JP2004352304A

JP2004352304A - Envelope

Info

Publication number: JP2004352304A
Application number: JP2003152736A
Authority: JP
Inventors: Takashi Tanaka; 孝田中
Original assignee: Toppan Forms Co Ltd
Current assignee: Toppan Edge Inc
Priority date: 2003-05-29
Filing date: 2003-05-29
Publication date: 2004-12-16

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To improve easiness in opening an envelope while preventing mixture of foreign matter such as dust particles inside the envelope or preventing the envelope from being erroneously opened. <P>SOLUTION: In the rear face piece 12 constituting an envelope body 10, a perforation 14 is formed so as to connect two sides adhered to the front face piece 11 on the folding part 13a side as a connecting side with the front face piece 11 rather than the area coated with a hot-melt paste 30 in an area opposing a flap part 20, when the flap part 20 is folded to oppose the rear face piece 12, and the flap part 20 is adhered to the two sides adjacent to the folding part 13b as the connecting side with the front face piece 11. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、封用蓋片を有してなる封筒に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、ダイレクトメール等といった郵送等によって送付される送付物においては、差出人が受取人に通知したい情報が文字や画像として所定の用紙に印字されており、そのほとんどが、封筒に封入、封緘され、封入体として受取人に送付されている。
【０００３】
このような封入体は、受取人が封筒を開封して封筒に封入された送付物を閲覧することによって、差出人が通知したい情報が受取人に通知されることになる。
【０００４】
また、近年においては、送付物を封入、封緘する封筒としてフィルムを用い、このフィルムから作成された封筒に封入物が封入、封緘された封入体が流通している。このフィルムから作成された封筒においては、紙から作成された封筒と比べて、耐水性に優れ、また、透明のフィルムを用いれば、封入されている封入物を視認可能に構成することもでき、さらに、フィルムの色によっては、外観上も優れたものとすることができる。
【０００５】
図８は、フィルムを用いた従来の封筒の一構成例を示す図であり、（ａ）は封筒を裏面側から見た図、（ｂ）は（ａ）に示したＡ−Ａ’断面図である。
【０００６】
本従来例は図８に示すように、折り部５１３ａを介して互いに連接した前面片５１１及び後面片５１２からなる封筒本体５１０と、折り部５１３ｂを介して封筒本体５１０の前面片５１１と連接したフラップ部５２０とから構成されており、封筒本体５１０が、前面片５１１と後面片５１２とが互いに対向するように折り部５１３ａにて折り畳まれて折り部５１３ａに隣接する２辺が互いに接着されることにより、内容物５４０が封入される領域が形成され、さらに、折り部５１３ｂにてフラップ部５２０が後面片５１２に対向するように折り畳まれ、後面片５１２に塗布されたホットメルト糊５３０によってフラップ部５２０と後面片５１２とが接着されることにより封筒が封緘される。なお、封筒本体５１０及びフラップ部５２０の両端部分は、封筒の製造段階にて熱により溶着されている。また、ホットメルト糊５３０は、後面片５１２のうち、フラップ部５２０が折り部５１３ｂにて折り畳まれた際にフラップ部５２０の折り部５１３ｂとは反対側端部から所定の距離を有する領域にてフラップ部５２０の前記端部に略平行に塗布されており、それにより、フラップ部５２０の折り部５１３ｂとは反対側端部においては、フラップ摘み代５２１が形成されている。
【０００７】
上記のように構成された封筒から内容物５４０を取り出す場合は、フラップ摘み代５２１を摘んでフラップ摘み代５２１が後面片５１２から離れる方向に引っ張り、ホットメルト糊５３０によって接着されたフラップ部５２０と封筒本体５１０の後面片５１２とを剥離することにより封筒を開封し、内容物５４０を取り出したり、はさみやナイフ等を用いて封筒本体５１０やフラップ部５２０を断裁することにより封筒を開封し、内容物５４０を取り出したりすることになる。
【０００８】
このような封筒においては、開封のしやすさが要求されており、開封のしやすさを向上させるための１つの技術として、上述した封筒本体の後面片の糊が塗布された領域の周囲に連続切取線及び鎖線状の切取線を設け、この連続切取線及び鎖線状の切取線とによって、フラップ部を引っ張った際に、後面片の糊が塗布された領域を後面片から切断し、該領域が糊によってフラップ部に接着された状態のまま封筒を開封することが考えられている。
【０００９】
図９は、従来の封筒の他の構成例を示す図であり、（ａ）は封緘される前の状態を示す図、（ｂ）は封緘された後に開封された状態を示す図である。
【００１０】
図９（ａ）に示すように本従来例においては、内容物６４０が封入される封筒本体６１０のうちフラップ部６２０が折り畳まれた際に対向する部分の一部に、フラップ部６２０と封筒本体６１０とを接着することにより封筒を封緘するための糊６３０が塗布されているとともに、封筒本体６１０の糊６３０が塗布された領域の周囲において、封筒本体６１０の開口部とは反対側に連続切取線６１４が設けられ、また、連続切取線６１４の両端部から封筒本体６１０の開口部に渡って鎖線状の切取線６１５がそれぞれ形成されている。
【００１１】
このように構成された封筒を開封する場合、フラップ部６２０を摘んでフラップ部６２０が封筒本体６１０から離れる方向に引っ張ると、図９（ｂ）に示すように、封筒本体６１０のうち、連続切取線６１４及び鎖線状の切取線６１５を介して、糊６３０が塗布された領域が封筒本体６１０から切断され、該領域が糊６３０によってフラップ部６２０に接着された状態のまま封筒が開封されることになる（例えば、特許文献１参照。）。
【００１２】
【特許文献１】
実用新案登録第３０１２６０号公報
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の封筒においては、開封のしやすさは向上するものの、開封のしやすさを向上させるために封筒本体に連続切取線が形成されているため、その連続切取線からごみ等の異物が封筒内に混入してしまったり、例えば、搬送中において連続切取線に指等が入り込み誤って封筒が開封されてしまったりする虞れがある。
【００１４】
