JP2004352236A - 自転車シフト制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】人間工学に基づいた形状の回転式シフト部材を有する自転車シフト制御装置を提供する。
【解決手段】固定部材22は、長手方向中心軸を有するハンドグリップ領域Aに隣接したハンドルバー14の部分に固定連結されている。回転式部材60は、固定部材22に回転自在に連結されている。この回転式部材60は、軸方向内方側端部78と、軸方向外方側端部80と、軸方向内方側端部78と軸方向外方側端部80との間に延在する管状アウター作動面82とを有している。管状アウター作動面82は、管状ハンドグリップの形状を定義している。この管状ハンドグリップは、管状ハンドグリップから外方に延びる指操作用突起88を有している。管状アウター作動面82は、第1の材料により形成された第1の部分84と、第1の材料より硬い第2の材料により形成された第2の部分86とを有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、自転車シフト制御装置、特に、自転車変速装置を制御可能に構成され人間工学に基づいた形状の回転式シフト部材を有するシフト制御装置に関する。
自転車の利用は、交通手段としてだけでなく、リクリエーションの一形態としてますます人気が高まっている。さらに、自転車競技もプロアマを問わず大変人気のあるスポーツとなっている。自転車の利用目的がリクリエーション、交通、競技のいずれであれ、自転車業界は、自転車変速機だけでなくさまざまな部品をたえず改良し続けている。近年、ブレーキ用および/またはシフト用の自転車制御装置は、広範囲にわたって設計し直されている。
一般に、複数のシフト制御装置は、自転車のハンドルバーおよび/またはフレームに装着される。これまでは、1つのシフト制御装置で1つのディレーラ又は変速装置を制御していた。最近では、片手で1つのブレーキ装置と1つのディレーラとを操作するために、ブレーキ機能およびシフト機能の両方を1つのユニットに組み込んだ制御装置が開発されてきた。この制御装置は、一般的に、ハンドルバーの両端部に1つずつ取付けられる。また、最近のシフト制御装置には、その時点におけるシフト位置を乗り手に知らせる表示機構が具備されていることが多い。いずれの構造であっても、各シフターは通常、ディレーラの横方向移動を制御するために、巻き取り部材を巻取り/解放するように構成された(1つまたは複数の)レバーあるいは回転式部材を含んでいる。
上記のようなシフト制御装置では、通常、乗り手が両手を使って、フロントディレーラまたはリアディレーラすなわち1対の変速装置のシフト機能を適切に制御しなければならない。このことは、乗り手にとっては不便な操作である。また、乗り手がフロントギアおよびリアギアの現在のギア位置を特定するには、乗り手はシフト制御装置のインジケータ間を交互に見なければならない。このこともまた、乗り手にとっては不便である。さらに、これらのシフト制御装置は、比較的複雑な機構を有しており、インジケータ機構が設けられていれば尚更である。このようなシフト制御装置では、製造および組立てが複雑になったり製造および組立てに費用がかかるおそれがあるだけでなく、重量が比較的重くなるおそれもある。さらに、シフト制御装置は2つ必要とされるため、自転車の重量はさらに増加する。最後に、シフト制御装置に回転式のシフターが使用されると、乗り手が乗車中にこのシフターを掴んでシフターを繰り返し回転させなければならないので、乗り手は落ち着いて自転車に乗車することができないおそれがある。
上記のことを鑑みると、従来技術における上記課題を克服可能な改良型自転車シフト制御装置に対する必要性があるということは、当業者には明白である。本発明は、従来技術における要望だけでなく、当業者であれば以下の開示内容から明白になるであろう他の要望にも応えるものである。
本発明の1つの目的は、人間工学に基づいた形状の回転式シフト部材を有する自転車シフト制御装置を提供することである。
本発明の別の目的は、1対の自転車変速装置を制御する一体型自転車シフト制御装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、製造および組立てが比較的容易に行え、且つ製造および組立てに比較的コストをかけないようにすることのできる自転車シフト制御装置を提供することである。
上記の目的は、主に、固定部材と回転式部材とからなる自転車シフト制御装置を提供することによって達成できるものと考える。自転車シフト制御装置は、固定部材と回転式部材とを備えている。固定部材は、長手方向中心軸を有するハンドグリップ領域に隣接した自転車ハンドルバーの部分に固定連結されている。回転式部材は、固定部材に回転自在に連結されており、少なくとも2つのシフト位置の間で前記自転車ハンドルバーのまわりを回転する。この回転式部材は、軸方向内方側端部と、軸方向外方側端部と、ハンドグリップ領域の長手方向中心軸まわりで軸方向内方側端部と軸方向外方側端部との間に延在する管状アウター作動面とを有している。管状アウター作動面は、管状ハンドグリップを形成している。この管状ハンドグリップは、管状ハンドグリップから外方に延びる指操作用突起を有している。管状アウター作動面は、第1の材料により形成された第1の部分と、第1の材料より硬い第2の材料により形成された第2の部分とを有している。この第2の部分は、指操作用突起を含んでいる。
以下に示す本発明の好適な実施形態における詳細な記述によって、本発明の目的、特徴、態様および利点と本発明の他の目的、特徴、態様および利点とが、当業者に明らかにされるであろう。
以下に、図面を参照しながら、選択した本発明の実施形態について説明する。当業者には、この説明が例示のみを目的としており、本開示内容が請求の範囲およびその等価物により定められる本発明を何ら制限するものではないということが明白であろう。
図1をまず参照すると、本発明による自転車制御装置12を装備した自転車10が例示されている。自転車10は、基本的に、フロントフォーク13aおよびリアフォーク13bを含むフレーム11と、フロントフォーク13aに連結された前輪15aおよびリアフォーク13bに連結された後輪15bと、ドライブトレイン17と、制御装置12と、フロントブレーキ装置19aおよびリアブレーキ装置19bとを有している。フロントフォーク13aは、フレーム11に移動自在に連結されている。リアフォーク13bは、フレーム11に固定された状態で連結されている。ハンドルバー14は、フロントフォーク13aに連結されており、前輪15aを介して自転車10を操縦できるようになっている。ハンドルバー14には、長手方向に中心軸Xを有するハンドグリップ領域Aが設けられている。このハンドグリップ領域Aに隣接したハンドルバー14の部分に、自転車制御装置12が連結されている。例示した実施形態では、自転車制御装置12はシフト/ブレーキ制御装置となっており、このシフト/ブレーキ制御装置は、リアブレーキ装置19bと自転車ドライブトレインすなわち変速機17のパーツとを制御できるように構成されている。
