JP2004504522A - 折り畳み式テント - Google Patents
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Abstract
変形して少なくとも三つのテント支持環を形成する閉ループ弾性巻きテント部材からなる折り畳み式テントであって、各テント支持環はその円周の少なくとも一部に沿ってほかのテント支持環に隣接する。テント支持環はほかのテント支持環と同一の円周を有し、テント支持環を抑えるため、前記テント支持環の少なくとも一部に付着されテント支持環の対向部間に延長されるテント膜を有する。テント膜内には共通隣接領域ループ部材が固定される。折り畳みハットは閉ループ弾性巻きハット部材と、ハット部材の円周の少なくとも一部に付着されたハット膜とを含む。ハット部材はテント支持環の共通隣接テント領域を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はテント及び日光シェルターにかかり、より詳しくは折り畳み式の携帯用テント、蚊帳及び日光シェルターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
日光シェルター及びテントはその人気が段々と高まっている。このような人気の理由の一つは日光の有害な影響、とりわけ皮膚癌の危険及び発生の増加を一般人が次第に認識していることである。
【0003】
また、温和な気候のため、テントの壁面及び上面に直射する日光により生じ得る莫大な熱の蓄積を防止するためにテントの上に付加のカバーを覆う必要がある。
【0004】
折り畳み式テントは多くのデザインで利用できる。堅く構成された支持体を有するテントが知られているが、一部のテントはテント壁での凝結を防止するためのカバーを含む。このカバーも日光がテントに直射することを防止する機能をする。このような凝結防止カバーの欠点は、凝結物がテントの壁面に到達することを防止するために特殊に設計しなければならないということである。使用織物の色、密度及び種類は日光による熱蓄積を防止するのに最適でないこともあり得る。
【0005】
テント内の熱蓄積のほかの原因は多くのテントが全く密閉されるように設計されることである。テントの壁、屋根及び底面は密閉状態の内部をなしてテント内への空気循環を防止することになる。その例が米国特許第5,816,278号に開示されているが、この特許によると、底面及び壁が固体膜からなり、テント支持ループが単一頂点で集まる。このテントにはドア又はウィンドウが利用できるが、これらは小さく、テント内の熱蓄積を分散させる空気循環を最小にする。
【0006】
キャンピングなどの野外生活の増加により、多くのキャンパーは日光から保護するための一時収容施設としてテントを用いている。従来のテントは通常ポールにより支持されロープラインにより地面に定着される耐候性柔軟膜を含む。従来のテントの大きな問題点はテントを立てることと折り畳むことが複雑であるというものである。テントを立てるため、使用者はまずテント膜を広げて地面にレイアウトし、テントの固定点を地面に設け、この固定点にアンカーロープを取り付け、支持ポールを地面に突き刺してテントの頂点を支持し、テント膜を地面から持ち上げてその頂点を支持ポールに置き、ロープラインの張力を調整することでテント膜を抑える。テントの折り畳みの際、使用者はアンカーとロープラインを分解し、テントを折り畳み、テント膜、ロープライン及び支持ポールを運搬ケース内に入れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来のテントの欠点を解決するため、一部テント製造業者は支持ポール及びアンカーロープラインなしでテント膜に組み込まれた弾性支持体を有する折り畳み式テントを提供した。このような折り畳み式テントは折り畳まれて運搬用ケースに収容できる。
【0008】
しかし、この種のテントの欠点は、テントの構造を形成するため、殆どの場合使用者がいくつかの地点で相互丁寧に連結させなければならないいくつかの別の支持部材から弾性支持体が構成されるという点である。したがって、使用者は、テントを立てる都度テント部材を相互連結し分離する方法を習うのに時間を消費しなければならない。また、多くのテント部材を使用すると、テントの製造費、購入費、テントの寿命にわたる維持費が増加する。このようなテントのさらにほかの欠点はテントを小さな組立体に折り畳むことが難しいということである。テントのベースは嵩が増加するようにし、付加の折り畳み段階を要する。通常、使用者は弾性支持体を捻じって回転させることにより弾性支持体を折り畳まなければならない。弾性支持体は通常テントの機体構造の健全性を維持するためかなり堅いので、この作用には相当な時間及びエネルギーの消費が必要である。
【0009】
多様な形態の日覆い及び日光防御物も利用できる。日覆いとしては、傘、キャノピー及び折り畳まれたダンボール紙がある。これらの殆どは全く広げられた状態から少し折り畳まれる。現存のデザインは折り畳まれた状態でも嵩が高くて重い。現存の装置の何でも折り畳みハットカバーを含む折り畳み式テント又はシェルターを結合することができない。
【0010】
したがって、現在利用できるテント及び日光防御物の欠点のため、熱蓄積を防止するための空気循環用開放底部を有する折り畳みハットを含む折り畳み式テントが必要である。この折り畳み式テントは組立の必要なしで自ら立てられなければならない。また、この折り畳み式テントは、保管及び運搬のため、軽量であるとともに小さな構造に巻かれる必要がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
発明の要約
本発明は前記のような要求条件を満たす。一実施例において、本発明は、変形して少なくとも三つの支持環を形成する閉ループ弾性巻きテント部材を提供する(本出願において、“環”という用語は閉ループ弾性巻きテント部材と支持環をより明らかに区別するための“ループ”を意味するのに用いられる。したがって、支持ループは支持環と呼ぶ)。四つ、五つ、六つ又はそれ以上の支持環の構成も可能である。
【0012】
各支持環はその円周の一部に沿ってほかのテント支持環に隣接し、テント支持環は共通隣接テント領域を有する。各支持環はほかのテント支持環の形状又はサイズと同一の円周を有し、支持環の円周の少なくとも一部に付着された膜を有する。前記テント膜は前記支持環を抑えるため支持環の対向部間に延長される。前記テントは、前記テント支持環を相互抑えるため、各支持環の円周の少なくとも一部に付着されテント支持環間に延長される抑え手段をさらに含む。前記抑え手段はコード、ライン、ワイヤー、ストラップ、タイ、ポール、膜又はそのほかの類似の手段であり得る。コード又はラインは通常テントで見られる織物抑え手段よりずっと軽く、煩わしくなく、耐久性に優れ、製造費が安価である。
【0013】
テントを広げるとき、テント支持環は共通隣接テント領域の周囲に互いに離隔されテント膜及び抑え手段により抑えられる。前記共通隣接テント領域は、テント支持環が頂点で集まり共通隣接テント領域が一点に近い一部従来の設計とは異なり、面積がかなり大きい。前記共通隣接テント領域はテントの屋根をなし、テント膜はテントの壁をなす。網織物もテントの壁の一部又は入口を形成し、昆虫の侵入を防止しテントの内部への空気流動を増大させる役割をする。前記共通隣接テント領域は面積が相当大きいため、本発明の多くの変形例においてテントの壁とは区別される屋根が形成される。テントを十分折り畳んだとき、テント支持環は互いに重畳するループを形成して巻き付けられる。テント膜内には共通隣接領域ループ部材が固定できる。この共通隣接領域ループ部材は平面状のもので、共通隣接領域のテント膜を支持する役割をする。付加のハット膜がテント膜の上部に配置して、折り畳み式テント内に熱蓄積を減少させるエアポケットを与えることもできる。
【0014】
好ましくは、各支持環は、テントを折り畳むとき、支持環のテント膜を支持環の一部から分離して支持環を解除するため、その円周の少なくとも一部に沿って引き締め手段をさらに含む。したがって、テントの折り畳みに際して、テント支持環の容易な折り畳みが可能になる。より好ましくは、各支持環は、テントを折り畳むとき、抑え手段を前記支持環の一部から分離して前記支持環を解除させるため、その円周の少なくとも一部に沿って付着手段をさらに含む。
【0015】
