JP2004357232A - 移動通信端末 - Google Patents
移動通信端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004357232A JP2004357232A JP2003155550A JP2003155550A JP2004357232A JP 2004357232 A JP2004357232 A JP 2004357232A JP 2003155550 A JP2003155550 A JP 2003155550A JP 2003155550 A JP2003155550 A JP 2003155550A JP 2004357232 A JP2004357232 A JP 2004357232A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- mobile communication
- communication terminal
- transmission
- telephone number
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
【課題】消費電力を抑えることができる移動通信端末を提供する。
【解決手段】主制御部9は相手先の電話番号と記憶装置3中の電話番号が一致するかどうかの判定を行い、電話番号が一致した場合には電池電圧検出部5が検出した電池4の電池電圧に基づいて主制御部9が電池残量を算出する。この電池残量が閾値以下であった場合には、無線制御部2は送信の停止を通知する送信停止通知情報を基地局へ送信し、制御信号を除いた送信の停止を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】主制御部9は相手先の電話番号と記憶装置3中の電話番号が一致するかどうかの判定を行い、電話番号が一致した場合には電池電圧検出部5が検出した電池4の電池電圧に基づいて主制御部9が電池残量を算出する。この電池残量が閾値以下であった場合には、無線制御部2は送信の停止を通知する送信停止通知情報を基地局へ送信し、制御信号を除いた送信の停止を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、基地局との間で双方向通信を行う移動通信端末に関し、特に天気予報や時報などのように基地局から移動通信端末へ向けての下り回線を使用して通信を行う場合に、端末から基地局へ向けての制御データ以外の送信を停止することが可能な移動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話に代表される移動通信端末の高機能化が進んでいる。一方、移動通信端末の高機能化には大容量のメモリが必要であり、移動通信端末に搭載されるメモリが大容量化するにつれて移動通信端末の消費電力が増大するため、移動通信端末の低消費電力化が今日の課題となっている。
【0003】
そこで、通信方法の観点から移動通信端末の低消費電力を実現する技術が提案されている。特許文献1には、移動通信端末が天気予報、時報、ニュース報知などのように基地局からの下り回線を使用する特定の通信を行う場合に、移動通信端末が上述した特定の通信を検出し、制御信号以外の送信を停止することによって、低消費電力を実現する移動通信端末が紹介されている。
【0004】
図3は上述した従来の移動通信端末の構成を示すブロック図である。図において、1は送受信用のアンテナである。2はデータの送受信の制御を行う無線制御部である。3は天気予報、時報などの特定の通信を行う相手先の登録電話番号を予め記憶する不揮発性メモリなどによる記憶装置である。6はユーザが行った入力結果などを表示する表示部である。7はユーザが入力操作を行う操作部である。8はユーザの音声が入力されると共に、通信相手の音声が出力される音声入出力部である。9は上記各部を制御する主制御部である。
【0005】
次に、従来の移動通信端末を用いてユーザが天気予報や時報などに電話を掛けて特定の通信を行う場合の動作を説明する。まず、ユーザが操作部7より接続相手先の電話番号を入力し、発呼処理を行うと、無線制御部2はアンテナ1を介して自電話番号を含む呼設定メッセージを接続相手先へ送信し、続いて基地局より接続相手先の呼設定メッセージを受信し、通信回線が開通する。このとき、主制御部9はユーザによって操作部7より入力された電話番号が記憶装置3中の登録電話番号と一致するかどうかの判定を行う。電話番号が一致しなかった場合には、接続相手先は通常の双方向通信を行うべき相手なので、一連の処理が終了し通常の通話が行われる。一方、電話番号が一致した場合、主制御部9は無線制御部2に対して制御信号以外の送信を停止する指示を行う。これにより、移動通信端末からの送信が停止され、低消費電力化が実現できる。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−132882号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した移動通信端末においては、天気予報、時報などの特定の通信を行う場合に、常に移動通信端末から基地局へ向けての制御信号以外の送信が停止されていたため、以下に述べる問題があった。
