JP2004500684A - 強化された接地及びクロストーク低減能力を有する高密度電気相互接続システム - Google Patents

強化された接地及びクロストーク低減能力を有する高密度電気相互接続システム Download PDF

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Abstract

本発明は、スプリアス信号が高速度伝送を帯びる高密度接点を妨害するのを低減又は除去するために複数の接地方法を使用する電気相互接続システムを提供する。第1コネクタは、複数の信号接点により部分的に囲まれた絶縁ピラーを含んでいる。中心接地接点は、該絶縁ピラー内に少なくとも部分的に配置されている。第2コネクタは、上記絶縁ピラーに隣接する信号接点に結合するための複数の可撓性信号接点を含んでいる。更に、該第1コネクタの可撓性接地接点が導電性遮蔽に接触する。第2コネクタも、第1コネクタの中心接地接点を受け入れる中心接地接点を含んでいる。これら接地接点は、スプリアス信号が信号経路へ侵入するのを低減する接地経路を形成するような第1方法を提供する。上記導電性遮蔽は、第1及び第2コネクタが結合された場合に上記信号接点の外側に位置する。該導電性遮蔽は接地点への導通経路である。該導電性遮蔽は、第1コネクタ及び第2コネクタが結合状態にある場合に、上記信号接点及び絶縁ピラーが延在するような複数の開口を有している。第1コネクタは、該第1コネクタと上記導電性遮蔽との間に接地経路を設けるような部材を含んでいる。有利にも、該電気相互接続システムは、接点が接近して隔てられると共にノイズ及び他のスプリアス信号に影響され易い高密度電気相互接続システムにおいて特に重要な複数の接地方法を使用することができる。

Description

【0001】
【関連出願】
本出願は、「強化された接地及びクロストーク低減能力を有する高密度電気相互接続システム」なる名称で1999年8月17日に出願された米国予備出願第60/149,178号及び「強化された接地及びクロストーク低減能力を有する高密度電気相互接続システム」なる名称で1999年4月21日に出願された米国特許出願第09/295,344号の優先権を主張し、これら出願の開示内容は参照することにより全体として本出願に組み込まれるものとする。
【0002】
【技術分野】
本発明は、広くはドーターカードを電気バックパネルに接続する電気相互接続システムに係り、更に特定的にはドーターカードを電気バックパネルに接続する高密度電気コネクタに関する。更に特定的には、本発明は、1以上の接触子(接点)と接触して接地点への導電経路を形成する導電性閉エントリ(closed−entry)カバープレートを有するような電気相互接続器を目指すものである。該コネクタのドーターカード側及び該相互接続システムのバックパネル側は、各々、複数接地方法を使用し、これによりバックパネル及びドーターカード上の接地面に対する当該コネクタの各側の強化された接地を保証する。該コネクタのドーターカード及びバックパネル側上の信号伝送接点は、各々、相手となる接地ポストを有し、これにより隣接する接点を介して伝送される信号間の低減されたクロストークを保証する。
【0003】
【背景技術】
電気相互接続システム(電子相互接続システムを含む)は、電気及び電子システム並びに部品を相互接続するために使用される。通常、電気相互接続システムは、導電ピンのような突出型相互接続部品と、導電ソケットのような受入型相互接続部品との両者を含んでいる。これらの型式の電気相互接続システムにおいては、電気的相互接続は、突出型相互接続部品を受入型相互接続部品に挿入することにより達成される。斯様な挿入は、上記突出型及び受入型相互接続部品の導電性部分を相互に接触させ、かくして、これら相互接続部品を介して電気信号を伝送することができる。典型的な相互接続システムにおいては、複数の個々の導電ピンが格子状に配置される一方、複数の個々の導電ソケットが上記個々のピンを受け入れるように配置され、ピン及びソケットの各対は異なる電気信号を伝送する。
【0004】
コンピュータ及び電気通信利用分野は、しばしば、バックパネルと例えばドーターカードのような取り付け装置との間で信号を伝送する高密度相互接続システムを必要とする。斯様な相互接続器を介して伝送される高速度信号は、信号速度及び互いに隣接する信号伝送導体の接近した位置により、クロストークを受け易い。
【0005】
高密度電気相互接続システムは、狭い領域内に多数の相互接続部品接点を含むことを特徴としている。定義により、高密度電気相互接続システムは、低密度相互接続システムにより必要とされる同一空間内に、より多数の接続子を有する。高密度相互接続システムに備わる短い信号経路は、斯様なシステムが電気信号を高速度で伝送するのを可能にする。現代の電気通信装置及びコンピュータは高回路密度を必要とするので、斯様な高密度回路を接続し、それでいて、上記のような相互接続システムにより担持される信号経路の密度によるクロストークの侵入を防止するような相互接続システムに対する要求が存在する。
【0006】
米国特許第5,575,688号及び同第5,634,821号に開示されたもののような幾つかの高密度電気相互接続システムが提案されている。斯様なシステムの主たる欠点は、信号接点が接近して隔っているので当該高密度が信号接点間のクロストークを誘起するという重大な欠点を有している点にある。クロストークは、伝送回路間の結合の結果としての電気回路における不所望な信号である。このように、当該分野においては、接近して隔てられた電気信号接点間のクロストークを低減するか又は除去する高密度電気相互接続システムに対する要求が存在する。
【0007】
【発明の開示】
従って、本発明の一つの目的は、接近して隔てられた電気信号接点間のクロストークを所望の伝送速度において低減又は除去する高密度電気相互接続システムを提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、製造が価格有効的で、動作に信頼性がある高密度電気相互接続システムを提供することにある。
【0009】
本発明の更に他の目的は、複数の接地方法を使用する高密度電気相互接続システムを提供することにある。
【0010】
また、本発明の他の目的は、1以上の接点と接触して接地点に対する導電経路を形成するような導電性閉エントリカバープレートを有する電気相互接続器を提供することにある。
【0011】
また、本発明の更なる目的は、中心接地接点を有する高密度電気相互接続システムを提供することにある。
【0012】
また、本発明の更に他の目的は、回路基板に圧入することが可能な高密度コネクタを提供することにある。
【0013】
