JP2004363817A - 触覚情報伝達システム、立体情報伝送装置、触覚情報造形装置、および触覚情報伝達方法 - Google Patents

触覚情報伝達システム、立体情報伝送装置、触覚情報造形装置、および触覚情報伝達方法 Download PDF

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百合子 鈴木
Tadahiro Sakai
忠裕 坂井
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

【課題】例えば視覚障害者が番組中に放送された立体形状を再現した立体像に直接触れて触覚としてその立体を感じることにより、立体の特徴を容易に知ることができる触覚情報伝達システムを提供する。
【解決手段】立体を表す3次元データを生成し、該3次元データを伝送路に送信する立体情報伝送装置1と、伝送路から立体を表す3次元データを取得し、立体に触覚が近似する立体像を造形する触覚情報造形装置2とを備え、所定の送信場所に設置された立体情報伝送装置1で生成された3次元データを、所定の受信場所に設置された触覚情報造形装置2に伝送し、受信場所に3次元データに基づく立体像を造形する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ放送やインターネットに、放送番組で用いられる立体の形状や硬さなどの立体情報を配信し、その立体情報を触覚情報として受信場所に伝達する触覚情報伝達システム、立体情報伝送装置、触覚情報造形装置、および触覚情報伝達方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、触覚に係る情報の伝達については、例えばPHANTOM(センサブルテクノロジー社製)のように、仮想的な立体形状やテクスチャーなどを指で触れて感じることにより触覚情報の伝達を可能にしたものがある。このPHANTOMは、コンピュータ上で作成された立体の空間的な情報を、機械的な反力として触覚受容器にフィードバックすることにより仮想的な立体感を再現するものである。
【0003】
近年、3次元CADに入力された形状データを活用し、積層造形法により粉体、樹脂、板、紙などからなる薄い膜状のものを一層ずつ積層して立体オブジェクトを生成する立体造型装置があり、紫外線により硬化する樹脂を用いた積層造形法は光造型法と呼ばれている。(非特許文献1参照)。
【0004】
現在、種々の造形原理に基づいた立体造型装置が製品化されているが、積層造形法は、立体造形物を扱う分野、特に製品開発や医療分野で利用され、産業界においては、意匠性の高い工業製品を実現するための、実物形状での試作を行うときに使われている。
【0005】
一方、放送分野においては情報受容における視聴覚の優位性から、触覚に関する情報伝達技術はほとんど考慮されておらず、立体を触覚で受容できるシステムは未だ存在せず、立体に直接触れるような情報伝達システムも未だ構築されていない。
【0006】
現在の放送は、視聴覚を媒体として情報を伝送しているので、視覚に障害をもつ人に対しては、図形情報や映像情報は、音声を介してのみ伝達することができる。
【0007】
しかしながら、美術品や分子モデル、地形などの立体情報を音声だけで伝達するには限界がある。さらに、盲ろう者は、触覚だけが唯一の情報取得手段であるが、現状では形状などを触覚情報として伝達することができない。
【0008】
一方、上述した立体造型装置は、主に金型作成用として用いられ、放送や通信における触覚情報提示手段としては考慮されておらず、例えば硬さが異なるオブジェクトを比較的短時間で作成できるような構造にはなっていない。また、粉末を用いるインクジェット式の立体造型装置は、色を変化させることはできるが、硬さに応じて材料を変更できる構成にはなっていない。
【0009】
光造型法としては、例えば、液状硬化性組成物に放射ビームを照射して薄い層を光硬化し、順次積層して3次元剛性物体を製作する装置において、放射ビームを薄い層内で移動させる際に、ビームの移動速度が遅くなると露光レベルが高くなり、光硬化深度が増加して、3次元剛性物体の厚みがばらつくという問題を、放射ビームのパルス間隔もしくはパルス幅を制御することにより、露光レベルを一定にするものなどがある(例えば、特許文献1参照)。
【0010】
また、粉体積層法としては、例えば、3次元物体の断面に対応する薄片を粉体で構成し、その薄片を造形物支持部材側に転写定着して3次元物体を造形する立体造形方法において、高さ方向の変化の具合により積層する厚みを厚くすることや、薄片の厚さに分布を持たせて中断なしに厚さ方向の補正ができるようにして、形状の補正が容易で、かつ精度よく短時間に3次元物体を造形できるようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0011】
