵便番号660および原産国662を含む。顧客は次に運送注文用の目的地情報を入力し、目的の名前/会社664、目的の住所666、目的の都市668、目的の州670、目的郵便番号672および目的国674を含む。
【0105】
顧客は次に運送注文用の運送情報および特別な取扱を入力する。顧客は、好ましい運送提供業者675を選ぶことができ、その場合、運送提供業者がホスト管理システム300に運送提供業者アカウントを制定していれば、ホスト管理システム300がこの運送提供業者を使用して品物を運送する。運送品のサイズ676は、顧客によって入力される。サイズは、三次元測定、容量、または、注文を適切に出せるようにホスト管理システム300によって許可されるような他のいずれの種類の測定であってもよい。運送品の重量678は、顧客によって入力される。この情報は顧客によって入力されなくてもよいが、運送提供業者がホスト管理システム300の自己のアカウント選好に最大重量制限を有する場合には、顧客はこの情報を入力しなければならない。目的日付が入力され、これは、運送品が目的地に配達されるのを顧客が要求する日付である。
【0106】
顧客は、運送提供業者が運送注文を集荷すべきか否か682、または、顧客がホスト管理システム300によって特定された場所へ運送品を届ける責任を取るか否かを特定する。顧客が集荷を特定する場合、ホスト管理システム300は顧客に、いつ頃誰によって配達が集荷されるかを知らせる。顧客が集荷を特定しない場合、すなわち顧客が運送品を引き渡す場合には、運送が首尾よく且つ目的の日付680までに完了するように、ホスト管理システム300は顧客に、運送品を引き渡す場所およびそうする時間を知らせる。
【0107】
顧客は、運送品がホスト管理システム300によって再ルートづけられてもよいか否か684を選ぶことができる。これは顧客に運送のためのよりよい価格を与える。しかし、下記のモニタリング特徴でより詳細に検討されるように、そのような再ルートづけが顧客によるその後のフォローアップおよび確認なしでそのような運送を遅らせる場合には、この選択は、ホスト管理システム300が運送品を再ルートづけることができることは意味しない。
【0108】
顧客は、運送に関する特別な環境情報を入力してもよく、そのため、ホスト管理システム300は、適切な運送条件が確認され、運送用の顧客への価格を見積もることを確実にすることができる。温度感性686、湿度感性692、傷みやすい運送用品物688、および、特にもろい且つ/または損傷を受けやすい品物690等のオプションが利用可能である。この情報は、ホスト管理システム300によって使用されて、顧客運送のために、容認可能な運送提供業者、容認可能な運送コンテナ、および、容認可能なルート情報等の情報を判断するが、これらの要因はすべて、顧客運送のための特別な取扱要求に影響を与える可能性があるからである。
【0109】
顧客は、顧客注文が提出されるときに、ホスト管理システム300に様々なタスクを実行させる運送オプションを提供することができる。顧客は、もっとも安い価格694、最良の配達時間696、最良のルート698、最良の関税取扱方法700および配達の代替時間702等の運送に関するオプションを、ホスト管理システム300にサーチさせるよう選択することができる。
【0110】
顧客がもっとも安い価格694オプションを選択する場合には、ホスト管理システム300は、顧客の運送要求および特別な取扱オプションに最も近い最も安い価格のやり方で運送を提供するようにサーチする。顧客には、注文が提出された後に、これらの代替案が与えられ、価格に基づいて運送注文入力になされるいずれの変更を受け入れる機会が与えられる。顧客が配達の最良時間696を選択する場合には、ホスト管理システム300は、顧客の運送要求および特別な取扱オプションを考えてできる限り最良の時間に運送を提供するようにサーチする。再度、顧客には、注文が提出された後に、これらの代替案が与えられ、配達時間に基づいて運送注文入力になされるいずれの変更を受け入れる機会が与えられる。顧客が配達用の最良のルート698を選択する場合には、ホスト管理システム300は、最も少ない数の停止で運送を提供するようにサーチする。再度、顧客には、注文が提出された後に、これらの代替案が与えられ、運送注文運送停止になされるいずれの変更を受け入れる機会が与えられる。
【0111】
顧客は、保険、請求目的の金融、および関税取扱を供給する会社に好みの選択があるのであれば、これらのサービスの選好も入力することができる。顧客が好ましい保険提供業者を有する場合、顧客は、設けられたフィールドに、保険会社の名前704および保険アカウント番号706を入力する。顧客は、保険をかけられる運送品の価値708を任意に入力してもよい。注文が提出されるときには、ホスト管理システム300は、その特定の保険会社名704が、ホスト管理システム300で設定された保険アカウントを有するか否かをチェックする。有さない場合には、ホスト管理システム300は、確認活動を実施しない。有する場合には、ホスト管理システム300は、まず保険アカウント選好をチェックして、顧客の運送注文が、その保険会社704のいずれの選好に衝突するかを確かめる。第2に、ホスト管理システム300は、保険会社704のクライアントシステム330を通して直接保険会社に問い合わせ、保険会社704に、顧客注文およびその保険アカウントとのいずれの衝突かを知らせ、保険会社704が保険を拒否するか否かを判断する。保険会社704が保険を拒否する場合には、運送注文が完了する前に顧客にこれが知らされ、次いで、他の保険提供業者から保険を購入するオプションが与えられる。
【0112】
