JP2004502348A - 電子装置の各種機能のナビゲーション選択装置 - Google Patents
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Abstract
電子装置1のディスプレイ画面10に示された複数の機能のナビゲーションボタン13であって、電子装置が、少なくとも一つの方向に沿って移動可能な可動要素11aを備えたコネクタ11を収容する支持体9を含む。ボタンは、電子装置にセットされると、可動要素11aに動力学的に結合できるように構成されており、電子装置のガイド手段にボタンを結合する結合手段を含むことにより、コネクタの可動要素の操作に必要な自由度を前記ボタンに与える。
Description
【0001】
本発明は、移動電話、パーソナルサービスタイプの無線通信端末等の電子装置のナビゲーション選択ボタンに関する。
【0002】
本発明はまた、このようなナビゲーション選択ボタンを備えた電子装置、特に遠隔通信端末に関する。
【0003】
電子装置、特に移動電話が画面に表示するメニューはますます多くなっており、画面には、所定のツリーに応じて装置の様々な機能が表示される。
【0004】
ユーザが、このメニューの全ての機能の中で移動できるようにするために、端末は、たとえば一つまたは複数のいわゆる「ナビゲーション」キー状のナビゲーション装置を備える。ナビゲーションキーは、たとえば端末の構成を変更したり、受信メッセージを検索したりするために、複数機能を表示して所望の機能を選択することができる。
【0005】
ピボット式に取り付けられた第一のキーを含み、コネクタに作用するキーの異なる二つの位置によって機能をスクロールさせることができるナビゲーション装置が知られている。
【0006】
米国特許第5703947号に記載されているような他の装置は、いずれかの方向への回転により各種の機能を順に表示可能にするローレットを含む。
【0007】
しかしながら、こうした全ての既知の装置は、所望の機能を選択するために追加キーが必要であるという重大な欠点を有する。
【0008】
他にも、画面に表示された機能を選択するために、ローレットが、回転に加えて別の自由度を有する装置が知られている。ユーザは、ローレットを回して複数の機能をスクロールさせ、所望の機能が表示されたときに前記ローレットを押して、この機能を選択する。
【0009】
このタイプの既知の装置は、その特異性のために幾つかの欠点を有する。
【0010】
実際、たとえば垂直方向と、それとは別の水平方向との、異なる二つの方向に沿って移動する要素を含み、少なくとも三つの選択可能性(二つは、メニューの機能をスクロールさせる可能性、一つは選択する可能性)を得られる標準コネクタが存在する。
【0011】
ところで、ナビゲーションキーとコネクタとを既知の装置に組み込むと、標準コネクタを使用できなくなる。
【0012】
これにより、製造コストが上がり、ナビゲーション装置のサイズが大型化し、無線通信端末で進められている小型化の妨げとなる。
【0013】
しかも、これらの既知の装置は、製造工程が長くて複雑である。
【0014】
また、このようにナビゲーションキーをコネクタに組み込むと、美観を変える可能性が制限され、特に、装置の特異性のために他の電子装置への適応性が制限されるという制約が生じる。
【0015】
こうした状況で、本発明は、既存のコネクタに取付可能であって、既知の装置よりも小型で原価が安く、人間工学および美観を改善した、大量生産が容易な装置を提案することにより、上記の欠点を解消することを目的とする。
【0016】
このため、本発明は、電子装置の表示画面に示された複数の機能のナビゲーションボタンを目的とし、電子装置が、少なくとも一つの方向に沿って移動可能な可動要素を備えたコネクタを収容する支持体を含み、ボタンは、電子装置にセットされると可動要素に動力学的に結合できるように構成されており、電子装置に設けられたガイド手段にボタンを結合する結合手段を含むことにより、可動要素の操作に必要な自由度をボタンに与え、結合手段が、前ガイド手段と協働する回転手段を含み、回転手段は、組み立てた時に一方向に沿ってボタンを回転移動可能にし、従って可動要素を回転移動可能にすることを特徴とする。
【0017】
有利には、ボタンは、ボタンが電子装置に結合されたとき可動要素を収容する可動要素の収容手段を含む。収容手段は、内面の形状がコネクタの可動要素の形状と係合する溝を含む。
【0018】
