JP2004357801A - 化粧用表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者が化粧後の顔が左右対称であることを確認しやすくする。
【解決手段】利用者の顔画像を表示する表示部170と、利用者の化粧後の顔を撮像する撮像部110と、表示部170において、撮像部110が撮像した利用者の化粧後の顔画像を表示させると共に、化粧後の顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、左右を反転させた後、他方と同じ位置に表示させる表示制御部160とを備える。利用者の顔画像から、利用者の顔画像のエッジを抽出するエッジ抽出部120を更に備えてもよい。この場合、表示制御部160は、顔画像のエッジが重なるように、顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、他方の画像と重ねて表示部170に表示させる。
【選択図】 図2
【解決手段】利用者の顔画像を表示する表示部170と、利用者の化粧後の顔を撮像する撮像部110と、表示部170において、撮像部110が撮像した利用者の化粧後の顔画像を表示させると共に、化粧後の顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、左右を反転させた後、他方と同じ位置に表示させる表示制御部160とを備える。利用者の顔画像から、利用者の顔画像のエッジを抽出するエッジ抽出部120を更に備えてもよい。この場合、表示制御部160は、顔画像のエッジが重なるように、顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、他方の画像と重ねて表示部170に表示させる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧用表示装置に関する。特に本発明は、利用者が化粧しやすくするために利用者の顔画像を表示する化粧用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
利用者が化粧しやすくするために利用者の顔画像を表示する技術としては、化粧後の顔をシミュレートする技術がある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−63582号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
人は、顔が左右対称となるように化粧をする。このため、化粧後の顔が左右対称であるか否かを確認しやすくすると、人は化粧をし易くなる。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる化粧用表示装置を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、利用者が化粧しやすくするために利用者の顔画像を表示する化粧用表示装置であって、利用者の顔画像を表示する表示部と、利用者の化粧後の顔を撮像する撮像部と、表示部に、撮像部が撮像した利用者の化粧後の顔画像を表示させると共に、化粧後の顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、左右を反転させた後、他方と同じ位置に表示させる表示制御部とを備える化粧用表示装置を提供する。
【0006】
この化粧用表示装置において、利用者の顔画像から、利用者の顔画像のエッジを抽出するエッジ抽出部を更に備え、表示制御部は、顔画像のエッジが重なるように、顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、他方の画像と重ねて表示部に表示させてもよい。
表示制御部は、利用者の化粧後の顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、他方と同じ位置において、他方の画像と交互に切り換えて表示部に表示させてもよい。この場合利用者が操作可能な入力スイッチを更に備え、表示制御部は、入力スイッチが操作されるたびに、利用者の化粧後の顔画像の右半分の画像及び左半分の画像を交互に切り換えて表示部に表示させてもよい。
【0007】
撮像部が撮像した利用者の化粧後の顔画像の右半分の画像と左半分の画像の一方を反転させた後、互いの差異を抽出する差異抽出部を更に備え、表示制御部は、差異抽出部が抽出した差異を強調して利用者の化粧後の顔画像を表示部に表示させてもよい。この場合、撮像部は、化粧前の利用者の顔画像を予め撮像し、差異抽出部は、利用者の化粧後の顔画像の右半分と左半分の差異を、化粧前の利用者の顔画像の右半分の画像と左半分の画像の差異を補正した上で抽出してもよい。
【0008】