さらに、基本的なテント構造にハットを設けることもできる。折り畳み式テント上に位置するハットは日光から保護する機能をする。前記ハットは閉ループの弾性巻きハット部材と、ハット部材の円周の少なくとも一部に付着されたハット膜からなる。前記ハットは別の閉ループ弾性巻きハット部材であるか、或いはテント支持環に連続的に構成できる。ハットは、テント支持環に固定されるため、ハット部材の円周の一部とテント支持環を付着する手段を含む。この付着手段はマジックテープ、タイ、スナップ、フック、ジッパー又は類似の方法からなり得る。ハット部材はテント支持環の共通隣接テント領域を形成する。前記ハット部材は変形してハット支持環を形成し、このハット支持環は中心部位で連結される。中心部位は、正方形、ダイアモンド形、三角形及び一点などの多様な形状を取り得る。好ましい実施例において、各ハット支持環はテント支持環の円周の最高点に隣接して付着される。
【0016】
テントを広げたとき、テント支持環はハット部材の周囲に互いに離隔しており、抑え手段により抑えられている。ハット部材は屋根をなし、テント支持環のテント膜はテントの壁をなす。
【0017】
したがって、折り畳み式テントは日光から保護するための折り畳みハットを提供するとともに折り畳み式テント内の熱蓄積を最小にすることにより、従来技術の欠点を解決する。空気循環のための折り畳みハットの開放底部も熱蓄積を防止する。この折り畳み式テントは組立の必要なしで自ら立てられる。また、折り畳み式テントは、保管及び運搬のため、軽量で小さな構造に巻き付けられる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1aないし図1d及び図2を参照すると、本発明による折り畳み式テント10の好ましい実施例が示されている。折り畳み式テント10は閉ループ弾性巻きテント部材15により形成されたテント部材12を含む。また、折り畳み式テント10は第2閉ループ弾性巻きハット部材16を含むこともできる。円周17を有するテント部材12は変形して少なくとも三つのテント支持環20を形成する。各テント支持環20はその円周17に沿って高地点18を有する。各テント支持環20の高地点18を交差して連結する部位は共通隣接テント領域35の境界をなす。共通隣接テント領域35はサイズがかなり大きく、テント支持環20は単一点に集まらないので、テント支持環20が単一頂点で最高となるほかの設計とは区別される。別の閉ループ弾性巻き共通隣接領域ループ部材36を含むことができる。共通隣接テント領域ループ部材36はたいてい共通隣接テント領域35の境界19と一致する。共通隣接領域ループ部材36はテント膜40内に固定される。共通隣接領域ループ部材36がテント膜40内に固定されるので、共通隣接領域ループ部材36を使うとき、別のハット膜41はない。共通隣接領域ループ部材36は、楕円形、卵形、円形、長方形、正方形、三角形などに成形できる。当業者が分るように、ほかの形状も可能である。ほかの方式として、各テント支持環20の一部が共通隣接テント領域35の境界19と一致するようにテント支持環20がさらに変形することができる。したがって、各テント支持環20はその円周17の少なくとも一部に沿ってほかのテント支持環に隣接して、共通隣接テント領域35を形成する。テント支持環20は円周17の一部に沿って横断することもできる。テント支持環20の円周17がそれ自体横断するテントの上部には共通隣接テント領域35が形成される。ほかの方式として、円周17は閉ループ弾性部材15がそれ自体横断しない部分的なループを形成することもできる。
【0019】
各テント支持環20の円周長は、折り畳み式テント10に対する対称構造を提供するため、ほかのテント支持環20と同一である。
【0020】
図1dを参照すると、各テント支持環20もテント支持環20の円周17の少なくとも一部に付着されたテント膜40を有する。テント膜40はテント支持環20の対向部間に延長してテント支持環20を抑える。テント膜40又は別のハット膜41は楕円形、卵形、円形、長方形、正方形、三角形などに成形できるが、当業者が分るようにほかの形状も可能である。
【0021】
図1aはテント膜40を有する三つのテント支持環20を示す。この図には、各支持環20の円周17の少なくとも一部に付着された抑え手段50が示されている。
【0022】
好ましくは、各テント支持環20は、テント支持環20のテント膜40がテント支持環20の一部から分離できるように、その円周17の少なくとも一部に沿って引き締め手段47をさらに含む。前記テント膜40がテント支持環20に完全に付着されたとき、テント膜は捻じり及び曲げに対するテント支持環20の剛性を向上させる。これは、テント膜40がテント支持環20が特定形状になることを抑えて、テント支持環20の円周17上のテント膜40の引き寄せに対する捻じり及び曲げに抵抗するためである。テント膜40の少なくとも一部をテント支持環20から分離させることにより、テント支持環20の剛性が低下し、テント支持環20が易しく捻じられ曲げられるので、テント支持環20が容易に折り畳まれる。
【0023】
前記引き締め手段47はテント支持環20の円周17とテント膜40の一部に沿って延長されるジッパーなどの着脱型ファスナーを含むことができる。このファスナーとしては、マジックテープ(T.M)、スナップ、ボタン、ストラップ又はグロメットなどのフック及びループ材料が含まれる。好ましくは、ファスナーは水などがファスナーを通じてテント内に漏れることを防止するため耐候性を有する。テント支持環20が回転して相互重なって配置されるとき、テント支持環20を集団で巻き付けることにより折り畳み式テント10を容易に折り畳むため、テント支持環20はその円周17上の同一点で集団で捻じられて曲げられることができる。通常、テント支持環20は集団で巻き付けられて、三つの重畳リングを形成する。
【0024】
前記折り畳み式テント10は、テント支持環20を相互抑えるため、各支持環20の円周17の少なくとも一部に付着されテント支持環20間に延長される抑え手段50をさらに含む。前記抑え手段50と前記テント支持環20間の付着手段45は、前記抑え手段50をテント支持環20から便利に分離し得るようにする。前記折り畳み式テント10が広げられたとき、前記抑え手段50の長さはテント支持環20間の間隔と折り畳み式テント10の高さを決める。これは、抑え手段50なしで前記テント支持環20が弾性テント部材15に貯蔵された最小の位置エネルギーで相互平面状の空間的位置を取るためである。図1に示す折り畳み式テント10の実施例において、抑え手段50としてコードが示されている。抑え手段50はテント支持環20が相互対称的に離隔し抑え手段50により相互抑えられるのに適したサイズ及び形状を有する。前記抑え手段50はコード、ライン、ワイヤー、ストラップ、タイ、ポール、膜又はそのほかの類似手段であり得る。組立状態にあるとき、前記抑え手段50は支持ループテント膜40が折り畳み式テント10の壁65をなすように支持ループテント幕40を抑える。網織物はテントの壁の一部又は入口を形成することもでき、昆虫の侵入を防止し、テント内部への空気流動を増大させる役割をする。
【0025】
前記折り畳み式テント10は折り畳みハット68を含み得る。ハット部材70はテント支持環20の連続部であり得るので、閉ループ弾性巻き連続部材71をなす。ほかの方式として、ハット部材70は第2閉ループ弾性巻きハット部材16により形成されて別のハット部材70を作ることができる。図1は折り畳みハット68を形成する別のハット部材70を示す。ハット部材70は、図1dに示すように、変形してハット支持環75を形成することができる。折り畳みハット68が別の閉ループ巻きハット部材70であるとき、ハット部材70の第2円周72は各テント支持環20の円周17と交差する共通隣接テント領域35上に位置する。ハット支持ループ75にハット膜41が付着される。前記ハット膜41は1部分以上が連続するか分離されている。テント膜40は別の閉ループ巻きハット部材70又は閉ループ弾性巻き連続部材71を覆うように延長できるので、別のハット膜41が不要である。巻きハット部材70は変形して一つ以上のハット支持環75を形成することができる。
【0026】
また、折り畳みハット68は折り畳み式テント10の屋根76の役割をするが、支持ループテント膜40は折り畳み式テント10の壁65をなす。ハット部材70は、必要に応じて、付着手段45のように、当業者に知られているジッパー、フック、タイ、スナップ、マジックテープ又はそのほかの方法などの第2付着手段46によりテント支持環20に付着できる。ハット部材70が変形されるとき、中心部位80が形成される。全て示されていないが、中心部位80は正方形、三角形、ダイアモンド形、円形及び点形などの多様な形状を取ることができる。したがって、本発明は、使用者による組立が不要である、一つ以上の弾性部材15、16を有する自体立設型の無支柱折り畳み式テント10を提供する。
【0027】