特に、結合手段は、ガイド手段の要素に係合するように結合することができ、結合手段は、ボタンの外面を有する装置の面に対して、前記面に平行な軸を中心とするボタンの回転を可能にする回転手段を含む。
【0019】
たとえば、回転手段は、ほぼ円筒形の少なくとも一つの軸受を含む。
【0020】
実施形態によれば、結合手段は、ボタンの外面を有する装置の面に平行なあらゆる方向へのボタンの並進を固定する手段を含む。
【0021】
たとえば、前記ボタンの並進固定手段が、ガイド手段の少なくとも一つの要素とインターロックにより協働可能な切り込みを含む。
【0022】
実施形態によれば、ボタンの外面が、操作を容易にするための凸面を備えた張り出し部分を含む。
【0023】
本発明はまた、上記のようなボタンを備えることを特徴とする遠隔通信端末等の電子装置に関する。
【0024】
同様に、本発明は、電子装置の様々な機能のナビゲーション選択ボタンの配置システムを目的とし、ナビゲーションボタンにアクセス可能にする開口部を備えた面を含み、装置内部に配置されたICカード上でスライドするようにナビゲーションボタンを取り付けることにより、少なくとも一つの方向に沿ってボタンが移動可能であり、前面が、許可された方向にボタンを移動可能にする保持手段および配置手段を含むことを特徴とする。
【0025】
本発明は、添付図面を参照しながら、少しも限定的ではなく例として示した実施例に関する以下の説明を読めば、いっそう理解されるであろう。
【0026】
図1は、本発明を組み込んだ電子装置1の四分の三の面を示す分解組立斜視図である。
【0027】
以下の説明では、装置1は、たとえば、一般に移動電話と呼ばれている無線通信端末とする。
【0028】
端末1は、窓3と、キーボード6の様々なキー5を収容するための開口部4とを備えた、ほぼ四角形の前面2(シェルとも呼ばれる)を含む。
【0029】
キーボード6の様々なキー5は、周知のように互いに結合されており、キーシートを形成している。
【0030】
それ自体知られた電子装置1の前面2は、同様に、それぞれマイクロホンと、端末1の聴取増幅器(受話口)とのための開口部7、8を備える。
【0031】
前面2およびキーボード6は、全体が、たとえば液晶型の既知のタイプの表示画面10を含むICカード(基板)9と、既知の方法で結合されている。
【0032】
図2a、2bに関して詳述する標準コネクタ11は、既知の方法でICカード9に接続され、固定されている。
【0033】
開口部12は、前面2のほぼ中央で表示画面10の窓3の下に設けられている。もちろん、開口部12は、端末のシェルの別の場所に設けてもよい。
【0034】
開口部12は、標準コネクタ11と協働可能なボタン13を収容するように構成されている。ボタン13については、図4a、4bに関して詳しく説明する。
【0035】
キーボード6はまた、電子装置1を組み立てたときに前記ボタン13を収容するように、ボタン13の外形と係合する形状の開口部6aを有する。
【0036】
軸Yは、開口部12、ボタン13、および標準コネクタ11のアラインメントを示している。軸Yは、前面2の面に垂直である。
【0037】
図2a、2bは、標準コネクタ11を概略的に示している。
【0038】
コネクタ11の可動要素11aは、コネクタ11のベース11bから突出している。
【0039】
可動要素11aは、ベース11bと結合される方式により、図2bの矢印f、gで示された少なくとも二方向に移動可能である。
【0040】
コネクタ11aは、双方向矢印fによって示された二つの位置と、矢印gによって示された一つの位置との異なる三つの位置にアクセスできる。
【0041】
かくして、端末1のプログラミングに応じて、双方向矢印fによって示された内の一方向に可動要素11aを移動すると、たとえば表示画面10の様々な機能をスクロールさせることができ、一方で矢印gの方向に可動要素11aを押すと、メニューの前記機能の一つを選択することができる。
【0042】
図3は、キーボード6を構成するキーシート5を前面2に取り付けた、端末1の一部背面の分解組立斜視図である。
【0043】
ボタン13は、端末1の前面2に配置された開口部6aを通過し、前記前面2に対してわずかに突出している。
【0044】
ボタン13は、所定の位置にセットすると、前面2に対して、特にキーボード6に設けられた開口部12の位置に、結合手段およびガイド手段を含む。
【0045】
前面2は、後述するようなボタン13のガイド手段を備える。
【0046】
次に、ボタン13を示す図4a、4bを参照する。
【0047】
ほぼ四角形のボタン13は、溝13aを有し(図4b)、その内面の形状がコネクタ11の可動要素11aに係合し、それによって、前記ボタン13が、遊びの可能性を伴わずにコネクタ11に挿入される。
