JP2004364479A - インバータ装置 - Google Patents

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Seiji Sakuma
清二 佐久間
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Abstract

【課題】高周波電力の供給を受ける誘導性負荷70の無効電力を軽減し、回路損失を緩和する。
【解決手段】直流電源10を備える。前記直流電源10の両端に接続される順直列一対の主スイッチング素子51・52を含む回路を備える。前記各主スイッチング素子51・52と逆並列に接続される各フライホイールダイオード41・42を備える。前記主スイッチング素子51・52の交点に一端が接続される誘導性負荷70を備える。前記主スイッチング素子51・52およびフライホイールダイオード41・42を含み前記直流電源10から給電を受け前記誘導性負荷70へ高周波電力を供給するインバータ回路を具備する。
順直列一対の補助スイッチング素子61・62を備える。前記各補助スイッチング素子61・62をそれらのオン時に前記誘導性負荷70が短絡されるように接続しる。前記補助スイッチング素子61・62を対応する前記主スイッチング素子51・52のターンオフ時にターンオンしかつ前記誘導性負荷70の電磁エネルギーの減少を待ってターンオフするように制御する制御回路30を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は直流電源から給電を受け、誘導性負荷へ高周波電力を供給するインバータ回路を具備するインバータ装置に関するものである。ここにいうインバータ装置はインバータ回路を含み、直流電源・誘導性負荷を含む。
【0002】
【従来の技術】
図3はごく普通のハーフブリッジ形のインバータ装置である。図2装置は直流電源10を備える。前記直流電源10の両端に接続される順直列一対の主スイッチング素子51・52を含む回路を備える。前記各主スイッチング素子51・52と逆並列に接続される各フライホイールダイオード41・42を備える。前記主スイッチング素子51・52の交点に一端が接続される誘導性負荷70を備える。前記主スイッチング素子51・52およびフライホイールダイオード41・42を含み前記直流電源10から給電を受け前記誘導性負荷70へ高周波電力を供給するインバータ回路を具備する。30は前記各主スイッチング素子51・52を制御する制御回路である。制御回路30はタイマー回路であり、また所要の制御電流を供給するドライブ回路である。これにより、図3に図示した▲1▼▲3▼▲4▼▲6▼▲1▼…の8の字の順でターンオンがなされ、インバータ動作が生ずる。
【0003】
19は直流電源10に付属する平滑用のコンデンサである。81・82はブリッジ構成の二辺を形成するアーム用のコンデンサである。コンデンサ19・81・82のうちのいずれかひとつは省略可能である。図3のその他の細かな説明は割愛するが、それらの部品符号は後に説明する図1のそれと同等・同効である。
前記誘導性負荷70は誘導性無効電力を取る。直流電源10から供給された電力の一部(無効電力相当分)は誘導性負荷70内で消費されず、その後に直流電源10へ帰還し、無効電力となる。無効電力相当分を受取り、その後に無効電力として帰還する動作となる。無効電力といえども回路損失の原因になるので、この意味では有害である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、高周波電力の供給を受ける誘導性負荷の無効電力を軽減し、回路損失を緩和することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、順直列一対の補助スイッチング素子を備える。前記各補助スイッチング素子をそれらのオン時に前記誘導性負荷が短絡されるように接続する。前記補助スイッチング素子を対応する前記主スイッチング素子のターンオフ時にターンオンしかつ前記誘導性負荷の電磁エネルギーの減少を待ってターンオフするように制御する制御回路を備える。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1・図2を用いて説明する。図1の本発明に係るインバータ装置は直流電源10を備える。前記直流電源10の両端に接続される順直列一対の主スイッチング素子51・52を含む回路を備える。前記各主スイッチング素子51・52と逆並列に接続される各フライホイールダイオード41・42を備える。前記主スイッチング素子51・52の交点に一端が接続される誘導性負荷70を備える。前記主スイッチング素子51・52およびフライホイールダイオード41・42を含み前記直流電源10から給電を受け前記誘導性負荷70へ高周波電力を供給するインバータ回路を具備する。