好ましくは、折り畳み式テント10は、抑え手段50を各テント支持環20の一部から分離してテント支持環20を相互解除させるため、抑え手段50とテント支持環20間に付着手段をさらに含む。抑え手段50がテント支持環20に付着されたとき、抑え手段は捻じり及び曲げ変形に対するテント支持環20相互間の剛性を向上させる。これは、テント支持環20の円周17上の抑え手段50の引き寄せに対して捻じり及び曲げ変形に抵抗する特定の空間構造にテント支持環20が変形されることを抑え手段50が抑えるためである。抑え手段50の少なくとも一部を前記テント支持環20から分離させることにより、テント支持環20が容易に捻じられ曲げられて、テント支持環20の容易な折り畳みを可能にする。前記抑え手段45は前述したようにフック、スナップ、タイ又はそのほかの手段から構成できる。
【0028】
前記テント膜40は、当業者が分かるように、プライバシー及び風又は雨からの保護に適したキャンバス、ダックなどのような軽量材料から構成できる。示されていないが、折り畳み式テント10の壁65を形成するテント膜40の開口部を与え、折り畳み式テント10のウィンドウの役割を付与することができる。弾性部材15は、テント支持環20内に変形されるのに十分な柔軟性を有する巻き付け可能材料からなる。弾性部材15はスリーブで覆われるシート又はスプリング鋼材から構成できる。このような材料はその休止状態、テント支持環20の場合には楕円形に戻ろうとする傾向がある。テント10を立てるためには、巻き付けられているテント10を運搬ケースから取り出すと、折り畳み式テント10は図1に示す形態に自ら立てられる。示されていないが、支持ループテント膜に沿ってジッパーをさらに設けることができる。折り畳み式テント10を折り畳むとき、支持ループテント膜40のジッパーが開けられ、テント支持環20が共通隣接テント領域35に沿って回転して平面形態に重なって置かれる。その後、テント支持環20がその円周17上の同一点に沿って集団で捻じられ曲げられて、巻き状態、好ましくは3回のターンを有する巻き状態となる。この巻き状態のテントはそれを収容するように成形された運搬ケースの内部に入れるなどの取扱に適切である。
【0029】
弾性巻き部材15の長さ及び厚さは折り畳み式テント10の形状及び体積によって違う。大型テントにおいて、弾性部材15は大きい支持構造を提供しテント10の構造的健全性を維持するため、より長くて厚く形成される。
【0030】
前記共通隣接テント領域35は、楕円形、正方形、円形、ダイアモンド形、三角形又はそのほかの形状を取ることができる。図面には三つ、四つ、五つ及び六つの支持環20の構成のテント支持環20が示されているが、より多くの構成も可能である。
【0031】
図1aはテント膜40を有する三つのテント支持環20を示す。各支持環20の円周17の少なくとも一部に付着された抑え手段50が示されている。これには別のハット部材70もなく別の共通隣接領域ループ部材36もないので、高地点18の交差部により取り囲まれた部位は共通隣接テント領域35の境界19をなす。図1bはテント膜40を持っていない同構造を示す。図1cは変形して平面形態を取らないハット部材70を付加する。このハット部材70は別のハット膜41を有する。図1c(2)は平面形態を取っていながらテント膜40内に固定されている共通隣接領域ループ部材36を示す。共通隣接領域ループ部材36がテント膜40内に固定されるので、共通隣接領域ループ部材36を使うとき、別のハット膜41はない。同様に、高地点18の交差部により取り囲まれた部位は共通隣接テント領域35の境界19をなす。
【0032】
図1daないし図1deは巻きハット部材70を含む折り畳み式テント10の折り畳み過程を示す。図1dはハット部材70が楕円形又は円形を形成する全く広げられた状態を示す。図1dbはテント支持環20の一つとハット部材70が一度捻じられて小さな構造となったものを示す。図1dcは残りの二つのテント支持環20とハット部材70が一度捻じられて小さな構造となったものを示す。図1ddは三つの部分的に折り畳まれたテント支持環20及びハット70が互いに折り畳まれた状態を示す。図1deは折り畳み式テント10が最終に折り畳まれて小さな巻き状態のループ構造をなったものを示す。
【0033】
図2はハット部材70がテント支持環20の連続部であることを除き、図1のものと同構造を示す。この構造の平面図も示されている。図3aは共通隣接領域ループ部材36を有する折り畳み式テント10が全く広げられた状態を示す。共通隣接領域ループ部材36は拡張された楕円形を取っている。
【0034】
図3bは単一点を形成する中心部位80を示す。ハット部材70は捻じり変形して三つのハット支持環75を形成する。
【0035】
図3cは図3bと類似したもので、ハット支持環75は、捻じられたとき、三角形の中心部位80を形成する。中心部位80は三角形の中心部位80の一辺に沿って各ハット支持環75の残りと交差する。
【0036】
図3dは図3と類似したものであるが、変形して三つのハット支持環75を形成するハット部材70を示す。中心部位80は三角形を形成する。中心部位80は三角形の中心部位80の一点で各支持環75の残りと交差する。
【0037】
図3d−1はハット部材70及びテント支持環20が部分的に折り畳まれて平面上に配置された状態を示す。図3d−1bはテント支持環20の一つ及びハット部材70が一度捻じられて小さな構造となったものを示す。図3d−1cは残りの二つのテント支持環20及びハット部材70が一度捻じられて小さな構造となったものを示す。図3d−1dは三つの部分的に折り畳まれたテント支持環20及びハット70が最終に互いに折り畳まれて小さな巻き形態のループ構造となったものを示す。
【0038】
図4を参照すると、弾性テント部材15が変形して三つのテント支持環20を形成する。各支持環20はその円周17に沿ってほかのテント支持環20に隣接する。テント支持環20は略楕円形である。テント支持環20は、各テント支持環20が互いに重なって三角形の共通隣接テント領域35を形成するように、捻じり変形される。別のハットは設けられていない。図4a−4dは巻き付け動作の段階を示す。
【0039】
図4eを参照すると、本発明による折り畳み式テント10のほかの実施例が示されているが、弾性テント部材15は変形して四つのテント支持環20を形成する。各支持環20はその円周17に沿ってほかのテント支持環20に隣接する。テント支持環20は楕円形であって、共通隣接テント領域35を有する。ハット68は別の第2弾性ハット部材70により形成される。ハット部材70は各テント支持環20の円周17と交差して折り畳み式テント10の屋根76を形成する共通隣接テント領域35を形成する。ハット部材70は共通隣接テント領域35の周囲に均等に離隔した四つの部位でテント支持環20より高く隆起されている。図4f−4kは巻き付け段階を示す。
【0040】
図5はハット部材70がテント支持環20の連続部であることを除き、図4と類似したものである。折り畳み式テント10は単一巻き連続部材71から形成される。
【0041】
図6ないし図6cを参照すると、図4の初期構造からのハット68の多様な実施例が示されている。図6は図4と類似したテント支持環20を示すものであるが、ハットが設けられていなく、テント支持環20の平面図も示されている。
【0042】
図6aはテント支持環20の最高点と同一レベルの平面円形としての共通隣接領域ループ部材36を示す。図6bは変形して四つのハット支持環75を形成するハット部材70を示す。ハット支持環75は、捻じられたとき、単一点の中心部位80を形成する。
【0043】
図6cは捻じられて四つのハット支持環75を形成するハット部材70を示す。ハット支持環75は、捻じられたとき、正方形の中心部位80を形成する。中心部位80は正方形の中心部位80の一辺に沿って各ハット支持環75の残りと交差する。図6dは、折り畳みハット68の中心部位80がダイアモンド形である実施例を示すことを除き、図6cと類似したものである。
【0044】
図7は捻じられて四つのテント支持環20を形成する弾性テント部材15を示す。この構造において、テント支持環20は円周17の一部で横断する。テント支持環20はこれらを分離する距離だけ残りの円周17に比べて小さい。本実施例において別のハットは設けられていない。
【0045】
図8は捻じられて五つのテント支持環20を形成する弾性テント部材15を示す。ハット部材70は第2弾性巻き部材16により形成される。ハット部材70は変形して四つの隆起部と四つの谷部を形成する。
【0046】
図9はテント支持環20とハット部材70が単一弾性連続部材71により形成されることを除き、図8と同構造である。図10はハット部材70が示されていないことを除き、図8と類似したものである。図10は捻じられて五つのテント支持環20を形成する弾性テント部材15を示す。図10aは円形のハット部材70を付加する。図10bは変形して五つのハット支持環75を形成するハット部材70を示す。ハット支持ループ75は五角形の共通隣接テント領域35を形成する。
