JP2004357188A - 制御システム、制御装置、データ出力装置、制御方法、記録媒体およびプログラム - Google Patents

制御システム、制御装置、データ出力装置、制御方法、記録媒体およびプログラム Download PDF

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勝弘 宮本
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高司 山本
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Abstract

【課題】ネットワークを介して接続されている複数の被制御装置に応じて、被制御装置間での動作を含む被制御装置の操作パネルを表示できるようにする。
【解決手段】制御装置1は、ユーザの操作により条件付のパネルエレメントが選択された場合には、当該選択操作に応じたユーザアクションデータを被制御装置2に送信するとともに、パネルエレメントに付加された条件、すなわち他の被制御装置3が接続されているか否かをRAM12に予め格納された機器情報に基づいて判断し、その結果、上記条件を満足する場合には、制御装置1は、操作パネルデータに基づいて表示している操作パネルを変更するようにして、複数の被制御装置がネットワークを介して制御装置に接続された場合でも、接続されている被制御装置に応じて、操作パネルを変更し制御装置に表示できるようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御システム、制御装置、データ出力装置、制御方法、記録媒体およびプログラムに関し、特に、ネットワークを介して接続された複数の機器をリモートコントロールする制御システムに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
制御装置(以下、「コントローラ機器」と称す。)がネットワークを介して被制御装置(以下、「ターゲット機器」と称す。)の動作をリモートコントロールする制御システムの1つとして、以下に説明するような制御システムが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
まず、ターゲット機器は、外部からの動作制御を可能にするために内部の記憶媒体等に予め記憶している操作パネルをコントローラ機器にネットワークを介して送信する。コントローラ機器は、受信した操作パネルに基づく操作パネルを表示器に表示する。そして、ユーザが、ポインティングデバイス等を用いて、表示された操作パネル内のボタンを選択する等の操作を行うことにより、上記操作に応じた情報がコントローラ機器からターゲット機器に送信される。ターゲット機器は、上記操作に応じた情報に従い、ターゲット機器内部の制御を行ったり、新たな操作パネルをコントローラ機器に送信したりする。このような動作を繰り返し行うことで、コントローラ機器はネットワークを介してターゲット機器の動作をリモートコントロールすることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−350270号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の制御システムでは、ターゲット機器は、コントローラ機器に接続された他のターゲット機器に関する情報を得ることができないため、ターゲット機器からコントロール機器に送信される操作パネルは、当該ターゲット機器のみで行う動作を制御可能にするものであった。
【0006】
すなわち、複数のターゲット機器がネットワークを介してコントローラ機器に接続されていたとしても、上記複数のターゲット機器は、独立してそれぞれ制御される。そのため、コントローラ機器により制御可能なターゲット機器の動作は、コントローラ機器と1つのターゲット機器との間、および1つのターゲット機器のみで動作可能なものに限られていた。したがって、上述の制御システムでは、接続された複数のターゲット機器間にて行われる動作、例えば、複数のターゲット機器を連動させて行う動作を指示可能な操作パネルを表示させたり、複数のターゲット機器間での動作を行わせたりすることができなかった。
【0007】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、複数の被制御装置がネットワークを介して制御装置に接続されたとしても、接続されている複数の被制御装置に応じて、被制御装置間での動作を含む被制御装置の操作パネルを表示できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の制御装置は、ネットワークを介して接続された第1の被制御装置から送信される、上記第1の被制御装置とは異なる第2の被制御装置の接続に関する論理条件が付加された操作パネルを受信し、当該操作パネルに基づいて、上記第1の被制御装置を制御するための操作パネルを表示手段に表示させる表示制御手段と、上記操作パネルの中から上記第1の被制御装置に対して行う制御を選択する選択手段と、上記選択手段による選択情報を上記第1の被制御装置に送信する選択情報送信手段とを備え、上記表示制御手段は、上記選択情報および上記論理条件に基づいて、上記表示手段に表示させる操作パネルを変更可能であることを特徴とする。
【0009】
本発明のデータ出力装置は、ネットワークを介して接続された制御装置により制御可能であるとともに、画像データおよび音声データの少なくとも一方を出力する機能を有するデータ出力装置であって、当該データ出力装置とは異なる被制御装置の接続に関する論理条件が付加可能であり、当該データ出力装置を制御するための操作パネルを上記制御装置に送信するパネル情報送信手段と、上記操作パネルの中から選択された制御に関する選択情報を上記制御装置から受信する選択情報受信手段と、上記選択情報受信手段により受信した選択情報に基づいて、当該データ出力装置内部の動作制御を行う動作制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
本発明の他の制御装置は、ネットワークを介して接続された少なくとも1つ以上の被制御装置から画像データおよび音声データの少なくとも一方を受信し出力可能な制御装置であって、上記被制御装置からの機器情報を記憶する記憶手段と、上記被制御装置より送信される操作パネルを受信し、当該操作パネルに基づく操作パネルを表示手段に表示させる表示制御手段と、上記操作パネルを選択する選択手段と、上記選択手段による選択情報を上記被制御装置に送信する選択情報送信手段と、上記操作パネルに付加された論理条件をデコードするデコード手段とを備え、上記論理条件に基づいて、上記操作パネルの表示内容を変更することを特徴とする。
【0011】
本発明の他のデータ出力装置は、画像データおよび音声データの少なくとも一方を表示機器に出力する機能を有するデータ出力装置であって、当該データ出力装置の操作パネルを送信するパネル情報送信手段と、上記操作パネルにて選択された情報を受信する選択情報受信手段と、上記選択情報受信手段にて受信した情報に基づいて、上記データ出力装置を制御する動作制御手段と、上記操作パネルに基づく操作パネルを上記表示機器に表示させる条件を、上記操作パネルとともに送信する条件送信手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
本発明の他のデータ出力装置は、画像データおよび音声データの少なくとも一方を表示機器に出力する機能を有するデータ出力装置であって、当該データ出力装置の操作パネルを送信するパネル情報送信手段と、上記操作パネルにて選択された情報を受信する選択情報受信手段と、上記選択情報受信手段にて受信した情報に基づいて、上記データ出力装置を制御する動作制御手段と、上記表示機器に接続される当該データ出力装置とは異なる被制御装置毎に上記操作パネルを用意し、すべての操作パネルを同時に送信することを特徴とする。
【0013】
本発明の他のデータ出力装置は、画像データおよび音声データの少なくとも一方を表示機器に出力する機能を有するデータ出力装置であって、当該データ出力装置の操作パネルを送信するパネル情報送信手段と、上記操作パネルにて選択された情報を受信する選択情報受信手段と、上記選択情報受信手段にて受信した情報に基づいて、上記データ出力装置を制御する動作制御手段と、上記操作パネルに基づく操作パネルを表示機器に表示する条件の結果を受信する条件結果受信手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
