JP2004352949A

JP2004352949A - Waterproof tape

Info

Publication number: JP2004352949A
Application number: JP2003155399A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Yamada; 武山田; Susumu Sugano; 晋菅野; Toshio Oka; 寿夫岡; Hidenori Iwaizumi; 秀徳岩泉
Original assignee: Sumika Plastech Co Ltd; Ube Industries Ltd
Current assignee: Sumika Plastech Co Ltd; Ube Corp
Priority date: 2003-05-30
Filing date: 2003-05-30
Publication date: 2004-12-16
Anticipated expiration: 2023-05-30
Also published as: JP4542752B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a waterproof tape for construction, excellent in tackiness and weather resistance. <P>SOLUTION: This waterproof tape has an adhesive layer for rough surfaces consisting of a modified asphalt-based or rubber-based adhesive on one of the surfaces and is installed with an acrylic adhesive layer containing an oily antioxidant consisting of a tocopherol on another surface. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、建築物等の外壁面と窓枠との間の防水性を確保するために用いる防水テープに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、住宅等の建築物の外壁に開口した窓穴等に、例えばアルミサッシの窓枠を装着するに際しては、外壁面の窓穴に装着・固定したアルミサッシの窓枠の表面と、建築物の外壁の表面との間を被覆するように防水テープを貼着する。ついで、透湿防水シートを建築物の外壁に貼着すると共に、その一部が上記防水テープの表面側の縁部分にかかるように貼着して、窓枠の周囲から建築物本体の内部に雨水が浸入するのを防止する様に構成した、防水構造が広く用いられている。
【０００３】従前から、この分野においては、合成樹脂フィルムや不織布、織物等から構成される基材の表面の内、建物本体側に貼着する面には、ゴム系粘着剤からなる層が、外装側の面にはゴム系粘着剤からなる層を積層した防水用両面テープや、ゴム系粘着剤層の代わりに、改質アスファルト層を使用した防水用両面テープが用いられていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、結露防止などの観点から、建築物の防水シートとして、透湿性に優れたものへの需要が高まるにつれて、透湿性に優れた高密度ポリエチレン不織布から成る透湿防水シート等が広く用いられるようになった。しかし、このような透湿防水シートの場合には、建築物自体の防水性の確保のために、従来の防水用両面テープを使用すると、同テープに使用されている改質アスファルト系粘着剤層に含まれる軟化剤、粘着付与剤、可塑剤等に由来する多量の油分が、透湿防水シートに移行、浸透して透湿防水シートの基材であるポリエチレンを膨潤させてしまうことがあることが知られている。そのような問題の対応策の一つとして、基材の両面にアクリル系粘着剤を付着させた防水用両面テープも一部で使用されているが、防水性の点で必ずしも万全ではなく、また、粗面である外壁表面に対する粘着性が万全ではない場合が生ずる恐れがある。特に、粗面である外壁表面に対する粘着性が、時間の経過と共に、劣化する恐れがある。
【０００５】本発明は、上記した如き従来事情に鑑みなされたものであり、その課題とするところは、基材の一方の面に設けられた粗面用粘着剤層とは反対側の面に設けられた粘着剤層が本来有する粘着力の保持と耐候性の向上を図ることにより、粘着性と耐候性に優れた防水テープを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決するために、本発明者等は種々検討の結果、基材の一方の面に設けられた粗面用粘着剤層とは反対側の面に設けられる粘着剤層として、低分子量の油性の抗酸化物を含有させた粘着剤層を設けることにより、上記の目的が達成されることを見出して本発明を完成させたものである。
【０００７】即ち、本発明によれば、基材と、同基材の一方の面に設けられた粗面用粘着剤層と、同基材の他方の面に設けられた粘着剤層とからなる防水テープであって、同基材の他方の面に設けられた粘着剤層が低分子量の油性の抗酸化剤を含有するものである防水テープが提供される。なお、低分子量の油性の抗酸化剤を含有する粘着剤層は、アクリル系粘着剤層であることが好ましい。また、低分子量の油性の抗酸化剤がトコフェロール類であることが好ましく、そのトコフェロール類が粘着剤層に含まれる量は、１００ｐｐｍ〜３８００ｐｐｍであることが好ましい。粗面用粘着剤層は、改質アスファルト系の粘着剤又はゴム系の粘着剤から構成されたものが好ましい。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、更に詳述する。基材の粗面側に面する面とは反対側の面に設ける粘着剤層は、低分子量の油性の抗酸化物を含む粘着剤層からなる。このような粘着剤層としては、アクリル系粘着剤からなる層、シリコン系粘着剤からなる層、ブチルゴムを含む合成ゴム系の粘着剤からなる層等が挙げられる。中でも、アクリル系の粘着剤からなる層が好ましく、アクリル系の粘着剤の材料としては、アクリル酸エステル、アクリル酸等の共重合物であって、必要に応じてポリイソシアネート、金属キレート、メラミン等で架橋化されたものであってもよい。
