JP2004502502A - エアゾール強化装置 - Google Patents
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Abstract
エアゾール式投薬装置(10)は、呼吸のたびに均一に混合した濃縮薬用エアゾール・ボーラス(30)を投与できるように構成した固定容積保持チャンバ(28)を含む。この装置は、さらに、万能型の入口を含み、任意標準の小容積の噴霧器(150)、ならびに、任意標準の計量式吸入器(MDI)(152)と一緒に使用できるようになっている。また、汚染した患者からの空気およびエアゾールには濾過を実施することもできる。一方向弁(37)が、保持チャンバ(28)と、患者のマウスピース(12)に、この保持チャンバ(28)を取り付けることができるTピース(14)との間に設けてあり、エアゾールの損失を制御する助けとし、浪費を減らすようになっている。この装置は、容易に互いに係合させて組立体を完成させることができる2つの成形プラスチック部材(38、18)から簡単に構成することができる。
Description
【0001】
(発明の背景)
本発明は、全般的には、改良したエアゾール吸入装置に関する。一層詳しくは、本発明は、噴霧器(噴霧吸入器:ネブライザ)および計量式吸入器の両方と組み合わせて使用できるエアゾール強化装置に関する。
【0002】
カプセルまたは錠剤のような経口投薬あるいは注入投薬の代わりに吸入療法を行っている患者に、エアゾール・スプレーに混入した薬剤を投与するのを目的とするエアゾール吸入装置は、この技術分野では良く知られている。たとえば、グリメス(Grimes)の米国特許第4,210,155号が従来技術の代表例である。このグリメス特許においては、薬用ミストを蓄積し、それを患者に投与するのを容易にするために噴霧器および吸入導管のT字形接続具(ティー接続具)と組み合わせて使用するための固定容積ミスト蓄積チャンバが開示されている。
【0003】
しかしながら、従来技術装置の代表としてのグリメスの装置は、このような装置に典型的な問題に悩まされている。これらの問題としては、たとえば、薬剤濃度が不均一であり、患者投薬量を調整することが困難であることおよび薬剤をかなり浪費することがある。さらに、グリメスの装置は、比較的複雑であり、その結果、製造費が高く、使いにくい。
他にも多くのこのよう装置を利用できるが、それらは混合チャンバを持っていないのである。換言すれば、噴霧器は、上記のT字形接続具に直接取り付けられる。もちろん、このような装置では、患者に投与されつつある薬剤を満足行くように調整することはグリメスの装置よりもかなわぬことである。なぜならば、患者が吸入しているマウスピースに給送する前に、薬剤を混入流体(たとえば空気)と均一に混合することがほとんどできないからである。
【0004】
噴霧器に加えて、計量式吸入器(MDI)もまた、患者に薬用エアゾールを投与するのに利用できる。これらのMDIは、主として、推進剤を使用して薬剤を給送するという点で、噴霧器とは異なっている。
【0005】
エアゾール薬剤投与装置が、薬剤給送装置とマウスピースとの間に混合チャンバを含み、グリメスの特許の装置によって達成されるよりも改良した方法で薬剤を混入空気と均一に混合することができるならば有利となろう。また、このような装置が製造、組み立てが簡単であり、使いやすいと有利であろう。最後に、このような装置が市場に出回っている任意公知の噴霧器と共に使用することができると共にMDIとも使用することができるように自在な適応性があるならば、これは従来技術における大きな前進であろう。
【0006】
(発明の概要)
本発明は、上記の利点を含むエアゾール式投薬装置を提供する。本発明の装置は、呼吸のたびに均一に混合した均一な濃度の薬用エアゾール・ボーラスを投与できるように構成した固定容積保持チャンバを含む。この装置は、さらに、万能な入口を含み、その結果、任意標準の小容積噴霧器ならびに任意標準のMIDIを一緒に利用することができる。また、汚染した患者の空気およびエアゾールを処理するための濾過も加えることができる。保持チャンバと、この保持チャンバを患者のマウスピースに取り付けるためのTピースとの間に一方向弁を設け、エアゾール損失制御を助けて浪費を減らすようになっている。この装置は、2つの成形プラスチック部材から簡単に構成することができ、これらの部材は容易に係合させて組立体を完成することができる。
【0007】
より詳しくは、エアゾール強化装置は、マウスピースと、このマウスピースに流体受け入れ可能に取り付けたタワー部材とを含む。このタワー部材は、外側ボデーを有し、この外側ボデーは、その中に配置した内壁と共に内部容積部を構成する。内壁は、内部容積部を貫いてかなりの距離を延びており、内壁の内部に保持チャンバを構成している。環状空気通路が、内壁、外側ボデー間に構成してある。入口ポートが、タワー部材に設けてあり、外部源から保持チャンバ内へ薬用エアゾールを受け入れることができるようにしてある。空気入口ポートが、タワー部材に設けてあり、これも同様に、空気通路に空気を受け入れることができるようにしている。有利には、好ましくは管状部材を含む長い内壁を設け、その結果構成された空気通路が環状であるために、空気通路内の空気が、前記内壁まわりを流れて保持チャンバ内へ流入し、保持チャンバを通って移動するにつれて充分な距離にわたって薬用エアゾールに混入し、確実に完全混合する。
【0008】
上記装置のさらなる革新は、マウスピースにタワー部材を取り付けるのにTピースを使用すること、薬剤の浪費を防ぐためにTピースに一方向弁を組み込んだことである。好ましくはOリング弁を含む一方向弁は、同様に、空気入口ポート内に配置すると好ましい。
【0009】
本発明の別の態様においては、エアゾール強化装置は、マウスピースと、このマウスピースに流体受け入れ可能に取り付けたタワー部材とを備える。このタワー部材は、内部容積部を構成する外側ボデーを有する。入口ポートがタワー部材に設けてあり、外部源から内部容積部に薬用エアゾールを受け入れることができるようにしている。有利には、アダプタを薬用エアゾール入口ポートに配置する。本発明のアダプタは、噴霧器(噴霧吸入器)あるいは計量式吸入器(MDI)のいずれかにタワー部材を取り付けることができる万能管継手を含む。
【0010】
好ましくは、本発明のアダプタは、リバーシブルであり、噴霧器にタワー部材を取り付けるための第1の向きに配置できると共に、MDIにタワー部材を取り付けるための第2の向きに配置できる。その好ましい構成において、万能なアダプタは、第1の剛性コネクタ端と、第2の可撓性コネクタ端とを含み、この第1剛性コネクタ端は、噴霧器に取り付けるようになっており、そして、第2の可撓性コネクタ端は、MDIに取り付けるようになっている。アダプタは、好ましくは、さらに、それをタワー部材と係合させるためのフランジ部分を含む。