また、封筒本体のうち連続切取線及び鎖線状の切取線で囲まれた領域のみがフラップ部に接着された状態で開封される必要があるため、その他の領域はフラップ部と接着されていない状態でなければならず、そのため、封筒本体とフラップ部とが互いに接着されていない領域から上記同様に、ごみ等の異物が封筒内に混入してしまったり、例えば、搬送中においてその領域に指等が入り込み誤って封筒が開封されてしまったりする虞れがある。
【００１５】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、内部にごみ等の異物が混入したり、誤って開封されてしまったりすることを防止できながらも、開封のしやすさを向上させることができる封筒を提供することを目的とする。
【００１６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
１辺が互いに連接し、該１辺に隣接する２辺が互いに接着された前面片及び後面片からなる封筒本体と、前記前面片の前記後面片との連接辺とは反対側の辺にて連接した封用蓋片とを有し、前記封用蓋片が前記後面片に対向するように折り畳まれ、前記後面片に設けられた接着手段によって前記封用蓋片と前記後面片とが接着されることにより封緘される封筒であって、
前記後面片は、前記封用蓋片が当該後面片に対向するように折り畳まれた際に前記封用蓋片に対向する領域のうち、前記接着手段が設けられた領域よりも前記前面片との連接辺側に、前記前面片と接着された２辺を結ぶように形成された複数の切り込みを有するとともに、前記封用蓋片の前記前面片との連接辺に隣接する２辺と互いに接着されていることを特徴とする。
【００１７】
また、前記封用蓋片は、前記前面片との連接辺とは反対側の辺の両端が切り欠かれていることを特徴とする。
【００１８】
また、前記後面片は、前記複数の切り込みと、前記前面片との連接辺とは反対側の辺との間の領域に所定の情報が印刷され、
前記封用蓋片は、前記後面片に対向するように折り畳まれた際に前記所定の情報の少なくとも一部に重なる領域に、該領域に印刷された情報が当該封用蓋片を介して外部から視認不可能となるような加工が施されていることを特徴とする。
【００１９】
また、前記複数の切り込みは、一端の延長線が、隣接する切り込みと交差するように形成されている。
【００２０】
（作用）
上記のように構成された本発明においては、封筒を開封するために封用蓋片を該封用蓋片が後面片から離れるように引っ張ると、後面片と封用蓋片とが接着された状態で後面片が複数の切り込みにて断裁され、それにより、後面片のうち、複数の切り込みを介して接着手段が設けられた側のみが封用蓋片に接着された状態で封筒が開封される。これにより、開封のしやすさが向上し、また、後面辺が封用蓋片の前面片との連接辺に隣接する２辺と互いに接着されていることにより、封筒内部にごみ等の異物が混入したり、誤って開封されてしまったりすることが防止される。
【００２１】
また、封用蓋片のうち、前面片との連接辺とは反対側の辺の両端が切り欠かれていれば、その領域においては、封用蓋片と後面辺とが接着されていないので、開封のしやすさがさらに向上する。
【００２２】
また、後面片のうち、複数の切り込みと、前面片との連接辺とは反対側の辺との間の領域に所定の情報を印刷し、かつ、封用蓋片のうち、後面片に対向するように折り畳まれた際に所定の情報の少なくとも一部に重なる領域に、該領域に印刷された情報が封用蓋片を介して外部から視認不可能となるような加工を施しておけば、封筒の受取人において、後面辺に印刷された所定の情報のうち上記加工が施された部分を認識するために開封率が向上する。
【００２３】
また、複数の切り込みを、一端の延長線が、隣接する切り込みと交差するように形成すれば、封筒を開封する際に、封用蓋片を前面片との連接辺に対して垂直方向に引っ張った場合であっても、後面片が複数の切り込みにて断裁され、封筒を容易に開封することができる。
【００２４】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【００２５】
（第１の実施の形態）
図１は、本発明の封筒の実施の一形態を示す図であり、（ａ）は封筒を裏面側から見た図、（ｂ）は（ａ）に示したＡ−Ａ’断面図である。
【００２６】
本形態は図１に示すように、フィルム材料からなり、折り部１３ａを介して一辺どうしにて互いに連接した前面片１１及び後面片１２からなる封筒本体１０と、フィルム材料からなり、前面片１１の折り部１３ａとは反対側の辺に設けられた折り部１３ｂを介して前面片１１と連接した封用蓋片であるフラップ部２０とから構成されており、封筒本体１０が、前面片１１と後面片１２とが互いに対向するように折り部１３ａにて折り畳まれて折り部１３ａに隣接する２辺が互いに接着されることにより、内容物４０が封入される領域が形成され、さらに、折り部１３ｂにてフラップ部２０が後面片１２に対向するように折り畳まれ、後面片１２に塗布された接着手段であるホットメルト糊３０によってフラップ部２０と後面片１２とが接着されることにより封筒が封緘される。なお、封筒本体１０の後面辺１２及びフラップ部２０の互いに対向する領域のうち、折り部１３ａ，１３ｂにそれぞれ隣接する辺どうしは、封筒の製造段階にて熱により溶着されている。また、ホットメルト糊３０は、後面片１２のうち、フラップ部２０が折り部１３ｂにて折り畳まれた際にフラップ部２０の折り部１３ｂとは反対側端部から所定の距離を有する領域にてフラップ部２０の前記端部に略平行に塗布されており、それにより、フラップ部２０の折り部１３ｂとは反対側端部においては、フラップ摘み代２１が形成されている。さらに、本形態においては、後面片１２のフラップ部２０に対向する領域のうち、ホットメルト糊３０が塗布された領域よりも折り部１３ａ側に、前面片１１と接着された２辺を結ぶようにホットメルト糊３０と略平行に複数の切り込みとなるミシン目１４が形成されているとともに、フラップ部２０の折り部１３ｂとは反対側の辺の両端が切り欠かれて切り欠き部２２ａ，２２ｂが形成されている。
【００２７】
以下に、上記のように構成された封筒を開封する際の作用について説明する。
【００２８】
図２は、図１に示した封筒を開封する際の作用を説明するための図であり、（ａ）は開封する前の状態を示す図、（ｂ）は開封した後の状態を示す図である。
【００２９】
図１に示した封筒を開封する前は、図２（ａ）に示すように、フラップ部２０が折り部１３ｂにて折り畳まれ、かつ、ホットメルト糊３０によって封筒本体１０の後面片１２に接着されており、それにより、封筒が封緘されている。
【００３０】
図１に示した封筒を開封する場合は、フラップ摘み代２１を摘んでフラップ摘み代２１が後面片１２から離れる方向に引っ張ると、図２（ｂ）に示すように、後面片１２とフラップ部２０とが接着された状態で後面片１２がミシン目１４にて断裁され、それにより、後面片１２のうち、ミシン目１４を介してホットメルト糊３０が塗布された側のみがフラップ部２０に接着された状態で封筒が開封される。なお、この際、前面片１１と後面片１２とは、上述したように、折り部１３ａに隣接する２辺が互いに接着されているが、封筒本体１０及びフラップ部２０がフィルム材料から構成されているため、ミシン目１４によって切断されはじめた後面片１２は、フラップ部２０と対向する領域において前面片１１と接着されている領域についてもフラップ摘み代２１を引っ張る力によって切断されることになる。また、フラップ部２０と後面片１２とは、上述したように、互いに対向する領域のうち、折り部１３ａ，１３ｂにそれぞれ隣接する辺どうしが封筒の製造段階にて熱により溶着されているが、フラップ部２０の折り部１３ｂとは反対側の辺の両端が切り欠かれて切り欠き部２２ａ，２２ｂが形成されているため、この切り欠き部２２ａ，２２ｂの近傍にさらなる摘み代が形成されており、この摘み代によってフラップ部２０が摘みやすくなっている。
