JP2004363338A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents
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Abstract
【課題】鉄心の嵌合部におけるギャップを小さくして、エネルギーの無駄を低減することのできる内燃機関用点火コイルを提供すること。
【解決手段】一次コイル及び二次コイルと、前記一次コイル及び二次コイルを磁気的に結合させるべく、前記一次コイルを巻回した一次コイルボビンの筒内周及び前記二次コイルを巻回した二次コイルボビンの外周を通って磁路を成す2個以上の部品から組立てられる鉄心と、これらを収納する絶縁ケースとを備えた内燃機関用点火コイルであって、前記鉄心の部品嵌合部に少しの余裕を持たせて形成すると共に、各部品を嵌合後、加圧して嵌合することにより鉄心を組み付けるので、鉄心の嵌合部におけるギャップを小さくして、エネルギーの無駄を低減することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】一次コイル及び二次コイルと、前記一次コイル及び二次コイルを磁気的に結合させるべく、前記一次コイルを巻回した一次コイルボビンの筒内周及び前記二次コイルを巻回した二次コイルボビンの外周を通って磁路を成す2個以上の部品から組立てられる鉄心と、これらを収納する絶縁ケースとを備えた内燃機関用点火コイルであって、前記鉄心の部品嵌合部に少しの余裕を持たせて形成すると共に、各部品を嵌合後、加圧して嵌合することにより鉄心を組み付けるので、鉄心の嵌合部におけるギャップを小さくして、エネルギーの無駄を低減することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の内燃機関の点火プラグに高電圧を供給し、火花放電を行うための内燃機関用点火コイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、内燃機関用点火コイルは、珪素鋼板を所定の形状に打ち抜き、積層して鉄心を閉磁路を形成するべく配設し、一次コイルに流した電流によって鉄心に発生する磁束変化により、二次コイルに高圧電流を発生するものである。絶縁ケースの内部に収納されたE型鉄心と、このE型鉄心と接続されて閉磁路を形成するI型鉄心を有している。E型鉄心及びI型鉄心は、珪素鋼板を複数積層して構成されており、全体で閉磁路を成す磁気回路を構成する。また、高圧電流を発生させるための一次コイルと二次コイルの巻き線比は、例えば、1:80〜120程度に設定されている。
【0003】
また、磁束の変化を大きくするために、閉磁路型を形成する磁気回路では、鉄心の磁束飽和をなくすべく、エアギャップ(通常約0.5〜1.5mm程度)を設けたり、或いは永久磁石を使用状態と反対方向に磁束が流れるように装着して、磁束変化を大きくする等して二次コイルに高圧電流を発生させている。
【0004】
図3〜図6は、従来のこのような内燃機関用点火コイルの鉄心のはめ込み式組み立て状態を説明するもので、図3は、従来の内燃機関用点火コイル用鉄心の組立過程の一例を示す説明図、図4は従来の内燃機関用点火コイル用鉄心の組立体を示す説明図である。ここで、内燃機関用点火コイル用鉄心1は、第1の鉄心2と第2の鉄心3がそれぞれ嵌め込み部2a、2b、3a、3bが形成されている。嵌め込み部2aと嵌め込み部3aは、それぞれ段差部が形成されており、互いに凸部と凹部が嵌り合うように構成されている。また、嵌め込み部2bは、中央のセンタ鉄心を構成する中央部がそのまま形状で延設されている。嵌め込み部3bは、嵌め込み部2bがそのまま挿入できるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、以上のように構成された従来の内燃機関用点火コイルにおいては、図5、6に示すようにそれぞれ寸法公差が存在する。図5は、第1の鉄心2と第2の鉄心3の側端の嵌め込み部2a、3aを示している。嵌め込み部2a、3aの中央に隙間δが生じていた。また、図6に示すように中央部の嵌め込み部2b、3bにも隙間Hが生じていた。これらの隙間δ、Hは、磁界を弱めエネルギーのロスを招いていた。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑み提案されたもので、鉄心の嵌合部におけるギャップを小さくして、エネルギーの無駄を低減することのできる内燃機関用点火コイルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一次コイル及び二次コイルと、前記一次コイル及び二次コイルを磁気的に結合させるべく、前記一次コイルを巻回した一次コイルボビンの筒内周及び前記二次コイルを巻回した二次コイルボビンの外周を通って磁路を成す2個以上の部品から組立てられる鉄心と、これらを収納する絶縁ケースとを備えた内燃機関用点火コイルであって、前記鉄心の部品嵌合部に少しの余裕を持たせて形成すると共に、各部品を嵌合後、加圧して嵌合することにより鉄心を組み付けることを特徴とする。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、前記鉄心が2個の構成部品から組立てられることを特徴とする。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、前記鉄心が2個の構成部品から組立てられることを特徴とする。
【0010】