またこれらとは別に、例えばPHANTOMなどの触覚提示装置は、仮想的な空間や平面上の位置に触知することはできるが、あくまで仮想的なオブジェクトに触れるだけであり、実際の形状とは感覚が異なっている。また、グローブやケーブルなどの制約なしに触ることができないという問題がある。
【0012】
【特許文献1】
特開2003−94527号公報(段落番号0003〜段落番号0016、図1)
【0013】
【特許文献2】
特開2003−48253号公報(段落番号0008〜段落番号0048、図1、図2)
【0014】
【非特許文献1】
電子通信学会論文誌(1981、J64・C、No4、p237〜p241、H.Kodama“Automatic Method for Fabricating a Three・dimensional Plastic Model with Photo・hardening Polymer”)
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情に鑑み、立体情報を触覚情報に変換し、その触覚情報を放送およびインターネットを介して所定の受信場所に伝送することにより、受信場所に立体オブジェクトが生成されるシステムを構築し、例えば視覚障害者が番組中に放送された立体形状を再現した立体像に直接触れて触覚としてその立体を感じ、立体の特徴を容易に知ることができる触覚情報伝達システム、触覚情報伝達システムに用いる立体情報伝送装置および触覚情報造形装置、ならびに触覚情報伝達方法を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する本発明の触覚情報伝達システムは、立体を表す3次元データを生成し、該3次元データを伝送路に送信する立体情報伝送装置と、
伝送路から立体を表す3次元データを取得し、該立体に触覚が近似する立体像を造形する触覚情報造形装置と、を備え、
所定の送信場所に設置された上記立体情報伝送装置で生成された上記3次元データを、所定の受信場所に設置された上記触覚情報造形装置に伝送し、該受信場所に該3次元データに基づく立体像を造形することを特徴とする。
【0017】
このように、送信場所で生成した3次元データを伝送し、受信場所でその3次元データに基づく立体像を造形することにより、放送番組中に放送された立体形状を再現した立体像に直接触れて触覚としてその立体を感じることにより、立体の特徴を容易に知ることができる。
【0018】
ここで、立体情報伝送装置は、立体を表す3次元データを生成する立体オブジェクトデータ生成部と、該立体オブジェクトデータ生成部により生成された上記3次元データに所定のアドレスを付して上記伝送路に送信する送信部とを有し、上記触覚情報造形装置は、上記伝送路にアクセスして上記3次元データを取得する受信部と、該受信部により受信された該3次元データに基づいて、上記立体像を造形する立体オブジェクト生成部とを有することが好ましい。
【0019】
このように、送信部と受信部とを備え、送信部から3次元データを伝送路に送信し、受信部でその伝送路にアクセスして3次元データを受信することにより、受信側で立体像を造形することができる。
【0020】
また、上記伝送路は、放送網から送信される放送波であって、上記送信部は、上記3次元データを所定の言語で記述されたデータに変換し、変換されたデータを該放送波に送信することが好ましく、上記伝送路は、ネットワークを形成する電気通信回線であって、上記送信部は、上記3次元データを所定の言語で記述されたデータに変換し、変換されたデータを該電気通信回線に送信することも好ましい。
【0021】
さらに、上記伝送路は、放送網から送信される放送波およびネットワークを形成する電気通信回線であって、
上記送信部は、上記3次元データを所定の言語で記述されたデータに変換し、変換されたデータを該放送波および該電気通信回線それぞれに、又は該放送波および該電気通信回線双方を併用して送信することも好ましい態様である。
【0022】
このように、3次元データを伝送する伝送路としては、伝送される3次元データの容量や伝送速度に応じて、放送網から送信される放送波であっても、ネットワークを形成する電気通信回線であってもよく、さらにそれらを併用しても、それぞれを独立に使用してもよい。
【0023】
また、上記受信部は、上記放送波から上記3次元データを受信する放送波受信部と上記電気通信回線から該3次元データを受信する回線受信部とを有し、