【００３１】
上述したように本形態においては、後面片１２のフラップ部２０に対向する領域のうち、ホットメルト糊３０が塗布された領域よりも折り部１３ａ側に、前面片１１と接着された２辺を結ぶようにホットメルト糊３０と略平行に複数の切り込みとなるミシン目１４が形成されているため、この封筒を開封する場合は、フラップ摘み代２１を摘んでフラップ摘み代２１が後面片１２から離れる方向に引っ張ると、後面片１２とフラップ部２０とが接着された状態で後面片１２がミシン目１４にて断裁されることになり、それにより、開封のしやすさを向上させることができる。また、封筒本体１０の後面辺１２とフラップ部２０とがその両端部においても接着されているため、内部にごみ等の異物が混入したり、誤って開封されてしまったりすることが防止される。さらに、フラップ部２０の折り部１３ｂとは反対側の辺の両端が切り欠かれて切り欠き部２２ａ，２２ｂが形成されているため、開封のしやすさをさらに向上させることができる。
【００３２】
（第２の実施の形態）
図３は、本発明の封筒の第２の実施の形態を示す図であり、（ａ）は封緘前の状態を示す図、（ｂ）は封緘した状態を示す図、（ｃ）は（ｂ）に示したＡ−Ａ’断面図である。
【００３３】
本形態は図３に示すように、第１の実施の形態にて示したものに対して、後面片１２のうち、ホットメルト糊２０が塗布された領域と、折り部１３ａとは反対側の辺との間に封筒の郵送先に通知すべき通知情報５１が印刷されており、また、フラップ部２０のうち、フラップ部２０が折り部１３ｂにて折り畳まれた場合に通知情報５１の一部に重なる領域に、その部分の通知情報がフラップ部２０を介して外部から視認不可能となるような隠蔽部５４となる加工が施されている。また、後面片１２は、通知情報５１の一部が印刷された領域が通知情報５１の他の部分が印刷された領域から切断されるためのスリット５３が形成されている。
【００３４】
以下に、上記のように構成された封筒を開封する際の作用について説明する。
【００３５】
図４は、図３に示した封筒を開封する際の作用を説明するための図であり、（ａ）は開封する前の状態を示す図、（ｂ）は開封した後の状態を示す図であり、（ｃ）は封筒を開封した後、フラップ部２０に接着された状態の後面片１２の一部をフラップ部２０から剥離した状態を示す図である。
【００３６】
図３に示した封筒を開封する前は、フラップ部２０が折り部１３ｂにて折り畳まれ、かつ、ホットメルト糊３０によって封筒本体１０の後面片１２に接着されており、それにより、封筒が封緘されている。また、その状態においては、図４（ａ）に示すように、後面片１２に印刷された通知情報５１は、フラップ部２０に設けられた隠蔽部５４に重ならない領域がフラップ部２０を介して視認可能となっている。なお、そのためにフラップ部２０は、透明あるいは透視可能なフィルムである必要がある。一方、後面片１２に印刷された通知情報５１のうち、フラップ部２０に設けられた隠蔽部５４に重なる領域においては、隠蔽部５４によってフラップ部２０を介して外部から視認不可能となっている。
【００３７】
その後、図３に示した封筒を開封する場合は、フラップ摘み代２１を摘んでフラップ摘み代２１が後面片１２から離れる方向に引っ張ると、後面片１２とフラップ部２０とが接着された状態で後面片１２がミシン目１４にて断裁され、それにより、後面片１２のうち、ミシン目１４を介してホットメルト糊３０が塗布された側のみがフラップ部２０に接着された状態で封筒が開封される。この際、図４（ｂ）に示すように、通知情報５１が印刷された領域がフラップ部２０に接着された状態となる。
【００３８】
その後、フラップ部２０に接着された後面片１２の一部をフラップ部２０から剥離することにより、後面片１２に印刷された通知情報５１が認識されることになる。また、スリット５３によって切断される領域に、例えば、図示するような引換券等の情報を印刷しておけば、フラップ部２０に接着された後面片１２から引換券のみをスリット５３によって切り離して利用することができる。
【００３９】
上述したように本形態においては、後面片１２のうち、ホットメルト糊２０が塗布された領域と折り部１３ａとは反対側の辺との間に封筒の郵送先に通知すべき通知情報５１が印刷されており、また、フラップ部２０のうち、フラップ部２０が折り部１３ｂにて折り畳まれた場合に通知情報５１の一部に重なる領域に、その部分の通知情報がフラップ部２０を介して外部から視認不可能となるような隠蔽部５４となる加工が施されているため、封筒の受取人において、通知情報５１のうち隠蔽部５４によって隠蔽された部分を認識するために開封率を向上させることができる。
【００４０】
（第３の実施の形態）
図５は、本発明の封筒の第３の実施の形態を示す図であり、（ａ）は封緘前の状態を示す図、（ｂ）は封緘した状態を示す図、（ｃ）は（ｂ）に示したＡ−Ａ’断面図である。
【００４１】
本形態は図５に示すように、第１の実施の形態にて示したものに対して、後面片１２において、ミシン目１４の代わりに、折り部１３ａに対して２辺がそれぞれ所定の角度を有するくの字型の切り込み１１４が、該くの字型の切り込み１１４の１辺の延長線上に、隣接する切り込み１１４の他辺が配置されるように形成されている。
【００４２】
以下に、上記のように構成された封筒を開封する際の作用について説明する。
【００４３】
図６は、図５に示した封筒を開封する際の作用を説明するための図であり、（ａ）は開封する前の状態を示す図、（ｂ）は開封した後の状態を示す図である。
【００４４】
図５に示した封筒を開封する前は、フラップ部２０が折り部１３ｂにて折り畳まれ、かつ、ホットメルト糊３０によって封筒本体１０の後面片１２に接着されており、それにより、封筒が封緘されている。
【００４５】
その後、図５に示した封筒を開封する場合は、フラップ摘み代２１を摘んでフラップ摘み代２１が後面片１２から離れる方向に引っ張ると、後面片１２とフラップ部２０とが接着された状態で後面片１２が複数の切り込み１１４にて断裁され、それにより、後面片１２のうち、複数の切り込み１１４を介してホットメルト糊３０が塗布された側のみがフラップ部２０に接着された状態で封筒が開封される。
【００４６】
ここで、複数の切り込み１１４による後面片１２の断裁作用について詳細に説明する。
【００４７】
図５に示した封筒を開封するためにフラップ摘み代２１を摘んでフラップ摘み代２１が後面片１２から離れる方向に引っ張ると、後面片１２のうちホットメルト糊３０が塗布された領域がフラップ部２０の動作に追従しようとし、それにより、複数の切り込み１１４のうち、くの字型を構成する２辺の端部に力がかかる。それにより、後面片１２が、切り込み１１４のくの字型を構成する２辺の延長線に沿って断裁されていこうとするが、くの字型を構成する２辺のうち、１辺の延長線上に、隣接する切り込み１１４のくの字型を構成する他辺が配置されるように構成されていれば、その１辺の延長線に沿って後面片１２が断裁されていくと、隣接する切り込み１１４のくの字型を構成する他辺に突き当たり、隣接する切り込みどうしが連結されることになる。
【００４８】
このようにして複数の切り込み１１４が互いに連結され、後面片１２が複数の切り込み１１４にて断裁されることになる。
【００４９】
上述したように本形態においては、後面片１２において、折り部１３ａに対して２辺がそれぞれ所定の角度を有するくの字型の切り込み１１４が、該くの字型の切り込み１１４の１辺の延長線上に、隣接する切り込み１１４の他辺が配置されるように形成されているため、封筒を開封する際に、フラップ摘み代２１を折り部１３ａ，１３ｂと垂直方向に引っ張った場合であっても、後面片１２が複数の切り込み１１４にて断裁され、封筒を容易に開封することができる。
【００５０】