顧客が好ましい金融提供業者を有する場合、顧客は、設けられたフィールドに、金融会社名710および金融会社アカウント番号712を入力する。注文が提出されるときには、ホスト管理システム300は、その特定の金融会社名710が、ホスト管理システム300で設定された金融アカウントを有するか否かをチェックする。有さない場合には、ホスト管理システム300は、確認活動を実施しない。有する場合には、ホスト管理システム300は、まず金融アカウント選好をチェックして、顧客の運送注文が、その金融会社の選好のいずれに衝突するかを確かめる。第2に、ホスト管理システム300は、金融会社710のクライアントシステム330を通して直接金融会社710に問い合わせ、金融会社710に、顧客注文およびその金融アカウントとのいずれの衝突かを知らせ、金融会社710が融資を拒否するか否かを判断する。金融会社710が融資を拒否する場合には、運送注文が完了する前に顧客にこれが知らされ、他の金融会社提供業者から融資を加えるオプションが与えられるか、または、ホスト管理システム300は顧客には金融会社710として作用してもよいため、存在するのであれば、クレジットカードまたはホスト管理システムでの顧客アカウント等の支払い情報を提供する能力が与えられる。
【0113】
顧客が好ましい関税取扱提供業者を有する場合、顧客は、設けられたフィールドに、関税取扱会社名714および関税取扱アカウント番号716を入力する。注文が提出されるときには、ホスト管理システム300は、その特定の関税取扱会社名714が、ホスト管理システム300で設定された関税取扱アカウントを有するか否かをチェックする。有さない場合には、ホスト管理システム300は、確認活動を実施しない。有する場合には、ホスト管理システム300は、まず関税取扱アカウント選好をチェックして、顧客の運送注文が、関税取扱アカウント選好のいずれに衝突するかを確かめる。第2に、ホスト管理システム300は、関税取扱会社714のクライアントシステム330を通して直接関税取扱会社714に問い合わせ、関税取扱会社714に、顧客注文およびその関税取扱アカウントとのいずれの衝突を知らせ、関税取扱サービス提供業者714が関税取扱およびサービスを提供するのを拒否するか否かを判断する。関税取扱提供業者714が保険を拒否する場合には、運送注文が完了する前に顧客にこれが知らされ、他の関税取扱提供業者からの関税取扱サービスのオプションが与えられる。
【0114】
顧客は、見積もり要求を出すことによって、保険724、金融725および/または関税取扱726の見積もりを望むことを示すよう選択することもできる。顧客がいずれの見積もり要求を選択する場合には、ホスト管理システム300は、そのようなサービス用のアカウントを問い合わせ、運送注文が完了する前に顧客に提供し、顧客から確認を得る。そのようなサービスの料金は、下記により詳細に検討されるように、運送注文用に顧客に呈される完了スクリーンに表れる。
【0115】
顧客が、運送要求の支払いのいずれの金融アカウントに優先したいか、または、顧客が金融アカウントを有さない場合に支払いを提供したいならば、顧客は、クレジットカードを使用することを選ぶことができる。顧客は、クレジットカード番号718、クレジットカードタイプ720およびクレジットカードの満了日722を入力する。顧客が、支払い優先情報と、金融会社名710および金融会社アカウント番号712との両方を入力する場合には、ホスト管理システム300は、運送注文が処理のために提出された後に、顧客はどちらの支払いを使用したいかを確認する。
【0116】
最後に、顧客は、提出ボタン727を選択することによって、ホスト管理システム300によって処理するために運送注文を提出する。ホスト管理システム300は、次いで運送注文を処理し、上述のすべてのサービスを提供して、運送を実施することができるか否かを判断し、できるのであれば、上述のように、注文の前に顧客によって確認する必要がある変更が、もしあるとすれば、完了することができる。
【0117】
顧客運送注文入力処理が特定の注文で上記のように説明されたが、顧客は、いずれの特定の注文で運送注文情報を入力する必要はなく、入力選択のすべてまたはいくつかは、ホスト管理システム300の特徴セットに依存して利用可能であってもよいことに注意されたい。顧客運送注文入力スクリーンのすべての情報フィールドは、ホスト管理システム300が運送注文を出して首尾よく遂行するために、満たされる必要があってもなくてもよいことにも注意されたい。
【0118】
顧客運送注文完了
顧客運送注文入力が、ホスト管理システム300、および、金融、保険、関税取扱、運送用の特別な取扱および運送オプション等の顧客からのさらなる入力を必要とするすべての食い違い、特徴および他のサービスによって処理された後に、ホスト管理システムは、最終確認のために運送注文の要旨を顧客に与える。図15は、ホスト管理システム300によって顧客へ呈される顧客運送注文完了スクリーンを例示する。
【0119】
原産地750および目的地752が顧客に示され、そのため、顧客は、この情報が正しいことを確実にすることができ、特に、この情報は、運送注文遂行処理および顧客運送注文入力スクリーンに入力されたいずれの特別な顧客要求のため、ホスト管理システム300によって変更されているからである。
【0120】
