JP2004353749A - 荷重検出機能付ダンパ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はダンパに入力される荷重を直接検出することを課題とする。
【解決手段】荷重検出機能付ダンパ10は、シリンダ20と、シリンダ20の内部を摺動するピストン22と、一端がピストン22に結合され、他端がシリンダ20から突出したピストンロッド24と、ピストンロッド24の他端とシリンダ20との間に設けられたコイルバネ26とを有する。第1のバネ受け28には、コイルバネ26の荷重を検出する荷重センサとしてロードセル32が設けられている。このロードセル32は、シリンダ20の下端外周に設けられた第1のバネ受け28とコイルバネ26との間に介在するように設けられており、コイルバネ26のバネ力が直接伝達される。全自動洗濯機11に適用することで、歪ゲージ34からの検出信号に応じて回転ドラム12内に投入された洗濯物の荷重を求め、水、洗剤、柔軟剤などの供給量を正確に設定することが可能になる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は荷重検出機能付ダンパに係り、特にダンパに作用する荷重を直接検出するように構成された荷重検出機能付ダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ダンパの取付対象物の荷重を検出することが可能な荷重検出機能付ダンパとして、ダンパと取付対象物との間の連結部材に、容易に変形可能な変形容易部を設け、この変形容易部に歪センサを貼り付けると共に、この変形容易部の周囲に補強部材を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平6−032780号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載された装置では、ダンパのシリンダ端部に歪センサを取り付けるための小径な軸部を設けると共に、軸部の破損を防止するため補強部材をダンパのシリンダ端部に設ける必要があり、構成が複雑化するという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は上記課題を解決した荷重検出機能付ダンパを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、以下のような特徴を有する。
上記請求項1記載の発明は、シリンダと、シリンダ内に摺動可能に設けられたピストンと、一端がピストンに結合され、他端がシリンダから突出したロッドと、ロッドとシリンダとの間に設けられたコイルバネと、シリンダ側に設けられ、コイルバネの一端を支持する第1のバネ受けと、ロッド側に設けられ、コイルバネの他端に支持する第2のバネ受けと、一対のバネ受けの何れか一方に設けられ、コイルバネが受ける荷重を検出する荷重センサと、を備えたものであり、バネ受けに作用する荷重を直接検出することが可能になり、構成を簡素化することができる。
【0007】
また、請求項2記載の発明は、荷重センサを一対のバネ受けの何れか一方とコイルバネの端部との間に設けたものであり、バネ受けをコイルバネとの間に荷重センサを設けることで構成を簡素化し、従来のように荷重を検出される部分を細く加工し、他の補強部材など設ける必要がない。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の一実施例について説明する。
図1は本発明になる荷重検出機能付ダンパの一実施例を全自動洗濯機に適用した場合の概略構成を示す構成図である。
【0009】
図1に示されるように、全自動洗濯機11は、洗濯物を収容するドラム12が円筒状の水槽13に回転可能に支持されており、水槽13は、ばね14によりケーシング15に懸吊されている。
【0010】
そして、水槽13とケーシング15との間には、荷重検出機能付ダンパ10が介装されている。さらに、水槽13には、ベルト17を介して回転ドラム12を回転させるモータ18が取付けられている。
【0011】
この構成により、モータ18により回転ドラム12を回転させたとき、回転ドラム12内の洗濯物の偏り等によって生じる振動をばね14の弾性力および荷重検出機能付ダンパ10の減衰力により吸収し、制振するようになっている。
【0012】
ここで、荷重検出機能付ダンパ10の構成について説明する。
図2は荷重検出機能付ダンパ10の構成を示す正面図である。図3は荷重検出機能付ダンパ10のA部を拡大して示す拡大図である。
【0013】
図2及び図3に示されるように、荷重検出機能付ダンパ10は、円筒形状に形成されたシリンダ20と、入力された荷重に応じてシリンダ20の内部を摺動するピストン22と、一端がピストン22に結合され、他端がシリンダ20から突出したピストンロッド24と、ピストンロッド24の他端とシリンダ20との間に設けられたコイルバネ26とを有する。
【0014】
シリンダ20の上端より上方に突出する取付軸20aは、水槽13の下部に固定されるように取り付けられている。また、ピストンロッド24の下端に設けられた取付軸24aは、ケーシング15の底部に固定されるように取り付けられている。
【0015】
そのため、回転ドラム12は、水槽13を介して一対の荷重検出機能付ダンパ10により支持されており、シリンダ20とピストン22との相対変位に伴って発生する抵抗力(減衰力)により回転駆動時の振動が減衰される。
【0016】
シリンダ20の端部には、コイルバネ26の一端を支持する第1のバネ受け28が一体的に設けられている。また、ピストンロッド24の他端には、コイルバネ26の他端を支持する第2のバネ受け30が設けられている。
【0017】
従って、コイルバネ26は、第1のバネ受け28と第2のバネ受け30との間で伸縮可能に取り付けられており、回転ドラム12の荷重の大きさ等に応じて伸縮するようになっている。
【0018】