なお、本形態においては、折り部１３ａに対して２辺がそれぞれ所定の角度を有するくの字型の切り込み１１４が、該くの字型の切り込み１１４の１辺の延長線上に、隣接する切り込み１１４の他辺が配置されるように形成されているが、この切り込みの形状はくの字型に限定されず、切り込みの一端の延長線が、隣接する切り込みと交差するように形成されているものであれば、円形の山型等の切り込みであってもよい。ただし、切り込みの一端の延長線が、折り部１３ｂ側に向いている必要がある。
【００５１】
（第４の実施の形態）
第３の実施の形態においては、後面片１２に形成される切り込み１１４として、折り部１３ａに対して２辺がそれぞれ所定の角度を有するくの字型であって、該くの字型の１辺の延長線上に、隣接する切り込み１１４の他辺が配置されるものを例に挙げて説明したが、切り込み１１４の形状はこれに限らない。
【００５２】
図７は、本発明の封筒の第４の実施の形態を示す図であり、（ａ）は封緘前の状態を示す図、（ｂ）は封緘した状態を示す図である。
【００５３】
本形態は図７に示すように、第３の実施の形態にて示したものに対して、後面片１２において、くの字型の切り込み１１４の代わりに、開口領域に対して広がるような傾斜を有するコの字型の切り込み２１４が複数隣接するように形成されており、また、ホットメルト糊３０が、コの字型の内部に塗布されている。
【００５４】
上記のように構成された封筒においては、封筒を開封するためにフラップ摘み代２１を摘んでフラップ摘み代２１が後面片１２から離れる方向に引っ張ると、後面片１２のうちホットメルト糊３０が塗布された領域がフラップ部２０の動作に追従しようとし、それにより、複数の切り込み２１４のうち、コの字型の開口領域の端部に力がかかる。それにより、後面片１２が、切り込み２１４のコの字型の開口領域の端部からその端部を有する２辺の延長線にそって断裁されていくが、コの字型の切り込み２１４は、開口領域に対して広がるような傾斜を有して隣接するように複数形成されているため、断裁された領域が、隣接する切り込み２１４によって断裁された領域と連結されることになる。
【００５５】
このようにして複数の切り込み２１４が互いに連結され、後面片１２が複数の切り込み２１４にて断裁されることになる。
【００５６】
なお、本形態においては、後面片１２に形成される切り込み２１４の形状として、開口領域に対して広がるような傾斜を有するコの字型を例に挙げて説明したが、その他に山型等、開口領域に対して広がるような傾斜を有するものであれば様々な形状が考えられる。
【００５７】
また、上述した４つの実施の形態においては、フラップ部２０の折り部１３ｂとは反対側の辺の両端が切り欠かれて切り欠き部２２ａ，２２ｂが形成されているが、切り欠き部２２ａ，２２ｂは、封筒を開封する際に開封するきっかけをつくり、開封しやすくするために補助的に設けられたものであって、必ずしも設ける必要はない。
【００５８】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、１辺が互いに連接し、該１辺に隣接する２辺が互いに接着された前面片及び後面片からなる封筒本体と、前面片の後面片との連接辺とは反対側の辺にて連接した封用蓋片とを有し、封用蓋片が後面片に対向するように折り畳まれ、後面片に設けられた接着手段によって封用蓋片と後面片とが接着されることにより封緘される封筒において、後面片のうち、封用蓋片が当該後面片に対向するように折り畳まれた際に封用蓋片に対向する領域のうち、接着手段が設けられた領域よりも前面片との連接辺側に、前面片と接着された２辺を結ぶように形成された複数の切り込みを有するとともに、封用蓋片の前面片との連接辺に隣接する２辺と互いに接着されている構成としたため、内部にごみ等の異物が混入したり、誤って開封されてしまったりすることを防止できながらも、開封のしやすさを向上させることができる。
【００５９】
また、封用蓋片のうち、前面片との連接辺とは反対側の辺の両端が切り欠かれている構成としたものにおいては、その領域においては、封用蓋片と後面辺とが接着されていないため、開封のしやすさをさらに向上させることができる。
【００６０】
また、後面片のうち、複数の切り込みと、前面片との連接辺とは反対側の辺との間の領域に所定の情報が印刷され、封用蓋片のうち、後面片に対向するように折り畳まれた際に所定の情報の少なくとも一部に重なる領域に、該領域に印刷された情報が当該封用蓋片を介して外部から視認不可能となるような加工が施されているものにおいては、封筒の受取人において、後面辺に印刷された所定の情報のうち上記加工が施された部分を認識するために開封率を向上させることができる。
【００６１】
また、複数の切り込みが、一端の延長線が、隣接する切り込みと交差するように形成されているものにおいては、封筒を開封する際に、封用蓋片を前面片との連接辺に対して垂直方向に引っ張った場合であっても、後面片が複数の切り込みにて断裁され、封筒を容易に開封することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の封筒の実施の一形態を示す図であり、（ａ）は封筒を裏面側から見た図、（ｂ）は（ａ）に示したＡ−Ａ’断面図である。
【図２】図１に示した封筒を開封する際の作用を説明するための図であり、（ａ）は開封する前の状態を示す図、（ｂ）は開封した後の状態を示す図である。
【図３】本発明の封筒の第２の実施の形態を示す図であり、（ａ）は封緘前の状態を示す図、（ｂ）は封緘した状態を示す図、（ｃ）は（ｂ）に示したＡ−Ａ’断面図である。
【図４】図３に示した封筒を開封する際の作用を説明するための図であり、（ａ）は開封する前の状態を示す図、（ｂ）は開封した後の状態を示す図であり、（ｃ）は封筒を開封した後、フラップ部に接着された状態の後面片の一部をフラップ部から剥離した状態を示す図である。
【図５】本発明の封筒の第３の実施の形態を示す図であり、（ａ）は封緘前の状態を示す図、（ｂ）は封緘した状態を示す図、（ｃ）は（ｂ）に示したＡ−Ａ’断面図である。
【図６】図５に示した封筒を開封する際の作用を説明するための図であり、（ａ）は開封する前の状態を示す図、（ｂ）は開封した後の状態を示す図である。
【図７】本発明の封筒の第４の実施の形態を示す図であり、（ａ）は封緘前の状態を示す図、（ｂ）は封緘した状態を示す図である。
【図８】フィルムを用いた従来の封筒の一構成例を示す図であり、（ａ）は封筒を裏面側から見た図、（ｂ）は（ａ）に示したＡ−Ａ’断面図である。
【図９】従来の封筒の他の構成例を示す図であり、（ａ）は封緘される前の状態を示す図、（ｂ）は封緘された後に開封された状態を示す図である。
【符号の説明】
１０封筒本体
１１前面片
１２後面片
１３ａ，１３ｂ折り部
１４ミシン目
２０フラップ部
２１フラップ摘み代
２２ａ，２２ｂ切り欠き部
３０ホットメルト糊
４０内容物
５１通知情報
５３スリット
５４隠蔽部
１１４，２１４切り込み[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an envelope having a sealing lid piece.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a mail sent by direct mail or the like, information that the sender wants to notify the recipient is printed on a predetermined sheet as characters or images, and most of the information is enclosed in an envelope and sealed. , Sent to the recipient as an enclosure.