【0047】
図11aを参照すると、捻じられて三つのテント支持環20を形成する弾性テント部材15が示されている。この図面には三つの図があるが、その一つ目はハット部材のない設計の三つのテント支持環20の平面図、二つ目は三つのテント支持環20とハット部材70の平面図、三つ目は三つのテント支持環20とハット部材70の側面図である。ハット部材70は平面形態であるので、共通隣接テント領域35の境界19に近い。抑え手段50はテント支持環20に付着されるので、テント支持環20を抑え、これらに直立形状を与える。共通隣接テント領域35は円形を取っているが、ほかの変形形態も可能である。前述したように、ハット部材70はテント部材15の連続部又は別途の巻き部材であり得る。また、連続テント膜40又は付加の別途のハット膜41が提供できる。
【0048】
図11b、図11c及び図11dは捻じられて四つ、五つ又は六つのテント支持環20を形成する弾性テント部材15を示す。図11bないし図11dはほかの面で図11aと類似している。
【0049】
以上、本発明をその好ましい形態についてかなり詳細に説明したが、ほかの形態も可能である。したがって、添付の特許請求の範囲は前記好ましい形態の説明に限定されればいけない。
【図面の簡単な説明】
本発明の前記及びそのほかの特徴、性状及び利点は本発明の例を例示する以後の説明、添付特許請求の範囲、及び添付図面からより明らかに理解できるであろう。
図1aないし図1c及び図1c(2)は折り畳み式テントの実施例の斜視図を示す。
図1c(1)及び図1c(3)はそれぞれ図1c及び図1c(2)に示す実施例の平面図を示す。
図1dは変形して三つのテント支持環を形成する閉ループと変形して三つのハット支持環を形成する別の閉ループを示す拡開状態の本発明による折り畳み式テントの実施例の斜視図である。図1daないし図1deは保管のためループを巻き付ける段階を示す。
図2は変形して三つのテント支持環を形成し変形して三つのハット支持環を形成する連続閉ループを示す。図2aないし図2eは保管のためループ及び環を巻き付ける段階を示す。
図3は変形して三つのテント支持環を形成する閉ループと変形して三つのハット支持環を形成する別の閉ループを示す。図3aないし図3dは保管のためループを巻き付ける段階を示す。
図3aは楕円形の共通隣接領域ループ部材を有するテント部材の斜視図を示す。
図3bは変形して三つのテント支持環を形成する閉ループと、変形して三つのハット支持環を形成し、中心部位が頂点を形成する別の閉ループの斜視図を示す。
図3cは変形して三つのテント支持環を形成する閉ループと、変形して三つのハット支持環を形成し、中心部位が三角形を形成する別の閉ループの斜視図を示す。
図3dは変形して三つのテント支持環を形成する閉ループと、変形して三つのハット支持環を形成し、中心部位が三角形のほかの変形形態を形成する別の閉ループの斜視図を示す。
図3d−1aないし図3d−1dはテントの折り畳み段階を示す平面図を示す。
図4は変形して三つのテント支持体を形成する閉ループを示す。図4aないし図4dは保管のためのループ及び環の巻き付け段階を示す。
図4eは変形して四つのテント支持環と変形して四つのハット支持環を形成する別の閉ループを示す。図4fないし図4kは保管のためのループ及び環の巻き付け段階を示す。
図5は変形して四つのテント支持環を形成し、変形して四つのハット支持環を示す。
図5aないし図5fは保管のためのループ及び環の巻き付け段階を示す。
図6は変形して四つのテント支持環を形成する閉ループと変形して四つのハット支持環を形成する別の閉ループを示す。図6c−1ないし図6c−3は保管のためのループ及び環の巻き付け段階を示す。
図6aは円形の共通隣接領域ループ部材を示す。
図6bは単一点で四つの環が集まる形態のハットを示す。
図6cは正方形で四つの環が集まる形態のハットを示す。
図6dはダイアモンド形で四つの環が集まる形態のハットを示す。
図7は捻じられて四つの小さなテント支持環を形成する閉ループ弾性部材を示す。図7aないし図7dは保管のためのループ及び環の巻き付け段階を示す。
図8は捻じられて五つのテント支持環を形成する弾性部材を示す斜視図である。
図8aないし図8dは保管のためのループ及び環の巻き付け段階を示す。
図9は単一の連続弾性部材として弾性部材を示す斜視図である。
図10はハット部材を示していないことを除き、図8と類似の斜視図である。
図10aは円形を形成するハット部材の斜視図である。
図10bは頂点で五角形をハット部材の斜視図である。
図11aないし図11dは三つの支持環ないし六つの支持環の構成のテント支持環の斜視図及び平面図を示す。
【発明の属する技術分野】
本発明はテント及び日光シェルターにかかり、より詳しくは折り畳み式の携帯用テント、蚊帳及び日光シェルターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
日光シェルター及びテントはその人気が段々と高まっている。このような人気の理由の一つは日光の有害な影響、とりわけ皮膚癌の危険及び発生の増加を一般人が次第に認識していることである。
【0003】
また、温和な気候のため、テントの壁面及び上面に直射する日光により生じ得る莫大な熱の蓄積を防止するためにテントの上に付加のカバーを覆う必要がある。
【0004】
折り畳み式テントは多くのデザインで利用できる。堅く構成された支持体を有するテントが知られているが、一部のテントはテント壁での凝結を防止するためのカバーを含む。このカバーも日光がテントに直射することを防止する機能をする。このような凝結防止カバーの欠点は、凝結物がテントの壁面に到達することを防止するために特殊に設計しなければならないということである。使用織物の色、密度及び種類は日光による熱蓄積を防止するのに最適でないこともあり得る。
【0005】
テント内の熱蓄積のほかの原因は多くのテントが全く密閉されるように設計されることである。テントの壁、屋根及び底面は密閉状態の内部をなしてテント内への空気循環を防止することになる。その例が米国特許第5,816,278号に開示されているが、この特許によると、底面及び壁が固体膜からなり、テント支持ループが単一頂点で集まる。このテントにはドア又はウィンドウが利用できるが、これらは小さく、テント内の熱蓄積を分散させる空気循環を最小にする。
【0006】
キャンピングなどの野外生活の増加により、多くのキャンパーは日光から保護するための一時収容施設としてテントを用いている。従来のテントは通常ポールにより支持されロープラインにより地面に定着される耐候性柔軟膜を含む。従来のテントの大きな問題点はテントを立てることと折り畳むことが複雑であるというものである。テントを立てるため、使用者はまずテント膜を広げて地面にレイアウトし、テントの固定点を地面に設け、この固定点にアンカーロープを取り付け、支持ポールを地面に突き刺してテントの頂点を支持し、テント膜を地面から持ち上げてその頂点を支持ポールに置き、ロープラインの張力を調整することでテント膜を抑える。テントの折り畳みの際、使用者はアンカーとロープラインを分解し、テントを折り畳み、テント膜、ロープライン及び支持ポールを運搬ケース内に入れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来のテントの欠点を解決するため、一部テント製造業者は支持ポール及びアンカーロープラインなしでテント膜に組み込まれた弾性支持体を有する折り畳み式テントを提供した。このような折り畳み式テントは折り畳まれて運搬用ケースに収容できる。
【0008】
しかし、この種のテントの欠点は、テントの構造を形成するため、殆どの場合使用者がいくつかの地点で相互丁寧に連結させなければならないいくつかの別の支持部材から弾性支持体が構成されるという点である。したがって、使用者は、テントを立てる都度テント部材を相互連結し分離する方法を習うのに時間を消費しなければならない。また、多くのテント部材を使用すると、テントの製造費、購入費、テントの寿命にわたる維持費が増加する。このようなテントのさらにほかの欠点はテントを小さな組立体に折り畳むことが難しいということである。テントのベースは嵩が増加するようにし、付加の折り畳み段階を要する。通常、使用者は弾性支持体を捻じって回転させることにより弾性支持体を折り畳まなければならない。弾性支持体は通常テントの機体構造の健全性を維持するためかなり堅いので、この作用には相当な時間及びエネルギーの消費が必要である。
【0009】
多様な形態の日覆い及び日光防御物も利用できる。日覆いとしては、傘、キャノピー及び折り畳まれたダンボール紙がある。これらの殆どは全く広げられた状態から少し折り畳まれる。現存のデザインは折り畳まれた状態でも嵩が高くて重い。現存の装置の何でも折り畳みハットカバーを含む折り畳み式テント又はシェルターを結合することができない。