上記立体オブジェクト生成部は、上記放送波受信部および上記回線受信部それぞれにより受信された上記3次元データ、又は上記放送波受信部および上記回線受信部双方により受信された上記3次元データに基づいて、上記立体像を造形することが好ましい。
【0024】
このように、放送波、電気通信回線いずれの伝送路にもアクセスできるようにすることにより、立体情報伝送装置から3次元データが伝送されるさまざまな態様に対応することができる。
【0025】
また、上記触覚情報造形装置は、上記受信部により受信された上記3次元データを、上記立体オブジェクト生成部で上記立体像を造形するのに適合したデータに変換する立体オブジェクトデータ再生部を備えたことが好ましい。
【0026】
このような立体オブジェクトデータ再生部を備えることにより、既存の立体造形装置を活用できる。
【0027】
また、上記立体オブジェクトデータ生成部は、上記立体の形状と該立体の表面の硬さとを検出することにより上記3次元データを生成するものであって、
上記立体オブジェクト生成部は、上記立体像を造形する、硬さの異なる複数の素材を備え、上記3次元データの、上記硬さを表す情報に近似する硬さの素材を、該複数の素材の中から選択することも好ましい態様である。
【0028】
このように、硬さの異なる複数の素材を用いて立体像を造形すれば、より近似した触感をえることができる。
【0029】
上記の目的を達成する本発明の立体情報伝送装置は、立体を表す3次元データを生成する立体オブジェクトデータ生成部と、該立体オブジェクトデータ生成部により生成された該3次元データに所定のアドレスを付して伝送路に送信する送信部とを備え、生成された上記3次元データを、所定の受信場所に伝送することにより、該3次元データに基づく立体像を造形することを特徴とする。
【0030】
このように、3次元データを生成し、受信場所に伝送することができるので、立体情報伝送装置として用いることができる。
【0031】
また、上記送信部は、上記3次元データを所定の言語で記述されたデータに変換し、変換されたデータを上記伝送路に送信することが好ましい。
【0032】
このように、3次元データが所定の言語で記述されていれば、さまざまな伝送路に伝送できる。
【0033】
さらに、上記立体オブジェクトデータ生成部は、上記立体の形状と該立体の表面の硬さとを検出して上記3次元データを生成することが好ましい。
【0034】
このように、3次元データに、形状と硬さの情報が含まれていれば立体像を造形したときの再現性がよい。
【0035】
上記の目的を達成する本発明の触覚情報受信装置は、伝送路にアクセスして立体を表す3次元データを取得する受信部と、該受信部により受信された該3次元データに基づいて、該立体に触覚が近似する立体像を造形する立体オブジェクト生成部とを備え、
所定の送信場所から伝送された上記3次元データに基づく立体像を造形することを特徴とする。
【0036】
このように、3次元データを受信し、受信された3次元データに基づいて、立体像を造形するので、立体情報伝送装置として用いることができる。
【0037】
また、上記3次元データは、立体の表面の硬さを表す情報を含むものであって、
上記立体オブジェクト生成部は、上記立体像を造形する、硬さの異なる複数の素材を備え、上記3次元データの、上記硬さを表す情報に近似する硬さの素材を、該複数の素材の中から選択することが好ましい。
【0038】
このように、3次元データの、硬さを表す情報に近似する硬さの素材を用いることにより、再現性のよい立体像を造形することができる。
【0039】
上記の目的を達成する本発明の触覚情報伝達方法は、立体を表す3次元データを生成し、該3次元データを伝送路に送信する立体情報伝送装置と、伝送路から立体を表す3次元データを取得し、該立体に触覚が近似する立体像を造形する触覚情報造形装置とを用いて、
所定の送信場所に設置された上記立体情報伝送装置で生成された上記3次元データを、所定の受信場所に設置された上記触覚情報造形装置に伝送し、該受信場所に該3次元データに基づく立体像を造形することを特徴とする。
【0040】
このように、送信場所に3次元データを生成する立体情報伝送装置を設置するとともに、3次元データに基づく立体像を造形する触覚情報造形装置を受信場所に設置することにより、所定の伝送路、例えばインターネットやデータ放送を利用して放送番組中の立体に近似した立体像を受信場所に造形することができる。
【0041】
また、上記3次元データは、上記立体の形状と該立体の表面の硬さとを表す情報を含むことが好ましい。
【0042】
