JP2004347278A - 多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の焼却コンロを改良した多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置を提供する。
【解決手段】石炭や薪などを燃焼させる小型式の焼却炉で室内を保温する暖炉であって、前記焼却炉を多段式の焼却コンロとなるように形成し該焼却コンロ内に主として廃棄用の紙類を投入しかつ燃焼させて室内を暖房する多段式焼却コンロによる紙類焼却方法であり、またコンクリート素材を台形状に一体形成した単板4枚を設けかつ該単板の左右側面板に多段式の柵を設け更に前記4枚の単板の上方部を広く下方部を狭くなるように組み立てかつ下方部に底板を取り付けて上下部を2枚の締帯板にて締め付けてなる多段式焼却コンロによる紙類焼却装置の提供。
【選択図】 図1
【解決手段】石炭や薪などを燃焼させる小型式の焼却炉で室内を保温する暖炉であって、前記焼却炉を多段式の焼却コンロとなるように形成し該焼却コンロ内に主として廃棄用の紙類を投入しかつ燃焼させて室内を暖房する多段式焼却コンロによる紙類焼却方法であり、またコンクリート素材を台形状に一体形成した単板4枚を設けかつ該単板の左右側面板に多段式の柵を設け更に前記4枚の単板の上方部を広く下方部を狭くなるように組み立てかつ下方部に底板を取り付けて上下部を2枚の締帯板にて締め付けてなる多段式焼却コンロによる紙類焼却装置の提供。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は焼却コンロに関するが、詳しくは多段式の焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の屋内小型焼却炉においては、古くは囲炉裏・火鉢・かまど・七輪・鋳物ストーブ・暖炉(ペーチカ)などを利用して紙類の焼却が行われていた。そして、最近では専らガスや石油が運送費も使用料も安いとあって薪や炭を利用しなくなってきた。その結果、紙類の廃棄処理手段としてはシュレッダーなどにより裁断して処分しているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の屋内小型焼却炉にあっては都市周辺、特にたき火をする庭もない住居面積の小さい集合住宅では囲炉裏・火鉢・竈・鋳物ストーブ・暖炉等を設置する場所が非常に少なく、電気製品やガス製品ばかりが多くなり居住環境はますます密集化され高層化されている。一方、屋内で紙類の古書籍等を焼却する新しい手段も方法もないばかりか、薪や炭を使う容具も少なくなっている。更に、調理用のガス台や暖房用の石油ストーブでは紙など燃やすことはできず。家庭におけるポストの宣伝物、新聞折り込みチラシ、名入りの郵便物及び通信情報紙誌類は毎日大量に配られその処分に苦慮しているのが現状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の如き問題を解決するために改良したものであって、石炭や薪などを燃焼させる小型式の焼却炉で室内を保温する暖炉であって、前記焼却炉を多段式の焼却コンロとなるように形成し、該焼却コンロ内に主として廃棄用の紙類を投入しかつ燃焼させて室内を暖房することを特徴とする多段式焼却コンロによる紙類焼却方法の提供にあり、また前記紙類焼却方法において焼却コンロの成型素材に耐熱性のコンクリート材を用いてなる多段式焼却コンロによる紙類焼却方法の提供にあり、また前記耐熱性コンクリート製の焼却コンロを室内の暖炉に配設しかつ焼却コンロから立ち込める火熱を利用して焼物やお湯を沸すようにした多段式焼却コンロによる紙類焼却方法の提供にある。
【0005】
更に本発明は、耐熱性コンクリート素材を台形状に一体形成した単板4枚を設けかつ該単板の左右側面板に多段式の柵を設け、更に前記4枚の単板の上方部を広く下方部を狭くなるように組み立てかつ下方部に底板を取り付けて上下部を2枚の締帯板にて締め付けてなることを特徴とする多段式焼却コンロによる紙類焼却装置の提供にあり、また前記紙類焼却装置において左右両側面板の開口部に紙類を投入して燃焼させる紙類投入窓を設け該紙類投入窓に開封蓋を設けてなる多段式焼却コンロによる紙類焼却装置の提供にあり、また前記紙類焼却装置において左右両面板の内側壁面にU字状に形成してなる鉄骨材を介して多孔と爪とを有する薄鉄板状の補強板を埋設しかつ背面板の内側壁面に該壁面を補強する鉄線を埋設してなる多段式焼却コンロによる紙類焼却装置の提供にある。
【0006】
更に本発明は前記紙類焼却装置において下段部に設けた開封蓋を取りはずして灰取出口から集積された灰を取り出す多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置の提供にあり、また前記紙類焼却装置からなる多段式の焼却コンロを室内の暖炉上に配設しかつ上方部に排気ダクトを配設して使用する多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置の提供にあり、また前記紙類焼却コンロ上に鉄板若しくは金網を載置し該装置上で焼物又はお湯を沸すのに利用する多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置の提供にある。