【0048】
ボタン13はまた、このボタン13を所定の位置にセットすると凹面がコネクタ11に向けられる、ほぼ円筒部分の形状をした第一および第二の軸受13b、13cを、向かい合った二側面に含む。
【0049】
かくして、軸受13b、13cは、その外面を介して、端末1の前面2の内部で開口部12の位置に配置されたガイド手段とそれぞれ協働可能である。
【0050】
ガイド手段は、特に、軸受13b、13cの外面に係合する面、すなわち円筒部分の形状を持った面2b、2c(図3)から構成される。軸受13b、13cは、ガイド面2b、2cに当たり、たとえば各面2b、2cでスライドするだけで回転移動自在である。
【0051】
従って、面2b、2cが軸受13b、13cの係合面と協働することによって、固定した前面2(ユーザが保持)とボタン13との間で回転もしくはピボットタイプの結合が行われる。回転は、軸Xを中心とする。
【0052】
ボタン13は、セットすると前面2の開口部12を介して突出する張り出し部分13dをその中央に有する。前記張り出し部分13dは、それ自体、端末1のユーザによるボタン13の操作を容易にする凸面13e(たとえば一つのパターンを持つ)を含む。
【0053】
さらに、ボタン13は、前面2の内部で開口部12の位置に配置される係合部2fと協働可能な切り込み13fを第三の面に含む。切り込み13fは、回転軸Xに平行なボタンの側面に配置される。
【0054】
そのため、切り込み13fと、軸受13b、13cと、前記軸受が配置される側面13g、13hは、前面2の面2f、2b、2c、2g、2hとそれぞれ接することによって、前面2に平行な面におけるあらゆる方向へのボタン13の並進を固定(不動化)することができる。
【0055】
ボタン13は、いったんセットすると、二つの自由度で移動できるだけである。すなわち、一つは、前面2の平面で軸Xを中心とする回転またはピボット運動であり、もう一つは、端末1の面に垂直な並進運動(すなわち図1の軸Yに沿った運動)である。回転軸Xは、前面2により示された装置の面の長手方向の軸(図示せず)を横断する軸である。
【0056】
前面2から離れる方向へのボタン13の並進運動は、コネクタ11の可動要素11aに結合されるばね、または別の戻し機構に対抗して行われる。ボタン13にかかるユーザの指の圧力がなくなると、ばねは可動要素11aを戻し、従って、軸受13b、13cが再びガイド面2b、2cで保持されるまで、ボタン13を軸Yに沿って前面2に近づけながら押し戻す。
【0057】
従って、端末1を組み立てると、ボタン13は、溝13aを介してコネクタ11の可動要素11aに挿入され、ボタン13で可能な移動だけが、前記可動要素11aに対して予想される移動に対応する。
【0058】
かくして、ナビゲーションボタン13を操作すると、軸Xを中心としてガイドされるボタンの回転により、端末1のメニューの様々な機能をスクロールさせ、前記ボタン13を(前面2の平面に垂直な方向に沿って)単に押すことによって、ユーザが望む機能を選択することができる。
【0059】
単純かつ経済的で大量生産が容易なこのタイプのナビゲーション装置は、デジタルパーソナルサービス、有線電話等のあらゆる種類の電子装置に適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるナビゲーション装置を含む電子装置の一部の分解組立斜視図である。
【図2a】
本発明で使用した標準コネクタの概略的な斜視図である。
【図2b】
本発明で使用した標準コネクタの概略的な側面図である。
【図3】
本発明を含む電子装置の一部の背面の分解組立斜視図である。
【図4a】
本発明の一要素の正面の斜視図である。
【図4b】
本発明の一要素の背面の斜視図である。
本発明は、移動電話、パーソナルサービスタイプの無線通信端末等の電子装置のナビゲーション選択ボタンに関する。
【0002】
本発明はまた、このようなナビゲーション選択ボタンを備えた電子装置、特に遠隔通信端末に関する。
【0003】
電子装置、特に移動電話が画面に表示するメニューはますます多くなっており、画面には、所定のツリーに応じて装置の様々な機能が表示される。
【0004】
ユーザが、このメニューの全ての機能の中で移動できるようにするために、端末は、たとえば一つまたは複数のいわゆる「ナビゲーション」キー状のナビゲーション装置を備える。ナビゲーションキーは、たとえば端末の構成を変更したり、受信メッセージを検索したりするために、複数機能を表示して所望の機能を選択することができる。
