JP2004360519A - 可変容量液圧機械の吐出容量調整装置 - Google Patents

可変容量液圧機械の吐出容量調整装置 Download PDF

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【課題】可変容量ポンプの吸収馬力を従来技術の場合よりも大幅に理論曲線に近づけることのできる簡単な構造の吐出容量調整装置を提供する。
【解決手段】バネ力発生手段が1つのバネ129で構成され、ピストン手段が複数の長さの異なる小径ピストン110,112,116で構成されている。可変容量ポンプの駆動圧力の変化に応じて、前記バネ力に対抗する複数のピストンがパイロットピストン137を押圧しながらストローク移動を行う。そして、ストローク量の最も小さいピストンがその規制部位により停止されるとパイロットピストンへの押圧力は、前記停止したピストンの押圧力に対する寄与がなくなるのでその分だけ少なくなる。このようにして各ピストンのストローク量到達ごとに押圧力の特性を変化させるようにし、P−Q特性が理論双曲線に近づくようになっている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はエンジン等で駆動される可変容量ピストン機械等の可変容量調整装置に係り、特に可変容量ピストン機械の馬力一定制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
原動機で駆動される可変容量型油圧ポンプの馬力を制御する馬力制御装置において、入力馬力を簡単な構造の減馬力制御用レギュレータと同構造のレギュレータを用いて増馬力制御し得る馬力制御装置が提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−180168号公報「可変容量型油圧ポンプの馬力制御装置」
【0004】
上記の特開平5−180168号公報では、図9に示されるように、原動機で駆動される可変容量型ポンプの入力馬力を制御するレギュレータ10を、サーボシリンダ11と、バネで一端側へ付勢されたスプール13を有するスプール弁機構15と、スプール13を他端側へ付勢するコンペンピストン16を有するコンペンピストン機構20とで構成し、コンペンピストン16の段部及び端部とハウジング30との間に夫々油室17、18を形成し、原動機の設定回転数に応じた指令圧を油室18に供給する電磁比例減圧弁であってソレノイドに供給される駆動電流の増加に応じて減少する指令圧を発生する減圧弁を設け、駆動電流の増加に応じてポンプの入力馬力を増加させるように構成するものである。
【0005】
図8は、図9に示される構成になる装置を使用したときの油圧ポンプの吐出圧Pと油圧ポンプの吐出量Qとの関係を表わすP−Q特性線図である。前記図9の参照符号36、37は、図8のP−Q線図を得るためのバネである。
【0006】
例えば、図8の線図Lnの場合、これに追記した第1折れ点n1はコンペンピストンに作用する可変容量ポンプの吐出圧力がバネ37の設定荷重と等しくなり、第2折れ点n2までの圧力範囲では、バネ36、37のうちバネ37のみの力に対抗し、更に第2折れ点n2以降、コンペンピストンはバネ36,37の力の和に対抗して移動するので、ポンプの吐出量変化はn1〜n2の範囲に比較し、吐出量Qの変化はより少なくなる。ただし、ポンプが出力する油圧エネルギーはPとQの積P×Qで表され、駆動源がエンジン等であることを考慮すると前記積P×Qは一定値であることが望ましい。このため実用上は上記文献に開示されているように主に構造が複雑化するのを避け、且つコストやスペース上の制約からメカニカルな可変容量調整装置においては、2個のバネを使用し、理想曲線Liに対し近似折れ線Ln、Lmを使用している。
【0007】