さらに具体的には、自転車ドライブトレイン17は、本発明においては、後輪15bに連結された内装ハブ変速装置16a(すなわち第1の自転車変速装置)と、リアフォーク13bに連結されたリアディレーラ16b(すなわち第2の自転車変速装置)とを含んでいる。内装ハブ変速装置16aは、従来と同様に、3つの内装ギア比に対応する3つのシフト位置を有する。例えば、内装ハブ変速装置は、装置内部にギアが配置されたリアハブであるNexusシリーズとして、シマノ株式会社により販売されている。リアディレーラ16bは、従来と同様の方法で、フリーホイール機構および内装ハブ変速装置16aによって後輪15bに連結される複数の外装ギアすなわちリアスプロケットRSに対して、チェーンCを横方向に移動させられるように配置されている。フロントスプロケットFSは、フレーム11に回転自在に連結されたフロントクランクFCに固定連結されている。フロントクランクFCは、チェーンCを駆動させるためにフレーム11に回転自在に連結されている。制御装置12は、内装ハブ変速装置16aとリアディレーラ16bとの双方を制御するように設計されている。言い換えれば、制御装置12は、ブレーキ装置19bだけでなく、自転車ドライブトレイン17の2つの変速装置を制御できるように設計されている。制御装置12とは反対側のハンドルバー14の端部には、フロントブレーキ装置19aを制御するために、従来型ブレーキ制御装置(図示せず)が追加連結されていることが好ましい。
制御装置12は、内装ハブ変速装置16aのギア比およびリアディレーラ16bの横方向の移動をそれぞれ制御するために、第1のシフトコントロールケーブル18aおよび第2のシフトコントロールケーブル18bそれぞれを介して、内装ハブ変速装置16aおよびリアディレーラ16bそれぞれに連結されている。他の例として、制御装置12は、内装ハブ変速装置16aの代わりに従来型フロントディレーラ(図示せず)に連結されることがある。この場合、制御装置12は、従来と同様の方法で、フロントディレーラをフロントスプロケット間で自転車に対して横方向に移動させる。
シフトケーブル18aおよび18bは、従来のボーデンタイプのケーブルであり、それぞれが外側スリーブとインナーワイヤとを有している。フロントブレーキ装置19aおよびリアブレーキ装置19bは、従来型のものを用いることが好ましい。フロントブレーキ装置19aおよびリアブレーキ装置19bは、フレーム11のフロントフォーク13aおよびリアフォーク13bにそれぞれ連結されることが好ましい。フロントブレーキコントロールケーブル21aは、フロントブレーキ装置19aと追加した従来型ブレーキ制御装置(図示せず)とに連結されることが好ましい。一方で、リアブレーキコントロールケーブル21bは、リアブレーキ装置19bと自転車制御装置12とに連結される。このようにして、本発明の自転車制御装置12は、1対の自転車変速装置(内装ハブ変速装置16aおよびリアディレーラ16bなど)と、自転車ブレーキ装置(リアブレーキ装置19bなど)とをより好ましい状態で制御する一体型自転車制御装置となる。ブレーキケーブル21aおよび21bも従来のボーデンタイプのケーブルであり、それぞれが外側スリーブとインナーワイヤとを有している。
自転車10のパーツは、制御装置12以外については従来のものと比較して従来のものとほぼ同様であるため、本明細書では、自転車10の各種パーツの詳しい説明および例示を省略し、本発明による制御装置12に関連する内容についてのみ説明する。本明細書で説明および例示されない限り、自転車10の各種パーツが従来通りであるということは、本開示内容から当業者には明白になるであろう。また、本発明による自転車制御装置12が必要および/または所望に応じてさまざまな自転車および自転車構成要素とともに用いることができるということは、当業者にとっては本開示内容から明白である。
図2〜8を参照すると、制御装置12は基本的に、固定部材22と、第1のシフターすなわち第1のシフト制御機構24と、第2のシフターすなわち第2のシフト制御機構26と、ブレーキ制御機構28と、固定グリップ部分30とを含む。固定部材22は、好ましくは、自転車ハンドルバー14のハンドグリップ領域Aに隣接するハンドルバー14の部分に固定連結されている。この固定部材22には、第1のシフター24および第2のシフター26が可動自在に連結されている。同様に、固定部材22に、好ましくは、ブレーキ制御機構28が可動自在に連結されている。固定グリップ部分30は、好ましくは、乗り手の手を支持するために、ハンドグリップ領域Aにおいてハンドルバー14に連結され固定されている。
固定部材22は、主に、ハンドルバー取付け部分32と、主要筐体部分34と、管状シフター支持部分36と、ブレーキレバー支持部分38とを含む。ハンドルバー取付け部分32はハンドルバー14に固定連結され、このハンドルバー取付け部分32に主要筐体部分34が固定連結される。この主要筐体部分34には、好ましくは、管状シフター支持部分36とブレーキレバー支持部分38とが固定連結される。これらについては以下でさらに詳細に説明する。
ハンドルバー取付け部分32は、従来のものと比較すると従来のものとほぼ同様である。したがって、ハンドルバー取付け部分32は、好ましくは、C形状の管状クランプ状に形成され、ハンドルバー14の周囲に固定具で締付けられる。好ましくは、ハンドルバー取付け部分32は軽量で硬質な材料で製造する。例えば、ハンドルバー取付け部分32は、鋳造アルミニウムなどの軽量で硬質な金属材料で製造することが考えられる。
主要筐体部分34は、好ましくは、ハンドルバー取付け部分32、管状シフター支持部分36およびブレーキレバー支持部分38に移動不能に固定される。主要筐体部分34は、好ましくは、少なくとも上方ハウジング部材40と下方ハウジング部材42とを含んでいる。上方ハウジング部材40と下方ハウジング部材42とは、内部に第2のシフター26連結するための実質的に中空な領域を形成している。また、主要筐体部分34には、好ましくは、以下で説明するように、本発明による取付けフランジ44、目視可能な固定外形ライン46、およびギア位置指示部48を具備する。上方ハウジング部材40と下方ハウジング部材42とは、好ましくは、金属材料またはプラスチック材料などの軽量で硬質な材料で製造される。そして、好ましくは、どちらか一方に取付けフランジ44を一体形成する。この取付けフランジ44に、第2のシフター26が連結される。第1のシフター24は、主要筐体部分34と、目視可能な固定外形ライン46と、ギア位置指示部48とに隣接する管状シフター支持部分36に取付けられる。これについては、以下で説明する。