【０００９】トルエン等の溶剤の残留によるシックハウスや、透湿防水シートの膨潤の防止という観点から、無溶剤の紫外線硬化型アクリル系粘着剤が特に好ましい。紫外線硬化型粘着剤としては、主材としてのラジカル重合性をもつアクリルオリゴマー、溶媒及び／又は粘度調節剤としての役割を担うアクリルモノマー、及び光重合開始剤を含有するものが挙げられる。更に、必要に応じて、増粘剤、光増感剤などを含んだものでもよい。使用される光重合開始剤としては、アセトフェノン系、ベンゾインエーテル系、ベンゾフェノン系などが挙げられる。
【００１０】同基材の他方の面に設けられた粘着剤層中に含まれる低分子量の油性の抗酸化剤としては、トコフェロール類が挙げられる。トコフェロール類としては、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、およびδ−トコフェロール等が使用可能であるが、中でもα−トコフェロールであることが好ましい。同粘着剤層中に含まれるトコフェロール類の量としては、粘着剤の固形物換算で１００ｐｐｍ〜３８００ｐｐｍ、好ましくは３００ｐｍ以上、より好ましくは、５００ｐｐｍ以上、更に好ましくは、７５０ｐｐｍ以上であって、また、好ましくは３５００ｐｐｍ以下、より好ましくは、３０００ｐｐｍ以下、更に好ましくは、２７５０ｐｐｍ以下である。
【００１１】基材としては、後述する粗面側の粘着剤層に使用される改質アスファルト系の粘着剤層に含まれる油分が、基材の粗面側に面する面とは反対側の面に設ける、低分子量の油性の抗酸化物を含む粘着剤層からなる粘着剤層へ移行するのを抑止できるものであれば、特別な制限無く、各種の材料が使用可能である。このような条件を充たす材料しては、例えばＰＥＴで代表されるポリエステル系のフィルムや、高密度ポリエチレン系フィルム等の樹脂製のフィルム、各種金属製箔膜、各種金属製箔膜とＰＥＴなどのポリエステルや、高密度ポリエチレン系のフィルム等の樹脂製のフィルムとの積層体が挙げられる。
【００１２】粗面との粘着に使用される粘着剤層は、比較的粗面な建築物の外壁面と、窓枠の表面との間に、段差や隙間をまたぐように粘着するものであり、特に粗面となる外壁に対して良好な粘着性を有するものが好適に使用される。このような粗面用粘着剤層としては、アクリル系粘着剤、シリコン系粘着剤、ゴム系粘着剤、改質アスファルト系粘着剤等が挙げられる。なお、この粗面用粘着剤層には、プロセスオイル等の軟化剤が使用されているものが通常用いられる。これらの軟化材を使用することにより、粗面に対する高い追従性と、優れた透水防止効果を付与することができる。
【００１３】粗面との粘着に使用される粘着剤としては、アクリル系粘着剤、シリコン系粘着剤、ブチルゴムを含む合成ゴム系粘着剤、改質アスファルト系粘着剤の内、ゴム系粘着剤、改質アスファルト系粘着剤が好適に使用される。改質アスファルト系粘着剤としては、ゴム分とアスファルトとの混合物を主体とした粘着剤であり、通常は、アスファルト４０〜２５質量％、軟化剤３５〜４０質量％、ゴム分１０〜１５質量％、充填剤１０〜１５質量％、粘着付与剤５〜１０質量％を全体が１００質量％となるように添加、混合して得られる改質アスファルト組成物が好適に使用される。上記アスファルトとしては、ストレートアスファルト、ブロンアスファルト、防水工事用アスファルト等が使用される。ゴム分としては、天然ゴムや、合成ゴム、例えばポリブタジエン、エチレンプロピレンジエン共重合ゴム、スチレンブタジエンランダム共重合体ゴムなどのゴム、およびスチレンブタジエントリブロック共重合体熱可塑性エラストマーなどが挙げられる。粘着付与剤としては、クマロン樹脂、フェノール樹脂、石油系炭化水素樹脂等が挙げられる。また、軟化剤としては、プロセスオイル、ポリブテン等が用いられる。充填剤としては、炭酸カルシウム、クレー等が挙げられる。
【００１４】試験例
【００１５】この試験には、綜研化学株式会社製アクリル系粘着剤であるＳＫダイン１９８６ＤＴに、架橋剤として同社製Ｍ−５ＡＤＴ０．３部、Ｅ−５ＣＭを０．２部と、α−トコフェロールを下記表１に示すように、粘着剤の固形分に対して、０〜１００００ｐｐｍそれぞれ添加して調製した一連の粘着剤を、離型紙上に乾燥後の厚さが約７５μｍとなるようにコンマコーターを用いてそれぞれ塗布して、厚さ１２μｍのＰＥＴ製フィルムの基材と貼合して製造した一連の試料を用いた。
【００１６】粘着力、及び色調の変化については、下記の条件で測定した。
粘着力
ＪＩＳ−Ｚ０２３７に準拠し、同規格に規定するＳＵＳ板、一般のポリエチレン板、及び一般のベニヤ板に対する常温下での粘着力を測定した。貼合後２０分後の粘着力を初期粘着力、貼合後１日後の粘着力を常態粘着力とした。測定結果は、表１に示す。
色調の変化
上述と同様にして調製した一連のテープ試料を、東洋精機製作所株式会社製のギヤオーブン中で温度１８０℃にて６時間加熱し、加熱後における試料の色調の変化を測定することにより黄変度（ΔＹＩ）を求めた。黄変度の値の小さいものほど、加熱による粘着剤の酸化劣化の程度が小さいと考えられ、実際に使用された場合の耐久性が高いものと一般に考えられている。
色調は、スガ試験機株式会社製ＳＭカラーコンピューター（ＳＭ−５−ＣＨ）により、イエローインデックス（ＹＩ）の値を測定した。なお、評価は、α−トコフェロール無添加のテープ試料の加熱前のＹＩの値を基準として、各α−トコフェロールを添加した試料の加熱後のＹＩとの差ΔＹＩを求め、この差も表１に併せ示した。
【００１７】
【表１】