ところで、上述した従来技術においては、可変容量ポンプのポンプ吐出圧力Pと吐出流量Qにおいて、この馬力制限を前記図8に追記した、P×Q=一定曲線Liに近似した折れ線Lnで設定し、且つ特性Lnを得るために2本のバネを使用しているので、同図中X、Yで示す領域ではLiとLnとの乖離が大きく、従って、原動機の馬力を有効に活用できないという問題がある。また、一部には前記PとQを電気的に検出・演算して各Pに対するQ調整する方法も実用されているが、構造が複雑であり、コストが高いという難点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明者等は前記問題を解決せんとして鋭意検討・努力した結果、流量調整装置内でバネにより付勢されるパイロットピストンの一端部に対し、複数の異なる位置でそのストローク位置が規制される比較的小さいピストンを臨ませ、可変容量ポンプ吐出圧力によりそれらピストンを駆動することにより解決できることを突き止めた。
【0009】
従って、本発明の目的は、可変容量ポンプをエンジン等の原動機で駆動した場合、可変容量ポンプの吸収馬力を従来技術の場合よりも大幅に理論曲線に近づけることのできる非常に簡単な構造の吐出容量調整装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明に係る可変容量液圧機械の吐出容量調整装置は、
前記吐出容量調整装置のパイロットピストンに当該液圧機械の駆動圧力を作用させ、このパイロットピストンに作用する油圧力と弾性力とにより前記駆動圧力の変化に応じて当該可変容量機械の吐出容量を調整するよう構成した可変容量機械の吐出容量調整装置であって、
前記パイロットピストンの一端側に配置され同パイロットピストンに軸方向の弾発力を与えるバネ力発生手段と、
前記パイロットピストンの他端側に隣接形成され前記駆動圧力を導かれた油室内に前記弾発力と対抗すべく配置されストローク規制部位を設けたピストン手段とを備えて構成される。
【0011】
その場合、前記バネ力発生手段は1つのバネにより形成され、前記ピストン手段は前記油室内に略並行に配設した長さの異なる複数のピストンを備えて構成することができる。
【0012】
また、その場合、前記バネ力発生手段は複数のバネにより形成され且つ各バネの弾発力発生位置が異なるよう配置して構成することができる。
【0013】
さらにその場合、前記ピストン手段は一本のピストンから構成することができる。
【0014】
さらに、前記ピストン手段は略並行に配設した長さの異なる複数のピストンで構成することもできる。
【0015】
【作用】
バネ力発生手段が1つのバネで構成され、ピストン手段が複数の長さの異なるピストンで構成されている場合、可変容量ポンプの駆動圧力の変化に応じて、バネ力に対抗する複数のピストンがパイロットピストンを押圧しながらストローク移動を行う。そして、ストローク量の最も小さいピストンがその規制部位により停止されるとパイロットピストンへの押圧力は、前記停止したピストンの押圧力に対する寄与がなくなるのでその分だけ少なくなる。このようにして各ピストンのストローク量到達ごとに押圧力の特性を変化させるようにし、P−Q特性が理論双曲線に近づくようになっている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施例について図1乃至図7により説明する。
【0017】
図1(a)において、参照符号101は、可変容量ポンプVRP例えば斜板式可変容量ピストンポンプの可変斜板を示しており、図示していないピストンシューが当該可変斜板101の摺動面Aを摺動しつつ図示していないシリンダブロックのピストン穴で往復動し、可変容量ポンプVRPの吐出ライン103へ圧油を吐出する。
【0018】
このポンプ1回転当たりの吐出量は、以降説明する吐出容量調整装置により、図中のθ即ち、可変斜板の101の傾転角を調整し前記ピストンの往復ストロークをこれに対応して増減することにより調整している。この実施例では、吐出容量調整装置は同図に示すサーボ部130と、ピストン105及び大径ピストン108とから構成される。ピストン105はそのピストン穴に摺動自在且つ液密的に支持され、その右端に面して形成された油室106に作用するポンプ吐出ライン103の圧力により、ピストン105とリンクバー134を介して可変斜板101を常時最大傾転角位置に保持している。一方、大径ピストン108においては、可変容量ポンプVRPの吐出油が吐出ライン132を経てサーボ部130へ送られ、その2次圧力が油室109へ作用し、この圧力が大径ピストン108の一端に作用しリンクレバー134を介して可変斜板101に制御力を伝えている。