[0003]
In such an enclosure, when the recipient opens the envelope and browses the sentence enclosed in the envelope, the information that the sender wants to be notified is notified to the recipient.
[0004]
In recent years, a film is used as an envelope for enclosing and enclosing a sent product, and an encapsulant is encapsulated in an envelope made from this film, and an encapsulant sealed is distributed. Envelopes made from this film, compared to envelopes made from paper, have excellent water resistance, and if a transparent film is used, it is possible to make the enclosed contents visible, Furthermore, depending on the color of the film, the appearance can be excellent.
[0005]
8A and 8B are diagrams showing one configuration example of a conventional envelope using a film, where FIG. 8A is a diagram of the envelope viewed from the back side, and FIG. 8B is a cross-sectional view taken along the line AA ′ shown in FIG. It is.
[0006]
In this conventional example, as shown in FIG. 8, an envelope body 510 composed of a front piece 511 and a rear piece 512 connected to each other via a folded portion 513a, and a front piece 511 of the envelope body 510 connected via a folded portion 513b. The envelope body 510 is folded at the folded portion 513a such that the front piece 511 and the rear piece 512 face each other, and two sides adjacent to the folded portion 513a are bonded to each other. As a result, a region for enclosing the contents 540 is formed, and the flap portion 520 is folded at the folding portion 513b so as to face the back piece 512, and the flap is formed by the hot melt glue 530 applied to the back piece 512. The envelope is sealed by bonding the portion 520 and the rear piece 512 together. Note that both end portions of the envelope body 510 and the flap portion 520 are welded by heat at the stage of manufacturing the envelope. Also, the hot melt glue 530 is provided in a region of the rear piece 512 having a predetermined distance from an end of the flap 520 opposite to the folded portion 513b when the flap 520 is folded at the folded portion 513b. The coating is applied substantially parallel to the end of the flap 520, so that a flap knob 521 is formed at the end of the flap 520 opposite to the folded portion 513 b.
[0007]
When the contents 540 are taken out from the envelope configured as described above, the flap knob 521 is pinched and the flap knob 521 is pulled in a direction away from the rear piece 512, and the flap portion 520 bonded with the hot melt glue 530. The envelope is opened by peeling off the rear piece 512 of the envelope main body 510, the contents 540 are taken out, and the envelope is opened by cutting the envelope main body 510 and the flap portion 520 using scissors, a knife or the like. The object 540 is taken out.
[0008]
In such an envelope, ease of opening is required, and as one technique for improving the ease of opening, an area around the paste-coated area of the rear piece of the envelope main body described above is used. A continuous cut line and a chain line cut line are provided, and by using the continuous cut line and the chain line cut line, when the flap portion is pulled, the area where the glue on the rear piece is applied is cut from the rear piece, and the area is glued. It has been considered that the envelope is opened while being adhered to the flap portion.
[0009]
9A and 9B are diagrams illustrating another example of the configuration of a conventional envelope, in which FIG. 9A illustrates a state before being sealed, and FIG. 9B illustrates a state in which the envelope is opened after being sealed.
[0010]
As shown in FIG. 9A, in the conventional example, a part of the envelope body 610 in which the content 640 is enclosed is opposed to the flap part 620 when the flap part 620 is folded. Adhesive 630 for sealing the envelope is applied by bonding with adhesive 610, and a continuous cut line is formed around the area of envelope body 610 where adhesive 630 is applied, on the opposite side of the opening of envelope body 610. 614 are provided, and chain cut lines 615 are respectively formed from both ends of the continuous cut line 614 to the opening of the envelope body 610.
[0011]
When the envelope configured as described above is opened, the flap portion 620 is pinched and the flap portion 620 is pulled away from the envelope body 610, and as shown in FIG. The area to which the glue 630 is applied is cut from the envelope body 610 via the cut line 614 and the chain line 615, and the envelope is opened while the area is adhered to the flap portion 620 by the glue 630. (For example, refer to Patent Document 1).
[0012]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Registration No. 301260
[0013]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional envelope as described above, although the ease of opening is improved, a continuous cut line is formed in the envelope body in order to improve the ease of opening. Foreign matter may enter the envelope, or, for example, a finger or the like may enter the continuous cut line during conveyance, and the envelope may be opened by mistake.
[0014]
In addition, since only the area of the envelope body surrounded by the continuous cut line and the chain-shaped cut line needs to be opened while being bonded to the flap section, the other areas must be in a state where they are not bonded to the flap section. Therefore, foreign matter such as dust may enter the envelope from the region where the envelope body and the flap portion are not bonded to each other, as described above, or, for example, a finger may enter the region during transportation. There is a possibility that the envelope is accidentally opened.
[0015]
The present invention has been made in view of the above-described problems of the related art, and it is possible to prevent foreign substances such as dust from being mixed in the inside or to prevent accidental opening. An object of the present invention is to provide an envelope that can be easily opened.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides
One side is connected to each other, and two sides adjacent to the one side are bonded to each other. The envelope body includes a front piece and a rear piece, and a side of the front piece opposite to a side where the rear piece is connected. A sealing lid piece connected thereto, wherein the sealing lid piece is folded so as to face the rear face piece, and the sealing lid piece and the rear face piece are bonded by an adhesive means provided on the rear face piece. An envelope that is sealed by being
The rear piece, when the sealing lid piece is folded so as to face the rear piece, of the area facing the sealing lid piece, the front piece than the area provided with the bonding means, A plurality of cuts formed so as to connect the two sides bonded to the front piece, and two sides adjacent to the connecting side of the sealing lid piece to the front piece are bonded to each other. It is characterized by having been done.
[0017]
Further, the sealing lid piece is characterized in that both ends of a side opposite to a side connected to the front piece are cut off.
[0018]
Also, the rear piece is printed with predetermined information in an area between the plurality of cuts and a side opposite to a side connected to the front piece,
When the sealing lid piece is folded so as to face the rear surface piece, information printed in the area overlaps with at least a part of the predetermined information through the sealing lid piece. It is characterized in that it has been processed so that it cannot be seen from above.
