JP2004503411A - テープに印刷して該テープを面に貼着するための改良装置 - Google Patents

テープに印刷して該テープを面に貼着するための改良装置 Download PDF

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Abstract

可変情報をテープ上に印刷してテープセグメントを形成するための装置であって、テープセグメントを目的物(6)の上に貼着し、このテープセグメントを切断する装置。この装置は、情報をテープセグメント上に印刷するためのプリンタを含む。コントローラ(20)は、テープ上に印刷される情報を変化させるための入力に応答して、プリンタを制御する。プリントされたテープセグメントは、目的物上に貼着する位置に搬送され、切断される。テープがテープロールから取り外され巻きが解かれたときのテープのテンションは、テープがプリンタに対して実質的に均一な速度で提供されると共にテープの痙攣様の動作を減じるように、制御される。その情報は、それが異なったテープセグメント上の所定位置に設けられるように、位置決めされる。

Description

【0001】
(技術分野)
本願発明は、テープの印刷に関する。より詳しくは、本願発明は、テープに印刷して該テープを面上に貼着することに関する。
【0002】
(背景技術)
典型的に製品を収納したり輸送したりするための(ボックス(箱)と呼ばれる)コンテナやパッケージやカートンやケースは、そのフラップやカバーを固定するために、ボックスシーリングテープ(箱密閉テープ)や貼着テープ(粘着テープ)が用いられている。これにより、通常の輸送時や取り扱い時や収納時に、ボックスは不用意に開かないであろう。ボックスシーリングテープは、その全体的な分配サイクルを通して、ボックス(箱)の完全性(全体性)を維持する。ボックスシーリングテープは、ボックスの他の部分や、他の基層(接着基面、支持層)にも用いることができる。そして、該ボックスシーリングテープは、ラベルに対して同様の方法で機能するように、用いることができる。これらのテープは、ロール形状やパッド形状で作成することができる。それらは、透明や、半透明や、不透明であることができ、プリントされた情報、又はテープに適用(貼着)された情報、又はテープ内若しくはテープ上に含まれた情報、を有することができる。
【0003】
これらのボックスは、一般に、内容物についての情報を表示する。この情報は、最も一般には、箱上に位置しており、この情報は、ロット番号や、日付けコード、製品特定情報や、バーコードを含み得る。この情報は、種々の方法によって、箱上に設けられることができる。これらのものは、その製造時に、箱への前刷りを含むことができ、また、使用時に、インクドットのパターンをスプレー(噴霧)してイメージを形成するインクジェット方式のコーダによる、若しくはフレキソ印刷インクローリングコーダシステムによる、ボックス上へのこの情報の印刷を含むことができる。他のアプローチは、ラベルの使用を含むものであり、典型的には、手作業によるか若しくはオンラインによる自動ラベル貼着装置により、前刷りされた情報を有する白紙の使用を含むものである。
【0004】
製品に関する情報伝達における最近の傾向(動向)として、各ボックス毎に情報を特定することが必須条件になっている。たとえば、各ボックスは、ロット番号やシリアル番号及びカスタマー注文番号を含み、その内容物や製品の最終目的地に関する特定の情報を保持することが可能である。その情報は、典型的には、特別の注文に応じて作られ需要に応じてボックス上への貼着時にプリント(印刷)されるラベルに表示される。これは、典型的には、それがボックスに貼着される前に、「可変」情報をラベル上にプリントする能力として知られているものである。プリントされるラベルを開示する2つの特許として、米国特許第5,292,713及び5,661,099号がある。
【0005】
可変情報をプリント(印刷)するための1つのシステムは、インクリボンと特定の熱転写印刷ヘッドとを使用する、ラベル上への熱転写インク印刷に関連するものである。この印刷ヘッドは、コンピュータにより制御され、該ヘッドに入力することで、インクリボン上の個別部位が加熱されるようになっている。このインクリボンはラベルに直接接し、これにより、個別領域が加熱されたときに、インクが溶けてラベルに転写されるようになっている。このシステムを用いる他のアプローチは、熱が(熱ラベル、サーマルラベルに)適用されたときにカラー(色)を変化させるラベルを使用することである。他のシステムにおいて、可変情報は、インクジェット式コーダにより、ボックス上に直接印刷される。そのボックス若しくはラベル上に噴霧(スプレー)されるインクパターンは、コンピュータによって制御されることができる。
【0006】
熱転写システム及びインクジェット方式によるシステムの何れも、シャープなイメージ(画像)を形成する。インクジェット方式のシステムは、圧電熱連続体を含み、ドロップ・オン・デマンド方式である。インクジェット方式及び熱転写システムのいずれに関しても、印刷の質は、インクが噴霧される面に左右される。可変情報を印刷するための最良のシステムは、インクと印刷支持層とが適切に適合(マッチ)することにより反復可能な質の画像(イメージ)、特に高信頼性をもって電子スキャナで読み取られねばならないバーコード、を形成することができるシステムであるように思われる。
【0007】
種々の粘着システムは、印刷システムや、コンピュータ制御による加熱印刷ヘッドや、熱転写インクリボンラベル及びライナー用案内システムを組み込んだものとして、入手可能である。幾つかの例として、ダイアグラフ・コーポレイション(ミズーリ州、アース・シティ)によって作られたPA/4020デュアル・パネル・プリンタ/アプリケータや、ラベル・アイレ・インコーポレイテッド(カリフォルニア州、フラートン)によって作られた2138プリンタ/アプリケータや、ラベリング・システムズ・インコーポレイテッド(ニュージャージー州、オークランド)によって作られた2800プリント/アプライ・コーナ・アプリケータ、がある。これらのシステムは、裏地を有するラベル(linered labels)上に印刷する。そのライナーは、ラベル部材(材料)用のキャリアである。これらのシステムは、個々のメッセージをラベル上に印刷し、ライナーからそのラベルを剥がし、そして、その印刷したラベルをボックス上に転写するようになっている。たとえばポリエステル等、ラベルを作ることができる入手可能なその他の部材(材料)は存在するものの、紙製ラベル原料が最も一般的である。これは、熱転写インクを容易に受け入れることができると共に、低価格だからである。
【0008】
ミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニ(3M)は、1994年以来、バーコードを備えた(可変情報を有していない)前刷りテープを貼着するための自動装置(モデル番号:TA1340,1341及び1342)を販売している。このシステムは、ボックスがケースシーラー(容器の閉じ装置)を通して運ばれている間に、コーナラベルをボックス上に適用(粘着)したり、或は、ボックスが開かれる前に、前刷りテープを平坦なボックスに適用することができるようになっている。このシステムは、裏地を有するラベルに対して、廉価であって簡単な代替物(装置)を提供する。
【0009】
ボックス上に適用(粘着)される印刷可能なテープとして、たとえば、米国特許第4,421,817号、5,242,888号、5,354,588号、5,478,880号及び5,560,293号明細書に開示されたものが知られている。しかしながら、こららのテープは、ボックスを密閉する(閉じる)ことができず、また、大変高品質の印刷情報を受け入れることができない。
【0010】
テープ上に可変情報を印刷することが可能で該テープをボックス上に適用することが可能なシステムは、いずれも3Mに譲渡されている同時継続米国出願番号第09/207,801及び09/330,555号に開示されている。この特許出願は、可変情報をテープに印刷してそれをボックスに適用(貼着)するためのシステムを記載している。
【0011】
(発明の開示)
本願発明は、テープセグメントを形成するテープロールからのテープ上に情報を印刷するための装置である。この装置は、情報をテープ上に印刷するためのプリンタ(印刷装置)を含む。この装置は、プラテンローラと、プリストリップモータと、オーバーランクラッチベアリングとを備える。このプリストリップモータは、予め、テープをテープロールから剥ぐ(引き離す、引き剥がす)ようになっており、これは、ローラを有している。テープがテープロールから取り外されるときに、このプリストリップモータは、テープの巻きを解く張力(テンション)を制御する。これにより、テープがプリンタを通過するときに、テープはプリンタに対して実質的に均一な速度で供給されると共に、テープの痙攣的な動作(発作的な動作、ぐいと引く動作、断続的な動作)が減じられる。上記オーバーランクラッチベアリングにより、プリストリップモータローラは、プリストリップモータの回転を要することなく、回転することが許容される。