撮像部は、化粧前の利用者の顔画像を予め撮像し、更に、化粧前の利用者の顔画像を保存しておく化粧前画像保存部と、利用者の化粧後の顔画像が利用者の化粧前の顔画像と異なる部分を抽出する差異抽出部を更に備え、表示制御部は、異なる部分を強調して、利用者の化粧後の顔画像を表示部に表示させてもよい。
見本となる利用者の過去の化粧後の顔画像である見本画像を保存しておく見本画像保存部を更に備え、表示制御部は、さらに、見本画像保存部が保存している見本画像と、撮像部が撮像した利用者の現在の化粧後の顔画像を交互に切り換えて表示部に表示させてもよい。この場合、利用者が操作可能な入力スイッチを更に備え、表示制御部は、入力スイッチが操作されるたびに、利用者の現在の化粧後の顔画像と、利用者の過去の化粧後の顔画像を交互に切り換えて表示部に表示させてもよい。
【0009】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0011】
図1は、本発明の一実施形態である化粧用表示装置100の使用例を示す図である。化粧用表示装置100は、利用者の顔を撮像する撮像部を備えている。化粧用表示装置100は、化粧後の利用者の顔画像を撮像し、この顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、左右反転させた後、他方と重ねて表示したり、他方と同じ位置で交互に表示したりする。このため、利用者は、化粧後の顔が左右対称になっているか否かを容易に確認することができる。
【0012】
図2は、化粧用表示装置100の構成の一例を示すブロック図である。化粧用表示装置100は、撮像部110、エッジ抽出部120、画像保持部130、差異抽出部140、表示制御部160、表示部170、及び図示しない操作部を備える。操作部は、左右切換用入力スイッチ150及び見本表示用入力スイッチ152を有している。利用者は、操作部を操作することで化粧用表示装置100に入力を行う。撮像部110は、利用者による入力に従って利用者の顔を撮像する。エッジ抽出部120は、表示制御部160を介して利用者の顔画像を取得し、利用者の顔画像のエッジを抽出する。ここで抽出されるエッジには、顔の輪郭の他、顔を構成する部分のエッジ、例えば眉毛の両端を示すエッジや目や鼻の輪郭を示すエッジが含まれる。
【0013】
画像保持部130は、利用者の化粧前の顔画像、利用者の化粧後の顔画像、及び利用者の過去の化粧後の顔画像であり見本となる顔画像である見本画像を保持している。
差異抽出部140は、利用者の顔画像の右半分と左半分の差異を抽出する。また差異抽出部140は、化粧後の利用者の顔画像と化粧前の利用者の顔画像の差異を抽出する。また差異抽出部140は、化粧後の利用者の顔画像と、見本画像の差異を抽出する。
【0014】
左右切換用入力スイッチ150及び見本表示用入力スイッチ152は、それぞれ表示部170に表示している表示画像を切り換えるためのスイッチである。表示制御部160は、化粧後の利用者の顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、左右反転させる。そして2つの画像を、表示部170に重ねて表示させたり、表示部170に交互に表示させたりする。ここで表示制御部160は、左右切換用入力スイッチ150が操作されるたびに、表示している画像を右半分の画像から左半分の画像に切り換えたり、左半分の画像から右半分の画像に切り換える。また表示制御部160は、見本表示用入力スイッチ152が操作されるたびに、表示している画像を、化粧後の利用者の顔画像から見本画像に切り換えたり、見本画像から化粧後の利用者の顔画像に切り換える。
【0015】
このように、化粧用表示装置100は、様々な形式で利用者の化粧後の顔画像を表示する。従って、利用者は化粧の結果を容易に確認することができる。
【0016】
図3は、画像保持部130のデータ構成を示すテーブルである。画像保持部130は、化粧前の利用者の顔画像、化粧後の利用者の顔画像、及び複数の見本画像を保持している。化粧前の利用者の顔画像は、化粧をする直前に更新されるのが好ましい。見本画像は、互いに異なるタイプの化粧結果を示しており、それぞれ化粧が上手くいったと利用者が思ったときに、利用者からの入力に従って画像保持部130に追加格納されたり、更新される。複数の見本画像が登録されていると、利用者は、異なる化粧結果を示す見本画像を選択することができる。そして、異なるタイプの化粧を容易に行うことができる。
【0017】
図4は、化粧用表示装置100の動作の一例を示すフローチャートである。撮像部110は、利用者が行う操作に従って、利用者の化粧前の顔画像を撮像し、画像保持部130に格納して保存する(S10)。ここで好ましくは、撮像部110は利用者の顔を略正面から撮像する。利用者が化粧を行った後、撮像部110は、利用者が行う操作に従って、利用者の化粧後の顔画像を撮像する(S20)。ここで好ましくは、撮像部110は利用者の顔を略正面から撮像する。