【0019】
前記可変斜板101に作用する大径ピストン108からの力と、ピストン105からの力は互いに対抗しているが、大径ピストン108にはサーボ部130からのフィードバックリンク111が係合しており、従って、大径ピストン108は可変容量ポンプVRPの吐出圧力に対応する位置に調整されるようになっている。なお、これらピストン105、大径ピストン108及び図示していないピストンシューからの力はケーシングに設けた円筒面にて支持されている。なお、参照符号150は前記吐出容量調整装置及び可変容量ポンプVRPを含むポンプユニット全体を示す。
【0020】
図1のサーボ部130において、サーボケース114はスリーブ118をスリーブ穴135にて摺動自在且つ液密的に支持している。又、スリーブ118の内径部136にはサーボスプール137が摺動自在且つ液密的に支持されている。更に、サーボスプール137の内部には油路117を設けてあり、当該油路117にはその一端側にて小径ピストン116を摺動自在且つ液密的に支持してある。
【0021】
又、油路117つまり小径ピストン116の一端には絞り122、穴121を介し、常時、可変容量ポンプVRPの吐出ライン132の圧油が作用している。
【0022】
サーボスプール137の左端にはスペーサ138を介しバネ129による弾発力が作用している。さらに、サーボスプール137にはランド123が設けられており、このランド123の図中右の油室139には穴121を経て可変容量ポンプVRPの吐出ライン132の圧油が接続され、一方、油室140は穴125、内径通路141、穴127を介して左方の油室128へ接続され、更に同油室128はタンク131へ開放してある。
【0023】
前記サーボスプール137の右端はサーボケース114に嵌合・固定されたガイド115が取付けられている。このガイド115には長さの異なる小径ピストン110、112が摺動自在且つ液密的に支持されており、これら小径ピストン110、112の左端部は前記サーボスプール137の右端に当接している。又、小径ピストン110、112の左端側は、通路107を介し可変容量ポンプVRPの圧油を導かれた油室113に臨んでいる。前記油室113に臨む小径ピストン110、112の端部には肩部が形成されており、従って、油室113に圧油が導入されると小径ピストン110、112はそれぞれL2、L1移動後、前記肩部がガイド115に接触し停止されるようになっている。なお、前記サーボスプール137は本発明におけるパイロットピストンを構成し、また前記ピストン110、112の肩部は、本発明におけるストローク規制部位を構成している。
【0024】
図1(b)は、図1(a)のZ−Z線断面を示す。同図1(b)に示すように、前記リンク111は大径ピストン108に固着したピン142及びピン119を介してスリーブ118に係合しており、大径ピストン108の移動量をスリーブ118に対しリンク比a1/a2でフィードバックしている。
【0025】
以下前記図1(a)、(b)の動作及び作用について説明する。
【0026】
可変容量ポンプVRPに負荷が接続され、その吐出圧力をPとするとき、前記圧力Pは、サーボスプール137内の小径ピストン116に作用する反力としてサーボスプール137に対し、及び、ガイド115で支持された小径ピストン110、112に対し共にバネ129に対抗してサーボスプール137を図中左方へ押圧する力が作用する。以降、圧力Pが上昇する場合の特性を図2のポンプ吐出圧力Pと吐出流量Qとの特性図を参照して説明する。
【0027】
圧力Pがx1に至るまでは、各小径ピストン110、112、116は協同してサーボスプール137をバネ129の弾発力に対抗して図中左方へ移動させようとするが、前記バネの取付け荷重が小径ピストン110、112、116に作用する力の和によりも大きいためサーボスプール137は図示の位置に止まっている。更に、圧力Pが上昇し、前記3本のピストンに作用する力の和が前記バネ129の取付け荷重に等しくなる圧力Pが図2のx1であり、これより更に圧力Pが上昇すると上記3本のピストンが協同してバネ129の弾発力に対抗してサーボスプール137を図中左方へ移動させるので、実施例における小径ピストン112がストロークL1の間つまり図2におけるy1からy2に吐出量が低下するまでの間は、急勾配で吐出流量Qが低下する。
