JP2004500166A - 外科用器具ガイド - Google Patents

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Abstract

【課題】挿入に応じた寸法とされておりかつ組織適合性を有する外科用器具ガイドを提供する。
【解決手段】予め定められた形状に復帰する記憶を備えた柔軟性を有する材料からなる中空のシャフト(12)を有し、該シャフト(12)が、変化され得る内径の中心流路(42)を形成しており、かつカテーテルまたは外科用器具を受け入れる。中心流路(42)はアクセス用開口(43)で終了しており、かつカテーテルまたは器具の挿入及び除去を可能としている。細長いタブ部材(28)が凹凸が付与された少なくとも1つの表面または表面部分を有しており、シャフト(12)から延びており、アクセス用開口(43)に隣接して配置されており、カテーテルを除去する際にユーザーを補助するためのハンドルとして作用するチップ(46)がガイド(10)ひいてはカテーテルまたは器具の挿入を補助するためにタブ(28)に対向されている。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外科用器具ガイドに関し、より特定的には、カニューラ及び套管針を含む外科用器具を、様々な組織内にまたは組織を通して経皮的に導入するのに用いられる柔軟性ガイドに関する。
【0002】
【発明の背景】
腹膜透析は、腹腔内に滅菌されたグルコース及び塩溶液を配置する手法である。溶液プラス不純物は、遅れて血液から除去され、かつ新鮮な流体が再注入され、あるいはこのサイクルがそれ自身繰り返され得る。腹膜透析は、腎臓疾患の治療に効果的であり、かつこの目的のために30年以上に渡り用いられてきている。
【0003】
腹膜透析のために用いられる最も成功した装置の1つが、1960年代中頃に開発されたテンクホフのカテーテル(Tenckhoff のカテーテル)である。このカテーテルは、その内部に多数の排液孔を備えたシリコンゴムチューブである。一般的に、カテーテルは2つのポリエステル(例えば商標ダクロン)からなる「カフ」を有しており、これらは患者の皮下組織及び筋肉内にそれぞれ配置される。これらのカフは、腹膜における漏れを制限し、感染を極小化しかつ体内にカテーテルを収容するのに役立っている。問題点は、このカテーテルの配置において生じる。
【0004】
同様に、カテーテルの血管への挿入は、経皮的に頻繁に行われ、そこでは、外科的な切開手技を用いるよりもむしろ、ガイドワイヤーを備えた針が血管に最初に入るために用いられる。上記の手技は、十分に小さな径のカテーテルのための腸もしくは血管への導管として、穿刺用針自体を用いていた。次の技術は、スロットと共に形成された、あるいは後の除去のために2つの独立した部材に分割される、金属鞘及び/または套管針を最初に開発した。この技術における急速な発展により、この金属鞘は、薄い壁のプラスチック鞘あるいは他の適切な材料に置き換えられた。多くの周知のこのような先行技術の鞘は、分割鞘(split sheath)として一般的に知られている。これは、円筒状の鞘からなり、その末端がガイドワイヤーの挿入を可能とするための小さな径の開口に向かって傾斜を有するように構成されている。反対側の近端は、典型的には、鞘の両側に形成された2個のハンドルまたは指停止部を有する。鞘の全長に渡って切り込みマークが形成されており、かつハンドルを引っ張ったときに、ガイドが分割することを可能とするように構成されており、それによって体からガイドを除去することが容易とされている。
【0005】
この形式の分割鞘によりカテーテルを埋め込む方法は、セルディンガー技術(Seldinger Technique )と呼ばれている。より具体的には、この技術では、針は血管に挿入される。ステンレススチールの研磨されたワイヤーが次に針を通して血管に挿入され、さらに針が後退される。
【0006】
カテーテルは、鞘内に挿入され、かつワイヤーの両端縁あるいは追跡端縁が鞘の末端の開口に向かって挿入される。このワイヤーは、カテーテルの末端を通して押され、かつ近端から引き出される。次に、カテーテルを備えた鞘が、ガイドとしての上記ワイヤーを用いて、血管に向かって押圧される。このガイド/鞘の円錐形状の端部が血管壁に入り、鞘の本体が血管内に挿入され得る。鞘の大半が、好ましくは約75〜80%が血管内に挿入された後に、ワイヤーが、鞘の先端を通してワイヤーを引っ張ることにより除去される。
【0007】
次に、外科医は、ハンドルを把持し、かつ同時に、ハンドルを互いに遠ざかるように引っ張り、様々な形式のカテーテル、套管針または器具あるいは様々な患者の状況に対応させていた。
【0008】
【発明の概要】
本発明は、組織に挿入するように寸法付けられた外科用器具ガイドを用いた上で議論した問題点を克服する装置を提供する。本発明のガイドは、予め定められた形状に復帰する記憶を、あるいは新たなもしくは異なる記憶がセットされる能力を有する柔軟性材料からなるシャフトと、該シャフトの全長に渡って延びることが可能とされており、予め定められた最小値と最大値との間の適切な寸法を有する開口及び流路と、ガイドの配置、除去及び制御のためのハンドルとして作用する、上記シャフトから延びている少なくとも1つの凹凸表面を有する細長いタブ部材とを有する。
【0009】
特に、本発明は、組織に挿入するように寸法付けられた外科用器具ガイドと、該ガイドを用いた外科用アセンブリーとを備える。上記ガイドは、予め定められた形状に復帰する記憶を備えた柔軟性材料により構成されている。このシャフトは、シャフト内に形成されたチャンバー内にカテーテルを受け入れるように構成されている。さらに、シャフトは、細長いタブ部材を有しており、好ましくは、タブはシャフトと一体化されており、該タブ部材は、シャフトから延びており、ガイドの配置、制御及び除去のためのハンドルとして用いられる。
【0010】
上記ガイドは、さらに、シャフトのチップ部分と同様に、調整可能な寸法の開口及び流路を有する。好ましくは、チップは、シャフトと一体化されている。流路は、好ましくは、シャフトの軸方向全長に渡り延びているが、カテーテルの除去を可能とし得る限り、用途に応じて、より短い距離の流路が用いられ得る。チップは、細長いタブ部材に対向するように配置されている。チップの形状は変化させることができ、かつガイドの挿入を補助するように選択される。