【0018】
そして利用者が化粧前の顔画像との比較を望んでいる場合(S30:Yes)、差異抽出部140は、化粧前の顔画像と化粧後の顔画像の差異を抽出して強調する(S40)。
利用者が見本画像との比較を望んでいる場合(S30:NoかつS50:Yes)、差異抽出部140は、見本画像と化粧後の顔画像の差異を抽出して強調する(S60)。それ以外の場合(S30:NoかつS50:No)、差異抽出部140は、化粧後の顔画像における左右の差異を抽出して強調する(S70)。
そして表示制御部160は、利用者の化粧後の顔画像を表示部170に表示するとともに、化粧後の顔画像の右半分及び左半分を、利用者が行う操作に従って交互に切り換えつつ表示部170に表示する(S80)。
【0019】
図5は、図4のS40の詳細を示すフローチャートである。エッジ抽出部120は、化粧前の利用者の顔画像の輪郭を抽出すると共に、化粧後の利用者の顔の輪郭を抽出する(S100)。差異抽出部140は、エッジ抽出部120が抽出した輪郭が重なるように化粧前の顔画像と化粧後の顔画像の位置を合わせ、差異を抽出する(S110)。差異抽出部140は、抽出した差異を強調するように、化粧後の顔画像を処理する(S120)。そして差異抽出部140は、化粧後の顔画像を右半分と左半分に分割し(S130)、右半分の画像を左右反転する(S140)。
このようにすると、差異抽出部140は、化粧前の顔画像と化粧後の顔画像の差異を抽出することができる。また差異を強調するように化粧後の顔画像を処理しているため、利用者は、化粧後の顔画像が表示部170に表示されたときに、化粧前と違う部分を容易に認識することができる。
【0020】
図6は、図4のS60の詳細を示すフローチャートである。エッジ抽出部120は、利用者が行う操作に従って、画像保持部130から見本画像を選択する(S200)。そしてエッジ抽出部120は、見本画像の輪郭を抽出すると共に、化粧後の利用者の顔の輪郭を抽出する(S210)。差異抽出部140は、エッジ抽出部120が抽出した輪郭が重なるように見本画像と化粧後の顔画像の位置を合わせ、差異を抽出する(S220)。差異抽出部140は、抽出した差異を強調するように、化粧後の顔画像を処理する(S230)。そして化粧後の顔画像を右半分と左半分に分割し(S240)、右半分の画像を左右反転する(S250)。
このようにすると、差異抽出部140は、化粧後の顔画像と見本画像の差異を抽出することができる。また差異を強調するように化粧後の顔画像を処理しているため、利用者は、化粧後の顔画像が表示部170に表示されたときに、見本画像と違う部分を容易に認識することができる。
【0021】
図7は、図4のS70の詳細を示すフローチャートである。エッジ抽出部120は、化粧前の利用者の顔画像の輪郭を抽出すると共に、化粧後の利用者の顔画像の輪郭を抽出する(S300)。差異抽出部140は、化粧前の利用者の顔画像及び化粧後の利用者の顔画像を、それぞれ右半分の画像と左半分の画像に分割する(S310)。
差異抽出部140は、化粧前の利用者の顔画像において、エッジ抽出部120が抽出した輪郭が重なるように、右半分の顔画像と左半分の顔画像の位置を合わせる。また化粧後の利用者の顔画像においても、化粧前の利用者の顔画像における位置と同じ位置に、右半分の顔画像と左半分の顔画像の位置を合わせる(S320)。そして差異抽出部140は、化粧前の利用者の顔画像及び化粧後の利用者の顔画像の双方において、右半分の画像と左半分の画像の差異を抽出する(S330)。そして化粧後における差異の、化粧前における差異に対する差分を算出し(S340)、算出した差分を強調するように、化粧後の顔画像における右半分の画像を処理する(S350)。
このようにすると、差異抽出部140は、利用者の顔が元々有する左右の差異を補正した上で、利用者の化粧後の左右の差異を抽出することができる。また左右違う部分を強調しているため、化粧後の顔画像が表示部170に表示されたときに、利用者は左右対象でない部分を容易に認識することができる。
【0022】
図8は、図4のS80の詳細を示すフローチャートである。表示制御部160は、まず利用者の化粧後の顔画像全体を表示部170に表示させる(S400)。そして化粧後の顔画像において、左右反転後の右半分の画像の表示位置を、左半分の画像と顔の輪郭が重なるように設定する(S410)。
【0023】
そして表示制御部160は、右半分の画像と左半分の画像を重ねて表示する旨の操作を利用者が行った場合(S420:Yes)、表示部170に、反転後の右半分の画像と左半分の画像を重ねて表示させる(S430)。このようにすると、利用者は化粧後の顔における左右の差異即ち対称性を直接認識することができる。