本発明の制御システムは、ネットワークを介して接続された第1の被制御装置から送信される、上記第1の被制御装置とは異なる第2の被制御装置の接続に関する論理条件が付加された操作パネルを受信し、当該操作パネルに基づいて、上記第1の被制御装置を制御するための操作パネルを表示する表示手段と、上記操作パネルの中から上記第1の被制御装置に対して行う制御を選択する選択手段と、上記選択手段による選択情報を上記第1の被制御装置に送信する選択情報送信手段とを備え、上記選択情報および上記論理条件に基づいて、上記表示手段に表示する操作パネルを変更可能であることを特徴とする。
【0015】
本発明の制御方法は、ネットワークを介して接続された第1の被制御装置から送信される、上記第1の被制御装置とは異なる第2の被制御装置の接続に関する論理条件が付加された操作パネルを受信し、当該操作パネルに基づいて、上記第1の被制御装置を制御するための操作パネルを表示手段に表示させる表示制御ステップと、上記操作パネルの中から上記第1の被制御装置に対して行う制御を選択する選択ステップと、上記選択ステップでの選択による選択情報を上記第1の被制御装置に送信する選択情報送信ステップと、上記選択情報および上記論理条件に応じて、上記表示手段に表示させる操作パネルを変更する表示変更ステップとを有することを特徴とする。
【0016】
本発明のプログラムは、ネットワークを介して接続された第1の被制御装置から送信される、上記第1の被制御装置とは異なる第2の被制御装置の接続に関する論理条件が付加された操作パネルを受信し、当該操作パネルに基づいて、上記第1の被制御装置を制御するための操作パネルを表示手段に表示させる表示制御ステップと、上記操作パネルの中から上記第1の被制御装置に対して行う制御を選択する選択ステップと、上記選択ステップでの選択による選択情報を上記第1の被制御装置に送信する選択情報送信ステップと、上記選択情報および上記論理条件に応じて、上記表示手段に表示させる操作パネルを変更する表示変更ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0017】
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ネットワークを介して接続された第1の被制御装置から送信される、上記第1の被制御装置とは異なる第2の被制御装置の接続に関する論理条件が付加された操作パネルを受信し、当該操作パネルに基づいて、上記第1の被制御装置を制御するための操作パネルを表示手段に表示させる表示制御ステップと、上記操作パネルの中から上記第1の被制御装置に対して行う制御を選択する選択ステップと、上記選択ステップでの選択による選択情報を上記第1の被制御装置に送信する選択情報送信ステップと、上記選択情報および上記論理条件に応じて、上記表示手段に表示させる操作パネルを変更する表示変更ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1及び第2の実施形態における制御システム(以下、単に「システム」とも称す。)の一構成例を示すブロック図である。
図1においては、制御を行う側の制御装置(コントローラ機器)1と、制御を受ける側の2つの被制御装置(ターゲット機器)2、3とが、ネットワークを介して接続されたシステムを一例として示している。
【0019】
なお、コントローラ機器1とターゲット機器2、3とを接続するネットワークは、IEEE1394規格に準拠したネットワークとして説明するが、例えば、インターネット等の他のネットワークであっても良い。また、図1においては、1つのコントロール機器1と2つのターゲット機器2、3とで構成されるシステムを示しているが、コントローラ機器およびターゲット機器の数はさらに増えても良い。
【0020】
図1において、コントローラ機器1は、ネットワークを介してターゲット機器2、3の制御を行うためのものである。コントローラ機器1は、ターゲット機器2、3から供給される映像データおよび音声データに係る映像および音声や、アンテナ4にて受信したテレビジョン信号(以下、単に「テレビ信号」と称す。)に係る映像および音声を出力するための表示デバイス10を含み構成される。コントローラ機器1は、例えば、ディジタルテレビ(TV)やパーソナル・コンピュータ等である。
【0021】
また、コントローラ機器1は、ターゲット機器2、3から送信される操作パネルデータ(GUI(グラフィカルユーザインタフェース)用映像データや音声データを含む。)を受信して操作パネルを表示デバイス10に表示させたりすることができる。さらに、コントローラ機器1は、ユーザが操作パネルを見ながらリモコン18を用いて選択した動作を指示するための情報(コマンドデータ)を、ターゲット機器2、3に送信する。以下の説明では、この「ユーザが選択した動作」を「ユーザアクション」と称す。
【0022】
なお、図1においては、コントローラ機器1は、表示デバイス10を含み構成されているが、コントローラ機器1と表示デバイス10とは別体(別筐体の表示機器等)であっても良い。その場合には、コントローラ機器1と表示デバイス10とのインタフェースには、例えば、NTSCコンポジット信号や、ディジタルビデオ信号および音声信号等が用いられる。また、IEEE1394規格に準拠したインタフェースであっても良い。
【0023】
ターゲット機器2、3は、映像データや音声データを入出力する機能を有するとともに、操作パネルデータを送信したり、コマンドデータを受信したりするための図示しない通信手段を有するものである。ターゲット機器2、3は、例えば、ビデオデッキやプリンタ等である。ターゲット機器2、3の内部の制御は、当該ターゲット機器2、3自身、およびネットワークを介して入力されるコマンドデータ等に基づいて行われる。また、ターゲット機器2、3は、ネットワークを介して制御を受けるために必要な操作パネルデータをコントローラ機器1に出力する。
【0024】
アンテナ4は、衛星放送や地上波等のテレビ信号を受信するためのものである。
5はチューナーであり、アンテナ4にて受信したテレビ信号をディジタル信号に変換し、さらに、テレビの圧縮および変調された映像信号と音声信号とを復調してMPEG2方式のトランスポートストリームに変換する。ここで、上記トランスポートストリームは、圧縮された映像データ(圧縮映像データ)、圧縮された音声データ(圧縮音声データ)およびデータ放送のデータ(データ放送データ)等が複数にパケット化され混在しているストリームである。
【0025】
6はデスクランブラであり、チューナー5から供給される圧縮映像データおよび圧縮音声データのなかで、暗号化されているデータを暗号解除(復号化)する。データの暗号解除には、ICカード制御部20に接続されるICカードに書き込まれたKEY情報を、CA(Conditional Access)インタフェース19を介してデスクランブラ6に入力する。そして、デスクランブラ6は、入力されたKEY情報に基づいて圧縮映像データおよび圧縮音声データの組み合わせを変更し、正常な(暗号化されていない)圧縮映像データおよび圧縮音声データにより構成されるトランスポートストリームに変換する。
【0026】
7はデマルチプレクサであり、デスクランブラ6より供給されるトランスポートストリームから、圧縮映像データ、圧縮音声データおよびデータ放送データの各パケットを分離させる。8は、デマルチプレクサ7にて分離された圧縮映像データをデコードして映像データに変換するMPEG2デコーダであり、25は、デマルチプレクサ7にて分離された圧縮音声データをデコードして音声データに変換する音声デコーダである。
【0027】
9はグラフィックプロセッサであり、映像データの表示フォーマット(画素数、フレーム周波数および走査方式)を変換したり、CPU11により描画される画像データを制御したりする。28は、表示デバイス10に表示する映像の映像データや画像データを格納するためのビデオメモリである。
表示デバイス10は、テレビ信号に係るテレビ放送映像や、CPU11により描画される画像データに係る画像を表示する。また、表示デバイス10は、テレビ信号に係るテレビ放送音声等を出力するためのスピーカーを備えている。
【0028】
CPU11は、フラッシュROM(フラッシュメモリ)13に記憶されている制御手順(プログラム)に従って、コントローラ機器1の各機能部を制御する。RAM12は、CPU11のプログラム実行時のワークメモリや、コントローラ機器1の各機能部を制御するための一時記憶として用いられる。フラッシュROM13は、CPU11用のプログラムを記憶したり、接続されたターゲット機器2、3の機器情報等を記憶したりするための書き換え可能なメモリである。