主要筐体部分34は、例示されているように、目視可能な固定外形ライン46とギア位置指示部48とを具備している点を除けば従来のものと比較して従来のものとほぼ同様である。主要筐体部分34には、2つのシフターすなわちシフト機構(たとえば第1および第2シフター24,26)が連結されている。したがって、本開示内容から、主要筐体部分34が、必要および/または所望に応じて他の構造を取りうる(たとえば、部材/構造体を追加する/削減できる)ということは、当業者にとっては明白である。ただし、主要筐体部分34がどのような構造を取ろうとも、主要筐体部分34は、本明細書で説明するように、本発明による第1のシフター24および第2のシフター26の双方を支持できるような構造なっている。本明細書では、本発明に関連する部分を除き、主要筐体部分34に関する詳しい説明および/または例示を省略する。
主要筐体部分34の上方ハウジング部材40は、好ましくは、カップ状に形成され、本発明による目視可能な固定外形ライン46を具備している。好ましくは、目視可能な固定外形ライン46は、図3〜図7で最もよくわかるように、上方ハウジング部材40の自由縁部に形成されている。図3で最もよくわかるように、目視可能な固定外形ライン46は、第1のシフター24を部分的に覆っている。言い換えれば、第1のシフター24の一部は、固定部材22の軸方向に凹んだ部分内に収容されている。この凹んだ部分は、目視可能な固定外形ライン46(すなわち、主要筐体部分34から軸方向外方に延びる、主要筐体部分34の上方プレートの自由端部)によって形成されている。
好ましくは、図4〜図6で最もよくわかるように、目視可能な固定外形ライン46は、ハンドグリップ領域Aの中心軸Xに垂直な面Pに対してわずかに傾斜した凸状湾曲ラインになっている。目視可能な固定外形ライン46は固定部材22の一部であるため、目視可能な固定外形ライン46は、好ましくは、ハンドルバー14に対して相対的に移動できない状態である。ギア位置指示部48は、目視可能な固定外形ライン46に隣接した位置に設けられており、第1のシフター24を回転シフトしたときのシフト位置を確認するためのものである。具体的には、ギア位置指示部48は、前方シフト位置、後方シフト位置および中間シフト位置などの、第1のシフター24の3つのシフト位置を示している。
図4〜図6で最もよくわかるように、目視可能な固定外形ライン46は、第1のシフター24ととともに、幾何学的な形状をもつ目視可能な領域Gを形成している。この目視可能な領域Gの幾何形状により、以下でさらに詳細に説明するように、前方シフト位置、後方シフト位置および中間シフト位置などの第1のシフター24の位置が視覚的に確認できるようになっている。さらに具体的に言えば、第1のシフター24が複数のシフト位置の少なくとも1つの所定のシフト位置(すなわち、図4の中間シフト位置)にあるとき、目視可能な領域Gは、好ましくは、複数ある形状のうち少なくとも1つの所定形状をなすようになっている。したがって、以下でさらに詳細に説明するように、第1のシフター24が中間シフト位置にあるとき、ギア位置指示部48によって、2つのギア位置(すなわち、中間シフト位置の前方/後方にある残りの2つのシフト位置)の回転方向を視認することができる。目視可能な領域Gについては、以下でさらに詳しく説明する。
下方ハウジング部材42は、好ましくは、上方ハウジング部材40とは別部材として形成されている。下方ハウジング部材42は、カップ状に形成されている。下方ハウジング42は、第2のシフター26の一部を収容するための領域を、従来と同様に上方ハウジング部材40と共に形成している。上方ハウジング部材40と下方ハウジング部材42とには、第1のシフター24および第2のシフター26それぞれを内装ハブ変速装置16aおよびリアディレーラ16bそれぞれに連結するために、第1および第2のシフトケーブル18a,18bを連結するための1対のケーブル受け開口部が形成されている。
図2〜図9を参照すると、管状シフター支持部分36は、好ましくは、主要筐体部分34に固定連結される。管状シフター支持部分36に第1のシフター24を回転自在に取付けられるように管状シフター支持部分36は設計されている。具体的に言えば、図9で最もよくわかるように、管状シフター支持部分36は、軸方向内方側部分52と軸方向外方側部分54とを含んでいる。管状シフター支持部分36は、実質的に円筒状に形成されており、ハンドグリップ領域Aに隣接してハンドルバー14に取付けられるように設計されている。好ましくは、制御装置12をハンドルバー14に取付ける前に、この管状シフター支持部分36を主要筐体部分34にスナップ嵌合する。この管状シフター支持部分36は、金属材料やプラスチック材料などの軽量で硬質な材料で製造されることが好ましい。
軸方向内方側部分52および軸方向外方側部分54は、第1のシフター24を部分的に回転自在に支持するように設計されている。具体的に言えば、軸方向内方側部分52は、軸方向内方側部分52に固定連結されるサンギア56を含んでいる。好ましくは、サンギア56を管状シフター支持部分36と一体形成する。管状シフター支持部分36の機能については、第1のシフター24に言及しながら、以下でより詳しく説明する。
ブレーキレバー支持部分38は、主要筐体部分34から延出するように形成されている。ブレーキレバー支持部分38は、制御装置12の固定部材22を形成する、ハンドルバー取付け部分32、主要筐体部分34、および管状シフター支持部分36に固定連結されている。ブレーキレバー支持部分38には、従来通り、ブレーキレバー58が回動自在に取付けられる。ブレーキレバー支持部分38には開口部が設けられており、この開口部には、ブレーキレバー58をリアブレーキ装置19bに連結して作動させるためのブレーキコントロールケーブル21bが収容される。ブレーキレバー58は、ピボットピンに取り付けられており、制御装置12のブレーキ制御機構28を形成するために、従来と同様に付勢部材により付勢されている。