【００１８】上記の表から明らかなように、低分子量の油性の抗酸化剤として、α−トコフェロールを１０００ｐｐｍ〜４０００ｐｐｍ添加した粘着剤層を粗面用粘着剤層が設けられた面とは反対側の基材の面上に設けた場合には、使用する被粘着材の材質により若干の変動が認められるものの、使用した３種類の被粘着材において良好な粘着力が確保されることが判る。なお、ＳＵＳの場合には、より広い添加濃度で優れた粘着力を示した。ベニヤでは、無添加の試料である試料番号１のものと比較して、４０００ｐｐｍで若干の粘着力の低下が認められたが、ＰＥやＳＵＳでは、実用上は問題のない粘着力を示した。
【００１９】
【発明の効果】以上のように、本発明の防水テープは、粗面用粘着剤層が設けられた面とは反対側の基材の面上に、所定量の低分子量の油性の抗酸化剤を添加した粘着剤層を設けることにより、耐候性が向上し、被粘着材の材質の如何に拘わらず、優れた粘着力を示した。１８０℃のギヤオーブンに６時間保持した場合でも、１０００ｐｐｍ〜２０００ｐｐｍ添加したものでは、殆ど経時的な変性を示す色調の変化は極めて少なく、耐候性が向上することが明らかとなった。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a waterproof tape used for ensuring waterproofness between an outer wall surface of a building or the like and a window frame.
[0002]
2. Description of the Related Art Conventionally, when an aluminum sash window frame is attached to a window hole or the like opened on an outer wall of a building such as a house, an aluminum sash window frame attached and fixed to the window hole on the outer wall surface has been used. A waterproof tape is applied so as to cover between the surface and the outer wall surface of the building. Then, while attaching a moisture-permeable waterproof sheet to the outer wall of the building, a part of the sheet is attached so as to cover the edge of the waterproof tape on the surface side, and the inside of the building body from around the window frame. A waterproof structure configured to prevent rainwater from entering is widely used.
Conventionally, in this field, a layer made of a rubber-based pressure-sensitive adhesive is provided on a surface of a substrate made of a synthetic resin film, a nonwoven fabric, a woven fabric, or the like, which is to be adhered to the building body side. A waterproof double-sided tape in which a layer made of a rubber-based adhesive was laminated on the exterior side, or a waterproof double-sided tape using a modified asphalt layer instead of the rubber-based adhesive layer was used.
[0004]
However, from the viewpoint of preventing dew condensation and the like, as the demand for a waterproof sheet for a building having high moisture permeability increases, a waterproof sheet made of a high-density polyethylene nonwoven fabric having excellent moisture permeability has been developed. Moist waterproof sheets and the like have come to be widely used. However, in the case of such a moisture-permeable waterproof sheet, if a conventional waterproof double-sided tape is used to secure the waterproofness of the building itself, the modified asphalt-based pressure-sensitive adhesive layer used in the tape is used. A large amount of oils derived from softeners, tackifiers, plasticizers, etc. contained in water may migrate to and permeate the moisture-permeable waterproof sheet and swell the polyethylene that is the base material of the moisture-permeable waterproof sheet. It has been known. As one of the countermeasures for such a problem, a double-sided waterproofing tape in which an acrylic adhesive is adhered to both sides of the base material is also used in part, but it is not necessarily perfect in terms of waterproofness, and In some cases, the adhesion to the rough outer wall surface may not be perfect. In particular, the adhesiveness to the rough outer wall surface may deteriorate with time.
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-mentioned conventional circumstances, and an object thereof is to solve the problem that the surface opposite to the rough surface pressure-sensitive adhesive layer provided on one surface of the substrate is provided. An object of the present invention is to provide a waterproof tape having excellent adhesiveness and weather resistance by maintaining the inherent adhesive strength of a provided adhesive layer and improving weather resistance.
[0006]
In order to solve the above-mentioned problems, the present inventors have made various studies, and as a result, have found that the surface opposite to the rough surface adhesive layer provided on one surface of the base material. The present invention has been accomplished by finding that the above object can be achieved by providing a pressure-sensitive adhesive layer containing a low-molecular-weight oily antioxidant as the pressure-sensitive adhesive layer provided in (1).