このように、立体の形状と立体の表面の硬さの情報が3次元データに含まれていれば、その立体の再現が容易である。
【0043】
また、上記立体情報伝送装置は、放送網から送信される放送波およびネットワークを形成する電気通信回線それぞれに、又は該放送波および該電気通信回線双方を併用して上記3次元データを送信し、
上記触覚情報造形装置は、上記放送波および上記電気通信回線それぞれから受信した上記3次元データ、又は該放送波および該電気通信回線双方から受信した該3次元データに基づいて、上記立体像を造形することが好ましい。
【0044】
このように、3次元データを伝送する伝送路としては、伝送される3次元データの容量や伝送速度に応じて、放送網から送信される放送波やネットワークを形成する電気通信回線を併用しても、それぞれを独立に使用してもよい。
【0045】
また、上記触覚情報造形装置は、上記立体像を造形する複数の素材を有し、上記3次元データに含まれる硬さを表す情報に近似する硬さの素材を用いて、上記立体像を造形することも好ましい態様である。
【0046】
このように、硬さの異なる複数の素材を用いて立体像を造形すれば、より近似した触感をえることができる。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の触覚情報伝達システムの実施形態および本発明の立体情報伝送装置、触覚情報造形装置および触覚情報伝達方法それぞれの第1の実施形態について説明する。
【0048】
図1は、本発明の実施形態を示す概略構成図である。
【0049】
図1に示す触覚情報伝達システムは、立体を表す3次元データを生成し、その3次元データを伝送路に送信する立体情報伝送装置1と、伝送路から立体を表す3次元データを受信する触覚情報受信装置20および立体に触覚が近似する立体像を造形する立体造形装置30からなる触覚情報造形装置2とを備え、立体情報伝送装置1は、所定の送信場所に設置され、触覚情報造形装置2は、所定の受信場所に設置される。
【0050】
所定の送信場所に設置された立体情報伝送装置1で生成された立体を表す3次元データは、所定の受信場所に設置された触覚情報造形装置2に伝送され、触覚情報受信装置20は、伝送路から立体を表す3次元データを取得し、立体造形装置30は、その3次元データに基づいて、立体に触覚が近似する立体像を造形する。
【0051】
立体情報伝送装置1は、立体を表す3次元データを生成する立体オブジェクトデータ生成部101と、立体オブジェクトデータ生成部101により生成された立体を表す3次元データをインターネット3に配信するインターネット発信部102と、立体オブジェクトデータ生成部101により生成された立体を表す3次元データを、データ放送4で配信する情報の一部として多重化するデータ放送多重部103と、データ放送多重部103により多重化された情報を、テレビジョン放送(以下、「TV放送」と称する。)の通常の放送番組とともに放送波に組み込んで伝送路に送信するTV送信部104とを備えている。
【0052】
立体オブジェクトデータ生成部101は、例えば多視点カメラまたは3次元デジタイザを有し、番組に用いられる立体の空間的な情報を検出し、検出した信号を、例えばVRML(Virtual Reality Modeling Language)やHTML(Hyper Text Markup Language)形式のデジタルデータに変換する。したがって、変換された3次元データは、インターネット3およびデータ放送4何れにも送信することができる。
【0053】
触覚情報受信装置20は、インターネットにアクセスしてインターネット発信部102から配信される3次元データを取得するインターネット受信部201と、TV放送波にアクセスしてTV送信部104から配信された放送波を受信するTV受信部202と、TV受信部202で受信した放送波を復号して3次元データを取得するデータ放送受信部203と、インターネット受信部201またはデータ放送受信部203により取得された3次元データを立体造形装置30が立体像を造形するのに適合するフォーマットのデータに変換する立体オブジェクトデータ再生部204と、を備えている。
【0054】
立体造形装置30は、立体オブジェクトデータ再生部204により変換されたフォーマットのデータに基づいて、3次元データが生成された、番組に用いられる立体に触覚が近似した立体像を造形する立体オブジェクト生成部301を備えている。
【0055】