【0012】
本願発明は、また、テープ上に印刷される情報を変化させるための入力に応答してプリンタを制御し、テープ上に種々の情報を印刷するコントローラ(制御装置)を有する。
【0013】
印刷されたテープセグメントは、目的物上の貼着される位置(部位)に搬送されて、次のテープセグメントの貼着が実行されるように、その目的物上に貼着されることができる。そのテープセグメントが貼着されるべき目的物は、側面と、コーナ部と、箱が密閉される(閉じられる)シーム(合わせ目、継ぎ目)と、を有するボックス(箱)であることができる。そして、テープセグメントは、ボックスの、その側面の少なくとも1つと、コーナ部と、シームの上に貼着されることができる。また、テープセグメントは、ボックスのシームの少なくとも1つに沿って貼着されることができる。これにより、ボックスは、情報が印刷されると共に運搬時及び取り扱い時に箱の閉鎖を維持するテープセグメント、によって閉じられる。
【0014】
プリンタは、熱転写プリンタや、インクジェットプリンタや、レーザープリンタであることができる。
【0015】
本願発明は、また、印刷用装置を用いるところの、ボックスを密閉する(閉鎖する、閉じる)ケース(容器)密閉装置である。
【0016】
他の実施の形態において、この装置は、プラテンローラと、未プリントテープを供給する装置と、を備えたプリンタを有する。この装置は、印刷されるべき情報を、テープ上の特定の位置(部位)に位置決め(整列、register)する。これによって、各テープセグメント上の印刷材料のバリエーションに拘わらず、印刷される特定の情報は、異なったテープセグメント上の所定位置に設けられることが許容される。
【0017】
この装置は、また、少なくとも1つの固定された端部ローラと、少なくとも1つの移動自在のダンサローラとを有することができる。このダンサローラは、その端部ローラに隣接するスレッドアップ位置であってテープのスレッディング(テープを通すこと、テープを装着すること)を容易化するスレッドアップ位置と、プリンタが作動するところの少なくとも1つのラン位置(動作位置)との間で移動自在である。このダンサローラは、ホーム位置(ホームポジション)と消耗位置とを含む複数のラン位置の間で移動自在であることができる。そのホーム位置において、ダンサローラは、十分(完全)なフェストゥーン位置においてよりも、上記固定された端部ローラからさらに隔てられた位置に位置する。
【0018】
位置決めセンサ(レジストレーションセンサ)と、中断センサ(ポーズセンサ)とは、ダンサローラが上記ホームポジションに位置しているときに信号を出力するために用いられる。もし、ダンサローラがホームポジションを通過するとき、ポーズセンサがクリアされる(ポーズセンサを通過する)と共にダンサローラがそのホームポジションに復帰するまで、プリンタはテープの印刷を停止する。
【0019】
他の実施の形態において、上記装置は、テープがプラテンローラの回りに巻き付き始めたか否かを感知するアンチラップセンサとプラテンローラとを有するプリンタを備えることができる。もし、アンチラップセンサがテープを感知した場合には、それは、システムのテープ搬送部に、プラテンローラの動作を停止させる信号を送る。これにより、テープがプラテンローラの周囲に巻き付いてジャミング(誤動作)が生じることが防止される。
【0020】
上記プリンタは、また、プラテンローラクラッチを備えることができる。このクラッチは、クラッチの係合が解かれたときにプラテンローラの動作を停止させるものである。
【0021】
他の実施の形態において、本願発明は、テープセグメントを形成するべく、テープロールからのテープ上に情報を印刷するための装置である。この装置は、プリンタと、プラテンローラと、クラッチとを備える。このクラッチは、プラテンローラ上に支持されるオーバーランクラッチ、又は電気クラッチである。そして、このクラッチは、駆動機構からプラテンローラの係合を解いて、テープがプリンタ内を通して装着されることを許容する。
【0022】
本願発明は、また、所望の全体長さを有するC−クリップがロールから切断される前に、テープのC−クリップの前面部、上面部及び背面部上に印刷する方法である。この方法は、以下のステップを含む。すなわち、この方法は、(a)第1の情報を第1のC−クリップの前面部にプリントするステップと、(b)第2の情報を第1のC−クリップの上面部に印刷するステップと、(c)第3の情報を第2のC−クリップの背面部に印刷するステップと、(d)所望の全体長さの第1のC−クリップを形成するべく、必要に応じて、テープを速やかに移動(動作,slewing)させるステップと、(e)ステップ(a),(b),(c)及び(d)を繰り返すステップ、とを含む。
【0023】
この方法ステップは、(a),(b),(c),(d),(e)、及び(c),(a),(b),(d),(e)、及び(b),(c),(a),(d),(e)、の順序で実行することができる。
【0024】
(発明を実施するための最良の形態)
本願発明は、情報をテープ上に印刷(プリント)するための装置を含む。このテープは、ボックスやケースのようなコンテナ(容器)等の目的物の面に対して貼着すること(適用すること、貼り付けること)ができる。本明細書を通して、「テープ」という用語は、一般に、ライナー(裏地)を有していない支持層(接着基面、基層)を意味する(ライナーを有する支持層も又使用することができるが)。それは、(自ら巻かれたロール等の)ロールや他の形態で供給されることができ、それは、事前にカット(切断)されていないものである。テープセグメントという用語は、プリント(印刷)等によって、情報を伝達する(運ぶ、有する)ことができると共に面に貼着する(付着する、添付する、貼る)ことができるテープの部分を意味するのに用いられる。テープセグメントは、それがテープの他の部分(残りの部分)から切断される前後において、(もしプリントすることができる場合には)それがプリントされた後のテープを含む。「可変」印刷(「可変」プリンティング)という用語は、要求があり次第、テープセグメントを形成するべく情報がカスタマイズされる印刷を意味する。情報とは、言葉やシンボルやグラフィクスやバーコードやホログラムを含む、あらゆる情報である。
【0025】
本願発明のシステムは、情報をテープ上に印刷して、テープセグメントを形成するようにしたものである。そして、このシステムは、内容(物)が無限に変化したとしても、また1つの供給ロールから繰り出されるその長さが無限に変化したとしても、これを考慮することができるように、各テープセグメント上に配置される情報を任意に変化させることができるようになっている。このシステムは、ボックス(箱)が不動である間や、(ボックスが閉じされている間や密閉されている間のように)ボックスが移動している間に、印刷されたテープセグメントをボックス上に貼着(添付、貼る)することができる。このシステムは、テープセグメントをボックスの側面に貼着することができ、情報コンベアーとして機能することができる。或は、それは、テープセグメントを、Lクリップとして、ボックスのコーナ上に貼着したり、Cクリップとして、ボックスのシーム(合わせ目、継ぎ目)に沿って貼着したり、することができる。これにより、情報を運んだり、(印刷を行わない)ボックス閉鎖装置として機能させたり、或は、情報伝達(運搬)装置とボックス閉鎖装置との組み合わせ装置として機能させたりすることができるようになっている。
【0026】
本願発明は、使用済みのボックスのリサイクル性を改善するものであり、本願発明により、近年のラベリング装置との比較において、種々の情報を伝達するテープセグメントを提供(形成)するのに要求される材料の量が減じられる。また、本願発明により、ボックスの閉鎖(密閉)と情報伝達との組み合わせが可能になる。このシステムは、上記の如く、テープセグメントをボックス上に自動的に貼着することができる。或は、印刷されたテープは、手作業で貼着することを目的として、分配(提供、ディスペンス)することができる。
【0027】