【0005】
ピボット式に取り付けられた第一のキーを含み、コネクタに作用するキーの異なる二つの位置によって機能をスクロールさせることができるナビゲーション装置が知られている。
【0006】
米国特許第5703947号に記載されているような他の装置は、いずれかの方向への回転により各種の機能を順に表示可能にするローレットを含む。
【0007】
しかしながら、こうした全ての既知の装置は、所望の機能を選択するために追加キーが必要であるという重大な欠点を有する。
【0008】
他にも、画面に表示された機能を選択するために、ローレットが、回転に加えて別の自由度を有する装置が知られている。ユーザは、ローレットを回して複数の機能をスクロールさせ、所望の機能が表示されたときに前記ローレットを押して、この機能を選択する。
【0009】
このタイプの既知の装置は、その特異性のために幾つかの欠点を有する。
【0010】
実際、たとえば垂直方向と、それとは別の水平方向との、異なる二つの方向に沿って移動する要素を含み、少なくとも三つの選択可能性(二つは、メニューの機能をスクロールさせる可能性、一つは選択する可能性)を得られる標準コネクタが存在する。
【0011】
ところで、ナビゲーションキーとコネクタとを既知の装置に組み込むと、標準コネクタを使用できなくなる。
【0012】
これにより、製造コストが上がり、ナビゲーション装置のサイズが大型化し、無線通信端末で進められている小型化の妨げとなる。
【0013】
しかも、これらの既知の装置は、製造工程が長くて複雑である。
【0014】
また、このようにナビゲーションキーをコネクタに組み込むと、美観を変える可能性が制限され、特に、装置の特異性のために他の電子装置への適応性が制限されるという制約が生じる。
【0015】
こうした状況で、本発明は、既存のコネクタに取付可能であって、既知の装置よりも小型で原価が安く、人間工学および美観を改善した、大量生産が容易な装置を提案することにより、上記の欠点を解消することを目的とする。
【0016】
このため、本発明は、電子装置の表示画面に示された複数の機能のナビゲーションボタンを目的とし、電子装置が、少なくとも一つの方向に沿って移動可能な可動要素を備えたコネクタを収容する支持体を含み、ボタンは、電子装置にセットされると可動要素に動力学的に結合できるように構成されており、電子装置に設けられたガイド手段にボタンを結合する結合手段を含むことにより、可動要素の操作に必要な自由度をボタンに与え、結合手段が、前ガイド手段と協働する回転手段を含み、回転手段は、組み立てた時に一方向に沿ってボタンを回転移動可能にし、従って可動要素を回転移動可能にすることを特徴とする。
【0017】
有利には、ボタンは、ボタンが電子装置に結合されたとき可動要素を収容する可動要素の収容手段を含む。収容手段は、内面の形状がコネクタの可動要素の形状と係合する溝を含む。
【0018】
特に、結合手段は、ガイド手段の要素に係合するように結合することができ、結合手段は、ボタンの外面を有する装置の面に対して、前記面に平行な軸を中心とするボタンの回転を可能にする回転手段を含む。
【0019】
たとえば、回転手段は、ほぼ円筒形の少なくとも一つの軸受を含む。
【0020】
実施形態によれば、結合手段は、ボタンの外面を有する装置の面に平行なあらゆる方向へのボタンの並進を固定する手段を含む。
【0021】
たとえば、前記ボタンの並進固定手段が、ガイド手段の少なくとも一つの要素とインターロックにより協働可能な切り込みを含む。
【0022】
実施形態によれば、ボタンの外面が、操作を容易にするための凸面を備えた張り出し部分を含む。
【0023】
本発明はまた、上記のようなボタンを備えることを特徴とする遠隔通信端末等の電子装置に関する。
【0024】
同様に、本発明は、電子装置の様々な機能のナビゲーション選択ボタンの配置システムを目的とし、ナビゲーションボタンにアクセス可能にする開口部を備えた面を含み、装置内部に配置されたICカード上でスライドするようにナビゲーションボタンを取り付けることにより、少なくとも一つの方向に沿ってボタンが移動可能であり、前面が、許可された方向にボタンを移動可能にする保持手段および配置手段を含むことを特徴とする。
【0025】
本発明は、添付図面を参照しながら、少しも限定的ではなく例として示した実施例に関する以下の説明を読めば、いっそう理解されるであろう。
【0026】
図1は、本発明を組み込んだ電子装置1の四分の三の面を示す分解組立斜視図である。
【0027】