That is, according to the present invention, a base material, a rough surface pressure-sensitive adhesive layer provided on one surface of the substrate, and a pressure-sensitive adhesive layer provided on the other surface of the substrate. A water-resistant tape, wherein the pressure-sensitive adhesive layer provided on the other surface of the base material contains a low-molecular-weight oil-based antioxidant. The pressure-sensitive adhesive layer containing the low molecular weight oily antioxidant is preferably an acrylic pressure-sensitive adhesive layer. The low molecular weight oily antioxidant is preferably tocopherols, and the amount of the tocopherols contained in the pressure-sensitive adhesive layer is preferably 100 ppm to 3800 ppm. The pressure-sensitive adhesive layer for rough surfaces is preferably composed of a modified asphalt-based pressure-sensitive adhesive or a rubber-based pressure-sensitive adhesive.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, the present invention will be described in more detail. The pressure-sensitive adhesive layer provided on the surface opposite to the surface facing the rough surface side of the substrate is formed of a pressure-sensitive adhesive layer containing a low molecular weight oily antioxidant. Examples of such an adhesive layer include a layer made of an acrylic adhesive, a layer made of a silicon-based adhesive, and a layer made of a synthetic rubber-based adhesive containing butyl rubber. Above all, a layer composed of an acrylic pressure-sensitive adhesive is preferable, and the material of the acrylic pressure-sensitive adhesive is a copolymer of acrylic acid ester, acrylic acid and the like, and if necessary, polyisocyanate, metal chelate, melamine and the like. May be cross-linked.
From the viewpoint of preventing swelling of a sick house or moisture-permeable waterproof sheet due to residual solvent such as toluene, a solvent-free ultraviolet-curable acrylic pressure-sensitive adhesive is particularly preferred. Examples of the ultraviolet-curable pressure-sensitive adhesive include those containing an acrylic oligomer having radical polymerizability as a main material, an acrylic monomer serving as a solvent and / or a viscosity modifier, and a photopolymerization initiator. Further, if necessary, the composition may contain a thickener, a photosensitizer and the like. Examples of the photopolymerization initiator used include acetophenone, benzoin ether, and benzophenone.
The low molecular weight oily antioxidant contained in the pressure-sensitive adhesive layer provided on the other surface of the base material includes tocopherols. As tocopherols, α-tocopherol, β-tocopherol, γ-tocopherol, δ-tocopherol and the like can be used, and among them, α-tocopherol is preferable. The amount of tocopherols contained in the pressure-sensitive adhesive layer is 100 ppm to 3800 ppm, preferably 300 pm or more, more preferably 500 ppm or more, even more preferably 750 ppm or more, in terms of solids of the pressure-sensitive adhesive, It is preferably at most 3,500 ppm, more preferably at most 3,000 ppm, still more preferably at most 2,750 ppm.
As the substrate, the oil contained in the modified asphalt-based pressure-sensitive adhesive layer used for the pressure-sensitive adhesive layer on the rough surface described later is coated on the opposite side to the surface facing the rough surface of the substrate. Various materials can be used without any particular limitation as long as they can be prevented from migrating to a pressure-sensitive adhesive layer provided on the surface and comprising a low-molecular-weight oil-based antioxidant. Materials satisfying such conditions include, for example, polyester films represented by PET, resin films such as high-density polyethylene films, various metal foil films, and various metal foil films and PET. A laminate with a resin film such as polyester or a high-density polyethylene film may be used.