第1のバネ受け28には、コイルバネ26の荷重を検出する荷重センサとしてロードセル32が設けられている。このロードセル32は、シリンダ20の下端外周に設けられた第1のバネ受け28の鍔部28aとコイルバネ26との間に介在するように設けられており、コイルバネ26のバネ力が直接伝達される。尚、本実施例では、コイルバネ26の上端とロードセル32の下面との間にワッシャ31が挿入されているが、このワッシャ31は無くても良い。
【0019】
また、ロードセル32は、金属材料により環状に形成されており、第1のバネ受け28の外周28bに嵌合し、鍔部28aに当接するように取り付けられている。そして、ロードセル32は、外周32aに歪ゲージ34が貼着されている。歪ゲージ34は、抵抗値が印加された荷重の大きさに応じて変化するものであり、回転ドラム12の荷重(洗濯物の重量)が変化する等してコイルバネ26のバネ荷重が変化することにより、電圧値を変化させた検出信号を出力する。
【0020】
このように、ロードセル32は、従来の技術の欄で述べたような荷重を検出し易くするための変形容易部などを設ける必要がないので、加工が容易であり、且つ外周32aに歪ゲージ34を貼着する構成であるので、歪ゲージ34の取り付け作業や点検作業が容易に行える。
【0021】
歪ゲージ34から引き出された信号線36は、全自動洗濯機11に搭載された制御回路(図示せず)に接続されている。そのため、制御回路では、歪ゲージ34からの検出信号から回転ドラム12の荷重及び回転ドラム12内に投入された洗濯物の荷重を求めるようにし、上記のようにロードセル32により検出された洗濯物の荷重に基づいて、水、洗剤、柔軟剤などの供給量を正確に設定することが可能になる。
【0022】
このように、荷重検出機能付ダンパ10では、第1のバネ受け28に作用する荷重を直接検出することが可能になるため、構成が簡素化されて従来の技術の欄で述べたような補強部材を設ける必要がなく、構成が複雑化することを防止することができる。
【0023】
さらに、荷重検出機能付ダンパ10では、第1のバネ受け28に作用するコイルバネ26の荷重を直接検出することができるので、検出感度が向上する。
【0024】
また、上記実施例では、ロードセル32を第1のバネ受け28とコイルバネ26との間に介在させた場合の構成を一例として挙げたが、ロードセル32を第2のバネ受け30とコイルバネ26との間に介在させる構成とすることも可能である。
【0025】
次に変形例について説明する。
図4は変形例の要部を示す拡大図である。
【0026】
図4に示されるように、本変形例では、上記ロードセル32の代わりに、第1のバネ受け28の外周28bに歪ゲージ34が直接貼着されている。従って、変形例のものは、第1のバネ受け28がロードセルとして機能するものであり、第1のバネ受け28の外周28aに歪ゲージ34を貼着するだけの簡単な構成でコイルバネ26からの荷重を検出することが可能になる。
【0027】
また、既存のダンパに対しても歪ゲージ34を第1のバネ受け28または第2のバネ受け30に貼着するだけで荷重検出機能付ダンパ10に改造することが可能である。
【0028】
尚、上記実施例では、全自動洗濯機11の水槽13を介して回転ドラム12を支持する荷重検出機能付ダンパ10について説明したが、これに限らず、自動車の車体等の振動体を支持する構成のものにも本発明を適用できるのは、言うまでもない。
【0029】
また、上記実施例では、歪ゲージ34を用いてコイルバネ26のバネ荷重を検出する構成を一例として挙げたが、これに限らず、歪ゲージ34以外の検出素子(例えば、荷重に応じた電圧を発生する圧電素子等)を用いることができるのは勿論である。
【0030】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1記載の発明によれば、シリンダと、シリンダ内に摺動可能に設けられたピストンと、一端がピストンに結合され、他端がシリンダから突出したロッドと、ロッドとシリンダとの間に設けられたコイルバネと、シリンダ側に設けられ、コイルバネの一端を支持する第1のバネ受けと、ロッド側に設けられ、コイルバネの他端に支持する第2のバネ受けと、一対のバネ受けの何れか一方に設けられ、コイルバネが受ける荷重を検出する荷重センサと、を備えたため、バネ受けに作用する荷重を直接検出することが可能になり、構成を簡素化することができる。
【0031】
また、請求項2記載の発明によれば、荷重センサを一対のバネ受けの何れか一方とコイルバネの端部との間に設けたため、バネ受けとコイルバネとの間に荷重センサを設けることで構成を簡素化し、従来のように荷重を検出される部分を細く加工し、他の補強部材など設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる荷重検出機能付ダンパの一実施例を全自動洗濯機に適用した場合の概略構成を示す構成図である。
【図2】荷重検出機能付ダンパ10の構成を示す正面図である。
【図3】荷重検出機能付ダンパ10のA部を拡大して示す拡大図である。
【図4】変形例の要部を示す拡大図である。
【符号の説明】
10 荷重検出機能付ダンパ
11 全自動洗濯機
12 回転ドラム
13 水槽
15 ケーシング
18 モータ
20 シリンダ
22 ピストン
24 ピストンロッド
26 コイルバネ
28 第1のバネ受け
30 第2のバネ受け
32 ロードセル
34 歪ゲージ

Claims (2)

  1. シリンダと、
    該シリンダ内に摺動可能に設けられたピストンと、
    一端が前記ピストンに結合され、他端が前記シリンダから突出したロッドと、
    該ロッドと前記シリンダとの間に設けられたコイルバネと、
    前記シリンダ側に設けられ、前記コイルバネの一端を支持する第1のバネ受けと、
    前記ロッド側に設けられ、前記コイルバネの他端に支持する第2のバネ受けと、
    前記一対のバネ受けの何れか一方に設けられ、前記コイルバネが受ける荷重を検出する荷重センサと、
    を備えたことを特徴とする荷重検出機能付ダンパ。
  2. 前記荷重センサは、前記一対のバネ受けの何れか一方と前記コイルバネの端部との間に設けたことを特徴とする請求項1記載の荷重検出機能付ダンパ。
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