保険会社が運送品に保険をかける場合には、保険会社名754および保険会社アカウント番号756が顧客にディスプレイされる。金融会社を使用して運送品に融資する場合には、金融会社名763および金融会社アカウント番号764が顧客にディスプレイされる。先に説明したように、顧客またはホスト管理システム300のいずれかによって選択された運送提供業者758が顧客にディスプレイされ、運送参照番号760が顧客にディスプレイされる。特に、顧客運送注文入力スクリーンに顧客によって入力された特別な取扱パラメータに従い、運送の特別な取扱に必要な特別なコンテナの場合には、コンテナ提供業者765、および、コンテナ提供業者参照番号766が顧客にディスプレイされる。コンテナ提供業者参照番号766は、下記により詳細に検討されるように、この参照番号766は、運送注文にリンクされるため、特に有用である。該当する場合は、先に説明したように顧客の要求に応答して顧客またはホスト管理システム300のいずれかによって選択された関税取扱提供業者767および関税取扱提供業者参照番号768が顧客にディスプレイされる。関税取扱提供業者参照番号768は、下記により詳細に検討されるように、この参照番号768が運送注文にリンクされるため、運送中に関税取扱に何らかの問題がある場合に参照として使用するのに特に有用である。
【0121】
顧客運送注文入力に応答してホスト管理システム300によって判断されたルートづけ情報761が顧客にディスプレイされ、そのため顧客は、必要に応じてルートづけ情報を見ることができる。この情報もまた、下記により詳細に検討されるように、運送のスケジューリングに使用され、そのためホスト管理システム300は、運送品がその旅程中に時間通り運送されているか否かを判断することができる。この情報は、下記により詳細に検討されるように、追跡に特に有用である。場所を含むいずれの特別な集荷および/または引き渡し情報762が顧客にディスプレイされ、顧客が運送注文を変更したい場合に備えて、運送注文入力が完了する前に、そのような情報が顧客によって理解されるのを確実にする。
【0122】
最後に、該当する場合は、運送注文に必要なすべてのサービスのコストが、箇条書きで顧客にディスプレイされる。運送提供業者コスト770、コンテナ提供業者コスト772、保険コスト774、金融コスト776および関税コスト778が顧客にディスプレイされ、合計コスト780は、上述の明細に記したコストの合計である。顧客は、確認ボタン782を選択することによって、運送注文を確認することができ、その場合、運送注文が出され、運送がシステム内で、通常は開始点であるその第1の注文点に到達するときに、ホスト管理システム300注文を処理する。ホスト管理システム300は、運送に関連する運送追跡番号を規定する。運送追跡番号は、顧客にディスプレイされる。運送追跡番号を使用して、すべての第三者サービス提供業者を特定の顧客運送に関連づけ、そのため、コンテナ情報を特定の運送注文にリンクすることができる。
【0123】
顧客は、修正ボタン784を選択することによって、運送注文を修正することができ、その場合、ホスト管理システム300は顧客を図14の顧客運送注文入力スクリーンへ戻らせ、顧客が運送注文を修正することを可能にする。顧客は、取り消しボタン786を選択することによって、運送注文を取り消すことができ、その場合、ホスト管理システム300は、顧客注文に関するすべての情報を除去し、ホスト管理システム300は、顧客を図13のシステム選択スクリーンに戻らせる。
【0124】
モニタリング
図16は、ホスト管理システム300のモニタリング特徴のフローチャートを例示する。ホスト管理システム300モニタリング処理は、下記により詳細に検討されるように、必要な運送品に対するいずれの調整および通知を実施するために、ホスト管理システム300が、運送品を含むコンテナ10の場所を受け取ることによって、そのルート中に運送品を頻繁にモニタする処理である。
【0125】
処理はスタートし(ステップ800)、ホスト管理システム300は、コンテナ10からモニタリング、場所および状態情報を受け取る(ステップ802)。運送用に使用されたコンテナ10は、追跡装置100を使用して、その場所および状態をホスト管理システム300へ通信するようにプログラムされる。ホスト管理システム300は、コンテナ情報をデータ格納306に格納し、データ格納306をサーチして、コンテナIDを顧客運送注文にリンクする(ステップ804)。
【0126】
ホスト管理システム300は、コンテナ10の場所および時間を運送注文の運送スケジュールと比較して、コンテナ10がスケジュール通りか否かを判断する(ステップ806)。コンテナ10がスケジュール通りではない場合には、ホスト管理システム300はコンテナ10がスケジュールに先んじているか否かを判断する(ステップ808)。そうであれば、ホスト管理システム300は、スケジュールより遅れているホスト管理システム300の別のコンテナ10が進めるように、コンテナ10が依然としてスケジュール通り目的地に到着するような方法で、コンテナ10を遅らせることができるか否かを判断する(決定812)。そのようにして、コンテナ10は再ルートづけられ(ステップ816)、処理は続行する(決定818、下記に検討される)。コンテナ10を遅らせることができない場合、且つ/または、別のコンテナ10がスケジュール通りに戻るように進められない場合には、処理は先へ進む(決定818、下記に検討される)。コンテナ10がスケジュールに先んじていない場合には(決定808)、これは、コンテナ10がスケジュールより遅れていることを意味し、ホスト管理システム300は、コンテナ10が再ルートづけられスケジュールを元に戻すことができるか否かを判断する(ステップ810)。できない場合は、処理は続行する(決定818、下記に検討される)。できる場合は、ホスト管理システム300はコンテナ10のスケジュールに変更を加え、処理は続行する(決定818、下記に検討される)。
