JP2004355373A - 不審者検知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともに電界伝達媒体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを利用することにより、不審者の敷地および住居への立ち入り、並びに部屋への入室を的確に検知し得る不審者検知システムを提供する。
【解決手段】不審者検知システム100は、信号発生装置10、不審者判定装置20、電極フィルム3を有しており、侵入者30が電極フィルム3上に侵入した場合には、ID情報の検知の有無により許可された人物か不審者かを判定するシステムである。電極フィルム3は、不審者を検知する場所に敷かれている厚さが薄い絶縁性フィルム6で、絶縁性フィルム6の中に、信号発生装置10から発信された所定の信号を伝達する信号入力電極4、侵入者30が電極フィルム3上に載っている場合には不審者判定装置20に所定の信号を伝達する信号出力電極5を組み込んでいるものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不審者検知システムに関し、特に、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともに電界伝達媒体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを用いて不審者を検知する不審者検知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯端末の小型化および高性能化によりウェアラブルコンピュータが注目されているが、図7はこのようなウェアラブルコンピュータを人間に装着して使用する場合の例を示している。同図に示すように、ウェアラブルコンピュータ7はそれぞれトランシーバ9を介して人間の腕、肩、胴体などに装着されて互いにデータの送受信を行うとともに、更に手足の先端で触れられるよう壁や床に設けられたトランシーバ9a、9bとケーブルとを介して外部に設けられたパソコン(PC)8と通信を行うようになっている。
【0003】
そして、このようなウェアラブルコンピュータ7間、およびウェアラブルコンピュータ7とPC8とのデータ通信に使用されるトランシーバ9は、レーザ光と電気光学結晶を用いた電気光学的手法による信号検出技術を利用していて、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体である生体に誘起させ、この誘起した電界を用いて情報の送受信を行っている。
【0004】
ところで、近年、敷地および住居への立ち入り、並びに部屋への入室を許可するセキュリティ上の仕組みとして、例えば、自己が携帯するIDカードによる照合もしくは暗証番号の入力による照合が広く利用されている。
【0005】
尚、この出願に関連する先行技術文献情報としては、次のものがある。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−352298公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したセキュリティ上の仕組みにおいては、立ち入り、もしくは入室可能な権限を有している人が、IDカードによる照合もしくは暗証番号の入力による照合を行うと、ドアが自動的に開錠されるようになっているため、立ち入りもしくは入室を許可された人の後に続いて行動すると、上記権限を有しない者であっても立ち入りもしくは入室できてしまうという問題がある。
【0008】
本発明は、上記の事情を鑑みたものであり、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともに電界伝達媒体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを利用することにより、不審者の敷地および住居への立ち入り、並びに部屋への入室を的確に検知し得る不審者検知システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを利用して、所定の領域に侵入する侵入者が不審者であるか否かを検知する不審者検知システムであって、前記所定の領域に敷設された絶縁性フィルムの中に渦巻き状の第1の信号電極および渦巻き状の第2の信号電極を、両信号電極が交差しないように所定の間隔を保ちつつ、配置している電極フィルムと、第1の前記トランシーバを介して所定の信号を前記第1の信号電極に発信している信号発生装置と、前記侵入者の足が前記電極フィルムの前記第1の信号電極および前記第2の信号電極を踏んでいるときには、前記電界伝達媒体である前記侵入者の生体を介して前記第1および前記第2の信号電極間の通信が成立し、前記第2の信号電極から第2の前記トランシーバを介して前記所定の信号を受信するとともに、前記電極フィルムの前記第1の信号電極および前記第2の信号電極を踏んでいる前記侵入者が第3の前記トランシーバ、および該第3の前記トランシーバを介して自己の識別情報を発信している発信器を携行している場合には前記識別情報を受信する不審者判定装置と、を有し、前記不審者判定装置は、前記識別情報の受信有無により不審者を検知することを要旨とする。
【0010】