本発明は、スプリアス信号が高速度伝送を帯びる高密度接点を妨害するのを低減又は除去するために複数の接地方法を使用する電気相互接続システムを提供する。第1コネクタは、複数の信号接点により部分的に囲まれた絶縁ピラーを含んでいる。接地接点は、該絶縁ピラーの内部に少なくとも部分的に配置されている。第2コネクタは、上記絶縁ピラーに隣接する信号接点に結合するための複数の可撓性信号接点を含んでいる。更に、該第1コネクタの可撓性接地接点が導電性遮蔽に接触する。第2コネクタも、第1コネクタの接地接点を受け入れる接地接点を含んでいる。これら接地接点は、スプリアス信号が信号経路へ侵入するのを低減する接地経路を形成するような第1方法を提供する。上記導電性遮蔽は、第1及び第2コネクタが結合された場合に上記信号接点の外側に位置する。該導電性遮蔽は接地点への導通経路である。該導電性遮蔽は、第1コネクタ及び第2コネクタが結合状態にある場合に、上記信号接点及び絶縁ピラーが延在するような複数の開口を有している。第1コネクタは、該第1コネクタと上記導電性遮蔽との間の接地経路を設けるような部材を含んでいる。有利にも、該電気相互接続システムは、接点が接近して隔てられると共にノイズ及び他のスプリアス信号に影響され易い高密度電気相互接続システムにおいて特に重要な複数の接地方法を使用することができる。
【0014】
本発明の、これら及び他の目的は、導電接点の複数の離隔された組を有する第1電気コネクタを含むような電気相互接続システムにより達成される。各接点組は、中心接地接点から外方に隔てられた複数の信号接点を有している。上記接地接点の各々は、第1印刷回路基板における接地面と接触するための端部とコネクタ端とを有している。上記信号接点の各々は、第1印刷基板における信号経路と接触するためのカード端とコネクタ端とを有している。第1電気コネクタは、第1印刷回路基板における接地面と接触するための複数の可撓性接地接点を有している。第2電気コネクタは導電接点の複数の離隔された組を有し、各接点組は中心接地接点から外方に隔てられた複数の信号接点を有している。絶縁体が中心接地接点を略囲み、複数の信号接点は該絶縁体から外方に離隔されている。上記接地接点の各々は、第2印刷回路基板における接地面と接触するための端部とコネクタ端とを有している。上記信号接点の各々は、第2印刷回路基板における信号経路と接触するための端部とコネクタ端とを有している。閉エントリプレート(closed entry plate)が第1電気コネクタ内に配置される。該プレートは複数の開口を有している。第1電気コネクタの或る接点組が上記複数の開口のうちの対応するものを介して延びる場合、前記可撓性接点が該閉エントリプレートに接触する。第1電気コネクタが第2電気コネクタと結合されると、第2電気コネクタ及び第1電気コネクタにおける接地接点が接触する一方、第1電気コネクタ及び第2電気コネクタにおける信号接点が接触する。
【0015】
本発明の更に他の目的及び利点は、当業者にとり下記の詳細な説明から容易に明らかとなるであろうが、該詳細な説明においては、本発明の好ましい実施例が本発明を実施することを意図する最良の形態の解説のみとして示され且つ記載される。理解されるように、本発明は他の異なる実施例も可能であり、その幾つかの細部は、全て本発明から逸脱すること無しに種々の自明な点で変更が可能である。従って、斯かる実施例の図面及び記載は解説的な性質のものであって、限定するものではないと見なされたい。
【0016】
本発明は、限定としてではなく例示として添付図面の各図に示されているが、これらの図において同一の符号を有する構成要素は全図を通して同様の構成要素を示している。
【0017】
【発明を実施するための最良の形態】
先ず図面を参照すると、図1A及び1Bは、本発明によるバックパネルコネクタ40及びドーターカードコネクタ35を含む高密度電気相互接続システム30を図示している。バックパネルコネクタ40の一方の側はバックパネル42に取り付けられ、ドーターカードコネクタ35の一方の側はドーターカード(図示略)に取り付けられ、かくして、当該電気相互接続システム30は、バックパネルコネクタ40とドーターカードコネクタ35とが一緒に結合された場合にバックパネル42とドーターカードとの間に多数の電気信号の電気的相互接続をなすように使用することができる。理解されるように、本発明の原理はドーターカード及びバックパネル以外の装置にも適用することができ、これらは本明細書においては解説的目的のためにのみ使用される。例えば、図1に示す直角接続の代わりに、上記ドーターカードコネクタは直線コネクタとすることもできる。図示されたように、本発明は水平の向きに関して説明されるが、本発明は如何なる向きでも使用することができる。後述するように、バックパネルコネクタ40及びドーターカードコネクタ35は、各々、隣接するピン上で伝送される信号間のクロストーク、及びドーターカード又はバックパネル42の何れにおける信号経路への他のスプリアス信号の侵入も防止するような接地手段を含んでいる。
【0018】
バックパネル42は、高密度の電気信号経路(図示略)を持つ通常の多層印刷回路カードから形成することができる。バックパネルコネクタ40は、側壁46、47を有する本体44、及び基板48を含んでいる。複数の直立したピラー50が、利便のために6x6格子アレイの形で行及び列に形成されている。如何なる行及び列の格子パターンも使用することができる。例えば、6x12、4x6及び4x12が考えられる。上記6x6の格子アレイは、図1に示すように、水平方向の方が高さ方向よりも長くなっている。側壁46は、該側壁46の外側表面に取り付けられた長さ方向に延びる金属プレート53を含んでいる。このプレート53は当該バックパネルコネクタ40における接地面に圧入されている。他の例として、金属プレート53は、導電性被覆を噴霧塗布し次いで該被覆をバックパネル42における接地面に接続することによっても形成することができる。側壁46は、後に詳述するように、方向性(極性)を持たせるために側壁47より実効的に厚くなっている。36本のピラー50が図示されているが、如何なる数のピラーを使用することもできる。バックパネルコネクタ40は、ピラー50及び信号接点52を含む複数の突出アセンブリ49を含んでいる。これらアセンブリの各々は、中央の絶縁ピラー50の廻りの4つの組に配列された、突出電気信号接点52の組51(図2A)を含んでいる。側壁46、47及び基板48を含む本体44は、好ましくは、電気的に非導通なプラスチック材料である熱可塑性ポリエステルから一体的にモールド形成される。
【0019】
本発明の電気相互接続システムは、群又は組に配列された複数の導電接点を含み、各群は接点の群の格子に配列されて、格子配列を形成する。導電接点の各群は、複数の導電性ビームを含む対応する受入型相互接続部品内に受け入れられるように構成された突出型相互接続部品の導電部分を構成しても良く、他の例として、導電接点の各群は、対応する突出型相互接続部品を受け入れるように構成された受入型相互接続部品の導電部分を構成するようにしてもよい。上記導電性ビームは、突出型相互接続部品が、対応する受入型相互接続部品に受け入れられた場合に導電性ポストと組み合う。上記接点の群は行及び列に配列される。接点の各群に対して、4つの信号接点と中心接地接点との組が存在する。突出型相互接続部品(バックパネルコネクタ40)は突出型信号接点と受入型接地接点とを含んでいる。受入型相互接続部品(ドーターカードコネクタ35)は受入型信号接点と突出型接地接点とを含んでいる。