このテープは、支持層(裏層、バッキング層)を含む複数層構造を有する単一コート(被膜)感圧接着剤テープであることができる。この支持層は、たとえば、単一の層若しくは複数の層からなるプラスチックフィルム製の支持層であることができる。適切なプラスチックフィルム製支持層は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレン及びポリプロピレンのコポリマー、ポリビニルクロライド(PVC)、ポリエステル、及びビニルアセテートを含む。ポリプロピレンは、1軸配向のポリプロピレン(MOPP)や、2軸配向のポリプロピレン(BOPP)、或は、連続的若しくは同時的2軸配向ポリプロピレン(SBOPP)を含むことができる。この支持層材料は、腐敗可能であるもの、分解可能であるもの、色が付いたもの、プリントされたもの、であることができ、また、異なった面テクスチャー(surface textures)を有するもの、或は、エンボス加工されたもの、であることができる。感圧接着剤は、上記支持層の片側上にコーティングされる。また、(低粘着バックサイズ層(LAB)等の)剥離層(解放層)は、任意に、反対側にコーティングされ、これにより、テープがロール状に巻かれている場合に、テープが自ら解かれることが許容される。
【0028】
感圧接着剤テープ上の或る種の剥離用コーティングは、印刷されるようには意図されていない。従って、インクが確実に固定されないかも知れない。なぜなら、剥離用コーティングの面に対するインクの接着(力)が小さいからである。そのインクは、通常の使用状態下において、容易に磨耗したり(磨り減ったり)、損なわれたり、変形したりする可能性がある。本願発明のテープ上の剥離コーティングは、たとえば、フレキソ印刷に用いられるプロセスや熱転写方法からのインクを受け入れることができる。この剥離コーティングは、支持層(バッキング)の面に対するゴミ(ほこり)の付着を防止したり、ゴミがテープの走査性(scannability)に影響を与えることを防止したりすることができる。剥離コーティング上に印刷する適合可能な(和合可能な)インク転写リボンを用いることにより、インクが磨り減ることがないような十分に高い固定レベルを達成できる。剥離コーティングの組成は、接着剤(粘着剤)の組成に対して適合性(和合性)を有するものであることができ、たとえば接着剤の組成に転移せしめられるなどによっては、テープの接着剤の性質(特性)を劣化させることはない。
【0029】
ロール形状のテープのLAB層用剥離コーティングの組成は、シリコン、アルキル、若しくはフルオロケミカルの構成要素、若しくは剥離させるためのコンポーネントとしての組み合わせ(コンビネーション)、を含むことが可能である。本願発明に用いられる有用な剥離コーティングの組成は、米国特許第5,214,119号、5,290,615号、5,750,630号、及び5,356,706号明細書に記載されているような、シリコンポリウレタン、シリコンポリ尿素、シリコンポリウレタン/尿素等のシリコン含有ポリマーを含み、また米国特許第5,032,460号、5,202,190号、及び4,728,571号明細書に記載されているシリコンアクリレートグラフトコポリマ(共重合体)を含む。他の有用な剥離コーティングの組成は、米国特許第3,318,852号明細書に記載されているようなフルオロケミカル含有ポリマーや、米国特許第2,532,011号明細書に記載されているようなポリビニルN−アルキルカルバメート(たとえば、ポリビニルN−オクタデシルカルバメート)等のポリマー含有長アルキル側鎖や、米国特許第2,607,711号明細書に記載されているようなコポリマー含有高アルキルアクリレート(たとえば、オクタデシルアクリレートや、ベヘニルアクリレート)や、或は、米国特許第3,502,497号及び4,241,198号明細書に記載されているような、アルキル側鎖が約16〜22の炭素原子を含むところのアルキルメタクリル酸塩(たとえば、ステアリルメタクリル酸塩)、を含むことができる。
【0030】
これらの剥離ポリマー(解放ポリマー、終結ポリマー、release polymers)は、剥離コーティング組成をなすべく、互いにブレンドされることができ、また、熱硬化性樹脂若しくは熱可塑性フィルム形成ポリマーとブレンドされることができる。加えて、他の添加剤は、充填剤や顔料(着色剤)や湿潤剤や粘性モディファイアーや安定剤や酸化防止剤や橋かけ結合剤等の剥離コーティング組成において用いられることが可能である。
【0031】
接着(剤)層の支持層に対する接着力(粘着力)を増大させるために、種々の他の層、たとえばプライマ層等、をテープに付加することができる。また、印刷材料は、接着剤(粘着剤)の下若しくは上に位置する支持層の第1の側に位置することができる。或は,印刷材料は、あらゆるLAB層の下若しくは上に位置する支持層の第2の側に位置することができる。この印刷材料は、宣伝(公告)や支持のような、あらゆる情報であることができる。また、テープの不透明性を変更するために、インクの付加的なフラッド層若しくは同様のコーティング(被覆剤)を用いることができる。このテープは、デオドラント(脱臭剤)や香料や静電気防止剤や、カプセルに収容されたクリーニング剤(薬)を含むことができる。また、支持層の剥離特性は、該支持層と接着剤とが協働して所望の巻き解し特性(ほぐれ特性、解き特性)を実現するように、変更することが可能である。この支持層の剥離特性は、たとえば、小さい面エネルギー組成や、プライミングや、コラナ放電や、炎を用いる処理や、粗面処理や、エッチングや、これらの組み合わせ、を適用することによって変更することが可能である。
【0032】
多くのタイプの接着剤を用いることが可能である。この接着剤(粘着剤)は、ホットメルトコーティング剤や、転移(転写)コーティング剤や、溶剤コーティング剤や、水性剤や乳濁剤を含むことができる。本願発明において有用な接着剤の例として、ポリアクリレートや、ポリビニルエーテルや、天然ゴムやポリイソプレンやポリイソブチレン等のジエン含有ラバーや、ポリクロロプレンや、ブチルラバーや、ブタジエンアクリロニトリルポリマーや、熱可塑性エラストマーや、スチレンイソプレンやスチレンイソプレンスチレンブロックコポリマーや、エチレンプロピレンジエンポリマーやスチレンブタジエンポリマー等のブロックコポリマーや、ポリ(アルファ−オレフィン)や、アモルファスポリオレフィンや、シリコンや、エチルメタクリル酸塩やエチルアクリレートやビニルアセテートとエチレンとのコポリマーや、ポリウレタンや、ポリアミドや、エポキシ樹脂や、ポリビニルピロリドン及びビニルピロリドンコポリマーや、ポリエステル、の一般的な組成に基づく接着剤や、上記の混合物が含まれる。
【0033】
加えて、その接着剤は、粘着性付与剤や、可塑剤や、充填剤や、酸化防止剤や、安定剤や、顔料(染料、色素剤)や、拡散粒子や、硬化剤や、溶剤等の添加剤を含有することができる。
【0034】
有用な添加剤は、感圧接着剤を含む。感圧接着剤は、通常、常温で粘着性を有し、小さい指圧を作用させるだけで面に粘着(接着、貼着)させることができる。有用な感圧接着剤に関する一般的な記載は、エンサイクロペディア・オブ・ポリマー・サイエンス・アンド・エンジニアリング(第13巻、ウィレイ−インターサイエンス・パブリッシャ(ニューヨーク、1988年))の中に見出すことができるかも知れない。有用な感圧接着剤に関する付加的な記載は、エンサイクロペディア・オブ・ポリマー・サイエンス・アンド・テクノロジー(第1巻、インターサイエンス・パブリッシャ(ニューヨーク、1964年))の中に見出すことができるかも知れない。
【0035】
本願発明は、周知の印刷システム、若しくは、米国特許出願第09/207,801号に記載されているようなユニークな可変印刷/粘着システム、と組み合わせて用いることが可能である。このシステムは、また、米国特許出願第09/330,555号に記載されているような装置の改良装置である。この後者のシステムによれば、情報が1セットの部位に繰り返し繰り返し印刷されることが許容されるようになっており、印刷情報が各テープセグメント上に位置決め(整列、register)されるようになっている。そして、当該装置により、テープがテープロールから取り外されるときに、テープの巻きを解くテンションは制御されて、テープがプリンタに実質的に均一な速度で送られるようになっている。これにより、痙攣的な動作が最小限にされる。
【0036】
本願発明により、周知のテーピングヘッドを用いて、プリント(印刷)のボックス上での整列(位置決め)が許容される。
【0037】
テープ上における整列マーク(位置決めマーク、registration marks)は、必要ではない。
【0038】
他の実施の形態において、貼着に用いられるテープセグメントの長さは、検知装置によって検知されたマーク(印)により起動せしめられる装置を用いて、変化させることができる。周知のシステムは、ライナー上にダイカットラベルを使用しており、これは、ユーザーにどのようなラベルの寸法が必要であるかを決定することを要求するものであり、そして、ユーザーに各貼着に向けてこの寸法のラベルを保管することを要求するものである。本願発明を用いることにより、単一のインプットロール(入力ロール)のテープを使用して、無限の数の長さを有する異なったテープセグメントを形成することが可能になる。テープセグメントのその長さは、整列マーク(位置決めマーク)が印刷(プリント)されている部位に依存する。これにより、テープ上に種々の情報を印刷できるだけでなく、印刷されるメッセージの必要条件に適合させるべく各テープセグメントの長さが調整される。このテープセグメントの幅は、同一の供給ロール源から、一定になっている。