ここで、本実施形態の触覚情報伝達システムでは、インターネット3とデータ放送4とを併用し、例えば3次元データが立体の等高線を表すものである場合には、高さ毎に3次元データを分割し、分割した各等高線を表すデータをインターネット3とデータ放送4とに分けて送信し、受信側でインターネット3およびデータ放送4双方から受信した3次元データに基づいて立体像を造形することにより3次元データの伝送時間を短縮している。しかし、必ずしもこれに限定されず、インターネット3およびデータ放送4それぞれの伝送速度が速い場合には、それぞれに同じ内容の3次元データを伝送し、受信側で何れか一方を選択することにしてもよいし、あるいは送信側および受信側それぞれにおいて、インターネット3およびデータ放送4の何れか一方を用いて立体情報を伝送することもできる。
【0056】
このように、本実施形態の触覚情報伝達システムでは、番組中の立体に関する情報を、例えばVRMLやHTML形式の3次元データとして生成するので、データ放送4とインターネット3とを併用して短時間に立体情報を伝送することが可能になり、さらに、受信場所では、既存の立体造形装置を用いて立体オブジェクトを構築できるので、従来のTV放送波では伝達できなかった触覚による立体情報を体感することが可能になる。
【0057】
次に、立体情報伝送装置、および触覚情報造形装置の第2の実施形態について説明する。
【0058】
図2は、第2の実施形態の立体情報伝送装置を示す図である。
【0059】
本実施形態の立体情報伝送装置は、図1で説明した第1の実施形態の立体情報伝送装置に比べて、立体オブジェクトデータ生成部101とインターネット発信部102および立体オブジェクトデータ生成部101とデータ放送多重部103との間に、3次元データを、3次元画像をあらわす言語に変換したり、アドレスを付加したりする手段が付加され、さらに立体オブジェクトデータ生成部101は、硬さ情報と形状情報とが生成できるように構成されている。
【0060】
図2に示す立体情報伝送装置1は、立体を表す3次元データを生成する立体オブジェクトデータ生成部101と、立体オブジェクトデータ生成部101で生成された3次元データをVRML(Virtual Reality Modeling Language)などの3次元画像用言語に変換することにより少ないデータ量で符号化を行うことができる符号部107と、符号部107により符号化された3次元データにURL(Uniform Resource Location)などのURI(Uniform Resource Identifier)を付加してインターネットに配信するURI付加部108と、
URI付加部108でURIが付加された3次元データをインターネットで配信するインターネット発信部102と、符号部107により符号化された3次元データに、アドレスを示すインデックスコードとインターネットで伝送される3次元データのアドレスを示すURIとを付加するURI・アドレス付加部109と、符号部107により符号化され、URI・アドレス付加部109によりアドレスを示すインデックスコードなどが付加された3次元データを、データ放送で配信する情報の一部として多重化するデータ放送多重部103と、データ放送多重部103により多重化された情報を、TV放送の通常の放送番組とともに放送波に組み込んで放送波で送信するTV送信部104とを備えている。
【0061】
また、本実施形態の立体オブジェクトデータ生成部101は、多視点カメラまたは3次元デジタイザにより検出された情報に基づいて、立体の硬さ情報を生成する硬さ情報データ生成部105と、立体の形状情報を生成する形状情報データ生成部106とを備えている。
【0062】
本実施形態の立体情報伝送装置1において、例えば放送番組の中で紹介される美術品などの立体オブジェクトは、硬さ情報データ生成部105でその美術品などの硬さ情報が生成され、形状情報データ生成部106でその美術品などの形状情報が生成される。符号部107は、硬さ情報データ生成部105で生成された硬さ情報および形状情報データ生成部106で生成された形状情報をVRMLにより記述し、3次元データを符号化する。符号化された3次元データは、インターネット3により配信する場合と、データ放送4により配信する場合とに分かれる。インターネット3により配信する場合は、URI付加部108において、インターネット3上の3次元データにアクセスするのに必要なURIが付され、インターネット発信部102に送られる。一方、データ放送4により配信する場合は、符号部107により符号化された3次元データとアドレスを示すインデックスコードとをともにデータ放送多重部103で多重化し、TV送信部104から通常の放送番組とともに放送波に組み込んでデータ放送4として送信する。
【0063】
