JP2004360971A - ヒートポンプ給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒートポンプサイクルを利用した瞬間湯沸かし型の給湯装置にあって、給湯開始直後に直ちに所定温度の湯を給湯することができるヒートポンプ給湯装置を提供する。
【解決手段】ヒートポンプ給湯装置は、圧縮機11、21、給湯用熱交換器12、22、膨張弁13、23、及び蒸発器14、24をそれぞれ配管で接続したヒートポンプサイクル10、20と、貯湯タンク40と、給湯用熱交換器12、22で加熱された温水と貯湯タンク40からの温水とを混合する混合弁37を備える。このヒートポンプ給湯装置は、給湯運転の起動時にヒートポンプサイクル10、20の起動とともに、混合弁37によって貯湯タンク40からの温水を出湯させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮機、給湯用熱交換器、膨張弁、及び蒸発器を配管で接続したヒートポンプサイクルを複数備え、給湯用熱交換器で加熱したお湯をそのまま出湯する、瞬間湯沸かし型のヒートポンプ給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ヒートポンプサイクルを利用した給湯装置が提案されており、例えば、熱交換器で加熱したお湯をそのまま出湯する、瞬間湯沸かし型の給湯装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平2−223767号公報(図1参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ヒートポンプサイクルを利用した給湯装置では、熱的な立ち上がりが遅いため、給湯開始時に冷水が出てしまい、所望の湯温の湯を使用できるまでに時間を要することがある。
【0005】
そこで本発明は、ヒートポンプサイクルを利用した瞬間湯沸かし型の給湯装置であって、給湯開始直後に直ちに所定温度の湯を給湯することができるヒートポンプ給湯装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明のヒートポンプ給湯装置は、圧縮機、給湯用熱交換器、膨張弁、及び蒸発器を配管で接続したヒートポンプサイクルと、貯湯タンクと、前記給湯用熱交換器で加熱された温水と前記貯湯タンクからの温水とを混合する混合手段とを備えたヒートポンプ給湯装置であって、少なくとも給湯運転の起動時には、前記混合手段によって前記貯湯タンクからの温水を出湯させることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のヒートポンプ給湯装置において、前記給湯用熱交換器からの水温が所定温度に達した場合には、前記混合手段によって前記給湯用熱交換器からの温水を前記貯湯タンクからの温水に優先させて出湯させることを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1に記載のヒートポンプ給湯装置において、前記給湯用熱交換器からの出湯温度を前記貯湯タンクからの出湯温度よりも低く設定したことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1に記載のヒートポンプ給湯装置において、前記貯湯タンクからの湯温が所定温度以下となった場合には、前記混合手段によって前記貯湯タンクからの温水量を減少し、又は停止することを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置において、給湯運転の起動時に、前記ヒートポンプサイクルを起動させることを特徴とする。
請求項6記載の本発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置において、前記貯湯タンクの残湯量に応じて前記ヒートポンプサイクルの運転を制御することを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置において、給湯負荷を検出し、検出した給湯負荷に応じて前記ヒートポンプサイクルの運転を制御することを特徴とする。