【0011】
本発明のさらに別の態様においては、エアゾール強化装置は、マウスピースと、このマウスピースに取り付けたTピースとを備える。Tピースは、マウスピースに取り付けるための第1のポートと、大気に開いている第2のポートと、第3のポートとを含む。薬剤ディスペンサが、この第3ポートに取り付けてあり、有利には、呼気フィルタが、第2ポート内に配置してある。
【0012】
本発明のさらに別の態様においては、マウスピースと共に用いて患者に薬用エアゾールを投与することができるタワー部材が提供される。本発明のタワー部材は、内部容積部を構成する外側ボデーと、この外側ボデーに設けた内壁とを含む。この内壁は、内部容積部を貫いてかなりの距離を延び、内壁内部に配置した保持チャンバを構成する。内壁および外側ボデーは、それらの間に空気通路を構成している。入口ポートが、タワー部材に設けてあって、外部源(たとえば、噴霧器またはMDI)から保持チャンバへ薬用エアゾールを受け入れることができるようにしている。そして、空気入口ポートがタワー部材に設けてあり、空気通路に空気を受け入れることができるようにしている。保持チャンバからマウスピースへ空気に混入した薬用エアゾールを給送するための出口ポートも同様に設けてある。この場合、空気通路内の空気は、そこを通過した後に内壁まわりに流れ、保持チャンバ内に流入し、薬用エアゾールに混入する。
【0013】
本発明の別の態様においては、患者に薬用エアゾールを計量分配するようにマウスピースと一緒に使用できるタワー部材が提供される。このタワー部材は、内部容積部を構成する外側ボデーと、外部源から内部容積部に薬用エアゾールを受け入れることができるようにタワー部材外側ボデーに設けた入口ポートとを含む。薬用エアゾール入口ポート内にはアダプタが配置してある。このアダプタは、万能管継手を含み、この万能管継手は、有利には、噴霧器(噴霧吸入器)あるいは計量式吸入器(MDI)のいずれかにタワー部材を取り付けることができる。
【0014】
本発明のさらに別の態様においては、患者に薬用エアゾールを計量分配するためにマウスピースと一緒に使用できるタワー部材が提供される。このタワー部材は、マウスピースにタワー部材を取り付けるための管継手および空気入口ポートを設けたディスクを含む第1の部材と、内部容積部を構成する外側ボデーおよび外部源から内部容積部に薬用エアゾールを受け入れることができるようにタワー部材外側ボデーに設けた入口ポートを含む第2の部材とを含む。有利には、薬用エアゾール投与装置は、上記のタワー部材を形成するように第1の部材と第2の部材とを係合させることによって容易に組み立てられる。
【0015】
本発明のさらに別の態様においては、患者に薬用エアゾールを計量分配するようにマウスピースと一緒に使用できるタワー部材が提供される。このタワー部材は、内部容積部を構成する外側ボデーと、外部源(好ましくは、噴霧器)から内部容積部内へ薬用エアゾールを受け入れることができるようにタワー部材外側ボデーに設けた入口ポートとを含む。アダプタが、薬用エアゾール入口ポート内に配置してあり、このアダプタは、外部源にタワー部材を取り付けることができる管継手を含む。有利には、排液路、好ましくは、4つの隔たった排液路を、管継手と外側ボデーの間の結合部付近に配置し、内部容積部から外部源に液体を排出させることができるようにする。
本発明は、その付加的な特徴、利点と共に、添付図面に関連した以下の説明から最も良く理解して貰えよう。
【0016】
(好ましい実施例の説明)
以下特に図1〜図3を参照して、ここには、本発明のエアゾール強化装置10の第1実施例が示してある。この装置10は、Tピース14と流体受け入れ可能に接続したマウスピース12を含む。このTピース14は、タワー16に取り付けてある。このタワー16は、外側ボデー18および内側管20を含む。以下にさらに詳しく説明するように、空気は、矢印24で示すように、空気入口ポート22を通って外側ボデー18内に入り、タワー16の外壁と内側管20とで構成された環状通路26を通しって移動する。空気は、内側管20の下縁に到達すると、方向転換して上向きに保持チャンバ28内へ移動する。保持チャンバ28は、内側管20によって構成されている。下方入口ポート30が、矢印32で示すように、保持チャンバ28内へ薬用エアゾールを供給する。保持チャンバは、入って来る薬剤と入って来る空気とを混合する混合ゾーンとして機能する。
【0017】
先に述べたように、保持チャンバ28の目的は、入って来る薬剤および空気を完全に混ぜ合わせることにあり、混合は、矢印34で示すように、保持チャンバ28を通して2つの成分が乱流状態で上方へ一緒に流れるときに生じる。ひとたび完全に混合したならば、薬用混合物はTピース14に流入し、次いでマウスピース12に流入し、矢印35で示すように患者が吸入できる。
【0018】
図1に示すように、以下にさらに詳しく説明する要領で、弁(好ましくは、Oリング弁36)が各空気入口ポート22を通って流れる空気流を制御する。好ましくは、チャンバ28、Tピース14間で管継手40付近に第2の逆止め弁37を設ける。これの目的は、エアゾールの損失を制御することにある。
【0019】
以下特に図2、図3を参照して明らかなように、外側ボデー18は、好ましくは、下方入口ポート30(図3)を有する単一の部片として形成する。さらに、内側管20は、好ましくは、ディスク39を有する単一の部片38として形成する。このディスク39は、Tピース14に取り付けるための管継手40と共に、複数の空気入口ポート22を含む。これら2つの部片18、38は、図1に示すように、一方の部片38を外側ボデー18に挿入することによって係合し、装置10を形成する。
【0020】
次に、図4〜図9を参照して、ここには本発明装置の変形実施例が示してあり、ここでは、同様の構成要素には同様の参照数字の先頭に1を加えた参照数字で示している。本実施例においては、先の実施例における固定入口ポート30の代わりにリバーシブル管継手またはアダプタ142を使用していることを除いて、装置110の構造は、図1〜図3の装置10と同様である。適応管継手142は、係合フランジ144、剛性コネクタ端146および可撓性コネクタ端148を含む。この可撓性コネクタ端148は、好ましくは、柔らかい柔軟な材料(たとえば、ネオプレン)で作ったブーツの形をしており、係合フランジ144および剛性コネクタ146は、好ましくは、装置の残部を作るのに用いるのと同じ材料でもよい剛性成形プラスチック(たとえば、ABS)で作る。所望に応じて、装置を成形するのに射出成形プロセスを使用してもよい。