本実施形態では、上記CPU11、RAM12、フラッシュROM13等により、本発明の表示制御手段、選択手段、デコード手段、記憶手段等の機能が実現される。
【0029】
14は外部機器入出力リンク部であり、コントローラ機器1とターゲット機器2、3との間で各種映像データ、音声データ、およびコマンドデータを通信するための伝送制御(データ・リンクの確立等)を行う。15は外部機器入出力物理(PHY)部であり、接続されるターゲット機器2、3からの信号を直接受信して接続状態を検出し、その情報とターゲット機器2、3からの各通信データとを外部機器入出力リンク部14に供給する。
【0030】
16はシリアル入出力部であり、赤外受光部17により受信されロジック信号に変換されたリモコン18からの赤外線データ(リモコン18からの信号)をCPU11に供給する。リモコン18は、表示デバイス10に表示された表示画像を見ながら、ユーザが操作パネルのパネルエレメントを選択したり、視聴するテレビのチャンネル選択等を行ったりするためのものである。
【0031】
21は、ICカード制御部20を介してICカードのデータを外部から読み書き可能にするためのモデムである。22は、放送視聴履歴を管理したり、課金情報を管理したりするネットワークサーバーであり、インターネット等のネットワーク29を介してコントローラ機器1と通信可能に接続される。23はテレビ放送を行う放送局であり、24はテレビ放送用の衛星(テレビ放送が地上波である場合には、送信用地上波アンテナ)である。
【0032】
26はミキサーであり、音声デコーダ25からの音声データと、音声プロセッサ27からの音声データとをミキシングする。音声プロセッサ27は、CPU11からの命令に応じて音声データを生成する。なお、ミキサー26による音声データのミキシングは、ディジタル処理で行っても良いし、アナログ処理で行っても良い。
【0033】
(第1の実施形態)
まず、表示デバイス10に表示される操作パネルの一例を、図2および図3に基づいて説明する。図2は、コントローラ機器1と1つのターゲット機器2とがネットワークを介して接続されているときに表示される操作パネルを説明するための図であり、図3は、コントローラ機器1と2つのターゲット機器2、3とがネットワークを介して接続されているときに表示される操作パネルを説明するための図である。
【0034】
図2(a)に示すようにコントローラ機器1と1つのターゲット機器2のみとがネットワークを介して接続されている場合には、ターゲット機器2のみを制御するための図2(b)に示すような操作パネルが表示デバイス10の表示画面105に表示される。図2(b)において、101、102、103は操作パネルを構成するパネルエレメント(GUI等)である。
【0035】
また、図3(a)に示すようにコントローラ機器1と2つのターゲット機器2、3とがネットワークを介して接続されている場合には、ユーザアクションに応じて、ターゲット機器2、3が接続されていることにより実行可能な動作を制御するためのパネルエレメントを含む操作パネルが表示画面105に表示される。例えば、ユーザがリモコン18を用いてパネルエレメント102を選択した場合には、図3(b)に示すようにパネルエレメント101、102、103に加え、ターゲット機器2、3間にて行うことができる印刷処理を制御するためのパネルエレメント104が表示される。
【0036】
以下では、まず、上記図2に示したようにコントローラ機器1と1つのターゲット機器2のみとが接続される場合について説明し、次に、コントローラ機器1にさらにターゲット機器3が接続される場合、すなわち上記図3に示したようにコントローラ機器1と2つのターゲット機器2、3とがネットワークを介して接続される場合について説明する。
【0037】
<コントローラ機器1と1つのターゲット機器2とが接続される場合>
図4は、コントローラ機器1とターゲット機器2との間における操作パネルデータの転送シーケンスの一例を示す図である。
(1)コントローラ機器1は、電源ON(電源投入)後、外部機器入出力物理部15にてネットワークを介して接続されているターゲット機器2を検出する。このターゲット機器2の検出は、例えば、IEEE1394−1995仕様で規定されている方法により行うことができる。ターゲット機器2は、機器情報(機種ID、メーカーID等)を含む接続認識信号をコントローラ機器1に送信する(S401)。
【0038】
(2)コントローラ機器1内のCPU11は、外部機器入出力物理部15にて受信したターゲット機器2からの接続認識信号を、外部機器入出力リンク部14を介して入力し、接続認識信号より得られるターゲット機器2の機器情報(機種ID、メーカーID等)をRAM12に格納する。
CPU11は、検出(認識)したターゲット機器2に対してノード番号を割り当て、そのデータをターゲット機器2に送信する(S402)。
【0039】
(3)コントローラ機器1は、ターゲット機器2内に操作パネルデータを保持しているか否かを確認する確認要求信号(Gui_update Statusコマンド)をターゲット機器2に送信する(S403)。確認要求信号の送信は、フラッシュROM13に格納されているプログラムによってCPU11の制御により行われる。なお、確認要求信号は、コントローラ機器1とターゲット機器2との間で予め規定した信号(コマンド)であり、外部機器入出力リンク部14および外部機器入出力物理部15を介して特定のフォーマットでターゲット機器2に送信される。
【0040】
(4)ターゲット機器2は、当該確認要求信号に対する応答としてレスポンス情報(response)をコントローラ機器1に送信する(S404)。CPU11は、当該レスポンス情報から、ターゲット機器2が操作パネルデータを保持しているか否かを認識する。
【0041】
(5)次に、CPU11は、ターゲット機器2から操作パネルデータを受信するために、ターゲット機器2との間でデータ転送を行う際にコネクションを結ぶためのプラグを確保する。この「プラグの確保」は、転送する1つ1つのデータに送信先アドレスをそれぞれ付加するのではなく、データを送受信する機器間でプラグアドレスを決めておき、そのプラグアドレスに向かってデータをまとめて送信するために必要であり、大量の画像データを転送する場合に有利である。
【0042】
具体的には、コントローラ機器1は、受信側(コントローラ機器1)のプラグアドレスを通知するプラグアドレス通知信号(Allocate_attachコマンド)をターゲット機器2に送信する(S405)。ターゲット機器2は、当該プラグアドレス通知信号に対する応答として、送信先のプラグアドレスをレスポンス情報としてコントローラ機器1に送信する(S406)。これにより、転送先アドレスが、コントローラ機器1およびターゲット機器2の双方でわかるのでプラグが結ばれる。
【0043】
(6)CPU11は、プラグアドレス通知信号に対する応答としてのレスポンス情報から得られるターゲット機器2のプラグアドレス情報をフラッシュROM13に格納する。
(7)CPU11は、操作パネルデータの送信開始を要求する操作パネル転送開始要求信号(Gui_update Startコマンド)をターゲット機器2に送信する(S407)。
(8)ターゲット機器2は、操作パネルデータの送信を開始できる状態であれば、当該操作パネル転送開始要求信号に対する応答としてレスポンス情報をコントローラ機器1に送信する(S408)。
【0044】
(9)CPU11は、ユーザによりリモコン18を用いて操作パネル表示要求信号が入力されると、操作パネルデータの送信を要求する操作パネル要求信号(Push_gui_dataコマンド)をターゲット機器2に送信する(S409)。(10)ターゲット機器2は、操作パネルデータを送信可能な状態であれば、当該操作パネル要求信号に対する応答としてレスポンス情報をコントローラ機器1に送信し(S410)、さらにコントローラ機器1との間で結んだプラグアドレスに対して操作パネルデータ(Panel_data)を送信する(S411)。
【0045】
第1の実施形態では、ターゲット機器2は、上記図2および図3に示したような4つのパネルエレメント101〜104を表示可能な操作パネルの操作パネルデータを送信する。
ここで、操作パネルを構成するパネルエレメント101〜104には、固有のエレメントID番号、エレメントタイプ(例えば、ボタン、トグルスイッチ等)、条件式(例えば、機種IDが“x”であるターゲット機器が接続されている場合には、付属のパネルエレメントを表示する等)、および表示パネルデータ(例えば、ビットマップデータ)等がそれぞれ付加されている。なお、パネルエレメント104は、パネルエレメント102の条件付きの子のパネルエレメントであり、上述したようにパネルエレメント102が選択される(押される)ユーザアクションが起きたとき、かつターゲット機器3がネットワークを介して接続されていた場合に表示可能なパネルエレメントである。