【0008】
移動通信端末から基地局への送信が停止され、基地局から移動通信端末へ向けての送信のみが行われる場合、移動通信端末は基地局からの受信データを監視することにより通信品質の劣化を検出でき、適切なハンドオーバ動作やTCH(トラフィックチャネル)切替動作を基地局に対して要求することができる。一方、基地局は移動通信端末からの送信が停止されていることが分かっているので、基地局の受信品質を監視することができない。よって、基地局の受信品質監視によるTCH切替指示、あるいはハンドオーバ指示ができないという問題があった。
【0009】
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、移動通信端末が天気予報、時報などの特定の通信を行う場合に、電池残量が十分であれば基地局との間で通常の双方向通信を行うので、基地局においても受信品質の監視ができ、電池残量が十分でなければ制御信号を除いて移動通信端末から基地局へ向けての送信を停止することにより、また送信の停止を基地局に対して通知することにより、消費電力を抑えることができる移動通信端末を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、電池を内蔵し、基地局との間で双方向通信を行う移動通信端末において、電池残量を検出する検出手段と、前記基地局との間の通信が特定の通信であるかどうか、および前記検出手段によって検出された前記電池残量が所定量以下であるかどうか判定する判定手段と、前記判定手段により前記基地局との間の通信が特定の通信であって、前記電池残量が所定量以下であると判定された場合に、制御信号を除いて前記基地局への送信を停止する送信制御手段とを具備することを特徴とする移動通信端末である。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の移動通信端末において、前記送信制御手段は、前記判定手段により通信が特定の通信であって、前記電池残量が所定量以下であると判定された場合に、制御信号を除いて前記基地局への送信を停止すると共に、基地局に対して送信停止を通知することを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の移動通信端末において、前記特定の通信を行う相手先の電話番号を予め記憶する記憶手段を具備し、前記判定手段は相手先の電話番号が前記記憶手段中の電話番号と一致した場合に特定の通信であると判定することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の一実施の形態について説明する。図1は、この発明の実施の形態による移動通信端末の構成を示すブロック図である。図において、1は送受信用のアンテナである。2はデータの送受信の制御を行う無線制御部である。3は天気予報、時報などの特定の通信を行う相手先の登録電話番号および電池残量の閾値を予め記憶する不揮発性メモリなどによる記憶装置である。4は電池である。5は電池4の電圧を検出する電池電圧検出部である。6はユーザが行った入力結果などを表示する表示部である。7はユーザが入力操作を行う操作部である。8はユーザの音声が入力されると共に、通信相手の音声が出力される音声入出力部である。9は上記各部を制御する主制御部である。
【0014】
次に上記構成の移動通信端末を用いてユーザが天気予報、時報、ニュース報知などに電話を掛ける場合の移動通信端末の動作を図2のフローチャートを用いて説明する。まず、ユーザが操作部7より接続相手先の電話番号を入力し、発呼処理を行うと、無線制御部2はアンテナ1を介して自電話番号を含む呼設定メッセージを接続相手先へ送信し、続いて基地局より接続相手先の電話番号を含む呼設定メッセージを受信し、接続相手先の電話番号を取得する(ステップS101)。続いて主制御部9はこの接続相手先の電話番号が登録電話番号と一致するかどうかの判定を行う(ステップS102)。電話番号が一致しなかった場合には、接続相手先は通常の双方向通信を行うべき相手なので、一連の処理が終了し通常の通話が行われる。
【0015】
一方、電話番号が一致した場合、主制御部9の指令により電池電圧検出部5は電池4の電池電圧を検出し、主制御部9はこの電池電圧に基づいて電池残量を計算する(ステップS103)。主制御部9は記憶装置3中の電池残量の閾値を読み出し、取得した電池残量がこの閾値以下であるかどうかの判定を行う(ステップS104)。電池残量が閾値以上であり、電池残量が十分であると判定された場合には、主制御部9の指令により無線制御部2はアンテナ1を介して基地局に送信の停止を行わないことを通知する情報を送信する(ステップS110)。これにより基地局は引き続き移動無線端末との間の通信品質を監視することができる。続いて無線制御部2は基地局へ向けて通常通りの送信を行う(ステップS111)。
【0016】
一方、ステップS104において電池残量が閾値以下であり、電池残量が不十分であると判断された場合には、主制御部9の指令により無線制御部2は送信の停止を通知する送信停止通知情報をアンテナ1を介して基地局へ送信する(ステップS105)。主制御部9は無線制御部2に対して制御信号以外の送信を停止する指示を行う(ステップS106)。主制御部9は通話が終了したかどうかの検出を行い(ステップS107)、通話が終了していなければステップS103に戻り、再び電池残量の検出が行われる。一方、通話が終了した場合には一連の処理が終了する。