The pressure-sensitive adhesive layer used for adhesion to a rough surface adheres between a relatively rough outer wall surface of a building and the surface of a window frame so as to cross steps or gaps. Particularly, those having good adhesiveness to the outer wall to be roughened are preferably used. Examples of such an adhesive layer for a rough surface include an acrylic adhesive, a silicone adhesive, a rubber adhesive, a modified asphalt adhesive, and the like. In addition, as the pressure-sensitive adhesive layer for a rough surface, a layer in which a softener such as process oil is used is usually used. By using these softening materials, high followability to rough surfaces and excellent water permeation prevention effects can be provided.
The adhesive used for adhesion to the rough surface includes an acrylic adhesive, a silicone adhesive, a synthetic rubber adhesive containing butyl rubber, a modified asphalt adhesive, a rubber adhesive, A modified asphalt-based pressure-sensitive adhesive is preferably used. The modified asphalt-based pressure-sensitive adhesive is a pressure-sensitive adhesive mainly composed of a mixture of a rubber component and asphalt, and is usually 40 to 25% by mass of asphalt, 35 to 40% by mass of a softener, and 10 to 15% by mass of a rubber component. A modified asphalt composition obtained by adding and mixing 10 to 15% by mass of a filler and 5 to 10% by mass of a tackifier so that the total amount becomes 100% by mass is suitably used. As the asphalt, straight asphalt, bron asphalt, asphalt for waterproofing work and the like are used. Examples of the rubber component include natural rubber and synthetic rubber, for example, rubber such as polybutadiene, ethylene propylene diene copolymer rubber, and styrene butadiene random copolymer rubber, and styrene butadi entry block copolymer thermoplastic elastomer. Examples of the tackifier include a coumarone resin, a phenol resin, and a petroleum hydrocarbon resin. Further, as the softener, process oil, polybutene, or the like is used. Examples of the filler include calcium carbonate and clay.
Test Example In this test, 0.3 parts of M-5ADT and 0.2 parts of E-5CM manufactured by Soken Chemical Co., Ltd. were added to SK Dyne 1986DT which is an acrylic adhesive manufactured by Soken Chemical Co., Ltd. as a crosslinking agent. As shown in Table 1 below, a series of pressure-sensitive adhesives prepared by adding each of 0 to 10000 ppm with respect to the solid content of the pressure-sensitive adhesive, as shown in Table 1 below, had a thickness of about 75 μm after drying on release paper. A series of samples produced by applying each using a comma coater and bonding to a 12 μm-thick PET film substrate were used.
The changes in adhesive strength and color tone were measured under the following conditions.
Adhesive Strength Based on JIS-Z0237, the adhesive strength at room temperature to a SUS plate, a general polyethylene plate, and a general veneer plate specified in the standard was measured. The adhesive strength 20 minutes after bonding was defined as the initial adhesive strength, and the adhesive strength one day after bonding was defined as the normal adhesive strength. Table 1 shows the measurement results.
A series of tape samples prepared in the same manner as described above were heated in a gear oven manufactured by Toyo Seiki Seisaku-sho, Ltd. at a temperature of 180 ° C. for 6 hours, and the change in color tone of the sample after heating was measured. The degree of yellowing (ΔYI) was determined. It is considered that the smaller the value of the yellowing degree, the smaller the degree of oxidative deterioration of the pressure-sensitive adhesive due to heating, and generally the higher the durability when actually used.
As for the color tone, the value of the yellow index (YI) was measured with an SM color computer (SM-5-CH) manufactured by Suga Test Instruments Co., Ltd. Note that the evaluation was based on the value of YI before heating the tape sample to which α-tocopherol was not added, and the difference ΔYI from the YI after heating of the sample to which each α-tocopherol was added was calculated. Also shown.
[0017]
[Table 1]