【0011】
上記ガイドは、様々な外科用器具、外科用手技、患者もしくは外科医に対応し得るように様々な形態とされ得る。タブ部材は、シャフトに一体化され、あるいはシャフトに連結されてもよく、かつシャフトの外周とほぼ等しく、あるいはそれよりも小さい幅を有し得る。このタブは、上記シャフトに対してほぼ平坦、あるいは曲げられており、あるいは尖らされており、かつその形状は矩形であってもよく、角張っていてもよく、曲線状であってもよい。さらに、ガイド及びタブは、少なくとも1つの平滑な表面と、1つの凹凸表面もしくは表面部分または2つの凹凸表面もしくは表面部分を有していてもよい。
【0012】
同様に、チップ及びシャフトの形状は、用途に応じて変化され得る。チップは、シャフトの外径とほぼ等しく、あるいはそれよりも小さい外径を有していてもよく、それによって、チップが、尖らされ、なまらされ、丸みを帯び、角張っており、あるいは幾分曲面状とされ得る。さらに、シャフトの外径は、その全長に渡ってほぼ等しくともよく、それによってシャフトが略円筒状の形状となり、あるいはシャフトの径はシャフトの長さに渡って変化していてもよく、それによってほぼ円錐状または円錐台状の形状とされる。
【0013】
本発明の様々な他の効果及び特徴は、以下の詳細な説明及び添付の図面から速やかに理解され得るであろう。
【0014】
【発明の実施の形態】
さて、図1及び図2に戻り、外科用器具ガイドの全体が参照番号10で示されている。外科用器具ガイド10は、本発明に従って、組織に経皮的に挿入されるような寸法とされているように示されている。図1及び図2に示されているように、ガイド10は、当初の形状に復帰するための記憶が備えられた柔軟性を有する材料からなる細長いシャフト12を有する。生体適合性を有するポリウレタンのような任意の好ましい材料が用いられ得る。ある好ましい実施例では、シャフト12は、ポリプロピレンまたは他の同様の材料により構成され、かつ透明であってもよく、半透明であってもよく、あるいは着色されていてもよい。
【0015】
ガイド10は、任意の長さに構成され得るが、好ましくは、ガイド10は、約4インチ〜約24インチの間の長さを有し、その場合、シャフト12は、好ましくは、約1インチ〜約22インチの長さを有する。シャフト12は、外表面14と、対向し合っている末端及び近端16,18とを有するように示されており、ここでは、近端16が直線状あるいはフレアーを付けられた形状とされており、かつシャフト12は(図5に最もよく表されているように)その内部に形成された流路内にカテーテル(図示せず)もしくは他の適切な器具を受け入れるように構成されている。
【0016】
開口すなわちスロット20が、シャフト12に形成されており、該開口すなわちスロット20は、ガイド10を拡張及び圧縮することを可能とし、かつ体にカテーテルを挿入したり、体からカテーテルを除去することを可能とするために設けられている。上述したように、シャフト12は、柔軟性を有する材料で形成されており、シャフト12の対向している側部24が、ガイド10が組織への挿入に先立ち通常の径よりも若干小さい径になるようにロールすなわち縮径され得るように、側部の一方が他方上をスライドすることを可能としている。ガイド10が、当初の形状に戻る記憶を備えた材料により形成されているので、ガイド10は、当初の形状に戻るようにバイアスされている。
【0017】
スロット20の寸法は、シャフト12の長さに応じて調節されることができ、そのため、スロット20はその全長さに渡り拡張可能である。ある好ましい実施例では、スロット20は、図1に示されているように、近端16から末端20まで軸方向に延びており、カテーテルの挿入及び除去を容易としている。しかしながら、また、スロット20は、シャフト12の全長に渡り延びておらずともよく、幾分短い距離だけ延びているように構成されていてもよい。加えて、近端16は、カテーテルを受け入れ及び/または収容するように直線状もしくはフレアーが付けられた形状とされ得る。
【0018】
のみならず、シャフト12は、1個よりも多いスロット20を有していてもよく、好ましくは、互いに平行な複数のスロット20を有していてもよい。もっとも、ガイド10の位置決め、カテーテルあるいはカテーテルを位置決めするのに用いられる位置決め器具の位置決めを果たすために用いられる他の形状を採用してもよい。
【0019】
細長いタブ部材26が、シャフト12の近端16から延びており、ここでは、細長い部材26は、タブあるいはハンドルとして作用し、ガイド10の挿入もしくは除去あるいはガイド10からのカテーテルの除去の間、使用者に対して確実なグリップを与える。図示のように、細長い部材26は、近端16においてシャフト12に連結されたタブ28であり、ある好ましい実施例では、タブ28は、シャフト12と一体に形成されている。
【0020】
図1は、タブ28を表しており、タブ28は、ほぼ矩形の形状を有し、近端及び末端30,32をそれぞれ有している。ここでは、末端32が、近端16に、好ましくは一体的に接続されている。タブ28として矩形の例を示したが、傾斜されているタブあるいは曲線状のタブを含む多くの形状を採用することができる。さらに、タブ28は、組織にガイド10を押すのに適切ななまった形状の近端30を有しており、あるいはタブ28は、様々なハブやノブなどを受け入れかつ収容するためのフレアーが付けられた形状とされていてもよい。
【0021】
さらに、タブ28は、用途に応じてほぼ曲線状であってもよく、あるいは平坦であってもよい。ある実施例では、図1及び図2に示されているように、タブ28は、シャフト12の外周寸法よりも小さい幅を有しており、タブ28は、(図3及び図4に最もよく示されているように)ほぼ平坦である。端面から観察された場合に、タブ28は若干曲線状を有するが、シャフト12に対してはほぼ平坦である。さらに、シャフト12の外周にほぼ等しい幅を有するタブ28として、他の形状を用いてもよい。
【0022】