【0017】
なお、本発明における移動通信端末は携帯電話や自動車電話などの携帯端末であってもよいし、PHS(Personal Handyphone System)などのような簡易型携帯端末であってもよい。上述した実施形態における電池残量の閾値は、用途に合わせてユーザが自由に変更できるような仕様であってもよい。また、電池残量を電池4の電池電圧から算出し、電池残量の閾値と比較するのではなく、記憶装置3が電池電圧の閾値を記憶しておき、主制御部9がこの閾値と現在の電池電圧とを比較することにより、間接的に電池残量が十分であるかどうかの判定が行われてもよい。
【0018】
なお、本実施形態においては、接続相手先から受信した呼設定メッセージに含まれる電話番号を読み取ることにより主制御部9が接続相手先の電話番号を取得しているが、もちろん、ユーザが操作部7から入力した電話番号を記憶装置3が保持し、主制御部9がこの電話番号と記憶装置3中の登録電話番号とを比較することにより、特定の通信であるかどうかの判定が行われてもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、移動通信端末が天気予報、時報などの特定の通信を行う場合に、電池残量が十分であれば基地局との間で通常の双方向通信を行うので、基地局においても受信品質の監視ができ、電池残量が十分でなければ制御信号を除いて移動通信端末から基地局へ向けての送信を停止することにより、また送信の停止を基地局に対して通知することにより、消費電力を抑えることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による移動通信端末の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態における移動通信端末の動作を示すフローチャートである。
【図3】従来の移動通信端末の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…無線制御部、3…記憶装置、4…電池、5…電池電圧検出部、6…表示部、7…操作部、8…音声入出力部、9…主制御部
【発明の属する技術分野】
この発明は、基地局との間で双方向通信を行う移動通信端末に関し、特に天気予報や時報などのように基地局から移動通信端末へ向けての下り回線を使用して通信を行う場合に、端末から基地局へ向けての制御データ以外の送信を停止することが可能な移動通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話に代表される移動通信端末の高機能化が進んでいる。一方、移動通信端末の高機能化には大容量のメモリが必要であり、移動通信端末に搭載されるメモリが大容量化するにつれて移動通信端末の消費電力が増大するため、移動通信端末の低消費電力化が今日の課題となっている。
【0003】
そこで、通信方法の観点から移動通信端末の低消費電力を実現する技術が提案されている。特許文献1には、移動通信端末が天気予報、時報、ニュース報知などのように基地局からの下り回線を使用する特定の通信を行う場合に、移動通信端末が上述した特定の通信を検出し、制御信号以外の送信を停止することによって、低消費電力を実現する移動通信端末が紹介されている。
【0004】
図3は上述した従来の移動通信端末の構成を示すブロック図である。図において、1は送受信用のアンテナである。2はデータの送受信の制御を行う無線制御部である。3は天気予報、時報などの特定の通信を行う相手先の登録電話番号を予め記憶する不揮発性メモリなどによる記憶装置である。6はユーザが行った入力結果などを表示する表示部である。7はユーザが入力操作を行う操作部である。8はユーザの音声が入力されると共に、通信相手の音声が出力される音声入出力部である。9は上記各部を制御する主制御部である。
【0005】
次に、従来の移動通信端末を用いてユーザが天気予報や時報などに電話を掛けて特定の通信を行う場合の動作を説明する。まず、ユーザが操作部7より接続相手先の電話番号を入力し、発呼処理を行うと、無線制御部2はアンテナ1を介して自電話番号を含む呼設定メッセージを接続相手先へ送信し、続いて基地局より接続相手先の呼設定メッセージを受信し、通信回線が開通する。このとき、主制御部9はユーザによって操作部7より入力された電話番号が記憶装置3中の登録電話番号と一致するかどうかの判定を行う。電話番号が一致しなかった場合には、接続相手先は通常の双方向通信を行うべき相手なので、一連の処理が終了し通常の通話が行われる。一方、電話番号が一致した場合、主制御部9は無線制御部2に対して制御信号以外の送信を停止する指示を行う。これにより、移動通信端末からの送信が停止され、低消費電力化が実現できる。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−132882号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した移動通信端末においては、天気予報、時報などの特定の通信を行う場合に、常に移動通信端末から基地局へ向けての制御信号以外の送信が停止されていたため、以下に述べる問題があった。