なお、左半分の画像すなわち差異の強調処理を行っていない画像を、右半分の画像すなわち差異の強調処理を行った画像に対して薄く表示するのが望ましい。
【0024】
また右半分の画像と左半分の画像を重ねて表示する旨の操作を利用者が行わなかった場合(S420:No)、表示制御部160は、まず反転後の右半分の画像を表示部170に表示させる(S440)。そして、表示を終了させるまで、利用者が左右切換用入力スイッチ150を操作する毎に、表示している画像を、右半分の画像から左半分の画像に、または左半分の画像から右半分の画像に、交互に切り換える(S450〜S470)。このようにすると、利用者は、化粧後の顔における左右の差異即ち対称性を、残像や印象に基づいて認識することができる。
【0025】
図9は、化粧用表示装置100の他の動作例を示すフローチャートである。撮像部110は、利用者が行う操作に従って、利用者の化粧前の顔画像を撮像し、画像保持部130に格納して保存する(S10)。ここで好ましくは、撮像部110は利用者の顔を正面から撮像する。利用者が化粧を行った後、撮像部110は、利用者が行う操作に従って、利用者の化粧後の顔画像を撮像する(S20)。ここで好ましくは、撮像部110は利用者の顔を正面から撮像する。
【0026】
エッジ抽出部120は、利用者からの指示に従って画像保持部130から見本画像を選択する(S500)。そして利用者の化粧後の顔画像における左右の差異を抽出して強調する(S70)。表示制御部160は、表示部170に、左右を反転した化粧後の右半分の顔画像を表示させる(S510)。
【0027】
そして表示制御部160は、左右切換用入力スイッチ150が操作されるたびに、表示部170に表示している画像を、右半分の画像から左半分の画像に、または左半分の画像から右半分の画像に、交互に切り換える(S520、S530及びS560)。
また表示制御部160は、見本表示用入力スイッチ152が操作されるたびに、表示部170に表示している画像を、化粧後の顔画像から見本画像に、または見本画像から化粧後の画像に、交互に切り換える(S540、S550及びS560)。
【0028】
従って、利用者は、化粧後の顔における左右の差異即ち対称性を認識することができると共に、化粧後の顔と見本画像との差異を認識することもできる。
【0029】
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることができる。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、右半分の画像と左半分の画像の表示位置を、顔の輪郭ではなく眉のエッジを重ねるように設定してもよい。このようにすると、利用者は、眉のエッジが左右対称になっているか否かを容易に確認することができる。このときは、図7の処理においてS340の処理を省略し、化粧前の顔画像における左右の差異を補正しない。
【0030】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば、利用者は、化粧後の顔の左右の対称性を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である化粧用表示装置100の使用例を示す図
【図2】化粧用表示装置100の構成の一例を示すブロック図
【図3】画像保持部130のデータ構成を示すテーブル
【図4】化粧用表示装置100の動作の一例を示すフローチャート
【図5】図4のS40の詳細を示すフローチャート
【図6】図4のS60の詳細を示すフローチャート
【図7】図4のS70の詳細を示すフローチャート
【図8】図4のS80の詳細を示すフローチャート
【図9】化粧用表示装置100の他の動作例を示すフローチャート
【符号の説明】
100…化粧用表示装置
110…撮像部
120…エッジ抽出部
130…画像保持部
140…差異抽出部
150…左右切換用入力スイッチ
152…見本表示用入力スイッチ
160…表示制御部
170…表示部
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧用表示装置に関する。特に本発明は、利用者が化粧しやすくするために利用者の顔画像を表示する化粧用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
利用者が化粧しやすくするために利用者の顔画像を表示する技術としては、化粧後の顔をシミュレートする技術がある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−63582号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