【0046】
図5は、パネルエレメントのデータフォーマットの一例を示す図である。なお、図5は、上記図2および図3に示したパネルエレメント101〜104に関する例である。図5に示したデータフォーマットは、上記図3に示した表示画面105上のすべてのパネルエレメントを送信する場合のデータフォーマットである。また、データフォーマットは、コントローラ機器1とターゲット機器2との間にて予め決められているものとする。
図5では、各パネルエレメントにより構成される1つの大きなパネルとして定義し、当該パネルに含まれる各パネルエレメントの連携(リンク)関係を記述してある。
【0047】
図5において、領域301は、これら表示パネルデータをまとめて送信する(例えば、上記図4に示す処理S411)ためのデータ単位を定義しているヘッダー部であり、データのレングス等が記述される。領域302は、操作パネル全体の表示サイズ、表示アスペクト比等のデータが格納され、表示デバイス10に表示する際の位置を決めるデータが記述される。コントローラ機器1は、領域302のデータを読み取ることで、各パネルエレメント101〜104の表示パネルデータをビデオメモリ28のどの領域に格納するか、すなわち表示画面のどの領域に表示するかを認識できる。
【0048】
領域320は、操作パネル全体の中にてリンクしている各パネルエレメント101〜104の内容が記述されており、領域321、322、323および324には、パネルエレメント101、102、103および104の内容がそれぞれ記述されている。例えば、領域322内の領域303は、パネルエレメント102に関するエレメントタイプの情報でおり、ここではボタンである。このエレメントタイプには、他にアイコン、テキスト等があり、それぞれ固有のコードに割り振られている。
【0049】
また、領域304は、パネルエレメント102の詳細データが記述されているエレメントID番号が記述されている。同様に、領域305は、パネルエレメント104に関するエレメントタイプの情報であり、領域306は、パネルエレメント104の詳細データが記述されているエレメントID番号が記述されている。
【0050】
領域303と領域304とは対になっており、同様に領域305と領域306とは対になっている。パネルエレメントを追加する場合には、エレメントタイプとエレメントID番号とを1組として追加する。
【0051】
コントローラ機器1は、領域320のデータにより、どのようなパネルエレメントが存在するのかを認識できる。そして、領域304のデータ等で指定された各パネルエレメント101〜104の詳細データは、送信されたデータ内の各エレメントID番号から下位のデータ(後から送信されたデータ)を参照することにより読み込むことができる。
【0052】
例えば、パネルエレメント102の詳細データは、領域304による指定により(ID=2)、領域307以降(具体的には、領域328)に記述されている。この領域307を含む領域328には、まずデータレングスやボタンのサイズ等のデータが記述されている。その次に、パネルエレメント102が、ユーザによりリモコン18を用いて、放されたときおよび押されたときの各イメージタイプ(本実施形態では、ビットマップ)と、そのイメージデータ(表示パネルデータ)が存在するエレメントIDとが、領域329、330にそれぞれ記述されている。このイメージタイプとエレメントIDも対になって存在する。
【0053】
例えば、ボタンのパネルエレメント102が放された場合には、エレメントID=21(領域310)の下にある領域311のビットマップデータが表示すべき表示パネルデータである。このエレメントID=21のパネルエレメントは、条件がついていないのでそのまま表示して良いが、例えば、パネルエレメント102が押された場合には、そのイメージタイプ(領域308)は、条件付きイメージのコードが割り振られている。そのため、コントローラ機器1は、上述した方法とは異なる動作を行い、まずエレメントID=22(領域312)の下にある領域313のビットマップデータを表示し、さらに、後述する条件コード314を読み込む。なお、領域313のビットマップデータ(表示パネルデータ)は、パネルエレメント102が押されことをユーザに知らせるためのものであり、この表示パネルデータはID=21の表示パネルデータとは異なる。
【0054】
なお、同様に領域325には、パネルエレメント101の詳細データが記述され、パネルエレメント101が、放されたときおよび押されたときの各イメージタイプと、そのイメージデータが存在するエレメントIDとが、領域326、327にそれぞれ記述されている。また、領域331にはパネルエレメント103の詳細データが記述され、領域332にはパネルエレメント104の詳細データが記述されている。
【0055】
このように、各パネルエレメントには、それぞれの状態(押された、放された等)毎にエレメントIDが付加されており、コントローラ機器1は、送られたパネルに係るデータ全体の中からエレメントIDに基づいて、目的の表示パネルデータを読み込む。そして、コントローラ機器1は、ある条件(例えば、ボタンが押されたとき)のイメージタイプ等の要素に表示条件等がある場合には、表示パネルデータ(ビットマップデータ)の次にある条件コードを読み込み実行する。
【0056】
上記条件コードについて説明する。
図6は、条件コードの一例を示す図である。条件コードでは、まず、領域401に条件コマンドが記述される。条件コマンドは、条件内容を示すものであり、条件内容の一例を図7に示す。条件内容には、「ターゲット機器接続(プリンタ)」(コード“00”)、「ターゲット機器接続(電話)」(コード“01”)、「ターゲット機器接続(ビデオ)」(コード“02”)、および「ターゲット機器接続(オーディオ)」(コード“03”)等がある。第1の実施形態では、コード“00”のターゲット機器接続条件である。
【0057】
領域402には、各条件コマンドと対をなすエレメントIDが記述され、図6においては、詳細データが、エレメントID=100の下位(領域406)に記述されていることを示している。なお、条件コマンドと対をなす各エレメント内容は、予め決められている。
【0058】
領域403には、論理コードが記述されており、論理コードの一例を図8に示す。第1の実施形態では、コード“00”の「TRUE(真)」である。つまり、エレメントID=100の下(領域406)に記載されているメーカーIDおよび機種IDの機器が接続されていれば(接続条件が“真”であれば)、領域404に記述された動作コードを実行することになる。
【0059】
領域404に記述される動作コードの一例を図9に示す。第1の実施形態では、コード“00”の「表示」である。この動作コードと対になるエレメントIDが領域405に記述され、図6においては、詳細データが、エレメントID=101の下位(領域407)に記述されていることを示している。
したがって、第1の実施形態にて図6に示した条件コードは、ボタンのパネルエレメント102が押されていて、領域406に記述されている機種(ターゲット機器)がコントローラ機器1に接続されている場合には、パネルエレメント104を表示する、と言うことになる。
【0060】
なお、図8に示した論理コードは、他に「NOT(偽)」(コード“01”)、「AND(論理積)」(コード“02”)、「OR(論理和)」(コード“03”)等があり、「AND」、「OR」等の条件が複数にわたる場合には、条件コマンドと対のエレメントが追加されていく。
【0061】
また、図9に示した動作コードも、「表示」する以外に、「表示しない」(コード“01”)、「半透明表示にする」(コード“02”)、「拡大縮小表示する」(コード“03”“04”)等があり、所定のパネルエレメントの表示属性を変更することができる。さらに音声に関しても、CPU11は、RAM12から音声データを読み出して音声プロセッサ27に供給してデコードさせ、さらにミキサー26を介して制御することができる。
【0062】
(11)CPU11は、ターゲット機器2から操作パネルデータを受信するとRAM12に一時保存する。さらに、CPU11は、受信した操作パネルデータに基づいて、各パネルエレメントの表示パネルデータをグラフィックプロセッサ9に転送し、ビデオメモリ28に描画する。
【0063】