次に図2〜図11を参照しながら、第1の(回転自在な)シフターすなわち第1のシフト制御機構24についてさらに詳細に説明する。第1のシフター24は、主に、本発明による回転式部材60と、巻取り部材62と、割付機構すなわち位置決め機構64とを含む。第1のシフター24は、実質的に、米国特許公開第2002/0128112号にしたがって動作する。このため、本明細書では、本明細書に関連する内容以外の、第1のシフター24の動作についての詳しい説明および/または例示は省略する。基本的に、回転式部材60は、固定部材22の管状シフター支持部分36周囲に回転自在に取付けられる。巻取り部材62は、回転式部材60に連結され作動する。巻取り部材62は、内装ハブ変速装置16aを制御するために、第1のシフトコントロールケーブル18aを選択的に巻き取ったり解放したりすることができるようになっている。位置決め機構64は、固定部材22の主要筐体部分34と巻取り部材62との間に連結されて作動するようになっており、巻取り部材62および回転式部材60を3つのシフト位置それぞれに選択的に保持するようになっている。
本発明による回転式部材60は、主に、本発明によるベース部材66、カバー68、および目視可能な可動外形ライン70を含む。カバー68は、好ましくは、ベース部材66に固定連結されており、ベース部材66とともに一体回転する。以下でさらに詳細に説明するように、ベース部材66の材料を、好ましくは、カバー68の材料より硬いもので形成する。また、色については、好ましくは、ベース部材66とカバー68とで異なる色にする。より好ましい実施形態としては、ベース部材66は、黒いプラスチック材料で製造される。好ましくは、ベース部材66とカバー68との間の重なる部分のラインが、目視可能な可動外形ライン70になる。これについては以下で説明する。ベース部材66は、固定部材22の管状シフター支持部分36に対して回転自在に取付けられる。巻取り部材62は、ギアシステムを介して、ベース部材66と管状シフター支持部分36とを連結する。この点については、以下で説明することとする。
ベース部材66は、ハンドルバー14まわりに回転できるように管状シフター支持部分36外周面に軸方向に取付けられる管状部材であり、インナー支持部分72とアウター支持部分74とを含む。アウター支持部分74は、固定部材22の管状シフター支持部分36の外方側部分54に直接的に回転自在に取付けられる。インナー支持部分72は、巻取り部材62(すなわちギアシステム)を介して、管状シフター支持部分36の内方側部分52に間接的に回転自在に取付けられる。インナー支持部分72の直径はアウター支持部分74の直径より大きくなっており、巻取り部材62を収容可能になっている。また、インナー支持部分72は、以下でさらに詳細に説明するように、巻取り部材62(すなわちギアシステム)の一部と係合するように設計されたリングギア76を含んでいる。ベース部材66は、好ましくは、カバー68の(1種類または複数種類の)材料より硬い硬質プラスチック材料で形成される。
カバー68は、主に、軸方向内方側端部78、軸方向外方側端部80、および軸方向内方側端部78と軸方向外方側端部80との間に延在する作動面82とを含む。カバー68は、好ましくは、2種類のエラストマ材料によるワンピース部材として形成される。2種類のエラストマ材料は、異なる剛性と異なる色とを有している。この2種類のエラストマ材料は、図3および図7で最もよくわかるように、長手方向に延在しており、長手方向に延びる一対の分割ラインDおよびDによって互いに分割されている。カバー68は、好ましくは、ベース部材66の外周面に固定連結されている。
カバー68の作動面82は、第1のエラストマ材料による第1の部分84と、第1のエラストマ材料より硬い第2のエラストマ材料による第2の部分86とを含む。この第1の部分84および第2の部分86は、実質的に、カバー68の軸方向に延びている。好ましくは、第1の部分84に用いる第1の材料を薄いグレーとし、第2の部分86に用いる第2の材料を、第1の材料より濃いグレーとする。なお、第1の部分84および第2の部分86は、いずれの色としてもよい。作動面82の第2の部分86には、指操作用突起88が設けられている。
第1の部分84と指操作用突起88を含む第2の部分86とは、作動面82の管状ハンドグリップを形成しており、指操作用突起88は、指操作用突起88が形成されない管状ハンドグリップ部分より外方に延びるている。管状ハンドグリップは、指操作用突起88部分を除いて実質的に円錐形状であり、カバー68の軸方向内方側端部78から軸方向外方側端部80に向けて、ハンドグリップ領域Aの長手方向中心軸Xに近づくように先細り形状となっている。指操作用突起88は、ハンドルバー14まわりに回転式部材60を回転させるときに必要となる操作力が小さくなるように、管状ハンドグリップから径方向外方に突出させている。
指操作用突起88は、カバー68の軸方向内方側端部78から軸方向外方側端部80に向けて、ハンドグリップ領域Aの長手方向中心軸Xに近づく先細り形状となっている。このように、カバー68の作動面82全体が、軸方向内方側端部78から軸方向外方側端部80に向けて、ハンドグリップ領域Aの長手方向中心軸Xに近づく先細り形状/円錐形状となっている。ここで、長手方向中心軸Xから計測して、指操作用突起88が作動面82の最大半径方向寸法をとるように、指操作用突起88は指操作用突起88を除く他の作動面82より延出して形成されている。
ハンドルバー14が自転車フレーム11に連結され、ハンドルバー14が一般的な乗車位置に配置されているとき、指操作用突起88は、ハンドグリップ領域Aの長手方向中心軸Xに対して実質的に前方に配置される。作動面82の第1の部分84は、ハンド支持領域SAを含んでおり、この領域SAは、ハンドルバー14が自転車フレーム11に連結され一般的な乗車位置にある状態において、ハンドグリップ領域Aの長手方向中心軸Xに対して実質的に上方に位置している。ハンド支持領域SAは、乗車時に乗り手の手の一部を支持する部分すなわち作動面82の第1の部分84の一部になっている。したがって、作動面82の第1の部分84は、比較的硬くない材料(すなわち第1の材料)で形成されており、乗り手の手の一部を部分的に支持できるようになっている。
好ましくは、作動面82の50%未満の部分を第1の硬くない方の材料で形成する。また好ましくは、カバー68全体の50%未満の部分を第1の硬くない方の材料で形成する。言い換えれば、作動面82の第1の部分84は、好ましくは、ハンドグリップ領域Aの長手方向中心軸Xの円周方向において、180度未満の部分に形成される。第2の部分86(すなわち指操作用突起88を含む部分)は、好ましくは、ハンドグリップ領域Aの長手方向中心軸Xの円周方向において、180度以上の部分に形成される。このようにすると、カバー68の大半は、好ましくは、硬い方の第2の材料で形成される。