【0127】
ホスト管理システム300は次に、コンテナ情報、および、これを顧客運送注文入力および特別な取扱情報と比較することに基づいて、コンテナ10の状態が何の問題も示さないか否かを判断する(決定818)。たとえば、コンテナ10の温度システムは故障することもあり、顧客運送注文入力が、運送に必要な特別な温度取扱を挙げることもある。コンテナ10の状態が顧客運送注文および/または特別な取扱要求に従っていない場合は、ホスト管理システム300は、問題を解決するためにコンテナ10を再ルートづけることができるか否かを判断する(決定820)。たとえば、コンテナ10はその温度システムが故障することもあるが、コンテナ10は、日付に依存してより北にまたはより南に再ルートづけられてもよく、または、コンテナ10の温度故障に役立ち且つ/またはこれを解決するために、コンテナ10の現在の温度よりも低い温度または高い温度が必要である。再ルートづけが問題を解決しない場合には、処理は続行する(決定824、下記に検討される)。再ルートづけが問題を解決し且つ/またはこれに役立つ場合には、ホスト管理システム300は、コンテナ10のルートを変更して、保険、金融、運送提供業者、運送コンテナ提供業者および関税取扱提供業者を含むコンテナ10の運送にリンクされたすべての第三者を扱い且つ/またはこれに通知し、そのため、運送注文は、将来のモニタリングおよび取扱のためにそれに応じて変更される。
【0128】
ホスト管理システム300は、次に、コンテナ10の場所が最終目的地であるか否かを判断する(決定824)。そうであれば、ホスト管理システム300は、請求情報を含む運送の要旨をまとめ、それを、顧客および運送へのすべてのリンクされた第三者に送る準備がされ(ステップ826)、続行する(ステップ826)。そうでなければ、処理は続行し、ホスト管理システム300は、状態通知、および、スケジューリングまたは運送注文のいずれの変更を、すべてのリンクされた第三者のクライアントシステム330へ、彼らのアカウントの連絡情報にしたがって、送り出す(ステップ828)。リンクされた第三者は、このような状態通知に応答してホスト管理システム300へ応答またはさらなる指令を返してもよく、その場合、ホスト管理システム300は、そのような応答を格納し、必要ないずれの活動を実行し(ステップ830)、処理は終了する(ステップ834)。次のコンテナ情報がコンテナ10からホスト管理システム300によって受け取られるときに、処理が再スタートする(ステップ800)。
【0129】
追跡
顧客および顧客運送注文へリンクされた第三者は、コンテナ10の情報を含む運送および運送の状態を追跡することが可能である。ホスト管理システム300にアカウントを有する各第三者サービス提供業者は、図13の顧客に示されるものに類似した、ホスト管理システム300に入るアカウント番号およびパスワードを有する。顧客がホスト管理システム300の追跡特徴部に入ることを望む場合は、顧客は図13の追跡ボタン632を選択する。
【0130】
図17は、本発明の追跡特徴部を例示する。処理はスタートし(ステップ850)、顧客または第三者サービス提供業者(このセクションでは「ユーザ」と称される)は、クライアントシステム330を使用してアカウント番号およびパスワードを入力することによってホスト管理システム300にログインする(ステップ852)。ホスト管理システム300は、パスワードを認証し検証して正しいか否かを決定する(決定854)。パスワードが正しくない場合には、ホスト管理システム300は、ユーザにエラーメッセージをディスプレイし、ユーザが正しいパスワードを再入力するのを可能にする(ステップ856)。パスワードが正しい場合には、ホスト管理システム300はユーザから特定の状態が必要とされているか否かを判断する。たとえば、ユーザは特定の運送に関する状態情報を求めてもよく、その場合、ユーザは運送用に追跡番号を入力する。運送を遂行するのに2つ以上のコンテナ10を使用する場合には、運送追跡番号は、使用されているすべてのコンテナ(単/複)10の状態を得る。ユーザは、そのようなユーザにリンクされる進行中のすべての運送の状態を求めてもよい。顧客にリンクされた運送は、ホスト管理システム300の顧客によって出された運送である。第三者サービス提供業者にリンクされた運送は、先に検討したように、そのような提供業者が顧客の運送で役割を果たすのを可能にすることによって、顧客がそのような提供業者へリンクした運送である。
【0131】
ホスト管理システム300は情報をまとめて、これをクライアントシステム330へ伝える(ステップ860)。さらに、ホスト管理システム300は、ユーザが顧客である場合、他のいずれのサービスを売ることができるか否かを判断する(ステップ862)。たとえば、運送注文入力がなされたときに顧客は保険を購入しないように決定してもよいが、顧客は、運送が開始してから、保険を購入することを望んでもよい。ホスト管理システム300は、運送およびその状態を確認した後に、ホスト管理システム300にアカウントを有する保険会社に問い合わせて、そのような保険会社が、運送の状態および目的地に到着するまでの残りの旅程に基づいて保険の見積もりを提供することを望むか否かを問い合わせることができる。ホスト管理システム300が保険会社に、運送品の状態および場所を正確に且つ確実に与えることができるため、保険会社は、運送が開始する前よりも既に進行している運送により低いレートを提供することができる。運送サービスは通常、運送が開始した後に顧客が保険を購入することが可能ではないのに対し、運送が行われた後に顧客が保険を購入することができてもよいため、この特徴は顧客にも有利である。ホスト管理システム300が、売ることができるいずれの追加サービスをまとめた後に(ステップ862)、ホスト管理システム300は、顧客が、クライアントシステム330の使用を通して、そのようなサービスを購入したか否かを判断する(決定864)。
