JP2004352357A - 麺袋 - Google Patents

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JP2004352357A
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ゆ里子 水島
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Abstract

【課題】排出量を計測することができる麺袋を提供する。
【解決手段】スパゲッティやそうめん等の任意の乾麺を封入する袋本体と、該袋本体に任意量排出のための複数の切り取り手段と、該切り取り手段の切り取り部分に切り取り量に応じた乾麺の排出量を表示する排出量表示手段とより構成される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排出量を計測することができる麺袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、流通経路にのりスパゲッティやそうめん等の乾麺を封入する袋としては、開封のために端部に切り込みやミシン目等の切り取り手段が単に設けられたものであった。
また、乾麺の量を測る手段として、一定量で乾麺を紙で束ねたものを麺袋に封入するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これら従来技術にあっては、以下のような欠点があった。
単純に切り込みやミシン目等の切り取り手段が設けられたものにおいては、排出する麺量を測ることができなかった。
乾麺を紙で束ねたものを麺袋に封入する技術においては、封入前に乾麺を束ねるという工程が必要となっていた。
本発明はこれら欠点を解決するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明はスパゲッティやそうめん等の任意の乾麺を封入する袋本体と、該袋本体に任意量排出のための複数の切り取り手段と、該切り取り手段の切り取り部分に切り取り量に応じた乾麺の排出量を表示する排出量表示手段とより構成される。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第一実施形態について、図1乃至図4をもちいて説明する。
図1は本発明の斜視図、図2は本発明の使用状態図、図3は本発明の断面図、図4は本発明の拡大断面図である。
本発明は、スパゲッティやそうめん等の任意の乾麺を封入する麺袋であり、袋本体1は両端に接着部2を有して密封状態に閉じこまれるようになっている。一方の接着部2には横切り取り加工部10と切り取り加工部6が施され、切り取りできるようになっている。図においては、切り取り加工部6は袋本体1の山形端部形状にあわせて設けられているが、端部形状はこれに限定されるものではない。
また、図2に示すように、袋本体の切り取り加工部6位置には排出量表示部5が設けられており、切り取った場合に排出される量が表示されている。図においてこの表示はg表示されているが、「一人分」というような表示やその他計測に利用できる表示であればよく、この事例に限定されるものではない。
袋本体1の切り取り部側内側位置には開封後の開閉をおこなうファスナー8が設けられている。このファスナーは図3、図4に示すようにファスナー雌8aとファスナー雄8bよりなっている。
本発明は以上の構成よりなっている。
本発明を使用に関して、図2及び図3を利用して説明する。
初期状態としては、図3に示すように袋本体1の中に乾麺4が封入されている。袋本体1は両端の接着部2により密封されている。この際、ファスナー8は閉じていても、開いていても構わない。
これを使用するときは図2aの状態から、図2bに示すように切り取り加工部6と横切り取り加工部10にそって切り取り部7を切り取る。これにより袋本体1に取り出し部3が構成される。次に、図3に示すように取り出し部3を下方向に向けることで、取り出し部3から乾麺4が定量排出される。その排出量は、排出量表示部5を見ることで把握できる。
任意量を排出したのちは、ファスナー8を閉じる。この際、ファスナー8は乾麺4を袋本体1内に密封するようになっており、以降、同様の使い方を繰返す。
【0006】
以下、本発明の第二実施形態について図5をもちいて説明する。
図5は本発明の第二実施形態の使用状態図である。
本発明においては、複数の排出量設定ができるようになっている。図5に示すように、横切り取り加工部10に直交するように二つの切り取り加工部6が設けられている。これにより、切り取り部7a、切り取り部7bが構成される。また、袋本体側のこれら直交位置付近にはそれぞれ該当する排出量を示した排出量表示部5が設けられている。
図においては、切り取り部7が二つ構成されているが、これは二つに限定されるものではない。また、排出量に関しても、20g、40gと当倍である必要もなく、例えば、20g、30g、40gなどのように、使い勝手を考えて各種設定が可能である。その表示位置に関しても、袋本体側に限定されるものではなく、切り取り部7に表示してもよい。その表示方法にしても、文字に限定されず、例えば色により表示する事も可能であるし、文字と色を同時に利用してもかまわない。これは、第一実施形態に関しても同様である。
これを利用するときは、図5aの状態から、例えば常に20gを排出基準にしたいのであれば図5bのように切り取り部7aのみを切り取り、常に40gを排出基準にしたいのであれば図5bのように切り取り部7aと切り取り部7bをあわせて切り取る。はじめ、切り取り部7aのみを切り取り使用し、後に切り取り部7bを切り取り使用することも可能である。
【0007】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
スパゲッティやそうめん等の任意の乾麺を封入する袋本体と、該袋本体に任意量排出のための切り取り手段とにより構成されることにより、計測用具を使用することなく、簡単に一定量の排出が可能となった。
スパゲッティやそうめん等の任意の乾麺を封入する袋本体と、該袋本体に任意量排出のための複数の切り取り手段と、該切り取り手段の切り取り部分に切り取り量に応じた乾麺の排出量を表示する排出量表示手段とにより構成されることにより、利用時に排出量を簡単に把握することが可能となった。
袋本体に密封可能に乾麺を封入する開閉手段を具備させることにより、乾麺の品質の低下を防ぎ、長期利用を可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の使用状態図
【図3】本発明の断面図
【図4】本発明の本発明の拡大断面図
【図5】本発明の第二実施形態の使用状態図
【符号の説明】
1 袋本体、 2 接着部、
3 取り出し部、 4 乾麺、
5 排出量表示部、 6 切り取り加工部、
7;7a;7b 切り取り部、 8;8a;8b ファスナー、
10 横切り取り加工部

Claims (3)

  1. スパゲッティやそうめん等の任意の乾麺を封入する袋本体と、該袋本体に任意量排出のための切り取り手段とよりなる麺袋。
  2. スパゲッティやそうめん等の任意の乾麺を封入する袋本体と、該袋本体に任意量排出のための複数の切り取り手段と、該切り取り手段の切り取り部分に切り取り量に応じた乾麺の排出量を表示する排出量表示手段とよりなる麺袋。
  3. 袋本体に密封可能に乾麺を封入する開閉手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の麺袋。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169997A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Nisshin Seifun Group Inc 乾麺用包装袋
JP5654702B1 (ja) * 2014-03-17 2015-01-14 隼人 佐々木 麺計量機器

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