ここで、グラフィックプロセッサ9は、同時にテレビ信号により得られる映像データを処理してビデオメモリ28に描画しても良い。この場合には、ターゲット機器2からの操作パネルが、テレビ信号に係るテレビ映像に上書きされるようにしても良いし、また、テレビ映像と重ならないように位置をずらして描画しても良い。
【0064】
(12)グラフィックプロセッサ9は、表示デバイス10の表示画面のリフレッシュレートにあわせてビデオメモリ28内のデータを表示デバイス10に出力し、ターゲット機器2から受信したパネルエレメント101、102、103からなる操作パネルを表示デバイス10に表示する。
(13)コントローラ機器1を使用中のユーザは、表示デバイス10の表示画面(操作パネル)を見ながら、リモコン18を使用してパネルエレメント101〜103の何れかを選択する。
【0065】
上述したパネルエレメントの選択は、例えば、図10に示すようなリモコン18を用いて、以下に説明するような手順で行われる。
まず、ユーザは、操作パネルに対して操作を行うときに、ボタン206を押す。この操作に応じてリモコン18から送信されるボタン206に対応するコード(データ)が、赤外受光部17およびシリアル入出力部16を介してCPU11に入力される。CPU11は、ボタン206に対応するコードを認識して、上下左右の矢印キー201、202、203、204が以降に押され、その操作に応じたコードを受信した場合には、操作パネル(パネルエレメント)ヘのユーザアクションコードと理解する。再び、ボタン206が押され、ボタン206に対応するコードを受信するまで、この機能は継続する。
【0066】
CPU11は、先に描画したパネルエレメントの表示順番(左からパネルエレメント101、102、103)を認識しているので、パネルエレメント101〜103の表示順番とリモコンの矢印キー201〜204の操作に応じたコードとにより、指定されたパネルエレメント101〜103の周囲を太線で囲むように表示する。ユーザは、リモコンの矢印キー201〜204を押す毎に、操作パネル上の太線の位置が移動するので、どのパネルエレメント101〜103を選択しているかを認識することができる。
【0067】
(14)もし、ユーザが、リモコン18の選択ボタン205を使用してパネルエレメント102を押した場合には、CPU11はパネルエレメント102の情報をRAM12から読み出し、その条件を実行する。上記図2に示した例では、ネットワークを介してターゲット機器3は接続されていないので、パネルエレメント102の条件は“偽”である。したがって、パネルエレメント104は、CPU11により表示画面上に表示されない。
【0068】
(15)そして、CPU11は、ユーザがパネルエレメント102を押したというアクションタイプ413と、パネルエレメント102のエレメントID情報(上記図8に示した領域320に記述されたもの)412と、条件式の結果“偽”414とをターゲット機器2に送信する(S412)。これらのデータをまとめてユーザアクションデータと呼ぶ。ユーザアクションデータフォーマットを図11に示す。
【0069】
(16)ターゲット機器2は、アクションタイプ413と、エレメントID情報412と、条件式の結果414とにより決定された制御をターゲット機器2内で行うとともに、レスポンス情報をコントローラ機器1に送信する(S413)。なお、ターゲット機器2内で行う制御は、予めターゲット機器2内で決めてある。
上記図2に示した例では、パネルエレメント102は一時停止パネルであるので、ターゲット機器2は機器の制御を一時停止させる制御を行う。
【0070】
<コントローラ機器1と2つのターゲット機器2、3とが接続される場合>
次に、上記図3(a)に示したように、2つのターゲット機器2、3がコントローラ機器1に接続された場合について説明する。
図12は、コントローラ機器1とターゲット機器2、3との間における操作パネルデータの転送シーケンスの一例を示す図である。
【0071】
(1)コントローラ機器1は、電源ON(電源投入)後、外部機器入出力物理部15にてネットワークを介して接続されているターゲット機器2及びターゲット機器3を検出する。このターゲット機器2及びターゲット機器3の検出は、例えば、IEEE1394−1995仕様で規定されている方法により行うことができる。ターゲット機器2及びターゲット機器3は、機器情報(機種ID、メーカーID等)を含む接続認識信号をコントローラ機器1にそれぞれ送信する(S501、S502)。
【0072】
(2)コントローラ機器1内のCPU11は、外部機器入出力物理部15にて受信したターゲット機器2、3からの接続認識信号を、外部機器入出力リンク部14を介して入力し、接続認識信号より得られるターゲット機器2及びターゲット機器3の機器情報をRAM12に格納する。
CPU11は、検出(認識)したターゲット機器2及びターゲット機器3に対してノード番号をそれぞれ割り当て、そのデータをターゲット機器2及びターゲット機器3に送信する(S503、S504)。
【0073】
(3)コントローラ機器1は、ターゲット機器2内に操作パネルデータを保持しているか否かを確認する確認要求信号(Gui_update Statusコマンド)をターゲット機器2に送信する(S505)。確認要求信号の送信は、フラッシュROM13に格納されているプログラムによってCPU11の制御により行われる。なお、確認要求信号は、コントローラ機器1とターゲット機器2との間で予め規定した信号(コマンド)であり、外部機器入出力リンク部14および外部機器入出力物理部15を介して特定のフォーマットでターゲット機器2に送信される。
【0074】
(4)ターゲット機器2は、当該確認要求信号に対する応答としてレスポンス情報をコントローラ機器1に送信する(S506)。CPU11は、当該レスポンス情報から、ターゲット機器2が操作パネルデータを保持しているか否かを認識する。
【0075】
(5)次に、CPU11は、ターゲット機器2から操作パネルデータを受信するために、ターゲット機器2との間でデータ転送を行う際にコネクションを結ぶためのプラグを確保する。この「プラグの確保」は、転送するデータの1つ1つに送信先アドレスをそれぞれ付加するのではなく、データを送受信する機器間でプラグアドレスを決めておき、そのプラグアドレスに向かってデータをまとめて送信するために必要である。このようにすると、大量の画像データを転送する場合に、すべてのパケットデータに送信先アドレスを付加する必要がなく、転送時間を短縮するのに有利である。
【0076】
具体的には、コントローラ機器1は、受信側(コントローラ機器1)のプラグアドレスを通知するプラグアドレス通知信号(Allocate_attachコマンド)をターゲット機器2に送信する(S507)。ターゲット機器2は、当該プラグアドレス通知信号に対する応答として、送信先のプラグアドレスをレスポンス情報としてコントローラ機器1に送信する(S508)。これにより、転送先アドレスが、コントローラ機器1およびターゲット機器2の双方でわかるのでプラグが結ばれる。
【0077】
(6)CPU11は、プラグアドレス通知信号に対する応答としてのレスポンス情報から得られるターゲット機器2のプラグアドレス情報をフラッシュROM13に格納する。
(7)CPU11は、操作パネルデータの送信開始を要求する操作パネル転送開始要求信号(Gui_update Startコマンド)をターゲット機器2に送信する(S509)。
(8)ターゲット機器2は、操作パネルデータの送信を開始できる状態であれば、当該操作パネル転送開始要求信号に対する応答としてレスポンス情報をコントローラ機器1に送信する(S510)。
【0078】
(9)CPU11は、リモコン18から操作パネル表示要求信号が赤外受光部17およびシリアル入出力部16を介して入力された場合には、操作パネルデータの送信を要求する操作パネル要求信号(Push_gui_dataコマンド)をターゲット機器2に送信する(S511)。
(10)ターゲット機器2は、操作パネルデータを送信可能な状態であれば、当該操作パネル要求信号に対する応答としてレスポンス情報をコントローラ機器1に送信し(S512)、さらにコントローラ機器1との間で結んだプラグアドレスに対して操作パネルデータ(Panel_data)を送信する(S513)。
【0079】
第1の実施形態では、ターゲット機器2は、上記図2および図3に示したような4つのパネルエレメント101〜104を表示可能な操作パネルの操作パネルデータを送信する。