請求項1記載の発明にあっては、侵入者の足が電極フィルムの渦巻き状の第1の信号電極および渦巻き状の第2の信号電極を踏んでいるときには、電界伝達媒体である侵入者の生体を介した第1および第2のトランシーバ間の通信が成立するので、信号発生装置が発信した所定の信号が不審者判定装置に出力される。これにより、不審者判定装置は、電極フィルム上に侵入者がいることを把握することができる。そして、電極フィルムの第1の信号電極および第2の信号電極を踏んでいる侵入者が、第3のトランシーバ、および第3のトランシーバを介して自己の識別情報を発信している発信器を携行している場合には、不審者判定装置は、所定の信号に加えて識別情報も受信する。これにより、不審者判定装置は、識別情報の受信有無により侵入者が不審者であるか否かを検知することができる。
【0011】
請求項2記載の本発明は、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを利用して、所定の領域に侵入する侵入者が不審者であるか否かを検知する不審者検知システムであって、前記所定の領域に敷設された絶縁性フィルムの中に櫛形の第1の信号電極および櫛形の第2の信号電極を、両信号電極が交差しないように所定の間隔を保ちつつ、対向させて配置している電極フィルムと、第1の前記トランシーバを介して所定の信号を前記第1の信号電極に発信している信号発生装置と、前記侵入者の足が前記電極フィルムの前記第1の信号電極および前記第2の信号電極を踏んでいるときには、前記電界伝達媒体である前記侵入者の生体を介して前記第1および前記第2の信号電極間の通信が成立し、前記第2の信号電極から第2の前記トランシーバを介して前記所定の信号を受信するとともに、前記電極フィルムの前記第1の信号電極および前記第2の信号電極を踏んでいる前記侵入者が第3の前記トランシーバ、および該第3の前記トランシーバを介して自己の識別情報を発信している発信器を携行している場合には前記識別情報を受信する不審者判定装置と、を有し、前記不審者判定装置は、前記識別情報の受信有無により不審者を検知することを要旨とする。
【0012】
請求項2記載の発明にあっては、侵入者の足が電極フィルムの櫛形の第1の信号電極および櫛形の第2の信号電極を踏んでいるときには、電界伝達媒体である侵入者の生体を介した第1および第2のトランシーバ間の通信が成立するので、信号発生装置が発信した所定の信号が不審者判定装置に出力される。これにより、不審者判定装置は、電極フィルム上に侵入者がいることを把握することができる。そして、電極フィルムの第1の信号電極および第2の信号電極を踏んでいる侵入者が、第3のトランシーバ、および第3のトランシーバを介して自己の識別情報を発信している発信器を携行している場合には、不審者判定装置は、所定の信号に加えて識別情報も受信する。これにより、不審者判定装置は、識別情報の受信有無により侵入者が不審者であるか否かを検知することができる。また、第1および第2の信号電極は櫛形に形成され、かつ対向しているので、電極フィルムを切断しても利用が可能であり、用途に合わせた大きさおよび形状を有する電極フィルムを手軽に作成することができる。
【0013】
請求項3記載の本発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記電極フィルムは、かとう性のある絶縁性フィルムを用いていることを要旨とする。
【0014】
請求項3記載の発明にあっては、電極フィルムはかとう性のある絶縁性フィルムを用いているので、不要なときは巻き取って保管することができる。これにより、必要なときに必要な場所に電極フィルムを敷設することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0016】
図1は本発明の実施形態に係る不審者検知システム100の概略構成図である。不審者検知システム100は、信号発生装置10、不審者判定装置20、電極フィルム3を有しており、不審者判定装置20が信号発生装置10から発信された所定の信号の受信に基づいて侵入者30の電極フィルム3上の存在を確認するとともに、ID情報の受信有無に基づいて侵入者30が通過を許可された者か不審者かを判定するシステムである。尚、本実施の形態における侵入者30とは、電極フィルム3上を通る者すべてをいい、不審者だけではなく、通過を許可された者も含む意味である。
【0017】
信号発生装置10は、トランシーバ9a、およびトランシーバ9aを介して所定の信号(例えば、矩形波などの単純な信号)を定期的(例えば、0.1秒ごと)に後述する信号入力電極4に発信している信号発生器1を備えている。
【0018】
ここで、トランシーバ9a、後述するトランシーバ9bおよび9cは、詳しくは、図2(トランシーバ9a〜9cの構成及び機能は同一であるため、トランシーバ9として記述)に示すように、コンピュータ(本実施の形態においては、信号発生器1)からの送信データを入出力(I/O)回路901を介して受け取ると、この送信データを送信部902を介して送受信電極903に供給し、該送受信電極903および絶縁膜904を介して電界伝達媒体(本実施の形態においては、後述する信号入力電極4および信号出力電極5、並びに侵入者30)に電界を誘起させ、この電界を電界伝達媒体の他の部位に伝達させるようになっている。また、電界伝達媒体に誘起されて伝達されてくる電界を絶縁膜904を介して送受信電極903で検出し、この電界を電界検出光学部905に結合して電気信号に変換するようになっている。そして、この電気信号は、信号処理回路906で増幅、雑音除去などの信号処理を施され、更に波形整形回路907で波形整形されてから、入出力(I/O)回路901を介してコンピュータ(本実施の形態においては、後述する不審者判定器2)に出力されるようになっている。