【0039】
テープは、幾つかの方法で、印刷されることができ、また、ボックスの面に貼着されることができる。そして、このシステムは、ケースシーラー(ケース閉じ装置)に設けられることができる。1つの実施の形態を、図1に示している。プリンタ(印刷装置)18は、テープセグメント8を形成するべく、テープ14上に所望の情報を印刷する。このプリンタ18は、データマックス・コーポレイション(フロリダ州、オーランド)からのモデルPE42等の市販のプリンタや、類似のプリンター、或は、変形された若しくは変形されていないプリントエンジンであることができる。これらは、ケースシーラー9上に設けられる。入力に基づき、コントローラ20は、プリンタ18に、テープ14上に何を印刷するべきか、また、テープセグメントの長さが如何程であるかを伝える。
【0040】
印刷終了後、テープセグメント8の切断前若しくは切断後のいずれかにおいて、貼着装置22は、テープセグメント8をボックス6の面上に貼着する。この貼着装置22は、アキュミュレイタ24を有することができる。このアキュミュレイタ24は、ダンサアーム26と、貼着アーム(アプリケータアーム)28とを有することができる。このダンサアーム26は、たとえば解像度やテープセグメントの長さやリボンのタイプやプリンタのブランド等の特性に準じて、一般に25.4〜50.8cm/s(10〜20in/s)で動作するケースシーラー9と、熱転写プリンタ用として(インクジェットプリンタは、より早く動作する)一般に5.1〜30.5cm/s(2〜12in/s)で動作するプリンタ18との間の速度におけるあらゆる相違を補償するのに必要な量のテープ14を供給することができる。また、ダンサアーム26は、本質的に、プリンタ18の出力において、そのテンションを均一に保つ。これにより、テープ14の引き過ぎにより生じる不正確さが取り除かれる。選択的に、ダンサアーム26を不要にするために、ケースシーラ9は、プリンタと同一の速度で動作することができる。このダンサアーム26の代替物は、(不図示の)オープンループシステムである。該システムにおいて、テープ14は、プリンタ18から供給され、垂下してループを形成し、そしてテーピングヘッドに向けて移動する。フォトセンサー等の検知装置(ディテクタ)は、最小(限)のループが何時形成(達成)されたかを検知し、該検知装置により、プリンタ18による印刷の再開が許容される。テープのテンション(張力)を維持すると共にケースシーラーの速度に対してプリンタの速度を適合(マッチング)させるための他のシステムを用いることができる。
【0041】
ダンサアーム26(若しくはオープンループ)を去った後、印刷された(テープセグメントとしての)テープ14は、貼着アーム28に向けて移動する。ケースシーラー9を通して搬送されたボックス6がテープセグメントが位置している貼着アーム28に当接したとき、印刷されたテープセグメントは、ボックス6に貼着(粘着、接着)される。ボックス6の移動(動き)により、貼着アーム28は、軸を中心として回動せしめられると共に、貼着ローラ30は、ボックス6の1側面に沿ってテープセグメントを貼着する。L−クリップに関して、貼着アーム28上の貼着ローラ30がボックス6のコーナに達したとき、それは、当該コーナの周囲で回転し、当該1ピース(1片)のテープを当該コーナの回り及びボックス6の隣接側面に貼着する。C−クリップに関して、テープは、ボックス6の前面と、上面と、背面とに貼着される。この方法は、上テーピングヘッド、下テーピングヘッド、側面設置ヘッド、に対して用いることができる。他のバージョンの貼着装置(アプリケーター)を使用することも、また、可能である。
【0042】
テープセグメントは、あらゆるタイプの切断装置(不図示)により切断することができる。要求されるテープセグメントの情報と共に整列マーク(位置決めマーク)が印刷されるようにしたところの1つの実施の形態において、当該整列マークがフォトセンサ等の検知装置(ディテクタ)を通り過ぎるとき、エアシリンダが起動せしめられる。これにより、貼着アーム28は収縮せしめられ、テープ経路は変更される。新たなテープ経路は、上記切断装置の平面を交差する。ボックス6の継続的な動作(動き、移動)により、テープセグメントは切断される。そして、ボックスがこの装置から出て行く迄の間、ボックスは継続する。整列マークがテープの残りの部分からフォトセンサを通過するとき、エアシリンダは、そのホームポジションに復帰する。プリンタ18は、その貼着工程(貼着プロセス)から独立して、前もってセットされたものとして印刷する。他の実施の形態において、テープは、周知のテーピングヘッドに存する標準的な切断装置によって切断される。切断を行なうための他の装置も、また、用いることが可能である。
【0043】
他の実施の形態において、テープをボックスの側面に貼着するために、平坦面貼着装置(FSA)を用いることができる。プリンタとダンサアームとは、貼着装置の前のウェブ経路に位置する。このシステムをもって、種々の長さと情報を有する1つまたはそれ以上のテープセグメントが、ボックスの同一の側面に貼着されることができる。テープ上の整列マークは、テープセグメントの長さを決定する。ボックス上のマーク(印)若しくはタイマーが、その貼着を開始する。
【0044】
真空パッド、真空ベルト、及び真空ホイールシステムも、また、使用することが可能である。真空ホイールシステムにおいて、テープに印刷後、それは真空ホイールによって捕捉され、テープセグメントは切断される。この真空ホイールは、必要なときには、テープセグメントを位置決めするために、軸上で回転若しくは運動する。このホイールは、ホイールがテープセグメント8を受け取る第1位置と、テープセグメント8がボックス等の面上に貼着される第2位置との間で移動する。制御装置(コントローラ)は、テープセグメントを貼着するべく、いつ真空ホイールが第2位置に移動せしめられるべきか、どの位の間真空ホイールが面に隣接して位置するか、そして、いつ真空ホイールが第1位置に復帰して他のテープセグメントを受け入れるか、を制御するために用いられる。このシステムは、コーナテープセグメントと同様に2つのサイドテープセグメントを貼着するように構成されることができる。
【0045】
多数のテープに関して、たとえばライナーを備えていないラベルストックに関して、ロールからテープを容易にスムースに解くことと、印刷を固定すること、との間には交換条件(トレードオフ)が存在する。もし、容易にスムースに巻きを解くことを許容するのに十分に小さい、巻きを解く力を必要とする剥離層が用いられた場合には、熱転写インクは、テープに貼着(付着、接着)しないであろう。一般に、テープの接着剤を有する側面の反対側に位置する支持層には、シリコンや他の剥離剤が塗布されている。これにより、接着剤と支持層との間の貼着(付着、接着)力は減じられ、巻き解し(巻きを解くこと)がぎくしゃくせずに滑らかなものとなる。インクは、或る種のタイプの剥離剤に対して、うまく付着しない。しかしながら、テープに対してインクを良く付着させたり固定したりする剥離剤は、一般に、テープの巻き解しを滑らかに行なうことができないものである。もし、テープの巻き解し時にテープが痙攣的になる(ぎくしゃくする)場合、テープがプリンタを通過するときに痙攣的になって印刷される情報に欠陥を生じさせるであろう。これは、特に、バーコードや他の正確な情報を印刷するときに有害なものとなる。これは、本願発明の巻き解しにおける観点により解決される。つまり、プリンターに対するテープの滑らかな搬送のために、印刷可能な剥離剤コーティングを有するテープを熱転写プリンターに用いることができる。このテープの構造は、巻き解しの性質の重要性がより小さいため、印刷の品質を最も優れたものとするために最適化することができる。
【0046】
図2〜4は、概略的に、プリンターを通してのテープの運動(移動)の痙攣的な動作を防止すると共にテープ上に情報を位置決めする(整列させる)ことを可能ならしめる、本願発明の1つのシステムを示している。これらの2つの特徴を1つの実施の形態に示している。しかし、それらは、独立的に使用することが可能であり、それらは、分離して記載されるであろう。フレームのプレート上に設けられることができるシステム40は、プリントをテープセグメント8上に整列(位置決め)するためのオープンループ制御システムを用いることが可能である。これは、図2〜4の左側に示されている。テープ14は、供給ロール16のようなテープ供給源から受け取られ、それは、プリンター18に供給される。このプリンター18から、テープ14は、ケースシーラー9のテーピングヘッドへ移動する。プリンター18とテーピングヘッドとの間のテープ経路には、第1アキュミュレータキャリッジ42が位置している。この第1アキュミュレータキャリッジ42は、第1アキュミュレータ41の一部分である。この第1アキュミュレータキャリッジ42の移動(運動)を検知するために、少なくとも1つのセンサ44が位置している。