【0007】
このように本発明は、一般紙類を焼却処分するばかりではなく焼却炉の上部に太めの針金の長目網を左右に渡し、常時ヤカンか鍋等を載せておいて物置場の狭い棚代用の鍋置き場を一つ設けると同時に紙類を焼却し易いように紙類を3カ所の投入口12から入れて燃焼し火力を多く得易くしてある。また、上部より2段目の棚に火皿網を載せることによって、炭火を使用したり中段の棚に火皿網を載せると薪もくべられ、更に少し台所や土間の広い住宅ならば火鉢・七輪・竈・焚き火をするにも使用することが可能となる。
【0008】
かかる観点から、本発明には耐熱性のコンクリート板を用いしかも厚めで底深くするとともに、左右の側面板には鉄線・金網・多孔で爪のある金属板も埋め込み、更に小火皿の網載棚が数段形成されている。また、紙類は大きな灰が出易いので灰を取り出しやすいように、底いっぱいの金属製の灰取出口が設けられている。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態は、石炭や薪などを燃焼させる小型式の焼却炉で室内を保温する暖炉であって、前記焼却炉を多段式の焼却コンロとなるように形成し該焼却コンロ内に主として廃棄用の紙類を投入しかつ燃焼させて室内を暖房することを特徴とする多段式焼却コンロによる紙類焼却方法であり、また前記紙類焼却方法において焼却コンロの成型素材に耐熱性のコンクリート材を用いてなる多段式焼却コンロによる紙類焼却方法であり、また前記耐熱性コンクリート製の焼却コンロを室内の暖炉に配設しかつ焼却コンロから立ち込める火熱を利用して焼物やお湯を沸すようにした多段式焼却コンロによる紙類焼却方法である。
【0010】
また本発明の実施形態は、耐熱性コンクリート素材を台形状に一体形成した単板4枚を設けかつ該単板の左右側面板に多段式の柵を設け、更に前記4枚の単板の上方部を広く下方部を狭くなるように組み立てかつ下方部に底板を取り付けて上下部を2枚の締帯板にて締め付けてなることを特徴とする多段式焼却コンロによる紙類焼却装置であり、また前記紙類焼却装置において左右両側面板の開口部に紙類を投入して燃焼させる紙類投入窓を設け該紙類投入窓に開封蓋を設けてなる多段式焼却コンロによる紙類焼却装置であり、また前記紙類焼却装置において左右両面板の内側壁面にU字状に形成してなる鉄骨材を介して多孔と爪とを有する薄鉄板状の補強板を埋設しかつ背面板の内側壁面に該壁面を補強する鉄線を埋設してなる多段式焼却コンロによる紙類焼却装置である。
【0011】
また本発明の実施形態は、紙類焼却装置において下段部に設けた開封蓋を取りはずして灰取出口から集積された灰を取り出す多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置にあり、また前記紙類焼却装置からなる多段式の焼却コンロを室内の暖炉上に配設しかつ上方部に排気ダクトを配設して使用する多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置であり、また前記紙類焼却コンロ上に鉄板若しくは金網を載置し、該装置上で焼物又はお湯を沸すのに利用する多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置にある。
【0012】
【実施例】
以下、図面に従って本発明の多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置の実施例について説明する。
【0013】
図1から図3は、本発明の多段式焼却コンロによる紙類焼却装置を示したものであり、図1はその全体組立図で図1と図2はそのA−A断面図とB−B断面図である。図中1は正面板、2と9は12は紙類投入窓、3は背面板、4は底面板、5は灰取出口、6は灰集積部、7は右側面板、8と11多段式柵、10は左側面板、13は開封蓋、14はボルト、15と16は締帯板、17は保持金具、18は鉄線、19は補強板、Aは紙類、Bは灰である。
【0014】
本図でも明らかのように、本発明装置は片側を広く片側を狭くした台形状に形成してなる4枚の単板を設け、この単板の広い方を上に狭い方を下になるように組み立てられている。そして、正面板1の上下2ケ所に開口部が形成されており、上部が紙類投入窓2であり下部は灰集積部6でかつ灰取出口5である。この紙類投入窓2と灰取出口5には開封蓋13が付設されている。すなわち、紙類投入窓2は紙類Aを投入し燃焼させたならば開封蓋13で開口部とじる。一方、灰取出口5は紙類Aが燃焼した後に落下集積された灰Bを開封蓋13を取りはずしてかき出せるように構成されている。また、7は右側面板であり本発明の特徴である多段式柵8が付設されている。この多段式柵8には、紙類投入窓9が形成されている。一方、右側面板10にも紙類投入窓口12が形成されている。この左右側面板7、10の紙類投入窓9、12から紙類Aを投入して燃焼できるように構成されている。また、背面板3は左右側面板7、10を固定し保持金具17、17をボルト14、14で締結して所望個所に固定できるように構成されている。