請求項8記載の本発明は、請求項7に記載のヒートポンプ給湯装置において、前記給湯負荷を、出湯目標温度、入水温度、及び給湯流量によって設定することを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項1から請求項8のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置において、前記貯湯タンクへの貯湯を、前記ヒートポンプサイクルによって行うことを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項9に記載のヒートポンプ給湯装置において、前記貯湯タンクへの貯湯を、前記混合手段を介して前記ヒートポンプサイクルによって行うことを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項1から請求項10のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置において、前記混合手段からの温水と水道管などからの冷水とを混合する第二混合手段を設け、前記混合手段からの温水と冷水の混合量を前記第二混合手段により制御することを特徴とする。
請求項12記載の本発明は、請求項11に記載のヒートポンプ給湯装置において、前記混合手段からの温水の湯温を所定温度以上に設定し、前記第二混合手段により所定温度に制御することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明による第1の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置は、給湯用熱交換器で加熱された温水と貯湯タンクからの温水とを混合する混合手段とを備え、少なくとも給湯運転の起動時に貯湯タンクからの温水を出湯させるものである。本実施の形態によれば、給湯開始直後には貯湯タンクからの温水が出湯するので、給湯開始時に直ちに所定温度の湯を給湯することができる。
本発明による第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、給湯用熱交換器からの水温が所定温度に達した場合には、給湯用熱交換器からの温水を貯湯タンクからの温水に優先させて出湯させるものである。本実施の形態によれば、給湯用熱交換器からの水温が所定温度に達した後はヒートポンプサイクルからの給湯を主とするので、効率のよいヒートポンプ運転ができるとともに、貯湯タンクの湯切れを防止することができる。
本発明による第3の実施の形態は、第1の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、給湯用熱交換器からの出湯温度を貯湯タンクからの出湯温度よりも低く設定したものである。本実施の形態によれば、ヒートポンプサイクルからの湯を常に貯湯タンクからの湯と混合して所定温度の給湯をするので、ヒートポンプサイクルからの湯の温度変動があってもそれを補償して給湯することができる。
本発明による第4の実施の形態は、第1の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、貯湯タンクからの湯温が所定温度以下となった場合には、貯湯タンクからの温水量を減少させ、又は停止させるものである。本実施の形態によれば、貯湯タンクの湯切れによる給湯温度の低下を防止することができる。
本発明による第5の実施の形態は、第1から第4の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、給湯運転の起動時に、ヒートポンプサイクルを起動させるものである。本実施の形態によれば、起動開始と同時にヒートポンプサイクルでの湯温が上昇開始し、短時間で所定温度近辺に達するので、貯湯タンクからの流出量を少なく抑えることができる。したがって、貯湯タンクの湯切れを防止することができる。
本発明による第6の実施の形態は、第1から第4の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、貯湯タンクの残湯量に応じてヒートポンプサイクルの運転を制御するものである。本実施の形態によれば、例えば、貯湯タンクの残湯量が多い場合は貯湯タンクからの給湯を主とし、貯湯タンクの残湯量が少なくなったときにヒートポンプサイクルからの給湯を主にするようにすることで、ヒートポンプサイクルのオンオフ回数が少なくなる。したがって、例えば、ヒートポンプサイクルの信頼性劣化を防止することができる。
本発明による第7の実施の形態は、第1から第6の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、給湯負荷を検出し、検出した給湯負荷に応じてヒートポンプサイクルの運転を制御するものである。本実施の形態によれば、ヒートポンプサイクルの運転を給湯負荷に対応させて最適な状態の運転をさせることができるので、ヒートポンプサイクルを安定した状態で運転させることができる。