また、請求項4に記載の発明は、前記鉄心の構成部品の一方が組立て前に変形して形成されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係る内燃機関用点火コイル用鉄心の組立過程を示す説明図、図2は本発明の内燃機関用点火コイル用鉄心の組立体を示す説明図である。ここで、一次コイル及び二次コイルと、前記一次コイル及び二次コイルを磁気的に結合させるべく、前記一次コイルを巻回した一次コイルボビンの筒内周及び前記二次コイルを巻回した二次コイルボビンの外周を通って磁路を成す2個以上の部品から組立てられる鉄心10と、これらを収納する絶縁ケースとを備えた内燃機関用点火コイル11であって、前記鉄心10の部品嵌合部に少しの余裕を持たせて形成すると共に、各部品を嵌合後、加圧して嵌合することにより鉄心を組み付けている。
【0012】
本実施の形態において、図1に示すように鉄心10は、第1の鉄心12と第2の鉄心13とから構成されている。第1の鉄心12は、ほぼE型に形成され両端に接合のための段部12aが設けられている。中央には、両端よりやや長いセンター鉄心を構成する鉄心要素12bが配設されている。また、第2の鉄心13はほぼC型に形成され、前記第1の鉄心12の段部12aと嵌合される嵌合段部13aが形成されている。また、鉄心要素12bと嵌合する凹溝13bがほぼ中央に設けられている。そして、第2の鉄心13は、ほぼC型になるように湾曲して開いている。
【0013】
以上のように構成した内燃機関用点火コイルを組立てる場合には、先ず図1に示すように鉄心の段部12aと嵌合段部13aを当接し、鉄心要素12bの先端と鉄心要素12bと嵌合する凹溝13bとを当接する。この状態では、当接部に隙間が存在する。然る後、上方向及び左右から圧力を加え当接部を嵌合する。すると、図2に示すように段部12a及び嵌合段部13aが隙間無く嵌合される。また、鉄心要素12bの先端と凹溝13bも隙間なく嵌合することができる。
【0014】
このように本発明の内燃機関用点火コイルによれば、第1の鉄心12と第2の鉄心13の嵌合部に隙間が生じないので、発生する磁界が低減することなく、エネルギーのロスを未然に防止することができる。
【0015】
なお、本発明は上記構成を組み合わせる例について説明したが、他の形状の組合わせであっても同様の効果を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】
この発明は上記した構成からなるので、以下に説明するような効果を奏することができる。
【0017】
請求項1に記載の発明では、一次コイル及び二次コイルと、前記一次コイル及び二次コイルを磁気的に結合させるべく、前記一次コイルを巻回した一次コイルボビンの筒内周及び前記二次コイルを巻回した二次コイルボビンの外周を通って磁路を成す2個以上の部品から組立てられる鉄心と、これらを収納する絶縁ケースとを備えた内燃機関用点火コイルであって、前記鉄心の部品嵌合部に少しの余裕を持たせて形成すると共に、各部品を嵌合後、加圧して嵌合することにより鉄心を組み付けるので、嵌合部の隙間を無くして磁界が弱くなって、エネルギーが低減するのを防止することができる。
【0018】
また、請求項2に記載の発明では、前記鉄心が左右対称に構成されたので、組立て時の際の嵌合作業を容易に行うことができる。
【0019】
また、請求項3に記載の発明では、前記鉄心が2個の構成部品から組立てられるので、容易に組立てることができるとともに嵌合部を確実に加締めることができる。
【0020】
また、請求項4に記載の発明では、前記鉄心の構成部品の一方が組立て前に変形して形成されているので、嵌合作業の際に上下左右から加圧するのみで容易に嵌合密着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る内燃機関用点火コイル用鉄心の組立過程を示す説明図である。
【図2】図2は、同内燃機関用点火コイル用鉄心の組立体を示す説明図である。
【図3】図3は、従来の内燃機関用点火コイル用鉄心の組立過程の一例を示す説明図である。
【図4】図4は、従来の内燃機関用点火コイル用鉄心の組立体を示す説明図である。
【図5】図5は、図4における円A部を示す拡大図である。
【図6】図6は、図4における円B部を示す拡大図である。
【符号の説明】
10 鉄心
11 内燃機関用点火コイル
12 第1の鉄心
12a 段部
12b 鉄心要素
13 第2の鉄心
13a 嵌合段部
13b 凹溝
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の内燃機関の点火プラグに高電圧を供給し、火花放電を行うための内燃機関用点火コイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、内燃機関用点火コイルは、珪素鋼板を所定の形状に打ち抜き、積層して鉄心を閉磁路を形成するべく配設し、一次コイルに流した電流によって鉄心に発生する磁束変化により、二次コイルに高圧電流を発生するものである。絶縁ケースの内部に収納されたE型鉄心と、このE型鉄心と接続されて閉磁路を形成するI型鉄心を有している。E型鉄心及びI型鉄心は、珪素鋼板を複数積層して構成されており、全体で閉磁路を成す磁気回路を構成する。また、高圧電流を発生させるための一次コイルと二次コイルの巻き線比は、例えば、1:80〜120程度に設定されている。
【0003】