【0047】
システム40は、また、オープンループ制御システム若しくはアキュミュレータシステムを用いる。これにより、巻き解しが痙攣的である性質(特徴)を有しているテープは、プリンター内を滑らかに通過する。これは、図2〜4の右側に示している。供給ロール16から供給されるテープ14は、供給側アキュミュレータキャリッジと称する第2アキュミュレータキャリッジ46と、第2センサ48との回りを通過する。この第2アキュミュレータキャリッジ46は、第2アキュミュレータ45の一部分である。モータ52若しくは他の駆動装置により駆動されるプリストリップローラ(前解しローラ、前もって剥離させるローラ)50は、供給ロール16からテープ14を引っ張ることができる。エアーシリンダ若しくは他の装置により作動せしめられる機械的アームは、プリストリップ(前解し、前もって剥離させること)を補助するために、モータの代わりに用いられることができる。テープ14を案内するために、一連のアイドルローラ54が、テープ経路に沿って位置している。
【0048】
図2〜4に示す如く、供給ロール16からテーピングヘッドへのテープ14の経路は、次の通りである。供給ロール16からのテープ14は、プリストリップローラ50の回り、及びアイドルローラの回りを通過する。次いで、テープは、それ自身ローラ56を含むことができる第2アキュミュレータキャリッジ46を通過し、そして、他のアイドルローラ54の周囲を通過する。次いで、テープは、プリンタ18と、1つ若しくはそれ以上の付加的なアイドルローラ54の回りを通過する。そして、該テープは、それ自身ローラ56を含むことができる第1アキュミュレータキャリッジ42を通過し、テーピングヘッドに向かう途中で、付加的なガイドローラ58の回りを通過する。アイドルローラ54とガイドローラ58との数及び位置は、システム40とケースシーラ9の両方の構成に適合するように、必要に応じて変化させることが可能である。
【0049】
テープセグメント8を形成するべく、テープ14の長さを変化させる点において、或は、(テープ上に同一若しくは異なった情報を有する)実質的に同一長さのテープ14を使用する点において、各テープセグメントがボックス6上の適切な位置(しばしば同一位置)に情報を有していることを確実なものとするために、テープの長さを制御することが必要であるかも知れない。これは、テープセグメントの上に、印刷される情報を位置決めすることを必要とする。このシステム40により、ボックス6をシールする(閉じる、密閉する)ために用いられると共にあらゆる方法で貼着されることができる一続きの長さのテープ14が、印刷され、ボックスに貼着されるようにすることが許容される。これにより、印刷された情報は、各ボックスの実質的に同一位置(部位)に表示される。たとえば、製品の記載やバーコードは、各端部パネルのテープの脚(図1参照)に印刷されることができ、これにより、運搬用パレットに積載されたとき、それを見ることができる。システム40を用いる、印刷情報のテープセグメント上への位置決め(整列)は、次の通りである。図2に示すスタート位置において、テープ14は、貼着ローラ30上にある。そして、ボックス6は、ケースシーラー9内に搬送され、ボックス6は、テーピングヘッド上のテープ14に当接している。これにより、テープ14は、第1アキュミュレータ41から引っ張られる。図3に示すように、この第1アキュミュレータ41により、第1アキュミュレータキャリッジ42は、下に引っ張られるようになっており、これにより、テープがボックスに供給される。
【0050】
第1アキュミュレータキャリッジ42の下方向の動作を検知したとき、センサ44は、プログラム可能な論理的制御装置(PLC)の如くコントローラ60に信号を送る。このコントローラ60は、プリンター18に信号を送り、プリンタに印刷を開始するように命令する。プリンタ18は、所定長さのテープセグメントを形成するべく、要求された情報を印刷する。印刷材料の長さは、ボックス上への平均的なテープ貼着長さよりも僅かに小さくあるべきである。これにより、印刷(印字)は、テープセグメント8のエッジに至るまで延在しない。
【0051】
テーピングヘッドは、先に印刷されたテープセグメントをボックス9に貼着し、それをあらゆる適切な方法で切断する。テープがボックスに貼着された後、アキュミュレータ42は、上方に、そのスタート位置に向けて移動する。これは、プリンタ18がまだ印刷しているからである。プリンタ18がその印刷を終えた後、プリンタは、コントローラ60に信号(シグナル)を送る。もし、キャリッジが(図3に破線で示すような)その初期位置にまだ復帰していないためにセンサ44が第1アキュミュレータキャリッジ42を検知しないときには、センサ44が図2に示すそのスタート位置に復帰した第1アキュミュレータキャリッジ42を検知するまで、コントローラ60は、テープ14を速やかに移動させるための(印刷せずに供給するための)信号をプリンタ18に送る。図4は、図2に示しているのと同一の位置にある第1アキュミュレータキャリッジ42を示している。これらの図は、第2アキュミュレータキャリッジ46の位置において相違している。
【0052】
他の実施の形態においては、図5〜7を参照して説明すると、第1アキュミュレータ41は、固定された一連の端部ローラ72と、図5においては視認できない)キャリッジ76に設けられた動作(移動)用のダンサローラ74と、を備えたアキュミュレータ70により置換されている。キャリッジ76は、装置78によって付勢されている。この装置78は、たとえば、トルクモータ、電気モータ、空気シリンダ、スプリング、或は釣り合い重りであることができる。これらのうち、その最初の4つのものは、釣り合い重りとの比較において応答時間が改良されたものであり、該4つのものは、また、種々の方向性において用いられることができるものである(重りは、垂下しなければならない)。図2〜4に示した構成は、第1アキュミュレータ41を付勢するための重りを使用している。図に示すように、図5〜7の実施の形態において、アキュミュレータ70のキャリッジ76は、横方向に移動する。
【0053】
プラテンローラ80上のオーバーランクラッチベアリング82若しくは電気クラッチにより、テープ14は、プラテンローラ80上に巻かれ、該テープ14は、手作業により、スレッドアップにおいて、プリンタ18を通して容易に引っ張られることが許容される。クラッチ82は、回転させる(方向を変化させる)ことが困難である駆動機構からプラテンローラ80の係合を解く。提供される2つの動作(作動)モードは、ラン(往復、run)とスレッドアップ(thread−up)である。
【0054】
図5〜7は、システム40’に関して、3つの状態を示している。図5において、このシステムは、スレッドアップ位置にある。図6は、キャリッジ76とダンサローラ74とが第1位置に位置しているラン状態であり、図7は、キャリッジ76とダンサローラ74とが第2位置に位置しているラン状態である。図6は、ホーム位置(ホームポジション)であり、図7は、特定動作のために、最小限のテープがアキュミュレータ上にある消耗位置である。図示の目的のみにおいて、図5(及び図9)は、キャリッジ76がベースプレート69の背後に位置しており、ダンサローラ74がスロット73を通して突出している実施の形態を示している。図6及び図7は、キャリッジ76がベースプレート69の前に位置している実施の形態を示している。実際には、図5〜7のその3つの状態は、同一の構成(構造)を有するであろう。
【0055】
上記スレッドアップ位置において、ダンサローラ74は、図5に示す位置にある。これらのダンサローラ74は、手動で移動させたり、或は、モータ若しくはエアシリンダで移動させたりすることができる。このシステム40’は、図示の如く、ローラ72,74を通過するテープ14が装着されるようになっている。装着後、ダンサローラ74は、掛け金が外される。装置リセットボタンが押されると、ダンサローラ74は、図6に示すように、ケースシーラがボックスの高さと幅に適合するように調整されるホーム位置に移動する。(図9に示す)ホームポジションセンサ(レジストレーションポジションセンサ、整列位置センサ)86が、ボックスの長さに適合するように調整される。したがって、このホームポジションにおいて、ダンサローラ74は、図7の最小のテープアキュミュレーションの位置(消耗位置)の右側に対して、不特定数のあらゆる位置に位置せしめられることができる。
【0056】