タブ28には、2つの表面が形成されており、すなわち、それぞれ、第1,第2の表面34,36が形成されている。上述したように、タブ28は、ハンドルとして作用し、ガイドの挿入もしくは除去、あるいはガイドからのカテーテルの除去の間使用者に対して確実なグリップを与える。従って、タブ28は、その全部または部分的に凹凸が備えられた少なくとも1つの面を有し、例えば、第1の面(あるいは第2の面36)に凹凸が付与され、このような凹凸を備えた少なくとも1つの面は、良好なグリップを確保するための滑り難い表面を与える。この例では、他方表面、すなわち第2の表面36は平滑とされている。あるいは、第1,第2の表面34,36の全てあるいは一部に凹凸が形成されていてもよく、さらに、例えば、第1の表面34に凹凸が設けられ、第2の表面の一部にのみ凹凸が設けられてもよく、これらの全ての構成が、良好なグリップを与える表面を与える。
【0023】
図3〜図5を参照して、チャンバーのより詳細な説明が与えられる。図3及び図4は、それぞれ、図1及び図2のガイド10の端面を示す。外側表面14に加えて、シャフト12は、シャフト壁38を有しており、内表面40が流路すなわちチャンバー42を構成している。好ましい実施例では、外表面14は、第2の表面36と結合されており、すなわち一体化されており、他方、内表面40は第1の表面34に連なっている。さらに、ガイド10は、近端16において端縁44,45により形成される第1の開口43を有している。端縁44及び45は、ガイド10内において器具すなわちカテーテルと共動する都合の良い当接部を与える。この構造は、器具すなわちカテーテルの収容を目視により確認することを可能とする。
【0024】
図5は、図1の5−5線にほぼ沿ったガイド10の断面図である。図5は、スロット20がシャフト12のシャフト壁38内に形成されており、かつチャンバー42と連通していることを示している。この構成では、カテーテルはチャンバー42内にスロット20により通過することができ、かつチャンバー42内に保持され得る。さらに、図5は、対向している側部24の一方が他方上をスライドするように、シャフト12が、より小さな径となるようにロールされ得ることを表している。
【0025】
図1及び図2に戻り、ガイド10は、シャフトの末端18においてタブ28に対向するように配置されている、近端及び末端48,50を有するチップすなわち先端部46を有する。チップ46は、接合、接着などによりガイド12に結合されているが、チップ46はガイド12に一体化されていてもよい。さらに、好ましくは、スロット20がチップの末端50において形成されているチップの開口52内にあるいはチップ開口52に連通するように、チップ46を介してスロット20が延びており、ここでは、チップの開口52は、チャンバー42に連通されている。しかしながら、また、スロット20は、上述したように、シャフトの末端18の近傍で終了していてもよい。
【0026】
図面で明らかにされているように、チップ46は、用途に応じた広い範囲に渡る形状を有するように構成されることができる。また、チップ46は、カテーテルの周りにきっちりと適合し、あるいは完全にカテーテルを囲むように構成されていてもよい。
【0027】
上述したように、チップ46は、用途に応じて、鋭い形状であってもよく、丸みを帯びていてもよく、角ばっていてもよく、なまった形状であってもよい。ある実施例では、チップ46は、シャフト12の外径とほぼ等しい外径を有し、そのため、シャフト12及びチップ46がほぼ円筒状の形状とされている。しかしながら、好ましい実施例のチップ46では、図1及び図2に示されているように、チップ46が尖っており、実質的に閉じられた先端に対して傾斜を有するようにさえ構成されており、組織への挿入を容易とし、あるいは図16に示されているようにチャンバー42方向へ折り曲げられるように、シャフト12の外径よりも小さな外径を有している。チップ46は、また、シャフト12よりも小さな外径を有していてもよく、かつ図示されているように尖っておらずともよく、すなわち、チップ46は、角ばっていてもよく、なまった形状とされていてもよく、あるいは丸みを帯びていてもよい。
【0028】
同様に、シャフト12は、用途に応じて様々な形状を有するように構成される。ある実施例では、図1及び図2に示されているように、シャフト12の外径は、その全長に渡りほぼ同一とされており、そのため、シャフト12は、ほぼ円筒状の形状を有する。もっとも、シャフト12の外径は、シャフト12の長さに渡って変化していてもよい。例えば、シャフト12がほぼ円錐あるいは円錐台となるように、近端16におけるシャフト12の外径が末端18における外径よりも大きくてもよい。
【0029】
図6及び図7に戻り、図1及び図5のガイド10の変形例が表されている。対応するように、適切なところでは、図6及び図7に示されている200番代の参照番号における最後の2桁の数字が、図1及び図5に関して述べられた2桁の数字と同じ機能及び/または構造を有する要素に関連されている。
【0030】
図6及び図7は、図1及び図2のガイド10に類似したガイド210を表している。もっとも、チップ246及びタブ228は、チップ46及びタブ28と異なっている。図示されているようにタブ228は、(図2に最もよく示されている)末端30よりも(図7に最もよく示されている)なまった形状を有しており、それによってガイド10に比べて、組織にガイド210を押圧するためのより良好な保持面を与えている。さらに、タブの末端232は、末端32に比べて、よりなまらされており、あるいは四角形の外観を有する。
【0031】
また、チップ246は、チップ46と異なっている。チップ246は、チップ46のように尖らされておらず、代わりに、チップ246は、凹状移行部254に加えて、なまった形状の末端250を有しており、凹状移行部は近端及び末端248,250の双方に連通されている。スロット220と組み合わされた移行部254は、体へのガイドの挿入をより一層容易とする。近づき合う端縁243により形成される斜面は製造公差のばらつきを吸収する。
【0032】