【0020】
ピラー50は各々中空であって、面54、56、58、60を備える長方形外観を有している。各ピラー50につき、4つの突出信号接点52の組の1つが上記面54、56、58、60に各々当接している。面54、56、58、60は、各々、図1A及び1Bに図示されるように、側壁46、47に対して約45度に向けられている。図2Bに示すように、面54、56、58、60は、各々、中央に配置された内側に延びる凹部63、64、65、66を含んでいる。有利には、これら凹部63、64、65、66は、信号接点52の側縁を、これら接点の横方向移動を防止するように収容するような寸法とされる。突出する信号接点52は、基板48及びピラー50により互いから電気的に絶縁されている。これら突出信号接点52は後述するように基板48を介して挿入される。各ピラー50に対して、中心接地接点62が該中空ピラー50内に配置され、該ピラー50により上記突出信号接点52とは電気的に絶縁されている。
【0021】
ドーターカードコネクタ35は、各々がフード囲壁72に接続された複数のウェファアセンブリ70を含んでいる。フード囲壁72は、隣接する信号接点間のクロストークを低減するために導電性材料から形成されている。図1Bに示すように、6対のウェファアセンブリ70が存在し、各アセンブリは6組の接点74を有し、合計で36個のピラー50に対応する36組の接点となる。ウェファアセンブリ70は導電性補強部材(stiffener)76を用いて一緒に保持され、該補強部材もフード囲壁72に接続されている。接点74の各組は4つのビーム信号接点78を含んでいる。ビーム信号接点78は、後述するように、バックパネルコネクタ40の突出信号接点52と組み合うビーム部を含んでいる。中心接地接点ポスト80が4つのビーム信号接点78の間の中央に配置されて、バックパネルコネクタ40における前記中心接地接点62と組み合う。
【0022】
他の構成においては、中心接地接点62又は中心接地接点ポスト80の何れかを削除することができる。その場合、残存する接地接点62又は接地接点ポスト80は接地遮蔽として機能する。スプリアスノイズ及び信号は、接点62又はポスト80によりバックパネル42又はドーターカードにおける対応する接地面に伝送される。また、他の例では、接地接点62及び接地接点ポスト80は、コネクタ35、40が結合状態にされた場合に上記接点62及び接点ポスト80が互いに接触しないように配置することもできる。このようにして、接地接点62及び接点ポスト80は接地遮蔽として機能する。
【0023】
ウェファアセンブリ70の各々は、可撓性ビーム190を含むような幾つかの導電接点78を有している。好ましくは、該ウェファの材料は絶縁性材料の熱可塑性ポリマ(Hoescht Celanese 3316)とする。信号接点78の部分は互いに離れるように折曲されて、可撓性ビームの間の空間内に前記突出型相互接続部品を収容するようになっている。
【0024】
各信号接点78は、突出型電気相互接続部品の信号接点52を形成するのに使用される材料と同じ材料から形成することができる。例えば、各接点78はベリリウム銅、燐青銅、真鍮又は銅合金から形成され、当該導電性ビームの選択された位置において錫、金、パラジウム又はニッケルを用いてメッキされる。該選択された部分とは、突出型相互接続部品が受入型相互接続部品35内に受け入れられた場合に該突出型相互接続部品の導電性ポストに接触する部分である。
【0025】
他の例として、信号を伝送する接点78及び52の代わりに、これらの接点52及び78は接地として使用することができ、接点62、80が信号を伝送するようにすることもできる。この代替構成は、平方インチあたり少ない信号しか伝送することができないという欠点を有するが、該代替構成は同軸相互接続装置の性能に近づくであろう。この代替構成は、中心の信号伝送接点の各々が4つの接地接点により囲まれた擬似同軸と考えることができる。これら信号伝送接点の各々は360度の接地によっては囲まれていないので、該構成は擬似同軸であると考えられる。中心接地62、80は光相互接続装置により置換することもできる(図14)。また、中心接点は網線を有する遮蔽された同軸ケーブルにより置換することができる。上記網線は接地として作用する。上記中心ポストは光ファイバを支持するために使用することができ、該光ファイバはドーターカードコネクタ35における対応する光ファイバと組み合わせることができる。該光ファイバの端部は信号を光学的に伝送するために研磨される。
【0026】
図2Aはバックパネルコネクタ40の一部の拡大図であり、1つのピラー50と4つの信号接点の組とを図示している。図2Aにおいて、ピラー50の面54、56、58、60は、ドーターカードコネクタ35のビーム信号接点78を突出信号接点52上に案内するのを容易にするためにテーパ状の上部82を有しているように図示されている。突出信号接点52は丸められた上部84を有し、該上部は更に、案内するように作用すると共に、当該電気相互接続システムが組み合った場合にバックパネルコネクタ40における突出信号接点52とドーターカード35におけるビーム信号接点78との間で確実な機械的及び電気的接触を形成するように作用する。接地ポスト62が各ピラー50内に配置されている。該接地ポスト62はバックパネル42内の接地面に共通に接続することができる。
【0027】
図2Bは2つのピラー50、50aを図示し、これらはピラー50、信号接点52及び中心接地接点62の高さを除き同一である。上記の異なる高さは、接触の順次動作をもたらす。例えば、バックプレーンコネクタ40における高いピラー及び信号接点52は、ドーターカードコネクタ35における接点78に最初に接触する。
【0028】
図2Cは、ピラー50が異なる高さの信号接点52、52bを有することができることを示している。順次動作は、同じピラー構成内で信号接点52の高さを変化させることにより達成される。
【0029】
次に図3Aを参照すると、各突出信号接点52は3つの連続する区域、即ち接点部88、中間部90及び圧入部92を有している。図2において、各導電ポストの接点部88は、ピラー50と隣接し且つ該ピラーと接触する位置で示されている。中間部90は、各突出信号接点52のうちの基板48に固定される部分である。圧入部92は基板48の下で、バックパネル42内へと延在する。図3Bに示すように、丸い圧入部94が中間部90から垂直方向に延びて、該突出信号接点52を基板48に固定する。中間部90は、基板48における対応する面に接触させられる下端面96を有している。図3Bに示すように、接点部88はピラー50上の対応する面54〜60に接触する平らな面98を有している。図3Bに示すように、突出信号接点52の接点部88は、図3Cに示すピーク102を有するような湾曲接触面100を含んでいる。図3Aに示すように、圧入部92は図3Dに断面で示すような2つの対向するバネ状の部材104を有している。該圧入部92は該部の先端にリードイン部106も有している。