上記ランモードにおいて、図6及び図7に示すように、ダンサローラ74は、システム40’の右側における所定位置に移動せしめられる。この所定位置は、図5のスレッドアップ位置におけるよりは、端部ローラ72から離れた位置にある。このダンサローラ74は、図6のホームポジションと、図7のポジションとの間で移動する。ボックス6は、ケースシーラ内には入って、テープ14に当接する(ダンサローラ74は、図6の位置に位置している)。テープ14は、ボックス6に貼着され、ボックスは、テープを引っ張り始める。テーピングヘッドは、ガイドローラ58と貼着ローラ30とを有しており、このテーピングヘッドは、テープを、いつものように、ボックス6の前面、上面、及び背面に貼着する。テープ14がシステムから引っ張られるとき、(フェストゥーン(festoon)を形成する)キャリッジ76は、ホームポジションから左側に引っ張られる。図9に示す上記レジストレーションセンサ86は、いつ、アキュミュレータ70のキャリッジ76がホームポジションを離脱したかを検知して、コントローラ60に信号を送る。ここで、コントローラ60は、プリンタ18に印刷を開始させる信号を送る。プリンタ18は、印刷領域において、10〜25cm/s(4〜10in/s)の速度で、続くテープセグメントに印刷する。そして、プリンタ18は、非印刷領域において、約30cm/s(12in/s)の速度で、テープを移動させる(印刷せずに供給する)。ボックス6は約38cm/s(15in/s)の速度で、ケースシーラ9により搬送される。この速度は、テープが印刷されるよりも速い。アキュミュレータ70に蓄積されたテープ14は、これが生じることを許容する。印刷が完了したとき、プリンタは停止して、コントローラ60に信号を送る。コントローラ60は、順次、プリンタにテープの移動を開始させる信号を送る。これは、ダンサローラ74が図6のホームポジションに復帰するまで、継続する。このようにして、同量のテープが印刷され、該テープは、ボックスがシステムから引っ張られるときに、移動せしめられる。択一的に、ケースシーラ9を通過するボックスの速度は、センサが測定するボックスの速度に基づくプリンタ速度を変化させるか、若しくは、センサが測定するプリンタの速度に基づくボックス速度を変化させることによって、プリンタの速度に適合させることができる。この場合、フェストゥーン(festoon)は、要求されないかもしれない。
【0057】
動作時に、(プリンタが印刷せずに)ボックス6がテープ14をシステム40’から引っ張るとき、キャリッジ76は、図において、左方向に移動する。(ボックスがテープを引っ張ることなしに)プリンタ18がテープに印刷するとき、キャリッジ76は、図5〜7において、右方向に移動する。ボックス6がテープ14を引っ張り、プリンタ18が印刷するとき、キャリッジは、図において、プリントを行わない場合に生じるであろうよりも小さい速度で、左方向に移動する。これは、プリンタがテープ上に印刷するよりも速い速度でボックスがテープを引っ張るためである。
【0058】
図8を参照すると、テープ14がプラテンローラ80の周囲に巻かれ始めたか否かを感知するために、アンチラップセンサ84が用いられる。破線で示しているように、もし、アンチラップセンサ84がテープ14を検知したとき、それは、プラテンローラ80上のクラッチ82の係合を解くために、或は、さもなくばプリンタを直ちに停止して仕事を終了させるために、コントローラ60に信号を送りる。これにより、テープがプラテンローラの周囲に巻きつくことが防止され、また、テープが絡まる(jamming)ことが防止される。この停止は不便なものであるが、しかし、それは、解決するのに長時間を要し得るテープの絡みに対して、大変優れている。その絡みは、部分的には、テープが種々のローラにくっ付いたり、他の面にくっ付くことによるものである。加えて、テンションを維持するために、(不図示の)任意のダンサアームを用いることが可能であり、このダンサアームは、プラテンローラ80と、第1静止ローラ(端部ローラ72)との間で生じるテープのあらゆるたるみを取ることが可能である。また、これにより、プラテンローラの巻き付きが防止される。テープがたるむのは、プリンタのステップモータ(stepper motor)と、ダンサアームを動作させるダンサキャリッジ付勢装置78と、の応答時間が相違する結果である。
【0059】
プリンタヘッドをプラテンローラ80から離して持ち上げるために、随意に、プリンタヘッド上に(不図示の)折り畳みハンドルを用いることができる。このハンドルは、それが上方位置にあるときに、プリンタから垂直に離れるように広げられる(伸ばされる、開かれる)。これにより、リボン交換時に、アクセスが容易化する。
【0060】
このシステムは、また、幾つかの新規で役に立つ制御システムの特徴を有している。その1つに、小休止(一時停止、ポーズ)機能がある。光電セル等の、図9に示すレジストレーションセンサ86とポーズセンサ88とは、フェストゥーンの移動(動作)を判断する。ダンサローラ74とキャリッジ76とが上記ホームポジションに位置しているときに、このレジストレーションセンサ86は、信号を発する。ボックスがケースシーラ9を通して移動することを停止するときのように、もし、キャリッジ76がこの位置を越えてポーズセンサの方向に移動するとき、ポーズセンサ88がクリアされて(ポーズセンサ88を通過して)キャリッジ76がホームポジションに復帰するまでの間、テープの印刷の停止を指示するために、コントローラ60からプリンタに信号が送られる。
【0061】
テープセグメントがフォーマットされていないときやプリンタが一時停止しているとき、活性化するプリンタからは、印刷準備信号が生成される。これにより、プリンタが印刷準備の状態にないときに、装置内にボックスが供給されることが防止される。
【0062】
プリンタが印刷を行なっていないとき、それは、媒体を30.5cm/s(12in/s)までの速度で供給することができる。これ迄に知られている最大移動速度は、25.4cm/s(10in/s)であった。
【0063】
プリンタ上に位置するその媒体駆動ローラは、減じられた加速度で、速度を変化させる。これにより、遅いフェストゥーンの応答時間に基づくウェブのたるみ(ゆるみ)が防止される。
【0064】
ホスト移動無視コマンドの設定により、プリンタは、ホストテープセグメントフォーマットにおいて送られる移動速度を無視するように指示されると共に、これに代えて、プリンタは、プリンタ設定メニュからの移動設定を使用するように指示される。ホスト中断コマンドが、アプリケータ(貼着装置)からプリンタに送られる。それは、もし、たとえば、アンチラップセンサがテープの巻きを検知した場合や、ダンサアームがその移動経路の端に位置している場合に、プリンタに対して、最新のテープセグメントの印刷の中断を指示する。また、移動信号が、アプリケータ(貼着装置)からプリンタに送られる。そして、移動信号は、プリンタに対して、ブランクテープを供給することを指示する。
【0065】
たとえば、30cm(12in)の長さのボックスに貼着されるべきテープセグメントは、約43cm(17in)の長さに構成されるであろう。これは、上面に沿って30cm(12in)のセグメントBと、前面と背面の夫々に7.1cm(2.5in)のセグメントAとCとを含み、移動調整のために、1.2cm(0.5in)が差し引かれるであろう。このテープは、セグメントA、次いでセグメントB、次いでセグメントCの順序で、印刷されることができる。これは、図10に示している。
【0066】
発明者は、(セグメントCが第1ボックスの背面側のセグメントになり、セグメントA及びBが第2ボックス上に貼着されるべき前面セグメントと上面セグメントになるように)情報をテープ上にCABの順序で印刷することにより、図11に示すように、この点に関して改良を行なった。これにより、テープの前面部と背面部(セグメントA及びC)のより多くの部分の印刷が、前面セグメント若しくは背面セグメントにおけるよりはむしろボックスの上面での移動によって、許容される。このプリンタは、移動コマンドが与えられ、当該プリンタは、セグメントBの端部からボックスの端部(セグメントCの始め)に移動する。これは、セグメントCの端部で移動する、上記ABCの順序の印刷よりも寛大である。なぜなら、それにより、より多くの移動が上面のセグメントBで行なわれることができるからである。この上面のセグメントBにおいては、通常、より大きい非印刷領域が存する(レグ(脚、脚部)の方は、より高いパーセンテージの印刷領域を有する)。所定のボックス上に、ABCの順序で、テープが貼着される。セグメントCは、第1ボックスの背面に貼着され、次いで、セグメントAは、第2ボックスの前面に貼着され、そして、セグメントBは、第2ボックスの上面に貼着される。このテープは、テーピングヘッドにより、セグメントAとBとの間で切断される。
【0067】