【0021】
適応管継手142の目的は、タワー・ボデー118を噴霧器150および計量式吸入器(MDI)の両方に取り付けることができるようにすることにある(図8、図9を参照)。図6、図8に示すように、小さい方の剛性コネクタ端146が、装置110を噴霧器150に取り付けるのに用いることができる。一方、MDIは、代表的には、丸みのないマウスピース154を有する。したがって、本発明者等は、図7、図9に示すように、MDIブーツに対する外方に広がったアクセス口を設けることによって、コネクタ148のような柔軟なブーツ形コネクタが嵌合を成功させるのに必要であることを発見した。
【0022】
本発明者等は、図6に示すように、たとえば、本発明装置が「噴霧器モード」にあるとき、適応管継手142の可撓性コネクタ端148に排液路(ドレイン・チャネル)155を設けると特に有利であることを発見した。好ましい構成においては、コネクタ端148とタワー116の床面の結合部のすぐ上のところでコネクタ単48に排液路が設けてある。好ましくは、このような排液路を4つ、可撓性コネクタ端148の周囲まわりに等しい間隔で設けるが、所望に応じて、異なった数の排液路あるいは1つの環状の排液路を含む他の配置も使用可能である。排液路155の目的は、空気入口136を通ってタワー116に入り、保持チャンバ128内へ進み、患者に吸引される空気流への薬剤の不完全な混入の結果としてタワー116内に蓄積する可能性のある液状薬剤を回収することにある。回収された薬剤は、排液路155を通って噴霧器150内へ戻り、次いで、患者に投与することができる。
【0023】
もちろん、例示の目的のために、排液路155は図4〜図9の実施例にのみ示してあるが、このような排液路あるいは他の排液手段を図示実施例の任意のものにおいて、あるいは、本発明の独特な特徴を組み込んでいる他の実施例において同様に使用することは可能である。
【0024】
次に図10〜図12を参照して、ここには、本発明のエアゾール強化装置の現在のところ好ましい、またさらに別の本実施例が示してある。この実施例においては、先の実施例の構成要素と同様の構成要素には、同様な参照数字の前に数字2を付けた参照符号が付けてある。この実施例は、図4〜図9の実施例とほとんど同様であるが、唯一実質的な差異は、エンド・キャップ256の使用にある。このエンド・キャップ256は、管継手240およびディスク238を含む。しかしながら、このエンド・キャップ256は、先の実施例におけるように内側管220と一体とはなっていない。さらに、図11、図12でわかるように、可撓性コネクタ端248は、環状のフランジ付きジョイント258によって剛性コネクタ端246に取り付けてある。もちろん、図11、図12は、類似した図であるが、噴霧器よりむしろMDIに合わせる目的のために、リバーシブル管継手242の図11における向きと図12における向きが逆になっている点でことなる。
【0025】
現在のところ好ましい設計オプションとしては、90ccから140ccまでの範囲の保持チャンバ容積があり、保持チャンバの長さは、その容積および内径に依存して約74.93mm〜約39.62mm(2.95インチから1.56インチ)の範囲にある。取り付けた噴霧器を含む本発明装置の全積み重ね高さは、チャンバ容積および内径に依存して、現在のところ好ましい実施例においては、約170.18mm〜約210.82mm(6.7インチ〜8.3インチ)の範囲にあり得る。
【0026】
操作に当たって、図示実施例のいずれにおいても、先に説明したように、装置10は、特に二通り使用できるようになっている。特に、装置10は、噴霧器と一緒に利用できるが、その場合、タワー16、そして、特に、保持チャンバ28は、患者により濃度の高い薬剤を与えるために、噴霧器によって導入された薬剤を再循環させるように機能する。設けた管継手は、任意公知の噴霧器に取り付けることができるように万能式である。装置10をMDIと一緒に利用する他の構成においては、タワー16は、患者により均一に混合した薬剤を確実に投与できるようにする目的で、スペーサとして機能する。
【0027】
装置10、110、210を噴霧器あるいはMIDIと一緒に使用しているかどうかにかかわらず、保持チャンバ28の目的は、噴霧器またはMDIから固定容積チャンバ内へ生成したエアゾールを繰り返し取り込むことにあり、それにより、マウスピース12を通して呼吸している患者の呼吸ごとに或る濃縮した薬用エアゾール・ボーラスを投与することができる。噴霧器150の場合、薬用エアゾールは、マウスピースを通しての患者の吸気で生じる負圧によって噴霧器から吸い込まれる。一方、MDIの場合には、推進剤がMDIからチャンバ28、128、228に薬用エアゾールを注入する。本発明者等は、内側保持チャンバ28の長さ(すなわち、内側管20の長さ)、内側保持チャンバ128の長さ(すなわち、内側管120の長さ)、内側保持チャンバ228の長さ(すなわち、内側管220の長さ)が、タワー18の長さの半分より長く、好ましくは、半分より、かなり長くなっていて、空気と薬用エアゾールの適切な混入、混合を確保できるようになっていなければならないことを発見した。図示していないけれども、或る種の実施例では、ブリッジ形のアダプタを使用して種々の従来技術マウスピースに装置を適用することができる。また、本発明者等は、Tピース14の出口端に配置した呼気フィルタ58(図1)が、感染の広がりを最小限に抑えるために、汚染した、あるいは、感染した患者からの空気およびエアゾールを伴う環境で取り扱う際に有用であることを発見した。
【0028】
本発明の装置および方法は、その精神または本質的な特徴から逸脱することなく、他の特殊な形態にも具体化することができる。ここに説明した実施例は、すべての点で、例示的なものであり、限定的なものでないことを了解されたい。したがって、発明の範囲は、前述の説明によりはむしろ特許請求の範囲に示されている。特許請求の範囲の均等物の意味、範囲内に入るすべての変更がこれらの範囲内に含まれることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアゾール強化装置の一実施例を示す側断面図である。
【図2】図1に示すエアゾール強化装置の一部をなす2部片式保持チャンバの頂部を示す斜視図である。
【図3】図1に示すエアゾール強化装置の一部をなす2部片式保持チャンバの底部を示す斜視図である。
