JP2004349763A - Cdma受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より信憑性の高い転送フォーマットを選択できる。
【解決手段】少なくともレートマッチング25、誤り訂正復号27、及びCRC判定28それぞれの処理に用いられる転送フォーマットとして、TTI内最多TF調停23が、転送チャネルの転送時間間隔中にフレームにより異なった転送フォーマットを受け取った際に受け取った転送フォーマットから最も確からしい一つとして最多転送フォーマットを決定している。最も確からしい一つとして、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際、同一の転送時間間隔中に取得したフレームにおける転送フォーマットから選定する転送フォーマットは、上記最多数以外に、最大尤度又は最高受信品質を加えることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDMA(符号分割多重アクセス)方式の移動体通信システムに用いられる受信装置に関し、特に、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際に、信憑性の高い転送フォーマット(TransportFormat)(以後、TFと略称する)を選択することができるCDMA受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のCDMA受信装置では、近年のマルチメディア通信に対応し、種類の異なるさまざまなデータを組み合わせて送受信する通信サービスが提供されている。これら規定の異なる複数のTFを組み合わせる通信サービスのデータ組合せ情報は、基本的に、転送フォーマット組合せ指標(Transport Format Combination Indicator:以後、TFCIと称する)により表示される。このTFCIは、各転送チャネルの持つTF(転送フォーマット)情報の組み合わせを示す値であり、データまたは情報信号とは別に無線フレーム中に埋め込まれて送信されている。
【0003】
送信側からは、その組合せをTFCIとして送出するので、受信側ではそれを正確に受け取る必要がある。すなわち、TFCIを誤って受け取ると受けたデータのフレーム全体に係るTFが誤って認識され、フレーム全体のデータを正確に受け取ることができない。
【0004】
この問題を解決するために1フレームを超えるインターリーブ長のデータを受信する際に、各フレーム毎の受信処理に用いるTFCIがより正しく検出されるようにして、インターリーブ期間におけるデータの受信及び復号の処理精度を向上させる装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
例えば、図10に示されるように、アンテナで受け、受信機101で復調されたデータ信号はデータ分離部105に入力する。一方、この信号に含まれるTFCIの符号は、TFCI検出部102がデマッピングすることにより検出され、TFCI保持部103に保持される。
【0006】
TFCI選択部104は、保持された複数のTFCIのうち異なるものがある場合、例えば多数決処理により現フレームのTFCIを決定する。この決定されたTFCIがデータ分離部105に送られ、データ分離部105は、このTFCIにしたがって、受信機101から同時に送られたこの該当フレームの受信データに対してデータ分離処理を行う。
【0007】
図11を参照して、10msごとの4フレームを40msの経過時間で受信した場合について説明する。四つのフレームに対応する送信TFCIが「2,2,2,2」の場合、受信TFCI「2,2,2,2」が受け取られるはずである。
【0008】
しかし、空間を伝播する無線通信状態から図示されるように、第3番目のフレームである30ms区間ではTFCI「1」が検出された。
【0009】
従って、最初の10ms区間と第2番目の20ms区間とのフレームでは、TFCI「2」が検出されているので、多数決により、第3番目をTFCI「2」に修正し決定するという調停が行われる。この例では調停の手段を多数決としたが、受信レベルに基づく受信品質でもよいと記載されている。
【0010】
また、この種のCDMA受信装置では、一般的に転送チャネル分離、1次インターリービング、レートマッチング、ビタビ復号又はターボ復号による誤り訂正復号、及びCRC判定などの復号処理を行う際、復号処理を行う単位であるデータのブロックサイズ及びブロック数という情報を含むTF情報が必要となる(例えば、非特許文献1参照)。
【0011】