この形式(フォーマット)は、次の方法ステップにおいて表現されることができる。すなわち、この方法ステップは、(a)第1のC−クリップの前面部上に第1の情報を印刷するステップ、(b)第1のC−クリップの上面部上に第2の情報を印刷するステップ、(c)第2のC―クリップの背面部上に第3の情報を印刷するステップ、(d)所望の全体長さの第1のC−クリップを形成するべく必要に応じてテープを移動させるステップ、及び(e)ステップ(a),(b),(c)及び(d)を繰り返すステップ、である。上記第1〜3の情報は、あらゆる組み合わせにおいて、同一のもの、若しくは異なったもの、であることができる。図11に示す如く、上記CABの順序を用いる印刷において、これらのステップは、(c),(a),(b),(d)及び(e)の順序で実行されるであろう。また、ステップ(b)は、そのプロセス(工程)を開始することができ、そのステップは、(b),(c),(a),(d),(e)の順序で実行されるであろう。
【0068】
本願発明の巻き解しの特徴において、プリンタを通過するテープのテンション(張力)は、良好なインキの付着特性と痙攣的な巻き解し特性とを有するテープがその上に正確に印刷される正確な情報を有するように、制御される。
【0069】
図2〜6に示すように、モータで駆動されるプリストリップローラ50は、高牽引力を有しており、このローラ50は、プリストリップモータ52によって駆動される。このプリストリップモータ52は、供給ロール16と、該供給ロール16の下流側に位置する第2アキュミュレータキャリッジ46との間に位置している。モータ52は、テープ14を供給ロール16から引き離すプリストリップローラ50であってテープ14を、制御された小さいテンションで、たとえば4.45〜22.24N(1〜5lb)で、プリンタ18に供給するプリストリップローラ50を駆動する。これは、典型的には高い巻き解し特性を有するか、若しくは痙攣的な巻き解し特性を有するか、若しくはそのどちらの特性をも有する、印刷可能な剥離剤の使用を許容する。そのプリストリップローラ50により、テープ14は、供給ロール16から引き離される。このプリストリップローラ50は、巻き解しショックの殆どのものを吸収し、制御された均一なテンションでテープ14をプリンタに供給する。
【0070】
本願発明の他の観点において、ローラとその支持シャフトとの間に位置しプリストリップモータ52上に支持されるオーバーランクラッチベアリング、によって、テープ14は、プリストリップモータ上のローラの周囲に、手作業で容易に装着されることができる。そのローラ(フリーホイル)は、モータを回転させることなく回転させることが許容され、それは、ギアリダクションを有しており、回転させることは困難である。
【0071】
図2〜4のシステム40の滑らかな巻き解し動作のシーケンスの特徴は、次の通りである。先ず、第1アキュミュレータキャリッジ42が(図2に示す)テープを引き始めるとき、プリンタ18は、その印刷サイクルの中で、テープ14を引っ張る。これは、第2アキュミュレータキャリッジ46を引き下げ、これにより、図4に示すように、テープはプリンタ内に供給される。センサ48がその存在を検知するに十分にアキュミュレータキャリッジ46が下方に移動したとき、センサ48は、コントローラ60に信号を送る。このコントローラ60は、第1アキュミュレータキャリッジ42のセンサ44用に使用されるコントローラとは、独立したコントローラであっても、同一のコントローラであっても良い。このコントローラ60は、次いで、モータ52をオンするための出力信号を送る。モータ52は、プリストリップローラ50を駆動し、このローラ50は、供給ロール16からテープ16を引き離す。このプリストリップローラ50により、テープが供給ロール16から引き離されるとき、第2アキュミュレータキャリッジ46は、センサ48をクリア(通過)する。このとき、センサ48は、もはや、それを検知しない。そして、そのセンサは、プリストリップローラ50を駆動して供給ロール16からテープ14を引っ張るモータを停止させるための信号をコントローラ60に送る。プリンタ18が、より多くのテープを引っ張ると、アキュミュレータキャリッジ46は、所定のテープセグメントが印刷されている間に、上下方向に何度か移動することができる。
【0072】
第2アキュミュレータキャリッジ46は、テープに適切なテンションを供給するように構成された適切なあらゆる方法、たとえば、トルクモータや、電気モータや、空気シリンダや、スプリングや、(不図示の)釣り合い重り、によって供給されることができる所定の力によって、釣り合い(平衡)が取られている。
【0073】
このシステムの変形形態において、2つのセンサ48を用いることが可能である。一方のセンサはモータ52をスタートさせ、他方のセンサはそれを停止させるであろう。他の実施の形態において、モータの速度が第2アキュミュレータキャリッジ46の位置によって決定されるように、アナログセンサとモータコントローラとを使用することが可能である。また、プリンタの要求に応じて、テープを同一速度で駆動するために、ステップモータを用いることができる。
【0074】
このシステムは、また、ボックスを密閉する(閉じる)感圧接着剤テープ上に情報を印刷するために用いることができる。これにより、二次的な(副次的な)情報伝達テープセグメントの必要がなくなる。これにより、使用されるテープの量が減じられると共に、ケースシーラーの主たるサブコンポーネントが削除される。したがって、このテープは、要求される密閉特性と、インクを受け入れて該インクを保持することができる特性と、が組み合われたものでなければならない。また、情報は、ボックスの側面上で密閉(シール)する脚(レグ)をなすテープの部分上に適用されることができる。これにより、ボックスの上面を見ることなしに、情報を読むことができる(走査することができる)。
【0075】
この装置は、印刷される所定のテープセグメントであって次のボックス上に直接貼着されないテープセグメントをもって作動する。このテープセグメントは、アキュミュレータやフェストゥーン等の所定の経路を通って曲がりくねっている。これは、テープセグメントが、続いて印刷が行われる幾つかのボックスの上流側にあるボックスに貼着されるためである。1つ以上の前に印刷されたテープセグメントは、所定のテープセグメントが印刷された後であって、所定のテープセグメントが貼着される前に、適用(貼着)されなければならない。択一的に、この装置は、「次のテープセグメントがアウト」であるプロトコール(”next tape segment out” protocol)に基づき、動作することができる。すなわち、テープセグメントが印刷された後、それらは、1つ以上の前に印刷されたテープセグメントが適用(貼着)されるようにするために、1列に(列を作って)配置される。システムの外側にある次のテープセグメントにおいて、1つのテープセグメントは、印刷されて、貼着されるべき次のセグメントとなる。そこには、印刷されたテープセグメントの累積(蓄積)は存在しない。
【0076】
付加的な特徴は、本願発明の種々の組み合わせにおいて用いることができる。リボン節約装置の特徴は、テープがプリンタを通して移動しているもののテープ上の長いスペースが印刷されないときに、リボンの供給を停止することができる。標準的なボックス密閉(閉鎖)テープ基材(基層、裏材)や、基材(基層、裏材)のLAB層上に直接印刷されたインクを溶融させたり固定したりするために、熱を用いることが可能である。択一的に、インクを保護するために、標準的なテープ上に印刷されたインクは、たとえば、ワニスのクリアコートやクリアテープをもって、上に積層されることが可能である。これらの上に積層するプロセス(工程)は、印刷された情報を既に含んでいる領域において、若しくは該領域の近傍において、付加的な印刷を容易化することができる。また、低価格のワックスリボンやインクジェット印刷を用いて印刷される無地の紙片は、紙片よりも幅が広い低価格のクリアフィルムテープをもって上に積層されることが可能である。このフィルムテープは、該紙片の境界を越えて延在することができ、該テープにより、プリントされる感圧接着剤テープセグメントが形成される。
【0077】
本願発明において、該本願発明の観点や精神から離れることなく、種々の変更を行なうことが可能である。たとえば、示した実施の形態は、熱リボン印刷(サーマルリボンプリンティング)、直接サーマルインクジェットコーディングを使用するが、他の印刷システムも、また、使用することができる。上記テープは、1つ又はそれ以上の領域がブランクになっている状態で、不可変情報をもって予め印刷されることができる。該ブランク内を満たすように、種々の情報を印刷することができる。また、テープの接着部分には、逆画像印刷を行なうことも可能である。所望の使用に向けてシステムをカスタマイズするために、付加的に、図2〜4及び図5〜7の種々の特徴を置き換えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のケースシーラー(ケース閉じ装置)及びテープハンドリングシステム(テープ取り扱いシステム)の概略図である。
【図2】第1位置におけるテープハンドリングシステムの概略図である。