As is clear from the above table, the pressure-sensitive adhesive layer containing 1000 to 4000 ppm of α-tocopherol as a low molecular weight oily antioxidant is on the side opposite to the surface on which the pressure-sensitive adhesive layer for roughening is provided. It can be seen that when provided on the surface of the base material described above, although a slight variation is recognized depending on the material of the material to be adhered, good adhesive strength is secured in the three kinds of materials to be adhered. In the case of SUS, excellent adhesion was exhibited at a wider concentration of addition. In the case of veneer, a slight decrease in adhesive strength was observed at 4000 ppm as compared with that of sample No. 1 which was an additive-free sample. However, PE and SUS showed an adhesive force having no practical problem.
[0019]
As described above, the waterproof tape of the present invention has a predetermined amount of low molecular weight oily antioxidant on the surface of the substrate opposite to the surface on which the pressure-sensitive adhesive layer for rough surfaces is provided. By providing the pressure-sensitive adhesive layer to which the agent was added, weather resistance was improved, and excellent adhesive strength was exhibited regardless of the material of the material to be tacked. Even when held in a gear oven at 180 ° C. for 6 hours, the addition of 1000 ppm to 2000 ppm showed very little change in color tone showing almost time-dependent modification, and it was clear that the weather resistance was improved.

Claims

A waterproof tape comprising a base material, an adhesive layer for rough surface provided on one surface of the base material, and an adhesive layer provided on the other surface of the base material, A waterproof tape, wherein the pressure-sensitive adhesive layer provided on the other surface contains a low molecular weight oily antioxidant.

The waterproof tape according to claim 1, wherein the pressure-sensitive adhesive layer containing a low-molecular-weight oil-based antioxidant is an acrylic pressure-sensitive adhesive layer.

The waterproof tape according to claim 1 or 2, wherein the low molecular weight oily antioxidant is a tocopherol.

The waterproof tape according to claim 3, which contains tocopherols in an amount of 100 ppm to 3800 ppm.

The waterproof tape according to any one of claims 1 to 4, wherein the rough surface pressure-sensitive adhesive layer is formed of a modified asphalt-based pressure-sensitive adhesive or a rubber-based pressure-sensitive adhesive.