以下の説明では、装置1は、たとえば、一般に移動電話と呼ばれている無線通信端末とする。
【0028】
端末1は、窓3と、キーボード6の様々なキー5を収容するための開口部4とを備えた、ほぼ四角形の前面2(シェルとも呼ばれる)を含む。
【0029】
キーボード6の様々なキー5は、周知のように互いに結合されており、キーシートを形成している。
【0030】
それ自体知られた電子装置1の前面2は、同様に、それぞれマイクロホンと、端末1の聴取増幅器(受話口)とのための開口部7、8を備える。
【0031】
前面2およびキーボード6は、全体が、たとえば液晶型の既知のタイプの表示画面10を含むICカード(基板)9と、既知の方法で結合されている。
【0032】
図2a、2bに関して詳述する標準コネクタ11は、既知の方法でICカード9に接続され、固定されている。
【0033】
開口部12は、前面2のほぼ中央で表示画面10の窓3の下に設けられている。もちろん、開口部12は、端末のシェルの別の場所に設けてもよい。
【0034】
開口部12は、標準コネクタ11と協働可能なボタン13を収容するように構成されている。ボタン13については、図4a、4bに関して詳しく説明する。
【0035】
キーボード6はまた、電子装置1を組み立てたときに前記ボタン13を収容するように、ボタン13の外形と係合する形状の開口部6aを有する。
【0036】
軸Yは、開口部12、ボタン13、および標準コネクタ11のアラインメントを示している。軸Yは、前面2の面に垂直である。
【0037】
図2a、2bは、標準コネクタ11を概略的に示している。
【0038】
コネクタ11の可動要素11aは、コネクタ11のベース11bから突出している。
【0039】
可動要素11aは、ベース11bと結合される方式により、図2bの矢印f、gで示された少なくとも二方向に移動可能である。
【0040】
コネクタ11aは、双方向矢印fによって示された二つの位置と、矢印gによって示された一つの位置との異なる三つの位置にアクセスできる。
【0041】
かくして、端末1のプログラミングに応じて、双方向矢印fによって示された内の一方向に可動要素11aを移動すると、たとえば表示画面10の様々な機能をスクロールさせることができ、一方で矢印gの方向に可動要素11aを押すと、メニューの前記機能の一つを選択することができる。
【0042】
図3は、キーボード6を構成するキーシート5を前面2に取り付けた、端末1の一部背面の分解組立斜視図である。
【0043】
ボタン13は、端末1の前面2に配置された開口部6aを通過し、前記前面2に対してわずかに突出している。
【0044】
ボタン13は、所定の位置にセットすると、前面2に対して、特にキーボード6に設けられた開口部12の位置に、結合手段およびガイド手段を含む。
【0045】
前面2は、後述するようなボタン13のガイド手段を備える。
【0046】
次に、ボタン13を示す図4a、4bを参照する。
【0047】
ほぼ四角形のボタン13は、溝13aを有し(図4b)、その内面の形状がコネクタ11の可動要素11aに係合し、それによって、前記ボタン13が、遊びの可能性を伴わずにコネクタ11に挿入される。
【0048】
ボタン13はまた、このボタン13を所定の位置にセットすると凹面がコネクタ11に向けられる、ほぼ円筒部分の形状をした第一および第二の軸受13b、13cを、向かい合った二側面に含む。
【0049】
かくして、軸受13b、13cは、その外面を介して、端末1の前面2の内部で開口部12の位置に配置されたガイド手段とそれぞれ協働可能である。
【0050】
ガイド手段は、特に、軸受13b、13cの外面に係合する面、すなわち円筒部分の形状を持った面2b、2c(図3)から構成される。軸受13b、13cは、ガイド面2b、2cに当たり、たとえば各面2b、2cでスライドするだけで回転移動自在である。
【0051】
従って、面2b、2cが軸受13b、13cの係合面と協働することによって、固定した前面2(ユーザが保持)とボタン13との間で回転もしくはピボットタイプの結合が行われる。回転は、軸Xを中心とする。
【0052】
ボタン13は、セットすると前面2の開口部12を介して突出する張り出し部分13dをその中央に有する。前記張り出し部分13dは、それ自体、端末1のユーザによるボタン13の操作を容易にする凸面13e(たとえば一つのパターンを持つ)を含む。
【0053】
さらに、ボタン13は、前面2の内部で開口部12の位置に配置される係合部2fと協働可能な切り込み13fを第三の面に含む。切り込み13fは、回転軸Xに平行なボタンの側面に配置される。