【図3】第2位置における図2のテープハンドリングシステムの概略図である。
【図4】第3位置における図2のテープハンドリングシステムの概略図である。
【図5】スレッドアップモードにおける、本願発明の他の実施の形態のテープハンドリングシステムの概略図である。
【図6】第1位置つまりホームポジションにおける、図5のテープハンドリングシステムの概略図である。
【図7】第2位置における、図5のテープハンドリングシステムの概略図である。
【図8】本願発明のテープアンチラップシステムの概略図である。
【図9】本願発明のアキュームレイタセンサの概略図である。
【図10】周知の印刷の順序を示す、C−クリップとして適用(貼着)されるべきテープセグメントの図である。
【図11】本願発明の印刷の順序を示す、C−クリップとして適用(貼着)されるべきテープセグメントの図である。

Claims (24)

  1. テープセグメントを形成するためのテープロールからのテープ上に情報を印刷するための装置であって、
    情報をテープ上に印刷するためのプリンタであって、プラテンローラを有するプリンタと、
    ローラを備え前もってテープロールからテープを剥ぐためのプリストリップモータであって、テープをテープロールから取り外すときにテープの巻き解し張力を制御して実質的に均一な速度でテープをプリンタに供給すると共にテープのプリンタ通過時におけるテープの痙攣的動作を減じるようにしたプリストリップモータと、
    プリストリップモータの回転を要することなくプリストリップモータのローラの回転を許容するオーバーランクラッチベアリングと、を備えた装置。
  2. さらに、上記テープの上に印刷される情報を変化させるための入力に応じて上記プリンタを制御し該テープの上に種々の情報を印刷させるコントローラを備えた、請求項1記載の装置。
  3. 上記印刷されたテープセグメントは、目的物上の貼着位置に搬送され、該テープセグメントは、次のテープセグメントの貼着が実行されるように該目的物上に貼着されるようにした、請求項2記載の装置。
  4. 上記テープセグメントが貼着されるべき上記目的物は、ボックスであって、側面と、コーナ部と、ボックスが閉じられるシームとを有するボックスであり、
    上記テープセグメントは、少なくとも1つの側面と、コーナ部と、シームとの上に貼着されるようにした、請求項1記載の装置。
  5. 上記テープセグメントは、上記ボックスの上記シームの少なくとも1つに沿って貼着され、これにより、ボックスは、情報が印刷されたテープセグメントであって搬送時及び取り扱い時にボックスを閉じ状態に維持するテープセグメントにより閉じられるようにした、請求項4記載の装置。
  6. 上記プリンタは、熱転写プリンタと、インクジェットプリンタと、レーザープリンタの中の少なくとも1つを備える、請求項1記載の装置。
  7. テープを用いてボックスを閉じるためのケース閉じ装置であって、請求項1記載の装置を備えたケース閉じ装置。
  8. テープセグメントを形成するためのテープ上に情報を印刷するための装置であって、
    プラテンローラを備えテープ上に情報を印刷するためのプリンタと、
    印刷されるべき情報をテープ上の特定の部位に位置決めするための手段であって、特定の印刷される情報が、各テープセグメント上の印刷材料の変動に関わり無く、異なったテープセグメント上の所定部位に位置するようにした手段と、を備えた装置。
  9. テープセグメントを形成するためのテープ上に情報を印刷するための装置であって、
    プラテンローラを備えテープ上に情報を印刷するためのプリンタと、
    必要時に、印刷されていないテープを供給し印刷されるべき情報をテープ上の特定の部位に位置決めする位置決め装置であって、印刷される特定の情報が、各テープセグメント上の印刷材料の変動に関わりなく、異なったテープセグメント上の所定位置に位置するようにした位置決め装置と、を備えた装置。
  10. 印刷された上記テープセグメントは、目的物上の貼着位置に搬送され、該テープセグメントは、次のテープセグメントの貼着が実行されるように該目的物上に貼着されるようにした、請求項9記載の装置。
  11. 上記テープセグメントが貼着されるべき目的物は、ボックスであって、側面と、コーナ部と、ボックスが閉じられるシームとを備えたボックスであり、
    テープセグメントは、少なくとも1つの側面と、コーナ部と、シームとの上に貼着されるようにした、請求項9記載の装置。
  12. 上記テープセグメントは、上記ボックスの上記シームの少なくとも1つに沿って貼着され、
    ボックスは、情報が印刷されたテープセグメントであって搬送時及び取り扱い時にボックスを閉じ状態に維持するテープセグメント、により閉じられるようにした、請求項11記載の装置。
  13. 上記プリンタは、熱転写プリンタと、インクジェットプリンタと、レーザープリンタの中の少なくとも1つを備えた請求項9記載の装置。
  14. 更に、上記テープ上に印刷される情報を変動させるための入力に応答して、上記プリンタを制御するコントローラを備えた、請求項9記載の装置。
  15. テープを用いてボックスを閉じるためのケース閉じ装置であって、請求項9記載の装置を備えたケース閉じ装置。
  16. 更に、少なくとも1つの固定された端部ローラと、少なくとも1つの移動自在なダンサローラと、を備え、
    ダンサローラは、テープ通しを容易化する上記端部ローラに隣接するスレッドアップ位置と、上記プリンタが作動する少なくとも1つのラン位置との間で移動自在である、請求項9記載の装置。
  17. 上記ダンサローラは、ホーム位置と消耗位置とを含む複数のラン位置の間で移動自在であり、
    ホーム位置において、ダンサローラは、消耗位置におけるよりも、上記固定された端部ローラからより遠くに隔てられた、請求項16記載の装置。
  18. 更に、位置決めセンサと、ポーズセンサとを備え、
    ダンサローラがホーム位置にあるとき、位置決めセンサは信号を出し、
    ダンサローラがこの位置を通過するとき、ポーズセンサがクリアされてダンサローラがホーム位置に復帰するまで、上記プリンタは上記テープへの印刷を中止する、請求項16記載の装置。
  19. テープセグメントを形成するためのテープ上に情報を印刷するための装置であって、
    情報をテープ上に印刷するためのプリンタであって、プラテンローラを有するプリンタと、
    テープがプラテンローラの周囲に巻き付くことを防止すると共にテープがジャミングすることを防止するための手段とを備えた装置。
  20. テープセグメントを形成するためのテープ上に情報を印刷するための装置であって、
    情報をテープ上に印刷するためのプリンタであって、プラテンローラを有するプリンタと、
    テープがプラテンローラの周囲に巻き付き始めたか否かを検知するアンチラップセンサと、を備え、
    アンチラップセンサがテープを検知したとき、該センサは、システムのテープ搬送部に対してプラテンローラの動作を停止させる信号を発し、これにより、テープがプラテンプラテンローラの周囲に巻き付くことを防止すると共にテープがジャミングすることを防止するようにした、装置。
  21. 上記プリンタは、更に、プラテンローラクラッチを備え、 上記プラテンローラの動作は、プラテンローラクラッチとの係合が解かれることによって停止せしめられるようにした、請求項20記載の装置。
  22. テープセグメントを形成するためのテープロールからのテープ上に情報を印刷するための装置であって、
    情報をテープ上に印刷するためのプリンタと、
    プラテンローラと、
    プラテンローラ上に支持されるオーバーランクラッチと電気クラッチの中の少なくとも1つであるクラッチと、を備え、
    クラッチにより、プラテンローラと駆動機構との係合が解かれて、テープがプリンタ内に通されるようにした、装置。
  23. テープのC−クリップであって所望の全長を有するC−クリップがロールから切断される前に、該C−クリップの前面部と上面部と背面部とに印刷する方法であって、
    (a)第1の情報を第1のC−クリップの前面部に印刷するステップと、
    (b)第2の情報を第1のC−クリップの上面部に印刷するステップと、
    (c)第3の情報を第2のC−クリップの背面部に印刷するステップと、
    (d)所望の全長の第1のC−クリップを形成するために、必要に応じて、テープを移動させるステップと、
    (e)(a),(b),(c)及び(d)のステップを繰り返すステップと、を含む方法。
  24. 上記ステップを実行する順序は、(a),(b),(c),(d),(e)と、(c),(a),(b),(d),(e)と、(b),(c),(a),(d),(e)の中の1つである請求項23記載の方法。
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