ガイド10のように、第1の開口343がチャンバー242に連通されている端縁244,245により形成されるように、ガイド210は形成されている。端縁244,245は、ガイド210内において器具またはカテーテルと共動する便利な当接部を与える。さらに、この構造は、器具またはカテーテルの収容を目視的に確認することを可能とする。
【0033】
本発明のさらに他の変形例が、図8及び図9に表されている。対応するように、適切な部分では、図8及び図9に示されている300番代の参照番号の最後の2桁の数字が、図1〜図7に関連して説明された参照番号と同一の機能及び/または構造を有するエレメントに関連付けられている。
【0034】
図8及び図9は、図1、2、6及び7のガイド10,210に類似しているガイド310を表している。もっとも、ここでは、チップ346が異なっている。図示されているように、タブ328は、(図2に最もよく示されているように)末端30よりも(図9に最もよく示されているように)なまった形状を有するタブ近端330を有するように示されており、それによって、ガイド10に比べて、組織内にガイド310を保持するための良好な表面を与えている。さらに、タブ末端332は、末端32に比べて、より一層なまっており、かつ四角形状の外観を有する。端縁344,345は開口343を形成しており、かつ図1に示されている端縁44,45により与えられるのと類似した当接部を提供している。
【0035】
また、チップ346はチップ46,246と異なっている。チップ346は、チップ46のように尖らされておらず、代わりに、チップ346は、近端及び末端348,350に連通している凸状移行部354を有することに加えて、より角張った形状を有する。図8及び図9に示されているように、チップの開口352は、チップ開口52よりも大きいが、チップ開口252よりも小さい。移行部354及びスロット320と組み合わされたチップ開口352は、ガイドの容易な挿入を可能とする。
【0036】
図10及び図11は、図8及び図9のガイド310に類似している本発明の第3の変形例を示す。対応して、適切なところでは、図10及び図11に示されている400番代の参照番号の最後の2桁の数字は、図1〜図9で示されている数字と同一の機能及び/または構造を有する構成要素に関連付けられている。
【0037】
図10及び図11は、タブ426を有し、図8及び図9のガイド310に類似しているガイド410を表しているが、チップ446は異なっており、より角張った凸状移行部及びより大きなチップ開口452を有する。端縁444,445は、ガイド内に器具またはカテーテルと共動する当接部を与え、端縁44,45に類似している。図10及び図11に示されているように、チップ開口452は、チップ開口52,352よりも大きいが、チップ開口252よりも小さい。チップ開口452は、移行部454及びスロット420と組み合わされて、ガイド410の容易な挿入を可能としている。また、チップ446は、カテーテルの周りにきっちりと適合し、あるいはカテーテルを完全に囲むように設計されていてもよい。
【0038】
図12及び図13に戻り、本発明のさらに他の変形例が示されている。対応するように、適切なところでは、図12及び図13に示されている500番代の参照番号の最後の2桁の数字は、図1〜図11に関連して説明された数字と同一の機能及び/または構造を有する構成要素に関連付けられている。
【0039】
図12及び図13は、タブ526を有し、ガイド10,210,310,410に類似しているガイド510を表しているが、チップ546が異なっている。示されているように、タブ528は、(図2に最もよく示されている)末端30よりも(図13に最もよく示されている)なまらされた外観を有するタブ近端530を備えるように図示されており、それによってガイド10に比べて、組織内にガイド510を保持するための良好な表面が与えられている。さらに、タブ末端532は、末端32に比べて、よりなまらされた、すなわち四角形形状の外観を有する。また、端縁544,545は開口543を有しており、上述した端縁に類似しており、ガイド510内において、器具またはカテーテルと共動する当接部を与える。
【0040】
また、チップ546は、チップ46,246,346,446と異なっている。チップ546は正方形の形状のなまらされた外観を有し、角張った移行部554に加えて、なまらされたチップの末端550を有している。図12及び図13に示されているように、チップの開口552は、チップ開口52よりも大きいが、チップ開口252よりも小さい。実際に、チップ開口552は、チップ開口452とほぼ等しい。チップ開口552は、移行部554及びスロット520と組み合わされて、ガイド10に比べて、ガイドの容易な挿入を可能とする。さらに、チップ546は、カテーテルの周りにきっちりと適合し、あるいはカテーテルを完全に取り囲むように構成されていてもよい。
【0041】
図14及び図15は、本発明のさらに他の変形例を表す。対応して、適切な場合には、図14及び図15に示されている600番代の参照番号の最後の2桁の数字は、図1〜図13に関連して述べられた数字と同一の機能及び/または構造を有する構成要素に関連付けられている。
【0042】
図14及び図15は、タブ626を備えており、上述したガイドに類似しているガイド610を表している。この特定の実施例では、端縁644及び645も、収容された器具もしくはカテーテルの目視的な確認を可能とする。さらに、この実施例では、チップ646が異なっている。示されているように、タブ628は、(図2に最もよく示されている)末端30よりも(図14に最もよく示されている)よりなまらされているが、タブ近端230,330,430,530よりもなまらされていない外観を有するタブ近端630を備えるように示されている。タブ近端630は、組織内においてガイド610を保持するための良好な表面をなお与えるものである。さらに、タブ末端632は、末端32に比べて、よりなまらされておりすなわち四角形状の外観を有する。この特定の実施例では、端縁644,645は、近端616において開口643を形成している。端縁644,645は、ガイド610内に器具またはカテーテルと共動する当接部を与え、これは、器具もしくはカテーテルの収容を目視により確認することを可能とする。
【0043】