順直列一対の補助スイッチング素子61・62を備える。前記各補助スイッチング素子61・62をそれらのオン時に前記誘導性負荷70が短絡されるように接続する。前記補助スイッチング素子61・62を対応する前記主スイッチング素子51・52のターンオフ時にターンオンしかつ前記誘導性負荷70の電磁エネルギーの減少を待ってターンオフするように制御する制御回路30を備える。
図1の制御回路30は主スイッチング素子51・52を制御し、かつ補助スイッチング素子61・62を制御する制御回路である。制御回路30の出力は主スイッチング素子51・52および補助スイッチング素子61・62のゲート(ベース端子)へ供給される。
説明を補足する。直流電源10は交流電源11、整流用ダイオード12〜15、整流出力を平滑するコンデンサ19を備える。主スイッチング素子51・52はトランジスタである。フライホイールダイオード41・42はトランジスタ(FET)に付属する寄生ダイオードでもよい。誘導性負荷70は蛍光ランプ71と該蛍光ランプ71に直列のバラスト用インダクタ72と該蛍光ランプ71に並列の予熱用コンデンサ73を含む放電灯点灯回路であり、全体特性は誘導性インピーダンスである。補助スイッチング素子61・62はトランジスタである。記号▲1▼〜▲6▼はターンオンの順番を示す。▲1▼▲2▼▲3▼▲4▼▲5▼▲6▼▲1▼▲2▼の順である。全体としては8字形を呈する。補助スイッチング素子61は誘導性負荷70を右向きに短絡し、補助スイッチング素子62は誘導性負荷70を左向きに短絡する。誘導性負荷70に右向きの負荷電流I70(正電流)が形成されているときに補助スイッチング素子61がターンオンすると、誘導性負荷70中のバラスト用インダクタ72に蓄積されていた電磁エネルギーが減少する。減少分の電磁エネルギーは主として蛍光ランプ71によって消費される。誘導性負荷70に左向きの負荷電流I70(負電流)が形成されているときに補助スイッチング素子62がターンオンすると、誘導性負荷70中のバラスト用インダクタ72に蓄積されていた電磁エネルギーが減少する。減少分の電磁エネルギーは主として蛍光ランプ71によって消費される。
図2は負荷電流I70との関連でみた動作説明図である。負荷電流I70の波形は増減傾向のみを正確に表示し、増減の程度は無視している。以下、▲1▼▲2▼▲3▼▲4▼▲5▼▲6▼の各期間の動作を説明する。
▲1▼期間
主スイッチング素子51のオン期間である。19→51→70→82→19の閉回路に右向き(正極性)の負荷電流I70が流れる。直流電源10からの給電期間である。誘導性負荷70(より正確にはその中のバラスト用インダクタ72)に電磁エネルギーが蓄積される。主スイッチング素子51のターンオフに備えて、補助スイッチング素子61にオン制御を与える。しかし、補助スイッチング素子61に逆電圧が印加するために、実際にはまだターンオンはしない。主スイッチング素子51がターンオフすると、▲1▼期間が終了する。
▲2▼期間
補助スイッチング素子61のオン期間である。72→71→61→72の閉回路に右向き(正極性)の負荷電流I70が流れる。バラスト用インダクタ72は電磁エネルギーを放出する。▲2▼期間は主スイッチング素子51のターンオフによりスタートする。主スイッチング素子51がターンオフすると、誘導性負荷70電圧が反転し、すでにオン制御がなされた補助スイッチング素子61に対して順電圧が印加するためである。▲2▼期間は補助スイッチング素子61がターンオフするまで続く。
▲3▼期間
72→71→81→19→42→72の閉回路に右向き(正極性)の負荷電流I70が流れる。バラスト用インダクタ72は電磁エネルギーをさらに放出する。電磁エネルギーの一部は直流電源10側のコンデンサ19へ帰還し、無効電力を形成する。▲3▼期間はバラスト用インダクタ72の電磁エネルギーが空になるまで続く。それに先立ち、主スイッチング素子52にオン制御を与える。右向き(正極性)の負荷電流I70が途絶えると、主スイッチング素子52に順電圧が形成され、次の▲4▼期間に移行する。
▲4▼期間
主スイッチング素子52のオン期間である。19→81→70→52→19の閉回路に左向き(負極性)の負荷電流I70が流れる。直流電源10からの給電期間である。誘導性負荷70(より正確にはその中のバラスト用インダクタ72)に電磁エネルギーが蓄積される。主スイッチング素子52のターンオフに備えて、補助スイッチング素子62にオン制御を与える。しかし、補助スイッチング素子62に逆電圧が印加するために、実際にはまだターンオンはしない。主スイッチング素子52がターンオフすると、▲4▼期間が終了する。
▲5▼期間