また、底面板4は4枚の単板である正面板1と左右側面板7、10と背面板3との狭い下側を固定するように構成されている。なお、締帯板15、16は正面板1、背面板3、左右側面板7、10を締結するために設けられている。
【0015】
図4と図5は本発明装置の組立分解図とその一部拡大切削図を示したものである。まず分解図であるが、各4枚の単板1、3、10と多段式柵8、11には耐熱性のコンクリート素材が使用されている。また、多段式柵8には図5に示すようにU字形の鉄骨材20及び多孔と爪とを備えた薄金属板から成型されている補強板19が埋設されている。次に組立分解方法であるが、底面板4に各ボルト14を介して正面板1と背面板3とを締着し、ついで正面板1と背面板3に多段式柵8と11とが付設されている左右側面積板7、10を各ボルト14にて締着する。このようにして組み立てると、図1に示すような多段式焼却コンロによる紙類焼却装置が完成する。
【0016】
図6と図7は、本発明装置の使用方法と利用方法とを示したものである。まず、本発明装置を多段式焼却コンロWとして使用する場合であるが、従来の室内に有する暖炉Sの上に多段式焼却コンロWを装置し、紙類を燃料として燃焼させて室内を保温する。その際、煙などを外部に排出するため上方部に換気ダクトTを取り付ける必要がある。なお、Pは紙類入箱、Rは椅子、Yはカーペット、Xは座布団である。次の図7に示す本発明装置の利用方法であるが、多段式焼却コンロWの上に鉄板や金網などを置いて焼物やヤカンなどでお湯を沸すことができる。すなわち、本発明装置による多段式焼却コンロWを使用することによって、多目的に有効利用することが可能となる。
【0017】
更に具体的な実施例について説明すれば、例えば木製の型枠を用いて形成する場合であるが、薄い平面の板を本体の目標とする大きさより2割ばかり外周の大きい台形に切り取り4枚を並べるとともに、その各薄板上の全面に油を塗る又は蝋の効いた紙(牛乳パック裏紙を表にして使用など)を貼り付けてから、型枠の上下部分の角材と左右部分の角材を本体の大きさの目標の外周に合致する寸法に、型枠の内径を合わせてから長手方向を2割ばかり長くして切り仮に載せる。更に、寸法が2mm以上の狂いがない場合には、各角材にも油を塗るか蝋紙を貼って正面板背面板に係止する長手方向の両側に左右側面板の両端が組み込まれるように、正面板の厚みの2分の1と背面板の厚みの2分の1とに長さは型枠長手方向の内径に角材を切りて油を塗るか、若しくは蝋紙を貼って型枠の長手方向表面水平に軽く釘打ちして取り付ける。更に、本体は鉢状に形成するので型枠の上部と下部及び各窓の上面と下面には少しの傾斜が要求されるのでその部分を削る。
また、各棚の傾斜と底面板の4側面の各窓の蓋となる物もこの傾斜と同一の角度で付けておく必要がある。この傾斜を付けることによって、型枠全体に外側へ上部が長くなったり幅広くなるのも注意して型枠全体を組み合わせて釘打ちしたりボルト穴を開けたり、また各ボルト孔用のプラグを孔に突き刺したりしておいて小さい鎹で各型枠の4方を留める。また底板も木ネジをもって留め、各窓の型板もその位置をしっかり決めてモルタルの圧力で移動し易いので4カ所以上を留めて固定する。また、鎹を打つときに上下がずれたり内径が少し広がったりするので杉板やラワン材など割合い柔らかい木材を使用しないようにし、また予め錐で小さな仮孔を設けておいて打ち付けた方がずれが生じにくくなる。その際、あまり強く打ち込んでしまうと外枠を外すときコンクリート板も一緒に破損しかねないので適当に加減する必要がある。更に、左右側面板と背面板には正面板と違った重みがかかるので、型枠に細い鉄線と金網と爪付きの多孔金属などを施しコンクリート板の支持力を補強するためにモルタルを流し込む必要がある。その意味で側面板のボルトも挿脱自在にしないで埋め込み固定にした方が堅固さが保ちやすく、また底面板も背面板の下部の厚さにあわせてボルトを長めに取って埋め込み固定した方が、各板が欠けたり割れたりしにくい効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、石炭や薪などを燃焼させる小型式の焼却炉で室内を保温する暖炉であって、前記焼却炉を多段式の焼却コンロとなるように形成し該焼却コンロ内に主として廃棄用の紙類を投入しかつ燃焼させて室内を暖房することを特徴とする多段式焼却コンロによる紙類焼却方法であり、また前記紙類焼却方法において焼却コンロの成型素材に耐熱性のコンクリート材を用いてなる多段式焼却コンロによる紙類焼却方法であり、また前記耐熱性コンクリート製の焼却コンロを室内の暖炉に配設しかつ焼却コンロから立ち込める火熱を利用して焼物やお湯を沸すようにした多段式焼却コンロによる紙類焼却方法である。