[0019]
Further, the plurality of cuts are formed such that an extension line at one end intersects an adjacent cut.
[0020]
(Action)
In the present invention configured as described above, when the sealing lid piece is pulled away from the rear piece to open the envelope, the rear piece and the sealing lid piece are adhered. In this state, the rear piece is cut by a plurality of cuts, whereby the envelope is opened in a state where only the side of the rear face piece on which the bonding means is provided through the plurality of cuts is bonded to the sealing lid piece. You. As a result, the ease of opening is improved, and the rear side is adhered to two sides adjacent to the connecting side of the sealing lid piece with the front piece, so that foreign matter such as dust can be contained inside the envelope. Mixing and accidental opening are prevented.
[0021]
In addition, in the sealing lid piece, if both ends of the side opposite to the side connected to the front piece are cut off, in that region, the sealing lid piece and the rear side are not bonded, so that The ease of opening is further improved.
[0022]
Also, in the rear piece, predetermined information is printed in a region between the plurality of cuts and the side opposite to the side connected to the front piece, and the rear cover piece faces the rear piece. If an area that overlaps at least a part of the predetermined information when folded is processed so that the information printed in the area becomes invisible from the outside via the sealing lid piece. In addition, the recipient of the envelope recognizes the processed portion of the predetermined information printed on the rear side, so that the opening rate is improved.
[0023]
Further, if the plurality of cuts are formed so that the extension line at one end intersects with the adjacent cut, when opening the envelope, the sealing lid piece is pulled in a direction perpendicular to the connection side with the front piece. Even in this case, the rear piece is cut by a plurality of cuts, and the envelope can be easily opened.
[0024]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0025]
(First Embodiment)
1A and 1B are diagrams showing an embodiment of the envelope of the present invention, wherein FIG. 1A is a diagram of the envelope viewed from the back side, and FIG. 1B is a cross-sectional view taken along line AA ′ of FIG. .
[0026]
As shown in FIG. 1, this embodiment is made of a film material, and is composed of an envelope body 10 composed of a front piece 11 and a rear piece 12 connected to each other at one side via a folded portion 13a; And a flap portion 20 which is a sealing lid piece connected to the front piece 11 via a folding portion 13b provided on a side opposite to the folded portion 13a of the front end piece 11a. And the rear piece 12 are folded at the folding portion 13a so as to face each other, and two sides adjacent to the folding portion 13a are adhered to each other to form a region in which the contents 40 are enclosed. At the portion 13b, the flap portion 20 is folded so as to face the rear piece 12, and the flap portion 20 and the rear piece 12 are bonded by the hot melt glue 30, which is a bonding means applied to the rear piece 12. Envelope is sealed by Rukoto. Note that, of the opposing regions of the rear side 12 and the flap portion 20 of the envelope body 10, sides adjacent to the folded portions 13a and 13b are welded by heat at the stage of manufacturing the envelope. In addition, the hot melt adhesive 30 is provided in a region of the rear piece 12 having a predetermined distance from an end of the flap portion 20 opposite to the folded portion 13b when the flap portion 20 is folded at the folded portion 13b. The coating is applied substantially parallel to the end of the flap 20, so that a flap knob 21 is formed at the end of the flap 20 opposite to the folded portion 13 b. Further, in the present embodiment, the two sides bonded to the front piece 11 are connected to the folded portion 13a side of the area of the rear piece 12 facing the flap portion 20 from the area where the hot melt adhesive 30 is applied. A plurality of perforations 14 are formed substantially in parallel with the hot melt paste 30, and both ends of a side of the flap portion 20 opposite to the folded portion 13b are cut out to form notched portions 22a, 22b. Is formed.
[0027]
Hereinafter, the operation when opening the envelope configured as described above will be described.
[0028]
2A and 2B are diagrams for explaining an operation when the envelope shown in FIG. 1 is opened, in which FIG. 2A is a diagram showing a state before opening, and FIG. 2B is a diagram showing a state after opening. It is.
[0029]
Before the envelope shown in FIG. 1 is opened, as shown in FIG. 2A, the flap portion 20 is folded at the folding portion 13b, and is bonded to the rear piece 12 of the envelope main body 10 by the hot melt adhesive 30. Thus, the envelope is sealed.
[0030]
When the envelope shown in FIG. 1 is opened, the flap knob 21 is pinched and the flap knob 21 is pulled away from the rear piece 12, and as shown in FIG. The rear piece 12 is cut at the perforations 14 in a state in which the hot melt glue 30 is applied to the flap portion 20 through the perforations 14. The envelope is opened in the state of being adhered. In this case, the front piece 11 and the rear piece 12 are bonded to each other on the two sides adjacent to the folded portion 13a as described above, but the envelope body 10 and the flap portion 20 are made of a film material. Therefore, the rear piece 12 that has begun to be cut by the perforations 14 is also cut by the force pulling the flap allowance 21 in a region that is bonded to the front piece 11 in a region facing the flap portion 20. As described above, the sides of the flap portion 20 and the rear piece 12 that are adjacent to the fold portions 13a and 13b in the regions facing each other are welded by heat at the stage of manufacturing the envelope. Since both ends of the side of the flap portion 20 opposite to the folded portion 13b are cut out to form the cutout portions 22a and 22b, a further allowance is formed near the cutout portions 22a and 22b. This allows the flap portion 20 to be easily picked by this picking allowance.
[0031]
As described above, in the present embodiment, the two sides bonded to the front piece 11 are closer to the folded portion 13a than the area where the hot melt glue 30 is applied, in the area facing the flap 20 of the rear piece 12. Since a plurality of perforations 14 are formed substantially in parallel with the hot melt adhesive 30 so as to tie them together, when opening this envelope, the flap knob 21 is picked up and the flap knob 21 is moved from the rear piece 12. When pulled away, the rear piece 12 is cut at the perforation 14 in a state where the rear piece 12 and the flap portion 20 are adhered to each other, thereby improving the ease of opening. . Further, since the rear side 12 of the envelope body 10 and the flap portion 20 are also bonded at both ends thereof, it is possible to prevent foreign matter such as dust from entering the inside or being accidentally opened. . Furthermore, since the notches 22a and 22b are formed by cutting out both ends of the side of the flap portion 20 opposite to the folded portion 13b, the ease of opening can be further improved.
[0032]
(Second embodiment)
3A and 3B are views showing a second embodiment of the envelope of the present invention, wherein FIG. 3A shows a state before sealing, FIG. 3B shows a state after sealing, and FIG. FIG. 2 is a sectional view taken along line AA ′ of FIG.