【0010】
したがって、現在利用できるテント及び日光防御物の欠点のため、熱蓄積を防止するための空気循環用開放底部を有する折り畳みハットを含む折り畳み式テントが必要である。この折り畳み式テントは組立の必要なしで自ら立てられなければならない。また、この折り畳み式テントは、保管及び運搬のため、軽量であるとともに小さな構造に巻かれる必要がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
発明の要約
本発明は前記のような要求条件を満たす。一実施例において、本発明は、変形して少なくとも三つの支持環を形成する閉ループ弾性巻きテント部材を提供する(本出願において、“環”という用語は閉ループ弾性巻きテント部材と支持環をより明らかに区別するための“ループ”を意味するのに用いられる。したがって、支持ループは支持環と呼ぶ)。四つ、五つ、六つ又はそれ以上の支持環の構成も可能である。
【0012】
各支持環はその円周の一部に沿ってほかのテント支持環に隣接し、テント支持環は共通隣接テント領域を有する。各支持環はほかのテント支持環の形状又はサイズと同一の円周を有し、支持環の円周の少なくとも一部に付着された膜を有する。前記テント膜は前記支持環を抑えるため支持環の対向部間に延長される。前記テントは、前記テント支持環を相互抑えるため、各支持環の円周の少なくとも一部に付着されテント支持環間に延長される抑え手段をさらに含む。前記抑え手段はコード、ライン、ワイヤー、ストラップ、タイ、ポール、膜又はそのほかの類似の手段であり得る。コード又はラインは通常テントで見られる織物抑え手段よりずっと軽く、煩わしくなく、耐久性に優れ、製造費が安価である。
【0013】
テントを広げるとき、テント支持環は共通隣接テント領域の周囲に互いに離隔されテント膜及び抑え手段により抑えられる。前記共通隣接テント領域は、テント支持環が頂点で集まり共通隣接テント領域が一点に近い一部従来の設計とは異なり、面積がかなり大きい。前記共通隣接テント領域はテントの屋根をなし、テント膜はテントの壁をなす。網織物もテントの壁の一部又は入口を形成し、昆虫の侵入を防止しテントの内部への空気流動を増大させる役割をする。前記共通隣接テント領域は面積が相当大きいため、本発明の多くの変形例においてテントの壁とは区別される屋根が形成される。テントを十分折り畳んだとき、テント支持環は互いに重畳するループを形成して巻き付けられる。テント膜内には共通隣接領域ループ部材が固定できる。この共通隣接領域ループ部材は平面状のもので、共通隣接領域のテント膜を支持する役割をする。付加のハット膜がテント膜の上部に配置して、折り畳み式テント内に熱蓄積を減少させるエアポケットを与えることもできる。
【0014】
好ましくは、各支持環は、テントを折り畳むとき、支持環のテント膜を支持環の一部から分離して支持環を解除するため、その円周の少なくとも一部に沿って引き締め手段をさらに含む。したがって、テントの折り畳みに際して、テント支持環の容易な折り畳みが可能になる。より好ましくは、各支持環は、テントを折り畳むとき、抑え手段を前記支持環の一部から分離して前記支持環を解除させるため、その円周の少なくとも一部に沿って付着手段をさらに含む。
【0015】
さらに、基本的なテント構造にハットを設けることもできる。折り畳み式テント上に位置するハットは日光から保護する機能をする。前記ハットは閉ループの弾性巻きハット部材と、ハット部材の円周の少なくとも一部に付着されたハット膜からなる。前記ハットは別の閉ループ弾性巻きハット部材であるか、或いはテント支持環に連続的に構成できる。ハットは、テント支持環に固定されるため、ハット部材の円周の一部とテント支持環を付着する手段を含む。この付着手段はマジックテープ、タイ、スナップ、フック、ジッパー又は類似の方法からなり得る。ハット部材はテント支持環の共通隣接テント領域を形成する。前記ハット部材は変形してハット支持環を形成し、このハット支持環は中心部位で連結される。中心部位は、正方形、ダイアモンド形、三角形及び一点などの多様な形状を取り得る。好ましい実施例において、各ハット支持環はテント支持環の円周の最高点に隣接して付着される。
【0016】
テントを広げたとき、テント支持環はハット部材の周囲に互いに離隔しており、抑え手段により抑えられている。ハット部材は屋根をなし、テント支持環のテント膜はテントの壁をなす。
【0017】
したがって、折り畳み式テントは日光から保護するための折り畳みハットを提供するとともに折り畳み式テント内の熱蓄積を最小にすることにより、従来技術の欠点を解決する。空気循環のための折り畳みハットの開放底部も熱蓄積を防止する。この折り畳み式テントは組立の必要なしで自ら立てられる。また、折り畳み式テントは、保管及び運搬のため、軽量で小さな構造に巻き付けられる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1aないし図1d及び図2を参照すると、本発明による折り畳み式テント10の好ましい実施例が示されている。折り畳み式テント10は閉ループ弾性巻きテント部材15により形成されたテント部材12を含む。また、折り畳み式テント10は第2閉ループ弾性巻きハット部材16を含むこともできる。円周17を有するテント部材12は変形して少なくとも三つのテント支持環20を形成する。各テント支持環20はその円周17に沿って高地点18を有する。各テント支持環20の高地点18を交差して連結する部位は共通隣接テント領域35の境界をなす。共通隣接テント領域35はサイズがかなり大きく、テント支持環20は単一点に集まらないので、テント支持環20が単一頂点で最高となるほかの設計とは区別される。別の閉ループ弾性巻き共通隣接領域ループ部材36を含むことができる。共通隣接テント領域ループ部材36はたいてい共通隣接テント領域35の境界19と一致する。共通隣接領域ループ部材36はテント膜40内に固定される。共通隣接領域ループ部材36がテント膜40内に固定されるので、共通隣接領域ループ部材36を使うとき、別のハット膜41はない。共通隣接領域ループ部材36は、楕円形、卵形、円形、長方形、正方形、三角形などに成形できる。当業者が分るように、ほかの形状も可能である。ほかの方式として、各テント支持環20の一部が共通隣接テント領域35の境界19と一致するようにテント支持環20がさらに変形することができる。したがって、各テント支持環20はその円周17の少なくとも一部に沿ってほかのテント支持環に隣接して、共通隣接テント領域35を形成する。テント支持環20は円周17の一部に沿って横断することもできる。テント支持環20の円周17がそれ自体横断するテントの上部には共通隣接テント領域35が形成される。ほかの方式として、円周17は閉ループ弾性部材15がそれ自体横断しない部分的なループを形成することもできる。
【0019】
各テント支持環20の円周長は、折り畳み式テント10に対する対称構造を提供するため、ほかのテント支持環20と同一である。
【0020】
図1dを参照すると、各テント支持環20もテント支持環20の円周17の少なくとも一部に付着されたテント膜40を有する。テント膜40はテント支持環20の対向部間に延長してテント支持環20を抑える。テント膜40又は別のハット膜41は楕円形、卵形、円形、長方形、正方形、三角形などに成形できるが、当業者が分るようにほかの形状も可能である。
【0021】
図1aはテント膜40を有する三つのテント支持環20を示す。この図には、各支持環20の円周17の少なくとも一部に付着された抑え手段50が示されている。
【0022】
好ましくは、各テント支持環20は、テント支持環20のテント膜40がテント支持環20の一部から分離できるように、その円周17の少なくとも一部に沿って引き締め手段47をさらに含む。前記テント膜40がテント支持環20に完全に付着されたとき、テント膜は捻じり及び曲げに対するテント支持環20の剛性を向上させる。これは、テント膜40がテント支持環20が特定形状になることを抑えて、テント支持環20の円周17上のテント膜40の引き寄せに対する捻じり及び曲げに抵抗するためである。テント膜40の少なくとも一部をテント支持環20から分離させることにより、テント支持環20の剛性が低下し、テント支持環20が易しく捻じられ曲げられるので、テント支持環20が容易に折り畳まれる。
【0023】
前記引き締め手段47はテント支持環20の円周17とテント膜40の一部に沿って延長されるジッパーなどの着脱型ファスナーを含むことができる。このファスナーとしては、マジックテープ(T.M)、スナップ、ボタン、ストラップ又はグロメットなどのフック及びループ材料が含まれる。好ましくは、ファスナーは水などがファスナーを通じてテント内に漏れることを防止するため耐候性を有する。テント支持環20が回転して相互重なって配置されるとき、テント支持環20を集団で巻き付けることにより折り畳み式テント10を容易に折り畳むため、テント支持環20はその円周17上の同一点で集団で捻じられて曲げられることができる。通常、テント支持環20は集団で巻き付けられて、三つの重畳リングを形成する。