【0019】
また本発明は、耐熱性コンクリート素材を台形状に一体形成した単板4枚を設けかつ該単板の左右側面板に多段式の柵を設け更に前記4枚の単板の上方部を広く下方部を狭くなるように組み立てかつ下方部に底板を取り付けて上下部を2枚の締帯板にて締め付けてなることを特徴とする多段式焼却コンロによる紙類焼却装置であり、また前記紙類焼却装置において左右両側面板の開口部に紙類を投入して燃焼させる紙類投入窓を設け該紙類投入窓に開封蓋を設けてなる多段式焼却コンロによる紙類焼却装置であり、また前記紙類焼却装置において左右両面板の内側壁面にU字状に形成してなる鉄骨材を介して多孔と爪とを有する薄鉄板状の補強板を埋設しかつ背面板の内側壁面に該壁面を補強する鉄線を埋設してなる多段式焼却コンロによる紙類焼却装置。
【0020】
更に本発明は、紙類焼却装置において下段部に設けた開封蓋を取りはずして灰取出口から集積された灰を取り出す多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置であり、また前記紙類焼却装置からなる多段式の焼却コンロを室内の暖炉上に配設しかつ上方部に排気ダクトを配設して使用する多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置であり、また前記紙類焼却コンロ上に鉄板若しくは金網を載置し該装置上で焼物又はお湯を沸すのに利用する多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置であるから、次のような多くの効果を有する。
ア、本発明装置からなる多段式の焼却コンロによれば、従来の単なる機能しか有しないコンロよりも多くの機能を持たせた多目的効果を有する焼却コンロを提
供することができる。
イ、今日の省エネ時代を迎えた我が国において、本発明装置による多段式焼却コンロを使用することによって、古新聞や古雑誌などの廃棄処分される紙類を再
利用するのには最適な処理方法といえる。
以上のような主要な効果以外にも、次のような個別・具体的な効果がある。
ア、金属製を焼鈍した細針金や金網に係止する多孔で爪のある薄い金属板の折れ曲がった金具及び突抜けのボルトをコンリート板中央に埋設することにより、本体全体の上からの支持力や横からの張力が補強される。そのことによって、
組立状体で強く、また載せる物の重力にも強くなる。
イ、また、各棚の突起部分も強化されるとともにコンクリートが部分的に欠落し
たり破損した場合にも、補修しやすいので長年使用できる。
ウ、また、台所のガス台近くに常時置いて使用するのが目的なので、小型の料理時に邪魔にならない大きさのものが良いが耐熱性セメント及び骨材が重いので本体の高さ35cmのものでも、10kgをオーバーしてしまい高さ40cmの物で45kgとなる。そこで、この重量を利用するために本体背面に備品留
め金が取り付けることで補強が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を示した全体組立図。
【図2】図1に示したA−A断面図。
【図3】図1に示したB−B断面図。
【図4】図1に示した本発明装置の分解図。
【図5】本発明装置の要部を示した一部拡大切削図。
【図6】本発明装置の使用方法を示した説明図。
【図7】本発明装置の利用方法を示した説明図。
【符号の説明】
1 正面板 2、9 紙類投入窓
3 背面板 4 底面板
5 灰取出口 6 灰集積部
7 右側面板 8、11 多段式棚
10 左側面板 13 開封蓋
14 ボルト 15、16 締帯板
17 保持金具 18 鉄線
19 補強板 20 鉄骨材
A 紙類 B 灰
W 多段式焼却コンロ S 暖炉
P 紙類入箱 T 排気ダクト
R 椅子 Y カーペット
X 座布団
【発明の属する技術分野】
本発明は焼却コンロに関するが、詳しくは多段式の焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の屋内小型焼却炉においては、古くは囲炉裏・火鉢・かまど・七輪・鋳物ストーブ・暖炉(ペーチカ)などを利用して紙類の焼却が行われていた。そして、最近では専らガスや石油が運送費も使用料も安いとあって薪や炭を利用しなくなってきた。その結果、紙類の廃棄処理手段としてはシュレッダーなどにより裁断して処分しているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の屋内小型焼却炉にあっては都市周辺、特にたき火をする庭もない住居面積の小さい集合住宅では囲炉裏・火鉢・竈・鋳物ストーブ・暖炉等を設置する場所が非常に少なく、電気製品やガス製品ばかりが多くなり居住環境はますます密集化され高層化されている。一方、屋内で紙類の古書籍等を焼却する新しい手段も方法もないばかりか、薪や炭を使う容具も少なくなっている。更に、調理用のガス台や暖房用の石油ストーブでは紙など燃やすことはできず。