本発明による第8の実施の形態は、第7の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、給湯負荷を出湯目標温度、入水温度、及び給湯流量によって設定するものである。本実施の形態によれば、給湯負荷を正確に検出、設定することができる。
本発明による第9の実施の形態は、第1から第8の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、貯湯タンクへの貯湯をヒートポンプサイクルによって行うものである。本実施の形態によれば、ヒートポンプサイクルからの湯で貯湯タンクの湯を補給し、貯湯タンクの沸き上げを行うので、貯湯タンクへの貯湯プロセスを効率的に行うことができる。
本発明による第10の実施の形態は、第9の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、貯湯タンクへの貯湯を混合手段を介して前記ヒートポンプサイクルによって行うものである。本実施の形態によれば、貯湯タンクへの貯湯量を混合手段により制御できるとともに、貯湯のための構成が簡単であり、低コストで貯湯させることができる。
本発明による第11の実施の形態は、第1から第10の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、混合手段からの温水と水道管などからの冷水とを混合する第二混合手段を設け、混合手段からの温水との冷水の混合量を第二混合手段により制御するものである。本実施の形態によれば、混合手段からの所定温度より高い湯温の湯が出湯されても、冷水により簡単に所定温度に制御することができる。
本発明による第12の実施の形態は、第11の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置において、混合手段からの温水の湯温を所定温度以上に設定しておいて、これに第二混合手段で冷水量を制御しながら混合させて所定温度に制御するものである。本実施の形態によれば、混合手段からの温水の湯温が変動しても、第二混合手段で加える冷水量を調整することにより安定した湯温の温水を得ることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の一実施例によるヒートポンプ給湯装置について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例によるヒートポンプ給湯装置の回路構成図である。
まず、本実施例によるヒートポンプ給湯装置の冷凍回路について説明する。
本実施例によるヒートポンプ給湯装置は、第1のヒートポンプサイクル10と、第2のヒートポンプサイクル20とを備えている。第1のヒートポンプサイクル10及び第2のヒートポンプサイクル20は、二酸化炭素を冷媒として用い、高圧側では臨界圧を越える状態で運転することが好ましい。
第1のヒートポンプサイクル10は、圧縮機11、給湯用熱交換器12、膨張弁13、及び蒸発器14を順に配管で接続して構成されている。また、第1のヒートポンプサイクル10は、給湯用熱交換器12をバイパスするバイパス回路15を備え、このバイパス回路15には制御弁16を設けている。また、第1のヒートポンプサイクル10には、圧縮機11の温度を検出する温度センサ10A、圧縮機11からの吐出冷媒温度を検出する温度センサ10B、圧縮機11からの吐出冷媒圧力を検出する圧力センサ10C、蒸発器14の出口側の低圧冷媒温度を検出する温度センサ10D、蒸発器14の吸入空気を検出する温度センサ10Eを備えている。ここで、温度センサ10Aはコールドスタートの検出を、圧力センサ10Cは圧縮機11又はヒートポンプサイクル10の異常検出を行う。さらにヒートポンプサイクル10に対応する蒸発器14に送風するためのファン17と風路18を設けている。
一方、第2のヒートポンプサイクル20は、圧縮機21、給湯用熱交換器22、風呂用熱交換器29、膨張弁23、及び蒸発器24を順に配管で接続して構成されている。また、第2のヒートポンプサイクル20は、給湯用熱交換器22をバイパスするバイパス回路25を備え、このバイパス回路25には制御弁26を設けている。また、第2のヒートポンプサイクル20には、圧縮機21の温度を検出する温度センサ20A、圧縮機21からの吐出冷媒温度を検出する温度センサ20B、圧縮機21からの吐出冷媒圧力を検出する圧力センサ20C、蒸発器24の出口側の低圧冷媒温度を検出する温度センサ20D、風呂用熱交換器29の入口冷媒温度を検出する温度センサ20Fを備えている。蒸発器24の吸入空気の検出は、温度センサ10Eで兼用している。ここで、温度センサ20Aはコールドスタートの検出を、圧力センサ20Cは圧縮機21又はヒートポンプサイクル20の異常検出を行う。さらにヒートポンプサイクル20に対応する蒸発器14に送風するためのファン27と風路28を設けている。なお風路18と風路28は互いに独立している。