ここで、本実施形態の立体情報伝送装置1は、インターネット3およびデータ放送4双方に同時に同内容の3次元データを伝送するように構成されているが、必ずしもこの構成に限定されず、例えば3次元データを、硬さの情報と形状の情報とに分けてインターネット3とデータ放送4とを併用して伝送することもできる。
【0064】
図3は、第2の実施形態の触覚情報造形装置を示す図である。
【0065】
本実施形態の触覚情報造形装置2は、図1で説明した第1の実施形態の触覚情報造形装置に比べて、3次元データから硬さを表すデータと形状を表すデータとを抽出する点、データ放送から、インターネットのURIを抽出して、3次元データをインターネットから取得する点が相違する。
【0066】
図3に示す本実施形態の触覚情報造形装置は、3次元データを取得するためにインターネット3にアクセスするインターネット受信部201と、3次元データを取得するためにデータ放送4にアクセスして放送波を受信するTV受信部202と、TV受信部202で受信した放送波からデータ放送を復号するデータ放送受信部203と、データ放送受信部203で復号したデータ放送から、多重化された3次元データのインデックスコードやインターネットのURIを抽出する、URI・データアドレス抽出部205と、URI・データアドレス抽出部205で抽出されたURIに基づいて、インターネット3にアクセスし3次元データをダウンロードするダウンロード制御部206と、ダウンロード制御部206でインターネット3にアクセスしてダウンロードされた3次元データまたはURI・データアドレス抽出部205で抽出された3次元データを立体造形装置30で立体像を造形するのに適合するフォーマットのデータに変換する立体オブジェクトデータ再生部204と、立体オブジェクトデータ再生部204により変換されたフォーマットのデータに基づいて、3次元データが生成された立体に触覚が近似する立体オブジェクトを生成する立体オブジェクト生成部301を有する立体造形装置30と、を備えている。
【0067】
また、立体オブジェクトデータ再生部204は、ダウンロード制御部206でダウンロードした3次元データを復号する3次元データ復号部207と、3次元データ復号部207により復号された3次元データから硬さを表すデータを抽出する硬さデータ抽出部208と、硬さデータ抽出部208で抽出された硬さを表すデータを立体造形装置30に送る硬さデータ送信部209と、3次元データ復号部207により復号された3次元データから形状情報を抽出する形状情報データ抽出部210と、形状情報データ抽出部210により抽出された形状情報を、立体造形装置30に適した、CAD(Computer Aided Design system)や、STL(Stereo Lythogrphy file)などの符号に変換し、立体造形装置30に送る形状情報データ変換部211と、を備えている。
【0068】
ここで、本実施形態の触覚情報造形装置2は、データ放送4から抽出した、例えばURLなどのURIに基づいて、インターネット3にアクセスし、3次元データを取得するように構成されているが、必ずしもこの構成に限定されず、データ放送4から3次元データを抽出し、その3次元データを用いてもよい。また、データ放送3とインターネット4とを併用して3次元データが伝送される場合には、例えばデータ放送4から硬さを表すデータを抽出し、インターネット3から形状情報を表すデータを抽出することにしてもよい。
【0069】
このように、データ放送4から、さまざまな放送番組の立体情報が伝送されているインターネット3のURLを取得し、そのURLに基づいて、インターネット3のそれぞれのURLにアクセスして所望の3次元データを取得するようにすれば、受信側における選択肢を広げることができる。
【0070】
次に、触覚情報造形装置の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態の触覚情報造形装置は、第2の実施形態の触覚情報造形装置と比べて、立体造形装置が相違するが、それ以外は共通するので、相違する立体造形装置について説明する。
【0071】
図4は、第3の実施形態の立体造形装置を示す図である。
【0072】
図4に示す立体造形装置30は、硬さデータ送信部209から送信される硬さを表すデータを受信する、硬さデータ受信部302と、形状情報データ変換部211から送信される、CADやSTLに符号変換された形状を表すデータを受信する形状情報データ受信部303と、硬さデータ受信部302で受信した、硬さを表すデータから、3次元データが生成された立体の硬さに近い材料を選択する材料選択部304と、立体像を造形する複数の素材を備えた材料格納部305と、材料選択部304で選択された素材を材料格納部305から抽出し、抽出した材料を用いて、形状情報データ受信部303で受信した形状を表すデータに基づいて立体に近似した立体オブジェクトを生成する立体オブジェクト生成部301と、を備えている。