【0054】
そのため、切り込み13fと、軸受13b、13cと、前記軸受が配置される側面13g、13hは、前面2の面2f、2b、2c、2g、2hとそれぞれ接することによって、前面2に平行な面におけるあらゆる方向へのボタン13の並進を固定(不動化)することができる。
【0055】
ボタン13は、いったんセットすると、二つの自由度で移動できるだけである。すなわち、一つは、前面2の平面で軸Xを中心とする回転またはピボット運動であり、もう一つは、端末1の面に垂直な並進運動(すなわち図1の軸Yに沿った運動)である。回転軸Xは、前面2により示された装置の面の長手方向の軸(図示せず)を横断する軸である。
【0056】
前面2から離れる方向へのボタン13の並進運動は、コネクタ11の可動要素11aに結合されるばね、または別の戻し機構に対抗して行われる。ボタン13にかかるユーザの指の圧力がなくなると、ばねは可動要素11aを戻し、従って、軸受13b、13cが再びガイド面2b、2cで保持されるまで、ボタン13を軸Yに沿って前面2に近づけながら押し戻す。
【0057】
従って、端末1を組み立てると、ボタン13は、溝13aを介してコネクタ11の可動要素11aに挿入され、ボタン13で可能な移動だけが、前記可動要素11aに対して予想される移動に対応する。
【0058】
かくして、ナビゲーションボタン13を操作すると、軸Xを中心としてガイドされるボタンの回転により、端末1のメニューの様々な機能をスクロールさせ、前記ボタン13を(前面2の平面に垂直な方向に沿って)単に押すことによって、ユーザが望む機能を選択することができる。
【0059】
単純かつ経済的で大量生産が容易なこのタイプのナビゲーション装置は、デジタルパーソナルサービス、有線電話等のあらゆる種類の電子装置に適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明によるナビゲーション装置を含む電子装置の一部の分解組立斜視図である。
【図2a】
本発明で使用した標準コネクタの概略的な斜視図である。
【図2b】
本発明で使用した標準コネクタの概略的な側面図である。
【図3】
本発明を含む電子装置の一部の背面の分解組立斜視図である。
【図4a】
本発明の一要素の正面の斜視図である。
【図4b】
本発明の一要素の背面の斜視図である。
Claims (8)
- 電子装置(1)の表示画面(10)に示された複数機能のナビゲーションボタン(13)であって、電子装置が、少なくとも一つの方向に沿って移動可能な可動要素(11a)を備えたコネクタ(11)を収容する支持体(9)を含み、ボタンは、電子装置にセットされると可動要素(11a)に動力学的に結合できるように構成されており、電子装置に設けられたガイド手段にボタンを結合する結合手段を含むことにより、可動要素の操作に必要な自由度をボタンに与え、結合手段が、ガイド手段と協働して一方向に沿ってボタンを回転移動可能にする回転手段を含むことを特徴とするボタン。
- 内面の形状がコネクタ(11)の可動要素(11a)の形状と係合する溝(13a)を含み、ボタンが電子装置に結合されたとき可動要素を収容することを特徴とする請求項1に記載のボタン。
- 回転手段が、ほぼシリンダの一部の形状を有する少なくとも一つの軸受(13b、13c)を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のボタン。
- 結合手段が、さらに、ボタンの外面を呈する装置面に平行なあらゆる方向へのボタンの並進を固定する手段を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のボタン。
- 前記ボタンの並進固定手段が、ガイド手段の少なくとも一つの要素(2b、2c、2f、2g、2h)とインターロックにより協働可能な切り込み(13f)を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のボタン。
- ボタンの外面が、操作を容易にする凸面(13e)を備えた張り出し部分(13d)を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のボタン。
- 表示画面(10)に示された複数機能のナビゲーションボタンを備えており、ボタンが、請求項1から6のいずれか一項に記載のボタンであることを特徴とする電子装置。
- 請求項7に記載の電子装置を適用した遠隔通信端末。
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