図11を参照すると、作動面82の実質的に円錐形状の部分(すなわち、指操作用突起88を除く作動面82)は、最小半径方向寸法Yと最大半径方向寸法Yとを有している。指操作用突起88は、最大半径方向寸法Yを超えて最大半径方向寸法Zまで、径方向外方に延出している。好ましくは、最大半径方向寸法Yは、最小半径方向寸法Yの約2分の3倍とし、最大半径方向寸法Zは、最大半径方向寸法Yの約3分の4倍(すなわち、最小半径方向寸法Yの約2倍)とする。指操作用突起88は、ほぼ最小半径方向寸法Yまで、すなわち最小半径方向寸法Yを径方向外方にわずかに超える寸法まで、径方向内方に先細る形状になっている。
図4で最もよくわかるように、回転式部材60の目視可能な可動外形ライン70は、好ましくは、回転式部材60が中間シフト位置に位置した時点で固定部材22の目視可能な固定外形ライン46と実質的に平行になるような凹状ラインとする。好ましくは、目視可能な可動外形ライン70には、色の変化(すなわち、薄いグレーと黒との間でコントラスト)がつけられている。また、目視可能な可動外形ライン70は、好ましくは、材料の変化(すなわち、ベース部材66の硬くて黒いプラスチックと、作動面82の第1の部分84の第1のエラストマ材料との境界)によって規定される。さらに具体的に言えば、例示した実施形態では、ベース部材66のインナー支持部分72を軸方向内方側端部78で部分的に被覆し、カバー68の自由縁部で目視可能な可動外形ライン70を規定している。言い換えれば、回転式部材60のベース部材66の少なくとも一部を、カバー68の自由縁部から部分的に固定部材22方向に延出させ、目視可能な固定外形ライン46を形成する固定部材22の自由縁部を、回転式部材60のベース部材66に部分的に被せる。
上述したように、カバー68は、好ましくは、2種類の材料によるワンピース部材として形成される。具体的に言えば、カバー68は、好ましくは、デュアルインジェクタによる射出成形方法により形成される。具体的に言えば、2種類のインジェクタが1つまたは複数の型で用いられ、それぞれのインジェクタに第1の材料または第2の材料が従来と同様の方法で投入される。第1の材料および第2の材料が共にエラストマ材料であることから、好ましくは、第1の材料と第2の材料とは接着される。言い換えれば、第1の材料および第2の材料を互いに化学的に接合させることができる。ただし、第1の材料および第2の材料が化学的に互いに接合しない場合は、第1の材料および第2の材料を物理的に接合させて、カバー68をワンピース部材にする。これらのことから、本明細書で用いられる「ワンピース部材」という用語は、修繕時以外で分離したり再組立てしたりすることができないように物理的または化学的に接合される1種類または複数種類の材料を含んでいる。
当業者には、本開示内容から、補強部材などの何らかの機械的継手または固定部材を用いて、第1および第2の部分84および86を互いに固定して、ワンピースカバー68を形成できるということは明白であろう。例えば、第1の部分84をまず射出成形し、固定部材をその中に挿入して、一部を延出させる。次に、第2の部分86を、射出成形し、露出している固定部材を取り囲むように取付けて、第1の部分84と第2の部分86とを機械的に連結させる。第2の部分86は、第2の部分86を形成しているエラストマ材料の接着特性により、第1の部分84に部分的に接着する。いずれにしても、上述したように、好ましくは、2種類の異なるエラストマ材料からなるワンピース部材として第1の部分84と第2の部分86とを一体形成する。
目視可能な固定外形ライン46および目視可能な可動外形ライン70が互いに向き合って、これらの間に位置する目視可能な幾何形状領域Gは形成される。目視可能な幾何形状領域Gは、黒色の領域になっている。この領域Gは、図4〜図6で最もよくわかるように、回転式部材60が3つのシフト位置の間を回転することにより変化するように構成されている。主要筐体部分34には黒い環状部分37が設けられており、この黒い環状部分37は、ハンドルバー14の周囲にて、上方ハウジング部材40の自由端部(すなわち目視可能な固定外形ライン46)の下に一部が位置するように延在している。この黒い環状部分37に隣接して、ベース部材66のインナー支持部分72が配置されている。カバー68に覆われていないベース部材66の露出部分も、上述したように黒色である。目視可能な黒い領域(図4〜図6の例などで乗り手から見える部分)は、固定部材22の黒い環状部分37とベース部材66の目視可能な部分である黒色領域とからなり、これらが目視可能な幾何形状領域Gとなる。
言い換えれば、図4〜図6で最もよくわかるように、目視可能な可動外形ライン70が回転式部材60の回転と共に移動すると、目視可能な幾何形状領域Gの外観も変化する。回転式部材60が中間シフト位置にあると、目視可能な幾何形状領域Gは図4に示した形状となり、目視可能な固定外形ライン46および目視可能な可動外形ライン70は互いに実質的に平行となる。回転式部材60が中間シフト位置にあるときの目視可能な幾何形状領域Gが示す独特な形状が、内装ハブ変速装置16aが中間シフト位置にあることを示している。言い換えれば、回転式部材60および内装ハブ変速装置16aが中間シフトにあるときには、目視可能な幾何形状領域Gが示す形状は、図4に例示したものだけとなる。
回転式部材60が前方シフト位置および後方シフト位置に移動すると、目視可能な幾何形状領域Gはそれぞれ、図5および図6に例示した形状となる。このように、目視可能な幾何形状領域Gは回転式部材60の3つのシフト位置それぞれに対応する特有の形状になっているため、乗り手は、目視可能な幾何形状領域Gを見れば、回転式部材60および内装ハブ変速装置16aのシフト位置を瞬時に判断することができる。ギア位置指示部48は、どちらの回転方向がそれぞれのシフト位置に対応するかを示している。したがって、乗り手は、目視可能な幾何形状領域Gを見れば、そのときのシフト位置を判断することができる。そして、乗り手は、ギア位置指示部48を見て回転式部材60を移動させたい回転方向を決定して、内装ハブ変速装置16aを所望のシフト位置にシフトさせることができる。
目視可能な幾何形状領域Gは、図5および図6でそれぞれ図示したように、回転式部材60が最も前方および最も後方のシフト位置にあるときに、それ以上前方および後方に回転できないことを表すような形状になっている。したがって、この目視可能な幾何形状領域Gの形状により、乗り手は、回転式部材60がそれぞれの方向において末端シフト位置にあることがわかるようになっている。また、回転式部材60が末端シフト位置にあるときの目視可能な幾何形状領域Gが示す形状により、乗り手は、回転式部材60をどのように(すなわち、回転式部材60をどちらの方向に)移動させれば、すなわち目視可能な可動外形ライン70を目視可能な固定外形ライン46に向けて移動させれば、中間シフト位置に戻せるかがわかるようになっている。いずれにしても、回転式部材60が3つのシフト位置のうち少なくとも1つにあれば、目視可能な幾何形状領域Gはある特有の形状を示すことになる。