家庭におけるポストの宣伝物、新聞折り込みチラシ、名入りの郵便物及び通信情報紙誌類は毎日大量に配られその処分に苦慮しているのが現状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の如き問題を解決するために改良したものであって、石炭や薪などを燃焼させる小型式の焼却炉で室内を保温する暖炉であって、前記焼却炉を多段式の焼却コンロとなるように形成し、該焼却コンロ内に主として廃棄用の紙類を投入しかつ燃焼させて室内を暖房することを特徴とする多段式焼却コンロによる紙類焼却方法の提供にあり、また前記紙類焼却方法において焼却コンロの成型素材に耐熱性のコンクリート材を用いてなる多段式焼却コンロによる紙類焼却方法の提供にあり、また前記耐熱性コンクリート製の焼却コンロを室内の暖炉に配設しかつ焼却コンロから立ち込める火熱を利用して焼物やお湯を沸すようにした多段式焼却コンロによる紙類焼却方法の提供にある。
【0005】
更に本発明は、耐熱性コンクリート素材を台形状に一体形成した単板4枚を設けかつ該単板の左右側面板に多段式の柵を設け、更に前記4枚の単板の上方部を広く下方部を狭くなるように組み立てかつ下方部に底板を取り付けて上下部を2枚の締帯板にて締め付けてなることを特徴とする多段式焼却コンロによる紙類焼却装置の提供にあり、また前記紙類焼却装置において左右両側面板の開口部に紙類を投入して燃焼させる紙類投入窓を設け該紙類投入窓に開封蓋を設けてなる多段式焼却コンロによる紙類焼却装置の提供にあり、また前記紙類焼却装置において左右両面板の内側壁面にU字状に形成してなる鉄骨材を介して多孔と爪とを有する薄鉄板状の補強板を埋設しかつ背面板の内側壁面に該壁面を補強する鉄線を埋設してなる多段式焼却コンロによる紙類焼却装置の提供にある。
【0006】
更に本発明は前記紙類焼却装置において下段部に設けた開封蓋を取りはずして灰取出口から集積された灰を取り出す多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置の提供にあり、また前記紙類焼却装置からなる多段式の焼却コンロを室内の暖炉上に配設しかつ上方部に排気ダクトを配設して使用する多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置の提供にあり、また前記紙類焼却コンロ上に鉄板若しくは金網を載置し該装置上で焼物又はお湯を沸すのに利用する多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置の提供にある。
【0007】
このように本発明は、一般紙類を焼却処分するばかりではなく焼却炉の上部に太めの針金の長目網を左右に渡し、常時ヤカンか鍋等を載せておいて物置場の狭い棚代用の鍋置き場を一つ設けると同時に紙類を焼却し易いように紙類を3カ所の投入口12から入れて燃焼し火力を多く得易くしてある。また、上部より2段目の棚に火皿網を載せることによって、炭火を使用したり中段の棚に火皿網を載せると薪もくべられ、更に少し台所や土間の広い住宅ならば火鉢・七輪・竈・焚き火をするにも使用することが可能となる。
【0008】
かかる観点から、本発明には耐熱性のコンクリート板を用いしかも厚めで底深くするとともに、左右の側面板には鉄線・金網・多孔で爪のある金属板も埋め込み、更に小火皿の網載棚が数段形成されている。また、紙類は大きな灰が出易いので灰を取り出しやすいように、底いっぱいの金属製の灰取出口が設けられている。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態は、石炭や薪などを燃焼させる小型式の焼却炉で室内を保温する暖炉であって、前記焼却炉を多段式の焼却コンロとなるように形成し該焼却コンロ内に主として廃棄用の紙類を投入しかつ燃焼させて室内を暖房することを特徴とする多段式焼却コンロによる紙類焼却方法であり、また前記紙類焼却方法において焼却コンロの成型素材に耐熱性のコンクリート材を用いてなる多段式焼却コンロによる紙類焼却方法であり、また前記耐熱性コンクリート製の焼却コンロを室内の暖炉に配設しかつ焼却コンロから立ち込める火熱を利用して焼物やお湯を沸すようにした多段式焼却コンロによる紙類焼却方法である。
【0010】
また本発明の実施形態は、耐熱性コンクリート素材を台形状に一体形成した単板4枚を設けかつ該単板の左右側面板に多段式の柵を設け、更に前記4枚の単板の上方部を広く下方部を狭くなるように組み立てかつ下方部に底板を取り付けて上下部を2枚の締帯板にて締め付けてなることを特徴とする多段式焼却コンロによる紙類焼却装置であり、また前記紙類焼却装置において左右両側面板の開口部に紙類を投入して燃焼させる紙類投入窓を設け該紙類投入窓に開封蓋を設けてなる多段式焼却コンロによる紙類焼却装置であり、また前記紙類焼却装置において左右両面板の内側壁面にU字状に形成してなる鉄骨材を介して多孔と爪とを有する薄鉄板状の補強板を埋設しかつ背面板の内側壁面に該壁面を補強する鉄線を埋設してなる多段式焼却コンロによる紙類焼却装置である。
【0011】