【0132】
顧客が追加サービスを購入することを望まない場合には、処理は終了する(ステップ868)。顧客が追加サービスを購入することを望む場合には、それが、自発的なものであろうと、ホスト管理システム300による示唆的販売に対する応答であろうと、ホスト管理システム300は、そのような追加サービスを処理し、メモリ内の運送記録を更新し、且つ、サービス提供業者に対してサービスのそのような追加購入を確認する(ステップ866)。サービス提供業者は、先に説明したように、追跡および通知目的のために、運送注文にリンクされ、追跡処理は終了する(ステップ868)。
【0133】
報告
顧客は、先に図13で検討されたシステム選択スクリーンの運送特徴部に入ることによって、運送に関する報告を得ることができる。顧客は、システムに首尾よくログインした後、報告ボタン634を選択する。ホスト管理システム300は次いで、顧客がいずれの数の報告から選択するのを可能にする。そのような報告は、データ格納306に格納された運送に関する情報を含む。報告のフォーマットは、ホスト管理システム300を通って出されたすべての運送を含んでもよく、完了した運送のみ、または進行中の運送であってもよい。報告は、先に図14で検討された顧客運送注文入力スクリーンのいずれのフィールドによってアルファベット順にまたは年代順に格納されてもよい。報告は、クライアントシステム330に顧客によって電子的にディスプレイすることができ、且つ/または、印刷することができる。
【0134】
加えて、アカウントを有する第三者サービス提供業者は、上記に検討した顧客と同一のやり方で、運送注文に関与する報告を得ることができる。ホスト管理システム300は、データ格納306の運送記録をサーチして、どの運送が第三者サービス提供業者に関与し且つ/または関与したかを確認して、第三者サービス提供業者が関与した記録に対してのみアクセスできるようにする。
【0135】
請求
図18は、顧客の運送品が最終目的地に到達したときに、顧客に請求しインボイスを送るための、図16のタスク(ステップ826)を例示する。処理はスタートし(ステップ900)、ホスト管理システム300は、運送用のコンテナ10識別を使用してデータ格納306の顧客運送注文の履歴を調べる。次に、ホスト管理システム300は、顧客用の請求情報を調べ、請求の方法を含む請求計画を判断する。先に説明したように、顧客は、運送の支払いに金融会社を使用してもよく、その場合、ホスト管理システム300は、その特定の金融会社へインボイスを送る。インボイスの額は、先に図12で検討された顧客運送注文検証の一部として顧客へ与えられた元々のコスト概算とは異なってもよい。元々決定されたコストより少ないのであれ多いのであれ、運送の合計コストを変更したホスト管理システム300および/または顧客によって、注文への変更がなされていてもよい。
【0136】
顧客が、運送サービスの支払いに、クレジットの使用による、または、金融会社等の第三者サービス提供業者によるアレンジをした場合(決定906)、ホスト管理システム300は、そのような第三者サービス提供業者へ請求書を送付し(ステップ907)、処理は終了する(ステップ912)。ホスト管理システム300は、ホスト管理システム300が顧客またはその金融業者から首尾よく支払いを受け取るときに、第三者サービス提供業者の各々に支払う能力を提供してもよい。ホスト管理システム300は、第三者サービス提供業者のアカウントへ資金を電信為替で送ることによって、第三者サービス提供業者の各々へ支払いを送る。あるいは、ホスト管理システム300は、書面の支払いを発行することもできる。支払いは、方法に関係なく、顧客運送追跡番号を参照し、そのため、第三者サービス提供業者は、組織化および調停目的で設けられた特別なサービスへそのような支払いをリンクすることができる。
【0137】
顧客が支払い自体を提供しないか、または、第三者サービス提供業者によらない場合(決定906)、ホスト管理システム300は、顧客に運送ごとに請求するか、または、インボイスによって定期的なベースによって請求するかを判断する(決定908)。顧客請求が運送ごとの場合、ホスト管理システム300は、顧客用の請求書を準備し、支払いのためにそのような請求書を顧客へ送付し(ステップ910)、処理は終了する(ステップ912)。顧客が定期的なベースで請求される場合には、ホスト管理システム300は、顧客の現行のインボイスへ運送を加え、そのため、そのようなインボイスは、請求サイクルの最後に顧客へ送付することができる(ステップ911)。処理は次いで終了する(ステップ912)。
【0138】
また、第三者サービス提供業者は、そのクライアントシステム330の使用によって、サービス用の支払いが提供されていないかをホスト管理システム300に問い合わせることができる。第三者サービス提供業者は、ホスト管理システム300を通して出された顧客運送にサービスが提供されたか否かを判断する自己のやり方を有してもよい。第三者サービス提供業者は、顧客運送追跡番号を提供することによって、ホスト管理システム300に問い合わせる。ホスト管理システム300はその記録をチェックして、顧客運送追跡番号に基づいて、要求している第三者サービス提供業者が実際に特定の顧客運送注文へサービスを提供したか否かを判断する。提供していれば、ホスト管理システム300は、第三者サービス提供業者に、そのクライアントシステム330を通して、そのような運送品が最終目的地に到着した日付を含む運送の詳細、および、顧客が支払いをホスト管理システム300へ提供したか否かを送る。