【0024】
前記折り畳み式テント10は、テント支持環20を相互抑えるため、各支持環20の円周17の少なくとも一部に付着されテント支持環20間に延長される抑え手段50をさらに含む。前記抑え手段50と前記テント支持環20間の付着手段45は、前記抑え手段50をテント支持環20から便利に分離し得るようにする。前記折り畳み式テント10が広げられたとき、前記抑え手段50の長さはテント支持環20間の間隔と折り畳み式テント10の高さを決める。これは、抑え手段50なしで前記テント支持環20が弾性テント部材15に貯蔵された最小の位置エネルギーで相互平面状の空間的位置を取るためである。図1に示す折り畳み式テント10の実施例において、抑え手段50としてコードが示されている。抑え手段50はテント支持環20が相互対称的に離隔し抑え手段50により相互抑えられるのに適したサイズ及び形状を有する。前記抑え手段50はコード、ライン、ワイヤー、ストラップ、タイ、ポール、膜又はそのほかの類似手段であり得る。組立状態にあるとき、前記抑え手段50は支持ループテント膜40が折り畳み式テント10の壁65をなすように支持ループテント幕40を抑える。網織物はテントの壁の一部又は入口を形成することもでき、昆虫の侵入を防止し、テント内部への空気流動を増大させる役割をする。
【0025】
前記折り畳み式テント10は折り畳みハット68を含み得る。ハット部材70はテント支持環20の連続部であり得るので、閉ループ弾性巻き連続部材71をなす。ほかの方式として、ハット部材70は第2閉ループ弾性巻きハット部材16により形成されて別のハット部材70を作ることができる。図1は折り畳みハット68を形成する別のハット部材70を示す。ハット部材70は、図1dに示すように、変形してハット支持環75を形成することができる。折り畳みハット68が別の閉ループ巻きハット部材70であるとき、ハット部材70の第2円周72は各テント支持環20の円周17と交差する共通隣接テント領域35上に位置する。ハット支持ループ75にハット膜41が付着される。前記ハット膜41は1部分以上が連続するか分離されている。テント膜40は別の閉ループ巻きハット部材70又は閉ループ弾性巻き連続部材71を覆うように延長できるので、別のハット膜41が不要である。巻きハット部材70は変形して一つ以上のハット支持環75を形成することができる。
【0026】
また、折り畳みハット68は折り畳み式テント10の屋根76の役割をするが、支持ループテント膜40は折り畳み式テント10の壁65をなす。ハット部材70は、必要に応じて、付着手段45のように、当業者に知られているジッパー、フック、タイ、スナップ、マジックテープ又はそのほかの方法などの第2付着手段46によりテント支持環20に付着できる。ハット部材70が変形されるとき、中心部位80が形成される。全て示されていないが、中心部位80は正方形、三角形、ダイアモンド形、円形及び点形などの多様な形状を取ることができる。したがって、本発明は、使用者による組立が不要である、一つ以上の弾性部材15、16を有する自体立設型の無支柱折り畳み式テント10を提供する。
【0027】
好ましくは、折り畳み式テント10は、抑え手段50を各テント支持環20の一部から分離してテント支持環20を相互解除させるため、抑え手段50とテント支持環20間に付着手段をさらに含む。抑え手段50がテント支持環20に付着されたとき、抑え手段は捻じり及び曲げ変形に対するテント支持環20相互間の剛性を向上させる。これは、テント支持環20の円周17上の抑え手段50の引き寄せに対して捻じり及び曲げ変形に抵抗する特定の空間構造にテント支持環20が変形されることを抑え手段50が抑えるためである。抑え手段50の少なくとも一部を前記テント支持環20から分離させることにより、テント支持環20が容易に捻じられ曲げられて、テント支持環20の容易な折り畳みを可能にする。前記抑え手段45は前述したようにフック、スナップ、タイ又はそのほかの手段から構成できる。
【0028】
前記テント膜40は、当業者が分かるように、プライバシー及び風又は雨からの保護に適したキャンバス、ダックなどのような軽量材料から構成できる。示されていないが、折り畳み式テント10の壁65を形成するテント膜40の開口部を与え、折り畳み式テント10のウィンドウの役割を付与することができる。弾性部材15は、テント支持環20内に変形されるのに十分な柔軟性を有する巻き付け可能材料からなる。弾性部材15はスリーブで覆われるシート又はスプリング鋼材から構成できる。このような材料はその休止状態、テント支持環20の場合には楕円形に戻ろうとする傾向がある。テント10を立てるためには、巻き付けられているテント10を運搬ケースから取り出すと、折り畳み式テント10は図1に示す形態に自ら立てられる。示されていないが、支持ループテント膜に沿ってジッパーをさらに設けることができる。折り畳み式テント10を折り畳むとき、支持ループテント膜40のジッパーが開けられ、テント支持環20が共通隣接テント領域35に沿って回転して平面形態に重なって置かれる。その後、テント支持環20がその円周17上の同一点に沿って集団で捻じられ曲げられて、巻き状態、好ましくは3回のターンを有する巻き状態となる。この巻き状態のテントはそれを収容するように成形された運搬ケースの内部に入れるなどの取扱に適切である。
【0029】
弾性巻き部材15の長さ及び厚さは折り畳み式テント10の形状及び体積によって違う。大型テントにおいて、弾性部材15は大きい支持構造を提供しテント10の構造的健全性を維持するため、より長くて厚く形成される。
【0030】
前記共通隣接テント領域35は、楕円形、正方形、円形、ダイアモンド形、三角形又はそのほかの形状を取ることができる。図面には三つ、四つ、五つ及び六つの支持環20の構成のテント支持環20が示されているが、より多くの構成も可能である。
【0031】
図1aはテント膜40を有する三つのテント支持環20を示す。各支持環20の円周17の少なくとも一部に付着された抑え手段50が示されている。これには別のハット部材70もなく別の共通隣接領域ループ部材36もないので、高地点18の交差部により取り囲まれた部位は共通隣接テント領域35の境界19をなす。図1bはテント膜40を持っていない同構造を示す。図1cは変形して平面形態を取らないハット部材70を付加する。このハット部材70は別のハット膜41を有する。図1c(2)は平面形態を取っていながらテント膜40内に固定されている共通隣接領域ループ部材36を示す。共通隣接領域ループ部材36がテント膜40内に固定されるので、共通隣接領域ループ部材36を使うとき、別のハット膜41はない。同様に、高地点18の交差部により取り囲まれた部位は共通隣接テント領域35の境界19をなす。
【0032】
図1daないし図1deは巻きハット部材70を含む折り畳み式テント10の折り畳み過程を示す。図1dはハット部材70が楕円形又は円形を形成する全く広げられた状態を示す。図1dbはテント支持環20の一つとハット部材70が一度捻じられて小さな構造となったものを示す。図1dcは残りの二つのテント支持環20とハット部材70が一度捻じられて小さな構造となったものを示す。図1ddは三つの部分的に折り畳まれたテント支持環20及びハット70が互いに折り畳まれた状態を示す。図1deは折り畳み式テント10が最終に折り畳まれて小さな巻き状態のループ構造をなったものを示す。
【0033】
図2はハット部材70がテント支持環20の連続部であることを除き、図1のものと同構造を示す。この構造の平面図も示されている。図3aは共通隣接領域ループ部材36を有する折り畳み式テント10が全く広げられた状態を示す。共通隣接領域ループ部材36は拡張された楕円形を取っている。
【0034】
図3bは単一点を形成する中心部位80を示す。ハット部材70は捻じり変形して三つのハット支持環75を形成する。
【0035】
図3cは図3bと類似したもので、ハット支持環75は、捻じられたとき、三角形の中心部位80を形成する。中心部位80は三角形の中心部位80の一辺に沿って各ハット支持環75の残りと交差する。
【0036】
図3dは図3と類似したものであるが、変形して三つのハット支持環75を形成するハット部材70を示す。中心部位80は三角形を形成する。中心部位80は三角形の中心部位80の一点で各支持環75の残りと交差する。
【0037】