[0033]
As shown in FIG. 3, this embodiment is different from the one shown in the first embodiment in that the area of the rear piece 12 where the hot melt glue 20 is applied and the opposite side of the folded portion 13a. The notification information 51 to be notified to the mailing destination of the envelope is printed between the sides and a part of the notification information 51 when the flap portion 20 is folded by the folding portion 13b. Is processed so as to become the concealing portion 54 so that the notification information of that portion becomes invisible from the outside via the flap portion 20. The rear piece 12 is formed with a slit 53 for cutting an area where a part of the notification information 51 is printed from an area where another part of the notification information 51 is printed.
[0034]
Hereinafter, the operation when opening the envelope configured as described above will be described.
[0035]
4A and 4B are diagrams for explaining an operation when the envelope shown in FIG. 3 is opened, wherein FIG. 4A is a diagram showing a state before opening, and FIG. 4B is a diagram showing a state after opening. (C) is a view showing a state in which a part of the rear face piece 12 adhered to the flap portion 20 is peeled off from the flap portion 20 after the envelope is opened.
[0036]
Before the envelope shown in FIG. 3 is opened, the flap portion 20 is folded at the folding portion 13b, and is adhered to the rear piece 12 of the envelope main body 10 by the hot melt glue 30, whereby the envelope is sealed. Have been. In this state, as shown in FIG. 4A, the notification information 51 printed on the rear face piece 12 has an area that does not overlap the concealing section 54 provided on the flap section 20 via the flap section 20. It is visible. For this purpose, the flap portion 20 needs to be a transparent or transparent film. On the other hand, of the notification information 51 printed on the rear piece 12, in the area overlapping with the concealing part 54 provided in the flap part 20, the concealing part 54 is invisible from the outside via the flap part 20. .
[0037]
Thereafter, when opening the envelope shown in FIG. 3, when the flap knob 21 is pinched and the flap knob 21 is pulled away from the rear piece 12, the rear piece 12 and the flap portion 20 are adhered. The rear piece 12 is cut at the perforations 14, whereby the envelope is opened with only the side of the rear piece 12 to which the hot melt paste 30 has been applied through the perforations 14 adhered to the flap portion 20. Is done. At this time, as shown in FIG. 4B, the area where the notification information 51 is printed is in a state of being adhered to the flap unit 20.
[0038]
Thereafter, by peeling a part of the rear piece 12 adhered to the flap part 20 from the flap part 20, the notification information 51 printed on the rear piece 12 is recognized. If information such as a voucher is printed in the area cut by the slit 53, for example, only the voucher is separated from the rear piece 12 adhered to the flap portion 20 by the slit 53 and used. can do.
[0039]
As described above, in the present embodiment, the notification information 51 to be notified to the mailing destination of the envelope is provided between the area of the rear piece 12 where the hot melt glue 20 is applied and the side opposite to the folded portion 13a. It is printed, and in the flap section 20, when the flap section 20 is folded by the folding section 13 b, the notification information of that part is provided via the flap section 20 to an area overlapping a part of the notification information 51. Since the concealing portion 54 is processed so as to be invisible from the outside, the recipient of the envelope improves the opening ratio in order to recognize the portion of the notification information 51 concealed by the concealing portion 54. Can be done.
[0040]
(Third embodiment)
FIGS. 5A and 5B are views showing a third embodiment of the envelope of the present invention, wherein FIG. 5A shows a state before sealing, FIG. 5B shows a state after sealing, and FIG. FIG. 2 is a sectional view taken along line AA ′ of FIG.
[0041]
In this embodiment, as shown in FIG. 5, two sides of the rear surface piece 12 have a predetermined angle with respect to the folded portion 13 a instead of the perforation 14, as shown in the first embodiment. Is formed such that the other side of the adjacent cut 114 is arranged on an extension of one side of the cut-shaped cut 114.
[0042]
Hereinafter, the operation when opening the envelope configured as described above will be described.
[0043]
6A and 6B are views for explaining the operation when the envelope shown in FIG. 5 is opened, wherein FIG. 6A is a view showing a state before opening, and FIG. 6B is a view showing a state after opening. It is.
[0044]
Before the envelope shown in FIG. 5 is opened, the flap portion 20 is folded at the folding portion 13b and is adhered to the rear surface piece 12 of the envelope main body 10 by the hot melt glue 30, whereby the envelope is sealed. Have been.
[0045]
After that, when opening the envelope shown in FIG. 5, when the flap knob 21 is pinched and the flap knob 21 is pulled away from the rear piece 12, the rear piece 12 and the flap portion 20 are adhered. The rear piece 12 is cut at the plurality of cuts 114, whereby only the side of the rear piece 12 to which the hot melt paste 30 is applied through the plurality of cuts 114 is adhered to the flap portion 20, and Is opened.
[0046]
Here, the cutting action of the rear piece 12 by the plurality of cuts 114 will be described in detail.
[0047]
When the flap knob 21 is pinched to pull the envelope away from the rear piece 12 to open the envelope shown in FIG. 5, the area of the rear panel 12 to which the hot melt paste 30 is applied becomes a flap portion. Attempts to follow the operation of No. 20, whereby a force is applied to the ends of two sides of the plurality of cuts 114 that form the dogleg shape. As a result, the rear surface piece 12 is about to be cut along the extension of the two sides forming the U-shape of the cut 114, but one of the two sides forming the U-shape is extended. If the other side that forms the V shape of the adjacent notch 114 is arranged on the line, if the rear face piece 12 is cut along the extension of one side, the adjacent side becomes adjacent. The adjacent cuts are connected to each other by striking the other side of the cutout 114 forming the V-shape.
[0048]
In this way, the plurality of cuts 114 are connected to each other, and the rear piece 12 is cut by the plurality of cuts 114.
[0049]
As described above, in the present embodiment, in the rear piece 12, the V-shaped notch 114 having two sides each having a predetermined angle with respect to the folded portion 13 a is formed on one side of the U-shaped notch 114. Since the other side of the adjacent notch 114 is formed on the extension line, when opening the envelope, the flap knob 21 is pulled in a direction perpendicular to the folded portions 13a and 13b. Also, the rear piece 12 is cut at the plurality of cuts 114 so that the envelope can be easily opened.
[0050]
Note that, in the present embodiment, the V-shaped notch 114 whose two sides each have a predetermined angle with respect to the folded portion 13a is formed by an adjacent notch on the extension of one side of the U-shaped notch 114. 114 is formed so that the other side thereof is arranged, but the shape of the cut is not limited to a V-shape, and the extension of one end of the cut is formed so as to intersect with the adjacent cut. If it is a shape, a notch such as a circular mountain shape may be used. However, the extension line at one end of the cut needs to face the folded portion 13b.
[0051]
(Fourth embodiment)
In the third embodiment, the notch 114 formed on the rear surface piece 12 is a V-shape having two sides each having a predetermined angle with respect to the folded portion 13a. Although an example in which the other side of the adjacent cut 114 is disposed on the extension of the side has been described as an example, the shape of the cut 114 is not limited to this.
[0052]
FIGS. 7A and 7B are diagrams showing a fourth embodiment of the envelope of the present invention, wherein FIG. 7A is a diagram showing a state before sealing, and FIG. 7B is a diagram showing a state before sealing.