また、磁束の変化を大きくするために、閉磁路型を形成する磁気回路では、鉄心の磁束飽和をなくすべく、エアギャップ(通常約0.5〜1.5mm程度)を設けたり、或いは永久磁石を使用状態と反対方向に磁束が流れるように装着して、磁束変化を大きくする等して二次コイルに高圧電流を発生させている。
【0004】
図3〜図6は、従来のこのような内燃機関用点火コイルの鉄心のはめ込み式組み立て状態を説明するもので、図3は、従来の内燃機関用点火コイル用鉄心の組立過程の一例を示す説明図、図4は従来の内燃機関用点火コイル用鉄心の組立体を示す説明図である。ここで、内燃機関用点火コイル用鉄心1は、第1の鉄心2と第2の鉄心3がそれぞれ嵌め込み部2a、2b、3a、3bが形成されている。嵌め込み部2aと嵌め込み部3aは、それぞれ段差部が形成されており、互いに凸部と凹部が嵌り合うように構成されている。また、嵌め込み部2bは、中央のセンタ鉄心を構成する中央部がそのまま形状で延設されている。嵌め込み部3bは、嵌め込み部2bがそのまま挿入できるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、以上のように構成された従来の内燃機関用点火コイルにおいては、図5、6に示すようにそれぞれ寸法公差が存在する。図5は、第1の鉄心2と第2の鉄心3の側端の嵌め込み部2a、3aを示している。嵌め込み部2a、3aの中央に隙間δが生じていた。また、図6に示すように中央部の嵌め込み部2b、3bにも隙間Hが生じていた。これらの隙間δ、Hは、磁界を弱めエネルギーのロスを招いていた。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑み提案されたもので、鉄心の嵌合部におけるギャップを小さくして、エネルギーの無駄を低減することのできる内燃機関用点火コイルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、一次コイル及び二次コイルと、前記一次コイル及び二次コイルを磁気的に結合させるべく、前記一次コイルを巻回した一次コイルボビンの筒内周及び前記二次コイルを巻回した二次コイルボビンの外周を通って磁路を成す2個以上の部品から組立てられる鉄心と、これらを収納する絶縁ケースとを備えた内燃機関用点火コイルであって、前記鉄心の部品嵌合部に少しの余裕を持たせて形成すると共に、各部品を嵌合後、加圧して嵌合することにより鉄心を組み付けることを特徴とする。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、前記鉄心が2個の構成部品から組立てられることを特徴とする。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、前記鉄心が2個の構成部品から組立てられることを特徴とする。
【0010】
また、請求項4に記載の発明は、前記鉄心の構成部品の一方が組立て前に変形して形成されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係る内燃機関用点火コイル用鉄心の組立過程を示す説明図、図2は本発明の内燃機関用点火コイル用鉄心の組立体を示す説明図である。ここで、一次コイル及び二次コイルと、前記一次コイル及び二次コイルを磁気的に結合させるべく、前記一次コイルを巻回した一次コイルボビンの筒内周及び前記二次コイルを巻回した二次コイルボビンの外周を通って磁路を成す2個以上の部品から組立てられる鉄心10と、これらを収納する絶縁ケースとを備えた内燃機関用点火コイル11であって、前記鉄心10の部品嵌合部に少しの余裕を持たせて形成すると共に、各部品を嵌合後、加圧して嵌合することにより鉄心を組み付けている。
【0012】
本実施の形態において、図1に示すように鉄心10は、第1の鉄心12と第2の鉄心13とから構成されている。第1の鉄心12は、ほぼE型に形成され両端に接合のための段部12aが設けられている。中央には、両端よりやや長いセンター鉄心を構成する鉄心要素12bが配設されている。また、第2の鉄心13はほぼC型に形成され、前記第1の鉄心12の段部12aと嵌合される嵌合段部13aが形成されている。また、鉄心要素12bと嵌合する凹溝13bがほぼ中央に設けられている。そして、第2の鉄心13は、ほぼC型になるように湾曲して開いている。
【0013】
以上のように構成した内燃機関用点火コイルを組立てる場合には、先ず図1に示すように鉄心の段部12aと嵌合段部13aを当接し、鉄心要素12bの先端と鉄心要素12bと嵌合する凹溝13bとを当接する。この状態では、当接部に隙間が存在する。然る後、上方向及び左右から圧力を加え当接部を嵌合する。すると、図2に示すように段部12a及び嵌合段部13aが隙間無く嵌合される。また、鉄心要素12bの先端と凹溝13bも隙間なく嵌合することができる。
【0014】
このように本発明の内燃機関用点火コイルによれば、第1の鉄心12と第2の鉄心13の嵌合部に隙間が生じないので、発生する磁界が低減することなく、エネルギーのロスを未然に防止することができる。
【0015】
なお、本発明は上記構成を組み合わせる例について説明したが、他の形状の組合わせであっても同様の効果を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】
この発明は上記した構成からなるので、以下に説明するような効果を奏することができる。
【0017】