【0030】
図示の圧入部92は使用することが可能な1つの型式である。他の圧入構成も必要に応じて代用することができる。ここに記載されていない他の端末処理方法、即ち、表面取り付け又はスルーホール半田付け型、も必要に応じて使用することができる。
【0031】
突出型相互接続部品40が対応する受入型相互接続部品35内に受け入れられた場合、電気信号は各突出信号接点52の圧入部92から、当該突出型信号接点52の中間部90及び接点部88を介して上記受入型相互接続部品(ビーム信号接点78)へ、及びその逆に伝送することができる。
【0032】
各突出信号接点52は、ベリリウム銅、燐青銅、真鍮、銅合金、錫、金、パラジウム、又は如何なる他の好適な金属若しくは導電性材料から形成することもできる。好ましい実施例においては、上記突出信号接点52はベリリウム銅、燐青銅、真鍮又は銅合金からなり、錫、金、パラジウム、ニッケル、又は錫、金、パラジウム若しくはニッケルのうちの少なくとも2つを含む組み合わせによりメッキされる。各突出信号接点52の全表面をメッキすることができるか、又は突出信号接点52のうちの、当該突出型相互接続部品が対応する受入型相互接続部品内に収容された場合にビーム信号接点78と接触する部分に対応する選択された部分のみをメッキすることもできる。
【0033】
ドーターカードコネクタ35は、4つのビーム信号接点78の36個の組74を含んでいる。ビーム信号接点78は4つの群に配列することができ、該ドーターカードコネクタ35がバックパネルコネクタ40と機械的に接続された場合に突出信号接点52と電気的に相互接続する。信号接点78の各群の中心は中心接地接点ポスト80を含み、該ポストは当該ドーターカードコネクタ35がバックパネルコネクタ40と組み合わされた場合に接地接点62により収容される。
【0034】
次に図4A及び4Bを参照すると、中心接地接点62が図示され、該接点は中心接地接点ポスト80と組み合う1対の対向する可撓性脚部110、112を有している。脚部110、112は、各々、中心接地接点ポスト80の挿入を容易にするため先端部に湾曲部114を有している。中心接地接点62は材料の平らなシートから形成されていて打ち抜き加工され、可撓性脚部110、112は、図4Aに示すように、最初は平らな位置から互いに対向するように90度捻られる。
【0035】
湾曲部114の中間部において、これら湾曲部114は互いに向かって延び、次いで該湾曲部114の先端部において離れるように延びる。該中心接地接点62は脚部110、112から延びる中間部120を有している。中心接地接点62は基板48に、後述するように該基板48の下面側から孔130を介して圧入される。中心接地接点62は、基部134から隔てられた傾斜部132により保持される。該傾斜部132は基部124から基板48の厚さに等しい距離だけ離隔されている。傾斜部132は、基板48の上記孔を囲むプラスチック材料が、該中心接地接点62が基板48により永久的に保持されるように、ゆがむように寸法決めされ且つ整形されている。上記基部134は中間部120から上記傾斜部132より更なる距離外方に延びている。圧入部136が上記中間部120から下方に延び、これにより該中心接地接点62をバックプレーン42に圧入することができる。該圧入部136は前述した圧入部92と同一とすることができる。他の例として、他の電気的接続方法を使用することもできる。
【0036】
中心接地接点62の各々の圧入部136の形状は、該圧入部136がインターフェースする装置の型式に依存する。例えば、印刷配線基板のスルーホールとインターフェースする場合は、部分136は圧入部の代わりに丸められた形状を有することができる。他の形状も使用することができる。例えば失効した米国特許第4,017,143号に開示された圧入ピンを参照されたいが、該特許の教示内容は参照することにより全体として本開示に組み込まれるものとする。
【0037】
図5A〜5Fはバックパネルコネクタ40の本体44を図示し、明瞭化のために信号接点52及び中心接地接点62の何れも挿入されていない。図5Aに示すように、孔130は対応するピラー50の内側に配置されている。ピラー50の各々に隣接して、信号接点52が挿入される4つのスロット140が存在する。図5Bに示すように、基板48の下面144から内側に延びる肩部142が形成されている。図5Cに示すように、ピラー50は上面146から上方に延びている。図5Dに示すように、上記孔130は八角形である。図5Eに示すように、肩部146が孔130から外方に形成されている。接地接点62は孔130に挿入され、基部134が肩部146に接触する。中間部90は肩部142に接触する。
【0038】
本発明による受入型電気相互接続部品は、好ましくは絶縁フレームに埋め込まれた幾つかの導電ビーム190を含んでいる(図6A参照)。該受入型電気相互接続部品は、対応する突出型電気相互接続部品を上記導電ビームの間の空間に受け入れるように構成されている。上記絶縁フレームは上記導電ビームを互いから絶縁し、これにより各ビーム上で異なる電気信号を伝送することができる。
【0039】
図6Aは、補強部材76に取り付けられて本発明の一実施例による受入型相互接続部品50の一部を形成するウェファアセンブリ70を示している。ウェファアセンブリ70の各々は、右ウェファアセンブリ162と左ウェファアセンブリ164とを有している。図6Bに示すように、信号接点の各組即ち群74は、中心接地接点ポスト80の廻りに互いに90度で配置された4つの信号接点166、168、170、172を含んでいる。図6Aに示すように、信号接点166、168は右ウェファアセンブリ162の一部であり、信号接点170、172は左ウェファアセンブリ164の一部である。図6Aに示すように、全ての信号接点は垂直から45度で配置されている。
【0040】
図6Aに示すように、ウェファアセンブリ70は、右フレーム180と左フレーム182とを含み、該フレームは複数の信号接点78の廻りに射出成形される。これらフレームの各々は6個の信号接点78を持つ単一の列を含む。信号接点78の各々は90度の弧に形成されると共に、これら接点78が右フレーム180及び左フレーム182の前面240、242から延びる可撓性ビーム部190を有するように形成されている。フレーム180、182の各々はパイの形状を有している。各信号接点78は、ドーターカードとの電気的相互接続のためにフレーム180、182から下方に延びる圧入部200、202を各々含んでいる。ドーターカードコネクタ35及びバックパネルコネクタ40の両者上の圧入部は、有利にも、回路基板への半田付けを避けるものである。当該コネクタが修理されるのを必要とするか又は印刷回路基板から取り除く必要がある場合、上記圧入接続は半田剥がしを避けることができ、斯かる半田剥がしは本発明の電気相互接続システムの高密度性により困難な可能性がある。他の例として、圧入部200、202の代わりに、他の接触型の部分又は他の部分を使用することもできる。図6A及び6Bに示すように、中心接地接点ポスト80は、4つの導電コネクタ78の組の間に配置されている。ウェファアセンブリ180、182は、ドーターカードとバックパネルコネクタ42との間の直角接続を提供する。