【0009】
次に、本実施例によるヒートポンプ給湯装置の出湯回路について説明する。
給湯用熱交換器12の水用配管12Aと給湯用熱交換器22の水用配管22Aとは、並列に接続されている。水用配管12A及び水用配管22Aの流入側は、流量調整弁31、減圧弁32、及び逆止弁33を介して水道管等の水供給配管34に接続されている。また、水用配管22Aの流入側には、水用配管22Aへの入水を阻止する制御弁35を設けている。一方、水用配管12A及び水用配管22Aの流出側は、逆止弁36、第一混合弁37、及び第二混合弁38を介してキッチン、又は洗面所等の給湯用の蛇口39に接続されている。この出湯回路には、入水量を検出する流量センサ30A、入水温度を検出する温度センサ30B、水用配管12Aの出口温度を検出する温度センサ30C、水用配管22Aの出口温度を検出する温度センサ30D、水用配管12Aと水用配管22Aとの混合湯温を検出する温度センサ30E、第一混合弁37の出口温度を検出する温度センサ30F、及び第二混合弁38の出口温度を検出する温度センサ30G、給湯熱交換器12及び給湯熱交換器22への流入流量を検出する流量センサ30Hを備えている。
【0010】
次に、本実施例によるヒートポンプ給湯装置の貯湯回路について説明する。
貯湯タンク40の底部配管42は、流量調整弁31、減圧弁32、及び逆止弁41を介して水道管等の水供給配管34に接続されている。この底部配管42は、循環ポンプ43を介して水用配管12Aの流入側及び水用配管22Aの流入側と接続されている。また、貯湯タンク40の上部循環用配管44は、制御弁45を介して水用配管12Aの流出側及び水用配管22Aの流出側と接続されている。なお、本実施例による貯湯タンク40は、積層式の貯湯タンクであり、タンク内での撹拌が防止され、上部に高温水が底部に低温水が蓄積されるように構成されている。
一方、貯湯タンク40の上部出湯用配管51は、第一混合弁37に接続されている。また、貯湯タンク40の底部配管42から分岐させた出水用配管52は、逆止弁53を介して第二混合弁38に接続されている。なお、貯湯タンク40には、出湯温度を検出する温度センサ40Aの他に、貯湯タンク40内の湯量を検出するための複数の温度センサ40B、40C、40Dが設けられている。また、水用配管12A及び水用配管22Aの分岐前の流入側配管には、貯湯タンク40の底部配管42から導出される湯温を検出する温度センサ40Eが設けられている。
【0011】
次に、本実施例によるヒートポンプ給湯装置の浴槽加熱回路について説明する。
風呂用熱交換器29の水用配管29Aは、循環ポンプ61を備えた浴槽用循環配管62と接続されている。この浴槽用循環配管62は、水用配管29Aをバイパスするバイパス配管63と、水用配管29Aとバイパス配管63とを切り換える三方弁64とを備えている。また浴槽用循環配管62には、浴槽水の循環量を検出する流量センサ60A、水用配管29Aの出口温度を検出する温度センサ60B、浴槽水の循環温度を検出する温度センサ60C、浴槽内の水位を検出する水位センサ60Dを備えている。
なお、浴槽60への注湯は、第二混合弁38の下流側配管から分岐させた注湯用配管71を用いて行うことができる。この注湯用配管71は、浴槽用循環配管62に接続するか、又は直接浴槽60に導く。注湯用配管71には、注湯弁72及び流量を検出する流量センサ70Aが設けられている。
リモコン81は、蛇口39からの出湯温度の指示や、浴槽60の沸き上げ温度及び沸き上げ開始などを指示し、このリモコン81からの指示に基づいて第1のヒートポンプサイクル10と第2のヒートポンプサイクル20とを制御手段82にて制御する。なお各種のセンサの検出値はこの制御手段82に入力される。
【0012】
以下、本実施例によるヒートポンプ給湯装置の給湯運転動作について説明する。
まず、本実施例によるヒートポンプ給湯装置の通常の給湯運転モードについて説明する。
蛇口39の開放を流量センサ30Aにて検知し、第1のヒートポンプサイクル10及び第2のヒートポンプサイクル20が運転を開始する。
第1のヒートポンプサイクル10では、圧縮機11で圧縮された冷媒は、給湯用熱交換器12で放熱し、膨張弁13で減圧された後、蒸発器14にて吸熱し、ガス状態で圧縮機11に吸入される。このとき、制御弁16は閉状態で、バイパス回路15には冷媒は流れない。
第2のヒートポンプサイクル20では、圧縮機21で圧縮された冷媒は、給湯用熱交換器22で放熱し、膨張弁23で減圧された後、蒸発器24にて吸熱し、ガス状態で圧縮機21に吸入される。このとき、制御弁26は閉状態と、バイパス回路25には冷媒は流れない。