【0139】
顧客は、先に図13で検討されたシステム選択スクリーンの請求に入ることによって、その請求記録にアクセスすることもできる。顧客は、システムに首尾よくログインした後、請求ボタン636を選択する。ホスト管理システム300は、次いで、その特定の顧客用の全運送品についての請求現状を見出し、それを顧客にディスプレイする。顧客は、全運送、完了した運送品のみ、または進行中の運送品を見るオプションを有する。報告は、このように編成されてもよい。顧客は、いずれの請求書が未払いか、各々に対する期間および期限も判断することができる。
【0140】
アカウント修正
顧客は、図13に例示されたシステム選択スクリーンで、アカウント修正ボタン638を選択して、自分のアカウントを修正することもできる。顧客がこのオプションを選択するときには、ホスト管理システム300は、データ格納306から顧客アカウントを検索する。
【0141】
スクリーン上のフィールドが、データ格納306に格納された顧客アカウント用の現在情報で既に満たされている場合を除き、顧客アカウントは、図6に例示された顧客アカウント設定スクリーンのようにディスプレイされる。顧客は次いでいずれのフィールドを選択して、自分のアカウントのどのフィールドをも修正することができる。顧客が自分のアカウントの修正を終了した後に、顧客は、図6で上述されたように、提出ボタン446を選択し、修正された顧客アカウント情報が、将来の参照のためにデータ格納306に格納される。
【0142】
ホスト管理システム300は、コンテナ10へおよびコンテナ10からのリアルタイム2方向通信のため、顧客がホスト管理システム300にログインしてコンテナ10の温度および通過中のいずれのときを調整することを可能にする。加えて、コンテナ10は、コンテナ10の安全をホスト管理システム300にリアルタイムで通信することができ、そのため、コンテナ10のいずれの破損もホスト管理システム330に通信され、それは次いで、顧客および/または第三者サービス提供業者によって確認にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1はコンテナの斜視図である。
【図2】
図2は本発明のコンテナに取り付けられた追跡装置の概略例示である。
【図3】
図3はコンテナの地理的位置を判断するために追跡装置によって使用される全地球測位システムの概略表示である。
【図4】
図4はホスト管理システムの概略表示である。
【図5】
図5はホスト管理システムとクライアントシステムとの間のデータ通信の概略表示である。
【図6】
図6は顧客アカウント設定スクリーンの概略表示である。
【図7】
図7は保険会社アカウント設定スクリーンの概略表示である。
【図8】
図8は運送用コンテナ会社アカウント設定スクリーンの概略表示である。
【図9】
図9は運送提供業者アカウント設定スクリーンの概略表示である。
【図10】
図10は金融会社アカウント設定スクリーンの概略表示である。
【図11】
図11は関税取扱提供業者アカウント設定スクリーンの概略表示である。
【図12】
図12は顧客ログインスクリーンの概略表示である。
【図13】
図13はシステム選択スクリーンの概略表示である。
【図14】
図14は顧客運送注文入力スクリーンの概略表示である。
【図15】
図15は顧客運送注文完了スクリーンの概略表示である。
【図16】
図16は追跡の概略表示である。
【図17】
図17はモニタリングの概略表示である。
【図18】
図18は請求の概略表示である。
Claims (59)
- 運送に使用されるコンテナを追跡するための管理システムであって、ホスト管理システムを備え、前記ホスト管理システムは、
(i)格納し、
(ii)前記コンテナから追跡情報を受け取り、
(iii)ユーザに前記追跡情報を自動的に通知する
ように適合される管理システム。 - コンテナに関する情報を遠隔サイトへ通信するように適合された装置であって、
前記コンテナに関するコンテナ情報を受け取るように適合される制御システムと、
前記制御システムに接続され、前記コンテナ情報および前記コンテナの識別を前記遠隔サイトへ発信するトランスミッタと、
を備える装置。 - 全地球測位システムから位置決め情報を受け取り、前記コンテナの場所を判断し、前記位置決め情報を受け取り、前記遠隔サイトへ通信するように適合されたレシーバをさらに備える請求項2に記載の装置。
- 前記コンテナ情報は、温度、圧力および湿度からなる群から構成される請求項2に記載の装置。
- コンテナ破損に関する情報を遠隔サイトへ通信するように適合された装置であって、
前記コンテナ内の破損を検出するように適合される制御システムと、
全地球測位システムから位置決め情報を受け取り、前記コンテナの場所を判断するように適合されたレシーバと、
前記制御システムに接続され、前記検出された破損、前記コンテナの識別および前記コンテナの位置決め情報を前記遠隔サイトへ発信するトランスミッタと、
を備える装置。 - コンテナ情報を遠隔サイトへ通信するように適合された通信システムであって、
コンテナと、
前記コンテナに取り付けられ、前記コンテナに関するコンテナ情報を受け取るように適合される制御システムと、
前記制御システムに接続され、前記コンテナ情報および前記コンテナの識別を前記遠隔サイトへ発信するトランスミッタと、
を備える通信システム。 - 前記コンテナは温度制御される請求項6に記載の通信システム。