【0041】
図6Aは、ドーターカードからの信号接点の隣接する組が、それらと織り混ぜられる接地ピン(端部を図示せず)を有することができ、これにより接点78の隣接する対上で伝送される信号からのクロストークを低減することができることを示している。言うまでもなく、接点78及び接地ピン262は、信号伝送接点78と接地ピン262との間の絶縁を保証するように、形成され且つ維持される。取り付けを容易にするために、信号接点78又は接地ピン262の何れもが絶縁された部分を有することができ、これにより中心接地ポスト80と信号接点78との間の電気的短絡の可能性を低減する。例えば、各信号接点の部分に、当該信号接点の部分上にプラスチック絶縁体を噴霧塗布して該信号接点を接地ピン262と短絡させるのを防止することにより、絶縁された区域を形成することができる。
【0042】
図7に示すように、左ウェファアセンブリ164を組み立てるのに使用される打ち抜き加工されたフレーム210が図示され、該フレームにおいて隣接する信号接点78はタブ212により接続されている。タブ212を使用した信号接点の相互接続は、該打ち抜き加工されたフレーム210がインサート・リール対リール鋳型内に配置され、該打ち抜き加工されたフレーム210の周りにプラスチックを埋め込ませるのを可能にする。上記タブ212はインサートモールド処理が完了した後に除去される。
【0043】
フレーム180、182は、各々、前側フレーム部220、下側フレーム部222、湾曲フレーム部224、左中間フレーム部226及び右中間フレーム部228を含んでいる。これらフレームの各々は射出成形されているので、フレーム部220〜228は互いに一体である。前側フレーム部220は下端において、下側フレーム部222の前端と接続されている。湾曲フレーム部224は上部において前側フレーム部220に接続されると共に、下部において下側フレーム部222に接続されている。左及び右中間フレーム部226及び228は、下側フレーム部222から延びる上方に延びる部分230から、湾曲フレーム部224の中間部分まで延びて、ハブ及びスポークを形成している。
【0044】
信号接点78のビーム部190が図6C〜6Fに図示されている。図6Cを参照すると、各可撓性信号接点78がビーム部190を含み、該ビーム部自身は3つの部分、即ち接点部250、可撓性部分252及び安定化部分254を含んでいる。
【0045】
各ビーム部190の接点部250は、対応する突出型受入部品の導電接点52に、該突出型受入部品が対応する受入型相互接続部品内に受け入れられた場合に接触する。各ビーム部の接点部250はインターフェース部分256及びリードイン部分258を含んでいる。インターフェース部分256は、当該ビーム部190のうちの、突出型及び受入型相互接続部品が組み合った場合にピラー50の傾斜上部82及び信号接点52の丸い上部84と接触する部分である。リードイン部分258は湾曲された面を有し、該面は、組み合わせる間において、ピラー50の傾斜上部82及び信号接点52の丸い上面84と接触し始める際に、当該導電性ビームが分離するのを容易にする。
【0046】
図8Aないし8Dは左フレームアセンブリ182を図示している。右フレームアセンブリ180は、接地接点300が一方のウェファ及びウェファアセンブリ当たり単一の接地接点300で含まれる点を除いて、該左フレームアセンブリ182と対称である。各々が90度の弧内で延びる複数の湾曲したスロット270、272、274、276、278、280が該左フレーム182を通して離隔されており、中心接地接点ポスト80を保持する。即ち、6個のスロット270〜280が存在し、これらスロットはフレーム部材220、226、228及び222に形成されて、中心接地接点80を90度の弧に整形する。湾曲されたスロット270〜280は各々互いから離隔されており、各後続のスロットは一層大きな半径を有している。中心接地接点ポスト80(図8には図示せず)は、前側フレーム部220から前方に、信号接点78の各々のビーム部190と一緒に延びる。圧入部202は下側フレーム部222から下方に延びる。
【0047】
複数のピン290、292、294が左フレーム182から延びている。対応する孔(図示略)が右フレーム180にモールド形成され、これにより、フレーム180及び182は、これら左及び右フレーム180、182の間に接地接点ポスト80が挿入された後に一緒に組み合ってウェファアセンブリ70を形成する。接地接点300がオプションとして左フレーム182に埋め込まれ、該接点は導電性補強部材76と接触するための後方に延びる部分302と、金属プレート53に接触するための前方に延びる部分304とを有している。前方に延びる部分304はバネ状で、金属プレート53に対する電気的接続を形成する。有利にも、上記接地接点300はスプリアス信号が信号接点52、78により伝送される信号に影響するのを防止又は低減するような第2の接地方法を提供する。該接地接点300が削除される場合は、補強部材76が導電性である必要はない。
【0048】
図6及び8Aを参照すると、左ウェファは、前側部分220と湾曲部分224との交差部から上方及び後方に延在して補強部材76の対応するスロット320に挿入するためのタブ310を含んでいる。スロット320は、図9に示すように、タブ310を収容する直線区間322と、フード囲壁72の上面から延びる一対のタブ326を受け入れる一対の横方向の受入スロット324とを含んでいる。フード囲壁72は、ウェファアセンブリ70を所定位置に配置し且つロックするように作用し、補強部材76と組み立てられた後、ドーターカードコネクタ35に安定性を付加する。更に、上記フード囲壁は、後述するように、バックパネルコネクタ42がドーターカードコネクタ35に組み合わされる際に、位置合わせ及び極性(方向性)を提供する。
【0049】
図10に示すように、スナップ受入溝330が右及び左フレーム180、182の下側前側面に形成され、図11に示すようにフード囲壁72における一対の係合部材340と組み合う。
【0050】
図1及び12A〜12Gには前側保護部材400が図示されており、導電接点のビーム部190を保護する。接点の組74は該前側保護部材400なしでは損傷に対して脆弱である。前側保護部材400は、接点の組74を各々受け入れる複数の開口410を有している。これら開口の各々を囲むものは延長部412であり、これら延長部は該前側保護部材400の前面から左及び右フレーム部材180、182の前面の極く近傍まで延在する。