【図4】本発明のエアゾール強化装置の変形例における保持チャンバの側断面図である。
【図5】図4に示す保持チャンバの一部をなすリバーシブル管継手の側断面図であり、この管継手が、1つの向きにおいて、保持チャンバを噴霧器に取り付けるようになっており、第2の向きにおいて、保持チャンバを計量式吸入器に取り付けるようになっていることを示す図である。
【図6】図5に示すリバーシブル管継手を噴霧器に取り付けた状態を示す側断面図である。
【図7】図5に示すリバーシブル管継手を計量式吸入器に取り付けた状態を示す側断面図である。
【図8】本発明の原理に従って構成した吸入システム全体の側断面図であり、保持チャンバが噴霧器に取り付けてあるところを示す図である。
【図9】本発明の原理に従って構成した吸入システム全体の側断面図であり、保持チャンバが計量式吸入器に取り付けてあるところを示す図である。
【図10】本発明のエアゾール強化装置の第3実施例を示す頂面図である。
【図11】図10の線11〜11における断面図である。
【図12】図11と同様の断面図であり、リバーシブル管継手を別の向きで示す図である。
(発明の背景)
本発明は、全般的には、改良したエアゾール吸入装置に関する。一層詳しくは、本発明は、噴霧器(噴霧吸入器:ネブライザ)および計量式吸入器の両方と組み合わせて使用できるエアゾール強化装置に関する。
【0002】
カプセルまたは錠剤のような経口投薬あるいは注入投薬の代わりに吸入療法を行っている患者に、エアゾール・スプレーに混入した薬剤を投与するのを目的とするエアゾール吸入装置は、この技術分野では良く知られている。たとえば、グリメス(Grimes)の米国特許第4,210,155号が従来技術の代表例である。このグリメス特許においては、薬用ミストを蓄積し、それを患者に投与するのを容易にするために噴霧器および吸入導管のT字形接続具(ティー接続具)と組み合わせて使用するための固定容積ミスト蓄積チャンバが開示されている。
【0003】
しかしながら、従来技術装置の代表としてのグリメスの装置は、このような装置に典型的な問題に悩まされている。これらの問題としては、たとえば、薬剤濃度が不均一であり、患者投薬量を調整することが困難であることおよび薬剤をかなり浪費することがある。さらに、グリメスの装置は、比較的複雑であり、その結果、製造費が高く、使いにくい。
他にも多くのこのよう装置を利用できるが、それらは混合チャンバを持っていないのである。換言すれば、噴霧器は、上記のT字形接続具に直接取り付けられる。もちろん、このような装置では、患者に投与されつつある薬剤を満足行くように調整することはグリメスの装置よりもかなわぬことである。なぜならば、患者が吸入しているマウスピースに給送する前に、薬剤を混入流体(たとえば空気)と均一に混合することがほとんどできないからである。
【0004】
噴霧器に加えて、計量式吸入器(MDI)もまた、患者に薬用エアゾールを投与するのに利用できる。これらのMDIは、主として、推進剤を使用して薬剤を給送するという点で、噴霧器とは異なっている。
【0005】
エアゾール薬剤投与装置が、薬剤給送装置とマウスピースとの間に混合チャンバを含み、グリメスの特許の装置によって達成されるよりも改良した方法で薬剤を混入空気と均一に混合することができるならば有利となろう。また、このような装置が製造、組み立てが簡単であり、使いやすいと有利であろう。最後に、このような装置が市場に出回っている任意公知の噴霧器と共に使用することができると共にMDIとも使用することができるように自在な適応性があるならば、これは従来技術における大きな前進であろう。
【0006】
(発明の概要)
本発明は、上記の利点を含むエアゾール式投薬装置を提供する。本発明の装置は、呼吸のたびに均一に混合した均一な濃度の薬用エアゾール・ボーラスを投与できるように構成した固定容積保持チャンバを含む。この装置は、さらに、万能な入口を含み、その結果、任意標準の小容積噴霧器ならびに任意標準のMIDIを一緒に利用することができる。また、汚染した患者の空気およびエアゾールを処理するための濾過も加えることができる。保持チャンバと、この保持チャンバを患者のマウスピースに取り付けるためのTピースとの間に一方向弁を設け、エアゾール損失制御を助けて浪費を減らすようになっている。この装置は、2つの成形プラスチック部材から簡単に構成することができ、これらの部材は容易に係合させて組立体を完成することができる。
【0007】
より詳しくは、エアゾール強化装置は、マウスピースと、このマウスピースに流体受け入れ可能に取り付けたタワー部材とを含む。このタワー部材は、外側ボデーを有し、この外側ボデーは、その中に配置した内壁と共に内部容積部を構成する。内壁は、内部容積部を貫いてかなりの距離を延びており、内壁の内部に保持チャンバを構成している。環状空気通路が、内壁、外側ボデー間に構成してある。入口ポートが、タワー部材に設けてあり、外部源から保持チャンバ内へ薬用エアゾールを受け入れることができるようにしてある。空気入口ポートが、タワー部材に設けてあり、これも同様に、空気通路に空気を受け入れることができるようにしている。有利には、好ましくは管状部材を含む長い内壁を設け、その結果構成された空気通路が環状であるために、空気通路内の空気が、前記内壁まわりを流れて保持チャンバ内へ流入し、保持チャンバを通って移動するにつれて充分な距離にわたって薬用エアゾールに混入し、確実に完全混合する。
【0008】
上記装置のさらなる革新は、マウスピースにタワー部材を取り付けるのにTピースを使用すること、薬剤の浪費を防ぐためにTピースに一方向弁を組み込んだことである。好ましくはOリング弁を含む一方向弁は、同様に、空気入口ポート内に配置すると好ましい。
【0009】
本発明の別の態様においては、エアゾール強化装置は、マウスピースと、このマウスピースに流体受け入れ可能に取り付けたタワー部材とを備える。このタワー部材は、内部容積部を構成する外側ボデーを有する。入口ポートがタワー部材に設けてあり、外部源から内部容積部に薬用エアゾールを受け入れることができるようにしている。有利には、アダプタを薬用エアゾール入口ポートに配置する。本発明のアダプタは、噴霧器(噴霧吸入器)あるいは計量式吸入器(MDI)のいずれかにタワー部材を取り付けることができる万能管継手を含む。
【0010】
好ましくは、本発明のアダプタは、リバーシブルであり、噴霧器にタワー部材を取り付けるための第1の向きに配置できると共に、MDIにタワー部材を取り付けるための第2の向きに配置できる。その好ましい構成において、万能なアダプタは、第1の剛性コネクタ端と、第2の可撓性コネクタ端とを含み、この第1剛性コネクタ端は、噴霧器に取り付けるようになっており、そして、第2の可撓性コネクタ端は、MDIに取り付けるようになっている。アダプタは、好ましくは、さらに、それをタワー部材と係合させるためのフランジ部分を含む。