水供給配管34から供給される水は、流量調整弁31、減圧弁32、及び逆止弁33を順に通り、分岐して、給湯用熱交換器12の水用配管12Aと給湯用熱交換器22の水用配管22Aとにそれぞれ導かれる。水用配管12Aと水用配管22Aでそれぞれ加熱された温水は、再び合流した後に、逆止弁36、第一混合弁37、及び第二混合弁38を順に通り蛇口39に導かれる。
ヒートポンプサイクル10の能力制御は、圧縮機11での能力制御及び膨張弁13での開度制御により行う。圧縮機11での能力制御及び膨張弁13での開度制御は、温度センサ30Cでの検出温度がリモコン81で設定された湯温に近づくように、温度センサ10B、10D、10E、流量センサ30A、30Hからの検出値によって制御される。温度センサ10B、10D、10Eは入水温度を、温度センサ30Cでの検出温度は出湯温度を、流量センサ30A、30Hは給湯湯量をそれぞれ検出するもので、これらによりヒートポンプサイクル10の給湯負荷を正確に設定することができる。
また、ヒートポンプサイクル20の能力制御は、圧縮機21での能力制御及び膨張弁23での開度制御により行う。圧縮機21での能力制御及び膨張弁23での開度制御は、温度センサ30Dでの検出温度がリモコン81で設定された湯温に近づくように、温度センサ20B、20D、10E、流量センサ30A、30Hからの検出値によって制御される。温度センサ20B、20D、10Eは入水温度を、温度センサ30Dでの検出温度は出湯温度を、流量センサ30A、30Hは給湯湯量をそれぞれ検出するもので、これらによりヒートポンプサイクル20の給湯負荷を性格に設定することができる。
なお、ヒートポンプサイクル10、20での能力制御はこれらの給湯負荷に加え、貯湯タンク40の残湯量に応じて制御することが好ましい。すなわち、貯湯タンク40の残湯量が多い場合は貯湯タンク40からの給湯を主とし、貯湯タンク40の残湯量が少なくなったときにヒートポンプサイクル10、20からの給湯を主にするように制御する。これによりヒートポンプサイクルのオンオフ回数が少なくなるので、ヒートポンプサイクル10、20の信頼性劣化を防止することができる。なお、貯湯タンク40の残湯量は、温度センサ40B、40C、40Dにより検出することができる。
ヒートポンプサイクル10、20での能力制御を行っても、給湯用熱交換器12、22からの水温が設定温度よりも低い場合には、貯湯タンク40から第一混合弁37に温水を導入し、第一混合弁37での出口温度が設定温度となるように制御する。この場合は、ヒートポンプサイクル10、20からの湯を常に貯湯タンク40からの湯と混合して所定温度の給湯をすることができるので、ヒートポンプサイクル10、20からの湯の温度変動があってもそれを補償して給湯することができる。このように第一混合弁37の出口における湯温が設定温度となるように制御した場合は、第一混合弁37からの出湯を第二混合弁38を通さずに蛇口39に直接給湯するようにしてもよい。
第一混合弁37で貯湯タンク40からの温水を混合しても、その出口での湯温が設定温度よりも低い場合は、貯湯タンク40に貯湯されている温水の湯温が所定温度以下に低下したので、貯湯タンク40から供給する温水量を減少させ、又は停止させ、通常全開状態の流量調整弁31の開度を小さくし、蛇口39からの出湯流量を少なくして第一混合弁37での出口温度が設定温度となるように制御する。このように制御することにより、貯湯タンク40の湯切れによる給湯温度の低下を防止することができる。なお、この場合も第一混合弁37からの出湯を第二混合弁38を通さずに蛇口39に直接給湯するようにすることができる。
一方、ヒートポンプサイクル10、20での能力制御を行っても、給湯用熱交換器12、22からの水温が設定温度よりも高い場合には、第一混合弁37では貯湯タンク40からの温水との混合は行わずに給湯用熱交換器12、22からの温水を第二混合弁38の一方の供給路に供給し、第二混合弁38の他方の供給路に出水用配管52から冷水を導入し、第二混合弁38の出口における温水の温度が設定温度となるように制御し、蛇口39に供給する。このように第一混合弁37から設定温度より高い温度の温水を出湯させるように制御すると、その温水の湯温が変動しても第二混合弁38での冷水の混合量を調整することにより安定した湯温の温水を得ることができる。
以上のように湯温の制御を第一混合弁37及び第二混合弁38などの混合手段を使って行うと、貯湯タンク40、ヒートポンプサイクル10、20及び出水用配管52の切り替えが給湯温度の変動なく、行うことができる。
【0013】
次に、本実施例によるヒートポンプ給湯装置の給湯運転モードの立ち上げ制御について説明する。