図3d−1はハット部材70及びテント支持環20が部分的に折り畳まれて平面上に配置された状態を示す。図3d−1bはテント支持環20の一つ及びハット部材70が一度捻じられて小さな構造となったものを示す。図3d−1cは残りの二つのテント支持環20及びハット部材70が一度捻じられて小さな構造となったものを示す。図3d−1dは三つの部分的に折り畳まれたテント支持環20及びハット70が最終に互いに折り畳まれて小さな巻き形態のループ構造となったものを示す。
【0038】
図4を参照すると、弾性テント部材15が変形して三つのテント支持環20を形成する。各支持環20はその円周17に沿ってほかのテント支持環20に隣接する。テント支持環20は略楕円形である。テント支持環20は、各テント支持環20が互いに重なって三角形の共通隣接テント領域35を形成するように、捻じり変形される。別のハットは設けられていない。図4a−4dは巻き付け動作の段階を示す。
【0039】
図4eを参照すると、本発明による折り畳み式テント10のほかの実施例が示されているが、弾性テント部材15は変形して四つのテント支持環20を形成する。各支持環20はその円周17に沿ってほかのテント支持環20に隣接する。テント支持環20は楕円形であって、共通隣接テント領域35を有する。ハット68は別の第2弾性ハット部材70により形成される。ハット部材70は各テント支持環20の円周17と交差して折り畳み式テント10の屋根76を形成する共通隣接テント領域35を形成する。ハット部材70は共通隣接テント領域35の周囲に均等に離隔した四つの部位でテント支持環20より高く隆起されている。図4f−4kは巻き付け段階を示す。
【0040】
図5はハット部材70がテント支持環20の連続部であることを除き、図4と類似したものである。折り畳み式テント10は単一巻き連続部材71から形成される。
【0041】
図6ないし図6cを参照すると、図4の初期構造からのハット68の多様な実施例が示されている。図6は図4と類似したテント支持環20を示すものであるが、ハットが設けられていなく、テント支持環20の平面図も示されている。
【0042】
図6aはテント支持環20の最高点と同一レベルの平面円形としての共通隣接領域ループ部材36を示す。図6bは変形して四つのハット支持環75を形成するハット部材70を示す。ハット支持環75は、捻じられたとき、単一点の中心部位80を形成する。
【0043】
図6cは捻じられて四つのハット支持環75を形成するハット部材70を示す。ハット支持環75は、捻じられたとき、正方形の中心部位80を形成する。中心部位80は正方形の中心部位80の一辺に沿って各ハット支持環75の残りと交差する。図6dは、折り畳みハット68の中心部位80がダイアモンド形である実施例を示すことを除き、図6cと類似したものである。
【0044】
図7は捻じられて四つのテント支持環20を形成する弾性テント部材15を示す。この構造において、テント支持環20は円周17の一部で横断する。テント支持環20はこれらを分離する距離だけ残りの円周17に比べて小さい。本実施例において別のハットは設けられていない。
【0045】
図8は捻じられて五つのテント支持環20を形成する弾性テント部材15を示す。ハット部材70は第2弾性巻き部材16により形成される。ハット部材70は変形して四つの隆起部と四つの谷部を形成する。
【0046】
図9はテント支持環20とハット部材70が単一弾性連続部材71により形成されることを除き、図8と同構造である。図10はハット部材70が示されていないことを除き、図8と類似したものである。図10は捻じられて五つのテント支持環20を形成する弾性テント部材15を示す。図10aは円形のハット部材70を付加する。図10bは変形して五つのハット支持環75を形成するハット部材70を示す。ハット支持ループ75は五角形の共通隣接テント領域35を形成する。
【0047】
図11aを参照すると、捻じられて三つのテント支持環20を形成する弾性テント部材15が示されている。この図面には三つの図があるが、その一つ目はハット部材のない設計の三つのテント支持環20の平面図、二つ目は三つのテント支持環20とハット部材70の平面図、三つ目は三つのテント支持環20とハット部材70の側面図である。ハット部材70は平面形態であるので、共通隣接テント領域35の境界19に近い。抑え手段50はテント支持環20に付着されるので、テント支持環20を抑え、これらに直立形状を与える。共通隣接テント領域35は円形を取っているが、ほかの変形形態も可能である。前述したように、ハット部材70はテント部材15の連続部又は別途の巻き部材であり得る。また、連続テント膜40又は付加の別途のハット膜41が提供できる。
【0048】
図11b、図11c及び図11dは捻じられて四つ、五つ又は六つのテント支持環20を形成する弾性テント部材15を示す。図11bないし図11dはほかの面で図11aと類似している。
【0049】
以上、本発明をその好ましい形態についてかなり詳細に説明したが、ほかの形態も可能である。したがって、添付の特許請求の範囲は前記好ましい形態の説明に限定されればいけない。
【図面の簡単な説明】
本発明の前記及びそのほかの特徴、性状及び利点は本発明の例を例示する以後の説明、添付特許請求の範囲、及び添付図面からより明らかに理解できるであろう。
図1aないし図1c及び図1c(2)は折り畳み式テントの実施例の斜視図を示す。
図1c(1)及び図1c(3)はそれぞれ図1c及び図1c(2)に示す実施例の平面図を示す。
図1dは変形して三つのテント支持環を形成する閉ループと変形して三つのハット支持環を形成する別の閉ループを示す拡開状態の本発明による折り畳み式テントの実施例の斜視図である。図1daないし図1deは保管のためループを巻き付ける段階を示す。
図2は変形して三つのテント支持環を形成し変形して三つのハット支持環を形成する連続閉ループを示す。図2aないし図2eは保管のためループ及び環を巻き付ける段階を示す。
図3は変形して三つのテント支持環を形成する閉ループと変形して三つのハット支持環を形成する別の閉ループを示す。図3aないし図3dは保管のためループを巻き付ける段階を示す。
図3aは楕円形の共通隣接領域ループ部材を有するテント部材の斜視図を示す。
図3bは変形して三つのテント支持環を形成する閉ループと、変形して三つのハット支持環を形成し、中心部位が頂点を形成する別の閉ループの斜視図を示す。
図3cは変形して三つのテント支持環を形成する閉ループと、変形して三つのハット支持環を形成し、中心部位が三角形を形成する別の閉ループの斜視図を示す。
図3dは変形して三つのテント支持環を形成する閉ループと、変形して三つのハット支持環を形成し、中心部位が三角形のほかの変形形態を形成する別の閉ループの斜視図を示す。
図3d−1aないし図3d−1dはテントの折り畳み段階を示す平面図を示す。
図4は変形して三つのテント支持体を形成する閉ループを示す。図4aないし図4dは保管のためのループ及び環の巻き付け段階を示す。
図4eは変形して四つのテント支持環と変形して四つのハット支持環を形成する別の閉ループを示す。図4fないし図4kは保管のためのループ及び環の巻き付け段階を示す。
図5は変形して四つのテント支持環を形成し、変形して四つのハット支持環を示す。
図5aないし図5fは保管のためのループ及び環の巻き付け段階を示す。
図6は変形して四つのテント支持環を形成する閉ループと変形して四つのハット支持環を形成する別の閉ループを示す。図6c−1ないし図6c−3は保管のためのループ及び環の巻き付け段階を示す。
図6aは円形の共通隣接領域ループ部材を示す。
図6bは単一点で四つの環が集まる形態のハットを示す。
図6cは正方形で四つの環が集まる形態のハットを示す。
図6dはダイアモンド形で四つの環が集まる形態のハットを示す。
図7は捻じられて四つの小さなテント支持環を形成する閉ループ弾性部材を示す。図7aないし図7dは保管のためのループ及び環の巻き付け段階を示す。
図8は捻じられて五つのテント支持環を形成する弾性部材を示す斜視図である。
図8aないし図8dは保管のためのループ及び環の巻き付け段階を示す。
図9は単一の連続弾性部材として弾性部材を示す斜視図である。
図10はハット部材を示していないことを除き、図8と類似の斜視図である。
図10aは円形を形成するハット部材の斜視図である。
図10bは頂点で五角形をハット部材の斜視図である。
図11aないし図11dは三つの支持環ないし六つの支持環の構成のテント支持環の斜視図及び平面図を示す。
Claims (28)
- a)閉ループ弾性巻きテント部材からなり、変形して少なくとも三つのテント支持環を形成するテント部材であって、前記各テント支持環はその円周の少なくとも一部に沿って前記ほかのテント支持環に隣接し、各テント支持環は前記ほかのテント支持環と同一の円周を有するように構成されたテント部材と、
b)前記テント支持環を抑えるため、前記テント支持環の円周の少なくとも一部に付着され、前記テント支持環間に延長されるテント膜と、