また、チップ646は、チップ46,246,346,446及び546と異なっている。チップ446は、丸みを帯びたチップ末端650を有する丸みを帯びた外観を有している。この実施例では、チップ446部分は、シャフト612の外径にほぼ等しい外径を有し、そのため、ガイド610は円筒状の形状を有する。さらに、図14及び図15に示されているように、チップ開口652は、チップ開口52よりも大きいが、チップ開口252よりも小さい。上で議論したように、チップの開口652は、スロット620と組み合わされて、様々な寸法及び形式のカテーテル、器具及び道具に適合する寸法とされている。
【0044】
上述した内容に加えて、ガイド610は、シャフト612内の壁638により形成されている少なくとも1つのノッチ656を有する。1つのノッチ656のみが示されているが、2またはそれ以上のノッチ656が用いられてもよい。所望ならば、用途によってはノッチ656は省略されることもある。ノッチ656は多くの使用方法を有することが予定されている。このような用途には、カテーテルの歩み(増度)の測定、カテーテルを埋め込むのに役立つ他の外科的な器具への取付けもしくは該器具への整合が含まれる。しかしながら、ある好ましい実施例では、ノッチ656は、他の外科的な器具に対するガイド610の位置決めに用いられる。
【0045】
図16〜28をいまや参照して、カテーテル、好ましくは柔軟性を有するカテーテル、あるいは他の装置を埋め込む方法が示される。図16及び図17は、組織に挿入するように寸法付けられている外科用器具アセンブリーを示しており、ここでは、アセンブリーは、カニューラ62及び拡張器64が備えられた套管針60を有しており、該アセンブリーはガイド10に受け入れられている。ガイド10につき言及したが、アセンブリー58についてのこの議論は、上述したガイド210、310、410、510及び610のいずれにも一般的に適用され得る。
【0046】
ガイド10に動作可能に套管針60、具体的にはカニューラ62を接続することにより、使用者がガイドを配置することを補助する。套管針60あるいはカニューラ62が、様々な任意の方法で、ガイド10に動作可能に組み合わされる。図16に示されている実施例では、クリップ72がカニューラのハブ17に対してガイド10を圧縮するように付勢しており、ガイド10をハブ17に固定し、かつ使用者がガイド10を適切に配置することを補助する。ある好ましい実施例では、ハブ17は、クリップ72を受け入れるためのその内部に形成された溝を有する。この溝は、クリップ72の適切な配置及び良好な圧縮された接触を確保する。
【0047】
クリップ72に加えて、ガイド10及びカニューラ62を動作可能に接続するための他の手段が用いられてもよい。例えば、ガイド10は、接着テープ(図示せず)によりカニューラ62に動作可能に接続されてもよく、ここでは、接着テープがガイド10の周りに巻回され、かつカニューラのハブ17に対してガイド10を圧縮するように付勢する。さらに、ガイド10をカニューラ62に除去可能に接着剤が接着するように、ハブ17上に接着剤が設けられてもよい。また、ガイド10は、一時的な加熱接着によりカニューラ62に除去可能に接合されてもよい。
【0048】
ガイド10を含む上記アセンブリー58を用いる方法は、図16〜27を参照することによりより一層理解される。好ましくは、ガイド10は、挿入に先立ち、通常の径よりも若干小さな径となるように「ロール」され、すなわち縮径され、かつ、上述手段のいずれかを用いて、あるいはガイド10をカニューラ62に近密に適合させることにより、套管針60、好ましくはカニューラ62に動作可能に接続され、それによって、チップ46がカニューラ62(図19及び図20に最もよく示されている)に、機械的にロックされる。
【0049】
患者の皮膚が、垂直または水平方向において約3cmの所望の位置に渡って麻酔される。この皮膚が次に、小刀により深く切り裂かれ、それによって導入点73を形成する約2〜3cm長さの一次切開を生み出す。閉じられた止血鉗子が、先端が腹壁の外側筋膜の抵抗に出会うまで、切開部を通して挿入され、そこで、止血鉗子が開かれかつ引き出される。筋膜を麻酔するために、針、好ましくは21ゲージの針が、皮膚に挿入され、筋膜は尾骨の方に針を導く。
【0050】
上記アセンブリー58は套管針60を有しており、套管針60は図16及び図17に示されているように、拡張器64及びカニューラ62からなる。チップ79の反対側に位置されている拡張器64のノブ78が、カニューラ62の外側に完全に露出されるように、これらはパッキング状態が解かれ、拡張器64がカニューラ62内に近密に載置される。アセンブリー58は、拡張器64のノブ78が掌に載置されるように保持され、オペレータの第1の指がチップ46の方を向きつつアセンブリー58の中央に配置される。アセンブリー58が導入部73にある定められた角度で、好ましくは垂直方向から約20度〜約30度の間の角度で、図21に最もよく示されているように、尾骨の方に向かって導入部73内に挿入される。
【0051】
アセンブリー58は、尾骨に向かう方向において、若干のねじれもしくは回転運動を用いつつ、皮膚組織74及び筋膜76を貫通して進む。2個の「ポップス(pops)」を識別すべきである。アセンブリー58の約半分が皮膚を通過し、他方、少なくとも尖らされたチップ79及び46が腹膜に入る。
【0052】
拡張器64が套管針60から取り外され、かつ観察部82及び図18に示されているチップ84からなるスコープ80がカニューラ62内に完全に挿入される。スコープ80及びカニューラ62は、共に完全にロックされていることが重要である。スコープ80の観察部82を通して観察すると、当初は非常に明るい白色であるが、時には赤い血管が観察される。典型的には、チップ84は内臓側の腹膜に接触し、かつ固定的な位置に固定される。アセンブリー58及びスコープ80は、1mmの間隔で引き出される。このとき内臓表面の頭蓋−尾骨方向の掃引運動が観察されるべきであり、これはアセンブリー58が正しい腹膜内部位置にある1つの指標となる。
【0053】