【0073】
このように、立体オブジェクトを造形する複数の素材を備えるとともに、硬さを表すデータに基づいて素材を選択するので、造形された立体像は、3次元データが生成された立体に近似したものとすることができる。
【0074】
次に、触覚情報伝達方法の第2の実施形態について説明する。
【0075】
本実施形態の触覚情報伝達方法は、図2〜図3を用いて説明した第2の実施形態の立体情報伝送装置および図4を用いて説明した第3の実施形態の触覚情報造形装置を用いて立体像を造形する方法であり、立体情報伝送装置および触覚情報造形装置についての重複する説明は省略する。
【0076】
本実施形態の触覚情報伝達方法においては、例えば放送番組の中で紹介される美術品などの立体オブジェクトは、硬さ情報データ生成部105でその美術品などの硬さ情報が生成され、形状情報データ生成部106でその美術品などの形状情報が生成される。符号部107は、硬さ情報データ生成部105で生成された硬さ情報および形状情報データ生成部106で生成された形状情報をVRMLにより記述し、3次元データを符号化する。符号化された3次元データは、インターネット3により配信する場合と、データ放送4により配信する場合と分かれる。インターネット3により配信する場合は、URI付加部108においてインターネット3上で3次元データにアクセスするのに必要なURIが付され、インターネット発信部102に送られる。一方、データ放送4により配信する場合は、符号部107により符号化された3次元データとアドレスを示すインデックスコードとをともにデータ放送多重部103で多重化し、TV送信部104から通常の放送番組とともに放送波に組み込んで伝送路に送信する。
【0077】
受信場所では、TV受信部202でTV放送波にアクセスして放送波を受信し、データ放送受信部203で放送波を復号して、URI・データアドレス抽出部205で、アドレスやURIを抽出する。ダウンロード制御部206は、URI・データアドレス抽出部205で抽出されたURIに基づいて、インターネット3により配信された3次元データをダウンロードし、3次元データ復号部207は、VRMLなどの記述形式の3次元データに復号する。複合された3次元データは、硬さデータ抽出部208により硬さデータが抽出され、形状情報データ抽出部210により形状情報が抽出される。
【0078】
硬さデータは、硬さデータ送信部209により、硬さデータ受信部302に送られる。一方、形状情報は、形状情報データ変換部211で立体造形装置30に適した適切な記述形式であるCADやSTLなどで記された3次元データに変換され、変換された3次元データは形状情報データ受信部303に送信される。
【0079】
立体造形装置30は、硬さデータ受信部302で受信したデータにより材料選択部304で立体オブジェクトの材料を選択し、材料選択部304で選択した素材を材料格納部305から抽出し、抽出された素材の材料を用いて、形状情報データ受信部303で受信された形状で、立体オブジェクト生成部301は、例えば光造形法により立体オブジェクトを生成する。
【0080】
ここで、立体を作製する材料は、例えば光造型法では、複数のプールに蓄えられた液状光硬化性組成物を選択することにより、粉末法では、粉体が吐出される複数のノズルのうちの何れかのノズルを選択することにより自動的に決定される。
【0081】
以上のように、番組で用いられる立体オブジェクトは、受信場所において立体オブジェクトとして実際に生成され、また立体オブジェクトの材料を選択することにより硬さ情報も付加されているので、視覚障害者や盲ろう者は物体に触れながら、美術品などの形状や硬さを容易に理解することができる。
【0082】
本実施形態においても、データ放送とインターネットとを併用した伝送、あるいは、伝送容量が十分であるときには、それぞれ単独の伝送を行うことができる。また、放送波は、データ放送に限定する必要はなく、ネットワークはインターネットに限定する必要はない。さらに、立体像を造形する立体オブジェクト生成部は、光造形法によるものに限定する必要はなく、紙積層法やその他インクジェット方式などによるものについても適用される。
【0083】
【発明の効果】