圧縮機11、21の起動から所定の時間は、給湯用熱交換器12、22で十分な放熱量を得られない。従って、蛇口39の開放を流量センサ30Aにて検知し、第1のヒートポンプサイクル10及び第2のヒートポンプサイクル20が運転を開始すると同時に、上部出湯用配管51から貯湯タンク40内の高温水を第一混合弁37に導く。このとき、温度センサ30Eと温度センサ40Aとの温度を検出し、温度センサ30Fでの検出温度が設定温度となるように第一混合弁37での混合割合を制御する。運転開始時には、給湯用熱交換器12、22からの水温は低いため、貯湯タンク40からの温水を多く流し、その後給湯用熱交換器12、22からの水温が高まるにしたがって第一混合弁37により給湯用熱交換器12、22からの温水を優先的に出湯させ、貯湯タンク40からの温水を減少させる。そして給湯用熱交換器12、22からの水温が十分に高まった時点で貯湯タンク40からの出湯を停止する。
【0014】
次に、本実施例によるヒートポンプ給湯装置の給湯負荷が小さい場合の給湯運転モードについて説明する。
給湯負荷が小さい場合の給湯運転モードでは、風呂用熱交換器29を備えた第2のヒートポンプサイクル20の運転を行わない。その他の動作は通常の給湯運転モードと同様であり、給湯運転モードの立ち上げ制御も行う。なお、この場合には制御弁35を閉とし、水用配管22Aへの入水を阻止することが好ましい。
なお、本実施例では2つのヒートポンプサイクルの場合を示しているが、3つ以上のヒートポンプサイクルを備えている場合には、給湯負荷が小さい場合の給湯運転モードと同様に、風呂用熱交換器29を備えた第2のヒートポンプサイクル20を、風呂加熱運転のために待機させることが好ましい。
【0015】
次に、本実施例によるヒートポンプ給湯装置の貯湯運転モードについて説明する。
貯湯運転モードでは、第1のヒートポンプサイクル10及び第2のヒートポンプサイクル20を運転する。なお、複数のヒートポンプサイクルの全てを運転しない場合には、風呂用熱交換器29を備えた第2のヒートポンプサイクル20は、運転を行わず、風呂加熱運転のために待機させることが好ましい。
貯湯運転モードでは、制御弁45を開として循環ポンプ43を運転する。
循環ポンプ43の運転により、貯湯タンク40の底部配管42から冷水を導出し、分岐して、給湯用熱交換器12の水用配管12Aと給湯用熱交換器22の水用配管22Aとにそれぞれ導かれる。給湯用熱交換器12及び給湯用熱交換器22で加熱された温水は、上部循環用配管44から貯湯タンク40の上部に戻される。圧縮機11、21での能力制御は、温度センサ40Eによる給湯用熱交換器12、22の入口温度と、温度センサ30Eによる給湯用熱交換器12、22の出口温度と、流量センサ30Hによる循環流量、温度センサ10B、10D、10E、20B、20Dによって制御される。貯湯タンク40内の貯湯量は、温度センサ40B、40C、40Dによって検出し、貯湯タンク40内の貯湯量が所定以下であることを検出すると貯湯運転を開始し、貯湯タンク40内の貯湯量が所定以上であることを検出すると貯湯運転を停止する。
なお、循環用配管44及び制御弁45を有する循環路を省略し、第一混合弁37を用いて給湯用熱交換器12及び給湯用熱交換器22の出口側配管と上部出湯用配管51とを連通させることで、給湯用熱交換器12及び給湯用熱交換器22で加熱された温水を貯湯タンク40の上部に戻すように循環させるようにしてもよい。この場合は、貯湯タンク40への貯湯量を第一混合弁37により制御できるとともに、混合用経路を貯湯用の循環路と兼用して貯湯専用の循環路を不要とするので構成が簡単であり、低コストで貯湯させることができる。
【0016】
次に、本実施例によるヒートポンプ給湯装置の浴槽加熱運転モードについて説明する。
浴槽加熱運転モードでは、風呂用熱交換器29を備えた第2のヒートポンプサイクル20の運転を行い、制御弁26を開放する。また、水用配管22Aへの入水を阻止する制御弁35を閉とすることが好ましい。
圧縮機21で圧縮された冷媒は、バイパス回路25を流れ、風呂用熱交換器29で放熱し、膨張弁23で減圧された後、蒸発器24にて吸熱し、ガス状態で圧縮機21に吸入される。
一方、循環ポンプ61を運転し、浴槽60内の浴槽水を浴槽用循環配管62を介して水用配管29Aに導き、水用配管29Aで加熱された浴槽水を浴槽60内に戻す。
圧縮機21での能力制御及び膨張弁23での開度制御は、温度センサ60Cでの検出温度がリモコン81で設定された湯温に近づくように、温度センサ20F、60B、60C、20B、20D、20F、10Eからの検出値によって制御される。また、循環ポンプ61での循環量は、流量センサ60Aによって制御される。浴槽60内の温度を検出するためには、三方弁64の切り換えによって風呂用熱交換器29をバイパスさせ、循環ポンプ61、バイパス配管63、及び浴槽60で浴槽水を循環させ、温度センサ60Cにて検出を行う。