[0053]
As shown in FIG. 7, the present embodiment is different from the third embodiment in that the rear piece 12 has an inclined shape that expands with respect to the opening area instead of the V-shaped notch 114. Are formed so as to be adjacent to each other, and the hot melt paste 30 is applied inside the U-shape.
[0054]
In the envelope configured as described above, the flap knob 21 is pinched to open the envelope, and the flap knob 21 is pulled in a direction away from the rear piece 12. The cut region attempts to follow the operation of the flap portion 20, whereby a force is applied to the end of the U-shaped opening region among the plurality of cuts 214. Thereby, the rear piece 12 is cut from the end of the U-shaped opening area of the cut 214 along an extension of two sides having the end, but the U-shaped cut 214 is Since a plurality of cut portions are formed so as to be adjacent to each other with an inclination to spread to the opening region, the cut region is connected to the cut region by the adjacent cut 214.
[0055]
In this manner, the plurality of cuts 214 are connected to each other, and the rear piece 12 is cut by the plurality of cuts 214.
[0056]
In the present embodiment, as the shape of the notch 214 formed in the rear piece 12, a U-shape having a slope extending to the opening region has been described as an example. Various shapes are conceivable as long as they have an inclination to spread with respect to the opening area.
[0057]
In the above-described four embodiments, the notches 22a and 22b are formed by cutting out both ends of the side of the flap portion 20 opposite to the folded portion 13b. Reference numeral 22b is a supplementary member provided to create a trigger for opening the envelope when the envelope is opened and to facilitate opening, and is not necessarily provided.
[0058]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, one side is connected to each other, and two sides adjacent to the one side are connected to each other. A sealing lid piece connected on the side opposite to the side piece, the sealing lid piece is folded so as to face the rear face piece, and the sealing lid piece and the rear face piece are bonded by bonding means provided on the rear face piece. In the envelope which is sealed by being adhered to, in the area facing the sealing lid piece when the sealing lid piece is folded so as to face the rear face piece, A plurality of cuts formed so as to connect the two sides bonded to the front piece on the side closer to the front piece than the provided area, and adjacent to the connection side of the sealing lid piece to the front piece. Foreign matter such as dirt is mixed inside Or, while it is possible to prevent or've been opened by mistake, it is possible to improve the ease of opening.
[0059]
Further, in the sealing lid piece, in a configuration in which both ends of the side opposite to the side connected to the front piece are cut off, in that region, the sealing lid piece and the rear side are separated. Since they are not bonded, the ease of opening can be further improved.
[0060]
Also, in the rear piece, predetermined information is printed in a region between the plurality of cuts and the side opposite to the side connected to the front piece, so that the sealing lid piece faces the rear piece. In a region where at least a portion of the predetermined information is overlapped when folded, the information printed on the region is processed so that the information printed on the region becomes invisible from the outside via the sealing lid piece. In, the recipient of the envelope can improve the opening rate in order to recognize the processed portion of the predetermined information printed on the rear side.
[0061]
Further, in the case where a plurality of cuts are formed such that an extension of one end intersects with the adjacent cut, when opening the envelope, the sealing lid piece is connected to the connecting side with the front piece. Even when pulled in the vertical direction, the rear piece is cut by a plurality of cuts, and the envelope can be easily opened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing an embodiment of an envelope of the present invention, wherein (a) is a view of the envelope as viewed from the back side, and (b) is a cross-sectional view along AA ′ shown in (a). .
FIGS. 2A and 2B are diagrams for explaining an operation when the envelope shown in FIG. 1 is opened, wherein FIG. 2A is a diagram showing a state before opening, and FIG. 2B is a diagram showing a state after opening. It is.
FIGS. 3A and 3B are diagrams showing a second embodiment of the envelope of the present invention, wherein FIG. 3A shows a state before sealing, FIG. 3B shows a state after sealing, and FIG. FIG. 2 is a sectional view taken along line AA ′ of FIG.
4A and 4B are diagrams for explaining an operation when the envelope shown in FIG. 3 is opened, wherein FIG. 4A is a diagram showing a state before opening, and FIG. 4B is a diagram showing a state after opening. (C) is a view showing a state in which after opening the envelope, a part of the rear surface piece adhered to the flap is peeled off from the flap.
FIGS. 5A and 5B are diagrams showing a third embodiment of the envelope of the present invention, wherein FIG. 5A shows a state before sealing, FIG. 5B shows a state after sealing, and FIG. FIG. 2 is a sectional view taken along line AA ′ of FIG.
FIGS. 6A and 6B are views for explaining an operation when the envelope shown in FIG. 5 is opened, wherein FIG. 6A is a view showing a state before opening, and FIG. 6B is a view showing a state after opening. It is.
FIG. 7 is a view showing a fourth embodiment of the envelope of the present invention, wherein (a) is a view showing a state before sealing, and (b) is a view showing a sealed state.
8A and 8B are diagrams showing one configuration example of a conventional envelope using a film, where FIG. 8A is a diagram of the envelope viewed from the back side, and FIG. 8B is a cross-sectional view taken along the line AA ′ shown in FIG. It is.
9A and 9B are diagrams illustrating another example of the configuration of a conventional envelope, in which FIG. 9A illustrates a state before being sealed, and FIG. 9B illustrates a state in which the envelope is opened after being sealed.
[Explanation of symbols]
10 Envelope body
11 Front piece
12 Back piece
13a, 13b folding part
14 perforation
20 Flap section
21 Flap picking allowance
22a, 22b Notch
30 hot melt glue
40 contents
51 Notification information
53 slit
54 Concealment unit
114,214 cut

Claims

One side is connected to each other, and two sides adjacent to the one side are bonded to each other. The envelope body includes a front piece and a rear piece, and a side of the front piece opposite to a side where the rear piece is connected. A sealing lid piece connected thereto, wherein the sealing lid piece is folded so as to face the rear face piece, and the sealing lid piece and the rear face piece are bonded by an adhesive means provided on the rear face piece. An envelope that is sealed by being
The rear piece, when the sealing lid piece is folded so as to face the rear piece, of the area facing the sealing lid piece, the front piece than the area provided with the bonding means, A plurality of cuts formed so as to connect the two sides bonded to the front piece, and two sides adjacent to the connecting side of the sealing lid piece to the front piece are bonded to each other. An envelope characterized by being made.

The envelope according to claim 1,
An envelope, wherein both ends of a side opposite to a side connected to the front piece of the sealing lid piece are cut off.

In the envelope according to claim 1 or 2,
The rear piece is printed with predetermined information in an area between the plurality of cuts and a side opposite to a side connected to the front piece,
When the sealing lid piece is folded so as to face the rear surface piece, information printed in the area overlaps with at least a part of the predetermined information through the sealing lid piece. An envelope characterized by being processed so as to be invisible from the outside.

The envelope according to any one of claims 1 to 3,
The plurality of cuts are formed so that an extension of one end intersects an adjacent cut.