補助スイッチング素子62のオン期間である。71→72→62→71の閉回路に左向き(負極性)の負荷電流I70が流れる。バラスト用インダクタ72は電磁エネルギーを放出する。▲5▼期間は主スイッチング素子52のターンオフによりスタートする。主スイッチング素子52がターンオフすると、誘導性負荷70電圧が反転し、すでにオン制御がなされた補助スイッチング素子62に対して順電圧が印加するためである。▲5▼期間は補助スイッチング素子61がターンオフするまで続く。
▲6▼期間
71→72→41→19→82→71の閉回路に左向き(負極性)の負荷電流I70が流れる。バラスト用インダクタ72は電磁エネルギーをさらに放出する。電磁エネルギーの一部は直流電源10側のコンデンサ19へ帰還し、無効電力を形成する。▲6▼期間はバラスト用インダクタ72の電磁エネルギーが空になるまで続く。それに先立ち、主スイッチング素子51にオン制御を与える。左向き(負極性)の負荷電流I70が途絶えると、主スイッチング素子51に順電圧が形成され、前に戻って次の▲1▼期間に移行する。
以上で一通りの動作説明は終了である。期間▲3▼(▲6▼)にフライホイールダイオード42(41)を経由してなされる無効電力は形成される。しかし、その前の期間▲2▼(▲5▼)において、誘導性負荷70の電磁エネルギーを予め軽減させるので、その分だけ無効電力が軽減し、回路損失が軽減する。誘導性負荷70の電磁エネルギーをフライホイールダイオード41・42を介して無効電力として帰還させる仕組みは一般的である。そうしないと、負荷電流I70遮断にともない、過大電圧が形成させるためである。本発明の着想はそれに先立ち、誘導性負荷70を右向きあるいは左向きに短絡して、電磁エネルギーを軽減させ、無効電力を減らすことである。
期間▲2▼(▲5▼)を適宜に長くしてその間に誘導性負荷70に蓄積されていた電磁エネルギーをゼロに落とすことも可能ではあるが、その場合は期間▲3▼(▲6▼)が消失する。そうなると、期間▲2▼▲4▼(▲5▼▲6▼)が隣接し、補助スイッチング素子61・主スイッチング素子52(補助スイッチング素子62・主スイッチング素子51)が同時に導通する不安がある。一対の補助スイッチング素子61・62を単一の交流特性の図外の補助スイッチング素子に置換することも考えられる。しかし、この場合も当該補助スイッチング素子が主スイッチング素子51あるいは52と同時に導通する不安がある。
図1の変形余地について補足する。コンデンサ19・81・82のうちのいずれかひとつは省略可能である。平滑用のコンデンサ19を省略する場合は残りのコンデンサ81・82の容量を適宜に高め、それらに平滑の機能を持たせる。この場合のアーム用のコンデンサ81・82は直流電源10の機能を兼ねる。図1はコンデンサ81・82を加えてブリッジを形成するハーフブリッジ形である。それらの各コンデンサ81・82を51・41あるいは52・42と同様なスイッチング形装置に置換したフルブリッジ形のインバータ構成としてよく、それでも本発明実施上は全く同効である
【0007】
【発明の効果】
本発明は、順直列一対の補助スイッチング素子を加え、前記各補助スイッチング素子をそれらのオン時に誘導性負荷が短絡されるように接続し、前記補助スイッチング素子を対応する主スイッチング素子のターンオフ時にターンオンしかつ前記誘導性負荷の電磁エネルギーの減少を待ってターンオフするように制御する制御回路を備えたことを主たる特徴事項とするものである。これによれば、直流電源とインバータ回路ないしは誘導性負荷間を移動する無効電力が軽減し、回路無効電力による回路損失を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発装置の回路図である。
【図2】その動作説明図である。
【図3】従来装置の回路図である。
【符号の説明】
10:直流電源
30:制御回路
41・42:フライホイールダイオード
51・52:主スイッチング素子
61・62:補助スイッチング素子
70:誘導性負荷

Claims (1)

  1. 直流電源を備え、前記直流電源の両端に接続される順直列一対の主スイッチング素子を含む回路を備え、前記各主スイッチング素子と逆並列に接続される各フライホイールダイオードを備え、前記主スイッチング素子の交点に一端が接続される誘導性負荷を備え、前記主スイッチング素子およびフライホイールダイオードを含み前記直流電源から給電を受け前記誘導性負荷へ高周波電力を供給するインバータ回路を具備し、
    順直列一対の補助スイッチング素子を備え、前記各補助スイッチング素子をそれらのオン時に前記誘導性負荷が短絡されるように接続し、前記補助スイッチング素子を対応する前記主スイッチング素子のターンオフ時にターンオンしかつ前記誘導性負荷の電磁エネルギーの減少を待ってターンオフするように制御する制御回路を備えたことを特徴とするインバータ装置。
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