上記説明したように、放送やインターネットで送られる立体の情報を、視覚に加え、立体オブジェクトとして伝達することができるので、盲ろう者や視覚障害者にとって有効な情報伝達手段になり得る。また、健常者にとっても立体を実際に触れられることは形状や触覚感の認知に有効であり、新たな感覚を引き起こす可能性がある。さらに、立体オブジェクトの硬さを指定することにより、実際の立体オブジェクトの硬さに近い触覚刺激を受容することができ、立体の硬さを理解するのに有効な手段となり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】第2の実施形態の立体情報伝送装置を示す図である。
【図3】第2の実施形態の触覚情報造形装置を示す図である。
【図4】第3の実施形態の立体造形装置を示す図である。
【符号の説明】
1 立体情報伝送装置
2 触覚情報造形装置
3 インターネット
4 データ放送
20 触覚情報受信装置
30 立体造形装置
101 立体オブジェクトデータ生成部
102 インターネット発信部
103 データ放送多重部
104 TV送信部
105 硬さ情報データ生成部
106 形状情報データ生成部
107 符号部
108 URI付加部
109 URI・アドレス付加部
201 インターネット受信部
202 TV受信部
203 データ放送受信部
204 立体オブジェクトデータ再生部
205 URI・アドレス抽出部
206 ダウンロード制御部
207 3次元データ復号部
208 硬さデータ抽出部
209 硬さデータ送信部
210 形状データ抽出部
211 形状情報データ変換部
301 立体オブジェクト生成部
302 硬さデータ受信部
303 形状情報データ受信部
304 材料選択部
305 材料格納部

Claims (7)

  1. 立体を表す3次元データを生成し、該3次元データを伝送路に送信する立体情報伝送装置と、
    伝送路から立体を表す3次元データを取得し、該立体に触覚が近似する立体像を造形する触覚情報造形装置と、を備え、
    所定の送信場所に設置された前記立体情報伝送装置で生成された前記3次元データを、所定の受信場所に設置された前記触覚情報造形装置に伝送し、該受信場所に該3次元データに基づく立体像を造形することを特徴とする触覚情報伝達システム。
  2. 立体を表す3次元データを生成する立体オブジェクトデータ生成部と、該立体オブジェクトデータ生成部により生成された該3次元データに所定のアドレスを付して伝送路に送信する送信部とを備え、生成された前記3次元データを、所定の受信場所に伝送することにより、該3次元データに基づく立体像を造形することを特徴とする立体情報伝送装置。
  3. 前記送信部は、前記3次元データを所定の言語で記述されたデータに変換し、変換されたデータを前記伝送路に送信することを特徴とする請求項2記載の立体情報伝送装置。
  4. 前記立体オブジェクトデータ生成部は、前記立体の形状と該立体の表面の硬さとを検出して前記3次元データを生成することを特徴とする請求項3記載の立体情報伝送装置。
  5. 伝送路にアクセスして立体を表す3次元データを取得する受信部と、該受信部により受信された該3次元データに基づいて、該立体に触覚が近似する立体像を造形する立体オブジェクト生成部とを備え、
    所定の送信場所から伝送された前記3次元データに基づく立体像を造形することを特徴とする触覚情報造形装置。
  6. 前記3次元データは、立体の表面の硬さを表す情報を含むものであって、
    前記立体オブジェクト生成部は、前記立体像を造形する、硬さの異なる複数の素材を備え、前記3次元データの、前記硬さを表す情報に近似する硬さの素材を、該複数の素材の中から選択することを特徴とする請求項5記載の触覚情報造形装置。
  7. 立体を表す3次元データを生成し、該3次元データを伝送路に送信する立体情報伝送装置と、伝送路から立体を表す3次元データを取得し、該立体に触覚が近似する立体像を造形する触覚情報造形装置とを用いて、
    所定の送信場所に設置された前記立体情報伝送装置で生成された前記3次元データを、所定の受信場所に設置された前記触覚情報造形装置に伝送し、該受信場所に該3次元データに基づく立体像を造形することを特徴とする触覚情報伝達方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009151743A (ja) * 2007-11-28 2009-07-09 Sony Corp 触覚シート部材、入力装置及び電子機器
JP2015513232A (ja) * 2012-01-03 2015-04-30 コン, リャンKONG, Liang 3次元ディスプレイシステム

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