人は、顔が左右対称となるように化粧をする。このため、化粧後の顔が左右対称であるか否かを確認しやすくすると、人は化粧をし易くなる。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる化粧用表示装置を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態によると、利用者が化粧しやすくするために利用者の顔画像を表示する化粧用表示装置であって、利用者の顔画像を表示する表示部と、利用者の化粧後の顔を撮像する撮像部と、表示部に、撮像部が撮像した利用者の化粧後の顔画像を表示させると共に、化粧後の顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、左右を反転させた後、他方と同じ位置に表示させる表示制御部とを備える化粧用表示装置を提供する。
【0006】
この化粧用表示装置において、利用者の顔画像から、利用者の顔画像のエッジを抽出するエッジ抽出部を更に備え、表示制御部は、顔画像のエッジが重なるように、顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、他方の画像と重ねて表示部に表示させてもよい。
表示制御部は、利用者の化粧後の顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、他方と同じ位置において、他方の画像と交互に切り換えて表示部に表示させてもよい。この場合利用者が操作可能な入力スイッチを更に備え、表示制御部は、入力スイッチが操作されるたびに、利用者の化粧後の顔画像の右半分の画像及び左半分の画像を交互に切り換えて表示部に表示させてもよい。
【0007】
撮像部が撮像した利用者の化粧後の顔画像の右半分の画像と左半分の画像の一方を反転させた後、互いの差異を抽出する差異抽出部を更に備え、表示制御部は、差異抽出部が抽出した差異を強調して利用者の化粧後の顔画像を表示部に表示させてもよい。この場合、撮像部は、化粧前の利用者の顔画像を予め撮像し、差異抽出部は、利用者の化粧後の顔画像の右半分と左半分の差異を、化粧前の利用者の顔画像の右半分の画像と左半分の画像の差異を補正した上で抽出してもよい。
【0008】
撮像部は、化粧前の利用者の顔画像を予め撮像し、更に、化粧前の利用者の顔画像を保存しておく化粧前画像保存部と、利用者の化粧後の顔画像が利用者の化粧前の顔画像と異なる部分を抽出する差異抽出部を更に備え、表示制御部は、異なる部分を強調して、利用者の化粧後の顔画像を表示部に表示させてもよい。
見本となる利用者の過去の化粧後の顔画像である見本画像を保存しておく見本画像保存部を更に備え、表示制御部は、さらに、見本画像保存部が保存している見本画像と、撮像部が撮像した利用者の現在の化粧後の顔画像を交互に切り換えて表示部に表示させてもよい。この場合、利用者が操作可能な入力スイッチを更に備え、表示制御部は、入力スイッチが操作されるたびに、利用者の現在の化粧後の顔画像と、利用者の過去の化粧後の顔画像を交互に切り換えて表示部に表示させてもよい。
【0009】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0011】
図1は、本発明の一実施形態である化粧用表示装置100の使用例を示す図である。化粧用表示装置100は、利用者の顔を撮像する撮像部を備えている。化粧用表示装置100は、化粧後の利用者の顔画像を撮像し、この顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、左右反転させた後、他方と重ねて表示したり、他方と同じ位置で交互に表示したりする。このため、利用者は、化粧後の顔が左右対称になっているか否かを容易に確認することができる。
【0012】
図2は、化粧用表示装置100の構成の一例を示すブロック図である。化粧用表示装置100は、撮像部110、エッジ抽出部120、画像保持部130、差異抽出部140、表示制御部160、表示部170、及び図示しない操作部を備える。操作部は、左右切換用入力スイッチ150及び見本表示用入力スイッチ152を有している。利用者は、操作部を操作することで化粧用表示装置100に入力を行う。撮像部110は、利用者による入力に従って利用者の顔を撮像する。エッジ抽出部120は、表示制御部160を介して利用者の顔画像を取得し、利用者の顔画像のエッジを抽出する。ここで抽出されるエッジには、顔の輪郭の他、顔を構成する部分のエッジ、例えば眉毛の両端を示すエッジや目や鼻の輪郭を示すエッジが含まれる。
【0013】
画像保持部130は、利用者の化粧前の顔画像、利用者の化粧後の顔画像、及び利用者の過去の化粧後の顔画像であり見本となる顔画像である見本画像を保持している。
差異抽出部140は、利用者の顔画像の右半分と左半分の差異を抽出する。また差異抽出部140は、化粧後の利用者の顔画像と化粧前の利用者の顔画像の差異を抽出する。また差異抽出部140は、化粧後の利用者の顔画像と、見本画像の差異を抽出する。
