JP2004348994A - 電気採暖具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上から順に表面材1と発熱体2と断熱材3とを備え、前記断熱材3は、金属シート4と、その上面側の上面不織布5と、その下面側の下面不織布6とを有することにより、保温物が置かれた状態で使用されても、断熱材3の金属シート4が、保温物が置かれた部分の断熱材3の裏面から床面への熱伝導を均一分散させるために、別の断熱材を配置する必要がなく、床暖房用のフローリングを使用する必要がなく、低コストな家づくりが可能となる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気カーペット等の電気採暖具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気採暖具は、表面材と断熱材の間に通電状態で発熱する発熱線を配設しているものである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特許第3180001号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、電気採暖具の上に保温物が置かれた状態で使用されるときは、その保温部の表面材の放熱が阻害されるので、保温物が置かれた部分の発熱体の温度が、保温物を置かれていない部分より高温となり、保温物を置かれた部分の断熱材の裏面から床面への熱伝導が局所的に行われ、床面の温度を局所的に上昇させる。このため、床面の温度を分散させる手段として、断熱材と床面の間に別の断熱材を配置する必要があった。また、床面をフローリングにする場合は、床面の耐熱性を満足する床暖房用のフローリングを使用しなければならないため、高コストな家づくりになるという課題を有していた。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、保温物が置かれた状態で使用されても、別の断熱材を配置する必要がなく、また、床暖房用のフローリングを使用する必要のない、低コストな家づくりが可能な電気採暖具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気採暖具は、発熱体の下方に配設した断熱材は、金属シートと、上面不織布と、下面不織布とを有するものである。
【0007】
これによって、保温物が置かれた状態で使用されても、断熱材の金属シートが、断熱材の裏面から床面への熱伝導を均一分散させるために、別の断熱材を配置する必要がなく、また、床暖房用のフローリングを使用する必要がなく、低コストな家づくりが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、上から順に表面材と発熱体と断熱材とを備え、前記断熱材は、金属シートと、その上面側に配設した上面不織布と、下面側に配設した下面不織布とを有する電気採暖具とすることにより、保温物が置かれた状態で使用されても、断熱材の金属シートが、断熱材の裏面から床面への熱伝導を均一分散させるために、別の断熱材を配置する必要がなく、また、床暖房用のフローリングを使用する必要がなく、低コストな家づくりとなる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、上から順に表面材と発熱体と断熱材とを備え、前記断熱材は金属シートと、その下面側に配設した下面不織布とを有する電気採暖具とすることにより、同様に、保温物が置かれた状態で使用されても、別の断熱材を配置する必要がなく、また、床暖房用のフローリングを使用する必要がない低コストな家づくりが可能となる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0011】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1における電気採暖具を示すものである。
【0012】
図において、表面材1と断熱材3との間に発熱体2が配設され固定されている。前記断熱材3は、金属シート4の上面側および下面側にそれぞれ上面不織布5と下面不織布6を配設し一体固定して構成している。表面材1は、天然繊維や人工繊維などからなる絨毯などの敷物や樹脂シートなどを用いているが、敷物及び着座して使用できるものなら、特に限定はされるものではない。発熱体2は、チュービング状発熱体、シート状に形成された発熱体であり、通電することで発熱し、所定の温度に制御されるものであれば、特に限定されるものではない。また、断熱材3を構成している金属シート4は、厚み0.05mm〜10mmの範囲に設定してあり、熱伝導の優れたアルミニウムを用いている。これも、熱伝導率の優れた金属材料ならば、特に材料は限定されるものではない。そして、上面不織布5は、目付け100g/m2〜200g/m2の範囲に設定してあり、天然繊維や人工繊維を用いている。下面不織布6は、目付け300g/m2〜600g/m2の範囲に設定してあり、天然繊維や人工繊維を用いている。
【0013】
以上のように構成された電気採暖具について、以下その動作、作用を説明する。
【0014】
まず、金属シート4の両面に上面不織布5と下面不織布6を接着剤などにより一体固定した断熱材3に、表面材1と発熱体2を配設しているので、保温物が置かれた状態で使用されても、断熱材3の金属シート4が、保温物を置かれた部分の断熱材の裏面から床面への熱伝導を均一分散させるために、別の断熱材を配置する必要がなく、また、床暖房用のフローリングを使用する必要がなく、低コストな家づくりが可能となる。
【0015】
(実施例2)
図2は、本発明の実施例2における電気採暖具を示すものである。実施例1と同一要素は同一符号を付して説明は省略する。
【0016】
実施例1と異なるところは、断熱材3は、金属シート4の下面側のみに下面不織布6を配設した構成としている点である。言い換えれば、実施例1における上面不織布5を削除したものである。
【0017】
以上のように構成された電気採暖具について、以下その動作、作用を説明する。
【0018】
まず、金属シート4の下面側のみに下面不織布6を接着剤などにより一体固定した断熱材3に表面材1と発熱体2を配設しているので、保温物が置かれた状態で使用されても、断熱材の金属シートが、保温物を置かれた部分の断熱材の裏面から床面への熱伝導を均一分散させるために、別の断熱材を配置する必要がなく、床暖房用のフローリングを使用する必要がなく低コストな家づくりとなる。
【0019】
なお、実施例1に比べて断熱材3の構成が簡略化されており、より低コスト化がはかれる。この実施例は、発熱体2の表面が絶縁されている場合により有効なものとなる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、本発明の電気採暖具によれば、保温物が置かれた状態で使用されても、断熱材の金属シートが、保温物を置かれた部分の断熱材の裏面から床面への熱伝導を均一分散させるために、別の断熱材を配置する必要がなく、また、床暖房用のフローリングを使用する必要がなく、低コストな家づくりが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における電気採暖具の断面図
【図2】本発明の実施例2における電気採暖具の断面図
【符号の説明】
1 表面材
2 発熱体
3 断熱材
4 金属シート
5 上面不織布
6 下面不織布
Claims (2)
- 上から順に表面材と発熱体と断熱材とを備え、前記断熱材は、金属シートと、その上面側に配設した上面不織布と、下面側に配設した下面不織布とを有する電気採暖具。
- 上から順に表面材と発熱体と断熱材とを備え、前記断熱材は金属シートと、その下面側に配設した下面不織布とを有する電気採暖具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003141720A JP2004348994A (ja) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | 電気採暖具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003141720A JP2004348994A (ja) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | 電気採暖具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004348994A true JP2004348994A (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=33530003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003141720A Pending JP2004348994A (ja) | 2003-05-20 | 2003-05-20 | 電気採暖具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004348994A (ja) |
-
2003
- 2003-05-20 JP JP2003141720A patent/JP2004348994A/ja active Pending
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