また本発明の実施形態は、紙類焼却装置において下段部に設けた開封蓋を取りはずして灰取出口から集積された灰を取り出す多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置にあり、また前記紙類焼却装置からなる多段式の焼却コンロを室内の暖炉上に配設しかつ上方部に排気ダクトを配設して使用する多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置であり、また前記紙類焼却コンロ上に鉄板若しくは金網を載置し、該装置上で焼物又はお湯を沸すのに利用する多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置にある。
【0012】
【実施例】
以下、図面に従って本発明の多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置の実施例について説明する。
【0013】
図1から図3は、本発明の多段式焼却コンロによる紙類焼却装置を示したものであり、図1はその全体組立図で図1と図2はそのA−A断面図とB−B断面図である。図中1は正面板、2と9は12は紙類投入窓、3は背面板、4は底面板、5は灰取出口、6は灰集積部、7は右側面板、8と11多段式柵、10は左側面板、13は開封蓋、14はボルト、15と16は締帯板、17は保持金具、18は鉄線、19は補強板、Aは紙類、Bは灰である。
【0014】
本図でも明らかのように、本発明装置は片側を広く片側を狭くした台形状に形成してなる4枚の単板を設け、この単板の広い方を上に狭い方を下になるように組み立てられている。そして、正面板1の上下2ケ所に開口部が形成されており、上部が紙類投入窓2であり下部は灰集積部6でかつ灰取出口5である。この紙類投入窓2と灰取出口5には開封蓋13が付設されている。すなわち、紙類投入窓2は紙類Aを投入し燃焼させたならば開封蓋13で開口部とじる。一方、灰取出口5は紙類Aが燃焼した後に落下集積された灰Bを開封蓋13を取りはずしてかき出せるように構成されている。また、7は右側面板であり本発明の特徴である多段式柵8が付設されている。この多段式柵8には、紙類投入窓9が形成されている。一方、右側面板10にも紙類投入窓口12が形成されている。この左右側面板7、10の紙類投入窓9、12から紙類Aを投入して燃焼できるように構成されている。また、背面板3は左右側面板7、10を固定し保持金具17、17をボルト14、14で締結して所望個所に固定できるように構成されている。
また、底面板4は4枚の単板である正面板1と左右側面板7、10と背面板3との狭い下側を固定するように構成されている。なお、締帯板15、16は正面板1、背面板3、左右側面板7、10を締結するために設けられている。
【0015】
図4と図5は本発明装置の組立分解図とその一部拡大切削図を示したものである。まず分解図であるが、各4枚の単板1、3、10と多段式柵8、11には耐熱性のコンクリート素材が使用されている。また、多段式柵8には図5に示すようにU字形の鉄骨材20及び多孔と爪とを備えた薄金属板から成型されている補強板19が埋設されている。次に組立分解方法であるが、底面板4に各ボルト14を介して正面板1と背面板3とを締着し、ついで正面板1と背面板3に多段式柵8と11とが付設されている左右側面積板7、10を各ボルト14にて締着する。このようにして組み立てると、図1に示すような多段式焼却コンロによる紙類焼却装置が完成する。
【0016】
図6と図7は、本発明装置の使用方法と利用方法とを示したものである。まず、本発明装置を多段式焼却コンロWとして使用する場合であるが、従来の室内に有する暖炉Sの上に多段式焼却コンロWを装置し、紙類を燃料として燃焼させて室内を保温する。その際、煙などを外部に排出するため上方部に換気ダクトTを取り付ける必要がある。なお、Pは紙類入箱、Rは椅子、Yはカーペット、Xは座布団である。次の図7に示す本発明装置の利用方法であるが、多段式焼却コンロWの上に鉄板や金網などを置いて焼物やヤカンなどでお湯を沸すことができる。すなわち、本発明装置による多段式焼却コンロWを使用することによって、多目的に有効利用することが可能となる。
【0017】
更に具体的な実施例について説明すれば、例えば木製の型枠を用いて形成する場合であるが、薄い平面の板を本体の目標とする大きさより2割ばかり外周の大きい台形に切り取り4枚を並べるとともに、その各薄板上の全面に油を塗る又は蝋の効いた紙(牛乳パック裏紙を表にして使用など)を貼り付けてから、型枠の上下部分の角材と左右部分の角材を本体の大きさの目標の外周に合致する寸法に、型枠の内径を合わせてから長手方向を2割ばかり長くして切り仮に載せる。更に、寸法が2mm以上の狂いがない場合には、各角材にも油を塗るか蝋紙を貼って正面板背面板に係止する長手方向の両側に左右側面板の両端が組み込まれるように、正面板の厚みの2分の1と背面板の厚みの2分の1とに長さは型枠長手方向の内径に角材を切りて油を塗るか、若しくは蝋紙を貼って型枠の長手方向表面水平に軽く釘打ちして取り付ける。更に、本体は鉢状に形成するので型枠の上部と下部及び各窓の上面と下面には少しの傾斜が要求されるのでその部分を削る。