【0014】
左右切換用入力スイッチ150及び見本表示用入力スイッチ152は、それぞれ表示部170に表示している表示画像を切り換えるためのスイッチである。表示制御部160は、化粧後の利用者の顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、左右反転させる。そして2つの画像を、表示部170に重ねて表示させたり、表示部170に交互に表示させたりする。ここで表示制御部160は、左右切換用入力スイッチ150が操作されるたびに、表示している画像を右半分の画像から左半分の画像に切り換えたり、左半分の画像から右半分の画像に切り換える。また表示制御部160は、見本表示用入力スイッチ152が操作されるたびに、表示している画像を、化粧後の利用者の顔画像から見本画像に切り換えたり、見本画像から化粧後の利用者の顔画像に切り換える。
【0015】
このように、化粧用表示装置100は、様々な形式で利用者の化粧後の顔画像を表示する。従って、利用者は化粧の結果を容易に確認することができる。
【0016】
図3は、画像保持部130のデータ構成を示すテーブルである。画像保持部130は、化粧前の利用者の顔画像、化粧後の利用者の顔画像、及び複数の見本画像を保持している。化粧前の利用者の顔画像は、化粧をする直前に更新されるのが好ましい。見本画像は、互いに異なるタイプの化粧結果を示しており、それぞれ化粧が上手くいったと利用者が思ったときに、利用者からの入力に従って画像保持部130に追加格納されたり、更新される。複数の見本画像が登録されていると、利用者は、異なる化粧結果を示す見本画像を選択することができる。そして、異なるタイプの化粧を容易に行うことができる。
【0017】
図4は、化粧用表示装置100の動作の一例を示すフローチャートである。撮像部110は、利用者が行う操作に従って、利用者の化粧前の顔画像を撮像し、画像保持部130に格納して保存する(S10)。ここで好ましくは、撮像部110は利用者の顔を略正面から撮像する。利用者が化粧を行った後、撮像部110は、利用者が行う操作に従って、利用者の化粧後の顔画像を撮像する(S20)。ここで好ましくは、撮像部110は利用者の顔を略正面から撮像する。
【0018】
そして利用者が化粧前の顔画像との比較を望んでいる場合(S30:Yes)、差異抽出部140は、化粧前の顔画像と化粧後の顔画像の差異を抽出して強調する(S40)。
利用者が見本画像との比較を望んでいる場合(S30:NoかつS50:Yes)、差異抽出部140は、見本画像と化粧後の顔画像の差異を抽出して強調する(S60)。それ以外の場合(S30:NoかつS50:No)、差異抽出部140は、化粧後の顔画像における左右の差異を抽出して強調する(S70)。
そして表示制御部160は、利用者の化粧後の顔画像を表示部170に表示するとともに、化粧後の顔画像の右半分及び左半分を、利用者が行う操作に従って交互に切り換えつつ表示部170に表示する(S80)。
【0019】
図5は、図4のS40の詳細を示すフローチャートである。エッジ抽出部120は、化粧前の利用者の顔画像の輪郭を抽出すると共に、化粧後の利用者の顔の輪郭を抽出する(S100)。差異抽出部140は、エッジ抽出部120が抽出した輪郭が重なるように化粧前の顔画像と化粧後の顔画像の位置を合わせ、差異を抽出する(S110)。差異抽出部140は、抽出した差異を強調するように、化粧後の顔画像を処理する(S120)。そして差異抽出部140は、化粧後の顔画像を右半分と左半分に分割し(S130)、右半分の画像を左右反転する(S140)。
このようにすると、差異抽出部140は、化粧前の顔画像と化粧後の顔画像の差異を抽出することができる。また差異を強調するように化粧後の顔画像を処理しているため、利用者は、化粧後の顔画像が表示部170に表示されたときに、化粧前と違う部分を容易に認識することができる。
【0020】
図6は、図4のS60の詳細を示すフローチャートである。エッジ抽出部120は、利用者が行う操作に従って、画像保持部130から見本画像を選択する(S200)。そしてエッジ抽出部120は、見本画像の輪郭を抽出すると共に、化粧後の利用者の顔の輪郭を抽出する(S210)。差異抽出部140は、エッジ抽出部120が抽出した輪郭が重なるように見本画像と化粧後の顔画像の位置を合わせ、差異を抽出する(S220)。差異抽出部140は、抽出した差異を強調するように、化粧後の顔画像を処理する(S230)。そして化粧後の顔画像を右半分と左半分に分割し(S240)、右半分の画像を左右反転する(S250)。
このようにすると、差異抽出部140は、化粧後の顔画像と見本画像の差異を抽出することができる。また差異を強調するように化粧後の顔画像を処理しているため、利用者は、化粧後の顔画像が表示部170に表示されたときに、見本画像と違う部分を容易に認識することができる。