【0011】
本発明のさらに別の態様においては、エアゾール強化装置は、マウスピースと、このマウスピースに取り付けたTピースとを備える。Tピースは、マウスピースに取り付けるための第1のポートと、大気に開いている第2のポートと、第3のポートとを含む。薬剤ディスペンサが、この第3ポートに取り付けてあり、有利には、呼気フィルタが、第2ポート内に配置してある。
【0012】
本発明のさらに別の態様においては、マウスピースと共に用いて患者に薬用エアゾールを投与することができるタワー部材が提供される。本発明のタワー部材は、内部容積部を構成する外側ボデーと、この外側ボデーに設けた内壁とを含む。この内壁は、内部容積部を貫いてかなりの距離を延び、内壁内部に配置した保持チャンバを構成する。内壁および外側ボデーは、それらの間に空気通路を構成している。入口ポートが、タワー部材に設けてあって、外部源(たとえば、噴霧器またはMDI)から保持チャンバへ薬用エアゾールを受け入れることができるようにしている。そして、空気入口ポートがタワー部材に設けてあり、空気通路に空気を受け入れることができるようにしている。保持チャンバからマウスピースへ空気に混入した薬用エアゾールを給送するための出口ポートも同様に設けてある。この場合、空気通路内の空気は、そこを通過した後に内壁まわりに流れ、保持チャンバ内に流入し、薬用エアゾールに混入する。
【0013】
本発明の別の態様においては、患者に薬用エアゾールを計量分配するようにマウスピースと一緒に使用できるタワー部材が提供される。このタワー部材は、内部容積部を構成する外側ボデーと、外部源から内部容積部に薬用エアゾールを受け入れることができるようにタワー部材外側ボデーに設けた入口ポートとを含む。薬用エアゾール入口ポート内にはアダプタが配置してある。このアダプタは、万能管継手を含み、この万能管継手は、有利には、噴霧器(噴霧吸入器)あるいは計量式吸入器(MDI)のいずれかにタワー部材を取り付けることができる。
【0014】
本発明のさらに別の態様においては、患者に薬用エアゾールを計量分配するためにマウスピースと一緒に使用できるタワー部材が提供される。このタワー部材は、マウスピースにタワー部材を取り付けるための管継手および空気入口ポートを設けたディスクを含む第1の部材と、内部容積部を構成する外側ボデーおよび外部源から内部容積部に薬用エアゾールを受け入れることができるようにタワー部材外側ボデーに設けた入口ポートを含む第2の部材とを含む。有利には、薬用エアゾール投与装置は、上記のタワー部材を形成するように第1の部材と第2の部材とを係合させることによって容易に組み立てられる。
【0015】
本発明のさらに別の態様においては、患者に薬用エアゾールを計量分配するようにマウスピースと一緒に使用できるタワー部材が提供される。このタワー部材は、内部容積部を構成する外側ボデーと、外部源(好ましくは、噴霧器)から内部容積部内へ薬用エアゾールを受け入れることができるようにタワー部材外側ボデーに設けた入口ポートとを含む。アダプタが、薬用エアゾール入口ポート内に配置してあり、このアダプタは、外部源にタワー部材を取り付けることができる管継手を含む。有利には、排液路、好ましくは、4つの隔たった排液路を、管継手と外側ボデーの間の結合部付近に配置し、内部容積部から外部源に液体を排出させることができるようにする。
本発明は、その付加的な特徴、利点と共に、添付図面に関連した以下の説明から最も良く理解して貰えよう。
【0016】
(好ましい実施例の説明)
以下特に図1〜図3を参照して、ここには、本発明のエアゾール強化装置10の第1実施例が示してある。この装置10は、Tピース14と流体受け入れ可能に接続したマウスピース12を含む。このTピース14は、タワー16に取り付けてある。このタワー16は、外側ボデー18および内側管20を含む。以下にさらに詳しく説明するように、空気は、矢印24で示すように、空気入口ポート22を通って外側ボデー18内に入り、タワー16の外壁と内側管20とで構成された環状通路26を通しって移動する。空気は、内側管20の下縁に到達すると、方向転換して上向きに保持チャンバ28内へ移動する。保持チャンバ28は、内側管20によって構成されている。下方入口ポート30が、矢印32で示すように、保持チャンバ28内へ薬用エアゾールを供給する。保持チャンバは、入って来る薬剤と入って来る空気とを混合する混合ゾーンとして機能する。
【0017】
先に述べたように、保持チャンバ28の目的は、入って来る薬剤および空気を完全に混ぜ合わせることにあり、混合は、矢印34で示すように、保持チャンバ28を通して2つの成分が乱流状態で上方へ一緒に流れるときに生じる。ひとたび完全に混合したならば、薬用混合物はTピース14に流入し、次いでマウスピース12に流入し、矢印35で示すように患者が吸入できる。
【0018】
図1に示すように、以下にさらに詳しく説明する要領で、弁(好ましくは、Oリング弁36)が各空気入口ポート22を通って流れる空気流を制御する。好ましくは、チャンバ28、Tピース14間で管継手40付近に第2の逆止め弁37を設ける。これの目的は、エアゾールの損失を制御することにある。
【0019】
以下特に図2、図3を参照して明らかなように、外側ボデー18は、好ましくは、下方入口ポート30(図3)を有する単一の部片として形成する。さらに、内側管20は、好ましくは、ディスク39を有する単一の部片38として形成する。このディスク39は、Tピース14に取り付けるための管継手40と共に、複数の空気入口ポート22を含む。これら2つの部片18、38は、図1に示すように、一方の部片38を外側ボデー18に挿入することによって係合し、装置10を形成する。
【0020】
次に、図4〜図9を参照して、ここには本発明装置の変形実施例が示してあり、ここでは、同様の構成要素には同様の参照数字の先頭に1を加えた参照数字で示している。本実施例においては、先の実施例における固定入口ポート30の代わりにリバーシブル管継手またはアダプタ142を使用していることを除いて、装置110の構造は、図1〜図3の装置10と同様である。適応管継手142は、係合フランジ144、剛性コネクタ端146および可撓性コネクタ端148を含む。この可撓性コネクタ端148は、好ましくは、柔らかい柔軟な材料(たとえば、ネオプレン)で作ったブーツの形をしており、係合フランジ144および剛性コネクタ146は、好ましくは、装置の残部を作るのに用いるのと同じ材料でもよい剛性成形プラスチック(たとえば、ABS)で作る。所望に応じて、装置を成形するのに射出成形プロセスを使用してもよい。