また、各棚の傾斜と底面板の4側面の各窓の蓋となる物もこの傾斜と同一の角度で付けておく必要がある。この傾斜を付けることによって、型枠全体に外側へ上部が長くなったり幅広くなるのも注意して型枠全体を組み合わせて釘打ちしたりボルト穴を開けたり、また各ボルト孔用のプラグを孔に突き刺したりしておいて小さい鎹で各型枠の4方を留める。また底板も木ネジをもって留め、各窓の型板もその位置をしっかり決めてモルタルの圧力で移動し易いので4カ所以上を留めて固定する。また、鎹を打つときに上下がずれたり内径が少し広がったりするので杉板やラワン材など割合い柔らかい木材を使用しないようにし、また予め錐で小さな仮孔を設けておいて打ち付けた方がずれが生じにくくなる。その際、あまり強く打ち込んでしまうと外枠を外すときコンクリート板も一緒に破損しかねないので適当に加減する必要がある。更に、左右側面板と背面板には正面板と違った重みがかかるので、型枠に細い鉄線と金網と爪付きの多孔金属などを施しコンクリート板の支持力を補強するためにモルタルを流し込む必要がある。その意味で側面板のボルトも挿脱自在にしないで埋め込み固定にした方が堅固さが保ちやすく、また底面板も背面板の下部の厚さにあわせてボルトを長めに取って埋め込み固定した方が、各板が欠けたり割れたりしにくい効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、石炭や薪などを燃焼させる小型式の焼却炉で室内を保温する暖炉であって、前記焼却炉を多段式の焼却コンロとなるように形成し該焼却コンロ内に主として廃棄用の紙類を投入しかつ燃焼させて室内を暖房することを特徴とする多段式焼却コンロによる紙類焼却方法であり、また前記紙類焼却方法において焼却コンロの成型素材に耐熱性のコンクリート材を用いてなる多段式焼却コンロによる紙類焼却方法であり、また前記耐熱性コンクリート製の焼却コンロを室内の暖炉に配設しかつ焼却コンロから立ち込める火熱を利用して焼物やお湯を沸すようにした多段式焼却コンロによる紙類焼却方法である。
【0019】
また本発明は、耐熱性コンクリート素材を台形状に一体形成した単板4枚を設けかつ該単板の左右側面板に多段式の柵を設け更に前記4枚の単板の上方部を広く下方部を狭くなるように組み立てかつ下方部に底板を取り付けて上下部を2枚の締帯板にて締め付けてなることを特徴とする多段式焼却コンロによる紙類焼却装置であり、また前記紙類焼却装置において左右両側面板の開口部に紙類を投入して燃焼させる紙類投入窓を設け該紙類投入窓に開封蓋を設けてなる多段式焼却コンロによる紙類焼却装置であり、また前記紙類焼却装置において左右両面板の内側壁面にU字状に形成してなる鉄骨材を介して多孔と爪とを有する薄鉄板状の補強板を埋設しかつ背面板の内側壁面に該壁面を補強する鉄線を埋設してなる多段式焼却コンロによる紙類焼却装置。
【0020】
更に本発明は、紙類焼却装置において下段部に設けた開封蓋を取りはずして灰取出口から集積された灰を取り出す多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置であり、また前記紙類焼却装置からなる多段式の焼却コンロを室内の暖炉上に配設しかつ上方部に排気ダクトを配設して使用する多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置であり、また前記紙類焼却コンロ上に鉄板若しくは金網を載置し該装置上で焼物又はお湯を沸すのに利用する多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置であるから、次のような多くの効果を有する。
ア、本発明装置からなる多段式の焼却コンロによれば、従来の単なる機能しか有しないコンロよりも多くの機能を持たせた多目的効果を有する焼却コンロを提
供することができる。
イ、今日の省エネ時代を迎えた我が国において、本発明装置による多段式焼却コンロを使用することによって、古新聞や古雑誌などの廃棄処分される紙類を再
利用するのには最適な処理方法といえる。
以上のような主要な効果以外にも、次のような個別・具体的な効果がある。
ア、金属製を焼鈍した細針金や金網に係止する多孔で爪のある薄い金属板の折れ曲がった金具及び突抜けのボルトをコンリート板中央に埋設することにより、本体全体の上からの支持力や横からの張力が補強される。そのことによって、
組立状体で強く、また載せる物の重力にも強くなる。
イ、また、各棚の突起部分も強化されるとともにコンクリートが部分的に欠落し
たり破損した場合にも、補修しやすいので長年使用できる。
ウ、また、台所のガス台近くに常時置いて使用するのが目的なので、小型の料理時に邪魔にならない大きさのものが良いが耐熱性セメント及び骨材が重いので本体の高さ35cmのものでも、10kgをオーバーしてしまい高さ40cmの物で45kgとなる。そこで、この重量を利用するために本体背面に備品留