【0051】
図12Eには、カバープレート400が展開された状態で図示されており、信号接点78の各々が見えている。図12Fでは、カバープレート400はフード囲壁72内に配置されて図示されている。信号接点78の先端部は該カバープレート400から内側に位置されている。有利にも、該カバープレート400は、さもなければ脆弱であろうようなバネ状の信号接点78を保護する。突出するピラー50及び対応する接点52は、開口412を経て延在し、接点52、78、62、80が接触及び係合するのを可能にする。
【0052】
図12Gにおいて、カバープレート400は、該カバープレートに形成された複数の左側位置合わせスロット420及び右側位置合わせスロット430を含む複数の位置合わせタブ及びスロットを用いてフード囲壁72と位置合わせされたものとして図示され、該カバープレートはフード囲壁72の対向する側から内側に延びる対応するキー440、450と整列することができる。カバープレート400は、金属の射出成形された部品として製造することができるか、又は電気遮蔽として使用するのに適した打ち抜き加工された若しくは金属メッキされたプラスチックのように如何なる他の製造方法によっても製造することができる。その場合、カバープレート400は非導電性材料により被覆され、信号接点78が該カバープレート400と電気的に短絡するのを防止する。該カバープレートは1つの向きでのみしか上記フード囲壁内に配置することができない。カバープレート400の上側縁460及び下側縁462と、フード囲壁72の上側内面470及び下側内面472との間には、第1の幅と第2の幅とを持つ2つの水平方向スロットが形成されている。広いスロットは広い側壁46を収容することができ、狭いスロットは狭い側壁47を収容することができる。更に、図12Hに示すように、本体44にキー480、482を設けて、垂直スロット490、492と整列させることもできる。
【0053】
図12Iには、他のピラー構造が示されている。このピラー構造は、ピラー50の先端に円錐状の上面50Aが存在する点で相違している。この構成は、可撓性信号接点78がピラー50に隣接して配置される信号接点52と接触する前に曲がるのを可能にすることが分かった。
【0054】
図12Jにおいては、電気接点の多数の組72が、閉エントリカバープレート400を接地点に接続するために使用される。現在の処、図12Jに示す4つの位置における接点組72の各々から1つの接点を使用することが考えられるが、他の接点位置及び接点組の数も使用することができる。電気接点52の幾つかは、異なる構成を持つ電気接点52aと置換される。斯かる電気接点52aは、信号を伝送するためには使用されず、その代わりに、接地点への導電通路として使用される。電気接点52aは前記4つの信号伝送接点52の1つを置換し、上記閉エントリカバープレート400の突出部420と接触するように外側に曲がる。接地点への導電経路を形成するために使用される電気接点52aの各々は、導電性閉エントリカバープレート400(図12B及び12D)の突出部420と接触するように外側に向かってバネ付勢されている。
【0055】
図12K及び12Lに図示されるように、可撓性接地接点52aは信号接点52の1つを置換する。該接地接点52aは侵入を容易にし、及び閉エントリプレート400の突出部420との接触をなし且つ維持するために湾曲した先端部を有している。図21Lに示すように、可撓性接地接点52aは、好ましくは、閉エントリカバープレート400の湾曲した角部に位置する接触点422と接触するようにする。
【0056】
該閉エントリカバープレート400は、金属射出成形部品として製造されるか、又は電気遮蔽として使用するのに適したアイテムを生成するであろう打ち抜き加工された又は形成若しくはメッキされたプラスチックのような如何なる他の製造方法によっても製造することができる。全体の閉エントリカバープレートは、信号を伝送する信号接点72がカバープレート400と短絡するのを防止するために非導電材料により被覆される。勿論、該プレート400が接点組72aと接触しようとする領域においては、カバープレート400は該領域において非導電材料によっては被覆されない。図12B及び12Dに示す突出部は閉エントリカバープレート400から下方に延び、接点組72の間を該接点72の長さの殆どにわたり延在する。該閉エントリカバープレート400を接地に対する導電経路にすることにより、当該コネクタシステムのクロストークレベルは減少される。
【0057】
図2及び12Eを参照して、カバープレート400の高さは該カバープレートが信号接点78の長さの主要部にわたり延在するのに十分であることに注意すべきである。カバープレート400を接地に対する導電経路とすることにより、当該コネクタシステムのクロストークレベルは低減される。
【0058】
図12Iを参照すると、ピラー50の他の構成が示されている。接点組72の挿入を容易にするための例えば図2Bに示す内側に向かって傾斜したピラーに代えて、前方への円錐形状を持つピラーの方が、接点組72を挿入及び広げるのに一層容易であることが分かった。
【0059】
図13は、受入型相互接続部品35の導電ビーム内に受け入れられた突出型相互接続部品40を図示している。このような態様で該突出型相互接続部品が上記受入型相互接続部品内に受け入れられると、斯様な相互接続部品は一緒に結合された又はプラグ接続されたと言う。上記突出型及び受入型相互接続部品が結合されると、信号接点78の可撓性ビーム部分190は折曲又は広げられ、これら導電性ビームの接点部分の間の空間内に上記突出型相互接続部品を受け入れる。
【0060】
図13に示す結合された位置は、突出型相互接続部品40と受入型相互接続部品35とを互いに向かって移動させることにより達成される。該結合位置において、各導電性ビームの接点部は導電性ポストの対応するものの接点部に対して垂直力を発生する。
【0061】
次に、バックパネルコネクタ40を対応するドーターカードコネクタ35と結合する過程を図13を参照して説明する。バックパネルコネクタ40とドーターカードコネクタ35とが互いに向かって移動される。信号接点52、78の結合に先立ち、中心接地接点ポスト80が中心接地接点62の脚部110、112を広げる。これは、好ましくは、信号接点52、78の間に如何なる接触も生じる前に発生するものとする。結果として、各可撓性信号接点78の接点部250がピラー50の傾斜上部82に、次いで信号接点52の丸い上部に接触する。これら相互接続部品の互いに向かう更なる相対移動の結果、接点部250の湾曲形状が可撓性ビーム190の接点部250の広がりを開始させる。斯様な広がり動作は、完全に結合された状態において当該可撓性ビーム190に信号接点52に向かう垂直力を発生させ、これにより、信号接点52と78との間の信頼性のある電気的接触を保証する。これら信号接点52及び78の相対的横方向移動は、信号接点の中間部分の丸められた形状、並びにインターフェース部分256及びリードイン部分258の対応する形状により防止される。図2Bに戻ると、異なる接点の組が、他の接点の組より前に結合するのが好ましい。このように、ピラー50の高さは調整することができる。2つの異なるピラー50の高さの場合、中心接地接点62、62aはポスト80、80aと同時に接触することができ、次いで信号接点52、52a及び78、78を接触させることができる。特定の用途に適合するように、如何なる順序動作も得ることができると理解されたい。