c)前記各テント支持環の高地点を交差させるか又は結合させることによりなされる共通隣接テント領域とを含んでなり、
前記共通隣接テント領域は面積が大きく、前記共通隣接テント領域は前記テント膜により覆われることを特徴とする折り畳み式テント。 - 請求項1において、前記折り畳み式テントは、前記テント支持環を互いに対して抑えるため、各テント支持環の円周の少なくとも一部に付着され、前記テント支持環間に延長される抑え手段をさらに含むことを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項2において、前記テント部材は変形して六つの支持環を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項2において、前記テント部材は変形して五つの支持環を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項2において、前記テント部材は変形して四つの支持環を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項1において、前記テント支持環は、前記テント支持環の一部が前記共通隣接テント領域と一致するように、さらに変形されることを特徴とする折り畳み式テント。
- a)閉ループ弾性巻きテント部材からなり、変形して少なくとも三つのテント支持環を形成するテント部材であって、前記各テント支持環はその円周の少なくとも一部に沿って前記ほかのテント支持環に隣接し、各テント支持環は前記ほかのテント支持環と同一の円周を有し、前記テント支持環を抑えるため、前記テント支持環の円周の少なくとも一部に付着され前記テント支持環の対向部間に延長されるテント膜を有するように構成されたテント部材と、
b)別の閉ループ弾性巻き部材からなり、前記テント支持環の共通隣接テント領域を形成する共通隣接テント領域ループ部材とを含んでなり、
前記共通隣接テント領域ループ部材は円形、長方形、正方形、三角形又は楕円形の形態を取っている平面状であり前記テント膜内に固定されることを特徴とする折り畳み式テント。 - 請求項7において、前記折り畳み式テントは、前記テント支持環を互いに抑えるため、前記各テント支持環の円周の少なくとも一部に付着され前記テント支持環間に延長される抑え手段をさらに含むことを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項8において、前記テント部材は変形して六つの支持環を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項8において、前記テント部材は変形して五つの支持環を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項8において、前記テント部材は変形して四つの支持環を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- a)閉ループ弾性巻きテント部材からなり、変形して少なくとも三つのテント支持環を形成するテント部材であって、前記各テント支持環はその円周の少なくとも一部に沿って前記ほかのテント支持環に隣接し、各テント支持環は前記ほかのテント支持環と同一の円周を有し、前記テント支持環を抑えるため、前記テント支持環の円周の少なくとも一部に付着され前記テント支持環の対向部間に延長されるテント膜を有するように構成されたテント部材と、
b)閉ループ弾性巻きハット部材と前記ハット部材の円周の少なくとも一部に付着されたハット膜とからなるハット部材であって、前記ハット部材は、前記ハット部材を前記テント支持環に固定するため、前記ハット部材の円周の少なくとも一部に設けられ前記ハット部材と前記テント支持環間に延長される付着手段をさらに含み、前記ハット部材は前記テント支持環の共通隣接テント領域を形成するように構成されたハット部材とを含んでなることを特徴とする折り畳み式テント。 - 請求項12において、前記折り畳み式テントは、前記テント支持環を互いに抑えるため、各テント支持環の円周の少なくとも一部に付着され前記テント支持環間に延長される抑え手段をさらに含むので、前記テントが広げられたとき、前記テント支持環は前記ハット部材の周囲に互いに離隔され前記抑え手段により抑えられ、前記ハット部材は屋根をなし、前記テント支持環のテント膜は前記テントの壁をなすことを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項13において、前記ハット部材は変形して中心部位を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項13において、前記中心部位は正方形をなすことを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項13において、前記ハット部材は楕円形であることを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項13において、前記ハット部材は変形して三つのハット支持環を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項13において、前記折り畳み式テントはテント膜をテント支持環に引き締めるための手段をさらに含むことを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項14において、前記テント部材は変形して六つの支持環を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項14において、前記テント部材は変形して五つの支持環を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項14において、前記テント部材は変形して四つの支持環を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- a)閉ループ弾性巻きテント部材からなり、変形して少なくとも三つのテント支持環を形成するテント部材であって、前記各テント支持環はその円周の少なくとも一部に沿って前記ほかのテント支持環に隣接し、各テント支持環は前記ほかのテント支持環と同一の円周を有し、前記テント支持環を抑えるため、前記テント支持環の円周の少なくとも一部に付着され前記テント支持環の対向部間に延長されるテント膜を有するように構成されたテント部材と、
b)閉ループ弾性巻きハット部材と前記ハット部材の円周の少なくとも一部に付着されたハット膜とからなるハット部材であって、前記ハット部材は、前記ハット部材を前記テント支持環に固定するため、前記ハット部材の円周の少なくとも一部に設けられ前記ハット部材と前記テント支持環間に延長される付着手段をさらに含み、前記ハット部材は前記テントの共通隣接テント領域を形成するように構成されたハット部材とを含んでなり、
閉ループ弾性巻きテント部材からなる前記テント部材と、閉ループ弾性巻きハット部材からなる前記折り畳みは連続的に構成されるので、前記折り畳み式テントの全体にわたって閉ループ弾性巻き連続部材を形成することを特徴とする折り畳み式テント。 - 請求項22において、前記折り畳み式テントは、前記テント支持環を互いに抑えるため、各テント支持環の円周の少なくとも一部に付着され前記テント支持環間に延長される抑え手段をさらに含むので、前記テントが広げられたとき、前記テント支持環は前記ハット部材の周囲に互いに離隔され前記抑え手段により抑えられ、前記ハット部材は屋根をなし、前記テント支持環のテント膜は前記テントの壁をなすことを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項23において、前記共通隣接テント領域は円形を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項23において、前記テントが折り畳まれたとき、前記テント支持環は巻き付けられるように互いに重畳ループを形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項23において、前記テント部材は変形して六つの支持環を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項23において、前記テント部材は変形して五つの支持環を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
- 請求項23において、前記テント部材は変形して四つの支持環を形成することを特徴とする折り畳み式テント。
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