ここで、操作パネルを構成するパネルエレメント101〜104には、固有のエレメントID番号、エレメントタイプ(例えば、ボタン、トグルスイッチ等)、条件式(例えば、機種IDが“x”であるターゲット機器が接続されている場合には、付属のパネルエレメントを表示する等)、および表示パネルデータ(例えば、ビットマップデータ)等がそれぞれ付加されている。なお、パネルエレメント104は、パネルエレメント102の条件付きの子のパネルエレメントであり、上述したようにパネルエレメント102が選択される(押される)ユーザアクションが起きたとき、かつターゲット機器3がネットワークを介して接続されていた場合に表示可能なパネルエレメントである。
【0080】
(11)CPU11は、ターゲット機器2から操作パネルデータを受信するとRAM12に一時保存する。さらに、CPU11は、受信した操作パネルデータに基づいて、各パネルエレメントの表示パネルデータをグラフィックプロセッサ9に転送し、ビデオメモリ28に描画する。
【0081】
ここで、グラフィックプロセッサ9は、同時にテレビ信号により得られる映像データを処理し、ビデオメモリ28に描画しても良い。この場合には、ターゲット機器2からの操作パネルが、テレビ信号に係るテレビ映像に上書きされるようにしても良いし、また、テレビ映像と重ならないように位置をずらして描画しても良い。
【0082】
(12)グラフィックプロセッサ9は、表示デバイス10の表示画面のリフレッシュレートにあわせてビデオメモリ28内のデータを表示デバイス10に出力し、ターゲット機器2から受信したパネルエレメント101、102、103からなる操作パネルを表示デバイス10に表示する。
【0083】
(13)コントローラ機器1を使用中のユーザは、表示デバイス10の表示画面(操作パネル)を見ながら、リモコン18を使用してパネルエレメント101〜103の何れかを選択する。パネルエレメントの選択は、リモコン18を用いて上述したようにして行われる。
【0084】
(14)もし、ユーザが、リモコン18の選択ボタン205を使用してパネルエレメント102を押した場合には、CPU11はパネルエレメント102の情報をRAM12から読み出し、その条件を実行する。上記図3に示した例では、ネットワークを介してターゲット機器3が接続されているので、パネルエレメント102の条件は“真”である。したがって、パネルエレメント104は、CPU11により表示画面上に表示される。
【0085】
(15)そして、CPU11は、ユーザがパネルエレメント102を押したというアクションタイプ413と、パネルエレメント102のエレメントID情報412と、条件式の結果“真”414とをターゲット機器2に送信する(S514)。
【0086】
(16)ターゲット機器2は、アクションタイプ413と、エレメントID情報412と、条件式の結果414とにより決定された制御をターゲット機器2内で行うとともに、レスポンス情報をコントローラ機器1に送信する(S515)。なお、ターゲット機器2内で行う制御は、予めターゲット機器2内で決めてある。
上記図3に示した例では、パネルエレメント102は一時停止パネルであり、かつターゲット機器3(プリンタを想定)が接続されているので、ターゲット機器は、機器の制御を一時停止させ、かつ画像をキャプチャーする制御を行うとともにキャプチャーした画像データをターゲット機器3に送信できる制御を行う。
【0087】
(17)次に、コントローラ機器1は、ターゲット機器2から送信された操作パネルデータに含まれる条件コードに従い、ターゲット機器2とターゲット機器3との間でのデータ通信が行えるようにターゲット機器2とターゲット機器3との間のプラグを結ぶ。なお、ターゲット機器2から送信された条件コードの中にプラグ接続がなければ、以降の動作はコントローラ機器1ではなく、ターゲット機器2が行うことでも良い。
【0088】
(18)コントローラ機器1は、ターゲット機器2のノード番号と、上記処理508にて得たターゲット機器2のプラグアドレスとをターゲット機器3に送信する(S516)。
(19)ターゲット機器3は、データを受信するためのプラグアドレスをレスポンス情報としてコントローラ機器1に送信する(S517)。
(20)コントローラ機器1は、受信したターゲット機器3のプラグアドレスをターゲット機器2に送信して、ターゲット機器2とターゲット機器3とのプラグを結ぶ設定を行う(S518〜S521)。
【0089】
(21)ターゲット機器2は、ターゲット機器3のプラグアドレスに向かって静止させた(キャプチャーした)画像データを送信する。この画像データの送信はあるパケット単位で順次行われ、ターゲット機器2は、あるパケット単位でデータの送信が正常であったか否かを確認するレスポンス情報をターゲット機器3から受信して転送確認しながら行う。転送するデータが最後のデータである場合には、ターゲット機器2は、転送するデータのヘッダーに最後のデータであることを示す“LAST”というフラグをつけて送信し、ターゲット機器3へのデータ転送を終了させる(S522〜S525)。
【0090】
これにより、ターゲット機器3は、ターゲット機器2から送信された画像データに係る画像を印刷することができる。
【0091】
以上、詳しく説明したように第1の実施形態によれば、コントローラ機器1は、条件付のパネルエレメントが含まれるターゲット機器2からの操作パネルデータ(条件コード314を有する操作パネルデータ)に係る操作パネルにて、ユーザの操作により条件付のパネルエレメントが選択された場合には、当該選択操作に応じたユーザアクションデータをターゲット機器2に送信するとともに、パネルエレメントに付加された条件を満足するか否か、すなわち条件にて指定されたターゲット機器がネットワークを介して接続されているか否かをRAM12に予め格納された機器情報に基づいて判断する。上記判断の結果、上記条件を満足する場合には、コントローラ機器1は、操作パネルデータに基づいて、表示デバイス10に表示している操作パネルを変更する。
【0092】
これにより、複数のターゲット機器2,3がネットワークを介してコントローラ機器1に接続された場合には、コントローラ機器1は、接続されているターゲット機器に応じて、操作パネルを変更し表示することができる。例えば、コントローラ機器1は、ターゲット機器3が接続されているか否かを確認したうえで、ターゲット機器3が接続されていることでターゲット機器2にて実行可能な動作を指示するためのパネルエレメント(第1の実施形態では、ターゲット機器2にて一時停止した際に表示されている画像をターゲット機器3にて印刷するためのパネルエレメント104)を表示したりすることができる。
【0093】
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する
第2の実施形態では、ターゲット機器3を制御するための操作パネルデータをターゲット機器2に予め用意しておき、ユーザが、ネットワークを介して接続されている他のターゲット機器(第2の実施形態では、ターゲット機器3)の情報を確認しながらターゲット機器2、3間の制御を行う。
【0094】
また、第2の実施形態では、図13に示すようにコントローラ機器1と2つのターゲット機器2、3とがネットワークを介して接続され、ターゲット機器2は、ビデオデッキであるとし、ターゲット機器3はプリンタであるとする。
【0095】
図14は、コントローラ機器1とターゲット機器2、3との間における通信シーケンスを示す図である。なお、図14においては、説明の便宜上、電源ON後の制御や、プラグのコネクション等については示していないが、上述した第1の実施形態と同様である。
【0096】
以下、図14に基づいて動作を説明する。
(1)コントローラ機器1は、ネットワークを介して接続されたターゲット機器(ビデオデッキ)2を操作している。すなわち、ターゲット機器2は、パネルエレメント101〜103を含むビデオデッキ操作のための操作パネルの操作パネルデータを送信し、コントローラ機器1は受信した操作パネルデータに係る操作パネルを表示デバイス10の表示画面105に表示している。
【0097】
また、ターゲット機器(プリンタ)3は、ネットワークを介してコントローラ機器1に接続されており、コントローラ機器1は、ターゲット機器3が接続されていることを示す接続確認アイコン705を表示画面105に表示している(図15(a))。
【0098】
(2)コントローラ機器1を使用中のユーザは、表示画面105(操作パネル)を見ながら、ターゲット機器2を一時停止させるためにパネルエレメント102を選択する。コントローラ機器1内のCPU11は、上記操作に応じたユーザアクションの情報(アクションタイプ、エレメントID情報等)をターゲット機器2に送信する(S601)。
【0099】