【0008】
移動通信端末から基地局への送信が停止され、基地局から移動通信端末へ向けての送信のみが行われる場合、移動通信端末は基地局からの受信データを監視することにより通信品質の劣化を検出でき、適切なハンドオーバ動作やTCH(トラフィックチャネル)切替動作を基地局に対して要求することができる。一方、基地局は移動通信端末からの送信が停止されていることが分かっているので、基地局の受信品質を監視することができない。よって、基地局の受信品質監視によるTCH切替指示、あるいはハンドオーバ指示ができないという問題があった。
【0009】
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、移動通信端末が天気予報、時報などの特定の通信を行う場合に、電池残量が十分であれば基地局との間で通常の双方向通信を行うので、基地局においても受信品質の監視ができ、電池残量が十分でなければ制御信号を除いて移動通信端末から基地局へ向けての送信を停止することにより、また送信の停止を基地局に対して通知することにより、消費電力を抑えることができる移動通信端末を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、電池を内蔵し、基地局との間で双方向通信を行う移動通信端末において、電池残量を検出する検出手段と、前記基地局との間の通信が特定の通信であるかどうか、および前記検出手段によって検出された前記電池残量が所定量以下であるかどうか判定する判定手段と、前記判定手段により前記基地局との間の通信が特定の通信であって、前記電池残量が所定量以下であると判定された場合に、制御信号を除いて前記基地局への送信を停止する送信制御手段とを具備することを特徴とする移動通信端末である。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の移動通信端末において、前記送信制御手段は、前記判定手段により通信が特定の通信であって、前記電池残量が所定量以下であると判定された場合に、制御信号を除いて前記基地局への送信を停止すると共に、基地局に対して送信停止を通知することを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の移動通信端末において、前記特定の通信を行う相手先の電話番号を予め記憶する記憶手段を具備し、前記判定手段は相手先の電話番号が前記記憶手段中の電話番号と一致した場合に特定の通信であると判定することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の一実施の形態について説明する。図1は、この発明の実施の形態による移動通信端末の構成を示すブロック図である。図において、1は送受信用のアンテナである。2はデータの送受信の制御を行う無線制御部である。3は天気予報、時報などの特定の通信を行う相手先の登録電話番号および電池残量の閾値を予め記憶する不揮発性メモリなどによる記憶装置である。4は電池である。5は電池4の電圧を検出する電池電圧検出部である。6はユーザが行った入力結果などを表示する表示部である。7はユーザが入力操作を行う操作部である。8はユーザの音声が入力されると共に、通信相手の音声が出力される音声入出力部である。9は上記各部を制御する主制御部である。
【0014】
次に上記構成の移動通信端末を用いてユーザが天気予報、時報、ニュース報知などに電話を掛ける場合の移動通信端末の動作を図2のフローチャートを用いて説明する。まず、ユーザが操作部7より接続相手先の電話番号を入力し、発呼処理を行うと、無線制御部2はアンテナ1を介して自電話番号を含む呼設定メッセージを接続相手先へ送信し、続いて基地局より接続相手先の電話番号を含む呼設定メッセージを受信し、接続相手先の電話番号を取得する(ステップS101)。続いて主制御部9はこの接続相手先の電話番号が登録電話番号と一致するかどうかの判定を行う(ステップS102)。電話番号が一致しなかった場合には、接続相手先は通常の双方向通信を行うべき相手なので、一連の処理が終了し通常の通話が行われる。
【0015】
一方、電話番号が一致した場合、主制御部9の指令により電池電圧検出部5は電池4の電池電圧を検出し、主制御部9はこの電池電圧に基づいて電池残量を計算する(ステップS103)。主制御部9は記憶装置3中の電池残量の閾値を読み出し、取得した電池残量がこの閾値以下であるかどうかの判定を行う(ステップS104)。電池残量が閾値以上であり、電池残量が十分であると判定された場合には、主制御部9の指令により無線制御部2はアンテナ1を介して基地局に送信の停止を行わないことを通知する情報を送信する(ステップS110)。これにより基地局は引き続き移動無線端末との間の通信品質を監視することができる。続いて無線制御部2は基地局へ向けて通常通りの送信を行う(ステップS111)。
【0016】