【0021】
図7は、図4のS70の詳細を示すフローチャートである。エッジ抽出部120は、化粧前の利用者の顔画像の輪郭を抽出すると共に、化粧後の利用者の顔画像の輪郭を抽出する(S300)。差異抽出部140は、化粧前の利用者の顔画像及び化粧後の利用者の顔画像を、それぞれ右半分の画像と左半分の画像に分割する(S310)。
差異抽出部140は、化粧前の利用者の顔画像において、エッジ抽出部120が抽出した輪郭が重なるように、右半分の顔画像と左半分の顔画像の位置を合わせる。また化粧後の利用者の顔画像においても、化粧前の利用者の顔画像における位置と同じ位置に、右半分の顔画像と左半分の顔画像の位置を合わせる(S320)。そして差異抽出部140は、化粧前の利用者の顔画像及び化粧後の利用者の顔画像の双方において、右半分の画像と左半分の画像の差異を抽出する(S330)。そして化粧後における差異の、化粧前における差異に対する差分を算出し(S340)、算出した差分を強調するように、化粧後の顔画像における右半分の画像を処理する(S350)。
このようにすると、差異抽出部140は、利用者の顔が元々有する左右の差異を補正した上で、利用者の化粧後の左右の差異を抽出することができる。また左右違う部分を強調しているため、化粧後の顔画像が表示部170に表示されたときに、利用者は左右対象でない部分を容易に認識することができる。
【0022】
図8は、図4のS80の詳細を示すフローチャートである。表示制御部160は、まず利用者の化粧後の顔画像全体を表示部170に表示させる(S400)。そして化粧後の顔画像において、左右反転後の右半分の画像の表示位置を、左半分の画像と顔の輪郭が重なるように設定する(S410)。
【0023】
そして表示制御部160は、右半分の画像と左半分の画像を重ねて表示する旨の操作を利用者が行った場合(S420:Yes)、表示部170に、反転後の右半分の画像と左半分の画像を重ねて表示させる(S430)。このようにすると、利用者は化粧後の顔における左右の差異即ち対称性を直接認識することができる。
なお、左半分の画像すなわち差異の強調処理を行っていない画像を、右半分の画像すなわち差異の強調処理を行った画像に対して薄く表示するのが望ましい。
【0024】
また右半分の画像と左半分の画像を重ねて表示する旨の操作を利用者が行わなかった場合(S420:No)、表示制御部160は、まず反転後の右半分の画像を表示部170に表示させる(S440)。そして、表示を終了させるまで、利用者が左右切換用入力スイッチ150を操作する毎に、表示している画像を、右半分の画像から左半分の画像に、または左半分の画像から右半分の画像に、交互に切り換える(S450〜S470)。このようにすると、利用者は、化粧後の顔における左右の差異即ち対称性を、残像や印象に基づいて認識することができる。
【0025】
図9は、化粧用表示装置100の他の動作例を示すフローチャートである。撮像部110は、利用者が行う操作に従って、利用者の化粧前の顔画像を撮像し、画像保持部130に格納して保存する(S10)。ここで好ましくは、撮像部110は利用者の顔を正面から撮像する。利用者が化粧を行った後、撮像部110は、利用者が行う操作に従って、利用者の化粧後の顔画像を撮像する(S20)。ここで好ましくは、撮像部110は利用者の顔を正面から撮像する。
【0026】
エッジ抽出部120は、利用者からの指示に従って画像保持部130から見本画像を選択する(S500)。そして利用者の化粧後の顔画像における左右の差異を抽出して強調する(S70)。表示制御部160は、表示部170に、左右を反転した化粧後の右半分の顔画像を表示させる(S510)。
【0027】
そして表示制御部160は、左右切換用入力スイッチ150が操作されるたびに、表示部170に表示している画像を、右半分の画像から左半分の画像に、または左半分の画像から右半分の画像に、交互に切り換える(S520、S530及びS560)。
また表示制御部160は、見本表示用入力スイッチ152が操作されるたびに、表示部170に表示している画像を、化粧後の顔画像から見本画像に、または見本画像から化粧後の画像に、交互に切り換える(S540、S550及びS560)。
【0028】
従って、利用者は、化粧後の顔における左右の差異即ち対称性を認識することができると共に、化粧後の顔と見本画像との差異を認識することもできる。
【0029】
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることができる。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、右半分の画像と左半分の画像の表示位置を、顔の輪郭ではなく眉のエッジを重ねるように設定してもよい。このようにすると、利用者は、眉のエッジが左右対称になっているか否かを容易に確認することができる。このときは、図7の処理においてS340の処理を省略し、化粧前の顔画像における左右の差異を補正しない。