腹膜内のスペースを確認した後、スコープ80及びカニューラ62が若干進められる。スコープ80がカニューラ62から取り外され、かつ予め滅菌されたトレーに置かれ、さらに腹膜の頂部が腹膜内のカニューラ62の端部の上方に位置するように患者がトレンデレンブルグ位に置かれる。1.5リットルまでの空気が注入される。
【0054】
ガス注入の間に、ガイド10とカニューラ62の間で移動する何らかの気泡が観察されることは、カニューラ62の末端のチップ86が内臓に接触してしまっていることを示す。これは、空気がカニューラ62とガイド10との間をバックアップするように作用するように、空気の注入がブロックされていることを示す。カニューラ62を約1〜2mm引き出せば、ガス注入の間カニューラ62にガイドが圧接されるので、この状態が改善される。十分な空気が注入された後、カニューラ62からチューブが取り外される。
【0055】
スコープ80がカニューラ62に再度挿入されかつカニューラ62内にロックされる。スコープ80の先端が内臓側腹膜上に載置されたら、吸気を伴って動いている高度に反射性の表面が観察される。スコープ80は、像を検出する間1mm毎に後退されるべきである。チップ84が空間の端縁に入ると、腸表面及び運動がスコープ80から数cmで観察される。
【0056】
カニューラ62は、カニューラ62のカブ17が皮膚表面に出会うまで、あるいはスコープ80の先端が末端側腹膜面に達するまで進められる。スコープ80は、カニューラ62から取り外され、かつ滅菌されたトレーに戻される。上記アセンブリー58は、ガイド10のタブ28が患者の腸の次に有り、かつスロット20が対向するように、回転される。タブ28は強固にグリップされ、ある好ましい実施例では、手により、あるいはカニューラ62のハブ17から約1〜約2mmの間の点においてタブ28に対して止血鉗子を取り付けることにより強固にグリップされる。このとき、グリップ72、または拘束テープのような他の固定装置は取り外されるべきである。
【0057】
カニューラ62は、カニューラ62からガイド10のチップ46を取り外すために押し上げる間、カニューラ62を前後に緩くねじることにより取り外される。抵抗が存在し、かつチップ46が速やかに解除されない場合には、カニューラ62は再度挿入され、かつガイド10のみが図22に示されているように残存するまで、カニューラ62を上方に引っ張る間、カニューラ62が再度ねじられる。ガイド10及び「穴」すなわち筋組織76内の導入部73の径は、標準的な腹膜透析用カテーテルの挿入には小さすぎ、従って拡張する必要がある。
【0058】
ガイド10が手により、あるいは止血鉗子により固定されている間、ハンドル90及び末端チップ92を有する図23及び図24に示されている小さな拡張器88が、生理食塩水で湿らされている。拡張器88は、ガイド10に挿入され、かつ筋組織76及び腹膜を通過するように緩やかなねじり動きを伴ってゆっくりと進められる。拡張器88の進行は、腸壁を通過し、抵抗が減少するときに停止される。拡張器88は、抵抗が最小となるまで、筋組織76の内外に数回移動される。
【0059】
カテーテル94が埋め込まれる前に、カテーテル94を滅菌された生理食塩水に浸漬しなければならない。空気は線維組織の内側への成長を阻害するので、内部に補足された空気を除去するために、カテーテル94が生理食塩水に浸漬されている間に、カテーテルのカフ部分96が数回圧搾され、かつ回転される。ある好ましい実施例では、カフ部分96は、それぞれ、近端及び末端カフ96,98からなる。滅菌された生理食塩水もまた、シリンジによりカテーテル94を介して注入される。
【0060】
カテーテルのスタイレットを挿入する前に、カテーテル94を配向させることが重要である。不適切に配向されたカテーテルは回転し、折れ曲がり、害を伴う。カテーテル94を配向させるには、患者の腸の上に置いて、その正常な予め定められた位置に平坦にカテーテルを載置する。実際の挿入工程の間、カフ部分96間の細長い部分102を、全工程に渡り同じ相対的な位置に保つことが重要である。カテーテル94が正しく位置決めされていない場合には、カテーテルが回転し、折れ曲がり、弾かれ、移動し、漏洩するおそれがあり、これらの全ては失敗をもたらす。カテーテルのスタイレットが湿らされ、かつ予め浸漬されたカテーテル94に挿入される。このことは、カテーテル94をガイド10を通して挿入するのに十分な硬さを与える。スタイレットは、カテーテルのチップ104の約0.5〜約1cm内に停止される。
【0061】
カテーテル94内の湿らされたスタイレットにより、カテーテル94は、図25及び図26に示されているように、末端から約12〜約15cmにおいて外科医により把持され、かつ図25及び図26に示されているようにガイド10内に強固に挿入される。カテーテル94のチップ104が、ガイド10内にカテーテルが位置していることを確保するために観察される。カテーテル94は、末端カフ100が直筋の前方の鞘に到達するまで、一度に約2〜約3cmだけ一定に進められる。
【0062】
挿入の間、筋組織の拡張径がカテーテル94の径に合致されるが、カフ部分96の径がそれよりも大きいことにより、カテーテル94が停止される。ある状況では、カテーテル94の最終的な位置は、カテーテル94を約1cm進め続けることにより達成されることができ、そのためカフ部分94が拡張し、筋肉内における最終的な位置に到達する。しかしながら、カフ部分94の深さ及び位置は、制御することが困難な場合がある。
【0063】
カテーテル94の最大の安定性を図るために、末端のカフ100は、直筋内に配置されるべきである(図27)。直筋内における末端のカフ100の位置決めのためのある固定方法は、カフインプランターを用いることである。カテーテルのスタイレットが、ガイド10の内側に位置しているカテーテル94内に残っている。このインプランターは、末端及び近端カフ100,98間にカテーテル94を係合し、インプランターの導入端縁が末端カフ100に接触するまで、ガイド10の内側のカテーテル94にスライドされる。このインプランターは、約1cm注意深く進められ、直筋にカフ100が入る前にカフ100を押圧する。好ましくは、インプランターのフィンガー部が、インプランター、従ってカフ100自身が直筋を貫くことを防止する。末端のカフ100が適切に位置決めされると、インプランターは図27に示されているように取り外される。