このTF情報は、転送チャネル(Transport Channel)(以後、転送CHと略称する)と呼ばれるチャネル毎に決定されるものであり、転送時間間隔(Transmission Time Interval)(以後、TTIと略称する)と呼ばれる周期で異なる値を取ることができる。なお、このTTIは、無線インターフェースのデータユニットの最小単位である無線フレーム長の整数倍の値をとる。上述したように、無線区間では、複数の転送CHが多重されて送信されているため、各転送CHの持つTF情報の組み合わせを示す上記TFCIが情報信号とは別に無線フレーム中に埋め込まれて送信されている。
【0012】
従って、CDMA受信装置の復号部では復号処理を開始する前に、受信されたTFCI信号を判定して、各転送CHの復号処理に必要なTF情報を知る必要がある。TFCIは、各転送CHにおけるTTIの最小値毎に変更が可能であり、TTIが最小転送時間間隔と等しくない転送チャネルのTF情報は、インターリーブ内、すなわちTTI内で一定でなければならない。
【0013】
TFCI信号は長さ30ビットの1個の符号語にマッピングされており、リード・マラー符号化されて送信されている。
【0014】
【特許文献1】
特開2003−037583号公報(図1、図2)
【0015】
【非特許文献1】
「W−CDMA移動通信方式」立川敬二監修、丸善株式会社、平成13年6月25日発行、P.103−119,143−146
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のCDMA受信装置では、TFCIの誤りを多数決または受信品質に基づいて修正する調停手段を備えて、その組み合わされた転送フォーマットの誤りを是正しようとしている。しかしながら、転送チャネルのサイズを決定するのは転送チャネル毎に異なる転送フォーマットであり、TFCI自体は多重された転送チャネルの最小TTI間隔で変更されることから、誤りの是正に対して十分な効果が期待できないという問題点がある。
【0017】
すなわち、TFCI復号アルゴリズムは復号されたTFCIに誤りがないかどうかを判断することはできないため、TFCI信号が誤って復号された場合、システムは得られたTFCIが無線フレームの正しい各転送チャネルの状態を示しているかのようにデコード処理を行ってしまう。
【0018】
このため、多重化パラメータ、レートマッチング、及び誤り訂正復号の処理を誤って実行し、その結果として各転送チャネルの無線フレームデータは失われてしまう。また、この障害は後続のCRC(冗長度符号チェック)で始めて検出される。
【0019】
このような情報の損失によって、損失した無線フレームを再送するように上位層機能が要求するので、ネットワークはデータの再送信を行うことになる。しかし、無線リソースは有限であるため、再送信により無線リソースの使用効率を下げてしまうことになる。
【0020】
本発明の課題は、このような問題点を解決し、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際、誤ったTFCIを受け取っても、信憑性の高い転送フォーマット(TF)を選択することができるCDMA受信装置を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明によるCDMA受信装置は、CDMA(符号分割多重アクセス)方式の移動体通信システムに用いられ、転送チャネルの転送時間間隔中にフレームにより異なった転送フォーマットを受け取った際に、受け取った転送フォーマットのうち最も確からしい一つを調停転送フォーマットに決定する調停手段を備えている。すなわち、誤ったTFCIに対する調停ではなく、この組合せ要素である転送フォーマット自体を同一化して調停するので、TFCIのみの調停より正確度を向上させることができる。
【0022】
また、前記調停手段は、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際、下記の転送フォーマットを前記調停転送フォーマットに選定して転送フォーマット情報に確定することができる。
【0023】
例えば、その一つは同一の転送時間間隔中に受け取った中で最多数の転送フォーマットである。他の一つは同一の転送時間間隔中に取得したフレームにおけるTFCI(転送フォーマット組合せ指標)尤度の総和が最大である転送フォーマットである。他の一つは同一の転送時間間隔中に取得したフレームにおける受信品質情報の総和が最高である転送フォーマットである。他の一つは同一の転送時間間隔中に取得したフレームにおけるTFCI(転送フォーマット組合せ指標)尤度の最大値を有する転送フォーマットである。更に他の一つは同一の転送時間間隔中に取得したフレームにおける受信品質情報の最高値を有する転送フォーマットである。
【0024】
また、本発明によるCDMA受信装置は、最終フレームで行う処理のうち、少なくともレートマッチング、誤り訂正復号、及びCRC(冗長度符号チェック)判定それぞれの処理を転送時間間隔内で一つにされた前記調停転送フォーマットに基づいて行うことがよい。これにより、転送チャネル分離、無線フレーム結合、及び1次インターリービングそれぞれの処理を各フレームにおける転送フォーマット情報で実行できるので、処理時間の短縮を図ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図面は紙面の大きさが限定されるので、本発明に係る主要部分のみを示している。
【0026】
上述したCDMA受信装置との相違は、復号したTFCI(転送フォーマット組合せ指標)情報からTF(転送フォーマット)情報を取得し、TTI(転送時間間隔)内に取得した複数のTFから一つの調停TFを選択して転送CH(チャネル)復号に用いる点である。
【0027】
図1は本発明における第一の実施の形態を示す機能ブロック図である。
【0028】
図1に示されたCDMA受信装置では、物理チャネル情報を受付ける信号受付部10に、物理CH分離11、2次インターリービング12、物理CH結合13、転送CH分離14、タイマ15、及びTFCI復号16が備えられている。
【0029】
また、転送CHごとに設けられる転送CH復号部20は、TFCIテーブル21、フレーム計測TF判定格納22、TTI内最多TF調停23、無線フレーム結合24、1次インターリービング25、レートマッチング26、誤り訂正復号27、及びCRC判定28を備えている。
【0030】
図1での特徴は、フレーム計測TF判定格納27及びTTI内最多TF調停28にある。
【0031】
物理CH分離11は物理チャネル情報を受けて物理チャネルに分離したデータ信号を2次インターリービング12に送る一方、TFCI信号を検出してTFCI復号16に送る。物理CH分離11は、物理チャネル情報から更にTPC(転送パワー制御)信号及びパイロット信号を取り出すが、これら信号は本発明と直接関係がなく、その処理は一般に当業者に周知であるため説明を省略する。
【0032】
2次インターリービング12は、物理CH分離11から受けた物理チャネルごとのデータ信号を物理チャネル毎に並び替えするインターリービングを行って物理CH結合13へ送る。物理CH結合13は、2次インターリービング12から受けた物理チャネルごとの複数物理チャネルの情報を再度一つに纏めて転送CH分離14へ送る。
【0033】
転送CH分離14は、物理CH結合13から受けたデータ信号を、転送CH復号部20のTTI内最多TF調停28から調停TFとして最多TFを受けて、該当する転送チャネルに分離して転送CH復号部20それぞれに送出する。
【0034】
タイマ15はTFCI復号16にフレームタイミングを通知する。TFCI復号16は、物理CH分離11から受けたTFCI信号を、リード・マラー復号により長さ30ビットの1個の符号語から10ビットのTFCI情報に生成して転送CH復号部20のフレーム計測TF判定格納22に送出する。TFCI情報はTFCI候補とその相関値(図示せず)とから構成される。リード・マラー復号化は、当業者にとって周知であるため、その説明は省略する。
【0035】
図2には、三つの転送CH−0,1,2それぞれにおけるTF(転送フォーマット)の組合せを例としたTFCIテーブル21が示されている。
【0036】
TFCIテーブル21では36個のTFCI「0〜35」のうち「0〜17」及び「18〜35」それぞれに対して転送CH−0のTFが「0」から「5」までそれぞれの三つ宛を割り当てている。転送CH−1のTFは「0、1、2」の三つ宛をTFCIで「0〜2、3〜5、・・、33〜35」の12組に構成されている。転送CH−2のTFでは「0」及び「1」の二つがTFCIの「0〜17、18〜35」の2組を構成している。
【0037】
転送CHごとに設けられる転送CH復号部20のフレーム計測TF判定格納22は、TFCI復号16から受けるTFCI情報に対し、TFCIテーブル21を参照して各転送チャネルそれぞれで対応するTF情報を判定して格納すると共に呼出しに応じてTTI内最多TF調停23に送出している。
【0038】
TTI内最多TF調停23は、フレーム毎に転送チャネルのTF情報を取り込み、転送CHのTF情報をカウントし、各転送CHのTTIの最終フレームで最も多く計数された最多TF情報を、転送CH分離14、並びに、一次インターリービング25、レートマッチング26、誤り訂正復号27、及びCRC判定28に送出する。
【0039】
受け付した最多TF情報に従い、転送CH分離14、並びに、一次インターリービング25、レートマッチング26、誤り訂正復号27、及びCRC判定28では、転送CHのブロック数とブロックサイズとを含むサイズに分割し、復号処理が行われる。
【0040】
具体的には、転送CH分離14は物理CH結合13から受けたデータを転送チャネル毎にデータを分離し、各転送CH復号部20の無線フレーム結合24に送出する。無線フレーム結合24は転送CH分離14から受けた転送チャネル毎のデータをTTI単位に結合して1次インターリービング25に送出する。1次インターリービング25は受けたデータに対し転送チャネルサイズに基づいて1次インターリービングを行い、結果をレートマッチング26へ送出する。レートマッチング26は、転送チャネルのサイズに従い、受けたデータをリピートもしくはパンクチャして誤り訂正復号27へ送る。誤り訂正復号27は受けたレートマッチングされたデータを復号し復号データをCRC判定28へ送出する。CRC判定28は復号されたデータと共にそのCRC判定結果を上位レイヤへTTI毎に報告する。
【0041】
次に、図3を参照して、図1のTFCI復号16、フレーム計測TF判定格納22、TTI内最多TF調停23において取り扱うTF情報について説明する。
【0042】
図示される経過時間0ms、10ms、20ms、及び40msそれぞれのフレームにおいて、送信TFCI「35,23,23,29」の変化に対応する受信TFCIは「35,22,23,11」の変化である。すなわち、10ms及び30msのフレーム時点で、送受信間でのTFCIの番号が相違している。このTFCI番号に対応するTF番号は図2に示されており、例えばTFCI「23」では転送CH−0,1,2に対応してTF「1,2,1」が得られる。
【0043】
この例では、基地局が送信したTFCIを端末側で受信した際に、通信環境の劣化のためにTFCI復号を失敗したとしても、転送CH−0はTTIが10msなのでフレーム計測TF判定格納22の出力TF「5,1,1,3」をそのまま採用する。また、転送CH−1は、TTIが20msなので、経過時間の0msと10msとのフレームに対応する最初のTTIではTF判定が「2,1」となり情報の不一致を生じる。この時TTI内最多TF調停23では転送CHのサイズが大きいTF「2」を選択して調停TFとする。また、転送CH−2はTTIが40msなので四つのTF情報のうち三つが該当するTF「1」を調停TFとして選択する。
【0044】
また、図4は上記図2及び図3と対応する各転送チャネルのTF情報における転送ブロック(Blk)数と転送ブロック(Blk)サイズとの関係を一例で示している。
【0045】
次に、図5に図1から図4までを併せ参照して、図1における主要動作手順について説明する。
【0046】
まず、物理CH分離11でフレーム割り込み(手順S1)により取得した物理チャネル情報はデータ信号及びTFCI信号とTPC(転送パワー制御)信号及びパイロット信号とに分離(手順S2)される。データ信号は、物理CH分離11から2次インターリービング12に送られて2次インターリービングされ、次いで、物理チャネル毎に結合(手順S3)される。一方、上記手順S2で分離されたTFCI信号はTFCI復号16でTFCI情報に復号され、TFCI復号16でタイマ15からフレーム番号が取得(手順S4)される。TPC信号及びパイロット信号は上述したように本発明の機能とは別の機能で用いられる。
【0047】
転送CH復号部20では、フレーム計測TF判定格納22がフレーム計測を初期化(手順S5)してフレームタイミングの計測を開始すると共に、転送CH毎にTFCI復号16から送られた最初のフレームのTFCI情報を取得(手順S6)する。フレーム計測TF判定格納22は、取得したTFCI情報からTFCIテーブル21を基に転送チャネルのTFを判定して、フレーム毎にTFを格納(手順S7)する。従って、各転送CHでは、図3に示されるようなTF判定がフレームを追って記録保持される。
【0048】
TTI内最多TF調停23は、フレーム番号が転送チャネルのTTIの最終フレームかを判断(手順S8)し、手順S8が「NO」で最終フレームでない場合に、フレームカウンタを一つカウントアップ(手順S9)して次のフレームのTFCI情報を取得(手順S10)し、上記手順S7戻って上記手順を繰り返す。
【0049】
他方、手順S8が「YES」で最終フレームの場合は以下の処理を行う。
【0050】
まず、上記手順S7で格納したTFの中からTTI内で最も多いTFを調停TFとして決定する多数決調停(手順S11)を実行し、この最多TFによる調停TFを転送CH分離14、並びに、一次インターリービング25、レートマッチング26、誤り訂正復号27、及びCRC判定28に送出する。この最多TFである調停TFを受け取った際に、この調停TFに従って転送CHのチャネルサイズであるブロック数とブロックサイズとを決定(手順S12)する。
【0051】
転送CH分離14は、この転送チャネルサイズにより転送チャネル分離(手順S13)を行い、それぞれの転送チャネルにおいて無線フレーム結合及び1次インターリービングを実行(手順S14)した後、レートマッチング、誤り訂正復号、及びCRC判定という復号処理を行って、復号データとCRC判定結果とを上位レイヤへ送出(手順S15)して、手順を終了する。
【0052】
転送CH復号部20の処理は転送チャネルの数だけ繰り返される。
【0053】
上記手順S5から手順S8までと更に手順S9及び手順S10とを介して繰り返してフレーム毎にTFを格納する操作は周知のカウント手段を用いることができる。例えば、転送CH毎にそれぞれのTFの個数だけ持つカウンタ領域を予め設定しておく。すなわち、図3における転送CH−2の場合では、カウンタ領域は「3」である。手順S5に示されるように、最初に各転送チャネルにおけるTTIの先頭フレームでは、その領域は「0」に初期化される。手順S6で各フレームのTFCIが確定し、手順S7でTFCIテーブルから転送チャネルのTFが判定されると、手順S8でその値が「0」と比較される。比較して一致しない「NO」の場合には、カウンタは「1」を加えられ、手順S10により手順S7に戻る。戻る手順を繰り返してカウントがアップされ「3」になった際には手順S8は一致して「YES」となり、最終フレームを検出することができる。
【0054】
また、フレーム毎に格納したTFの中からTTI内で復号に使用するTFの調停操作にも周知の方法が適用できる。例えば、転送チャネル毎にその転送チャネルのTF数で動作手順を繰り返し、手順S7で行ったフレーム毎にTFを格納したTF格納領域の中から最大値を選択する。また、例えば、手順S11において転送チャネルのサイズが大きい方のTFを即時に選択できるように、先の手順S7において転送チャネルごとに、TFの並び方を番号が大きくなるように昇順にするとよい。
【0055】
上記説明では、手順S4は上記手順S3に続くとして図示したが、手順S3と手順S4とは並列動作が処理時間短縮のため望ましい。また、その順序が入れ替わっても、所定時間内の動作があれば所定の機能を満たすことができる。
【0056】
上述のように、図示された機能ブロックおよび手順を参照して実施の形態を説明しているが、機能の分離併合による配分または手順の前後入替えなどの変更は上記機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明を限定するものではない。
【0057】
次に、図6及び図7を併せ参照して上述したものとは異なる第二の実施の形態について説明する。第二の実施形態は、TTIの最終フレームでの処理時間を短縮するために工夫されている。
【0058】
すなわち、転送チャネルのデコード結果は転送時間間隔の最終フレームの終了から一定時間以内に上位層に受信データを上げなくてはならいが、現実には無線情報を逆拡散し、2次インターリービング、物理チャンネル結合、転送チャネル結合、無線フレーム結合、1次インターリービング、レートマッチング、誤り訂正復号、及びCRC判定において処理時間が発生するため、処理時間はできるだけ短くできる構成にすることが望ましい。そのため、TTI最終フレームの処理時間を短くするために、TTI最終フレームでなくても可能な処理、例えば2次インターリービング又は物理チャネル結合を最多TFの調停以前に行う。そのためには、転送チャネルのサイズを規定しておく必要があり、通常は、TTIの先頭フレームで転送チャネル毎にTFを固定して物理チャネル結合並びに2次インターリビング及び1次インターリビングを行っている。
【0059】
従って、第二の実施形態では、TTIの最終フレームでの処理時間を短縮するために、TTI最終フレーム以外でも可能な処理を通常フレームで処理させている。通常フレームで行う処理は転送チャネル分離と無線フレーム結合と1次インターリービングとし、これらを行うためのTFについては各フレームのTFCIから求めることが可能なTF情報を使用する。レートマッチング、誤り訂正復号、及びCRC判定に関して使用するTF情報にはTTI内最多TFを使用する。
【0060】
すなわち、第二の実施形態における図6が先の図1と相違する点は、転送CH分離34、無線フレーム結合44、及び1次インターリービング45が、最多TF情報ではなく、フレーム計測TF判定格納22が送出するTF情報を受けていることである。これ以外の構成要素は図1と同様であり、その説明は省略する。
【0061】
また図7は図6における主要動作手順を示すフローチャートである。
【0062】
図7と先の図5との相違は、手順S6に続く転送フォーマットの判定・格納以降の処理手順にある。
【0063】
すなわち、手順S6でTFCI復号16からTFCI情報を取得したフレーム計測TF判定格納22は、取得したTFCI情報からTFCIテーブル21を基に転送チャネルのTFを判定し、フレーム毎にTFを格納(手順S21)する。従って、各転送チャネルでは、図3に示されるようなTF判定がフレームを追って記録保持される。このTF情報には、各フレームでの転送チャネルサイズの大きさが含まれており、記録保持されたTF情報によりTFの転送ブロック数及びそのサイズが決定(手順S22)される。このTF情報は転送CH分離34及び1次インターリービング45に送られる。
【0064】
転送CH分離14は、この転送チャネルサイズにより転送チャネル分離(手順S23)を行い、それぞれの転送チャネルにおいて無線フレーム結合及び1次インターリービングを実行(手順S24)する。
【0065】
TTI内最多TF調停23は、フレーム番号が転送チャネルのTTIの最終フレームかを判断(手順S25)し、手順S25が「NO」で最終フレームでない場合、フレームカウンタを一つカウントアップ(手順S26)して次のフレームのTFCI情報を取得(手順S27)し、上記手順S21に戻って手順を繰り返す。他方、手順S25が「YES」で最終フレームの場合は以下の処理を行う。
【0066】
まず、上記手順S21で格納したTFの中からTTI内で最も多いTFを調停TFとして決定する多数決調停(手順S31)を実行し、この最多TFによる調停TFをレートマッチング26、誤り訂正復号27、及びCRC判定28に送出する。この最多TFである調停TFを受け取った際に、この調停TFに従って転送CHのチャネルサイズであるブロック数とブロックサイズとを決定(手順S32)した後、レートマッチング、誤り訂正復号、及びCRC判定という復号処理を行って、復号データとCRC判定結果とを上位レイヤへ送出(手順S33)して、手順を終了する。
【0067】
このように、通常フレームで行う処理とTTIの最終フレームで行う処理とを分けることにより1フレーム中に行う処理量を減らすことが可能となる。この処理量が減少することにより高速に動作する回路が不要になり、消費電力を低減させることができる。さらに、TTIの最終フレームで行う処理を他のフレームで行うことで、TTI中の復号処理量を平均化させることができるので、TTIの最終フレームで必要なCDMA受信装置の処理速度を抑えることができるため、CDMA受信装置が過度の高速処理能力を必要としないで済む。
【0068】
次に、図8に図1及び図5により上述した第一の実施形態を併せ参照して本発明における第三の実施形態について説明する。
【0069】
上記手順S7において、フレーム計測TF判定格納22は、TFの格納を行う際に、TFを求めたフレームのTFCIの尤度情報、例えば図示されるように、「0x0831,0x0374,0x0265,0x0349」を同時に記録する。TFCIの尤度はTFCI情報とTFCIとの相関を示しており、尤度が大きいほどTFCIとTFCIデータとの相関が高いことを示す。すなわち、TFCIの尤度が大きい時のTFの方がより信頼度が高いと考えてよい。
【0070】
従って、TTI内最多TF調停23は、最大尤度によるTF調停処理により、TF毎の尤度の合計を算出し、もっとも尤度の合計が大きいTFを調停TFとしている。この調停TFを使用して、転送チャネル分離14、1次インターリービング25、誤り訂正復号27、及びCRC判定28が行われる。図8では、TF候補「1」の尤度合計「0x0A96」がTF候補「0」の尤度合計「0x06BD」より大きいので、調停TFとして「1」が選定される。
【0071】
このように、上述した実施の形態より、さらに信憑性の高いTFを選択することができるので、一層のTF誤りのない転送チャネル情報を上位層に報告することが可能となる。
【0072】
この第三の実施形態では、尤度の合計値を判定基準として用いたが、尤度の平均値又は最大値を用いてもよく、その際にも同様の効果を得ることができる。
【0073】
次に、図9に図1及び図5により上述した第一の実施形態を併せ参照して本発明における第四の実施形態について説明する。
【0074】
第四の実施形態では、フレーム計測TF判定格納22においてTFの格納で計数を行う際に、各フレームでの信号対雑音及び干渉電力比(SIR)を記録している。信号対雑音及びSIR(干渉電力比)は各フレームの受信品質を示す。したがって、SIRが大きい時のTFの方がより信頼度が高いと考えることができる。
【0075】
すなわち、上記手順S7において、フレーム計測TF判定格納22は、TFの格納を行う際に、TFを求めたフレームの受信品質、例えば図示されるように、「−95dBm,−90dBm,−85dBm,−100dBm」を他の情報と同時に順次記録する。
【0076】
従って、TTI内最多TF調停23は最高受信品質によるTF調停処理を実行してTF毎のSIRの合計を算出し、最もSIRの合計が高いTFを調停TFに選定する。従ってこの調停TFを用いて、転送チャネル分離、1次インターリービング、誤り訂正復号、及びCRC判定が行われる。
【0077】
図9では、TF候補「1」の受信品質合計「−90dBm」がTF候補「0」の受信品質合計「−95dBm」より高いので、調停TFとして「1」が選定される。
【0078】
このように、上述した実施の形態より、さらに信憑性の高いTFを選択することができるので、一層のTF誤りのない転送チャネル情報を上位層に報告することが可能となる。
【0079】
この第四の実施形態では、受信品質を測定する信号として信号対雑音及び干渉電力比(SIR)を用いたが、別の受信品質を表す信号を用いてもよく、その際にも同様の効果を得ることができる。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、より信憑性の高いTFを選択できるCDMA受信装置を提供することができるという効果が得られる。
【0081】
その理由は、少なくともレートマッチング、誤り訂正復号、及びCRC判定それぞれの処理の用いられる転送フォーマットとして、転送チャネルの転送時間間隔中にフレームにより異なった転送フォーマットを受け取った際に、受け取った転送フォーマットから最も確からしい一つを調停転送フォーマットに決定しているからである。例えば、この最も確からしい一つとして、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際、同一の転送時間間隔中に取得したフレームにおける転送フォーマットから、最多数、最大尤度、又は最高受信品質の転送フォーマットを対象に選定し確定しているからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による機能ブロックの第一の実施形態を示す図である。
【図2】TFCIテーブルの一例を示す図である。
【図3】多数決調停による調停TFの選択という第一の実施形態を示す図である。
【図4】転送フォーマット情報のサイズに対する実施の一態様を示す図である。
【図5】本発明による処理手順の第一の実施形態を示すフローチャートである。
【図6】本発明による機能ブロックの第二の実施形態を示す図である。
【図7】本発明による処理手順の第二の実施形態を示すフローチャートである。
【図8】尤度合計による調停TFの選択という第三の実施形態を示す図である。
【図9】受信品質合計による調停TFの選択という第四の実施形態を示す図である。
【図10】従来の機能ブロックの一例を示す図である。
【図11】従来の多数決調停によりTFを選択するという一例を示す図である。
【符号の説明】
10 信号受付部
11 物理CH分離
12 2次インターリービング
13 物理CH結合
14、34 転送CH分離
15 タイマ
16 TFCI復号
20 転送CH復号部
21 TFCIテーブル
22 フレーム計測TF判定格納
23 TTI内最多TF調停
24、44 無線フレーム結合
25、45 1次インターリービング
26 レートマッチング
27 誤り訂正復号
28 CRC判定

Claims (11)

  1. CDMA(符号分割多重アクセス)方式の移動体通信システムに用いられる受信装置において、転送チャネルの転送時間間隔中にフレームにより異なった転送フォーマットを受け取った際に、受け取った転送フォーマットのうち最も確からしい一つを調停転送フォーマットに決定する調停手段を備えることを特徴とするCDMA受信装置。
  2. 請求項1において、前記調停手段は、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際、同一の転送時間間隔中に受け取った中で最多数の転送フォーマットを前記調停転送フォーマットに選定して転送フォーマット情報に確定することを特徴とするCDMA受信装置。
  3. 請求項1において、前記調停手段は、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際、同一の転送時間間隔中に受け取った中で最多数の転送フォーマットを前記調停転送フォーマットに選定して転送フォーマット情報に確定し、かつ、最終フレームで行う処理のうち、転送チャネル分離、無線フレーム結合、及び1次インターリービングそれぞれの処理を各フレームにおける転送フォーマット情報、また、レートマッチング、誤り訂正復号、及びCRC(冗長度符号チェック)判定それぞれの処理を転送時間間隔内で一つにされた前記調停転送フォーマット、それぞれに基づいて行うことを特徴とするCDMA受信装置。
  4. 請求項1において、前記調停手段は、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際、同一の転送時間間隔中に取得したフレームにおけるTFCI(転送フォーマット組合せ指標)尤度の総和が最高である転送フォーマットを前記調停転送フォーマットに選定して転送フォーマット情報に確定することを特徴とするCDMA受信装置。
  5. 請求項1において、前記調停手段は、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際、同一の転送時間間隔中に取得したフレームにおけるTFCI(転送フォーマット組合せ指標)尤度の総和が最高である転送フォーマットを前記調停転送フォーマットに選定して転送フォーマット情報に確定し、かつ、最終フレームで行う処理のうち、転送チャネル分離、無線フレーム結合、及び1次インターリービングそれぞれの処理を各フレームにおける転送フォーマット情報、また、レートマッチング、誤り訂正復号、及びCRC(冗長度符号チェック)判定それぞれの処理を転送時間間隔内で一つにされた前記調停転送フォーマット、それぞれに基づいて行うことを特徴とするCDMA受信装置。
  6. 請求項1において、前記調停手段は、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際、同一の転送時間間隔中に取得したフレームにおける受信品質情報の総和が最高である転送フォーマットを前記調停転送フォーマットに選定して転送フォーマット情報に確定することを特徴とするCDMA受信装置。
  7. 請求項1において、前記調停手段は、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際、同一の転送時間間隔中に取得したフレームにおける受信品質情報の総和が最高である転送フォーマットを前記調停転送フォーマットに選定して転送フォーマット情報に確定し、かつ、最終フレームで行う処理のうち、転送チャネル分離、無線フレーム結合、及び1次インターリービングそれぞれの処理を各フレームにおける転送フォーマット情報、またレートマッチング、誤り訂正復号、及びCRC(冗長度符号チェック)判定それぞれの処理を転送時間間隔内で一つにされた前記調停転送フォーマット、それぞれに基づいて行うことを特徴とするCDMA受信装置。
  8. 請求項1において、前記調停手段は、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際、同一の転送時間間隔中に取得したフレームにおけるTFCI(転送フォーマット組合せ指標)尤度の最大値を有する転送フォーマットを前記調停転送フォーマットに選定して転送フォーマット情報に確定することを特徴とするCDMA受信装置。
  9. 請求項1において、前記調停手段は、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際、同一の転送時間間隔中に取得したフレームにおけるTFCI(転送フォーマット組合せ指標)尤度の最大値を有する転送フォーマットを前記調停転送フォーマットに選定して転送フォーマット情報に確定し、かつ、最終フレームで行う処理のうち、転送チャネル分離、無線フレーム結合、及び1次インターリービングそれぞれの処理を各フレームにおける転送フォーマット情報、また、レートマッチング、誤り訂正復号、及びCRC(冗長度符号チェック)判定それぞれの処理を転送時間間隔内で一つにされた前記調停転送フォーマット、それぞれに基づいて行うことを特徴とするCDMA受信装置。
  10. 請求項1において、前記調停手段は、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際、同一の転送時間間隔中に取得したフレームにおける受信品質情報の最大値を有する転送フォーマットを前記調停転送フォーマットに選定して転送フォーマット情報に確定することを特徴とするCDMA受信装置。
  11. 請求項1において、前記調停手段は、転送チャネルの復号処理に用いる転送フォーマット情報を確定する際、同一の転送時間間隔中に取得したフレームにおける受信品質情報の最大値を有する転送フォーマットを前記調停転送フォーマットに選定して転送フォーマット情報に確定し、かつ、最終フレームで行う処理のうち、転送チャネル分離、無線フレーム結合、及び1次インターリービングそれぞれの処理を各フレームにおける転送フォーマット情報、またレートマッチング、誤り訂正復号、及びCRC(冗長度符号チェック)判定それぞれの処理を転送時間間隔内で一つにされた前記調停転送フォーマット、それぞれに基づいて行うことを特徴とするCDMA受信装置。
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