請求項1に記載の発明では、一次コイル及び二次コイルと、前記一次コイル及び二次コイルを磁気的に結合させるべく、前記一次コイルを巻回した一次コイルボビンの筒内周及び前記二次コイルを巻回した二次コイルボビンの外周を通って磁路を成す2個以上の部品から組立てられる鉄心と、これらを収納する絶縁ケースとを備えた内燃機関用点火コイルであって、前記鉄心の部品嵌合部に少しの余裕を持たせて形成すると共に、各部品を嵌合後、加圧して嵌合することにより鉄心を組み付けるので、嵌合部の隙間を無くして磁界が弱くなって、エネルギーが低減するのを防止することができる。
【0018】
また、請求項2に記載の発明では、前記鉄心が左右対称に構成されたので、組立て時の際の嵌合作業を容易に行うことができる。
【0019】
また、請求項3に記載の発明では、前記鉄心が2個の構成部品から組立てられるので、容易に組立てることができるとともに嵌合部を確実に加締めることができる。
【0020】
また、請求項4に記載の発明では、前記鉄心の構成部品の一方が組立て前に変形して形成されているので、嵌合作業の際に上下左右から加圧するのみで容易に嵌合密着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る内燃機関用点火コイル用鉄心の組立過程を示す説明図である。
【図2】図2は、同内燃機関用点火コイル用鉄心の組立体を示す説明図である。
【図3】図3は、従来の内燃機関用点火コイル用鉄心の組立過程の一例を示す説明図である。
【図4】図4は、従来の内燃機関用点火コイル用鉄心の組立体を示す説明図である。
【図5】図5は、図4における円A部を示す拡大図である。
【図6】図6は、図4における円B部を示す拡大図である。
【符号の説明】
10 鉄心
11 内燃機関用点火コイル
12 第1の鉄心
12a 段部
12b 鉄心要素
13 第2の鉄心
13a 嵌合段部
13b 凹溝
Claims (4)
- 一次コイル及び二次コイルと、
前記一次コイル及び二次コイルを磁気的に結合させるべく、前記一次コイルを巻回した一次コイルボビンの筒内周及び前記二次コイルを巻回した二次コイルボビンの外周を通って磁路を成す2個以上の部品から組立てられる鉄心と、
これらを収納する絶縁ケースとを備えた内燃機関用点火コイルであって、
前記鉄心の部品嵌合部に少しの余裕を持たせて形成すると共に、
各部品を嵌合後、加圧して嵌合することにより鉄心を組み付けることを特徴とする内燃機関用点火コイル。 - 前記鉄心は、左右対称に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用点火コイル。
- 前記鉄心は、2個の構成部品から組立てられることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関用点火コイル。
- 前記鉄心の構成部品の一方は、組立て前に変形して形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の内燃機関用点火コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003160178A JP2004363338A (ja) | 2003-06-05 | 2003-06-05 | 内燃機関用点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003160178A JP2004363338A (ja) | 2003-06-05 | 2003-06-05 | 内燃機関用点火コイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004363338A true JP2004363338A (ja) | 2004-12-24 |
Family
ID=34053026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003160178A Pending JP2004363338A (ja) | 2003-06-05 | 2003-06-05 | 内燃機関用点火コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004363338A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008172162A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Denso Corp | 点火コイル用の軟磁性体 |
CN111971765A (zh) * | 2018-04-18 | 2020-11-20 | 三菱电机株式会社 | 内燃机用点火线圈 |
-
2003
- 2003-06-05 JP JP2003160178A patent/JP2004363338A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008172162A (ja) * | 2007-01-15 | 2008-07-24 | Denso Corp | 点火コイル用の軟磁性体 |
CN111971765A (zh) * | 2018-04-18 | 2020-11-20 | 三菱电机株式会社 | 内燃机用点火线圈 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060307 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060501 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060606 |