【0019】
電極フィルム3は、例えば、玄関、廊下など不審者を検知する場所に敷かれている厚さが薄い絶縁性フィルム6の中に、信号発生装置10から発信された所定の信号を伝達する信号入力電極4、不審者判定装置20に所定の信号を伝達する信号出力電極5を組み込んでいるものである。図3(a)は、電極フィルム3を上から見た図であるが、信号入力電極4と信号出力電極5は、間隔d1(例えば、人の足のサイズを基準に約20cm程度)を保ちながらそれぞれ渦巻き状に配置されており、両電極は物理的に接続されていない。また、図3(b)は、図3(a)におけるA方向の断面図であり、絶縁性フィルム6の中に2つの電極が上述した距離d1をあけて埋め込まれている状態を示している。
【0020】
このような信号入力電極4および信号出力電極5の配置により、侵入者30は電極フィルム3上を歩行する場合には、侵入者の足は信号入力電極4と信号出力電極5を同時に踏むことになる。図4は、侵入者30の足を介して電極フィルム3上に成立する通信路を説明する図である。図4(a)によれば、侵入者30の足は、信号入力電極4および信号出力電極5のいずれも踏んでいないので、信号入力電極4を流れている所定の信号は、信号出力電極5に伝達されない。次に、図4(b)によれば、侵入者30の足は、信号入力電極4を踏んでいるが、信号出力電極5を踏んでいないため(完全には電極フィルム3上に載っていない状態)、図4(a)と同様に、信号入力電極4を流れている所定の信号は、信号出力電極5に伝達されない。
【0021】
これに対して、図4(c)によれば、侵入者30の足は、信号入力電極4および信号出力電極5のいずれも踏んでいるので(侵入者30が電極フィルム3上に載っている状態)、電界伝達媒体である侵入者30の生体を介した通信路が信号入力電極4と信号出力電極5間に成立し、入力電極4を流れている所定の信号は信号出力電極5に伝達される。尚、侵入者30の足は直接両電極に触れているわけではないが、絶縁性フィルム6の厚さは薄いので(せいぜい数μmから数mm程度)、侵入者30の足と両電極間には電界を誘起した通信路が成立しているものである。従って、侵入者30が電極フィルム30上に載っている場合には、所定の信号が信号出力電極5を介して不審者判定装置20に出力されるようになっている。
【0022】
不審者判定装置20は、信号出力電極5と接続されており、トランシーバ9b、および侵入者30が電極フィルム3上に載っている場合にはトランシーバ9bを介して所定の信号を受信する不審者判定器2を備えている。
【0023】
また、電極フィルム3上を通ることを許可されている人は、トランシーバ9c、およびトランシーバ9cを介してID情報を発信するID発信器7を身につけている。これにより、ID発信器7およびトランシーバ9cを身につけている人が、電極フィルム3上を通る場合には、上述した所定の信号に加えて、ID情報が生体および信号出力電極5を介して、不審者判定装置20に出力されるので、不審者判定器2は、ID情報の受信有無により、侵入者30が不審者か否かを判定できるようになっている。
【0024】
次に、本実施の形態に係る不審者検知システム100の動作を図5を用いて説明する。ここで、図5は、信号発生器1と不審者判定器2間の通信のやりとりを示しているシーケンス図である。
【0025】
信号発生器1は、定期的(例えば、0.1秒ごと)に所定の信号を発信しているので、侵入者30が電極フィルム3上を通過する場合、即ち、信号入力電極4および信号出力電極5の双方に触れているときは、不審者判定器2は、トランシーバ9bを介して所定の信号を受信する(ステップS110〜S130)。
【0026】
この状態において、不審者判定器2がID情報を受信しない場合には、侵入者30は不審者であると判定する(ステップS140,S150)。一方、不審者判定器2がID情報を受信する場合には、侵入者30は電極フィルム3上を通ることを許可されている人であると判定する(ステップS140,S160)。
【0027】
従って、本実施の形態の不審者検知システム100によれば、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともに電界伝達媒体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバ9を利用することにより、設置された電極フィルム3上に不審者が侵入することを的確に検知することができるので、不審者の敷地および住居への立ち入り、並びに部屋への入室を確実に排除することができる。
【0028】
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明の実施の形態に対して種々の変形や変更を施すことができる。例えば、上記実施の形態の不審者検知システム100においては、2つの電極を渦巻き状に配置した電極フィルム3を用いたが、図6(a)に示すように2つの櫛形の信号電極を電極間距離が所定の間隔(上記実施の形態と同様に、例えば、人の足のサイズを基準に約20cm程度)を保つように対向させて配置した電極フィルム13を用いてもよい。この場合においては、電極の形状の特徴から適宜必要な長さに切ったとしても電極フィルムとして利用可能であるので、用途に合わせた形状および大きさに加工して使用することができる。
【0029】