【0062】
突出型相互接続部品を受入型相互接続部品内に結合させるのに要する挿入力は、可撓性ビーム190の広がりの初期段階に対応する時点で最大となる。後続の挿入力は、広げ力というよりは摩擦力に関係するものであるので、小さい。突出型相互接続部品を受入型相互接続部品内に結合させるのに要する挿入力は、高さの変化する導電性ポストを有するような突出型相互接続部品を用いることにより低減することができる(及び、1以上の相互接続が1以上の他の相互接続の前に完了するようなプログラムされた結合を得ることができる)。
【0063】
他の実施例が図14に図示され、ここでは、中心接地接点62、及び中心接地接点ポストが、光ファイバ500及びファイバハウジング502、並びに光ファイバ510及びファイバハウジング512により各々置換されている。ファイバハウジング512を囲むものは、導電性ケース520である。光ファイバ510及び上記導電性ケースはドーターカード(図示略)で終端する。ファイバハウジング502を囲むものは導電性ケース530及びバネ部材540である。光ファイバ500及び導電性ケース530はバックパネル42で終端する。バネ部材540は環状であってケース530の先端部に形成されると共に、ケース520と同一的に延在して接地に対する電気的接触を形成する。光ファイバ500、510の結合端は図14に示すように光学的に平らに研磨されて、光信号を透過させる。全ての他の点に関して、コネクタ30は前述したものと同様である。
【0064】
ここで述べた接点は信号接点又は接地接点の何れかであるが、上記接点の何れも信号を伝送するように、又は接地経路として作用するように使用することができることが分かる。このように、如何なる信号/接地パターンも使用することができる。例えば、4つの信号伝送接点のうちの2つは、代わりに、接地接点とすることもできる。同様に、ここで述べた中心接地接点の幾つか又は全てを、代わりに、信号を伝送するために使用することもできる。
【0065】
かくして、スプリアス信号及びノイズが高速伝送を妨害しないのを保証するために複数の接地方法が使用されるような電気相互接続システムが記載されたことは明らかである。本発明の原理は、ノイズ及び干渉を受け易い高密度電気接続システムに特に有効である。
【0066】
本発明が前記目的の全てを満たすことは当業者にとり容易に分かるであろう。上述した明細書を精読すれば、当業者は、ここに広く述べた本発明の種々の変更、均等物の置換及び種々の他の態様を実施することができるであろう。従って、本発明に付与される保護は、添付請求項に含まれる定義及びそれらの均等物のみにより限定されるべきであることを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1A】図1Aは、本発明による電気相互接続システムに使用されるバックパネルコネクタの斜視図である。
【図1B】図1Bは、本発明による電気相互接続システムに使用されるドーターカードコネクタの斜視図である。
【図2A】図2Aは、バックパネルコネクタに使用される突出アセンブリの斜視図である。
【図2B】図2Bは、異なる高さを持つ2つの突出アセンブリの斜視図である。
【図2C】図2Cは、異なる高さの信号接点を持つ突出アセンブリの斜視図である。
【図3A】図3Aは、本発明による突出部用の電気接点の正面図である。
【図3B】図3Bは、図3Aの側面図である。
【図3C】図3Cは、図3Bの3C−3C線に沿う断面図である。
【図3D】図3Dは、図3Aの3D−3D線に沿う断面図である。
【図4A】図4Aは、本発明によるバックパネルコネクタの突出部に使用される中心接地接点ポストの側面図である。
【図4B】図4Bは、図4Aの中心接地接点ポストの側面図である。
【図5A】図5Aは、本発明によるバックパネルコネクタの基板の平面図である。
【図5B】図5Bは、図5Aの他の実施例の底面図である。
【図5C】図5Cは、図5Aのバックパネルコネクタの側面図である。
【図5D】図5Dは、図5Aのバックパネルコネクタの一部の拡大図である。
【図5E】図5Eは、図5Bのバックパネルコネクタの一部の拡大図である。
【図5F】図5Fは、図5Eの5F−5F線に沿う断面図である。
【図6A】図6Aは、本発明による補強部材に保持されたウェファアセンブリの斜視図である。
【図6B】図6Bは、図6Aの接点及び中心接地接点の配列の正面図である。
【図6C】図6Cは、図6Aの可撓性ビーム接点の側面図である。
【図6D】図6Dは、図6Cの接点の側面図である。
【図6E】図6Eは、図6Cの6E−6E線に沿う断面図である。
【図6F】図6Fは、図6Dの6F−6F線に沿う断面図である。
【図7】図7は、インサートモールド前の打ち抜き加工された接点フレームの側面図である。
【図8A】図8Aは、本発明による左ウェファアセンブリの側面図である。
【図8B】図8Bは、図8Aの8B−8B線から見た平面図である。
【図8C】図8Cは、図8Aの8C−8C線から見た図8Aのウェファアセンブリの底面図である。
【図8D】図8Dは、前記左ウェファアセンブリ及び中心接地接点ポストの展開部分斜視図である。
【図9】図9は、ウェファ、補強部材及びフード囲壁を保持するのに使用されるスロットの拡大斜視図である。
【図10】図10は、前記ウェファアセンブリをフード囲壁に保持するのに使用されるスロットの拡大斜視図である。
【図11】図11は、フード囲壁により保持されたウェファアセンブリを示す拡大斜視図である。
【図12A】図12Aは、本発明によるカバーの平面図である。
【図12B】図12Bは、図12Aのカバーの側面図である。
【図12C】図12Cは、図12Aのカバーの底面図である。
【図12D】図12Dは、図12Cの12D−12D線に沿う図12Cのカバーの断面図である。
【図12E】図12Eは、カバーを備えるドーターカードコネクタの展開斜視図である。
【図12F】図12Fは、カバーを備えるドーターカードコネクタの斜視図である。
【図12G】図12Gは、フード囲壁内に配置されたカバープレートの側面図である。
【図12H】図12Hはコネクタの方向付けに使用されるキーを有するバックパネルコネクタの斜視図である。
【図12I】図12Iは、絶縁ピラーの他の構成の斜視図である。
【図12J】図12Jは、接点の組の接地接続用の4つの位置を概念的に示す平面図である。
【図12K】図12Kは、接地点への導電経路を形成するために使用される本発明による可撓性接点の側面図である。