- 前記コンテナ情報は、温度、圧力および湿度からなる群から構成される請求項6に記載の通信システム。
- コンテナ破損に関する情報を遠隔サイトへ通信するように適合された通信システムであって、
コンテナと、
前記コンテナに取り付けられ、前記コンテナ内の破損を検出するように適合される制御システムと、
全地球測位システムから位置決め情報を受け取り、前記コンテナの場所を判断するように適合されたレシーバと、
前記制御システムに接続され、前記検出された破損、前記コンテナの識別および位置決め情報を前記遠隔サイトへ発信するトランスミッタと、
を備える通信システム。 - コンテナから情報を受け取るように適合されるホスト管理システムであって、
サーバと、
前記サーバに接続され、前記コンテナから前記コンテナの識別およびコンテナ情報を受け取るように適合されたレシーバと、
前記サーバに接続され、指令情報を前記コンテナへ発信するように適合されたトランスミッタと、
を備えるホスト管理システム。 - コンテナ情報は、温度、圧力および湿度からなる群から構成される請求項10に記載のホスト管理システム。
- 前記サーバに接続され、前記サーバによって実行されるプログラムを格納するデータ格納をさらに備える請求項10に記載のホスト管理システム。
- 前記プログラムはアカウント設定プログラムである請求項12に記載のホスト管理システム。
- 前記アカウント設定プログラムは、顧客アカウントを設定するように適合されたプログラムである請求項13に記載のホスト管理システム。
- 前記アカウント設定プログラムは、コンテナの運送に関する顧客選好を受け取り、前記データ格納に格納するように適合される請求項14に記載のホスト管理システム。
- 前記顧客選好は、報告用のIPアドレス、保険会社、保険アカウント、金融会社、金融会社アカウント、運送会社、運送方法、コンテナ型、関税取扱、再ルートづけを可能にすること、示唆的販売を可能にすること、保険会社に見積もりを要求すること、保険会社見積もり額、金融会社に見積もりを要求すること、金融会社見積もりおよび運送見積もりからなる群から構成される請求項15に記載のホスト管理システム。
- 前記アカウント設定プログラムは、第三者提供業者サービスがコンテナ運送のために顧客に提供されるのを可能にするように適合された第三者提供業者アカウント設定プログラムである請求項13に記載のホスト管理システム。
- 前記第三者提供業者アカウントプログラムは、顧客によって運送されるコンテナに保険を提供するための保険会社アカウント設定プログラムである請求項17に記載のホスト管理システム。
- 前記保険会社アカウント設定プログラムは、保険会社選好をデータ格納に格納するように適合される請求項18に記載のホスト管理システム。
- 前記保険会社選好は、保険をかけられない品物の種類、顧客の最小信用格付け、特定の国の外部へ運送される品物に保険をかけること、顧客への示唆的レートの提供、および、コンテナ配達の自動通知からなる群から構成される請求項19に記載のホスト管理システム。
- 前記第三者提供業者アカウントプログラムは、運送注文用に顧客によって使用される運送コンテナを選ぶための運送コンテナ会社アカウント設定プログラムから構成される請求項17に記載のホスト管理システム。
- 前記運送コンテナ会社アカウント設定プログラムは、運送コンテナ会社選好をデータ格納に格納するように適合される請求項21に記載のホスト管理システム。
- 前記運送コンテナ会社選好は、提供された特別なコンテナ型および提供されたコンテナのサイズからなる群から構成される請求項22に記載のホスト管理システム。
- 前記第三者提供業者アカウントプログラムは、顧客にコンテナの運送を提供する運送会社アカウント設定プログラムから構成される請求項17に記載のホスト管理システム。
- 前記運送会社アカウント設定プログラムは、運送会社選好をデータ格納に格納するように適合される請求項24に記載のホスト管理システム。
- 前記運送会社選好は、運送のための時間、運送されない材料の種類、顧客への保険の提供、運送されることができる最大重量および運送されることができるコンテナの最大サイズからなる群から構成される請求項25に記載のホスト管理システム。
- 前記第三者提供業者アカウントプログラムは、顧客によって運送されるコンテナに融資を提供するための金融会社アカウント設定プログラムから構成される請求項17に記載のホスト管理システム。
- 前記運送コンテナ会社アカウント設定プログラムは、金融会社選好をデータ格納に格納するように適合される請求項27に記載のホスト管理システム。
- 前記金融会社選好は、融資するための最小顧客信用格付けから構成される請求項28に記載のホスト管理システム。
- 前記第三者提供業者アカウントプログラムは、顧客によって運送されるコンテナに関税取扱を提供するための関税アカウント設定から構成される請求項17に記載のホスト管理システム。
- 前記関税アカウント設定プログラムは、関税選好をデータ格納に格納するように適合される請求項30に記載のホスト管理システム。
- 前記関税選好は、取り扱われる原産国および取り扱われる目的国からなる群から構成される請求項31に記載のホスト管理システム。
- 前記プログラムは、顧客運送注文入力プログラムから構成される請求項12に記載のホスト管理システム。
- 前記顧客運送注文入力プログラムは、第三者サービス提供業者にサービスの見積もりを要求する請求項33に記載のホスト管理システム。
- 前記顧客運送注文入力プログラムは、品物の運送のために顧客へ追加サービスを提案するように適合される請求項33に記載のホスト管理システム。