次に、巻取り部材または機構62について、図9および図10を参照しながら詳しく説明する。巻取り部材62は、米国特許公開第2002/0128112号にしたがって動作するものであるため、本明細書では、本発明に関連する内容を除き、巻取り部材62に関する詳しい説明および/または例示は省略する。巻取り部材62は、主に、巻き取り部材90と、これに連結された複数のプラネタリギア部材92と、巻き取り部材90にプラネタリギア部材92を連結させるための取付けピンすなわち保持プレート94とを含む。巻取り部材62は、プラネタリギア部材92および巻き取り部材90の内側環状面を介して、管状シフター支持部分36に回転自在に支持されている。
プラネタリギア部材92は、固定部材22のサンギア56と回転式部材60のリングギア76とに係合して、回転式部材60を巻き取り部材90に連結させ作動させる。これにより、乗り手が回転式部材60を回転すると、巻き取り部材90が回転するようになっている。巻き取り部材90は、シフトケーブル18aが連結されるケーブル装着点96と、シフトケーブル18aのインナーワイヤを受ける案内溝98とを含む。この構造により、乗り手が回転式部材60を回転すると、巻取り部材62がシフトケーブル18aのインナーワイヤを巻き取り/解放できるようになっている。
さらに、図9および図10を参照しながら、割出し/位置決め機構64についてさらに詳細に説明する。割出し/位置決め機構64は、米国特許公開第2002/0128112号にしたがって動作するものであるため、本明細書では、本発明に関連する内容を除き、割出し/位置決め機構64に関する詳しい説明および/または例示は省略する。割出し/位置決め機構64は、回転式部材60および巻取り部材62を3つのシフト位置それぞれに保持するように設計されている。このとき、内装ハブ変速装置16aは、3つのギア比に対応する3つのシフト位置に保持される。割出し/位置決め機構64は、巻取り部材62の凹部102内に取付けられた位置決め構成要素100と、固定部材22の主要筐体部分34に形成された複数(3本)の嵌合凹部104とを含む。
位置決め構成要素100は、金属製の弾性ストリップである。位置決め構成要素100には、主要筐体部分34に形成された嵌合凹部104それぞれに係合可能な大きさの突出部分が設けられている。割出し/位置決め機構64により、回転式部材60の不当な動きを防止できるだけの十分な有効付勢力が巻取り部材62および回転式部材60に与えられるので、内装ハブ変速装置16aも予期せぬ動きはできなくなる。言い換えれば、位置決め機構64により与えられる有効付勢力すなわち保持力は、内装ハブ変速装置16aのいずれの付勢力をも上回るものである。好ましくは、、位置決め構成要素100と嵌合凹部104とを対向させて、回転式部材60が各シフト位置に移動するたびに、それを乗り手が音と感触(すなわち、付勢力が解放された感触)でわかるようにする。
次に、図4および図12〜図20を参照しながら、第2のシフターすなわち第2のシフト機構26についてさらに詳細に説明する。第2のシフターすなわち第2のシフト機構26は、第1および第2のシフト構成要素110,112が米国特許出願第10/041,557号に例示されたシフトレバー/ボタンの改良型になっている点を除き、実質的に米国特許出願第10/041,557号にしたがって製造されるものである。このため、本明細書では、本明細書に関連する内容を除き、第2のシフター26についての詳しい説明および/または例示は省略する。第2のシフター26は、主に、第1のシフト構成要素110と、第2のシフト構成要素112と、巻取り部材114と、付勢部材116と、割出し/位置決め機構118とを含む。
巻取り部材114は、主に、ケーブル装着点と巻取り面とを含む巻き取り部材90である。第1および第2のシフト構成要素110,112は、割出し/位置決め機構118を介して、巻取り部材114に連結されている。割出し/位置決め機構118は、リアディレーラ16bの動作を制御するために、第2のシフトコントロールケーブル18bを引っ張ったり/放したりするように巻取り部材114を巻取り動作させたり解放動作させたりする。付勢部材116は、普段は巻取り部材114を所定の回転方向に付勢している。第1のシフト構成要素110および第2のシフト構成要素112について、以下に説明する。
位置決め機構118は、主に、ラチェット部材120と、巻取り爪122と、保持部材124とを含む。ラチェット部材120は、巻取り部材114と共に回転する部材であり、巻取り部材114に回転不能に連結されている。ラチェット部材120には、巻取り爪122に係合するように設計された複数の凹部と、保持部材124に係合するように設計された複数の歯/溝とが設けられている。巻取り爪122は、図13〜図16でわかるように、第1のシフト構成要素110に連結されており、ラチェット部材120に向けて付勢されている。したがって、乗り手が第1のシフト構成要素110を押すと、巻取り爪122は、ラチェット部材120に噛み合って、巻取り部材114を回転させる。また、末端シフト位置(図13)では、巻取り爪122はラチェット部材120を保持するように作用する。
保持部材124は、図13〜図20でわかるように、第2のシフト構成要素112に連結されており、ラチェット部材120の方向(すなわち時計回り方向)に付勢されている。保持部材124は、ラチェット部材120を付勢部材116の付勢力と反対の方向(すなわち、図14および図15でわかるように、時計回り方向)に回転させる。これにより、第1のシフト構成要素110が押されたときに、保持部材124はラチェット部材120の回転を阻止しない。しかし、ラチェット部材120が図13、図14、図19および図20の末端シフト位置にあるときを除けば、図16および図17でわかるように、巻取り爪122は、ラチェット部材120を反時計回りに回転させないように保持している。
乗り手が第2のシフト構成要素112を押すと、保持部材は1つのシフト位置分だけ解放されるため、図17〜20でわかるように、ラチェット部材120は、付勢部材116の付勢力により回転する。