【0021】
適応管継手142の目的は、タワー・ボデー118を噴霧器150および計量式吸入器(MDI)の両方に取り付けることができるようにすることにある(図8、図9を参照)。図6、図8に示すように、小さい方の剛性コネクタ端146が、装置110を噴霧器150に取り付けるのに用いることができる。一方、MDIは、代表的には、丸みのないマウスピース154を有する。したがって、本発明者等は、図7、図9に示すように、MDIブーツに対する外方に広がったアクセス口を設けることによって、コネクタ148のような柔軟なブーツ形コネクタが嵌合を成功させるのに必要であることを発見した。
【0022】
本発明者等は、図6に示すように、たとえば、本発明装置が「噴霧器モード」にあるとき、適応管継手142の可撓性コネクタ端148に排液路(ドレイン・チャネル)155を設けると特に有利であることを発見した。好ましい構成においては、コネクタ端148とタワー116の床面の結合部のすぐ上のところでコネクタ単48に排液路が設けてある。好ましくは、このような排液路を4つ、可撓性コネクタ端148の周囲まわりに等しい間隔で設けるが、所望に応じて、異なった数の排液路あるいは1つの環状の排液路を含む他の配置も使用可能である。排液路155の目的は、空気入口136を通ってタワー116に入り、保持チャンバ128内へ進み、患者に吸引される空気流への薬剤の不完全な混入の結果としてタワー116内に蓄積する可能性のある液状薬剤を回収することにある。回収された薬剤は、排液路155を通って噴霧器150内へ戻り、次いで、患者に投与することができる。
【0023】
もちろん、例示の目的のために、排液路155は図4〜図9の実施例にのみ示してあるが、このような排液路あるいは他の排液手段を図示実施例の任意のものにおいて、あるいは、本発明の独特な特徴を組み込んでいる他の実施例において同様に使用することは可能である。
【0024】
次に図10〜図12を参照して、ここには、本発明のエアゾール強化装置の現在のところ好ましい、またさらに別の本実施例が示してある。この実施例においては、先の実施例の構成要素と同様の構成要素には、同様な参照数字の前に数字2を付けた参照符号が付けてある。この実施例は、図4〜図9の実施例とほとんど同様であるが、唯一実質的な差異は、エンド・キャップ256の使用にある。このエンド・キャップ256は、管継手240およびディスク238を含む。しかしながら、このエンド・キャップ256は、先の実施例におけるように内側管220と一体とはなっていない。さらに、図11、図12でわかるように、可撓性コネクタ端248は、環状のフランジ付きジョイント258によって剛性コネクタ端246に取り付けてある。もちろん、図11、図12は、類似した図であるが、噴霧器よりむしろMDIに合わせる目的のために、リバーシブル管継手242の図11における向きと図12における向きが逆になっている点でことなる。
【0025】
現在のところ好ましい設計オプションとしては、90ccから140ccまでの範囲の保持チャンバ容積があり、保持チャンバの長さは、その容積および内径に依存して約74.93mm〜約39.62mm(2.95インチから1.56インチ)の範囲にある。取り付けた噴霧器を含む本発明装置の全積み重ね高さは、チャンバ容積および内径に依存して、現在のところ好ましい実施例においては、約170.18mm〜約210.82mm(6.7インチ〜8.3インチ)の範囲にあり得る。
【0026】
操作に当たって、図示実施例のいずれにおいても、先に説明したように、装置10は、特に二通り使用できるようになっている。特に、装置10は、噴霧器と一緒に利用できるが、その場合、タワー16、そして、特に、保持チャンバ28は、患者により濃度の高い薬剤を与えるために、噴霧器によって導入された薬剤を再循環させるように機能する。設けた管継手は、任意公知の噴霧器に取り付けることができるように万能式である。装置10をMDIと一緒に利用する他の構成においては、タワー16は、患者により均一に混合した薬剤を確実に投与できるようにする目的で、スペーサとして機能する。
【0027】
装置10、110、210を噴霧器あるいはMIDIと一緒に使用しているかどうかにかかわらず、保持チャンバ28の目的は、噴霧器またはMDIから固定容積チャンバ内へ生成したエアゾールを繰り返し取り込むことにあり、それにより、マウスピース12を通して呼吸している患者の呼吸ごとに或る濃縮した薬用エアゾール・ボーラスを投与することができる。噴霧器150の場合、薬用エアゾールは、マウスピースを通しての患者の吸気で生じる負圧によって噴霧器から吸い込まれる。一方、MDIの場合には、推進剤がMDIからチャンバ28、128、228に薬用エアゾールを注入する。本発明者等は、内側保持チャンバ28の長さ(すなわち、内側管20の長さ)、内側保持チャンバ128の長さ(すなわち、内側管120の長さ)、内側保持チャンバ228の長さ(すなわち、内側管220の長さ)が、タワー18の長さの半分より長く、好ましくは、半分より、かなり長くなっていて、空気と薬用エアゾールの適切な混入、混合を確保できるようになっていなければならないことを発見した。図示していないけれども、或る種の実施例では、ブリッジ形のアダプタを使用して種々の従来技術マウスピースに装置を適用することができる。また、本発明者等は、Tピース14の出口端に配置した呼気フィルタ58(図1)が、感染の広がりを最小限に抑えるために、汚染した、あるいは、感染した患者からの空気およびエアゾールを伴う環境で取り扱う際に有用であることを発見した。
【0028】
本発明の装置および方法は、その精神または本質的な特徴から逸脱することなく、他の特殊な形態にも具体化することができる。ここに説明した実施例は、すべての点で、例示的なものであり、限定的なものでないことを了解されたい。したがって、発明の範囲は、前述の説明によりはむしろ特許請求の範囲に示されている。特許請求の範囲の均等物の意味、範囲内に入るすべての変更がこれらの範囲内に含まれることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアゾール強化装置の一実施例を示す側断面図である。
【図2】図1に示すエアゾール強化装置の一部をなす2部片式保持チャンバの頂部を示す斜視図である。
【図3】図1に示すエアゾール強化装置の一部をなす2部片式保持チャンバの底部を示す斜視図である。
【図4】本発明のエアゾール強化装置の変形例における保持チャンバの側断面図である。