【0028】
更に、これより圧力Pが上昇し、小径ピストン110がL2ストロークに至るまでの間は、サーボスプール137に作用する小径ピストンは110と116の2本となるのでバネ129の弾発力に対抗する油圧力は小径ピストン12の分減少し、その結果吐出流量Qの減少は図2のy2からy3となり、y1からy2の場合に比較し圧力Pの変化に対する勾配はより小さくなる。
【0029】
更に圧力Pが上昇し、小径ピストン110のストロークがL2となる点で小径ピストン110はその肩部がガイド115に当接する。その結果、図2中、x3を超える圧力範囲ではサーボスプール137に対する油圧力はピストン116に作用する油圧反力としてサーボスプール137に作用する圧力のみとなる。従って、ポンプ吐出圧力Pの上昇に対する吐出流量Q低下の勾配はさらに小さくなり、図2のハの範囲となる。
【0030】
以上のように、バネ129に対抗させる小径ピストンを複数本設けて、各小径ピストンの径とストロークを調整するという極めて簡単な方法で、従来技術に比較し、可変容量ポンプの吸収馬力を理論双曲線に非常に近い折れ線として設定することが可能になる。
【0031】
なお、以上の図示した実施例の説明では、図3に示すように小径ピストンは3本を互いに並列に配置しているが、更に図5に示すようにこれを4本配置にすれば、図4に示すように、実馬力設定折れ線をさらに一層理論双曲線に近づけることが可能となる。
【0032】
図6は、本発明の他の実施例であって、図1(a)に対応するサーボスプール(137)を付勢するバネ手段をバネ(129)と内側のバネ165との2本で構成し、さらに図1(a)の小径ピストン110、112に代えて単一のピストン160とし、このピストン160の断面積をピストン(116)の例えば2倍程度に設定する。
【0033】
この図6に示す構成において、ピストン160つまりサーボスプール(137)のストロークがL4までの圧力範囲では、L4<L5のとき(但し、L5はバネ165がサーボスプール(137)に弾発力を及ぼすまでのストローク)はバネ(129)に対してピストン160に作用する油圧力が対抗するので、図7に示すように、吐出圧力Pの上昇に対して吐出流量Qの減少は比較的大きな勾配範囲イとなる。
【0034】
さらに、吐出圧力Pが上昇すると、サーボスプール(137)に作用する油圧力はピストン(116)に作用する油圧力と等価の力のみとなるので図7に示すように、範囲イに比較しその吐出流量Qの低下勾配は小さくなる。そしてさらに圧力Pが上昇してサーボスプール(137)が移動しバネ165の弾発力が加わると、圧力Pの上昇に対するバネの反力はバネ(129)と165との和となるので、圧力Pの上昇に対する吐出流量Qの減少勾配はさらに一層小さくなる。
【0035】
従って、図6に示した実施例の場合も、ピストン160の径即ち、断面積及びストローク、ピストン(116)の径及びバネ(129)、165の取付け荷重、長さを適切に設定することにより図7に示すように、理論馬力一定の双曲線に非常に近い、馬力折れ線図を生成することが可能である。
【0036】
以上、本発明の好適な実施例を図示して説明したが、本発明の主旨に照らせばこれら例示のものに限定されない。例えば、図6において単一のピストン160を設けるようにしたが、図3、5のように複数のピストンを設けること、又、左方のバネを2本以上適宜組み合わせるよう配置し、理論双曲線に近似するための折れ点を多くすることにより折れ線の近似精度を必要に応じて向上させることができることはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】
本発明による可変容量液圧機械の吐出容量調整装置は、