【0064】
この位置では、線維芽細胞が末端のカフ100内において急速に成長する。カテーテル94がカフ100により直筋内に据え付けられると、カテーテル周縁の漏れのおそれ、カテーテル周縁のヘルニア、カテーテルの押し出されのおそれが非常に小さくなる。
【0065】
筋肉内への末端カフ100の他の位置決め方法は、第2の止血鉗子を用い、チップを開き、かつカフ100に対してガイド10内においてチップをスライドさせる方法である。末端のカフ100は、適切に位置決めされるまで、筋肉内において約1cm強固にかつ緩やかに進められる。
【0066】
スタイレットがカテーテル94内になお存在し、かつ末端カフ100を取り外さないようにカテーテル94を固定的に保持することにより、外科医は、好ましくは手により、しかしながら止血鉗子を用いてもよいが、ガイド10を取り外すために、タブ28を引き上げる。タブ28が凹凸を有する少なくとも1つの表面または表面部分を有するので、確実なグリップが確保される。ガイド10内のスロット20は、カテーテル94や末端カフ100の取り外しを引き起こすことなく、カテーテル94や末端カフ100の周りにガイド10をスライドさせることを可能とする。カテーテルのスタイレットはいまや取り外され得る。指が、筋組織内に深いカフが存在していることを確認するために、一時切開部を通して挿入される。
【0067】
本発明のある特定の実施例が示されかつ説明されたが、最も広い局面にありかつ以下の請求の範囲に記載されている本発明から逸脱することなく、当業者であれば、変形や修正を上記実施例に加え得ることを理解するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による外科用器具ガイドの平面図。
【図2】
図1の外科用器具ガイドの側面図。
【図3】
図1の外科用器具ガイドの断面図。
【図4】
図2の外科用器具ガイドの断面図。
【図5】
図1の5−5線にほぼ沿った外科用器具ガイドの断面図。
【図6】
図1の外科用器具ガイドの第1の変形例の側面図。
【図7】
図6の外科用器具ガイドの平面図。
【図8】
図1の外科用器具ガイドの第2の変形例の平面図。
【図9】
図8の第2の変形例の外科用器具ガイドの側面図。
【図10】
図1の外科用器具ガイドの第3の変形例の平面図。
【図11】
図10の第3の変形例の外科用器具ガイドの側面図。
【図12】
図1の外科用器具ガイドの第4の変形例の平面図。
【図13】
図12の第4の変形例の外科用器具ガイドの側面図。
【図14】
図1の外科用器具ガイドの第5の変形例の側面図。
【図15】
図14の第4の変形例の外科用器具ガイドの平面図。
【図16】
トロカー(套管針)を含む本発明に従って構成された外科用器具アセンブリーの斜視図。
【図17】
栓子がカニューラから除去されているガイド及び套管針(トロカー)を表す図16のアセンブリーの切欠図。
【図18】
カニューラと共に用いられるスコープを示す斜視図。
【図19】
先端がチャンバー側に回転されているガイドの先端の拡大された部分図。
【図20】
ガイドの先端の拡大斜視図であり、先端が套管針により固定されている状態を示す図。
【図21】
患者に用いられている図16のアセンブリーの略図的な図。
【図22】
患者に埋め込まれたガイドを示す模式図。
【図23】
ガイドと共に用いられている拡張器を示す模式図。
【図24】
図23のガイド及び拡張器の拡大部分図。
【図25】
図16のガイドを通して挿入された柔軟性を有するカテーテルの模式図。
【図26】
図25の柔軟性を有するカテーテル及びガイドの拡大された部分図。
【図27】
図25及び図26の柔軟性を有するカテーテルが最終的に埋め込まれた位置を示す模式図。

Claims (53)

  1. 組織内に挿入されかつ組織に対する適合性を有する外科用器具ガイドであって、
    柔軟性を有する材料からなり、かつ予め定められた形状に復帰する記憶を備えた中空シャフトを備え、該シャフトが、変化し得る内径を有する中心流路を形成しておりかつアクセス用開口において終了しており、
    前記アクセス開口に対向しているチップと、
    前記シャフトに一体化されており、かつ前記アクセス用開口に隣接して配置されており、少なくとも一部が凹凸を有するように個性されている細長いタブ部材とをさらに備える、外科用器具ガイド。
  2. 前記流路が、前記シャフトの全長さに渡り軸方向に延びている、請求項1に記載のガイド。
  3. 前記シャフトが、前記組織へ外科用器具を導入するためのものである、請求項1に記載のガイド。
  4. 前記シャフトが、異なる寸法の器具に対応している、請求項3に記載のガイド。
  5. 前記細長いタブ部材が、前記シャフトの外周とほぼ等しい幅を有する、請求項1に記載のガイド。
  6. 前記細長いタブ部材が、前記シャフトの外周よりも小さい幅を有する、請求項1に記載のガイド。
  7. 前記細長いタブ部材が、前記シャフトに対してほぼ平坦な関係にある、請求項6に記載のガイド。
  8. 前記細長いタブ部材が、ほぼ矩形の形状を有する、請求項1に記載のガイド。
  9. 前記細長いタブ部材が、実質的に角張った形状である、請求項1に記載のガイド。
  10. 前記細長いタブ部材が、少なくとも1つの凹凸を有する面を有する、請求項1に記載のガイド。
  11. 前記細長いタブ部材が、少なくとも1つの平滑な面を有する、請求項10に記載のガイド。
  12. 前記チップが、前記中心流路に連通されている、請求項1に記載のガイド。
  13. 前記チップが、前記シャフトの外径にほぼ等しい外径を有する、請求項12に記載のガイド。
  14. 前記チップが、前記シャフトの外径よりも小さい外径を有する、請求項12に記載のガイド。
  15. 前記チップが尖っている形状を有する、請求項1に記載のガイド。
  16. 前記チップがなまった形状を有する、請求項1に記載のガイド。
  17. 前記チップが丸みを帯びている、請求項1に記載のガイド。
  18. 前記シャフトが、前記シャフトの全長に渡りほぼ同じである外径を有する、請求項1に記載のガイド。