【図5】図4に示す保持チャンバの一部をなすリバーシブル管継手の側断面図であり、この管継手が、1つの向きにおいて、保持チャンバを噴霧器に取り付けるようになっており、第2の向きにおいて、保持チャンバを計量式吸入器に取り付けるようになっていることを示す図である。
【図6】図5に示すリバーシブル管継手を噴霧器に取り付けた状態を示す側断面図である。
【図7】図5に示すリバーシブル管継手を計量式吸入器に取り付けた状態を示す側断面図である。
【図8】本発明の原理に従って構成した吸入システム全体の側断面図であり、保持チャンバが噴霧器に取り付けてあるところを示す図である。
【図9】本発明の原理に従って構成した吸入システム全体の側断面図であり、保持チャンバが計量式吸入器に取り付けてあるところを示す図である。
【図10】本発明のエアゾール強化装置の第3実施例を示す頂面図である。
【図11】図10の線11〜11における断面図である。
【図12】図11と同様の断面図であり、リバーシブル管継手を別の向きで示す図である。
Claims (36)
- エアゾール強化装置であって、
マウスピースと、
このマウスピースに流体受け入れ可能に取り付けてあり、内部容積部を構成する外側ボデーを有するタワー部材と、
前記外側ボデー内に配置してある内壁とを含み、この内壁が、前記内部容積部を貫いてかなりの距離延びていて、この内壁の内部に保持チャンバを構成しており、前記内壁および前記外側ボデーが間に空気通路を構成しており、
さらに、前記タワー部材内に配置してあり、外部源から前記保持チャンバ内へ薬用エアゾールを受け入れるようにした入口ポートと、
前記タワー部材内に配置してあり、前記空気通路に空気を受け入れようにした空気入口ポートとを含み、
前記空気通路内の空気が、前記空気通路を通過してから前記内壁まわりを通って前記保持チャンバ内へ流れ、前記薬用エアゾールに混入するように構成されている、
ことを特徴とするエアゾール強化装置。 - 請求項1に記載のエアゾール強化装置において、さらに、前記マウスピースを前記タワー部材に接続するためのTピースを含むことを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項2に記載のエアゾール強化装置において、さらに、前記Tピースに設けた一方向弁を含むことを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項2に記載のエアゾール強化装置において、さらに、大気に開いている出口ポートが前記Tピースに設けてあり、この出口ポート内に呼気フィルタが配置してあることを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項1に記載のエアゾール強化装置において、前記内壁が、管状部材を含むことを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項1に記載のエアゾール強化装置において、さらに、前記空気入口ポート内に配置した一方向弁を含むことを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項6に記載のエアゾール強化装置において、前記一方向弁が、Oリング弁を含むことを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項1に記載のエアゾール強化装置において、さらに、前記薬用エアゾール入口ポート内に配置したアダプタを含み、このアダプタが、前記タワー部材を噴霧器あるいは計量式吸入器(MDI)のいずれかに取り付けることができる万能管継手を含むことを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項8に記載のエアゾール強化装置において、前記アダプタが、リバーシブルであり、噴霧器に前記タワー部材を取り付けるための第1の向きに配置可能であると共に、MDIに前記タワー部材を取り付けるための第2の向きに配置可能であることを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項9に記載のエアゾール強化装置において、前記アダプタが、第1の剛性コネクタ端および第2の可撓性コネクタ端を含み、前記第1の剛性コネクタ端が噴霧器を取り付けるようになっており、前記第2の可撓性コネクタ端がMDIに取り付けるようになっていることを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項10に記載のエアゾール強化装置において、前記アダプタが、さらに、前記タワー部材と係合するためのフランジ部分を含むことを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項10に記載のエアゾール強化装置において、さらに、前記第2の可撓性コネクタ端に配置した排液路を含み、前記タワー部材から前記第1の剛性コネクタ端に接続した噴霧器まで液体を排出させることができるようになっていることを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項2に記載のエアゾール強化装置において、前記空気入口ポートが、前記内壁に取り付けたディスク上に配置してあることを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項13に記載のエアゾール強化装置において、前記ディスク、前記内壁および前記Tピースが、すべて、一体構造として成形してあることを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項13に記載のエアゾール強化装置において、前記ディスクおよび前記Tピースが、前記タワー部材に取り付け可能である一体のエンド・キャップを含むことを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項1に記載のエアゾール強化装置において、前記外側ボデーが、或る全長を有し、前記内壁が、前記内部容積部を貫いて前記全長の半分より長く延びていることを特徴とするエアゾール強化装置。
- エアゾール強化装置であって、
マウスピースと、
このマウスピースに流体受け入れ可能に取り付けたタワー部材とを備え、該タワー部材は、内部容積部を構成する外側ボデーを有しており、
さらに、前記タワー部材に配置してあり、外部源から前記内部容積部に薬用エアゾールを受け入れるようにした入口ポートと、
前記薬用エアゾール入口ポートに配置してあるアダプタとを備え、該アダプタは、噴霧器あるいは計量式吸入器(MDI)のいずれかに、前記タワー部材を取り付けることができる万能管継手を備える、