第1のシフト構成要素110は、主に、通常の乗車位置にて乗り手が親指で押すように設計された押圧部126を具備する回動式シフトレバーである。乗り手が押圧部126を押すと、第1のシフト構成要素110が回動し、巻取り爪122が移動して、ラチェット部材120が移動する。シフト構成要素110は、普段は付勢部材128により停止位置に付勢されている。一方で、第2のシフト構成要素112は、通常の乗車位置にて乗り手が親指で押すように設計されたボタン130を具備する摺動式シフトレバーである。第2のシフト構成要素112は、保持部材124に作動連結されており、普段は付勢部材132により停止位置に付勢されている。
固定グリップ部分30は、好ましくは、回転式部材60のカバー68に用いる第1および第2の材料と同じ2種類のエラストマ材料で、好ましくは、カバー68と同じように形成される。この固定グリップ部分30は、主に、内側端部134、外側端部136、および内側端部134と外側端部136との間に延在する固定グリップ面138を含む。固定グリップ面138は、作動面82の第1および第2の部分84および86に整合するように実質的に軸方向に延在する部分140,142(第3および第4の部分)を含む。
本明細書でいう用語「前方、後方、上方、下向き、垂直、水平、下方および横方向」ならびに他の類似した方向を示す用語は、本発明を装備した自転車の方向をさすものである。したがって、本発明の説明に用いるこれらの用語は、本発明を装備した自転車に対する方向として解釈すべきである。
本明細書でいう「実質的に」「約」および「およそ」などの程度を示す用語は、最終結果が大幅に変化しない程度に、こうした用語に修飾された条件に妥当量の偏差を含むことを意味している。こうした程度を示す用語が、その用語で修飾する条件の意味を否定するものでない場合には、これらの用語を、修飾された条件に対する少なくとも±5%の偏差を含むものとして解釈すべきである。
以上、選択した実施形態のみを用いて本発明を例示してきたが、当業者であれば本開示内容から、添付した請求の範囲に定められる本発明の範囲を逸脱することなく、さまざまな変更および修正を本明細書に加えられることが明らかであろう。さらに、本発明による実施形態に関する上述は例示のみを目的とするものであって、添付した請求の範囲およびその等価物によって定められる本発明を何ら制限するものではない。
本発明によるハンドルバーに連結されたシフト制御装置を有する自転車を側方から見た図。 図1に例示したシフト制御装置およびハンドルバーの一部を拡大して上方から見た図。 図2に例示したシフト制御装置およびハンドルバーの一部を拡大して後方から見た図。 図2に例示したシフト制御装置およびハンドルバーの一部を拡大して上方から見た図(回転式シフト部材が中央シフト位置にある状態)。 図2に例示したシフト制御装置およびハンドルバーの一部を拡大して上方から見た図(回転式シフト部材が最も前方シフト位置すなわちローシフト位置にある状態)。 図2に例示したシフト制御装置およびハンドルバーの一部を拡大して上方から見た図(回転式シフト部材が最も前方シフト位置すなわちハイシフト位置にある状態)。 図2〜図6に例示したシフト制御装置およびハンドルバーの一部を部分的に前方から見た斜視図。 図2〜図6に例示したシフト制御装置およびハンドルバーの一部を部分的に下方から見た斜視図。 図1〜図8に例示したシフト制御装置の回転式シフト部材/機構(すなわち第1のシフター)を部分的に拡大した断面図(図3の9−9断面)。 図9に例示した回転式シフト部材/機構の部分断面図(図9の10−10断面)。 図1〜図10に例示したシフト制御装置の回転式シフト部材を拡大して上方から見た図。 図1〜図10に例示したシフト制御装置の追加シフト機構(すなわち第2のシフター)の部分断面図(図4の12−12断面)。 図12に例示した追加シフト機構を部分的に下方から見た図(第1のシフト構成要素が停止位置Rにある状態、矢印:ラチェット部材および保持部材が付勢される方向)。 第1のシフト構成要素および巻取り爪が時計回り方向に移動しはじめる時の、図12に例示した追加シフト機構を部分的に下方から見た図(矢印:第1のシフト構成要素、ラチェット部材および保持部材の移動方向)。 第1のシフト構成要素および巻取り爪が時計回り方向に移動した後の、図12に例示した追加シフト機構を部分的に下方から見た図(矢印:第1のシフト構成要素、ラチェット部材および保持部材の付勢方向)。 第1のシフト構成要素および巻取り爪が反時計回り方向に停止位置Rに戻った後の、図12に例示した追加シフト機構を部分的に下方から見た図(矢印:ラチェット部材および保持部材の付勢方向)。 第2のシフト構成要素および保持部材が移動しはじめる時の、図12に例示した追加シフト機構を部分的に下方から見た図(矢印:第2のシフト構成要素、ラチェット部材および保持部材の移動方向(ならびにラチェット部材の付勢方向))。 第2のシフト構成要素および保持部材が移動した後の、図12に例示した追加シフト機構を部分的に下方から見た図(矢印:第2のシフト構成要素、ラチェット部材および保持部材の移動方向(ならびにラチェット部材の付勢方向))。 第2のシフト構成要素および保持部材が移動した後の、図12に例示した第2のシフト機構を部分的に下方から見た図(矢印:第2のシフト構成要素、ラチェット部材および保持部材の移動/付勢方向)。 第2のシフト構成要素および保持部材が移動して戻った後の、図12に例示した第2のシフト機構を部分的に下方から見た図(矢印:第2のシフト構成要素、ラチェット部材および保持部材の付勢方向)。
符号の説明
10 自転車
12 制御装置
14 ハンドルバー
16a 内装ハブ変速装置
16b リアディレーラ
17 ドライブトレイン
18a 第1のシフトコントロールケーブル
18b 第2のシフトコントロールケーブル
19a フロントブレーキ装置
19b リアブレーキ装置
21a フロントブレーキコントロールケーブル
21b リアブレーキコントロールケーブル
22 固定部材
24 第1のシフターまたはシフト制御機構
26 第2のシフターまたはシフト制御機構
28 ブレーキ制御機構
30 グリップ部分
32 ハンドルバー取付け部分
34 主要筐体部分
36 管状シフター支持部分
38 ブレーキレバー支持部分
40 上方ハウジング部材
42 下方ハウジング部材
44 取付けフランジ
46 目視可能な固定外形ライン
48 ギア位置指示部
52 軸方向内方側部分
54 軸方向外方側部分
56 サンギア
58 ブレーキレバー
60 回転式部材
62 巻取り部材
64 割出しまたは位置決め機構
66 ベース部材
68 カバー
70 目視可能な可動外形ライン
72 インナー支持部分
74 アウター支持部分
76 リングギア
78 軸方向内方側端部
80 軸方向外方側端部
82 作動面
84 第1の部分
86 第2の部分
88 指操作用突起
90 巻き取り部材
92 プラネタリギア部材
94 保持プレート