一方、ステップS104において電池残量が閾値以下であり、電池残量が不十分であると判断された場合には、主制御部9の指令により無線制御部2は送信の停止を通知する送信停止通知情報をアンテナ1を介して基地局へ送信する(ステップS105)。主制御部9は無線制御部2に対して制御信号以外の送信を停止する指示を行う(ステップS106)。主制御部9は通話が終了したかどうかの検出を行い(ステップS107)、通話が終了していなければステップS103に戻り、再び電池残量の検出が行われる。一方、通話が終了した場合には一連の処理が終了する。
【0017】
なお、本発明における移動通信端末は携帯電話や自動車電話などの携帯端末であってもよいし、PHS(Personal Handyphone System)などのような簡易型携帯端末であってもよい。上述した実施形態における電池残量の閾値は、用途に合わせてユーザが自由に変更できるような仕様であってもよい。また、電池残量を電池4の電池電圧から算出し、電池残量の閾値と比較するのではなく、記憶装置3が電池電圧の閾値を記憶しておき、主制御部9がこの閾値と現在の電池電圧とを比較することにより、間接的に電池残量が十分であるかどうかの判定が行われてもよい。
【0018】
なお、本実施形態においては、接続相手先から受信した呼設定メッセージに含まれる電話番号を読み取ることにより主制御部9が接続相手先の電話番号を取得しているが、もちろん、ユーザが操作部7から入力した電話番号を記憶装置3が保持し、主制御部9がこの電話番号と記憶装置3中の登録電話番号とを比較することにより、特定の通信であるかどうかの判定が行われてもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、移動通信端末が天気予報、時報などの特定の通信を行う場合に、電池残量が十分であれば基地局との間で通常の双方向通信を行うので、基地局においても受信品質の監視ができ、電池残量が十分でなければ制御信号を除いて移動通信端末から基地局へ向けての送信を停止することにより、また送信の停止を基地局に対して通知することにより、消費電力を抑えることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による移動通信端末の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態における移動通信端末の動作を示すフローチャートである。
【図3】従来の移動通信端末の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…無線制御部、3…記憶装置、4…電池、5…電池電圧検出部、6…表示部、7…操作部、8…音声入出力部、9…主制御部
Claims (3)
- 電池を内蔵し、基地局との間で双方向通信を行う移動通信端末において、
電池残量を検出する検出手段と、
前記基地局との間の通信が特定の通信であるかどうか、および前記検出手段によって検出された前記電池残量が所定量以下であるかどうか判定する判定手段と、
前記判定手段により前記基地局との間の通信が特定の通信であって、前記電池残量が所定量以下であると判定された場合に、制御信号を除いて前記基地局への送信を停止する送信制御手段と、
を具備することを特徴とする移動通信端末。 - 前記送信制御手段は、前記判定手段により通信が特定の通信であって、前記電池残量が所定量以下であると判定された場合に、制御信号を除いて前記基地局への送信を停止すると共に、基地局に対して送信停止を通知することを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末。
- 前記特定の通信を行う相手先の電話番号を予め記憶する記憶手段を具備し、前記判定手段は相手先の電話番号が前記記憶手段中の電話番号と一致した場合に特定の通信であると判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動通信端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003155550A JP2004357232A (ja) | 2003-05-30 | 2003-05-30 | 移動通信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003155550A JP2004357232A (ja) | 2003-05-30 | 2003-05-30 | 移動通信端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004357232A true JP2004357232A (ja) | 2004-12-16 |
Family
ID=34049896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003155550A Withdrawn JP2004357232A (ja) | 2003-05-30 | 2003-05-30 | 移動通信端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004357232A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100652020B1 (ko) | 2005-08-19 | 2006-12-01 | 한국전자통신연구원 | 배터리 잔류량에 따른 절전 모드 요구 기능을 가지는무선통신 단말기 및 그 방법과 그에 따른 절전 모드 제어시스템 및 그 방법 |