【図12L】図12Lは、閉エントリプレートに接触する、本発明による可撓性接地接点を有する絶縁ピラーを含む他の構成の平面図である。
【図13】図13は、本発明による受入部により収容された突出部を図示する拡大図である。
【図14】図14は、本発明の光学式実施例の側断面図である。

Claims (22)

  1. 電気相互接続システムにおいて、
    導電接点の複数の離隔された組を有する第1電気コネクタであって、前記接点組の各々が中心接地接点から外方に離隔された複数の信号接点を有し、前記接地接点の各々が第1印刷回路基板における接地面に接触するための端部とコネクタ端とを有し、前記信号接点の各々が前記第1印刷回路基板における信号経路に接触するためのカード端とコネクタ端とを有し、該第1電気コネクタが前記第1印刷回路基板における接地面と接触するための複数の可撓性接地接点を有しているような第1電気コネクタと、
    導電接点の複数の離隔された組を有する第2電気コネクタであって、前記接点組の各々が中心接地接点から外方に離隔された複数の信号接点を有し、絶縁体が前記中心接地接点を略囲むと共に、複数の信号接点が該絶縁体から外方に離隔され、前記接地接点の各々が第2印刷回路基板における接地面に接触するための端部とコネクタ端とを有し、前記信号接点の各々が前記第2印刷回路基板における信号経路に接触するための端部とコネクタ端とを有しているような第2電気コネクタと、
    前記第1電気コネクタ内に配置される閉エントリプレートであって、該プレートが複数の開口を有し、前記第1電気コネクタの接点の組が前記複数の開口のうちの対応するものを介して延在し、前記可撓性接地接点が該閉エントリプレートに接触するような閉エントリプレートと、
    を有し、前記第1電気コネクタが前記第2電気コネクタと結合された場合に、前記第2電気コネクタ及び前記第1電気コネクタにおける前記中心接地接点が接触し、前記第1電気コネクタ及び前記第2電気コネクタにおける前記信号接点が接触することを特徴とする電気相互接続システム。
  2. 請求項1に記載の電気相互接続システムにおいて、前記第1電気コネクタは、各々が電気的に絶縁な材料から形成される左半部及び右半部を含むような少なくとも1つのウェファを有し、該ウェファが1列の接点を含んでいることを特徴とする電気相互接続システム。
  3. 請求項1に記載の電気相互接続システムにおいて、前記接点組の各々が、前記中心接地接点と4つの前記信号接点とを有していることを特徴とする電気相互接続システム。
  4. 請求項2に記載の電気相互接続システムにおいて、前記ウェファの前記左半部及び前記右半部を一緒に保持する補強部材を更に有していることを特徴とする電気相互接続システム。
  5. 請求項4に記載の電気相互接続システムにおいて、前記補強部材を前記接地面に接続する接地接点を更に有していることを特徴とする電気相互接続システム。
  6. 請求項1に記載の電気相互接続システムにおいて、前記閉エントリプレートが前側プレートを有し、この前側プレートが複数の開口と、該前側プレートから延びると共に前記開口を略囲む複数の突出部とを有していることを特徴とする電気相互接続システム。
  7. 請求項5に記載の電気相互接続システムにおいて、前記補強部材が導電性材料から形成されていることを特徴とする電気相互接続システム。
  8. 請求項6に記載の電気相互接続システムにおいて、前記閉エントリプレートが導電性材料から形成され、前記閉エントリプレートが該プレートの外側表面の主要部に付着された非導電性被覆を有していることを特徴とする電気相互接続システム。
  9. 請求項1に記載の電気相互接続システムにおいて、前記第1電気コネクタが電気的に絶縁な材料から形成された本体を含み、該本体が基板と該基板から延びる複数の離隔された長尺ピラーとを含み、前記接地接点の各々が前記ピラーの1つ内に少なくとも部分的に配置されていることを特徴とする電気相互接続システム。
  10. 請求項1に記載の電気相互接続システムにおいて、前記接点の各組に対して、前記中心接地接点と前記複数の信号接点との間に配置された電気的に絶縁なピラーを更に有していることを特徴とする電気相互接続システム。
  11. 請求項2に記載の電気相互接続システムにおいて、前記ウェファに接続されたフード囲壁を更に有していることを特徴とする電気相互接続システム。
  12. 請求項10に記載の電気相互接続システムにおいて、前記ピラーは中空であると共に長方形断面を有し、前記信号接点の各々が前記ピラーの壁に対して配置されていることを特徴とする電気相互接続システム。
  13. 請求項12に記載の電気相互接続システムにおいて、前記ピラーが前記信号接点を越えて延びていることを特徴とする電気相互接続システム。
  14. 請求項1に記載の電気相互接続システムにおいて、前記第1電気コネクタの前記複数の信号接点が略自立していると共に可撓性であることを特徴とする電気相互接続システム。
  15. 請求項1に記載の電気相互接続システムにおいて、前記第2電気コネクタの前記中心接地接点は、各々が中心ポストから延びる1対の可撓性脚部を含んでいることを特徴とする電気相互接続システム。
  16. 請求項11に記載の電気相互接続システムにおいて、前記フード囲壁内に配置される閉エントリプレートを更に有し、該プレートは複数の開口を有し、前記第1電気コネクタの接点の組は前記複数の開口のうちの対応するものを介して延在し、前記可撓性接地接点が前記閉エントリプレートと接触することを特徴とする電気相互接続システム。
  17. 請求項12に記載の電気相互接続システムにおいて、前記ピラーは前記壁の各々に凹部を有し、前記信号接点の各々が前記凹部のうちの対応するもの内に少なくとも部分的に配置されることを特徴とする電気相互接続システム。
  18. 請求項1に記載の電気相互接続システムにおいて、前記中心接地接点が先ず結合し、次いで前記信号接点が結合することを特徴とする電気相互接続システム。
  19. 請求項1に記載の電気相互接続システムにおいて、前記中心接地接点及び前記信号接点が順番に結合することを特徴とする電気相互接続システム。
  20. 請求項17に記載の電気相互接続システムにおいて、前記第2電気コネクタの前記信号接点が、前記第1電気コネクタにおける前記信号接点の対応する湾曲面と組み合う湾曲面を含んでいることを特徴とする電気相互接続システム。
  21. 請求項4に記載の電気相互接続システムにおいて、前記第1電気コネクタに取り付けられた相互接続部と、前記第2電気コネクタの本体上の導電性表面とを更に有し、前記相互接続部が前記補強部材と前記導電性表面との間の第2接地経路を形成していることを特徴とする電気相互接続システム。
  22. 請求項16に記載の電気相互接続システムにおいて、前記第1電気コネクタと前記第2電気コネクタとが方向付けされていることを特徴とする電気相互接続システム。
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