  19. 前記シャフトが、ほぼ円筒状の形状である、請求項18に記載のガイド。
  20. 前記シャフトが、前記シャフトの長さ方向において変化している外径を有する請求項1に記載のガイド。
  21. 前記シャフトがほぼ円錐状の形状を有する、請求項19に記載のガイド。
  22. 前記シャフトが円錐台である、請求項21に記載のガイド。
  23. 前記シャフトが、その内部に形成れた少なくとも1つのノッチを有し、それによって、前記ノッチが他の外科用器具に対してガイドを位置決めする、請求項1に記載のガイド。
  24. 組織に挿入されるように寸法が構成されており、かつ組織適合性を有する外科用器具ガイドであって、
    予め定められた形状に復帰する記憶を備えた柔軟性を有する材料からなる中空シャフトを備え、前記シャフトが、末端と近端とを有し、かつ内径が変化され得る中心流路を形成しており、前記近端におけるアクセス用開口において終了しており、
    前記近端から延びている少なくとも1つの凹凸が設けられた表面を有し、かつ前記近端に一体化されておりかつ前記アクセス用開口に隣接している、細長いタブ部材と、
    前記末端から延びており、かつ前記末端に一体化されており、前記中心流路に連通されているチップとをさらに備える、外科用器具ガイド。
  25. 前記タブ部材が、前記シャフトの外径よりも小さな幅を有する、請求項24に記載のガイド。
  26. 前記タブ部材が、前記シャフトに対してほぼ平坦である、請求項25に記載のガイド。
  27. 前記タブ部材が、ほぼ矩形の形状である、請求項25に記載のガイド。
  28. 前記タブ部材が、少なくとも1つの平滑な面を有する、請求項25に記載のガイド。
  29. 前記チップが、前記シャフトの外径とほぼ等しい外径を有し、それによって、前記チップ及び前記シャフトがほぼ円筒の形状である、請求項25に記載のガイド。
  30. 前記チップが、前記シャフトの外径よりも小さな外径を有する、請求項25に記載のガイド。
  31. 前記チップが尖らされている、請求項30に記載のガイド。
  32. 前記シャフトの外径が、前記シャフトの全長さに渡りほぼ同じであり、それによって前記シャフトがほぼ円筒の形状である、請求項30に記載のガイド。
  33. 前記シャフトの外径が、前記シャフトの長さに渡って変化しており、それによって前記シャフトがほぼ円錐形状である、請求項30に記載のガイド。
  34. 前記シャフトが、その内部に形成された少なくとも1つのノッチを有し、それによって、前記ノッチが、前記ガイドにより受け入れられた外科用器具に対して該ガイドを位置決めする、請求項30に記載のガイド。
  35. 套管針を有し、かつ組織への挿入のための寸法を有し、さらに組織適合性を有する外科用器具アセンブリーであって、
    套管針を取り囲む中空ガイドを備え、前記ガイドが、シャフト部分を有し、かつ予め定められた形状に復帰する記憶を備えた柔軟性を有する材料からなり、前記シャフトが、変化され得る内径を有する中心流路を形成しており、かつアクセス用開口において終了しており、近端から延びておりかつ近端に一体化されており、かつ前記アクセス用開口に隣接している細長い部分をさらに備え、前記細長い部分が、少なくとも1つの凹凸が付与された表面を有し、かつハンドルとして作用し、
    シャフトの末端から延びかつ該末端に一体化されており、前記中心流路に連通されているチップ部分をさらに備える、外科用器具アセンブリー。
  36. 前記ガイドが、前記シャフト部分の近端領域においてクリップにより前記套管針に動作可能に連結されており、それによって前記クリップが前記ガイドを前記套管針に対して圧縮的に付勢している、請求項35に記載のアセンブリー。
  37. 前記シャフト部分の前記近端が、さらに、前記クリップを受け入れるためにその内部に形成された溝を有する、請求項36に記載のアセンブリー。
  38. 前記ガイドが、前記シャフト部分の前記近端に近接している接着テープにより前記カニューラに動作可能に連結されており、それによって、前記接着テープが前記ガイドの周りを巻回しており、かつ前記カニューラに前記ガイドを圧縮的に接触させている、請求項35に記載のアセンブリー。
  39. 前記ガイドが、前記近端近傍の前記ガイドの内面に形成された接着剤により前記カニューラに動作可能に連結されており、それによって前記接着剤が、前記ガイドを前記カニューラに除去可能に接合している、請求項35に記載のアセンブリー。
  40. 前記ガイドが、加熱接合により前記カニューラに前記ガイドを除去可能に連結していることにより前記カニューラに動作可能に連結されている、請求項35に記載のアセンブリー。
  41. 前記細長い部分が、前記シャフト部分に一体化されたタブを備える、請求項35に記載のアセンブリー。
  42. 前記タブが、前記シャフト部分の外周よりも小さな幅を有する、請求項41に記載のアセンブリー。
  43. 前記タブが、前記シャフトに対してほぼ平坦である、請求項41に記載のアセンブリー。
  44. 前記タブが、ほぼ矩形形状である、請求項42に記載のアセンブリー。
  45. 前記チップ部分が、前記シャフト部分の外径にほぼ等しい外径を有する、請求項41に記載のアセンブリー。
  46. 前記チップ部分が、前記シャフトの外径よりも小さな外径を有する、請求項41に記載のアセンブリー。
  47. 前記チップが尖っている、請求項46に記載のアセンブリー。
  48. 前記チップ部分がなまった形状である、請求項46に記載のアセンブリー。
  49. 前記チップが丸みを帯びている、請求項46に記載のアセンブリー。
  50. 前記シャフト部分が、前記シャフトの全長に渡りほぼ同じ外径を有する、請求項46に記載のアセンブリー。
  51. 前記シャフト部分がほぼ円筒状の形状である、請求項50に記載のアセンブリー。
  52. 前記シャフトが、該シャフトの長さに渡って変化する外径を有する請求項46に記載のアセンブリー。
  53. 前記シャフト部分が、ほぼ円錐形状である、請求項52に記載のアセンブリー。
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