一方、浴槽60に温水を補充する場合あるいは浴槽60が空の状態から湯張りする場合には、注湯弁72を開放して給湯運転モードと同様に制御し、注湯用配管71から浴槽用循環配管62を介して浴槽60に給湯する。
【0017】
次に、本実施例によるヒートポンプ給湯装置の除霜運転モードについて説明する。
第1のヒートポンプサイクル10での除霜運転は、制御弁16を開、膨張弁13を開放し、ファン17の動作を停止して行う。
圧縮機11で圧縮された冷媒は、バイパス回路15を流れ、蒸発器14にて放熱し、ガス状態で圧縮機21に吸入される。このように蒸発器14にて所定時間冷媒を放熱させることで、蒸発器14の除霜を行うことができる。なお、着霜の検出は、温度センサ10D及び温度センサ10Eによって行う。
第2のヒートポンプサイクル20での除霜運転は、制御弁26を開、膨張弁23を開放し、ファン27の動作を停止して行う。
圧縮機21で圧縮された冷媒は、バイパス回路25を流れ、蒸発器24にて放熱し、ガス状態で圧縮機21に吸入される。このように蒸発器24にて所定時間冷媒を放熱させることで、蒸発器24の除霜を行うことができる。なお、着霜の検出は、温度センサ20D及び温度センサ10Eによって行う。
【0018】
図2は、本発明の他の実施例によるヒートポンプ給湯装置の回路構成図である。
本実施例によるヒートポンプ給湯装置では、第2のヒートポンプサイクル20において、給湯用熱交換器22と風呂用熱交換器29とを並列に設けている。また給湯用熱交換器22への冷媒流入を制御する制御弁26Aを追加している。
すなわち、第2のヒートポンプサイクル20は、圧縮機21、制御弁26A、給湯用熱交換器22、膨張弁23、及び蒸発器24を順に配管で接続して構成されている。また、第2のヒートポンプサイクル20は、給湯用熱交換器22をバイパスするバイパス回路25を備え、このバイパス回路25に、制御弁26と風呂用熱交換器29とを設けている。
本実施例における通常の給湯運転モードでは、圧縮機21で圧縮された冷媒は、給湯用熱交換器22で放熱し、膨張弁23で減圧された後、蒸発器24にて吸熱し、ガス状態で圧縮機21に吸入される。このとき、制御弁26は閉状態で、バイパス回路25には冷媒は流れないため、風呂用熱交換器29にも冷媒は流れない。
本実施例における浴槽加熱運転モードでは、制御弁26を開放し制御弁26Aを閉止する。また、水用配管22Aへの入水を阻止する制御弁35を閉とすることが好ましい。圧縮機21で圧縮された冷媒は、バイパス回路25を流れ、風呂用熱交換器29で放熱し、膨張弁23で減圧された後、蒸発器24にて吸熱し、ガス状態で圧縮機21に吸入される。
ヒートポンプサイクル20にて給湯、浴槽加熱の同時運転を行なう時は制御弁26、26Aを開放し給湯用熱交換器22と風呂用熱交換器29の両方に冷媒を供給する。
本実施例によれば、給湯用熱交換器22と風呂用熱交換器29とを直列に設けた場合と比較して、風呂用熱交換器29にも給湯用熱交換器22と同温度の高温冷媒を供給できるので、同時運転時のCOPを大きくすることができる。
その他の動作及び作用は図1と同様であるので説明は省略する。
【0019】
なお、上記実施例では冷媒として二酸化炭素を用いた場合で説明したが、冷媒としてR410A冷媒やHC冷媒などのその他の冷媒を用いてもよい。
また、上記実施例では、第1のヒートポンプサイクル10と第2のヒートポンプサイクル20とを備えたヒートポンプ給湯装置を用いて説明したが、3つ以上のヒートポンプサイクルを用いてもよい。
また、上記実施例では給湯用熱交換器12からの温水と給湯用熱交換器22からの温水を合流させて蛇口39などから出湯させたが、それぞれの給湯熱交換器からの温水を別々に出湯するように構成することもできる。この時ヒートポンプサイクルを異なる条件で運転させると2温度出湯が可能となる。
また、上記実施例において、風呂用熱交換器29を備えた第2のヒートポンプサイクル20に、給湯用熱交換器22への冷媒流入を阻止する制御弁を設けることが更に好ましい。
また、上記実施例では、風呂用熱交換器29を備えた第2のヒートポンプサイクル20は、給湯用熱交換器22と風呂用熱交換器29とを選択的に利用する場合を説明したが、給湯用熱交換器22及び風呂用熱交換器29を同時に利用した運転を行うこともできる。
また、第1のヒートポンプサイクル10にも第2のヒートポンプサイクル20と同じ構成となるように風呂用熱交換器29を設けてもよく、また風呂用熱交換器29以外の利用側熱交換器としてもよい。