め金が取り付けることで補強が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を示した全体組立図。
【図2】図1に示したA−A断面図。
【図3】図1に示したB−B断面図。
【図4】図1に示した本発明装置の分解図。
【図5】本発明装置の要部を示した一部拡大切削図。
【図6】本発明装置の使用方法を示した説明図。
【図7】本発明装置の利用方法を示した説明図。
【符号の説明】
1 正面板 2、9 紙類投入窓
3 背面板 4 底面板
5 灰取出口 6 灰集積部
7 右側面板 8、11 多段式棚
10 左側面板 13 開封蓋
14 ボルト 15、16 締帯板
17 保持金具 18 鉄線
19 補強板 20 鉄骨材
A 紙類 B 灰
W 多段式焼却コンロ S 暖炉
P 紙類入箱 T 排気ダクト
R 椅子 Y カーペット
X 座布団
Claims (9)
- 石炭や薪などを燃焼させる小型式の焼却炉で室内を保温する暖炉であって、前記焼却炉を多段式の焼却コンロとなるように形成し、該焼却コンロ内に主として廃棄用の紙類を投入しかつ燃焼させて室内を暖房することを特徴とする多段式焼却コンロによる紙類焼却方法。
- 前項の紙類焼却方法において、焼却コンロの成型素材に耐熱性のコンクリート材を用いてなる請求項1記載の多段式焼却コンロによる紙類焼却方法。
- 請求項2記載の耐熱性コンクリート製の焼却コンロを室内の暖炉に配設し、かつ焼却コンロから立ち込める火熱を利用して焼物やお湯を沸すようにした請求項1記載の多段式焼却コンロによる紙類焼却方法。
- 耐熱性コンクリート素材を台形状に一体形成した単板4枚を設けかつ該単板の左右側面板に多段式の柵を設け、更に前記4枚の単板の上方部を広く下方部を狭くなるように組み立てかつ下方部に底板を取り付けて上下部を2枚の締帯板にて締め付けてなることを特徴とする多段式焼却コンロによる紙類焼却装置。
- 請求項4記載の紙類焼却装置において、左右両側面板の開口部に紙類を投入して燃焼させる紙類投入窓を設け、該紙類投入窓に開封蓋を設けてなる請求項4記載の多段式焼却コンロによる紙類焼却装置。
- 請求項4記載の紙類焼却装置において、左右両面板の内側壁面にU字状に形成してなる鉄骨材を介して多孔と爪とを有する薄鉄板状の補強板を埋設し、かつ背面板の内側壁面に該壁面を補強する鉄線を埋設してなる請求項4及び5記載の多段式焼却コンロによる紙類焼却装置。
- 請求項4記載の紙類焼却装置において、下段部に設けた開封蓋を取りはずして灰取出口から集積された灰を取り出す請求項1及び4記載の多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置。
- 請求項4記載の紙類焼却装置からなる多段式の焼却コンロを室内の暖炉上に配設し、かつ上方部に排気ダクトを配設して使用する請求項1及び4記載の多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置。
- 請求項8記載の紙類焼却コンロ上に鉄板若しくは金網を載置し、該装置上で焼物又はお湯を沸すのに利用する請求項1及び7と8記載の多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置。
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JP2003147148A JP2004347278A (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 多段式焼却コンロによる紙類焼却方法とその装置 |
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Cited By (2)
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JP2012237514A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-06 | Epia:Kk | 災害、又は緊急時の暖房兼調理用の火鉢 |
KR20160073583A (ko) * | 2014-12-17 | 2016-06-27 | 김성권 | 적층식 화로 |
-
2003
- 2003-05-26 JP JP2003147148A patent/JP2004347278A/ja active Pending
Cited By (3)
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KR20160073583A (ko) * | 2014-12-17 | 2016-06-27 | 김성권 | 적층식 화로 |
KR101666283B1 (ko) | 2014-12-17 | 2016-10-13 | 김성권 | 적층식 화로 |
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