(3)ターゲット機器2は、ユーザによりコントローラ機器1を介して一時停止が要求されたことを認識する。このとき、ターゲット機器2は、ただ単純に一時停止するだけでなく、一時停止するときに表示されている画像の画像データをプリンタに送信する機能を有しているので、パネルエレメント701、702、および703の操作パネルデータをコントローラ機器1に送信する(S602)。
【0100】
(4)コントローラ機器1は、受信した操作パネルデータに基づいて、パネルエレメント701、702、および703を表示画面105にさらに表示し(図15(b))、ターゲット機器(プリンタ)3があるか否か(接続されているか否か)の確認をユーザに促す。
【0101】
(5)ユーザがパネルエレメント702を選択した場合(S603)には、ターゲット機器2は、ターゲット機器3にデータを送信できるように、パネルエレメント704の操作パネルデータをコントローラ機器1に送信した後(S604)、コネクションシーケンスをターゲット機器3との間で行う(S605)。また、このとき、コントローラ機器1は、受信した操作パネルデータに基づいて、パネルエレメント704を表示画面105に表示する(図15(c))。
【0102】
(6)ターゲット機器2は、ターゲット機器3との間での上記コネクションシーケンスが終了した後、パネルエレメント104の操作パネルデータをコントローラ機器1に送信し(S606)、コントローラ機器1は、パネルエレメント104を表示画面105に表示する(図15(d))。そして、ユーザが印刷のパネルエレメント104を選択した場合には、ターゲット機器2は、印刷のために一時停止中の画像データをターゲット機器3に送信する。
【0103】
以上、説明したように第2の実施形態によれば、ターゲット機器2を制御するための操作パネルにおいてパネルエレメントの選択がなされた場合には、ターゲット機器2は、受信したコントローラ機器1からの当該選択操作に対応したユーザアクションの情報に応じてターゲット機器3が接続されているか否か、すなわちターゲット機器3を示すアイコンが表示画面に表示されているか否かの確認をユーザに促す操作パネルデータをコントローラ機器1に送信する。さらに、ターゲット機器2は、ターゲット機器3が接続されている旨のユーザによる確認結果をコントローラ機器1から受信した場合には、それに応じた操作パネルデータを送信し、コントローラ機器1は、受信した操作パネルデータに基づいて、表示デバイス10に表示している操作パネルを変更する。
これにより、複数のターゲット機器2,3がネットワークを介してコントローラ機器1に接続されている場合には、ユーザに接続されているターゲット機器の情報を確認させながら、接続されているターゲット機器に応じて操作パネルを変更しコントローラ機器1に表示することができる。例えば、ターゲット機器3が接続されていることでターゲット機器2にて実行可能な動作を指示するためのパネルエレメントをコントローラ機器1に表示したりすることができる。
【0104】
なお、上述した実施形態に限らず、例えば、ターゲット機器2をオーディオ装置、ターゲット機器3を電話とし、上記図6に示した条件コードを「コントローラ機器1に接続されるターゲット機器として電話が存在した場合(TRUE)」に、動作コードを「消音コマンドをターゲット機器2に送信」にした場合には、電話(ターゲット機器3)がなり、電話が接続されたときにオーディオ装置(ターゲット機器2)を消音することができる。このとき、条件コードが付加されるパネルエレメントは、ターゲット機器2のボリュームボタンである。
【0105】
(他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0106】
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0107】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0108】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
【0109】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の被制御装置が制御装置に接続された場合でも、接続された複数の被制御装置に応じた操作パネルを表示することができ、接続された被制御装置間での動作(サービス)を行うことができ、例えば、一時停止により表示された画像を印刷する表示画面印刷等が被制御装置間にて行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1及び第2の実施形態における制御システムの一構成例を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態におけるコントローラ機器と1つのターゲット機器とが接続されているときの操作パネルを説明するための図である。
【図3】第1の実施形態におけるコントローラ機器と2つのターゲット機器とが接続されているときの操作パネルを説明するための図である。
【図4】コントローラ機器と1つのターゲット機器との間における操作パネルデータの転送シーケンスの一例を示す図である。
【図5】パネルエレメントのデータフォーマットの一例を示す図である。
【図6】条件コードの一例を示す図である。
【図7】条件コマンドの一例を示す図である。
【図8】論理コードの一例を示す図である。
【図9】動作コードの一例を示す図である。
【図10】リモコンの構成例を示す図である。
【図11】ユーザアクションデータのデータフォーマットの一例を示す図である。
【図12】コントローラ機器と2つのターゲット機器との間における操作パネルデータの転送シーケンスの一例を示す図である。
【図13】第2の実施形態における機器の接続例を示す図である。
【図14】第2の実施形態でのコントローラ機器と2つのターゲット機器とによる動作シーケンスの一例を示す図である。
【図15】第2の実施形態における操作パネルの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 コントローラ機器
2、3 ターゲット機器
4 アンテナ
5 チューナー
6 デスクランブラ
7 デマルチプレクサ
8 MPEGデコーダ
9 グラフィックプロセッサ
10 表示デバイス
11 CPU
12 RAM
13 フラッシュROM
14 外部機器入出力リンク部
15 外部機器入出力物理部
16 シリアル入出力部
17 赤外受光部
18 リモコン
21 モデム
22 ネットワークサーバー
23 放送局
25 音声デコーダ
26 ミキサー
27 音声プロセッサ

Claims (26)

  1. ネットワークを介して接続された第1の被制御装置から送信される、上記第1の被制御装置とは異なる第2の被制御装置の接続に関する論理条件が付加された操作パネルを受信し、当該操作パネルに基づいて、上記第1の被制御装置を制御するための操作パネルを表示手段に表示させる表示制御手段と、
    上記操作パネルの中から上記第1の被制御装置に対して行う制御を選択する選択手段と、
    上記選択手段による選択情報を上記第1の被制御装置に送信する選択情報送信手段とを備え、
    上記表示制御手段は、上記選択情報および上記論理条件に基づいて、上記表示手段に表示させる操作パネルを変更可能であることを特徴とする制御装置。
  2. 上記被制御装置から送信される機器情報を受信して記憶する記憶手段をさらに備え、
    上記表示制御手段は、上記選択情報に応じて、上記第2の被制御装置が接続されているか否かを上記記憶手段に記憶された機器情報に基づいて判断し、当該判断結果に応じて上記表示手段に表示させる操作パネルを変更することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 上記表示制御手段は、上記選択情報を送信したことに対する応答として上記第1の被制御装置から送信される新たな操作パネルを受信し、当該操作パネルに応じて、上記表示手段に表示させる操作パネルを変更することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 上記制御装置は、ネットワークを介して接続された被制御装置から受信した画像データに係る画像を表示可能な表示機器またはテレビ受信機器であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の制御装置。
  5. ネットワークを介して接続された制御装置により制御可能であるとともに、画像データおよび音声データの少なくとも一方を出力する機能を有するデータ出力装置であって、
    当該データ出力装置とは異なる被制御装置の接続に関する論理条件が付加可能であり、当該データ出力装置を制御するための操作パネルを上記制御装置に送信するパネル情報送信手段と、