また、2つの電極の取り出しにはワニ口クリップ11を用いて、トランシーバ9aおよび9bと接続するようにしてもよい。そして、電極フィルム3および13は、柔らかな絶縁性フィルムとし、図6(b)に示すように、不要なときは巻き取って保管できるようにしてもよい。これにより、電極フィルム3および13は移動性に優れるので、必要なときに必要な場所に簡単に設置することが可能な不審者検知システムとすることができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の不審者検出システムによれば、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともに電界伝達媒体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを利用することにより、敷設された電極フィルム上に不審者が侵入することを的確に検知することができるので、不審者の敷地および住居への立ち入り、並びに部屋への入室を確実に排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る不審者検知システムの概略構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る不審者検知システムに用いられるトランシーバの構成である。
【図3】本発明の実施の形態に係る不審者検知システムの電極フィルムを説明する図である。
【図4】本発明の実施の形態において侵入者の足と電極との位置関係を説明する図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る侵入者検知システムの動作を説明する図である。
【図6】櫛形の電極フィルムを説明する図である。
【図7】トランシーバを介してウェアラブルコンピュータを人間に装着して使用する場合の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 信号発生器
2 不審者判定器
3,13 電極フィルム
4 信号入力電極
5 信号出力電極
6 絶縁性フィルム
7 ウェアブルコンピュータ、ID発信器
8 PC
9,9a,9b,9c トランシーバ
10 信号発生装置
11 ワニ口クリップ
20 不審者判定装置
30 侵入者
100 不審者検知システム
901 I/O回路
902 送信部
903 送受信電極
904 絶縁膜
905 電界検出光学部
906 信号処理回路
907 波形整形回路
910 受信部

Claims (3)

  1. 送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを利用して、所定の領域に侵入する侵入者が不審者であるか否かを検知する不審者検知システムであって、
    前記所定の領域に敷設された絶縁性フィルムの中に渦巻き状の第1の信号電極および渦巻き状の第2の信号電極を、両信号電極が交差しないように所定の間隔を保ちつつ、配置している電極フィルムと、
    第1の前記トランシーバを介して所定の信号を前記第1の信号電極に発信している信号発生装置と、
    前記侵入者の足が前記電極フィルムの前記第1の信号電極および前記第2の信号電極を踏んでいるときには、前記電界伝達媒体である前記侵入者の生体を介して前記第1および前記第2の信号電極間の通信が成立し、前記第2の信号電極から第2の前記トランシーバを介して前記所定の信号を受信するとともに、前記電極フィルムの前記第1の信号電極および前記第2の信号電極を踏んでいる前記侵入者が第3の前記トランシーバ、および該第3の前記トランシーバを介して自己の識別情報を発信している発信器を携行している場合には前記識別情報を受信する不審者判定装置と、
    を有し、
    前記不審者判定装置は、前記識別情報の受信有無により不審者を検知することを特徴とする不審者検知システム。
  2. 送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを利用して、所定の領域に侵入する侵入者が不審者であるか否かを検知する不審者検知システムであって、
    前記所定の領域に敷設された絶縁性フィルムの中に櫛形の第1の信号電極および櫛形の第2の信号電極を、両信号電極が交差しないように所定の間隔を保ちつつ、対向させて配置している電極フィルムと、
    第1の前記トランシーバを介して所定の信号を前記第1の信号電極に発信している信号発生装置と、
    前記侵入者の足が前記電極フィルムの前記第1の信号電極および前記第2の信号電極を踏んでいるときには、前記電界伝達媒体である前記侵入者の生体を介して前記第1および前記第2の信号電極間の通信が成立し、前記第2の信号電極から第2の前記トランシーバを介して前記所定の信号を受信するとともに、前記電極フィルムの前記第1の信号電極および前記第2の信号電極を踏んでいる前記侵入者が第3の前記トランシーバ、および該第3の前記トランシーバを介して自己の識別情報を発信している発信器を携行している場合には前記識別情報を受信する不審者判定装置と、
    を有し、
    前記不審者判定装置は、前記識別情報の受信有無により不審者を検知することを特徴とする不審者検知システム。
  3. 前記電極フィルムは、かとう性のある絶縁性フィルムを用いていることを特徴とする請求項1又は2記載の不審者検知システム。
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