ことを特徴とするエアゾール強化装置。 - 請求項17に記載のエアゾール強化装置において、さらに、前記万能管継手に配置した排液路を含み、前記タワー部材からそれに取り付けた噴霧器へ前記管継手によって液体を排出させることができるようになっていることを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項17に記載のエアゾール強化装置において、前記アダプタが、リバーシブルであり、噴霧器に前記タワー部材を取り付けるための第1の向きに配置できると共に、MDIに前記タワー部材を取り付けるための第2の向きに配置できることを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項19に記載のエアゾール強化装置において、前記アダプタが、第1の剛性コネクタ端および第2の可撓性コネクタ端を含み、前記第1の剛性コネクタ端が、噴霧器に取り付けることができるようになっており、前記第2の可撓性コネクタ端が、MDIに取り付けることができるようになっていることを特徴とするエアゾール強化装置。
- 請求項20に記載のエアゾール強化装置において、前記アダプタが、さらに、前記タワー部材と係合できるようになっているフランジ部分を含むことを特徴とするエアゾール強化装置。
- エアゾール強化装置であって、
マウスピースと、
このマウスピースに取り付けたTピースとを備え、該Tピースは、前記マウスピースに取り付けるための第1のポート、大気に開いている第2のポートおよび第3のポートを有しており、
さらに、前記第3のポートに取り付けた薬剤ディスペンサと、
前記第2のポート内に配置した呼気フィルタと、
を備えることを特徴とするエアゾール強化装置。 - マウスピースと共に用いて、患者に薬用エアゾールを投与するためのタワー部材であって、
内部容積部を構成する外側ボデーと、
この外側ボデー内に配置した内壁とを含み、前記内壁が、内部容積部を貫いてかなりの距離延びており、前記内壁の内部に保持チャンバを構成しており、前記内壁および前記外側ボデーが、前記内壁と前記外側ボデーとの間に空気通路を構成しており、
さらに、外部源から前記保持チャンバに薬用エアゾールを受け入れることができるように前記タワー部材内に配置した入口ポートと、
前記空気通路に空気を受け入れることができるように前記タワー部材内に配置した空気入口ポートと、
前記保持チャンバから前記マウスピースへ空気に混入した薬用エアゾールを計量分配するための出口ポートとを備え、
前記空気通路内の空気が、前記内壁まわりを通って前記保持チャンバへ流れ、前記薬用エアゾールに混入するように構成した、
ことを特徴とするタワー部材。 - マウスピースと共に用いて、患者に薬用エアゾールを計量分配することができるタワー部材であって、
内部容積部を構成する外側ボデーと、
外部源から前記内部容積部へ薬用エアゾールを受け入れることができるように前記タワー部材外側ボデー内に設けた入口ポートと、
この薬用エアゾール入口ポート内に配置したアダプタとを含み、
このアダプタが、噴霧器あるいは計量式吸入器(MDI)のいずれかに前記タワー部材を取り付けることができる万能管継手を含む、
ことを特徴とするタワー部材。 - 請求項24に記載のタワー部材において、前記アダプタが、リバーシブルであり、噴霧器に前記タワー部材を取り付けるための第1の向きに配置できると共に、MDIに前記タワー部材を取り付けるための第2の向きに配置できることを特徴とするタワー部材。
- 請求項25に記載のタワー部材において、前記アダプタが、第1の剛性コネクタ端および第2の可撓性コネクタ端を含み、前記第1の剛性コネクタ端が、噴霧器に取り付けるようになっており、前記第2の可撓性コネクタ端が、MDIに取り付けるようになっていることを特徴とするタワー部材。
- 請求項26に記載のタワー部材において、前記アダプタが、さらに、それを前記タワー部材と係合させるフランジ部分を含むことを特徴とするタワー部材。
- マウスピースと共に使用し、患者に薬用エアゾールを計量分配するタワー部材であって、
前記マウスピースに前記タワー部材を取り付けるための管継手および空気入口ポートを設けたディスクを含む第1の部材と、
内部容積部を構成する外側ボデーおよび外部源から前記内部容積部内へ薬用エアゾールを受け入れることができるように前記タワー部材外側ボデー内に配置した入口ポートを含む第2部材とを含み、
前記第1の部材と第2の部材が、前記タワー部材を形成するために係合可能であることを特徴とするタワー部材。 - 請求項28に記載のタワー部材において、前記第1の部材が、成形プラスチックで作ってあることを特徴とするタワー部材。
- 請求項28に記載のタワー部材において、前記第2部材が、成形プラスチックで作ってあることを特徴とするタワー部材。
- 請求項28に記載のタワー部材において、前記第1の部材が、前記第2部材に挿入可能なエンド・キャップを含むことを特徴とするタワー部材。
- 請求項28に記載のタワー部材において、前記第1の部材が、さらに、内壁を含み、この内壁が、前記第1の部材と第2の部材とが係合したときに前記外側ボデー内へ下方に延び、それによって、外側ボデー内に保持チャンバを構成し、またさらに、前記外壁と前記内壁との間に空気通路が構成してあることを特徴とするタワー部材。
- 請求項32に記載のタワー部材において、前記内壁が、管状壁を含み、構成した空気通路が環状となっていることを特徴とするタワー部材。
- マウスピースと共に使用し、患者に薬用エアゾールを計量分配するタワー部材であって、
内部容積部を構成する外側ボデーと、
外部源から前記内部容積部に薬用エアゾールを受け入れることができるように前記タワー部材外側ボデーに配置した入口ポートと、
この薬用エアゾール入口ポートに配置したアダプタとを備え、該アダプタは、前記外部源に前記タワー部材を取り付けることができる管継手を含んでおり、
さらに、前記管継手と前記外側ボデーとの結合部付近に配置してあり、前記内部容積部から前記外部源に液体を排出することができる排液路を備える、
ことを特徴とするタワー部材。 - 請求項34に記載のタワー部材において、前記排液路が複数設けてあり、これらの排液路が、前記管継手と前記外側ボデーとの前記ジョイントの周縁まわりに隔たっていることを特徴とするタワー部材。
- 請求項34に記載のタワー部材において、前記外部源が、噴霧器を含むことを特徴とするタワー部材。
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