96 ケーブル装着点
98 案内溝
100 位置決め構成要素
102 凹部
104 嵌合チャネル
110 第1のシフト構成要素
112 第2のシフト構成要素
114 巻取り部材
116 付勢部材
118 割出し/位置決め機構
120 ラチェット部材
122 巻取り爪
124 保持部材
126 ボタン
128 付勢部材
130 ボタン
132 付勢部材
134 内側端部
136 外側端部
138 固定グリップ面
140 作動面の第3の部分
142 作動面の第4の部分

Claims (18)

  1. 長手方向中心軸を有するハンドグリップ領域に隣接した自転車ハンドルバーの部分に固定連結される固定部材と、
    前記固定部材に回転自在に連結され、少なくとも2つのシフト位置の間で前記自転車ハンドルバーのまわりを回転する回転式部材と、
    を備え、
    前記回転式部材は、軸方向内方側端部と、軸方向外方側端部と、前記ハンドグリップ領域の前記長手方向中心軸まわりで前記軸方向内方側端部と前記軸方向外方側端部との間に延在する管状アウター作動面とを有し、
    前記管状アウター作動面は管状ハンドグリップを形成し、前記管状ハンドグリップは前記管状ハンドグリップから外方に延びる指操作用突起を有し、
    前記管状アウター作動面は、第1の材料により形成された第1の部分と、前記第1の材料より硬い第2の材料により形成された第2の部分とを有し、前記第2の部分は前記指操作用突起を含む、
    自転車シフト制御装置。
  2. 前記指操作用突起は、前記ハンドルバーまわりに前記回転式部材を回転させるために必要な操作力を低減するために、前記ハンドグリップの前記指操作用突起を除いた部分より径方向距離が長くなるように前記ハンドグリップから外方に延出している、請求項1に記載の自転車シフト制御装置。
  3. 前記回転式部材はベース部材と前記ベース部材の少なくとも一部を覆うようなカバーとを有し、前記カバーは前記作動面を有している、
    請求項1に記載の自転車シフト制御装置。
  4. 前記ベース部材は、前記カバーの前記作動面を形成している前記第1および第2の材料より硬い第3の材料で形成されている、
    請求項3に記載の自転車シフト制御装置。
  5. 前記ベース部材は、硬質プラスチック材料で形成されており、
    前記カバーの前記作動面の前記第1および第2の材料は、エラストマ材料である、
    請求項3又は4に記載の自転車シフト制御装置。
  6. 前記カバーは、ワンピース部材として形成されている、
    請求項3から5のいずれかに記載の自転車シフト制御装置。
  7. 前記管状ハンドグリップは、前記作動面が前記回転式部材の前記軸方向外方側端部に近づくにつれて、前記回転式部材の前記軸方向内方側端部から前記ハンドグリップの前記長手方向中心軸に向けて実質的に先細る円錐形状に形成されている、
    請求項1から6のいずれかに記載の自転車シフト制御装置。
  8. 前記作動面は、前記指操作用突起と前記ハンドグリップとの間で、表面がなだらかに連続して傾斜している、
    請求項1から7のいずれかに記載の自転車シフト制御装置。
  9. 前記ハンドルバーが自転車に取付けられ通常の乗車位置に設定されるとき、前記指操作用突起は、前記ハンドグリップ領域の前記長手方向中心軸の実質的に前方側に位置しており、
    前記作動面の前記第1の部分はハンド支持領域を有しており、前記ハンド支持領域は、前記ハンドルバーが自転車に取付けられ通常の乗車位置に設定されるとき、前記ハンドグリップ領域の前記長手方向中心軸の実質的に上方に位置している、
    請求項1から8のいずれかに記載の自転車シフト制御装置。
  10. 前記回転式部材の前記軸方向外方側端部に隣接する前記ハンドグリップ領域で前記ハンドルバーに取付けられる固定グリップ部材をさらに有し、
    前記固定グリップ部材は、軸方向内方側端部と、軸方向外方側端部と、前記軸方向内方側端部と前記軸方向外方側との間に延在し前記回転式部材の前記作動面に連続的に接続されるように形成された固定グリップ面とを有する、
    請求項1から9のいずれかに記載の自転車シフト制御装置。
  11. 前記固定グリップ部材の前記固定グリップ面は、前記第1の材料で形成される第3の部分と前記第2の材料で形成される第4の部分とを有しており、
    前記回転式部材の前記作動面の前記第1の部分および前記第2の部分は、前記回転式部材が前記シフト位置のうち所定のシフト位置に位置するときに、前記固定グリップ部材の前記第3の部分および前記第4の部分に連続的に接続されている、
    請求項10に記載の自転車シフト制御装置。
  12. 前記作動面および前記固定グリップ面の前記第1の材料と前記第2の材料とは、異なる色である、
    請求項11に記載の自転車シフト制御装置。
  13. 前記回転式部材は、第1の自転車変速装置に連結され第1の自転車変速装置を動作させる第1のシフターの一部分を形成しており、
    前記自転車シフト制御装置は、前記固定部材に連結される第2のシフターをさらに含み、前記第2のシフターは、第2の自転車変速装置に連結され第2の自転車変速装置を動作させる、
    請求項1から12のいずれかに記載の自転車シフト制御装置。
  14. 前記第2のシフターは、一対のシフト用部材を含んでおり、
    一対の前記シフト用部材は、いずれか1つを選択的に押圧操作することにより前記押圧操作に応答して前記第2の自転車変速装置をシフトさせることができるように構成されている、
    請求項13に記載の自転車シフト制御装置。
  15. 前記第2のシフターは、一対の前記シフト用部材の一方によって第1の回転方向に回転作動させられ、一対の前記シフト構成要素の他方によって第2の回転方向に回転作動させられるケーブル巻取り構成要素を含んでいる、
    請求項14に記載の自転車シフト制御装置。
  16. 前記作動面の前記第1の材料と前記第2の材料とは、異なる色である、
    請求項1から15のいずれかに記載の自転車シフト制御装置。
  17. 前記作動面の前記第1の材料と前記第2の材料とは、異なる2種類のエラストマ材料である、
    請求項1から16のいずれかに記載の自転車シフト制御装置。
  18. 前記指操作用突起は、前記回転式部材の前記軸方向内方側端部から前記回転式部材の前記軸方向外方側端部に近づくにつれて前記ハンドグリップ領域の前記長手方向中心軸に向けて先細るように形成されている、
    請求項1から17のいずれかに記載の自転車シフト制御装置。
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