【0030】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば、利用者は、化粧後の顔の左右の対称性を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である化粧用表示装置100の使用例を示す図
【図2】化粧用表示装置100の構成の一例を示すブロック図
【図3】画像保持部130のデータ構成を示すテーブル
【図4】化粧用表示装置100の動作の一例を示すフローチャート
【図5】図4のS40の詳細を示すフローチャート
【図6】図4のS60の詳細を示すフローチャート
【図7】図4のS70の詳細を示すフローチャート
【図8】図4のS80の詳細を示すフローチャート
【図9】化粧用表示装置100の他の動作例を示すフローチャート
【符号の説明】
100…化粧用表示装置
110…撮像部
120…エッジ抽出部
130…画像保持部
140…差異抽出部
150…左右切換用入力スイッチ
152…見本表示用入力スイッチ
160…表示制御部
170…表示部
Claims (9)
- 利用者が化粧しやすくするために前記利用者の顔画像を表示する化粧用表示装置であって、
前記利用者の顔画像を表示する表示部と、
前記利用者の化粧後の顔を撮像する撮像部と、
前記表示部に、前記撮像部が撮像した前記利用者の化粧後の顔画像を表示させると共に、前記化粧後の顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、左右を反転させた後、他方と同じ位置に表示させる表示制御部と
を備える化粧用表示装置。 - 前記利用者の顔画像から、前記利用者の顔画像のエッジを抽出するエッジ抽出部を更に備え、
前記表示制御部は、前記顔画像のエッジが重なるように、顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、他方の画像と重ねて前記表示部に表示させる、請求項1に記載の化粧用表示装置。 - 前記表示制御部は、前記利用者の化粧後の顔画像の右半分の画像及び左半分の画像の一方を、前記他方と同じ位置において、前記他方の画像と交互に切り換えて前記表示部に表示させる、請求項1に記載の化粧用表示装置。
- 前記利用者が操作可能な入力スイッチを更に備え、
前記表示制御部は、前記入力スイッチが操作されるたびに、前記利用者の化粧後の顔画像の右半分の画像及び左半分の画像を交互に切り換えて前記表示部に表示させる、請求項3に記載の化粧用表示装置。 - 前記撮像部が撮像した前記利用者の化粧後の顔画像の右半分の画像と左半分の画像の一方を反転させた後、互いの差異を抽出する差異抽出部を更に備え、
前記表示制御部は、前記差異抽出部が抽出した差異を強調して前記利用者の化粧後の顔画像を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の化粧用表示装置。 - 前記撮像部は、化粧前の前記利用者の顔画像を予め撮像し、
前記差異抽出部は、前記利用者の化粧後の顔画像の右半分と左半分の差異を、前記化粧前の利用者の顔画像の右半分の画像と左半分の画像の差異を補正した上で抽出する、請求項5に記載の化粧用表示装置。 - 前記撮像部は、化粧前の前記利用者の顔画像を予め撮像し、
更に、前記化粧前の利用者の顔画像を保存しておく化粧前画像保存部と、
前記利用者の化粧後の顔画像が前記利用者の化粧前の顔画像と異なる部分を抽出する差異抽出部を更に備え、
前記表示制御部は、前記異なる部分を強調して、前記利用者の化粧後の顔画像を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の化粧用表示装置。 - 見本となる前記利用者の過去の化粧後の顔画像である見本画像を保存しておく見本画像保存部を更に備え、
前記表示制御部は、さらに、前記見本画像保存部が保存している前記見本画像と、前記撮像部が撮像した前記利用者の現在の化粧後の顔画像を交互に切り換えて前記表示部に表示させる、請求項1に記載の化粧用表示装置。 - 前記利用者が操作可能な入力スイッチを更に備え、
前記表示制御部は、前記入力スイッチが操作されるたびに、前記利用者の現在の化粧後の顔画像と、前記利用者の過去の化粧後の顔画像を交互に切り換えて前記表示部に表示させる、請求項8に記載の化粧用表示装置。
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- 2003-06-02 JP JP2003157269A patent/JP2004357801A/ja active Pending
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