前記吐出容量調整装置のパイロットピストンに当該液圧機械の駆動圧力を作用させ、このパイロットピストンに作用する油圧力と弾性力とにより前記駆動圧力の変化に応じて当該可変容量機械の吐出容量を調整するよう構成した可変容量機械の吐出容量調整装置であって、
前記パイロットピストンの一端側に配置され同パイロットピストンに軸方向の弾発力を与えるバネ力発生手段と前記パイロットピストンの他端側に隣接形成され前記駆動圧力を導かれた油室内に前記弾発力に対抗すべく配置されストローク規制部位を設けたピストン手段とを有しているので、
ポンプ入力馬力(P×Q)を一定制御する場合において、非常に簡単な構成により馬力一定双曲線に近似でき、従って、エネルギーの有効利用及び当該可変容量ポンプを使用する機械装置の生産性を大幅に向上させるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の吐出容量調整装置の構成を示し、(a)は吐出容量調整装置の縦断面図、(b)は(a)のZ−Z線の断面を示す図である。
【図2】図1における3本の小径ピストンを用いた場合のポンプ吐出圧力Pとポンプ吐出流量Qにより生成される近似折れ線を示す図である。
【図3】図2に対応する3本の小径ピストンの軸方向から見た配置を示す図である。
【図4】図1の変形例で4本の小径ピストンを用いる場合のポンプ吐出圧力Pとポンプ吐出流量Qにより生成される近似折れ線を示す図である。
【図5】図4に対応する4本の小径ピストンの軸方向から見た配置を示す図である
【図6】本発明に係る他の実施例の吐出容量調整装置の要部の構成を示す図である。
【図7】図6におけるポンプ吐出圧力Pとポンプ吐出流量Qにより生成される近似折れ線を示す図である。
【図8】図9におけるポンプ吐出圧力Pとポンプ吐出流量Qにより生成される近似折れ線を示す図である。
【図9】従来の馬力制御装置の主要構成を示す断面図である。
【符号の説明】
101 可変斜板
103,132 吐出ライン
104,131 タンク
105 ピストン
107,117 通路
106,109,113 油室
108 大径ピストン
110,112,116 小径ピストン
111 フィードバックリンク
114 サーボケース
115 ガイド
118 スリーブ
119,120,142 ピン
121,125,127,135 穴
122 絞り
123 ランド
128,139,140 油室
129,165 バネ
130 サーボ部
133,134 リンクレバー
136 内径部
137 サーボスプール
138 スペーサ
150 ポンプユニット
160 ピストン
VRP 可変容量ポンプ

Claims (5)

  1. 吐出容量調整装置を有する可変容量液圧機械であって、前記吐出容量調整装置のパイロットピストンに当該液圧機械の駆動圧力を作用させ、このパイロットピストンに作用する油圧力と弾性力とにより前記駆動圧力の変化に応じて当該可変容量機械の吐出容量を調整するよう構成した可変容量機械の吐出容量調整装置において、
    前記パイロットピストンの一端側に配置され同パイロットピストンに軸方向の弾発力を与えるバネ力発生手段と、
    前記パイロットピストンの他端側に隣接形成され前記駆動圧力の導かれた油室内に前記弾発力と対抗すべく配置されストローク規制部位を設けたピストン手段とを備えた可変容量機械の吐出容量調整装置。
  2. 請求項1において、前記バネ力発生手段は1つのバネにより形成され、前記ピストン手段は前記油室内に略並行に配設した長さの異なる複数のピストンを備えたことを特徴とする可変容量機械の吐出容量調整装置。
  3. 請求項1において、前記バネ力発生手段は複数のバネにより形成され且つ各バネの弾発力発生位置が異なるよう配置したことを特徴とする可変容量機械の吐出容量調整装置。
  4. 請求項3において、前記ピストン手段は一本のピストンからなることを特徴とする可変容量機械の吐出容量調整装置。
  5. 請求項4において、前記ピストン手段は略並行に配設した長さの異なる複数のピストンからなることを特徴とする可変容量機械の吐出容量調整装置。
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