    上記操作パネルの中から選択された制御に関する選択情報を上記制御装置から受信する選択情報受信手段と、
    上記選択情報受信手段により受信した選択情報に基づいて、当該データ出力装置内部の動作制御を行う動作制御手段とを備えることを特徴とするデータ出力装置。
  6. 上記選択情報受信手段により受信した選択情報に応じて、新たな操作パネルを送信することを特徴とする請求項5に記載のデータ出力装置。
  7. ネットワークを介して接続された少なくとも1つ以上の被制御装置から画像データおよび音声データの少なくとも一方を受信し出力可能な制御装置であって、
    上記被制御装置からの機器情報を記憶する記憶手段と、
    上記被制御装置より送信される操作パネルを受信し、当該操作パネルに基づく操作パネルを表示手段に表示させる表示制御手段と、
    上記操作パネルを選択する選択手段と、
    上記選択手段による選択情報を上記被制御装置に送信する選択情報送信手段と、
    上記操作パネルに付加された論理条件をデコードするデコード手段とを備え、上記論理条件に基づいて、上記操作パネルの表示内容を変更することを特徴とする制御装置。
  8. ネットワークを介して接続された被制御装置の機種またはメーカー名の少なくとも一方により、上記操作パネルの表示内容を変更することを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  9. 上記論理条件を記述した条件データを上記操作パネルを構成するパネルエレメントデータと対をなして受信することを特徴とする請求項7または8に記載の制御装置。
  10. 上記操作パネルの表示内容の変更にて、新たな操作パネルを表示することを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載の制御装置。
  11. 上記操作パネルの表示内容の変更にて、表示中の操作パネルを非表示または半透明表示にすることを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載の制御装置。
  12. 上記操作パネルの表示内容の変更にて、表示中の操作パネルを拡大表示または縮小表示にすることを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載の制御装置。
  13. 上記論理条件に基づいて、音声出力の音量を変化させることを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載の制御装置。
  14. 上記制御装置は、表示機器またはテレビ受信機器であることを特徴とする請求項7〜13の何れか1項に記載の制御装置。
  15. 上記被制御装置は、ビデオデッキおよびプリンタであることを特徴とする請求項7〜14の何れか1項に記載の制御装置。
  16. 上記ネットワークは、IEEE1394規格に準拠したネットワークであることを特徴とする請求項7〜15の何れか1項に記載の制御装置。
  17. 画像データおよび音声データの少なくとも一方を表示機器に出力する機能を有するデータ出力装置であって、
    当該データ出力装置の操作パネルを送信するパネル情報送信手段と、
    上記操作パネルにて選択された情報を受信する選択情報受信手段と、
    上記選択情報受信手段にて受信した情報に基づいて、上記データ出力装置を制御する動作制御手段と、
    上記操作パネルに基づく操作パネルを上記表示機器に表示させる条件を、上記操作パネルとともに送信する条件送信手段とを備えることを特徴とするデータ出力装置。
  18. 上記条件は、上記表示機器に接続されている当該データ出力装置とは異なる被制御装置に関することであることを特徴とする請求項17に記載のデータ出力装置。
  19. 画像データおよび音声データの少なくとも一方を表示機器に出力する機能を有するデータ出力装置であって、
    当該データ出力装置の操作パネルを送信するパネル情報送信手段と、
    上記操作パネルにて選択された情報を受信する選択情報受信手段と、
    上記選択情報受信手段にて受信した情報に基づいて、上記データ出力装置を制御する動作制御手段と、
    上記表示機器に接続される当該データ出力装置とは異なる被制御装置毎に上記操作パネルを用意し、すべての操作パネルを同時に送信することを特徴とするデータ出力装置。
  20. 画像データおよび音声データの少なくとも一方を表示機器に出力する機能を有するデータ出力装置であって、
    当該データ出力装置の操作パネルを送信するパネル情報送信手段と、
    上記操作パネルにて選択された情報を受信する選択情報受信手段と、
    上記選択情報受信手段にて受信した情報に基づいて、上記データ出力装置を制御する動作制御手段と、
    上記操作パネルに基づく操作パネルを表示機器に表示する条件の結果を受信する条件結果受信手段とを備えることを特徴とするデータ出力装置。
  21. 上記受信した条件の結果に応じて、上記表示機器に接続された当該データ出力装置とは異なる被制御装置に制御コマンドを送信することを特徴とする請求項20に記載のデータ出力装置。
  22. 上記操作パネルは、IEEE1394規格に準拠したネットワークを介して送信されることを特徴とする請求項17〜21の何れか1項に記載のデータ出力装置。
  23. ネットワークを介して接続された第1の被制御装置から送信される、上記第1の被制御装置とは異なる第2の被制御装置の接続に関する論理条件が付加された操作パネルを受信し、当該操作パネルに基づいて、上記第1の被制御装置を制御するための操作パネルを表示する表示手段と、
    上記操作パネルの中から上記第1の被制御装置に対して行う制御を選択する選択手段と、
    上記選択手段による選択情報を上記第1の被制御装置に送信する選択情報送信手段とを備え、
    上記選択情報および上記論理条件に基づいて、上記表示手段に表示する操作パネルを変更可能であることを特徴とする制御システム。
  24. ネットワークを介して接続された第1の被制御装置から送信される、上記第1の被制御装置とは異なる第2の被制御装置の接続に関する論理条件が付加された操作パネルを受信し、当該操作パネルに基づいて、上記第1の被制御装置を制御するための操作パネルを表示手段に表示させる表示制御ステップと、
    上記操作パネルの中から上記第1の被制御装置に対して行う制御を選択する選択ステップと、
    上記選択ステップでの選択による選択情報を上記第1の被制御装置に送信する選択情報送信ステップと、
    上記選択情報および上記論理条件に応じて、上記表示手段に表示させる操作パネルを変更する表示変更ステップとを有することを特徴とする制御方法。
  25. ネットワークを介して接続された第1の被制御装置から送信される、上記第1の被制御装置とは異なる第2の被制御装置の接続に関する論理条件が付加された操作パネルを受信し、当該操作パネルに基づいて、上記第1の被制御装置を制御するための操作パネルを表示手段に表示させる表示制御ステップと、
    上記操作パネルの中から上記第1の被制御装置に対して行う制御を選択する選択ステップと、
    上記選択ステップでの選択による選択情報を上記第1の被制御装置に送信する選択情報送信ステップと、
    上記選択情報および上記論理条件に応じて、上記表示手段に表示させる操作パネルを変更する表示変更ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  26. ネットワークを介して接続された第1の被制御装置から送信される、上記第1の被制御装置とは異なる第2の被制御装置の接続に関する論理条件が付加された操作パネルを受信し、当該操作パネルに基づいて、上記第1の被制御装置を制御するための操作パネルを表示手段に表示させる表示制御ステップと、
    上記操作パネルの中から上記第1の被制御装置に対して行う制御を選択する選択ステップと、
    上記選択ステップでの選択による選択情報を上記第1の被制御装置に送信する選択情報送信ステップと、
    上記選択情報および上記論理条件に応じて、上記表示手段に表示させる操作パネルを変更する表示変更ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112399213A (zh) * 2019-08-18 2021-02-23 海信视像科技股份有限公司 显示设备和遥控器按键复用方法

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