また、上記説明における風呂用熱交換器29を、例えば床暖房や温風機器などの暖房用熱交換器として利用することもできる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、ヒートポンプサイクルを利用した瞬間湯沸かし型の給湯装置であって、給湯開始直後には貯湯タンクからの温水が出湯するので、給湯開始時に直ちに所定温度の湯を給湯することができる。
また、ヒートポンプサイクルからの水温が所定温度に達した後はヒートポンプサイクルからの給湯を主とするので、効率のよいヒートポンプ運転ができるとともに、貯湯タンクの湯切れを防止することができる。
また、起動開始と同時にヒートポンプサイクルを起動させるので、ヒートポンプサイクルの水温が短時間で所定温度近辺に達する。したがって、貯湯タンクからの流出量を少なく抑えることができるので、貯湯タンクの湯切れを防止することができる。
また、湯温の制御を混合手段を使って行うので、貯湯タンク、ヒートポンプサイクル及び出水用配管の切り替えを給湯温度の変動なく、行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるヒートポンプ給湯装置の回路構成図
【図2】本発明の他の実施例によるヒートポンプ給湯装置の回路構成図
【符号の説明】
10 第1のヒートポンプサイクル
11 圧縮機
12 給湯用熱交換器
13 膨張弁
14 蒸発器
20 第2のヒートポンプサイクル
21 圧縮機
22 給湯用熱交換器
23 膨張弁
24 蒸発器
29 風呂用熱交換器
37 第一混合弁
38 第二混合弁

Claims (12)

  1. 圧縮機、給湯用熱交換器、膨張弁、及び蒸発器を配管で接続したヒートポンプサイクルと、貯湯タンクと、前記給湯用熱交換器で加熱された温水と前記貯湯タンクからの温水とを混合する混合手段とを備えたヒートポンプ給湯装置であって、少なくとも給湯運転の起動時には、前記混合手段によって前記貯湯タンクからの温水を出湯させることを特徴とするヒートポンプ給湯装置。
  2. 前記給湯用熱交換器からの水温が所定温度に達した場合には、前記混合手段によって前記給湯用熱交換器からの温水を前記貯湯タンクからの温水に優先させて出湯させることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯装置。
  3. 前記給湯用熱交換器からの出湯温度を前記貯湯タンクからの出湯温度よりも低く設定したことを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯装置。
  4. 前記貯湯タンクからの湯温が所定温度以下となった場合には、前記混合手段によって前記貯湯タンクからの温水量を減少し、又は停止することを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯装置。
  5. 給湯運転の起動時に、前記ヒートポンプサイクルを起動させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置。
  6. 前記貯湯タンクの残湯量に応じて前記ヒートポンプサイクルの運転を制御することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置。
  7. 給湯負荷を検出し、検出した給湯負荷に応じて前記ヒートポンプサイクルの運転を制御することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置。
  8. 前記給湯負荷を、出湯目標温度、入水温度、及び給湯流量によって設定することを特徴とする請求項7に記載のヒートポンプ給湯装置。
  9. 前記貯湯タンクへの貯湯を、前記ヒートポンプサイクルによって行うことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置。
  10. 前記貯湯タンクへの貯湯を、前記混合手段を介して前記ヒートポンプサイクルによって行うことを特徴とする請求項9に記載のヒートポンプ給湯装置。
  11. 前記混合手段からの温水と水道管などからの冷水とを混合する第二混合手段を設け、前記混合手段からの温水と冷水の混合量を前記第二混合手段により制御することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載のヒートポンプ給湯装置。
  12. 前記混合手段からの温水の湯温を所定温度以上に設定し、前記第二混合手段により所定温度に制御することを特徴とする請求項11に記載のヒートポンプ給湯装置。
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