JP2011193141A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Fujitsu Toshiba Mobile Communications Ltd | 無線通信装置 |
-
2003
- 2003-05-30 JP JP2003155550A patent/JP2004357232A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100652020B1 (ko) | 2005-08-19 | 2006-12-01 | 한국전자통신연구원 | 배터리 잔류량에 따른 절전 모드 요구 기능을 가지는무선통신 단말기 및 그 방법과 그에 따른 절전 모드 제어시스템 및 그 방법 |
JP2011193141A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-09-29 | Fujitsu Toshiba Mobile Communications Ltd | 無線通信装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3134802B2 (ja) | 移動体通信装置、移動体通信装置の電源供給装置および電源供給方法、および、移動体通信装置に接続可能なデータ端末接続モデムカード | |
US8948083B2 (en) | Mobile communication terminal and computer readable recording medium | |
US7366131B2 (en) | Power saving method in a mobile communication terminal | |
US20030144042A1 (en) | Negotiation of position information during low battery life | |
GB2320859A (en) | Power-saving Mobile Communications Terminal and System | |
US7386312B2 (en) | Mobile terminal, communication system, and method for changing location registration | |
US8472995B2 (en) | System and method for reducing power consumed by a wireless communication device | |
US20080020748A1 (en) | Method and apparatus for quick recovery of dropped cellular phone calls | |
AU2001244912A1 (en) | A method and apparatus for call completion in congested cells | |
US20010017532A1 (en) | Battery changing method during call processing in wireless telephone set | |
JP4364572B2 (ja) | 無線通信端末 | |
US6212375B1 (en) | Method and apparatus providing residential base carrier inactivation after line failure or line in use | |
JP2004357232A (ja) | 移動通信端末 | |
KR20080053680A (ko) | 이동통신 시스템에서 전원 오프 정보를 제공하기 위한 장치및 방법 | |
KR20010018527A (ko) | 이동통신 무선 단말기의 전원절약 장치 및 방법 | |
KR20010003940A (ko) | 이동통신단말기의 배터리 수명 연장 장치 및 방법 | |
KR20070081178A (ko) | 비동기식 휴대용 단말기에서 배터리 소모를 방지하는 방법 | |
JP4722329B2 (ja) | 無線通信端末及び無線通信方法 | |
KR100993641B1 (ko) | 영상통화가 가능한 이동통신 단말기에서의 배터리 소진시통화 방법 | |
JP2005328426A (ja) | 携帯電話機のサービスエリア出入り判定方法および携帯電話機 | |
JP2000049911A (ja) | 携帯無線電話装置、交換機および無線電話方法 | |
JP3622655B2 (ja) | 移動端末、移動端末の消費電力低減方法及び移動通信システム | |
KR100632212B1 (ko) | 이동통신단말기에서 전류소모량을 표시하기 방법 | |
JP3485479B2 (ja) | 移動体通信端末 | |
KR100790102B1 (ko) | 볼륨 키 제어 장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |