JP2004349607A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】設定した素子特性に対して、高い精度で整合した特性をもち、かつ、信頼性の高い半導体装置及びその製造法を提供することにある。
【解決手段】下層領域がランダムな配向性をもつ結晶粒17aであり、かつ、上層領域が柱状の配向性をもつ結晶粒17bである多結晶シリコン膜17をゲート電極13aに用いる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はゲート電極に多結晶シリコン膜を用いた絶縁ゲート型電界効果トランジスタを含む半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
絶縁ゲート型電界効果トランジスタでは、ゲート絶縁膜との反応性、密着性、及び微細加工の容易さ等のため、ゲート電極に多結晶シリコン膜が多く用いられる。多結晶シリコン膜はソースガスとしてシラン系ガスを用いるCVD法により形成される場合が一般的である。多結晶シリコンの成膜時に、温度、圧力、ガス流量、雰囲気を制御して、結晶粒の配向を制御することにより、(220)配向が支配的な柱状の結晶粒構造や、(220)配向が少なく(111)及び(311)配向性も有した、ランダムな配向性をもつ結晶粒構造を選択的に得ることができる。
【0003】
柱状の結晶粒構造の多結晶シリコン膜ではイオン注入時に、イオン種がチャネリング現象によりゲート絶縁膜をも突き抜け、半導体基体にイオンが到達する突き抜け現象が生じ、このため、所望の電気的特性にならないトランジスタが形成される場合がある。これに対し、ランダムな配向性をもった多結晶シリコン膜は、配向の異なる結晶粒が深さ方向に対して並ぶため、イオン注入時のチャネリング現象は生じない。また、表面が平滑であるため、ドライエッチングによる微細加工では、オーバーエッチング量及び下地の酸化膜のエッチング量を低く抑えることができるので、設定した素子特性に対して、高い精度で整合したトランジスタを得ることができる。以上に述べた理由により、ランダムな配向性をもった多結晶シリコン膜を用いたゲート電極を形成する方法が開発されてきている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−31818号公報(第7頁、図4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ランダムな配向性をもった多結晶シリコン膜は、上述のような効果が得られる一方、配向性が分散して存在していることに加え、非晶質の成分を有しているため、成膜後の熱処理工程において、再結晶化により結晶粒が流動し、成長するため、多結晶シリコン膜上に形成された金属シリサイドに不整合が発生し、断線に至る場合があり、これがトランジスタの信頼性低下に繋がる等の問題点が存在する。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、設定した素子特性に対して、高い精度で整合した特性をもち、かつ、信頼性の高い半導体装置及びその製造法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明の第1の発明は、半導体装置として、半導体基体と、前記半導体基体上に形成されたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上に形成された多結晶シリコン膜からなるゲート電極と、前記ゲート絶縁膜下の前記半導体基体の一領域を挟むように、前記半導体基体に形成されたソース及びドレイン領域とを具備し、前記多結晶シリコン膜がランダムな配向性をもつ結晶粒からなる第1の層と、この第1の層上に形成された柱状の配向性をもつ結晶粒からなる第2の層とからなることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、第1の層がランダムな配向性をもつ結晶粒であり、この第1の層上の第2の層が柱状の配向性をもつ結晶粒である多結晶シリコン膜をゲート電極に用いることにより、設定した素子特性に対して、高い精度で整合した特性をもち、かつ、信頼性の高い半導体装置を提供できる。
【0009】
また、本発明の第2の発明は、半導体装置の製造方法として、半導体基体上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上に第1の層がランダムな配向性をもつ結晶粒からなり、この第1の層上の第2の層が柱状の配向性をもつ結晶粒からなる多結晶シリコン膜を形成する工程と、前記多結晶シリコン膜をパターニングしてゲート電極を形成する工程と、前記パターニングされた多結晶シリコン膜をマスクに前記半導体基体の一領域を挟むように導電型を与える不純物を導入し、ソース及びドレイン領域を形成する工程とを有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の第3の発明は、半導体装置の製造方法として、半導体基体上にダミーゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ダミーゲート絶縁膜上にダミーゲート電極膜を形成する工程と、前記ダミーゲート電極膜をパターニングしてダミーゲート電極を形成する工程と、前記ダミーゲート電極膜をマスクに前記半導体基体の一領域を挟むように導電型を与える不純物を導入し、ソース及びドレイン領域を形成する工程と、前記ダミーゲート電極膜の側周壁領域に側壁絶縁膜を形成する工程と、前記側壁絶縁膜に囲まれたダミーゲート電極膜及びダミー絶縁膜を除去して空間部を形成する工程と、前記空間部の前記半導体基体上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜上に、第1の層がランダムな配向性をもつ結晶粒からなり、この第1の層上の第2の層が柱状の配向性をもつ結晶粒からなる多結晶シリコン膜を形成する工程とを有することを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、第1の層がランダムな配向性をもつ結晶粒であり、この第1の層上の第2の層が柱状の配向性をもつ結晶粒である多結晶シリコン膜をゲート電極に用いることにより、設定した素子特性に対して、高い精度で整合した特性をもち、かつ、信頼性の高い半導体装置の製造方法を提供できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0013】
(第1の実施の形態)
図1(a)乃至(c)は本発明による半導体装置の製造方法の第1の実施の形態を工程順に示す断面図である。また、図1(c)は本発明による半導体装置の第1の実施の形態を示している。この第1の実施の形態は、本発明をCMOS構造の絶縁ゲート型電界効果トランジスタに適用した例である。
【0014】
先ず、図1(a)に示すように、P型のシリコン基板10の表面領域に、STI法(浅いトレンチ分離法)若しくはLOCOS法(選択酸化法)により、酸化膜を選択的に形成して、素子分離領域11を形成する。次に、シリコン基板10の素子分離領域11によって選択的に分離された領域のうち、PチャネルMISFET形成領域にはN型不純物として燐をイオン注入法で導入し、N型ウェル領域11aを形成する。一方、NチャネルMISFET形成領域にはP型不純物としてボロンをイオン注入法で導入し、P型ウェル領域11bを形成する。この時のドーズ量はそれぞれ1E12cm−2〜1E13cm−2程度である。その後、例えば、900℃、10秒の急速加熱を施し、導入した不純物を活性化する。
【0015】
引き続き、図1(b)に示すように、シリコン基板10の表面を、酸素雰囲気中、900℃で熱酸化することにより、膜厚6nm程度の熱酸化膜12を形成する。その後、MISFETのしきい値電圧制御のため、熱酸化膜12を介してN型ウェル領域11aにはN型不純物である砒素を、P型ウェル領域11bにはP型不純物であるボロンを選択的にイオン注入法で導入する。この時のドーズ量はそれぞれ1E13cm−2〜1E14cm−2程度である。その後、例えば、900℃、10秒の急速加熱を施し、導入した不純物を活性化する。
【0016】
続いて、多結晶シリコン膜をCVD法で例えば100nm程度成長し、更に、CVD法でタングステンシリサイド膜を例えば30nm成長する。続いて、リソグラフィ法、ドライエッチング法等を用いてこれらの膜のパターニングを行い、多結晶シリコン13a、タングステンシリサイド13bの積層構造からなるポリサイドゲート電極13、及びゲート絶縁膜12を形成する。更にパターニングされたポリサイドゲート電極13をマスクとしてイオン注入法によりエクステンション領域14a、14bを形成する。即ち、N型ウェル領域11aにはP型不純物であるボロンを、P型ウェル領域11bにはN型不純物である砒素を、選択的にイオン注入法で導入する。この時のドーズ量はそれぞれ1E13cm−2〜1E15cm−2程度である。その後、例えば、900℃、10秒の急速加熱を施し、導入した不純物を活性化する。なお、熱酸化膜をパターニングせずに、イオン注入法によりエクステンション領域14a、14bを形成し、その後、熱酸化膜をパターンニングしてゲート絶縁膜12を形成する方法を用いても良い。
【0017】
次に、図1(c)に示すように、CVD法によってシリコン窒化膜を20〜40nm、シリコン基板10の全面に形成した後、RIE法によって異方性エッチングを行い、シリコン窒化膜をポリサイドゲート電極13に接して、その周囲に選択的に残存し、側壁絶縁膜15とする。続いて、パターニングされたポリサイドゲート電極13及びその周囲の側壁絶縁膜15をマスクとしてイオン注入法によりソース及びドレイン領域16a、16bを形成する。即ち、N型ウェル領域11aにはP型不純物であるボロンを、P型ウェル領域11bにはN型不純物である砒素を、選択的にイオン注入法で導入する。この時のドーズ量はそれぞれ1E15cm−2〜1E16cm−2程度である。その後、例えば、900℃、10秒の急速加熱を施し、導入した不純物を活性化する。
【0018】
その後、図示しないSiO等の層間絶縁膜をシリコン基板10の全面に堆積した後、熱処理、CMP法等により表面の平坦化処理を行う。この層間絶縁膜にコンタクト孔を開口し、NチャネルMISFETのポリサイドゲート電極、ソース及びドレイン領域、PチャネルMISFETのポリサイドゲート電極、ソース及びドレイン領域にAl、Cu等の金属配線を形成する。さらに、必要に応じて層間絶縁膜の堆積と、金属配線の形成を繰り返して多層配線構造を形成したうえで、シリコン基板10の全面を表面保護膜で覆い、パッド部を開口して本発明による半導体装置の第1の実施の形態を完成させる。
【0019】
次に、上述したゲート電極における多結晶シリコン膜の断面構造について図2を用いて説明する。図2(a)に第1の層としてランダムな配向性をもつ結晶粒構造17aの多結晶シリコン膜を形成した後、第2の層として柱状の配向性をもつ結晶粒構造17bの多結晶シリコン膜を形成した場合を示す。なお、下地の膜は、ゲート絶縁膜18である。
【0020】
多結晶シリコン膜17の結晶粒構造は、成膜装置及び成膜条件によって異なる。縦型LPCVD装置を使用した場合、例えば、成長温度600℃、ソースガスとしてSiHガスを用い、ランダムな配向性をもつ結晶粒構造の多結晶シリコン膜を100nm程度形成する。その後、例えば、成長温度を620℃程度に上げて、ソースガスとしてSiHガスを用い、柱状の結晶粒構造をもつ多結晶シリコン膜を100程度nm形成する。一方、枚葉式LPCVD装置を使用した場合、例えば、成長温度620℃、ソースガスとしてSiHガスを用い、ランダムな配向性をもつ結晶粒構造の多結晶シリコン膜を100nm程度形成する。その後、例えば、成長温度を680℃程度に上げ、ソースガスとしてSiHガスを用い、柱状の結晶粒構造をもつ多結晶シリコン膜を100nm程度形成する。
【0021】
上述の条件で形成した多結晶シリコン膜の配向性は以下のようであった即ち、ランダムな配向性をもつ結晶粒構造17aの多結晶シリコン膜は、(220)方位が15%程度、(111)方位が40%程度、(311)方位が40%程度であり、この3種類の方位が主であった。また、柱状の結晶粒構造17bをもつ多結晶シリコン膜は、(220)方位が70%程度、(111)方位が10%程度、(311)方位が15%程度であり、柱状の結晶粒としては(220)方位が主であった。
【0022】
このようにして形成した多結晶シリコン膜上に、図示しないコバルトシリサイドを形成し抵抗を測定したところ、ゲート電極でのシリサイドの断線から生じる高抵抗化がランダムな配向性をもつ結晶粒構造の多結晶シリコン膜だけの場合と比較し、著しく減少した。
【0023】
また、多結晶シリコン膜の表面状態は柱状の結晶粒構造をもつ多結晶シリコン膜だけの場合と比較し、平坦性が向上しており、多結晶シリコン膜をドライエッチングする場合のオーバーエッチング量が柱状の結晶粒構造をもつ多結晶シリコン膜だけの場合の半分程度で十分であり、下地絶縁膜がえぐられるようにエッチングされる現象も低減した。
【0024】
更に、MOSトランジスタのしきい値電圧、ドレイン電流等も所望の良好なデバイス特性が得られた。
【0025】
なお、多結晶シリコン膜を種々の条件で成長させ、結晶粒の配向性がMOSトランジスタの特性に及ぼす効果を調べた。その結果、ランダムな配向性もつ構造の多結晶シリコン膜では、(220)方位が5〜30%程度、(111)方位が30〜60%程度、(311)方位が30〜60%程度の場合、MOSトランジスタの特性は良好であり、また、柱状の結晶粒構造をもつ多結晶シリコン膜では、(220)方位が60〜90%程度の場合、MOSトランジスタの特性は良好であることを確認した。
【0026】
(変形例)
次に変形例の一つとして、図2(b)に第1の層としてランダムな配向性をもつ結晶粒構造17aの多結晶シリコン膜を形成した後、非晶質構造17cのシリコン膜を形成し、更に、第2の層として柱状の結晶粒構造17bをもつ多結晶シリコン膜を形成した場合を示す。
【0027】
多結晶シリコン膜の結晶粒構造と同じく、非晶質状態のシリコン膜も成膜装置及び成膜条件に依存する。縦型LPCVD装置を使用した場合、例えば、成長温度600℃、ソースガスとしてSiHガスを用い、ランダムな配向性をもつ結晶粒構造の多結晶シリコン膜を80nm程度形成する。その後、例えば、成長温度を550℃程度に下げて、ソースガスとしてSiHガスを用い、非晶質のシリコン膜を40程度nm形成する。その後、例えば、成長温度を620℃程度に上げて、ソースガスとしてSiHガスを用い、柱状の結晶粒構造をもつ多結晶シリコン膜を80nm程度形成する。
【0028】
一方、枚葉式LPCVD装置を使用した場合、例えば、成長温度620℃、ソースガスとしてSiHガスを用い、ランダムな配向性をもつ結晶粒構造の多結晶シリコン膜を80nm程度形成する。その後、例えば、成長温度を580℃程度に下げて、ソースガスとしてSiHガスを用い、非晶質のシリコン膜を40程度nm形成する。その後、例えば、成長温度を680℃程度に上げ、ソースガスとしてSiHガスを用い、柱状の結晶粒構造をもつ多結晶シリコン膜を80nm程度形成する。
【0029】
このように非晶質シリコン膜をランダムな配向性をもつ結晶粒構造の多結晶シリコン膜の上に形成することにより、柱状の結晶粒構造をもつ多結晶シリコン膜を形成する際に、ランダムな配向性をもつ結晶粒構造が転写されにくいようにでき、更に、安定した柱状の結晶粒構造をもつ多結晶シリコン膜を形成できる。
【0030】
上述の条件で形成した多結晶シリコン膜の配向性は以下のようであった即ち、ランダムな配向性をもつ結晶粒構造17aの多結晶シリコン膜は、(220)方位が15%程度、(111)方位が40%程度、(311)方位が40%程度であり、この3種類の方位が主であった。また、柱状の結晶粒構造17bをもつ多結晶シリコン膜は、(220)方位が85%程度、(111)方位が5%程度、(311)方位が5%程度であり、柱状の結晶粒としては(220)方位が非常に多かった。
【0031】
このようにして形成した多結晶シリコン膜上に、図示しないコバルトシリサイドを形成し抵抗を測定したところ、ゲート電極でのシリサイドの断線から生じる高抵抗化がランダムな配向性をもつ結晶粒構造の多結晶シリコン膜だけの場合と比較し、著しく減少した。
【0032】
また、多結晶シリコン膜の表面状態は柱状の結晶粒構造をもつ多結晶シリコン膜だけの場合と比較し、平坦性が向上しており、多結晶シリコン膜をドライエッチングする場合のオーバーエッチング量が柱状の結晶粒構造をもつ多結晶シリコン膜だけの場合の半分程度で十分であり、下地絶縁膜がえぐられるようにエッチングされる現象も低減した。
【0033】
更に、MOSトランジスタのしきい値電圧、ドレイン電流等も所望の良好なデバイス特性が得られた。
【0034】
なお、多結晶シリコン膜を種々の条件で成長させ、結晶粒の配向性がMOSトランジスタの特性に及ぼす効果を調べた。その結果、ランダムな配向性もつ構造の多結晶シリコン膜では、(220)方位が5〜30%程度、(111)方位が30〜60%程度、(311)方位が30〜60%程度の場合、MOSトランジスタの特性は良好であり、また、柱状の結晶粒構造をもつ多結晶シリコン膜では、(220)方位が60〜90%程度の場合、MOSトランジスタの特性は良好であることを確認した。
【0035】
(第2の実施の形態)
図3(a)乃至図4(g)は本発明による半導体装置の製造方法の第2の実施の形態を工程順に示す断面図である。また、図4(g)は本発明による半導体装置の第2の実施の形態を示している。この第2の実施の形態は、本発明をダマシーン型CMOS構造の絶縁ゲート型電界効果トランジスタに適用した例である。
【0036】
先ず、図3(a)に示すように、P型のシリコン基板20の表面領域に、STI法(浅いトレンチ分離法)若しくはLOCOS法(選択酸化法)により、酸化膜を選択的に形成して、素子分離領域21を形成する。次に、シリコン基板20の素子分離領域21によって選択的に分離された領域のうち、PチャネルMISFET形成領域にはN型不純物として燐をイオン注入法で導入し、N型ウェル領域21aを形成する。一方、NチャネルMISFET形成領域にはP型不純物としてボロンを選択的にイオン注入法で導入し、P型ウェル領域21bを形成する。この時のドーズ量はそれぞれ1E12cm−2〜1E13cm−2程度である。その後、例えば、900℃、10秒の急速加熱を施し、導入した不純物を活性化する。
【0037】
次に、後の工程において除去されるダミーゲート構造23を形成する。即ち、図3(b)に示すように、シリコン基板20の表面を、酸素雰囲気中、900℃で熱酸化することにより、膜厚6nm程度の熱酸化膜を形成する。次に、MISFETのしきい値電圧を制御するためにイオン注入法で導電型不純物を導入する。即ち、熱酸化膜を介してN型ウェル領域21aにはN型不純物である砒素を、P型ウェル領域21bにはP型不純物であるボロンを選択的にイオン注入法で導入する。この時のドーズ量はそれぞれ1E13cm−2〜1E14cm−2程度である。その後、例えば、900℃、10秒の急速加熱を施し、導入した不純物を活性化する。
【0038】
続いて、多結晶シリコン膜をCVD法で例えば100nm程度成長し、更に、シリコン窒化膜を例えば30nm成長する。続いて、リソグラフィ法、ドライエッチング法等を用いてこれらの膜のパターニングを行い、ダミーゲート構造23となるシリコン窒化膜であるキャップ膜23a、多結晶シリコン膜であるダミーゲート電極膜23b、及び熱酸化膜であるダミーゲート絶縁膜22を形成する。更に、パターニングされたキャップ膜23a、ダミーゲート電極膜23bをマスクとしてイオン注入法によりエクステンション領域24a、24bを形成する。即ち、N型ウェル領域21aにはP型不純物であるボロンを、P型ウェル領域21bにはN型不純物である砒素を、選択的にイオン注入法で導入する。この時のドーズ量はそれぞれ1E13cm−2〜1E15cm−2程度である。その後、例えば、900℃、10秒の急速加熱を施し、導入した不純物を活性化する。なお、熱酸化膜をパターニングせずに、イオン注入法によりエクステンション領域24a、24bを形成し、その後、熱酸化膜をパターンニングしてダミーゲート絶縁膜22を形成しても良い。
【0039】
次に、図3(c)に示すように、CVD法によってシリコン窒化膜を20〜40nm、シリコン基板20の全面に形成した後、RIE法によって異方性エッチングを行い、シリコン窒化膜をダミーゲート構造23に接して、その周囲に選択的に残存し、側壁絶縁膜25とする。続いて、パターニングされたダミーゲート電極構造23及びその周囲の側壁絶縁膜25をマスクとしてイオン注入法によりソース及びドレイン領域26a、26bを形成する。即ち、N型ウェル領域21aにはP型不純物であるボロンを、P型ウェル領域21bにはN型不純物である砒素を、選択的にイオン注入法で導入する。この時のドーズ量はそれぞれ1E15cm−2〜1E16cm−2程度である。その後、例えば、900℃、10秒の急速加熱を施し、導入した不純物を活性化する。
【0040】
次に、図示しないコバルト膜をスパッタ法でシリコン基板20全面に形成した後、熱処理を行って、ソース及びドレイン領域26a、26bのシリコン層とのみ反応させ、コバルトシリサイド層に変換し、ソース及びドレイン領域26a、26bの上に金極シリサイド層27a、27bを選択的に形成する。続いて、残存するコバルト膜を選択的に除去する。
【0041】
次に、図4(d)に示すように、シリコン酸化膜をCVD法でシリコン基板20全面に堆積し、その後、キャップ膜23a、側壁絶縁膜25の上面が露出するまでCMP法等により上記絶縁膜を除去し、表面を平坦化して層間絶縁膜28を選択的に残存させる。
【0042】
次に、図4(e)に示すように、例えば燐酸を用いて、シリコン窒化膜からなるキャップ膜23aをシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜28に対して選択的に除去する。更に、例えば、フッ素などのハロゲン原子のラジカルを用いたエッチング技術により、多結晶シリコン膜からなるダミー電極膜23bをシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜28及びシリコン窒化膜からなる側壁絶縁膜25に対して選択的に除去する。更に、希フッ酸等により、ダミーゲート絶縁膜22を除去することにより、後で述べるゲート絶縁膜及びゲート電極が埋め込まれる空間領域29を形成する。
【0043】
次に、図4(f)に示すように、高誘電体絶縁膜であるハフニウム酸化膜30をCVD法若しくはスパッタ法によりシリコン基板20の全面に堆積する。
【0044】
続いて、多結晶シリコン膜をCVD法で例えば200nm程度成長する。多結晶シリコン膜の形成条件は第1の実施の形態で示した条件と同じである。また、多結晶シリコン膜の形成においては成膜とエッチングを繰り返し、第1の層としてランダムな配向性をもつ結晶粒構造の多結晶シリコン、非晶質シリコンの層、及び第2の層として柱状の配向性をもつ結晶粒構造の多結晶シリコンをそれぞれ空間領域29内に形成する。これにより、ゲート絶縁膜30及び多結晶シリコンゲート電極31aからなるダマシーンゲート構造31を形成する。なお、非晶質シリコンの層を除いて、多結晶シリコンゲート電極31aを形成しても良い。
【0045】
更に、導電型を与える不純物をイオン注入法により多結晶シリコンゲート電極31aに導入する。即ち、NチャネルMISFETの領域にはN型不純物である砒素を、PチャネルMISFETの領域にはP型不純物であるボロンを、それぞれ導入する。この時のドーズ量は1E15cm−2〜1E16cm−2程度である。その後、例えば、10秒の急速加熱を施し、導入した不純物を活性化する。
【0046】
次に、CVD法でタングステンシリサイド膜を例えば100nm成長する。続いて、ドライエッチング法或いはCMP法等を用いて表面の平坦化を行い、図5(g)に示すように、タングステンシリサイド電極31bを形成し、ポリサイド電極構造31cとする。
【0047】
その後、図示しないSiO等の層間絶縁膜をシリコン基板20の全面に堆積した後、熱処理、CMP法等により表面の平坦化処理を行う。この層間絶縁膜にコンタクト孔を開口し、NチャネルMISFETのポリサイドゲート電極、ソース及びドレイン領域、PチャネルMISFETのポリサイドゲート電極、ソース及びドレイン領域にAl、Cu等の金属配線を形成する。さらに、必要に応じて層間絶縁膜の堆積と、金属配線の形成を繰り返して多層配線構造を形成したうえで、シリコン基板20の全面を表面保護膜で覆い、パッド部を開口して本発明による半導体装置の第2の実施の形態を完成させる。
【0048】
このようにして形成したゲート電極構造では、ゲート電極でのシリサイドの断線から生じる高抵抗化がランダムな配向性をもつ結晶粒構造の多結晶シリコン膜だけのゲート電極構造の場合と比較し、著しく減少した。
【0049】
また、MISFETのしきい値電圧、ドレイン電流等も所望の良好なデバイス特性が得られた。更に、ダマシーンゲート構造にすることにより、その後の熱処理が比較的低温で行われ、高誘電体膜で形成されたゲート絶縁膜も信頼性の高いものが形成された。
【0050】
なお、多結晶シリコン膜を種々の条件で成長させ、結晶粒の配向性がMISFETの特性に及ぼす効果を調べた。その結果、ランダムな配向性もつ構造の多結晶シリコン膜では、(220)方位が5〜30%程度、(111)方位が30〜60%程度、(311)方位が30〜60%程度の場合、MOSトランジスタの特性は良好であり、また、柱状の結晶粒構造をもつ多結晶シリコン膜では、(220)方位が60〜90%程度の場合、MISFETの特性は良好であることを確認した。
【0051】
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0052】
シリサイド電極はタングステンシリサイド、コバルトシリサイド以外にもニッケル、チタン、モリブデン、タンタル等のシリサイドでも良い。また、ゲート絶縁膜はシリコン酸化膜以外に、シリコン窒化膜、或いはシリコン酸化とシリコン窒化膜膜との積層膜でも良い。また、チタン酸化膜、ハフニウム酸化膜等の金属系の酸化膜を単独で、或いは積層構造にして組合せて使用できることは勿論である。
【0053】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、設定した素子特性に対して、高い精度で整合した特性をもち、かつ、信頼性の高い半導体装置及びその製造法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の製造方法の第1の実施の形態を工程順に示す断面図。
【図2】本発明による半導体装置の製造方法の第1の実施の形態により得られる多結晶シリコン膜の構造を示す断面図。
【図3】本発明による半導体装置の製造方法の第2の実施の形態を工程順に示す断面図。
【図4】本発明による半導体装置の製造方法の第2の実施の形態を工程順に示す断面図。
【図5】本発明による半導体装置の製造方法の第2の実施の形態を工程順に示す断面図。
【符号の説明】
10、20 シリコン基板
11、21 素子分離領域
11a、21a Nウェル領域
11b、21b Pウェル領域
12、30 ゲート絶縁膜
13、31c ポリサイドゲート電極
13a、31a 多結晶シリコン電極
13b、31b 金属シリサイド電極
14a、14b、24a、24b エクステンション領域
15、25 側壁絶縁膜
16a、16b、26a、26b ソース及びドレイン領域
17 多結晶シリコン膜
17a ランダムな配向性をもつ結晶粒構造
17b 柱状の配向性をもつ結晶粒構造
17c 非晶質構造
22 ダミーゲート絶縁膜
23 ダミーゲート構造
23a キャップ膜
23b ダミーゲート電極膜
27a、27b 金属シリサイド層
28 層間絶縁膜
29 空間領域
31 ダマシーンゲート構造

Claims (18)

  1. 半導体基体と、
    前記半導体基体上に形成されたゲート絶縁膜と、
    前記ゲート絶縁膜上に形成された多結晶シリコン膜からなるゲート電極と、
    前記ゲート絶縁膜下の前記半導体基体の一領域を挟むように、前記半導体基体に形成されたソース及びドレイン領域とを具備し、
    前記多結晶シリコン膜がランダムな配向性をもつ結晶粒からなる第1の層と、この第1の層上に形成された柱状の配向性をもつ結晶粒からなる第2の層とからなることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記多結晶シリコン膜は、前記ランダムな配向性をもつ結晶粒からなる第1の層と、前記柱状の配向性をもつ結晶粒からなる第2の層との間に、非晶質シリコンの層を有する多結晶シリコン膜であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記柱状の配向性をもつ結晶粒が、(110)方位を60%以上有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記ランダムな配向性をもつ結晶粒が、少なくとも、(110)方位を5〜30%、(111)方位を30〜60%、(311)方位を5〜30%有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 前記多結晶シリコン膜上に金属シリサイドが形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記ソース及びドレイン領域上に金属乃至金属シリサイドが形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 半導体基体上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上に第1の層がランダムな配向性をもつ結晶粒からなり、この第1の層上の第2の層が柱状の配向性をもつ結晶粒からなる多結晶シリコン膜を形成する工程と、
    前記多結晶シリコン膜をパターニングしてゲート電極を形成する工程と、
    前記パターニングされた多結晶シリコン膜をマスクに前記半導体基体の一領域を挟むように導電型を与える不純物を導入し、ソース及びドレイン領域を形成する工程とを
    有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 前記ランダムな配向性をもつ結晶粒からなる第1の層と、前記柱状の配向性をもつ結晶粒からなる第2の層との間に、非晶質シリコンの層を形成する工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記柱状の配向性をもつ結晶粒からなる多結晶シリコン膜を形成する工程が、(110)方位を60%以上有する多結晶シリコン膜を形成する工程であることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記ランダムな配向性をもつ結晶粒からなる多結晶シリコン膜を形成する工程が、少なくとも、(110)方位を5〜30%、(111)方位を30〜60%、(311)方位を5〜30%有する多結晶シリコン膜を形成する工程であることを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記多結晶シリコン膜を形成する工程の後に、金属シリサイドを形成し、更に、前記多結晶シリコン膜及び金属シリサイドをパターニングして積層構造のゲート電極を形成する工程を有することを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記ソース及びドレイン領域を形成する工程の後に、前記ソース及びドレイン領域上に金属乃至は金属シリサイドを形成する工程を有することを特徴とする請求項7乃至請求項11のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 半導体基体上にダミーゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ダミーゲート絶縁膜上にダミーゲート電極膜を形成する工程と、
    前記ダミーゲート電極膜をパターニングしてダミーゲート電極を形成する工程と、
    前記ダミーゲート電極膜をマスクに前記半導体基体の一領域を挟むように導電型を与える不純物を導入し、ソース及びドレイン領域を形成する工程と、
    前記ダミーゲート電極膜の側周壁領域に側壁絶縁膜を形成する工程と、
    前記側壁絶縁膜に囲まれたダミーゲート電極膜及びダミー絶縁膜を除去して空間部を形成する工程と、
    前記空間部の前記半導体基体上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜上に、第1の層がランダムな配向性をもつ結晶粒からなり、この第1の層上の第2の層が柱状の配向性をもつ結晶粒からなる多結晶シリコン膜を形成する工程とを
    有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. 前記多結晶シリコン膜を形成する工程は、前記ランダムな配向性をもつ結晶粒からなる第1の層と、前記柱状の配向性をもつ結晶粒からなる第2の層との間に、非晶質シリコンの層を形成する工程であることを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記柱状の配向性をもつ結晶粒からなる多結晶シリコン膜を形成する工程が、(110)方位を60%以上有する多結晶シリコン膜を形成する工程であることを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 前記ランダムな配向性をもつ結晶粒からなる多結晶シリコン膜を形成する工程が、少なくとも、(110)方位を5〜30%、(111)方位を30〜60%、(311)方位を5〜30%有する多結晶シリコン膜を形成する工程であることを特徴とする請求項13乃至請求項15のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  17. 前記多結晶シリコン膜を形成する工程の後に、前記多結晶シリコン膜上に金属シリサイドを形成し、積層構造のゲート電極を形成する工程を有することを特徴とする請求項13乃至請求項16のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  18. 前記ソース及びドレイン領域を形成する工程の後に、前記ソース及びドレイン領域上に金属乃至は金属シリサイドを形成する工程を有することを特徴とする請求項13乃至請求項17のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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