- 前記顧客運送注文入力プログラムは、前記入力プログラムに顧客によって入力されたデータに基づいて、ディスカウントを提供するように適合される請求項33に記載のホスト管理システム。
- 前記プログラムは、モニタリングプログラム、報告プログラム、請求プログラムおよびアカウント修正プログラムからなる群から構成される請求項12に記載のホスト管理システム。
- 前記プログラムは、前記コンテナがスケジュールから外れている場合には、再ルートづけスケジュールを前記コンテナへ通信するように適合される請求項12に記載のホスト管理システム。
- コンテナ情報にアクセスするために前記サーバへ接続されたクライアントシステムをさらに備え、
前記サーバはコンテナ情報を前記クライアントシステムへ通信するように適合された請求項10に記載のホスト管理システム。 - 前記クライアントシステムは、情報要求をコンテナに関連する前記サーバへ通信するように適合される請求項39に記載のホスト管理システム。
- 前記サーバおよび前記クライアントシステムは、マークアップ言語を使用して互いに通信する請求項40に記載のホスト管理システム。
- 前記サーバおよび前記クライアントシステムは、インターネットを通して互いに通信する請求項40に記載のホスト管理システム。
- 前記マークアップ言語は、データ型アウェアマークアップ言語から構成される請求項40に記載のホスト管理システム。
- コンテナに関するクライアントシステムに通信するためにマークアップ言語データを準備するために前記サーバに接続されたマークアップ言語プロセッサをさらに備える請求項40に記載のホスト管理システム。
- 前記コンテナ情報が前記サーバによって受け取られるときに、前記サーバは前記通信情報を前記クライアントシステムにリアルタイムで通信する請求項39に記載のホスト管理システム。
- コンテナの運送および追跡のためのプログラムを格納するためにサーバ上で実行するコンピュータソフトウェア媒体であって、
顧客情報をおよび顧客選好を格納するために顧客アカウントを設定するアカウント設定プログラムと、
コンテナ用の顧客運送注文を入力するための運送注文入力プログラムと、
コンテナによってサーバへ通信されたコンテナ情報にアクセスするためのモニタリングプログラムと、
を備えるコンピュータソフトウェア媒体。 - 前記コンテナ情報は前記サーバへリアルタイムに通信される請求項46に記載のコンピュータソフトウェア媒体。
- 前記コンテナへ指令を通信してその温度を変える修正プログラムをさらに備える請求項47に記載のコンピュータソフトウェア媒体。
- 運送中にコンテナの温度を調整する方法であって、
実際の温度および前記コンテナの識別を受け取るステップと、
前記コンテナの前記識別に基づいてメモリから前記コンテナ用の所望の温度を判断するステップと、
前記所望の温度設定を前記コンテナへ通信するステップと、
を含む方法。 - 通信することは、前記実際の温度が前記所望の温度とは異なる場合に、前記所望の温度設定を前記コンテナへ通信することをさらに含む請求項49に記載の方法。
- 前記サーバから温度および識別をクライアントシステムへ通信するステップをさらに含む請求項49に記載の方法。
- 前記コンテナの前記所望の温度設定を前記クライアントシステムから受け取るステップと、
前記所望の温度設定を前記サーバに接続されたメモリに格納するステップと、
をさらに含む請求項49に記載の方法。 - コンテナを運送し追跡するために、顧客がホスト管理システムにアカウントを設定することを可能にする方法であって、
クライアントシステムを使用してサーバにログインするステップと、
前記サーバ上でアカウント設定プログラムを実行するステップと、
コンテナの運送用の顧客情報を前記アカウント設定プログラムに入力するステップと、
コンテナ運送注文中に、前記顧客情報および選好を、後に検索するために前記サーバに接続されたメモリに格納するステップと、
を含む方法。 - 前記入力することは、コンテナの運送用の顧客選好を前記アカウント設定プログラムに入力することをさらに含む請求項53に記載の方法。
- コンテナの運送のためにホスト管理システムを使用して顧客へ追加サービスを提案する方法であって、
コンテナ運送注文に関する運送注文プログラムに前記顧客によって入力された情報を受け取るステップと、
前記運送注文プログラムに入力された情報に基づいて前記顧客に追加運送サービスを提案するステップと、
を含む方法。 - 運送用のコンテナを再ルートづける方法であって、
前記コンテナの温度を受け取るステップと、
前記温度を、メモリに格納された前記コンテナ用の受容可能な温度範囲と比較するステップと、
前記温度が前記受容可能な温度範囲外であるならば前記コンテナを再ルートづけるステップと、
を含む方法。 - 前記再ルートづけは、前記温度が前記受容可能な温度範囲より上であるならば、前記コンテナをより北のルートに再ルートづけることを含む請求項56に記載の方法。
- 前記再ルートづけは、前記温度が前記受容可能な温度範囲より下であるならば、前記コンテナをより南のルートに再ルートづけることを含む請求項56に記載の方法。
- 運送されたコンテナに関する情報を第三者サービス提供業者に自動的に通信する方法であって、
運送中に前記コンテナからコンテナ情報および識別情報を受け取るステップと、
前記コンテナに関連するメモリに格納された第三者サービス提供業者の通信アドレスを調べるステップと、
前記コンテナ情報を受け取るとすぐに、前記コンテナ情報を前記第三者サービス提供業者へ自動的に通信するステップと、
を含む方法。
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